JP2014026633A - 据え置き型スキャナ装置およびそれに使用される顧客用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗事情に応じて、支柱の左側面部もしくは右側面部に設置可能で、より簡易な構造の顧客用表示装置を備える据え置き型スキャナ装置を提供する。
【解決手段】載置台上に立設された支柱の側面部に取り付けられる顧客用表示装置を備えた据え置き型スキャナ装置は、顧客用表示装置を構成する正面ケースと背面ケースとの間に一端が固定されたアームの他端を支柱内に固定することによって、顧客用表示装置を支柱の左側面部又は右側面部に取り付け可能である。2つのアーム部から成るくの字型の棒状のアームは、一方のアーム部が正面ケースに固定され、他方のアーム部が背面ケースの開口部を介して背面ケースの外側に延びる。正面ケース、背面ケース、およびアームは、共通の部品から成る。
【選択図】図2A

Description

本発明は、据え置き型スキャナ装置に関し、特に、それに備えられる顧客用表示装置に関する。
POS(Point Of Sales)システムとして、店員の一人が、顧客が購入する商品の商品登録作業を行い、他の店員の一人が精算作業を行う、POSシステムが知られている。このようなPOSシステムは、商品登録作業に使用される据え置き型スキャナ装置と、精算作業を行うためのPOS端末装置とを備えている。
据え置き型スキャナ装置は、商品が入れられたカゴ等が置かれる載置台(サッカー台)上に設置される。据え置き型スキャナ装置は、商品販売情報の処理装置とも呼ばれる。据え置き型スキャナ装置は、載置台上に立設する支柱と、スキャナと、キーボードと、店員(オペレータ)用のタッチパネル付表示装置と、顧客用表示装置とを含む。
スキャナは、支柱に取り付けられ、商品に付けられたバーコードを読み取るためのものである。キーボードは、支柱に取り付けられ、バーコードが付けられていない商品の商品名や数字データを入力するためのものである。タッチパネル付表示装置は、キーボートと隣接して支柱に取り付けられ、バーコードが付けられていない商品の商品名を入力すると共に、入力したデータに基づく表示をオペレータ(店員)に対して行うためのものである。顧客用表示装置は、入力したデータに基づく表示を顧客に対して行うためのものである。顧客用表示装置は、カスタマディスプレイとも呼ばれる。このような顧客用表示装置は、店舗事情に応じて、据え置き型スキャナ装置の支柱の左側面部もしくは右側面部に備えられる。
顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)を備えた据え置き型スキャナ装置(商品販売情報の処理装置)は、従来から種々提案されている。
例えば、特開2000−149140号公報(特許文献1)は、店舗事情に応じて顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)の向きを設定できるように、支持構造にスイブル機構を有している、商品販売情報の処理装置を開示している。
特開2000−149140号公報
しかしながら、特許文献1に開示された商品販売情報の処理装置は、スイブル機構を有しているため、その分、コスト高となるという課題がある。
したがって、本発明の課題は、店舗事情に応じて、支柱の左側面部もしくは右側面部に設置可能で、より簡易な構造の顧客用表示装置を備える据え置き型スキャナ装置を提供することにある。
本発明による据え置き型スキャナ装置は、載置台上に立設する支柱と、この支柱に取り付けられたスキャナと、支柱の側面部に取り付けられる顧客用表示装置と、を含む据え置き型スキャナ装置であって、顧客用表示装置は、ディスプレイユニットを内蔵する正面ケースと、この正面ケースの背面側に設けられる背面ケースと、正面ケースと背面ケースとの間に一端が固定されたアームと、から構成され、アームの他端を前記支柱内に固定することによって、顧客用表示装置を支柱の左側面部又は右側面部に取り付け可能であり、アームは、2つのアーム部から成るくの字型の棒状であり、背面ケースは、開口部を有し、アームは、一方のアーム部が正面ケースに固定され、他方のアーム部が開口部を通して背面ケースの外側に延び、背面ケースは、左側面部に設置する場合と右側面部に設置する場合とで正面ケースへの取り付け方向が異なり、正面ケース、背面ケース、およびアームは、顧客用表示装置を支柱の左側面部又は右側面部に設置する場合でも、共通の部品から成ることを特徴とする。
本発明によれば、店舗事情に応じて、支柱の左側面部もしくは右側面部に設置可能で、より簡易な構造の顧客用表示装置を備える据え置き型スキャナ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る据え置き型スキャナ装置を、前方(正面;オペレータ側;店員側)から観た斜視図である。 図1Aに示した据え置き型スキャナ装置を、後方(背面;顧客側)から観た斜視図である。 図1Aに示す据え置き型スキャナ装置の正面から見て右側に設置する場合の顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)を示す分解斜視図である。 図1Aに示す据え置き型スキャナ装置の正面から見て左側に設置する場合の顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)を示す分解斜視図である。 図2Aおよび図2Bに示した顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)に使用されるアームの全体構成を示す斜視図である。 図3Aに示したアームの右側アーム部(第1のアーム部)の一部(端部)を拡大して示す図である。 図3Aに示したアームの左側アーム部(第2のアーム部)の一部(端部)を拡大して示す図である。 図1Aおよび図1Bに示す据え置き型スキャナ装置の主要部の右側面図である。 図4Aから塞ぎ板を取り外した状態を示す右側面図である。 塞ぎ板を正面側から観た斜視図である。 図5Aに示す塞ぎ板を背面側から観た斜視図である。
次に、発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1Aおよび図1Bを参照して、本発明の一実施形態に係る据え置き型スキャナ装置10について説明する。図1Aは据え置き型スキャナ装置10を、前方(正面;オペレータ側;店員側)から観た斜視図である。図1Bは、図1Aに示した据え置き型スキャナ装置10を、後方(背面;顧客側)から観た斜視図である。
ここでは、図1Aおよび図1Bに示されるように、直交座標系(X,Y,Z)を使用している。図1Aおよび図1Bに図示した状態では、直交座標系(X,Y,Z)において、X軸方向は前後方向(奥行方向)であり、Y軸方向は左右方向(幅方向)であり、Z軸方向は上下方向(高さ方向)である。
据え置き型スキャナ装置10は、商品が入れられたカゴ等が置かれるサッカー台(載置台)20に設置される。据え置き型スキャナ装置10は、店員(オペレータ)用のタッチパネル付表示装置11、顧客用表示装置12、スキャナ13、キーボード14、支柱15、及びフキン収容部16を有している。
図示の例では、据え置き型スキャナ装置10の正面(店員側)から見て左側の側面に、顧客用表示装置12を設置した場合を示している。顧客用表示装置12は、カスタマディスプレイとも呼ばれる。
スキャナ13は、支柱15に取り付けられ、商品に付けられたバーコードを読み取るためのものである。本実施形態のスキャナ13は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等のイメージャを用いるイメージャスキャナであるが、レーザ型スキャナであってもよい。
キーボード14は、支柱15に取り付けられ、バーコードが付けられていない商品の商品名や数字データを入力するためのものである。タッチパネル付表示装置11は、キーボート14と隣接して支柱15に取り付けられ、バーコードが付けられていない商品の商品名を入力すると共に、入力したデータに基づく表示をオペレータ(店員)に対して行うためのものである。タッチパネル付表示装置11とキーボード14との組合せは、総称して、入力表示パネル部17と呼ばれる。
フキン収容部16は、支柱15に対して着脱自在に取り付けられ、フキン(図示せず)を収容するためのものである。
顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12は、支柱15に対して後述するように着脱自在に取り付けられ、入力したデータに基づく表示を顧客に対して行うためのものである。このような顧客用表示装置12は、店舗事情に応じて、後述するように、据え置き型スキャナ装置10の支柱15の左側面部もしくは右側面部に備えられる。
次に、図2Aおよび図2Bを参照して、顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12について説明する。図2Aは、据え置き型スキャナ装置10の正面から見て右側に設置する場合の顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12を示す分解斜視図である。図2Bは、据え置き型スキャナ装置10の正面から見て左側に設置する場合の顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12を示す分解斜視図である。
図2Aに示される、据え置き型スキャナ装置10の支柱15の右側面部に設置される顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12は、右側設置用顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)と呼ばれる。図2Bに示される、据え置き型スキャナ装置10の支柱15の左側面部に設置される顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12は、左側設置用顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)と呼ばれる。
図示の顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12は、正面ケース122、背面ケース124、アーム126、及び取り付け板金128R、128Lから構成される。
正面ケース122には、ディスプレイユニット122a(図1B参照)が内蔵されており、このディスプレイユニット122aは、図示しないケーブルを介して据え置き型スキャナ装置10の制御部(図示せず)と接続される。
背面ケース124は、正面ケース122の背面側に設けられる。背面ケース124は、6箇所に係合爪124aを有し、正面ケース122の対応する係合孔122bに係合爪124aを挿入して係合して、正面ケース122に取り付ける。
アーム126は、正面ケース122と背面ケース124との間に設けられ、くの字型の棒状の金属性の部品から成る。すなわち、アーム126は、2本のアーム部126R、126Lから構成される。ここでは、アーム部126Rを第1のアーム部と呼び、アーム部126Lを第2のアーム部と呼ぶ。
図2Aおよび図2Bから明らかように、第1のアーム部126Rと第2のアーム部126Lとの間の夾角は、鈍角である。後述するように、第1のアーム部126Rおよび第2のアーム部126Lの一方を正面ケース122のネジ孔(図示せず)にネジ30で取り付け、第1のアーム部126Rおよび第2のアーム部126Lの他方を据え置き型スキャナ装置10の支柱15の左側面部又は右側面部に設けられた取り付け部(図示せず)にネジ(図示せず)で取り付けることによって、顧客用表示装置12を据え置き型スキャナ装置10の支柱15に固定する。
アーム126は、据え置き型スキャナ装置10の支柱15に固定された顧客用表示装置12に、小さな子供がぶら下がっても折れたり変形したりしない程度の十分な強度を有している。
取り付け板金128R、128Lの各々は、背面ケース124とアーム126との隙間を目隠しするための部品であり、正面ケース122のネジ孔122cにネジ(図示せず)で取り付けられる。
正面ケース122、背面ケース124、及びアーム126は、顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12を据え置き型スキャナ装置10の正面から見て右側に設置する場合でも、顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12を据え置き型スキャナ装置10の正面から見て左側に設置する場合でも、共通する部品であり、同じものを使用する。
これに対して、取り付け板金128R、128Lのみ、左側設置用と右側設置用とで別の部品となっている。図示の例では、取り付け板金128Rは右側設置用であり、取り付け板金128Lは左側設置用である。
右側設置用取り付け板金128Rは、当該右側設置用取り付け板金128Rをネジで正面ケース122のネジ孔122cに取り付けるための4つの貫通孔128Raを持つ。同様に、左側設置用取り付け板金128Lは、当該左側設置用取り付け板金128Lをネジで正面ケース122のネジ孔122cに取り付けるための4つの貫通孔128Laを持つ。
図2Aと図2Bに示すように、背面ケース124は、左側設置時と右側設置時とで正面ケース122への取り付け方向が異なる。
図3A、図3B、および図3Cを参照して、アーム126の構成について更に詳細に説明する。図3Aはアーム126の全体構成を示す斜視図である。
図3Aに示されるように、アーム126は、前述したように、くの字型の棒状の金属性の部品で、第1および第2のアーム部126R、126Lから構成され、第1および第2のアーム部126R、126Lの接合部分は溶接されている。ここでは、第1のアーム部126Rを右側アーム部とも呼び、第2のアーム部126Lを左側アーム部とも呼ぶ。第1のアーム部(右側アーム部)126Rおよび第2のアーム部(左側アーム部)126Lの各々は、断面がコの字形をしている。
図3Bは第1のアーム部(右側アーム部)126Rの一部(端部)を拡大して示す図であり、図3Cは第2のアーム部(左側アーム部)126Lの一部(端部)を拡大して示す図である。
図3Bに示されるように、右側アーム部126Rは、右側丸孔126Ra、右側長孔126Rb、および一対の右側ネジ孔126Rcを持つ。
同様に、図3Cに示されるように、左側アーム部126Lは、左側丸孔126La、左側長孔126Lb、および一対の左側ネジ孔126Lcを持つ。
図3Aに示されるように、アーム126の右側アーム部126Rには、ディスプレイユニット122aからのケーブル(図示せず)を固定する樹脂製のケーブルクランプ127が取り付けられている。また、アーム126の右側アーム部126Rおよび左側アーム部126Lの内壁面には、ケーブルを図3Aの右側(すなわち、左側アーム部126L)に通す場合にケーブルを保護するゴム製のクッション129が貼付されている。ディスプレイユニット122aからのケーブル(図示せず)は、ケーブルクランプ127を経由し、第1のアーム部(右側アーム部)126Rの内側、もしくは第2のアーム部(左側アーム部)126Lの内側を通った後、据え置き型スキャナ装置10の制御部(図示せず)と接続される。
次に、アーム126の取付け方法について説明する。
最初に、図2B、図3A〜図3Cを参照して、顧客用表示装置12を据え置き型スキャナ装置10の支柱15の左側面部に設置する場合(図1A参照)のアーム126の取付け方法について説明する。換言すれば、顧客用表示装置12として、図2Bに示した左側設置用顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)を使用する場合のアーム126の取付け方法について説明する。
この場合、図3Cに示す左側丸孔126Laと左側長孔126Lbの取付孔を通して、左側アーム部(第2のアーム部)126Lを正面ケース122へネジ30で取り付け、図3Bに示す一対の右側ネジ孔126Rcを使用して、右側アーム部(第1のアーム部)126Rを、据え置き型スキャナ装置10の支柱15の左側面部の取り付け部(図示せず)にネジ(図示せず)で取り付ける。これにより、左側設置用顧客用表示装置12を、据え置き型スキャナ装置10の支柱15の左側面部に固定することができる。
次に、図2A、図3A〜図3Cを参照して、顧客用表示装置12を据え置き型スキャナ装置10の支柱15の右側面部に設置する場合のアーム126の取付け方法について説明する。換言すれば、顧客用表示装置12として、図2Aに示した右側設置用顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)を使用する場合のアーム126の取付け方法について説明する。
この場合、図3Bに示す右側丸孔126Raと右側長孔126Rbの取付孔を通して、右側アーム部(第1のアーム部)126Rを正面ケース122へネジ30で取り付け、図3Cに示す一対の左側ネジ孔126Lcを使用して、左側アーム部(第2のアーム部)126Lを、据え置き型スキャナ装置10の支柱15の右側面部の取り付け部(図示せず)にネジ(図示せず)で取り付ける。これにより、右側設置用顧客用表示装置12を、据え置き型スキャナ装置10の支柱15の右側面部に固定することができる。
図4Aは据え置き型スキャナ装置10の主要部の右側面図である。図4Bは、図4Aから塞ぎ板18を取り外した状態を示す右側面図である。図5Aは塞ぎ板18を正面側から観た斜視図であり、図5Bは塞ぎ板18を背面側から観た斜視図である。
図4Bに示されるように、塞ぎ板18を取り外すと、支柱15の右側面部には、右側設置用顧客用表示装置12(図2A)を据え置き型スキャナ装置10の右側側面に固定する際にアーム126の左側アーム部(第2のアーム部)126Lを通すための右側面孔15Raが現れる。図示はしないが、据え置き型スキャナ装置10の支柱15の左側面部にも、アーム126の右側アーム部(第1のアーム部)126Rを通すための左側面孔が穿設されている。したがって、この取り外した塞ぎ板18は、当該左側面孔に嵌め込まれる。
このように、塞ぎ板18は、左側面と右側面に共通の部品である。
図5Aおよび図5Bに示されるように、塞ぎ板18は、当該塞ぎ板18を右側面孔15Ra又は左側面孔に係合するための3つの係合爪18aを有する。
上述したように、本実施の形態に係る顧客用表示装置12は、取り付け板金128R、128Lを除き、正面ケース122、背面ケース124、及びアーム126は、左側設置の場合でも右側設置の場合でも同じものを使用し、かつ、くの字型で棒状の金属性の部品から成るアーム126で取り付けるシンプルな構造であるので、安価に製造することができる。
以上説明した本発明の実施の形態においては、以下に記載するような効果を奏する。
本発明の実施の形態によれば、店舗事情に応じて、支柱15の左側面部もしくは右側面部に設置可能で、より簡易な構造の顧客用表示装置12を備える据え置き型スキャナ装置10を提供することができる。
以上、実施例を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本発明の構成や詳細は、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。例えば、上記実施形態では、顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)12は、背面ケース124とアーム126との隙間を目隠しするための取り付け板金128R、128Lを有しているが、この取り付け板金は無くても良い。また、上記実施形態では、アーム126は、くの字型の棒状をしているが、アームの形状はこれに限定されず、例えば、直線状の棒状をしていてもよい。
上記の実施形態(実施例)の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 載置台上に立設する支柱と、該支柱に取り付けられたスキャナと、前記支柱の側面部に取り付けられる顧客用表示装置と、を含む据え置き型スキャナ装置であって、前記顧客用表示装置は、
ディスプレイユニットを内蔵する正面ケースと、
該正面ケースの背面側に設けられる背面ケースと、
前記正面ケースと前記背面ケースとの間に一端が固定されたアームと、
から構成され、
前記アームの他端を前記支柱内に固定することによって、前記顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に取り付け可能としたことを特徴とする、据え置き型スキャナ装置。
(付記2) 前記アームは、第1のアーム部および第2のアーム部から成るくの字型の棒状であり、
前記第1のアーム部が前記正面ケースと前記背面ケースとの間に固定された場合は、前記第2のアーム部が前記支柱内に固定され、前記第2のアーム部が前記正面ケースと前記背面ケースとの間に固定された場合は、前記第1のアーム部が前記支柱内に固定されて、前記顧客用表示装置が前記支柱の左側面部又は右側面部の取り付け部に取り付けられる、付記1に記載の据え置き型スキャナ装置。
(付記3) 前記正面ケース、前記背面ケース、および前記アームは、前記顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に設置する場合でも、共通の部品から成る、付記1又は2に記載の据え置き型スキャナ装置。
(付記4) 前記背面ケースは、複数の係合爪を有し、
前記正面ケースは、前記複数の係合爪がそれぞれ係合される複数の係合孔を有する、付記1乃至3のいずれか1項に記載の据え置き型スキャナ装置。
(付記5) 前記顧客用表示装置は、前記アームに取り付けられ、前記ディスプレイユニットからのケーブルを固定するためのケーブルクランプを更に有する、付記1乃至4のいずれか1項に記載の据え置き型スキャナ装置。
(付記6) 前記顧客用表示装置は、前記アームに貼付されて、前記ケーブルを保護するためのクッションを更に有する、付記5に記載の据え置き型スキャナ装置。
(付記7) 前記顧客用表示装置は、前記背面ケースと前記アームとの隙間を目隠しするための取り付け板金を更に有する、付記1乃至6のいずれか1項に記載の据え置き型スキャナ装置。
(付記8) 前記取り付け板金は、前記顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に設置するかで、別の部品から成る、付記7に記載の据え置き型スキャナ装置。
(付記9) 前記支柱は、前記アームの他端を通すために、左側面部及び右側面部に設けられた左側面孔および右側面孔を持ち、
前記据え置き型スキャナ装置は、前記左側面孔および前記右側面孔の一方を塞ぐための塞ぎ板を更に有する、付記1乃至8のいずれか1項に記載の据え置き型スキャナ装置。
(付記10) 据え置き型スキャナ装置の支柱の左側面部又は右側面部に取り付け自在な顧客用表示装置であって、
ディスプレイユニットを内蔵する正面ケースと、
該正面ケースの背面側に設けられる背面ケースと、
前記正面ケースと前記背面ケースとの間に設けられ、第1のアーム部および第2のアーム部から成るくの字型の棒状のアームと、
から構成され、
前記第1のアーム部が前記正面ケースと前記背面ケースとの間に固定された場合は、前記第2のアーム部が前記支柱内に固定され、前記第2のアーム部が前記正面ケースと前記背面ケースとの間に固定された場合は、前記第1のアーム部が前記支柱内に固定されて、当該顧客用表示装置が前記支柱の左側面部又は右側面部の取り付け部に取り付けられる、ことを特徴とする顧客用表示装置。
(付記11) 前記正面ケース、前記背面ケース、および前記アームは、当該顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に設置する場合でも、共通の部品から成る、付記10に記載の顧客用表示装置。
(付記12) 前記背面ケースは、複数の係合爪を有し、
前記正面ケースは、前記複数の係合爪がそれぞれ係合される複数の係合孔を有する、付記11に記載の顧客用表示装置。
(付記13) 前記アームに取り付けられ、前記ディスプレイユニットからのケーブルを固定するためのケーブルクランプを更に有する、付記11又は12に記載の顧客用表示装置。
(付記14) 前記アームに貼付されて、前記ケーブルを保護するためのクッションを更に有する、付記13に記載の顧客用表示装置。
(付記15) 前記背面ケースと前記アームとの隙間を目隠しするための取り付け板金を更に有する、付記11乃至14のいずれか1項に記載の顧客用表示装置。
(付記16) 前記取り付け板金は、当該顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に設置するかで、別の部品から成る、付記15に記載の顧客用表示装置。
10 据え置き型スキャナ装置
11 タッチパネル付表示装置
12 顧客用表示装置(カスタマディスプレイ)
122 正面ケース
122a ディスプレイユニット
122b 係合孔
122c ネジ孔
124 背面ケース
124a 係合爪
126 アーム
126R 右側アーム部(第1のアーム部)
126Ra 右側丸孔
126Rb 右側長孔
126Rc 右側ネジ孔
126L 左側アーム部(第2のアーム部)
126La 左側丸孔
126Lb 左側長孔
126Lc 左側ネジ孔
127 ケーブルクランプ
128R 右側設置用取り付け板金
128Ra 貫通孔
128L 左側設置用取り付け板金
128La 貫通孔
129 クッション
13 スキャナ
14 キーボード
15 支柱
15Ra 右側面孔
16 フキン収容部
17 入力表示パネル部
18 塞ぎ板
18a 係合爪
20 サッカー台(載置台)
30 ネジ

Claims (9)

  1. 載置台上に立設する支柱と、該支柱に取り付けられたスキャナと、前記支柱の側面部に取り付けられる顧客用表示装置と、を含む据え置き型スキャナ装置であって、前記顧客用表示装置は、
    ディスプレイユニットを内蔵する正面ケースと、
    該正面ケースの背面側に設けられる背面ケースと、
    前記正面ケースと前記背面ケースとの間に一端が固定されたアームと、
    から構成され、
    前記アームの他端を前記支柱内に固定することによって、前記顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に取り付け可能であり、
    前記アームは、2つのアーム部から成るくの字型の棒状であり、
    前記背面ケースは、開口部を有し、
    前記アームは、一方のアーム部が前記正面ケースに固定され、他方のアーム部が前記開口部を通して前記背面ケースの外側に延び、
    前記背面ケースは、左側面部に設置する場合と右側面部に設置する場合とで前記正面ケースへの取り付け方向が異なり、
    前記正面ケース、前記背面ケース、および前記アームは、前記顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に設置する場合でも、共通の部品から成ることを特徴とする据え置き型スキャナ装置。
  2. 前記背面ケースは複数の係合爪を有し、
    前記正面ケースは前記係合爪と同数の係合孔を有し、
    前記背面ケースは、前記係合爪と前記係合孔との係合によって、前記正面ケースに組み付けられるものであり、
    前記顧客用表示装置を前記支柱の左側面部に設置する場合と右側面部に設置する場合とでは前記係合爪と前記係合孔との組み合わせを変えて、共通の前記係合孔を使用して前記背面ケースを前記正面ケースに組み付ける、請求項1に記載の据え置き型スキャナ装置。
  3. 前記顧客用表示装置は、前記背面ケースと前記アームとの隙間を目隠しするための取り付け板金を更に有する、請求項1又は2に記載の据え置き型スキャナ装置。
  4. 前記取り付け板金は、前記顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に設置するかで、別の部品から成る、請求項3に記載の据え置き型スキャナ装置。
  5. 前記支柱は、前記アームの他端を通すために、左側面部及び右左側面部に設けられた左側面孔および右側面孔を持ち、
    前記据え置き型スキャナ装置は、前記左側面孔および前記右側面孔の一方を塞ぐための塞ぎ板を更に有する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の据え置き型スキャナ装置。
  6. 据え置き型スキャナ装置の支柱の左側面部又は右側面部に取り付け自在な顧客用表示装置であって、
    ディスプレイユニットを内蔵する正面ケースと、
    該正面ケースの背面側に設けられる背面ケースと、
    前記正面ケースと前記背面ケースとの間に一端が固定されたアームと、
    から構成され、
    前記アームの他端を前記支柱内に固定することによって、当該顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に取り付け可能であり、
    前記アームは、2つのアーム部から成るくの字型の棒状であり、
    前記背面ケースは、開口部を有し、
    前記アームは、一方のアーム部が前記正面ケースに固定され、他方のアーム部が前記開口部を通して前記背面ケースの外側に延び、
    前記背面ケースは、左側面部に設置する場合と右側面部に設置する場合とで前記正面ケースへの取り付け方向が異なり、
    前記正面ケース、前記背面ケース、および前記アームは、当該顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に設置する場合でも、共通の部品から成ることを特徴とする顧客用表示装置。
  7. 前記背面ケースは複数の係合爪を有し、
    前記正面ケースは前記係合爪と同数の係合孔を有し、
    前記背面ケースは、前記係合爪と前記係合孔との係合によって、前記正面ケースに組み付けられるものであり、
    当該顧客用表示装置を前記支柱の左側面部に設置する場合と右側面部に設置する場合とでは前記係合爪と前記係合孔との組み合わせを変えて、共通の前記係合孔を使用して前記背面ケースを前記正面ケースに組み付ける、請求項6に記載の顧客用表示装置。
  8. 前記背面ケースと前記アームとの隙間を目隠しするための取り付け板金を更に有する、請求項6又は7に記載の顧客用表示装置。
  9. 前記取り付け板金は、当該顧客用表示装置を前記支柱の左側面部又は右側面部に設置するかで、別の部品から成る、請求項8に記載の顧客用表示装置。
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