JP2014025553A - アクチュエータユニット及びこれを備えた車両用操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウォーム軸の円滑な軸方向移動を可能としつつ、ウォーム軸が停止する際の移動速度の急変を好適に抑制できるアクチュエータユニット及びこれを備えた車両用操舵装置を提供する。
【解決手段】ハウジング31に固定された第1の軸受37の両側に、ウォーム軸24の大径部45又はフランジボス52の嵌合部52aと軸方向において対向するとともにこれらの間に隙間S1を介在させて配置されるストッパ62、及びストッパ62との間に弾性体63を挟み込むとともにウォーム軸24の軸方向移動によって弾性体63を圧縮するプレート64を有するダンパ61をそれぞれ設けた。そして、ストッパ62を弾性体63よりも弾性係数の高い金属材料により構成するとともに、ストッパ62の内周面62aにウォーム軸24の周方向に延びる周溝65を形成した。
【選択図】図3
【解決手段】ハウジング31に固定された第1の軸受37の両側に、ウォーム軸24の大径部45又はフランジボス52の嵌合部52aと軸方向において対向するとともにこれらの間に隙間S1を介在させて配置されるストッパ62、及びストッパ62との間に弾性体63を挟み込むとともにウォーム軸24の軸方向移動によって弾性体63を圧縮するプレート64を有するダンパ61をそれぞれ設けた。そして、ストッパ62を弾性体63よりも弾性係数の高い金属材料により構成するとともに、ストッパ62の内周面62aにウォーム軸24の周方向に延びる周溝65を形成した。
【選択図】図3
Description
本発明は、アクチュエータユニット及びこれを備えた車両用操舵装置に関する。
従来、モータの回転をウォーム軸及びウォームホイールを噛合してなるウォーム減速機により減速して出力するアクチュエータユニットがある。こうしたアクチュエータユニットは、例えば車両用操舵装置において運転者のステアリング操作を補助するためのアシスト力を発生させる操舵力補助装置として用いられている。
ところで、上記のようなアクチュエータユニットが設けられた車両用操舵装置では、ウォーム減速機のバックラッシュに起因して、例えば操舵方向の切り替え時に歯打ち音が発生することがある。そこで、この種のアクチュエータユニットには、ウォーム軸の一端をモータ軸に対して傾動可能に連結するとともに、その他端を付勢してウォームホイールに近接するように該ウォーム軸を傾動させることにより、バックラッシュを除去するようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
ここで、特許文献1の構成において、アシスト力が付与されない微小な範囲で操舵を行う際には、ウォーム軸がモータにより駆動されないため、運転者の操舵により回転するウォームホイールによってウォーム軸を回転させることになる。そのため、運転者は、操舵開始時において、ウォーム軸とウォームホイールとの間に作用する摩擦力(静止摩擦力)を超えるトルクを付与しなければ操舵することができず、これが所謂引っ掛かり感となることで微小操舵時における操舵フィーリングの低下を招く虞がある。
この点を踏まえ、近年では、ハウジング内においてウォーム軸をその軸方向に移動可能に支持した車両用操舵装置が提案されている(例えば、特許文献2)。この車両用操舵装置では、ウォーム軸が軸方向に移動することで、該ウォーム軸を回転させることなくウォームホイールが回転するようになるため、引っ掛かり感を低減することが可能になる。
また、特許文献2の構成では、図7に示すように、ウォーム軸81の一端部81aを回転可能に支持する軸受82の両側にダンパ83がそれぞれ設けられている。各ダンパ83は、軸受82に隣接して配置されるストッパ84と、ストッパ84との間にゴム等の弾性体85を挟み込んで配置されるプレート86とを備えている。これらストッパ84、弾性体85及びプレート86は、それぞれ円環状に形成されている。また、軸受82の軸方向一端側(図7における右側)に配置されたプレート86は、ウォーム軸81に固定された止め輪87によって軸方向一端側への移動が規制されており、軸受82の軸方向他端側(図7における左側)に配置されたダンパ83のプレート86は、ウォーム軸81の歯部81bによって軸方向他端側への移動が規制されている。さらに、各プレート86には、その外周縁からストッパ84側に向かって延出される円筒状の突出部88が形成されている。したがって、ウォーム軸81は、弾性体85を圧縮することで軸方向移動し、プレート86の突出部88がストッパ84に当接することでその軸方向移動が規制されるようになっている。これにより、モータの駆動時等において、ウォーム軸81が過大に軸方向移動することが防止されている。
ところで、上記特許文献2の構成では、通常、円滑な軸方向移動のために弾性体85の弾性係数は低く設定されることから、例えばモータの出力が急増した場合には、ウォーム軸81が素早く軸方向移動する。そのため、突出部88がストッパ84に接触してウォーム軸81の軸方向移動が規制される(停止する)際に、急激にウォーム軸81の移動速度が変化することになり、例えば異音が発生する等の問題が生じ得る。
ここで、特許文献3には、ハウジング内にウォーム軸が軸方向に移動可能に設けられた操舵力補助装置において、該ウォーム軸が軸方向移動した際にダンパで発生する弾性力が非線形となるものが開示されている。具体的には、図8に示すように、ダンパ91は、ウォーム軸92の一端部92aを支持する軸受93に隣接して配置されるストッパ94と、ストッパ94との間に弾性体95を挟み込んで配置されるとともにウォーム軸92に形成されたフランジ部97に隣接して配置されるプレート96とを備えている。なお、ウォーム軸92の他端部を支持する軸受にも対称な形状のダンパ(図示略)が設けられている。これらストッパ94、弾性体95及びプレート96は、それぞれ円環状に形成されている。また、ストッパ94には、その内周縁からプレート96側に延出されるとともにフランジ部97と対向する筒状の突出部98が形成されている。そして、弾性体95は、ストッパ94とプレート96との間に挟まれる本体部101、及び突出部98の端面を覆う薄肉部102を一体的に有しており、この薄肉部102とフランジ部97との間には所定の隙間S3が設定されている。したがって、隙間S3が存在する間はウォーム軸92の軸方向移動に伴って弾性体95の本体部101のみが圧縮され、隙間S3がなくなった後は本体部101及び薄肉部102の双方が圧縮される。これにより、隙間S3が存在する間はダンパ91で発生する弾性力を小さくしてウォーム軸92の円滑な軸方向移動を可能としつつ、隙間S3がなくなった後はダンパ91で発生する弾性力を、本体部101のみを圧縮し続ける場合に比べて大きくしてウォーム軸92が停止する前にその移動速度を大きく減少させることが可能になる。
しかし、特許文献3の構成では、隙間S3がなくなった後に本体部101と一体的に形成された薄肉部102をさらに変形させることで、ダンパ91で発生させる弾性力を非線形的に増加させている。したがって、ウォーム軸92の円滑な軸方向移動のために本体部101の弾性係数を低く設定すると併せて薄肉部102の弾性係数も低くなるため、隙間S3がなくなった後にダンパ91で十分な弾性力を発生させることが困難になる。その結果、ウォーム軸を円滑に軸方向移動させつつ、ウォーム軸92が停止する際の移動速度の急変を好適に抑制することができないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ウォーム軸の円滑な軸方向移動を可能としつつ、ウォーム軸が停止する際の移動速度の急変を好適に抑制できるアクチュエータユニット及びこれを備えた車両用操舵装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、モータと、前記モータに軸継手を介して傾動可能に連結されるウォーム軸及び該ウォーム軸と噛合するウォームホイールを有するウォーム減速機と、前記ウォーム減速機を収容するハウジングと、前記ウォーム軸における前記モータに連結される一端部と反対側の他端部を前記ウォームホイール側に付勢する付勢部材と、を備え、前記一端部を回転可能に支持する軸受は、前記ハウジングに対して固定され、前記ウォーム軸は、前記一端部が前記軸受に対して該ウォーム軸の軸方向に移動可能に支持されることにより前記ハウジング内で軸方向に移動可能に収容されるアクチュエータユニットにおいて、前記軸受の両側には、前記ウォーム軸に設けられた段差部と軸方向において対向するとともに該段差部との間に隙間を介在させて配置されるストッパ、及び前記ストッパとの間に弾性体を挟み込むとともに前記ウォーム軸の軸方向移動によって該弾性体を圧縮するプレートを有するダンパがそれぞれ設けられたものであって、前記ストッパは、前記弾性体よりも弾性係数の高い材料からなるとともに、前記ストッパの前記ウォーム軸と径方向において対向する対向面には、前記ウォーム軸の周方向に延びる周溝が形成されたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、モータと、前記モータに軸継手を介して傾動可能に連結されるウォーム軸及び該ウォーム軸と噛合するウォームホイールを有するウォーム減速機と、前記ウォーム減速機を収容するハウジングと、前記ウォーム軸における前記モータに連結される一端部と反対側の他端部を前記ウォームホイール側に付勢する付勢部材と、を備え、前記一端部を回転可能に支持する軸受は、前記ハウジングに対して前記ウォーム軸の軸方向に移動可能に設けられ、前記ウォーム軸は、前記一端部が前記軸受と一体で該ウォーム軸の軸方向に移動可能に支持されることにより前記ハウジング内で軸方向に移動可能に収容されるアクチュエータユニットにおいて、前記軸受の両側には、前記ハウジングに設けられた段差部と軸方向において対向するとともに該段差部との間に隙間を介在させて配置されるストッパ、及び前記ストッパとの間に弾性体を挟み込むとともに前記ウォーム軸の軸方向移動によって該弾性体を圧縮するプレートを有するダンパがそれぞれ設けられたものであって、前記ストッパは、前記弾性体よりも弾性係数の高い材料からなるとともに、前記ストッパの前記ハウジングと径方向において対向する対向面には、前記ウォーム軸の周方向に延びる周溝が形成されたことを要旨とする。
上記各構成によれば、ストッパと段差部とが互いに接触するまでの間、すなわち隙間が存在する間は、ウォーム軸は弾性体を圧縮させることで軸方向移動する。そして、ストッパと段差部とが互いに接触した後、すなわち隙間がなくなった後は、ウォーム軸はストッパを弾性変形させて周溝の幅を小さくすることで軸方向移動する。ここで、ストッパは弾性体よりも弾性係数の高い材料により構成されるため、隙間がなくなった後に、弾性体のみを圧縮し続けた場合に比べて大きな弾性力がダンパで発生するようになる。このように上記構成では、ウォーム軸の軸方向移動に伴って弾性体とは別部材のストッパがさらに弾性変形するようになる。そのため、弾性体の弾性係数を低く設定しても、隙間がなくなった後にダンパで十分に大きな弾性力を発生させることが可能になり、ウォーム軸が停止する前にその移動速度を十分に大きく減少させることができる。これにより、ウォーム軸を円滑に軸方向移動させつつ、ウォーム軸が停止する際の移動速度の急変を好適に抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のアクチュエータユニットにより、ステアリング操作を補助するためのアシスト力を発生させる車両用操舵装置であることを要旨とする。
上記構成によれば、ウォーム軸の円滑な軸方向移動が可能となるため、引っ掛かり感を低減して良好な操舵フィーリングを実現できる。また、ウォーム軸が停止する際の移動速度の急変を抑制できるため、例えば異音の発生を抑制でき、静粛性に優れた車両用操舵装置を提供できる。
本発明によれば、ウォーム軸の円滑な軸方向移動を可能としつつ、ウォーム軸が停止する際の移動速度の急変を好適に抑制できるアクチュエータユニット及びこれを備えた車両用操舵装置を提供できる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用操舵装置1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。これにより、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト3は、コラム軸8、中間軸9、及びピニオン軸10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両用操舵装置1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。これにより、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト3は、コラム軸8、中間軸9、及びピニオン軸10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
また、車両用操舵装置1は、操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するアクチュエータユニットとしての操舵力補助装置21を備えている。操舵力補助装置21は、駆動源となるモータ22と、モータ22に連結されたウォーム軸24及びコラム軸8に連結されたウォームホイール25を噛合してなるウォーム減速機26とを備えている。つまり、本実施形態の車両用操舵装置1は、所謂コラムアシスト型の電動パワーステアリング装置として構成されている。そして、車両用操舵装置1は、モータ22の回転をウォーム減速機26により減速してコラム軸8に伝達することによって、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成になっている。
次に、操舵力補助装置の構成について詳細に説明する。
図2に示すように、操舵力補助装置21は、ウォーム減速機26を収容するハウジング31を備えている。ハウジング31は、ウォーム軸24が収容されるウォーム軸収容部32、及び同ウォーム軸収容部32に連続して形成されるとともにウォームホイール25が収容されるウォームホイール収容部33を有している。ウォーム軸収容部32は、ウォーム軸24の軸方向(図2における左右方向)に延びる円柱状の空間であり、その一端側(図2における右側)は、モータ22が固定されるモータ固定孔34に連通している。また、ウォーム軸収容部32の他端側(図2における左側)は外部に開口しており、エンドカバー35によって閉塞されている。
図2に示すように、操舵力補助装置21は、ウォーム減速機26を収容するハウジング31を備えている。ハウジング31は、ウォーム軸24が収容されるウォーム軸収容部32、及び同ウォーム軸収容部32に連続して形成されるとともにウォームホイール25が収容されるウォームホイール収容部33を有している。ウォーム軸収容部32は、ウォーム軸24の軸方向(図2における左右方向)に延びる円柱状の空間であり、その一端側(図2における右側)は、モータ22が固定されるモータ固定孔34に連通している。また、ウォーム軸収容部32の他端側(図2における左側)は外部に開口しており、エンドカバー35によって閉塞されている。
モータ22は、ハウジング31に貫設されたコラム軸8(ステアリングシャフト3)の軸方向に対して、そのモータ軸36の軸方向が直交するようにモータ固定孔34に固定されている。そして、モータ軸36に連結されたウォーム軸24は、その両端がハウジング31内に設けられた第1及び第2の軸受37,38により回転可能に支持されるとともに、ステアリングシャフト3に連結されたウォームホイール25に噛合されている。これにより、モータ22の回転は、ウォーム軸24及びウォームホイール25により減速されてコラム軸8に伝達されるようになっている。なお、本実施形態では、第1及び第2の軸受37,38には、ボール軸受が採用されており、それぞれ外輪37a,38a、内輪37b,38b及びこれらの間に介在されるボール37c,38cにより構成されている。
ここで、本実施形態の操舵力補助装置21には、ウォーム減速機26を構成するウォーム軸24とウォームホイール25との間の軸間距離を調整してバックラッシュを除去するバックラッシュ調整機構が組み込まれている。すなわち、ウォーム軸24は、その一端部(図2における右側端部)24aが軸継手41によりモータ軸36に対して傾動可能に連結されるとともに、その他端部(図2における左側端部)24bが付勢部材としての湾曲板バネ42によりウォームホイール25に近接する方向(図2における略下方向)に付勢されている。また、ウォーム軸24は、ウォーム軸収容部32内においてウォーム軸24の軸方向に移動可能に収容されている。
詳述すると、図2及び図3に示すように、ウォーム軸24の一端部24aを支持する軸受としての第1の軸受37は、その内部隙間が比較的大きく設定されており、この第1の軸受37の外周には、その外輪37aを径方向内側に押圧する筒状部材43が嵌合されている。これにより、第1の軸受37において異音が発生することを抑制しつつ、ウォーム軸24の一端部24aの傾動が許容されている。そして、第1の軸受37は、筒状部材43とともに固定部材44によってウォーム軸収容部32における一端側の開口部32a内に固定されている。なお、開口部32aの内径は、筒状部材43の外径と略等しく形成されている。また、ウォーム軸24の一端部24aは、歯部(ウォーム)24cの一端側に連続して形成される大径部45、大径部45の軸方向一端側に連続して形成される中径部46、及び中径部46の軸方向一端側に連続して形成される小径部47を有している。そして、ウォーム軸24は、中径部46が第1の軸受37の内輪37bに対して隙間嵌めされることにより、第1の軸受37(ハウジング31)に対して軸方向に移動可能に支持されている。
一方、図2に示すように、ウォーム軸24の他端部24bを支持する第2の軸受38は、その径方向及び軸方向へ移動可能に設けられている。具体的には、ウォーム軸収容部32における他端側の開口部32bは、その内径が第2の軸受38の外径よりも大きく形成されている。そして、第2の軸受38は、エンドカバー35との間に間隔を空けて開口部32b内に配置されることで径方向及び軸方向へ移動可能に設けられている。また、ウォーム軸24の他端部24bは、第2の軸受38の内輪38bに対して圧入されている。これにより、ウォーム軸24は第2の軸受38と一体で軸方向に移動可能に支持されている。このようにウォーム軸24は、第1及び第2の軸受37,38によってモータ軸36に対する傾動及び軸方向移動が許容された状態で回転可能に支持されている。
なお、第2の軸受38の外輪38aの外周には、自己潤滑性を有する円筒状の樹脂製部材(図示略)が設けられている。そして、湾曲板バネ42は、この樹脂製部材を介して第2の軸受38を囲むような円弧状に形成されており、他端部24bをウォームホイール25側に付勢している。
図3に示すように、軸継手41は、一対のフランジボス51,52、及びこれらの間に介在された弾性材料からなるラバースプリング53を備えている。フランジボス51,52は、それぞれ略円環状に形成されている。フランジボス51は、その嵌合部51aがモータ軸36に嵌合することにより該モータ軸36と一体回転可能に固定され、フランジボス52は、その嵌合部52aがウォーム軸24の小径部47に嵌合することにより該ウォーム軸24と一体回転可能に固定されている。そして、フランジボス51,52には、互いに対向する方向に突出する複数の係合爪51b,52bがそれぞれ形成されている。また、図4に示すように、ラバースプリング53は、円環状の本体部53aと、本体部53aからその径方向外側に延出される係合部53bとを有している。そして、フランジボス51,52は、係合爪51b,52bが周方向に交互に配置されるように組み付けられるとともに、ラバースプリング53は、隣接する係合爪51b,52bの間に係合部53bが挟持されるように組み付けられている。したがって、軸継手41は、ラバースプリング53の弾性変形によりフランジボス52のフランジボス51に対する傾動、すなわちウォーム軸24のモータ軸36に対する傾動を許容する構成となっている。
図3に示すように、第1の軸受37の両端には、ダンパ61がそれぞれ設けられている。各ダンパ61は、第1の軸受37に隣接して配置されるストッパ62と、ストッパ62との間に弾性材料(例えば、ゴム等)からなる弾性体63を挟み込んで配置されるプレート64とを備えている。ストッパ62は、弾性体63よりも弾性係数の高い金属材料(例えば鉄等)により構成されている。また、ストッパ62は、円環状に形成されるとともに、その内周縁がウォーム軸24の大径部45及び軸継手41のフランジボス52の嵌合部52aと軸方向において対向するように形成されている。また、第1の軸受37の一端側に配置されたストッパ62と嵌合部52aとの間、及び他端側に配置されたストッパ62と大径部45との間には隙間S1がそれぞれ設けられている。すなわち、本実施形態では、大径部45及び嵌合部52aが段差部に相当する。そして、ストッパ62における一端部24a(ウォーム軸24)の外周面と径方向において対向する対向面としての内周面62aには、ウォーム軸24の周方向に延びる円環状の周溝65が形成されている。周溝65の幅は、この周溝65の壁を構成する一方の周壁部66が弾性変形することにより他方の周壁部66に対して接触可能な大きさに設定されている。なお、本実施形態では、周溝65は、ストッパ62の径方向外側に向かうにつれてその幅が徐々に小さくなるように形成されている。また、周溝65は切削加工により形成されている。
弾性体63及びプレート64は、それぞれ円環状に形成されるとともに、嵌合部52a又は大径部45の外周に嵌合している。そして、プレート64は、ウォーム軸24の軸方向移動によって歯部24c又はフランジボス52の係合爪52bによって押圧されることで、弾性体63を軸方向に圧縮するようになっている。
次に、本実施形態の車両用操舵装置(操舵力補助装置)の作用について説明する。
ウォーム軸24は、その他端部24bが湾曲板バネ42によって付勢されることで傾動する。これにより、ウォーム軸24がウォームホイール25に近接し、バックラッシュが除去される。また、運転者が操舵した際において、ダンパ61のストッパ62と大径部45又は嵌合部52aが互いに接触するまでの間、すなわち隙間S1が存在する間は、ウォーム軸24は弾性体63を圧縮させることで軸方向移動する。そして、ストッパ62と大径部45又は嵌合部52aとが互いに接触した後、すなわち隙間S1がなくなった後は、ウォーム軸24はストッパ62の周壁部66をさらに弾性変形させて周溝65の幅を小さくすることで軸方向移動する。このように弾性係数の高いストッパ62が弾性変形することにより、ダンパ61で発生する弾性力は、ウォーム軸24の軸方向移動に伴って弾性体63のみを圧縮し続けた場合に比べて大きくなる。なお、ウォーム軸24の軸方向移動は、周壁部66同士が接触することで規制されるようになっており、ウォーム軸24の過大な軸方向移動が防止されている。
ウォーム軸24は、その他端部24bが湾曲板バネ42によって付勢されることで傾動する。これにより、ウォーム軸24がウォームホイール25に近接し、バックラッシュが除去される。また、運転者が操舵した際において、ダンパ61のストッパ62と大径部45又は嵌合部52aが互いに接触するまでの間、すなわち隙間S1が存在する間は、ウォーム軸24は弾性体63を圧縮させることで軸方向移動する。そして、ストッパ62と大径部45又は嵌合部52aとが互いに接触した後、すなわち隙間S1がなくなった後は、ウォーム軸24はストッパ62の周壁部66をさらに弾性変形させて周溝65の幅を小さくすることで軸方向移動する。このように弾性係数の高いストッパ62が弾性変形することにより、ダンパ61で発生する弾性力は、ウォーム軸24の軸方向移動に伴って弾性体63のみを圧縮し続けた場合に比べて大きくなる。なお、ウォーム軸24の軸方向移動は、周壁部66同士が接触することで規制されるようになっており、ウォーム軸24の過大な軸方向移動が防止されている。
したがって、アシスト力が付与されない微小な範囲(不感帯)で操舵を行う際には、ウォーム軸24が、弾性体63を圧縮させて軸方向移動することにより、ウォームホイール25の歯部25aとウォーム軸24の歯部24cとが摺動することなく、ウォームホイール25が回転する。これにより、操舵開始時において、引っ掛かり感が低減される。また、例えばモータ22の出力が急増した場合において、隙間S1が存在する間にウォーム軸24が素早く軸方向移動しても、隙間S1がなくなった後に周壁部66(ストッパ62)が弾性変形することにより、ダンパ61で十分に大きな弾性力が発生する。これにより、ウォーム軸24が停止する前にその移動速度が十分に減少されることで、ウォーム軸24が停止する際の移動速度の急変が抑制され、例えば異音の発生を抑制できる。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)金属材料からなるストッパ62の内周面62aにウォーム軸24の周方向に延びる周溝65を形成することにより、ダンパ61で発生する弾性力が非線形的に増加するようにしたため、弾性体63の弾性係数を低く設定しても、隙間S1がなくなった後にダンパ61で十分に大きな弾性力を発生させることが可能になる。そのため、ウォーム軸24を円滑に軸方向移動させつつ、ウォーム軸24が停止する前にその移動速度を大きく減少させることができ、ウォーム軸24が停止する際の移動速度の急変を好適に抑制できる。これにより、引っ掛かり感を低減して良好な操舵フィーリングを実現できるとともに、静粛性に優れた車両用操舵装置1を提供できる。
(1)金属材料からなるストッパ62の内周面62aにウォーム軸24の周方向に延びる周溝65を形成することにより、ダンパ61で発生する弾性力が非線形的に増加するようにしたため、弾性体63の弾性係数を低く設定しても、隙間S1がなくなった後にダンパ61で十分に大きな弾性力を発生させることが可能になる。そのため、ウォーム軸24を円滑に軸方向移動させつつ、ウォーム軸24が停止する前にその移動速度を大きく減少させることができ、ウォーム軸24が停止する際の移動速度の急変を好適に抑制できる。これにより、引っ掛かり感を低減して良好な操舵フィーリングを実現できるとともに、静粛性に優れた車両用操舵装置1を提供できる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点は、第1の軸受がハウジングに対して軸方向に移動可能に設けられている点である。このため、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点は、第1の軸受がハウジングに対して軸方向に移動可能に設けられている点である。このため、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、ウォーム軸24の一端部24aは、歯部24cの一端側に連続して形成される大径部45、及び大径部45の軸方向一端側に連続して形成される小径部47を有している。そして、ウォーム軸24は、大径部45が第1の軸受37の内輪37bに対して圧入されることにより、第1の軸受37(ハウジング31)と一体的に軸方向に移動可能に支持されている。なお、大径部45が圧入されることより、第1の軸受37の内部隙間が詰められて異音が発生することが抑制されている。また、小径部47には、上記第1実施形態と同様に、軸継手41のフランジボス52が固定されている。
第1の軸受37は、ハウジング31に対してウォーム軸24の軸方向に移動可能に設けられている。詳しくは、ウォーム軸収容部32の一端側の開口部32a内は、ウォーム軸収容部32の中央部に連続して形成される小口部71、及び小口部71の軸方向一端側に連続して形成されるとともに小口部71よりも大きな内径を有する大口部72を有している。そして、第1の軸受37の外輪37aの外径は、小口部71の内径よりも大きく形成されるとともに大口部72の内径よりも僅かに小さく形成されており、第1の軸受37は、大口部72内に隙間嵌めされることにより、ハウジング31に対して軸方向に移動可能に設けられている。
また、大口部72には、固定部材44が固定されるとともに、第1の軸受37の両端には、ダンパ73がそれぞれ設けられている。固定部材44の一端部には、径方向内側に延出される円環状のフランジ部44aが形成されている。各ダンパ73は、第1の軸受37に隣接して配置されるストッパ74と、ストッパ74との間に弾性材料からなる弾性体75を挟み込んで配置されるプレート76とを備えている。ストッパ74は、弾性体75よりも弾性係数の高い金属材料により構成されている。また、ストッパ74は、円環状に形成されるとともに、その外周縁が開口部32aの小口部71及び固定部材44の先端部44bと軸方向において対向するように形成されている。また、第1の軸受37の一端側に配置されたストッパ74と先端部44bとの間、及び他端側に配置されたストッパ74と小口部71との間には隙間S2がそれぞれ設けられている。すなわち、本実施形態では、小口部71及び先端部44bが段差部に相当する。そして、ストッパ74における開口部32a(ハウジング31)と径方向において対向する対向面としての外周面74aには、ウォーム軸24の周方向に延びる円環状の周溝77が形成されている。周溝77の幅は、この周溝77の壁を構成する一方の周壁部78が弾性変形することにより他方の周壁部78に対して接触可能な大きさに設定されている。なお、本実施形態では、周溝77は、ストッパ74の径方向内側に向かうにつれてその幅が徐々に小さくなるように形成されている。
弾性体75及びプレート76は、それぞれ円環状に形成されるとともに、小口部71又は固定部材44の外周に嵌合している。そして、プレート76は、ウォーム軸24の軸方向移動によってウォーム軸収容部32又はフランジ部44aによって押圧されることで、弾性体75を軸方向に圧縮するようになっている。
このように構成された操舵力補助装置21では、運転者が操舵した際において、ダンパ73のストッパ74と小口部71又は先端部44bが互いに接触するまでの間、すなわち隙間S2が存在する間は、ウォーム軸24は隙間S2の範囲で弾性体75を圧縮させることで軸方向移動する。そして、ストッパ74と小口部71又は先端部44bとが互いに接触した後、すなわち隙間S2がなくなった後は、ウォーム軸24はストッパ74の周壁部78を弾性変形させて周溝77の幅を小さくすることで軸方向移動する。これにより、ダンパ73で発生する弾性力は、上記第1実施形態と同様に、ウォーム軸24の軸方向移動に伴って非線形的に増加するようになっている。
以上記述したように、本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記第1実施形態では、周溝65をストッパ62の径方向外側に向かうにつれてその幅が徐々に小さくなるよう形成したが、これに限らず、例えば図6に示すように、いずれか一方の周壁部66に他方の周壁部66に向かって突出する突起66aを形成してもよく、周溝65の形状は適宜変更可能である。同様に、上記第2実施形態において、周溝77の形状は適宜変更可能である。
・上記各実施形態では、周溝65,77を切削加工により形成したが、これに限らず、例えばプレス加工等により形成してもよい。
・上記各実施形態では、ストッパ62,74、弾性体63,75及びプレート64,76をそれぞれ円環状に形成したが、これに限らず、例えば円弧状や矩形状に形成してもよい。
・上記各実施形態では、ストッパ62,74、弾性体63,75及びプレート64,76をそれぞれ円環状に形成したが、これに限らず、例えば円弧状や矩形状に形成してもよい。
・上記各実施形態では、湾曲板バネ42によりウォーム軸24を付勢したが、これに限らず、例えばコイルバネやゴム等の弾性体により付勢してもよい。
・上記各実施形態では、本発明のアクチュエータユニットを車両用操舵装置に搭載されてアシスト力を発生させる操舵力補助装置に適用したが、これに限らず、他の用途に用いられる駆動源に適用してもよい。
・上記各実施形態では、本発明のアクチュエータユニットを車両用操舵装置に搭載されてアシスト力を発生させる操舵力補助装置に適用したが、これに限らず、他の用途に用いられる駆動源に適用してもよい。
1…車両用操舵装置、21…操舵力補助装置、22…モータ、24…ウォーム軸、24a…一端部、24b…他端部、25…ウォームホイール、26…ウォーム減速機、31…ハウジング、32…ウォーム軸収容部、32a,32b…開口部、37…第1の軸受、38…第2の軸受、41…軸継手、44…固定部材、44a…フランジ部、44b…先端部45…大径部、46…中径部、47…小径部、51,52…フランジボス、51a,52a…嵌合部、51b,52b…係合爪、53…ラバースプリング、61,73…ダンパ、62,74…ストッパ、62a…内周面、63,75…弾性体、64,76…プレート、65,77…周溝、66,78…周壁部、71…小口部、72…大口部、74a、外周面、S1,S2…隙間。
Claims (3)
- モータと、前記モータに軸継手を介して傾動可能に連結されるウォーム軸及び該ウォーム軸と噛合するウォームホイールを有するウォーム減速機と、前記ウォーム減速機を収容するハウジングと、前記ウォーム軸における前記モータに連結される一端部と反対側の他端部を前記ウォームホイール側に付勢する付勢部材と、を備え、
前記一端部を回転可能に支持する軸受は、前記ハウジングに対して固定され、
前記ウォーム軸は、前記一端部が前記軸受に対して該ウォーム軸の軸方向に移動可能に支持されることにより前記ハウジング内で軸方向に移動可能に収容されるアクチュエータユニットにおいて、
前記軸受の両側には、前記ウォーム軸に設けられた段差部と軸方向において対向するとともに該段差部との間に隙間を介在させて配置されるストッパ、及び前記ストッパとの間に弾性体を挟み込むとともに前記ウォーム軸の軸方向移動によって該弾性体を圧縮するプレートを有するダンパがそれぞれ設けられたものであって、
前記ストッパは、前記弾性体よりも弾性係数の高い材料からなるとともに、前記ストッパの前記ウォーム軸と径方向において対向する対向面には、前記ウォーム軸の周方向に延びる周溝が形成されたことを特徴とするアクチュエータユニット。 - モータと、前記モータに軸継手を介して傾動可能に連結されるウォーム軸及び該ウォーム軸と噛合するウォームホイールを有するウォーム減速機と、前記ウォーム減速機を収容するハウジングと、前記ウォーム軸における前記モータに連結される一端部と反対側の他端部を前記ウォームホイール側に付勢する付勢部材と、を備え、
前記一端部を回転可能に支持する軸受は、前記ハウジングに対して前記ウォーム軸の軸方向に移動可能に設けられ、
前記ウォーム軸は、前記一端部が前記軸受と一体で該ウォーム軸の軸方向に移動可能に支持されることにより前記ハウジング内で軸方向に移動可能に収容されるアクチュエータユニットにおいて、
前記軸受の両側には、前記ハウジングに設けられた段差部と軸方向において対向するとともに該段差部との間に隙間を介在させて配置されるストッパ、及び前記ストッパとの間に弾性体を挟み込むとともに前記ウォーム軸の軸方向移動によって該弾性体を圧縮するプレートを有するダンパがそれぞれ設けられたものであって、
前記ストッパは、前記弾性体よりも弾性係数の高い材料からなるとともに、前記ストッパの前記ハウジングと径方向において対向する対向面には、前記ウォーム軸の周方向に延びる周溝が形成されたことを特徴とするアクチュエータユニット。 - 請求項1又は2に記載のアクチュエータユニットにより、ステアリング操作を補助するためのアシスト力を発生させることを特徴とする車両用操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012167313A JP2014025553A (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | アクチュエータユニット及びこれを備えた車両用操舵装置 |
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Publications (1)
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JP2014025553A true JP2014025553A (ja) | 2014-02-06 |
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ID=50199373
Family Applications (1)
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JP2012167313A Pending JP2014025553A (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | アクチュエータユニット及びこれを備えた車両用操舵装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108988567A (zh) * | 2017-06-02 | 2018-12-11 | 法雷奥系统公司 | 用于机动车辆擦拭器系统的齿轮马达 |
CN110581623A (zh) * | 2018-06-07 | 2019-12-17 | 株式会社有信 | 电动致动器 |
JP7447914B2 (ja) | 2019-11-26 | 2024-03-12 | 日産自動車株式会社 | 電動車両の駆動装置 |
-
2012
- 2012-07-27 JP JP2012167313A patent/JP2014025553A/ja active Pending
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