JP2014024094A - 円筒状ワーク切断装置及びその清掃方法 - Google Patents

円筒状ワーク切断装置及びその清掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属製円筒状の薄肉ワーク(ドラム)に対してレーザ光を照射することで輪切り状に切断する工程において生じるスパッタを、容易に除去する。
【解決手段】円筒状ワーク切断装置10は、側壁に周回方向通路78が形成されたワーク保持部材16を有する。該側壁に保持されたドラムWが切断された後、周回方向通路78に流入した溶融飛散物が該周回方向通路78の底面又は側面で固化することでスパッタSが生じる。このスパッタSは、吐出ノズル128、130から吐出された圧縮気体によって除去される。すなわち、圧縮気体によってワーク保持部材16の清掃がなされる。
【選択図】図6

Description

本発明は、金属製円筒状の薄肉ワークをレーザ光の作用下に切断して複数個の金属リングを形成する円筒状ワーク切断装置及びその清掃方法に関する。
自動車の無段変速機に採用される動力伝達用ベルトとしては、複数の金属リングを積層した積層リングが用いられる。この種の積層リングを構成する前記金属リングは、例えば、特許文献1に記載されるように、先ず、矩形状の金属製薄板の両端縁を溶接して円筒状のドラム(薄肉ワーク)を形成し、次に、前記ドラムを所定幅で輪切り状に切断することによって作製される。必要に応じ、前記の溶接の後、ドラムの内部品質を向上させることを目的として溶体化処理が行われることもある。
ドラムを切断する切断手段としては、従来、砥石や刃具等のカッタが主に採用されているが、本出願人は、特許文献2において、レーザ光の作用下にドラムを切断して金属リングを得る切断方法を提案している。
この切断方法は、略円筒形状をなし且つ縮径された可能なワーク保持部材の側壁にドラムを装着した後、前記ワーク保持部材を拡径することで前記側壁によってドラムを略真円形状に矯正し、さらに、ワーク保持部材を回転動作させることでドラムを回転させながら、該ドラムの外周壁側からレーザ光を照射するものである。ここで、ワーク保持部材の側壁には周方向に沿って延在する環状溝が複数本形成されており、レーザ光は、レーザ光照射手段が各環状溝の上方に位置したときに照射される。
特開2005−297074号公報 特開2011−167702号公報
レーザ光が照射されたドラムでは、その一部が溶融して前記環状溝に飛散する。すなわち、環状溝には、溶融飛散物が捕捉される。このため、ドラムにドロスが発生することが抑制される。
ここで、環状溝に捕捉された溶融飛散物は、該環状溝内で固化する(以下、固化物を「スパッタ」という)。従って、溶融飛散物の捕捉位置がワーク保持部材の側壁に近接していると、スパッタの一部が環状溝から露出してドラムに当接する可能性がある。このような事態が発生すると、ドラムが内周面側からスパッタに押圧されるので、ドラムを略真円形状に矯正することが困難となる。また、前記の当接の際にスパッタによってドラムに傷が入る懸念もある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、スパッタが環状溝から露出することを防止することが可能であり、このためにドラムを略真円形状に矯正することが容易で、しかも、ドラムに傷が入る懸念を払拭し得る円筒状ワーク切断装置及びその清掃方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、回転する金属製円筒状の薄肉ワークを、レーザ光照射手段から照射されたレーザ光によって切断する円筒状ワーク切断装置において、
前記薄肉ワークの貫通孔に通される側壁に、周方向に沿って延在する環状溝が形成されたワーク保持部材と、
前記環状溝に対して流体を導出する流体導出手段と、
を備え、
前記流体導出手段は、前記流体を、前記薄肉ワークを切断する最中又は切断後に導出することを特徴とする。
この構成においては、環状溝に流入した溶融飛散物が固化して生じたスパッタが、流体によって環状溝から押し剥がされる。すなわち、除去される。これにより、環状溝を容易に清掃することができる。
従って、スパッタの一部が環状溝から露出することが回避される。このため、スパッタがドラムに当接することが回避されるので、ドラムを略真円形状に矯正することが容易である。また、スパッタによってドラムに傷が入る懸念を払拭することもできる。
この場合、前記流体導出手段として、前記環状溝の底面に向かう流体を導出するものと、前記環状溝の側面に向かう流体を導出するものとを設けることが好ましい。このような構成とすることにより、底面に堆積するスパッタの量を低減することができるとともに、環状溝の側面に付着するスパッタの位置を底面側に移動させることができる。
ワーク保持部材には、少なくとも前記環状溝内に被膜を形成することが好ましい。この場合、スパッタを除去することが一層容易となるからである。
流体としては、ドライアイスの細粒を導出すればよい。又は、水を導出するようにしてもよいし、圧縮気体を導出するようにしてもよい。圧縮気体の場合、スパッタ以外の後処理が不要であるという利点がある。また、コストを低廉化することもできる。
勿論、圧縮気体による清掃、高圧水による清掃、ドライアイスによる清掃の2種以上を併用するようにしてもよい。
被膜の材質は、スパッタを除去することが容易となり、且つ流体によって剥離することが困難であるものが好ましく選定される。このような材質の好適な例としては、銅又は銅合金が挙げられる。銅又は銅合金からなる被膜は、高圧水が衝突したとしてもワーク保持部材から剥離し難いので、この場合に特に好適である。なお、銅又は銅合金からなる被膜は、例えば、メッキによって容易に形成することができる。
また、本発明は、ワーク保持部材の側壁に保持された金属製円筒状の薄肉ワークを、レーザ光照射手段から照射されたレーザ光によって切断するための円筒状ワーク切断装置の清掃方法であって、
前記ワーク保持部材の前記側壁に形成され、周方向に沿って延在する環状溝に対し、前記薄肉ワークを切断する最中又は切断後に、流体を供給することを特徴とする。
このように流体を環状溝に供給することにより、スパッタを容易に除去することができる。すなわち、環状溝が清掃されるので、スパッタの一部が環状溝から露出することが回避される。その結果、スパッタがドラムに当接することが回避されるので、ドラムを略真円形状に矯正することが容易となるとともに、スパッタによってドラムに傷が入る懸念が払拭される。
上記したように、流体としては圧縮気体を供給すればよい。又は、高圧水を供給するようにしてもよいし、ドライアイスの細粒を供給するようにしてもよい。勿論、圧縮気体、水、ドライアイスの細粒の2種以上を供給するようにしてもよい。
いずれにしても、上記した理由から、前記環状溝の底面に向かう流体と、前記環状溝の側面に向かう流体とを供給することが好ましい。
本発明によれば、環状溝に対して流体を導出することで該環状溝からスパッタを除去するようにしているので、該環状溝において、スパッタの一部が露出することが回避される。このため、スパッタがドラムに当接することが回避される。
従って、ドラムを略真円形状に矯正することが容易となる。また、スパッタによってドラムに傷が入る懸念を払拭することもできる。
本発明の実施の形態に係る円筒状ワーク切断装置の一部断面平面図である。 図1に示す円筒状ワーク切断装置の要部断面側面図である。 ワーク保持部材の全体概略斜視図である。 ワーク保持部材の長手方向に沿う一部断面図である。 図1に示す円筒状ワーク切断装置の正面図である。 前記円筒状ワーク切断装置の要部側面断面図である。 前記円筒状ワーク切断装置の、図5とは別位置での正面図である。 押圧用部材及びワーク保持部材が図2から拡径した状態を示す要部断面側面図である。 流体導出手段である吐出ノズルの位置が図6とは相違する前記円筒状ワーク切断装置の要部側面断面図である。
以下、本発明に係る円筒状ワーク切断装置及びその清掃方法につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る円筒状ワーク切断装置10の一部断面平面図であり、図2は、要部断面側面図である。この円筒状ワーク切断装置10は、スピンドル12を回転動作させるためのモータ14と、前記スピンドル12に連結されて該スピンドル12に追従して回転動作するワーク保持部材16と、前記ワーク保持部材16に保持された金属製円筒状のドラム(薄肉ワーク)Wの所定位置に対してレーザ光Lを照射するレーザ光照射手段としての加工ヘッド18(図2参照)とを有する。
円筒状ワーク切断装置10は図示しない基台を有し、この基台上に、図1に示す第1基盤20及び第2基盤22が設置される。第1基盤20には前記モータ14が支持され、一方、第2基盤22には、前記スピンドル12が挿入されるスピンドル支持部材24が設置される。なお、スピンドル支持部材24とスピンドル12の間にはベアリング26が介在されており、このため、スピンドル12は、回転可能にスピンドル支持部材24に支持される。
モータ14の回転軸28には、第1プーリ30が外嵌される。一方、スピンドル12の一端部には第2プーリ32が外嵌され、これら第1プーリ30及び第2プーリ32には、タイミングベルト34が掛け渡されている。従って、スピンドル12は、後述するように、モータ14の作用下に回転動作を開始する。
スピンドル12は、中空体として形成されている。すなわち、スピンドル12の内部には、その長手方向に沿って内孔36が延在する。
この内孔36は、スピンドル12の長手方向の両端面で開口しており、その中の一方の開口には、管継手用ソケット38のソケット部40が挿入されている。この管継手用ソケット38の本体部41に管継手42を介して連結される図示しない送気管は、冷却媒体として機能する圧縮エアを供給する圧縮エア供給源に接続されている。すなわち、内孔36は、圧縮エア供給源から供給されて前記送気管及び前記管継手42を通過した圧縮エアが流通する、圧縮エア用流通路として機能する。
なお、管継手用ソケット38における円錐台形状をなすソケット部40は、本体に対して回転自在である。
図2に示すように、ワーク保持部材16は、第1連結部材44と第2連結部材46を介してスピンドル12に連結されている。具体的には、スピンドル12の一端部には段部48が形成されており、この段部48に第1連結部材44の円柱状突部50が挿入されるとともに、第1連結部材44の一端面から挿入された第1連結ボルト52がスピンドル12の端部に螺合される。
そして、第2連結部材46の一端面から挿入された第2連結ボルト54が第1連結部材44の端部に螺合される。なお、第2連結ボルト54は、第1連結ボルト52の内周側に位置する。
第2連結部材46の一端部には、環状の挿入口56が形成されている。一方、図2及び図3に示すように、ワーク保持部材16の一端部には、他の部位に比して小径な小径部58が形成されており、この小径部58が前記挿入口56に挿入される。なお、小径部58には、前記挿入口56の底部に向かって延在する連結ピン60が埋設される。この連結ピン60が前記挿入口56の底部に形成された嵌合穴62に嵌合されることにより、第2連結部材46とワーク保持部材16が連結される。
挿入口56の内壁には、シール部材64が設けられる。このシール部材64により、第2連結部材46とワーク保持部材16との間がシールされ、圧縮エアが漏洩することが回避される。
図3に示すように、ワーク保持部材16は、前記小径部58と、該小径部58に比して大径であり概ね円筒形状をなす保持部66と、該保持部66に比して大径な堰止部68とを有する中空体である。すなわち、ワーク保持部材16には、その長手方向に沿って延在する挿入用貫通孔70が形成されている。なお、この挿入用貫通孔70は、第1連結部材44、第2連結部材46の各々に貫通形成された連通孔72、74に連通する。
ワーク保持部材16には、挿入用貫通孔70から側壁(外壁)に至るまで、複数本の直径方向通路76が放射状に貫通形成されている。すなわち、直径方向通路76は、挿入用貫通孔70に連通する。
直径方向通路76の各々は、ワーク保持部材16の長手方向に沿って延在する。そして、小径部58から堰止部68の途中にわたって切り欠かれるように形成された直径方向通路76には、堰止部68から小径部58の途中にわたって切り欠かれるように形成された直径方向通路76が隣接する。
ワーク保持部材16の保持部66の側壁には、該側壁の周回方向に沿って延在し、隣接する直径方向通路76同士を連通する周回方向通路78(環状溝)が複数本形成される。なお、図2及び図3から諒解されるように、周回方向通路78は、挿入用貫通孔70には到達していない。すなわち、周回方向通路78は、挿入用貫通孔70に直接連通するのではなく、直径方向通路76を介してのみ挿入用貫通孔70に連通する。
周回方向通路78の底面及び側面には、図4に示すように、被膜79が形成される。後述するように、この被膜79が存在することにより、周回方向通路78からスパッタS(図6参照)を除去することが容易となる。なお、被膜79は、保持部66の側壁には設けられていない。
被膜79の材質は、スパッタSを除去し易いものであればよく、その好適な例としては、ポリテトラフルオロエチレンや窒化ホウ素等が挙げられるが、高圧水が供給されても剥離が生じ難いことから、銅又は銅合金が特に好適である。
このように構成されるワーク保持部材16の内部には、図2に示すように押圧用部材80が挿入され、さらに、該押圧用部材80の内部には、第1径変化用部材82及び第2径変化用部材84が挿入される。ここで、第1径変化用部材82と、第1連結部材44及び第2連結部材46の各連通孔72、74、ワーク保持部材16の挿入用貫通孔70との間には、所定のクリアランスが形成される。
図2に示すように、押圧用部材80は中空体である。そして、押圧用部材80には、内壁から外壁に向かうようにして貫通した複数本のスリット(図示せず)が長手方向に沿って延在するように形成される。このようなスリットが形成されていることにより、該押圧用部材80は、弾性変形を起こすことが容易である。
押圧用部材80の内壁には、左端、右端の各々から離間するに従ってテーパー状に縮径する2個の第1カム部88、90が形成される(特に図2参照)。なお、押圧用部材80の内壁の中腹部近傍は、所定の長さにわたって略等径である。
一方、第1径変化用部材82は、円筒形状部92と、押圧用部材80の内部に挿入されるにつれてテーパー状に縮径する第2カム部94とを有し、第2カム部94が前記第1カム部88に摺接するようにして押圧用部材80の内部に挿入されている。
また、第2径変化用部材84は略円錐台形状をなし、その側壁は、押圧用部材80の内部に挿入されるにつれてテーパー状に縮径するとともに、第1カム部90に摺接するカム部として機能する。以下においては、この側壁を第2カム部96と指称する。
第1径変化用部材82と第2径変化用部材84には、それぞれ、長手方向に沿って挿通孔98、100が貫通形成される。これら挿通孔98、100には、1本の連結バー102が挿入される。また、第1径変化用部材82と第2径変化用部材84の間には、これら第1径変化用部材82及び第2径変化用部材84を互いに離間する方向に弾発付勢するコイルスプリング104が配置されている。
連結バー102の図2における左端部には、幅広なフランジ部106が形成される。このフランジ部106の一端面は、第1径変化用部材82の円筒形状部92の端部に形成された収容段部108に着座する。
第2径変化用部材84の底面(図2における右端面)には、ワーク保持部材16の挿入用貫通孔70の直径に対応する直径の円盤形状体110が挿入される。この円盤形状体110と第2径変化用部材84とは、第3連結ボルト112を介して連結される。
円盤形状体110の外方(図2における右端)には、第4連結ボルト114を介して円盤状のカバー部材116が連結される。このカバー部材116の直径は、挿入用貫通孔70の直径に比して大きく設定されている。すなわち、カバー部材116が挿入用貫通孔70に挿入されることはない。
円盤形状体110及びカバー部材116には、突出用孔118、120がそれぞれ貫通形成される。
前記連結バー102の図2における右端部は、第2径変化用部材84の挿通孔100、円盤形状体110及びカバー部材116の突出用孔118、120を通過して露呈する。この露呈した右端部にはネジ部122が形成され、該ネジ部122に2個の緊締用ナット124、126が螺合される。これら緊締用ナット124、126の直径は、突出用孔120の直径よりも小さく、且つ突出用孔118の直径よりも大きく設定されている。
さらに、ドラムWの外周壁の近傍には、図5に示すように、流体導出手段としての吐出ノズル128、130が配置される。これら吐出ノズル128、130からは、圧縮気体が吐出される。なお、気体は、特に限定されるものではないが、コスト的に有利であることから、窒素又はエアが特に好適である。
吐出ノズル128、130は、100°〜120°程度の角度θをなすようにして互いに離間している。換言すれば、吐出ノズル128、130は、位相が相違するようにして配設されている。なお、レーザ光Lを照射するための加工ヘッド18は、レーザ光LがドラムWに照射されることが妨げられることがないように、吐出ノズル128、130とは位相が相違するようにして配設することが好ましい(図5参照)。
ここで、吐出ノズル128が周回方向通路78の側面に対して略平行に、しかも、両側面同士の略中央に配設されているのに対し、吐出ノズル130は、周回方向通路78の側面に対して30°〜60°程度の角度αで傾斜するように設置されている。従って、図6に示すように、吐出ノズル128から吐出された圧縮気体は、周回方向通路78の底面に向かって流れる。一方、吐出ノズル130から吐出された圧縮気体は、周回方向通路78の側面に向かう。
吐出ノズル128、130を支持する図示しない支持フレームは、ワーク保持部材16の長手方向に沿って変位することが可能である。勿論、この変位の際には、吐出ノズル128、130が支持フレームと一体的に変位する。
円筒状ワーク切断装置10は、さらに、図7に示す高圧水吐出ノズル132を有する。高圧水吐出ノズル132は、ワーク保持部材16に向かって、流体である高圧水を吐出する。すなわち、この高圧水吐出ノズル132も、流体導出手段の1つである。
図7に示すように、高圧水吐出ノズル132は、ワーク保持部材16の回転中心Oから延在する線、すなわち、ワーク保持部材16の半径(仮想線M1)に対し、回転方向上流側にオフセットされて該ワーク保持部材16に対向する。換言すれば、高圧水吐出ノズル132から導出される高圧水の仮想的な軸線M2は、仮想線M1と角度βをなす。以下においては、便宜上、この角度βを吐出角と指称する。
なお、本実施の形態では、圧縮気体及び高圧水を流体として導出する場合を例示しているが、これらに代替し、図示しないノズルからドライアイスの細粒を導出するようにしてもよい。換言すれば、この図示しないノズルも、流体導出手段の1つである。
本実施の形態に係る円筒状ワーク切断装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果につき、該円筒状ワーク切断装置10に対して行う清掃方法との関係で説明する。
無段変速機に用いられる動力伝達用ベルトを作製するための金属リングを製造するに当たっては、例えば、先ず、矩形状の金属製薄板を切り出し、この矩形状の金属製薄板を湾曲して両端縁を溶接することで円筒形状体であるドラムWを得る。なお、金属製薄板としては、その厚みが0.3〜0.4mm程度のものが一般的に使用される。また、金属製薄板は、好適にはマルエージング鋼からなる。
ドラムWを切断するに際しては、はじめに、ワーク保持部材16の側壁を小径部58側からドラムWの貫通孔に通す。ドラムWは、ワーク保持部材16の堰止部68によって堰止されて保持部66に位置する。保持部66の外壁とドラムWの内壁との間には、若干のクリアランスが形成される。
その後、ワーク保持部材16が連結ピン60を介して第2連結部材46に連結され、これにより、円筒状ワーク切断装置10にドラムWが保持される。
上記したように、ドラムWには、溶接時の熱によって歪みが生じていることがある。そこで、先ず、ワーク保持部材16を拡径させることでドラムWを押圧する。
具体的には、緊締用ナット124、126を締め付け方向に螺回する。これにより、緊締用ナット124、126が第2径変化用部材84側に向かって変位する。緊締用ナット124、126の直径が突出用孔118の直径よりも大であるため、緊締用ナット124、126は、円盤形状体110を押圧して第2径変化用部材84を第1径変化用部材82側に押圧する。
同時に、緊締用ナット124、126が螺回されることに伴って、連結バー102のネジ部122が図2における右方に向かうように引っ張られる。これにより、連結バー102が第2径変化用部材84側に向かって変位する。
上記したように、第1径変化用部材82の収容段部108には、連結バー102のフランジ部106が着座している。このため、第1径変化用部材82は、第2径変化用部材84側に向かって変位する連結バー102に引っ張られる。換言すれば、第1径変化用部材82は、連結バー102に追従して第2径変化用部材84側に向かって変位する。
すなわち、図8に示すように、第1径変化用部材82及び第2径変化用部材84の双方が、押圧用部材80の長手方向の内部深くに挿入されるように変位し、同時にコイルスプリング104が圧縮する。この変位により、第1径変化用部材82及び第2径変化用部材84の各第2カム部94、96における一層大径な部位が、押圧用部材80の第1カム部88、90に当接するようになる。その結果、第1カム部88、90が第2カム部94、96から押圧される。第2カム部94、96からの押圧力は、押圧用部材80の直径方向外方に向かう。
この押圧によって、押圧用部材80が拡径される。押圧用部材80が、その内壁に形成された第1カム部88、90を介して直径方向外方に向かう方向に押圧されるからである。上記したように、押圧用部材80は容易に弾性変形するので、この拡径も容易に進行する。
拡径した押圧用部材80は、ワーク保持部材16の保持部66を直径方向外方に向かう方向に沿って略均等に押圧する。図3に示すように、ワーク保持部材16には、直径方向通路76及び周回方向通路78が複数本形成されている。このため、ワーク保持部材16も弾性に富む。すなわち、ワーク保持部材16は、押圧用部材80から押圧されることによって容易に弾性変形を起こし、略均等に拡径する。
例えば、ドラムWに歪みが生じているために該ドラムWの内径が不均一である場合、この拡径の途中で、ドラムWにおける内径が最小の部位に対して保持部66の側壁が当接する。一方、この部位よりも内径が大きい部位は、保持部66の側壁に対して未だ離間したままである。
保持部66の拡径がさらに進行することに伴い、内径が最小の部位が拡径される。また、保持部66の側壁が、ドラムWにおける内径が若干大きな部位に当接する。
保持部66の拡径がさらに一層進行すると、内径が最小であった部位が一層拡径されるとともに、内径が若干大きな部位が拡径される。このようにして保持部66の拡径が進行すると、ドラムWにおける内径が最大の部位に対して保持部66の側壁が当接する。
この際には、内径が最小であった部位や、該部位よりも内径が若干大きかった部位が、内径が最大の部位と略同一の内径となる程度まで拡径されている。すなわち、ドラムWが、その断面が略真円形状となるように矯正される。このため、該ドラムWの内壁から外壁までの距離(肉厚)が、レーザ光Lの焦点深度内となる。
以上のようにして、ドラムWが矯正されるに至る。なお、緊締用ナット124、126が過度に螺回されると、カバー部材116がワーク保持部材16の堰止部68に堰止され、円盤形状体110、ひいては第1径変化用部材82及び第2径変化用部材84のそれ以上の変位が停止される。これにより、押圧用部材80及び保持部66の拡径も停止される。
その後、上記と逆に緊締用ナット124、126を弛緩する方向に螺回してもよい。この際には、コイルスプリング104が第1径変化用部材82及び第2径変化用部材84の双方を互いに離間する方向に弾発付勢する。その結果、第1径変化用部材82及び第2径変化用部材84が、押圧用部材80の内部から離脱する方向に変位する。
従って、第1径変化用部材82及び第2径変化用部材84の各第2カム部94、96においては、小径な部位が押圧用部材80の第1カム部88、90に当接するようになる。このため、第1カム部88、90が、第2カム部94、96による押圧から解放される。換言すれば、押圧用部材80を拡径する押圧力がなくなるので、該押圧用部材80が縮径する。
これに伴い、ワーク保持部材16の保持部66も縮径する。ワーク保持部材16が、押圧用部材80の押圧力から解放されるからである。
保持部66の縮径に際しては、例えば、図2に示す状態、すなわち、拡径前の初期状態に戻すようにしてもよいし、初期状態よりも若干大径な状態に戻す程度であってもよい。なお、ワーク保持部材16の保持部66、及び押圧用部材80が初期状態に復帰した場合であっても、ドラムWはさほど弾性がないので、矯正された後の形状から元の形状に戻ることはない。すなわち、矯正された略真円形状が保たれる。
次に、モータ14が駆動される。この駆動に伴い、該モータ14の回転軸28が回転動作を開始する。この回転動作に追従して第1プーリ30が回転動作するとともにタイミングベルト34が周回動作し、その結果、第2プーリ32が回転動作する。これに追従し、スピンドル12、及び該スピンドル12に連結されたワーク保持部材16が回転動作し始める。
モータ14の回転駆動力は、好ましくは、ワーク保持部材16に保持されたドラムWの回転速度が30〜200m/分の周速となるように設定される。なお、上記したように、スピンドル12とスピンドル支持部材24との間にはベアリング26が介在されているので、スピンドル支持部材24が回転動作することはない。また、管継手用ソケット38は、ソケット部40のみが回転動作し、本体部41は回転動作しない。
この前後に、前記圧縮エア供給源から、冷却媒体としての圧縮エアが供給される。圧縮エアは、前記送気管及び前記管継手42を介して前記管継手用ソケット38に到達し、ソケット部40からスピンドル12の内孔36に供給される。この圧縮エア(冷却媒体)によってワーク保持部材16が冷却され、その結果、該ワーク保持部材16がドラムWを冷却する冷やし金として機能する。
次に、加工ヘッド18からドラムWに向けてレーザ光Lが照射される。本実施の形態においては、レーザ光Lは、先ず、ドラムWの図2における右端近傍、換言すれば、圧縮エアが供給される最も下流に照射される。この際には、レーザ光Lが照射される部位と、周回方向通路78の位置とが略合致する。
ドラムWにおけるレーザ光Lが入射した部位は、温度が上昇して昇華し、ドラムWから切り離される。すなわち、金属リングとして切断される。
ここで、ドラムWは、上記したように矯正によって、その内壁から外壁までの距離(肉厚)がレーザ光Lの焦点深度内となっている。従って、集光径が比較的小さくエネルギ密度が高いレーザ光LをドラムWに照射することができる。その結果、照射の際、ドラムWの切断部位の金属材の大部分を、溶融ではなく昇華させることができる。すなわち、溶融量を可及的に少なくしながらドラムWの除去加工を行うことができる。従って、ドラムWが受ける熱影響を小さくしながら、切断で生じる溶融飛散物の量を少なくすることができる。
この切断に際しては、ドラムWから、その材質である金属(例えば、マルエージング鋼)の溶融物が飛散し、周回方向通路78に進入する。ワーク保持部材16が冷やし金として機能しているので、溶融飛散物が周回方向通路78の底面又は側面で比較的速やかに冷却固化してスパッタSとなる。
なお、ワーク保持部材16において、ドラムWの内周面に当接する側壁表面には被膜79が形成されていない。このため、金属リングに、被膜79を源とする材料混入(いわゆるコンタミ)が起こることが防止される。
レーザ光Lが照射される部位と、周回方向通路78の位置とが略合致しているので、金属リングが切断された後には、スパッタSが付着した周回方向通路78が露呈する。本実施の形態においては、この露呈した周回方向通路78に対し、吐出ノズル128、130から圧縮エア等の圧縮気体が供給される。
吐出ノズル128、130から吐出された圧縮気体は、それぞれ、周回方向通路78の底面、側面に向かって流れる。すなわち、周回方向通路78の底面、側面に対して衝突する気流が生じる。このため、スパッタSが気流によって除去され、これにより周回方向通路78の底面、側面が清掃される。しかも、周回方向通路78の底面及び側面には被膜79が形成されているので、スパッタSが容易に除去される。
例えば、周回方向通路78の深さを約20mmに設定したとき、吐出ノズル128のみを設けてブローを行うと、周回方向通路78の側面では、該周回方向通路78の開口からの深さ約5mmの位置にスパッタSが付着する。すなわち、ブローを行わない場合に比してスパッタSの付着位置を深くすることが可能である。
さらに、吐出ノズル128、130を設けて同時にブローを行った場合、周回方向通路78の側面におけるスパッタSの付着位置は、該周回方向通路78の開口からの深さ約10mmとなる。すなわち、スパッタSの付着位置が底面側に移動する。このため、スパッタSの一部が周回方向通路78から露出してドラムWに当接することが一層有効に回避される。従って、ドラムWが内周面側からスパッタSに押圧されることが回避され、結局、ドラムWを略真円形状に矯正することが容易となるとともに、スパッタSによってドラムWに傷が入る懸念を払拭することができる。
除去されたスパッタSは、作業ステーションの床上に設けられた図示しないスパッタS受部材によって捕捉される。
以上のようにして清掃が実施されている間、図2に示すように、加工ヘッド18が移動し、ドラムWの別部位に対してレーザ光Lを照射する。この場合においても、加工ヘッド18は周回方向通路78の位置に対応する位置に移動し、その後、上記と同様にしてドラムWの切断が営まれる。
その後、この位置に前記支持フレームごと吐出ノズル128、130が移動し、上記した清掃が実施される。この間、加工ヘッド18は次に切断を行うべき位置に移動し、ドラムWの別部位に対してレーザ光Lを照射する。これが繰り返され、所定数の金属リングが得られるに至る。
さらに別のドラムWに対して上記の切断を繰り返し行うと、周回方向通路78の底面に、ブローでは除去しきれなかったスパッタSが堆積する。このようなスパッタSを除去するべく、所定数のドラムWに対する切断を終了した後、高圧水吐出ノズル132から、ワーク保持部材16に向かって高圧水を吐出する。すなわち、高圧水にて洗浄を行う。
ここで、本実施の形態では、図7に示すように、高圧水吐出ノズル132は、ワーク保持部材16の回転中心線からオフセットされた位置に配置されている。従って、高圧水が吐出角βをもってドラムWに入射する。このような洗浄においては、前記のオフセットを設けない場合に比してスパッタSの除去量が増加する。すなわち、スパッタSを十分に除去することが可能となる。
しかも、周回方向通路78の底面及び側面には被膜79が形成されているので、この場合においても、スパッタSが容易に除去される。なお、被膜79が銅又は銅合金からなる場合、該被膜79は、高圧水が衝突しても周回方向通路78の底面及び側面から容易に剥離しない。従って、長期間にわたってスパッタSを容易に除去することができるので好適である。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、この実施の形態では、自動車の無段変速機に採用される動力伝達用ベルトを構成する金属リングを作製するようにしているが、それ以外の金属リングを作製するようにしてもよいことは勿論である。
また、図9に示すように、吐出ノズル128、130を、別個の周回方向通路78に対してブローを行うような位置に設けるようにしてもよい。
さらに、吐出ノズル128、130の吐出は、ドラムWに対する切断と同時に行うようにしてもよい。
10…円筒状ワーク切断装置 12…スピンドル
14…モータ 16…ワーク保持部材
18…加工ヘッド 76…直径方向通路
78…周回方向通路 80…押圧用部材
82…第1径変化用部材 84…第2径変化用部材
88、90…第1カム部 94、96…第2カム部
104…コイルスプリング 124、126…緊締用ナット
128、130…吐出ノズル 132…高圧水吐出ノズル
L…レーザ光 S…スパッタ
W…ドラム

Claims (12)

  1. 回転する金属製円筒状の薄肉ワークを、レーザ光照射手段から照射されたレーザ光によって切断する円筒状ワーク切断装置において、
    前記薄肉ワークの貫通孔に通される側壁に、周方向に沿って延在する環状溝が形成されたワーク保持部材と、
    前記環状溝に対して流体を導出する流体導出手段と、
    を備え、
    前記流体導出手段は、前記流体を、前記薄肉ワークを切断する最中又は切断後に導出することを特徴とする円筒状ワーク切断装置。
  2. 請求項1記載の切断装置において、前記流体導出手段として、前記環状溝の底面に向かう流体を導出するものと、前記環状溝の側面に向かう流体を導出するものとを備えることを特徴とする円筒状ワーク切断装置。
  3. 請求項1又は2記載の切断装置において、前記ワーク保持部材には、少なくとも前記環状溝内に被膜が形成されていることを特徴とする円筒状ワーク切断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の切断装置において、前記流体としてドライアイスの細粒を導出することを特徴とする円筒状ワーク切断装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の切断装置において、前記流体として水を導出することを特徴とする円筒状ワーク切断装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の切断装置において、前記流体として圧縮気体を導出することを特徴とする円筒状ワーク切断装置。
  7. 請求項3記載の切断装置において、前記被膜が銅又は銅合金からなることを特徴とする円筒状ワーク切断装置。
  8. ワーク保持部材の側壁に保持された金属製円筒状の薄肉ワークを、レーザ光照射手段から照射されたレーザ光によって切断するための円筒状ワーク切断装置の清掃方法であって、
    前記ワーク保持部材の前記側壁に形成され、周方向に沿って延在する環状溝に対し、前記薄肉ワークを切断する最中又は切断後に、流体を供給することを特徴とする円筒状ワーク切断装置の清掃方法。
  9. 請求項8記載の清掃方法において、前記流体として圧縮気体を供給することを特徴とする円筒状ワーク切断装置の清掃方法。
  10. 請求項8記載の清掃方法において、前記流体として水を供給することを特徴とする円筒状ワーク切断装置の清掃方法。
  11. 請求項8記載の清掃方法において、前記流体としてドライアイスの細粒を供給することを特徴とする円筒状ワーク切断装置の清掃方法。
  12. 請求項8〜11のいずれか1項に記載の清掃方法において、前記流体として、前記環状溝の底面に向かうものと、前記環状溝の側面に向かうものとを供給することを特徴とする円筒状ワーク切断装置の清掃方法。
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