JP2014023696A - クレードル、テーブル、および医用装置 - Google Patents

クレードル、テーブル、および医用装置 Download PDF

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Hiroyuki Hatanaka
宏之 畠中
Masanari Takayama
優成 高山
Rajendra Mayoran
マヨラン ラジェンドラ
Kenichi Iwama
健一 岩間
Naoyuki Yoshida
尚之 吉田
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Abstract

【課題】テーブルの乗り降りをする患者の負担を軽減する。
【解決手段】テーブル3は椅子に変形することができ、被検者13は椅子に変形したテーブル3に着座する。被検者13を着座させた後、クレードル31が平板形状になるようにテーブル3が変形する。クレードル31を平板形状に変形させた後、クレードル31のパッドを真空状態にし、硬化させる。パッドを硬化させた後、クレードル31をボア21に移動させ、被検者13をスキャンする。スキャンが終了したら、クレードル31をボア21から搬出し、テーブルを再び椅子に変形する。
【選択図】図15

Description

本発明は、被検者を支持するクレードル、このクレードルを有するテーブル、およびこのクレードルを有する医用装置に関する。
従来より、テーブルの高さを調節することができる医用装置が知られている(特許文献1)。
特開2009−232934号公報
患者が高齢者の場合、テーブルを低くしても自力でテーブルを乗り降りするのは困難なことが多い。この場合、技師は、患者を抱えるなどの補助をしながら、患者をテーブルに乗せたり、患者をテーブルから降ろす必要があり、患者や技師に負担が掛かるという問題がある。したがって、患者や技師に掛かる負担をできるだけ軽減できることが望まれている。
本発明の第1の態様は、医用装置で撮影される被検者を水平の状態で支持する第1のモードと、前記被検者を着座させた状態で支持する第2のモードとを有するクレードルであって、
前記第1のモードおよび前記第2のモードに応じた形状に変形するクレードル基部と、
前記クレードル基部の表面に取り付けられ、前記クレードル基部の形状を保持するための形状保持用部材と、
を有する、クレードルである。
本発明の第2の態様は、医用装置で撮影される被検者を水平の状態で支持する第1のモードと、前記被検者を着座させた状態で支持する第2のモードとを有するテーブルであって、
前記被検者を支持するクレードルと、
前記クレードルを支持するクレードル支持台と、
を有し、
前記クレードルは、
前記第1のモードおよび前記第2のモードに応じた形状に変形するクレードル基部と、
前記クレードル基部の表面に取り付けられ、前記クレードル基部の形状を保持するための形状保持用部材と、
を有する、テーブルである。
本発明の第3の態様は、被検者を水平の状態で支持する第1のモードと前記被検者を着座させた状態で支持する第2のモードとを有するクレードルを備えた医用装置であって、
前記クレードルは、
前記第1のモードおよび前記第2のモードに応じた形状に変形するクレードル基部と、
前記クレードル基部の表面に取り付けられ、前記クレードル基部の形状を保持するための形状保持用部材と、
を有する、医用装置である。
クレードルは被検者を着座させた状態で支持することができる。したがって、被検者がクレードルに乗ったり、クレードルから降りるときに掛かる負担を軽減することができる。
本発明の第1の形態の磁気共鳴装置の概略図である。 テーブル3の構造の説明図である。 クレードル支持台32を示す図である。 可動支持部材35を固定支持部材34に対して回転させるときの説明図である。 可動支持部材35および36を固定支持部材34に対して回転させたときのクレードル支持台32の形状の例を示す図である。 クレードル31の構造の説明図である。 パッド312の構造の説明図である。 クレードル31に被検者13が寝たときの様子を示す図である。 クレードル31をクレードル支持台32に取り付けるときの様子を示す。 テーブル3の斜視図および側面図を示す。 テーブル3が椅子に変形するときの説明図である。 テーブル3の可動支持部材35を下側に回転させ、可動支持部材36を上側に回転させたときの様子を示す図である。 被検者13を撮影するときのフローを示す図である。 テーブル3を椅子に変形したときの様子を示す図である。 椅子に変形したテーブル3に被検者13が座ったときの様子を示す図である。 クレードル31が平板形状になるようにテーブル3を変形したときの様子を示す図である。 テーブル3を所定の高さに設定した後の様子を示す図である。 クレードル31を移動させた後の様子を示す。 パッド312を硬化させない場合の問題点の説明図である。 被検者13をボア21から搬出したときの様子を示す図である。 テーブル3を下げたときの様子を示す図である。 テーブル3を椅子に変形した後の様子を示す図である。 クレードル31が平板形状とは別の形状になるようにテーブル3を変形させた場合の一例を示す図である。 テーブル3を所定の高さに設定した後の様子を示す図である。 クレードル31を移動させた後の様子を示す図である。 クレードル31のマグネット2に近い側が背もたれ31bとなり、マグネット2から離れている側がフットレスト31cになるようにテーブル3を変形した場合の例を示す図である。 被検者13を座らせたときの様子を示す図である。 クレードル31が平板形状になるように、テーブル3を変形したときの様子を示す図である。 第2の形態におけるテーブル3の構造の説明図である。 クレードル支持台42を示す図である。 クレードル41の構造の説明図である。 クレードル41をクレードル支持台42に取り付けるときの様子を示す図である。 テーブル3の斜視図および側面図である。 テーブル3を椅子に変形させたときの例を示す図である。 椅子に変形したテーブル3に被検者13が座ったときの様子を示す図である。 背もたれ41bと踏み台41cの位置を逆にした場合のテーブル3を示す図である。 第3の形態におけるパッド312の構造を示す図である。 第3の形態におけるパッド312を用いたテーブル3を椅子に変形させたときの様子を示す図である。 パーティション312cを設けていないパッド312を用いたテーブル3を椅子に変形させたときの様子を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
(1)第1の形態
図1は、本発明の第1の形態の磁気共鳴装置の概略図である。
磁気共鳴装置(以下、「MR装置」と呼ぶ。MR:Magnetic Resonance)100は、マグネット2、テーブル3、ポンプ4、牽引装置5、受信コイル6などを有している。
マグネット2は、被検者13を収容するためのボア21を有している。また、マグネット2には、超伝導コイル、勾配コイル、RFコイルなどが内蔵されている。
テーブル3は、被検者13を支持するクレードル31と、クレードル31を支持するクレードル支持台32とを有している。ポンプ4は、クレードル31に空気を供給する。テーブル3およびポンプ4については、後で詳細に説明する。
牽引装置5はクレードル31に着脱自在に取り付けることができるように構成されている。牽引装置5がz方向に移動すると、牽引装置5はクレードル31を牽引し、クレードル31はz方向に移動する。また、牽引装置5が−z方向に移動すると、牽引装置5はクレードル31を押し出し、クレードル31は−z方向に移動する。したがって、牽引装置5によって、クレードル31をz方向および−z方向に自在に移動させることができる。
受信コイル6は、被検者13の腹部に取り付けられている。受信コイル6は、被検者13からの磁気共鳴信号を受信する。
MR装置100は、更に、送信器7、勾配磁場電源8、受信器9、制御部10、操作部11、および表示部12を有している。
送信器7は、マグネット2に内蔵されているRFコイルに電流を供給する。勾配磁場電源8は、マグネット2に内蔵されている勾配コイルに電流を供給する。
受信器9は、受信コイル6から受け取った信号に対して、検波などの信号処理を実行する。
制御部10は、表示部12に必要な情報を伝送したり、受信器9から受け取ったデータに基づいて画像を再構成するなど、MR装置100の各種の動作を実現するように、MR装置100の各部の動作を制御する。制御部10は、例えばコンピュータ(computer)によって構成される。
操作部11は、オペレータにより操作され、種々の情報を制御部10に入力する。表示部12は種々の情報を表示する。
MR装置100は、上記のように構成されている。
次に、テーブル3の構造について詳細に説明する。
図2は、テーブル3の構造の説明図である。
図2(a)はテーブル3の斜視図、図2(b)はテーブル3の分解斜視図である。
テーブル3は、被検者13を支持するクレードル31と、クレードル31を支持するクレードル支持台32とを有している。
図3は、クレードル支持台32を示す図である。
図3(a)はクレードル支持台32の斜視図、図3(b)はクレードル支持台32の側面図である。
クレードル支持台32は、支柱部33、固定支持部材34、可動支持部材35、および可動支持部材36などを有している。
支持部材34〜36は、接続部材37および38によって、z方向に並ぶように接続されている。固定支持部材34は支柱部33に固定されており、可動支持部材35および36は、それぞれ接続部材37および38によって固定支持部材34に接続されている。接続部材37は、可動支持部材35が固定支持部材34に対して動くことができるように、可動支持部材35を固定支持部材34に接続している。接続部材38は、可動支持部材36が固定支持部材34に対して動くことができるように、可動支持部材36を固定支持部材34に接続している。接続部材37および38は、例えば多関節リンクを使用することができる。尚、第1の形態では、一つの接続部材37を用いて可動支持部材35を固定支持部材34に接続しており、更に、一つの接続部材38を用いて可動支持部材36を固定支持部材34に接続している。しかし、複数の接続部材を用いて可動支持部材35又は36を固定支持部材34に接続してもよい。
また、クレードル支持台32は、シリンダー39および40を備えている。シリンダー39は、可動支持部材35を固定支持部材34に対して回転させるためのものであり、シリンダー40は、可動支持部材36を固定支持部材34に対して回転させるためのものである。シリンダー39および40の伸縮によって可動支持部材35および36を固定支持部材34に対して回転させることができる(図4参照)。
図4は、可動支持部材35を固定支持部材34に対して回転させるときの説明図である。
図4(a)は可動支持部材35を回転させる前の図である。
可動支持部材35が回転する前は、可動支持部材35は、固定支持部材34に対して水平に保持されている。図4(a)に示す状態から、シリンダー39が伸長すると、可動支持部材35が固定支持部材34に対して起き上がる方向に回転する。図4(b)に、シリンダー39の伸長により可動支持部材35が起き上がった様子を示す。
一方、シリンダー39を収縮させると、可動支持部材35が固定支持部材34に対して下がる方向に回転する。図4(c)にシリンダー39の収縮により可動支持部材35が下がった様子を示す。
図4は、可動支持部材35を固定支持部材34に対して回転させる場合について説明されているが、可動支持部材36を固定支持部材34に対して回転させる場合も同様に説明することができる。したがって、シリンダー40の伸縮により、可動支持部材36も固定支持部材34に対して上側および下側に回転させることができる。図5に、可動支持部材35および36を固定支持部材34に対して回転させたときのクレードル支持台32の形状の例を示す。図5(a)は、可動支持部材35を固定支持部材34に対して上側に回転させ、可動支持部材36を固定支持部材34に対して下側に回転させたときのクレードル支持台32の形状の例を示している。一方、図5(b)は、可動支持部材35を固定支持部材34に対して下側に回転させ、可動支持部材36を固定支持部材34に対して上側に回転させたときのクレードル支持台32の形状の例を示している。
図5に示すように、クレードル支持台32は形状を変形することができるように構成されている。次に、クレードル31の構造について説明する。
図6はクレードル31の構造の説明図である。図6(a)はクレードル31の斜視図であり、図6(b)はクレードル31の分解斜視図である。
クレードル31は、クレードル基部311と、パッド312とを有している。
クレードル基部311は、3個のプレート311a、311b、および311cを有している。プレート311aとプレート311bは、接続部材311dで接続されている。接続部材311dは、プレート311bがプレート311aに対して動くことができるように、プレート311aおよび311bを接続している。接続部材311dは、例えば、多関節リンクを用いることができる。
また、プレート311aとプレート311cは、接続部材311eで接続されている。接続部材311eは、プレート311cがプレート311aに対して動くことができるように、プレート311aおよび311cを接続している。接続部材311eは、接続部材311dと同様に、多関節リンクを用いることができる。
このように構成されたクレードル基部311の表面にパッド312が貼り付けられている。図7はパッド312の構造の説明図である。図7(a)はパッド312の斜視図、図7(b)は図7(a)のA−A断面図である。
パッド312は、袋体312aを有しており、袋体312aの中には、粒状体312b(プラスチック片、木片など)が収納されている。粒状体312bが収納された袋体312aが、パッド312として用いられる。パッド312をクレードル基部311の表面に貼り付けることにより、クレードル31(図6(a)参照)が構成される。パッド312は形状保持用部材の一例である。撮影時には、被検者13はクレードル31のパッド312に寝る。
図8は、クレードル31に被検者13が寝たときの様子を示す図である。
図8(a)はクレードル31に寝た被検者13を示す斜視図であり、図8(b)は図8(b)のA−A断面図である。
被検者13がパッド312に寝ると、被検者13から受ける圧力によって、パッド312内の粒状体312bが移動し、パッド312の表面は、被検者13の形状に沿うように変形する。また、パッド312は、袋体312aの内部の空気を脱気するための弁(図示せず)が設けられている。袋体312aの空気を脱気すると、袋体312aの内部が真空状態になるので、パッド312自体が硬化する。したがって、被検者13の形状に沿うようにパッド312の形状を保持することができる。また、袋体312aに空気を注入すると、パッド312の真空状態が解除されるので、パッド312自体を柔らかくすることができる。
クレードル31はクレードル支持台32に取り付けられる。図9に、クレードル31をクレードル支持台32に取り付けるときの様子を示す。クレードル31のプレート311a、311b、および311cは、それぞれ、クレードル支持台32の支持部材34、35、および36に位置決めされる。このようにして、テーブル3が構成される。図10に、テーブル3の斜視図および側面図を示す。
上記のように構成されたテーブル3は椅子に変形することができるように設計されている。以下に、テーブル3が椅子に変形するときの様子について説明する。
図11は、テーブル3が椅子に変形するときの説明図である。
図11(a)は、椅子に変形する前のテーブル3を示す側面図、図10(b)は椅子に変形した後のテーブル3を示す側面図である。
テーブル3を椅子に変形させる場合、先ず、クレードル31のパッド312に十分な量の空気を注入し、パッド312を柔らかくしておく。
パッド312を柔らかくした後、クレードル支持台32のシリンダー39を伸長させ、シリンダー40を収縮させる。
シリンダー39が伸長すると、クレードル支持台32の可動支持部材35が固定支持部材34に対して矢印A方向に回転する。パッド312は柔らかくなっているので、可動支持部材35が回転すると、可動支持部材35の上に位置しているプレート311bも矢印A方向に回転する。
一方、シリンダー40が収縮すると、クレードル支持台32の可動支持部材36が固定支持部材34に対して矢印B方向に回転する。パッド312は柔らかくなっているので、可動支持部材36が回転すると、可動支持部材36の上に位置しているプレート311cも矢印B方向に回転する。
したがって、図11(b)に示すように、テーブル3を椅子に変形することができる。図11(b)では、可動支持部材35の角度はθaで示してあり、可動支持部材36の角度はθbで示してある。図11(b)では、クレードル31は、以下の3つの部分に分けることができる。
(1)座面31a(クレードル31の固定支持部材34で支持される部分)
(2)背もたれ31b(クレードル31の可動支持部材35で支持される部分)
(3)フットレスト31c(クレードル31の可動支持部材36で支持される部分)
また、シリンダー39および40を元の長さに戻すことにより、椅子に変形したテーブル3を元の形状(図11(a)参照)に戻すことができる。
尚、図11では、テーブル3の可動支持部材35を上側に回転させ、可動支持部材36を下側に回転させているが、テーブル3の可動支持部材35を下側に回転させ、可動支持部材36を上側に回転させてもよい(図12参照)。
図12は、テーブル3の可動支持部材35を下側に回転させ、可動支持部材36を上側に回転させたときの様子を示す図である。
テーブル3を図12に示すように変形することにより、図11(b)のテーブル3に対して、背もたれ31bとフットレスト31cの位置を逆にすることができる。
次に、上記のように構成されたテーブル3を用いて被検者13を撮影するときのフローについて説明する。
図13は、被検者13を撮影するときのフローを示す図である。
ステップST1では、テーブル3を椅子に変形する(図14参照)。
図14は、テーブル3を椅子に変形したときの様子を示す図である。
オペレータはマグネット2の操作パネル(図示せず)を操作し、テーブル3を椅子に変形する。ここでは、クレードル31の可動支持部材35で支持される部分がフットレスト31bになるようにテーブル3を変形した例(図12参照)が示されている。可動支持部材35および36の角度は、それぞれθaおよびθbに設定されている。パッド312には空気が入っており、柔らかくなっている。テーブル3を椅子に変形させた後、ステップST2に進む。
ステップST2では、オペレータは、椅子に変形したテーブル3に被検者13を座らせる(図15参照)。
図15は、椅子に変形したテーブル3に被検者13が座ったときの様子を示す図である。
オペレータは、椅子に変形したテーブル3の高さを、被検者13が腰掛けやすい位置に調整し、被検者13を座らせる。被検者13は、座面31aに腰を下ろし、背もたれ31bに寄り掛かるように座る。パッド312は柔らかいので、被検者13がテーブル3に座ると、パッド312は被検者13から受ける圧力によって、パッド312内の粒子が移動し、パッド312の表面が被検者13の形状に沿うように変形する。したがって、被検者13に快適な座り心地を提供することができる。被検者13を座らせた後、ステップST3に進む。
ステップST3では、クレードル31が平板形状になるように、テーブル3を変形する。図16に、クレードル31が平板形状になるようにテーブル3を変形したときの様子を示す。可動支持部材35および36が固定支持部材34に対して水平になるように、可動支持部材35および36を回転させることにより、クレードル31を平板形状にすることができる。クレードル31は平板形状になるので、被検者13は水平の状態で支持される。可動支持部材35および36が回転している間、被検者13の姿勢は連続的に変化し続けるが、クレードル31のパッド312は柔らかいので、被検者13の姿勢の変化に応じて、パッド312の表面も被検者13の形状に沿うように変形する。したがって、被検者13に肉体的な負担を掛けずに、クレードル31を平板形状にすることができる。クレードル31が平板形状になるようにテーブル3を変形した後、ステップST4に進む。
ステップST4では、パッド312を硬化させる。オペレータはマグネット2の操作パネルを操作し、パッド312から空気を抜くための信号を入力する。この信号が入力されると、ポンプ4はパッド312から空気を抜く。パッド312から空気が抜かれると、パッド312自体が硬化するので、被検者13の形状に沿うようにパッド312の形状を保持することができる。パッド312を硬化させた後、クレードル31をボア21内に搬送することができるように、テーブル3を所定の高さに設定する。図17にテーブル3を所定の高さに設定した後の様子を示す。テーブル3を所定の高さに設定した後、ステップST5に進む。
ステップST5では、被検者13の撮影部位(ここでは腹部)に受信コイルを取り付ける。そして、被検者13の撮影部位(腹部)がマグネットセンターに到達するように、牽引装置5でクレードル31をz方向に移動させる。図18に、クレードル31を移動させた後の様子を示す。クレードル31を移動させた後、被検者13をスキャンする。
尚、本形態では、被検者13のスキャンを行う前に、パッド312を硬化させているが(ステップST4)、一方で、パッド312を硬化させずに被検者13をスキャンすることも考えられる。しかし、パッド312を硬化させない場合、以下のような問題点がある(図19参照)。
図19は、パッド312を硬化させない場合の問題点の説明図である。
被検者13をスキャンする場合、撮影部位(本形態では腹部)の位置を移動するために、スキャン中に、クレードル31を移動させることがある。図19には、クレードル31の位置を−z方向に移動させるときの様子が示されている。クレードル31を−z方向に移動させる場合、牽引装置5でクレードル31を−z方向に押す。しかし、プレート間を接続する接続部材311dは湾曲できるように構成されているので、パッド312が硬化していない場合、接続部材311dがプレート311bからの力を受けて湾曲してしまうことがある。同様に、接続部材311eも湾曲してしまうことがある。このように接続部材311dおよび311eが湾曲してしまうと、クレードル31を所望の位置に移動させることができないという問題がある。そこで、この問題を解消するために、本形態では、パッド312を硬化させている。パッド312を硬化させた場合、パッド312の形状は変化しないので、クレードル31を押しても、接続部材311dおよび311eは湾曲せずに、平坦な形状を保持する。したがって、牽引装置5でプレート311bを押すと、クレードル31全体が水平に移動するので、クレードル31を所望の位置に移動させることができる。
パッド312を硬化させておくことにより、クレードル31を所望の位置に移動させることができるので、高品質な画像を取得することができる。
被検者13をスキャンが終了したら、ステップST6に進む。
ステップST6では、被検者13をボア21から搬出する。図20に、被検者13をボア21から搬出したときの様子を示す。被検者13をボア21の外側に搬出した後、ステップST7に進む。
ステップST7では、テーブル3を下げる。図21にテーブル3を下げたときの様子を示す。テーブル3を下げた後、ステップST8に進む。
ステップST8では、パッド312の真空状態を解除する。これにより、パッド312に空気が注入され、パッド312が柔らかくなる。パッド312を柔らかくした後、ステップST9に進む。
ステップST9では、オペレータはマグネット2の操作パネルを操作し、テーブル3を椅子に変形する。図22にテーブル3を椅子に変形した後の様子を示す。テーブル3を椅子に変形させた後、被検者13をテーブル3から降ろし、フローを終了する。
本形態では、クレードル31のパッド312を柔らかい状態にすることにより、テーブル3を椅子に変形することができる。したがって、被検者13がテーブル3に乗るときに掛かる負担や、被検者13がテーブル3から降りるときに掛かる負担を軽減することができる。また、被検者13のテーブル3の乗り降りを介助する技師の負担も軽減することができる。
尚、上記の説明では、椅子に変形したテーブル3に被検者を座らせた後(図15参照)、クレードル31が平板形状になるように、テーブル3を変形させている(図16参照)。しかし、クレードル31が平板形状とは別の形状になるように、テーブル3を変形してもよい。図23に、クレードル31が平板形状とは別の形状になるようにテーブル3を変形させた場合の一例を示す。図23では、可動支持部材35は固定支持部材34に対して水平になるが、可動支持部材36は固定支持部材34に対して斜めになるように、テーブル3が変形している。したがって、クレードル31は、被検者13の下半身を水平の状態で支持するが、被検者13の上半身を斜めの状態で支持している。テーブル3を変形させた後、パッド312を硬化させ、クレードル31をボア21内に搬送することができるように、テーブル3を所定の高さに設定する。図24にテーブル3を所定の高さに設定した後の様子を示す。テーブル3を所定の高さに設定した後、被検者13の撮影部位がマグネットセンターに到達するように、クレードル31を移動させる。図25に、クレードル31を移動させた後の様子を示す。クレードル31を移動させた後、被検者13のスキャンを行う。
被検者13の健康状態によっては、上半身を水平の状態にすることが困難な場合がある。このような場合は、図23に示すようにテーブル3を変形させることにより、被検者13の上半身を起こすことができるので、被検者13に掛かる肉体的な負担を軽減することができる。
また、上記の説明では、テーブル3を椅子に変形する場合、クレードル31のマグネット2に近い側をフットレスト31cとし、マグネット2から離れている側を背もたれ31bとする例が示されている(図15参照)。しかし、必要に応じて、クレードル31のマグネット2に近い側を背もたれ31bとし、マグネット2から離れている側をフットレスト31cとしてもよい。図26に、クレードル31のマグネット2に近い側が背もたれ31bとなり、マグネット2から離れている側がフットレスト31cになるようにテーブル3を変形した場合の例を示す。可動支持部材35を固定支持部材34に対して上側に回転させ、一方、可動支持部材36を固定支持部材34に対して下側に回転させることにより、図26に示すようにテーブル3を変形することができる。テーブル3を椅子に変形させた後、被検者13を座らせ(図27参照)、クレードル31が平板形状になるように、テーブル3を変形する(図28参照)。図28では、被検者13の頭部がマグネット2側を向いているので、被検者13は頭部からボア21に搬入される。このように、クレードル31のマグネット2に近い側を背もたれ31bとし、マグネット2から離れている側をフットレスト31cとしてもよい。
可動支持部材35は固定支持部材34に対して上側と下側の両側に回転することができるように構成されており、一方、可動支持部材36も固定支持部材34に対して上側と下側の両側に回転することができるように構成されている。したがって、可動支持部材35および36の回転方向を制御するだけで、背もたれ31bとフットレスト31cの位置を逆にすることができる。
(2)第2の形態
第2の形態は、テーブル3の構造が第1の形態と異なるが、その他の構成は、第1の形態と同じであるので、第2の形態については、主にテーブル3の構造について説明する。
図29は、第2の形態におけるテーブル3の構造の説明図である。
図29(a)はテーブル3の斜視図、図29(b)はテーブル3の分解斜視図である。
テーブル3は、被検者13を支持するクレードル41と、クレードル41を支持するクレードル支持台42とを有している。
図30は、クレードル支持台42を示す図である。
図30(a)はクレードル支持台42の斜視図、図30(b)はクレードル支持台42の側面図である。
クレードル支持台42は、支柱部43、固定支持部材44、4枚の可動支持部材45〜48などを有している。
固定支持部材44は支柱部43に固定されており、可動支持部材45および46は、それぞれ接続部材51および52によって固定支持部材44に接続されている。接続部材51は、可動支持部材45が固定支持部材44に対して動くことができるように、可動支持部材45を固定支持部材44に接続している。接続部材52は、可動支持部材46が固定支持部材44に対して動くことができるように、可動支持部材46を固定支持部材44に接続している。
更に、可動支持部材47は接続部材53によって可動支持部材45に接続されており、可動支持部材48は接続部材54によって可動支持部材46に接続されている。接続部材53は、可動支持部材47が可動支持部材45に対して動くことができるように、可動支持部材47を可動支持部材45に接続している。接続部材54は、可動支持部材48が可動支持部材46に対して動くことができるように、可動支持部材48を可動支持部材46に接続している。
接続部材51〜54は、例えば多関節リンクを使用することができる。
また、クレードル支持台42は、シリンダー55〜58を備えている。シリンダー55は、可動支持部材45を固定支持部材44に対して回転させるためのものであり、シリンダー56は、可動支持部材46を固定支持部材44に対して回転させるためのものである。また、シリンダー57は、可動支持部材47を可動支持部材45に対して回転させるためのものであり、シリンダー58は、可動支持部材48を可動支持部材46に対して回転させるためのものである。シリンダー55〜58の伸縮によって4枚の可動支持部材45〜48を回転させることができるので、クレードル支持台42を種々の形状に変形することができる。
次に、クレードル41の構造について説明する。
図31はクレードル41の構造の説明図である。図31(a)はクレードル41の斜視図であり、図31(b)はクレードル41の分解斜視図である。
クレードル41は、クレードル基部411と、パッド412とを有している。
クレードル基部411は、5個のプレート411a〜411eと、接続部材411f〜411iとを有している。接続部材411f〜411iは、以下のように構成されている。
接続部材411f:プレート411bがプレート411aに対して動くことができるように、プレート411aおよび411bを接続する。
接続部材411g:プレート411cがプレート411aに対して動くことができるように、プレート411aおよび411cを接続する。
接続部材411h:プレート411dがプレート411bに対して動くことができるように、プレート411bおよび411dを接続する。
接続部材411i:プレート411eがプレート411cに対して動くことができるように、プレート411cおよび411eを接続する。
接続部材411f〜411iは、例えば多関節リンクを用いることができる。
このように構成されたクレードル基部411の表面にパッド412を貼り付けることにより、クレードル41が構成される。尚、パッド412の構造は、第1の形態のパッド312と同じ構造であるので、パッド412の説明は省略する。
クレードル41はクレードル支持台42に取り付けられる。図32に、クレードル41をクレードル支持台42に取り付けるときの様子を示す。クレードル41のプレート411a〜411eは、それぞれ、クレードル支持台42の支持部材44〜48に位置決めされる。このようにして、テーブル3が構成される。図33に、テーブル3の斜視図および側面図を示す。
上記のように構成されたテーブル3は、クレードル支持台42の可動支持部材45〜48を回転させることにより、椅子に変形することができる。図34に、テーブル3を椅子に変形させたときの例を示す。図34のテーブル3は、可動支持部材を以下のように回転させた場合の形状を表している。
(1)可動支持部材45を固定支持部材44に対して下側に回転させ、可動支持部材46を固定支持部材44に対して上側に回転させる。
(2)可動支持部材45と可動支持部材47との間の成す角度が90°になるように可動支持部材47を回転させる。
図34では、クレードル41は、主に、以下の3つの部分に分けることができる。
(1)座面41a(クレードル41の固定支持部材44で支持される部分)
(2)背もたれ41b(クレードル41の可動支持部材46および48で支持される部分)
(3)踏み台41c(クレードル41の可動支持部材47で支持される部分)
図35に、椅子に変形したテーブル3に被検者13が座ったときの様子を示す。踏み台41cは、被検者13がテーブル3に座るときの足場として利用することができる。
尚、図34のテーブル3では、クレードル41の可動支持部材46および48で支持されている部分を背もたれ41bとし、クレードル41の可動支持部材47で支持されている部分を踏み台41cとしている。しかし、背もたれ41bと踏み台41cの位置を逆にしてもよい。図36に、背もたれ41bと踏み台41cの位置を逆にした場合のテーブル3を示す。図36のテーブル3は、クレードル41の可動支持部材45および47で支持されている部分が背もたれ41bとして用いられ、クレードル41の可動支持部材48で支持されている部分が踏み台41cとして用いられる。
第2の形態でも第1の形態と同様に、テーブル3を椅子に変形することができるので、被検者13がテーブル3に乗るときに掛かる負担や、被検者13がテーブル3から降りるときに掛かる負担を軽減することができ、更に、被検者13のテーブル3の乗り降りを介助する技師の負担も軽減することができる。
更に、第2の形態では、テーブル3は、踏み台41cを有する椅子に変形する。したがって、被検者13は、椅子に変形したテーブル3に座るときに、足を踏み台41cに置くことができるので、被検者13を椅子に着座させやすくすることができる。
(3)第3の形態
第3の形態は、クレードルのパッドの構造が第1の形態とは異なるが、その他の構成は第1の形態と同じである。したがって、第3の形態の説明に当たっては、主に、パッドの構造について説明する。
図37は、第3の形態におけるパッド312の構造を示す図である。図37(a)はパッド312の外観斜視図、図37(b)はパッド312の内部を示す図である。
パッド312は、袋体312aと、袋体312aに収容された粒状体312bとを有している。
また、袋体312aは、袋体312aの内部を複数の空間312dに区切るためのパーティション312cを有している。パーティション312cは、網目状に設けられている。パーティション312cによって規定された空間312dに、粒状体312bが詰められている。
このように構成されたパッド312がクレードル基部311の表面に取り付けられ、クレードル31が構成される。以下に、第3の形態におけるパッド312の利点について、図38および図39を参照しながら説明する。
図38は、第3の形態におけるパッド312を用いたテーブル3を椅子に変形させたときの様子を示す図、図39は、パーティション312cを設けていないパッド312を用いたテーブル3を椅子に変形させたときの様子を示す図である。
テーブル3を椅子に変形すると、クレードル31の背もたれ31bとフットレスト31cは、斜めに傾く。したがって、パッド312の内部に収納されている粒状体312bは、重力によって下側に移動する。このとき、図39では、パッド312内にパーティション312cが設けられていないので、パッド312の内部の粒状体312bは、背もたれ31bの下側やフットレスト31cの下側に偏りやすくなる。したがって、被検者13が椅子に座ったときの座り心地が悪くなることが考えられる。しかし、図38に示すように、パッド312の内部をパーティション312cで複数の空間312dに区切っておくことにより、各空間312dに収容された粒状体312bの移動できる範囲を、各空間312dに限定することができる。したがって、パッド312内における粒状体312bの偏りを軽減することができ、被検者13の座り心地を良くすることができる。
第3の形態では、空間312dが直方体の形状になるように、パーティション312cが設けられているが、空間の312dの形状は直方体に限定されることはない。例えば、空間312dが円板形状、楕円形状、三角形状、又は菱形形状になるように、パーティション312cを設けてもよい。
尚、第1〜第3の形態では、MR装置について説明されている。しかし、本発明は、被検者を支持するクレードルを備えた医用装置であれば、MR装置とは別の医用装置(例えば、CT装置)にも適用可能である。
2 マグネット
3 テーブル
4 ポンプ
5 牽引装置
6 受信コイル
7 送信器
8 勾配磁場電源
9 受信器
10 制御部
11 操作部
12 表示部
13 被検者
21 ボア
31、41 クレードル
31a、41a 座面
31b、41b 背もたれ
31c フットレスト
32、42 クレードル支持台
33、43 支持部
34、44 固定支持部材
35、36、45、46、47、48 可動支持部材
37、38、51、52、53、54 接続部材
39、40、51、52、53、54 シリンダー
41c 踏み台
100 MR装置
311、411 クレードル基部
311a、311b、311c、411a、411b、411c、411d、411e プレート
311d、311e、411f、411g、411h、411i 接続部材
312、412 パッド
312a 袋体
312c パーティション
312d 空間

Claims (32)

  1. 医用装置で撮影される被検者を水平の状態で支持する第1のモードと、前記被検者を着座させた状態で支持する第2のモードとを有するクレードルであって、
    前記第1のモードおよび前記第2のモードに応じた形状に変形するクレードル基部と、
    前記クレードル基部の表面に取り付けられ、前記クレードル基部の形状を保持するための形状保持用部材と、
    を有する、クレードル。
  2. 前記クレードル基部は、
    複数のプレートと、
    前記複数のプレートのうちの互いに隣り合う2つのプレートを接続する接続部材であって、前記2つのプレートのうちの一方のプレートが、他方のプレートに対して動くことができるように、前記2つのプレートを接続する接続部材と、
    を有する、請求項1に記載のクレードル。
  3. 前記形状保持用部材は、硬い状態と柔らかい状態とを切り替えることができるように構成されており、
    前記形状保持用部材が硬い状態になることにより、前記一方のプレートが前記他方のプレートに対して固定される、請求項2に記載のクレードル。
  4. 前記形状保持用部材は、
    袋体と、
    前記袋体に収容された粒状体と、
    を有し、
    前記袋体の内部を真空状態にすることにより硬くなり、前記真空状態を解除することにより柔らかくなる、請求項3に記載のクレードル。
  5. 前記袋体の内部には、前記粒状体を収容するための複数の空間が設けられている、請求項4に記載のクレードル。
  6. 前記クレードルは、
    前記第2のモードにおいて、前記被検者が着座する座面と、前記被検者の背中を支持するための背もたれと、前記被検者の脚部を支持するためのフットレストとを有する、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のクレードル。
  7. 前記クレードルは、前記背もたれの位置と前記フットレストの位置を逆にすることができるように構成されている、請求項6に記載のクレードル。
  8. 前記クレードルは、
    前記第2のモードにおいて、前記被検者が着座する座面と、前記被検者の背中を支持するための背もたれと、前記被検者が着座するときに使用される踏み台とを有する、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のクレードル。
  9. 前記クレードルは、前記背もたれの位置と前記踏み台の位置を逆にすることができるように構成されている、請求項8に記載のクレードル。
  10. 前記被検者の脚部を水平に支持し、前記被検者の背中を斜めに支持する第3のモードを有する請求項1〜9のうちのいずれか一項に記載のクレードル。
  11. 医用装置で撮影される被検者を水平の状態で支持する第1のモードと、前記被検者を着座させた状態で支持する第2のモードとを有するテーブルであって、
    前記被検者を支持するクレードルと、
    前記クレードルを支持するクレードル支持台と、
    を有し、
    前記クレードルは、
    前記第1のモードおよび前記第2のモードに応じた形状に変形するクレードル基部と、
    前記クレードル基部の表面に取り付けられ、前記クレードル基部の形状を保持するための形状保持用部材と、
    を有する、テーブル。
  12. 前記クレードル支持台は、前記第1のモードおよび前記第2のモードに応じた形状に変形し、
    前記クレードル支持台の形状が変形することにより、前記クレードル基部の形状が変形する、請求項11に記載のテーブル。
  13. 前記クレードル基部は、
    複数のプレートと、
    前記複数のプレートのうちの互いに隣り合う2つのプレートを接続する接続部材であって、前記2つのプレートのうちの一方のプレートが、他方のプレートに対して動くことができるように、前記2つのプレートを接続する接続部材と、
    を有し、
    前記クレードル支持台は、
    前記複数のプレートを支持する複数の支持部材と、
    前記複数の支持部材のうちの互いに隣接する2つの支持部材を接続する接続部材であって、前記2つの支持部材のうちの一方の支持部材が、他方の支持部材に対して動くことができるように、前記2つの支持部材を接続する接続部材と、
    を有する、請求項12に記載のテーブル。
  14. 前記他方の支持部材に対する前記一方の支持部材の角度が変化することにより、前記クレードル支持台の形状が変形する、請求項13に記載のテーブル。
  15. 前記形状保持用部材は、硬い状態と柔らかい状態とを切り替えることができるように構成されており、
    前記形状保持用部材が硬い状態になることにより、前記一方のプレートを前記他方のプレートに対して固定する、請求項11〜14のうちのいずれか一項に記載のテーブル。
  16. 前記形状保持用部材は、
    袋体と、
    前記袋体に収容された粒状体と、
    を有し、
    前記袋体の内部を真空状態にすることにより硬くなり、前記真空状態を解除することにより柔らかくなる、請求項13に記載のテーブル。
  17. 前記袋体の内部には、前記粒状体を収容するための複数の空間が設けられている、請求項16に記載のテーブル。
  18. 前記クレードルは、
    前記第2のモードにおいて、前記被検者が着座する座面と、前記被検者の背中を支持するための背もたれと、前記被検者の脚部を支持するためのフットレストとを有する、請求項11〜17のうちのいずれか一項に記載のテーブル。
  19. 前記クレードルは、前記背もたれの位置と前記フットレストの位置を逆にすることができるように構成されている、請求項18に記載のテーブル。
  20. 前記クレードルは、
    前記第2のモードにおいて、前記被検者が着座する座面と、前記被検者の背中を支持するための背もたれと、前記被検者が着座するときに使用される踏み台とを有する、請求項11〜17のうちのいずれか一項に記載のテーブル。
  21. 前記クレードルは、前記背もたれの位置と前記踏み台の位置を逆にすることができるように構成されている、請求項20に記載のテーブル。
  22. 前記被検者の脚部を水平に支持し、前記被検者の背中を斜めに支持する第3のモードを有する、請求項11〜21のうちのいずれか一項に記載のテーブル。
  23. 被検者を水平の状態で支持する第1のモードと前記被検者を着座させた状態で支持する第2のモードとを有するクレードルを備えた医用装置であって、
    前記クレードルは、
    前記第1のモードおよび前記第2のモードに応じた形状に変形するクレードル基部と、
    前記クレードル基部の表面に取り付けられ、前記クレードル基部の形状を保持するための形状保持用部材と、
    を有する、医用装置。
  24. 前記クレードル基部は、
    複数のプレートと、
    前記複数のプレートのうちの互いに隣り合う2つのプレートを接続する接続部材であって、前記2つのプレートのうちの一方のプレートが、他方のプレートに対して動くことができるように、前記2つのプレートを接続する接続部材と、
    を有する、請求項23に記載の医用装置。
  25. 前記形状保持用部材は、硬い状態と柔らかい状態とを切り替えることができるように構成されており、
    前記形状保持用部材が硬い状態になることにより、前記一方のプレートが前記他方のプレートに対して固定される、請求項24に記載の医用装置。
  26. 前記形状保持用部材は、
    袋体と、
    前記袋体に収容された粒状体と、
    を有し、
    前記袋体の内部を真空状態にすることにより硬くなり、前記真空状態を解除することにより柔らかくなる、請求項25に記載の医用装置。
  27. 前記袋体の内部には、前記粒状体を収容するための複数の空間が設けられている、請求項26に記載の医用装置。
  28. 前記クレードルは、
    前記第2のモードにおいて、前記被検者が着座する座面と、前記被検者の背中を支持するための背もたれと、前記被検者の脚部を支持するためのフットレストとを有する、請求項23〜27のうちのいずれか一項に記載の医用装置。
  29. 前記クレードルは、前記背もたれの位置と前記フットレストの位置を逆にすることができるように構成されている、請求項28に記載の医用装置。
  30. 前記クレードルは、
    前記第2のモードにおいて、前記被検者が着座する座面と、前記被検者の背中を支持するための背もたれと、前記被検者が着座するときに使用される踏み台とを有する、請求項23〜27のうちのいずれか一項に記載の医用装置。
  31. 前記クレードルは、前記背もたれの位置と前記踏み台の位置を逆にすることができるように構成されている、請求項30に記載の医用装置。
  32. 前記被検者の脚部を水平に支持し、前記被検者の背中を斜めに支持する第3のモードを有する、請求項23〜31のうちのいずれか一項に記載の医用装置。

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