JP2014023256A - パワーコンディショナシステム - Google Patents

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【課題】系統が停電した場合に、複数の電圧の電力を供給でき、系統連系時に使用中の負荷へ継続して電力供給可能なパワーコンディショナシステムを得ること。
【解決手段】直流電力を交流電力に変換し、系統連系時および自立運転時、出力端子13から交流電力を出力するパワーコンディショナ2と、負荷9に対してパワーコンディショナ2と並列に接続可能であって、一次側電圧の入力を交流電力の電圧とし、二次側電圧として交流電力の電圧を分圧して出力し、一次側と二次側を絶縁しない単巻変圧器21と、を備え、パワーコンディショナ2は、系統7の電力供給状態を監視し、系統7が電力供給中は系統7と接続して単巻変圧器21との接続を遮断し、系統7の電力供給停止を検知した場合、系統7との接続を遮断し、単巻変圧器21と出力端子13とを接続する制御を行う制御部12、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、パワーコンディショナシステムに関する。
従来、パワーコンディショナは、太陽電池や蓄電池の直流電力を、インバータを用いて電力会社から需要家に供給される系統の周波数及び電圧に応じた交流電力に変換し、系統と電気的に接続しながら住宅内負荷に電力を出力する。系統が停電した場合、自動もしくは手動の操作によりパワーコンディショナの運転を自立運転に切り替え、特定の住宅内負荷に電力を供給することで、停電時にも電気製品を使用することを可能にしている。一般的な住宅用のパワーコンディショナには、AC100Vの電圧が出力される自立運転出力専用のコンセントが搭載されている。使用者は、このコンセントに電気機器の電源プラグを差し込んで停電時にも電気機器を使用することができる。
具体的に、下記特許文献1には、自立運転時において負荷への電力供給方法が開示されている。電力変換装置(パワーコンディショナに相当)では、太陽電池で発電した直流電力を電力変換装置内のインバータで交流電力に変換し、単相3線式の交流200Vの系統と連系する。系統電圧200Vの系統と連系するため、昇圧チョッパでは、インバータの入力に設置される平滑コンデンサの電圧を系統電圧のピーク値以上である概略300V以上の電圧に昇圧する。系統に何らかの障害が発生した場合は電力変換装置と系統との連系接続を遮断し、電力変換装置は自立運転に切り替わる。このとき、インバータは、出力電圧が交流100Vとなるように制御を行い、自立運転用の負荷に電力を供給する。
特開平9−135578号公報(図1)
しかしながら、上記従来の技術によれば、系統が停電した場合、パワーコンディショナが自立運転で出力できる電圧はAC100Vのみである。そのため、使用者は、100V機器しか使用できず200V機器を使用できない、という問題があった。
また、自立運転時に使用できる負荷は特定の負荷に限られ、系統連系時に使用していた負荷を自立運転時に使用するためには、使用者がパワーコンディショナの自立運転出力に接続する必要がある。一般的な住宅用のパワーコンディショナは、本体に自立運転時にAC100Vの電圧を出力する専用コンセントを設けているが、使用者は、電気製品をこのコンセントに接続する必要がある、という問題があった。
また、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など、持ち運び困難な電気製品を使用する場合、パワーコンディショナの自立運転時の専用コンセントからテーブルタップなどを電気製品の電源コードが届く場所まで延長する必要があり、使い勝手がよくない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、系統が停電した場合に、複数の電圧の電力を供給でき、系統連系時に使用中の負荷へ継続して電力供給可能なパワーコンディショナシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、系統と連系して負荷に電力を供給するパワーコンディショナシステムであって、直流電力を交流電力に変換し、前記系統が電力供給中の系統連系時および前記系統が電力供給停止中の自立運転時において、出力端子から前記交流電力を出力するパワーコンディショナと、前記負荷に対して前記パワーコンディショナと並列に接続可能であって、一次側電圧の入力を前記交流電力の電圧とし、二次側電圧として前記交流電力の電圧を分圧して出力し、一次側と二次側を絶縁しない単巻変圧器と、を備え、前記パワーコンディショナは、前記系統の電力供給状態を監視し、前記系統が電力供給中は前記系統と接続して前記単巻変圧器との接続を遮断し、前記系統が電力供給を停止したことを検知した場合、前記系統との接続を遮断し、前記単巻変圧器と前記出力端子とを接続する制御を行う制御手段、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、系統が停電した場合に、複数の電圧の電力を供給でき、系統連系時に使用中の負荷へ継続して電力供給できる、という効果を奏する。
図1は、従来のパワーコンディショナシステムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1のパワーコンディショナシステムの構成例を示す図である。 図3は、単巻変圧器の構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1によるパワーコンディショナの自立運転時の住宅内の負荷への電力の供給を示す図である。 図5は、パワーコンディショナと単巻変圧器との接続を示す図である。 図6は、太陽電池と電気自動車に搭載される電池を併用したシステムの構成例を示す図である。 図7は、太陽電池と電気自動車に搭載される電池を併用したシステムの構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかるパワーコンディショナシステムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、従来のパワーコンディショナシステムの構成について簡単に説明する。図1は、従来のパワーコンディショナシステムの構成例を示す図である。単線結線図で示す。太陽電池1で発電した直流電力をパワーコンディショナ2´内のインバータ5で交流電力に変換し、単相3線式の交流200Vの系統7と開閉器6を閉じて連系する。系統電圧200Vの系統と連系するため、昇圧チョッパ3が、インバータ5の入力に設置される平滑コンデンサ4の電圧を系統電圧のピーク値以上である概略300V以上に昇圧する。系統7に何らかの障害が発生した場合、開閉器6が開となってパワーコンディショナ2´と系統7との連系接続を遮断し、パワーコンディショナ2´は自立運転に切り替わる。このとき、インバータ5は出力電圧が交流100Vとなる制御を行い、開閉器8を閉じて自立運転用電力を負荷9に供給する。このように、自立運転時は交流100Vのみを出力する。
つづいて、本実施の形態に係るパワーコンディショナシステムについて説明する。図2は、本実施の形態のパワーコンディショナシステムの構成例を示す図である。単線結線図で示す。なお、図1と同一のものについては同一符号とする。以降も同様とする。
パワーコンディショナシステムは、太陽電池1と、接続箱10と、パワーコンディショナ2と、分電盤14と、電力量計19と、系統7と、負荷9と、電磁接触器20と、単巻変圧器21と、を備える。パワーコンディショナ2は、インバータ5と、連系用開閉器11と、制御部12と、出力端子13と、を備える。分電盤14は、発電設備専用ブレーカ15と、分岐用ブレーカ16と、電磁接触器17と、契約ブレーカ18と、を備える。
図2において、パワーコンディショナ2には、直流電力を発電する太陽電池1から、太陽電池1の複数の並列回路を1つの回路に集電する接続箱10を通じて直流電力が入力される。パワーコンディショナ2は、入力された直流電力をインバータ5で交流電力に変換し、変換後の交流電力を、連系用開閉器11(電磁接触器やリレーが用いられる)、出力端子13を介して、分電盤14内の発電設備専用ブレーカ15へ出力する。分電盤14の契約ブレーカ18(電力会社によっては設置しない場合もある)には、電力量計19を介して、50Hz或いは60Hzの系統7が接続されている。また、分電盤14は、住宅内にある電気機器等の負荷9に電力を供給するため、各コンセントに配線するための分岐用ブレーカ16を設置している。発電設備専用ブレーカ15と契約ブレーカ18との間には、系統7との電気的接続を開閉できる電磁接触器17が設けられている。
分電盤14の契約ブレーカ18、発電設備専用ブレーカ15、分岐用ブレーカ16は通常オン状態となっており、系統7が正常な場合は、パワーコンディショナ2の制御部12が系統7の受電部(図2では契約ブレーカ18の二次側)の電圧Vcを検出して、系統7と接続する電磁接触器17をオンさせる。日射量が十分あり、パワーコンディショナ2が運転できる条件が整えば通常の系統連系運転を行い、パワーコンディショナ2は、単相2線式200Vの電気方式で出力する。パワーコンディショナ2からの出力は柱上変圧器の二次側から単相3線式で引き込まれる受電点に接続されるため、住宅内の200V、100Vの両方の負荷に電力が供給可能である。
負荷9には、太陽電池1からの電力が供給され、負荷9の消費電力に対し、太陽電池1の発電量が不足する場合は、系統7から電力が補われ、負荷9の消費電力が少なく、太陽電池1の発電電力が余る場合は、余剰電力を系統7へ逆潮流する。系統7からの買電電力、系統7への売電電力は、それぞれ電力量計19(図2では1個しか記載していない)が計測する。なお、パワーコンディショナ2への入力電力が蓄電池や電気自動車に搭載される電池の場合は、系統7への売電はできないため、図示はしないが、通常は受電部に系統7への逆電力を検出する逆電力継電器により、系統7へ余剰電力が流出することを防止している。
ここで、系統7で停電が発生した場合、受電点(図2では契約ブレーカ18の二次側)の電圧Vcが無くなったことをパワーコンディショナ2の制御部12が検出し、自動または手動の操作により自立運転に移行する。自立運転時は、パワーコンディショナ2の出力電圧が系統7に印加されないよう、電気的に解列することが系統連系規程JEAC 9701−2010で定められているため、分電盤14に設置された電磁接触器17を開放することで系統7とは完全に電気的接続を絶っている。なお、系統連系規程にしたがい、解列用の電磁接触器17は2個設置している。
自立運転に移行する場合、パワーコンディショナ2は、系統連系により電力を供給していたときは電力供給を停止し、自立運転による電力を出力(供給)する前に、電磁接触器20を介して出力端子13と単巻変圧器21とを接続する。図3は、単巻変圧器の構成例を示す図である。図3に示すように、単巻変圧器21は、一次側電圧が200Vであり、二次側電圧として100Vを2組出力でき、一次側と二次側を絶縁しない構成である。パワーコンディショナ2は、系統連系時と同じ電気方式である単相2線式200Vで出力し、住宅内の配線を通して、系統連系時と同様に負荷9に電力を供給する。
図4は、本実施の形態によるパワーコンディショナの自立運転時の住宅内の負荷への電力の供給を示す図である。複線結線図であり、説明に必要な構成のみを図示している。一般の住宅は、通常、200V機器、100V機器の両方が使用できるよう電力会社からは柱状変圧器の二次側から単相3線式の電気方式で受電している。3線の内、1線は接地されている中性線22であり、パワーコンディショナ2の出力端子13には、中性線22を含めた3線が接続されている。系統連系時、パワーコンディショナ2の内部では、中性線22を基準とした2つの100V電圧に対し、系統7の過電圧、不足電圧に対し保護を行っている。
自立運転時、パワーコンディショナ2の制御部12は、分電盤14内の電磁接触器17を開放するため、系統7とは電気的接続が絶たれる。パワーコンディショナシステムでは、図4に示す連系用開閉器11、発電設備専用ブレーカ15、分岐用ブレーカ16、電磁接触器20を全て閉じた状態として自立運転時の電力配線網を形成する。自立運転時、パワーコンディショナシステムでは、パワーコンディショナ2が系統連系時と同じ電気方式である単相2線式200Vの電圧が出力し、単巻変圧器21において2つの100V電圧を生成し、100V負荷9a、200V負荷9bの両方に電力を供給することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、パワーコンディショナ2は、系統7が正常である系統連系運転時、系統7が停電した場合の自立運転時、いずれのときも同じ電気方式である単相2線式200Vで出力しており、自立運転時は、一次側電圧200V、二次側電圧100Vを2組出力でき、一次側と二次側を絶縁しない単巻変圧器21と接続する。単巻変圧器21は、パワーコンディショナ2が出力するAC200Vの出力を2組のAC100Vの電圧に変換する。これにより、分電盤14を介して、200V負荷9bおよび100V負荷9aへの電力供給が可能となり、パワーコンディショナ2から、系統連系時と同様に各負荷に電力を供給することができる。
また、自立運転時も住宅内の配線に接続されている電気製品(負荷)に、電力を供給することができるため、従来のように家電機器をパワーコンディショナの自立運転出力専用コンセントに接続する必要がなく、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など通常固定した場所に設置して使用する機器に、そのまま電力を供給することができる。
なお、本実施の形態では、単巻変圧器21の二次側中性点を接地する構成とする。これにより、自立運転時にパワーコンディショナ2から出力されるAC200Vの電圧が対地に対して位相が180度異なる二組の100Vの電圧を生成し、屋内配線の対地電圧が電気設備の技術基準で規定される150V以下とすることができ、万一の感電事故時の人体への影響を軽減することができる。
また、家庭向けのシステムについて説明したが、これに限定するものではない。パワーコンディショナ側が200V以外の交流電力を出力し、単巻変圧器での分圧により100V以外の出力を得ることも可能である。
実施の形態2.
本実施の形態では、系統が停電時、自動または手動の操作で自立運転に切り替える場合に、DC励磁機械ラッチ式の電磁接触器によりパワーコンディショナと単巻変圧器とを接続する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図5は、パワーコンディショナと単巻変圧器との接続を示す図である。複線結線図で示す。ここでは、電磁接触器20に替えてDC励磁機械ラッチ式の電磁接触器20aを備える。系統7が停電し、自立運転に切替えられると、系統7による交流電源が喪失する。そのため、パワーコンディショナ2では、制御部12の制御により電磁接触器20aを操作して、パワーコンディショナ2の出力端子13と単巻変圧器21を接続する。ここで、電磁接触器20aをDC励磁仕様とすることで、投入用コイル23を太陽電池1の直流電力で励磁してオンすることができる。また、引外し用のコイル24も同様の構成とすることで、太陽電池1の直流電力で励磁してオフすることができる。
このように、電磁接触器20aの接点を機械ラッチ式仕様とすることで、電磁接触器20a投入(オン)後は投入用コイル23に励磁電力を供給し続ける必要がないため、投入後の電力を必要とせず、消費電力を節約できることが可能となる。また、停電時、系統7からのAC電源による電磁接触器20aの投入が不可能な状況で、太陽電池1などのDC電源で操作用コイルを励磁して電磁接触器20aを投入することができる。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、自立運転時の電力供給源を太陽電池としているが、これに限定するものではない。電力供給源を蓄電池や将来普及が見込まれる電気自動車の電池に置き換えても同様な効果を奏でることは言うまでもない。さらに、太陽電池だけでは日射量に左右されて電力供給が不安定となるため、電力供給源として、太陽電池以外に、据え置き型の蓄電池、また電気自動車用の電池を併用したシステムで構成した方が、自立運転時の家庭内電気製品への電力供給の安定度が増すことも想定される。
図6は、太陽電池と電気自動車に搭載される電池を併用したシステムの構成例を示す図である。単線結線図で示す。図6では、電力供給源に太陽電池1と蓄電池25を設置し、それぞれの直流電力を交流電力に変化するパワーコンディショナ2a、2bを介し、その出力が分電盤14a内で、専用ブレーカ15a、15bを介して電気的に接続される。分電盤14aは、専用ブレーカを2つ備え、変流器27を備える点が分電盤14と異なる。
系統連系時は、系統7の周波数に同期した電圧をそれぞれのパワーコンディショナ2a、2bが出力し、負荷9に電力を供給する。なお、蓄電池25の電力は系統7に流す(逆潮流)ことができないため、分電盤14a内に設けている変流器27により、パワーコンディショナ2bは逆潮流電流の系統7への流出を防止している。
自立運転時、パワーコンディショナ2bの制御部12bが停電を検出し、分電盤14a内の電磁接触器17を開放する。次に、パワーコンディショナ2bの制御部12bは、電磁接触器20を制御して単巻変圧器21と接続し、AC200Vの電圧を出力する。また、パワーコンディショナ2bの制御部12bは、太陽電池1を電力供給源とし停電を検出して停止状態にあるパワーコンディショナ2aの制御部12aに対して、通信線26を介して自立運転への指令を与え、パワーコンディショナ2aを自立運転させる。自立運転時、両パワーコンディショナ2a、2bが出力する電圧が悪影響を及ばさないよう位相を同期させるなどの制御を必要とするが、詳細な制御の内容については割愛する。
なお、ここでは、蓄電池25を電力供給源とするパワーコンディショナ2bの制御部12bが、自立運転へ移行するシステムを担っていたが、これに限定するものではない。例えば、システム全体を制御する制御部を別に設置し、2つのパワーコンディショナ2a、2bを制御する形態をとってもよい。
また、図6では、パワーコンディショナ2a、2b、電磁接触器20、単巻変圧器21を個別機器としてシステムを構築しているが、これらの機器を1つの筐体に収納した構成にすることも可能である。特に単巻変圧器21を使用することで、筐体の小型化、軽量化を実現することができる。図7は、太陽電池と電気自動車に搭載される電池を併用したシステムの構成例を示す図である。単線結線図で示す。図7に示すように、各機器を屋外設置に対応した筐体28に納めれば、施工工事が容易になるなどの利点も発生する。
なお、各実施の形態において個別に特徴的な動作を説明したが、各実施の形態を自由に組み合わせ、また、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
以上のように、本発明にかかるパワーコンディショナシステムは、系統と連系したシステムに有用であり、特に、系統が停電した場合に適している。
1 太陽電池、2,2´,2a,2b パワーコンディショナ、3 昇圧チョッパ、4 平滑コンデンサ、5 インバータ、6 開閉器、7 系統、8 開閉器、9 負荷、9a 100V負荷、9b 200V負荷、10 接続箱、11 連系用開閉器、12 制御部、13 出力端子、14,14a 分電盤、15,15a,15b 発電設備専用ブレーカ、16 分岐用ブレーカ、17 電磁接触器、18 契約ブレーカ、19 電力量計、20,20a 電磁接触器、21 単巻変圧器、22 中性線、23 投入用コイル、24 引き外し用コイル、25 蓄電池、26 通信線、27 変流器、28 筐体。

Claims (5)

  1. 系統と連系して負荷に電力を供給するパワーコンディショナシステムであって、
    直流電力を交流電力に変換し、前記系統が電力供給中の系統連系時および前記系統が電力供給停止中の自立運転時において、出力端子から前記交流電力を出力するパワーコンディショナと、
    前記負荷に対して前記パワーコンディショナと並列に接続可能であって、一次側電圧の入力を前記交流電力の電圧とし、二次側電圧として前記交流電力の電圧を分圧して出力し、一次側と二次側を絶縁しない単巻変圧器と、
    を備え、
    前記パワーコンディショナは、
    前記系統の電力供給状態を監視し、前記系統が電力供給中は前記系統と接続して前記単巻変圧器との接続を遮断し、前記系統が電力供給を停止したことを検知した場合、前記系統との接続を遮断し、前記単巻変圧器と前記出力端子とを接続する制御を行う制御手段、
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナシステム。
  2. 前記単巻変圧器は、二次側の中性点を接地する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のパワーコンディショナシステム。
  3. 前記出力端子と前記単巻変圧器とを接続する接触器として、直流電圧励磁の機械ラッチ式電磁接触器、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーコンディショナシステム。
  4. 直流電力源が複数ある場合、前記パワーコンディショナを前記直流電力源と同数備え、前記系統が電力供給を停止したことを検知した一のパワーコンディショナの制御手段が、他のパワーコンディショナの制御手段に対して自立運転を指令する、
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のパワーコンディショナシステム。
  5. 前記パワーコンディショナは、前記直流電力を変換して200Vの交流電力を前記出力端子から単相2線式200Vで出力し、
    前記単巻変圧器は、前記一次側電圧が200Vであり、前記二次側電圧100Vを2組出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のパワーコンディショナシステム。
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