JP2014023149A - 多出力相互コンダクタンス増幅器に基づく計装用増幅器 - Google Patents

多出力相互コンダクタンス増幅器に基づく計装用増幅器 Download PDF

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Abstract

【課題】計装用増幅器のための装置及び集積回路を提供すること。
【解決手段】一例では、計装用増幅器装置は、第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の2つの非反転出力部、並びに第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の非反転出力部及び反転出力部を使用する。両方の多出力相互コンダクタンス増幅器は、反転入力部に接続される非反転出力部、及び個々の入力電圧端子に接続される非反転入力部を有する。第1の抵抗器が、両方の多出力相互コンダクタンス増幅器の反転入力部間に接続される。両方の多出力相互コンダクタンス増幅器の出力部は、互いに接続され、第2の抵抗器を介してグランドに接続され、出力電圧端子に接続される。他の例では、3出力相互コンダクタンス増幅器からの2対の出力部が、2つの電圧出力端子を提供するように接続され、バッファ又は差動増幅器に接続されてもよい。これらは、従来の計装用増幅器を上回る種々の利点を提供する。
【選択図】図4

Description

[0001]本開示は、集積回路に関し、詳細には集積回路内の計装用増幅器に関する。
[0002]実験室用途、産業用途、及びオーディオ用途を含む種々の用途では、例えば、潜在的に非常に高い共通電圧が重畳された2つの比較的弱い個々の電圧間の差を測定する必要性が共有される。計装用増幅器は、2つの個々の入力電圧上に重畳された共通電圧、すなわち同相電圧を除去し、2つの個々の入力電圧間の差に正比例する出力電圧を生成することによってこの必要性を満たす。このように、計装用増幅器の出力電圧Voutは、式1に従って、2つの入力電圧V及びVの同相利得ACM及び差動利得ADMによって特徴付けられる。
out=ADM(V−V)+ACM(V+V)/2 (式1)
[0003]理想的な計装用増幅器は、一定の差動利得、及びゼロの同相利得を有する。実際には、同相利得は、ゼロではない可能性があるが、代わりに、差動利得よりはるかに小さい可能性がある。計装用増幅器に関する重要な測定値は、同相除去比(CMRR)であり、これは、デシベル(dB)で表された差動利得に対する同相利得の比である。通常の計装用増幅器は、30から60dBの範囲のCMRRを有する可能性がある。CMRRがより高いほど、計装用増幅器は理想により近くなる。
[0004]通常の計装用増幅器は、演算増幅器及び4つ以上の抵抗器を使用して実装される。計装用増幅器内の特定の抵抗器によって提示される抵抗の大きさは、増幅器の利得を決定する。しかしながら、抵抗器の選択によってこれらの増幅器の利得を制御することは、通常、可能である限り同一の抵抗を有する一対の対抗器を整合させることに左右される。計装用増幅器を製造することの困難さ及び費用は、抵抗器の対の整合に求められる精度が高くなるにつれて、急激に上昇する可能性がある。例えば、特定のレベルより上の精度の抵抗器の整合は、通常、抵抗器の精密に較正されたトリミングのために、レーザを使用する高価なプロセスを必要とする。
[0005]計装用増幅器内の抵抗器は、追加の厄介な問題を引き起こす可能性がある。例えば、抵抗器は、ポリシリコン抵抗器として実装される可能性があり、ポリシリコン抵抗器は、抵抗器対が完全に整合されている場合であっても、出力電圧に著しい歪み又は非線形性を形成する電圧係数を有する可能性がある。このような電圧係数は、任意の同相電圧が差動利得を変化させることによって出力電圧を事実上変調させる可能性がある。
米国特許第8,081,030号
[0006]本開示は、他の利点の中でも高い精度及び同相除去を計装用増幅器に提供することができる装置、集積回路、及び方法を対象とする。
[0007]一例では、装置は、第1の多出力相互コンダクタンス増幅器、第2の多出力相互コンダクタンス増幅器、第1の抵抗器、第2の抵抗器、及び第1の出力電圧端子を含む。第1の多出力相互コンダクタンス抵抗器は、非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、及び第2の非反転出力部を含む。第1の非反転出力部は反転入力部に接続され、非反転入力部は第1の入力電圧端子に接続される。第2の多出力相互コンダクタンス増幅器は、非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、及び反転出力部を含む。第1の非反転出力部は反転入力部に接続され、非反転入力部は第2の入力電圧端子に接続される。第1の抵抗器の第1の端部は、第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の反転入力部に接続され、第1の抵抗器の第2の端部は、第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の反転入力部に接続される。第2の抵抗器の第1の端部は、第1の相互コンダクタンス増幅器の第2の非反転出力部、及び第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の反転出力部の両方に接続される。第2の抵抗器の第2の端部は、第2の抵抗器の第1の端部が非反転入力を有する場合、グランドに接続され、又は第2の抵抗器の第1の端部が反転入力を有する場合、増幅器の増幅器出力ノードに接続される。第1の出力電圧端子は、第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の第2の非反転出力部、及び第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の反転出力部の両方に接続される。
[0008]他の例では、集積回路は、第1の3出力相互コンダクタンス増幅器、第2の3出力相互コンダクタンス増幅器、第1のノード、第2のノード、第1の抵抗器、第2の抵抗器、第3の抵抗器、第1の出力電圧端子、及び第2の出力電圧端子を含む。第1の3出力相互コンダクタンス増幅器は、非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、第2の非反転出力部、及び反転出力部を含む。第1の非反転出力部は、反転入力部に接続される。第2の3出力相互コンダクタンス増幅器は、非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、第2の非反転出力部、及び反転出力部を含む。第1の非反転出力部は、反転入力部に接続される。第1のノードは、第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の第2の非反転出力部、及び第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の反転出力部の両方に接続される。第2のノードは、第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の反転出力部、及び第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の第2の非反転出力部の両方に接続される。第1の抵抗器は、第1及び第2の3出力相互コンダクタンス増幅器の非反転入力部に接続される。第2の抵抗器の第1の端部は第1のノードに接続され、第3の抵抗器の第1の端部は第2のノードに接続される。第2及び第3の抵抗器の第2の端部は、出力信号復帰基準電圧又はグランドに接続される。第1の出力電圧端子は第1のノードの下流にあり、第2の出力電圧端子は第2のノードの下流にある。
[0009]他の実施形態は、入力及び出力電圧ラインの一部又はすべてにバッファを有する上記増幅器を含む。これらのバッファは、演算増幅器を含んでもよく、電圧利得及び位相遅延をこれらの電圧ラインに与えることができる。電圧利得は、入力バッファ全体で一致していてもよく、1に等しくてもよい。加えて、位相遅延応答は、入力バッファ全体で一致していてもよい。
[0010]
1つ又は複数の例の詳細は、添付図面及び以下の説明に記載される。他の特徴、目的、及び利点は、説明、図面、及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
[0011]本開示の例示的な実施形態による、2つの2出力相互コンダクタンス増幅器を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0012]本開示の他の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器及び非反転出力バッファを用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0013]本開示の他の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器及び反転出力バッファを用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0014]本開示の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器及び2つの出力部を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0015]本開示の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器、及び非反転バッファを有する2つの出力部を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0016]本開示の他の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器、及び反転バッファを有する2つの出力部を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0017]本開示の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器、差動増幅器、及び2つの出力部を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0018]本開示の他の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器及び2つの出力部を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0019]本開示の他の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器、及び非反転バッファを有する2つの出力部を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0020]本開示の他の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器、及び反転バッファを有する2つの出力部を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0021]本開示の他の例示的な実施形態による、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器、差動増幅器、及び2つの出力部を用いて実装される計装用増幅器の回路図である。 [0022]本開示の例示的な実施形態による、計装用増幅器内に組み込まれてもよい3出力相互コンダクタンス増幅器の例示的な実施形態の例の概略図である。
[0023]本明細書に記載の種々の例は、多出力相互コンダクタンス増幅器に基づく計装用増幅器のための装置及び集積回路を対象とし得る。特に、本明細書に開示される多くの例は、3出力相互コンダクタンス増幅器(「TOTA」)に基づく計装用増幅器を実装する。3出力相互コンダクタンス増幅器は、実質的に同じ振幅又は大きさの電流の3つの出力を供給し、出力の2つは反転されず、すなわち、非反転極性を有し、第3の出力は反転され、すなわち、反転極性を有する。すなわち、3出力相互コンダクタンス増幅器は、3つの電流出力Iout1、Iout2、Iout3を供給し、ここで、−Iout3=Iout1=−Iout2である。本明細書で開示される3出力相互コンダクタンス増幅器又は他の多出力相互コンダクタンス増幅器に基づく計装用増幅器を実装すると、他の利点の中でも、高い精度及び同相信号の除去を提供することができる。
[0024]図1は、2つの多出力相互コンダクタンス増幅器(「MOTA」)15及び29を用いて実装される例示的な計装用増幅器10の回路図である。本明細書で使用される多出力相互コンダクタンス増幅器は、概して、2つ以上の出力を有し、2出力相互コンダクタンス増幅器(「DOTA」)又は3出力相互コンダクタンス増幅器(「TOTA」)として実装され得る任意の相互コンダクタンス増幅器を指す用語である。MOTA15及び19は、図1に示される実施形態ではDOTAとして実装され、DOTA15は2つの非反転出力部を有し、DOTA29は1つの非反転出力部及び1つの反転出力部を有する。MOTA15及び29は、他の例では3出力相互コンダクタンス増幅器(「TOTA」)として実装されてもよく、計装用増幅器10は、多出力相互コンダクタンス増幅器15の2つの非反転出力部、及び多出力相互コンダクタンス増幅器29の非反転出力部の1つを使用する。
[0025]種々の実装形態で使用される技術に応じて、TOTAとして、MOTA15及び29の両方、並びにおそらくは、集積回路の他の増幅器要素を実装することは、より簡単且つより容易である可能性がある。これは、DOTA15及び29の両方の機能を含む種々の機能のためにMOTAの単一の機能を使用することを可能にすることができ、このことは、例えば、ライブラリインフラストラクチャコストの複雑さを低減することができる。他の例では、一方が2つの非反転出力部を有し、一方が1つの非反転出力部を有する、特定の形式のDOTAとしてMOTA15及び29を実装することは、説得力のある利点を提供することができる。
[0026]図1の例は、後述する他の例の中でも、計装用増幅器として機能することができ、計装用増幅器10に示される要素は、入力端子12のV及び入力端子24のVの2つの入力電圧間の電圧差に比例する出力端子44での出力電圧Voutを供給する増幅器網として機能することができる。
[0027]具体的には、計装用増幅器10では、DOTA15は、非反転入力部14、反転入力部20、第1の非反転出力部18、及び第2の非反転出力部22を有する。DOTA15の非反転入力部14は、第1の入力電圧端子12に接続される。第1の非反転出力部18は反転入力部20に接続され、この方法によって、DOTA15は、2型の電流コンベア(「CCII」)としても機能する。このように、反転出力部20の電圧入力を、非反転入力部14の電圧と実質的に等しくすることができ、抵抗器38(抵抗Rを有する)を通る電流を、非反転出力部18及び22の整合された電流と実質的に等しくすることができ、入力部14及び20の電流を実質的にゼロにすることができる。
[0028]第2のDOTA29は、図1の図に示すように、非反転入力部26、反転入力部34、第1の非反転出力部32、及び反転出力部36を有する。DOTA29の非反転入力部26は、第2の入力電圧端子24に接続される。第1の非反転出力部32は反転入力部34に接続され、これによって、DOTA29は、2型の電流コンベア(「CCII」)としても機能することを意味する。
[0029]計装用増幅器10は、抵抗Rを有する第1の抵抗器38も含む。第1の抵抗器38の第1の端部は、第1のDOTA15の反転入力部20に接続され、第1の抵抗器38の第2の端部は、第2のDOTA29の反転入力部34に接続される。
[0030]第1のDOTA15の第2の非反転出力部22及び第2のDOTA29の反転出力部36は、ノード40を介して互いに接続される。計装用増幅器10は、抵抗Rを有する第2の抵抗器42も含む。第2の抵抗器42の第1の端部は、ノード40を介して、第1のDOTA15の第2の非反転出力部22及び第2のDOTA29の反転出力部36の両方に接続される。第2の抵抗器42の第2の端部はグランドに接続され、抵抗器42を通って流れる電流の2倍の電流が抵抗器38を通って流れる。
[0031]計装用増幅器10は、電圧Voutを有する第1の出力電圧端子44も含む。第1の出力電圧端子44は、第1のDOTA15の第2の非反転出力部22及び第2のDOTA29の反転出力部36の両方に接続される。
[0032]計装用増幅器10は、それによって、入力電圧V及びVの電圧自体に比較して非常に小さくすることができる入力電圧V及びV間の電圧差の電圧Voutを介した非常に明確な示度を提供することができる。すなわち、計装用増幅器10は、差動電圧が入力電圧V及びVの同相電圧に比較して非常に弱い場合であっても、入力電圧V及びV間の差動電圧の明確な示度を提供することができる。さらに、計装用増幅器10は、図2及び3を簡単に紹介した後、後述するように、通常の計装用増幅器に勝るいくつかの利点と共にこの機能を果たすことができる。図2及び3は、いくつかの設定でさらなる利点を提供することもできる計装用増幅器10の変形例を示す。
[0033]図2は、2つの3出力相互コンダクタンス増幅器(「TOTA」)16及び30を用いて実装される計装用増幅器50の回路図である。計装用増幅器50の多くは、図1の計装用増幅器10と類似する。図1のDOTA15及び29は、上述したようにTOTAとして実装されてもよいが、図2は、2つの非反転出力部及び1つの反転入力部を各々が有するTOTA16及び30として実装された類似の要素を明示的に示す。
[0034]TOTA16は、図1のDOTA15とまったく同じ要素を有するが、計装用増幅器50で使用されない反転出力部46も図示されている。同様に、TOTA30は、図1のDOTA29とまったく同じ要素を有するが、計装用増幅器50で使用されない第2の非反転出力部48も図示されている。第1のTOTA16の反転出力部46及び第2のTOTA30の第2の非反転出力部48は、図2の実装形態では使用されないが、TOTA16及び30は、いくつかの例でより簡単な実装形態及び低減されたライブラリインフラストラクチャコストを提供することができる同一の要素であってもよい。加えて、第1のTOTA16の反転出力部46及び第2のTOTA30の第2の非反転出力部48は、後続の図に関連して以下に開示されるように、追加の利点を提供することもできる。
[0035]図2の計装用増幅器50は、ノード40及び(それが受ける出力が図1とは異なる上流回路構成によって調整されることを示すため、図1の出力電圧端子44とは別の参照番号が割り当てられる)出力電圧端子56間の出力バッファ54も含む。出力バッファ54は、例えば、従来の単一出力の演算相互コンダクタンス増幅器(「OTA」)又は演算増幅器として構成されてもよい。
[0036]図3は、これも2つのTOTA16及び30を用いて実装される計装用増幅器60の回路図である。計装用増幅器60は、演算増幅器又はOTAのいずれかであってもよく、非反転バッファ54とは反対の反転バッファとして構成される増幅器74も含む。計装用増幅器60は、この例では、第1のTOTA16の反転出力部46及び第2のTOTA30の第2の非反転出力部48も使用する。第1のTOTA16の反転出力部46及び第2のTOTA30の第2の非反転出力部48は、ノード70を介して増幅器74の反転入力部72に接続され、増幅器74の非反転入力部76はグランドに接続される。増幅器74の出力部78は、増幅器出力ノード79を介して、抵抗Rを有する帰還抵抗器80に接続される。帰還抵抗器80の他方の端部は、増幅器74の反転入力部72で仮想グランドに接続される。したがって、図3の抵抗器80並びに図1及び2の抵抗器42の両方の場合では、抵抗器42及び80は、各々、第2の抵抗器を形成し、第2の抵抗器の第1の端部は、DOTA又はTOTAの一方の非反転出力部、及びDOTA又はTOTAの他方の反転出力部に接続され、第2の端部は、グランド又は出力ノードに接続される。具体的には、図1及び2の抵抗器42に関しては、この第2の抵抗器の第1の端部が第1のDOTA15又は第1のTOTA16の非反転入力部に接続される場合、この第2の抵抗器の第2の端部はグランドに接続され、図3の抵抗器80に関しては、この第2の抵抗器の第1の端部が第1のTOTA16の反転入力部22に接続される場合、この第2の抵抗器の第2の端部はインバータの出力部に接続される。いずれの場合でも、計装用増幅器は、出力バッファ、すなわち、計装用増幅器50のための出力バッファ56、又は計装用増幅器60のための出力バッファとして構成された増幅器74で構成されてもよい。増幅器74の出力部78は、出力電圧Voutを有する出力電圧端子82にも接続される。
[0037]図1〜3の計装用増幅器10、50、及び60は、通常の計装用増幅器に勝るいくつかの重要な利点を提供することができる。例えば、既知の計装用増幅器は、典型的に、抵抗が整合されなければならない抵抗器の1つ又は複数の対を含む4つ以上の抵抗器を含み、計装用増幅器の同相除去(CMR)はこの整合の精度によって制約される。対照的に、図1〜3の計装用増幅器10、50、及び60は、2つの抵抗器のみを含み、優れたCMRを提供するために整合させる必要はない。
[0038]抵抗器38及び42は、この例では別個の抵抗要素であってもよい。抵抗器38及び42は、ポリシリコン、TaN、CrSi、CrSiN、SiCCr、又は他の適切な抵抗性材料で構成されてもよい。
[0039]出力が軽い負荷をかけられる場合、出力バッファを持たない図1の計装用増幅器10が有利である可能性がある。出力が重い負荷をかけられる場合、図2の計装用増幅器20は追加の利点を提供することができる。図3の計装用増幅器60は、さらなる利点を提供することができ、且つ、増幅器74はレイルトゥレイル入力段を必要としないため、実装するのがより簡単である可能性ある。図1の計装用増幅器10は、その使用が可能である適用例において実装するために、これらの3つの例の中で最も経済的である可能性がある。
[0040]加えて、図1〜3の3つの計装用増幅器10、50、及び60はすべて、いくつかの利点を共有することができる。計装用増幅器50及び60は、非常に低い出力インピーダンスを有することができる。2つの並列電流コンベアからの出力を加えることによって、計装用増幅器10、50、及び60の各々は、追加の抵抗器なしに2倍の出力電流及び2倍の差動利得を提供する。計装用増幅器10、50、及び60は、出力電流が並列の2つの異なる増幅器からの出力を結合し、それらの雑音は無相関であるため、すべてそれらの電圧利得に関して低い雑音を有することができる。計装用増幅器10、50、及び60は、それらは並列電流コンベアの単一の段のみを有するため、優れた周波数応答を実現することもできる。計装用増幅器10及び50の各々は、通常の計装用増幅器と比較してより低い量の電力及びチップ面積を消費する可能性もある。
[0041]3つの計装用増幅器10、50、及び60のすべてに関する出力電圧Voutは、式1によって記述される伝達関数に従い、ここで差動利得ADMは以下のとおりである。
DM=2R/R (式2)
同相利得ACMは、増幅器の入力段トランジスタに依存し、典型的には、適切に設計された増幅器に関して0.0001(約1/g)未満である。
[0042]図4は、2つのTOTA16及び30、並びに2つの出力部を用いて実装される例示的な計装用増幅器90の回路図である。図4Bは、2つのTOTA16及び30、並びに非反転バッファ54及び96を有する2つの出力部を用いて実装される例示的な計装用増幅器90Bの回路図である。図5は、2つのTOTA16及び30、並びに増幅器106及び74を有する2つの出力部を用いて実装される例示的な計装用増幅器100の回路図であり、増幅器106及び74は、演算増幅器又はOTAのいずれかであり、反転バッファとして構成される。図1〜3のものと共通して共有されるこれらの例の要素は、同じ参照番号を有する。
[0043]図1及び2の例は、それぞれ個々のDOTA又はTOTA15/16及び29/30からの1つの非反転出力部及び1つの反転出力部の1つの対を使用し、図3の例は、それぞれ個々のTOTA16及び30からの1つの非反転出力部及び1つの反転出力部の他の潜在的な対を使用するが、図4、4B及び5の例は、出力電圧Vout1及びVout2の2つの出力を供給するために、両方の対を同時に使用する。すなわち、計装用増幅器90、90B、及び100は、各々、一方の出力に関して、図2のように、第1のTOTA16の非反転出力部22及び第2のTOTA30からの反転出力部36のノード40を介して結合された出力を使用し、計装用増幅器90、90B、及び100は、また、他の出力に関して、図3のように、第2のTOTA30の非反転出力部22及び第1のTOTA16の反転出力部のノード70を介して結合された出力を使用する。
[0044]計装用増幅器90、90B、及び100は、したがって、上述した利点のすべてを有する差動増幅器として機能することができ、この差動増幅器では、2つの出力の各々が、2つの異なる並列の無相関の相互コンダクタンス増幅器の1つの反転出力部及び1つの非反転出力部から、結合されない通常の差動増幅器の出力の2倍の利得を有する。計装用増幅器90、90B、及び100のすべてに関する出力電圧Vout1及びVout2は、以下の式3によって記述される伝達関数に従い、ここで、同相利得ACMは単純化のために無視される。
out1−Vout2=[2(R+R)/R](V−V) (式3)
[0045]加えて、R=Rの特別な場合では、式3は式4に縮小する。
out1−Vout2=4(R/R)(V−V) (式4)
[0046]図4Bの計装用増幅器90Bでは、ノード40を介して結合された出力は、図2のように非反転バッファ54を介して出力電圧端子52に送られる。ノード70を介して結合された出力も、非反転バッファ96を介して出力電圧端子98に送られ、また、他方の端部で接地された抵抗器94に接続される。図5の計装用増幅器100では、ノード70を介して結合された出力は、図3に示し、図3を参照して説明したように、増幅器74を介して出力電圧端子82に送られ、増幅器74は、演算増幅器又はOTAであってもよく、反転バッファとして構成される。
[0047]計装用増幅器100では、ノード40を介して結合された出力も、増幅器106を介して第2の出力電圧端子114に送られ、増幅器106は、演算増幅器又はOTAであってもよく、反転バッファとして構成される。同様に、増幅器106は、反転入力部104を介してノード40からの結合された入力を受け、非反転入力部108はグランドに接続され、出力部110は、抵抗器112を介して反転入力部104に戻って接続され、出力部110は、第2の出力電圧Vout2である第2の電圧出力部114にも接続される。
[0048]計装用増幅器90、90B、及び100のいずれかの変形例では、出力部の設計要件に適するように、出力部のいずれか一方は、他方の出力部とは独立して、バッファ、又は反転バッファ若しくは非反転バッファを使用してもしなくてもよい。計装用増幅器90Bは、高インピーダンス負荷の駆動を伴わない用途では、出力バッファ54及び96にレイルトゥレイル入力を必要とする可能性がある。
[0049]計装用増幅器90、90B、及び100は、2つの増幅器出力部からの結合された出力をその出力部の各々に使用しない差動増幅器と比較して、2倍大きい信号及び優れた信号対雑音比を提供することができる。典型的な一例では、計装用増幅器の2つの結合された出力を使用することは、信号対雑音比を、図3の単一出力計装用増幅器60より3dB高くすることができ、図3の単一出力計装用増幅器60は、それ自体が、増幅器の1つからの1つの出力のみを使用する従来の単一出力計装用増幅器より約3dB低い雑音を有する。
[0050]図6は、2つのTOTA16及び30、差動増幅器124、並びに電圧出力端子136及び138を介した2つの出力を用いて実装される例示的な計装用増幅器120の回路図である。計装用増幅器120の第1の段は、ちょうど図4及び5のように、ノード40を介して結合された第1のTOTA16からの非反転出力部22及び第2のTOTA30からの反転出力部36、並びにノード70を介して結合された第2のTOTA30からの非反転出力部48及び第1のTOTA16からの反転出力部46を含む。ノード40からの結合された出力は、差動増幅器124の非反転入力部122に接続され、ノード70からの結合された出力は、差動増幅器124の反転入力部126に接続される。
[0051]差動増幅器124の第1の出力部130は、抵抗Rを有する第2の抵抗器134を介して差動増幅器124の反転入力部126に接続され、差動増幅器124の第2の出力部128は、抵抗Rを有する第3の抵抗器132を介して差動増幅器124の非反転入力部122に接続される。差動増幅器124の第1の出力部130は、出力電圧Vout1を有する第1の出力電圧端子138にも接続され、差動増幅器124の第2の出力部128は、出力電圧Vout2を有する第2の出力電圧端子136にも接続される。差動増幅器124からの出力部130及び128は、それによって、計装用増幅器120からの出力部として機能する。計装用増幅器120の出力は、式3及び4の伝達関数によっても特徴づけられ得る。
[0052]単一の差動増幅器124を介して第1の段の両方の出力、すなわち、ノード40からの結合された出力及びノード70からの結合された出力を動作させることによって、計装用増幅器120は、各々が上述したように2つの出力を結合することに基づく2つの出力を使用することの利点のすべてを提供することができ、同時に、計装用増幅器120は、抵抗器又はTOTA出力の不整合に起因する同相出力信号を低減することもできる。
[0053]図7は、図4の計装用増幅器90と同様の、2つのTOTA16及び30並びに2つの出力部56及び98を用いて実装される他の例示的な計装用増幅器140の回路図である。図7Bは、図4Bの計装用増幅器90Bと同様の、2つのTOTA16及び30並びに非反転バッファ54及び96を有する2つの出力部を用いて実装される他の例示的な計装用増幅器140の回路図である。図8は、図5の計装用増幅器100と同様の、TOTA16及び30、並びに演算増幅器又はOTAであってもよく、反転バッファとして構成された増幅器106及び74を有する2つの出力部を用いて実装される例示的な計装用増幅器150の回路図である。図9は、図6の計装用増幅器120と同様の、TOTA16及び30、差動増幅器124、並びに2つの出力部を用いて実装される例示的な計装用増幅器160の回路図である。計装用増幅器140、140B、150及び160は、抵抗38を2つの抵抗142及び144の配置に置き換えることによって、図4〜6からのそれらの概念と異なる。
[0054]図4、4B、5及び6の例では、抵抗器38がTOTA16及び30の両方の反転入力部間に接続され、図7、7B、8及び9の例では、抵抗器142及び144が異なる配置を有する。抵抗器142は、一方の端部で第1のTOTA16の反転入力部20と接続され、他方の端部で第2のTOTA30の非反転入力部26と接続される。同様に、抵抗器144は、一方の端部で第2のTOTA30の反転入力部34と接続され、他方の端部で第1のTOTA16の非反転入力部14と接続される。
[0055]図7、7B、8及び9の計装用増幅器140、140B、150及び160は、特定の状況で種々の利点を提供することができる。例えば、計装用増幅器140、140B、150及び160は、低ノイズが重要である少なくともいくつかの用途で特に適当であり得る。
[0056]計装用増幅器140、140B、150及び160の差動利得は、式5によって記述される。
out1−Vout2=[(R/R)+(R/R)+(R/R)+(R/R)](V−V) (式5)
[0057]加えて、R=R及びR=Rの特殊な場合、式5は式6に縮小する。
out1−Vout2=4(R/R)(V−V) (式6)
[0058]図1〜4、4B、5〜7、7B、8及び9の例の各々では、出力電圧端子は、各々DOTA又はTOTAの2つの出力を互いに接続する接続ノード40、70の下流にある。出力電圧端子は、図1、4及び7の例のように直接接続によって、又は図2、3、4B〜6、7B、8及び9の例のようにバッファ若しくは差動増幅器を介して、ノード40及び/又は70の下流に接続されてもよい。
[0059]図10は、本開示の例示的な実施形態による、計装用増幅器に組み込まれてもよいTOTA200の例示的な実装形態の例の概略図である。図10の概略図は、図1〜9のTOTA又はDOTAがどのように実装され得るかの、個々のトランジスタのレベルでの詳細な例を与える。例えば、図10に示すTOTA200の実装形態は、図2〜9のTOTA16、30のいずれにも使用され得る。図10に示すTOTA200は、上述したように、各TOTAの2つの出力を使用することによって、図1のDOTA15、29のいずれかの代わりに使用されてもよい。図1のDOTA15、29は、その他の点でTOTA200と類似したDOTAとして実装されてもよい。TOTAの動作及び構造の詳細は、米国特許第8,081,030号にも与えられる。この概略図は、TOTAの多くの可能な実装形態の1つのみを示す。
[0060]図10の実装形態では、TOTA200は、差動増幅器回路202、非反転出力段204、及び反転出力段210を含む。TOTA200は、陽性の又は高い電圧を供給することができる第1の電圧源VDD、及び陰性の又は低い又は接地電圧を供給することができる第2の電圧源VSSに結合されてもよい。TOTA200の別の実装形態は、TOTA200の要素として使用されるトランジスタの形式の変化に対応して、逆極性の電圧を含む異なる電圧値を供給することができる電圧源VDD及びVSSを使用することができる。したがって、種々のトランジスタが図10でPMOSトランジスタ又はNMOSトランジスタとして示されているが、逆極性の電圧源を使用する実装では、PMOSトランジスタはNMOSトランジスタに変更されてもよく、その逆も同じである。
[0061]差動増幅器回路202は、2つの入力を受け入れる入力段及び電流出力を供給する出力段を有する任意の差動増幅器であってもよい。図示のように、図10の差動増幅器回路202は、入力段206及び出力段208を含み得る。差動増幅器回路202は、他の段及び構成要素も同様に含み得る。
[0062]図示のように、差動増幅器202の入力段206は、第1のトランジスタ212、第2のトランジスタ214、第3のトランジスタ216、及び第4のトランジスタ218を含む4つの電界効果トランジスタ、並びに電流源220を含み得る。好適にはPMOSトランジスタである第1のトランジスタ212は、電流源220を介して第1の電圧源VDDに結合されたソース、第3のトランジスタ216のドレインに結合されたドレイン、及び差動増幅器202の陽性入力部として機能するゲートを含み得る。同様に、好適にはPMOSトランジスタである第2のトランジスタ214は、電流源220を介して第1の電圧源VDDに結合されたソース、第4のトランジスタ218のドレインに結合されたドレイン、及び差動増幅器202の陰性入力部として機能するゲートを含み得る。好適にはNMOSトランジスタである第3のトランジスタ216は、第1のトランジスタ212のドレインに結合されたドレイン、第2の電圧源VSSに結合されたソース、及びそれ自体のドレインに結合されたゲートを含み得る。同様に、好適にはNMOSトランジスタである第4のトランジスタ218は、第2のトランジスタ214のドレインに結合されたドレイン、第2の電圧源VSSに結合されたソース、及びそれ自体のドレインに結合されたゲートを含み得る。図示のように、第3のトランジスタ216のゲート/ドレインは、入力段206の第1の出力部として機能することができ、第4のトランジスタ218のゲート/ドレインは、入力段206の第2の出力部として機能することができる。
[0063]差動増幅器202の出力段206も、第5のトランジスタ222、第6のトランジスタ224、第7のトランジスタ226、及び第8のトランジスタ228を含む4つの電界効果トランジスタを含み得る。好適にはNMOSトランジスタである第5のトランジスタ222は、第2の電圧源VSSに結合されたソース、第6のトランジスタ224のドレインに結合されたドレイン、及び差動増幅器202の入力段206の第1の出力部に結合されたゲートを含み得る。好適にはPMOSトランジスタである第6のトランジスタ224は、第1の電圧源VDDに結合されたソース、第5のトランジスタ222のドレインに結合されたドレイン、及びそれ自体のドレインに結合されたゲートを含み得る。好適にはPMOSトランジスタである第7のトランジスタ226は、第1の電圧源VDDに結合されたソース、第8のトランジスタ228のドレインに結合されたドレイン、及び第6のトランジスタ224のゲート/ドレインに結合されたゲートを含み得る。好適にはNMOSトランジスタである第8のトランジスタ228は、第7のトランジスタ226のドレインに結合されたドレイン、第2の電圧源VSSに結合されたソース、及び差動増幅器202の入力段206の第2の出力部に結合されたゲートを含み得る。図示のように、第7のトランジスタ226及び第8のトランジスタ228の結合されたドレインは、その結果、出力段208の電流出力部として機能することができる。したがって、第7のトランジスタ226及び第8のトランジスタ228の結合されたドレインは、その結果、第1の出力電流IOUT1を供給する、TOTA200の第1の電流出力部として機能することもできる。
[0064]TOTA200の非反転出力段204は、TOTA200の差動増幅器回路202の出力段208を複製する等によって、TOTA200の差動増幅器回路202の電流出力と実質的に同じ振幅及び位相を有する第2の電流出力を供給するように機能することができる。この点で、差動増幅器202の出力段208を複製するために、非反転出力段204は、2つのトランジスタ、第1のトランジスタ230及び第2のトランジスタ232を含むプッシュプル出力段であってもよい。第1のトランジスタ230及び第2のトランジスタ232は、差動増幅器回路202の第7及び第8のトランジスタ226及び228と実質的に同じ特性を有してもよく、実質的に同じ構成に配置されてもよい。
[0065]具体的には、好適にはPMOSトランジスタである第1のトランジスタ230は、第1の電圧源VDDに結合されたソース、第2のトランジスタ232のドレインに結合されたドレイン、及び第6のトランジスタ224のゲート/ドレインに結合されたゲートを含み得る。好適にはNMOSトランジスタである第2のトランジスタ232は、第1のトランジスタ230のドレインに結合されたドレイン、第2の電圧源VSSに結合されたソース、及び差動増幅器回路202の入力段206の第2の出力部に結合されたゲートを含み得る。図示のように、第1のトランジスタ230及び第2のトランジスタ232の結合されたドレインは、その結果、TOTA200の非反転出力段204の電流出力部として機能することができる。したがって、第1のトランジスタ230及び第2のトランジスタ232の結合されたドレインは、その結果、第2の出力電流IOUT2を供給する、TOTA200の第2の電流出力部として機能することもできる。
[0066]TOTA200の反転出力段210は、その結果、第1及び第2の電流出力IOUT1及びIOUT2と実質的に同じ振幅を有するが、第1及び第2の電流出力と実質的に反対の極性を有する第3の電流出力を供給するように機能することができる。図示のように、反転出力段210は、第1のトランジスタ242、第2のトランジスタ244、第3のトランジスタ246、及び第4のトランジスタ248を含む4つのトランジスタを含むことができる。
[0067]好適にはNMOSトランジスタである第1のトランジスタ242は、第2の電圧源VSSに結合されたソース、第2のトランジスタ244のドレインに結合されたドレイン、及び差動増幅器回路202の入力段206の第2の出力部に結合されたゲートを含み得る。好適にはPMOSトランジスタである第2のトランジスタ244は、第1の電圧源VDDに結合されたソース、第1のトランジスタ242のドレインに結合されたドレイン、及びそれ自体のドレインに結合されたゲートを含み得る。好適にはPMOSトランジスタである第3のトランジスタ246は、第1の電圧源VDDに結合されたソース、第4のトランジスタ248のドレインに結合されたドレイン、及び第2のトランジスタ244のゲート/ドレインに結合されたゲートを含み得る。好適にはNMOSトランジスタである第4のトランジスタ248は、第2の電圧源VSSに結合されたソース、第3のトランジスタ246のドレインに結合されたドレイン、及び差動増幅器回路202の入力段206の第1の出力部に結合されたゲートを含み得る。
[0068]図示のように、第3のトランジスタ246及び第4のトランジスタ248の結合されたドレインは、その結果、反転出力段210の電流出力部として機能することができる。したがって、第3のトランジスタ246及び第4のトランジスタ248の結合されたドレインは、第1及び第2の電流出力IOUT1及びIOUT2と実質的に同じ振幅だが、第1及び第2の電流出力と実質的に反対の極性の第3の電流出力−IOUT3を供給する、TOTA200の第3の電流出力部として機能することもできる。TOTA200は、したがって、実質的に同じ振幅の電流を有する3つの出力部を提供することができ、3つの出力部のうち2つは非反転出力部であり、出力部の1つは反転出力部である。上述したようにTOTA200の要素の適切な変動が、TOTA及びDOTAの他の形態に従って行われてもよく、上述したような計装用増幅器の他の実装形態に関する非反転及び/又は反転電流出力部の他の組合せを提供することができる。
[0069]本開示に記載の回路構成要素は、別個の構成要素として、1つ若しくは複数の集積回路の1つ若しくは複数の要素として、又はそれらの任意の組合せとして実装され得る。本明細書に記載の回路構成要素は、CMOSプロセス技術及びバイポーラ接合トランジスタ(BJT)プロセス技術を含む多様なプロセス技術の任意のものを使用して製造され得る。加えて、本明細書に記載の回路網は、計測、工業用制御、医療用途、又は計装用増幅器を使用する可能性がある任意の他の用途を含む種々の用途で使用され得る。
[0070]本開示の種々の態様を説明してきた。これら及び他の態様は、添付の特許請求の範囲内にある。
10 計装用増幅器
12 入力端子
14 非反転入力部
15 多出力相互コンダクタンス増幅器
18 第1の非反転出力部
20 反転入力部
22 第2の非反転出力部
24 入力端子
26 非反転入力部
29 多出力相互コンダクタンス増幅器
32 第1の非反転出力部
34 反転入力部
36 反転出力部
38 第1の抵抗器
40 ノード
42 第2の抵抗器
44 出力端子
46 反転出力部
48 第2の非反転出力部
50 計装用増幅器
54 出力バッファ
56 出力電圧端子
60 計装用増幅器
70 ノード
72 反転入力部
74 増幅器
76 非反転入力部
78 出力部
79 増幅器出力ノード
80 帰還抵抗器
82 出力電圧端子
90 計装用増幅器
90B 計装用増幅器
94 抵抗器
96 非反転バッファ
98 出力電圧端子
100 計装用増幅器
104 反転入力部
106 増幅器
108 非反転入力部
110 出力部
112 抵抗器
114 第2の電圧出力部
120 計装用増幅器
122 非反転入力部
124 差動増幅器
126 反転入力部
128 第2の出力部
130 第1の出力部
132 第3の抵抗器
134 第2の抵抗器
136 第2の出力電圧端子
138 第1の出力電圧端子
140 計装用増幅器
140B 計装用増幅器
142 抵抗器
144 抵抗器
150 計装用増幅器
160 計装用増幅器
200 TOTA
202 差動増幅器回路
204 非反転出力段
206 入力段
208 出力段
210 反転出力段
212 第1のトランジスタ
214 第2のトランジスタ
216 第3のトランジスタ
218 第4のトランジスタ
220 電流源
222 第5のトランジスタ
224 第6のトランジスタ
226 第7のトランジスタ
228 第8のトランジスタ
230 第1のトランジスタ
232 第2のトランジスタ
242 第1のトランジスタ
244 第2のトランジスタ
246 第3のトランジスタ
248 第4のトランジスタ

Claims (15)

  1. 非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、及び第2の非反転出力部を備え、前記第1の非反転出力部は前記反転入力部に接続され、前記非反転入力部は第1の入力電圧端子に接続される、第1の多出力(multiple-output)相互コンダクタンス(transconductance)増幅器と、
    非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、及び反転出力部を備え、前記第1の非反転出力部は前記反転入力部に接続され、前記非反転入力部は第2の入力電圧端子に接続される、第2の多出力相互コンダクタンス増幅器と、
    第1の抵抗器であって、前記第1の抵抗器の第1の端部が前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部に接続され、前記第1の抵抗器の第2の端部が前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部に接続される、第1の抵抗器と、
    第2の抵抗器であって、前記第2の抵抗器の第1の端部が前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部の両方に接続され、前記第2の抵抗器の第2の端部が、前記第2の抵抗器の前記第1の端部が非反転入力を有する場合、グランドに接続され、又は前記第2の抵抗器の前記第1の端部が反転入力を有する場合、増幅器の増幅器出力ノードに接続される、第2の抵抗器と、
    前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部の両方に接続される第1の出力電圧端子と
    を備える、装置。
  2. 前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器は、3出力相互コンダクタンス増幅器である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部の両方に接続される第1のノードと、
    前記第1のノード及び前記第1の出力電圧端子の間に接続される非反転出力バッファと
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部の両方に接続される第1のノードと、
    前記第1のノード及び前記第1の出力電圧端子の間に接続される反転出力バッファとをさらに備え、
    前記反転出力バッファは、演算相互コンダクタンス増幅器及び前記第2の抵抗器を備える、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器は反転出力部をさらに備え、前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器は第2の非反転出力部をさらに備え、前記装置は、前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部の両方に接続される第2の出力電圧端子を備え、前記装置はさらに、
    前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部の両方に接続される第2のノードと、
    前記第2のノード及び前記第2の出力電圧端子の間に接続される非反転出力バッファと
    を備える、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部の両方に接続される第2のノードと、
    前記第2のノード及び前記第2の出力電圧端子の間に接続される反転出力バッファと
    をさらに備え、
    さらに、前記反転出力バッファは、演算相互コンダクタンス増幅器及び前記第2の抵抗器を備える、
    請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部の両方に接続される第1のノードと、
    前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部の両方に接続される第2のノードと、
    非反転入力部及び反転入力部を有する差動増幅器と
    をさらに備え、前記第1のノードは前記非反転入力部に接続され、前記第2のノードは前記反転入力部に接続される、
    請求項5に記載の装置。
  8. 非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、第2の非反転出力部、及び反転出力部を備え、前記第1の非反転出力部は前記反転入力部に接続され、前記非反転入力部は第1の入力電圧端子に接続される、第1の3出力相互コンダクタンス増幅器と、
    非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、第2の非反転出力部、及び反転出力部を備え、前記第1の非反転出力部は前記反転入力部に接続され、前記非反転入力部は第2の入力電圧端子に接続される、第2の3出力相互コンダクタンス増幅器と、
    前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部の両方に接続される第1のノードと、
    前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部の両方に接続される第2のノードと、
    前記第1の3出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部、及び前記第2の3出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部に接続される第1の抵抗器と、
    第2の抵抗器であって、前記第2の抵抗器の第1の端部が前記第1のノードに接続される、第2の抵抗器と、
    第3の抵抗器であって、前記第3の抵抗器の第1の端部が前記第2のノードに接続される、第3の抵抗器と、
    前記第1のノードの下流の第1の出力電圧端子と、
    前記第2のノードの下流の第2の出力電圧端子と
    を備える、集積回路。
  9. 前記第2の抵抗器の第2の端部はグランドに接続され、前記第3の抵抗器の第2の端部はグランドに接続され、前記第2の抵抗器の前記第1の端部は前記第1のノード及び第1の非反転バッファに接続され、前記第3の抵抗器の前記第2の端部は前記第2のノード及び第2の非反転バッファに接続される、請求項8に記載の集積回路。
  10. 第1の演算相互コンダクタンス増幅器を備え、前記第1のノードが前記第1の演算相互コンダクタンス増幅器の反転入力部に接続され、前記第2の抵抗器が前記第1の演算相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部及び前記第1の演算相互コンダクタンス増幅器の出力部の間に接続される、第1の反転バッファと、
    第2の演算相互コンダクタンス増幅器を備え、前記第2のノードが前記第2の演算相互コンダクタンス増幅器の反転入力部に接続され、前記第3の抵抗器が前記第2の演算相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部及び前記第2の演算相互コンダクタンス増幅器の出力部の間に接続される、第2の反転バッファと
    をさらに備える、請求項8に記載の集積回路。
  11. 非反転入力部及び反転入力部を備える差動増幅器をさらに備え、前記第1のノードは前記差動増幅器の前記非反転入力部に接続され、前記第2のノードは前記差動増幅器の前記反転入力部に接続され、前記第2の抵抗器は前記差動増幅器の前記非反転入力部及び前記差動増幅器の第1の出力部の間に接続され、前記第3の抵抗器は前記差動増幅器の前記反転入力部及び前記差動増幅器の第2の出力部の間に接続される、請求項8に記載の集積回路。
  12. 前記第1の3出力相互コンダクタンス増幅器及び前記第2の3出力相互コンダクタンス増幅器は各々、差動増幅器回路、非反転出力段、及び反転出力段を備え、複数のPMOSトランジスタ及び複数のNMOSトランジスタを使用して実装される(implemented)、請求項8に記載の集積回路。
  13. 非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、第2の非反転出力部、及び反転出力部を備え、前記第1の非反転出力部は前記反転入力部に接続され、前記非反転入力部は第1の入力電圧端子に接続される、第1の3出力相互コンダクタンス増幅器と、
    非反転入力部、反転入力部、第1の非反転出力部、第2の非反転出力部、及び反転出力部を備え、前記第1の非反転出力部は前記反転入力部に接続され、前記非反転入力部は第2の入力電圧端子に接続される、第2の3出力相互コンダクタンス増幅器と、
    前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部の両方に接続される第1のノードと、
    前記第1の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転出力部、及び前記第2の多出力相互コンダクタンス増幅器の前記第2の非反転出力部の両方に接続される第2のノードと、
    前記第1の3出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部、及び前記第2の3出力相互コンダクタンス増幅器の前記非反転入力部に接続される第1の抵抗器と、
    前記第2の3出力相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部及び前記第1の3出力相互コンダクタンス増幅器の前記非反転出力部に接続される第2の抵抗器と、
    第3の抵抗器であって、前記第3の抵抗器の第1の端部が前記第1のノードに接続される、第3の抵抗器と、
    第4の抵抗器であって、前記第4の抵抗器の第1の端部が前記第2のノードに接続される、第4の抵抗器と、
    前記第1のノードの下流の第1の出力電圧端子と、
    前記第2のノードの下流の第2の出力電圧端子と
    を備える、集積回路。
  14. 前記第3の抵抗器の第2の端部がグランドに接続され、前記第4の抵抗器の第2の端部がグランドに接続され、前記第3の抵抗器の前記第1の端部が前記第1のノード及び第1の非反転バッファに接続され、前記第4の抵抗器の前記第2の端部が前記第2のノード及び第2の非反転バッファに接続される、請求項13に記載の集積回路。
  15. 第1の演算相互コンダクタンス増幅器を備え、前記第1のノードが前記第1の演算相互コンダクタンス増幅器の反転入力部に接続され、前記第3の抵抗器が前記第1の演算相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部及び前記第1の演算相互コンダクタンス増幅器の出力部の間に接続される、第1の反転バッファと、
    第2の演算(operational)相互コンダクタンス増幅器を備え、前記第2のノードが前記第2の演算相互コンダクタンス増幅器の反転入力部に接続され、前記第4の抵抗器が前記第2の演算相互コンダクタンス増幅器の前記反転入力部及び前記第2の演算相互コンダクタンス増幅器の出力部の間に接続される、第2の反転バッファと
    をさらに備える、請求項13に記載の集積回路。
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