JP2014020714A - 貯湯式給湯機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貯湯式給湯機は、利用側熱交換器22、浴槽50、浴槽水循環回路51、浴槽水循環ポンプ54、水流センサ55及び微細気泡発生装置80を備える。入浴者が気泡浴を選択した状態において、浴槽水循環ポンプが作動しても水流が検出されない場合には、浴槽水の量が少ないので、利用側熱交換器による追焚きを実行せず、細気泡発生装置を作動させる。これにより、次回の給湯時には、過熱された高温水が浴槽内に給湯されるのを防止することができる。一方、浴槽水循環ポンプの作動により水流が検出された場合には、十分な量の浴槽水が存在するので、気泡を発生しつつ追焚きを実行し、気泡の混入による浴槽水の温度低下を防止する。
【選択図】図4
Description
以下、図1乃至図6を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。なお、本明細書で使用する各図においては、共通する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略するものとする。図1は、本発明の実施の形態1による貯湯式給湯機を示す全体構成図である。この図に示すように、本実施形態の貯湯式給湯機100は、タンクユニット1、ヒートポンプユニット60、微細気泡発生装置80等を備えている。タンクユニット1とヒートポンプユニット60とは、ヒートポンプ入口配管41と、ヒートポンプ出口配管42とを介して接続されている。タンクユニット1には、制御部70が内蔵されている。制御部70は、タンクユニット1及びヒートポンプユニット60に搭載された各種の弁類、ポンプ類等の作動を制御する。また、制御部70には、給湯機の使用者により各種の温度や運転モードの設定、選択、及び運転の開始、停止、切換等を行うためのリモコン(リモートコントローラ)90が付設されている。リモコン90は、本実施の形態の操作手段を構成している。以下、貯湯式給湯機100の各構成要素について説明する。
次に、図3乃至図5を参照して、給湯機の運転形態について説明する。なお、これらの図面では、リモコン90の図示を省略している。まず、図3は、本発明の実施の形態1において、給湯機による沸き上げ運転を示す回路構成図である。沸き上げ運転は、ヒートポンプユニット60を利用して貯湯タンク10内の湯水を加熱する(沸き上げる)運転を単独で行うものである。沸き上げ運転時には、図3に示すように、三方弁31をa−c経路に切換えると共に、四方弁32をc−d経路に切換える。この結果、タンク下部配管40とヒートポンプ入口配管41とが連通し、タンク上部配管43とヒートポンプ出口配管42とが連通する。また、タンク戻し配管44、利用側熱交換器1次側出口配管46及びバイパス配管47は、弁31,32により閉塞された状態となり、利用側熱交換器22を通過する流路が遮断される。
続いて、図4を参照して、貯湯追焚き運転について説明する。図4は、本発明の実施の形態1において、給湯機による発泡追焚き運転を示す回路構成図である。この図において、空気電磁弁82を閉弁して微細気泡発生装置80(空気配管81を流れる空気流)を停止した状態が、貯湯追焚き運転に相当している。貯湯追焚き運転は、貯湯タンク10内の高温水を利用して浴槽水を加熱(追焚き)するものである。
次に、同じく図4を参照して、発泡追焚き運転について説明する。この図に示すように、発泡追焚き運転は、前述の貯湯追焚き運転を実行しつつ、微細気泡発生装置80を作動させるものである。具体的に述べると、発泡追焚き運転では、前述の貯湯追焚き運転を実行しつつ、更に、空気電磁弁82を開弁する。これにより、浴槽50から浴槽水循環路51に流出した浴槽水は、貯湯追焚き運転の場合と同様に、利用側熱交換器22により加熱された後に戻り管53を流通するが、この浴槽水には、微細気泡発生装置80により発生した微細気泡が混入される。
図5は、本発明の実施の形態1において、給湯機による発泡単独運転を示す回路構成図である。この図に示すように、発泡単独運転は、浴槽水の追焚きを実行せず、浴槽50内に微細気泡を供給するものである。具体的に述べると、発泡単独運転では、浴槽水循環ポンプ54を作動させ、空気電磁弁82を開弁させる。一方、利用側熱交換器22は、循環ポンプ21を停止させ、これに伴って利用側熱交換器22を停止状態に保持する。即ち、本実施の形態において、加熱装置の停止は、循環ポンプ21を停止させることにより実現されるものである。
発泡運転切換制御は、浴槽水の量や温度条件に基いて、発泡運転時に追焚きを実行するか否かを判定するものである。なお、「発泡運転」とは、上述した発泡追焚き運転と発泡単独運転とを総称したものであり、浴槽50内に微細気泡を供給する運転を意味している。発泡運転を実行する場合には、浴槽水の量に注意する必要がある。即ち、例えば浴槽水の量が不足した状態で、発泡追焚き運転を実行しようとすると、利用側熱交換器22で適正な熱交換が行われずに当該熱交換器が過熱状態となり、この状態で浴槽への給湯動作等が実行されると、過熱された高温水が浴槽内に供給される虞れがある。
次に、図6を参照して、上述した制御を実現するための具体的な処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態1において、制御部により実行される制御を示すフローチャートである。この図に示すルーチンでは、まず、ステップS1において、発泡運転の要求が発生しているか否かを判定する。具体的には、例えば給湯機の使用者がリモコン90の操作により「気泡浴」を選択した場合に、発泡運転の要求が発生しているものと判定する。ステップS1の判定が不成立の場合には、発泡運転を行う必要がないので、本ルーチンを終了する。また、ステップS1の判定が成立した場合には、ステップS2に移行し、浴槽水循環ポンプ54を作動させる。そして、ステップS3では、水流センサ55により浴槽水循環回路51内の水流を検出したか否かを判定する。
次に、図7を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態は、前記実施の形態1で述べた構成において、微細気泡発生装置の空気導入側に滞留した水を抜く水抜き運転を実行することを特徴としている。詳しく述べると、発泡運転以外の運転形態では、図1中に示す微細気泡発生装置80を作動させる必要がないので、空気電磁弁82は閉弁状態に保持されている。この状態で、微細気泡発生装置80には温水が流通するので、空気電磁弁82と逆止弁83との間における空気配管81の内部には、内部の空気が熱膨張時に抜けることによって負圧が生じている。従って、逆止弁83の機能が低下したり、空気配管81内の水分が結露した場合には、空気配管81の内部に水が滞留することになる。
10 貯湯タンク
21 循環ポンプ(加熱装置)
22 利用側熱交換器(加熱装置)
31 三方弁
32 四方弁
40 タンク下部配管
41 ヒートポンプ入口配管
42 ヒートポンプ出口配管
43 タンク上部配管
44 タンク戻し配管
45 利用側熱交換器1次側入口配管
46 利用側熱交換器1次側出口配管
47 バイパス配管
50 浴槽
51 浴槽水循環回路
52 行き管
53 戻り管
54 浴槽水循環ポンプ
55 水流センサ(水流検出手段)
56 浴槽出口側温度センサ(温度検出手段)
60 ヒートポンプユニット
70 制御部
80 微細気泡発生装置(気泡発生装置)
81 空気配管
82 空気電磁弁
83 逆止弁
84 浴槽アダプタ
85 吸込口
86 吐出口
90 リモコン(操作手段)
100 貯湯式給湯機
Claims (7)
- 浴槽内に貯留された浴槽水を加熱するための加熱装置と、
前記浴槽と前記加熱装置とを接続する浴槽水循環回路と、
前記浴槽水循環回路を介して前記浴槽と前記加熱装置との間に浴槽水を循環させる浴槽水循環ポンプと、
前記浴槽内に気泡を供給するために、前記浴槽水循環ポンプが作動した状態において、前記浴槽水循環回路を流れる浴槽水に気泡を発生させる気泡発生装置と、
前記浴槽水循環回路内の水流を検出する水流検出手段と、
前記浴槽内に気泡を供給する要求が発生し、かつ、当該要求に基いて前記浴槽水循環ポンプを作動させることで生じた水流が前記水流検出手段により検出された場合に、前記加熱装置、前記浴槽水循環ポンプ及び前記気泡発生装置を作動させる第1の運転手段と、
前記要求が発生し、かつ、当該要求に基いて前記浴槽水循環ポンプを作動させても前記水流検出手段により水流が検出されない場合に、前記加熱装置を停止した状態で前記浴槽水循環ポンプと前記気泡発生装置とを作動させる第2の運転手段と、
を備えた貯湯式給湯機。 - 前記浴槽水循環回路を流れる浴槽水の温度を検出する温度検出手段を備え、
前記第1の運転手段は、前記温度検出手段により検出した浴槽水の温度が所定の高温判定値以上の場合に、前記加熱装置を停止する構成としてなる請求項1に記載の貯湯式給湯機。 - 前記浴槽水循環回路を流れる浴槽水の温度を検出する温度検出手段を備え、
前記第2の運転手段は、前記温度検出手段により検出した浴槽水の温度が所定の低温判定値未満の場合に、当該温度が前記低温判定値以上となるように前記加熱装置を制御する構成としてなる請求項1または2に記載の貯湯式給湯機。 - 前記気泡発生装置は、前記浴槽水循環回路を流れる浴槽水の水流を利用して外部から空気を導入し、当該空気を浴槽水に気泡として混入させるエジェクタであり、
前記浴槽内に気泡を供給する要求が発生していない状態で、前記水流検出手段により前記浴槽水循環回路内の水流を検出したときに、前記気泡発生装置を作動させる構成としてなる請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。 - 前記加熱装置は、貯湯タンク内に貯湯された高温水を利用して前記浴槽水循環回路内の浴槽水を加熱する熱交換器であり、
前記貯湯タンク内の高温水を前記加熱装置により利用することができない場合に、前記加熱装置を停止した状態で前記気泡発生装置により微細気泡を発生させる構成としてなる請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。 - 前記気泡発生装置により微細気泡を発生させるときに、前記加熱装置を作動させるか否かの選択操作を行うことが可能な操作手段を備えてなる請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
- 前記加熱装置により浴槽水を加熱するときの加熱能力を複数段階に切換えることが可能な構成としてなる請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016191520A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 三菱電機株式会社 | 給湯装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03244960A (ja) * | 1990-02-21 | 1991-10-31 | Gastar Corp | 追焚き機能を有する泡風呂の保温制御方法 |
JPH04190047A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-08 | Gastar Corp | 風呂装置およびその運転方法 |
JPH0552409A (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動風呂装置 |
-
2012
- 2012-07-20 JP JP2012161440A patent/JP5831382B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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