JP2014019877A - 銅微粒子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒子径が小さく、粒度分布が比較的狭く、分散安定性に優れかつデンドライト化が抑制された銅微粒子を、簡便な方法でかつ大量に生成することのできる銅微粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、銅イオン、短周期型周期表第2族Aの元素イオン、及び有機分散剤が溶解している還元反応溶液において、銅イオンの電解還元反応により一次粒子の粒子径が1〜300nmの範囲にある銅微粒子を析出させることを特徴とする、銅微粒子の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、銅イオンの電解還元反応により一次粒子の粒子径が1〜300nmの範囲にある銅微粒子の製造方法に関する。
従来から、金属微粒子は、融点の低下、触媒活性、磁気特性、比熱特性、光学特性の変化等を発現することから、電子材料、触媒材料、蛍光体材料、発光体材料等の分野で広く用いられている。特に、電子材料用の導電性ペーストのような配線形成材料として、プリント配線、半導体の内部配線、プリント配線板と電子部品との接続等に利用されている。最近では、インクジェットプリンターを用いて金属微粒子を含有するインクにより配線パターンの印刷を行い、低温焼成して配線を形成する技術が着目され、研究開発が進められている。しかし、インクジェットプリンターの場合、インクに含まれる金属微粒子は、インク中において長期間分散性を保つことが要請されており、そのため金属微粒子のより微細化が必要となっている。
下記特許文献1には、銅(I)アンミン錯イオンを含む水溶液に酸を加えてpHを低下させ、銅(I)イオン(Cu)を、銅(II)イオン(Cu2+)と金属銅(Cu)とに不均化分解反応させることによって、銅を析出させることを特徴とする銅微粒子製造方法が記載されている。特許文献2には、塩化銅(II)を添加してなるデキストリン・銅水溶液に、還元剤として水素化ホウ素ナトリウムを加えて銅イオンを還元・析出する銅ナノ粒子製造方法が開示されている。
特許文献3には、10〜100nm程度の粒子径の銅ナノ粒子を提供するために、有機溶媒中で、該有機溶媒に溶解可能な銅を構成元素とする化合物と、多価アルコールと、保護剤とを含む組成液を非酸化条件下で加熱することによって還元された銅ナノ粒子を形成することが開示されている。特許文献4には、銅の酸化物、水酸化物又は塩をポリエチレングリコール又はエチレングリコール溶液中で加熱還元して銅微粒子を得る方法において、核生成のためのパラジウムイオンを添加すると共に、分散剤としてポリエチレンイミンを添加し、パラジウムを含有する粒子径50nm以下の銅微粒子を得る方法が記載されている。
特許文献5には、銅イオン、アルカリ金属イオン、及び有機分散剤が溶解している還元反応溶液において、銅イオンの電解還元反応により銅微粒子を析出させる方法が開示されている。
特開2002−363618号公報 特開2003−213311号公報 特開2005−281781号公報 特開2005−330552号公報 特開2009−185348号公報
上記特許文献1の銅微粒子製造方法では不均化分解反応によるので、反応収量が必ずしも十分といえない。特許文献2の銅ナノ粒子製造方法にはAu、Ag、Pd、Pt、Ru、Rh等の貴金属の場合は、加熱のみで還元反応が生じるために、還元剤を使用せずに金属ナノ粒子を合成することが可能であり、還元剤の除去が不要であると記載されている。一方、Cu、Co、Ni等は、加熱のみでは還元され難いために、還元剤を使用することが好ましいと記載されている。特許文献3に記載の銅ナノ粒子の形成法では、銅化合物(例えばアセチルアセトナト銅錯体)と還元剤として機能しうる多価アルコールで金属イオンを還元する方法が開示されているが得られる銅ナノ粒子のデンドライト化を抑制する対策が開示されていない。
特許文献4に記載の銅微粒子製造方法では、ポリエチレングリコール又はエチレングリコールを用いて得られる銅微粒子の分散性を向上しているが得られる微粒子のデンドライト化を抑制する対策が開示されていない。また、パラジウムイオンの添加が必要であるという問題点もある。特許文献5に記載の銅微粒子製造方法においては、Na、K等のアルカリ金属イオンの添加によりデンドライト抑制効果は得られるが、これらの金属イオンが銅粒子中に残存するとマイグレーション耐性を低下させるおそれがあり、一方、これらの金属イオンの残存量を少なくするために添加濃度を低くすると、デンドライト抑制効果が低下するおそれがある。
従って、一次粒子の粒子径が小さく、分散安定性に優れかつデンドライト化が抑制された銅微粒子を、簡便な方法でかつ大量に生成することのできる製造方法の確立が望まれている。
本発明者らは、上記従来技術に鑑みて、還元反応溶液に有機分散剤と、短周期型周期表第2族Aの元素イオンとの存在下に銅イオンの電解還元反応を行うと得られる銅微粒子の分散性が向上すると共にデンドライト化もより抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の(1)〜(8)に記載の発明を要旨とする。
(1)少なくとも、銅イオン、短周期型周期表第2族Aの元素イオン、及び有機分散剤が溶解している還元反応溶液において、銅イオンの電解還元反応により一次粒子の粒子径が1〜300nmの範囲にある銅微粒子を析出させることを特徴とする、銅微粒子の製造方法。
(2)前記短周期型周期表第2族Aの元素イオンが、マグネシウムイオン、及びカルシウムイオンから選択される1種又は2種であることを特徴とする、前記(1)に記載の銅微粒子の製造方法。
(3)前記短周期型周期表第2族Aの元素イオンの供給源がフッ化物、塩化物、臭化物、沃化物、酢酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、硫酸塩、ピロリン酸塩、及びシアン化物から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする、前記(1)又は(2)に記載の銅微粒子の造方法。
(4)前記還元反応溶液における第2族元素イオン濃度が0.001〜0.2モル/リットルであることを特徴とする、前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の銅微粒子の製造方法。
(5)前記有機分散剤が水溶性化合物であって、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、デンプン、及びゼラチンから選択される1種又は2種以上であることを特徴とする、前記(1)ないし(4)のいずれかに記載の銅微粒子の製造方法。
(6)前記還元反応溶液における有機分散剤の添加量が該還元反応溶液に存在する銅原子に対する質量比([有機分散剤/Cu]質量比)で0.01〜5.0であることを特徴とする、前記(1)ないし(5)のいずれかに記載の銅微粒子の製造方法。
(7)前記還元反応水溶液に存在する銅イオン濃度が0.01〜4.0モル/リットルであることを特徴とする、前記(1)ないし(6)のいずれかに記載の銅微粒子の製造方法。
(8)前記電解還元反応による、銅微粒子の製造方法が、還元反応水溶液中に設けられたアノードとカソード間に電位を加えることによりカソード表面付近に銅微粒子を析出させる方法であることを特徴とする、前記(1)ないし(7)のいずれかに記載の銅微粒子の製造方法。
短周期型周期表第2族Aの元素イオン、及び有機分散剤が溶解している還元反応溶液において銅イオンの電解還元反応を行う、本発明の銅微粒子の製造方法により、粒子径が小さく、粒度分布が比較的狭く、分散安定性に優れ、図1〜4に例示するようなデンドライト状の凝集が抑制された顆粒状の銅微粒子を析出することが可能である。このように粒子径が小さく、しかもデンドライト状の凝集は見られない顆粒状の微粒子は、インクジェットプリンター用インク等に好適に使用することができる。
実施例1において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 実施例2において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 実施例3において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 実施例4において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例1において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例1において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例2において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例2において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例3において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例3において生成した銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の「銅微粒子の製造方法」は、少なくとも、銅イオン、短周期型周期表第2族Aの元素イオン、及び有機分散剤が溶解している還元反応水溶液において、銅イオンの電解還元反応により一次粒子の粒子径が1〜300nmの範囲にある銅微粒子を析出させることを特徴とする。尚、以下、電解還元において還元反応が行われる溶液を還元反応溶液という。
(1)還元反応溶液
還元反応溶液は、少なくとも銅イオン、短周期型周期表第2族Aの元素イオン、及び有機分散剤を含む溶液である。尚、還元反応溶液は水溶液、該水溶液にメタノール、エタノール等の親水性化合物を添加した混合溶液、及び親水性溶液が使用可能であるが水溶液の使用が好ましい。
(イ)銅イオン
還元反応溶液中に存在する銅イオンは、電解還元により銅微粒子を生成する。
銅イオンは、一価ないし二価の銅イオンを生成するイオン性銅化合物を使用することができる。使用可能なイオン性銅化合物として、酢酸銅、硝酸銅、ハロゲン化銅、シアン化銅、ピロリン酸銅、硫酸銅等が挙げられるが,酢酸銅の使用が好ましく、実用上酢酸銅(II)の1水和物((CHCOO)Cu・1HO)の使用が特に好ましい。還元反応溶液中の好ましい銅イオン濃度は、0.01〜4.0モル/リットル(L)である。銅イオン濃度が0.01モル/L未満では、銅微粒子の生成量が低減し反応相からの銅微粒子の収率が低下するという不都合を生じ、4.0モル/Lを超えると生成される微粒子間での粗大な凝集がおこるおそれがある。よリ好ましい銅イオン濃度は、0.05〜0.5モル/Lである。
(ロ)短周期型周期表第2族Aの元素イオン
短周期型周期表第2族Aの元素は、Be、Mgにアルカリ土類金属であるCa、Sr、Ba、及びRaからなり、いずれも2価のイオンを形成する。
還元反応溶液に添加する元素イオンを短周期型周期表第2族Aの元素イオンは2価のカチオンとすると、1価のアルカリ金属イオンよりもモル伝導度が高く、銅イオンが銅微粒子へ接近するのを妨いで、デンドライト抑制効果が向上する。
また、短周期型周期表第2族Aの元素イオンは、アルカリ金属イオンよりも錯体を形成し易いために、銅微粒子を被覆する有機分散剤の安定化に寄与すると考えられる。安定化した有機分散剤により、さらなるデンドライト化の抑制と酸化抑制を達成し、微細な銅粒子を得られる。
尚、アルカリ金属イオンを添加する場合にはNaイオンやKイオンを選択するとある程度の高い添加効果が得られるが、Naイオン量を最適化しようと添加量を増やしていくとカソード表面からの水素発生が激しくなると共に副反応生成物の水酸化物ゲルが発生し、微粒子化効率が低下する。一方、短周期型周期表第2族Aの元素イオンを添加すると、デンドライト抑制についてより低い濃度で同じ効果を得られるため副反応を大幅におさえることができる。
本発明における短周期型周期表第2族Aの元素イオンの作用についてのメカニズムは、明らかではないが、短周期型周期表第2族Aの元素イオンが還元反応溶液中に好適な濃度範囲で存在していると、還元反応により銅微粒子の結晶が結晶核から成長する際に、銅イオン(陽イオン)が銅微粒子に接近するのを短周期型周期表第2族Aの元素イオン(陽イオン)が妨げ、銅微粒子がデンドライト状に凝集するのを抑制して、結晶が顆粒状に成長していくのを助長していることも推定される。
一方、還元反応溶液中に短周期型周期表第2族Aの元素イオンを存在させずに、銅化合物及び有機分散剤が溶解している水溶液から電解還元により銅微粒子を析出させた場合には、析出した結晶中に原料の銅化合物の混入、及び該銅化合物の結晶面を介して結晶がデンドライト状に成長する現象が観察される。
従って、短周期型周期表第2族Aの元素イオンは、還元反応溶液中でデンドライト状の凝集を顕著に抑制して、粒子形状が顆粒状に成長するのを助長していることが確認される。
このような短周期型周期表第2族Aの元素イオンの供給源としては、フッ化物、塩化物、臭化物、沃化物、酢酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、硫酸塩、ピロリン酸塩、及びシアン化物から選択される1種又は2種以上が挙げられる。
還元反応溶液中での上記短周期型周期表第2族Aの元素イオンの濃度は、還元反応溶液中において0.001〜0.2モル/Lが好ましい。アルカリ金属イオンの濃度が前記0.002モル/L未満ではデンドライト形状の混入という不都合を生じ、0.2モル/Lを超えるとアルカリ金属イオンを除去するのに不都合を生じるおそれがある。より好ましい短周期型周期表第2族Aの元素イオンの濃度は、0.005〜0.1モル/Lである。
(ハ)有機分散剤
本発明における有機分散剤の作用についてのメカニズムは、明らかではないが、有機分散剤は、還元反応溶液に存在して、銅イオンが還元されて結晶核が生成するのを助長し、更に析出してくる銅粒子結晶を分散させる機能を有しているものと推定される。
有機分散剤としては、上記機能を有するものであれば特に限定されるものではないが、このような機能を有する好ましいものとして、水溶性化合物が挙げられ、水溶性化合物の中でも水溶性高分子化合物がより好ましい。該水溶性高分子化合物としてポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン等のアミン系の高分子;ポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロース等のカルボン酸基を有する炭化水素系高分子;ポリアクリルアミド等のアクリルアミド;ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、更にはデンプン、ゼラチン等が例示できる。
上記例示した水溶性の高分子化合物の具体例として、ポリビニルピロリドン(分子量:1,000〜500,000)、ポリエチレンイミン(分子量:100〜100,000)、カルボキシメチルセルロース(ヒドロキシル基Na塩のカルボキシメチル基への置換度:0.4以上、分子量:1,000〜100,000)、ポリアクリルアミド(分子量:100〜6,000,000)、ポリビニルアルコール(分子量:1,000〜100,000)、ポリエチレングリコール(分子量:100〜50,000)、ポリエチレンオキシド(分子量:50,000〜900,000)、ゼラチン(平均分子量:61,000〜67,000)、水溶性のデンプン等が挙げられる。上記かっこ内にそれぞれの高分子化合物の数平均分子量を示すが、このような分子量範囲にあるものは水溶性を有するので、本発明の有機分散剤として好適に使用できる。尚、これらの2種以上を混合して使用することもできる。
また、有機分散剤の添加量は、還元反応溶液に存在する銅原子に対する質量比([有機分散剤/Cu]質量比)で0.01〜5.00が好ましい。有機分散剤の添加量が前記質量比で5.00を超えると溶液の粘性が高くなり還元反応終了後の銅粒子精製に支障をきたす場合がある。一方、前記質量比で0.01未満では粒子分散の効果が十分に発揮されなくなる。より好ましい上記添加量は、質量比で0.5〜2.0である。
以下に、本発明の銅微粒子の製造方法の具体例について説明する。
(2)銅微粒子の製造方法
(イ)還元反応溶液
還元反応溶液は、上記した、少なくとも銅イオン、短周期型周期表第2族Aの元素イオン、及び有機分散剤を含む溶液である。それぞれの好ましい濃度は上記した通りである。
還元反応水溶液の調製には超純水を用いており、超純水中に含まれるアルカリ金属ならびに短周期型周期表第2族Aの元素イオンの濃度はICP発光分光分析装置における検出限界以下であるので、アルカリ金属ならびに短周期型周期表第2族Aの元素イオンの濃度を添加しないときは0モル/Lとした。
(ロ)電極
カソード(陰極)材料としては、白金、カーボン、ステンレス等の棒状、板状電極、ドット電極のようなナノ構造電極が例示でき、アノード(陽極)材料としては、Cu、カーボン、白金、チタン、イリジウム等の棒状・板状・網状の形状電極が例示できる。
尚、陰極表面付近に析出した微粒子を脱離、回収するために陰極に超音波振動等の揺動を与えることが可能な構造とすることもできる。
(ハ)電流密度、電解温度、電解時間
電流密度は好ましくは0.01〜150A/dm、より好ましくは1〜100A/dm程度であり、直流のほかパルス電流とすることもできる。還元温度は、10〜70℃が好ましく、10〜40℃がより好ましい。還元温度は、高温になるほど還元反応速度は速くなり、低温になるほど析出する粒子の粒子径は小さくなるとともに、酸化による粒子の腐食速度も小さくなる傾向がある。還元反応溶液中の溶存酸素濃度は特に制限はないが、溶存酸素濃度が低いほど粒子の腐食速度は小さくなる傾向がある。電解時間は、1〜60分が好ましく、3〜10分がより好ましい。
(ニ)生成銅微粒子の洗浄と回収
銅微粒子は、還元反応溶液中に長い時間保持されると、該溶液中に溶解している酸素により徐々に酸化を受けて、酸化銅を形成するおそれがある。一方、エタノール等のアルコール溶媒中では、銅微粒子は比較的酸化を受けづらく、安定して存在するので電解還元槽から回収された銅微粒子スラリーはろ過操作により、銅微粒子を回収して、炭素原子数1〜4の低級アルコールを洗浄液として、還元反応溶液から同伴されてきた不純物を除去するために、洗浄されることが望ましい。洗浄操作の具体例としては、回収した銅微粒子にエタノールを加えて撹拌洗浄して遠心分離機で銅微粒子を回収するエタノール洗浄操作を1度又は2度以上行い、その後、得られた銅微粒子を回収する方法が挙げられる。
(ホ)回収された銅微粒子
得られた微粒子における純度(質量%)は、銅、酸化銅、水酸化銅などの市販の粉末を混合した試料のX線回折におけるメインピーク強度比から作成した検量線を用いて求めた。
上記電解還元で得られる銅微粒子には、酸化銅が1質量%以下で還元剤や他の金属は殆ど含まれない。酸化銅以外の不純物の除去は溶媒を用いた洗浄により比較的容易であるので、比較的容易な操作で高純度の銅微粒子を得ることができる。上記した電解還元により得られる銅微粒子は、粒子径が1〜300nm程度の範囲にあり、その形状はデンドライト状に凝集していない顆粒状の微粒子である。ここで、一次粒子の粒子径とは、二次粒子を構成する個々の金属等の微粒子の一次粒子の直径の意味である。該一次粒子径は、電子顕微鏡を用いて測定された値である。本発明において、銅イオンの電解還元反応により得られる銅微粒子の「粒子径が1〜300nmの範囲とは、該電解還元反応により得られる微粒子数の90%(該「微粒子数の90%」とは、電子顕微鏡を用いて観察が可能である、最も小さい側の粒子径の微粒子数の5%と、最も大きい側の粒子径の微粒子数の5%を除いたものをいう)以上が該粒子径の範囲に含まれていればよいことを意味する。
なお、還元反応溶液に短周期型周期表第2族Aの元素イオン、又はアルカリ金属イオンを使用しない場合には、銅イオンの原料となる銅化合物(例えば酢酸銅(II)一水和物を原料に使用すると、無水酢酸銅(II))が20〜30質量%混入し、更に得られる微粒子は、複数の基本粒子がデンドライト状に凝集をおこして、1μmから10μm程度の凝集体になる。
(ヘ)その他
回収した銅微粒子は、分散溶媒に分散させて銅微粒子分散溶液として、電子材料用の導電性ペーストのような配線形成材料、プリント配線、半導体の内部配線、プリント配線板と電子部品との接続等に利用することができる。
本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
銅イオンの電解還元反応により銅微粒子を生成させ、得られた銅微粒子の評価を行った。尚、還元反応水溶液中の短周期型周期表第2族Aの元素イオン(以下、第2族元素イオンということがある)としてカルシウムイオンを使用し、濃度は0.01モル/Lとした。
(1)銅微粒子の調製
銅イオンとして酢酸銅(II)の1水和物((CHCOO)Cu・1HO)20g、有機分散剤としてポリビニルピロリドン(数平均分子量3500)5g([有機分散剤/Cu]質量比で0.78)、及び第2族元素イオンとして酢酸カルシウムの1水和物((CHCOO)Ca・1HO)1.78gを使用して、還元反応水溶液1Lを調製した。pHは約5.3であった。
次にこの溶液中でステンレス棒陰極(カソード電極)と白金板陽極(アノード電極)との間を浴温25℃で、電流密度15A/dmで3分間通電して、カソード外表面近傍に銅微粒子を析出させた。得られたコロイド溶液を、カーボン支持膜をとりつけたアルミメッシュ上に採取し、水洗して溶媒を乾燥除去した後、200mgの銅微粒子を得た。
(2)生成した銅微粒子の評価
得られた銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真を図1に示す。銅微粒子について、電子顕微鏡(SEM)による観測結果、任意に80個の微粒子の一次粒子径を測定して、最も小さい側の粒子径の微粒子数の5%と、最も大きい側の粒子径の微粒子数の5%を除いた、粒子の90%以上の一次粒子径(以下の実施例、比較例においても同様の測定法を採用した。)は、1〜150nmの範囲で、平均一次粒子径は20nmであった。
これらの粒子の平均アスペクト比は1.2で、形状は顆粒状でありデンドライト状の凝集は観察されなかった。また、得られた銅微粒子をガラス基板上に塗布後、真空乾燥させてX線回折による分析を行ったところ、銅の純度は95質量%以上、水酸化銅(Cu(OH))1質量%以下、酸化銅(CuO)1質量%以下、無水酢酸銅((CHCOO)Cu)1質量%以下であった。
[実施例2]
銅イオンの電解還元反応により銅微粒子を生成させ、得られた銅微粒子の評価を行った。尚、還元反応水溶液中の第2族元素イオンをカルシウムイオンとして、濃度は0.001モル/Lとした。
(1)銅微粒子の調製
銅イオンとして酢酸銅(II)の1水和物((CHCOO)Cu・1HO)20g、有機分散剤としてポリビニルピロリドン(数平均分子量3500)5g([有機分散剤/Cu]質量比で0.78)、及び第2族元素イオンとして酢酸カルシウムの1水和物((CHCOO)2Ca・1HO)0.178gを使用して、還元反応水溶液1Lを調製した。pHは約5.1であった。次にこの溶液中でステンレス棒陰極(カソード電極)と白金板陽極(アノード電極)との間を浴温25℃で、電流密度15A/dmで3分間通電して、カソード外表面近傍に銅微粒子を析出させた。
得られたコロイド溶液を、カーボン支持膜をとりつけたアルミメッシュ上に採取し、水洗して溶媒を乾燥除去した後、200mgの銅微粒子を得た。
(2)生成した銅微粒子の評価
得られた銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真を図2に示す。銅微粒子について、電子顕微鏡(SEM)による観測結果、粒子の90%以上の一次粒子径は5〜300nmの範囲で、平均一次粒子径は35nmであった。
これらの粒子の平均アスペクト比は1.2で、形状は顆粒状でありデンドライト状の凝集は観察されなかった。また、得られた銅微粒子をガラス基板上に塗布後、真空乾燥させてX線回折による分析を行ったところ、銅の純度は95質量%以上、水酸化銅(Cu(OH))1質量%以下、酸化銅(CuO)1質量%以下、無水酢酸銅((CHCOO)Cu)1質量%以下であった。
[実施例3]
銅イオンの電解還元反応により銅微粒子を生成させ、得られた銅微粒子の評価を行った。尚、還元反応水溶液中の第2族元素イオンをカルシウムイオンとして、濃度は0.2モル/Lとした。
(1)銅微粒子の調製
銅イオンとして酢酸銅(II)の1水和物((CHCOO)Cu・1HO)20g、有機分散剤としてポリビニルピロリドン(数平均分子量3500)5g([有機分散剤/Cu]質量比で0.78)、及び第2族元素イオンとして酢酸カルシウムの1水和物((CHCOO)2Ca・1H2O)35.6gを使用して、還元反応水溶液1Lを調製した。pHは約5.5であった。次にこの溶液中でステンレス棒陰極(カソード電極)と白金板陽極(アノード電極)との間を浴温25℃で、電流密度15A/dmで3分間通電して、カソード外表面近傍に銅微粒子を析出させた。
得られたコロイド溶液を、カーボン支持膜をとりつけたアルミメッシュ上に採取し、水洗して溶媒を乾燥除去した後、200mgの銅微粒子を得た。
(2)生成した銅微粒子の評価
得られた銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真を図3に示す。銅微粒子について、電子顕微鏡(SEM)による観測結果、粒子の90%以上の一次粒子径は3〜200nmの範囲で、平均一次粒子径は25nmであった。
これらの粒子の平均アスペクト比は1.2で、形状は顆粒状でありデンドライト状の凝集は観察されなかった。また、得られた銅微粒子をガラス基板上に塗布後、真空乾燥させてX線回折による分析を行ったところ、銅の純度は95質量%以上、水酸化銅(Cu(OH))1質量%以下、酸化銅(CuO)1質量%以下、無水酢酸銅((CHCOO)Cu)1質量%以下であった。
[実施例4]
銅イオンの電解還元反応により銅微粒子を生成させ、得られた銅微粒子の評価を行った。尚、還元反応水溶液中の第2族元素イオンをマグネシウムイオンとして、濃度は0.01モル/Lとした。
(1)銅微粒子の調製
銅イオンとして酢酸銅(II)の1水和物((CHCOO)Cu・1HO)20g、有機分散剤としてポリビニルピロリドン(数平均分子量3500)5g([有機分散剤/Cu]質量比で0.78)、及び第2族元素イオンとして酢酸マグネシウムの4水和物((CHCOO)Mg・4HO)2.16gを使用して、還元反応水溶液1Lを調製した。pHは約5.3であった。
次にこの溶液中でステンレス棒陰極(カソード電極)と白金板陽極(アノード電極)との間を浴温25℃で、電流密度15A/dmで3分間通電して、カソード外表面近傍に銅微粒子を析出させた。
得られたコロイド溶液を、カーボン支持膜をとりつけたアルミメッシュ上に採取し、水洗して溶媒を乾燥除去した後、200mgの銅微粒子を得た。
(2)生成した銅微粒子の評価
得られた銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真を図4に示す。銅微粒子について、電子顕微鏡(SEM)による観測結果、粒子の90%以上の一次粒子径は7〜200nmの範囲で、平均一次粒子径は25nmであった。
これらの粒子の平均アスペクト比は1.2で、形状は顆粒状でありデンドライト状の凝集は観察されなかった。また、得られた銅微粒子をガラス基板上に塗布後、真空乾燥させてX線回折による分析を行ったところ、銅の純度は95質量%以上、水酸化銅(Cu(OH))1質量%以下、酸化銅(CuO)1質量%以下、無水酢酸銅((CHCOO)Cu)1質量%以下であった。
[比較例1]
(1)銅微粒子の調製
還元反応水溶液中の第2族元素イオン濃度を0モル/Lとした以外は実施例1と同様に、還元反応水溶液を調製し、還元反応を行った。
還元反応終了後、得られたコロイド溶液を、カーボン支持膜をとりつけたアルミメッシュ上に採取し、水洗して溶媒を乾燥除去した後、200mgの銅微粒子を得た。
(2)生成した銅微粒子の評価
得られた銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真を図5と図6に示す。銅微粒子について、電子顕微鏡(SEM)による観測結果、1次粒子の粒子径は30〜500nmの範囲で、平均一次粒子径は100nmであったが、析出した結晶に無水酢酸銅の混入が見られた。また、結晶形状がデンドライト状に凝集した、1〜10μmの凝集体が混在していることが観察された。
得られた結晶は、銅純度70〜80質量%、酸化銅(CuO)1質量%以下、無水酢酸銅((CHCOO)Cu)20〜30質量%であった。
[比較例2]
(1)銅微粒子の調製
還元反応水溶液に使用する第2族元素イオンの代わりにアルカリ金属イオンであるナトリウムイオンとした以外は実施例1と同様に、還元反応水溶液を調製し、還元反応を行った。尚、還元反応水溶液中のナトリウムイオン濃度は0.001モル/Lとした。
還元反応終了後、得られたコロイド溶液を、カーボン支持膜をとりつけたアルミメッシュ上に採取し、水洗して溶媒を乾燥除去した後、200mgの銅微粒子を得た。
(2)生成した銅微粒子の評価
得られた銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真を図7と図8に示す。銅微粒子について、電子顕微鏡(SEM)による観測結果、粒子の90%以上の一次粒子径は25〜400nmの範囲で、平均一次粒子径は80nmであったが、結晶形状がデンドライト状に凝集した、1〜10μmの凝集体が混在していることが観察された。
また、得られた銅微粒子をガラス基板上に塗布後、真空乾燥させてX線回折による分析を行ったところ、銅の純度は95質量%以上、水酸化銅(Cu(OH))1質量%以下、酸化銅(CuO)1質量%以下、無水酢酸銅((CHCOO)Cu)1質量%以下であった。
[比較例3]
(1)銅微粒子の調製
還元反応水溶液中の第2族元素イオンをアルカリ金属イオンであるナトリウムイオンとした以外は実施例1と同様に、還元反応水溶液を調製し、還元反応を行った。尚、還元反応水溶液中のナトリウムイオン濃度は0.2モル/Lとした。
還元反応終了後、得られたコロイド溶液を、カーボン支持膜をとりつけたアルミメッシュ上に採取し、水洗して溶媒を乾燥除去した後、10mgの銅微粒子を得た。
(2)生成した銅微粒子の評価
得られた銅微粒子の電子顕微鏡(SEM)写真を図9と図10に示す。銅微粒子について、電子顕微鏡(SEM)による観測結果、粒子の90%以上の一次粒子径は10〜350nmの範囲で、平均一次粒子径は45nmであった。
これらの粒子の平均アスペクト比は1.2で、形状は顆粒状でありデンドライト状の凝集は観察されなかったが、水酸化物ゲルとみられる0.5〜10μmの凝集体が混在していることが観察された。また、得られた銅微粒子をガラス基板上に塗布後、真空乾燥させてX線回折による分析を行ったところ、銅の純度は85質量%以上、水酸化銅(Cu(OH)2)5質量%以下、酸化銅(CuO)1質量%以下、無水酢酸銅((CHCOO)Cu)1質量%以下であった。
実施例1〜4の評価結果を表1に、比較例1〜3の評価結果を表2に示す。

Claims (8)

  1. 少なくとも、銅イオン、短周期型周期表第2族Aの元素イオン、及び有機分散剤が溶解している還元反応溶液において、銅イオンの電解還元反応により一次粒子の粒子径が1〜300nmの範囲にある銅微粒子を析出させることを特徴とする、銅微粒子の製造方法。
  2. 前記短周期型周期表第2族Aの元素イオンが、マグネシウムイオン、及びカルシウムイオンから選択される1種又は2種であることを特徴とする、請求項1に記載の銅微粒子の製造方法。
  3. 前記短周期型周期表第2族Aの元素イオンの供給源がフッ化物、塩化物、臭化物、沃化物、酢酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、硫酸塩、ピロリン酸塩、及びシアン化物から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の銅微粒子の造方法。
  4. 前記還元反応溶液における短周期型周期表第2族Aの元素イオン濃度が0.001〜0.2モル/リットルであることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の銅微粒子の製造方法。
  5. 前記有機分散剤が水溶性化合物であって、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリアクリル酸、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、デンプン、及びゼラチンから選択される1種又は2種以上であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の銅微粒子の製造方法。
  6. 前記還元反応溶液における有機分散剤の添加量が該還元反応溶液に存在する銅原子に対する質量比([有機分散剤/Cu]質量比)で0.01〜5.0であることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の銅微粒子の製造方法。
  7. 前記還元反応溶液に存在する銅イオン濃度が0.01〜4.0モル/リットルであることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の銅微粒子の製造方法。
  8. 前記電解還元反応による、銅微粒子の製造方法が、還元反応溶液中に設けられたアノードとカソード間に電位を加えることによりカソード表面付近に銅微粒子を析出させる方法であることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の銅微粒子の製造方法。
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