JP2014019376A - 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014019376A
JP2014019376A JP2012162340A JP2012162340A JP2014019376A JP 2014019376 A JP2014019376 A JP 2014019376A JP 2012162340 A JP2012162340 A JP 2012162340A JP 2012162340 A JP2012162340 A JP 2012162340A JP 2014019376 A JP2014019376 A JP 2014019376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
power steering
electric power
rotating shaft
tooth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012162340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014019376A5 (ja
JP5958145B2 (ja
Inventor
Haruhiko Kiyota
晴彦 清田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2012162340A priority Critical patent/JP5958145B2/ja
Publication of JP2014019376A publication Critical patent/JP2014019376A/ja
Publication of JP2014019376A5 publication Critical patent/JP2014019376A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5958145B2 publication Critical patent/JP5958145B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

【課題】小型且つ軽量の構造を低コストで実現できる構造及びその製造方法を実現する。
【解決手段】ウォームホイール4bを、金属製で円輪状のホイール部16aと、このホイール部16aの外周面に溶着された合成樹脂製の歯部17aとから構成する。又、このホイール部4bと回転軸10aとを一体とする。このホイール部4bの軸方向側面に、外径側端部のリム部18部分を除いて肉盗み部19を形成する。そして、このホイール部4bの厚さ寸法を、このリム部18で大きく、このリム部18よりも内径寄り部分で小さくする。1対の転がり軸受11a、11b同士のピッチを短くする等により、コストを抑えつつ、小型・軽量化を図れる。
【選択図】図1

Description

この発明の対象となる電動式パワーステアリング装置は、自動車の操舵装置として利用するもので、電動モータを補助動力として利用する事により、運転者がステアリングホイールを操作する為に要する力の軽減を図るものである。本発明は、この様な電動式パワーステアリング装置を構成するウォームホイールの構造及びその製造方法を改良して、小型且つ軽量の構造を低コストで実現する事を意図したものである。
操舵輪(フォークリフト等の特殊車両を除き、通常は前輪)に舵角を付与する際に、運転者がステアリングホイールを操作する為に要する力の軽減を図る為の装置として、パワーステアリング装置が広く使用されている。又、この様なパワーステアリング装置で、補助動力源として電動モータを使用する電動式パワーステアリング装置も、近年普及し始めている。電動式パワーステアリング装置は、油圧式のパワーステアリング装置に比べて、小型・軽量にでき、補助動力の大きさ(トルク)の制御が容易で、しかもエンジンの動力損失が少ない等の利点がある。
電動式パワーステアリング装置の構造は、各種知られているが、何れの構造の場合でも、ステアリングホイールの操作によって回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する回転軸に、電動モータの補助動力を、減速機を介して付与する。この減速機として一般的には、ウォーム減速機が使用されている。ウォーム減速機を使用した電動式パワーステアリング装置の場合、前記電動モータにより回転駆動されるウォームと、前記回転軸と共に回転するウォームホイールとを噛合させて、前記電動モータの補助動力をこの回転軸に伝達自在とする。
例えば特許文献1には、図13〜14に示す様な、電動式パワーステアリング装置が開示されている。ステアリングホイール1により所定方向に回転させられる、回転軸であるステアリングシャフト2の前端部は、ハウジング3の内側に回転自在に支持しており、この部分にウォームホイール4を固定している。このウォームホイール4と噛合するウォーム歯5をウォーム軸6の軸方向中間部に設け、電動モータ7により回転駆動されるウォーム8の両端部は、深溝型玉軸受等の1対の転がり軸受9a、9bにより、前記ハウジング3内に回転自在に支持されている。そして、この状態で、前記ウォームホイール4と前記ウォーム歯5とを噛合させて、前記電動モータ7の補助動力を、このウォーム4に伝達可能としている。
電動式パワーステアリング装置のより具体的な構造に就いて、図15に示す。ウォームホイール4aは、この電動式パワーステアリング装置の出力部となる回転軸10に、1対の転がり軸受11a、11bの間部分で締り嵌め等により外嵌固定し、この回転軸10と共に回転する様にしている。この回転軸10はハウジング3a内に、前記両転がり軸受11a、11bにより、回転のみ自在に支持した状態で、トーションバー12により、ステアリングシャフト2aの前端部と結合している。電動モータ7(図13〜14参照)は、トルクセンサ13が検出する、前記ステアリングシャフト2aに加えられるトルクの方向及び大きさに応じてウォーム8aを回転駆動し、前記回転軸10の補助トルクを付与する。この回転軸10の回転は、1対の自在継手14a、14b及び中間シャフト15を介して、ステアリングギヤユニット30の入力軸に伝達し、操舵輪に所望の舵角を付与する。
上述の様な電動式パワーステアリング装置を構成するウォームホイール4aは、製造コストの低廉化と軽量化とを目的として、金属製のホイール部16の周囲に合成樹脂製の歯部17を結合固定した構造を採用している。この様に、金属製のホイール部と合成樹脂製の歯部とを組み合わせたウォームホイールに関して記載した刊行物として、特許文献2〜5が存在する。このうちの特許文献2、3には、金属製のリム部の周囲に歯部を、合成樹脂を射出成形により結合する事が記載されている。又、特許文献4、5には、金属製のホイール部の周囲に設けた合成樹脂部分に削り加工を施す事により、この合成樹脂部分に歯部を設ける事が記載されている。更に、特許文献6〜8には、電動式パワーステアリング装置用のウォームホイールではないが、金属製のホイール部の周囲に合成樹脂製の歯部を、高周波誘導加熱により溶着する事が記載されている。
図15に示した従来構造の場合、前記回転軸10に前記ホイール部16を外嵌固定する作業が面倒なだけでなく、嵌合強度を確保する為に、このホイール部16の軸方向寸法(厚さ)を、このホイール部16に必要とされる以上に大きくせざるを得ない。この為、前記回転軸10を支持している前記両転がり軸受11a、11b同士のピッチが必要以上に大きくなり、電動式パワーステアリング装置の小型・軽量化を図る面から不利になる。特許文献2、3に記載された構造の場合、ホイール部の内径寄り部分の厚さ寸法を、外周縁部の厚さ寸法よりも小さくしている。但し、前記特許文献2、3に記載された構造の場合には、前記ホイール部と合成樹脂製の歯部とを、この歯部の射出成形時に結合するものである為、製造装置が複雑になる等の不利益がある。又、特許文献4〜8に記載された技術は、上述した小型・軽量化の要求に応えられるものではない。
特開2011−094763号公報 特開2006−273121号公報 特開2007−216721号公報 特開2009−072841号公報 特開2010−023135号公報 特開昭52−025873号公報 特開2003−118006号公報 特開2004−286179号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、小型且つ軽量の電動式パワーステアリング装置を低コストで実現できる構造及びその製造方法を実現すべく発明したものである。
本発明の電動式パワーステアリング装置及びその製造方法のうち、請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置の発明は、ハウジングと、回転軸と、ウォームホイールと、ウォームと、電動モータとを備える。
このうちのハウジングは、固定の部分に支持されて回転しない。
又、前記回転軸は、このハウジングに対し回転自在に設けられて、ステアリングホイールの操作により回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する。
又、前記ウォームホイールは、前記ハウジングの内部でこの回転軸の一部に、この回転軸と同心に支持されて、この回転軸と共に回転する。
又、前記ウォームは、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けて成り、このウォーム歯を前記ウォームホイールと噛合させた状態で、前記ハウジングに対し回転自在に支持されている。
更に、前記電動モータは、前記ウォームを回転駆動する。
特に、本発明の電動式パワーステアリング装置に於いては、前記ウォームホイールを、円輪状のホイール部と、このホイール部の周囲にこのホイール部と同心に設けられて、このホイール部の外周面に溶着された合成樹脂製の歯部とから成るものとしている。又、このホイール部と前記回転軸とを金属材により一体に構成している。
更に、このホイール部の軸方向に関する厚さ寸法は、前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材を溶着固定する為、外径側端部に全周に亙って設けられたリム部で大きく、このリム部よりも内径寄り部分で軸方向側面から凹入される状態で形成された肉盗み部に対応する部分で小さくなっている。
この様な本発明を実施する場合に、例えば請求項2に記載した発明の様に、前記肉盗み部を、前記リム部の軸方向片面にのみ設ける。
この様な請求項2に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項3に記載した発明の様に、前記肉盗み部を、前記ホイール部の側面に全周に亙って設ける。そして、前記ハウジングに対して前記回転軸を回転自在に支持する転がり軸受の一部を、前記肉盗み部の内部に入り込ませる。
或いは、上述の様な請求項2に記載した発明を実施する場合に、例えば請求項4に記載した発明の様に、前記肉盗み部を、前記ホイール部の軸方向片面の開口部の幅が最も広く、奥部に向かうに従って漸次狭くなる形状(断面V字形)とする事もできる。
又は、本発明を実施する場合に、請求項5に記載した発明の様に、前記肉盗み部を、前記リム部の軸方向両面に設ける事もできる。
又、請求項6に記載した、電動式パワーステアリング装置の製造方法に関する発明は、前記リム部に前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材を外嵌し、この歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材の周囲に高周波誘導コイルを配置すると共に、前記回転軸を径方向及び軸方向の位置決めを図って保持した状態で、前記高周波誘導コイルに通電して前記リム部を発熱させ、このリム部の外周面と前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材の内周面とを溶着する。
この様な本発明の電動式パワーステアリング装置の製造方法を実施する場合に、例えば請求項7に記載した発明の様に、前記回転軸の一部で前記ホイール部に隣接する部分に設けられた、この回転軸を前記ハウジング内の回転自在に支持する為の転がり軸受の内輪を外嵌固定する為の内輪嵌合部をチャックにより把持する。そして、前記回転軸の径方向に関する位置決めを図ると共に、このチャックの軸方向端面を前記内輪嵌合部の端部に存在する段差面に突き当てて、前記回転軸の軸方向に関する位置決めを図る。更に、この状態で、前記高周波誘導コイルの内周面と前記リム部の外周面とを、前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材を介して径方向に対向させる。
或いは、請求項8に記載した発明の様に、前記回転軸を中空円管状とする。そして、この回転軸の両端開口部に、互いに対向する先端部を円すい状の凸面としたセンタリング治具の先端部を挿入して、前記回転軸の径方向及び軸方向の位置決めを図る。更に、この状態で、前記高周波誘導コイルの内周面と前記リム部の外周面とを、前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材を介して径方向に対向させる。
更には、請求項9に記載した発明の様に、前記リム部の外周面と前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材の内周面とを溶着する為にこのリム部を前記高周波誘導コイルへの通電に基づいて発熱させる際に、前記回転軸の一部に別の高周波誘導コイルにより高周波焼き入れ処理を施す事もできる。この高周波焼き入れ処理を施す部分としては、例えば、前記回転軸と別の回転軸とをトルク伝達可能に結合する自在継手のヨークの基部を外嵌固定する為に前記回転軸の端部に設けたセレーション部がある。
上述の様に構成する本発明の電動式パワーステアリング装置及びその製造方法は、小型且つ軽量の構造を低コストで実現できる。
即ち、回転軸とホイール部とを一体とし、しかもこのホイール部の軸方向に関する厚さ寸法を、径方向外端部で大きく、内径寄り部分で小さくしているので、歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材の軸方向に関する幅寸法、並びに、前記回転軸とウォームホイールとの結合強度を確保しつつ、このウォームホイールの肉厚の低減による軽量化を図れる。又、前記ホイール部の内径寄り部分に設けた肉盗み部に、電動式パワーステアリングホイールを構成する他の部分を配置できる為、この分の小型化も図れる。更に、前記ホイール部と前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材とを高周波誘導加熱により溶着する為、歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材を、射出成形と同時にホイール部に結合固定する場合の様に、複雑な設備が不要になり、製造コストを抑える事もできる。
本発明の実施の形態の第1例を示す、図14のA−A断面に相当する図。 回転軸及びウォームホイールを取り出し、更に歯部となる環状中間素材と組み合わせた状態を、図1と同方向から見た断面図。 図2の下方から見た端面図。 ホイール部と環状中間素材とを、高周波誘導加熱により溶着する状態を示す断面図。 本発明の実施の形態の第2例を示す、図1と同様の図。 同第3例を示す、図1と同様の図。 回転軸及びウォームホイールを取り出して図6と同方向から見た断面図。 ホイール部と環状中間素材とを、高周波誘導加熱により溶着する状態を示す断面図。 本発明の実施の形態の第3例を示す、図2と同様の図。 同第4例を示す、図4と同様の図。 同第5例を示す、図4と同様の図。 同第6例を示す、図4と同様の図。 従来構造の1例を示す、部分切断側面図。 同じく図13のB−B拡大断面図。 より具体的構造を示す、図14のA−A断面に相当する図。
[実施の形態の第1例]
図1〜4は、請求項1、2、6に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例を含めて本発明の特徴は、電動式パワーステアリング装置を構成するウォーム減速機のウォームホイール4b及びこのウォームホイール4bと共に回転する回転軸10aの構造及びその製造方法にある。その他の部分に関しては、前述の図15に示した構造を含め、前述の特許文献1〜5に記載される等により従来から知られている構造及びその製造方法と同様であるから、説明を省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
前記ウォームホイール4bは、炭素鋼等の、高周波誘導加熱が可能な金属製で円輪状のホイール部16aと、合成樹脂製で円環状の歯部17aとから構成している。このうちのホイール部16aは前記回転軸10aの中間部外周面に、この回転軸10aと一体に形成している。この為に、金属製の素材に、熱間鍛造等の塑性加工を施す事により、前記回転軸10aと前記ホイール部16aとを一体に、且つ、互いに同心に形成している。
本例の場合、このホイール部16aの軸方向に関する厚さ寸法は、前記歯部17aを溶着固定する為、外径側端部に全周に亙って設けられたリム部18で大きく、このリム部18よりも内径寄り部分に設けた肉盗み部19で小さくなっている。この肉盗み部19は、前記リム部18の軸方向両側面のうち、転がり軸受11bに対向する片側面から凹入した状態で、全周に亙って形成されている。又、前記肉盗み部19を、前記リム部18の径方向内端部(内周縁)まで形成して、この肉盗み部19の内径側端部を、前記回転軸10aの外周面に一致させている。又、前記リム部18の外周面の中心軸と前記回転軸10aの回転中心とは、互いに一致している。
更に、前記歯部17aは前記リム部18の外周面に、高周波誘導加熱により溶着し、結合固定している。この為に、予め押し出し成形及び切断により、或いは射出成形により、円環状に形成した環状中間素材20を前記リム部18に、締り嵌めにより外嵌する。次いで、これら環状中間素材20及びリム部18の周囲に円環状の高周波誘導コイル21を、これら環状中間素材20及びリム部18と同心に配置した状態で、この高周波誘導コイル21に通電する。
そして、前記リム部18を含む前記ホイール部16aを発熱させて、前記環状中間部材20の内周面部分を溶融させ、この環状中間部材20の内周面と前記リム部18の外周面とを溶着させる。この際、前記高周波誘導コイル21と前記回転軸10aとの、径方向及び軸方向に関する位置決めを図り、この高周波誘導コイル21により前記リム部18を、均一に発熱させる。この結果、前記環状中間部材20がこのリム部18の周囲に結合固定される。尚、これら環状中間部材20の内周面とリム部18の外周面との結合強度を高くする為に、予めこのリム部18の外周面に、セレーション状の凹凸、若しくはローレット目の如き、微小な凹凸を形成しておく。
前記環状中間部材20を前記リム部18の周囲に結合固定したならば、その後、前述の特許文献4、5に記載される等により従来から知られている方法により、前記環状中間素材20の外周面に歯を形成し、この環状中間素材20を前記歯部17aとする。更にその後、前記ウォームホイール4bを前記回転軸10aと共にハウジング3a内に組み込んで、図1に示す様な電動式パワーステアリング装置とする。
上述の様な本例の電動式パワーステアリング装置及びその製造方法によれば、小型且つ軽量の構造を、低コストで実現できる。この理由は、以下の通りである。
先ず、前記回転軸10aと前記ウォームホイール4bのホイール部16aとを一体とし、しかもこのホイール部16aに肉盗み部19を設けて、このホイール部16aの軸方向に関する厚さ寸法を、径方向外端部で大きく、内径寄り部分で小さくしている。前記回転軸10aと前記ホイール部16aとを一体とした事で、これら回転軸10aとホイール部16aとの嵌合強度確保の為、このホイール部16aの内径側端部の軸方向厚さを確保する必要がない。前記歯部17aの軸方向に関する幅寸法を確保する為には、前記ホイール部16aの外径側端部に設けた、前記リム部18の幅寸法さえ確保すれば足りる。この為、前記回転軸10aと前記ウォームホイール4bとの結合強度を確保しつつ、前記ホイール部16aの内径側部分の軸方向厚さを小さく抑えて、前記ウォームホイール4bの軽量化を図れる。
又、図示の例の場合には、前記肉盗み部19内に、転がり軸受11bの外輪を保持する為、ハウジング3a内に設けた保持部22の端部を進入させている。この為に本例の場合には、前述した図15に示した従来構造に比べて、1対の転がり軸受11a、11b同士のピッチを短くでき、その分、電動式パワーステアリングホイールの小型・軽量化も図れる。
更に、前記ホイール部16aと前記歯部17aとを高周波誘導加熱により溶着する為、前述の特許文献2、3に記載された如く、歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材を射出成形と同時にホイール部に結合固定する場合の様に、複雑な設備が不要になり、製造コストを抑える事もできる。即ち、前記歯部17aの元となる、前記環状中間部材20は、一体押し出し成形した円筒状の前素材を所定長さに切断するか、仮に1個ずつ射出成形する場合でも、簡単な射出成形型により造れる。又、前記ホイール部16aと前記歯部17aと溶着する為の前記高周波誘導加熱コイル21は、単純な円環状のもので足りる為、設備コストは低く抑えられる。この為、上述の様に製造コストを抑えられる。
[実施の形態の第2例]
図5は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、ハウジング3aに対して回転軸10aを回転自在に支持する転がり軸受11bの一部を、肉盗み部19の内部に入り込ませている。即ち、上述した実施の形態の第1例の場合、保持部22の先端部のみを肉盗み部19内に進入させ、転がり軸受11bに関してはこの肉盗み部19外に位置させていたのに対して、本例の場合には、保持部22aを前記肉盗み部19内に、より深く進入させて、この保持部22a内に保持された前記転がり軸受11bの軸方向の一部を、前記肉盗み部19内に配置している。
この様な本例の構造によれば、1対の転がり軸受11a、11b同士のピッチをより短くできて、電動式パワーステアリングホイールをより小型・軽量化できる。
その他の部分に関しては、上述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
図6〜8は、請求項1、5に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。
本例の場合には、ホイール部16bの軸方向両側面に肉盗み部19a、19aを設けて、このホイール部16bの径方向外径寄り部分の形状を、軸方向に関して対称にしている。
この様な形状を採用する事により本例の場合には、図8に示す様に、高周波誘導コイル21により前記ホイール部16bを加熱する際に、このホイール部16bの外周縁部に存在するリム部18aを、軸方向全幅に亙り均一に発熱させる事ができる。この結果、このリム部18aの外周面と環状中間素材20の内周面との結合部の品質を良好にし易い。
その他の部分に関しては、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する説明は省略する。
[実施の形態の第4例]
図9は、請求項1、2、4に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、ホイール部16cの軸方向片面の径方向中間部に、このホイール部16cの軸方向片面の開口部の幅が最も広く、奥部に向かうに従って漸次狭くなる、断面V字形の肉盗み部19bを形成している。
この様な形状を有する肉盗み部19bは、鍛造加工により容易に形成できる為、前記ホイール部16cを含む部材の生産性を向上できる。但し、本例の構造は、保持部22(図1参照)を内部に進入させる事は難しいので、1対の転がり軸受11a、11b(図1参照)同士のピッチを短くして小型・軽量化を図る面からは不利である。
その他の部分に関しては、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
[実施の形態の第5例]
図10は、請求項6、7に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、内径を拡縮自在としたチャック23により、回転軸10aの一部でホイール部16aに隣接する部分に設けられた、内輪嵌合部24を把持する。この内輪嵌合部24は、転がり軸受11bの内輪(図1参照)を外嵌固定する為の円筒面で、前記回転軸10aと、高精度で同心に加工されている。従って、前記チャック23により前記内輪嵌合部24を把持する事により、前記回転軸10aの径方向に関する位置決めを、高精度で図れる。同時に、前記チャック23の軸方向端面を、前記内輪嵌合部24の端部に存在する段差面25に突き当てて、前記回転軸10aの軸方向に関する位置決めを図る。更に、この状態で、高周波誘導コイル21の内周面とリム部18の外周面とを、環状中間素材20を介して径方向に対向させる。
この様な本例の製造方法によれば、前記高周波誘導コイル21の内周面と前記リム部18の外周面とを、径方向及び軸方向に関して、高精度に位置決めした状態で対向させられる。この為、前記高周波誘導コイル21として、例えば軸方向に関する幅寸法が大きめのものを使用する必要がなくなり、設備の小型化と共に消費電力の低減を図れる等、製造コストの低廉化を図り易くできる。
その他の部分に関しては、前述した実施の形態の第1例の場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
[実施の形態の第6例]
図11は、請求項6〜8に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。本例の場合には、中空円管状の回転軸10aの両端開口部に、互いに対向する先端部を円すい状の凸面としたセンタリング治具26a、26bの先端部を挿入して、前記回転軸10aの径方向及び軸方向の位置決めを図っている。
この様な本例の製造方法によれば、前記回転軸10aの位置決めを、より高精度に行える。特に、この回転軸10aの倒れ方向の変位を、より十分に抑えられる。尚、図示の例では、前記センタリング治具26a、26bに加えてチャック23も設けているが、このチャック23は省略しても良い。
その他の部分に関しては、上述した実施の形態の第5例の場合と同様であるから、同等部分に関する説明は省略する。
[実施の形態の第7例]
図12は、請求項6、7、9に対応する、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合には、高周波誘導コイル21への通電に基づいて、ホイール部16aのリム部18と環状中間素材20とを溶着するのと同じ(同一のチャッキング)工程で、回転軸10aの端部に設けたセレーション部27に、別の高周波誘導コイル28により、高周波焼き入れ処理を施す。このセレーション部27は、前記回転軸10aの端部と中間シャフト15の端部とをトルク伝達可能に接続する為の自在継手14a(図13参照)のヨークを結合する為に設けている。
本例の場合には、それぞれが高周波誘導コイル21、28により行う工程を集約する事で、設備の簡略化と共に作業時間の短縮化を可能にして、製造コストの低廉化を可能にしている。
尚、前記回転軸10aの反対側端部には、ステアリングシャフト2a(図14参照)の先端部と、回転方向に関する所定角度の相対変位を可能に、且つ、この所定角度相対変位した場合にトルク伝達可能にする為の、歯車状の凹凸部29を設けている。この凹凸部29に関しても、耐摩耗性向上の為に高周波焼き入れする必要があれば、更に第三の高周波誘導コイルにより、同時に焼き入れ処理する事もできる。但し、この場合には、この第三の高周波誘導コイルに関しては、径方向に関して退避可能な分割型として、前記回転軸10aの出し入れを可能にする必要がある。
その他の部分に関しては、前述した実施の形態の第5例の場合と同様であるから、同等部分に関する説明は省略する。
又、前述した実施の形態の各例の場合、肉盗み部をホイール部の側面に全周に亙って設けているが、このホイール部の側面の円周方向複数箇所に等間隔に設ける事もできる。但し、この場合には、回転軸を回転自在に支持する転がり軸受の外輪を保持する為の保持部を、前記肉盗み部の内部に進入させる事はできない。
図10〜12に示した、ホイール部と環状中間素材の溶着方法は、このホイール部に肉盗み部が存在する構造に限らず、このホイール部の軸方向に関する厚さ寸法が内径側から外径側まで均一な構造に関しても適用できる。
又、前述した実施の形態の各例の場合、肉盗み部をホイール部の側面に全周に亙って設けているが、このホイール部の側面の円周方向複数箇所に等間隔に設ける事もできる。但し、この場合には、回転軸を回転自在に支持する転がり軸受の外輪を保持する為の保持部を、前記肉盗み部の内部に進入させる事はできない。
1 ステアリングホイール
2、2a ステアリングシャフト
3、3a ハウジング
4、4a、4b ウォームホイール
5 ウォーム歯
6 ウォーム軸
7 電動モータ
8、8a ウォーム
9a、9b 転がり軸受
10、10a 回転軸
11a、11b 転がり軸受
12 トーションバー
13 トルクセンサ
14a、14b 自在継手
15 中間シャフト
16、16a、16b、16c ホイール部
17、17a 歯部
18、18a リム部
19、19a、19b 肉盗み部
20 環状中間素材
21 高周波誘導コイル
22、22a 保持部
23 チャック
24 内輪嵌合部
25 段差面
26a、26b センタリング治具
27 セレーション部
28 高周波誘導コイル
29 凹凸部
30 ステアリングギヤユニット

Claims (9)

  1. 固定の部分に支持されて回転しないハウジングと、このハウジングに対し回転自在に設けられて、ステアリングホイールの操作により回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する回転軸と、前記ハウジングの内部でこの回転軸の一部に、この回転軸と同心に支持されて、この回転軸と共に回転するウォームホイールと、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けて成り、このウォーム歯をこのウォームホイールと噛合させた状態で、前記ハウジングの内側に回転自在に支持されたウォームと、このウォームを回転駆動する電動モータとを備えた電動式パワーステアリング装置に於いて、
    前記ウォームホイールが、円輪状のホイール部と、このホイール部の周囲にこのホイール部と同心に設けられて、このホイール部の外周面に溶着された合成樹脂製の歯部とから成るものであり、このホイール部と前記回転軸とが金属材により一体に構成されており、このホイール部の軸方向に関する厚さ寸法は、前記歯部を溶着固定する為、外径側端部に全周に亙って設けられたリム部で大きく、このリム部よりも内径寄り部分で軸方向側面から凹入される状態で形成された肉盗み部に対応する部分で小さくなっている事を特徴とする電動式パワーステアリング装置。
  2. 前記肉盗み部が、前記リム部の軸方向片面にのみ設けられている、請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  3. 前記肉盗み部が前記ホイール部の側面に全周に亙って設けられており、前記ハウジングに対して前記回転軸を回転自在に支持する転がり軸受の一部が、前記肉盗み部の内部に入り込んでいる、請求項2に記載した電動式パワーステアリング装置。
  4. 前記肉盗み部が、前記ホイール部の軸方向片面の開口部の幅が最も広く、奥部に向かうに従って漸次狭くなる形状を有する、請求項2に記載した電動式パワーステアリング装置。
  5. 前記肉盗み部が、前記リム部の軸方向両面に設けられている、請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  6. 請求項1〜5のうちの何れか1項に記載した電動式パワーステアリング装置の製造方法であって、前記リム部に前記歯部若しくはこの歯部となる中間素材を外嵌し、この歯部の周囲に高周波誘導コイルを配置すると共に、前記回転軸を径方向及び軸方向の位置決めを図って保持した状態で、前記高周波誘導コイルに通電して前記リム部を発熱させて、このリム部の外周面と前記歯部の内周面とを溶着する電動式パワーステアリング装置の製造方法。
  7. 前記回転軸の一部で前記ホイール部に隣接する部分に設けられた、この回転軸を前記ハウジング内の回転自在に支持する為の転がり軸受の内輪を外嵌固定する為の内輪嵌合部をチャックにより把持して、前記回転軸の径方向に関する位置決めを図ると共に、このチャックの軸方向端面を前記内輪嵌合部の端部に存在する段差面に突き当てて、前記回転軸の軸方向に関する位置決めを図った状態で、前記高周波誘導コイルの内周面と前記リム部の外周面とを、前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材を介して径方向に対向させる、請求項6に記載した電動式パワーステアリング装置の製造方法。
  8. 前記回転軸が中空円管状であり、この回転軸の両端開口部に、互いに対向する先端部を円すい状の凸面としたセンタリング治具の先端部を挿入して、前記回転軸の径方向及び軸方向の位置決めを図った状態で、前記高周波誘導コイルの内周面と前記リム部の外周面とを、前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材を介して径方向に対向させる、請求項6〜7のうちの何れか1項に記載した電動式パワーステアリング装置の製造方法。
  9. 前記リム部の外周面と前記歯部若しくはこの歯部となるべき中間素材の内周面とを溶着する為にこのリム部を前記高周波コイルへの通電に基づいて発熱させる際に、前記回転軸の一部に別の高周波誘導コイルにより高周波焼き入れ処理を施す、請求項6〜8のうちの何れか1項に記載した電動式パワーステアリング装置の製造方法。
JP2012162340A 2012-07-23 2012-07-23 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5958145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012162340A JP5958145B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012162340A JP5958145B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014019376A true JP2014019376A (ja) 2014-02-03
JP2014019376A5 JP2014019376A5 (ja) 2015-04-16
JP5958145B2 JP5958145B2 (ja) 2016-07-27

Family

ID=50194741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012162340A Expired - Fee Related JP5958145B2 (ja) 2012-07-23 2012-07-23 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5958145B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1120724A (ja) * 1997-07-01 1999-01-26 Showa:Kk 電動式パワーステアリング装置におけるウォームギヤ構造およびウォームギヤのバックラッシ調整方法
JP2002019626A (ja) * 2000-07-11 2002-01-23 Nsk Ltd 電動式パワーステアリング装置
JP2003118006A (ja) * 2001-10-10 2003-04-23 Showa Seiko Kk 熱可塑性樹脂成形物に金属ボスを固定する方法
JP2004204902A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Nsk Ltd ウォームホイールおよびその製造方法
JP2004286179A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 High Frequency Heattreat Co Ltd ギアユニット及びその製造方法
JP2007216721A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2007309512A (ja) * 2006-04-17 2007-11-29 Nsk Ltd ウォームホイール、ウォーム減速機構、電動式パワーステアリング装置及びウォームホイールの製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1120724A (ja) * 1997-07-01 1999-01-26 Showa:Kk 電動式パワーステアリング装置におけるウォームギヤ構造およびウォームギヤのバックラッシ調整方法
JP2002019626A (ja) * 2000-07-11 2002-01-23 Nsk Ltd 電動式パワーステアリング装置
JP2003118006A (ja) * 2001-10-10 2003-04-23 Showa Seiko Kk 熱可塑性樹脂成形物に金属ボスを固定する方法
JP2004204902A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Nsk Ltd ウォームホイールおよびその製造方法
JP2004286179A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 High Frequency Heattreat Co Ltd ギアユニット及びその製造方法
JP2007216721A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2007309512A (ja) * 2006-04-17 2007-11-29 Nsk Ltd ウォームホイール、ウォーム減速機構、電動式パワーステアリング装置及びウォームホイールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5958145B2 (ja) 2016-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105501287B (zh) 驱动装置和电动转向设备
JP2014046803A (ja) ラックバーの製造方法、ラックバー及び電動パワーステアリング装置
US20150298721A1 (en) Rack shaft and method for manufacturing rack shaft
JP4858513B2 (ja) 差動装置の接合方法、及び接合補助具
WO2013084613A1 (ja) ウォームホイールおよび電動式パワーステアリング装置
JP2014019190A (ja) アルミニウム合金製プロペラシャフト及び該プロペラシャフトの摩擦圧接方法
CN109604857A (zh) 人字齿轮和人字齿轮的焊接方法
WO2015129313A1 (ja) パワーステアリング装置及びパワーステアリング装置用ボールねじの製造方法
JP6684154B2 (ja) ボールねじ装置、ボールねじ装置を用いたステアリング装置及びボールねじ装置のリテーナの製造方法
CN107690367B (zh) 用于形成传动轴总成的方法
US10883533B2 (en) Method of manufacturing spline telescopic shaft
JP5958145B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法
EP3004689B1 (en) Metal core for resin gear and resin gear composite member
US9759304B2 (en) Powder metal hub and treatment
CN210273633U (zh) 轻量化电机转子轴
WO2014119120A1 (ja) 鍛造装置および鍛造方法
WO2020137551A1 (ja) 電動パワーステアリング装置用の直動軸、電動パワーステアリング装置、およびこれらの製造方法
JP2007315463A (ja) 中空状動力伝達シャフト
JP6135310B2 (ja) ウォーム減速機及びデュアルピニオン式電動パワーステアリング装置
US20190300045A1 (en) Gear rack and method for producing a gear rack for a steering gear of a motor vehicle
JP7211433B2 (ja) ステアリング装置用の直動軸、ステアリング装置、およびこれらの製造方法
CN103104588B (zh) 一种用于园林工具的空心轴及其加工方法
JP2018090081A (ja) ステアリング装置の製造方法及びステアリング装置
KR20130122463A (ko) 중공형 구동축 및 그의 제조방법
JP2017089688A (ja) ラックバーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5958145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees