JP2014016848A - 操作装置 - Google Patents

操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014016848A
JP2014016848A JP2012154344A JP2012154344A JP2014016848A JP 2014016848 A JP2014016848 A JP 2014016848A JP 2012154344 A JP2012154344 A JP 2012154344A JP 2012154344 A JP2012154344 A JP 2012154344A JP 2014016848 A JP2014016848 A JP 2014016848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
reference position
bracket
coil spring
torsion coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012154344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5900202B2 (ja
Inventor
Kazuji Kamiya
数司 神谷
Takuro Nagamatsu
卓朗 永松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2012154344A priority Critical patent/JP5900202B2/ja
Priority to TW102123582A priority patent/TWI540091B/zh
Priority to KR1020130077566A priority patent/KR101478225B1/ko
Publication of JP2014016848A publication Critical patent/JP2014016848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5900202B2 publication Critical patent/JP5900202B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/08Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels
    • G05G1/10Details, e.g. of discs, knobs, wheels or handles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/20Means for actuating or controlling masts, platforms, or forks
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/04Controlling members for hand actuation by pivoting movement, e.g. levers
    • G05G1/06Details of their grip parts

Abstract

【課題】高い精度で操作が可能であるとともに、優れた操作フィーリングを発揮可能な操作装置を提供する。
【解決手段】本発明のサムノブ1は、ブラケット5とノブ9との間に第1、2ねじりコイルばね21、25が設けられている。第1ねじりコイルばね21は、ノブ9を基準位置Bから軸心O周りで左方向に回動することによっては変位せず、ノブ9を基準位置Bから右方向に回動することによって基準位置Bに戻るようにノブ9を付勢する。第2ねじりコイルばね25は、ノブ9を基準位置Bから右方向に回動することによっては変位せず、ノブ9を基準位置Bから左方向に回動することによって基準位置Bに戻るようにノブ9を付勢する。
【選択図】図2

Description

本発明は操作装置に関する。
特許文献1に従来の操作装置が開示されている。この操作装置は、ポテンショメータとノブとを備えている。ポテンショメータは、ケースに対して軸心周りで回動可能な検出部を有し、検出部の基準位置からの回転角度を信号によって検出可能になっている。ポテンショメータのケースはブラケットを介してノブと接続されている。ノブはポテンショメータの検出部を同期回転可能である。
ブラケットはフォークリフトを前後に走行するためのレバー本体に接続され、レバー本体にはグリップも固定されている。使用者は、グリップを把持してレバー本体を前後に操作し、フォークリフトを前後に走行させることが可能である。また、使用者は、グリップを把持した手の親指によってノブを回動し、フォークを昇降させることが可能である。
特開2002−220196号公報
ところで、ポテンショメータとしては、付勢ばねが内蔵されていないことから、検出部に反力がないものと、付勢ばねが内蔵されていることにより、検出部に反力があるものとがある。検出部に反力がないポテンショメータを操作装置に採用すると、検出部がカム面との間で間隙を生じ、ヒステリシスが生じてしまう。このため、高い精度で操作が可能な操作装置を得るためには、検出部に反力があるポテンショメータを採用することが好ましい。そして、検出部に反力があるポテンショメータを採用した操作装置では、ノブ及び検出部が基準位置に復帰するようにするため、操作装置にねじりコイルばねを追加する必要がある。
しかし、ノブ及び検出部が基準位置に復帰するようにするだけのために単一のねじりコイルばねを追加すると、ポテンショメータが内蔵する付勢ばねと、追加したねじりコイルばねとの付勢力の相違により、ノブを一方向に回動する際の操作力と、ノブを他方向に回動する際の操作力とが決定されてしまう。この場合、ノブの一方向への操作力と、ノブの他方向への操作力とを等しくする等、それらの操作力を任意に設定できない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、高い精度で操作が可能であるとともに、優れた操作フィーリングを発揮可能な操作装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の操作装置は、ケースに対して軸心周りで回動可能な検出部を有し、該検出部の基準位置からの回転角度を検出可能なポテンショメータと、
該ケースを固定するブラケットと、
該ブラケットに固定され、該検出部と同期回転可能なノブとを備えた操作装置であって、
前記ポテンショメータは、前記基準位置から前記軸心周りで一方向に前記検出部を付勢する付勢ばねを有し、
前記ブラケットと前記ノブとの間には、該ノブを該基準位置から該軸心周りで他方向に回動することによっては変位せず、該ノブを該基準位置から該一方向に回動することによって該基準位置に戻るように該ノブを付勢する第1ねじりコイルばねと、該ノブを該基準位置から該一方向に回動することによっては変位せず、該ノブを該基準位置から該他方向に回動することによって該基準位置に戻るように該ノブを付勢する第2ねじりコイルばねとが設けられていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の操作装置は、ポテンショメータが検出部を付勢する付勢ばねを有することから、検出部がカム面との間で間隙を生じず、ヒステリシスが生じない。
また、この操作装置は、ブラケットとノブとの間に第1ねじりコイルばねと第2ねじりコイルばねとが設けられている。第1ねじりコイルばねは、ノブを基準位置から一方向に回動すれば、基準位置に戻るようにノブを付勢する。この第1ねじりコイルばねは、ノブを基準位置から他方向に回動することによっては変位しない。また、第2ねじりコイルばねは、ノブを基準位置から他方向に回動すれば、基準位置に戻るようにノブを付勢する。この第2ねじりコイルばねは、ノブを基準位置から一方向に回動することによっては変位しない。このため、ポテンショメータの付勢ばねに基づいて、第1、2ねじりコイルばねの付勢力を調整すれば、ノブを一方向に回動する際の操作力と、ノブを他方向に回動する際の操作力とを任意に設定できる。
したがって、本発明の操作装置は、高い精度で操作が可能であるとともに、優れた操作フィーリングを発揮することができる。
本発明の操作装置では、一方向への操作力と他方向への操作力とを等しくしてもよく、あえて異ならせてもよい。例えば、この操作装置がフォークリフトに用いられる場合、フォークを上昇させる時にはやや大きな操作力を必要し、フォークを下降させる時にはやや小さい操作力で足りるようにしてもよい。
付勢ばねは、自由状態では、軸心周りの初期位置に検出部を位置させ、組付状態では、初期位置から他方向に一定角度回転した基準位置で一方向に検出部を付勢する基準付勢力を有し得る。第1ねじりコイルばねは、組付状態では、基準付勢力より大きく、基準位置で他方向にノブを付勢する第1付勢力を有し得る。第2ねじりコイルばねは、組付状態では、第1付勢力より小さく、基準位置で一方向にノブを付勢する第2付勢力を有し得る。基準付勢力、第1付勢力及び第2付勢力は、ノブを基準位置から一方向へ回動させる際の操作力と、ノブを基準位置から他方向へ回動させる際の操作力とが等しくなるように設定され得る(請求項2)。この場合、一方向への操作力と他方向への操作力とを等しくすることができる。ここで、「等しい」とは、僅かな誤差による相違は含まない意味である。
ブラケットには、ノブに向かって軸心方向に延びる固定部が形成され得る。また、ノブには、ブラケットに向かって軸心方向に延び、基準位置で固定部と径方向に整列する回動部が設けられ得る。そして、第1ねじりコイルばねは、一端がブラケットに固定され、他端が固定部及び回動部に係止され得る。また、第2ねじりコイルばねは、一端がノブに固定され、他端が固定部及び回動部に係止され得る(請求項3)。この場合、第1ねじりコイルばね及び第2ねじりコイルばねが請求項1のように容易に構成され得る。
ブラケットには軸心周りに軸孔が形成され得る。そして、軸孔には、ノブと検出部とを同期回転させるプラグが回転可能に設けられていることが好ましい(請求項4)。この場合、本発明の操作装置を容易に組付ることができる。
ケース及びブラケットの少なくとも一方には、基準位置を決定可能であり、軸心周りに延びる長穴が形成されていることが好ましい(請求項5)。この場合、付勢ばねの基準付勢力を容易に設定できる。
ブラケットとノブとの間には、第1ねじりコイルばねと第2ねじりコイルばねとを区画する座金が設けられていることが好ましい(請求項6)。この場合、第1ねじりコイルばね及び第2ねじりコイルばねの一方の変形が他方に影響を与えず、操作フィーリングが優れる。
本発明の操作装置は、産業車両において、使用者の親指によって昇降装置の操作を行うためのものであることが好ましい(請求項7)。この場合、操作力の相違を親指によって敏感に感じながら、産業車両の昇降装置を昇降させることができる。
本発明の操作装置は、高い精度で操作が可能であるとともに、優れた操作フィーリングを発揮することができる。
実施例のサムノブを用いた操作ハンドルの側面図である。 実施例のサムノブの縦断面図である。 実施例のサムノブの分解断面図である。 実施例のサムノブに係り、図(a)は自由状態のポテンショメータの平面図、図(b)は組付状態のポテンショメータの平面図である。 実施例のサムノブに係り、図(a)はプラグの裏面図、図(b)はプラグの平面図である。 実施例のサムノブに係り、ブラケットの平面図である。 実施例のサムノブに係り、第1ねじりコイルばねの斜視図である。 実施例のサムノブに係り、第2ねじりコイルばねの斜視図である。 実施例のサムノブに係り、ノブの裏面図である。 実施例のサムノブに係り、付勢ばね、第1ねじりコイルばね及び第2ねじりコイルばねの付勢力を示す模式図である。 実施例のサムノブに係り、標準位置を示す平面図である。 実施例のサムノブに係り、標準位置からノブを右方向に回動した状態の平面図である。 実施例のサムノブに係り、標準位置からノブを左方向に回動した状態の平面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
実施例の操作装置は、産業車両であるピッキングリフトの荷役レバーに具体化されている。この荷役レバーは、図1に示すように、操作装置としてのサムノブ1と、グリップ3とを有している。なお、以下、図1の右方向から見た場合をサムノブ1の平面図とする。
サムノブ1は、ポテンショメータ5とブラケット7とノブ9とを備えている。ポテンショメータ5のケース5aは、一対のねじ11によってブラケット7に接続されている。ブラケット7は、図2及び図3に示すように、ボルト13によってノブ9と接続されている。また、図1に示すように、ブラケット7はピッキングリフトを前後に走行するためのレバー本体15に接続されている。レバー本体15にはアーム17が接続されており、アーム17にグリップ3が固定されている。ノブ9とグリップ3とは同心になっている。
ポテンショメータ5は、図2〜4に示すように、ケース5aから軸心O方向に円柱状に延びる凸部5gを有している。凸部5gにはケース5aに対して軸心O周りで回動可能な検出部5bが設けられている。ポテンショメータ5は、図示しない付勢ばねを内蔵しており、検出部5bはこの付勢ばねによって付勢されるようになっている。付勢ばねは、図4(a)に示すように、自由状態では、軸心O周りの初期位置Aに検出部5bを位置させる。また、ケース5aには雌コネクタ5cが形成され、雌コネクタ5cには図示しない雄コネクタが嵌合されるようになっている。雄コネクタによって、図4(a)に示すように、検出部5bの基準位置Bからの回転角度が信号として制御装置に送信されるようになっている。
ポテンショメータ5の検出部5bは、図4(a)及び(b)に示すように、平面視において、軸心Oを中心とする嵌合穴5dを有している。この嵌合穴5dは、内周面の互いに対向する2箇所が互いに軸心Oに近づくように突出する形状をしている。
また、ポテンショメータ5のケース5aにはそれぞれ幅方向に突出するフランジ5eが形成されており、両フランジ5eには軸心O周りに延びる長穴5fがそれぞれ形成されている。両長穴5fは、図1及び図2に示すねじ11を挿通できるようになっている。
サムノブ1は、図2及び図3に示すように、プラグ19を備えている。プラグ19は、図5(a)及び(b)に示すように、軸心Oと同心の円柱状に形成された円柱部19aと、円柱部19aのポテンショメータ5側に形成された第1凸部19bと、円柱部19aのノブ9側に形成された第2凸部19cとを有している。第1凸部19bは、カム面に相当し、ポテンショメータ5の嵌合穴5dと整合する形状をなしている。第2凸部19cの外周面は軸心O方向に延びる略四角柱状に形成され、外周面の一部には四角柱の角部を面取りした位置決め面19dが形成されている。また、第2凸部19cには、軸心O方向に延びる雌ねじ19eが形成されている。
図3及び図6に示すように、ブラケット7には軸心O周りに同心の第1〜3軸孔7a〜7cが形成されている。ポテンショメータ5側に位置する第1軸孔7aはポテンショメータ5の凸部5gと嵌合するようになっている。中央に位置する第2軸孔7bは、第1、3軸孔7a、7cより小径に形成されており、プラグ19の円柱部19aが回動できるようになっている。
また、ブラケット7には、ノブ9側に軸心O周りで環状をなす第1ばね溝7dが凹設されている。第1ばね溝7dの底面には、第1止め穴7eが凹設されている。ブラケット7の下端では、ノブ9に向かって軸心O方向に延びる固定部7fが形成されている。第1止め穴7eは固定部7fの近くに位置している。
さらに、図6に示すように、ブラケット7のポテンショメータ5側には、軸心O方向に延び、ポテンショメータ5の長穴5fと整合する位置に二つの丸穴7gが凹設されている。両丸穴7gは図1及び図2に示すねじ11を螺合できるようになっている。また、ブラケット7の下方には、軸心O方向に延びる二つの丸穴7hが貫設されている。両丸穴7hは図1及び図2に示すレバー本体15を接続するためのボルトを挿通できるようになっている。
サムノブ1は、図2及び図3に示すように、第1ねじりコイルばね21、座金23及び第2ねじりコイルばね25を備えている。第1ねじりコイルばね21よりも、第2ねじりコイルばね25の方が大きな付勢力を発揮可能である。第1ねじりコイルばね21は、図7に示すように、コイル部21aと、コイル部21aからブラケット7側で軸心O方向に突出する一端21bと、コイル部21aからノブ9側で径外方向に延びる他端21cとからなる。第2ねじりコイルばね25は、図8に示すように、コイル部25aと、コイル部25aからノブ9側で軸心O方向に突出する一端25bと、コイル部25aからブラケット7側で径外方向に延びる他端25cとからなる。
図2及び図3に示すように、ノブ9には、使用者が親指を引っ掛けることが可能な指掛け9aが形成されている。また、ノブ9は、ブラケット7の第3軸孔7cと嵌合する凸部9bを有している。図9に示すように、凸部9b内には、軸心O方向に延びる略四角柱状の凹部9eが凹設されている。凹部9eの内周面の一部には、プラグ19の位置決め面19dと整合する被位置決め面9fが形成されている。また、凹部9e内には、軸心O方向に延びるボルト穴9gが貫設されている。
また、ノブ9には、ブラケット7側に軸心O周りで環状をなす第2ばね溝9cが凹設されている。第2ばね溝9cの底面には、第2止め穴9dが凹設されている。また、ノブ9の下端では、ブラケット7に向かって軸心O方向に延びる回動部9hが形成されている。第2止め穴9dは回動部9hから離れて位置している。第2ばね溝9cと回動部9hとの間には、ブラケット7の固定部7fの先端を収納可能な長溝9iが凹設されている。
このサムノブ1は、以下のように組付けられる。まず、図6に示すブラケット7の第1ばね溝7dに第1ねじりコイルばね21のコイル部21aを収納し、その一端21bを第1止め穴7eに挿入し、その他端21cを固定部7fの左側に係止する。また、図9に示すノブ9の第2ばね溝9cに第2ねじりコイルばね25のコイル部25aを収納し、その一端25bを第2止め穴9dに挿入し、その他端25cを回動部9hの右側に係止する。この際、第1、2ねじりコイルばね21、25は、コイル部21a、25aに対する一端21b、25bの位置が異なるため、互いに取り違えられることが防止されている。
ブラケット7の第1ねじりコイルばね21と、ノブ9の第2ねじりコイルばね25との間に座金23を設け、ブラケット7とノブ9とを組み合わせる。これにより、ブラケット7の固定部7fの先端がノブ9の長溝9iに収納される。そして、ノブ9の凹部9eにプラグ19の第2凸部19cを挿入する。この際、第2凸部19cに位置決め面19dが形成され、凹部9eに被位置決め面9fが形成されているため、ノブ9に対してプラグ19が必ず一定の関係で設けられることとなる。この状態でノブ9からボルト13をプラグ19の雌ねじ19eに螺合する。こうして、第1組付体を得る。
この第1組付体では、第1、2ねじりコイルばね21、25の他端21c、25cは固定部7f及び回動部9hに係止されている。この状態では、第1ねじりコイルばね21よりも第2ねじりコイルばね25の方が大きな付勢力を発揮可能であるため、ブラケット7に対してノブ9を右方向に操作する操作力がブラケット7に対してノブ9を左方向に操作する操作力より強い。
そして、図4(b)に示すように、ポテンショメータ5の嵌合穴5dを予め一定角度αだけ回転させ、第1組付体におけるプラグ19の第1凸部19bに嵌合穴5dを嵌める。この際、嵌合穴5d及び第1凸部19bが特殊な形状であるため、ポテンショメータ5に対して第1組付体が必ず一定の関係で設けられることとなる。この状態でポテンショメータ5の長穴5fにねじ11を挿通し、ねじ11をブラケット7の丸穴7gに螺合する。この際、雌コネクタ5cから送信される信号により、角度αを調整する。こうして、第2組付体を得る。
この第2組付体では、ポテンショメータ5の付勢ばねは、初期位置Aから左方向に回転した基準位置Bにおいて、右方向に検出部5bを基準付勢力F0で付勢することとなる。これにより、図11に示すように、標準位置のサムノブ1が得られる。標準位置のサムノブ1では、ポテンショメータ5の検出部5bは、図4(b)及び図10に示す基準位置Bにある。
サムノブ1のブラケット7の丸穴7hにはボルトが挿通され、図1に示すように、ピッキングリフトを前後に走行するためのレバー本体15が両ボルトによって接続される。使用者は、グリップ3を把持してレバー本体15を前後に操作し、ピッキングリフトを前後に走行させることが可能である。また、使用者は、グリップ3を把持した手の親指を指掛け9aに掛けてノブ9を回動し、フォークを昇降させることが可能である。
図12に示すように、フォークを上昇させるため、使用者が標準位置からノブ9を右回りで角度β回せば、回動部9hも右回りで角度βだけ回るが、固定部7fは動かない。このため、第1ねじりコイルばね21は、一端21bがブラケット7の第1止め穴7eに挿入された状態で、他端21cが回動部9hによって右回りで角度βだけ回るため、ねじり量が増える。このため、第1ねじりコイルばね21は、図10に示すように、基準位置Bで左方向にノブ9を付勢し、基準位置Bに戻ろうとする第1付勢力F1を有することとなる。この第1付勢力F1は基準付勢力F0より大きい。一方、第2ねじりコイルばね25は、一端25bがノブ9の第2止め穴9dに挿入されて右回りで角度βだけ回り、かつ他端25cも回動部9hによって右回りで角度βだけ回るため、変化しない。こうして、使用者は、操作力Fによってフォークを上昇させることができる。
また、図13に示すように、フォークを下降させるため、使用者が標準位置からノブ9を左回りで角度β回せば、回動部9hも左回りで角度βだけ回るが、固定部7fは動かない。このため、第1ねじりコイルばね21は、一端21bがブラケット7の第1止め穴7eに挿入され、かつ他端21cも固定部7fに係止されて共に回らないため、変化しない。一方、第2ねじりコイルばね25は、他端が25cが固定部7fに係止された状態で、一端25bがノブ9の第2止め穴9dに挿入されて左回りで角度βだけ回るため、ねじり量が増える。このため、第2ねじりコイルばね25は、図10に示すように、基準位置Bで右方向にノブ9を付勢し、基準位置Bに戻ろうとする第2付勢力F2を有することとなる。この第2付勢力F2は、基準付勢力F0より小さく、また第1付勢力F1より小さい。基準付勢力F0、第1付勢力F1及び第2付勢力F2は、ノブ9を基準位置Bから右方向へ回動させる際の操作力Fと、ノブ9を基準位置Bから左方向へ回動させる際の操作力Fとが等しくなるように設定されている。こうして、使用者は、操作力Fによってフォークを下降させることができる。
このため、このサムノブ1では、ノブ9を右方向に回動する際の操作力Fと、ノブ9を左方向に回動する際の操作力Fとを等しくすることができる。そして、このように操作力Fが等しいことを親指によって敏感に感じながら、ピッキングリフトの昇降装置を昇降させることができる。
この間、このサムノブ1では、ポテンショメータ5が検出部5bを付勢する付勢ばねを有することから、検出部5bが第1凸部19bとの間で間隙を生じず、ヒステリシスが生じない。
したがって、このサムノブ1は、高い精度で操作が可能であるとともに、優れた操作フィーリングを発揮することができる。
特に、このサムノブ1では、第1ねじりコイルばね21と第2ねじりコイルばね25とを区画する座金23を採用しているため、第1ねじりコイルばね21及び第2ねじりコイルばね25の一方の変形が他方に影響を与えず、操作フィーリングが優れる。
また、このサムノブ1では、ノブ9と検出部5bとを同期回転させるプラグ19を採用していることから、組付けも容易である。
さらに、このサムノブ1では、ポテンショメータ5に長穴5fが形成されているため、付勢ばねの基準付勢力F0を容易に設定できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は、産業車両等の車両等に利用可能である。
5a…ケース
O…軸心
5b…検出部
B…基準位置
5…ポテンショメータ
7…ブラケット
9…ノブ
1…サムノブ(操作装置)
21…第1ねじりコイルばね
25…第2ねじりコイルばね
A…初期位置
F0…基準付勢力
F1…第1付勢力
F2…第2付勢力
F…操作力
7f…固定部
9h…回動部
21b、25b…一端
21c、25c…他端
7b…軸孔
19…プラグ
5f…長穴
23…座金

Claims (7)

  1. ケースに対して軸心周りで回動可能な検出部を有し、該検出部の基準位置からの回転角度を検出可能なポテンショメータと、
    該ケースを固定するブラケットと、
    該ブラケットに固定され、該検出部と同期回転可能なノブとを備えた操作装置であって、
    前記ポテンショメータは、前記基準位置から前記軸心周りで一方向に前記検出部を付勢する付勢ばねを有し、
    前記ブラケットと前記ノブとの間には、該ノブを該基準位置から該軸心周りで他方向に回動することによっては変位せず、該ノブを該基準位置から該一方向に回動することによって該基準位置に戻るように該ノブを付勢する第1ねじりコイルばねと、該ノブを該基準位置から該一方向に回動することによっては変位せず、該ノブを該基準位置から該他方向に回動することによって該基準位置に戻るように該ノブを付勢する第2ねじりコイルばねとが設けられていることを特徴とする操作装置。
  2. 前記付勢ばねは、自由状態では、前記軸心周りの初期位置に前記検出部を位置させ、組付状態では、該初期位置から前記他方向に一定角度回転した前記基準位置で前記一方向に該検出部を付勢する基準付勢力を有し、
    前記第1ねじりコイルばねは、組付状態では、該基準付勢力より大きく、該基準位置で該他方向に前記ノブを付勢する第1付勢力を有し、
    前記第2ねじりコイルばねは、組付状態では、該第1付勢力より小さく、該基準位置で該一方向に該ノブを付勢する第2付勢力を有し、
    該基準付勢力、該第1付勢力及び該第2付勢力は、前記ノブを該基準位置から該一方向へ回動させる際の操作力と、該ノブを該基準位置から該他方向へ回動させる際の操作力とが等しくなるように設定されている請求項1記載の操作装置。
  3. 前記ブラケットには、前記ノブに向かって前記軸心方向に延びる固定部が形成され、
    前記ノブには、該ブラケットに向かって該軸心方向に延び、前記基準位置で該固定部と径方向に整列する回動部が設けられ、
    前記第1ねじりコイルばねは、一端が該ブラケットに固定され、他端が該固定部及び該回動部に係止され、
    前記第2ねじりコイルばねは、一端が該ノブに固定され、他端が該固定部及び該回動部に係止されている請求項1又は2記載の操作装置。
  4. 前記ブラケットには前記軸心周りに軸孔が形成され、
    該軸孔には、前記ノブと前記検出部とを同期回転させるプラグが回転可能に設けられている請求項3記載の操作装置。
  5. 前記ケース及び前記ブラケットの少なくとも一方には、前記基準位置を決定可能であり、前記軸心周りに延びる長穴が形成されている請求項4記載の操作装置。
  6. 前記ブラケットと前記ノブとの間には、前記第1ねじりコイルばねと前記第2ねじりコイルばねとを区画する座金が設けられている請求項1乃至5のいずれか1項記載の操作装置。
  7. 産業車両において、使用者の親指によって昇降装置の操作を行うためのものである請求項1乃至6のいずれか1項記載の操作装置。
JP2012154344A 2012-07-10 2012-07-10 操作装置 Active JP5900202B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012154344A JP5900202B2 (ja) 2012-07-10 2012-07-10 操作装置
TW102123582A TWI540091B (zh) 2012-07-10 2013-07-02 操作裝置
KR1020130077566A KR101478225B1 (ko) 2012-07-10 2013-07-03 조작 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012154344A JP5900202B2 (ja) 2012-07-10 2012-07-10 操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014016848A true JP2014016848A (ja) 2014-01-30
JP5900202B2 JP5900202B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=50111459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012154344A Active JP5900202B2 (ja) 2012-07-10 2012-07-10 操作装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5900202B2 (ja)
KR (1) KR101478225B1 (ja)
TW (1) TWI540091B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113498369A (zh) * 2020-02-03 2021-10-12 元田技研株式会社 载荷处理装置的操作部单元

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI796554B (zh) * 2020-03-24 2023-03-21 日商元田技研股份有限公司 載重處理裝置的操作部

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5660922A (en) * 1979-10-24 1981-05-26 Hitachi Ltd Control operating device
JPS6413107U (ja) * 1987-07-10 1989-01-24
JPH08234859A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車輌の位置検出装置
JPH10307633A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Konami Co Ltd 多方向切替操作装置
JPH111170A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2002220196A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Toyota Industries Corp フォークリフトの操作レバー及びフォークリフト
JP2010198925A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Panasonic Electric Works Co Ltd スイッチ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005346544A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Toyota Industries Corp 操作レバー装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5660922A (en) * 1979-10-24 1981-05-26 Hitachi Ltd Control operating device
JPS6413107U (ja) * 1987-07-10 1989-01-24
JPH08234859A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車輌の位置検出装置
JPH10307633A (ja) * 1997-05-08 1998-11-17 Konami Co Ltd 多方向切替操作装置
JPH111170A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2002220196A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Toyota Industries Corp フォークリフトの操作レバー及びフォークリフト
JP2010198925A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Panasonic Electric Works Co Ltd スイッチ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113498369A (zh) * 2020-02-03 2021-10-12 元田技研株式会社 载荷处理装置的操作部单元

Also Published As

Publication number Publication date
KR101478225B1 (ko) 2014-12-31
JP5900202B2 (ja) 2016-04-06
TW201408578A (zh) 2014-03-01
KR20140007746A (ko) 2014-01-20
TWI540091B (zh) 2016-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012090954A1 (ja) 自動変速機用変速操作装置
JP5969407B2 (ja) 操舵角センサ
JP5811402B2 (ja) 操舵装置
JP2015006866A (ja) 自動変速機のシフト装置
US9932082B2 (en) Bicycle handlebar
JP4641432B2 (ja) ハンドル装置
US9057436B1 (en) Shift device for transmission
JP5900202B2 (ja) 操作装置
JP2014156153A (ja) シフト装置
JP2016038290A (ja) スロットル開度検出装置
US20120217142A1 (en) Turn signal switch device
US20110162489A1 (en) Ratchet Wrench
EP2720241B1 (en) Composite operating device
WO2019054153A1 (ja) シフト装置
JP6069254B2 (ja) ペダル装置
JP7336108B2 (ja) スロットルグリップ装置
JP7336317B2 (ja) スロットルグリップ装置
WO2018105385A1 (ja) 操作レバー装置
JP5867323B2 (ja) ハンドル装置
JP2020082796A (ja) パークロック装置
WO2017104435A1 (ja) 方向指示機構、および方向指示機構の組立方法
JP5633813B2 (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JP5643060B2 (ja) シフト機構
US9180843B2 (en) Dual rate dual direction spring system
JP7408073B2 (ja) スロットル操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160222

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5900202

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151