JP2014016223A - 温度分布検出装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーモパイルアレイセンサ間の検出誤差を抑制して、空間の温度分布を精度よく検出する。
【解決手段】検出温度取得部12が、各サーモパイルアレイセンサASから検出温度を取得し、温度差計算部13が、組合せごとに、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサ間における検出温度の温度差を計算し、相対誤差推定部14が、基準サーモパイルアレイセンサと各サーモパイルアレイセンサとの間の相対誤差と、組合せごとに計算した温度差との関係を示す方程式を、組合せごとに生成し、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、これら相対誤差を推定し、検出温度補正部15が、各相対誤差に基づいて、各サーモパイルアレイセンサの検出温度を補正することにより、空間20の温度分布データ11Dを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、温度分布検出技術に関し、特に複数のサーモパイルアレイセンサを用いて、室内の温度分布を検出する温度分布検出技術に関する。
照明システムでは、空間の温度分布から、人の存在する位置を特定し、その周辺の照明を点灯するとともに、人の存在しない領域について照明を消灯することにより、省エネを実現する技術が研究されている。また、空調システムでは、分布系熱流動解析手法を利用して、空間の温度分布と、空間内のある場所における目標温度とから、空間に設けられた各吹出口での吹出速度や吹出温度を推定する技術も研究されている。
このような、空間を制御対象とする制御システムでは、その空間の温度分布を検出する際、温度分布検出装置が用いられる。
従来、このような温度分布検出装置では、対象物の温度分布を非接触で2次元的に検出するセンサとして、サーモパイルアレイセンサが用いられる(例えば、特許文献1など参照)。サーモパイルアレイセンサは、対象物から放射される赤外線を受けると、その入射エネルギー量に応じた熱起電力を発生する、熱型の赤外線センサ、すなわちサーモパイル(Thermopile)からなる検出素子を、例えば半導体基板上にアレイ状に配置したものである。このサーモパイルアレイセンサによれば、空間など、広い範囲の温度分布を一括して検出することができる。
特開2004−170375号公報
しかしながら、このような従来技術では、サーモパイルアレイセンサ間における検出温度のばらつきがあるため、空間の温度分布を精度よく検出することができないという問題点があった。
すなわち、サーモパイルアレイセンサは、マトリクス状に配置された複数の検出素子から構成されているため、1つのサーモパイルアレイセンサに搭載されている各検出素子間については、検出誤差がある程度補償されている。特に、半導体基板に各検出素子が実装されている場合、互いの検出誤差は低い。
しかし、サーモパイルアレイセンサ間については、製造プロセスなどの要因により、検出素子間の検出誤差と比較して、2〜3℃程度の大きな検出誤差が発生する。このため、複数のサーモパイルアレイセンサを用いて空間の温度分布を検出した場合、任意のサーモパイルアレイセンサに対応する領域で、周囲と異なる温度が検出されてしまい、精度よく空間の温度分布を検出できなくなる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、サーモパイルアレイセンサ間の検出誤差を抑制して、空間の温度分布を精度よく検出できる温度分布検出技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる温度分布検出装置は、温度分布の検出対象となる空間に設置された複数のサーモパイルアレイセンサのうち、隣り合う2つのサーモパイルアレイセンサの組合せを記憶する記憶部と、前記各サーモパイルアレイセンサから検出温度を取得する検出温度取得部と、前記組合せごとに、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサ間における検出温度の温度差を計算する温度差計算部と、前記サーモパイルアレイセンサのうち基準として選択した基準サーモパイルアレイセンサと前記各サーモパイルアレイセンサとの間の相対誤差と、前記組合せごとに計算した前記温度差との関係を示す方程式を、前記組合せごとに生成し、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、これら相対誤差を推定する相対誤差推定部と、前記各相対誤差に基づいて、前記各サーモパイルアレイセンサの検出温度を補正することにより、前記空間の温度分布データを生成する検出温度補正部とを備えている。
また、本発明にかかる上記温度分布検出装置の一構成例は、前記検出温度取得部が、前記各サーモパイルアレイセンサから、当該サーモパイルアレイセンサ内の各検出素子で検出した個別検出温度をそれぞれ取得し、前記温度差計算部は、前記組合せごとに温度差を計算する際、前記サーモパイルアレイセンサごとに、当該サーモパイルアレイセンサから取得した個別検出温度を統計処理することにより、当該組合せをなすサーモパイルアレイセンサ相互間で温度検出範囲が一部重複する重複領域における代表検出温度を計算し、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサ間における前記代表検出温度の温度差を計算するようにしたものである。
また、本発明にかかる温度分布検出方法は、記憶部が、温度分布の検出対象となる空間に設置された複数のサーモパイルアレイセンサのうち、隣り合う2つのサーモパイルアレイセンサの組合せを記憶する記憶ステップと、検出温度取得部が、前記各サーモパイルアレイセンサから検出温度を取得する検出温度取得ステップと、温度差計算部が、前記組合せごとに、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサ間における検出温度の温度差を計算する温度差計算ステップと、相対誤差推定部が、前記サーモパイルアレイセンサのうち基準として選択した基準サーモパイルアレイセンサと前記各サーモパイルアレイセンサとの間の相対誤差と、前記組合せごとに計算した前記温度差との関係を示す方程式を、前記組合せごとに生成し、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、これら相対誤差を推定する相対誤差推定ステップと、検出温度補正部が、前記各相対誤差に基づいて、前記各サーモパイルアレイセンサの検出温度を補正することにより、前記空間の温度分布データを生成する検出温度補正ステップとを備えている。
本発明によれば、サーモパイルアレイセンサの持つ基準サーモパイルアレイセンサとの相対誤差が補正された、温度分布を得ることができ、空間の全域にわたり温度の分布を精度良く検出することができる。
温度分布検出装置の構成を示すブロック図である。 空間におけるサーモパイルアレイセンサの設置例である。 サーモパイルアレイセンサの検出範囲を示す説明図である。 サーモパイルアレイセンサの組合せを示す説明図である。 組合せデータの構成例である。 相対誤差と温度差との関係を示す説明図である。 温度分布検出処理を示すフローチャートである。 検出温度の取得例である。 代表検出温度の算出例である。 相対誤差データの算出例である。
[発明原理]
まず最初に、本発明の原理について説明する。
複数のサーモパイルアレイセンサを用いて、空間の温度分布を検出した場合、これらサーモパイルアレイセンサ間の検出誤差により、空間の温度分布にバラツキが生じる。
ここで、空間内の温度分布を検出する際には、空間内の広い範囲にわたって温度の相対的な高低差、すなわち相対的な温度分布を把握することが重要視され、各領域の正確な温度、すなわち絶対的な温度分布を検出することが主たる目的ではない。例えば、照明システムでは、空間の温度分布から人の存在する位置を特定するためには、人の存在する位置とその他大部分の存在しない位置における相対的な温度差が得られればよい。
また、空間内の相対的な温度分布が精度良く把握できれば、空間内のいずれか1箇所において、サーモパイルアレイセンサで得た検出温度とサーモパイルアレイセンサ以外の温度計で実測した実測温度と照合することにより、あるいは後述する基準サーモパイルアレイセンサでの温度検出精度が高ければ、空間内のすべての位置の温度を精度良く把握することができ、絶対的な温度分布が得られる。これにより、分布系熱流動解析手法を利用した空調システムにおいても、十分利用することができる。
本発明は、このような温度分布検出にかかる特徴に着眼し、空間内に設置されたサーモパイルアレイセンサ間の相対的な検出誤差、すなわち相対誤差を推定し、この相対誤差に基づき、各サーモパイルアレイセンサで得られた検出温度を補正するようにしたものである。
ここで、相対誤差を推定する際、各サーモパイルアレイセンサのうち、基準として選択した基準サーモパイルアレイセンサとの間の検出温度に関する相対誤差について、これら相対誤差間の関係を特定し、これら関係を少ない誤差で成立させる相対誤差を推定する必要がある。
本発明では、隣り合うサーモパイルアレイセンサ間で測定可能な検出温度の温度差を、変数となる相対誤差で表現すれば、極めて簡素な方程式であって、かつ式に含まれる誤差が最小となる方程式で、相対誤差間の関係を特定できることに着目し、実測した検出温度から計算した上記温度差ごと、すなわち隣り合うサーモパイルアレイセンサの組合せごとに上記方程式を生成し、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、各サーモパイルアレイセンサの相対誤差を推定するようにしたものである。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
[温度分布検出装置]
まず、図1を参照して、一実施の形態にかかる温度分布検出装置10について説明する。図1は、温度分布検出装置の構成を示すブロック図である。
この温度分布検出装置10は、全体としてサーバ装置、パーソナルコンピュータコントローラ、などの情報処理装置からなり、温度検出の対象となる空間20に設置された複数のサーモパイルアレイセンサASから、通信回線L1を介して取得したそれぞれの検出温度に基づいて、各サーモパイルアレイセンサASの検出温度に対する相対誤差をそれぞれ推定し、これら相対誤差で検出温度を補正することにより、空間20における温度分布データを生成する機能を有している。
図2は、空間におけるサーモパイルアレイセンサの設置例であり、図2(a)は空間の平面図、図2(b)は図2(a)のII−II断面図である。ここでは、矩形状の空間20の天井21に、32個のサーモパイルアレイセンサASが、格子状に等間隔で設置されている。空間20において、幅(長手方向)は15m、奥行(短手方向)は8m、高さは3mである。サーモパイルアレイセンサASは、縦横2m間隔の格子の交点に設置されており、それぞれ天井21から床22に対して垂直な方向に、正方形状の検出範囲Rを有している。
図3は、サーモパイルアレイセンサの検出範囲を示す説明図である。この例では、サーモパイルアレイセンサASの設置間隔が2mで、空間20の高さが3mで、検出範囲Rの視野角が60゜である。このため、床22において、検出範囲Rは3.46m四方の正方形となり、隣り合うサーモパイルアレイセンサASとの間で、検出範囲Rの一部が重なる、幅1.46mの重複領域Qが生じる。ここでは、天井21から床22に対して垂直な方向に検出範囲Rを形成した場合を例として説明したが、垂直ではなく斜め方向に形成してもよい。また、天井21にサーモパイルアレイセンサASを設置せず、床22や壁23に設置してもよい。
温度分布検出装置10には、主な機能部として、記憶部11、検出温度取得部12、温度差計算部13、相対誤差推定部14、検出温度補正部15、画面表示部16、および温度分布出力部17が設けられている。
記憶部11は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、温度分布の検出処理に用いる各種処理情報やプログラムを記憶する機能を有している。
記憶部11で記憶する主な処理情報として、検出温度データ11A、組合せデータ11B、相対誤差データ11C、および温度分布データ11Dがある。
検出温度データ11Aは、空間20に設置されたサーモパイルアレイセンサASごとに、当該サーモパイルアレイセンサAS内の各検出素子で検出された検出温度である。これら検出温度は、検出温度取得部12による、通信回線L1を介した各サーモパイルアレイセンサASとのデータ通信により取得されて、記憶部11に保存される。
組合せデータ11Bは、サーモパイルアレイセンサASのうち、隣り合う2つサーモパイルアレイセンサASの組合せを示すデータであり、サーモパイルアレイセンサASの設置位置などの設計データに基づき予め設定されて、記憶部11に保存される。
図4は、サーモパイルアレイセンサの組合せを示す説明図である。図5は、組合せデータの構成例である。ここでは、4つのサーモパイルアレイセンサAS1,AS2,AS3,AS4が、図3で説明した位置関係で設置されている。
これらサーモパイルアレイセンサAS1,AS2,AS3,AS4は、それぞれ検出範囲R1,R2,R3,R4を有しており、床22において、重複する領域が生じている。例えば、AS1,AS2は、それぞれのR1,R2の一部において、矩形状の重複範囲Q1があり、AS2,AS3は、それぞれのR2,R3の一部において、矩形状の重複範囲Q2がある。同様に、AS3,AS4は、それぞれのR3,R4の一部において、矩形状の重複範囲Q3があり、AS4,AS1は、それぞれのR4,R1の一部において、矩形状の重複範囲Q4がある。
図5では、これらサーモパイルアレイセンサAS1,AS2,AS3,AS4のうち、隣り合う2つのサーモパイルアレイセンサのIDが、組合せGmとして設定されている。ここでは、AS1とAS2の組、AS2とAS3の組、AS3とAS4の組、AS4とAS1の組が、それぞれG1,G2,G3,G4として設定されている。なお、R1とR3、およびR2とR4についても、中央の重複領域で重複しているが、これらR1,R2,R3,R4の面積に比較して重複面積が小さく、互いの温度の影響を受けにくいと推定されるため、組合せとして設定していない。
また、この例では、互いの検出範囲Rが一部重複しているサーモパイルアレイセンサASを対象として、組合せが設定されているが、サーモパイルアレイセンサASの設置によっては、検出範囲Rが重複しない場合もある。このような場合は、設置位置が隣り合うサーモパイルアレイセンサASから組合せを設定すればよい。
相対誤差データ11Cは、サーモパイルアレイセンサASごとに、当該サーモパイルアレイセンサASで検出した検出温度に対して補正すべき温度幅を示すデータである。この相対誤差は、各サーモパイルアレイセンサASのうちから、基準として選択した基準サーモパイルアレイセンサと、他のサーモパイルアレイセンサとの検出温度の温度差により定義され、相対誤差推定部14により推定されて記憶部11に保存される。
温度分布データ11Dは、各サーモパイルアレイセンサASで検出した検出温度を、それぞれの相対誤差で補正することにより生成した、空間20全体の温度分布を示すデータであり、検出温度補正部15により生成されて記憶部11に保存される。
検出温度取得部12は、通信回線L1を介して各サーモパイルアレイセンサASとデータ通信を行うことにより、これらサーモパイルアレイセンサAS内の検出素子で検出された検出温度を取得する機能と、これら検出温度からなる検出温度データ11Aを記憶部11に保存する機能とを有している。
温度差計算部13は、記憶部11の検出温度データ11Aのうちから、サーモパイルアレイセンサASごとに、当該サーモパイルアレイセンサASで検出した検出温度を抽出し、これら検出温度の平均値、最大値、最小値などを求める統計処理することにより、組合せをなすサーモパイルアレイセンサ相互間で温度検出範囲が一部重複する重複領域における代表検出温度を計算する機能と、記憶部11の組合せデータ11Bに登録されている組合せごとに、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサASの代表検出温度の温度差を計算する機能とを有している。
相対誤差推定部14は、サーモパイルアレイセンサASのうち基準として選択した基準サーモパイルアレイセンサと基準サーモパイルアレイセンサ以外の他のサーモパイルアレイセンサとの間の相対的な相対誤差と、温度差計算部13で組合せごとに計算した温度差との関係を示す方程式を、組合せごとに生成する機能と、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、これら相対誤差を推定する機能と、得られた相対誤差からなる相対誤差データ11Cを記憶部11に保存する機能とを有している。
図6は、相対誤差と温度差との関係を示す説明図である。図4および図5に示したサーモパイルアレイセンサAS1,AS2,AS3,AS4の組合せ例において、サーモパイルアレイセンサAS1を基準サーモパイルアレイセンサとし、基準サーモパイルアレイセンサAS1と、これ以外の他のサーモパイルアレイセンサAS2,AS3,AS4との間の相対誤差をそれぞれe1,e2,e3,e4と定義する。したがって、サーモパイルアレイセンサAS1,AS2,AS3,AS4の代表検出温度をt1,t2,t3,t4とした場合、t2=t1+e2、t3=t1+e3、t4=t1+e4という関係を持つ。したがって、例えば、空間20内の温度分布が一様である場合、t2はt1よりe2だけ低い温度を示すことになるため、t2にe2を加算することにより、t2の相対誤差が補正される。
ここで、組合せG1を構成するサーモパイルアレイセンサAS1,AS2間の重複領域Q1に関する代表検出温度をそれぞれt11,t12とした場合、AS1,AS2間の温度差d1は、d1=t11−t12で表されるため、これを相対誤差で表現した場合、d1=t11−t12=−e2となる。また、組合せG2を構成するサーモパイルアレイセンサAS2,AS3間の重複領域Q2に関する代表検出温度をそれぞれt22,t23とした場合、AS2,AS3間の温度差d2は、d2=t22−t23で表されるため、これを相対誤差で表現した場合、d2=t22−t23=e2−e3となる。
同じく、組合せG3を構成するサーモパイルアレイセンサAS3,AS4間の重複領域Q3に関する代表検出温度をそれぞれt33,t34とした場合、AS3,AS4間の温度差d3は、d3=t33−t34で表されるため、これを相対誤差で表現した場合、d3=t33−t34=e3−e4となる。同じく、組合せG4を構成するサーモパイルアレイセンサAS4,AS1間の重複領域Q4に関する代表検出温度をそれぞれt44,t41とした場合、AS4,AS1間の温度差d4は、d4=t44−t41で表されるため、これを相対誤差で表現した場合、d4=t44−t41=e4となる。
このようにして、数値として検出可能な4つの温度差d1,d2,d3,d4について、値が未知である3つの変数e2,e3,e4を用いた4つの方程式を、温度差ごと、すなわち組合せごとに生成できる。したがって、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、変数e2,e3,e4の値、すなわち相対誤差を推定することができる。なお、最小二乗法の計算処理手法については、公知の手法を用いればよい。
これら方程式は、一般的には、相対誤差eに対するサーモパイルアレイセンサASの重みwを導入して、行列式で表現される。組合せGm(m=1〜Mの整数)に対応する温度差をdmとし、サーモパイルアレイセンサASn(n=1〜Nの整数)に対応する相対誤差をenとし、組合せGmの温度差dmにおける、相対誤差emに対するサーモパイルアレイセンサASnの重みをWmnとした場合、上記方程式は、次の行列の式(1)で表現される。
Figure 2014016223
式(1)において、重みWmnは、1,−1,0のいずれかの値をとる。ここでは、温度差dmの算出式において、検出温度tnが正符号であるサーモパイルアレイセンサASnについてw=1となり、検出温度tnが負符号であるサーモパイルアレイセンサASnについてw=−1となる。また、dmの算出式に用いないサーモパイルアレイセンサASnについてw=0となる。
この式(1)において、温度差dmの行列をDとし、重みwmnの行列をWとし、相対誤差enの行列をEとした場合、式(1)は、D=WEで表現される。
したがって、最小二乗法によるEの推定結果E’は、一般に、E’=(WTW)-1TDで求まる。ここで、WTはWの転置行列である。
検出温度補正部15は、サーモパイルアレイセンサASごとに、記憶部11の相対誤差データ11Cから取得した当該サーモパイルアレイセンサASの相対誤差に基づいて、同じく記憶部11の検出温度データ11Aから取得した、当該サーモパイルアレイセンサASで得られた検出温度をそれぞれ補正することにより、空間20の温度分布データ11Dを生成する機能と、得られた温度分布データ11Dを記憶部11に保存する機能とを有している。
画面表示部16は、LCDなどの画面表示装置からなり、記憶部11の温度分布データ11Dを読み出して、画面表示する機能を有している。
温度分布出力部17は、通信回線L2を介して、照明システム、空調システム、さらにはビル管理システムなどの上位システム30とデータ通信を行うことにより、記憶部11から読み出した温度分布データ11Dを上位システム30へ出力する機能とを有している。
これら機能部のうち、検出温度取得部12、温度差計算部13、相対誤差推定部14、検出温度補正部15、画面表示部16、および温度分布出力部17は、記憶部11のプログラムをCPUが実行してなる演算処理部により実現される。なお、このプログラムは、通信回線を介して接続された外部装置や記録媒体(ともに図示せず)から、予め読み込まれて記憶部11に格納される。
[本実施の形態の動作]
次に、図7を参照して、本実施の形態にかかる温度分布検出装置10の動作について説明する。図7は、温度分布検出処理を示すフローチャートである。
温度分布検出装置10は、定期的に、あるいは外部からの実行指示に応じて、図7の温度分布検出処理を実行する。ここでは、空間20内にN個のサーモパイルアレイセンサASn(n=1〜Nの整数)が設置されており、これらサーモパイルアレイセンサASnについて、M個の組合せGm(m=1〜Mの整数)が設定されているものとする。なお、サーモパイルアレイセンサASnには、I個×J個の検出素子が格子状に配置されているものとする。また、各サーモパイルアレイセンサASnの相対誤差をenとし、組合せGmごとの温度差をdmとする。
まず、検出温度取得部12は、空間20内に設置された各サーモパイルアレイセンサASnから、当該サーモパイルアレイセンサASn内の検出素子Sijで個別に検出した検出温度tnijを取得し、検出温度データ11Aとして記憶部11に保存する(ステップ100)。
次に、温度差計算部13は、記憶部11の検出温度データ11Aに基づき、記憶部11の組合せデータ11Bに登録されている組合せGmごとに、当該組合せGmを構成する2つのサーモパイルアレイセンサASnについて、互いの重複領域を代表する代表検出温度tmnをそれぞれ計算し(ステップ101)、組合せGmごとに、当該組合せGmを構成する2つのサーモパイルアレイセンサASnの代表検出温度tmnの温度差dmを計算する(ステップ102)。
続いて、相対誤差推定部14は、各サーモパイルアレイセンサASnの相対誤差enと、温度差計算部13で組合せGmごとに計算した温度差dmとの関係を示す方程式を、組合せGmごとに生成し(ステップ103)、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、これら相対誤差enを推定し、相対誤差データ11Cとして記憶部11へ保存する(ステップ104)。
この後、検出温度補正部15は、サーモパイルアレイセンサASnごとに、記憶部11の相対誤差データ11Cから取得した相対誤差enに基づいて、同じく記憶部11の検出温度データ11Aから取得した、当該サーモパイルアレイセンサASで得られた検出温度tnijをそれぞれ補正することにより、空間20の温度分布データ11Dを生成し、記憶部11に保存し(ステップ105)、一連の温度分布検出処理を終了する。
これにより、この温度分布データ11Dが記憶部11から読み出されて、画面表示部16に画面表示され、あるいは温度分布出力部17により上位システム30へ出力されることになる。
図8は、検出温度の取得例である。ここでは、図6で説明したように、4つのサーモパイルアレイセンサASn(n=1〜4の整数)が空間20内に設置されており、各サーモパイルアレイセンサASnから検出温度tnijが取得されている。
図9は、代表検出温度の算出例である。ここでは、図8の検出温度tnijに基づき、組合せGmごとに、当該組合せGmを構成する2つのサーモパイルアレイセンサASnについて、互いの重複領域を代表する代表検出温度tmnが計算され、これら代表検出温度tmnから各温度差dmが計算されている。例えば、組合せG1にについては、この組合せG1を構成するサーモパイルアレイセンサAS1,AS2について、代表検出温度t11=22.9℃,t12=25.9℃を求め、これらの差分から、組合せG1に関する温度差d1=t11−t12=−3.0℃を求めている。同様にして、組合せG2,G3,G4の温度差は、それぞれd2=−2.0℃、d3=7.0℃、d4=−2.0℃となる。
この後、温度差dmごとに、相対誤差enを用いた方程式が生成され、次の行列の式(4)で表される。
Figure 2014016223
この式(4)は、前述した式(3)のように変換されて、推定された相対誤差eを示す次の式(5)が得られる。
Figure 2014016223
図10は、相対誤差データの算出例である。
これにより、各相対誤差は、e1=0.0℃、e2=3.0℃、e3=5.0℃、e4=−2.0℃となる。したがって、図8のうち、サーモパイルアレイセンサAS2の各検出素子S2ijでの検出温度t2ijは、それぞれ3.0℃ずつ加算され、サーモパイルアレイセンサAS3の各検出素子S3ijでの検出温度t3ijは、それぞれ5.0℃ずつ加算され、サーモパイルアレイセンサAS4の各検出素子S4ijでの検出温度t4ijは、それぞれ2.0℃ずつ減算される。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、検出温度取得部12が、各サーモパイルアレイセンサASから検出温度を取得し、温度差計算部13が、組合せごとに、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサ間における検出温度の温度差を計算し、相対誤差推定部14が、基準サーモパイルアレイセンサと各サーモパイルアレイセンサとの間の相対誤差と、組合せごとに計算した温度差との関係を示す方程式を、組合せごとに生成し、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、これら相対誤差を推定し、検出温度補正部15が、各相対誤差に基づいて、各サーモパイルアレイセンサの検出温度を補正することにより、空間20の温度分布データ11Dを生成するようにしたものである。
これにより、サーモパイルアレイセンサの持つ基準サーモパイルアレイセンサとの相対誤差が補正された、温度分布データ11Dを得ることができ、空間20内の全域にわたり温度の分布を精度良く検出することができる。
また、本実施の形態では、各相対誤差間の関係を特定する際、各サーモパイルアレイセンサとの間の相対誤差と、組合せごとに計算した温度差との関係を示す方程式を生成するようにしたので、極めて簡素な方程式であって、かつ式に含まれる誤差が最小となる方程式で、相対誤差間の関係を特定することができ、最小二乗法の計算処理負担を軽減できるとともに、計算所要時間を短縮できる。
また、本実施の形態では、前述した各方程式を連立させて最小二乗法で解くようにしたので、誤差の少ない相対誤差を推定することができ、より精度の高い温度分布を得ることができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
10…温度分布検出装置、11…記憶部、11A…検出温度データ、11B…組合せデータ、11C…相対誤差データ、11D…温度分布データ、12…検出温度取得部、13…温度差計算部、14…相対誤差推定部、15…検出温度補正部、16…画面表示部、17…温度分布出力部、20…空間、21…天井、22…床、23…壁、30…上位システム、AS…サーモパイルアレイセンサ、L1,L2…通信回線。

Claims (3)

  1. 温度分布の検出対象となる空間に設置された複数のサーモパイルアレイセンサのうち、隣り合う2つのサーモパイルアレイセンサの組合せを記憶する記憶部と、
    前記各サーモパイルアレイセンサから検出温度を取得する検出温度取得部と、
    前記組合せごとに、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサ間における検出温度の温度差を計算する温度差計算部と、
    前記サーモパイルアレイセンサのうち基準として選択した基準サーモパイルアレイセンサと前記各サーモパイルアレイセンサとの間の相対誤差と、前記組合せごとに計算した前記温度差との関係を示す方程式を、前記組合せごとに生成し、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、これら相対誤差を推定する相対誤差推定部と、
    前記各相対誤差に基づいて、前記各サーモパイルアレイセンサの検出温度を補正することにより、前記空間の温度分布データを生成する検出温度補正部と
    を備えることを特徴とする温度分布検出装置。
  2. 請求項1に記載の温度分布検出装置において、
    前記検出温度取得部は、前記各サーモパイルアレイセンサから、当該サーモパイルアレイセンサ内の各検出素子で検出した個別検出温度をそれぞれ取得し、
    前記温度差計算部は、前記組合せごとに温度差を計算する際、前記サーモパイルアレイセンサごとに、当該サーモパイルアレイセンサから取得した個別検出温度を統計処理することにより、当該組合せをなすサーモパイルアレイセンサ相互間で温度検出範囲が一部重複する重複領域における代表検出温度を計算し、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサ間における前記代表検出温度の温度差を計算する
    ことを特徴とする温度分布検出装置。
  3. 記憶部が、温度分布の検出対象となる空間に設置された複数のサーモパイルアレイセンサのうち、隣り合う2つのサーモパイルアレイセンサの組合せを記憶する記憶ステップと、
    検出温度取得部が、前記各サーモパイルアレイセンサから検出温度を取得する検出温度取得ステップと、
    温度差計算部が、前記組合せごとに、当該組合せを構成する2つのサーモパイルアレイセンサ間における検出温度の温度差を計算する温度差計算ステップと、
    相対誤差推定部が、前記サーモパイルアレイセンサのうち基準として選択した基準サーモパイルアレイセンサと前記各サーモパイルアレイセンサとの間の相対誤差と、前記組合せごとに計算した前記温度差との関係を示す方程式を、前記組合せごとに生成し、これら方程式を連立させて最小二乗法で解くことにより、これら相対誤差を推定する相対誤差推定ステップと、
    検出温度補正部が、前記各相対誤差に基づいて、前記各サーモパイルアレイセンサの検出温度を補正することにより、前記空間の温度分布データを生成する検出温度補正ステップと
    を備えることを特徴とする温度分布検出方法。
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