JP2014016072A - 空気清浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気を浄化することのできる空気清浄装置において、送風口からの送風による、本体の吸気口へ流れ込む気流の誘引を抑制することを目的とする。
【解決手段】送風口2を覆った可動自在の第1の風向調整手段8と第2の風向調整手段9とを備え、第1の風向調整手段8は、本体ケース3における前面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第1の角度で本体ケース3における前面側へ送風するように風向を変化させ、第2の風向調整手段9は、本体ケース3における背面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第2の角度で本体ケースにおける前面側へ送風するように風向を変化させ、第1の角度は、0°より大きく、45°より小さい範囲で、第2の角度は、0°より大きく、90°より小さい範囲で、第2の角度は、第1の角度より大きいことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気を浄化することのできる空気清浄装置に関するものである。
従来のこの種の空気清浄装置の構成は以下のようになっていた。
すなわち、吸気口と送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内で、前記吸気口から前記送風口に送風される送風路に空気清浄手段を設けた構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来の空気清浄装置について説明する。空気調和装置は浄化手段と送風手段と吹出口と1枚の吹出ルーバーと埃センサーからなり、埃センサーより出力される粉塵の粒径の大きさに応じて吹出ルーバーを仰角方向に角度調整する制御部を備えることにより、粉塵をその粒径に適した気流により効果的に空気調和装置に到達させ、部屋の空気を清浄する。
特許第4840181号公報
上記従来例における課題は、床上での吸気口へ流れ込む吸込気流の風速を増加させると、送風口から吹き出す吹出気流による本体の吸気口へ流れ込む気流の誘引が増加することであった。
送風口からの吹き出し角度が仰角方向へ大きいものに比べると、送風口からの吹き出し角度が仰角方向へ小さいものは、室内での循環気流の渦の中心が下るものである。このように、循環気流の渦の中心が下ることにより、床上での本体の吸気口へ流れ込む気流の垂直方向の高さが小さくなる。これによって、床上での吸気口へ流れ込む気流の風速を増加させることができるものであった。
ところが、吹き出し角度を小さくすると、送風口からの吹き出し気流と床上での本体の吸気口へ流れ込む吸込気流とが近づき、空気清浄装置の吸込み口へ向かう汚れた空気の一部を吹き出し気流が誘引してしまい、空気清浄装置本体に吸込まれる前に室内を再循環してしまう場合があった。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、床上での吸気口へ流れ込む気流の風速を増加させると共に、吹き出し気流による吸込み気流の誘引を抑制する空気清浄装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記送風口に設けた第1の風向調整手段と第2の風向調整手段とを備え、前記第1の風向調整手段は、前記本体ケースにおける前面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第1の角度で前記本体ケースにおける前面側へ送風するように風向を変化させ、前記第2の風向調整手段は、前記本体ケースにおける背面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第2の角度で前記本体ケースにおける前面側へ送風するように風向を変化させ、前記第1の角度は、0°より大きく、45°より小さい範囲で、前記第2の角度は、0°より大きく、90°より小さい範囲で、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きいことを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記送風口に設けた第1の風向調整手段と第2の風向調整手段とを備え、前記第1の風向調整手段は、前記本体ケースにおける前面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第1の角度で前記本体ケースにおける前面側へ送風するように風向を変化させ、前記第2の風向調整手段は、前記本体ケースにおける背面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第2の角度で前記本体ケースにおける前面側へ送風するように風向を変化させ、前記第1の角度は、0°より大きく、45°より小さい範囲で、前記第2の角度は、0°より大きく、90°より小さい範囲で、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きいという構成にしたものである。
これにより、第2の風向調整手段は、第1の風向調整手段よりも上方を向いて送風されているものの、第1の風向調整手段によって風向を変更されて出る風は、水平面から仰角方向へ0°より大きく、45°より小さい範囲で送風されるため、部屋全体を循環する気流の渦が、水平面から仰角方向へ45°よりも大きく送風される場合の渦よりも下方になり、床上での本体の吸気口へ流れ込む気流の垂直方向の高さが小さくなる。これによって、床上での吸気口へ流れ込む気流の風速を増加させることができる。
ここで、第2の角度は、0°より大きく、90°より小さい範囲なので、部屋全体を循環すると共に、第2の角度は、第1の角度より大きいので、第2の風向調整手段は、第1の風向調整手段よりも上方を向いて送風されることで、送風口2からの吹き出す風を分散させ、第1の風向調整手段から出る風の風速を抑えるので、空気清浄装置付近での吸込まれる空気を吹き出し気流により誘引して再循環させることを抑制できる。
結果として、床上での吸気口へ流れ込む気流の風速を増加させると共に、吹き出し気流による吸気口へ流れ込む気流の誘引を抑制することができるのである。
本発明の実施の形態1の空気清浄装置の斜視図 同空気清浄装置の概略縦断面を示す図 同空気清浄装置の第1の風向調整手段および第2の風向調整手段を示す概略図 本発明の実施の形態2の空気清浄装置の斜視図 本発明の実施の形態3の空気清浄装置の斜視図 本発明の実施の形態4の空気清浄装置の斜視図
本発明の請求項1記載の空気清浄装置は、上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記送風口に設けた第1の風向調整手段と第2の風向調整手段とを備え、前記第1の風向調整手段は、第1の風向板と、この第1の風向板を前記送風口に軸支する第1の軸部とから形成し、前記第1の風向板は、前記本体ケースにおける前面側に位置すると共に、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第1の角度を開口し、前記第2の風向調整手段は、第2の風向板と、この第2の風向板を前記送風口に軸支する第2の軸部とから形成し、前記第2の風向板は、前記本体ケースにおける背面側に位置すると共に、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第2の角度を開口し、前記第1の角度は、0°より大きく、45°より小さい範囲で、前記第2の角度は、0°より大きく、90°より小さい範囲で、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きいことを特徴とするという構成を有する。
これにより、第2の風向調整手段は、第1の風向調整手段よりも上方を向いて送風されているものの、第1の風向調整手段によって風向を変更されて出る風は、水平面から仰角方向へ0°より大きく、45°より小さい範囲で送風されるため、部屋全体を循環する気流の渦が、水平面から仰角方向へ45°よりも大きく送風される場合の渦よりも下方になり、第2の風向調整手段は、第1の風向調整手段よりも上方を向いて送風されることで、吹き出す風を分散させ、第1の風向調整手段から出る風の風速を抑えるようになるので、第1の風向調整手段から出た風により部屋を循環する渦が下方に下がることで、床上30cmの空間での空気清浄装置の吸込みスピードが速くなり、かつ吹き出す風を第2の風向調整手段により第1の風向調整手段から出る風よりも上方に分散させることで、空気清浄装置付近での吸込まれる空気を吹き出し気流により誘引して再循環させることを防ぎながら空気清浄ができる、という効果を奏する。
また、前記送風口と前記本体ケースにおける前面との間には、風向調整部を備え、この風向調整部は、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第3の角度を傾斜し、この第3の角度は、0°より大きく、前記第1の角度より小さいことを特徴とするという構成にしてもよい。これにより、風向調整部が第3の角度を成す事で、第1の風向調整手段から出る風が吹き出す際に、風向調整部により第3の角度以上で吹き出すために、第3の角度が0°である場合に比べ、吸込み気流により影響しにくくなり、吸込まれる空気をより再循環させづらくなるという効果を奏する。
また、前記送風口の開口縁部は、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第4の角度を傾斜し、この第4の角度は、前記第3の角度と同じであることという構成にしてもよい。これにより、風向調整部が第3の角度を成す事で、吸込み口のある面と送風口のある面との角度が90°よりも大きくなるので、第1の風向調整手段から出る風が吹き出す際に、風向調整部により第3の角度以上で吹き出すために、第3の角度が0°である場合に比べ、吸込み気流により影響しにくくなり、吸込まれる空気をより再循環させづらくなるという効果を奏する。
また、第1の軸部を上方へ所定の距離を有するとともに、第1の風向板の左右に、本体ケースと第1の風向板の左右の縁をつなぐ壁を設け、第1の風向調整手段をトンネルのようなコの字形にして、第2の風向板を第1の風向板の上方に距離をあけて被さるようにしても良い。これにより、第2の風向板から出る風のうち、前方へ吹き出す風の抵抗が増えるので、第2の風向板から出る風の一部が左右へ漏れることとなり、空気清浄装置の左右でのよどみを防ぎ、空気清浄装置の左右に埃が溜まることを防ぐという効果を奏する。
また、前記第1の風向板は、前記第2の風向板よりも前記本体ケースにおける左右方向の長さが長いことを特徴という構成にしてもよい。これにより、空気清浄装置の後方の左右へ風が漏れることとなるので、空気清浄装置の後方の左右へ風を漏らすことで左右でのよどみを防ぎ、空気清浄装置の左右に埃が溜まることを防ぐという効果を奏する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、本実施形態の空気清浄装置は、吸気口1と送風口2を有する本体ケース3と、この本体ケース3内に設けられた空気清浄手段4と、送風手段5と、制御手段6と、操作部7を備えている。
本体ケース3は、縦長四角箱形状で、本体ケース3の前面の下部に吸気口1を備え、本体ケース3の天面の背面側に横長四角形状の送風口2を設けている。この送風口2には、開閉自在に設けられた第1の風向調整手段8と第2の風向調整手段9とを備えている。
空気清浄手段4は、本体ケース3の吸気口1近傍に設けられ、一例としては、空気清浄フィルタである。プリーツ形状の濾材部(図示せず)と、この濾材部を固定する四角筒形状の枠部(図示せず)とから形成している。この濾材部を空気が通過すると、空気中の粉塵等が捕集されるものである。
送風手段5は、空気清浄手段4と本体ケース3の送風口2との間の風路に位置し、ケーシング部10と、モーター部11と、ファン部12とから形成している。ケーシング部10は、スクロール形状で、側面に円形状の吸込口13を備え、上面に横長四角形状の吐出口14を設けている。このケーシング部10には、モーター部11が固定されている。このモーター部11の軸部15には、遠心送風タイプのファン部12が固定されている。モーター部11によってファン部12が回転すると、本体ケース3外の空気が、吸気口1から本体ケース3内に吸気され、空気清浄手段4、送風手段5とを順次介して、ファン部12から上方の送風口2へと送風されるものである。
操作部7は、本体ケース3の天面の送風口2より前面側に位置し、この操作部7の下方には、制御手段6を備えている。
本実施形態における特徴は、第1の風向調整手段8と第2の風向調整手段9とにある。すなわち、第1の風向調整手段8は、本体ケース3における前面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第1の角度で本体ケース3における前面側へ送風するように風向を変化させ、第2の風向調整手段9は、本体ケース3における背面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第2の角度で本体ケース3における前面側へ送風するように風向を変化させる。ここで、第1の角度は、0°より大きく、45°より小さい範囲で、第2の角度は、0°より大きく、90°より小さい範囲で、第2の角度は、第1の角度より大きい点である。
これにより、第2の風向調整手段9は、第1の風向調整手段8よりも上方を向いて送風されているものの、第1の風向調整手段8によって風向を変更されて出る風は、水平面から仰角方向へ0°より大きく、45°より小さい範囲で送風されるため、部屋全体を循環する気流の渦が、水平面から仰角方向へ45°よりも大きく送風される場合の渦よりも下方になり、床上での本体ケース3の吸気口1へ流れ込む気流の垂直方向の高さが小さくなる。これによって、床上での吸気口1へ流れ込む気流の風速を増加させることができる。
ここで、第2の風向調整手段9は、第1の風向調整手段8よりも上方を向いて送風されることで、送風口2からの吹き出す風を分散させ、送風口2からの吹き出し風量を減少させること無く、第1の風向調整手段8から出る風の風速を抑えるので、空気清浄装置付近での吸込まれる空気を吹き出し気流により誘引して再循環させることを抑制できる。
結果として、床上での吸気口1へ流れ込む気流の風速を増加させると共に、吹き出し気流による吸気口へ流れ込む気流の誘引を抑制することができるのである。
また、第1の風向調整手段8によって風向を変更されて出る風は、水平面から仰角方向へ0°より大きく、45°より小さい範囲で送風されるため、天井に当った場合にも、天井面に対して45°より小さい範囲で俯角方向へ送風されるので、スムーズに天井を伝い、壁に沿って下方へ風向を変更でき、部屋全体を循環する気流を起こしやすい。
また、吸気口1は、本体ケース3の前面の下部に備え、送風口2は、本体ケース3の天面の背面側に設けている。つまり、吸気口1と送風口2とは、本体ケース3の異なる面に位置するので、吹き出し気流による吸込み気流の誘引を抑制することができるのである。
また、図3に示すように、第1の風向調整手段8は、横長四角形状の平板である第1の風向板17と、この第1の風向板17を送風口2に回動自在に軸支する第1の軸支部18とから形成している。この第1の軸支部18は、第1の風向板17の短辺側から外方へ伸びた第1の軸部19と、送風口2に設けられた水平方向の孔で、この第1の軸部19が入る第1の軸受部20とからなる。第1の軸部19を介して第1の風向板17を回動させる第1の回動手段21を備えている。第1の風向板17は、本体ケース3における前面側に位置すると共に、第1の回動手段21によって、本体ケース3における前面側が、水平面から仰角方向へ第1の角度を開口する。
第2の風向調整手段9は、横長四角形状の平板である第2の風向板22と、この第2の風向板22を送風口2に回動自在に軸支する第2の軸支部23とから形成している。この第2の軸支部23は、第2の風向板22の短辺側から外方へ伸びた第2の軸部24と、送風口2に設けられた水平方向の孔で、この第2の軸部24が入る第2の軸受部25とからなる。第2の軸部24を介して第2の風向板22を回動させる第2の回動手段26を備えている。第2の風向板22は、本体ケース3における前面側に位置すると共に、第2の回動手段26によって、本体ケース3における前面側が、水平面から仰角方向へ第2の角度を開口する。なお、第1の風向板17および第2の風向板22の本体ケース3における前後方向と、左右方向の寸法は、ほぼ同じである。
(実施の形態2)
図4において、図1から図3と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施の形態は、送風口2と本体ケース3における前面との間、つまり送風口2と操作部7との間には、風向調整部27を備えている。
風向調整部27は、本体ケース3における前面側が、水平面から仰角方向へ第3の角度傾斜している傾斜面である。この第3の角度は、0°より大きく、第1の角度より小さいものである。
これにより、風向調整部27が、水平面から仰角方向へ第3の角度、傾斜しているので、第1の風向調整手段8から出る風が吹き出す際に、風向調整部27により第3の角度以上で吹き出すために、第3の角度が0°である場合に比べ、吹き出し気流による吸気口へ流れ込む気流の誘引を抑制することができるのである。
また、送風口2の開口縁部28は、本体ケース3における前面側が、水平面から仰角方向へ第3の角度を傾斜している。すなわち、送風口2の開口縁部28と風向調整部27とが、本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第3の角度傾斜した同一面上に位置するものである。
すなわち、第1の風向調整手段8から出る風が、本体ケース3における左右方向へ広がって吹き出す際にも、開口縁部28は、本体ケース3における前面側が、水平面から仰角方向へ第3の角度を傾斜しているので、第1の風向調整手段8から出る風が吹き出す際に、風向調整部27により第3の角度以上で吹き出すために、第3の角度が0°である場合に比べ、吹き出し気流による吸気口へ流れ込む気流の誘引を抑制することができるのである。
(実施の形態3)
図5において、図1から図3と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施の形態の第1の風向調整手段8は、第1の風向板17aに壁部29を備えた点が異なるものである。
第1の風向調整手段8は、第1の風向板17aと、この第1の風向板17aの本体ケース3における左右方向の両端縁から下方へ伸びた壁部29と、この壁部29に第1の軸部19を設け、第2の風向板22を第1の風向板17aの上方に所定の距離をあけて被さるものである。第1の風向板17aの垂直断面形状は、下方が開口したコの字形である。
これにより、第2の風向板22から出る風のうち、前方へ吹き出す風の抵抗が増えるので、第2の風向板22から出る風の一部が左右へ漏れることとなり、空気清浄装置の左右でのよどみを防ぎ、空気清浄装置の左右に埃が溜まることを防ぐという効果を奏する。
(実施の形態4)
図6において、図1から図3と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施の形態の第1の風向調整手段8は、第1の風向板17bが異なるものである。
第1の風向板17bは、第2の風向板22よりも本体ケース3における左右方向の長さが長いものである。
すなわち、第2の風向板22から出る風のうち左右の端から出る風は、第1の風向板17bの左右に伸びた部分に当たり、左右へ漏れ出ることとなる。
これにより、本体ケース3の後方の左右へ風が漏れることとなるので、本体ケース3の後方の左右へ風を漏らすことで左右でのよどみを防ぎ、本体ケース3の左右に埃が溜まることを防ぐという効果を奏する。
本発明にかかる空気清浄装置は、上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記送風口を覆った可動自在の第1の風向調整手段と第2の風向調整手段とを備え、前記第1の風向調整手段は、第1の風向板と、この第1の風向板を前記送風口に軸支する第1の軸部とから形成し、前記第1の風向板は、前記本体ケースにおける前面側に位置すると共に、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第1の角度を開口し、前記第2の風向調整手段は、第2の風向板と、この第2の風向板を前記送風口に軸支する第2の軸部とから形成し、前記第2の風向板は、前記本体ケースにおける背面側に位置すると共に、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第2の角度を開口し、前記第1の角度は、0°より大きく、45°より小さい範囲で、前記第2の角度は、0°より大きく、90°より小さい範囲で、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きいことを特徴とする構成にしたものである。
このような構成にすることにより、第1の風向調整手段から出た風により部屋を循環する渦が下方に下がることで、床上30cmの空間での空気清浄装置の吸込みスピードが速くなり、かつ吹き出す風を第2の風向調整手段により第1の風向調整手段から出る風よりも上方に分散させることで、空気清浄装置付近での吸込まれる空気を吹き出し気流により誘引して再循環させることを防ぎながら空気清浄ができる。
従って、家庭用や事務用などの、空気清浄装置等としての活用が期待されるものである。
1 吸気口
2 送風口
3 本体ケース
4 空気清浄手段
5 送風手段
6 制御手段
7 操作部
8 第1の風向調整手段
9 第2の風向調整手段
10 ケーシング部
11 モーター部
12 ファン部
13 吸込口
14 吐出口
15 軸部
17 第1の風向板
17a 第1の風向板
17b 第1の風向板
18 第1の軸支部
19 第1の軸部
20 第1の軸受部
21 第1の回動手段
22 第2の風向板
23 第2の軸支部
24 第2の軸部
25 第2の軸受部
26 第2の回動手段
27 風向調整部
28 開口縁部
29 壁部

Claims (6)

  1. 上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた空気清浄手段と、前記送風口に設けた第1の風向調整手段と第2の風向調整手段とを備え、前記第1の風向調整手段は、前記本体ケースにおける前面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第1の角度で前記本体ケースにおける前面側へ送風するように風向を変化させ、前記第2の風向調整手段は、前記本体ケースにおける背面側に位置すると共に、水平面から仰角方向へ第2の角度で前記本体ケースにおける前面側へ送風するように風向を変化させ、前記第1の角度は、0°より大きく、45°より小さい範囲で、前記第2の角度は、0°より大きく、90°より小さい範囲で、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きいことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記第1の風向調整手段は、第1の風向板と、この第1の風向板を前記送風口に軸支する第1の軸支部とから形成し、前記第1の風向板は、前記本体ケースにおける前面側に位置すると共に、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第1の角度を開口し、前記第2の風向調整手段は、第2の風向板と、この第2の風向板を前記送風口に軸支する第2の軸支部とから形成し、前記第2の風向板は、前記本体ケースにおける背面側に位置すると共に、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第2の角度を開口することを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記送風口と前記本体ケースにおける前面との間には、風向調整部を備え、この風向調整部は、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第3の角度を傾斜し、この第3の角度は、0°より大きく、前記第1の角度より小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記送風口の開口縁部は、前記本体ケースにおける前面側が、水平面から仰角方向へ第3の角度を傾斜することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気清浄装置。
  5. 前記第1の風向調整手段は、前記第1の風向板と、この前記第1の風向板の前記本体ケースにおける左右方向の両端縁から下方へ伸びた壁部と、この壁部に前記第1の軸支部を設け、前記第2の風向板を前記第1の風向板の上方に所定の距離をあけて被さることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の空気清浄装置。
  6. 前記第1の風向板は、前記第2の風向板よりも前記本体ケースにおける左右方向の長さが長いことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の空気清浄装置。
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