JP2017172852A - 空気清浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】床上に漂っている埃の捕集量を向上させることを目的とする。【解決手段】略箱形状の本体ケース2と、本体ケース2における前面に設けられた吸気口3と、天面に設けられた送風口4と、送風口4に可動自在に設けた第1の風向変更部材5と、第1の風向変更部材5を上下方向へ移動させる第1の駆動部と、送風部7と第1の風向変更部材5と第1の駆動部とを制御する制御部8とを備えている。第1の風向変更部材5は、送風口4に対向した面を備える天面部16と、天面部16から送風口4内の下方に延び、本体ケース2における背面側と左側面側と右側面側とを覆う側面部17とを備えている。制御部8によって第1の空清運転が行われると、送風部7が動作し、第1の駆動部によって送風口4から第1の風向変更部材5が上方へ移動し、本体ケース2における前面側に本体ケース2の天面と天面部16との間に隙間18ができることを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は、空気を浄化することのできる空気清浄装置に関するものである。
従来のこの種の空気清浄装置は、吸気口と送風口を有する略箱形状の本体ケースと、吸気口と送風口とを連通する風路に設けられた空気清浄部と、空気清浄部に吸気口から吸い込んだ空気を送風する送風部と、送風口に回動自在に設けた吹出ルーバーと、埃センサーとを設けた構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
空気清浄装置は、埃センサーより出力される粉塵の粒径の大きさに応じて吹出ルーバーを仰角方向に角度調整する制御部を備えることにより、粉塵をその粒径に適した気流により効果的に空気清浄部に到達させ、部屋の空気を清浄するものであった。
このような従来の空気清浄装置においては、本体ケース上部の吹出ルーバーを回動させ、送風口から仰角方向へ清浄空気を送風し、本体ケース前面の吸気口から室内空気を吸い込む構成となっていた。送風口から吹き出した空気は、送風方向の天井、または壁に当たり下方へ流れ、この下方へ流れた空気は、更に床上を流れ、空気清浄装置の吸気口へもどる気流となる。床上に漂っている埃を更に捕集するために、床上を流れ空気清浄装置の吸気口へもどる気流の風速を更に増加させるという課題を有していた。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、床上を流れ吸気口へ流れ込む気流の風速を更に増加させ、床上に漂っている埃の捕集量が向上する空気清浄装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、略箱形状の本体ケースと、前記本体ケースにおける前面に設けられた吸気口と、前記本体ケースにおける天面に設けられた送風口と、前記吸気口と前記送風口とを連通する風路に設けられた空気清浄部と、前記吸気口から吸い込んだ空気を前記送風口へ送風する送風部と、前記送風口に可動自在に設けた第1の風向変更部材と、前記第1の風向変更部材を上下方向へ移動させる第1の駆動部と、前記送風部と前記第1の風向変更部材と前記第1の駆動部とを制御する制御部とを備え、前記第1の風向変更部材は、前記送風口に対向した面を備える天面部と、前記天面部から前記送風口内の下方に延び、前記本体ケースにおける背面側と左側面側と右側面側とを覆う側面部とを備え、前記制御部によって第1の空清運転が行われると、前記送風部の送風動作と、前記第1の駆動部によって前記送風口から前記第1の風向変更部材が上方へ移動する移動動作とを行い、前記本体ケースにおける前面側に前記本体ケースの天面と前記天面部との間にできた隙間から送風することを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、略箱形状の本体ケースと、前記本体ケースにおける前面に設けられた吸気口と、前記本体ケースにおける天面に設けられた送風口と、前記吸気口と前記送風口とを連通する風路に設けられた空気清浄部と、前記吸気口から吸い込んだ空気を前記送風口へ送風する送風部と、前記送風口に可動自在に設けた第1の風向変更部材と、前記第1の風向変更部材を上下方向へ移動させる第1の駆動部と、前記送風部と前記第1の風向変更部材と前記第1の駆動部とを制御する制御部とを備え、前記第1の風向変更部材は、前記送風口に対向した面を備える天面部と、前記天面部から前記送風口内の下方に延び、前記本体ケースにおける背面側と左側面側と右側面側とを覆う側面部とを備え、前記制御部によって第1の空清運転が行われると、前記送風部の送風動作と、前記第1の駆動部によって前記送風口から前記第1の風向変更部材が上方へ移動する移動動作とを行い、前記本体ケースにおける前面側に前記本体ケースの天面と前記天面部との間にできた隙間から送風することを特徴としたものである。
これにより、制御部によって第1の空清運転が行われると、送風部の送風動作と、第1の駆動部によって送風口から第1の風向変更部材が上方へ移動する移動動作とを行い、本体ケースにおける前面側に本体ケースの天面と天面部との間に隙間ができる。送風口から吹き出された空気は、第1の風向変更部材の天面部に当たり、天面部に沿って本体ケースの天面と天面部との隙間から吹き出し、ほぼ水平方向に吹き出るので、床上を流れ吸気口へ流れ込む気流の風速を更に増加させることができ、床上に漂っている埃の捕集量を向上させることできる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の斜視図である。図2は、第1の風向変更部材が上方に移動した状態である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の斜視図である。図2は、第1の風向変更部材が上方に移動した状態である。
図1および図2に示すように、本実施の形態の空気清浄装置1は、縦長四角箱形状の本体ケース2を備え、本体ケース2の前面の下部に吸気口3を備え、本体ケース2の天面に横長四角形状の送風口4を設けている。この送風口4には、後述する第1の風向変更部材5を上下方向に可動自在に備えている。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の断面図である。図3に示すように、
本体ケース2内に空気清浄部6と、送風部7と、制御部8と、操作部9を備えている。
本体ケース2内に空気清浄部6と、送風部7と、制御部8と、操作部9を備えている。
空気清浄部6は、吸気口3と送風口4とを連通する風路上で、本体ケース2の吸気口3近傍に設けられ、一例としては、空気清浄フィルタである。空気清浄部6は、プリーツ形状の濾材部(図示せず)と、この濾材部を固定する四角筒形状の枠部(図示せず)とから形成している。この濾材部を空気が通過すると、空気中の粉塵等が捕集されるものである。
送風部7は、空気清浄部6と本体ケース2の送風口4との間の風路に位置し、ケーシング部10と、モーター部11と、ファン部12とから形成している。ケーシング部10は、スクロール形状で、側面に円形状の吸込口13を備え、上面に横長四角形状の吐出口14を設けている。ケーシング部10には、モーター部11が固定されている。このモーター部11の水平方向に伸びた軸部15には、遠心送風タイプのファン部12が固定されている。
モーター部11によってファン部12が回転すると、本体ケース2外の空気が、吸気口3から本体ケース2内に吸気され、空気清浄部6、送風部7とを順次介して送風口4へと送風されるものである。
操作部9は、本体ケース2の天面の送風口4より前面側に位置し、この操作部9の下方には、制御部8を備えている。操作部9の操作によって、制御部8は、送風部7の風量と、第1の風向変更部材5を移動させる第1の駆動部(図示せず)とを制御する。
本実施の形態における特徴は、送風口4に設けた第1の風向変更部材5の形状である。図2、3に示すように、第1の風向変更部材5は、第1の駆動部によって上下方向へ移動する。第1の風向変更部材5は、天面部16と側面部17とを備えている。天面部16は、四角形状の平板で、送風口4に対向した面を備えている。側面部17は、天面部16から下方に延び、本体ケース2の上部外方の本体ケースにおける背面側と左側面側と右側面側とを覆う。側面部17は、天面部16の背面側端部、左側端部、右側端部から下方に延びた3枚の四角形状の平板が連結し、水平断面形状がコの字形状を成している。
操作部9の操作によって、第1の空清運転の信号が制御部8へ送られると、第1の駆動部によって送風口4から第1の風向変更部材が上方へ移動し、本体ケース2における前面側に本体ケース2の天面と、天面部16との間に隙間18ができる。この状態で、制御部8は、送風部7の送風動作によって、隙間18から空気清浄部6を介した空気を送風する。
これにより、制御部8によって第1の空清運転が行われると、送風部7の送風動作と、第1の駆動部によって送風口4から第1の風向変更部材5が上方へ移動する移動動作とを行い、本体ケース2における前面側に本体ケース2の天面と天面部16との間に隙間ができる。送風口4から吹き出された空気は、第1の風向変更部材5の天面部16に当たり、天面部16に沿って本体ケース2の天面と天面部16との隙間から吹き出し、ほぼ水平方向に吹き出るので、床上を流れ吸気口3へ流れ込む気流の風速を更に増加させることができる。
この点について詳しく説明すると、室内で送風口4から仰角方向へ送風すると、送風口4から吹き出した空気は、送風方向の室内の天井、または壁に当たり下方へ流れ、この下方へ流れた空気は、更に床上を流れ、空気清浄装置1の吸気口3へもどる気流となる。このように、送風口4から室内の上方から下方を循環して吸気口3へもどる渦のような循環気流が発生する。送風口4からの吹き出し角度が仰角方向へ大きいものに比べると、送風口4からの吹き出し角度が仰角方向へ小さいものは、循環気流の渦の中心が下がる。循環気流の渦の中心が下がることにより、床上での本体の吸気口3へ流れ込む気流の垂直方向の高さが小さくなり、床上を流れ吸気口3へ流れ込む気流の風速を増加させることができるので、
結果として、床上での本体の吸気口3へ流れ込む気流の垂直方向の高さを小さくできると共に、吹き出し風速が増大できるので、床上での吸気口3へ流れ込む気流の風速を更に増加させることができ、床上に漂っている埃の捕集量が向上する。
結果として、床上での本体の吸気口3へ流れ込む気流の垂直方向の高さを小さくできると共に、吹き出し風速が増大できるので、床上での吸気口3へ流れ込む気流の風速を更に増加させることができ、床上に漂っている埃の捕集量が向上する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の斜視図である。図4は、第2の風向変更部材が開口部を開いた状態である。
また、第1の風向変更部材5は、天面部16に開口した開口部19を備えている。開口部19には第2の風向変更部材20が回動自在に設けられ、第2の風向変更部材20は第2の駆動部(図示せず)によって回動し、開口部19を開閉する。
操作部9の操作によって、第2の空清運転の信号が制御部8へ送られると、制御部8は、第1の駆動部によって第1の風向変更部材5を下方へ移動させ、本体ケース2の天面と天面部16との間に隙間が無くなる。続いて、第2の駆動部によって第2の風向変更部材20の本体ケース2における前面側が上方向に回動する。この状態で、制御部8は、送風部7を動作させ、第2の風向変更部材20が開いた開口部19から上方へ空気清浄部6を介した空気を送風する。これにより、天井近くに漂っている埃を捕集できる。なお、本実施の形態では、第1の空清運転の後に、第2の空清運転を実施しているが、停止状態から第2の空清運転を実施した場合には、第1の風向変更部材5を下方へ移動させる動作は、行わない。また、第1の空清運転の後に、停止させると、第1の風向変更部材5を下方へ移動させる。また、第2の空清運転の後に、停止させると、第2の風向変更部材20を下方へ回動させる。
以上のように本発明は、家庭用や事務用などの空気清浄装置等としての活用が期待されるものである。
1 空気清浄装置
2 本体ケース
3 吸気口
4 送風口
5 第1の風向変更部材
6 空気清浄部
7 送風部
8 制御部
9 操作部
10 ケーシング部
11 モーター部
12 ファン部
13 吸込口
14 吐出口
15 軸部
16 天面部
17 側面部
18 隙間
19 開口部
20 第2の風向変更部材
2 本体ケース
3 吸気口
4 送風口
5 第1の風向変更部材
6 空気清浄部
7 送風部
8 制御部
9 操作部
10 ケーシング部
11 モーター部
12 ファン部
13 吸込口
14 吐出口
15 軸部
16 天面部
17 側面部
18 隙間
19 開口部
20 第2の風向変更部材
Claims (2)
- 略箱形状の本体ケースと、
前記本体ケースにおける前面に設けられた吸気口と、
前記本体ケースにおける天面に設けられた送風口と、
前記吸気口と前記送風口とを連通する風路に設けられた空気清浄部と、
前記吸気口から吸い込んだ空気を前記送風口へ送風する送風部と、
前記送風口に可動自在に設けた第1の風向変更部材と、
前記第1の風向変更部材を上下方向へ移動させる第1の駆動部と、
前記送風部と前記第1の風向変更部材と前記第1の駆動部とを制御する制御部とを備え、
前記第1の風向変更部材は、
前記送風口に対向した面を備える天面部と、
前記天面部から前記送風口内の下方に延び、前記本体ケースにおける背面側と左側面側と右側面側とを覆う側面部とを備え、
前記制御部によって第1の空清運転が行われると、
前記送風部の送風動作と、
前記第1の駆動部によって前記送風口から前記第1の風向変更部材が上方へ移動する移動動作とを行い、
前記本体ケースにおける前面側に前記本体ケースの天面と前記天面部との間にできた隙間から送風することを特徴とする空気清浄装置。 - 前記第1の風向変更部材は、
前記天面部に開口した開口部を備え、
前記開口部には第2の風向変更部材が回動自在に設けられ、
前記第2の風向変更部材は第2の駆動部によって回動し、
前記制御部によって第2の空清運転が行われると、
前記送風部が動作し、
前記第1の駆動部によって前記第1の風向変更部材が下方へ移動し、
前記本体ケースの天面と前記天面部との間に隙間が無くなり、
前記第2の駆動部によって前記第2の風向変更部材の前記本体ケースにおける前面側が上方向に回動し、
前記開口部から送風することを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016057977A JP2017172852A (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016057977A JP2017172852A (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 空気清浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017172852A true JP2017172852A (ja) | 2017-09-28 |
Family
ID=59972984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016057977A Pending JP2017172852A (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 空気清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017172852A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220107105A (ko) | 2021-01-24 | 2022-08-02 | 아주자동차대학 산학협력단 | 비속어 인지 및 자동 신고기능을 갖는 녹음기 및 그 처리방법 |
-
2016
- 2016-03-23 JP JP2016057977A patent/JP2017172852A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220107105A (ko) | 2021-01-24 | 2022-08-02 | 아주자동차대학 산학협력단 | 비속어 인지 및 자동 신고기능을 갖는 녹음기 및 그 처리방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20190118 |