JP2014013596A - 売上データ処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る売上データ処理装置によれば、CPUは、情報センタサーバから当該商品の複数種類の商品名を含む商品名情報を受信すると、受信した商品名情報を商品名受信ファイルに格納する。また、CPUは、受信された商品名情報に含まれる商品コードを示すバーコード及び文字列と、当該文字列に含まれる各文字の商品名受信ファイルにおける格納位置を示すアドレス番号とが印字された商品名受信レポートRを作成する。商品名受信レポートRのバーコードが読み取られ、入力部によりアドレス番号が入力されると、CPUは、入力されたアドレス番号に対応する文字列を商品名受信ファイルから取得し、当該取得された文字列によりPLUファイルの該当商品の商品名を書き換える。
【選択図】 図12
Description
商品毎に商品コード及び複数種類の商品名を含む商品名情報が記憶されたサーバ装置に通信ネットワークを介して接続される売上データ処理装置であって、
商品毎に商品コード及び商品名を含む商品登録情報が格納された商品ファイルを記憶する商品ファイル記憶手段と、
前記サーバ装置から送信された商品名情報を受信する受信手段と、
前記受信された商品名情報を記憶する受信情報記憶手段と、
前記受信された商品名情報に含まれる文字列と、当該文字列に含まれる各文字の前記受信情報記憶手段における格納位置を示すアドレス番号とが印字された商品名受信レポートを作成するレポート作成手段と、
前記アドレス番号を入力するための入力手段と、
前記入力されたアドレス番号に対応する位置に格納されている文字列を前記受信情報記憶手段から取得する入力文字取得手段と、
前記取得された文字列により前記商品名受信レポートに対応する商品の前記商品ファイルの商品名を書き換える商品名書き換え手段と、
を備える。
前記入力手段は、前記商品名の書き換えに使用する文字列の先頭文字のアドレス番号と末尾文字のアドレス番号を入力する。
前記商品名書き換え手段により書き換えられた商品名を前記サーバ装置に送信する送信手段を備える。
前記商品名受信レポートには、前記受信された商品名情報に含まれる商品コードが印字されている。
商品毎に商品コード及び複数種類の商品名を含む商品名情報が記憶されたサーバ装置に通信ネットワークを介して接続される売上データ処理装置に用いられるコンピュータを、
商品毎に商品コード及び商品名を含む商品登録情報が格納された商品ファイルを記憶する商品ファイル記憶手段、
前記サーバ装置から送信された商品名情報を受信する受信手段、
前記受信された商品名情報を記憶する受信情報記憶手段、
前記受信された商品名情報に含まれる文字列と、当該文字列に含まれる各文字の前記受信情報記憶手段における格納位置を示すアドレス番号とが印字された商品名受信レポートを作成するレポート作成手段、
前記アドレス番号を入力するための入力手段、
前記入力されたアドレス番号に対応する位置に格納されている文字列を前記受信情報記憶手段から取得する入力文字取得手段、
前記取得された文字列により前記商品名受信レポートに対応する商品の前記商品ファイルの商品名を書き換える商品名書き換え手段、
として機能させる。
まず、構成を説明する。
図1に、本発明に係る商品名管理システム100の全体構成例を示す。図1に示すように、商品名管理システム100は、電子式キャッシュレジスタ等の売上データ処理装置1と、情報センタサーバ2とが通信ネットワークNを介してデータ送受信可能に接続されて構成されている。通信ネットワークNは、専用線や既存の公衆回線、インターネット等を利用して構築された情報通信網である。なお、売上データ処理装置1の台数は特に限定されない。
また、この実施形態で、売上データ処理装置とは、電子式キャッシュレジスタ、ECR(Electronic Cash Resister)、金銭登録機等を含むものである。
売上データ処理装置1は、店舗に設けられ、オペレータの操作に基づいて購買された商品の登録処理(購買された商品の商品名、商品の売上個数、売上金額等の売上データ等の登録処理)、精算処理等を行う。売上データ処理装置1は、主として数値を扱う装置であるため、文字を入力するためのキーボード等は備えられていない。
数値釦は、0〜9の数値を入力するための釦である。
クリア釦は、入力された数値等をクリアするための釦である。
商品名入力釦は、数値釦により入力された数値を、商品名を表す文字列のアドレス番号として入力することを指示するための釦である。
商品名確定釦は、数値釦及び商品名入力釦の押下により入力された文字列を商品名として確定し、PLUファイル141における商品名の書き換えを指示するための釦である。
送信釦は、書き換えられた商品名の情報センタサーバ2への送信を指示するための釦である。
モードキーは、登録モード、精算モード、設定モード等の売上データ処理装置1の動作モードを切り替えるためのキーである。登録モードは、購買された商品の登録処理を行うモードである。精算モードは、閉店後に1日の売上の精算を行うためのモードである。設定モードは、PLUファイル141に設定されている商品名を書き換えるためのモードである。
RAM13は、図3に示すように複数のデータ格納領域を有する。それらの領域としては、スキャニング中フラグ格納領域130、設定モード時スキャニング中フラグ格納領域131、商品名一時格納領域132、メーカ名一時格納領域133、バーコード退避領域134、PLUアドレス領域135、キャラクタ設定用領域136等を有している。
メーカ名一時格納領域133は、情報センタサーバ2から受信したメーカ名情報を一時的に格納する領域である。
バーコード退避領域134は、設定モード時に読み取られたバーコードを退避するための領域である。
PLUアドレス領域135は、PLU検索処理(図13参照)においてPLUファイル141から検索された商品登録情報のアドレス情報を格納するための領域である。
キャラクタ設定用領域136は、入力された文字列を格納するための領域である。
例えば、記憶部14は、後述する登録処理、精算モード処理、PLU検索処理、入力文字取得処理、商品名書き換え処理、商品名送信処理を実行するための各種処理プログラムや、入力部11やスキャナ部18からの入力に応じてこれらの処理プログラムを起動させるためのメインプログラム等を記憶している。
これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部14に格納される。CPU10は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、記憶部14は、受信情報記憶手段として、情報センタサーバ2から受信された商品名情報が格納された商品名受信ファイル142を記憶している(図10参照)。
更に、記憶部14は、部門ファイル等の売上データの処理に係る各種ファイルを記憶している。
情報センタサーバ2は、商品名データベース241と、メーカ名データベース242を有し、売上データ処理装置1からの問い合わせに応じて、売上データ処理装置1から送信されたバーコードに対応する商品名、メーカ名等を検索し、売上データ処理装置1に返信する。
選択商品名は、上記6種類の商品名のうち売上データ処理装置1で使用可能なバイト数(ここでは20バイト)内に収まるものの中から選択された商品名である。具体的には、20バイト内で収まる商品名のうち、最大バイト数がより大きい商品名である。
次に、商品名管理システム100の動作について説明する。
まず、売上データ処理装置1の登録モード時の動作について説明する。
図7〜図8に、顧客の商品購買時に売上データ処理装置1のCPU10により実行される登録処理のフローチャート、及び売上データ処理装置1からの問い合わせに応じて情報センタサーバ2のCPU20により実行される検索/回答処理のフローチャートを示す。登録処理は、CPU10と記憶部14に記憶されている登録処理プログラムとの協働により実行される。検索/回答処理は、CPU20と記憶部24に記憶されている検索/回答処理プログラムとの協働により実行される。
即ち、図7のステップS1〜S7,S17〜S25及び図8のステップS26〜S36が売上データ処理装置1のCPU10により実行される登録処理のフローチャートであり、図7のステップS8〜S16が情報センタサーバ2のCPU20により実行される検索/回答処理のフローチャートである。
検索の結果、商品コードの先頭7桁が受信されたバーコードの先頭7桁と一致するメーカ名情報がメーカ名データベース242に存在した場合(ステップS13;YES)、受信されたバーコードに該当する商品名情報が検索されなかったことを示す「NOT FOUND」と、その検索されたメーカ名情報に含まれるメーカ名とが応答データとして設定され(ステップS14)、処理はステップS16に移行する。
検索の結果、商品コードの先頭7桁が受信されたバーコードの先頭7桁と一致するメーカ名情報がメーカ名データベース242に存在しなかった場合(ステップS13;NO)、受信されたバーコードに該当する商品名情報及びメーカ名情報が検索されなかったことを示す「NOT FOUND」が応答データとして設定され(ステップS15)、処理はステップS16に移行する。
図11に、モードキーが操作され、精算モードへの移行が指示された際に売上データ処理装置1のCPU10により実行される精算モード処理のフローを示す。この精算モード処理は、CPU10と記憶部14に記憶されている精算モード処理プログラムとの協働により実行される。
そこで、商品名受信レポートRによって、情報センタサーバ2から受信された6種類の商品名の文字列と、この6種類の文字列を構成する各文字の格納位置を示すアドレス番号とを印字してユーザに提供し、ユーザが数値釦の押下によって商品名を示す文字列を容易に入力できるようにする。
商品コードR1は、商品名受信ファイル142における各商品名情報の先頭を001とした場合のアドレス番号001〜013に格納されているコードである。バーコード画像R2は、商品コードを示すバーコード画像(一次元バーコード等)である。見出し文字R3は、「セットされている商品名」という文字列である。ここで、セットされている商品名とは、PLUファイル141に格納されている商品名をさす。選択商品名R4は、アドレス番号016〜035に格納されている選択商品名である。商品名文字列R5は、情報センタサーバ2から受信した6種類の全商品名の文字列を並べたものである。アドレス番号R6は、R5の6種類の文字列を構成する各文字の商品名受信ファイル142における格納位置を示す情報である。3行1列で1つのアドレス番号を示している。なお、アドレス番号R6は、商品名受信ファイル142における全角最大50バイト商品名の先頭の格納位置を001として表した番号である。
ここで、売上データ処理装置1における設定モード時の動作の前提となる、ユーザの操作について説明する。
次いで、ユーザは商品名受信レポートRを参照し、商品名として設定したい文字列(又は文字)の先頭文字のアドレス番号を開始番号、末尾文字のアドレス番号を終端番号として「開始番号+終端番号」を数値釦により入力し、商品名入力釦を押下する。なお、20バイトを超えるまでは、繰り返し開始番号及び終端番号を入力し商品名入力釦を押下することで、6種類の商品名の一部分の文字列やその組み合わせからなる商品名を入力することが可能である。例えば、図12に示す商品名受信レポートRにおける「ルデンヌ ボルドー赤」を商品名として入力したい場合、開始番号011+終端番号028の入力及び商品名入力釦の押下、開始番号031+終端番号032の入力及び商品名入力釦の押下を行う。
商品名入力後、ユーザは、商品名確定釦を押下操作して、入力した文字列を確定させる。
まず、図13を参照して、設定モードにおいてスキャナ部18により商品名受信レポートRのバーコードが読み取られた際にCPU10により実行されるPLU検索処理について説明する。このPLU検索処理は、CPU10と記憶部14に記憶されているPLU検索処理プログラムとの協働により実行される。
そして、商品名受信ファイル142において、オフセット値50加算後の開始番号が示す格納位置から終端番号が示す格納位置までの領域に格納されている文字列が取得される(ステップS68)。
例えば、上記実施形態においては、商品名受信レポートRのバーコードをスキャナ部18で読み取ることによってPLU検索処理を開始することとして説明したが、商品名受信レポートRに記載されているバーコードを入力部11により入力することによって処理を開始することとしてもよい。
10 CPU
11 入力部
12 表示部
13 RAM
130 スキャニング中フラグ格納領域
131 設定モード時スキャニング中フラグ格納領域
132 商品名一時格納領域
133 メーカ名一時格納領域
134 バーコード退避領域
135 PLUアドレス領域
136 キャラクタ設定用領域
14 記憶部
141 PLUファイル
142 商品名受信ファイル
15 通信部
16 印字部
17 ドロア
18 スキャナ部
19 バス
2 情報センタサーバ
20 CPU
21 入力部
22 表示部
23 RAM
24 記憶部
241 商品名データベース
242 メーカ名データベース
25 通信部
26 バス
顧客が購買した商品の識別コードを読み取った際に、当該識別コードに対応する商品名情報が前記商品情報記憶手段に記憶されていない場合は、当該識別コードを前記サーバ装置に送信し、当該識別コードに対応する商品名情報を前記サーバ装置に問い合わせる送信手段と、
前記送信手段により送信された前記識別コードに応じて、前記サーバ装置から送信された複数の商品名情報のうち、予め決められた商品名情報を用いて登録処理を行う処理手段と、
前記サーバ装置から送信された複数の商品名情報から、ユーザ操作に応じて任意の商品名情報を選択して前記商品情報記憶手段に登録するための商品名受信レポートを作成する作成手段と、
を備える。
Claims (5)
- 商品毎に商品コード及び複数種類の商品名を含む商品名情報が記憶されたサーバ装置に通信ネットワークを介して接続される売上データ処理装置であって、
商品毎に商品コード及び商品名を含む商品登録情報が格納された商品ファイルを記憶する商品ファイル記憶手段と、
前記サーバ装置から送信された商品名情報を受信する受信手段と、
前記受信された商品名情報を記憶する受信情報記憶手段と、
前記受信された商品名情報に含まれる文字列と、当該文字列に含まれる各文字の前記受信情報記憶手段における格納位置を示すアドレス番号とが印字された商品名受信レポートを作成するレポート作成手段と、
前記アドレス番号を入力するための入力手段と、
前記入力されたアドレス番号に対応する位置に格納されている文字列を前記受信情報記憶手段から取得する入力文字取得手段と、
前記取得された文字列により前記商品名受信レポートに対応する商品の前記商品ファイルの商品名を書き換える商品名書き換え手段と、
を備える売上データ処理装置。 - 前記入力手段は、前記商品名の書き換えに使用する文字列の先頭文字のアドレス番号と末尾文字のアドレス番号を入力する請求項1に記載の売上データ処理装置。
- 前記商品名書き換え手段により書き換えられた商品名を前記サーバ装置に送信する送信手段を備える請求項1又は2に記載の売上データ処理装置。
- 前記商品名受信レポートには、前記受信された商品名情報に含まれる商品コードが印字されている請求項1〜3の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
- 商品毎に商品コード及び複数種類の商品名を含む商品名情報が記憶されたサーバ装置に通信ネットワークを介して接続される売上データ処理装置に用いられるコンピュータを、
商品毎に商品コード及び商品名を含む商品登録情報が格納された商品ファイルを記憶する商品ファイル記憶手段、
前記サーバ装置から送信された商品名情報を受信する受信手段、
前記受信された商品名情報を記憶する受信情報記憶手段、
前記受信された商品名情報に含まれる文字列と、当該文字列に含まれる各文字の前記受信情報記憶手段における格納位置を示すアドレス番号とが印字された商品名受信レポートを作成するレポート作成手段、
前記アドレス番号を入力するための入力手段、
前記入力されたアドレス番号に対応する位置に格納されている文字列を前記受信情報記憶手段から取得する入力文字取得手段、
前記取得された文字列により前記商品名受信レポートに対応する商品の前記商品ファイルの商品名を書き換える商品名書き換え手段、
として機能させるためのプログラム。
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