JP2014013070A - 留め具 - Google Patents
留め具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014013070A JP2014013070A JP2012151516A JP2012151516A JP2014013070A JP 2014013070 A JP2014013070 A JP 2014013070A JP 2012151516 A JP2012151516 A JP 2012151516A JP 2012151516 A JP2012151516 A JP 2012151516A JP 2014013070 A JP2014013070 A JP 2014013070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- fastener
- press
- elastic piece
- fitting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Abstract
【解決手段】第1の部材を第2の部材に取り付けるために用いられる留め具Fにおいて、第1の部材側に係止される頭部11と、第1の部材又は第2の部材に形成された圧入孔に挿入される軸部13と、軸部13に接合された固定端部15aと、該固定端部15aから離間した自由端部15bとが設けられ、圧入孔に挿入されて固定端部15aを中心に内側に変位する弾性片15とを備え、弾性片15は、該弾性片15の外側面であって自由端部15bに設けられた第1の突部15eと、固定端部15aであって該弾性片15の挿入方向における終端部に設けられた第2の突部15fとを備える。
【選択図】図1
Description
請求項2に記載の発明によれば、第1の突部は、第2の突部より外側に張り出しているので、第1の突部が圧入孔の内側面に当接している間、弾性片の変位量を大きくすることができる。このため、挿入時に弾性片の外側面が、圧入孔の内側面に摺接することを抑制できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の留め具において、前記第1の突部及び前記第2の突部の少なくとも一方は、側面視で先細る形状を有していることを要旨とする。
以下、本発明を具体化した留め具の第1実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
本実施形態の留め具Fは、車両の室内側に配設される第1の部材としてのトリムボードを、ボディ側に配設された第2の部材としてのドアパネルに対して取り付けるために用いられる。この留め具Fは、合成樹脂から形成されている。
図2に示すように、フランジ部12の下面からは、軸部13が延出形成されている。軸部13は、平板状に形成され、その長手方向がフランジ部12に対して略垂直な方向になるように配設されている。また、図1に示すように、軸部13の先端部は、先細り形状をなしている。
図6(a)に示すように、本実施形態では、トリムボードBの取付部B1には、止着孔B2が形成されている。止着孔B2は、図示しない大径孔と小径孔B3とを備え、大径孔は、留め具Fの上側頭部11aの外径よりも大きい内径を有する。また、小径孔B3は、上側頭部11aの内径よりも小さく、連結軸11cの外径よりも大きい外径を有する。また、ドアパネルPには、留め具Fの脚部20が圧入される圧入孔P1が形成されている。圧入孔P1の内径は、脚部20の先端部の外径よりも大きい。
留め具Fを圧入孔P1に対向させた後、その先端部を、圧入孔P1に挿入する。このとき、先端部は圧入孔P1の内径よりも小さいので、圧入孔P1の内側面に当接することなく挿入されていく。
(1)上記実施形態では、留め具Fの弾性片15は、その外側面であって自由端部15bに設けられた第1の突部15eと、固定端部15aであって第1の突部15eよりも挿入方向における終端側に設けられた第2の突部15fとを備える。即ち、弾性片15が圧入孔P1に挿入されると、弾性片15の外側面全体が圧入孔P1の内側面に当接するのではなく、第1の突部15eのみが圧入孔P1の内側面に圧接される。さらに留め具Fの弾性片15に形成された第1の突部15eは、固定端部15aから最も離間した自由端部15bに設けられるので、圧入孔P1の内側面から受ける押圧力が小さくても内側に変位することができる。このため、留め具Fを挿入するために要する挿入力が小さくなる。また、第2の突部15fは、弾性片15の終端部に設けられているため、留め具Fが圧入孔P1に係止されたとき、圧入孔P1の内側面に圧接する。また、第2の突部15fは撓みにくい固定端部15aに設けられているため、固定端部15aを内側に撓ませて抜去するには、大きな抜去力が必要となる。従って、留め具Fの挿入力を小さくするとともに、抜去力を大きくすることができる。
・上記各実施形態では、本発明の留め具を、頭部11、軸部13及び弾性片15を備えた留め具Fに具体化したが、他の留め具に具体化してもよい。例えば、図8(a)に示すように、留め具は、軸部30と、断面略L字状の弾性片31とを備える構成でもよい。弾性片31は、軸部30に接合された固定端部32と、自由端部33とを備え、その外表面には、第1の突部34と第2の突部35とが設けられている。また、図8(b)に示すように、留め具は、断面略W字形状をなし、V字状の軸部40と、断面円弧状の弾性片41とを備える構成でもよい。弾性片41は、軸部40に固定された固定端部42と、自由端部43とを備え、その外表面には第1の突部44と第2の突部45とが設けられている。即ち、留め具は、第1の部材側に止着される頭部と、軸部と、軸部に片持ち梁状に接合される弾性片とを備える構成であればよい。
・上記実施形態では、第1の突部15e及び第2の突部15fは、弾性片15の薄肉部15sから部分的に突出するようにしたが、弾性片15の固定端部15a及び自由端部15bを肉厚化することで各突部を構成するようにしてもよい。
Claims (6)
- 第1の部材を第2の部材に取り付けるために用いられる留め具において、
前記第1の部材側に係止される頭部と、
前記第2の部材に形成された圧入孔に挿入される軸部と、
前記軸部に接合された固定端部と、自由端部とが設けられ、前記圧入孔に挿入されて前記固定端部を中心に内側に変位する弾性片とを備え、
前記弾性片は、該弾性片の外側面であって前記自由端部に設けられた第1の突部と、前記固定端部であって前記第1の突部よりも該弾性片の挿入方向における終端側に設けられた第2の突部とを備えることを特徴とする留め具。 - 前記第1の突部の張り出し量は、前記第2の突部の張り出し量よりも大きい請求項1に記載の留め具。
- 複数の前記弾性片に前記第1の突部及び前記第2の突部がそれぞれ設けられ、
前記第2の突部は中心軸に対して対称に設けられる請求項1又は2に記載の留め具。 - 複数の前記弾性片に前記第1の突部及び前記第2の突部がそれぞれ設けられ、
前記第1の突部は中心軸に対して対称に設けられる請求項1〜3のいずれか1項に記載の留め具。 - 前記第1の突部及び前記第2の突部の少なくとも一方は、側面視で先細る形状を有している請求項1〜4のいずれか1項に記載の留め具。
- 前記第1の突部及び前記第2の突部は、前記弾性片の挿入方向に連続している請求項1〜5のいずれか1項に記載の留め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012151516A JP5973259B2 (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 留め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012151516A JP5973259B2 (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 留め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014013070A true JP2014013070A (ja) | 2014-01-23 |
JP5973259B2 JP5973259B2 (ja) | 2016-08-23 |
Family
ID=50108858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012151516A Expired - Fee Related JP5973259B2 (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | 留め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5973259B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0583426U (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-12 | 株式会社東郷製作所 | クリップ |
JPH0861334A (ja) * | 1994-08-16 | 1996-03-08 | Nifco Inc | クリップ |
JP2002174212A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-06-21 | Piolax Inc | 止め具 |
JP2010175081A (ja) * | 2008-05-07 | 2010-08-12 | Nifco Inc | 留め具 |
JP2011122646A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Nifco Inc | クリップ |
US20110243688A1 (en) * | 2008-11-04 | 2011-10-06 | Jean Luc Klein | Clamp for fastening device to a structure |
-
2012
- 2012-07-05 JP JP2012151516A patent/JP5973259B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0583426U (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-12 | 株式会社東郷製作所 | クリップ |
JPH0861334A (ja) * | 1994-08-16 | 1996-03-08 | Nifco Inc | クリップ |
JP2002174212A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-06-21 | Piolax Inc | 止め具 |
JP2010175081A (ja) * | 2008-05-07 | 2010-08-12 | Nifco Inc | 留め具 |
US20110243688A1 (en) * | 2008-11-04 | 2011-10-06 | Jean Luc Klein | Clamp for fastening device to a structure |
JP2011122646A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Nifco Inc | クリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5973259B2 (ja) | 2016-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4790751B2 (ja) | クリップ | |
JP6165508B2 (ja) | クリップ | |
KR101481360B1 (ko) | 2피스 클립 | |
JP6255033B2 (ja) | 止め具 | |
US7575267B2 (en) | Metal clip for vehicle accessory fixation and structure using the same | |
US7891926B2 (en) | Fastener | |
WO2012063660A1 (ja) | クリップ | |
EP2749778A1 (en) | Clip | |
JP2010276145A (ja) | 止め具 | |
JP2009008249A (ja) | 2ピースクリップ | |
JP5307053B2 (ja) | グロメット | |
JP2019116942A (ja) | クリップ | |
JP2016183719A (ja) | 取付クリップとそれを用いた被取付物取付構造 | |
JP3814221B2 (ja) | 雄側端子金具 | |
JP6002327B2 (ja) | 樹脂クリップ用補強板ばね | |
JP5973259B2 (ja) | 留め具 | |
JP5307936B2 (ja) | 取付部材の取付構造 | |
JP6243701B2 (ja) | 取付部材の取付構造 | |
JP5922992B2 (ja) | 留め具 | |
JP2010007808A (ja) | クリップ | |
JP6826384B2 (ja) | 留め具 | |
JP5840484B2 (ja) | クリップ | |
JP2014052000A (ja) | クリップ | |
KR20100017061A (ko) | 클립 | |
JP2009030796A (ja) | 内装部品の取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160714 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5973259 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |