JP2014012818A - 硬表面をクリーニングおよびコーティングするための縞模様のつかない配合物 - Google Patents

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バレリ・ペルディゴン
Theodore Tysak
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Abstract

【課題】硬表面からオイル、グリースおよび埃をクリーニングし、そしてその上に光沢があり縞模様のない仕上げを残すための配合物を提供する。
【解決手段】A)1種以上の液体溶媒;B)1種以上のエチレン性不飽和モノマーから生じた重合単位および1種以上の酸官能性残基、多価金属イオンおよび錯体架橋剤を含む、1種以上の膜形成性ポリマー並びにC)エチレンオキシドおよびブチレンオキシドから生じた重合単位を含む1種以上のポリマー界面活性剤を含む配合物。
【選択図】なし

Description

本発明は、それぞれがエチレンオキシドおよびブチレンオキシドから生じた重合単位を含む1種以上のポリマー界面活性剤と、1種以上の膜形成性ポリマー化合物とを含む配合物であって、オイル、グリースおよび埃を硬表面からクリーニングするのに有用であり、同時にこのような表面に縞模様を残さない配合物に関する。
床、カウンター、壁、テーブル、および積層物、セラミックおよびプラスチック材料からなる他のもののような硬表面は定期的に蓄積した埃、オイル、グリースおよび他の汚染物質をクリーニングする必要がある。クリーニング後のこのような硬表面の外観は消費者にとって非常に重要である。より具体的には、硬表面クリーニング配合物は清浄な表面を提供しなければならないだけでなく、そのクリーニングされた表面は視覚的に魅力的でもあるべきであって、このことは典型的には光沢のあるまたは輝いた外観を有することを意味する。最も重要なことには、この輝いた外観は光沢のある外観を損なう縞模様または表面異常が存在してはならない。産業界は良好な輝く性能を提供し縞模様を生じさせない硬表面クリーニング配合物を開発し続けてきた。
例えば、硬表面クリーニング配合物におけるエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを含むポリマー界面活性剤の使用が良好なクリーニング結果を提供することが知られている。特開2004−107586号(特願2002−275634号)はエチレンオキシド(EO)およびプロピレンオキシド(PO)単位から生じた単位を含むポリマー界面活性剤を含むフロアポリッシュ配合物を記載しており、このポリマー界面活性剤は、フロアポリッシュ配合物のためのレベリング剤としてトリブトキシエチルホスファート化合物を置き換えるために開発された。特開2004−107586号のフロアポリッシュ配合物に使用されるこのEO−POベースの界面活性剤は幾分かの光沢を提供するが、結果的にクリーニングされた表面上に縞模様を残す。
米国特許出願公開第2011/0152425号は、酸官能性残基を有する水不溶性ポリマー、並びにEOおよびPOも含みかつ下記式:
R−O−(−CH−CH−CH−O−)−(−CH−CH−O−)−H
(式中、x=0.5〜10、y=2〜20、およびRは4〜20の偶数の炭素原子を有する2種以上の線状アルキル部分の混合である)
を有する1種以上のレベリング剤を含むコーティング配合物を記載する。米国特許出願公開第2011/0152425号に記載されたこのコーティング配合物もクリーニングされた硬表面上に縞模様のないコーティングを提供することができない。
特開2004−107586号公報 米国特許出願公開第2011/0152425号明細書
産業界は清浄で、滑らかで、縞模様のない表面を提供する硬表面に適用するためのクリーニング配合物を歓迎するであろう。そのようなクリーニング配合物が硬表面に適用される際に均一に広がることは重要である。このクリーニング配合物が透明でありかつ貯蔵中安定なままであることも望ましい。
本発明は、A)1種以上の液体溶媒;B)1種以上の膜形成性ポリマー;およびC)それぞれがエチレンオキシドおよびブチレンオキシドから生じた重合単位を含み、かつ下記一般式I:
−O−(EO)−(BO)−H 式I
(式中、Rは1種以上の独立して直鎖もしくは分岐のアルキル基またはアルケニル基であって3〜22個の炭素原子を有し、EOはエチレンオキシドから生じた重合単位であり、mは1〜12であり、BOはブチレンオキシドから生じた重合単位であり、並びにnは1〜8である)を有する1種以上のポリマー界面活性剤を含む、硬表面をクリーニングするための配合物を提供する。硬表面へのこの配合物の適用は縞模様のない輝く外観を提供する。
ある実施形態においては、例えば、この配合物は、この配合物の全重量を基準にして、20重量%〜80重量%の1種以上の液体溶媒;5重量%〜80重量%の1種以上の膜形成性ポリマー;並びに0.5重量%〜10重量%の、エチレンオキシドおよびブチレンオキシドから生じた重合単位を含む1種以上のポリマー界面活性剤を含むことができる。
1種以上のポリマー界面活性剤のR基は直鎖C12炭化水素であることができ、mは9〜12であることができ、並びにnは1〜3であることができる。
少なくとも1種の膜形成性ポリマーは、1種以上のエチレン性不飽和モノマーから生じた重合単位を含むアクリルポリマーである。本発明の配合物は(D)1種以上のアルコキシド化合物をさらに含むことができる。
本発明は、上記配合物の1以上の層を硬表面に適用し、および使用または別の層の適用前に各層を乾燥させることを含む、硬表面に高光沢でかつ縞模様のない(streak−free)仕上がりを提供するための方法も提供する。
本発明は、硬表面をクリーニングしおよび実質的に縞模様のない輝く光沢のある仕上がりを残すための配合物を提供する。より具体的には、本発明の配合物は、1種以上の液体溶媒;1種以上の膜形成性ポリマー;並びにそれぞれがエチレンオキシドおよびブチレンオキシドから生じた重合単位を含む1種以上のポリマー界面活性剤を含む。ポリマー界面活性剤は膜形成性ポリマーが水性溶媒中で分散されて、均一に送達され、そしてクリーニング適用中に硬表面にわたって堆積され、乾燥後に光沢があって縞模様のない外観を残すのを可能にする。
以下の記載において、範囲の端点は明確であると見なされ、かつその許容範囲内に当業者の知識の範囲内の他の値、例えば、これに限定されないが、本発明に関連したそれぞれの端点と有意ではない相違がある値を組み込んでいると認識される(言い換えれば、端点は、それぞれの各端点に対して「約」、または「近い」または「付近」の値を組み込むと解釈されるものである)ことに留意されたい。本明細書において示される範囲および比率の限界は組み合わせ可能である。例えば、特定のパラメータについて1〜20および5〜15の範囲が示されている場合には、1〜5、1〜15、5〜20または15〜20の範囲も意図され、かつそれにより包含されることが理解される。
他に示されない限りは、本明細書に示される全てのパーセンテージは重量パーセンテージである。
本明細書において使用される場合、他に示されない限りは、語句「分子量」とはゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)で測定される場合のポリマーの重量平均分子量(MW)をいう。ゲル浸透クロマトグラフィ中に、ポリマー鎖の分布のメンバーが、そのモル質量ではなく、溶液中のその流体力学的サイズに従って分離される。次いで、このシステムは既知の分子量および組成の標準物質で較正され、溶出時間と分子量とを相関させる。GPCの技術は最新のサイズ排除クロマトグラフィ(Modern Size Exclusion Chromatography)W.W.Yau,J.J.Kirkland,D.D.Bly,Wiley−Interscience,1979;および物質の特定および化学分析についてのガイド(A Guide to Materials Characterization and Chemical Analysis)J.P. Sibilia;VCH,1988、81〜84ページに詳細に論じられている。
本明細書において使用される場合、「ポリマー」は、同じ種類のモノマーかまたは異なる種類のモノマーかに関係なく、モノマーを重合することにより製造された高分子化合物を意味する。一般的な用語「ポリマー」は、用語「ホモポリマー」、「コポリマー」、「ターポリマー」並びに「インターポリマー」を含む。また、本明細書において使用される場合、用語「樹脂」および「ポリマー」は同義語である。
本明細書において使用される場合、用語「から生じた重合単位」とは、重合反応のための出発材料であった構成成分モノマー「から生じた重合単位」を生成物ポリマーが含む重合技術に従って合成されるポリマー分子をいう。
本明細書において使用される場合、「エチレンオキシドから生じた重合単位」は、ポリ(オキシエチレン)としても知られており、かつ本明細書において(EO)としても表される、一般式[−CHCHO−]を有するモノマー単位を意味する。
同様に、本明細書において使用される場合、「ブチレンオキシドから生じた重合単位」は、ポリ(オキシブチレン)としても知られており、かつ本明細書において以下で(BO)としても表される、一般式[−CHCHCHCHO−]を有するモノマー単位を意味する。出発ブチレンオキシドモノマーには、1種以上の異性体、例えば、限定されないが、1,2ブチレンオキシド、1−ブテンオキシド、および1,4エポキシブタンが挙げられうる。
本明細書において使用される場合、「プロピレンオキシドから生じた重合単位」は、ポリ(オキシプロピレン)としても知られており、かつ本明細書において以下で(PO)としても表される、一般式[−CHCHCHO−]を有するモノマー単位を意味する。
より具体的には、本発明に従って配合物における使用に適するポリマー界面活性剤はエチレンオキシドおよびブチレンオキシドから生じた重合単位を含み、並びに下記一般式Iを有する:
−O−(EO)−(BO)−H 式I
式中、Rは1種以上の独立して直鎖もしくは分岐のアルキル基またはアルケニル基であって3〜22個の炭素原子を有し、EOはエチレンオキシドから生じた重合単位であり、mは1〜12であり、BOはブチレンオキシドから生じた重合単位であり、並びにnは1〜8である。ある実施形態においては、mは2〜12、または2〜10、またはさらには5〜12でありうる。ある実施形態においては、nは2〜8、またはさらには3〜8、またはさらには5〜8でありうる。
ポリマー界面活性剤は、GPCで測定して、典型的には、150〜5,000グラム/モル(ダルトン)、例えば、150〜2,500ダルトン、またはさらには150〜1,500ダルトンの重量平均分子量MWを有する。
本発明の配合物における使用に適するEOおよびBOから生じた重合単位を含むポリマー界面活性剤を製造する方法には、特に限定されず、現在および将来の双方において当業者がよく知っている方法が挙げられる。このような方法には、限定されないが、乳化重合、バルク重合、溶液重合、フリーラジカル重合、および触媒重合が挙げられる。本発明において有用なポリマー界面活性剤(場合によっては、概してアルコキシラートと称される)は、BOブロックを形成するための、アルコール、アルコールの混合物のブトキシ化(BOまたはポリ(オキシブチレン)部分を付加)、次いでEOブロック(このEOブロックはBOブロックに結合されるが、アルコールまたはアルコールの混合物からのアルキル部分を表すRからは間隔が開けられている)を形成するためのエトキシ化(EOまたはポリ(オキシエチレン)部分を付加)を伴う逐次方法で好ましくは製造される。
本発明の配合物におけるエチレンオキシドおよびブチレンオキシドの双方から生じた重合単位を含む界面活性剤の包含は、硬表面への適用そして乾燥後に、輝いて光沢のある縞模様のない外観を有する硬表面を残す配合物を提供する。EOおよびプロピレンオキシド(PO)から生じた重合単位を含む既知の界面活性剤を含む配合物は良好なクリーニング作用および光沢の外観を提供するが、それは硬表面への適用そして乾燥後に著しい縞模様の外観も有することに留意されたい。
適する液体溶媒には水、水溶性溶媒およびそれらの混合物が挙げられる。本発明において使用するのに許容可能な水溶性溶媒は、限定されないが、例えば、限定なしに、合体(coalescing)溶媒、可塑化溶媒、またはそれらの組み合わせから選択されうる。適する合体溶媒は、例えば、ブトキシエチルプロパゾール(Butoxyethyl PROPASOL(商標))、ブチルカルビトール(Butyl CARBITOL(商標))、ブチルセロソルブアセタート(Butyl CELLOSOLVE(商標)Acetate)、ブチルセロソルブ、ブチルジプロパゾール(Butyl DIPROPASOL(商標))、ブチルプロパゾール、カルビトールPM−600、カルビトールローグラヴィティ、セロソルブアセタート、セロソルブ、エステルEEP(商標)、フィルマー(FILMER)IBT(商標)、ヘキシルカルビトール、ヘキシルセロソルブ、メチルカルビトール、メチルセロソルブアセタート、メチルセロソルブ、メチルジプロパゾール、メチルプロパゾールアセタート、メチルプロパゾール、プロピルカルビトール、プロピルセロソルブ、プロピルジプロパゾール、およびプロピルプロパゾールなどから選択されることができ、これら全ては米国ミシガン州ミッドランドのダウケミカルカンパニーから入手可能である。適する可塑化溶媒は、例えば、エチレングリコールフェニルエーテル(ダウケミカルカンパニーから「ダウアノール(DOWANOL(商標))EPh」として市販されている)、プロピレングリコールフェニルエーテル(ダウケミカルカンパニーから「ダウアノールPPh」として市販されている);2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチラート;トリブトキシエチルホスファート;二塩基性エステル、例えば、ジメチルアジパート、ジメチルスクシナート、ジメチルグルタラート、ジメチルマロナート、ジエチルアジパート、ジエチルスクシナート、ジエチルグルタラート、ジブチルスクシナート、およびジブチルグルタラート(米国デラウェア州ウイルミントンのE.I.du Pont de Nemours and Companyから、商品称号DBE、DBE−3、DBE−4、DBE−5、DBE−6、DBE−9、DBE−IB、およびDBE−MEの下で商業的に入手可能な製品が挙げられる);ジアルキルカルボナート、例えば、ジメチルカルボナート、ジエチルカルボナート、ジプロピルカルボナート、ジイソプロピルカルボナート、およびジブチルカルボナート;フタラートエステル、例えば、ジブチルフタラート、ジエチルヘキシルフタラート、およびジエチルフタラートなどから選択されうる。特に適する液体溶媒には、限定されないが、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(米国ミシガン州ミッドランドのザダウケミカルカンパニーから商品名カルビトールの下で商業的に入手可能)およびジプロピレングリコールモノメチルエーテル(これもザダウケミカルカンパニーから商品名ダウアノールDPMの下で商業的に入手可能)が挙げられる。
液体溶媒は、例えば、液体溶媒の全重量を基準にして10%〜100%の量で水を含む。
ある実施形態においては、本発明に従う配合物は、上記ポリマー界面活性剤、液体溶媒および膜形成性ポリマーに加えて1種以上のアルコキシド化合物をさらに含むことができる。適するアルコキシド化合物は下記式II:
−O−(PO)−(EO)−H 式II
を有する。この(PO)および(EO)部分は式IIにおいて示されるように2つのブロックとして配列されうる。ある実施形態においては、この(PO)および(EO)部分は別の配列、例えば、R−O−の隣に(EO)を有するブロック、複数のブロック、ランダム分布、または交互などを有しうる。式IIにおいては、xは0.5〜500の実数であり、およびyは0〜500の実数である。また、式IIにおいては、Rは水素、または1〜20個の炭素原子を有する炭化水素基、もしくは1〜20個の炭素原子を有する2種以上の炭化水素基の混合である。各炭化水素基は線状脂肪族、環式脂肪族、芳香族、またはこれらの組み合わせであり得る。1種以上のアルコキシド化合物が存在する実施形態においては、配合物はそのようなアルコキシド化合物を、アルコキシド化合物の全重量および配合物の全重量を基準にして0.25重量%〜10重量%の量で含むことができる。例えば、1種以上のアルコキシド化合物が、アルコキシド化合物の全重量および配合物の全重量を基準にして0.5重量%〜8重量%、またはさらには1重量%〜5重量%の量で存在しうる。1種以上のアルコキシド化合物のそれぞれは、GPC方法で測定して、例えば、150〜12,000ダルトン、例えば、150〜8,000ダルトン、またはさらには300〜4,000ダルトンのMWを有することができる。
本発明に従う配合物は1種以上の膜形成性ポリマーも含む。配合物における使用に適する膜形成性ポリマーは1種以上のエチレン性不飽和モノマーから生じたアクリルポリマーである。膜形成性ポリマーは1種以上の以下の構成要素を含むことも可能である:酸官能性残基、多価金属イオン、および錯体架橋剤(complex crosslinking agent)。このような膜形成性ポリマーは米国特許第2,795,564号、第3,328,325号、第3,467,610号、第3,554,790号、第3,573,329号、第3,711,436号、第3,808,036号、第4,150,005号、第4,517,330号、第5,149,745号、第5,319,018号、第5,574,090号、第5,676,741号、および第6,548,596号に記載されている。
本発明の配合物における使用に適する膜形成性ポリマーの製造方法は当該技術分野において知られており、特に限定されない。この製造方法は溶液、分散および乳化重合プロセスから選択されうる。有用な膜形成性ポリマーを製造するのに乳化重合が特に有用である。乳化重合の実践は周知であり、かつ文献、例えば、D.C.ブラックレイ(Blackley)、エマルジョンポリメリゼーション(Emulsion Polymerization)(Wiley,1975)に詳細に論じられている。重合温度は典型的には、周囲温度から90℃までであり、および分散剤、開始剤、促進剤、乳化剤、連鎖移動剤の使用を伴っていてもよい。当業者に容易に理解されるであろうように、分散剤はアニオン性または非イオン性分散剤を含むことができ、重合開始剤はフリーラジカル型のもの、例えば、過硫酸アンモニウムまたは過硫酸カリウムであることができる。開始剤は単独で、または促進剤、例えば、メタ重亜硫酸カリウムまたはチオ硫酸ナトリウムと組み合わせて使用されうる。適する乳化剤の例には、例えば、アルキル、アリール、アルカリールおよびアラルキルスルホナート、スルファート、ポリエーテルスルファートのアルカリ金属およびアンモニウム塩、並びに脂肪酸、エステル、アルコール、アミン、アミドおよびアルキルフェノールのアルコキシ化誘導体が挙げられる。ポリマーの分子量を制御するために重合混合物中に連鎖移動剤、例えば、メルカプタン、ポリメルカプタンおよびポリハロゲン化合物が使用されうる。
適する膜形成性ポリマーは重合単位として、5%〜90%、例えば、5%〜80%、5%〜50%、またはさらには10〜20%の、カルボキシル、スルホン(sulfonic)およびホスホン(phosphonic)基の1以上から選択される酸性官能基を含むモノエチレン性不飽和モノマーの1種以上を含むことができる。例えば、適するカルボン酸モノマーには、限定されないが、モノエチレン性不飽和(C−C)カルボン酸モノマー、例えば、不飽和モノカルボン酸およびジカルボン酸モノマーが挙げられる。例えば、不飽和モノカルボン酸には、アクリル酸(AA)、メタクリル酸(MAA)、アルファ−エタクリル酸、ベータ−ジメチルアクリル酸、ビニル酢酸、アリル酢酸、エチリジン酢酸、プロピリジン酢酸、クロトン酸、アクリルオキシプロピオン酸、並びにそれらのアルカリおよび金属塩が挙げられる。適する不飽和ジカルボン酸モノマーには、例えば、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、メチレンマロン酸、並びにそれらのアルカリおよび金属塩が挙げられる。
追加の適する、スルホン酸またはホスホン基を有するモノエチレン性不飽和モノマーには、例えば、2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸、3−メタクリル−アミド−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、アリルオキシベンゼンスルホン酸、メタリルオキシベンゼンスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−(2−プロペニルオキシ)プロパンスルホン酸、2−メチル−2−プロパン−1−スルホン酸、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸、2−スルホエチルメタクリラート、3−スルホプロピルアクリラート、3−スルホプロピルメタクリラート、スルホメチルアクリルアミド、スルホメチルメタクリルアミド、およびホスホエチルメタクリラートが挙げられる。
さらなる例として、1種以上のモノエチレン性不飽和モノマーは、ヒドロキシ、チオールおよびアミノ基から選択される1以上のペンダント反応性官能基を含む(メタ)アクリルモノマーの1種以上を含むことができる。適するヒドロキシ官能性(メタ)アクリルモノマーには、例えば、ヒドロキシル(C−C)アルキル(メタ)アクリラート、例えば、ヒドロキシエチルメタクリラート、ヒドロキシエチルアクリラート、ヒドロキシプロピルメタクリラート、およびヒドロキしプロピルアクリラートが挙げられる。適するアミノ官能性(メタ)アクリルモノマーには、例えば、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリラート、ジメチルアミノエチルアクリラート、ジメチルアミノプロピルメタクリラート、およびジメチルアミノプロピルアクリラートが挙げられる。適するチオール官能性(メタ)アクリルモノマーには、例えば、2−メルカプトプロピルメタクリラートが挙げられる。
さらなる例として、1種以上のモノエチレン性不飽和モノマーは、1種以上の(C−C20)アルキル(メタ)アクリラートエステルモノマー、例えば、限定されないが、メチルアクリラート、エチルアクリラート、プロピルアクリラート、イソプロピルアクリラート、ブチルアクリラート、イソブチルアクリラート、セカンダリーブチルアクリラート、ターシャリーブチルアクリラート、メチルメタクリラート、エチルメタクリラート、プロピルメタクリラート、イソプロピルメタクリラート、シクロプロピルメタクリラート、ブチルメタクリラートおよびイソブチルメタクリラート、ヘキシルおよびシクロヘキシルメタクリラート、シクロヘキシルアクリラート、イソボルニルメタクリラート、2−エチルヘキシルアクリラート(EHA)、2−エチルヘキシルメタクリラート、オクチル(メタ)アクリラート、デシル(メタ)アクリラート、イソデシル(メタ)アクリラート、ウンデシル(メタ)アクリラート、ドデシル(メタ)アクリラート(ラウリル(メタ)アクリラートとしても知られている)、トリデシル(メタ)アクリラート、テトラデシル(メタ)アクリラート(ミリスチル(メタ)アクリラートとしても知られている)、ペンタデシル(メタ)アクリラート、ヘキサデシル(メタ)アクリラート(セチル(メタ)アクリラートとしても知られている)、ヘプタデシル(メタ)アクリラート、オクタデシル(メタ)アクリラート(ステアリル(メタ)アクリラートとしても知られている)、ノナデシル(メタ)アクリラート、エイコシル(メタ)アクリラートおよびこれらの組み合わせを含むことができる。典型的には、(C−C20)アルキル(メタ)アクリラートエステルは(C−C)アルキル(メタ)アクリラートエステル、および好ましくは(C−C)アルキルアクリラートエステルであり;より好ましくは、(C−C20)アルキル(メタ)アクリラートエステルは、メチルアクリラート、エチルアクリラート、ブチルアクリラートおよび2−エチルヘキシルアクリラートから選択され;最も好ましくは、アクリラートエステルはブチルアクリラートおよび2−エチルヘキシルアクリラートから選択される。
膜形成性ポリマーを製造するのに使用される1種以上のモノエチレン性不飽和モノマーは、1種以上のビニル芳香族モノマー、例えば、スチレン、アルファ−メチルスチレンおよび置換スチレン、例えば、ビニルトルエン、2−ブロモスチレン、4−クロロスチレン、2−メトキシスチレン、4−メトキシスチレン、アルファ−シアノスチレン、アリルフェニルエーテルおよびアリルトリルエーテルなどを含むことができる。
膜形成性ポリマーが重合単位として、0〜50%、例えば、0〜25%の1種以上の他の共重合性モノマーを含むことも可能である。適する他の共重合性モノマーには、例えば、ブタジエン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、クロトノニトリル、アルファ−クロロアクリロニトリル、エチルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ジエチレングリコールビニルエーテル、デシルビニルエーテル、エチレン、メチルビニルチオエーテル、およびプロピルビニルチオエーテル、ビニルアルコールのエステル、およびエチレン性不飽和(C−C)カルボン酸のアミド、窒素において1または2つの(C−C)アルキル基によって置換されているエチレン性不飽和(C−C)カルボン酸のアミド、アクリルアミド、メタクリルアミドおよびN−メチロール(メタ)アクリルアミドが挙げられる。
硬表面をクリーニングし、そして輝いて、光沢があり、実質的に縞模様のない仕上げを残すための、本発明に従った配合物は、20重量%〜80重量%の液体溶媒;2〜80重量%の膜形成性ポリマー;および0.05〜10重量%のポリマー界面活性剤(全ての重量パーセントは配合物の全重量を基準にする)を含む。ある実施形態においては、この水性コーティング配合物は、20重量%〜70重量%、またはさらには35重量%〜60重量%の液体溶媒を含む。
ある実施形態においては、水性コーティング配合物は10〜60重量%、またはさらには25〜60重量%の膜形成性バインダーを含むことができる。
ある実施形態においては、水性コーティング配合物はEOおよびBOから生じた重合単位を含むポリマー界面活性剤を0.05〜8重量%、またはさらには0.1〜5重量%、またはさらには0.1〜2.5重量%含むことができる。
本発明に従った配合物は、生じた配合物が少なくとも上記ポリマー界面活性剤および膜形成性ポリマーを含む限りは、任意の順でそれら成分を一緒にすることにより配合されうる。
本発明の配合物が硬表面をクリーニングするために使用される実施形態においては、上記ポリマー界面活性剤および膜形成性ポリマーに加えて、この配合物は、本明細書において以下で「アジュバント」と称される1種以上の追加の成分も含むことができる。アジュバントには、存在する場合には、例えば、ワックス(例えば、ポリオレフィンワックス、例えば、ポリエチレンワックスエマルションおよびポリプロピレンワックスエマルションなど;並びに天然ワックス、例えば、カルナウバなど)、造膜助剤、界面活性剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、共溶媒、増粘剤(例えば、アルカリ膨潤性樹脂、およびアルカリ可溶性樹脂)、防腐剤、香料およびこれらの混合物が挙げられる。アジュバントは、存在する場合には、本発明の配合物の形成の任意の時点で添加されうる。いくつかのアジュバントは、例えば、水性ポリマー分散物の形成のプロセスの部分として添加されることができ、そしてその配合物中に留まるであろう。いくつかのアジュバントは、例えば、1種以上の成分に、もしくは1種以上の混合物に添加されることができ、配合物の特性を向上させることができる。これらアジュバントのいくつかは、以下の場所のいずれか1つまたは任意の組み合わせで存在することができる:水性ポリマー分散物の懸濁された粒子の内側、水性ポリマー分散物の懸濁された粒子の表面上、または連続媒体中。
他の適するアジュバントには、それらが配合物の膜形成性および縞模様を生じさせない特性に悪影響を及ぼさない限りにおいて、酵素;ヒドロトロープ、例えば、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、およびキシレンスルホン酸カリウム;着色剤;染料または顔料が挙げられうる。
さらに他の適するアジュバントには、ビルダー、例えば、限定されないが、ポリカルボキシラートおよびポリホスファートが挙げられる。典型的には、本発明の配合物は、配合物の全重量を基準にして、15重量%まで、例えば、0.01%〜10%、またはさらには0.5%〜5.0%の1種以上のビルダーを含む。
全てではないが、ほとんどのそのようなアジュバントは当業者に周知であり、かつその使用は本発明に関連して特に限定されない。あるとすれば、現時点でまたは将来において知られているそのようなアジュバントのうちのどれが具体的な配合物およびそれが適用されうる硬表面に応じて有利であり得るかを評価するのに充分なものを当業者はすでに持っており、かつそれに対して最も良い立場にあると考えられる。
本発明は、硬表面に上記配合物の1以上の層を適用し、および使用または別の層の適用前に各層を乾燥させることを含む、硬表面に高光沢で縞模様のない仕上げを提供するための方法も提供する。
本発明の使用、適用、および利点は、本発明の配合物の典型的な実施形態および適用の以下の論述および説明によって明確にされるであろう。
試験方法
硬表面基体上の光沢増強および縞模様のない性能特性を試験するために、サンプル配合物が以下の表に提示される詳細に従って調製された。完全に混合された(30分間)後で、これら配合物は周囲条件で一晩静置され、その後界面活性剤およびポリマー含有配合物が、ビニル基体[スイス国、バール(Baar)のフォルボインターナショナル(Forbo International)SAによって製造された12インチ(305mm)×12インチ(305mm)×1/8インチ(3.2mm)のColovinyl U3P3E2C2(黒色)]に、フランス国ルミルモンのラボラトリーズ ローマン&ラウシャー(Lohmann&Rauscher)SASによって供給されたコットンガーゼパッド12層13スレッドカウント、5cm×5cmを用いて適用された。このコーティングは1時間にわたって乾燥させられた。その後、行われる予定の評価の種類に特定されるようにコーティングが適用され(光沢を決定するための2コート)、そして次いでこれら配合物は水道水で2mL/100mLに希釈され、そしてこのコーティングされた基体に適用された(光沢、縞模様形成およびレベリング/濡れ性能を決定するための2〜5コート)。
光沢
光沢測定は膜が1時間にわたって乾燥させられた後で行われた。光沢を決定するための方法は「Annual Book of ASTM Standards」セクション15、第15.04巻、試験手順ASTM D 1455(2000)に説明されている。60°および20°光沢を記録するために、ガードナー(Gardner)Byk マイクロトリグロス(Micro−Tri−Gloss)メーター、カタログ番号4520が使用された。
縞模様形成試験
約12×12インチ(305mm×305mm)のビニルパネルが、あらゆる外来の物質を除去するために穏やかな洗剤を用いてクリーニングされ、水ですすがれ、そして空気乾燥させられた。2グラムの各試験配合物が均一にガーゼパッドによって基体に適用され、そして残留物が蒸発させられた。このパネル上の縞模様形成の評価が以下の絶対数値スケール(0〜6)を用いて決定される。
0:なし(目に見える縞模様なし)
1:軽度−なし
2:軽度
3:軽度−中程度
4:中程度
5:中程度−重度
6:重度
(これは、それぞれの適用において評価され、平均評価が記録される。)
レベリング/湿潤:
これは黒色ビニル基体上で行われた。適用されたコーティングの量はビニル基体セクションに2グラムであった。広げるのが完了した直後に、濡れたコーティングにガーゼパットアプリケータで試験領域の隅から隅へ対角線上に描くことによって「X」が配置された。残留物が乾燥した後で、その「X」の消失の程度を決定するために視覚的にそれが試験された。レベリングは以下のスケールに応じた評価であった:
5:検出可能な「X」なし
4:「X」の微かな輪郭、しかし残留物中に隆起はない
3:「X」の平坦な輪郭、検出可能な隆起なし
2:「X」の平坦な輪郭、隆起、および全体的なコーティングされた領域上の明らかなデウェッティング(de−wetting)または隆起形成
1:「X」の輪郭、隆起、および全体的なコーティングされた領域上の明らかなデウェッティングまたは隆起形成。
膜形成性ポリマー
以下でより具体的に示されるように、製造された配合物に以下の3種類の異なる膜形成性ポリマーが使用され、そしてこれら実施例において評価された。
ポリマーA:16MMA/33BA/35スチレン/16MAA//0.76ALMA//0.3nDDM、ポリマー固形分に基づいて0.3重量%のn−ドデシルメルカプタンが添加されて、約80,000グラム/モル(g/mol)の分子量(重量平均基準、MW)を提供したこと以外は、米国特許第5,574,090号に従って製造された。
ポリマーB:40Sty/35BA/9MMA/16MAA+3.0%亜鉛(米国特許第5,149,745号に従って製造された)、約400,000g/molのMW(亜鉛なしで)を有する。
ポリマーC:29BA/52MMA/19MAA+0.56重量%メルカプトプロピオン酸(米国特許第4,196,190号に従って製造された)、約40,000g/molのMWを有する。
ポリマー界面活性剤
3種類の異なるポリマー界面活性剤が配合物中に含まれ、そしてその性能が評価された。この界面活性剤は以下の一般式を有する:
−O−(EO)−(PO)−(BO)−H
式中、R、m、nおよびpは以下の値を有する:
Figure 2014012818
以下の組成を有するベース配合物である「ベースA」が、評価される様々なクリーニング配合物を作成するために使用された:
Figure 2014012818
各試験配合物について、ポリマー界面活性剤の1種の1グラム(または部)が添加され、そしてこれら配合物についての試験結果が表1、2および3に提示される。
Figure 2014012818
DPC:希釈性(dilutable)ポリッシュクリーナー、2ml/100ml希釈で使用された。
Figure 2014012818
*従前の適用において縞模様が生じたので、縞模様評価は提示されない。
従前の適用においてレベリング/濡れの問題が起こったのでレベリング/濡れ評価は停止された。
@:試験されなかった。
Figure 2014012818
さらなる様々なクリーニング配合物を作成するために以下の配合を有する別のベース配合物である「ベースB」が使用され、その配合物が評価された:
Figure 2014012818
それそれの試験配合物について、以下に示されたポリマー界面活性剤の1種の1グラム(または部)が添加され、そしてこれら配合物についての試験結果が表4に提示される。
Figure 2014012818

Claims (9)

  1. A)1種以上の液体溶媒;
    B)少なくとも80,000g/molの重量平均分子量を有し、並びに
    (i)1種以上のエチレン性不飽和モノマーから生じた重合単位;および
    (ii)1種以上の酸官能性残基、多価金属イオンおよび錯体架橋剤;
    を含む、1種以上の膜形成性ポリマー;並びに
    C)それぞれがエチレンオキシドおよびブチレンオキシドから生じた重合単位を含み、かつ下記一般式I:
    −O−(EO)−(BO)−H 式I
    (式中、Rは1種以上の独立して直鎖もしくは分岐のアルキル基またはアルケニル基であって3〜22個の炭素原子を有し、EOはエチレンオキシドから生じた重合単位であり、mは1〜12であり、BOはブチレンオキシドから生じた重合単位であり、並びにnは1〜8である)を有する1種以上のポリマー界面活性剤;
    を含む、硬表面をクリーニングするための配合物であって、硬表面への前記配合物の適用が縞模様のない輝く外観を提供する、配合物。
  2. 前記配合物の全重量を基準にして20重量%〜80重量%の前記1種以上の液体溶媒を含む、請求項1の配合物。
  3. 前記配合物の全重量を基準にして5重量%〜80重量%の前記1種以上の膜形成性ポリマーを含む、請求項1の配合物。
  4. 前記配合物の全重量を基準にして0.5重量%〜10重量%の、エチレンオキシドおよびブチレンオキシドから生じた重合単位を含む前記1種以上のポリマー界面活性剤を含む、請求項1の配合物。
  5. 前記1種以上のポリマー界面活性剤のRが直鎖C12炭化水素であり、mが9〜12であり、およびnが1〜3である、請求項1の配合物。
  6. 前記1種以上の膜形成性ポリマーの少なくとも1種が、少なくともアクリル酸およびメチルメタクリラートから生じた重合単位を含む、請求項1の配合物。
  7. 前記1種以上の膜形成性ポリマーの少なくとも1種が、ブチルアクリラートから生じた重合単位をさらに含む、請求項6の配合物。
  8. (D)1種以上のアルコキシド化合物をさらに含む請求項1の配合物。
  9. 請求項1の配合物の1以上の層を硬表面に適用し、および使用または別の層の適用前に各層を乾燥させることを含む、硬表面に高光沢でかつ縞模様のない仕上がりを提供するための方法。
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