JP2014011848A - Atc車上装置及び鉄道車両 - Google Patents

Atc車上装置及び鉄道車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2014011848A
JP2014011848A JP2012145908A JP2012145908A JP2014011848A JP 2014011848 A JP2014011848 A JP 2014011848A JP 2012145908 A JP2012145908 A JP 2012145908A JP 2012145908 A JP2012145908 A JP 2012145908A JP 2014011848 A JP2014011848 A JP 2014011848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
atc
telegram
carrier frequency
reception control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012145908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5856544B2 (ja
Inventor
Masaki Arima
雅紀 有馬
Chihiro Kawamata
千博 川又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2012145908A priority Critical patent/JP5856544B2/ja
Publication of JP2014011848A publication Critical patent/JP2014011848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5856544B2 publication Critical patent/JP5856544B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

【課題】鉄道の上下線をまたぐ際に、従来のATC装置では、例えば上り走行用の先頭車で下り路線へ進入しようとした場合、電文を受信することが出来ず、走行出来なくなって先頭車の入れ替えが必要となる。本発明は、自動で上り線・下り線を判別し、車両の向きを考慮せず、方向転換し走行することが出来るATC車上装置を提供する。
【解決手段】受信した信号を処理するための受電部13と、処理された信号を出力するための受信制御部14,15を設け、ATC信号の搬送周波数から、上り線用電文信号19aと、下り線用電文信号19bを判別し、上下線の双方を走行することが出来る。また、信号の電圧を検知し、誤検知を防ぐ機構、更に同時に2つの進行信号を出力してしまった場合、停止信号を出力する機構を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、上り線と下り線の方向転換に対応可能なATC車上装置及び鉄道車両に関する。
ATC(Automatic Train Control)車上装置(以下、「ATC車上装置」とする。)は、1END側先頭車(以下、「1E先頭」とする。)と2END側先頭車(以下、「2E先頭」とする。)の、双方の先頭車に搭載されている。
ATC車上装置は、軌道回路からATC信号(以下、「電文」とする。)を受信し、搬送周波数を復調することで信号波を得て制御を行う。この搬送周波数は、上り線と下り線とで異なる値となっている。ATC車上装置では、例えば、1E先頭のATCが上り線、2E先頭のATCが下り線、の様にそれぞれのATCが判別する電文の搬送周波数が分けられている。これにより、各ENDの進行方向が固定され、方向転換することが出来ない。
例えば、図6に示されるようなルート63を考える。このルート63では、起点となる駅60から駅61へ至り、駅62を経由して駅60へ戻るという、1本の閉じられたルートが形成されているが、駅62から駅60に戻るための区間は、駅60から駅62への下りの区間の逆の上りの区間となり、駅62において、駅61から駅62に至る下りの区間から、駅62から駅60に至る上りの区間に切り替わることとなる。
このルート63を、駅60から出発して、駅61、駅62へと進み、一周して駅60に戻る列車走行を行うためには、従来のATC車上装置では、下りの区間から上りの区間に切り替わる際に、先頭車の入れ替えを行わなければならなかった。それゆえ、図7に示すように、例えば、下り路線71からルート70aを通って中線70に進入し、中線70で先頭車の切り替えを行った後、ルート70bを通って上り路線72へ進入する、といった先頭車の切り替え作業が必須であった。
また、例えば、特許文献1には、車上装置へ搬送するデジタルATC信号の周波数帯域の使用制限がないデジタルATCシステムが記載され、踏み切り制御装置10a、11a及びデジタルATC信号1a、2a、3aの制御信号は、互いに異なる周波数帯域を選定し、列車30が軌道回路1T走行中に受信するデジタルATC信号1aには次の軌道回路3Tで受信すべきデジタルATC信号2aの情報が付加され、列車30は軌道回路3Tに進入した時、前軌道で受信したデジタルATC信号の周波数帯域が変わっても問題なく受信できる発明が記載されている。
特開2008−37155号公報
従来のATC装置では、上下線をまたぐ際に、例えば、上り走行用の先頭車で下り路線へ進入しようとした場合、電文を受信することが出来ず、下り路線を走行することが出来ない。そのため、先頭車の入れ替えが必要であるという問題点があった。
本発明は、ATC車上装置が自動で上り線・下り線を判別するため、車両の向きを考慮する必要がなく、方向転換し走行する事が出来る方向転換対応ATC車上装置を提供することを目的とする。
本発明のATC車上装置は、レールを流れる信号を受信するための受電器と、受信した信号を処理するための受信制御部と、処理された進行信号を出力するための出力部を備えたATC車上装置であって、前記受信制御部は、上り線用の電文信号と下り線用の電文信号とを判別する判別部を備えており、上下線の双方を走行可能とする。
また、本発明の鉄道車両は、先頭車に、レールを流れる信号を受信するための受電器と、受信した信号を処理するための受信制御部と、処理された進行信号を出力するための出力部を備えたATC車上装置であって、前記受信制御部は、上り線用の電文信号と下り線用の電文信号とを判別する判別部を備えており、上下線の双方を走行可能とするATC車上装置を搭載している。
本発明によれば、ATC車上装置が自動で上り線・下り線を判別するため、鉄道車両の向きを考慮する必要がなく、方向転換し走行する事が出来る。
本発明のATC車上装置を搭載した鉄道車両の構成全体を示す図である。 本発明のATC車上装置の制御の流れを示したフロー図である。 本発明のATC車上装置内の受信制御部における制御内容を示したブロック図である。 単線において、漏れた電文を受信する場合の例を示した図である。 複線において、漏れた電文を受信する場合の例を示した図である。 方向転換が必要なルートの例を示した図である。 従来技術において上下線をまたぐ際に必要な動作の例を示した図である。
本発明の実施の形態では、レールを流れる信号を受信するための受電器と、受信した信号を処理するための受信制御部と、処理された進行信号を出力するための出力部を備えたATC車上装置であって、前記受信制御部は、上り線用の電文信号と下り線用の電文信号とを判別する判別部を備えており、上下線の双方を走行することが出来るATC車上装置において、前記受信制御部は、前記電文信号の電圧を検知し、検知した電文信号の電圧が最小動作電圧以上の場合に進行信号を出力する誤検検防止機構を備えていることが望ましい。
また、本発明の実施の形態では、レールを流れる信号を受信するための受電器と、受信した信号を処理するための受信制御部と、処理された進行信号を出力するための出力部を備えたATC車上装置であって、前記受信制御部は、上り線用の電文信号と下り線用の電文信号とを判別する判別部を備えており、上下線の双方を走行することが出来るATC車上装置において、前記受信制御部は、前記電文信号の搬送周波数を確認し、前記搬送周波数が適正な場合に、電文信号の搬送周波数が搬送周波数帯の下限値以上で、且つ、電文信号の電圧が最小動作電圧以上の場合に進行信号を出力する誤検知防止機構を備えていることが望ましい。
また、本発明の実施の形態では、更に、前記出力部は、同時に、上り用の進行信号と下り用の進行信号の2つの進行信号を出力してしまった場合、停止信号を出力する機構を備えていることが望ましい。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明のATC装置10を搭載した鉄道車両を示す図である。全体を符号11で表す1END側先頭車が1E先頭であり、全体を符号12で表す2END側先頭車が2E先頭である。
以下に実施例を説明する。図1では本発明に関わるATC装置10を示した。それぞれの先頭車には同様の装置を搭載する。同様のATC装置10を搭載することにより、装置毎の区別がなくなり、標準として生産することが出来るためコストダウンを図ることが可能である。
図1を参照して、本装置の制御の具体的な流れを説明する。ATC装置10は、装置の電源投入後に受電器13がレール18を流れる電文を受信することで制御が行われる。
レール18を流れる電文の搬送周波数の値は、上り線と下り線でそれぞれ別の値となっている。上り用電文19aの搬送周波数19aを、例として2000Hzとする。また、下り用電文19bの搬送周波数19bを、例として1000Hzとする。これらは、例であるので、実用する場合は実際の搬送周波数に合わせるものとする。
まず、図1の上図に示す進行方向上りの例から説明する。電文はレール18上を流れている。レール18上を列車が走行することにより、車輪の前方に取り付けられた受電器13は、レール18からの上り用電文19aを受信する。受信した上り用電文19aはATC車上装置10に伝送される。
内部の詳しい説明は後述するが、伝送された上り用電文19aは、上り用電文19aの搬送周波数が、上りの搬送周波数であるか否かの判別を行い、受信制御部の1系14、受信制御部の2系15で受信した電文19aをもとに上りのパターンで速度照査を行う。受信制御部の1系14と受信制御部の2系15では同様の処理を行い、共通部16にて受信制御部の1系14、受信制御部の2系のブレーキ出力の突合せを行う。こうして、ATC車上装置10から出力されたブレーキ出力は、ブレーキ制御装置17へ伝送され、ブレーキ緩解、ブレーキ出力のコントロールが行われる。
進行方向下りにおいても処理の流れは同様である。前述した電文の搬送周波数の判別において、下り用電文19bと判別した場合、下りのパターンで速度照査を行うものである。
尚、本発明の制御は、ATC車上装置10における受信制御部の1系14及び受信制御部の2系15を含む受信制御部内で行うものであり、受信制御部の1系14及び受信制御部の2系15を含む受信制御部内で行われる本発明の具体的な処理について記述する。
図2は、図1における受電器13が電文を受け取ってから、共通部16が信号を出力するまでの流れを表したフロー図である。ステップS101において、ATC車上装置10の電源が投入され、ATC車上装置10が停止信号を出力し続けている状態から、ステップS110において、進行信号を出力するまでを示した。フローの上から順に説明する。
まず、ステップS101において、ATC車上装置10の電源を投入すると、ステップS102において、在線する軌道回路から受電器13が電文を受信する。この時、電文を受信しなければ、ステップS104に移行し、停止信号を保持するため、進行することは不可である。以後、停止信号を保持すると記述した場合は、進行不可を意味する。
次に、電文を受信した場合、ステップS103において、受信した電文の搬送周波数は、上り線の搬送周波数帯、もしくは、下り線の搬送周波数帯の範囲に属するか判別する。ステップS103において、どちらの搬送周波数帯にも属さない周波数であった場合、正しい電文ではないとし、ステップS104に移行し、停止信号を保持する。
ステップS103において、受信した電文が上り線、もしくは下り線の搬送周波数帯の範囲内であった場合、安全を確保するため再確認として、ステップS105において、今度は搬送周波数帯の下限の値以上であるかの判別を行う。
それと同時に、ステップS106において、電文の電圧を検出し、ステップS107において、最小動作電圧10mV以上であるかどうかの判別も行う。この電文電圧検知の必要性については後述する。この2つの比較により、ステップS105において、受信した電文の搬送周波数が、搬送周波数帯の下限値未満の場合、もしくは、ステップS107において、最小動作電圧未満の場合は、ステップS104に移行し、停止信号を保持する。
これまでの条件を満たし、更に、ステップS108において、レバーサという車両の進行方向を決定するレバーの入力があれば、ステップS109において、RSフリップフロップを作動し、ステップS110に移行し、進行信号を出力するものとする。尚、ステップS108において、レバーサの入力がなければ、ステップS109において、RSフリップフロップを作動し、ステップS104に移行し、停止信号を保持する。
図3は、図1の受信制御部の1系14及び受信制御部の2系15を含む受信制御部内の、電文の処理を詳細に示したブロック図である。尚、図2のフロー図の一部と同様の内容も含まれるが、改めて詳細を説明する。
上り線の上り用電文19aまたは下り線の下り用電文19bの搬送周波数を受け取った場合の2つの処理を示す。この様に、2つの周波数帯を受信可能とすることが、上りと下りの搬送周波数を、自動判別が可能とする大きな要因である。周波数帯を判別した後の処理については、上りと下り共に同様なため、上りの搬送周波数を受け取った場合を例に、具体的に説明をする。
受電器13で受け取った電文は、バンドパスフィルタ111を用いて判別を行う。仮に、上りの搬送周波数を1000Hzとした場合、900Hz〜1100Hzを、上りの搬送周波数と規定する。このバンドパスフィルタ111の周波数範囲は、搬送周波数の±10%の範囲とする。
バンドパスフィルタ111を通過した電文は、安全を確保するため再確認として、今度は搬送周波数帯の下限値112である900Hz以上であるかの判別を行う。それと同時に、電文の電圧検知114を行い、最小動作電圧115が10mV以上であるかどうかの判別を行う。この電圧検知による最小動作電圧115以上であるかどうかの判別を行うことにより、電文の誤検知防止となる効果がある。ここで、図4、図5を用いて電文の誤検知について説明する。
図4は、単線において、漏れた電文を受信する場合の例を示した図である。受電器44は、上り用の在線する軌道回路を流れる電文42を受信するが、下り用の次の軌道回路を流れる電文43が、軌道回路境界41の次の軌道回路から漏れる可能性がある。この場合、次の軌道回路から漏れた電文40の周波数を下りの電文として正常受信してしまう恐れがある。
次に、図5は、複線において、漏れた電文を受信する場合の例を示した図である。複線において、受電器52は、在線する軌道回路を流れる電文54を受信するが、隣接するレール53が近い場合、隣接するレール53を流れる電文が漏れる可能性がある。この場合も単線の場合と同様に、隣接するレールから漏れた電文51を正常受信してしまう恐れがある。
これら、図4と図5の例のように、漏れた電文を受信してしまった場合に備え、電文の電圧を検知し最小動作電圧との比較を行っている。漏れる電文は、最小動作電圧を満たす可能性は極めて低い。しかし、最小動作電圧を超えてしまった場合の可能性を考慮し、更に安全性を確保する機能を設ける。これについては更に後述で説明する。
図3の説明の続きに戻る。次に、搬送周波数帯の下限値112との比較、及び最小動作電圧115との比較の結果を付合わせる。前述した2つの判定において、搬送周波数帯の下限値以上であり、最小動作電圧以上であると判別された場合、AND回路117が出力し、電文は上り用進行信号として、フリップフロップ回路118にセットされる。尚、前述した2つの判定において、片方でも判定条件に満たなければ、進行信号は出力されず、停止信号が保持される。この搬送周波数帯の下限値112との比較と、最小動作電圧115との比較との2つの判定を行って進行信号を制御することにより、電文の誤検知防止とを更に確実に行うことができる。
フリップフロップ回路118に進行信号がセットされ、レバーサの進行方向の入力が入っている場合は、セットされた値がフリップフロップ回路118の最終出力となり、進行信号が出力される。
また、先頭車を入れ替える場合を考慮し、レバーサの進行方向を切り替える際、レバーサは一度、「切」の状態となる。「切」の状態となった場合は、フリップフロップ回路118のリセット信号が真となり、フリップフロップで保持している進行信号がリセットされる。つまり、停止信号が出力される。これにより、走行中に先頭車を入れ替えることはできず、車両が停止中に先頭車を入れ替える事で安全性を確保する。
更に、可能性として、上り線、下り線の双方の電文も受信し、且つ、最小動作電圧115、125を上回り、双方の電文も進行信号として出力してしまった場合に、最終段にて安全性を確保する機能について説明する。
図3において、上り用の進行信号を出力するフリップフロップ回路118からの出力を(1)、下り用の進行信号を出力するフリップフロップ回路119からの出力を(2)とする。
上記した、上り下りの双方の電文を進行信号として出力してしまった場合というのは、これら、フリップフロップ回路118からの出力(1)と、フリップフロップ回路119からの出力(2)がどちらも真の値1となった場合である。フリップフロップ回路118に、NAND素子119と、AND素子120、130を使った回路を設ける。
フリップフロップ回路118からの出力(1)と、フリップフロップ回路119からの出力(2)をNAND素子119に入力し、さらに、(1)と(2)の出力を、それぞれ別のAND素子120とAND素子130に入力し、さらに、NAND素子119の出力を、2つあるAND素子120とAND素子130の、それぞれもう1つの入力とした回路とする。
結果は、図3の中に示されている真理値表となる。フリップフロップ回路118からの出力(1)と、フリップフロップ回路119からの出力(2)がどちらも真の値1となった場合、NAND素子119の出力が偽の値0となり、AND素子120、130への入力となるため、上り進行信号(3)と下り進行信号のどちらの進行信号も停止信号となり出力される。これにより安全を確保している。
以上により、安全性をバンドパスフィルタ、電圧検知、フリップフロップ、論理回路により確保しつつ、ATC車上装置が自動で上り線・下り線を判別するため、車両の向きを考慮する必要がなく、方向転換し走行する事が出来るATC車上システムとすることができる。
また、方向転換し走行する事が出来るという点においては、従来技術の項目でも述べた、特許文献1(特開2008−37155号公報)の公知例においても可能であるが、特許文献1の場合は、車上装置のほかに、地上装置についても全て改修が必要である。
本発明においては、地上装置は既存のままに、車上装置のみで対応することが出来るため、差別化が図れていると考える。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分りやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手順等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも製品に備えられる全ての制御線や情報戦を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10 ATC車上装置
11 1E先頭
12 2E先頭
13 受電器
14 受信制御部の1系
15 受信制御部の2系
16 共通部
17 ブレーキ制御装置
18 レール
19a 上り用電文
19b 下り用電文
40 次の軌道回路から漏れた電文
41 軌道回路境界
42 在線する軌道回路を流れる電文
43 次の軌道回路を流れる電文
44 受電器
51 隣接したレールから漏れた電文
52 受電器
53 隣接したレール
54 在線する軌道回路を流れる電文
60 起点となる駅
61 経由駅1
62 経由駅2
63 進行ルート
70 中線
70a 下り路線から中線に入るルート
70b 中線から上り路線に入るルート
71 下り路線
72 上り路線
111 バンドパスフィルタ
112 搬送周波数帯の下限値
114 電圧検知
115 最小動作電圧
116 コンパレータ
117 AND素子
118 フリップフロップ回路
119 NAND素子
120 AND素子
121 バンドパスフィルタ
122 搬送周波数帯の下限値
124 電圧検知
125 最小動作電圧
126 コンパレータ
127 AND素子
128 フリップフロップ回路
130 AND素子
131 OR回路
132 NOT回路

Claims (5)

  1. レールを流れる信号を受信するための受電器と、受信した信号を処理するための受信制御部と、処理された進行信号を出力するための出力部を備えたATC車上装置であって、
    前記受信制御部は、上り線用の電文信号と下り線用の電文信号とを判別する判別部を備えており、上下線の双方を走行可能とするATC車上装置。
  2. 請求項1に記載のATC車上装置において、
    前記受信制御部は、前記電文信号の電圧を検知し、検知した電文信号の電圧が最小動作電圧以上の場合に進行信号を出力する誤検知防止機構を備えていることを特徴とするATC車上装置。
  3. 請求項1に記載のATC車上装置において、
    前記受信制御部は、前記電文信号の搬送周波数を確認し、前記搬送周波数が適正な場合に、電文信号の搬送周波数が搬送周波数帯の下限値以上で、且つ、電文信号の電圧が最小動作電圧以上の場合に進行信号を出力する誤検知防止機構を備えていることを特徴とするATC車上装置。
  4. 請求項2または3に記載のATC車上装置において、
    前記出力部は、同時に、上り用の進行信号と下り用の進行信号の2つの進行信号を出力してしまった場合、停止信号を出力する機構を備えていることを特徴とするATC車上装置。
  5. 鉄道車両の先頭車に、レールを流れる信号を受信するための受電器と、受信した信号を処理するための受信制御部と、処理された進行信号を出力するための出力部を備えたATC車上装置であって、前記受信制御部は、上り線用の電文信号と下り線用の電文信号とを判別する判別部を備えており、上下線の双方を走行可能とするATC車上装置を搭載した鉄道車両。
JP2012145908A 2012-06-28 2012-06-28 Atc車上装置及び鉄道車両 Expired - Fee Related JP5856544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012145908A JP5856544B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 Atc車上装置及び鉄道車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012145908A JP5856544B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 Atc車上装置及び鉄道車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014011848A true JP2014011848A (ja) 2014-01-20
JP5856544B2 JP5856544B2 (ja) 2016-02-09

Family

ID=50108093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012145908A Expired - Fee Related JP5856544B2 (ja) 2012-06-28 2012-06-28 Atc車上装置及び鉄道車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5856544B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022087594A (ja) * 2020-12-01 2022-06-13 株式会社日立製作所 車上保安装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4742460A (en) * 1984-05-24 1988-05-03 Westinghouse Brake And Signal Company Ltd. Vehicle protection system
JPH08130807A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Nippon Signal Co Ltd:The 車上装置、地上装置及び車両制御装置
JPH0958471A (ja) * 1995-08-21 1997-03-04 East Japan Railway Co 地上送信器、地上装置及び車両制御装置
JP2005047348A (ja) * 2003-07-28 2005-02-24 Nippon Signal Co Ltd:The 自動列車運転装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4742460A (en) * 1984-05-24 1988-05-03 Westinghouse Brake And Signal Company Ltd. Vehicle protection system
JPH08130807A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Nippon Signal Co Ltd:The 車上装置、地上装置及び車両制御装置
JPH0958471A (ja) * 1995-08-21 1997-03-04 East Japan Railway Co 地上送信器、地上装置及び車両制御装置
JP2005047348A (ja) * 2003-07-28 2005-02-24 Nippon Signal Co Ltd:The 自動列車運転装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022087594A (ja) * 2020-12-01 2022-06-13 株式会社日立製作所 車上保安装置
JP7478654B2 (ja) 2020-12-01 2024-05-07 株式会社日立製作所 車上保安装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5856544B2 (ja) 2016-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8985524B2 (en) On-board device for train control system
JP6310868B2 (ja) 進路制御システム、進路制御方法、及び地上装置
CA2897564C (en) Guideway-guided vehicle detection based on rfid system
US20110174934A1 (en) Train detector and train security device for dual gauge track circuit
CN109383564A (zh) 列车控车方法及装置
JP5856544B2 (ja) Atc車上装置及び鉄道車両
JP6243230B2 (ja) 車上装置、列車制御システム及び走行制御方法
JP2005323445A (ja) 列車制御システムの車上無線装置
CN106068216A (zh) 用于控制与cbtc系统连接的轨道车辆的方法和具有至少一个轨道车辆的cbtc系统
JP5694806B2 (ja) 制御装置及び列車制御装置、並びに列車制御システム
JP5225430B2 (ja) 自動列車制御装置
JPH08130807A (ja) 車上装置、地上装置及び車両制御装置
JP5161158B2 (ja) Atc送信器
JP5094774B2 (ja) 列車制御地上装置および列車制御システム
JP2015042046A (ja) 車上装置、列車制御システム、及び、列車制御方法
JP7407376B2 (ja) 軌道回路送受信機および軌道回路受信機
JP4912185B2 (ja) 列車制御装置
JP2000289616A (ja) 移動体位置検知システム、及び移動体位置検知方法
Barpal Electro-Magnetic Compatibility Design for Rapid Transit Systems
JP4801521B2 (ja) 列車検知方法及び列車検知システム
CN106740995A (zh) 一种相邻轨信号泄露的锁频处理方法
JP6653589B2 (ja) 車軸検知システム
RU2629582C1 (ru) Локомотивное устройство управления движением поезда
JP2001151111A (ja) Atc車上装置、及びatc車上装置における受信情報処理方法
JP6631969B2 (ja) 踏切列車進入進出検知回路および踏切保安装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5856544

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees