JP2014011657A - 水晶振動素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】平板状の水晶片1と、この水晶片の両主面に設けられる励振電極2と、この水晶片の一方の端部に設けられ、励振電極と接続する引き回しパターン3とを備え、引き回しパターンが水晶片の端部に設けられる接続パッド3aと、励振電極と接続パッドとを繋ぐ引き回し配線3bとから構成され、接続パッドが、2つ一対で設けられ、この2つの接続パッドのうち、一方が他方より細く設けられ、接続パッドは、一方の主面に並んで設けられ、他方の主面に所定の一つの接続パッドのみ設けられつつ、他の接続パッドより細く設けられている。
【選択図】図1
Description
この水晶片は、例えば、ATカットの水晶ウェハを従来周知のフォトリソグラフィ技術とエッチング技術を用いることで形成することができる。
このような水晶振動素子は、四角形に形成された水晶片と、この水晶片の両主面中央に設けられる四角形状の励振電極と、この励振電極と接続され水晶片の一方の端部に設けられる引き回しパターンとから構成されている。
ここで、励振電極に接続されている引き回しパターンは、水晶片の主面において、水晶片の短辺の中心と縁との間に設けられる(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の引き回しパターンは、水晶片の両主面であって一方の端部に2つ一対で設けられる接続パッドと励振電極と接続パッドとをつなぐ引き回し配線とから構成される。このような従来の引き回しパターンは、水晶片の両主面に対向して設けられる搭載パッドの大きさが同じであった。
しかしながら、従来の水晶振動素子は、接続パッドの存在により、水晶片の端部で厚みが増えたような状態となり、再び振動エネルギーが増大するものと考えられる。
また、従来の水晶振動素子は、引き回しパターンが水晶片の短辺の中心と縁との間に設けられているため、振動エネルギーが引き回しパターンを介して漏れる恐れがある。そのため、低いCI値(クリスタル・インピーダンス値)の実現が困難であった。
そこで、本発明は、低いCI値を実現するために振動エネルギーの漏れを軽減する水晶振動素子を提供することを課題とする。
なお、主面とは、水晶片に設けられる平面のうち、最も広い面とこの面と向かい合う面をいう。
この水晶片1は、従来周知のフォトリソグラフィ技術とエッチング技術を用いて形成することができる。これにより設けられた水晶片1は、長辺側の側面にm面1bが形成された状態となる。つまり、m面1bは、水晶をエッチングしたときに側面側に生じる結晶面である。
なお、水晶片1は、引き回しパターン3が設けられる端部をX軸の+X方向とし、反対側の端部を−X方向としている。
また、励振電極2は、水晶片1の両主面に設けられ、それぞれ対向するように設けられている。
また、引き回し配線3bは、水晶片1の主面の縁に沿って直線で形成されており、励振電極2から接続パッド3aまで設けられている。
これら接続パッド3aは、パッケージ(図示せず)と導電性接着剤(図示せず)で接合される側の水晶片1の主面側に2つ並んで同じ大きさで設けられている。また、水晶片1の他方の主面に設けられる接続パッド3aは、接合に用いられる側の接続パッドよりも小さく構成され、水晶片1の他の主面に設けられている励振電極2と引き回し配線3bで接続されている。
引き回しパターンにおいて、従来の引き回しパターンでは、水晶片の両主面に対向して設けられる同じ大きさの接続パッドの存在により、水晶片の端部で厚みが増えたような状態となり、再び振動エネルギーが増大するものと考えられ、励振電極2から引き回し配線を介して振動エネルギーが漏れると考察される。
しかし、本発明の水晶振動素子における引き回しパターン3によると、水晶片1の両主面に対向して設けられる搭載パッド3aの大きさを、一方の主面側の接続パッドより他方の主面の接続パッドを小さくしたので、励振電極2から引き回し配線3bを介して漏れてきた振動エネルギーを小さくすることができると考えられる。
したがって、接続パッド3aの面積が水晶片1の主面に占める割合を少なくすることで、振動エネルギーが漏れるのを軽減することができる。
また、このような水晶振動素子は厚みすべりモードの振動をするため、水晶片1の主面に設けられる引き回しパターン3の占める割合を従来より小さくすることができる。
これにより、振動エネルギーが引き回しパターン3を伝って漏れるのを軽減することができる。
また、2つ一対の接続パッドが、一方が他方よりも細く形成されているので、水晶片1の主面を拘束する面積が小さくなり、振動エネルギーが漏れるのを軽減させることができる。
また、水晶片の一方の主面に設けられた接合に用いる接続パッド3aを他方の主面に設けられた接続パッド3aよりも大きく形成しているので、導電性接着剤(図示せず)を用いてパッケージ(図示せず)に搭載する場合に、接合強度を従来と同様に維持させることができる。
また、励振電極は、楕円形状に限定されず、円形状や四角形状となっていても良い。
1 水晶片
1b m面
2 励振電極
3 引き回しパターン
Claims (2)
- 平板状の水晶片と、
この水晶片の両主面に設けられる励振電極と、
この水晶片の一方の端部に設けられ、前記励振電極と接続する引き回しパターンとを備え、
前記引き回しパターンが水晶片の端部に設けられる接続パッドと、前記励振電極と前記接続パッドとを繋ぐ引き回し配線とから構成され、
前記接続パッドが、2つ一対で設けられ、この2つの接続パッドのうち、一方が他方より細く設けられていることを特徴とする水晶振動素子。 - 前記接続パッドは、一方の主面に並んで設けられ、他方の主面に所定の一つの接続パッドのみ設けられつつ、他の接続パッドより細く設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水晶振動素子。
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2012
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