JP2013251775A - 圧電振動片及び圧電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、耐衝撃性が確保され、振動特性の変動が抑えられた圧電振動片及び圧電デバイスを提供する。
【解決手段】圧電振動片(130)は、所定の振動数で振動する矩形形状の振動部(131)と、振動部の周りを囲み振動部に面する内部側面(138)を有する枠部(132)と、振動部と枠部とを連結する連結部(133)と、を有し、連結部が振動部の短辺に面する内部側面に連結され、振動部側に突き出た突起(137)が、連結部が連結される内部側面に形成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、枠部が形成されている圧電振動片及び圧電デバイスに関する。
所定の振動数で振動する振動部と、振動部を囲むように形成される枠部と、振動部及び枠部を連結する連結部と、を有する圧電振動片が知られている。また、圧電振動片の枠部の一方の主面及び他方の主面にそれぞれベース板及びリッド板が接合されて形成される圧電デバイスが知られている。このような圧電デバイスはプリント基板等に実装されて用いられるが、プリント基板から受ける応力が振動部に伝わることにより振動部の振動数の特性が変動するという問題がある。
このような問題に対して、例えば特許文献1では、連結部に切欠き部を形成することにより枠部から振動部に伝わる応力が緩和される旨を開示している。
特開2007−214942号公報
しかし、特許文献1では、連結部に切欠き部を形成することにより連結部の強度が弱くなり、圧電デバイスの耐衝撃性が弱くなることが懸念される。また連結部は、細くすれば圧電デバイスの耐衝撃性が低下し、太くすれば振動部へ応力が伝わりやすくなり振動特性が変化しやすくなるというトレードオフの関係にある。そのため、連結部の設計のみに頼らない応力への対策も求められている。
本発明は、耐衝撃性が確保され、振動特性の変動が抑えられた圧電振動片及び圧電デバイスを提供することを目的とする。
第1観点の圧電振動片は、所定の振動数で振動する矩形形状の振動部と、振動部の周りを囲み振動部に面する内部側面を有する枠部と、振動部と枠部とを連結する連結部と、を有し、振動部側に突き出た突起が、連結部が連結される振動部の辺に面する内部側面又は連結部の近傍の内部側面の少なくとも一方に形成される。
第2観点の圧電振動片は、第1観点において、連結部が振動部の短辺に面する内部側面に連結される。
第3観点の圧電振動片は、第1観点及び第2観点において、連結部が1本である。
第4観点の圧電振動片は、第1観点及び第2観点において、連結部が2本であり振動部の一方の短辺の両端又はその近傍にそれぞれ連結されている。
第5観点の圧電振動片は、第1観点及び第2観点において、連結部が2本であり、各連結部がそれぞれ振動部の一方及び他方の短辺に連結されている。
第6観点の圧電振動片は、第1観点から第5観点において、連結部が連結される内部側面に、複数の突起が形成される。
第7観点の圧電振動片は、第1観点から第6観点において、突起が、三角形状、四角形状、又は半円形状に形成される。
第8観点の圧電デバイスは、第1観点から第7観点の圧電振動片と、圧電振動片の一方の主面に接合されるベース板と、圧電振動片の他方の主面に振動部を密封するように接合されるリッド板と、を有する。
本発明の圧電振動片及び圧電デバイスによれば、振動部へ伝わる応力の影響を抑えることにより、振動部の振動数の特性の変動を抑えることができる。
圧電デバイス100の分解斜視図である。 図1のA−A断面図である。 (a)は、圧電振動片130の+Y’軸側の面の平面図である。 (b)は、−Y’軸側の面に形成される電極が示された圧電振動片130の平面図である。 (a)は、圧電振動片230の+Y’軸側の面の平面図である。 (b)は、−Y’軸側の面に形成される電極が示された圧電振動片230の平面図である。 (a)は、圧電振動片330の+Y’軸側の平面図である。 (b)は、圧電振動片430の+Y’軸側の平面図である。 (a)は、圧電振動片530の+Y’軸側の面の平面図である。 (b)は、圧電振動片630の+Y’軸側の面の平面図である。 (a)は、圧電振動片730の+Y’軸側の面の平面図である。 (b)は、−Y’軸側の面に形成される電極が示された圧電振動片730の平面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(第1実施形態)
<圧電デバイス100の構成>
図1は、圧電デバイス100の分解斜視図である。圧電デバイス100は、リッド板110と、ベース板120と、圧電振動片130と、により構成されている。圧電振動片130には例えばATカットの水晶振動片が用いられる。ATカットの水晶振動片は、主面(YZ面)が結晶軸(XYZ)のY軸に対して、X軸を中心としてZ軸からY軸方向に35度15分傾斜されている。以下の説明では、ATカットの水晶振動片の軸方向を基準とし、傾斜された新たな軸をY’軸及びZ’軸として用いる。すなわち、圧電デバイス100においては圧電デバイス100の長辺方向をX軸方向、圧電デバイス100の高さ方向をY’軸方向、X及びY’軸方向に垂直な方向をZ’軸方向として説明する。
圧電振動片130は、所定の振動数で振動し矩形形状に形成された振動部131と、振動部131を囲む枠部132と、振動部131と枠部132とを連結する2本の連結部133と、を有している。振動部131と枠部132との間の連結部133以外の領域には、圧電振動片130をY’軸方向に貫通する貫通溝136が形成されている。振動部131の+Y’軸側及び−Y’軸側の面には励振電極134が形成されており、各励振電極134からは連結部133を通り枠部132にまで引出電極135が引き出されている。また、枠部132の振動部132に面する内部側面138(図3(a)参照)には振動部131側に突き出た突起137が形成されている。
ベース板120は、+Y’軸側の面に、凹部121と、凹部121を囲む接合面122と、+Y’軸側の面の四隅に配置される接続電極123とが形成されている。接合面122は、圧電振動片130の枠部132の−Y’軸側の面に接合材140(図2参照)を介して接合される。また、ベース板120の−Y’軸側の面には一対の実装端子124が形成されている。さらに、ベース板120の側面の四隅にはキャスタレーション126が形成されており、キャスタレーション126にはキャスタレーション電極125が形成されている。キャスタレーション電極125は、接続電極123と実装端子124とを電気的に接続している。また、−X軸側の−Z’軸側の角に形成されている接続電極123は圧電振動片130の−X軸側の−Z’軸側の角に形成されている引出電極135に電気的に接続され、+X軸側の+Z’軸側の角に形成されている接続電極123は圧電振動片130の+X軸側の+Z’軸側の角に形成される引出電極135に電気的に接続される。
リッド板110は、−Y’軸側の面に、凹部111と、凹部111を囲む接合面112とが形成されている。接合面112は、圧電振動片130の枠部132の+Y’軸側の面に接合材140(図2参照)を介して接合される。
図2は、図1のA−A断面図である。圧電デバイス100は、圧電振動片130の+Y’軸側にリッド板110が配置され、−Y’軸側にベース板120が配置されている。また、圧電デバイス100の内部には、リッド板110の凹部111及びベース板120の凹部121によりキャビティ150が形成されており、キャビティ150には振動部131が配置されている。キャビティ150は、リッド板110の接合面112と枠部132の+Y’軸側の面との間、及びベース板120の接合面122と枠部132の−Y’軸側の面との間に接合材140が形成されることにより密封されている。また、枠部132に形成される引出電極135がベース板120に形成される接続電極123に電気的に接続されることにより、励振電極134と実装端子124とが電気的に接続される。
図3(a)は、圧電振動片130の+Y’軸側の面の平面図である。圧電振動片130は、振動部131と、振動部131を囲む枠部132と、振動部131と枠部132とを連結する2本の連結部133と、により構成されている。振動部131は矩形形状に形成されており、振動部131の+X軸側及び−X軸側には短辺が形成され、+Z’軸側及び−Z’軸側には長辺が形成されている。また、枠部132の振動部131に面する側面を内部側面138とすると、2本の連結部133が振動部131の−X軸側の内部側面138に連結されている。また、振動部131の−X軸側の内部側面138には、内部側面138から振動部131方向に突き出た形の三角形状の突起137が形成されている。突起137は、−Z’軸側の連結部133の−Z’軸側、+Z’軸側の連結部133の+Z’軸側、及び2本の連結部133の間にそれぞれ形成されている。また、振動部131の+Y’軸側の面に形成されている励振電極134から引き出されている引出電極135が、+Z’軸側の連結部133を通り、貫通溝136の−X軸側の+Z’軸側の端の側面に形成されている側面電極139に接続されている。
図3(b)は、−Y’軸側の面に形成される電極が示された圧電振動片130の平面図である。図3(b)は、圧電振動片130の−Y’軸側の面を+Y’軸側から−Y’軸方向に透過して見た図として示されている。振動部131の−Y’軸側の面に形成されている励振電極134からは、−Z’軸側の連結部133を通り、枠部132の−Y’軸側の面の−X軸側の辺の−Z’軸側の角まで引出電極135が引き出されている。また、貫通溝136に形成されている側面電極139からは、+Z’軸側の枠部132を通り枠部132の−Y’軸側の面の+X軸側の+Z’軸側の角にまで引出電極135が引き出されている。
圧電デバイス100がプリント基板等に実装された場合には、プリント基板から応力を受ける。この応力は振動部131に伝わって振動部131の振動数の特性を変化させる原因になる。特に、プリント基板が曲げられることにより発生し、連結部133が連結されている枠部132の短辺にかかる曲げ応力は振動部131に伝わりやすく、振動数の特性に対して大きな影響を与える。連結部133の幅が狭ければ枠部132の応力が振動部131に伝わり難く、振動部131に与える影響が弱くなる。しかし、連結部133の耐衝撃性が弱くなり、圧電デバイス100の落下等の衝撃により圧電デバイス100が破損しやすくなる。一方、連結部133の幅を広くした場合には、圧電デバイス100の耐衝撃性は高くなるものの、枠部132に生じた応力が振動部131に伝わりやすく、応力が振動部131の振動に影響を及ぼしやすくなる。これに対して、圧電デバイス100では、突起137が形成されることにより、連結部133にかかる応力が小さくされている。そのため、圧電デバイス100の耐衝撃性が高くなり、振動部131に伝わる応力も小さくなるため振動数の特性の変化が抑えられている。
圧電デバイス100では、連結部133が連結される枠部132の内部側面138に突起137が形成されていることにより枠部132の断面積が変化しているため、枠部132を伝わる応力の大きさも枠部132内で変化する。この応力の変化は、突起137等の枠部132の断面積が大きく変化する箇所に集中する。すなわち、枠部132に生じる応力は突起137に分散され、枠部132の応力が連結部133にのみに集中することがないため、結果として連結部133にかかる応力が緩和される。また、連結部133にかかる応力が緩和されることにより振動部131に伝わる応力も小さくなるため、枠部132から振動部131への応力の影響が弱くなり、振動部131の振動に与える影響が抑えられる。すならち、圧電デバイス100では振動部131への応力の影響が抑えられることにより連結部133の幅を広く設定することができる余地が生じ、連結部133の幅を広くすることで求める耐衝撃性を得ることができる。
また、圧電振動片130では、枠部132の幅が細くなるように削られていないため、枠部132の強度が弱くならず好ましい。さらに、接合材140が形成される面積が狭くならないため、キャビティ150の密封強度が弱くならない。
図3(a)及び図3(b)に示される圧電振動片130では、振動部131の−X軸側の辺の両端の近傍に連結部133が連結されているが、連結部133は振動部131の−X軸側の辺の両端に連結されていても良い。また、圧電振動片130には3つの突起137が形成されているが、1つの突起137の形成でも連結部133にかかる応力を緩和することができる。
(第2実施形態)
圧電振動片は、連結部の連結箇所及び本数などが圧電振動片100とは異なっていても良い。また、突起の形状が突起137とは異なっていても良い。以下に圧電振動片の変形例として、圧電振動片230から圧電振動片730を説明する。また以下の説明では、第1実施形態と同じ部分には同じ記号を用いてその説明を省略する。
<圧電振動片230の構成>
図4(a)は、圧電振動片230の+Y’軸側の面の平面図である。圧電振動片230は、振動部131と、枠部132と、1本の連結部233と、により構成されている。圧電振動片230では、連結部233が振動部131の−X軸側の辺の中央に連結されており、振動部131と枠部132との間には貫通溝236が形成されている。また、圧電振動片230では、突起137が振動部131の−X軸側の内部側面138において、連結部233の+Z’軸側及び−Z’軸側に形成されている。また、振動部131の+Y’軸側に形成されている励振電極134からは貫通溝236の−X軸側の+Z’軸側まで引出電極235が引き出され、引出電極235は貫通溝236の−X軸側の+Z’軸側の側面に形成される側面電極239に電気的に接続されている。
図4(b)は、−Y’軸側の面に形成される電極が示された圧電振動片230の平面図である。図4(b)は、圧電振動片230の−Y’軸側の面を+Y’軸側から−Y’軸方向に透過して見た図として示されている。振動部131の−Y’軸側の面に形成されている励振電極134からは、連結部233の−Y’軸側の面を通り、枠部132の−Y’軸側の面の−X軸側の辺の−Z’軸側の角まで引出電極235が引き出されている。また貫通溝236に形成されている側面電極239からは、+Z’軸側の枠部132を通り枠部132の−Y’軸側の面の+X軸側の+Z’軸側の角にまで引出電極135が引き出されている。
圧電振動片230では、圧電振動片130と同様に、枠部132に形成される突起137に応力を集中させることにより枠部132に発生する応力を分散させ、連結部233にかかる応力を緩和させることができる。これにより、圧電振動片230の耐衝撃性が向上し、振動数の変動が抑えられる。
<圧電振動片330の構成>
図5(a)は、圧電振動片330の+Y’軸側の平面図である。圧電振動片330は、振動部131と、枠部132と、連結部233と、を有している。また、連結部233の+Z’軸側及び−Z’軸側にはそれぞれ突起137が2個ずつ形成され、計4個の突起137が形成されている。図5(a)の圧電振動片330に示されるように、突起137は内部側面138に2個以上形成されていても良く、形成される突起137の個数が増加すれば枠部132にかかる応力の分散が進み、連結部233にかかる応力も小さくなる。
<圧電振動片430の構成>
図5(b)は、圧電振動片430の+Y’軸側の平面図である。圧電振動片430は、振動部131と、枠部132と、連結部233と、を有し、連結部233の+Z’軸側及び−Z’軸側にはそれぞれ突起437が4個ずつ形成されている。突起437は平面形状が三角形状に形成されている。また、突起137のX軸方向の幅を幅WX1、Z’軸方向の幅を幅WZ1とすると(図5(a)参照)、突起437はX軸方向の幅が幅WX1よりも小さい幅WX2、Z’軸方向の幅が幅WZ1よりも小さい幅WZ2に形成されている。圧電振動片に形成される突起は、図5(b)に示されるように多くの個数の小さい突起が形成されても良く、また、逆に大きな突起が形成されても良い。
<圧電振動片530の構成>
図6(a)は、圧電振動片530の+Y’軸側の面の平面図である。圧電振動片530は、振動部131と、枠部132と、連結部233と、を有し、連結部233の+Z’軸側及び−Z’軸側にはそれぞれ突起537が1個ずつ形成されている。突起537の平面形状は半円形状に形成されている。突起の平面形状は、突起137のように先端が尖って形成されない半円形状に形成されても良い。
<圧電振動片630の構成>
図6(b)は、圧電振動片630の+Y’軸側の面の平面図である。圧電振動片630は、振動部131と、枠部132と、連結部233と、を有し、連結部233の+Z’軸側及び−Z’軸側にはそれぞれ突起637が1個ずつ形成されている。突起637の平面形状は四角形状に形成されている。突起の平面形状は、突起637のように四角形状に形成されていても良い。
<圧電振動片730の構成>
図7(a)は、圧電振動片730の+Y’軸側の面の平面図である。圧電振動片730は、振動部131と、枠部132と、連結部733と、を有している。連結部733は、振動部131の+X軸側の−Z’軸側及び−X軸側の+Z’軸側にそれぞれ連結されており、振動部131と枠部132との間には貫通溝736が形成されている。また、圧電振動片730では、突起137が振動部131の+X軸側及び−X軸側の内部側面138にそれぞれ1個ずつ形成されている。また、振動部131の+Y’軸側に形成されている励振電極134からは、振動部131の−X軸側に連結されている連結部733を介して貫通溝736の−X軸側の+Z’軸側まで引出電極735が引き出され、引出電極735は貫通溝736の−X軸側の+Z’軸側の側面に形成される側面電極739に電気的に接続されている。
図7(b)は、−Y’軸側の面に形成される電極が示された圧電振動片730の平面図である。図7(b)は、圧電振動片730の−Y’軸側の面を+Y’軸側から−Y’軸方向に透過して見た図として示されている。振動部131の−Y’軸側の面に形成されている励振電極134からは、+X軸側に形成されている連結部733の−Y’軸側の面を通り、枠部132の−Y’軸側の面の+X軸側の辺の−Z’軸側の角まで引出電極735が引き出されている。また貫通溝736に形成されている側面電極739からは、枠部132の−Y’軸側の面の−X軸側の+Z’軸側の角にまで引出電極735が引き出されている。
圧電振動片730では、連結部735が連結される+X軸側及び−X軸側の枠部132の内部側面138に、それぞれ突起137が形成されている。そのため、枠部132の+X軸側及び−X軸側の各部分では、枠部132の応力が分散され、各連結部735に応力が集中することが抑えられている。これにより、連結部233にかかる応力が緩和し、圧電振動片230の耐衝撃性が向上して振動数の変動が抑えられている。
以上、本発明の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。
例えば、突起は、連結部が連結される内部側面と同じ側の内部側面に形成されていなくても良い。例えば図7(a)において、突起137が−Z’軸側の枠部132の内部側面138の+X軸側、及び+Z’軸側の枠部132の内部側面138の−X軸側の各連結部733の近傍に形成されていても良い。突起137が連結部733の近傍に形成されることにより、連結部733の周囲にかかる応力を緩和することができ、結果として連結部733にかかる応力を緩和することができる。
また、上記の実施形態では圧電振動片にATカットの水晶振動片である場合を示したが、同じように厚みすべりモードで振動するBTカットの水晶振動片などであっても同様に適用できる。さらに圧電振動片は水晶材のみならず、タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムあるいは圧電セラミックを含む圧電材に基本的に適用できる。
100 … 圧電デバイス
110 … リッド板
111 … 凹部
112 … 接合面
120 … ベース板
121 … 凹部
122 … 接合面
123 … 接続電極
124 … 実装端子
125 … キャスタレーション電極
126 … キャスタレーション
130、230、330、430、530、630、730 … 圧電振動片
131 … 振動部
132 … 枠部
133、233、733 … 連結部
134 … 励振電極
135、235、735 … 引出電極
136、236 … 貫通溝
137、437、537、637 … 突起
138 … 内部側面
139、239、739 … 側面電極
140 … 接合材
150 … キャビティ

Claims (8)

  1. 所定の振動数で振動する矩形形状の振動部と、
    前記振動部の周りを囲み、前記振動部に面する内部側面を有する枠部と、
    前記振動部と前記枠部とを連結する連結部と、を有し、
    前記振動部側に突き出た突起が、前記連結部が連結される前記振動部の辺に面する前記内部側面又は前記連結部の近傍の前記内部側面の少なくとも一方に形成される圧電振動片。
  2. 前記連結部は前記振動部の短辺に面する前記内部側面に連結される請求項1に記載の圧電振動片。
  3. 前記連結部は1本である請求項1又は請求項2に記載の圧電振動片。
  4. 前記連結部は2本であり前記振動部の一方の短辺の両端又はその近傍にそれぞれ連結されている請求項1又は請求項2に記載の圧電振動片。
  5. 前記連結部は2本であり、前記各連結部がそれぞれ前記振動部の一方及び他方の短辺に連結されている請求項1又は請求項2に記載の圧電振動片。
  6. 前記連結部が連結される前記内部側面に、複数の前記突起が形成される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の圧電振動片。
  7. 前記突起は、三角形状、四角形状、又は半円形状に形成される請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の圧電振動片。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の圧電振動片と、
    前記圧電振動片の一方の主面に接合されるベース板と、
    前記圧電振動片の他方の主面に前記振動部を密封するように接合されるリッド板と、
    を有する圧電デバイス。

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