JP2014011141A - 電気回路試験用接続部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】端子台上の特定の端子に対して接続することにより電気回路の動作確認試験を行う試験用接続部材であって、端子から延びるケーブルに対して着脱自在に固定されるクリップ部と、クリップ部により支持された接触手段とを備えたものにおいて、クリップ部に対する接触手段の角度を種々変更できるようにしたことにより、端子とケーブルとの位置関係に影響されずに接触手段を端子に対して確実に接触させることができるようにした。
【解決手段】クリップ11と、クリップに支持されたリード線2と、リード線と電気的に接続された状態でクリップにより支持された接触手段20と、接触手段を該クリップに対して可動に支持する可動機構30と、を備え、接触手段の延びる方向と交差する方向へ接触手段を変位可能としている。
【選択図】図3
【解決手段】クリップ11と、クリップに支持されたリード線2と、リード線と電気的に接続された状態でクリップにより支持された接触手段20と、接触手段を該クリップに対して可動に支持する可動機構30と、を備え、接触手段の延びる方向と交差する方向へ接触手段を変位可能としている。
【選択図】図3
Description
本発明は、各種電気設備の点検業務において、電気回路の動作確認試験等を行う際に使用する電気回路試験用接続部材に関する。
変電所、発電所、工場等々の電気設備を構成する電気機器の故障の有無、作動の良否を確認する点検業務においては、点検対象機器を構成する電気回路の一部を短絡させた上で、点検対象機器の入力端子部に対して模擬的に電流を入力する試験が行われる。
例えば、変電所における点検業務において、電気機器の制御回路等の低圧電気回路の試験や動作確認を行う際には、リード線の両端にテスター棒やワニ口クリップを固定した試験用接続具を用いて試験回路の一部を短絡する等の手法を用いて、点検対象機器の端子台から模擬的な入力を行う。
図9は制御用リレーの電気回路に試験用接続具を適用して点検を行う例を説明する接続図であり、正側の母線100と負側の母線101との間にはタイマー付き制御用リレー105と、制御対象機器106が夫々並列に接続されており、母線100とタイマー付き制御用リレー105との間、及び母線100と制御対象機器106との間には夫々SW1、SW2が配置されている。
このタイマー付き制御用リレー105に対して母線100から模擬入力を行う場合には、SW1をオフした状態で図示のような試験用接続具110を用いて短絡回路を形成する。
例えば、変電所における点検業務において、電気機器の制御回路等の低圧電気回路の試験や動作確認を行う際には、リード線の両端にテスター棒やワニ口クリップを固定した試験用接続具を用いて試験回路の一部を短絡する等の手法を用いて、点検対象機器の端子台から模擬的な入力を行う。
図9は制御用リレーの電気回路に試験用接続具を適用して点検を行う例を説明する接続図であり、正側の母線100と負側の母線101との間にはタイマー付き制御用リレー105と、制御対象機器106が夫々並列に接続されており、母線100とタイマー付き制御用リレー105との間、及び母線100と制御対象機器106との間には夫々SW1、SW2が配置されている。
このタイマー付き制御用リレー105に対して母線100から模擬入力を行う場合には、SW1をオフした状態で図示のような試験用接続具110を用いて短絡回路を形成する。
従来の試験用接続具として、例えば図10に示すようにリード線120の両端部にワニ口クリップ(接続部材)121、122を固定すると共に、リード線の中間部に保護用ヒューズ125を配置した構成を備えたものがある。図9の例を用いて点検作業方法を説明すれば、一方のワニ口クリップ121を母線100側の導体部分(端子)100aに挟んで導通、固定した状態で、他方のワニ口クリップ122を片手で把持してクリップ部を開放させた状態で、タイマー付き制御用リレー側に設けられた端子台106を構成する所定の端子(タイマーを作動させるための端子)106aに挟み込むことにより、SW1を備えた配線を介さずに模擬入力を行う。模擬入力によりタイマーを作動させることにより、電気回路のシーケンス動作の確認が行われる。
しかし、端子の頭部は半球状であることが多いため、ワニ口クリップのクリップ部により挟んでも外れやすく、外れないようにするためには粘着テープでクリップ部を端子に固定したり、手で押さえ続ける等の手間が必要であった。
仮にワニ口クリップ122のクリップ部が端子頭部から離脱した場合には、クリップ部が充電状態であれば感電災害や地絡故障を起こしたり、意図しない箇所に接触して機器を破損する虞がある。また、試験中にクリップ部が端子から外れると試験が中断し、やり直しが必要となるため、作業効率が低下する。
しかし、端子の頭部は半球状であることが多いため、ワニ口クリップのクリップ部により挟んでも外れやすく、外れないようにするためには粘着テープでクリップ部を端子に固定したり、手で押さえ続ける等の手間が必要であった。
仮にワニ口クリップ122のクリップ部が端子頭部から離脱した場合には、クリップ部が充電状態であれば感電災害や地絡故障を起こしたり、意図しない箇所に接触して機器を破損する虞がある。また、試験中にクリップ部が端子から外れると試験が中断し、やり直しが必要となるため、作業効率が低下する。
特許文献1(実開平4−42084号公報)には、端子台に設けた端子から延びるケーブルに挟着するクリップ部と、クリップ部から延びる接触子と、接触子と導通した引出しコードと、を備えた電圧入力コード構造が開示されている。
しかし、この従来例にあっては、クリップ部と接触子とが一体化しているため、端子とケーブルとの位置関係が一義的に定まっている端子台には適用することができるが、ケーブルが端子からイレギュラーな方向に延びている場合には、ケーブルに固定したクリップ部から延びる接触子の先端を端子の頭部に常に確実に当接させることができるとは限らない。
しかし、この従来例にあっては、クリップ部と接触子とが一体化しているため、端子とケーブルとの位置関係が一義的に定まっている端子台には適用することができるが、ケーブルが端子からイレギュラーな方向に延びている場合には、ケーブルに固定したクリップ部から延びる接触子の先端を端子の頭部に常に確実に当接させることができるとは限らない。
従来の電気回路試験用接続具は、リード線の両端にワニ口クリップ等の接続部材を接続した構成を有していたため、電気回路の動作確認試験に際しては、一方のワニ口クリップを充電部に係止する一方で、他方のワニ口クリップを端子台上の特定の端子に挟着固定する必要がある。しかし、頭部が半球状の端子に充電状態にあるクリップ部を挟着させると、端子頭部との間の接続状態が不安定となり、クリップ部が離脱し易く、接続不良が発生し易かった。
また、特許文献1のように端子台の端子から延びるケーブルに対して挟着固定するクリップから接触子を一体的に突設させた構造の接続具も知られているが、端子とケーブルとの位置関係によっては接触子を端子に対して確実に当接させることが難しいという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、端子台上の特定の端子に対して接続することにより電気回路の動作確認試験を行う試験用接続部材であって、端子から延びるケーブルに対して着脱自在に固定されるクリップ部と、クリップ部により支持された接触手段とを備えたものにおいて、クリップ部に対する接触手段の角度を種々変更できるようにしたことにより、端子とケーブルとの位置関係に影響されずに接触手段を端子に対して確実に接触させることができるようにしたものである。
また、特許文献1のように端子台の端子から延びるケーブルに対して挟着固定するクリップから接触子を一体的に突設させた構造の接続具も知られているが、端子とケーブルとの位置関係によっては接触子を端子に対して確実に当接させることが難しいという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、端子台上の特定の端子に対して接続することにより電気回路の動作確認試験を行う試験用接続部材であって、端子から延びるケーブルに対して着脱自在に固定されるクリップ部と、クリップ部により支持された接触手段とを備えたものにおいて、クリップ部に対する接触手段の角度を種々変更できるようにしたことにより、端子とケーブルとの位置関係に影響されずに接触手段を端子に対して確実に接触させることができるようにしたものである。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る電気回路試験用接続部材は、クリップと、該クリップに支持されたリード線と、該リード線の導体部分と電気的に接続された状態で前記クリップにより支持された接触手段と、該接触手段を該クリップに対して可動に支持する可動機構と、を備えた電気回路試験用接続部材であって、前記クリップは、中間部を開閉自在に軸支された一対の開閉片と、該開閉片を閉止方向へ付勢するバネと、を備え、前記可動機構は、前記接触手段の延びる方向と交差する方向へ該接触手段を変位可能に構成されている。
点検対象機器の端子台の端子から延びるケーブルに固定するクリップと、クリップにより保持された接触手段とから構成されており、接触手段は可動機構によって変位できるように構成されているため、ケーブルにクリップを固定した時の姿勢がどのような状態であっても、接触手段を端子に対して安定して接触させることができる。
点検対象機器の端子台の端子から延びるケーブルに固定するクリップと、クリップにより保持された接触手段とから構成されており、接触手段は可動機構によって変位できるように構成されているため、ケーブルにクリップを固定した時の姿勢がどのような状態であっても、接触手段を端子に対して安定して接触させることができる。
請求項2は、前記接触手段は、針状、或いは板状の接触子であることを特徴とする。
請求項3は、前記接触手段は、前記可動機構を介して前記クリップにより支持された絶縁ケースと、該絶縁ケース内部により所定方向へ進退自在に支持されると共に先端部を該絶縁ホルダーから外部に突出させた接触子と、を備えていることを特徴とする。
接触手段を、絶縁ケースと接触子とから構成したタイプとしたものである。接触手段を構成する接触子がバネによって安定して端子に対する接触状態を維持することができる。
請求項3は、前記接触手段は、前記可動機構を介して前記クリップにより支持された絶縁ケースと、該絶縁ケース内部により所定方向へ進退自在に支持されると共に先端部を該絶縁ホルダーから外部に突出させた接触子と、を備えていることを特徴とする。
接触手段を、絶縁ケースと接触子とから構成したタイプとしたものである。接触手段を構成する接触子がバネによって安定して端子に対する接触状態を維持することができる。
請求項4は、クリップと、該クリップに支持されたリード線と、該リード線の導体部分と電気的に接続された状態で前記クリップにより支持された接触手段と、を備えた電気回路試験用接続部材であって、前記クリップは、中間部を開閉自在に軸支された一対の開閉片と、該開閉片を閉止方向へ付勢するバネと、を備え、前記接触手段は、前記クリップにより支持された絶縁ケースと、該絶縁ケース内部により所定方向へ進退自在に支持されると共に先端部を該絶縁ホルダーから外部に突出させた接触子と、を備えていることを特徴とする。
接触手段は、クリップに対して回動しないように構成してもよい。
接触手段は、クリップに対して回動しないように構成してもよい。
請求項5は、クリップと、該クリップに支持されたリード線と、該リード線の導体部分と電気的に接続された状態で前記クリップにより支持された接触手段と、該接触手段を該クリップに対して可動に支持する可動機構と、を備えた電気回路試験用接続部材であって、前記クリップは、中間部を開閉自在に軸支された一対の開閉片と、該開閉片を閉止方向へ付勢するバネと、を備え、前記接触手段は、クリップ式接続部材である。
市販のワニ口クリップ等のクリップ式接続部材を使用して構築できるため、コストを低減できる。
市販のワニ口クリップ等のクリップ式接続部材を使用して構築できるため、コストを低減できる。
本発明は、端子台上の端子から延びるケーブルに挟着されるクリップと、クリップにより保持された接触手段と、を有した電気回路の試験用接続部材であって、クリップ部に対する接触手段の角度を種々変更できるようにしたことにより、端子とケーブルとの位置関係に影響されずに接触手段を端子に対して確実に接触させることができるようにしたものである。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電気回路試験用接続部材を備えた電気回路試験用接続具の全体構成説明図であり、図2は本発明の一実施形態に係る電気回路試験用接続部材の構成を示す斜視図であり、図3(a)(b)及び(c)はこの電気回路試験用接続具の正面図、平面図、及び側部縦断面図(A−A断面図)であり、図4(a)及び(b)は可動機構の構成を示す平面図、及び正面図である。
図1は本発明の一実施形態に係る電気回路試験用接続部材を備えた電気回路試験用接続具の全体構成説明図であり、図2は本発明の一実施形態に係る電気回路試験用接続部材の構成を示す斜視図であり、図3(a)(b)及び(c)はこの電気回路試験用接続具の正面図、平面図、及び側部縦断面図(A−A断面図)であり、図4(a)及び(b)は可動機構の構成を示す平面図、及び正面図である。
電気回路試験用接続具1は、リード線(導線)2と、リード線2の一端に対して電気的機械的に固定されたワニ口クリップ(接続部材)5と、リード線の他端に対して電気的機械的に固定された電気回路試験用接続部材(接続部材)10と、を概略備えている。必要に応じてリード線2の適所に過電流が流れた時に遮断するための図示しない保護ヒューズを配置してもよい。
ワニ口クリップ5は、図1中に示した充電部(母線)100の端子100aを挟み込んだ状態で固定される。
ワニ口クリップ5は、図1中に示した充電部(母線)100の端子100aを挟み込んだ状態で固定される。
接続部材10は、作業者がこれを手で把持して、点検対象機器の端子台106から延びるケーブル108にクリップ部を挟着させてから、接触手段20を端子106aに当接させる。
接続部材10は、端子台上の端子から延びるケーブル108に対して着脱自在に取り付けられるクリップ11と、クリップに絶縁状態で支持されたリード線2と、リード線の導体部分と電気的に接続された状態でクリップ11により支持された接触手段20と、接触手段をクリップに対して可動な状態で支持する可動機構30と、を備えている。
クリップ11は、回動中心12と、回動中心12を中心としてそれぞれ独立して回動することにより中間部を回動自在に軸支された一対の開閉片13、14と、開閉片を閉止方向へ付勢する図示しないバネ(コイルバネ、トーションバネ等)と、を備えている。クリップ11はいわば洗濯はさみの如き構造を有している。
各開閉片13、14は、一端側に挟圧片13a、14aを有すると共に他端側に操作片13b、14bを備え、回動中心12を中心として各操作片をバネに抗して接近させることにより各挟圧片13a、14aが開放方向(互いに離間する方向)へ移動し、各操作片を開放させる力を解除することによりバネの力により各挟圧片が挟圧方向(互いに接近する方向)へ復帰するように構成されている。
開閉片13、14は、例えば絶縁性と十分な剛性を有した樹脂材料から構成されており、各開閉片の中間部に設けた環状部13c、14c内にリード線2を挿通した状態で保持している。具体的には、同一内径を有する環状部13c、14cを摩擦抵抗が小さく、絶縁性を有し、且つ筒状の軸受部材15の外周面に対して摺動的に係合させることにより、各開閉片を軸受部材15を中心として回動自在に支持する。
接続部材10は、端子台上の端子から延びるケーブル108に対して着脱自在に取り付けられるクリップ11と、クリップに絶縁状態で支持されたリード線2と、リード線の導体部分と電気的に接続された状態でクリップ11により支持された接触手段20と、接触手段をクリップに対して可動な状態で支持する可動機構30と、を備えている。
クリップ11は、回動中心12と、回動中心12を中心としてそれぞれ独立して回動することにより中間部を回動自在に軸支された一対の開閉片13、14と、開閉片を閉止方向へ付勢する図示しないバネ(コイルバネ、トーションバネ等)と、を備えている。クリップ11はいわば洗濯はさみの如き構造を有している。
各開閉片13、14は、一端側に挟圧片13a、14aを有すると共に他端側に操作片13b、14bを備え、回動中心12を中心として各操作片をバネに抗して接近させることにより各挟圧片13a、14aが開放方向(互いに離間する方向)へ移動し、各操作片を開放させる力を解除することによりバネの力により各挟圧片が挟圧方向(互いに接近する方向)へ復帰するように構成されている。
開閉片13、14は、例えば絶縁性と十分な剛性を有した樹脂材料から構成されており、各開閉片の中間部に設けた環状部13c、14c内にリード線2を挿通した状態で保持している。具体的には、同一内径を有する環状部13c、14cを摩擦抵抗が小さく、絶縁性を有し、且つ筒状の軸受部材15の外周面に対して摺動的に係合させることにより、各開閉片を軸受部材15を中心として回動自在に支持する。
開閉片13の環状部13cは、二つの分岐片13d、13dに分岐しており、2つの分岐片13d、13dの間に、開閉片14の環状部14cの幅の細い部分14dが入り込むことにより、両開閉片は軸受部材15を中心として相対的に回動できるようになっている。
また、開閉片13の先端に位置する挟圧片13aは、二つの分岐片13e、13eを有する。一方、開閉片14の先端に位置する細幅の挟圧片14aは、2つの分岐片13e、13eの間に入り込むように構成されている。このため、操作片13b、14bがバネによって開放した状態にある時には挟圧片13a、14aは図示したように閉じた状態にあるが、バネに抗して両操作片を接近させると挟圧片は開放する。
また、開閉片13の先端に位置する挟圧片13aは、二つの分岐片13e、13eを有する。一方、開閉片14の先端に位置する細幅の挟圧片14aは、2つの分岐片13e、13eの間に入り込むように構成されている。このため、操作片13b、14bがバネによって開放した状態にある時には挟圧片13a、14aは図示したように閉じた状態にあるが、バネに抗して両操作片を接近させると挟圧片は開放する。
本例に係る接触手段20は、導電性を有した金属材料から成る板材、或いは、針状から成る接触子21であり、先端部21aを尖らせることにより、ボルトから成る端子頭部の溝内に係止し易くなっている。接触子21の中間部はフック状に折り返されており、接触子の基端部は可動機構30により接触子の先端部と交差する方向(図3では横方向)に回動するように構成されている。接触子の中間部をフック状とすることにより、接触子先端部を弾性的に端子頭部と接触させることができ、端子頭部との導通を安定して維持させることができる。
接触子21は先端部を除いた他の部位を絶縁膜25(図3(a)参照)により被覆するのが安全上好ましい。
接触子21は先端部を除いた他の部位を絶縁膜25(図3(a)参照)により被覆するのが安全上好ましい。
可動機構30は、図3、図4に示すように、接触子21の他端部21bに設けた穴と、軸受部材15から突出した支持片15aに設けた穴との間をビス31及びナット32により連結したものであり、ビス及びナットによる締結力を弱めた状態で支持片15aに対して接触子の他端部21bを回動させることにより、接触子を首振りさせて先端部21aを端子頭部に対して正確に位置合わせすることが可能となる。位置合わせ後は、ビスを締結して支持片15aに対して接触子を固定する。
なお、支持片15aはリード線2の導体部分と導通している。
なお、支持片15aはリード線2の導体部分と導通している。
図5(a)及び(b)は、端子台、及び本実施形態に係る電気回路試験用接続部材10をこの端子台に適用した状態を示す平面図である。
図5(a)に示した端子台106では、一つの端子106aから延びるケーブル108の方向が斜め方向であるため、ケーブル108の直線部分108aの延長上に端子106aが存在しない状態となっている。このため、接触子の先端部21aがクリップの回動中心12の延長上に位置している場合には、ケーブルの直線部分108aを電気回路試験用接続部材10のクリップ11で挟着させた時に、接触子の先端部を端子の頭部に当接させることができない。
本発明では、接触子を可動機構30により接触子先端の延びる方向(図3(a)では下方)と直交(交差)する方向(横方向)へ回動するようにしたので、接触子先端部が端子に向くように方向を変化させて端子頭部に対して確実に接触させることが可能となる。また、接触子は中間のフック状部により変形できるため、クリップから端子までの距離が本来の想定距離よりも若干狭くても、広くても、接触子先端を端子頭部に確実に接触、係止させてその状態を維持することができる。
図5(a)に示した端子台106では、一つの端子106aから延びるケーブル108の方向が斜め方向であるため、ケーブル108の直線部分108aの延長上に端子106aが存在しない状態となっている。このため、接触子の先端部21aがクリップの回動中心12の延長上に位置している場合には、ケーブルの直線部分108aを電気回路試験用接続部材10のクリップ11で挟着させた時に、接触子の先端部を端子の頭部に当接させることができない。
本発明では、接触子を可動機構30により接触子先端の延びる方向(図3(a)では下方)と直交(交差)する方向(横方向)へ回動するようにしたので、接触子先端部が端子に向くように方向を変化させて端子頭部に対して確実に接触させることが可能となる。また、接触子は中間のフック状部により変形できるため、クリップから端子までの距離が本来の想定距離よりも若干狭くても、広くても、接触子先端を端子頭部に確実に接触、係止させてその状態を維持することができる。
次に、図6(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係る電気回路試験用接続部材の要部構成を示す縦断面図、及びB−B断面図である。なお、クリップの部分は前記実施形態と同様の構成であるため、同一の符号を付し、重複した構成の説明は省略する。
この実施形態に係る接触手段20は、接触子40と、接触子をその内部において軸方向に進退自在に支持すると共に先端から突出させる中空筒状の絶縁ケース45と、接触子40をその先端部が絶縁ケース先端面から突出する方向へ付勢する弾性部材50と、軸受部材15により支持され、リード線2と接触子40とを導通させる摺動端子52と、を有する。
弾性部材50は、接触子40に設けた突起41と、絶縁ケース内に設けた仕切板55との間に配置されていて、接触子を突出方向へ付勢する。
この実施形態に係る接触手段20は、接触子40と、接触子をその内部において軸方向に進退自在に支持すると共に先端から突出させる中空筒状の絶縁ケース45と、接触子40をその先端部が絶縁ケース先端面から突出する方向へ付勢する弾性部材50と、軸受部材15により支持され、リード線2と接触子40とを導通させる摺動端子52と、を有する。
弾性部材50は、接触子40に設けた突起41と、絶縁ケース内に設けた仕切板55との間に配置されていて、接触子を突出方向へ付勢する。
また、絶縁ケース45内部には接触子ガイド部46が設けられており、接触子ガイド部は接触子40を絶縁ケースの軸方向に進退自在に支持したり、所定の突出位置で固定することができる。即ち、断面が円形である棒状の接触子40の上部(後部)適所には径方向へ突出する長方形状の突片42が一体的に突設されている。一方、弾性部材50よりも上方(後方)の絶縁ケース内部には、接触子40と突片42を所定の姿勢で軸方向へ進退させるための長方形状の空所47が形成されている。空所47は絶縁ケースの上端面(後端面)で開口しており、弾性部材に抗して接触子を後方(絶縁ケース内)へ押し込んだ時に接触子と共に突片42が空所47から絶縁ケース外部へ突出する。突片42が空所の後端開口から外部に突出した後で突片と共に接触子を90度回転させることにより、接触子を絶縁ケース後端面に係止して接触子先端を所定の退避位置に保持することができる。なお、絶縁ケース後端面に90度回転させた後の突片42を着座させる溝を形成することにより、突片を絶縁ケース後端面により確実に係止して接触子を最突出位置よりも引っ込んだ状態に保持することができる。
なお、接触子が絶縁ケース内に最も引っ込んだ状態においても、接触子の先端が絶縁ケース前端面から突出し続けるように各部の寸法を設定する。
なお、接触子が絶縁ケース内に最も引っ込んだ状態においても、接触子の先端が絶縁ケース前端面から突出し続けるように各部の寸法を設定する。
図7(a)及び(b)は図6の実施形態に係る電気回路試験用接続部材に可動機構30を追加した場合の構成例を示す要部縦断面図、及び平面図である。
可動機構30は、接触手段20を接触子の延びる方向と交差する方向へ首振り可能に支持する手段である。
可動機構30は、絶縁ケースの適所(先部)からクリップ11に向けて突設させた連結部35と、軸受部材15から突出した支持片15bと、支持片15bにより連結部35を横方向(接触子先端部の延びる方向と交差する方向)へ回動自在に支持させるビス、及びナット等の連結部材36と、を有している。ビス及びナットによる締結力を弱めた状態で支持片15bに対して連結部35を回動させることにより、接触子を含めた接触手段20を首振りさせて接触子先端部40aを端子頭部に対して正確に位置合わせすることが可能となる。位置合わせ後は、ビスを締め付けて支持片15bに対して接触手段を固定する。
可動機構30は、接触手段20を接触子の延びる方向と交差する方向へ首振り可能に支持する手段である。
可動機構30は、絶縁ケースの適所(先部)からクリップ11に向けて突設させた連結部35と、軸受部材15から突出した支持片15bと、支持片15bにより連結部35を横方向(接触子先端部の延びる方向と交差する方向)へ回動自在に支持させるビス、及びナット等の連結部材36と、を有している。ビス及びナットによる締結力を弱めた状態で支持片15bに対して連結部35を回動させることにより、接触子を含めた接触手段20を首振りさせて接触子先端部40aを端子頭部に対して正確に位置合わせすることが可能となる。位置合わせ後は、ビスを締め付けて支持片15bに対して接触手段を固定する。
この実施形態においては、クリップ11(支持片15b)により接触手段20を回動自在に支持しているため、端子106aとケーブル108との位置関係が一様でない場合であっても接触手段20を動かすことにより、接触子先端を端子に対して安定して当接させることができる。
なお、可動機構30として図示した例は一例に過ぎず、例えばボールジョイント等により多方向に回動できるようにしてもよい。或いは、接触子を回動させる代わりに、接触子を横方向、上下方向、斜め方向等々、種々の方向へ進退自在に構成してもよい。
なお、可動機構30として図示した例は一例に過ぎず、例えばボールジョイント等により多方向に回動できるようにしてもよい。或いは、接触子を回動させる代わりに、接触子を横方向、上下方向、斜め方向等々、種々の方向へ進退自在に構成してもよい。
次に、図8は本発明の他の実施形態に係る電気回路試験用接続具の要部構成説明図である。なお、上記実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この実施形態に係る電気回路試験用接続具1は、電気回路試験用接続部材10の接触手段20としてワニ口クリップ60、その他のクリップ式接続部材を使用した点が特徴的である。また、ワニグチ口クリップとクリップ11とを接続する導線61(可動機構)としては可撓性、柔軟性を有した絶縁被覆電線を用いる。導線61は、リード線2と電気的に接続されている。
ワニ口クリップ(クリップ式接続部材)60は周知のように、露出した先端の挟着部60aと、絶縁カバー60bにより隠蔽された操作部とを有し、指によって操作部を押圧することにより挟着部を開放し、押圧を解除することにより挟着部が閉じる構造である。
この構成によれば、ケーブル108に対してクリップ11が確実に位置決め固定されるため、ワニ口クリップ60を安定して端子の頭部に挟着させることができる。また、可撓性を有した導線61を用いてクリップと接続しているため、端子とケーブルとの位置関係にバリエーションがあったとしても、ワニ口クリップを任意の方向へ任意の距離だけ移動して端子頭部に挟着させることができる。
この実施形態に係る電気回路試験用接続具1は、電気回路試験用接続部材10の接触手段20としてワニ口クリップ60、その他のクリップ式接続部材を使用した点が特徴的である。また、ワニグチ口クリップとクリップ11とを接続する導線61(可動機構)としては可撓性、柔軟性を有した絶縁被覆電線を用いる。導線61は、リード線2と電気的に接続されている。
ワニ口クリップ(クリップ式接続部材)60は周知のように、露出した先端の挟着部60aと、絶縁カバー60bにより隠蔽された操作部とを有し、指によって操作部を押圧することにより挟着部を開放し、押圧を解除することにより挟着部が閉じる構造である。
この構成によれば、ケーブル108に対してクリップ11が確実に位置決め固定されるため、ワニ口クリップ60を安定して端子の頭部に挟着させることができる。また、可撓性を有した導線61を用いてクリップと接続しているため、端子とケーブルとの位置関係にバリエーションがあったとしても、ワニ口クリップを任意の方向へ任意の距離だけ移動して端子頭部に挟着させることができる。
また、ワニ口クリップをバネ性を有した導線61により支持して、ワニ口クリップの先端を端子106aに対して押し付けるようにすれば、ワニ口クリップと端子頭部との挟着状態を更に安定化させることができる。
市販のワニ口クリップを使用して構築できるため、コストを低減できる。
なお、上記の各実施形態ではクリップにより一本のケーブルに挟着させる例を示したが、クリップの取付状態を安定させるために、上下、或いは横方向に並んだ二本以上のケーブルを同時に挟着するようにしてもよい。このようにすることにより、クリップがケーブルに対して回転したり、位置ずれすることがなくなる。この場合、ケーブルに固定されたクリップの姿勢が端子の方向を向かなくなることもあるが、接触手段の方向を変更可能としているため、常に安定して端子に対して接触子を接続することができる。
市販のワニ口クリップを使用して構築できるため、コストを低減できる。
なお、上記の各実施形態ではクリップにより一本のケーブルに挟着させる例を示したが、クリップの取付状態を安定させるために、上下、或いは横方向に並んだ二本以上のケーブルを同時に挟着するようにしてもよい。このようにすることにより、クリップがケーブルに対して回転したり、位置ずれすることがなくなる。この場合、ケーブルに固定されたクリップの姿勢が端子の方向を向かなくなることもあるが、接触手段の方向を変更可能としているため、常に安定して端子に対して接触子を接続することができる。
また、本例ではクリップにより一本のリード線を保持し、このリード線に対して一本の接触手段を接続したが、一つのクリップにより二本以上のリード線を保持し、各リード線に対して一本ずつの接触手段を接続するようにしてもよい。
クリップによるケーブルに対する挟着力を十分に高めたり、二本以上のケーブルを挟着することにより、クリップがケーブルから外れたり、位置ずれして接触子が意図しない部位に接触して、感電、その他の事故などを起こすことが無くなる。
クリップによるケーブルに対する挟着力を十分に高めたり、二本以上のケーブルを挟着することにより、クリップがケーブルから外れたり、位置ずれして接触子が意図しない部位に接触して、感電、その他の事故などを起こすことが無くなる。
1…電気回路試験用接続具、2…リード線、5…ワニ口クリップ、10…電気回路試験用接続部材、11…クリップ、12…回動中心、13…開閉片、13a…挟圧片、13b…操作片、13c…環状部、13d…分岐片、13e…分岐片、14…開閉片、14a…挟圧片、14c…環状部、14d…部分、15…軸受部材、15a…支持片、15b…支持片、20…接触手段、21…接触子、21a…先端部、21b…他端部、25…絶縁膜、30…可動機構、31…ビス、32…ナット、35…連結部、36…連結部材、40…接触子、40a…接触子先端部、41…突起、42…突片、45…絶縁ケース、46…接触子ガイド部、47…空所、50…弾性部材、52…摺動端子、55…仕切板、60…ワニ口クリップ(クリップ式接続部材)、60a…挟着部、60b…絶縁カバー、61…導線、106…端子台、106a…端子、108…ケーブル、108a…直線部分
Claims (5)
- クリップと、該クリップに支持されたリード線と、該リード線の導体部分と電気的に接続された状態で前記クリップにより支持された接触手段と、該接触手段を該クリップに対して可動に支持する可動機構と、を備えた電気回路試験用接続部材であって、
前記クリップは、中間部を開閉自在に軸支された一対の開閉片と、該開閉片を閉止方向へ付勢するバネと、を備え、
前記可動機構は、前記接触手段の延びる方向と交差する方向へ該接触手段を変位可能に構成されていることを特徴とする電気回路試験用接続部材。 - 前記接触手段は、針状、或いは板状の接触子であることを特徴とする請求項1に記載の電気回路試験用接続部材。
- 前記接触手段は、前記可動機構を介して前記クリップにより支持された絶縁ケースと、該絶縁ケース内部により所定方向へ進退自在に支持されると共に先端部を該絶縁ホルダーから外部に突出させた接触子と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気回路試験用接続部材。
- クリップと、該クリップに支持されたリード線と、該リード線の導体部分と電気的に接続された状態で前記クリップにより支持された接触手段と、を備えた電気回路試験用接続部材であって、
前記クリップは、中間部を開閉自在に軸支された一対の開閉片と、該開閉片を閉止方向へ付勢するバネと、を備え、
前記接触手段は、前記クリップにより支持された絶縁ケースと、該絶縁ケース内部により所定方向へ進退自在に支持されると共に先端部を該絶縁ホルダーから外部に突出させた接触子と、を備えていることを特徴とする電気回路試験用接続部材。 - クリップと、該クリップに支持されたリード線と、該リード線の導体部分と電気的に接続された状態で前記クリップにより支持された接触手段と、該接触手段を該クリップに対して可動に支持する可動機構と、を備えた電気回路試験用接続部材であって、
前記クリップは、中間部を開閉自在に軸支された一対の開閉片と、該開閉片を閉止方向へ付勢するバネと、を備え、
前記接触手段は、クリップ式接続部材であることを特徴とする電気回路試験用接続部材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012149326A JP2014011141A (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | 電気回路試験用接続部材 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016219345A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 日置電機株式会社 | 計測用端子取着ユニット |
CN110667647A (zh) * | 2019-09-14 | 2020-01-10 | 冯宏涛 | 一种静接点组 |
EP4287408A1 (en) * | 2022-05-30 | 2023-12-06 | Alfen B.V. | Grounding device for grounding a din modular component in a position of use |
-
2012
- 2012-07-03 JP JP2012149326A patent/JP2014011141A/ja active Pending
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