JP2014010195A - 光走査装置、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置、およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ポリゴンモーターから発せられる熱によって、レンズの屈折率に勾配が生じることを、簡易な構成にて抑止した露光装置、およびこれを備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】露光装置123は、ポリゴンモーター71と、fθレンズ85とを備える。ポリゴンモーター71は発熱しながら、回転駆動されるため、fθレンズ85の左壁812側の温度よりも、fθレンズ85の右壁810側の温度が低くなりやすい。露光装置123は、fθレンズ85の上方に、左右方向に延設される凹部80Dを備える。更に、fθレンズ85の右壁810側の上方には、凹部80Dを覆うように、プレート500が配置される。プレート500によって、fθレンズ85の右壁810側の熱が、上方に放熱されることが抑止される。
【選択図】図5

Description

本発明は、像担持体に静電潜像を形成する光走査装置、およびこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、画像を担持する感光体ドラムに静電潜像を形成する光走査装置として、特許文献1に記載されているような技術が知られている。この技術では、光走査装置としての露光装置は、ハウジング内にレーザーダイオードと、レンズと、ポリゴンミラーと、ポリゴンモーターと、fθレンズと、折返しミラーと、を備えている。
レーザーダイオードから射出されたレーザー光が、レンズを介してポリゴンミラーへと導かれる。そして、モーターによって回転駆動されるポリゴンミラーに入射したレーザー光は、ポリゴンミラーの鏡面で反射偏向されたのち、fθレンズを通って折返しミラーで反射される。これにより、レーザー光は、主走査方向に走査されながら、副走査方向に回転する感光体ドラムのドラム面に導かれる。
特許文献1に記載された技術には、ポリゴンミラーの回転に伴って、ポリゴンモーターから発せられた熱が、ハウジング内で偏って分布することによって、fθレンズに温度勾配が生じ、fθレンズの屈折率の不均一性がもたらされることが開示されている。このため、上記の技術では、ハウジング内部の高温部分と低温部分との間に熱伝導部材が配置され、ハウジング内の温度の均一化が図られている。また、特許文献2に記載された技術には、露光装置が装着される画像形成装置の本体フレームと、露光装置のハウジングとの間に金属部材が配置される技術が、記載されている。そして、ハウジングの高温部分と低温部分に対応して、それぞれ本体フレームに連設される金属部材の形状が変化されることで、放熱性能の差がもたらされ、ハウジングの温度の均一化が図られている。
特開2009−128556号公報 特開2006−3503号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載された技術では、露光装置のハウジング内外に、高価な熱伝導部材を配置する必要がある。このため、露光装置、または露光装置が装着される画像形成装置のコストアップがもたらされてしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ポリゴンモーターから発せられる熱によって、レンズの屈折率に部分的な差が生じることを、簡易な構成にて抑止した光走査装置、およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る光走査装置は、第1の壁部と、前記第1の壁部と交差する第2の壁部と、前記第1および第2の壁部の上方に連設される天板と、を有するハウジングと、レーザー光を出力するレーザー光源と、前記ハウジングによって画定された内部空間内に配置され、回転駆動され、前記レーザー光を偏向する、複数のミラー面を備えたポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを軸支し、前記ミラー面が、前記第1の壁部に対向した後、前記第2の壁部に対向するように、前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターと、前記ポリゴンモーターと、前記第2の壁部との間に、前記第1の壁部と交差する方向に延設され、前記ポリゴンミラーによって偏向された前記レーザー光を屈折させるfθレンズと、前記fθレンズの前記第1の壁部から遠い側の領域の上方に配置され、前記内部空間から放熱される熱を断熱する断熱室と、を備えることを特徴とする。
本構成によれば、ハウジングは、第1の壁部と、前記第1の壁部と交差する第2の壁部と、前記第1および第2の壁部の上方に連設される天板とを備える。ポリンゴンミラーは、ハウジングによって画定された内部空間内に配置され、回転駆動され、前記レーザー光を偏向する、複数のミラー面を備える。また、ポリゴンモーターは、ポリゴンミラーを軸支し、ミラー面が、第1の壁部に対向した後、第2の壁部に対向するように、ポリゴンミラーを回転させる。ポリゴンミラーが、レーザー光を偏向するにあたり、ポリゴンモーターが、ポリゴンミラーを回転させる。この際、ポリゴンモーターから発せられる熱は、第1の壁部と第2の壁部とが交差する領域に溜まり易い。特に、fθレンズが、ポリゴンモーターと、第2の壁部との間に、第1の壁部と交差する方向に延設される。このため、上記の熱は、fθレンズのうちの第1の壁部に近い領域を暖める。この結果、fθレンズの第1の壁部に近い領域と第1の壁部から遠い領域との間で温度勾配が生じる。前記温度勾配は、fθレンズの熱膨張に部分的な差をもたらす。したがって、fθレンズの延設方向において、fθレンズの屈折率に差が生じてしまう。このような場合であっても、上記の構成によれば、fθレンズの第1の壁部から遠い側の領域の上方には、内部空間から放熱される熱を断熱する断熱室が配置される。このため、fθレンズの第1の壁部に近い領域では、内部空間からハウジングの天板を介して、内部の熱が放熱される。一方、fθレンズの第1の壁部から遠い領域では、断熱室によって、内部の熱の放熱が抑制される。このため、fθレンズの延設方向における温度勾配が生じることが抑止される。
上記の構成において、前記断熱室は、前記fθレンズの上方の前記天板に、前記fθレンズに沿って形成される凹部と、前記凹部のうち、前記第1の壁部から遠い側の領域の上方を覆うカバー部材と、を備えることが望ましい。
本構成によれば、断熱室は、fθレンズの上方の天板に、fθレンズに沿って形成される凹部と、凹部のうち、第1の壁部から遠い側の領域の上方を覆うカバー部材と、から画定される。このため、天板に形成される凹部およびカバー部材の簡易な構成によって、断熱室の一部が画定される。
上記の構成において、前記断熱室のうち前記凹部の底部に相当する部分が、前記fθレンズの上面部に接触していることが望ましい。
本構成によれば、ハウジング内の温度の均一性が一層確保される。
上記の構成において、前記断熱室は、前記凹部内に立設され、前記カバー部材に連設され、前記断熱室の前記第1の壁部側の端部を仕切る立壁を備えることが望ましい。
本構成によれば、断熱室は、凹部とカバー部材に連設され、断熱室の第1の壁部側の端部を仕切る立壁によって、更に画定される。このため、断熱室の第1の壁部側が塞がれ、断熱室の密閉性が向上される。
上記の構成において、前記カバー部材は、前記レーザー光源のレーザー光の安全基準を示すための表示ラベルであることが望ましい。
本構成によれば、レーザー光源のレーザー光の安全基準を示すための表示ラベルを、カバー部材として使用することができる。
上記の構成において、前記カバー部材は、多孔質の弾性部材であることが望ましい。
本構成によれば、簡易な多孔質の弾性部材によって、カバー部材が構成されることが可能となる。特に、カバー部材として、多孔質の弾性部材が使用されることで、断熱室に溜まった熱が、少しずつ放熱される。このため、断熱室に過剰に熱が蓄積されることが抑止される。
上記の構成において、前記カバー部材は、樹脂製の板状部材であることが望ましい。
本構成によれば、簡易な樹脂製の板状部材によって、カバー部材が構成されることが可能となる。
上記の構成において、前記fθレンズの前記第1の壁部側の端部のうちの、前記ポリゴンミラー側に面する領域に対向して配置される仕切り壁を備えることが望ましい。
本構成によれば、第1の壁部と第2の壁部とが交差する領域に溜まった暖かい空気が、fθレンズの第1の壁部側の端部に触れることが抑止される。このため、fθレンズの第1の壁部側の温度上昇が抑えられ、fθレンズの延設方向における温度勾配が、更に抑制される。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記の何れかに記載の光走査装置と、前記光走査装置によって、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面にトナーを供給する現像手段と、を備えたことを特徴とする。
本構成によれば、ポリゴンモーターから発せられる熱によって、fθレンズの第1の壁部に近い領域が暖められた場合であっても、fθレンズの第1の壁部から遠い側の領域の上方には、内部空間から放熱される熱を断熱する断熱室が配置される。このため、fθレンズの第1の壁部に近い領域では、内部空間からハウジングの天板を介して、内部の熱が放熱される。一方、fθレンズの第1の壁部から遠い領域では、断熱室によって、内部の熱の放熱が抑制される。このため、fθレンズの延設方向における温度勾配が生じることが抑止される。この結果、fθレンズの屈折率に差が生じにくく、像担持体上に、安定した潜像が形成される。
上記の構成において、前記光走査装置が配置される配置空間を有する筐体と、前記筐体に配置され、前記配置空間に空気流を流入させる空気流発生手段と、前記配置空間に流入された前記空気流を、前記天板のうちの、前記fθレンズの前記第1の壁部に近い領域の上方に対応する部分に誘導する誘導する冷却風路と、を備えることが望ましい。
本構成によれば、光走査装置が配置される筐体に配置され、配置空間に空気流を流入させる空気流発生手段と、配置空間に流入された前記空気流を、断熱室に沿って誘導する冷却風路と、が備えられる。このため、空気流発生手段が配置空間にもたらした空気流が、天板のうちの、fθレンズの第1の壁部に近い領域の上方の部分に誘導される。この結果、fθレンズの第1の壁部に近い領域から、熱が放熱されることが促進される。したがって、fθレンズの延設方向における温度勾配が、より抑止される。
上記の構成において、前記冷却風路は、前記第1の壁部から前記断熱室に向かって、前記空気流を誘導することが望ましい。
本構成によれば、前記空気流は、天板のうちの、fθレンズの第1の壁部に近い領域の上方の部分に誘導されたのち、断熱室の上方にもたらされる。このため、fθレンズの第1の壁部に近い領域の上方から吸熱した熱を、断熱室に供給することが可能となる。この結果、fθレンズの延設方向における温度勾配が、一層抑止される。
本発明によれば、ポリゴンモーターから発せられる熱によって、レンズの屈折率に部分的な差が生じることを、簡易な構成にて抑止した光走査装置、およびこれを備える画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部断面図である。 本発明の実施形態に係る露光装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る露光装置の平面図である。 本発明の実施形態に係る露光装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る露光装置の断面図である。 本発明の実施形態に係る露光装置の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る露光装置の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る露光装置の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る露光装置の断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンター100(画像形成装置)の斜視図である。図2は、図1に示されるプリンター100の内部構造を概略的に示す図である。図1及び図2に示されるプリンター100は、いわゆるモノクロプリンター機であるが、他の実施形態において、画像形成装置は、カラープリンター、ファクシミリ装置、これらの機能を備える複合機やトナー画像をシートに形成するための他の装置であってもよい。尚、以下の説明で用いられる「上」や「下」、「前」や「後」、「左」や「右」といった方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、画像形成装置の原理を何ら限定するものではない。
プリンター100は、シートSに画像を形成するための様々な装置を収容する筐体200を備える。筐体200は、筐体200の上面を規定する上壁201と、筐体200の底面を規定する底壁220と、上壁201と底壁220との間で立面する背面壁230(図2)と、背面壁230とは反対側に立面する前壁235と、を含む。上壁201の中央部には、排紙部210が配置される。排紙部210は、上壁210の前方部分から後方部分にかけて、下方に傾斜した傾斜面からなる。排紙部210には、後記の画像形成部120において、画像が形成されたシートSが排出される。また、前壁235には、手差しトレイ240が配置される。手差トレイ240は、下端を支点として、上下に回動可能である(図2の矢印D1)。手差トレイ240の上端側が下方に回動されると、筐体200に形成された開口部290が開放される。開口部290は、筐体200の本体内部空間260(配置空間)に連通する。使用者は、開口部290を介して、筐体200の本体内部空間260に収容された様々な装置にアクセスすることができる。手差トレイ240が上方に回動すると、開口部290は閉じられる。この結果、使用者の不必要な本体内部空間260へのアクセスは防止される。
プリンター100は、カセット110と、ピックアップローラー112と、第1給紙ローラー113と、第2給紙ローラー114と、搬送ローラー115と、レジストローラー対116と、画像形成部120とを備える。
カセット110は、内部にシートSを収容する。カセット110は、シートSを支持するリフト板111を備える。リフト板111は、シートSの先頭縁を押し上げるように傾斜する。
ピックアップローラー112は、リフト板111によって押し上げられたシートSの先頭縁上に配置される。ピックアップローラー112が回転すると、シートSはカセット110から引き出される。
第1給紙ローラー113は、ピックアップローラー112の下流に配設される。第1給紙ローラー113は、シートSを更に下流に送り出す。第2給紙ローラー114は、手差しトレイ240の支点付近に配設される。第2給紙ローラー114は、手差トレイ240上のシートSを筐体200内に引き込む。使用者は、カセット110に収容されたシートS、または手差トレイ240の上に載置されたシートSを選択的に使用することができる。
搬送ローラー115は、第1給紙ローラー113、第2給紙ローラー114の下流に配設される。搬送ローラー115は、第1給紙ローラー113、第2給紙ローラー114によって送り出されたシートSを更に下流へ搬送する。
レジストローラー対116は、搬送方向と直交する方向のシートの位置を規定する。これにより、シートS上に形成される画像の位置が調整される。レジストローラー対116は、画像形成部120による画像形成のタイミングに合わせて、シートSを画像形成部120に供給する。
画像形成部120は、感光体ドラム121と、帯電器122と、露光装置123(光走査装置)と、現像装置124と、トナーコンテナ125と、転写ローラー126と、クリーニング装置127とを備える。
感光体ドラム121は、略円筒体の形状を有する。感光体ドラム121は、周面に静電潜像が形成されるとともに、該静電潜像に応じたトナー画像を担持する。
帯電器122は、所定の電圧が印加され、感光体ドラム121の周面を略一様に帯電させる。露光装置123は、帯電器122によって帯電された感光体ドラム121の周面に、レーザー光を照射する。該レーザー光は、プリンター100に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータといった外部装置(図示せず)から出力された画像データに従って、照射される。この結果、感光体ドラム121の周面には、画像データに対応する静電潜像が形成される。なお、露光装置123については、後記で詳述する。
現像装置124は、静電潜像が形成された感光体ドラム121の周面にトナーを供給する。トナーコンテナ125は、現像装置124へトナーを供給する。トナーコンテナ125は、現像装置124に順次又は必要に応じてトナーを供給する。現像装置124がトナーを感光体ドラム121に供給すると、感光体ドラム121の周面に形成された静電潜像が現像(可視化)される。この結果、感光体ドラム121の周面に、トナー画像が形成されることとなる。
転写ローラー126は、感光体ドラム121の周面に当接するように、回転可能に配設される。レジストローラー対116から搬送されたシートSが、感光体ドラム121と転写ローラー126との間を通過するときに、感光体ドラム121の周面に形成されたトナー画像が、シートSに転写される。
クリーニング装置127は、シートSへトナー画像が転写された後に、感光体ドラム121の周面に残るトナーを除去する。クリーニング装置127によって、清浄化された感光体ドラム121の周面は、再度、帯電器122の下方を通過し、一様に帯電される。その後、上述のトナー画像の形成が新たに行われる。
プリンター100は、画像形成部120よりも搬送方向下流側に、シートS上のトナー画像を定着させる定着装置130を更に備える。定着装置130は、シートS上のトナーを溶融させる加熱ローラー131と、シートSを加熱ローラー131に密着させる圧力ローラー132と、を備える。シートSが加熱ローラー131と圧力ローラー132との間を通過すると、トナー画像は、シートSに定着される。
プリンター100は、定着装置130の下流に配設された複数の搬送ローラー対133と、搬送ローラー対133の下流に配設された排出ローラー対134と、を更に備える。シートSは、搬送ローラー対133によって上方に搬送され、最終的に、排出ローラー対134によって、筐体200から排出される。筐体200から排出されたシートSは、排紙部210上に積み重ねられる。
次に、図3および図4を参照して、本実施形態に係る露光装置123の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る露光装置123の内部構造を示した斜視図である。また、図4は、露光装置123の平面図である。なお、図3および図4では、露光装置123の天板80T(図5)を取り外した状態に相当する。露光装置123は、ハウジング80と、レーザーダイオード81(レーザー光源)と、レンズ部82、83と、ポリゴンモーターユニット7と、fθレンズ85と、折返しミラー86と、を備えている。
ハウジング80は、露光装置123の各部品を収容する筐体である。ハウジング80は、上面視で略矩形形状からなり、上下方向に所定の厚さを備えた、偏平形状からなる筐体である。ハウジング80は、ハウジング本体80Gと、天板80T(図5)と、を備える。ハウジング本体80Gは、右方、後方、左方、前方を、それぞれ、右壁810、後壁811、左壁812(第1の壁部)、前壁813(第2の壁部)によって画定される。天板80Tは、ハウジング本体80Gの上方に装着され、右壁810、後壁811、左壁812、前壁813に連設される。ハウジング80の内部には、各種光学部品などが配置される内部空間Sが形成される。
レーザーダイオード81は、図外の画像メモリで生成されて出力された画像データ信号をレーザー光に変調して発射(出力)する。レーザーダイオード81は、ハウジング80の右壁810の内側に配置される。このレーザーダイオード81は、レーザー光の発射タイミング等の制御を行う不図示の回路基板に電気的に接続されている。レンズ部82、83は、例えばコリメータレンズやプリズム等により構成されており、入射したレーザー光を平行光に変換する機能を有している。
ポリゴンモーターユニット7は、ハウジング80の略中央部に配置される。ポリゴンモーターユニット7は、基板上にポリゴンモーター71とポリゴンミラー72とを備える。ポリゴンモーター71は、駆動電流が入力され、所定の回転数で、ポリゴンミラー72を回転させる。ポリゴンミラー72は、平面視正五角形の平板状に形成され、複数のミラー面を備える。ポリゴンミラー72は、図3および図4の矢印DP方向に回転駆動される。換言すれば、ポリゴンモーター71は、ポリゴンミラー72の複数のミラー面が、左壁812に対向した後、前壁813に対向するように、ポリゴンミラー72を回転させる。ポリゴンミラー72は、ポリゴンモーター71によって回転されながら、レンズ部83からのレーザー光を偏向し、fθレンズ85に向けて走査する。
fθレンズ85は、ポリゴンモーターユニット7の前方において、左右方向に沿って配置される。fθレンズ85は、ポリゴンモーター71と、前壁813との間に、左壁812と交差する方向に延設される。fθレンズ85は、上面視で略アーチ形状からなる。特に、fθレンズ85の中央部は、ポリゴンミラー72に向かって突出しており、fθレンズ85の両端部は、折返しミラー86(前壁813)に向かって突出している。fθレンズ85は、ポリゴンミラー72で偏向されたレーザー光を屈折させ、感光体ドラム121上で等速走査させる機能を有している。折返しミラー86は、fθレンズ85からのレーザー光を反射して感光体ドラム121に導くために設けられている。
また、ハウジング80は、突出部801を備える。突出部801は、左壁812の内壁部から内部空間S内に延設される壁部である。突出部801は、左壁812と前壁813とが交差する角部を、左壁812側と前壁813側に区切る。突出部801は、左壁812の内壁から、右方向に延設されたのち、後方向に屈曲され、更に、ポリゴンモーターユニット7に向かって屈曲される。突出部801の直ぐ右側には、fθレンズ85の左端部LAが配置される。また、突出部801の先端部802(仕切り)は、fθレンズ85の左端部LAの後方において、ポリゴンミラー72のミラー面に向かって延設される。すなわち、突出部801の先端部802は、fθレンズ85の左壁812側の端部のうちの、ポリゴンミラー72側に面する領域に対向して配置される。
この露光装置123では、レーザーダイオード81から射出されたレーザー光がレンズ部82、83を介してポリゴンミラー72と導かれる。そして、回転するポリゴンミラー72に入射したレーザー光は、ポリゴンミラー72の鏡面で反射偏向されたのちfθレンズ85を通って折返しミラー86で反射される。これにより、レーザー光は、所定の走査方向(主走査方向、図3の矢印A方向)に水平走査されながら、前記走査方向と直交する軸心回り(副走査方向、図3の矢印B方向)に回転する感光体ドラム121のドラム面に導かれる。
ポリゴンモーター71が回転駆動されると、ポリゴンモーター71から発せられる熱が、ポリゴンモーター71の回転に伴って形成される層流によって、ハウジング80内に拡散される。そして、図4の領域Hに示されるように、暖められた空気は、ポリゴンモーターユニット7から、左壁812とfθレンズ85とが交差する角部にかけて分布する。この結果、fθレンズ85の左端部LA(左壁812に近い領域)のほうが、右端部LB(左壁812から遠い領域)よりも高温となり、fθレンズ85に温度勾配が生じてしまう。このため、左端部LAの方が、右端部LBよりも、より熱膨張され、fθレンズ85の左右方向(延設方向)における屈性率に差が生じてしまう。この屈折率の差は、感光体ドラム121上での静電潜像に歪みをもたらし、画像形成装置1に画像欠陥がもたらされてしまう。
このような場合であっても、本実施形態では、fθレンズ85の左右方向の温度勾配が、好適に抑止される。図5は、本実施形態に係る露光装置123の斜視図であり、図3と比較して、天板80Tを備えている点で相違する。また、図6および図7は、露光装置123の断面図であり。図6は、図5のH1−H2部分の断面図であり、図7は、図5のL1−L2部分の断面図である。
露光装置123は、断熱室50を備える。断熱室50は、fθレンズ85の左壁812から遠い側の領域の上方に配置され、内部空間Sから上方に伝達される熱を断熱する。断熱室50は、凹部80Dと、プレート500(カバー部材)と、立壁80T5と、によって画定される。
凹部80Dは、天板80Tにおいて、fθレンズ85の上方であって、fθレンズ85に沿って形成される凹部である。凹部80Dは、fθレンズ85の左端部LA(図4)から右端部LBまでの上方を覆うように配置される。
プレート500は、天板80Tの上面に装着される板状部材である。プレート500は、凹部80Dのうち、左壁812から遠い側の領域(左端部LB)の上方を覆う。本実施形態では、プレート500は、露光装置123のハウジング80の上面に貼り付けられ、レーザーダイオード81のレーザー光の安全基準を示すための表示ラベルである。プレート500には、レーザーダイオード81のレーザークラスなどが表示されている。
立壁80T5は、凹部80Dの左右方向の中央部において、凹部80Dの内部に上下方向に立設される壁部である。立壁80T5は、断熱室50の左側(左壁812側)を画定する。
図6を参照して、領域Hに溜まった空気(図4)によって暖められたfθレンズ85(左端部LA)の上方には、凹部80Dが配置される。凹部80Dは、前方、後方、および下方を、それぞれ、凹部前壁80T2、凹部後壁80T3、凹部底壁80T1によって画定される。高温となったfθレンズ85から、凹部底壁80T1を介して、凹部80Dに伝達された熱は、上昇気流として、露光装置123の上方に放熱される。
一方、図7を参照して、fθレンズ85(右端部LB)の上方には、断熱室50が配置される。断熱室50の内部には、空気層が形成される。断熱室50は、凹部80Dと凹部80Dの上方に配置されたプレート500によって画定される。fθレンズ85の右端部LBの上方では、天板80Tは、凹部内壁80T4を備える。そして、凹部80Dは、凹部内壁80T4、凹部底壁80T1、凹部前壁80T2によって画定される。なお、天板80Tは、凹部内壁80T4を備えない態様であってもよい。すなわち、図7(右端部LB)においても、図6のように、凹部80Dが、凹部後壁80T3、凹部底壁80T1、凹部前壁80T2によって、画定されてもよい。この場合、プレート500は、凹部前壁80T2の上方から、凹部後壁80T3の上方まで延設される。
fθレンズ85の右端部LBは、左端部LAからの熱伝達および内部空間Sから伝達された熱によって、僅かに暖められる。そして、fθレンズ85の右端部LBから、凹部底壁80T1に熱が伝達される。しかしながら、前記熱は、断熱室50によって断熱され、露光装置123の上方に放熱されにくい。このため、fθレンズ85から凹部底壁80T1に伝達される熱量も減少し、fθレンズ85(右端部LB)の温度低下が抑止される。なお、断熱室50がfθレンズ85の上面部に接触するように配置された場合、上記の断熱効果が一層確保され、ハウジング80内の温度の均一性を図ることができる。たとえば、凹部底壁80T1がfθレンズ85の上面部に接触するように配置されることが望ましい。更に、本実施形態では、立壁80T5が、断熱室50の左方を画定する。このため、断熱室50の内部の密閉性が高まり、断熱室50の断熱効果が促進される。
なお、前述の通り、ハウジング80には、左壁812の内壁部から内部空間S内に延設される突出部801を備える。そして、突出部801の先端部802は、fθレンズ85の左端部LAの後方において、ポリゴンミラー72のミラー面に向かって延設される。このため、領域Hに溜まった暖かい空気が、fθレンズ85の左端部LAに触れることが抑止される。このため、fθレンズ85の左端部LAの温度上昇が抑えられ、fθレンズ85の延設方向における温度勾配が、更に抑制される。
更に、本実施形態では、露光装置123が装着される本体内部空間260に、特徴を備える。図1および図2を参照して、プリンター100は、ファン550(空気流発生手段)(図2)と、風路555(冷却風路)と、を備える。
ファン550は、上壁201のうち、排紙部210の左側の上壁左側部201F(図1)の内部に、配置される。なお、ファン550に対向して、ハウジング200の外壁には、不図示の吸気口が配置される。ファン550は、不図示のモーターに接続され、回転駆動される。ファン550は、ハウジング200の外部から、本体内部空間260に空気流を流入させる。
風路555は、ファン550によってもたらされた空気流を、露光装置123の天板80Tに沿って誘導する。風路555は、排紙部210の下面と、露光装置123の上面(天板80T)とによって画定される。ファン550によって、本体内部空間260に流入された空気流は、風路555によって、天板80Tに沿って、左壁812から右壁810に向かって流れる(図5の矢印A1、A2)。この際、前記空気流は、天板80Tのうちの、fθレンズ85の左壁812に近い領域の上方を通過する。この結果、前記空気流によって、fθレンズ85の左壁812に近い領域から、熱が放熱されることが促進される。また、前記空気流は、断熱室50の上方を通過する。このため、fθレンズ85の左壁812に近い領域の上方から吸熱した熱を、断熱室50に供給することが可能となる。この結果、fθレンズ85の延設方向における温度勾配が、一層抑止される。
以上のように、本実施形態によれば、ポリゴンモーター71から発せられた熱は、領域H(図4)に溜まり、fθレンズ85のうちの左壁812に近い領域を暖める。この結果、fθレンズ85の左壁812に近い領域(左端部LA)と左壁812から遠い領域(右端部LB)との間で温度勾配が生じる。前記温度勾配によって、fθレンズ85の熱膨張に部分的な差がもたらされる。したがって、fθレンズ85の延設方向において、fθレンズ85の屈折率に差が生じてしまう。このような場合であっても、上記の構成によれば、fθレンズ85の左壁812から遠い側の領域の上方には、内部空間Sから放熱される熱を断熱する断熱室50が配置される。このため、fθレンズ85の左壁812に近い領域では、内部空間Sからハウジング80の天板80Tを介して、内部の熱が放熱される。一方、fθレンズ85の左壁812から遠い領域では、断熱室50によって、内部の熱の放熱が抑制される。このため、fθレンズ85の延設方向における温度勾配が生じることが抑止される。
また、上記の実施形態によれば、断熱室50は、fθレンズ85の上方の天板80T部分に、fθレンズ85に沿って形成される凹部80Dと、凹部80Dのうち、左壁812から遠い側の領域の上方を覆うプレート500と、から画定される。このため、天板80Tに形成される凹部80Dおよびプレート500の簡易な構成によって、断熱室50の一部が画定される。このため、fθレンズ85の延設方向における温度勾配が抑止されるために、露光装置123に高価な熱伝導部材が配置される必要がない。したがって、前記熱伝導部材が配置された場合と比較して、露光装置123のコストダウンが実現される。
また、上記の実施形態によれば、断熱室50は、凹部80Dとプレート500に連設され、断熱室50の左壁812側の端部を仕切る立壁80T5によって、更に画定される。このため、断熱室50の左壁812側が塞がれ、断熱室50の密閉性が向上される。
また、上記の実施形態によれば、プレート500は、レーザーダイオード81のレーザー光の安全基準を示すための表示ラベルである。このため、レーザーダイオード81のレーザー光の安全基準を示すための表示ラベルを、プレート500として兼用することができる。
また、上記の実施形態によれば、ハウジング200内の本体内部空間260に空気流を流入させるファン550と、本体内部空間260に流入された空気流を、天板80Tに沿って誘導する風路555と、が備えられる。このため、ファン550が本体内部空間260にもたらした空気流が、fθレンズ85の左壁812に近い領域の上方の天板80Tに誘導される。この結果、fθレンズ85の左壁812に近い領域から、熱が放熱されることが促進される。したがって、fθレンズ85の延設方向における温度勾配が、より抑止される。
また、上記の実施形態によれば、風路555は、左壁812から断熱室50に向かって、空気流を誘導する。このため、空気流は、fθレンズ85の左壁812に近い領域の上方の天板80Tに誘導されたのち、断熱室50の上方にもたらされる。このため、fθレンズ85の左壁812に近い領域の上方から吸熱した熱を、断熱室50に供給することが可能となる。この結果、fθレンズ85の延設方向における温度勾配が、一層抑止される。
以上、本発明の実施形態に係る露光装置123及びこれを備えたプリンター100(画像形成装置)について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記の実施形態では、プレート500は、レーザーダイオード81のレーザー光の安全基準を示すための表示ラベルである態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。プレート500は、断熱室50の上方を画定するための、専用のプレートであってもよい。この場合、プレート500には、多孔質の弾性部材や、樹脂製の板状部材などが使用可能とされる。特に、プレート500として、多孔質の弾性部材が使用された場合、断熱室50に溜まった熱が、少しずつ放熱される。このため、断熱室50に過剰に熱が蓄積されることが抑止される。
(2)上記の実施形態では、凹部80Dは、天板80Tのうち、fθレンズ85の上方において、fθレンズ85に沿って形成される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図8は、本発明の変形実施形態に係る露光装置123Aの斜視図である。また、図9および図10は、露光装置123Aの断熱室50Aの断面図である。図8および図9に示されるように、凹部80DAは、fθレンズ85Aおよび折返しミラー86Aの上方に跨って形成されてもよい。この場合であっても、凹部80DAの上方であって、左壁812から遠い領域には、プレート500Aが配置される。このため、fθレンズ85Aのうち、左壁812Aから遠い領域の温度低下が好適に抑制され、fθレンズ85Aの延設方向における温度勾配が抑止される。なお、図10に示されるように、断熱室50Aの内部は、複数の部屋に区切られる態様であってもよい。この場合であっても、区切られた個々の断熱室が、fθレンズ85Bおよびfθレンズ85Bから、上方に熱が放熱されることを抑止する。
121 感光体ドラム(像担持体)
123 露光装置
50 断熱室
500 プレート(カバー部材)
550 ファン(空気流発生手段)
555 風路(冷却風路)
7 ポリゴンモーターユニット
71 ポリゴンモーター
72 ポリゴンミラー
80 ハウジング
801 突出部
802 先端部(仕切り壁)
80D 凹部
80G ハウジング本体
80T 天板
80T1 凹部底壁
80T2 凹部前壁
80T3 凹部後壁
80T4 凹部内壁
81 レーザーダイオード
810 右壁
811 後壁
812 左壁(第1の壁部)
813 前壁(第2の壁部)
82、83 レンズ部
85 fθレンズ
86 折返しミラー

Claims (11)

  1. 第1の壁部と、前記第1の壁部と交差する第2の壁部と、前記第1および第2の壁部の上方に連設される天板と、を有するハウジングと、
    レーザー光を出力するレーザー光源と、
    前記ハウジングによって画定された内部空間内に配置され、回転駆動され、前記レーザー光を偏向する、複数のミラー面を備えたポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーを軸支し、前記ミラー面が、前記第1の壁部に対向した後、前記第2の壁部に対向するように、前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターと、
    前記ポリゴンモーターと、前記第2の壁部との間に、前記第1の壁部と交差する方向に延設され、前記ポリゴンミラーによって偏向された前記レーザー光を屈折させるfθレンズと、
    前記fθレンズの前記第1の壁部から遠い側の領域の上方に配置され、前記内部空間から放熱される熱を断熱する断熱室と、
    を備えることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記断熱室は、
    前記fθレンズの上方の前記天板に、前記fθレンズに沿って形成される凹部と、
    前記凹部のうち、前記第1の壁部から遠い側の領域の上方を覆うカバー部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記断熱室のうち前記凹部の底部に相当する部分が、前記fθレンズの上面部に接触していることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記断熱室は、
    前記凹部内に立設され、前記カバー部材に連設され、前記断熱室の前記第1の壁部側の端部を仕切る立壁を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の光走査装置。
  5. 前記カバー部材は、前記レーザー光源のレーザー光の安全基準を示すための表示ラベルであることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記カバー部材は、多孔質の弾性部材であることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記カバー部材は、樹脂製の板状部材であることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の光走査装置。
  8. 前記fθレンズの前記第1の壁部側の端部のうちの、前記ポリゴンミラー側に面する領域に対向して配置される仕切り壁を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光走査装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の光走査装置と、
    前記光走査装置によって、表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面にトナーを供給する現像手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記光走査装置が配置される配置空間を有する筐体と、
    前記筐体に配置され、前記配置空間に空気流を流入させる空気流発生手段と、
    前記配置空間に流入された前記空気流を、前記天板のうちの、前記fθレンズの前記第1の壁部に近い領域の上方に対応する部分に誘導する冷却風路と、
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記冷却風路は、前記第1の壁部から前記断熱室に向かって、前記空気流を誘導することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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