JP2014010031A - 大流量計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度良く流量計測できる大流量計測装置の提供。
【解決手段】流路1の流入口2と流出口3の間に設けた複数の分岐通路4と、当該分岐通路の個別流量qmを計測する計測手段5と、計測手段で計測された個別流量qmから前記流路1を流れる被計測流体の個別総流量Qmを演算する流量演算手段7と、前記計測手段の異常を検出する異常検出手段8と、を備え、流量演算手段7は、分岐通路4の個別流量から流路1に流れる個別総流量Qmを各分岐通路4ごとに算出し、平均することで前記流路1の総流量Qを算出する構成とし、各分岐通路4のいずれかの計測手段5に異常が生じると、当該計測手段5をリセットすると共に、当該計測手段5以外の計測手段5で計測された個別流量qmに基づいて、前記流路1に流れる総流量Qを算出するようにしたものである。これにより、精度の高い大流量計測が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスなどの被計測流体の流量、特に大流量を測定する大流量計測装置に関するものである。
一般にガスなどの被計測流体の流量を測定する計測装置は、流量センサからの出力に基づき流量を測定する。この流量センサとして、超音波を送受信して計測を行う超音波方式のものがよく知られている。この超音波を用いた計測装置は瞬時計測できる等々、種々の利点があり、ガスなどの被計測流体では従来のダイアフラム膜式計測装置に変わって普及し始めている。
しかしながら、この超音波を用いた計測装置は、超音波が減衰しやすい特性をもっているため、超音波を送受信させる計測流路をあまり大きくすることはできず、大きな流路を必要とする大流量計測装置には適していなかった。つまり、プラント配管のように、超音波振動子の寸法に比べて大きな口径の配管の流路では、第1と第2の超音波振動子の設置距離を長くすると、S/N比が低下してしまい、計測精度が低下してしまうため、第一と第二の超音波振動子の設置距離には限界がある。よって、第1と第2の超音波振動子は流路の側壁に設けられるため、流路は所定の大きさ(断面)以下でなければならないことになる。
また、流路の断面積が大きいと当該流路を流れる路壁での流体抵抗から被計測流体の流速分布は路壁付近と中心部分とで大きく異なるものとなり、超音波振動子でない流量センサを用いた場合であっても、その流量センサを設ける位置によって計測精度が悪くなり、この点からも超音波計測に限らず他の流量センサを用いても大断面積流路での大流量の直接計測には課題があった。
そこで本出願人は、図8に示すように、大流量が流れる流路101の流入口102と流出口103の間を複数の分岐通路104で形成し、この各分岐通路104に計測手段、例えば流量センサとして超音波振動子を用いた計測手段105を設置し、当該分岐通路104の流速を超音波で計測して流量を算出し、この算出した各分岐通路の流量を合計する流量計測制御装置106を設けることにより、前記流路101を流れる大流量を超音波で計測できるようにしたものを提案した(例えば、特許文献1参照)。なお、図中107は各分岐通路104に設けた開閉弁、108は開閉制御手段、109は感震手段、110は保安手段、111は報知手段である。
また、同様に大流量を超音波で計測できるようにしたものとして、図9(a)に示すように、流路101の流入口102と流出口103の間を複数の分岐通路104で分岐し、この各分岐通路104を流れる流量を超音波で計測してこれらを合計するに際し、同図(b)に示すように前記各分岐通路104に設けた超音波振動子112の超音波伝搬時間t11〜t13、t21〜t23を合計してこの伝搬時間の和に基づき流量を算出するようにして、大流量を超音波で計測できるようにしたものがみられる(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−287688号公報 特許第4688253号公報
上記いずれの計測装置も超音波計測の弱点やその他の流量センサを用いたとしても生じる流速分布による課題を克服して大流量を計測することができるが、上記従来の流量計測装置は、いずれも各分岐通路104に流れる流量を合計して大流量を計測する構成となっているため、いずれかひとつの分岐通路104の計測に故障等が生じると、流量計測ができなくなる、という課題があった。
このような故障等の発生は、例えば超音波計測手法を採用した場合にはほとんど発生する可能性はないが、一旦発生すると特に後者の場合は完全に流量計測できなくなるので大きな問題となる。また、故障しないまでも何らかの原因でいずれかの分岐通路に計測誤差等が生じると、その計測誤差の影響が流路101を流れる総流量の計測流量値に直接現れ、計測精度の低下をきたすという課題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、分岐通路のいずれかの計測手段に故障等の異常が発生した場合であっても精度良く流量計測ができる大流量計測装置を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するために、被計測流体が流れる流路と、前記流路の流入口と流出口の間に設けた複数の分岐通路と、前記複数の分岐通路のそれぞれに配置され、当該分岐通路の個別流量を計測し、該個別流量に予め定めた定数を乗じて前記流路を流れる被計測流体の個別総流量を算出する計測手段と、前記計測手段を制御する制御手段と、前記各計測手段で算出された個別総流量を平均して前記流路を流れる被計測流体の総流量を算出する流量演算手段と、前記計測手段の異常を検出する異常検出手段と、を備え、前記異常検出手段が前記各分岐通路のいずれかの計測手段が異常であると検出した際、前記制御手段は、当該計測手段をリセットすると共に、前記流量演算手段は、当該計測手段以外の計測手段で算出された個別総流量に基づいて、前記流路に流れる総流量を算出するようにしたものである。
これにより、流量計測のために用いる例えば超音波の減衰や流速分布のばらつき等の諸要因に左右されることなく大流量の計測が正確にできるのはもちろん、各分岐通路の計測手段や流量演算手段に故障や異常等が生じても計測を継続することができ、しかも、当該故障や異常を起こした分岐通路が計測した流量の影響を受けることなく計測でき、精度の高い流量計測が可能となる。しかも、各分岐通路の計測手段は家庭用等に用いられる小流量計測装置のユニット部品を用いて大流量計測装置を構成することができ、どのような大きさの流量の計測装置も簡単かつ容易に対応できる。
本発明の大流量計測装置は、大流量を精度良く計測でき、かつ、どのような大きさの計測装置にも簡単かつ容易に対応することができる。
本発明の実施の形態1における大流量計測装置のブロック図 同大流量計測装置の分岐通路に設けた計測手段構成例を示すブロック図 同大流量計測装置の計測動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における大流量計測装置のブロック図 同実施の形態1〜3における異常検出手段の動作を説明するフローチャート 同実施の形態1〜3における異常検出手段の他の動作を説明するフローチャート 同実施の形態1〜3における異常検出手段の更に他の動作を説明するフローチャート 従来の大流量計測装置のブロック図 (a)従来の他の大流量計測装置を示すブロック図、(b)同計測手法を示す説明図
第1の発明は、被計測流体が流れる流路と、前記流路の流入口と流出口の間に設けた複数の分岐通路と、前記複数の分岐通路のそれぞれに配置され、当該分岐通路の個別流量を計測し、該個別流量に予め定めた定数を乗じて前記流路を流れる被計測流体の個別総流量を算出する計測手段と、前記計測手段を制御する制御手段と、前記各計測手段で算出された個別総流量を平均して前記流路を流れる被計測流体の総流量を算出する流量演算手段と、前記計測手段の異常を検出する異常検出手段と、を備え、前記異常検出手段が前記各分岐通路のいずれかの計測手段が異常であると検出した際、前記制御手段は、当該計測手段をリセットすると共に、前記流量演算手段は、当該計測手段以外の計測手段で算出された個別総流量に基づいて、前記流路に流れる総流量を算出するようにしたものである。
これにより、流量計測のために用いる例えば超音波の減衰や流速分布のばらつき等の諸要因に左右されることなく大流量の計測が正確にできるのはもちろん、各分岐通路の計測手段や流量演算手段に故障や異常等が生じても計測を継続することができ、しかも、当該故障や異常を起こした分岐通路が計測した流量の影響を受けることなく計測でき、精度の高い流量計測が可能となる。しかも、各分岐通路の計測手段は家庭用等に用いられる小流量計測装置のユニット部品を用いて大流量計測装置を構成することができ、どのような大きさの流量の計測装置も簡単かつ容易に対応できる。
第2の発明は、被計測流体が流れる流路と、前記流路の流入口と流出口の間に設けた複数の分岐通路と、前記複数の分岐通路のそれぞれに配置され、当該分岐通路の個別流量を計測し、該個別流量に予め定めた定数を乗じて前記流路を流れる被計測流体の個別総流量を算出する計測手段と、前記計測手段を制御する制御手段と、前記各計測手段で算出された個別総流量を平均して前記流路を流れる被計測流体の総流量を算出する流量演算手段と、前記計測手段の異常を検出する異常検出手段と、を備え、前記異常検出手段が前記各分岐通路のいずれかの計測手段が異常であると検出した際、前記制御手段は、当該計測手段をリセットすると共に、前記流量演算手段は、当該計測手段以外の計測手段で算出された個別総流量に基づいて、前記流路に流れる総流量を算出するようにしてある。
これにより、前記第1の発明と同様、流量計測のために用いる例えば超音波の減衰や流速分布のばらつき等の諸要因に左右されることなく大流量の計測が正確にできるのはもちろん、各分岐通路の計測手段や流量演算手段に故障や異常等が生じても計測を継続することができ、しかも、当該故障や異常を起こした分岐通路が計測した流量の影響を受けることなく計測でき、精度の高い流量計測が可能となる。しかも、各分岐通路の計測手段と流量演算手段とは家庭用等に用いられる小流量計測装置のユニット部品をそのまま用いて大流量計測装置を構成することができ、どのような大きさの流量の計測装置も簡単かつ容易に対応できる。加えて、あらかじめ定めた定数を乗じて各分岐通路ごとに流路に流れる総流量を算出する動作と、この算出された総流量を合計しその値を例えば分岐通路数で除して平均することにより前記流路を流れる総流量を算出する動作を分担させることができ、計測手段個々の流量演算手段やこれを統括して算出する流量演算手段のマイコン容量を小さく簡素なものとすることができ、コストダウンが図れる。
第3の発明は、第1、第2の発明において、前記計測手段は、流量に応じた信号を出力
する流量センサと、該流量センサの信号を所定の大きさに増幅する増幅手段を備え、前記異常検出手段は、各分岐通路の前記増幅手段におけるゲインを比較して計測手段の異常を検出する構成としてある。
これにより、異常な計測手段を複数の計測手段の中から容易に選別でき、この選別に基づき制度の高い大流量計測が維持できる。
第4の発明は、第1、第2の発明において、前記計測手段は、分岐通路に設けた超音波信号を送受信する第1・第2振動子を備え、前記異常検出手段は、前記第1・第2振動子間の超音波の順方向、逆方向の伝搬時間の差を他通路の順方向、逆方向の伝搬時間の差と比較して判定する構成としてある。
これにより、超音波を用いた計測方法において、他の計測手段との比較を容易に行え、異常な計測手段を複数の計測手段の中から容易に選別でき、この選別に基づき精度の高い大流量計測が維持できる。
第5の発明は、第1、第2の発明において、計測手段は、前記計測手段は、分岐通路に設けた超音波信号を送受信する第1・第2振動子を備え、前記異常検出手段は、前記第1・第2振動子間の超音波の順方向及び逆方向の伝搬時間を他流路と比較して順方向及び逆方向ともに異なると異常と判定する構成としてある。
これにより、第4の発明と同様、他の計測手段との比較を容易に行え、異常な計測手段を複数の計測手段の中から容易に選別でき、この選別に基づき精度の高い大流量計測が維持できる。
第6の発明は、第1〜第5の発明において、前記制御手段は、前記異常検出手段で異常検出された分岐通路の計測手段をリセット処理した後、当該計測手段が前記異常検出手段で正常と判断されたら、前記流量演算手段は、当該計測手段で計測される個別流量若しくは個別総流量を含めて総流量を算出する構成としてある。
これにより、異常が一過性のものであった場合、リセット後は全分岐通路の計測手段による計測結果を用いた計測に戻ることになり、元の高い計測精度で計測を継続することができる。
第7の発明は、第1〜第6の発明において、前記制御手段は、各計測手段で用いる計測補正データを記憶する記憶手段を備え、リセット処理した計測手段の計測補正データを前記記憶手段で記憶している当該計測手段の計測補正データで書き換える構成としてある。
これにより、異常が計測補正データによるものである場合、その補正データを元のデータに戻して当該分岐通路の計測手段による計測結果を用いる計測に戻すことが可能となり、元の高い計測精度で計測を継続することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態では流量センサとして超音波振動子を用いたものを例にして説明するが、これによって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は大流量計測装置のブロック図、図2は分岐通路に設けた計測手段構成例を示すブロック図、図3は計測動作を示すフローチャートである。
図1において、1は大流量が流れる流路で、流入口2と流出口3との間は複数に分岐した分岐通路4としてある。上記分岐通路4にはそれぞれに後述する計測手段5が設けてある。6は前記流路1の流入口2に設けた開閉弁、7は前記各分岐通路4を流れる流量を演算する流量演算手段、8は前記計測手段5、流量演算手段7等の異常を検出する異常検出手段、9は前記計測手段5、開閉手段6、流量演算手段7等を制御する制御手段、10は外部業者とインターネット網等を介して通信する通信手段である。
図2は前記各分岐通路4に設けたそれぞれの計測手段構成例の一つを示し、計測手段5は分岐通路4の途中に超音波を発信する第1振動子11と受信する第2振動子12が流れ方向に配置されている。13は第1振動子11への送信手段、14は第2振動子12で受信した信号の受信手段、15は受信手段14の信号を増幅する増幅手段で、この増幅された信号は基準信号と比較回路で比較され、基準信号以上の信号が検出されたとき設定された回数だけ繰り返し手段と遅延手段によって信号を遅延させた後超音波信号を繰り返し送信する。
超音波の送信が設定された回数繰り返されて終了したときの伝搬時間をタイマカウンタのような計時手段16で求める。次に切り替え手段17で第1振動子11と第2振動子12の発信受信を切り替えて、第2振動子12から第1振動子11すなわち下流から上流に向かって超音波を送信し、この送信を前述のように繰り返しその伝搬時間を計時する。そしてその時間差から流路の大きさや流れの状態を考慮して流量演算手段7で流量値を求める。
なお、図中破線で示す18は各分岐通路4に設けた計測手段5のサブ基板、19はこれらサブ基板18が接続されているメイン基板を示す。
次に動作、作用について図3を参照しながら説明する。制御手段9が開閉手段6を開くと、ガスなどの被計測流体は流入口2から流路1に流入して各分岐通路4を経由し流出口3から流出し、その流量が計測される。すなわち、各分岐通路4に設けた計測手段5の第1・第2振動子11、12から超音波を送受信(ステップ31)し、受信信号を増幅(ステップ32)して以下に延べるステップを経由して流量を計測する。この動作を数秒間隔、例えば2秒ごとに繰り返して、流量計測を行う。
上記流量計測は、まず送信手段13からの信号に基づき第1振動子11から超音波が発信され、この超音波信号が被計測流体の流れの中を伝搬し、第2振動子12を介して受信手段14で受信されて増幅手段15で信号処理され、発信から受信までの伝搬時間が計時手段16で測定される。
静止流体中の音をc、流体の流れの速さをvとすると、流れの順方向の超音波の伝搬速度は(c+v)となる。第1振動子11と第2振動子12の間の距離をL、超音波伝搬軸と管路の中心軸とがなす角度をφとすると、超音波が到達する時間tは、
t=L/(c+vCOSφ) ・・・(1)
となる。
流量演算手段7は計時手段16が計測した時間に基づき、(1)式より流速を求め、各分岐通路を流れる個別の流量を算出する(ステップ33)。
すなわち、(1)式より流速vは、
v=(L/t−c)/COSφ ・・・(2)
となり、Lとφが既知ならtを測定すれば流速vが求められる。
ここで、計測手段5の数をnとし、各分岐通路を流れる個別流量をq1〜qnとすると、各分岐通路を流れる個別流量qm(m=1〜n)は、各分岐通路における流速をvm、通過面積をSm、補正計数をKmとすれば、
qm=Km・Sm・vm ・・・(3)
となる。
ここで、この流量演算手段7は上記個別流量qmを演算した後、更に各分岐通路4ごとに個別に流路1全体を流れる総流量(以下、個別総流量と称す)Qm(m=1〜n)をまず算出する(ステップ34)。
すなわち、各分岐通路4ごとに流路1の流出口3を通過する総流量と分岐通路4で計測した個別流量の比(総流量/個別流量)を予め求めておき、この各個別流路毎の比Cmを用い(3)式より各分岐通路ごとに個別総流量Qmを求める。
すなわち、(3)式より個別総流量Qmは、
Qm=Km・Sm・vm・Cm ・・・(4)
となる。
次に、上記流量演算手段7はこれら各分岐通路4ごとに算出した各個別総流量Q1・・・Qnのすべてを和算し、その和算結果を分岐通路数nで除して総流量Qを算出する(ステップ35)。
Q=(Q1+Q2+・・・Qn)/n ・・・(5)
その際、異常検出手段8が異常判定(ステップ36)を行い、第1、第2振動子11、12の表面にごみ付着等で起こる異常や、同第1、第2振動子11、12間の超音波伝搬時間の異常、増幅手段15のゲイン異常等、計測系に生じる異常を検出すると、当該異常検出手段8の出力に基づき流量演算手段7は当該異常が生じている計測手段5を除きそれ以外の正常な各計測手段5で個別流量qmを算出(ステップ37)し、当該異常計測手段8を除く個別流量qmから個別総流量Qmを算出(ステップ38)し、算出した個別総流量Qmを和算し、異常検出手段8を除いた分岐通路数(即ち、n−1)で除して流路1に流れる総流量Qを平均算出(ステップ35)するとともに、制御手段9は当該分岐通路4の計測系をリセット(ステップ39)する。
そして、次の計測時、例えば2秒後には再度上記動作を行って流路1の総流量Qを計測するが、その際、前記故障若しくは異常になっていた分岐通路4の計測系はリセットされて、再度、総流量Qの算出に使用されるので、総流量Q算出の母数が元の数nに復帰して初期と同様の高い計測精度が確保できる。
もし、リセット後でも前記分岐通路4の計測系に故障若しくは異常が残っていたら、異常検出手段8がこれを検知し、前記と同様当該分岐通路4の計測結果を除いて総流量Qの算出を行う。
なお、上記説明は、複数の計測手段5の1つに異常が生じた場合について説明したが、計測手段5の複数に同時に異常が生じても、1つの計測手段5が正常であれば、総流量Qの算出できることはいうまでもない。
以上のように、この大流量計測装置では各分岐通路4ごとに個別流量qmを計測してそれぞれが個別に個別総流量Qmを算出し、更にこの個別総流量Qmを和算して分岐通路数nで除することにより、流路1を流れる総流量Qを算出しているから、個々の分岐通路4で計測・算出した個別総流量Qmにばらつきがあっても、そのばらつきが分岐通路数nで
除して平均化する分だけ少なくなり、個々の分岐通路4で計測した個別流量qmを直接和算したり、個々の分岐通路4の超音波伝搬時間を和算して流量を算出する場合のように、各分岐通路4での計測誤差値がそのまま和算されてしまうことがなく、その計測精度は高いものとなる。
しかも、上記各分岐通路4での計測系に何らかの原因で故障あるいは異常が生じた場合、異常検出手段8がこれを検知し、それに基づき流量演算手段7は当該分岐通路4での計測結果を除いて和算し、当該分岐通路4を除いた分岐通路数で除して流路1の総流量Qを算出するので、分岐通路4の計測系の一つ若しくはいくつかに故障や異常が生じても従来例で説明したように流量計測できなくなるというようなことなく計測を継続することができるとともに、当該異常等が生じた分岐通路4での計測結果の影響を受けることなく精度の高い計測を続けることができる。
この場合、上記分岐通路4の計測系の故障や異常が起きたことを通信手段10によってネット網を介し管理業者等に知らせるように設定しておけば、例えば当該大流量計測装置を使用しない日曜日等の休日に、故障や異常を起こした分岐通路4の計測系を修理させることができ、故障、異常を起こした分岐通路4の計測系を除いた分だけ低下した計測精度での計測継続の期間を短くすることができ、ユーザの計測精度に対する信頼性を向上させることができる。
また、上記各分岐通路4の計測手段5は家庭用等に用いられる小流量計測装置の第1、第2振動子と送・受信手段、計時回路、増幅手段等のユニット部品を用いて構成することができ、どのような大きさの流量の計測装置も簡単かつ容易に対応することができる利点もある。
(実施の形態2)
図4は実施の形態2における大流量計測装置を示し、この実施の形態は演算手段を複数、例えば二つ設け、この各演算手段で各分岐通路の個別流量と個別総流量の算出、及び当該個別総流量を用いての総流量の算出を分担させるようにしたものである。それ以外の構成、作用は図1の場合と同じである。
すなわち、図2において図1と同じ要素には同一番号を付記して説明を省略し、異なる部分のみ説明すると、20は各分岐通路4の計測手段5に設けた第1演算手段、21はこの第1演算手段20からの個別総流量Qmに基づき総流量Qを算出する第2演算手段である。
そして、前記第1演算手段20に各分岐通路4を流れる個別流量qmと当該個別流量qmから流路1を流れる個別総流量Qmの算出を分担させ、第2演算手段21に前記第1演算手段20で算出した各個別総流量Qmを和算して分岐通路数nで除して平均化する演算を分担させる構成としてある。
この実施の形態2も前記実施の形態1と同様の作用、効果を発揮するが、更に各分岐通路4ごとの個別流量qm、個別総流量Qmの算出と、この個別総流量Qmを合計してその値を分岐通路数nで除して平均化し前記流路1を流れる総流量Qを算出することを分担させているので、第1、第2演算手段20、21の個々のマイコン容量を小さく簡素なものとすることができ、コストダウンが図れる利点がある。
なお、上記分担は、第1演算手段20に各分岐通路を流れる個別流量qmのみの算出を分担させ、第2演算手段21が当該個別流量qmから流路1を流れる個別総流量Qmの算出を行い、更にこの各個別総流量Qmを和算して分岐通路数nで除して平均化する演算を
分担させることも可能であり、この場合は家庭用の小流量計測装置の演算手段をも含むユニットをそのまま使用することができ、大流量計測装置を更に容易に構成することができる利点がある。
(実施の形態3)
この実施の形態3は前記実施の形態1、2における制御手段9が、各計測手段5で用いる計測補正データを記憶する記憶手段22(図2、図4において破線で示す)を備え、リセット処理した計測手段5の計測補正データを前記記憶手段22で記憶している当該計測手段5の計測補正データで書き換える構成としてある。
これにより、異常が計測補正データによるものである場合、その補正データを元のデータに戻して当該分岐通路4の計測手段5による計測結果を用いる計測に戻すことが可能となり、元の高い計測精度で計測を継続することができる。
その他の構成、作用、効果は実施の形態1、2と同様であり、説明は省略する。
なお、このリセット処理は上記計測補正データの書き換えの他に従来から知られているゼロ点補正や電源リセットなど種々の手法を用いて行うこともできる。
或いは、外部ノイズによるマイコンの暴走により、異常になったような場合、メイン基板19からサブ基板18に通信でリセット電文を送信し、ソフトリセットする方法がある。この場合、リセット後は、前述のように記憶手段22に保管した補正データを使用し、再計測を行なうことになる。
(実施の形態4)
この実施の形態4は前記各実施の形態1〜3における異常検出手段8の異常検出の一例を示すものである。すなわち、図5において、この異常検出手段8は、まず各計測手段5の増幅手段15におけるゲインを順次比較(ステップ40)していき、そのゲイン差が所定値以上であるか否かを判定(ステップ41)し、所定値以上の場合は異常と判定(ステップ42)し、所定値以内であれば正常と判定(ステップ43)する。
このゲイン判定による異常検出によれば異常な計測手段を複数の計測出手段から容易に選別でき、この選別に基づき精度の高い大流量計測が維持できる。
なお、超音波を用いた計測手段におけるゲイン設定及び調整は例えば特開2011−64517号公報で示されているような周知の構成で行えばよく、本発明の趣旨に直接関係しないのでその説明は省略する。
(実施の形態5)
この実施の形態5は前記各実施の形態1〜3における異常検出手段8の異常検出の更に他の例を示すものである。すなわち、図6において、この異常検出手段8は、第1・第2振動子11、12の順方向の伝搬時間を測定(ステップ45)し、次に逆方向の伝搬時間を測定(ステップ46)し、これら両伝搬時間の差を比較(ステップ47)して、その差が所定値以上であれば異常と判定(ステップ48)し、所定値以内であれば正常と判定(ステップ49)する。
この伝搬時間差によって異常検出する場合は、他の計測手段との比較を容易に行え、異常な計測手段を複数の計測手段の中から容易に選別でき、この選別に基づき精度の高い大流量計測が維持できる。
(実施の形態6)
この実施の形態6は前記各実施の形態における異常検出手段8の異常検出の更に他の例を示すものである。すなわち、図7において、この異常検出手段8は、先の実施の形態5と同様、第1・第2振動子11、12の順方向の伝搬時間を測定(ステップ45)し、次に逆方向の伝搬時間を測定(ステップ46)し、まず、前記順方向の両伝搬時間の差を所定値と比較(ステップ50)して、所定値以上であれば異常と判定(ステップ51)し、所定値以内であれば次に逆方向の両伝搬時間の差を所定値と比較(ステップ52)して、所定値以上であれば異常と判定(ステップ51)し、所定値以内であれば正常と判定(ステップ53)する。
この順方向・逆方向それぞれの伝搬時間を所定値と比較して異常有無を判定するものは、他の計測手段との比較を容易に行え、異常な計測手段を複数の計測手段の中から正確かつ容易に選別でき、この選別に基づき精度の高い大流量計測が維持できる。
なお、上記各実施の形態5及び6において、超音波を用いた計測手段における伝搬時間差の計測は例えば特開2010−243432号公報で示されているような時間差検出手段を設けて行えばよく、前記ゲイン同様本発明の趣旨に直接関係しないのでその説明は省略する。
以上説明したように本発明は、大流量を精度良く、かつ、流路の一部を構成する分岐通路4の計測手段5の一つに故障や異常が生じてもそのまま計測を継続できるというものであるが、上記各実施の形態は本発明を実施するうえでの一例として示したものであり、本発明の目的を達成する範囲内であれば種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば上記各実施の形態では流量を計測するための流量センサとして超音波振動子10、11を用いたものを例示したが、これは超音波振動子のように超音波が減衰しやすいセンサの場合に特に好適なものであって、例えば熱式フローセンサーのように計測信号が減衰しないものであっても流量分布のばらつきの影響を受けるもの等であってもよいものである。
また、流路1の各分岐通路4は同一断面積のものが好ましいが、それぞれが異なっていても何ら問題ないものである。
また、各分岐通路4を流れる流量の計測タイミングについては特に説明しなかったが、これは各分岐通路4ごとに順次行っても、あるいは同時に行っても良いものであり、同時に行うようにすれば計測した瞬時流量の合計値精度が向上するとともに、計測にかかる動作時間を短くすることで省電力化を図ることが可能となる。
また、各分岐通路4を流れる流量計測のタイミングに関係するクロック信号発生についても特には説明しなかったが、これは各分岐通路4に設けた各計測手段5を統括制御する制御手段9にクロック手段を設けておき、このクロック手段からのクロック信号によって統括制御するように構成すれば、クロックパルスが同じ時系列で発生するために各計測手段内部にクロック手段を設けた場合のような各クロック間の干渉や誤動作等を解消することができる上に、回路の簡略化と省電力化を実現することが可能になる。
以上のように本発明は、大流量を精度良く計測でき、かつ、どのような大きさの計測装置にも簡単かつ容易に対応することができ、ガスのような気体はもちろん水道水や油等の液体に至るまで幅広く適用できる。
1 流路
2 流入口
3 流出口
4 分岐通路
5 計測手段
6 開閉手段
7 流量演算手段
8 異常検出手段
9 制御手段
10 通信手段
11 第1振動子
12 第2振動子
13 送信手段
14 受信手段
15 増幅手段
16 計時手段
17 切り替え手段
18 サブ基板
19 メイン基板
20 第1演算手段
21 第2演算手段
22 記憶手段

Claims (7)

  1. 被計測流体が流れる流路と、
    前記流路の流入口と流出口の間に設けた複数の分岐通路と、
    前記複数の分岐通路のそれぞれに配置され、当該分岐通路の個別流量を計測する計測手段と、
    前記計測手段を制御する制御手段と、
    前記計測手段で計測された個別流量から前記流路を流れる被計測流体の総流量を演算する流量演算手段と、
    前記計測手段の異常を検出する異常検出手段と、を備え、
    前記流量演算手段は、
    前記計測手段で計測された各分岐通路の個別流量にあらかじめ定めた定数を乗じて前記流路に流れる個別総流量を各分岐通路ごとに算出し、平均することで前記流路を流れる総流量を算出する構成とし、
    前記異常検出手段が前記各分岐通路のいずれかの計測手段が異常であると検出した際、
    前記制御手段は、当該計測手段をリセットすると共に、
    前記流量演算手段は、当該計測手段以外の計測手段で計測された個別流量に基づいて、前記流路に流れる総流量を算出するようにした大流量計測装置。
  2. 被計測流体が流れる流路と、
    前記流路の流入口と流出口の間に設けた複数の分岐通路と、
    前記複数の分岐通路のそれぞれに配置され、当該分岐通路の個別流量を計測し、該個別流量に予め定めた定数を乗じて前記流路を流れる被計測流体の個別総流量を算出する計測手段と、
    前記計測手段を制御する制御手段と、
    前記各計測手段で算出された個別総流量を平均して前記流路を流れる被計測流体の総流量を算出する流量演算手段と、
    前記計測手段の異常を検出する異常検出手段と、を備え、
    前記異常検出手段が前記各分岐通路のいずれかの計測手段が異常であると検出した際、
    前記制御手段は、当該計測手段をリセットすると共に、
    前記流量演算手段は、当該計測手段以外の計測手段で算出された個別総流量に基づいて、前記流路に流れる総流量を算出するようにした大流量計測装置。
  3. 前記計測手段は、流量に応じた信号を出力する流量センサと、該流量センサの信号を所定の大きさに増幅する増幅手段を備え、
    前記異常検出手段は、各分岐通路の前記増幅手段におけるゲインを比較して計測手段の異常を検出する請求項1または2記載の大流量計測装置。
  4. 前記計測手段は、分岐通路に設けた超音波信号を送受信する第1・第2振動子を備え、
    前記異常検出手段は、前記第1・第2振動子間の超音波の順方向、逆方向の伝搬時間の差を他通路の順方向、逆方向の伝搬時間の差と比較して判定する請求項1または2記載の大流量計測装置。
  5. 前記計測手段は、分岐通路に設けた超音波信号を送受信する第1・第2振動子を備え、
    前記異常検出手段は、前記第1・第2振動子間の超音波の順方向及び逆方向の伝搬時間を他流路と比較して順方向及び逆方向ともに異なると異常と判定する請求項1または2記載の大流量計測装置。
  6. 前記制御手段は、前記異常検出手段で異常検出された分岐通路の計測手段をリセット処理した後、当該計測手段が前記異常検出手段で正常と判断されたら、前記流量演算手段は、
    当該計測手段で計測される個別流量若しくは個別総流量を含めて総流量を算出する構成とした請求項1〜5のいずれか1項記載の大流量計測装置。
  7. 前記制御手段は、各計測手段で用いる計測補正データを記憶する記憶手段を備え、
    リセット処理した計測手段の計測補正データを前記記憶手段で記憶している当該計測手段の計測補正データで書き換える構成とした請求項1〜6のいずれか1項記載の大流量計測装置。
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