JP2014009618A - 多気筒エンジン用吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連通パイプを用いずにバイパスを形成することができ,組立性が良好で,且つコンパクトな多気筒エンジン用吸気装置を提供する。
【解決手段】バイパス制御弁10を一方のスロットルボディ1Aに設け,他方のスロットルボディ1B側のバイパス123 ,124 のバイパス下流通路12b3 ,12b4 を,バイパス制御弁10から延出して一方のスロットルボディ1Aの壁中を通り且つ一方のスロットルボディ1Aの,他方のスロットルボディ1Bとの接合面に下流端を開口する第1の通孔391 ,394 と,他方のスロットルボディ1Bの壁中を通り,上流端を第1の通孔391 ,394 の下流端に連通させるように他方のスロットルボディ1Bの,一方のスロットルボディ1Aとの接合面に開口させると共に,下流端を他方のスロットルボディ1Bの吸気道23 ,24 に開口する第2の通孔392 ,395 とで構成した。
【選択図】 図12

Description

本発明は,互いに並列に接合される一方及び他方のスロットルボディが,それぞれエンジンの複数の気筒の吸気ポートに連なる吸気道と,各吸気道を開閉するスロットル弁とを備え,一方及び他方のスロットルボディには,上流端が大気又は各スロットル弁より上流側の各吸気道に開口すると共に,他端が各スロットル弁より下流側の各吸気道に開口する複数のバイパスを設けると共に,これらバイパスに,これを開閉するバイパス制御弁を設けてなる,多気筒エンジン用吸気装置の改良に関する。
多気筒エンジン用吸気装置におけるバイパス制御弁は,主としてエンジンの暖機運転時,そのファーストアイドル回転数を適正に制御すべく,バイパスを通してエンジンに供給されるファーストアイドル空気量を調節するために作動する。
かゝる多気筒エンジン用吸気装置は,特許文献1に開示されるように,既に知られている。
特開2006−307730号公報
上記特許文献1に開示されている,かゝる多気筒エンジン用吸気装置では,一方のスロットルボディにバイパス制御弁を取り付け,このバイパス制御弁から延出して他方のスロットルボディの吸気道に至るバイパスの下流部分に可撓性の連通パイプを使用しているので,吸気装置の組立時には,連通パイプをバイパス制御弁やスロットルボディのジョイントに接続するという面倒な工程が必要となり,組立性が良好とは言えず,また使用中,連通パイプがスロットルボディの外方に張り出することから,吸気装置が大型化するのみならず,連通パイプがエンジンルームの他部品と干渉する虞もあり,吸気装置周辺の部品レイアウトにも影響し,その部品レイアウトの自由度に制約を及ばすことにもなる。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,連通パイプを用いずにバイパスを形成することができ,組立性が良好で,且つコンパクトな前記多気筒エンジン用吸気装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,互いに並列に接合される一方及び他方のスロットルボディが,それぞれエンジンの複数の気筒の吸気ポートに連なる吸気道と,各吸気道を開閉するスロットル弁とを備え,一方及び他方のスロットルボディには,上流端が大気又は各スロットル弁より上流側の各吸気道に開口すると共に,他端が各スロットル弁より下流側の各吸気道に開口する複数のバイパスを設けると共に,これらバイパスに,これを開閉するバイパス制御弁を設けてなる,多気筒エンジン用吸気装置において,前記バイパス制御弁を一方のスロットルボディに設け,他方のスロットルボディ側のバイパスのバイパス下流通路を,前記バイパス制御弁から延出して一方のスロットルボディの壁中を通り且つ一方のスロットルボディの,他方のスロットルボディとの接合面に下流端を開口する第1の通孔と,他方のスロットルボディの壁中を通り,上流端を前記第1の通孔の下流端に連通させるように他方のスロットルボディの,一方のスロットルボディとの接合面に開口させると共に,下流端を他方のスロットルボディの吸気道に開口する第2の通孔とで構成したことを第1の特徴とする。尚,前記一方のスロットルボディ及び他方のスロットルボディは,後述する本発明の実施形態中の第1スロットルボディ1A及び第2スロットルボディ1Bにそれぞれ対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記バイパス制御弁を一方のスロットルボディの,両スロットルボディの配列方向に沿う一側部に取り付け,このバイパス制御弁に連なる前記第1の通孔を,これが一方のスロットルボディの前記一側部から,それと反対側の他側部へ延び且つ該他側部の壁中を通るように形成し,またその第1の通孔に連通する前記第2の通孔を,これが他方のスロットルボディの,一方のスロットルボディと同側の他側部の壁中を通るように形成したことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記バイパス制御弁から延出して一方のスロットルボディの吸気道に至るバイパスのバイパス下流通路を,その一部が一方のスロットルボディを吸気道の軸方向から見た平面視で前記第1の通孔の一部と重なるように一方のスロットルボディに形成したことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第2又は第3の特徴に加えて,他方のスロットルボディには第1及び第2吸気道を並設し,前記バイパス制御弁から延出して前記第1吸気道に達する第1バイパス下流通路と,同バイパス制御弁から延出して前記第2吸気道に達する第2バイパス下流通路とを両スロットルボディの,吸気道を挟んで互いに対向する一側部と他側部の壁中にそれぞれ形成したことを第4の特徴とする。
さらにまた本発明は,第3又は第4の特徴に加えて,一方のスロットルボディと他方のスロットルボディとを共通化すべく,各スロットルボディに同数の吸気道を設け,前記一方のスロットルボディの一側面に接合される制御ブロックに,前記バイパス制御弁を装着すると共に,このバイパス制御弁から全ての吸気道に向かう複数のバイパス下流通路の一部を形成し,また前記他方のスロットルボディの一側面に接合される通路形成部材に,他方の吸気道に向かうバイパス下流通路の一部を形成したことを第5の特徴とする。
さらにまた本発明は,第4の特徴に加えて,各スロットルボディの一側部又は他側部に,燃料噴射弁を装着する噴射弁装着ボスを形成し,この噴射弁装着ボスを,前記第1及び第2バイパス下流通路の,両スロットルボディの配列方向へ延びる部分より,各吸気道に沿う下流側に配置したことを第6の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第6の特徴の何れかに加えて,一方のスロットルボディと他方のスロットルボディとの接合面間に,前記第1の通孔及び第2の通孔間の連通部を囲繞するシール部材を介装したことを第7の特徴とする。
さらにまた本発明は,第1〜第7の特徴の何れかに加えて,前記第1の通孔及び第2の通孔間を,一方のスロットルボディと他方のスロットルボディとの対向部にそれぞれシール部材を介して嵌合される管体を介して連通したことを第8の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,一方及び他方のスロットルボディを結合すべく,これらを突き合わせることにより,一方のスロットルボディに取り付けたバイパス制御弁から延出して他方のスロットルボディの吸気道に至るバイパス下流通路を完成させることができ,したがって構造が簡単で組立性が良好な多気筒エンジン用吸気装置を得ることができる。また上記バイパス下流通路の大部分は,両スロットルボディの壁中に形成されるので,両スロットルボディ外方への張り出しが殆どなく,多気筒エンジン用吸気装置のコンパクト化に寄与し得る。
本発明の第2の特徴によれば,一方のスロットルボディの一側部及び他側部間を連結する中間壁部を第1の通孔の形成に利用することになり,スペース効率を高め,多気筒エンジン用吸気装置のコンパクト化に寄与し得る。
本発明の第3の特徴によれば,一方のスロットルボディのコンパクトを確保しながら,一方のスロットルボディの吸気道に至るバイパスのバイパス下流通路と,前記第1の通孔との干渉を容易,確実に回避することができる。
本発明の第4の特徴によれば,他方のスロットルボディには第1及び第2吸気道を並設し,前記バイパス制御弁から延出して前記第1吸気道に達する第1バイパス下流通路と,同バイパス制御弁から延出して前記第2吸気道に達する第2バイパス下流通路とを両スロットルボディの,吸気道を挟んで互いに対向する一側部と他側部の壁中にそれぞれ形成したので,前記第1及び第2バイパス下流通路は,両スロットルボディの一側部と他側部とに分けて各側壁中に形成されるので,吸気装置のコンパクト化を確保しつゝ,両バイパス下流通路の干渉を容易,確実に回避することができる。
本発明の第5の特徴によれば,制御ブロック及び通路形成部材を除くだけで,両スロットルボディの共通化を図り,その量産性を高め,多気筒エンジン用吸気装置のコスト低減に寄与し得る。また各バイパス下流通路の複雑に屈曲した部分を制御ブロック及び通路形成部材に形成することで,加工性の向上にも寄与し得る。
本発明第6の特徴によれば,噴射弁装着ボスと第1及び第2バイパス下流通路の,両スロットルボディの配列方向へ延びる部分とは,両スロットルボディの同じ一側部に形成されるにも拘らず,互いの干渉を避けることができる。
本発明の第7の特徴によれば,第1の通孔及び第2の通孔の連通部の気密を確保してその連通部からの吸気漏れを確実に防ぎ,バイパス吸気制御の精度を高めることができる。
本発明の第8の特徴によれば,第1の通孔及び第2の通孔間を,一方のスロットルボディと他方のスロットルボディとの対向部にそれぞれシール部材を介して嵌合される管体を介して連通したので,両スロットルボディの対向部間に隙間が存在する場合でも,第1の通孔及び第2の通孔間の,空気漏れの無い連通を確保することができる。
本発明の実施形態に係る多気筒エンジン用吸気装置の正面図。 図1の2矢視平面図。 図1の3矢視背面図。 図1の4部の一部分解拡大図。 図1の5部の一部分解拡大図 図4の6−6線断面図。 図4の7−7線断面図。 図4の8−8線断面図。 図4の9−9線断面図。 図4の10−10線断面図。 図5の11−11線断面図。 同吸気装置の全吸気通路系統図。 本発明の第2の実施形態を示す,第1及び第2スロットルボディの接合部の拡大断面図。
図1〜図3及び図12において,符号Dは4気筒エンジン用吸気装置であって,並列に配置される第1及び第2スロットルボディ1A,1Bを備える。両スロットルボディ1A,1Bの対向面には,複数対の連結ボス13a,13b(図3に一対のみ示す。)が一体に形成されており,これら連結ボス13a,13bを突き合わせて連結ボルト11により接合することにより,両スロットルボディ1A,1Bは,1個のスロットルボディ組立体として一体的に結合される。これらスロットルボディ1A,1Bには,互いに平行な一対の吸気道21 ,22 ;23 ,24 が設けられており,第1及び第2スロットルボディ1A,1Bは,吸気道21 ,22 ;23 ,24 の下流側を下向きにしたダウンドラフト型に配置される。第1スロットルボディ1Aの吸気道21 ,22 は,エンジンの1番及び2番気筒の吸気ポートE1 ,E2 に下流端を接続し,第2スロットルボディ1Bの吸気道23 ,24 は,エンジンの3番及び4番気筒の吸気ポートE3 ,E4 に下流端を接続するようになっている。この両スロットルボディ1A,1Bの上流側の端部にはエアクリーナ3が取り付けられる。各一対の吸気道21 ,22 ;23 ,24 は対称的に配置され,また両スロットルボディ1A,1Bは,基本的には共通化可能に構成される。
第1及び第2スロットルボディ1A,1Bには,それぞれの吸気道21 ,22 ;23 ,24 を横断する弁軸4,4が回転自在に支承され,各吸気道21 ,22 ;23 ,24 を開閉するスロットル弁51 ,52 ;53 ,54 が各弁軸4,4に取り付けられる。両弁軸4,4は,同軸状に配置されると共に,互いに対向した端部同士がスロットルドラム6を介して連結され,このスロットルドラム6を回動操作することにより,全てのスロットル弁51 ,52 ;53 ,54 を同時に開閉し得るようになっている。また各スロットルボディ1A,1Bには,スロットル弁51 ,52 ;53 ,54 より下流側の吸気道21 ,22 ;23 ,24 を通して,エンジンの吸気ポートE1 〜E4 に燃料を噴射する燃料噴射弁71 ,72 ;73 ,74 が装着される。
第1スロットルボディ1Aには,一対の吸気道21 ,22 間に形成されて,第1スロットルボディ1Aの,エアクリーナ3側上端面に開口する一つの空気入口チャンバ8と,この空気入口チャンバ8から延出した誘導通路9とが形成され,この誘導通路9にバイパス制御弁10が接続される。空気入口チャンバ8及び誘導通路9によりバイパス上流通路12aが構成される。
バイパス制御弁10からは一対二組のバイパス下流通路12b1 ,12b2 ;12b3 ,12b4 が延出し,一方の組のバイパス下流通路12b1 ,12b2 は,第1スロットルボディ1Aの,各スロットル弁51 ,52 より下流の吸気道21 ,22 にそれぞれ開口し,他の組のバイパス下流通路12b3 〜12b4 は,第2スロットルボディ1Bの,各スロットル弁53 ,54 より下流の吸気道23 ,24 にそれぞれ開口する。
而して,図12に明示するように,上記バイパス上流通路12a及びバイパス下流通路12b1 ,12b2 ;12b3 ,12b4 により,吸気道21 ,22 ;23 ,24 にスロットル弁51 ,52 ;53 ,54 を迂回してそれぞれ接続されるバイパス121 ,122 ;123 ,124 が構成され,バイパス上流通路12aは,全バイパス121 ,122 ;123 ,124 に共通する単一通路となる。そしてバイパス制御弁10は,この単一のバイパス上流通路12aに導入された2次空気をバイパス下流通路12b1 ,12b2 ;12b3 ,12b4 を通して吸気道21 ,22 ;23 ,24 にそれぞれ分配すると共に,その分配空気量を同時に制御する機能を持つ。
図1,図4,図6〜図10に基づいて,第1スロットルボディ1A側のバイパス121 ,122 及びバイパス制御弁10の具体的構造について説明する。
第1スロットルボディ1Aの,吸気道21 ,22 の配列方向に沿う一側面に,制御ブロック15が複数のボルト16により接合され,この制御ブロック15に,上下方向に延びる前記シリンダ状の弁室18が設けられ,前記空気入口チャンバ8の下部を弁室18の下部に連通する前記誘導通路9が第1スロットルボディ1Aから制御ブロック15にかけて設けられる。
尚,説明の便宜上,第1及び第2スロットルボディ1A,1Bにおいて,制御ブロック15が配置される側を前側,それと反対側を後側とする。
弁室18の下部の周囲から第1スロットルボディ1Aの前側面にわたり2対の分配室321 ,322 ;323 ,324 が設けられ,弁室18を上記分配室321 ,322 ;323 ,324 に連通する2対の計量孔191 ,192 ;193 ,194 が弁室18の周壁に穿設される。
弁室18には,上記計量孔191 ,192 ;193 ,194 の開度を,その全閉から全開に亙り調節するピストン状の弁体26が上方から摺動可能に嵌装され,その際,弁体26の回転を阻止すべく,弁体26の側面にキー溝27が設けられると共に,それに係合するキー28が制御ブロック15に取り付けられる。この弁体26を開閉作動する電動アクチュエータ25が,弁室18の上端に連なって制御ブロック15に形成される装着孔29に装着され,ボルトで制御ブロック15に固着される。この電動アクチュエータ25は,下方に突出した出力軸30を弁体26の中心部のねじ孔31に螺合していて,その出力軸30を正,逆転させることにより,弁体26を昇降(開閉)することができる。而して,上記弁体26及び電動アクチュエータ25により前記バイパス制御弁10が構成される。
制御ブロック15及び第1スロットルボディ1Aには,その接合面にわたって,前記一対の分配室321 ,322 の下部に連通孔341 ,342 を介して連通する中間室351 ,352 が設けられ,これら中間室351 ,352 から延びて,スロットル弁51 ,52 よりも下流の吸気道21 ,22 に開口する通孔361 ,362 が第1スロットルボディ1Aに穿設される。
而して,計量孔191 ,192 ,分配室321 ,322 ,中間室351 ,352 及び通孔361 ,362 は,第1スロットルボディ1A側の一対のバイパス121 ,122 のバイパス下流通路12b1 ,12b2 を構成する。
前記空気入口チャンバ8と,通孔361 ,362 の各中間部とは,アイドル空気通路371 ,372 で連通され,これらアイドル空気通路371 ,372 の通路面積をそれぞれ調整し得る一対のアイドル調整ねじ381 ,382 が第1スロットルボディ1Aに螺着される(図12をも参照)。
次に,図1〜図3,図9,図11及び図12を参照しながら,第2スロットルボディ1B側のバイパス123 ,124 の具体的構造について説明する。
第1スロットルボディ1Aの,制御ブロック15との接合面には,前記一対の分配室323 ,324 に連なる中間室353 ,354 が形成され,これら中間室353 ,354 から第2スロットルボディ1Bのスロットル弁53 ,54 よりも下流の吸気道23 ,24 にそれぞれ至る第1及び第2通路39a,39bが第1及び第2スロットルボディ1A,1Bにわたり次のように形成される。
第1通路39aは,吸気道22 側に位置する中間室353 から第1スロットルボディ1Aの前側壁中を第2スロットルボディ1B側へ延びる第1通孔391 と,この第1通孔391 と連通するように第2スロットルボディ1Bの前側壁中を吸気道23 ,24 の配列方向に沿って延び,そして第2スロットルボディ1Bの内側の吸気道23 を過ぎたところで前方へ屈曲して第2スロットルボディ1Bの前側面に開口する第2通孔392 と,第2スロットルボディ1Bの前側面から吸気道23 に至るように第2スロットルボディ1Bに穿設される第3通孔393 と,第2スロットルボディ1Bの前側面にボルト47で接合される通路形成ブロック46に形成されて,第2及び第3通孔392 ,393 間を連通する第1連通凹部41aとで構成される。
而して,計量孔193 ,分配室323 ,中間室353 ,第1通路39aは,吸気道23 側のバイパス123 のバイパス下流通路12b3 を構成する。
また第2通路39bは,吸気道21 側に位置する中間室354 から第1スロットルボディ1Aの両吸気道21 ,22 間の隔壁を後方へ進み,そして第1スロットルボディ1Aの後側の側壁中を吸気道21 ,22 の配列方向に沿って第2スロットルボディ1B側へ延びる第4通孔394 と,この第4通孔394 と連通するように第2スロットルボディ1Bの後側壁中を吸気道23 ,24 の配列方向に沿って延び,そして第2スロットルボディ1Bの両吸気道23 ,24 間の隔壁側へ屈曲して第2スロットルボディ1Bの前側面に開口する第5通孔395 と,第2スロットルボディ1Bの前側面から吸気道24 に至る第6通孔396 と,第2スロットルボディ1Bの前記通路形成ブロック46に形成されて,第5及び第6通孔395 ,366 間を連通する第2連通凹部41bとで構成される。
而して,計量孔194 ,分配室324 ,中間室354 ,第1通路39bは,吸気道24 側のバイパス124 のバイパス下流通路12b4 を構成する。
図7及び図12に示すように,第1スロットルボディ1Aにおいて,外側の吸気道21 に接続されるバイパス下流通路12b1 の直上に,吸気道24 側のバイパス下流通路12b4 の,吸気道21 ,22 間の隔壁を通過する前記第4通孔394 が配置される。これにより,吸気道21 側のバイパス下流通路12b1 と,吸気道24 側のバイパス下流通路12b4 とは,第1スロットルボディ1Aを吸気道21 ,22 の軸方向から見た平面視で一部が互いに重なることになる。
図1〜図3において,第1及び第2スロットルボディ1A,1Bの前側壁の相対向面,並びに後側壁の相対向面には,互いに衝合される各一対の中空円筒状の連通ボス14a,14b;14c,14dが一体に形成され,第1スロットルボディ1Aの前側の連通ボス14aの中空部は,前記第1通孔391 の下流端部となり,第2スロットルボディ1Bの前側の連通ボス14bの中空部は,前記第2通孔392 の上流端部となっている。上記連通ボス14a,14bの接合部には,第1及び第2通孔391 ,392 の連通部を囲繞するシール部材48が介装される。
また第1スロットルボディ1Aの後側の連通ボス14cの中空部は,前記第4通孔394 の下流端部となり,第2スロットルボディ1Bの後側の連通ボス14dの中空部は,前記第5通孔395 の上流端部となっている。そして上記連通ボス14c,14dの接合部には,第4及び第5通孔394 ,395 の連通部を囲繞するシール部材48が介装される。
前記第1〜第6通孔391 〜394 は,鋳抜きもしくはドリル加工により第1及び第2スロットルボディ1A,1Bに一体的に形成されるものであり,その加工口は,プラグ50によって閉鎖される。
第2スロットルボディ1Bには,第1及び第2吸気道23 ,24 間においてエアクリーナ3側に開口する空気入口チャンバ42が設けられ,この空気入口チャンバ42と,前記第3及び第6通孔393 ,396 との各間がアイドル空気通路373 ,374 で連通され,これらアイドル空気通路373 ,374 の通路面積をそれぞれ調整し得る一対のアイドル調整ねじ383 ,384 が第2スロットルボディ1Bに螺着される。
前記各アイドル空気通路371 ,372 ;373 ,374 は,バイパス制御弁10によるバイパス121 ,122 ;123 ,124 の全閉時,エンジンの通常のアイドリングに必要なアイドル空気量を確保するもので,そのアイドル空気量がアイドル調整ねじ381 ,382 ;383 ,384 により調整される。
図2及び図8に示すように,第1及び第2スロットルボディ1Bの前側部において,その上部に吸気道23 側のバイパス下流通路12b3 の一部となる前記第1及び第2通孔391 ,392 が形成され,それらの下方に前記燃料噴射弁71 〜74 を装着する噴射弁装着ボス491 〜494 が形成される。即ち,噴射弁装着ボス491 〜494 は,第1及び第2通孔391 ,392 の,吸気道21 〜24 に沿う下流側に配置されることになる。
次に,この実施形態の作用について説明する。
エンジンの暖機運転時には,図示外の制御装置がエンジン温度に対応した電流をバイパス制御弁10の電動アクチュエータ25に供給して,電動アクチュエータ25を作動させるので,エンジンの低温時には,弁体26を大きく引き上げて,計量孔191 ,192 ;193 ,194 の開度を大きく調整する。したがって,スロットル弁51 ,52 ;53 ,54 を全閉にした状態では,バイパス121 ,122 ;123 ,124 を通してエンジンに供給されるファーストアイドル空気は,上記計量孔191 ,192 ;193 ,194 により比較的多く制御され,同時に,燃料噴射弁71 ,72 ;73 ,74 から吸気道21 ,22 ;23 ,24 の下流側に向けて電動アクチュエータ25の作動量に応じた燃料が噴射され,エンジンは,これらの供給を受けて暖機運転を促進するように,適正なファーストアイドリング回転数を保つことができる。
暖機運転の進行によりエンジン温度が上昇すると,それに応じて電動アクチュエータ25が弁体26を下降させて,計量孔191 ,192 ;193 ,194 の開度を減少していくので,バイパス121 ,122 ;123 ,124 を通してエンジンに供給するファーストアイドル空気が減少され,エンジン回転数が低下していく。そしてエンジン温度が所定の高温になると,電動アクチュエータ25が弁体26を全閉状態まで下降し,バイパス121 ,122 ;123 ,124 を全て遮断するので,吸気道21 ,22 ;23 ,24 のスロットル弁51 ,52 ;53 ,54 を閉じた状態では,アイドル空気通路371 ,372 ;373 ,374 のみを通して最少のアイドル空気がエンジンに供給されることになり,これによってエンジンは通常のアイドル回転数に制御される。その際,アイドル空気通路371 ,372 ;373 ,374 を流れるアイドル空気量は,アイドル調整ねじ381 ,382 ;383 ,384 の進退調節により個別に調整することができる。
ところで,バイパス制御弁10は,第1スロットルボディ1A側に取り付けられるので,バイパス制御弁専用の取り付け部材を不要とすることができ,吸気装置Dの構造の簡素化を図ることができる。
ところで,このような多気筒エンジン用吸気装置において,第1及び第2スロットルボディ1A,1Bの前側壁の相対向面,並びに後側壁の相対向面には,互いに衝合される各一対の中空円筒状の連通ボス14a,14b;14c,14dが一体に形成され,第1スロットルボディ1A側の連通ボス14aの中空部が,バイパス制御弁10から延出して第2スロットルボディ1Bの壁中を通る第1通孔391 の下流端部となり,第2スロットルボディ1B側の連通ボス14bの中空部が,第2スロットルボディ1Bの壁中を通って外側の吸気道23 側へ延びる第2通孔392 の上流端部となり,これら第1及び第2通孔391 ,392 により,吸気道23 側のバイパス下流通路12b3 の一部が構成され,また第1スロットルボディ1A側のボス14cの中空部が,バイパス制御弁10から延出して第1スロットルボディ1Aの壁中を通る第4通孔394 の下流端部となり,第2スロットルボディ1B側の連通ボス14dの中空部が,第2スロットルボディ1Bの外側の吸気道24 へ延びる第5通孔395 の上流端部となり,これら第4及び第5通孔394 ,395 により,吸気道23 側のバイパス下流通路12b3 の一部が構成されるので,第1及び第2スロットルボディ1A,1Bを結合すべく,前記連通ボス14a,14b;14c,14dを突き合わせることにより,第1スロットルボディ1Aに取り付けたバイパス制御弁10から延出して第2スロットルボディ1Bの一対の吸気道23 ,24 に至る一対のバイパス下流通路12b3 ,12b4 を完成させることができ,したがって構造が簡単で組立性が良好な多気筒エンジン用吸気装置を得ることができる。
しかも,前記一対のバイパス下流通路12b3 ,12b4 の大部分は,第1及び第2スロットルボディ1A,1Bの壁中に形成されるので,第1及び第2スロットルボディ1A,1B外方への張り出しが殆どなく,多気筒エンジン用吸気装置のコンパクト化に寄与し得る。
また前記連通ボス14a,14bの接合部には,第1及び第2通孔391 ,392 の連通部を囲繞するシール部材48が介装され,また前記連通ボス14c,14dの接合部には,第4及び第5通孔394 ,395 の連通部を囲繞するシール部材48が介装されるので,第1及び第2通孔391 ,392 間,並びに第4及び第5通孔394 ,395 間の気密を確保し,各連通部からの吸気漏れを確実に防ぎ,バイパス吸気制御の精度を高めることができる。
また前記一対のバイパス下流通路12b3 ,12b4 の大部分は,吸気道23 ,24 を挟んで第1及び第2スロットルボディ1A,1Bの前側部と後側部とに分けて各側壁中に形成されるので,吸気装置のコンパクト化を確保しつゝ,両バイパス下流通路12b3 ,12b4 の干渉を容易,確実に回避することができる。
その際,バイパス制御弁10から延出して,第2スロットルボディ1Bの外側の吸気道24 に向かう第4通孔394 は,第1スロットルボディ1Aの一対の吸気道21 ,22 間の隔壁内を後方へ進んだ後,第1スロットルボディ1Aの後側部内を第2スロットルボディ1Bへ進むように形成されるので,第1スロットルボディ1Aの吸気道21 ,22 間の隔壁,即ち第1スロットルボディ1Aの前側部及び後側部間を連結する中間壁部を第4通孔394 の形成に利用することになり,スペース効率を高め,多気筒エンジン用吸気装置のコンパクト化に寄与し得る。
さらにバイパス制御弁10から延出して第1スロットルボディ1Aの外側の吸気道21 に至るバイパス下流通路12b4 は,その一部が第1スロットルボディ1Aを吸気道21 ,22 の軸方向から見た平面視でバイパス制御弁10から延出して,吸気道21 ,22 間の隔壁を通る第4通孔394 と重なるように上下関係に配置されるので,第1スロットルボディ1Aのコンパクト化を確保しながら,吸気道21 側のバイパス下流通路12b1 と吸気道24 側のバイパス下流通路12b4 との干渉を容易,確実に回避することができる。
さらにまた第1スロットルボディ1Aと第2スロットルボディ1Bとを共通化すべく,各スロットルボディ1A,1Bに同数の吸気道21 ,22 ;23 ,24 が設けられ,前記第1スロットルボディ1Aの前面に接合される制御ブロック15には,前記バイパス制御弁10が装着されると共に,このバイパス制御弁10から全ての吸気道21 〜24 に向かう複数のバイパス下流通路12b1 〜12b4 の一部が形成され,また前記第2スロットルボディ1Bの前面に接合される通路形成ブロック46に,吸気道23 ,24 に向かうバイパス下流通路12b3 ,12b4 の一部が形成されるので,制御ブロック15及び通路形成ブロック46を除くだけで,第1及び第2スロットルボディ1A,1Bの共通化を図り,その量産性を高め,多気筒エンジン用吸気装置のコスト低減に寄与し得る。また各バイパス下流通路12b1 〜12b4 の複雑に屈曲した部分を制御ブロック15及び通路形成ブロック46に形成することで,加工性の向上を図ることができる。
またスロットルボディ1A,1Bの前側部には,それぞれの吸気道21 〜24 に燃料を噴射する燃料噴射弁71 〜74 の噴射弁装着ボス491 〜494 が形成され,これら噴射弁装着ボス491 〜494 は,前記バイパス下流通路12b3 の,両スロットルボディ1A,1Bの前側部を両スロットルボディ1A,1Bの配列方向へ延びる直線部分より,各吸気道21 ,22 に沿う下流側に配置されるので,バイパス下流通路12b3 の前記直線部と噴射弁装着ボス491 〜494 とは,両スロットルボディ1A,1Bの同側の前側部に配置しても,互いの干渉を避けることができる
次に,図13に示す本発明の第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態では,第1及び第2スロットルボディ1A,1Bの対向面に形成される前記連通ボス14a,14b;14c,14dの内周面に,それぞれ管体51の両端部が一対のシール部材52,52を介して嵌合され,その管体51により前記第1及び第2通孔391 ,392 間,並びに前記第4及び第5通孔394 ,395 間がそれぞれ連通される。その他の構成は前実施形態と同様であるので,図13中,前実施形態と対応する部分には同一の参照符号を付して,重複する説明を省略する。
この第2実施形態によれば,相対向するボス14a,14b;14c,14d間に隙間が存在する場合でも,前記第1及び第2通孔391 ,392 間,並びに前記第4及び第5通孔394 ,395 間の,空気漏れの無い連通を確保することができる。
以上,本発明の実施例について説明したが,本発明はそれに限定されることなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,噴射弁装着ボス491 〜494 は,バイパス下流通路12b4 が形成される両スロットルボディ1A,1Bの後側部に,バイパス下流通路12b4 の両スロットルボディ1A,1Bの配列方向に沿う直線部より,吸気道21 〜24 の下流側に配置することもできる。
D・・・・・多気筒エンジン用吸気装置
1A・・・・一方のスロットルボディ(第1スロットルボディ)
1b・・・・他方のスロットルボディ(第2スロットルボディ)
1 ,22 ・・・一方のスロットルボディの吸気道
3 ,24 ・・・他方のスロットルボディの吸気道
1 ,52 ・・・一方のスロットルボディの側のスロットル弁
3 ,54 ・・・他方のスロットルボディの側のスロットル弁
10・・・・バイパス制御弁
121 ,122 ・・・一方のスロットルボディの側のバイパス
123 ,124 ・・・他方のスロットルボディの側のバイパス
12b1 ,12b2 ・・・一方のスロットルボディの側のバイパス下流通路
12b3 ,12b4 ・・・他方のスロットルボディの側のバイパス下流通路
39a・・・第1通路
39b・・・第2通路
391 〜396 ・・・・第1〜第6通孔
49・・・・シール部材
51・・・・管体
52・・・・シール部材

Claims (8)

  1. 互いに並列に接合される一方及び他方のスロットルボディ(1A,1B)が,それぞれエンジンの複数の気筒の吸気ポート(E1 ,E2 ;E3 ,E4 )に連なる吸気道(21 ,22 ;23 ,24 )と,各吸気道(21 ,22 ;23 ,24 )を開閉するスロットル弁(51 ,52 ;53 ,54 )とを備え,一方及び他方のスロットルボディ(1A,1B)には,上流端が大気又は各スロットル弁(51 ,52 ;53 ,54 )より上流側の各吸気道(21 ,22 ;23 ,24 )に開口すると共に,他端が各スロットル弁(51 ,52 )より下流側の各吸気道(21 ,22 ;23 ,24 )に開口する複数のバイパス(121 ,122 ;123 ,124 )を設けると共に,これらバイパス(121 ,122 ;123 ,124 )に,これを開閉するバイパス制御弁(10)を設けてなる,多気筒エンジン用吸気装置において,
    前記バイパス制御弁(10)を一方のスロットルボディ(1A)に設け,他方のスロットルボディ(1B)側のバイパス(123 ,124 )のバイパス下流通路(12b3 ,12b4 )を,前記バイパス制御弁(10)から延出して一方のスロットルボディ(1A)の壁中を通り且つ一方のスロットルボディ(1A)の,他方のスロットルボディ(1B)との接合面に下流端を開口する第1の通孔(391 ,394 )と,他方のスロットルボディ(1B)の壁中を通り,上流端を前記第1の通孔(391 ,394 )の下流端に連通させるように他方のスロットルボディ(1B)の,一方のスロットルボディ(1A)との接合面に開口させると共に,下流端を他方のスロットルボディ(1B)の吸気道(23 ,24 )に開口する第2の通孔(392 ,395 )とで構成したことを特徴とする,多気筒エンジン用吸気装置。
  2. 請求項1記載の多気筒エンジン用吸気装置において,
    前記バイパス制御弁(10)を一方のスロットルボディ(1A)の,両スロットルボディ(1A,1B)の配列方向に沿う一側部に取り付け,このバイパス制御弁(10)に連なる前記第1の通孔(394 )を,これが一方のスロットルボディ(1A)の前記一側部から,それと反対側の他側部へ延び且つ該他側部の壁中を通るように形成し,またその第1の通孔(394 )に連通する前記第2の通孔(395 )を,これが他方のスロットルボディ(1B)の,一方のスロットルボディ(1A)と同側の他側部の壁中を通るように形成したことを特徴とする,多気筒エンジン用吸気装置。
  3. 請求項2記載の多気筒エンジン用吸気装置において,
    前記バイパス制御弁(10)から延出して一方のスロットルボディ(1A)の吸気道(21 )に至るバイパス(121 )のバイパス下流通路(12b1 )を,その一部が一方のスロットルボディ(1A)を吸気道(21 )の軸方向から見た平面視で前記第1の通孔(394 )の一部と重なるように一方のスロットルボディ(1A)に形成したことを特徴とする,多気筒エンジン用吸気装置。
  4. 請求項2又は3記載の多気筒エンジン用吸気装置において,
    他方のスロットルボディ(1B)には第1及び第2吸気道(23 ,24 )を並設し,前記バイパス制御弁(10)から延出して前記第1吸気道(23 )に達する第1バイパス下流通路(12b3 )と,同バイパス制御弁(10)から延出して前記第2吸気道(24 )に達する第2バイパス下流通路(12b3 )とを両スロットルボディ(1A,1B)の,吸気道(21 〜24 )を挟んで互いに対向する一側部と他側部の壁中にそれぞれ形成したことを特徴とする,多気筒エンジン用吸気装置。
  5. 請求項3又は4記載の多気筒エンジン用吸気装置において,
    一方のスロットルボディ(1A)と他方のスロットルボディ(1B)とを共通化すべく,各スロットルボディ(1A,1B)に同数の吸気道(21 ,22 ;23 ,24 )を設け,前記一方のスロットルボディ(1A)の一側面に接合される制御ブロック(15)に,前記バイパス制御弁(10)を装着すると共に,このバイパス制御弁(10)から全ての吸気道(21 ,22 ;23 ,24 )に向かう複数のバイパス下流通路(12b1 〜12b4 )の一部を形成し,また他方のスロットルボディ(1B)の一側面に接合される通路形成ブロック(46)に,他方の吸気道(23 ,24 )に向かうバイパス下流通路(12b3 ,12b4 )の一部を形成したことを特徴とする,多気筒エンジン用吸気装置。
  6. 請求項4記載の多気筒エンジン用吸気装置において,
    各スロットルボディ(1A,1B)の一側部又は他側部に,燃料噴射弁(71 〜74 )を装着する噴射弁装着ボス(491 〜494 )を形成し,この噴射弁装着ボス(491 〜494 )を,前記第1及び第2バイパス下流通路(12b3 ,12b4 )の,両スロットルボディ(1A,1B)の配列方向へ延びる部分(391 ,392 ;394 ,395 )より,各吸気道(21 〜24 )に沿う下流側に配置したことを特徴とする,多気筒エンジン用吸気装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の多気筒エンジン用吸気装置において,
    一方のスロットルボディ(1A)と他方のスロットルボディ(1B)との接合面間に,前記第1の通孔(391 ,394 )及び第2の通孔(392 ,395 )間の連通部を囲繞するシール部材(48)を介装したことを特徴とする,多気筒エンジン用吸気装置。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の多気筒エンジン用吸気装置において,
    前記第1の通孔(391 ,394 )及び第2の通孔(392 ,395 )間を,一方のスロットルボディ(1A)と他方のスロットルボディ(1B)との対向部にそれぞれシール部材(52)を介して嵌合される管体(51)を介して連通したことを特徴とする,多気筒エンジン用吸気装置。
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