JP2014009590A - 過給システム付き内燃機関の制御装置 - Google Patents

過給システム付き内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014009590A
JP2014009590A JP2012144390A JP2012144390A JP2014009590A JP 2014009590 A JP2014009590 A JP 2014009590A JP 2012144390 A JP2012144390 A JP 2012144390A JP 2012144390 A JP2012144390 A JP 2012144390A JP 2014009590 A JP2014009590 A JP 2014009590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supercharging
pressure
measured
abnormality
pressure sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012144390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5958118B2 (ja
Inventor
Takashi Nishigori
貴志 錦織
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012144390A priority Critical patent/JP5958118B2/ja
Publication of JP2014009590A publication Critical patent/JP2014009590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5958118B2 publication Critical patent/JP5958118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Abstract

【課題】過給システム付き内燃機関において、過給システムに何らかの異常が発生した場合に、その異常を速やかに検知するとともに、異常の原因となった部位を特定できるようにする。
【解決手段】まず、目標過給圧と計測過給圧とのずれに基づいて過給システムが異常かどうかを判定する。目標過給圧は大気圧センサにより得られた計測大気圧を用いて決定され、計測過給圧は過給圧センサにより得られる。そして、過給システムが異常と判定された場合、吸気圧センサにより得られた計測吸気圧と推定吸気圧とのずれに基づいて、過給圧に作用する複数のアクチュエータの何れかが故障している可能性の有無を判定する。過給圧に作用する複数のアクチュエータには、過給機の過給特性を変更する過給特性変更アクチュエータとスロットルとが少なくとも含まれている。推定過給圧は計測過給圧と複数のアクチュエータの操作量とから算出される。
【選択図】図3

Description

本発明は、過給システム付き内燃機関の制御装置に関し、詳しくは、過給システムの異常を検知する機能を有する制御装置に関する。
自動車の動力装置として用いられる内燃機関には、ターボ過給機や機械式過給機等によって吸入空気を過給する過給システムが搭載されている。過給システムは、過給圧に作用する複数のアクチュエータと、過給圧制御に用いる情報を得るための複数のセンサとから構成されている。
過給システムを構成するアクチュエータには、過給圧に直接作用するものだけでなく間接的に作用するものも含まれる。スロットル、ウエストゲートバルブ、可変ノズル、コンプレッサアシストモータ、可変バルブタイミング機構、可変バルブリフト機構、エアバイパスバルブ、EGRバルブ、吸気絞り弁等がその例である。このうちウエストゲートバルブ、可変ノズル、コンプレッサアシストモータ等は、過給機の過給特性を変更する過給特性変更アクチュエータとして他のアクチュエータとは区別される。目標過給圧と計測過給圧との圧力偏差に基づく過給圧フィードバック制御では、それら過給特性変更アクチュエータに圧力偏差がフィードバックされる。
過給システムを構成するセンサには、過給圧センサ、大気圧センサ、アクセルペダル開度センサ等が含まれる。過給圧センサは、過給圧フィードバック制御のための計測過給圧を取得するために用いられる。大気圧センサを用いて計測された大気圧は、アクセルペダル開度センサを用いて計測されたアクセルペダル開度とともに、過給圧フィードバック制御のための目標過給圧の計算に用いられる。
このように多数のアクチュエータやセンサによって構成されている過給システムでは、それら構成部品の故障を原因とする異常が発生する場合がある。よって、過給システム付き内燃機関の制御装置には、過給システムの異常を早期に検知できる仕組みが必要とされる。これに関して、下記の特許文献1及び特許文献2には、過給圧センサにより得た計測過給圧と目標過給圧との比較によって過給システムが正常か異常かを判定する技術が開示されている。
ところが、一口に過給システムの異常と言っても、それに対する好適な対処方法は異常が発生している部位によって異なったものとなる。具体的には、ウエストゲートバルブやスロットル等のアクチュエータの故障が原因である可能性があれば、エンジン回転数の過回転やエンジン部品の破損を防止するために過給を停止することが望ましい。一方、アクチュエータの故障が原因である可能性がなければ、過給機の保護の観点から過給圧にガードをかける程度の対応で足りうる。しかし、特許文献1,2に記載の技術では、過給システムに異常が発生しているかどうかは分かるけれども、過給システムのどの部位に異常が生じているかまでは特定することはできない。よって、特許文献1,2に記載の技術では、過給システムの異常の内容に応じた好適な対処方法を採ることができない。
なお、過給システムを構成する部品の個々の故障を判定する技術については、かねてより様々な技術が提案されている。例えば、下記の特許文献3には、過給圧フィードバック制御によって計測過給圧が目標過給圧が収束している状態において、発生トルクと目標トルクとのずれに基づいて過給圧センサの故障を判定する技術が開示されている。また、下記の特許文献4には、NAエンジンを対象とするものではあるが、吸入空気量センサの故障と大気圧センサの故障を判定する技術が開示されている。しかしながら、これらの技術は所定の条件が満たされた場合にのみ故障の判定を行うものであるから、過給システム全体の異常を早期に検知することはできない。また、これらの技術では、ウエストゲートバルブ等のアクチュエータに故障が生じている可能性について判定することはできない。
特開2006−291815号公報 特開2006−291814号公報 特開2007−303294号公報 特開2010−048125号公報
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたもので、過給システムに何らかの異常が発生した場合に、その異常を速やかに検知するとともに、異常の原因となった部位を特定することのできる過給システム付き内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る制御装置は、過給圧に作用する複数のアクチュエータと、過給圧制御に用いる情報を取得するための複数のセンサとによって構成される過給システムを備えた内燃機関を制御対象とする。過給圧に作用するアクチュエータには、少なくとも、過給機の過給特性を変更する過給特性変更アクチュエータとスロットルとが含まれている。過給圧制御に用いる情報を取得するためのセンサには、少なくとも、過給圧センサと大気圧センサとが含まれている。本発明に係る制御装置は、大気圧センサにより得られた計測大気圧を用いて目標過給圧を決定し、目標過給圧と過給圧センサにより得られた計測過給圧との間の圧力偏差を算出し、そして、該圧力偏差を過給特性変更アクチュエータの操作量にフィードバックすることによって過給圧を制御する機能を有している。
本発明に係る制御装置は、さらに、過給システムの異常を判定する機能を有している。詳しくは、本発明に係る制御装置は、目標過給圧と計測過給圧とのずれに基づいて過給システムが異常かどうかを判定する。目標過給圧と計測過給圧とのずれが閾値よりも大きければ、或いは、ずれが閾値よりも大きい状態が所定期間続いた場合には、過給システムは異常であると判定される。そして、過給システムが異常と判定された場合、本発明に係る制御装置は、吸気圧センサにより得られた計測吸気圧と推定吸気圧とのずれに基づいて、過給システムを構成するアクチュエータの何れかが故障している可能性の有無を判定する。推定過給圧は、過給圧センサによって得られた計測過給圧と過給システムを構成する各アクチュエータの操作量とから算出することができる。計測吸気圧と推定吸気圧とのずれが閾値よりも大きければ、或いは、ずれが閾値よりも大きい状態が所定期間続いた場合には、過給システムを構成するアクチュエータ故障の可能性が有ると判定される。
過給システムに異常がある場合、その異常に対する好ましい対処法方法は異常の内容によって異なる。本発明に係る制御装置によれば、目標過給圧と計測過給圧とのずれに基づいた異常判定に併せて、計測吸気圧と推定吸気圧とのずれに基づいた異常判定を行うことにより、過給システムを構成するアクチュエータの故障の可能性の有無を判定することができる。その判定の結果、過給システムを構成するアクチュエータの故障の可能性が有る場合には、エンジン回転数の過回転やエンジン部品の破損を防止するために過給機による過給を停止することが好ましい。そのような可能性が無いのであれば、過給機の保護のために目標過給圧にガードをかければよい。
本発明に係る制御装置のより好ましい形態では、上記の異常判定の結果、過給システムが異常であり、且つ、過給システムを構成するアクチュエータの故障の可能性が無い場合には、さらに、非過給時における計測大気圧と計測過給圧とのずれと、機関停止時における計測大気圧と計測吸気圧とのずれとに基づいて大気圧センサの故障の有無を判定する。これにより大気圧センサの故障を他の部品の故障と区別して検知することができる。
また、本発明に係る制御装置のより好ましい形態では、上記の異常判定の結果、過給システムが異常であり、且つ、過給システムを構成するアクチュエータの故障の可能性が有る場合には、さらに、非過給時における計測過給圧と計測大気圧とのずれと、スロットルの全開時における計測過給圧と計測吸気圧とのずれとに基づいて過給圧センサの故障の有無を判定する。これにより過給圧センサの故障を他の部品の故障と区別して検知することができる。
また、本発明に係る制御装置のより好ましい形態では、上記の異常判定の結果、過給システムが異常であり、且つ、過給システムを構成するアクチュエータの故障の可能性が有る場合には、さらに、機関停止時における計測吸気圧と計測大気圧とのずれと、スロットルの全開時における計測吸気圧と計測過給圧とのずれとに基づいて吸気圧センサの故障の有無を判定する。これにより吸気圧センサの故障を他の部品の故障と区別して検知することができる。
以上述べたように、本発明に係る制御装置によれば、過給システムに何らかの異常が発生した場合に、その異常を速やかに検知するとともに、異常の原因となった部位を特定することができる。これにより、過給システムの異常の内容に応じた好適な対処方法を採ることができる。
本発明の実施の形態に係る制御装置が適用される過給システム付き内燃機関の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置による過給システムの異常監視体制のイメージを示す図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置により実行される異常診断の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る制御装置が用いられる過給システム付き内燃機関の構成を示す概略図である。内燃機関はエンジン本体(ENG)2につながる吸気通路4と排気通路6とを備えている。エンジン本体2は、例えば、火花点火式の4サイクルレシプロエンジンとして構成することができる。
本実施の形態に係る過給システムは、吸気通路4に設けられたコンプレッサ10aと排気通路6に設けられたタービン10bとからなるターボ過給機10を備えている。吸気通路4におけるコンプレッサ10aの下流にはインタークーラ8が取り付けられ、インタークーラ8のさらに下流にはスロットル12が備えられている。吸気通路4はエンジン本体2の燃焼室に吸気弁(図示略)を介して接続されている。吸気弁にはそのバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構14が取り付けられている。また、吸気通路4には、コンプレッサ10aの下流側から上流側へコンプレッサ10aをバイパスして空気を再循環させるためのエアバイパスバルブ16が設けられている。さらに、排気通路6には、タービン10bをバイパスして排気ガスを流すためのウエストゲートバルブ18が設けられている。ウエストゲートバルブ18は、内燃機関内で生成される圧力差や負圧ポンプで生成される負圧を動力として駆動されるダイヤフラム型のウエストゲートバルブでもよいし、電動機によって駆動される電動型のウエストゲートバルブでもよい。スロットル12、可変バルブタイミング機構14、エアバイパスバルブ16、及びウエストゲートバルブ18は、何れも過給圧に作用するアクチュエータであり、これらのアクチュエータは次に述べるセンサとともに本実施の形態に係る過給システムを構成する。
吸気通路4におけるインタークーラ8の出口には、スロットル12の上流部の圧力、すなわち、過給圧を計測するための過給圧センサ22が取り付けられている。さらに、内燃機関には、大気圧を計測するための大気圧センサ24、アクセルペダル開度を計測するためのアクセルペダル開度センサ26、エンジン回転数を計測するためのエンジン回転数センサ(クランク角センサ)28が取り付けられている。これらのセンサ22,24,26、28は過給圧制御に用いる情報を取得するためのセンサであって、上述のアクチュエータ12,14,16,18とともに本実施の形態に係る過給システムを構成する。なお、吸気通路4におけるスロットル12の下流には、吸気圧を計測するための吸気圧センサ20が取り付けられている。吸気圧センサ20は空燃比制御に用いる情報を取得するためのセンサである。
本実施の形態に係る制御装置は、内燃機関を制御するECU100の機能の一部として実現される。ECU100には、上述のセンサ20,22,24,26、28を含む各種のセンサから、内燃機関の運転状態や運転条件に関する様々な情報が入力される。ECU100は、それら情報に基づいて過給圧制御や空燃比制御等の各種の制御を行う。過給圧制御では、目標過給圧と計測過給圧との圧力偏差をウエストゲートバルブ18の操作量にフィードバックする過給圧フィードバック制御が行われる。ウエストゲートバルブ18は、ターボ過給機10の過給特性を変更することができる過給特性変更アクチュエータである。また、ECU100は、センサから入力される情報に基づいて内燃機関が備える過給システムの異常を監視し、異常が生じた場合にはその内容について診断する。
図2のブロック図は、本実施の形態に係る制御装置としてのECU100の構成を示している。図2に示す構成によれば、ECU100は、目標過給圧計算ユニット102、過給圧制御ユニット104、推定過給圧計算ユニット106、総合異常診断ユニット110、及び複数の異常判定ユニット111,112,113,114,115から構成されている。ただし、これらの要素102,104,106,110,111,112,113,114,115は、ECU100が有する種々の機能のうち過給圧制御と異常診断とに関する要素のみに着目して図で表現したものである。したがって、図2はECU100がこれらの要素のみで構成されていることを意味するものではない。なお、ECU100は自動車用のコンピュータであって、各要素はメモリに記憶されたソフトウェアがCPUで実行されたときに仮想的に実現される。
目標過給圧計算ユニット102は、過給圧フィードバック制御のための目標過給圧Pctを演算する。目標過給圧Pctの演算には、少なくとも、大気圧センサ24を用いて計測された大気圧Paと、アクセルペダル開度センサ26を用いて計測されたアクセルペダル開度APとが用いられる。目標過給圧計算ユニット102は、計測大気圧Paを基準にして計測アクセルペダル開度APの大きさに応じて目標過給圧Pctを決定する。
過給圧制御ユニット104は、フィードバック制御によってウエストゲートバルブ18の操作量であるデューティ値WGVを決定する。そのフィードバック制御では、目標過給圧計算ユニット102で演算された目標過給圧Pctと、過給圧センサ22を用いて計測された過給圧Pcとの差が計算される。そして、目標過給圧Pctと計測過給圧Pcとの間の圧力偏差に対するPI制御或いはPID制御によってウエストゲートバルブ18に与えるデューティ値WGVが算出される。
推定吸気圧計算ユニット106は、物理モデルである吸気圧推定モデルを用いて現在の吸気圧を推定する。吸気圧推定モデルは、絞りの式で表されるスロットルモデル、質量保存式及びエネルギー保存式で表される吸気マニホールドモデル、及び、一次関数式で近似される吸気弁モデルによって構成される。これらのモデルは何れも公知であるので、ここではその詳細についての説明は省略する。吸気圧推定モデルによる推定吸気圧Pmeの計算には、過給圧センサ22を用いて計測された過給圧Pc、エンジン回転数センサ28を用いて計測されたエンジン回転数NE、スロットル12の現在の開度TA、可変バルブタイミング機構14の現在のバルブタイミングVVT、及びウエストゲートバルブ18の現在のデューティ値WGVが入力情報として用いられる。
総合異常診断ユニット110は、過給システムが正常なのか異常なのかを判定し、異常が発生しているのであれば、どの部位の故障が異常の原因になっているのかを診断する。そして、診断結果に応じた対処方法を選択し、選択した対処方法を実現するための指示を過給圧制御ユニット104に対して与える。総合異常診断ユニット110は、各異常判定ユニット111,112,113,114,115から提示されるフラグの値に基づいて異常診断を実施する。
異常判定ユニット111は、目標過給圧計算ユニット102で計算された目標過給圧Pctと、過給圧センサ22を用いて得られた計測過給圧Pcとのずれに基づいて異常判定(異常判定1)を行う。異常判定1は常時行われる。目標過給圧Pctと計測過給圧Pcとのずれが閾値を超えた場合、或いは、閾値を超えている時間が所定時間を超えた場合、異常判定ユニット111は総合異常診断ユニット110に提示するフラグ(FLG1)の値を0から1に変更する。
異常判定ユニット112は、大気圧センサ24を用いて得られた計測大気圧Paと、過給圧センサ22を用いて得られた計測過給圧Pcとのずれに基づいて異常判定(異常判定2)を行う。ただし、異常判定2が行われるのはターボ過給機10による過給が行われていない非過給時、例えば内燃機関が非過給領域で運転されている場合に限られる。非過給では、正常であれば計測大気圧Paと計測過給圧Pcとは略一致するはずである。計測大気圧Paと計測過給圧Pcとのずれが閾値を超えた場合、或いは、閾値を超えている時間が所定時間を超えた場合、異常判定ユニット112は総合異常診断ユニット110に提示するフラグ(FLG2)の値を0から1に変更する。
異常判定ユニット113は、大気圧センサ24を用いて得られた計測大気圧Paと、吸気圧センサ20を用いて得られた計測吸気圧Pmとのずれに基づいて異常判定(異常判定3)を行う。ただし、異常判定3が行われるのは内燃機関の運転が停止しているとき、つまり、エンジン回転数がゼロの場合に限られる。内燃機関が停止している場合、正常であれば計測大気圧Paと計測吸気圧Pmとは略一致するはずである。計測大気圧Paと計測吸気圧Pmとのずれが閾値を超えた場合、或いは、閾値を超えている時間が所定時間を超えた場合、異常判定ユニット113は総合異常診断ユニット110に提示するフラグ(FLG3)の値を0から1に変更する。
異常判定ユニット114は、吸気圧センサ20を用いて得られた計測吸気圧Pmと、過給圧センサ22を用いて得られた計測過給圧Pcとのずれに基づいて異常判定(異常判定4)を行う。ただし、異常判定4が行われるのはスロットル12が全開まで開かれている場合に限られる。スロットル12が全開の場合、正常であれば計測吸気圧Pmと計測過給圧Pcとは略一致するはずである。計測吸気圧Pmと計測過給圧Pcとのずれが閾値を超えた場合、或いは、閾値を超えている時間が所定時間を超えた場合、異常判定ユニット114は総合異常診断ユニット110に提示するフラグ(FLG4)の値を0から1に変更する。
異常判定ユニット115は、推定吸気圧計算ユニット106で計算された推定吸気圧Pmeと、吸気圧センサ20を用いて得られた計測吸気圧Pmとのずれに基づいて異常判定(異常判定5)を行う。異常判定5は異常判定1と同様に常時行われる。推定吸気圧Pmeと計測吸気圧Pmとのずれが閾値を超えた場合、或いは、閾値を超えている時間が所定時間を超えた場合、異常判定ユニット115は総合異常診断ユニット110に提示するフラグ(FLG5)の値を0から1に変更する。
図3は、総合異常診断ユニット110による過給システムの異常監視体制のイメージを示す図である。図中に実線で示す両矢印線はセンサ値による相互の直接監視を意味し、破線で示す両矢印線は演算値による相互の間接監視を意味している。総合異常診断ユニット110は、異常判定1によって過給システム全体の異常を常時監視する。過給システムが正常であるならば、過給圧フィードバック制御が行われる結果、目標過給圧と計測過給圧(センサ値)との間の圧力偏差はある閾値内に収まっているはずである。よって、この圧力偏差が閾値を超える場合、或いは、閾値を超えている時間が所定時間を超える場合は、過給システムに何らかの異常が生じていると判断することができる。
総合異常診断ユニット110は、異常判定1による異常監視と併せて、異常判定2、異常判定3、及び異常判定4による異常監視を行う。これらの異常判定2,3,4によれば、3つの圧力センサ20,22,24の故障をそれぞれの計測値(センサ値)を相互に比較することによって監視することができる。詳しくは、異常判定4の判定結果が正常で、異常判定2と異常判定3の判定結果が異常であるならば、大気圧センサ24が故障していると判断することができる。また、異常判定2の判定結果が正常で、異常判定3と異常判定4の判定結果が異常であるならば、吸気圧センサ20が故障していると判断することができる。そして、異常判定3の判定結果が正常で、異常判定2と異常判定4の判定結果が異常であるならば、過給圧センサ22が故障していると判断することができる。ただし、これらの異常判定2,3,4の実施機会は限られている。このため、異常判定1によって過給システムに異常があることが判明したとしても、異常判定2,3,4では過給システムの異常の原因を特定するのに時間を要してしまう。
そこで、総合異常診断ユニット110は、異常判定1による異常監視と並行して異常判定5による異常監視を常時行う。推定吸気圧の計算には、アクチュエータ12,14,16,18の操作量の現在値と計測過給圧とが用いられている。このため、推定吸気圧と計測吸気圧との間にずれがあり、そのずれの大きさが閾値を超えているのであれば、アクチュエータ12,14,16,18の故障、過給圧センサ22の故障、或いは、吸気圧センサ20の故障の何れかが過給システムの異常の原因であると考えられる。一方、異常判定1によって過給システムの異常が検知されているにも関わらず、推定吸気圧と計測吸気圧とのずれが閾値を超えていないのであれば、過給システムの異常は推定吸気圧に影響しない大気圧センサ24の故障が原因である可能性が高く、少なくともアクチュエータ12,14,16,18の故障が原因である可能性は無い。つまり、異常判定1による異常監視と並行して異常判定5による異常監視を行うことで、過給システムを構成するアクチュエータ12,14,16,18の故障の可能性を速やかに検知することができる。
以上述べたように、異常判定1,2,3,4,5の判定結果を組み合わせることによって、過給システムの異常を検知できるだけでなく、異常がどの部位に発生しているのかを診断することができる。総合異常診断ユニット110により実行される異常診断の手順をフローチャートで表すと図4のようになる。
フローチャートにおける最初のステップS2では、異常判定ユニット111から提示されるフラグFLG1の値が1かどうか判定する。このフラグFLG1の値が0であれば、過給システムは正常であると判断することができる。しかし、フラグFLG1の値が1の場合はステップS4に進み、総合異常診断ユニット110は過給システムに異常が有ると判断する。
過給システムに異常が有ると判断した場合は次にステップS6に進み、異常判定ユニット115から提示されるフラグFLG5の値が1かどうか判定する。フラグFLG5の値が1の場合はステップS10に進み、過給システムを構成するアクチュエータ12,14,16,18の何れかに故障の可能性があると判断する。この場合、総合異常診断ユニット110は、過給圧制御ユニット104に対して完全な非過給化を図るよう指示する。エンジン回転数の過回転やエンジン部品の破損を防止するためである。総合異常診断ユニット110からの指示を受けた過給圧制御ユニット104は、例えば、ウエストゲートバルブ18を全開まで開かせることによってターボ過給機10による過給を停止する。
フラグFLG5の値が0の場合はステップS20に進み、過給システムを構成するアクチュエータ12,14,16,18には故障の可能性は無いと判断する。この場合、総合異常診断ユニット110は、過大な過給圧からターボ過給機10を保護するために、過給圧制御ユニット104に対して目標過給圧にガードをかけるよう指示する。
過給システムを構成するアクチュエータに故障の可能性が有ると判断した場合は次にステップS12に進む。ステップS12では、異常判定ユニット112から提示されるフラグFLG2の値が1かどうか、及び、異常判定ユニット114から提示されるフラグFLG4の値が1かどうか判定する。そして、フラグFLG2の値が1であり、且つ、フラグFLG4の値が1の場合はステップS14に進み、過給圧センサ22が故障していると判断する。この場合、結果的にはアクチュエータ12,14,16,18の故障が異常の原因ではなかったが、過給圧センサ22は過給圧制御における重要部品であり、その故障は内燃機関の出力に重大な影響を与えることから、ステップS10においてターボ過給機10による過給を停止したことに誤りはない。
ステップS12の判定結果が否定の場合は次にステップS16に進む。ステップS16では、異常判定ユニット113から提示されるフラグFLG3の値が1かどうか、及び、異常判定ユニット114から提示されるフラグFLG4の値が1かどうか判定する。そして、フラグFLG3の値が1であり、且つ、フラグFLG4の値も1の場合はステップS18に進み、吸気圧センサ20が故障していると判断する。この場合、結果的にはアクチュエータ12,14,16,18の故障が異常の原因ではなかったが、吸気圧センサ20は空燃比制御における重要部品であり、その故障は内燃機関の出力に重大な影響を与えることから、前述のように過給を停止したことに誤りはない。また、総合異常診断ユニット110は、吸気圧センサ20の故障を検知した時点で空燃比制御ユニット(図示略)に対して吸入空気量の算出方法を切り替えるよう指示する。この指示を受けて、空燃比制御ユニットは、吸入空気量の算出方法を吸気圧センサ20による計測吸気圧を用いる方法から、エアフローメータ(図示略)による計測値を用いる方法へ、或いは、運転域マップを用いて推定する方法へと切り替える。
ステップS12の判定結果が否定であり、且つ、ステップS16の判定結果も否定の場合は、アクチュエータ12,14,16,18のうちの何れかが故障している可能性が高い。しかし、この判定を待たずとも、ステップS6の判定結果が出た時点でターボ過給機10による過給は停止され、過給システムの異常によってエンジン部品の破損等の不具合が生じることは回避されている。
一方、過給システムを構成するアクチュエータに故障の可能性が無いと判断した場合はステップS22に進む。ステップS22では、異常判定ユニット112から提示されるフラグFLG2の値が1かどうか、及び、異常判定ユニット113から提示されるフラグFLG3の値が1かどうか判定する。そして、フラグFLG2の値が1であり、且つ、フラグFLG3の値も1の場合はステップS24に進み、大気圧センサ24が故障していると判断する。
ステップS22の判定結果が否定の場合は、過給システムの異常を招いている故障箇所はここでは特定されない。しかし、過給システムを構成するアクチュエータの故障が原因ではないことは前述の通りであり、目標過給圧にガードをかける処理は既に行われているので、故障箇所が特定されていないとしても特に問題はない。
以上、本発明の一つの実施の形態について説明した。ただし、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上述の実施の形態では推定吸気圧の計算に物理モデルを用いているが、過給圧や各アクチュエータの操作量を吸気圧に関連付けたマップを用いて推定吸気圧を算出することもできる。
また、上述の実施の形態では本発明をウエストゲートバルブを有する過給システムの異常診断に適用しているが、本発明は、可変ノズルやコンプレッサアシストモータ等の他の過給特性変更アクチュエータを有する過給システムの異常診断にも適用することができる。また、過給システムにおける過給機は機械式過給機であってもよい。
2 エンジン本体
4 吸気通路
6 排気通路
10 ターボ過給機
12 スロットル
14 可変バルブタイミング機構
16 エアバイパスバルブ
18 ウエストゲートバルブ
20 吸気圧センサ
22 過給圧センサ
24 大気圧センサ
26 アクセルペダル開度センサ
28 エンジン回転数センサ
100 ECU
102 目標過給圧計算ユニット
104 過給圧制御ユニット
106 推定過給圧計算ユニット
110 総合異常診断ユニット
111,112,113,114,115 異常判定ユニット

Claims (6)

  1. 過給機の過給特性を変更する過給特性変更アクチュエータとスロットルとを少なくとも含む過給圧に作用する複数のアクチュエータと、過給圧センサと大気圧センサとを少なくとも含む過給圧制御に用いる情報を取得するための複数のセンサとによって構成される過給システムを備えた内燃機関の制御装置であって、前記大気圧センサにより得られた計測大気圧を用いて決定した目標過給圧と前記過給圧センサにより得られた計測過給圧との間の圧力偏差を算出し、該圧力偏差を前記過給特性変更アクチュエータの操作量にフィードバックすることによって過給圧を制御する制御装置において、
    吸気圧センサによって得られた計測吸気圧を取得する手段と、
    前記過給圧センサによって得られた計測過給圧と前記複数のアクチュエータの操作量とから推定吸気圧を算出する手段と、
    前記目標過給圧と前記計測過給圧とのずれに基づいて前記過給システムが異常かどうかを判定する手段と、
    前記過給システムが異常と判定された場合に、前記吸気圧センサにより得られた計測吸気圧と前記推定吸気圧とのずれに基づいて前記複数のアクチュエータの何れかが故障している可能性の有無を判定する手段と、
    を備えることを特徴とする過給システム付き内燃機関の制御装置。
  2. 前記過給システムが異常と判定され、且つ、前記複数のアクチュエータの何れかが故障している可能性が無いと判定された場合、非過給時における前記計測大気圧と前記計測過給圧とのずれと、機関停止時における前記計測大気圧と前記計測吸気圧とのずれとに基づいて前記大気圧センサの故障の有無を判定する手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の過給システム付き内燃機関の制御装置。
  3. 前記過給システムが異常と判定され、且つ、前記複数のアクチュエータの何れかが故障している可能性が有ると判定された場合、非過給時における前記計測過給圧と前記計測大気圧とのずれと、前記スロットルの全開時における前記計測過給圧と前記計測吸気圧とのずれとに基づいて前記過給圧センサの故障の有無を判定する手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の過給システム付き内燃機関の制御装置。
  4. 前記過給システムが異常と判定され、且つ、前記複数のアクチュエータの何れかが故障している可能性が有ると判定された場合、機関停止時における前記計測吸気圧と前記計測大気圧とのずれと、前記スロットルの全開時における前記計測吸気圧と前記計測過給圧とのずれとに基づいて前記吸気圧センサの故障の有無を判定する手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の過給システム付き内燃機関の制御装置。
  5. 前記過給システムが異常と判定され、且つ、前記複数のアクチュエータの何れかが故障している可能性が有ると判定された場合に前記過給機による過給を停止する手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の過給システム付き内燃機関の制御装置。
  6. 前記過給システムが異常と判定され、且つ、前記複数のアクチュエータの何れかが故障している可能性が無いと判定された場合に前記目標過給圧にガードをかける手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の過給システム付き内燃機関の制御装置。
JP2012144390A 2012-06-27 2012-06-27 過給システム付き内燃機関の制御装置 Expired - Fee Related JP5958118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012144390A JP5958118B2 (ja) 2012-06-27 2012-06-27 過給システム付き内燃機関の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012144390A JP5958118B2 (ja) 2012-06-27 2012-06-27 過給システム付き内燃機関の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014009590A true JP2014009590A (ja) 2014-01-20
JP5958118B2 JP5958118B2 (ja) 2016-07-27

Family

ID=50106513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012144390A Expired - Fee Related JP5958118B2 (ja) 2012-06-27 2012-06-27 過給システム付き内燃機関の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5958118B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015209789A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP2017115767A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 三菱自動車工業株式会社 エンジンの制御装置
WO2020067110A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の診断装置
CN112943465A (zh) * 2019-12-11 2021-06-11 联合汽车电子有限公司 用于废气涡轮增压器的故障诊断方法及装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310149A (ja) * 1988-06-03 1989-12-14 Honda Motor Co Ltd 過給機付内燃エンジンの異常判定方法
JP2000345852A (ja) * 1999-05-31 2000-12-12 Isuzu Motors Ltd ターボチャージャ付きエンジンの制御方法
JP2006348778A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Denso Corp 圧力センサの異常診断装置
JP2008075599A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Toyota Motor Corp 内燃機関の故障診断装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310149A (ja) * 1988-06-03 1989-12-14 Honda Motor Co Ltd 過給機付内燃エンジンの異常判定方法
JP2000345852A (ja) * 1999-05-31 2000-12-12 Isuzu Motors Ltd ターボチャージャ付きエンジンの制御方法
JP2006348778A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Denso Corp 圧力センサの異常診断装置
JP2008075599A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Toyota Motor Corp 内燃機関の故障診断装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015209789A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
DE102015105296B4 (de) 2014-04-24 2018-05-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Steuervorrichtung für eine Verbrennungskraftmaschine
JP2017115767A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 三菱自動車工業株式会社 エンジンの制御装置
WO2020067110A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の診断装置
US11643945B2 (en) 2018-09-28 2023-05-09 Isuzu Motors Limited Internal combustion engine diagnosing device
CN112943465A (zh) * 2019-12-11 2021-06-11 联合汽车电子有限公司 用于废气涡轮增压器的故障诊断方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5958118B2 (ja) 2016-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5939297B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP4375369B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP5707967B2 (ja) 内燃機関の過給圧診断装置
JP5282848B2 (ja) Egr装置の異常検出装置
JP2008240576A (ja) 過給システムの故障診断装置
JP5773094B2 (ja) 内燃機関の排気還流制御装置及び排気還流制御方法
JP2010180781A (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP2015083785A (ja) 内燃機関の制御装置および制御方法
WO2012145476A2 (en) Turbocharger boost control using exhaust pressure estimated from engine cylinder pressure
JP2013096372A (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP2011190778A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4466518B2 (ja) 過給機付きエンジンの制御装置
JP5958118B2 (ja) 過給システム付き内燃機関の制御装置
JP5842795B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
CN104975952A (zh) 内燃机的节流阀控制装置以及内燃机的节流阀控制方法
JP5538712B2 (ja) 内燃機関のegr装置
JP6295855B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP2007303294A (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP2008111409A (ja) 差圧センサの故障検知システム
JP2010151038A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2010169008A (ja) 圧力センサの異常検出装置
JP2016050517A (ja) 内燃機関
JP6361357B2 (ja) 過給機を備えた内燃機関の制御装置
JP4827758B2 (ja) 可変バルブタイミング制御装置の故障診断装置
JP2015094300A (ja) 過給機付き内燃機関の故障診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160606

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5958118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees