JP2014009003A - 吐出容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容器2及び外容器3を有する容器本体4と、吐出口5が形成された吐出栓6と、吐出口5と内容器2の内部とを連通可能に遮断する吐出弁7と、キャップ8と、容器本体4の口部4aとキャップ8との間にスライド移動可能に配設されるシール部材9とを備え、シール部材9は、キャップ8の係合部40に容器軸O方向に係合する被係合部34を有し、キャップ8を口部4aに対して容器軸O方向に離脱させるときに、係合部40が被係合部34に係合することでシール部材9がスライド移動して、外容器3の吸気孔10を容器外部に開放する開放位置から、吸気孔10を容器外部に対して遮断する遮断位置に達する。
【選択図】図1
Description
また、このような事態を回避するために、吸気弁を変形させやすくすることが考えられるが、この場合、内容器と外容器との間の気密性を確保することが難しい。すなわち、例えば内容物を吐出するときに吸気弁が変形して吸気孔が容器外部に連通しやすくなり、外容器をスクイズ変形しても内容器が減容されにくくなって、吐出量が安定しないおそれがある。
本発明の吐出容器は、内容物が収容されるとともに該内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、及び、前記内容器が内装され弾性変形可能な外容器を有する容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、内容物を吐出する吐出口が形成された吐出栓と、前記吐出栓内に配設され、前記吐出口と前記内容器の内部とを連通可能に遮断する吐出弁と、前記吐出栓に着脱自在に装着されて前記吐出口を覆うキャップと、前記容器本体の口部と前記キャップとの間に、容器軸方向にスライド移動可能に配設されるシール部材と、を備え、前記外容器には、前記内容器との間に外気を吸入可能な吸気孔が形成され、前記シール部材は、前記キャップに設けられた係合部に容器軸方向に係合する被係合部を有し、前記キャップを、前記口部に対して容器軸方向に離脱させるときに、前記係合部が前記被係合部に係合することで、前記シール部材がスライド移動して、前記吸気孔を当該吐出容器の外部に開放する開放位置から、前記吸気孔を当該吐出容器の外部に対して遮断する遮断位置に達する構成とされたことを特徴とする。
このように、スクイズ変形された外容器が復元変形しても、内容器は内容物の減少とともに減容されていき、しかも内容器の内部に外気が流入することが防止されることで、内容物の劣化が防止されて保存性が高められている。
図1に示されるように、吐出容器1は、内容物が収容されるとともに該内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器2、及び、内容器2が内装され弾性変形可能な外容器3を有する容器本体4と、容器本体4の口部4aに装着され、内容物を吐出する吐出口5が形成された吐出栓6と、吐出栓6内に配設され、吐出口5と内容器2の内部とを連通可能に遮断する吐出弁7と、吐出栓6に着脱自在に装着されて吐出口5を覆うキャップ8と、容器本体4の口部4aとキャップ8との間に、容器軸O方向にスライド移動可能に配設されるシール部材9と、を備えている。
本明細書では、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿ってキャップ8側を上側、容器本体4の底部側を下側といい、また容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
外容器3の口部3aにおける上側部分には、該口部3aを径方向に貫通する前記吸気孔10と、該吸気孔10より上側に配置され、この口部3aの外周面から径方向外側へ突出するとともに周方向に沿って延びる環状突起11と、が形成されている。
天壁14aは、容器本体4の口部4aの上端開口縁に上側から当接している。天壁14aにおける径方向中央部(容器軸O上に位置する部分)は開口されており、この開口部分を覆うように、該天壁14aの内周端縁から吐出筒16が立設されている。また、シール筒15は、天壁14aから垂設されて、口部4aに嵌合している。
また、周壁14bにおいて、口部4aの吸気孔10に対応する位置には、連通孔20が該周壁14bを径方向に貫通して形成されている。図示の例では、連通孔20は、吸気孔10の中心軸に同軸となるように、つまり吸気孔10の容器軸O方向に沿う位置及び周方向に沿う位置に対応するように、該吸気孔10の径方向外側に配置されている。
天壁16aには、該天壁16aを容器軸O方向に貫通してその内部が前記吐出口5とされた吐出孔24が形成されている。天壁16aの吐出孔24内における下側部分には、容器軸O方向に沿って延びる係止柱25が、該吐出孔24から下側に向けて突設されている。係止柱25は、吐出孔24の内周面から径方向内側に向けて突出するとともに周方向に間隔をあけて複数形成された支持リブ26に支持されて、その上端部を吐出孔24内に配置している。
従って、シール部材9のこれら開放位置及び遮断位置は、装着筒14に対する該シール部材9の上端位置及び下端位置のみに限定されるものではない。
周壁35bの上側部分は、下側部分より小径となっている。周壁35bの下側部分の内周面には、吐出筒16の雄ねじ部27に螺合する雌ねじ部38が形成されている。
図1において、キャップ8は、吐出栓6に装着された状態となっており、シール部材9は、キャップ8のフランジ39と容器本体4の肩部とに容器軸O方向から挟まれている。また、この状態で、キャップ8の係合部40は、シール部材9の被係合部34の下側に配置されており、連通孔20はその上端部が開口されている。
このように、スクイズ変形された外容器3が復元変形しても、内容器2は内容物の減少とともに減容されていき、しかも内容器2の内部に外気が流入することが防止されることで、内容物の劣化が防止されて保存性が高められている。
2 内容器
3 外容器
4 容器本体
4a 口部
5 吐出口
6 吐出栓
7 吐出弁
8 キャップ
9 シール部材
10 吸気孔
34 被係合部
40 係合部
O 容器軸
Claims (3)
- 内容物が収容されるとともに該内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、及び、前記内容器が内装され弾性変形可能な外容器を有する容器本体と、
前記容器本体の口部に装着され、内容物を吐出する吐出口が形成された吐出栓と、
前記吐出栓内に配設され、前記吐出口と前記内容器の内部とを連通可能に遮断する吐出弁と、
前記吐出栓に着脱自在に装着されて前記吐出口を覆うキャップと、
前記容器本体の口部と前記キャップとの間に、容器軸方向にスライド移動可能に配設されるシール部材と、を備え、
前記外容器には、前記内容器との間に外気を吸入可能な吸気孔が形成され、
前記シール部材は、前記キャップに設けられた係合部に容器軸方向に係合する被係合部を有し、
前記キャップを、前記口部に対して容器軸方向に離脱させるときに、前記係合部が前記被係合部に係合することで、前記シール部材がスライド移動して、前記吸気孔を当該吐出容器の外部に開放する開放位置から、前記吸気孔を当該吐出容器の外部に対して遮断する遮断位置に達する構成とされたことを特徴とする吐出容器。 - 請求項1に記載の吐出容器であって、
前記係合部は、前記被係合部を容器軸方向に乗り越え可能に形成されていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1又は2に記載の吐出容器であって、
前記係合部及び前記被係合部の少なくともいずれか一方が、容器軸回りに沿って延びる環状に形成されていることを特徴とする吐出容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012146780A JP5871731B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 吐出容器 |
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JP2012146780A JP5871731B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 吐出容器 |
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ID=50106041
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JP2012146780A Active JP5871731B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 吐出容器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017197283A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社吉野工業所 | レフィール容器を有する二重容器 |
CN112849725A (zh) * | 2021-03-15 | 2021-05-28 | 广州长霖塑料制品有限公司 | 一种低成本的双层瓶 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002263166A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-17 | Taisei Kako Co Ltd | 分与容器の口栓構造 |
JP2004262470A (ja) * | 2003-02-14 | 2004-09-24 | Taisei Kako Co Ltd | 積層剥離ボトル及びその製造方法 |
-
2012
- 2012-06-29 JP JP2012146780A patent/JP5871731B2/ja active Active
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JP5871731B2 (ja) | 2016-03-01 |
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