JP2014008911A - 自動車シートに用いるシート・バック - Google Patents

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Abstract

【課題】ニー・ルームを深く拡大させ、後席にゆったりとした着座を可能にして外観魅力を持ち、コストの上昇を押えてニー・ルームを確保でき、そして、意匠的効果を高めて外観品質、商品性を向上させる。
【解決手段】シート・バック・パッド13が、背当て面22の上方部分に左右方向に伸びる横引込み溝23を開口し、周囲垂れ21にフレーム周囲20を巻き込んでシート・バック・フレーム13の前面に組み付けられ、表皮15が、複数の表皮片で袋状に縫い合わせられ、そして、その組付け状態のそのシート・バック・フレーム13およびシート・バック・パッド14に被せられ、そして、横バー型エスカッション・ファスナー16が、その表皮15の背当て面側24をその横引込み溝23に引き込み、その表皮15の背裏面側25をそのシート・バック・フレーム13にまで引き込んでそのシート・バック・フレーム13に止め、そして、シート・バック背裏面12にニー・ルーム17を深く拡大する。
【選択図】図3

Description

この発明は、自動車シートに用いるシート・バックに関し、詳細には、前席シート・バックの背裏面にニー・ルームを深く拡大可能にするシート・バックに関する。
通常、乗用車やミニ・バンでは、前席シート・バックの背裏面にニー・ルームが形成されて後席乗員がゆったりと座れるように配慮される。
そのニー・ルームは、そのシート・バックの背裏面を覆う表皮を引き込んでCリングやトリム・エンド・フックでシート・バック・フレームのワイヤに止めて形成されるか、または、バック・ボードでへこみ面に形成されるのが一般的であった。
そのCリングやトリム・エンド・フックによる引き込みには、ニー・ルームの拡大におのずと限界があり、また、そのバック・ボードによる場合には、コストが嵩む。
特開2008−113811公報
この発明の課題は、ニー・ルームを深く拡大させ、後席にゆったりとした着座を可能にして外観魅力を持ち、コストの上昇を押えてニー・ルームを確保でき、そして、意匠的効果を高めて外観品質、商品性を向上させるところの自動車シートに用いるシート・バックを提供するにある。
この発明の自動車シートに用いるシート・バックは、シート・バック・パッドが、背当て面の上方部分に左右方向に伸びる横引込み溝を開口し、周囲垂れにフレーム周囲を巻き込んでシート・バック・フレームの前面に組み付けられ、表皮が、複数の表皮片で袋状に縫い合わせられ、そして、その組付け状態のそのシート・バック・フレームおよびシート・バック・パッドに被せられ、そして、横バー型エスカッション・ファスナーが、その表皮の背当て面側をその横引込み溝に引き込み、その表皮の背裏面側をそのシート・バック・フレームにまで引き込んでそのシート・バック・フレームに止め、そして、シート・バック背裏面にニー・ルームを深く拡大する。
この発明の自動車シートに用いるシート・バックでは、ニー・ルームが、Cリングやトリム・エンド・フックによる引込みやバック・ボードに比べて深く拡大されて乗員が後席にゆったりと着座可能になり、外観魅力も持ち・コストの上昇が押えられて拡大されたニー・ルームが確保され、そして、意匠的効果が高められて外観品質、商品性が向上される。
乗用車のドライバー・シートに活用されるところのこの発明の自動車シートに用いるシート・バックの具体例を前方から見て示した斜視図である。 そのシート・バックを後方から見て示した斜視図である。 図2の3−3線の沿って示した断面図である。
この発明の自動車シートに用いるシート・バックは、シート・バック・パッドが、背当て面の上方部分に左右方向に伸びる横引込み溝を開口し、周囲垂れにフレーム周囲を巻き込んでシート・バック・フレームの前面に組み付けられ、表皮が、複数の表皮片で袋状に縫い合わせられ、そして、その組付け状態のそのシート・バック・フレームおよびシート・バック・パッドに被せられ、そして、横バー型エスカッション・ファスナーが、その表皮の背当て面側をその横引込み溝に引き込み、その表皮の背裏面側をそのシート・バック・フレームにまで引き込んでそのシート・バック・フレームに止め、そして、シート・バック背裏面にニー・ルームを深く拡大する。
そして、その横バー型エスカッション・ファスナーが、背当て面側エスカッションおよび背裏面側エスカッションからなり、そして、その背当て面側エスカッションが雄型スタッドを、その背裏面側エスカッションが雌型スタッドをそれぞれ備える。
そして、この横バー型エスカッション・ファスナーでは、その雄型スタッドがトリム・スタッドにその雌型スタッドがスリット・スタッドにそれぞれ形成される。
その雄型スタッドおよび雌型スタッドは、また、板状になされ、あるいは、そのエスカッションの長さ方向に複数に対応的に分割されてもかまわない。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の自動車シートに用いるシート・バックを説明するに、図1ないし図3は、乗用車のドライバー・シート30に活用さ
れるところのこの発明の自動車シートに用いられるシート・バックの具体例10を示し、そして、このドライバー・シート30では、シート・クッション(図示せず)、左右のリクライニング・デバイス(図示せず)でそのシート・クッションに前倒しおよび角度調整可能に支持されるそのシート・バック、10およびそのシート・バック10に取り外し可能に取り付けられるヘッドレスト(図示せず)などで組み立てられ、そして、そのシート・クッションにシート・トラック(図示せず)およびシート・リフター(図示せず)を組み込んでそのシート・トラックでその乗用車のフロアに据え付けられる。
このシート・バック10では、シート・バック・パッド13が、背当て面22の上方部分に左右方向に伸びる横引込み溝23を開口し、周囲垂れ21にフレーム周囲20を巻き込んでシート・バック・フレーム13の前面に組み付けられ、表皮15が、複数の表皮片で袋状に縫い合わせられ、そして、その組付け状態のそのシート・バック・フレーム13およびシート・バック・パッド14に被せられ、そして、横バー型エスカッション・ファスナー16が、その表皮15の背当て面側24をその横引込み溝23に引き込み、その表皮15の背裏面側25をそのシート・バック・フレーム13にまで引き込んでそのシート・バック・フレーム13に止め、そして、シート・バック背裏面12にニー・ルーム17を深く拡大する。
その横バー型エスカッション・ファスナー16は、硬質樹脂で成形されるところの背当て面側エスカッション26および背裏面側エスカッション27からなり、そして、その背当て面側エスカッション26が雄型スタッド28を、その背裏面側エスカッション27が雌型スタッド29をそれぞれ備える。
そして、その雄型スタッド28はトリム・スタッドに、その雌型スタッド29はスリット・スタッドにそれぞれ形成され、そのトリム・スタッド28は強い力でそのスリット・スタッド29押し込まれて強固に結合される。
その雄型スタッド28および雌型スタッド29は、また、板状になされ、あるいは、そのエスカッションの長さ方向に複数に対応的に分割されてもかまわない。
したがって、このシート・バック10では、そのニー・ルームが、Cリングやトリム・エンド・フックによる引込みやバック・ボードに比べて深く拡大されて乗員が後席にゆったりと着座可能になり、外観魅力も持ち・コストの上昇が押えられて拡大されたニー・ルームが確保され、そして、意匠的効果が高められて外観品質、商品性が向上される。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明の自動車シートにシート・バックは、シート・バック・パッドが、背当て面の上方部分に左右方向に伸びる横引込み溝を開口し、周囲垂れにフレーム周囲を巻き込んでシート・バック・フレームの前面に組み付けられ、表皮が、複数の表皮片で袋状に縫い合わせられ、そして、その組付け状態のそのシート・バック・フレームおよびシート・バック・パッドに被せられ、そして、横バー型エスカッション・ファスナーが、その表皮の背当て面側をその横引込み溝に引き込み、その表皮の背裏面側をそのシート・バック・フレームにまで引き込んでそのシート・バック・フレームに止め、そして、シート・バック背裏面にニー・ルームを深く拡大するので、この発明の自動車シートに用いるシート・バックでは、ニー・ルームが、Cリングやトリム・エンド・フックによる引込みやバック・ボードに比べて深く拡大されて乗員が後席にゆったりと着座可能になり、外観魅力も持ち・コストの上昇が押えられて拡大されたニー・ルームが確保され、そして、意匠的効果が高められて外観品質、商品性が向上され、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
10 シート・バック
11 シート・バック背当て面
12 シート・バック背裏面
13 シート・バック・フレーム
14 シート・バック・パッド
15 表皮
16 横バー型エスカッション・ファスナー
17 ニー・ルーム
20 フレーム周囲
21 周囲垂れ
22 背当て面
23 横引込み溝
24 背当て面側
25 背裏面側
26 背当て面側エスカッション
27 背裏面側エスカッション
28 雄型スタッド/トリム・スタッド
29 雌型スタッド/スリット・スタッド
30 ドライバー・シート

Claims (4)

  1. シート・バック・パッドが、背当て面の上方部分に左右方向に伸びる横引込み溝を開口し、周囲垂れにフレーム周囲を巻き込んでシート・バック・フレームの前面に組み付けられ、表皮が、複数の表皮片で袋状に縫い合わせられ、そして、その組付け状態のそのシート・バック・フレームおよびシート・バック・パッドに被せられ、そして、横バー型エスカッション・ファスナーが、その表皮の背当て面側をその横引込み溝に引き込み、その表皮の背裏面側をそのシート・バック・フレームにまで引き込んでそのシート・バック・フレームに止め、そして、シート・バック背裏面にニー・ルームを深く拡大するところの自動車シートに用いるシート・バック。
  2. その横バー型エスカッション・ファスナーが、背当て面側エスカッションおよび背裏面側エスカッションからなり、そして、その背当て面側エスカッションが雄型スタッドを、その背裏面側エスカッションが雌型スタッドをそれぞれ備える請求項1に記載の自動車シ
    ートに用いるシート・バック。
  3. その雄型スタッドがトリム・スタッドにその雌型スタッドがスリット・スタッドにそれぞれ形成される請求項2に記載の自動車シートに用いるシート・バック。
  4. その雄型スタッドおよび雌型スタッドが板状になされ、あるいは、そのエスカッションの長さ方向に複数に対応的に分割される請求項2および3の何れかに記載の自動車シートに用いるシート・バック。
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