JP2014007753A - 電子機器 - Google Patents

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幸司 窪田
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紗恵 遠藤
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Abstract

【課題】筐体が開いている状態で電子機器が落下しても、開閉機構の破損を防止することができる電子機器を提供する。
【解決手段】携帯電話機2は、操作側筐体10と、表示側筐体20と、操作側筐体10と表示側筐体20とを開閉可能に連結するスライド機構と、表示側筐体20に設けられ、操作側筐体10側面の少なくとも一部を覆うとともに、表示側筐体20の表面又は裏面から突出して形成され、少なくとも一部に弾性部材を有するカバー222と、を備える。カバー222は、カバー222と表示側筐体20との接合部から遠くなるにつれて、操作側筐体10の側部から離れるように、設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、二つの筐体を連結する開閉機構を備えた、電子機器に関する。
電子機器には、携帯電話、ノートパソコン、電子ゲーム機、電子辞書等のように、二つの筐体が開閉機構により、開閉可能に連結されているものが多く見られる。
これらの電子機器を、ユーザが誤って落下させると、開閉機構が破損することがあった。
具体的には、筐体が閉じている状態で、電子機器が落下すると、以下のような現象が起こる。まず、第1筐体が床に衝突する。すると、第1筐体は、衝突により床から与えられる撃力で上方向へはね返るが、第2筐体は、慣性により下方向へ移動し続ける。そして、第1筐体と第2筐体を連結している開閉機構に、その開閉方向とは異なる方向の力が加わり、開閉機構が破損する。
開閉機構の破損を防ぐには、第1筐体と第2筐体の挙動を一致させる必要がある。挙動を一致させることができる構造として、第1筐体の側部が、第2筐体の側部を覆う構造が知られている(特許文献1)。
特開2007−148759号公報
しかし、特許文献1に記載された電子機器に用いられている構造は、筐体が開いている状態の電子機器が落下した場合、開閉機構の破損を防止できない。具体的には、第1筐体と第2筐体とが開いている状態で電子機器が落下すると、床からの撃力によって、両筐体を連結している開閉機構に、その開閉可能範囲を超える力が与えられるため、開閉機構が破損するという問題があった。
本発明は、この問題に着目してなされたものであり、筐体が開いている状態で電子機器が落下しても、開閉機構の破損を防止することができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる電子機器は、
第1の筐体と、
第2の筐体と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とを開閉可能に連結する開閉機構と、
前記第1の筐体に設けられ、前記第2の筐体側面の少なくとも一部を覆うとともに、前記第1の筐体の表面又は裏面から突出して形成され、少なくとも一部に弾性部材を有するカバーと、
を備え、
前記カバーは、前記カバーと前記第1の筐体との接合部から遠くなるにつれて、当該筐体の側部から離れるように、設けられていることを特徴とする。
上記電子機器において、前記第2の筐体側面にコネクタカバーを備え、前記カバーは、当該コネクタカバーを覆うように設けられているようにしてもよい。
上記電子機器において、前記第2の筐体側面にサイドキーを備え、前記カバーは、当該サイドキーを覆うように設けられているようにしてもよい。
上記電子機器において、前記カバーの内面には、突起が、前記第2の筐体の側部に当接するように設けられているようにしてもよい。
上記電子機器は、携帯通信端末であってもよい。
本発明によれば、筐体が開いている状態で電子機器が落下しても、開閉機構の破損を防止することができる。
実施形態1にかかる携帯電話機1の開状態を示した外観図である。 携帯電話機1の閉状態を示した図であり、(a)は外観図であり、(b)は内部構造を省略したA−A断面図である。 携帯電話機1のカバー構造の構造図である。 携帯電話機1が開状態で落下した場合を説明する図であり、(a)は衝突時の側面図であり、(b)〜(d)は衝突後の斜視図である。 携帯電話機1が閉状態で落下した場合を説明する概念図である。 実施形態2にかかる携帯電話機2の開状態を示した外観図である。 携帯電話機2の閉状態を示した図であり、(a)は外観図であり、(b)は内部構造を省略したB−B断面図である。 実施形態3にかかる携帯電話機3の開状態を示した外観図である。 携帯電話機3の閉状態を示した図であり、(a)は外観図であり、(b)は内部構造を省略したC−C断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
本発明にかかる電子機器を、携帯電話機とした場合の実施形態を説明する。
(実施形態1)
本実施形態にかかる携帯電話機1は、折り畳み式携帯電話機である。
携帯電話機1は、図1に示すように、操作側筐体10と、表示側筐体20と、ヒンジ部30と、を備える。ユーザは、ヒンジ部30を回転軸として、操作側筐体10に対して表示側筐体20を回転させることにより、図2(a)に示すように、携帯電話機10を折り畳むことができる。
操作側筐体10は、図1に示すように、操作部11と、サイドキー12と、コネクタカバー13と、マイクロフォン14と、を備える。また、表示側筐体20は、表示部21と、カバー22と、を備える。
操作部11は、操作側筐体10の上面に設けられており、例えば、十字カーソルキー、数字及び文字を入力するための英数字キー、機能などを指定するためのボタン等の入力装置を備える。ユーザは、操作部11を操作して、携帯電話機1に様々な情報を入力する。
サイドキー12は、操作側筐体10の側面に設けられており、例えば、マナーモードの設定及び解除を行うマナーボタン、メインメニューの呼び出しや、十字キーにより選択されたメニューや機能の確定などを行うボタンである。
コネクタカバー13は、操作側筐体10の側面に設けられた凹部を覆うカバーである。凹部内には外部の充電ケーブル等と接続されるコネクタ(図示せず)が設けられている。コネクタカバー13は、凹部と液密に嵌合されており、凹部内に水が浸入し、コネクタが損傷することを防止している。
マイクロフォン14は、操作部11の下方に設けられ、ユーザの音声など外部の音が入力される。
次に、表示側筐体20について説明する。
表示側筐体20の表示部21は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等の表示装置を備える。表示部21は、様々な情報を表示する。例えば、表示部21は、携帯電話機1による種々の動作を実行するための画像等を表示する。
カバー22は、表示側筐体20の表面20aから突出するように形成され、図2(a)に示すように、携帯電話機1が閉じられた状態では、操作側筐体10と表示側筐体20の側部を覆うように形成されている。カバー22は、例えばABS樹脂等の硬質樹脂から形成され、携帯電話機1の側面方向から見て、図4(a)に示すように、くさび形に形成されている。カバー22は、図2(b)、図3(a)及び(b)に示すように、表示側筐体20の軸受部22aに設けられた回動軸22bに、回動可能に取り付けられている。また、図3(a)に示すように、回動軸22bには、ねじりコイルバネ22cが設けられている。このねじりコイルバネ22cにより、カバー22は、図2(b)に示すように、常に内側、すなわち操作側筐体10の側面に向かって付勢される。カバー22は、操作側筐体10と表示側筐体20とが閉じられた状態では、操作側筐体10の側部に近接するように規制されている。
また、図2(b)に示すように、左右のカバー22は、回動軸22bから遠くなるにつれて操作側筐体10の側部から離れるように、すなわち下方へ向かって拡開するように、規制されている。カバー22がこのように規制されていることにより、ユーザが携帯電話機1の筐体を閉じる際に、カバー22は、操作部筐体10の操作部11を有する面に当たることはなく、ユーザが筐体を閉じる行為を妨げない。また、携帯電話機1が開いた状態でカバー22が床に衝突した場合には、図4(b)〜(d)に示すように、カバー22は、外側へ回動する。そして、ねじりコイルバネ22cの内側への付勢に抗してカバー22が外側へ回動することにより、床から受けた力を緩衝し、携帯電話機1への衝撃を和らげる。
図3(b)に示すように、カバー22の内面には、2つの突起22dが設けられている。突起22dは、カバー22が操作側筐体10の側部に近接した状態であっても、カバー22が、サイドキー12と当接しない位置に設けられている。そして、カバー22が操作側筐体10の側部に近接した状態では、突起22dは、サイドキー12以外の操作側筐体10の側部と当接するように設けられているので、図2(b)に示すように、カバー22の内面とサイドキー12との間に隙間が形成される。このため、カバー22により誤ってサイドキー12が押されることがない。
次に、図1の開状態で、ユーザが誤って携帯電話機1を落下させた場合について説明する。
携帯電話機1が、操作側筐体10の操作部11及び表示側筐体20の表示部21が下側になった状態で落下すると、図4(a)に示すように、操作側筐体10側は、操作側筐体10の下方(マイクロフォン14の近傍)が床に衝突する。一方、表示側筐体20側は、カバー22が床に衝突する。図4(b)〜(d)に示すように、カバー22は、床からの力を受けて外側へ広がるが、ねじりコイルバネ22cにより、内側方向に付勢されているため、床からの力を吸収しつつ外側へ広がっていく。そして、図4(d)に示すように、カバー22は左右に開き、表示側筐体20が床と衝突することを防ぐ。このように、表示側筐体20に強い衝撃が加わることを避けることができる。
また、カバー22はくさび形に形成されているため、床と線接触する。そのため、床からの撃力を効果的に分散することができる。
図2(a)の閉状態で、ユーザが誤って携帯電話機1を落下させた場合について説明する。
携帯電話機1が、操作側筐体10の角部が下側になった状態で落下すると、図5に示すように、操作側筐体10は、衝突により床から与えられる撃力で上方向へはね返るが、表示側筐体20は、落下の慣性によりそのまま下方向へ移動する。そして、それぞれの筐体が相反する方向へ動くため、カバー22は操作側筐体10の側部から力を受け、図5(a)に示すように、外側へ広がり始める。しかし、カバー22は、ねじりコイルバネ22cにより、内側へ付勢されているため、完全には広がらず、操作側筐体10の側面からの力を吸収する。そして、この付勢力により、操作側筐体10と表示側筐体20は、図5(b)に示すように、元のように重なり合う。
このように、本実施形態にかかる携帯電話機1は、付勢力を有するカバー22を備える。このカバー22により、携帯電話機1が開いている状態で落下した場合において、ヒンジ部30が回動可能な範囲を超えて開くことを回避することができる。また、携帯電話機1が閉じている状態で落下した場合においては、両筐体のずれを制限し、ヒンジ部30にかかる捻れの力を抑制することができる。また、携帯電話機1に与えられる衝撃も緩和することができるので、筐体部及び内部機器の破損を防止することができる。
また、本実施形態では、カバー22がコネクタカバー13を上から覆うように操作側筐体10の側部に近接している。このため、コネクタカバー13が意図せずに開くことはなく、ユーザが海やプールなどで携帯電話機1を使用する際、コネクタ収容部への浸水を防止できる。また、このカバー22により、サイドキー12の誤押しも防止できる。
(実施形態2)
以上、実施形態1では、電子機器を折り畳み式携帯電話機として説明したが、本発明の思想は、折り畳み式の開閉機構に限られない。以下、様々な開閉機構を持つ電子機器に、本発明は適用可能であることを示す一例として、本発明にかかるスライド式携帯電話機について説明する。
本実施形態にかかる携帯電話機2は、スライド式携帯電話機である。以下、実施形態1の携帯電話機1と共通する構成については、特に説明をする場合を除き、同一又は対応する符号を付す。
携帯電話機2は、図6に示すように、互いにスライド可能に積層された操作側筐体10と、表示側筐体20と、からなる。両筐体は、スライド機構により、その長手方向で摺動可能に連結されている。
操作側筐体10は、図6に示すように、操作部11と、サイドキー12と、コネクタカバー13と、マイクロフォン14と、を備える。また、表示側筐体20は、表示部21と、カバー222と、を備える。
操作側筐体10は、図7(a)に示すように、携帯電話2の閉状態では、表示側筐体20の下面に隠されているが、操作側筐体10を手持ちし、表示側筐体20をスライドさせることで露出し、英数字キー等の操作部11を表に出して操作できるように構成されている。
表示側筐体20の側面であって、その横方向両端部には、当該筐体の長手方向に平行な溝状のガイド部が設けられている。また、操作側筐体10の前面であって、その横方向両端部には、摺動子が設けられている。そして、摺動子をガイド部に摺動可能に連結することによって、操作側筐体10と表示側筐体20とは互いにスライドする。
カバー222は、図6に示すように、表示側筐体20の側部に設けられ、表示側筐体20の裏面から突出するように形成されている。カバー222は、例えば、シリコンや、エラストマー等の弾性樹脂から形成され、図7(a)に示すように、携帯電話機2の閉状態では、操作側筐体10の側部の一部を覆うように形成されている。
また、図7(b)に示すように、左右のカバー222は、表示側筐体20との接合部から遠くなるにつれて操作側筐体10の側部から離れるように、すなわち下方へ向かって拡開するように、構成されている。これにより、携帯電話機2が開状態で、平面に衝突した場合、カバー222は、外側へ可撓する。そのため、カバー222は、床から受けた力を緩衝し、携帯電話機2への衝撃を和らげることができる。
図6に示す開状態で、ユーザが誤って携帯電話機2を落下させた場合について説明する。
携帯電話機2が、操作側筐体10の操作部11及び表示側筐体20の表示部21が上側になった状態で落下すると、操作側筐体10側は、操作側筐体10の裏面が床に衝突する。一方、表示側筐体20側は、カバー222が床に衝突する。カバー222は、その弾性により、床からの力を吸収しつつ外側へ広がっていく。そして、カバー222は左右に開き、表示側筐体20が床と衝突することを防ぐ。
図7(a)は、携帯電話機2の閉状態を示している。この状態で、携帯電話機2が、操作側筐体10の角部を下側に落下した場合も、第1実施形態と同様に、カバー222は両筐体のずれを制限することができる。
このように、本実施形態にかかる携帯電話機2は、弾性力を有するカバー222を備える。このカバー222により、携帯電話機2が開閉いずれの状態で落下した場合でも、スライド機構及び携帯電話機2への衝撃を緩和することができる。また、本実施形態のカバー222は、弾性樹脂から形成されているため、携帯電話機2が筐体側部から落下した場合にも、衝撃を緩和することができる。
(実施形態3)
実施形態3では、複雑な開閉機構を持つ電子機器であっても、本発明は適用可能であることを示す一例として、本発明にかかる二方向に折り畳み可能な開閉機構を備える携帯電話機について説明する。
本実施形態にかかる携帯電話3は、二方向に折り畳み可能な開閉機構を備える携帯電話機である。以下、実施形態1の携帯電話機1と共通する構成については、特に説明をする場合を除き、同一又は対応する符号を付す。
携帯電話機3は、図8(a)及び(b)に示すように、操作側筐体10と、表示側筐体20と、二軸ヒンジ部330と、を備える。
操作側筐体10は、操作部11と、サイドキー12と、コネクタカバー13と、マイクロフォン14と、を備える。また、表示側筐体20は、表示部21と、カバー322と、を備える。
二軸ヒンジ部330は、X方向の第1の回転軸(図示せず)と、Y方向の第2の回転軸(図示せず)と、連結部331と、からなる。第1の回転軸と第2の回転軸は軸線が互いに直交する状態でL字状の連結部331に各々相対的に回転自在に支持されている。
二軸ヒンジ部330をこのような構成とすることにより、携帯電話機3は、図9(a)に示す閉状態から、表示側筐体20を第1の回転軸に対して回転させることで図8(a)に示す長手方向に開放される。また、表示側筐体20を第2の回転軸に対して回転させることで図8(b)に示す短手方向に開放される。
カバー322は、表示側筐体20の表面20aから突出するように形成され、図9(a)に示す閉状態では、操作側筐体10と表示側筐体20の側部を覆うように形成されている。
カバー322は、操作側筐体10の側部に近接するように設けられており、本体部322aと、接続部322bと、からなる。本体部322aは、例えばABS樹脂等の硬質樹脂から形成される。また、接続部322bは、例えばシリコンや、エラストマー等の弾性樹脂から形成される。
また、図9(b)に示すように、左右のカバー322は、接合部から遠くなるにつれて操作側筐体10の側部から離れるように、すなわち下方へ向かって拡開するように、構成されている。これにより、携帯電話機3が開状態で、床に衝突した場合、カバー322は、接続部322bが撓むことで、外側へ開く。そのため、カバー322は、床から受けた力を緩衝し、携帯電話機3への衝撃を和らげることができる。
図8(a)及び(b)に示す開状態で、ユーザが誤って携帯電話機3を落下させた場合について説明する。
携帯電話機3が、操作側筐体10の操作部11及び表示側筐体20の表示部21が下側になった状態で落下すると、携帯電話機3は、図8(a)及び(b)のいずれの場合も、表示側筐体20側では、カバー322から先に床に衝突する。カバー322は、接続部322bの弾性により、床からの力を吸収しつつ外側へ広がっていく。そして、カバー322は左右に開き、表示側筐体20が床と衝突することを防ぐ。
図9(a)は、携帯電話機3の閉状態を示している。この状態で、携帯電話機3が操作側筐体10の角部を下側に落下した場合も、実施形態1と同様に、カバー322は両筐体のずれを制限することができる。
このように、本実施形態にかかる携帯電話機3は、接続部322bに弾性力を有するカバー322を備える。このカバー322によって、携帯電話機3が開閉いずれの状態で落下した場合でも、二軸ヒンジ部330及び携帯電話機3への衝撃を緩和することができる。
(変形例)
なお、以上の実施形態においては、本発明にかかる電子機器を携帯電話機としたが、本発明はこれに限られるものではなく、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)(例えば、ノート型、ウェアラブル型)、カメラ、電卓、電子辞書などにも用いることができる。
また、本実施形態では、カバーは、平板状に形成され、表示側筐体の表面又は裏面から突出するように形成されていたが、これに限られない。例えば、カバーの断面形状を略三角形状に形成することで、その強度とともに、意匠性も高めることもできる。具体的には、カバーを表示側筐体20側に近いほど厚く、反対に、表示側筐体20側から離れるほど薄く形成すればよい。
また、本実施形態ではカバーを表示側筐体20側に設けたが、これに限られない。カバーを操作側筐体10側に設けてもよい。
(付記1)
第1の筐体と、
第2の筐体と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とを開閉可能に連結する開閉機構と、
前記第1の筐体に設けられ、前記第2の筐体側面の少なくとも一部を覆うとともに、前記第1の筐体の表面又は裏面から突出して形成され、少なくとも一部に弾性部材を有するカバーと、
を備えることを特徴とする電子機器。
(付記2)
前記カバーには、前記カバーを前記第2の筐体の側面に向かって付勢するバネが、設けられていることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記カバーは、少なくとも一部が弾性樹脂から形成されていることを特徴とする付記1または2に記載の電子機器。
(付記4)
前記第1の筐体と前記第2の筐体の開状態において、前記カバーは両筐体の結合部から離れるに従って、先細りとなるように形成されていることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の電子機器。
(付記5)
前記カバーは、前記カバーと前記第1の筐体との接合部から遠くなるにつれて、当該筐体の側部から離れるように、設けられていることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の電子機器。
(付記6)
前記第2の筐体側面にコネクタカバーを備え、前記カバーは、当該コネクタカバーを覆うように設けられていることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の電子機器。
(付記7)
前記第2の筐体側面にサイドキーを備え、前記カバーは、当該サイドキーを覆うように設けられていることを特徴とする付記1から6のいずれかに記載の電子機器。
(付記8)
前記カバーの内面には、突起が、前記第2の筐体の側部に当接するように設けられていることを特徴とする付記1から7のいずれかに記載の電子機器。
(付記9)
前記電子機器は、携帯通信端末であることを特徴とする付記1から8のいずれかに記載の電子機器。
1…携帯電話機1、10…操作側筐体、11…操作部、12…サイドキー、13…コネクタカバー、14…マイクロフォン、20…表示側筐体、20a…表面、21…表示部、22…カバー、22a…軸受部、22b…回動軸、22c…ねじりコイルバネ、22d…突起、30…ヒンジ部、2…携帯電話機2、222…カバー、3…携帯電話機3、322…カバー、322a…本体部、322b…接続部、330…二軸ヒンジ部、331…連結部

Claims (5)

  1. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを開閉可能に連結する開閉機構と、
    前記第1の筐体に設けられ、前記第2の筐体側面の少なくとも一部を覆うとともに、前記第1の筐体の表面又は裏面から突出して形成され、少なくとも一部に弾性部材を有するカバーと、
    を備え、
    前記カバーは、前記カバーと前記第1の筐体との接合部から遠くなるにつれて、当該筐体の側部から離れるように、設けられていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2の筐体側面にコネクタカバーを備え、前記カバーは、当該コネクタカバーを覆うように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2の筐体側面にサイドキーを備え、前記カバーは、当該サイドキーを覆うように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記カバーの内面には、突起が、前記第2の筐体の側部に当接するように設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器は、携帯通信端末であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
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