JP2014007728A - 情報処理装置、会議システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】切断発生以降のデータを出力できる情報処理装置、会議システム及びプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】ネットワークを利用した会議システムを構成する複数の端末装置が、情報処理装置を介して相互にデータを送受信する会議システムにおける情報処理装置であって、複数の端末装置との切断又は復旧を検知する検知手段32と、複数の端末装置の状態を管理する状態管理手段31と、検知手段32により切断が検知されたあと、データを記憶部25に記憶させる記録手段33と、データ送信要求を送信した端末装置に、記憶部25から読み出したデータを送信するデータ送信手段35とを有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、会議システム及びプログラムに関する。
近年のインターネット回線のブロードバンド化によって、インターネット回線を使用した映像・音声やドキュメントといったデータを扱う機会が増えている。インターネット回線を使用した映像・音声やドキュメントといったデータを扱う例としてはビデオ会議システムがある。ビデオ会議システムはインターネット等の通信ネットワークを介して遠隔地との間で、遠隔会議を行うものである。
ビデオ会議システムは、遠隔会議を行う出席者等の一方がいる会議室において端末装置で会議室の画像および音声を撮影および収集し、デジタルデータに変換して他方の端末装置に送信し、他方の会議室のディスプレイに表示およびスピーカにより音声出力することにより、実際の会議に近い状態で遠隔地間の会議を行うことができる。
ピアツーピア型のネットワーク形態を用いて、各会議参加者の端末装置ごとにデータをキャッシュしておくことで、巻戻し再生を行うことのできるテレビ会議システムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば、クラウドネットワーク型のビデオ会議システムにおいては、ネットワークの帯域の狭帯域化や、パケットロスなどによるネットワーク障害発生時や不慮の事故(停電や誤った操作による会議中断)により切断されることがある。ビデオ会議システムは1拠点対1拠点だけでなく、多拠点間(例えば5拠点や6拠点)で遠隔会議を行うこともある。
したがって、例えば、多拠点間でビデオ会議を行っており、1拠点だけ切断してしまった場合、切断してしまった1拠点の端末装置はデータを受信できず、データの再生もできない。結果として、切断してしまった1拠点にいる会議の出席者は切断発生から復旧までの会議内容を全く把握できないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、切断等の障害発生以降のデータを出力できる情報処理装置、会議システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、ネットワークを利用した会議システムを構成する複数の端末装置が、情報処理装置を介して相互にデータを送受信する会議システムにおける情報処理装置であって、前記複数の端末装置との切断又は復旧を検知する検知手段と、前記複数の端末装置の状態を管理する状態管理手段と、前記検知手段により切断が検知されたあと、前記データを記憶部に記憶させる記録手段と、データ送信要求を送信した前記端末装置に、前記記憶部から読み出した前記データを送信するデータ送信手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、切断等の障害発生以降のデータを出力できる情報処理装置、会議システム及びプログラムを提供できる。
ピアツーピア型のビデオ会議システムの一例の概要図である。 クラウドネットワーク型のビデオ会議システムの一例の概要図である。 本実施形態に係る端末装置の一例のハードウェア構成図(その1)である。 本実施形態に係る端末装置の一例のハードウェア構成図(その2)である。 本実施形態に係る情報処理装置の一例のハードウェア構成図(その1)である。 本実施形態に係る情報処理装置の一例のハードウェア構成図(その2)である。 本実施形態に係る情報処理装置の制御部の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る端末装置の制御部の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置の一例の機能図である。 情報処理装置の処理の流れを表した一例のフローチャートである。 ステップS2の詳細を表した一例のフローチャートである。 ステップS4の詳細を表した一例のフローチャートである。 ステップS5の詳細を表した一例のフローチャートである。 端末装置の処理の流れを表した一例のフローチャートである。 ビデオ会議システムの処理の流れを表した一例のシーケンス図である。 情報処理装置の接続開始時の処理を表した一例のフローチャートである。 端末情報の一例の構成図である。 ビデオ会議システムの処理の流れを表した他の例のシーケンス図である。 会議ルーム「A」「B」に接続されている端末装置の一例の構成図である。 別の会議ルームで会議している端末装置からビデオ会議のデータを受信する処理の流れを表した一例のフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
《ピアツーピア型》
図1はピアツーピア型のビデオ会議システムの一例の概要図である。端末装置1aと端末装置1bとはビデオ会議を行うとき、インターネット網などのネットワーク2を介して接続される。端末装置1aと端末装置1bとは映像、音声、ドキュメントといったデータをやり取りする。なお、ピアツーピア型のビデオ会議システムでも端末装置1a、端末装置1bなどの複数の端末装置(以下、端末装置1と総称する)を互いにピアツーピアで結ぶことにより、複数拠点での会議を行うこともできる。一般的に、ピアツーピアとは、端末間を相互に直接接続し、データを送受信する通信方式のことである。
《クラウドネットワーク型》
図2はクラウドネットワーク型のビデオ会議システムの一例の概要図である。このクラウドネットワーク型のビデオ会議システムでは、端末装置1a〜1nが同時にビデオ会議(他地点会議や多拠点会議など)を行うとき、端末装置1a〜1nの全てがインターネット網などのネットワーク2を介して情報処理装置3と接続されている。
情報処理装置3は例えばサーバであり、昨今ではクラウドサーバと呼ばれる。情報処理装置3はクラウドサービスに代表されるようなWebアプリケーションやサーバアプリケーションによって実行される機能や、ハードウェアとしてのインフラを端末装置1に提供する。情報処理装置3は、例えば、端末装置1に提供する画面構成と、端末装置1から映像、音声、ドキュメントといったデータを受信して処理し、処理済みのデータを端末装置1に送信するという機能を提供する。
本実施形態に係るビデオ会議システムは図2のクラウドネットワーク型である。図2のビデオ会議システムは1台以上の端末装置1、ネットワーク2及び情報処理装置3を有する構成である。端末装置1は例えばビデオ会議端末である。端末装置1は情報処理装置3にデータを送信し、情報処理装置3から受信したデータを出力(再生や表示など)できるものであればよい。例えばスマートフォンやタブレットPC、ノートパソコン、デスクトップパソコン、携帯電話、PDA(携帯情報端末)などの機器、プロジェクタなどの画像投影装置でもよい。
端末装置1はネットワーク2を介して情報処理装置3に接続可能である。ネットワーク2は有線通信/無線通信の何れかであっても、両方を含むものであってもよい。情報処理装置3は複数のコンピュータに分散して構成してもよい。
<ハードウェア構成>
《端末装置1》
図3Aは本実施形態に係る端末装置の一例のハードウェア構成図(その1)である。図3Aの端末装置1は処理部11、制御部12、キャッシュ13、揮発性記憶部14、不揮発性記憶部15、映像表示部16、ネットワーク部17、音声入出力部18を有する構成である。処理部11並びに制御部12は、中央演算処理装置(CPU)と呼ばれる部分で実行されても良いし、処理部11はデータ処理回路、制御部12は中央演算装置として実行されても良い。
処理部11は端末装置1の動画、音声、ドキュメントといったデータをエンコード又はデコードする動作を司る。また、処理部11は制御部12に指示を出す、制御部12から指示結果を受け取る動作を司る。また、処理部11はキャッシュ13へのデータの入力動作又はキャッシュ13からのデータの出力動作を実行するなどの動作を司る。
制御部12は液晶ディスプレイやプロジェクタなどの映像表示装置である映像表示部16、ネットワーク2との接続を行うネットワーク部17、マイクやスピーカなどの音声入出力装置である音声入出力部18といったI/F(インタフェース)への制御を行う。また、制御部12は揮発性記憶部14、不揮発性記憶部15とデータの入出力動作を行う。
揮発性記憶部14は揮発性のメモリであり、データの一時記憶などを行う。不揮発性記憶部15は不揮発性のメモリであり、端末装置1のファームウェアなどのソフトウェアの格納などを行う。不揮発性記憶部15は後述の切断等の障害発生以降のデータを格納できる。
本実施形態に係る端末装置1は、上記ハードウェア構成により、制御部12に後述するような各種処理ブロックを実現できる。
《情報処理装置3》
図4Aは本実施形態に係る情報処理装置の一例のハードウェア構成図(その1)である。図4Aの情報処理装置3は処理部21、制御部22、ネットワーク部23、キャッシュ24、1つ以上の記憶部25を有する構成である。処理部11並びに制御部12は、中央演算処理装置(CPU)と呼ばれる部分で実行されても良いし、処理部11はデータ処理回路、制御部12は中央演算装置として実行されても良い。
処理部21は端末装置1から動画、音声、ドキュメントといったデータを受信して処理し、処理済みのデータを端末装置1に送信する動作を司る。また、処理部21は制御部22に指示を出し、制御部22から指示結果を受け取る動作を司る。また、処理部21はキャッシュ24へのデータの入力動作又はキャッシュ24からのデータの出力動作を実行するなどの動作を司る。
制御部22はネットワーク2との接続を行うネットワーク部23といったI/Fへの制御を行う。また、制御部22は記憶部25とデータの入出力動作を行う。記憶部25は揮発性又は不揮発性のメモリである。揮発性のメモリの場合、記憶部25はデータの一時記憶などを行う。不揮発性のメモリの場合、記憶部25は情報処理装置3のファームウェアなどのソフトウェアの格納などを行う。
記憶部25は複数設けられ、複数の端末装置1のデータを格納したり、複数拠点で行われている会議を同時に記憶したりすることが可能となる構成である。なお、ここで言う複数の記憶部25とは、物理的に分けられている複数の記憶部25である場合もあるし、大容量の記憶部25を分割した複数のセグメントである場合もある。
記憶部25に格納されている情報処理装置3のファームウェアなどのソフトウェアは記録媒体から読み出されて記憶部25に格納される。すなわち、例えばHDD、フレキシブルディスク、CD、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等から読み出されて記録部25に格納される。なお、ファームウェアなどのソフトウェアが、ネットワーク2を経由して記憶部25に格納されても良い。
本実施形態に係る情報処理装置3は、上記ハードウェア構成により、制御部22に後述するような各種処理ブロックを実現できる。
<ソフトウェア構成>
《情報処理装置3の制御部22》
情報処理装置3の制御部22は例えば図5に示す処理ブロックで実現される。図5は本実施形態に係る情報処理装置の制御部の一例の処理ブロック図である。図5に示した制御部22は、状態管理部31、検知部32、記録部33、読出部34、データ送信部35を有するように構成される。
検知部32は端末装置1のネットワーク状況を検知する。検知部32は検知結果を状態管理部31に送る。ネットワークや端末装置1に障害などが発生した場合、検知部32はネットワーク等の障害を検知して、状態管理部31に通知する。状態管理部31は直ちに切断を記録部33に通知して、記憶部25へのデータ(ビデオ会議のデータ)の保存を開始させる。
なお、ここでは、ビデオ会議の様子を撮影したデータであって、当該ビデオ会議に係る動画、音声、ドキュメント等のデータを総称して「ビデオ会議のデータ」と言う。
一方、復旧した場合、検知部32は復旧を検知して状態管理部31に通知する。状態管理部31は復旧を記録部33に通知して、記憶部25へのデータの保存を終了させる。状態管理部31から読出部34に通知することで、読出部34は記憶部25からデータを読み出せるようになる。
データ送信部35は端末装置1のネットワーク情報を状態管理部31から入手し、そのネットワーク情報を記憶部25から読み出したデータに付加して、ネットワーク部23から各端末装置1にデータを送る。なお、状態管理部31は、端末装置1の状態を管理している。状態管理部31は、ネットワーク遅延、ネットワーク接続、切断、機器の復帰などの監視も行う。また、状態管理部31は、端末装置1の設定(ID、型番等)やイベント(障害発生時刻やエラー内容等)を現在から過去にわたり、記録できる。
なお、図5における状態管理部31はキャッシュとなる不揮発性のメモリを内蔵してもよいし、記憶部25に記録してもよい。記憶部25には、状態管理部31と同じように、各端末装置1と紐付けされたデータが格納されている。
《端末装置1の制御部12》
端末装置1の制御部12は例えば図6に示す処理ブロックで実現される。図6は本実施形態に係る端末装置の制御部の一例の処理ブロック図である。図6に示した制御部12は送信要求部41、受信部42、書込部43、読出部44、映像表示部45、音声出力部46を有するように構成される。
送信要求部41は情報処理装置3の記憶部25に保存されているデータ(ビデオ会議のデータ)の送信要求をネットワーク部17から情報処理装置3に送る。受信部42は情報処理装置3の記憶部25に保存されているデータをネットワーク部17から受信する。書込部43は受信部42が受信したデータを不揮発性記憶部15に書き込む。
読出部44は不揮発性記憶部15からデータを読み出し、映像表示部45及び音声出力部46に送る。映像表示部45は受け取ったデータに基づく映像を、映像表示部16に表示させる。音声出力部46は受け取ったデータに基づく音声を、音声入出力部18に出力させる。
《情報処理装置3の機能》
図7は本実施形態に係る情報処理装置の一例の機能図である。図7は情報処理装置3が有する機能のうち、管理・制御などの機能の一例を表している。情報処理装置3は状態監視機能51、機器制御機能52、接続制御機能53、設定管理機能54、状態管理機能55、イベント管理機能56、ID管理機能57、機器認証機能58、ロギング機能59を有している。
状態監視機能51は検知部32により各端末装置1が正常動作しているか、正常に接続されているかを監視する。また、状態監視機能51は状態管理部31によりネットワーク状況(ネットワーク帯域など)の監視などを行う。機器制御機能52は、端末装置1を特定の会議に接続(参加とも言う)させ、状態監視機能51により判別したネットワーク状況に応じて各端末装置1の画質やフレームレートの調節を行う。
接続制御機能53は端末装置1の接続・切断の制御を行う。設定管理機能54は端末装置1のID、IPアドレス、MACアドレス、名称、所在地、画素、フレームレートなどの情報を管理している。状態管理機能55は状態管理部31が司る機能である。イベント管理機能56は会議中の会議ルーム(仮想的に設けた会議室)への参加呼び出し等の応答や、状態監視機能51による監視の結果(正常動作、切断)などを管理する。
ID管理機能57は各端末装置1に一意に付けられたIDを管理する。機器認証機能58は情報処理装置3に許可された端末装置1が接続できるようにする機能である。ロギング機能59はエラー内容やビデオ会議ログを記録する機能である。なお、端末装置1は図7に示すような機能を搭載しなくてもよい。このため、クラウドネットワーク型のビデオ会議システムを構成する端末装置1は、処理能力が低く、コストが安い専用端末や、汎用的な端末を利用することができる。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係るビデオ会議システムの処理の詳細について説明する。ここでは情報処理装置3と端末装置1a〜1eとを含む構成のビデオ会議システムを一例として説明する。例えばビデオ会議中に端末装置1aのネットワークが異常となり、端末装置1aがビデオ会議を続行できなくなった場合、端末装置1及び情報処理装置3は以下に示すフローチャートのように処理を行う。なお、端末装置1aはネットワークケーブルの経年劣化によるネットワーク断線、ネットワーク帯域不足による切断、停電等によるネットワーク遮断などにより、ネットワークの状態が異常となる。
《情報処理装置3の処理》
図8は情報処理装置の処理の流れを表した一例のフローチャートである。ステップS1において、情報処理装置3の制御部22にある検知部32は端末装置1aの異常を検知する。なお、検知部32はTCP/IP上の通信フラグ監視や、ポーリングでの確認、必要十分な帯域を満足しているか、遅延量が許容できる範囲内か、などの確認を行うことで異常を検知できる。
異常を検知すると、検知部32はステップS2において状態管理部31に通知する。状態管理部31は端末装置1aに異常が発生し、いつ発生したか、エラー内容は何か、どの会議(会議ルーム)に参加中だったかという内容を判別する。なお、ステップS2の処理の詳細は後述する。
ステップS3において、状態管理部31は判別結果を保存する。なお、保存は記憶部25にしてもよいし、状態管理部31が内蔵しているキャッシュにしてもよい。
ステップS4において、状態管理部31は保存した判別結果から端末装置1aが参加していた会議ルームを特定する。なお、ステップS4の処理の詳細は後述する。
ステップS5において、状態管理部31は端末装置1aが参加していた会議ルームに参加している端末装置1b〜1eの中で、映像・音声の品質が最もよい端末装置1のデータを特定する。なお、ステップS5の処理の詳細は後述する。
ステップS6において、状態管理部31はステップS5で特定した端末装置1のデータの保存を記録部33に通知する。メモリコントローラなどの記録部33はステップS5で特定された端末装置1のデータ(ビデオ会議のデータ)の記憶部25への保存(録画)を開始する。なお、本実施形態に係るクラウドネットワーク型のビデオ会議システムは例えばH.264/SVCやH.264/AVCなどの符号化技術を用いてもよい。
H.264/SVCは、情報処理装置3から、高精細・高フレームレート〜低精細・低フレームレートまで複数のデータストリームを同時に流すことができる。例えばH.264/SVCは「CIF@15fps」「CIF@30fps」「HD720p@15fps」「HD720p@30fps」の4種類のデータストリームを同時に流すことができる。なお、「CIF@15fps」は15フレーム/秒で共通中間フォーマット(Common Intermediate Format):288ライン×352画素であることを表している。「HD720p@15fps」は15フレーム/秒で高精細720ライン×1280画素プログレッシブ(High Definition 720 progressive)フォーマットであることを表している。
このように、H.264/SVCは各端末装置1に配信するデータが同じで、データ量も同じであり、各端末装置1のネットワークのトラフィック状況や各端末装置1の描画性能に応じて、各端末装置1がフレームレートや画素を決めることができる。よってネットワーク帯域の変動に強い符号化技術と言われている。
したがって、H.264/SVCを採用しているクラウドネットワーク型のビデオ会議システムにおいて、ネットワーク障害(切断)発生時に情報処理装置3で記憶するデータは最も高精細で高フレームレートなデータとなる。
また、H.264/AVCはH.264/SVCと異なり、各端末装置1に予め画素とフレームレートとを定めておき、端末装置1ごとに決められた画素とフレームレートとでデータを送る符号化技術である。
したがって、H.264/AVCを採用しているクラウドネットワーク型のビデオ会議システムにおいて、ネットワーク障害(切断)発生時に情報処理装置3で記憶するデータは以下に述べるデータとなる。すなわち端末装置1a(ネットワーク障害が発生した端末装置1)が参加していた会議ルームに接続されている複数の端末装置1b〜1eの中で、最も高精細で高フレームレートなデータとなる。
その後、端末装置1aのネットワークケーブルを新しい品に変更などして、ネットワーク障害から回復すると、情報処理装置3の制御部22にある検知部32はステップS7において、正常(正常動作)を検知する。正常を検知すると、検知部32はステップS8において状態管理部31に通知する。状態管理部31は端末装置1aが正常になり、いつ正常になったかという内容を判別する。状態管理部31は判別結果を保存する。
ステップS8において、状態管理部31はステップS6で開始した記憶部25への端末装置1のデータ(ビデオ会議のデータ)の録画停止を記録部33に通知する。記録部33はステップS6で開始した端末装置1のデータ(ビデオ会議のデータ)の記憶部25への録画を停止する。
次に、端末装置1aの送信要求部41は情報処理装置3の記憶部25に録画されているデータ(ビデオ会議のデータ)の送信要求を、ネットワーク部17から情報処理装置3に送る。ステップS9において、情報処理装置3の制御部22にある検知部32はデータの送信要求を検知する。
データの送信要求を検知すると、検知部32はステップS10において状態管理部31に通知する。状態管理部31は、どの端末装置1からデータの送信要求が送られてきたかを判別する。状態管理部31は判別結果に基づき、送信要求のあったデータの記憶部25からの読み出しを読出部34に通知する。読出部34は送信要求のあったデータの記憶部25からの読み出しを開始する。データ送信部35は端末装置1aのネットワーク情報を状態管理部31から入手し、そのネットワーク情報を記憶部25から読み出したデータに付加して、ネットワーク部23から端末装置1aに送る。ステップS11において、読出部34は送信要求のあったデータの記憶部25からの読み出しが完了する。データ送信部35は端末装置1aへのデータの送信を完了する。
このように、情報処理装置3は端末装置1の異常を検知すると、ビデオ会議のデータの記憶部25への保存(録画)を開始し、正常を検知すると、ビデオ会議のデータの記憶部25への保存(録画)を停止できる。また、端末装置1からデータの送信要求があると、情報処理装置3は記憶部25に保存(録画)したビデオ会議のデータを端末装置1に送信できる。
図9はステップS2の詳細を表した一例のフローチャートである。ステップS21において、検知部32はTCPヘッダ情報を読み取る。ステップS22において、検知部32はTCPヘッダ情報を参照し、FINを受信したか否かを判定する。なお、FINはTCP接続を終了させるためセットされるフラグであって、双方から送信されることでTCP接続が終了する。
FINを受信すると、検知部32はステップS23において切断を検知する。検知部32は検知結果を状態管理部31に通知する。ステップS24において、状態管理部31はコネクションデータから切断された端末装置1aのIPアドレスを認識する。ステップS25において、状態管理部31はIPアドレスからIDを認識する。ステップS26において、状態管理部31は端末装置1aのIDを判別する。ステップS27において、状態管理部31は切断を検知した端末装置1aの切断時刻を保存する。ステップS27の処理後、状態管理部31は図9のフローチャートの処理を終了する。
ステップS22において、FINを受信しなければ、検知部32はステップS28においてタイムアウトか否かを判定する。タイムアウトであれば、検知部32はステップS23以降の処理を行う。タイムアウトでなければ、検知部32は図9のフローチャートの処理を終了する。このように、情報処理装置3は切断が発生した端末装置1aの状況・状態を判別することができる。
図10はステップS4の詳細を表した一例のフローチャートである。ステップS31において、状態管理部31は切断された端末装置1aのIDを判別する。ステップS32において、状態管理部31は記憶部25又は内蔵しているキャッシュから保存してある情報(端末情報)を読み出す。ステップS33において、状態管理部31は読み出した端末情報を参照し、切断された端末装置1aの会議ルーム(端末装置1aが参加していた会議ルーム)を特定する。
このように、情報処理装置3は切断された端末装置1aの会議ルームを特定できる。
図11はステップS5の詳細を表した一例のフローチャートである。ステップS41において、状態管理部31は切断された端末装置1aの会議ルームを特定する。ステップS42において、状態管理部31は特定した会議ルームに接続されている端末装置1b〜1eを判別する。
ステップS43において、状態管理部31は記憶部25又は内蔵しているキャッシュから保存してある情報(端末情報)を読み出す。ステップS44において、状態管理部31は読み出した端末情報を参照し、端末装置1aが参加していた会議ルームに参加している端末装置1b〜1eのデータの品質を確認する。
ステップS45において、状態管理部31は端末装置1aが参加していた会議ルームに参加している端末装置1b〜1eの中で、データの品質が最もよい端末装置1を1台、特定する。このように、情報処理装置3は端末装置1aが参加していた会議ルームに参加している端末装置1b〜1eの中で、映像・音声の品質が最もよい端末装置1のデータを特定できる。
《端末装置1aの処理》
図12は端末装置の処理の流れを表した一例のフローチャートである。ステップS51においてネットワークが切断され、ステップS52においてネットワークが復帰したあとで、端末装置1aはステップS53以降の処理を行う。
端末装置1aの送信要求部41はステップS53において、情報処理装置3の記憶部25に録画されているデータ(ビデオ会議のデータ)の送信要求を、指示するか否かを判定する。
送信要求を指示すると判定すると、送信要求部41はステップS54において、データの送信要求を、ネットワーク部17から情報処理装置3に送る。端末装置1aの受信部42はステップS55においてネットワーク部17からデータを受信する。書込部43は受信部42が受信したデータを不揮発性記憶部15に書き込む。ステップS54、S55の処理は全てのデータを受信するまで繰り返される。ステップS56において、受信部42は全てのダウンロードを完了する。
ステップS57において、読出部44は不揮発性記憶部15に書き込んだ録画データの再生指示があるか否かを判定する。録画データの再生指示があれば、読出部44はステップS58において、不揮発性記憶部15からデータを読み出し、映像表示部45及び音声出力部46に送る。映像表示部45は受け取ったデータに基づく映像を、映像表示部16に表示させる。音声出力部46は受け取ったデータに基づく音声を、音声入出力部18に出力させる。
なお、ステップS53において送信要求を指示しないと判定したとき、ステップS57において録画データの再生指示がないと判定したとき、端末装置1aは図12のフローチャートの処理を終了する。このように、端末装置1aはネットワークの切断発生以降のビデオ会議のデータを、ネットワークが復帰したあとで情報処理装置3から受信して再生や表示などを行うことができる。
《ビデオ会議システムの処理》
図13はビデオ会議システムの処理の流れを表した一例のシーケンス図である。図13のシーケンス図は、情報処理装置3と端末装置1a〜1eとの接続開始、端末装置1aに障害発生、復旧、録画したデータの送受信を表している。
ステップS61〜S62の接続開始要求、ステップS63〜S64の応答により、端末装置1a〜1eは情報処理装置3に接続される。ステップS65〜S66において、情報処理装置3は端末装置1a〜1eを特定の会議に接続し、ビデオ会議を開始させる。端末装置1aに障害が発生すると、ステップS67において、情報処理装置3は端末装置1aの障害(切断)発生を検知する。ステップS68において、情報処理装置3はビデオ会議データの録画を開始する。
端末装置1aが障害から復旧すると、ステップS69〜S70の再接続要求、ステップS71〜S72の応答により、端末装置1aは情報処理装置3に接続される。ステップS73、S74において、情報処理装置3は端末装置1aを特定の会議に再接続し、ビデオ会議を開始させる。
ステップS75において、端末装置1aは情報処理装置3に、録画されている障害発生後のビデオ会議のデータ(ビデオ会議ログ)を要求する。ステップS76において、端末装置1aは情報処理装置3から、録画されている障害発生後のビデオ会議のデータ(ビデオ会議ログ)を受信する。
このように、情報処理装置3は端末装置1aに障害が発生すると、ビデオ会議データの録画を開始できる。また、情報処理装置3は端末装置1aからビデオ会議のデータを要求されると、端末装置1aに障害が発生した後に録画を開始したビデオ会議のデータを端末装置1aに送信できる。
《情報処理装置3の接続開始時の処理》
図14は情報処理装置の接続開始時の処理を表した一例のフローチャートである。情報処理装置3はステップS81において、端末装置1から接続開始要求があると、ステップS82の処理を行う。ステップS82において、情報処理装置3は接続相手先の端末装置1に接続開始要求を通知する。
ステップS83において、情報処理装置3は接続相手先の端末装置1から応答を受信すると、ステップS84の処理を行う。ステップS84において、情報処理装置3は接続要求元の端末装置1と接続開始先の端末装置1との特定の会議への接続を開始し、ビデオ会議を開始させる。ステップS85において、情報処理装置3は例えば図15に示すような端末情報に、接続開始時刻、会議ルーム、接続している端末装置1などを記録する。
《端末情報》
図15は端末情報の一例の構成図である。端末情報は例えば情報処理装置3に記録されている。端末情報は例えば図15のように一元的に記憶部25に保存されている。図15の端末情報はID、ルーム、IPアドレス、認証、接続開始時刻、接続終了時刻、切断時刻、復帰時刻、イベント、フレームレート、画素、ネットワーク帯域をデータ項目として有する。
IDは端末装置1を一意に特定できるIDなどの識別情報である。ルームは会議ルームを表す。会議ルームは「***定例会議」「***発売会議」「***報告会」といった会議体を表す。IPアドレスは端末装置1のIPアドレスである。認証は認証結果を表している。接続開始時刻は会議ルームへの接続を開始した時刻である。接続終了時刻は会議ルームへの接続を終了した時刻である。
切断時刻は端末装置1の切断を検知した時刻である。復帰時刻は端末装置1の復帰を検知した時刻である。イベントは1回切断や正常終了など、ビデオ会議中に生じたイベントを表している。フレームレート、画素は端末装置1のデータの品質を表している。ネットワーク帯域はネットワーク状況を表している。
各端末装置1は会議ルームに同時に複数参加できる。例えばH.264/AVCのクラウドネットワーク型のビデオ会議システムでは各端末装置1のネットワーク帯域に応じて送信するデータのフレームレートや画素を情報処理装置3が予め決めている。各端末装置1のデータ容量がそれぞれ異なるため、情報処理装置3は最も高精細で高フレームレートな端末装置1のデータを記録する。ただし、情報処理装置3は記録するデータサイズが大きくなることもあるので、記録する端末装置1のデータをユーザに選択させてもよい。
例えば図15の例では会議ルーム「A」の「1/12 10:09〜10:15」にID「101」の端末装置1が一度切断されているが、ID「102」「103」の端末装置1が継続してビデオ会議を行っている。そこで、情報処理装置3は状態管理部31により記憶されている端末情報にアクセスし、会議ルーム「A」を参照する。情報処理装置3は最も高精細で高フレームレートであるフレームレート「30fps」及び画素「800×600」のID「102」の端末装置1のデータを記憶部25に保存する。
復旧したID「101」の端末装置1のネットワーク帯域が狭い場合、ID「101」の端末装置1はフレームレート「30fps」及び画素「800×600」のデータをリアルタイムに再生できないが、データをダウンロードする形であれば、再生できる。ただし、基本仕様として、ID「101」の端末装置1は、フレームレート「30fps」及び画素「800×600」のデータを再生できる性能を持っていることを前提としている。
すなわち、ID「101」の端末装置1は、切断が無い場合、フレームレート「10fps」及び画素「600×480」のデータでビデオ会議を行うことができる。そして切断から復旧した場合にフレームレート「30fps」及び画素「800×600」という、より高精細で高フレームレートなデータを再生できる。
一方、H.264/SVCのクラウドネットワーク型のビデオ会議システムでは、情報処理装置3側で高精細・高フレームレート〜低精細・低フレームレートまで複数のデータストリームを作り出す。そして端末装置1側で、ネットワーク帯域に応じて可変的にフレームレート・画素を変更する。すなわち、H.264/SVCのクラウドネットワーク型のビデオ会議システムでは同じ端末装置1であっても、時刻等によってフレームレートや画素が変わる。従って、H.264/SVCのクラウドネットワーク型のビデオ会議システムの場合には、端末装置1が繋がっている会議ルームの中で最も高精細・高フレームレートである端末装置1のデータを記憶部25に保存する。
あるいは、H.264/AVCのクラウドネットワーク型のビデオ会議システムと同様に、以下に述べる方法を採っても良い。すなわち、状態管理部31により記憶されている端末情報にアクセスし、会議ルーム「A」を参照する。そして最も高精細で高フレームレートであるフレームレート「30fps」及び画素「800×600」のID「102」の端末装置1のデータを記憶部25に保存するのである。ただし、情報処理装置3は記録するデータサイズが大きくなることもあるので、記録する端末装置1のデータをユーザに選択させてもよい。
なお、端末装置1のフレームレートや画素は可変のため、ある時刻の値で判定しても全体として高精細・高フレームレートであるという信頼性がない。そこで、ネットワーク帯域の平均値(障害発生から復旧まで)を算出し、会議ルームの中で最もネットワーク帯域が高い端末装置1のデータを保存してもよい。
《動画・音声データの処理》
上記ビデオ会議のデータは、例えばmp4、avi、mov形式等の、汎用的な動画・音声ファイルの形態で情報処理装置3の記憶部25に保存される。
このような動画・音声ファイルを作成するためには、情報処理装置3に動画音声エンコーダ機能が必要になる。当該エンコーダ機能は、例えばH.264/AVCなどの公知の汎用的な圧縮技術を用いて実現することができる。当該エンコーダ機能はソフトウェアによって実現しても良いし、ハードウェアによって実現しても良い。
当該エンコーダ機能をソフトウェアによって実現する場合、当該エンコーダ機能は、例えば情報処理装置3の処理部21が実行する(図4A参照)。他方、ハードウェアによって当該エンコーダ機能を実現する場合、例えば図4Bに示す如く、記憶部25と制御部22との間に圧縮部26を設ける。当該圧縮部26は動画・音声ファイルに対し上記エンコーダ機能を実行し、実行後の動画・音声ファイルを記憶部25に格納する。
次に、当該動画・音声ファイルを端末装置1がダウンロードして再生する場合に、当該端末装置1が実行する処理について述べる。
端末装置1が動画・音声ファイルを再生する場合、上記情報処理装置3のエンコーダ機能で圧縮された動画・音声ファイルを伸長するための動画音声コーデック機能が必要である。当該コーデック機能についても上記した情報処理装置3におけるエンコーダ機能の場合と同様にして実現することができる。
すなわち当該コーデック機能をソフトウェアで実現する場合には、例えば処理部11が実行する(図3A参照)。又当該コーデック機能をハードウェアによって実現する場合には、例えば図3Bに示す如く、不揮発性記憶部15と制御部12との間に動画音声コーデック用のデバイスである伸長部19を設ける。当該伸長部19は不揮発性記憶部15に格納された動画・音声ファイルを読み出し、同ファイルに対し当該コーデック機能を実行し、実行後の動画・音声ファイルを制御部12に出力する。
その場合、制御部12が、当該コーデック機能実行後の動画・音声ファイルに対し、映像表示部16の画面解像度や、映像表示部16及び音声入出力部18との間のI/Fの仕様等に準じた変換処理を行う。そして制御部12は当該変換処理を行った動画・音声ファイルを映像表示部16及び音声入出力部18に送る。映像表示部16及び音声入出力部18は制御部12から送られてきた動画・音声ファイルに基づいて映像を表示し、音声を出力する。
<まとめ>
第1の実施形態に係るビデオ会議システムによれば、障害発生から復旧までのデータを情報処理装置3で録画し、端末装置1で再生できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態は、障害発生から復旧までのデータを情報処理装置3で録画し、端末装置1で再生している。しかしながら、第1の実施形態では復旧後にデータをダウンロードして再生している間にも会議が進行しているため、再生が終わったあと会議に参加しても状況が分からない場合もありうる。そこで、第2の実施形態は、復旧後も情報処理装置3でデータの録画を継続する。
情報処理装置3では障害(切断)の発生した端末装置1が参加していた会議ルームが分かるので、障害の発生した端末装置1以外から送られてくるデータを記憶部25に逐次保存していく。ただし、情報処理装置3は障害発生から復旧までのデータの記録を基本としている。
例えば端末装置1を使用するユーザは図3A又は図3Bの端末装置1に機器操作部を追加し、その機器操作部への操作により、障害発生からビデオ会議終了までデータの記録を延長することもできる。あるいは図3A又は図3Bの映像表示部16がタッチパネルなどであれば、タッチパネルへの操作により、ユーザは障害発生からビデオ会議終了までデータの記録を延長することもできる。
障害発生からビデオ会議終了までデータの記録を延長する設定は、例えば会議ルームに接続する前に、予め、設定画面や、ビデオ会議に接続する際のポップアップ画面などからユーザが選べるようにしてもよい。障害発生からビデオ会議終了までデータの記録を延長する設定は、会議ルームへの接続時の情報として端末装置1から情報処理装置3に通知される。情報処理装置3は障害発生からビデオ会議終了までデータの記録を延長する設定を会議ルーム及び端末装置1ごとに管理する。この場合、情報処理装置3は端末装置1の障害からの復帰の検出があってもデータの記録を続けるようにする。
図16はビデオ会議システムの処理の流れを表した他の例のシーケンス図である。第2の実施形態のビデオ会議システムは一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
ステップS101〜S102の接続開始要求、ステップS103〜S104の応答により、端末装置1a〜1eは情報処理装置3に接続される。なお、ステップS101の接続開始要求には端末情報通知と録画設定とが含まれる。録画設定は前述した障害発生からビデオ会議終了までデータの記録を延長する設定が含まれる。
ステップS105〜S106において、情報処理装置3は端末装置1a〜1eを特定の会議に接続し、ビデオ会議を開始させる。端末装置1aに障害が発生すると、ステップS107において、情報処理装置3は端末装置1aの障害発生を検知する。ステップS108において、情報処理装置3はビデオ会議データの録画を開始する。
端末装置1aが障害から復旧すると、ステップS109〜S110の再接続要求、ステップS111〜S112の応答により、端末装置1aは情報処理装置3に接続される。ステップS113、S114において、情報処理装置3は端末装置1aを特定の会議に再接続し、ビデオ会議を開始させる。
ステップS115において、情報処理装置3は端末装置1aから会議終了通知を受信する。ステップS116において、情報処理装置3は端末装置1aを切断する。ステップS117において、端末装置1aは情報処理装置3に、録画されている障害発生後からビデオ会議終了までのビデオ会議のデータ(ビデオ会議ログ)を要求する。ステップS118において、端末装置1aは情報処理装置3から、録画されている障害発生後からビデオ会議終了までのビデオ会議のデータ(ビデオ会議ログ)を受信する。
このように、情報処理装置3は端末装置1aに障害が発生すると、障害発生からビデオ会議終了までのビデオ会議データを録画できる。また、情報処理装置3は端末装置1aからビデオ会議のデータを要求されると、端末装置1aに障害が発生してからビデオ会議終了までのビデオ会議のデータを端末装置1aに送信できる。
[第3の実施形態]
第1の実施形態は、障害発生から復旧までのデータを情報処理装置3で録画し、端末装置1で再生している。しかしながら、第1の実施形態では切断ではないが、大幅な遅延やフレームレートの急激な低下があった場合も同様に、会議のやり取りが不明確になってしまう。そこで、第3の実施形態は、切断だけでなく、ある一定以上のネットワーク遅延やフレームレートの低下が生じた場合にも、障害発生から復旧までのデータを情報処理装置3で録画する。
このため、第3の実施形態では、図15の端末情報にネットワーク遅延量のデータ項目が追加される。ネットワーク遅延量は、接続している各端末装置1から送信されたデータが自分の端末装置1まで届く時間を表している。情報処理装置3は状態管理部31に予めネットワーク遅延量の閾値、フレームレートの閾値を設定しておき、閾値以下となった場合に、障害発生から復旧までのデータを情報処理装置3で録画できる。
[第4の実施形態]
第1の実施形態は、録画したデータを端末装置1にダウンロードしてから再生することを基本としている。しかしながら、データのサイズが大きくダウンロードに時間がかかる場合や、直ぐに会議内容を確認したい場合には不便である。そこで、第4の実施形態は録画したデータをストリーミングしながら再生する。
ストリーミング技術は既存の技術であり、端末装置1の不揮発性記憶部15にデータが記録されている最中でも、映像表示部16にデータの表示を行うことができる。また、第2の実施形態のように、障害発生からビデオ会議終了までデータの記録を延長することにより、障害発生から復旧までだけでなく、復旧以降のデータもストリーミングにより再生できる。
[第5の実施形態]
第1の実施形態は、障害発生から復旧する場合を想定している。しかしながら、例えば端末装置1aを会議ルーム「A」中に床に落として壊してしまったなどの不慮の事故が起こり復旧できない場合もありうる。そこで、第5の実施形態は障害発生から復旧できない場合、例えば別の会議ルーム「B」で会議している端末装置1dから会議ルーム「A」のビデオ会議のデータ(ビデオ会議ログ)を受信する。
図17は会議ルーム「A」「B」に接続されている端末装置の一例の構成図である。図17では会議ルーム「A」で端末装置1a〜1cが会議し、会議ルーム「B」で端末装置1d〜1eが会議している例を表している。
図18は別の会議ルームで会議している端末装置からビデオ会議のデータを受信する処理の流れを表した一例のフローチャートである。ここでは図17の構成図を例として説明する。ステップS121において、会議ルーム「B」で会議している端末装置1dは故障した(復旧できない)端末装置1aのIDを例えばユーザ操作により特定する。
ステップS122において、端末装置1dは情報処理装置3に故障した端末装置1aのIDを通知する。ステップS123において、情報処理装置3は故障した端末装置1aが参加していた会議ルーム「A」のビデオ会議のデータを会議ルーム「B」で会議している端末装置1dに送信するか否かを判断するための認証を行う。
なお、ステップS123の認証のため、端末装置1aは会議ルーム「A」に接続開始したときに、復旧できない故障に備えて、予め会議ルーム「A」のビデオ会議のデータをダウンロード及び再生できる端末装置1dのIDを情報処理装置3に通知しておく。
認証OKであれば、端末装置1dはステップS124において、情報処理装置3から会議ルーム「A」のビデオ会議のデータを受信する。ステップS125において、ビデオ会議のデータの受信が完了すると、端末装置1dはステップS126の処理を行う。端末装置1dはステップS126において、受信した会議ルーム「A」のビデオ会議のデータを再生する。なお、ステップS123において、認証OKでなければ、情報処理装置3は図18のフローチャートの処理を終了する。
以上、本実施形態に係るビデオ会議システムは、ネットワークの帯域の狭帯域化や、パケットロスなどによるネットワーク障害発生時や不慮の事故(停電や誤った操作による会議中断)に端末装置1のネットワークが切断してしまった場合、以下に述べる如くの対応を行う。すなわち情報処理装置3でビデオ会議のデータを録画しておき、ネットワークの復旧後に、ネットワークが切断していた間のビデオ会議のデータを端末装置1で再生できる。したがって、ネットワークが切断した端末装置1でビデオ会議に参加していた会議の出席者はネットワークの切断発生から復旧までの会議内容を後から把握できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1、1a〜1n 端末装置
2 ネットワーク
3 情報処理装置
11 処理部
12 制御部
13 キャッシュ
14 揮発性記憶部
15 不揮発性記憶部
16 映像表示部
17 ネットワーク部
18 音声入出力部
21 処理部
22 制御部
23 ネットワーク部
24 キャッシュ
25 記憶部
31 状態管理部
32 検知部
33 記録部
34 読出部
35 データ送信部
41 送信要求部
42 受信部
43 書込部
44 読出部
45 映像表示部
46 音声出力部
51 状態監視機能
52 機器制御機能
53 接続制御機能
54 設定管理機能
55 状態管理機能
56 イベント管理機能
57 ID管理機能
58 機器認証機能
59 ロギング機能
特開2008−236553号公報

Claims (9)

  1. ネットワークを利用した会議システムを構成する複数の端末装置が、情報処理装置を介して相互にデータを送受信する会議システムにおける情報処理装置であって、
    前記複数の端末装置との切断又は復旧を検知する検知手段と、
    前記複数の端末装置の状態を管理する状態管理手段と、
    前記検知手段により切断が検知されたあと、前記データを記憶部に記憶させる記録手段と、
    データ送信要求を送信した前記端末装置に、前記記憶部から読み出した前記データを送信するデータ送信手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記記録手段は、前記検知手段により切断が検知されてから復旧が検知されるまでの間の前記データを記憶部に記憶させ、
    前記データ送信手段は、前記検知手段により切断が検知されてから復旧が検知されるまでの間の前記データを前記端末装置に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記記録手段は、前記検知手段により切断が検知されてから前記会議システムによる会議終了までの間の前記データを記憶部に記憶させ、
    前記データ送信手段は、前記検知手段により切断が検知されてから前記会議システムによる会議終了までの間の前記データを前記端末装置に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記検知手段はネットワーク遅延量、フレームレートを検知し、
    前記記録手段は、前記ネットワーク遅延量、フレームレート低下が閾値を超えている間の前記データを記憶部に記憶させ、
    前記データ送信手段は、前記ネットワーク遅延量、フレームレート低下が閾値を超えている間の前記データを前記端末装置に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記データ送信手段は、前記データ送信要求を送信した前記端末装置に、前記記憶部から読み出した前記データを随時送信して、前記端末装置で前記データを受信しながら再生を行わせること
    を特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の情報処理装置。
  6. 前記検知手段による検知の内容、前記記録手段が前記記憶部に記憶させる前記データの内容、前記データ送信手段による前記データの送信内容を、前記端末装置から選択させること
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理装置。
  7. 前記データ送信手段は、前記検知手段により切断が検知された前記端末装置以外の他の端末装置に、前記記憶部から読み出した前記データを送信すること
    を特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の情報処理装置。
  8. 複数の端末装置が、情報処理装置を介して相互にデータを送受信するネットワークを利用した会議システムであって、
    前記情報処理装置が、
    前記複数の端末装置との切断又は復旧を検知する検知手段と、
    前記複数の端末装置の状態を管理する状態管理手段と、
    前記検知手段により切断が検知されたあと、前記データを記憶部に記憶させる記録手段と、
    データ送信要求を送信した前記端末装置に、前記記憶部から読み出した前記データを送信するデータ送信手段と
    を有し、
    前記端末装置が、
    前記情報処理装置との切断から復旧したあと、前記情報処理装置に前記記憶部に記録されている前記データの送信を要求する送信要求手段と、
    前記情報処理装置から受信した前記記憶部に記録されている前記データを再生する再生手段と
    を有すること
    を特徴とする会議システム。
  9. ネットワークを利用した会議システムを構成する複数の端末装置が、情報処理装置を介して相互にデータを送受信する会議システムにおける情報処理装置を、
    前記複数の端末装置との切断又は復旧を検知する検知手段、
    前記複数の端末装置の状態を管理する状態管理手段、
    前記検知手段により切断が検知されたあと、前記データを記憶部に記憶させる記録手段、
    データ送信要求を送信した前記端末装置に、前記記憶部から読み出した前記データを送信するデータ送信手段
    として機能させるプログラム。
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