JP2007110431A - グループ通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】グループ通信において、通信不能状態になったメンバーがグループ通信に復帰する場合に、通話内容を他のメンバーに聞かないで済むようにすること。
【解決手段】あらかじめ、通話中断制御部310に、通信不能状態の時間Tに対する閾値T1とT2(T1<T2)を設定する。あるメンバーが通信不能状態になったとき、前記メンバーの通話不能な時間TがT≦T1の間は、通話中断制御部310は、残りのメンバーの通話内容を記憶部312に記憶させる。T1<T<T2の間は、通話中断制御部310は、記憶部312による通話内容の記憶を停止させるとともに、残りのメンバーの通話を一時中断させる。T≧T2になったときは、通話中断制御部310は、一時中断していた残りのメンバーの通話を再開させるとともに、記憶部312に通話内容を再度記憶させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、グループ通信システムに関する。
プッシュ・ツー・トーク(Push-to-Talk:以下「PTT」という)は、トランシーバーや業務用無線のように話者がボタンを押すことで音声を交互にやり取りする通話機能である。これを携帯電話で実現するのがプッシュ・ツー・トーク・オーバー・セルラー(Push-to-Talk over Cellular:以下「PoC」という)と呼ぶ技術である(特許文献1〜3)。
PoCは、携帯電話サービス事業者が提供するIPベースのパケット通信サービス網を使い、IPネットワーク上での半二重通信を実現している。このとき、1対1のやり取りだけではなく、1対N(複数)、すなわち、グルーピングした複数の相手(メンバー)とのグループ通信も可能である。この場合、ボタンが押された状態の通信端末装置(携帯電話)からの音声が、残りの全通信端末装置に送信される。なお、データ遅延の問題があるため、同時に2人以上の音声を送ることはできない。
このような1対Nのグループ通信サービスを提供する場合、グループ内の特定のメンバーが通信不能状態になったときのことについて考慮する必要がある。1対1のやり取りの場合は、一方のメンバーが通信不能状態になると通話できるメンバーが一人だけになってしまうため、会話がそれ以上進むことはない。しかしながら、1対Nのグループ通信の場合、あるメンバーの通信端末装置が通信不能状態になっても通話できるメンバーが二人以上いるため、通話可能なメンバーの間で会話が進められてしまう。特にPoCサービスの場合、メンバーは無線環境でグループ通信を行うため、圏外などの理由によって通話中に通信端末装置が通信不能状態に陥ってしまう可能性がある。
そこで、従来のグループ通信システムでは、通信センターとして機能するグループ通信制御装置が、あるメンバーの通信端末装置が通信不能状態に陥ったことを検出すると、その情報を他のメンバーの通信端末装置に通知し、通話不能であることを表示部に表示したり、スピーカーにおいて音として報知したりするようにしている。また、グループ通信制御装置は、通信不能なメンバーが通信不能状態から復帰するまでの間の通話内容を保存し、通信不能状態の間の通話内容を後から聞くことができるようにしている。
特表2003−526276号公報 特表2003−526275号公報 特表2004−533170号公報
しかしながら、従来のグループ通信システムでは、通信不能なメンバーがグループ通信に復帰する場合、そのメンバーは通信不能状態の間の通話内容が分からないまま通話に復帰することになるという問題がある。
これは、従来のグループ通信システムでは、あるメンバーの通信端末装置が通信不能状態に陥っても、グループ通信制御装置が各メンバーに報知するのみであり、通信可能なメンバーの間で通話は進められてしまうためである。また、グループ通信制御装置が通話内容を保存しても、通信不能状態であったメンバーは通信不能状態から復帰した直後にそれを聞くことはできない。つまり、通信不能状態であったメンバーが通信不能状態から復帰した直後に保存された通話内容を聞いても、その間に残りのメンバーの間でさらに通話が進んでしまうため、話の流れに追いつくことはできないのである。
このように、通信不能状態になったメンバーがグループ通信に復帰する場合、復帰するまでの間の通話内容が分からないまま通話に復帰することになってしまう。このため、通話内容を聞き返すといった無駄が生じてしまい、利便性の点で一定の限界がある。これは、従量課金制の場合は通話料金が加算されることにつながる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、グループ通信において、通信不能状態になったメンバーがグループ通信に復帰する場合に、利便性の向上を図ることができるグループ通信システムを提供することを目的とする。
本発明のグループ通信システムは、複数の通信端末装置と、前記複数の通信端末装置をグループとして制御することによってグループ通信サービスを提供するグループ通信制御装置と、を有するグループ通信システムであって、前記グループ通信制御装置は、グループ内の前記通信端末装置のそれぞれの通信状態を確認するプレゼンス管理手段と、前記プレゼンス管理手段がグループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認したときに当該通信端末装置の通信状態に応じてグループ通信を中断および再開する通話中断制御手段と、前記プレゼンス管理手段がグループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認したときに当該通信端末装置の通信状態に応じてグループ通信の通話内容を記憶する記憶手段と、を有し、前記通話中断制御手段は、グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認してから第一の所定時間を経過したときにグループ通信を一時中断する通話中断手段と、前記通話中断手段がグループ通信を一時中断した後通信不能状態の前記通信端末装置が通信可能状態に復帰したときに、または、グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認してから第二の所定時間を経過しても前記通信不能状態の通信端末装置が通信不能状態であるときに、中断しているグループ通信を再開する通話再開手段と、を有し、前記記憶手段は、グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認したときから前記通話中断手段がグループ通信を一時中断するまでの間におけるグループ通信の通話内容を記憶する第一の記憶手段と、前記通信不能状態の通信端末装置が通信可能状態に復帰しないまま前記通話再開手段がグループ通信を再開したときにグループ通信再開後から前記通信不能状態の通信端末装置がグループ通信に復帰するまでの間におけるグループ通信の通信内容を記憶する第二の記憶手段と、を有する構成を採る。
本発明によれば、グループ通信において、通信不能状態になったメンバーがグループ通信に復帰する場合に、通話内容を他のメンバーに聞かないで済むようになり、利便性の向上を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1は、通信不能状態になったメンバーが発生した場合に、その間の全員の通話を一時中断する機能を有するグループ通信システムである。その結果、圏外などで通信不能状態になったメンバーが復帰する場合でも、その間の通話が進行していないため、通話内容を聞くといった無駄が発生しないシステムを提供することができる。
このとき、通信不能になる理由に応じて通信不能状態の時間は多様である。例えば、乗り物で移動中にトンネルに入ったために通信不能になった場合は、トンネルから出れば通信可能になるので、通信不能な時間は短いことが多い。このため、あるメンバーが通信不能状態になったからといってすぐにグループ通信を一時中断することは、話が途切れることが多くなるので好ましくない。また、通信端末装置の電池が切れた場合は、すぐに充電できる機器がない場合は通信不能状態の時間は非常に長くなると思われる。このため、通信不能状態になったメンバーが復帰するまでいつまでも通話を中断するようにしてしまうと、そのメンバーが復帰できないような場合には通話が再開されることがなくなってしまい、これも好ましくない。
そこで、本発明に係るグループ通信システムでは、通話不能な時間Tに二つの閾値T1とT2(T1<T2)を設定する。ある通信端末装置が通信不能状態になってT1が経過すると、全員の通話を一時中断し、T2が経過すると、一時中断していた通話を通信可能なメンバーのみで再開するようにする。T1とT2を適切に設定することで、上記の問題を解決することが期待できる。
以下に、実施の形態1のグループ通信システムの構成と動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施の形態1におけるグループ通信システム100の構成を示す模式図である。本発明に係るグループ通信システム100は、複数の通信端末装置200a、200b、200cと、グループ通信制御装置300と、IPネットワーク400と、を有する。なお、図1では、通信端末装置200a、200b、200cは3台であるが、2台以上なら何台でもよい。また、各通信端末装置は同一の機能を有するため、説明の便宜上任意の通信端末装置を「200」で表すことにする。
通信端末装置200は、メンバーがグループ通信を行うための装置であり、例えば、PoC機能を備えた携帯電話が挙げられる。
グループ通信制御装置300は、発言権の管理など、グループ通信のセンターとして、グループ通信を制御する。
IPネットワーク400は、通信端末装置200とグループ通信制御装置300との間を繋ぐ通信回線網である。IPネットワーク400は、IPベースのパケット通信サービス網なら特に限定されず、無線でも有線でも構わない。もちろん、一部が無線、残りが有線であっても構わない。また、IPネットワーク400は、一般的にいう「通信回線」だけでなく、例えば、無線通信の基地局など、通信端末装置200とグループ通信制御装置300とを接続するために必要な機器も含む。
図2は、通信端末装置200の構成を示すブロック図である。
通信端末200は、接続ボタン202と、PTTボタン204と、マイク206と、スピーカー208と、表示部210と、PTT処理部212と、電話帳214と、無線送受信部216と、を備えている。
接続ボタン202は、ユーザ(メンバー)が押下することにより、通信端末装置200がグループ通信制御装置300と通信を開始することを指示する。通信不能な通信端末装置200がグループ通信に復帰しようとする際にもユーザは接続ボタン202を押下する。ユーザが接続ボタン202を押下すると、PTT処理部212は、接続開始信号を無線送受信部216を介してグループ通信制御装置300へ出力する。
PTTボタン204は、ユーザが発言権の取得を希望する際に押下する。ユーザがPTTボタン204を押下すると、PTT処理部212は、発言権取得希望信号を無線送受信部216を介してグループ通信制御装置300へ出力する。ユーザ(メンバー)がPTTボタン204を押下しない間は、発言権は他のメンバーに開放される。
マイク206は、ユーザの発言を音声データに変換して入力する。入力された音声データは、PTT処理部212へ出力される。
スピーカー208は、PTT処理部212から渡された音声データを音波に変換して出力する。ここで出力される音波は、例えば、他のメンバーの通話音声や、何らかの情報をユーザに伝える報知音が挙げられる。
表示部210は、PTT処理部212から渡された各種データを出力表示する。ここで表示されるデータは、各メンバーおよびグループ通信全体の通信状態などが挙げられる。
PTT処理部212は、PTT方式による通信に関する処理を行う。すなわち、PTT処理部212は、無線送受信部216によって受信された無線データから、音声データと音声データ以外のデータ(通信状態などのデータ)を取り出し、音声データをスピーカー208へ、音声データ以外のデータを表示部210へ出力する。また、PTT処理部212は、送信するための音声データをマイク206から取得し、この音声データに対してデジタル化および符号化の処理を行って送信データに変換し、無線送受信部216へ出力する。さらに、当該通信端末装置200の通信状態(例えば、通信可能、通信不能または保留中など)も管理・記憶し、必要に応じて状態データを送信データに変換して、無線送受信部216へ出力する。
電話帳214は、グループ通信を行う通信相手(メンバー)を特定する。
無線送受信部216は、IPネットワーク400と接続しており、送信データに無線変調などの処理を施し、変調後の送信データをグループ通信制御装置300へ送信する。また、受信した無線データの復調処理などを行い、受信データをPTT処理部212に渡す。
図3は、グループ通信制御装置300の構成を示すブロック図である。
グループ通信制御装置300は、SIPサーバ302と、PoC機能部304と、グループリスト管理部306と、プレゼンス管理部308と、通話中断制御部310と、記憶部312と、を備えている。
SIPサーバ302は、IPネットワーク400と接続しており、グループ通信を実現するための各通信端末装置200との間の呼制御プロトコルを制御する。グループ通信制御装置300の各部が通信端末装置200と情報をやり取りする場合は、SIPサーバ302を介してやり取りが行われる。
PoC機能部304は、グループ内のメンバー一人だけに与えられる発言権を管理する。
グループリスト管理部306は、グループ通信に参加するメンバー(の通信端末装置200)を登録および管理する。
プレゼンス管理部308は、グループ通信に参加しているメンバー(の通信端末装置200)の通信状態を管理する。通信不能状態のメンバーを検出した場合は、通話中断制御部310へ通信不能状態のメンバーの情報を伝える。
通話中断制御部310は、グループ通信に参加している各メンバーの通信状態に応じて、全員の通話の一時中断および通話再開を制御する。また、グループ通信の状態に応じて、記憶部312へ通話内容を保存するように指示する。
記憶部312は、グループ通信に参加している各メンバーの通信状態に応じて通話内容を保存する。
次に、図4のフローチャートを用いて、通話中断制御部310の動作について説明する。
まず、ステップS1000では、プレゼンス管理部308が、特定の通信端末装置(例えば、通信端末装置200aとする)が通信不能状態になったことを通話中断制御部310へ通知する。
そして、ステップS1100では、通信不能状態になったメンバーが後で通話内容を聞くことができるように、通話中断制御部310は、通話内容を保存するように記憶部312へ指示を送る。
そして、ステップS1200では、通話中断制御部310が、プレゼンス管理部308が特定の通信端末装置200aが通信不能状態になったことを検出してからの経過時間TがT1以下のときに、通信不能状態になった通信端末装置200aが通信可能状態に復帰したかどうか、を判断する。経過時間TがT1以下のときに、通信端末装置200aが通信可能状態に復帰した場合は(S1200:YES)、ステップS1300に進む。一方、経過時間TがT1以下のときに、通信端末装置200aが通信不能状態のままである場合は、TがT1になるまで通信端末装置200aが通信可能状態に復帰するのを次のステップに進まずに待つ。経過時間TがT1を超えても、通信端末装置200aが通信不能状態のままである場合は(S1200:NO)、ステップS1500に進む。
ステップS1300では、全ての通信端末装置200a〜200cが通信可能状態で、通話内容を保存する必要性はないので、通話中断制御部310は通話内容の保存を停止するように記憶部312へ指示を送る。
そして、ステップS1400では、全ての通信端末装置200a〜200cが通信可能状態なので、通話中断制御部310は、全ての通信端末装置200a〜200cがグループ通信で通話することができるようにする。
ステップS1500では、経過時間TがT1を経過しても、通信不能状態になった通信端末装置200aが通信不能状態のままなので、これ以上通話内容が進まないように、通話中断制御部310は、グループ通信における通話を一時中断させる。
そして、ステップS1600では、通話が中断しており通話内容を保存する必要性はないので、通話中断制御部310は、通話内容の保存を停止するように記憶部312へ指示を送る。
そして、ステップS1700では、通話中断制御部310が、経過時間TがT2未満のときに、通信不能状態になった通信端末装置200aが通信可能状態に復帰したかどうか、を判断する。経過時間TがT2未満のときに、通信端末装置200aが通信可能状態に復帰した場合は(S1700:YES)、ステップS1400に進む。一方、経過時間TがT2未満のときに、通信端末装置200aが通信不能状態のままである場合は、TがT2になるまで通信端末装置200aが通信可能状態に復帰するのを次のステップに進まずに待つ。経過時間TがT2になっても、通信端末装置200aが通信不能状態のままである場合は(S1700:NO)、ステップS1800に進む。
ステップS1800では、通信不能状態のままのメンバーが後で通話内容を聞くことができるように、通話中断制御部310は、通話内容を保存するように記憶部312へ指示を送る。
そして、ステップS1900では、通信不能状態になった通信端末装置200aが通信可能状態に復帰する見込みが立たないので、通話中断制御部310は、通話可能な通信端末装置200b、200cがグループ通信で通話することができるようにする。
次に、図5〜図7のシーケンス図を用いて、複数台の通信端末装置200a〜200cのうち、通信端末装置200aが通信不能状態になった場合の、実施の形態1におけるグループ通信システムの動作について説明する。なお、通信端末装置200a〜200cは、3台より多くてももちろん構わない。また、複数台が通信不能状態になった場合も、グループ通信システムは基本的に同じように動作する。
図5は、通信端末装置200aが通信不能状態になった時間Tが、所定の時間T1以下の場合である(T≦T1)。
通信端末装置200a〜200cは、グループ通信制御装置300のSIPサーバ302とグループ通信を行うための呼制御を確立し、他の複数の通信端末装置200a〜200cとグループ通信を行うことができるようにする。グループ通信に参加するメンバーは、通信端末装置200a〜200cの電話帳214とグループ通信制御装置300のグループリスト管理部306の両方にあらかじめ登録されていなければならない。図5では、ここまでの動作は図示しておらず、通話が開始した後の状態を図示している。
グループ通信制御装置300のプレゼンス管理部308は、定期的に通信端末装置200a〜200cとの間で情報を交換し、通信端末装置200a〜200cの通信状態を確認する(S2000)。
通信可能状態の通信端末装置200b、200cは、プレゼンス管理部308からの通信状態の確認に対して応答し、通信可能状態であることを伝える(S2100)。このとき、通信不能状態の通信端末装置200aは応答することができないので、プレゼンス管理部308は通信端末装置200aが通信不能状態であることを検出する。プレゼンス管理部308は、通信端末装置200aが通信不能状態であることを通話中断制御部310に通知する。
通信端末装置200aが通信不能状態であることを通知された通話中断制御部310は、通信可能な通信端末装置200b、200c間の通話内容を記憶部312に保存するように指令をする。同時に、プレゼンス管理部308は、通信可能な通信端末装置200b、200cに、通信端末装置200aが通信不能状態であることを通知する(S2200)。通知を受け取った通信端末装置200b、200cは、通信端末装置200aのメンバーが通信不能状態であることをスピーカー208および表示部210でユーザ(メンバー)に報知する。
通信端末装置200aが通信不能状態であることを、プレゼンス管理部308が検出してから所定の時間T1が経過する前に(T≦T1)、通信不能状態の通信端末装置200aが通信可能状態に回復した場合、通信端末装置200aはグループ通信制御装置300のSIPサーバ302に対して再接続要求を送信する(S2300)。再接続要求を受信したSIPサーバ302は、通信端末装置200aと再び呼制御を確立し、通信端末装置200aがグループ通信に参加できるようにする。
通信端末装置200aがグループ通信に復帰したら、プレゼンス管理部308は、グループの全ての通信端末装置200a〜200cに、通信端末装置200aが通話に復帰したことを連絡する(S2400)。同時に、記憶部312による通話内容の保存を停止する。
以後、通常のグループ通信による通話が、全ての通信端末装置200a〜200cによって行われる。
図6は、通信端末装置200aが通信不能状態になった時間Tが、第一の所定の時間T1より長いが、第二の所定の時間T2より短い場合である(T1<T<T2)。この場合、通信端末装置200aのメンバーが理解できなくなるくらい通話内容が進んでしまうため、通信端末装置200aが通話に復帰するまで通話を一時中断する。なお、プレゼンス管理部308が、通信可能な通信端末装置200b、200cに通信端末装置200aが通信不能状態であることを連絡するステップS2200までは、図5と同じなので説明は省略する。
通信端末装置200aが通信不能状態であることを、プレゼンス管理部308が検出してから所定の時間T1が経過しても(T>T1)、通信不能状態の通信端末装置200aが通信可能状態に回復しなかった場合、通話中断制御部310は、通信可能な通信端末装置200b、200cの通話を一時中断するとともに、プレゼンス管理部308が通話を一時中断することを通信端末装置200b、200cに連絡する(S2500)。同時に、記憶部312による通話内容の保存を停止する。
通信端末装置200aが通信不能状態であることを、プレゼンス管理部308が検出してから第二の所定の時間T2(T1<T2)が経過する前に(T<T2)、通信不能状態の通信端末装置200aが通信可能状態に回復した場合、通信端末装置200aは、グループ通信制御装置300のSIPサーバ302に対して再接続要求を送信する(S2600)。再接続要求を受信したSIPサーバ302は、通信端末装置200aと再び呼制御を確立し、通信端末装置200aがグループ通信に参加できるようにする。
通信端末装置200aがグループ通信に復帰したら、通話中断制御部310は、グループの全ての通信端末装置200a〜200cの通話を再開させるとともに、プレゼンス管理部308は通話が再開したことを全ての通信端末装置200a〜200cに連絡する(S2700)。
以後、通常のグループ通信による通話が全ての通信端末装置200a〜200cによって行われる。
図7は、通信端末装置200aが通信不能状態になった時間Tが、第二の所定の時間T2以上の場合である(T≧T2)。この場合、通信端末装置200aが通話に復帰する見込みが立たないことから、通話可能な通信端末装置200b、200cのみで通話を再開する。なお、通話中断制御部310が、通信可能な通信端末装置200b、200cの通話を一時中止するステップS2500までは、図6と同じなので説明は省略する。
通信端末装置200aが通信不能状態であることを、プレゼンス管理部308が検出してから第二の所定の時間T2(T1<T2)が経過しても(T≧T2)、通信不能な通信端末装置200aが通信可能状態に回復しなかった場合、通話中断制御部310は、通話可能な通信端末装置200b、200cのみで通話を再開させるとともに、プレゼンス管理部308は通話が再開したことを通話可能な通信端末装置200b、200cに連絡する(S2800)。同時に、記憶部312に通話内容を保存させる。
以後、グループ通信による通話が通信端末装置200b、200cによって行われる。この後、通信不能な通信端末装置200aが通信可能状態に回復した場合、通信端末装置200aは記憶部312に保存されている通話内容を聞くことができる。
この構成によれば、通信不能状態になったメンバーが発生した場合に、その間の全員の通話を一時中断することができる。その結果、圏外などで通信不能状態に一時的になったメンバーが通話に復帰する場合でもその間の通話が進行していないため、通話内容を聞くといった無駄が発生しないシステムを提供することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1のグループ通信システムにおいて、さらに、通信端末装置が保留状態に入る際に、保留復帰条件を設定する機能をさらに有する場合である。保留復帰動作は能動的な動作であるため、保留状態のメンバーは、復帰のタイミングがわからず、復帰のタイミングを逸してしまうことがある。しかし、実施の形態2のグループ通信システムであれば、保留状態からの復帰のきっかけを知ることがさらにできるようになる。
図8は、実施の形態2におけるグループ通信システム100の通信端末装置200の構成を示すブロック図である。説明の便宜上、図2の実施の形態1における通信端末装置200の構成を示すブロック図に用いた符号を同様の構成要素に用いている。なお、実施の形態2のグループ通信システム100において、通信端末装置200、グループ通信制御装置300およびIPネットワーク400の関係は図1と同様である。
通信端末200は、接続ボタン202と、PTTボタン204と、マイク206と、スピーカー208と、表示部210と、保留ボタン218と、保留復帰条件設定部220と、PTT処理部212と、電話帳214と、無線送受信部216と、保留復帰制御部222と、を備えている。保留ボタン218、保留復帰条件設定部220および保留復帰制御部222以外のものは、実施の形態1と同様のものなのでここでは説明しない。
保留ボタン218は、ユーザ(メンバー)が押下することにより、通信端末装置200が保留状態に入ることをPTT処理部212へ指示する。また、保留状態のときにユーザ(メンバー)が押下することにより、通信端末装置200が保留状態から復帰することをPTT処理部212へ指示する。
保留復帰条件設定部220は、保留状態からの復帰条件をユーザが設定する入力インターフェースである。保留復帰条件は、例えば、発言権の移動などのグループ内の状態変化や、保留時間などの通信端末装置200の状態変化を挙げることができる。
保留復帰制御部222は、ユーザが設定した保留復帰条件に、グループ通信の状態または通信端末装置200の状態が当てはまるかどうかを判断する。もし、これらの状態が保留復帰条件に当てはまった場合は、保留復帰制御部222は、保留状態から復帰することをユーザに促すようにスピーカー208および表示部210からユーザに報知する。ここで、保留復帰条件としてグループ内の状態変化(例えば、発言権の移動、所定のメンバーの通話時間、所定のメンバーの保留状態への移動)を保留復帰条件設定部220で設定した場合は、グループ通信制御装置300のプレゼンス管理部308から通知される通信状態データに基づいて保留状態から復帰するかどうかを判断する。保留復帰条件として通信端末装置内200の状態変化(例えば、保留時間長など)を保留復帰条件設定部220で設定した場合は、PTT処理部212から通知される通信端末装置内部データに基づいて保留状態から復帰するかどうかを判断する。この場合は次に述べるプレゼンス管理部308の追加機能は不要となる。
グループ通信制御装置300は、図3と同じなので図示しないが、SIPサーバ302と、PoC機能部304と、グループリスト管理部306と、プレゼンス管理部308と、通話中断制御部310と、記憶部312と、を備えている。プレゼンス管理部308以外のものは、実施の形態1と同様のものなのでここでは説明しない。
プレゼンス管理部308は、実施の形態1のプレゼンス管理部308と同様に、グループ通信に参加しているメンバー(の通信端末装置200)の通信状況を管理する。通信不能状態のメンバーを検出した場合は、通話中断制御部310へ通信不能状態のメンバーの情報を伝える。さらに、実施の形態2のプレゼンス管理部308は、各メンバー(の通信端末装置200)の通信状態データを各通信端末装置200に通知する。
次に、図9のフローチャートを用いて、通信端末装置(ここでは、通信端末装置200aを例として挙げる)の保留動作について説明する。なお、実施の形態2のグループ通信システム100においても、グループ通信を一時中断および再開することができるが、実施の形態1と同様であるためここでは説明せず、実施の形態2における新規追加機能である、保留動作および保留復帰を促す動作について説明する。
まず、ステップS3000では、ユーザ(メンバー)が、保留ボタン218を押下し、通信状態を保留状態にする。PTT処理部212は、通信状態を保留状態にするとともに、保留状態になることをプレゼンス管理部308へと通知する。通知を受けたプレゼンス管理部308は、保留状態の通信端末装置200aへの音声送信を停止するようSIPサーバ302へ指示するとともに、グループ内の他の通信端末装置200b、200cへ保留状態になったことを通知する。通知された各通信端末装置200b、200cでは、スピーカー208および表示部210によってユーザへグループ内の通信端末装置200aが保留状態になったことを報知する。
そして、ステップS3100では、ユーザが、保留復帰条件設定部220を用いて保留復帰条件を設定する。保留復帰条件は、例えば、発言権の移動、所定のメンバーの通話時間長、所定のメンバーの保留状態への移動などのグループ内の状態変化や、当該通信端末装置200aの保留時間の長さなどの通信端末装置内の状態変化が挙げられる。設定された保留復帰条件は、保留復帰制御部222へと出力される。
そして、ステップS3200では、保留復帰制御部222が、ステップS3100で設定された保留復帰条件に、グループ通信の状態または通信端末装置200aの状態が一致するかどうかを判断する。もし、これらの状態が保留復帰条件に一致する場合は(S3200:YES)、ステップS3300へ進む。これらの状態が保留復帰条件に一致しなかった場合は(S3200:NO)、これらの状態が保留復帰条件に一致するまでステップS3200を繰り返す。
そして、ステップS3300では、保留復帰制御部222が、保留状態から復帰することをユーザに促すように、スピーカー208および表示部210からユーザに報知する。
この構成によれば、通信不能状態になったメンバーが発生した場合に、その間の全員の通話を一時中断することができるのに加え、さらに、あるメンバーが保留状態になったときに、そのメンバーが保留状態からの復帰のきっかけを知ることができるようになる。
また、この構成によれば、通話が一時中断されたときに各メンバーは保留状態に入ることができるようになり、通話の再開をきっかけとして保留状態から復帰することができるようにもなる。
なお、本実施の形態では、実施の形態1のグループ通信システムを前提としていたが、本実施の形態に係る保留機能および保留復帰条件設定機能はこれに限定されない。すなわち、グループ通信システムは、通話中断制御機能を有することがなくても、保留機能および保留復帰条件設定機能を有することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3は、実施の形態1のグループ通信システムにおいて、さらに、一の通信端末装置(例えば、通信端末装置200b)が保留状態の別の通信端末装置(例えば、通信端末装置200a)に保留状態から復帰するように促す機能をさらに有する場合である。実施の形態2では、一の通信端末装置が当該通信端末装置自身の保留状態の復帰を促すが、実施の形態3では一の通信端末装置が別の通信端末装置に保留状態の復帰を促す。
図10は、実施の形態3におけるグループ通信システム100の通信端末装置200の構成を示すブロック図である。また、説明の便宜上、図2の実施の形態1における通信端末装置200の構成を示すブロック図に用いた符号を同様な要素に用いている。なお、実施の形態3のグループ通信システム100において、通信端末装置200、グループ通信制御装置300およびIPネットワーク400の関係は図1と同様である。
通信端末装置200は、接続ボタン202と、PTTボタン204と、マイク206と、スピーカー208と、表示部210と、保留ボタン218と、保留状態確認部224と、保留復帰要請信号送信部226と、PTT処理部212と、電話帳214と、無線送受信部216と、を備えている。保留ボタン218、保留状態確認部224および保留復帰要請信号送信部226以外のものは、実施の形態1と同様のものなのでここでは説明しない。
保留ボタン218は、ユーザ(メンバー)が押下することにより、通信端末装置200が保留状態に入ることをPTT処理部212へ指示する。また、保留状態のときにユーザ(メンバー)が押下することにより、通信端末装置200が保留状態から復帰することをPTT処理部212へ指示する。
保留状態確認部224は、ユーザが、他のメンバーが保留状態であるかどうかをグループ通信制御装置300のプレゼンス管理部308に確認する。プレゼンス管理部308から通知された他の通信端末装置200の通信状態(保留状態であるかどうか)の一覧は、表示部210へ出力される。
保留復帰要請信号送信部226は、保留状態の他のメンバー(の通信端末装置200)が保留状態から復帰するように促す保留復帰要請信号をプレゼンス管理部308へ送信する。
グループ通信制御装置300は、図3と同じなので図示しないが、SIPサーバ302と、PoC機能部304と、グループリスト管理部306と、プレゼンス管理部308と、通話中断制御部310と、記憶部312と、を備えている。プレゼンス管理部308以外のものは、実施の形態1と同様のものなのでここでは説明しない。
プレゼンス管理部308は、実施の形態1のプレゼンス管理部308と同様に、グループ通信に参加しているメンバー(の通信端末装置200)の通信状況を管理する。通信不能状態のメンバーを検出した場合は、通話中断制御部310へ通信不能状態のメンバーの情報を通知する。さらに、実施の形態3のプレゼンス管理部308は、一の通信端末装置(例えば、通信端末装置200b)の保留状態確認部224からグループ内の他の通信端末装置(例えば、通信端末装置200a、200c)の通信状態(保留状態であるかどうか)について確認されたときに、各通信端末装置200a、200cの通信状態の一覧を通知する。また、一の通信端末装置200bからの保留復帰要請信号を受信し、保留復帰要請信号の対象となる通信端末装置200aへ当該保留復帰要請信号を送信(転送)する。
次に、図11のシーケンス図を用いて、実施の形態3におけるグループ通信システム100内の保留復帰を促す動作について説明する。なお、通信端末装置200a、200bは、2台より多くてももちろん構わない。複数台が保留状態になった場合も、実施の形態3のグループ通信システムは基本的に同じように動作する。また、実施の形態3のグループ通信システム100においても、グループ通信を一時中断および再開することができるが、実施の形態1と同様であるためここでは説明せず、実施の形態3における新規追加機能の、保留動作および保留復帰を促す動作について説明する。
通信端末装置200a、200bは、グループ通信制御装置300のSIPサーバ302とグループ通信を行うための呼制御を確立し、他の複数の通信端末装置200b、200aとグループ通信を行うことができるようになる。グループ通信に参加するメンバーは、通信端末装置200a、200bの電話帳214とグループ通信制御装置300のグループリスト管理機能306の両方にあらかじめ登録されていなければならない。図11では、ここまでの動作は図示しておらず、通話が開始した後の状態を図示している。なお、通信端末装置200aが保留状態に入っているものとして以下説明する。
グループ通信制御装置300のプレゼンス管理部308は、定期的に通信端末装置200a、200bとの間で情報を交換し、通信端末装置200a、200bの通信状態を確認する(S4000)。
通信可能状態の通信端末装置200a、200bは、プレゼンス管理部308からの通信状態の確認に対して応答し、通信状態を伝える(S4100)。このとき、保留状態の通信端末装置200aは保留状態であることを伝えるので、プレゼンス管理部308は通信端末装置200aが保留状態であることを検出する。
通信可能な通信端末装置200bは、保留状態確認部224を用いてグループ内の各メンバーの通信状態をグループ通信制御装置300のプレゼンス管理部308へ確認する(S4200)。
プレゼンス管理部308は、通信状態を確認してきた通信端末装置200bへ、各メンバーの通信状態の一覧を通知する(S4300)。図11の場合は、通信端末装置200aが保留状態であることを通信端末装置200bへ通知する。
通信状態の連絡を受けた通信端末装置200bは、保留状態の通信端末装置200aの復帰を促したいときに、保留復帰要請信号をグループ通信制御装置300のプレゼンス管理部308へと送信する(S4400)。
保留復帰要請信号を受け取ったプレゼンス管理部308は、保留状態の通信端末装置200aへ保留復帰要請信号を送信(転送)する(S4500)。保留復帰要請信号を受信した保留状態の通信端末装置200aは、保留復帰要請信号を受信したことをスピーカー208および表示部210でユーザに報知する。保留状態を解除するかどうかは、報知されたユーザの自由である。
保留復帰要請信号を受信し、保留状態の通信端末装置200aのユーザが保留状態を解除し、通話に復帰することを決定した場合、ユーザは保留ボタン218を押して保留状態を解除する。保留状態の解除に伴って、PTT処理部212は、プレゼンス管理部308へ保留状態から復帰したことを連絡する(S4600)。
保留状態復帰の連絡を受信したプレゼンス管理部308は、グループ内の残りのメンバーに、今まで保留状態であった通信端末装置200aが保留状態から復帰したことを連絡する(S4700)。
以後、通常のグループ通信による通話が、全ての通信端末装置200a、200bによって行われる。
この構成によれば、通信不能状態になったメンバーが発生した場合に、その間の全員の通話を一時中断することができるのに加え、さらに、あるメンバーが保留状態になったときに、他のメンバーが保留状態からの復帰のきっかけを与えることができるようになる。
また、この構成によれば、通話が一時中断されたときに各メンバーは保留状態に入ることができるようになる。さらに通話が再開した後、通話中のメンバーが保留状態のメンバーに対して保留状態からの復帰を促すことで、保留状態のメンバーは保留状態から復帰するきっかけを得ることができるようにもなる。
なお、本実施の形態では、実施の形態1のグループ通信システムを前提としていたが、本実施の形態に係る保留機能および保留復帰要請機能はこれに限定されない。すなわち、グループ通信システムは、通話中断制御機能を有することがなくても、保留機能および保留復帰要請機能を有することができる。
本発明に係るグループ通信システムは、圏外などで通信不能状態になったメンバーが発生した場合、通話内容を記憶部で保存する時間と、全員の通話を中断する時間とに分けて制御を行うことができ、通話内容を聞き返すなどの無駄が発生しないので、グループ通信の状態管理および音声送受信切り替え方法として有用である。
また、本発明に係るグループ通信用端末では、保留状態からの復帰のきっかけを促すことができるので、グループ通信用の通信端末装置の制御として有用である。
本発明に係るグループ通信システムの構成を示す模式図 実施の形態1の通信端末装置の構成を示すブロック図 実施の形態1のグループ通信制御装置の構成を示すブロック図 実施の形態1の通話中断制御部の動作を示すフローチャート 実施の形態1のグループ通信システムの動作を示すシーケンス図 実施の形態1のグループ通信システムの動作を示す第二のシーケンス図 実施の形態1のグループ通信システムの動作を示す第三のシーケンス図 実施の形態2の通信端末装置の構成を示すブロック図 実施の形態2の通話中断制御部の動作を示すフローチャート 実施の形態3の通信端末装置の構成を示すブロック図 実施の形態3のグループ通信システムの動作を示すシーケンス図
符号の説明
100 グループ通信システム
200、200a、200b、200c 通信端末装置
202 接続ボタン
204 PTTボタン
206 マイク
208 スピーカー
210 表示部
212 PTT処理部
214 電話帳
216 無線送受信部
218 保留ボタン
220 保留復帰条件設定部
222 保留復帰制御部
224 保留状態確認部
226 保留復帰要請信号送信部
300 グループ通信制御装置
302 SIPサーバ
304 PoC機能部
306 グループリスト管理部
308 プレゼンス管理部
310 通話中断制御部
312 記憶部
400 IPネットワーク

Claims (11)

  1. 複数の通信端末装置と、前記複数の通信端末装置をグループとして制御することによってグループ通信サービスを提供するグループ通信制御装置と、を有するグループ通信システムであって、
    前記グループ通信制御装置は、
    グループ内の前記通信端末装置のそれぞれの通信状態を確認するプレゼンス管理手段と、
    前記プレゼンス管理手段がグループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認したときに当該通信端末装置の通信状態に応じてグループ通信を中断および再開する通話中断制御手段と、
    前記プレゼンス管理手段がグループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認したときに当該通信端末装置の通信状態に応じてグループ通信の通話内容を記憶する記憶手段と、を有し、
    前記通話中断制御手段は、
    グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認してから第一の所定時間を経過したときにグループ通信を一時中断する通話中断手段と、
    前記通話中断手段がグループ通信を一時中断した後通信不能状態の前記通信端末装置が通信可能状態に復帰したときに、または、グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認してから第二の所定時間を経過しても前記通信不能状態の通信端末装置が通信不能状態であるときに、中断しているグループ通信を再開する通話再開手段と、を有し、
    前記記憶手段は、
    グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認したときから前記通話中断手段がグループ通信を一時中断するまでの間におけるグループ通信の通話内容を記憶する第一の記憶手段と、
    前記通信不能状態の通信端末装置が通信可能状態に復帰しないまま前記通話再開手段がグループ通信を再開したときにグループ通信再開後から前記通信不能状態の通信端末装置がグループ通信に復帰するまでの間におけるグループ通信の通話内容を記憶する第二の記憶手段と、を有する、
    グループ通信システム。
  2. 前記プレゼンス管理手段は、
    グループ内の前記通信端末装置のそれぞれの通信状態の確認結果をグループ内の前記通信端末装置に通知する通知手段を有し、
    前記通信端末装置は、
    グループ通信中に当該通信端末装置の通信状態を保留状態にするための保留手段と、
    当該通信端末装置が保留状態から復帰するための保留復帰条件を設定する保留復帰条件設定手段と、
    前記グループ通信制御装置の前記プレゼンス管理手段から通知されるグループ内の前記通信端末装置の通信状態が前記保留復帰条件設定手段で設定した前記保留復帰条件に一致するかどうかを判定し保留状態の当該通信端末装置が保留状態から復帰するかどうかを決定する保留復帰判定手段と、
    前記保留復帰判定手段が当該保留状態の通信端末装置が保留状態から復帰することを決定した場合に保留状態からの復帰を促す報知手段と、をさらに有する、
    請求項1記載のグループ通信システム。
  3. 前記通信端末装置は、
    グループ通信中に当該通信端末装置の通信状態を保留状態にするための保留手段と、
    当該通信端末装置が保留状態から復帰するための保留復帰条件として所定の時間長を設定する保留復帰条件設定手段と、
    保留状態の当該通信端末装置が保留状態になってからの時間が前記保留復帰条件設定手段で前記保留復帰条件として設定された前記時間長に一致するかどうかを判定し当該保留状態の通信端末装置が保留状態から復帰するかどうかを決定する前記保留復帰判定手段と、
    前記保留復帰判定手段が当該保留状態の通信端末装置が保留状態から復帰することを決定した場合に保留状態からの復帰を促す報知手段と、
    をさらに有する、請求項1記載のグループ通信システム。
  4. 前記通信端末装置は、
    グループ通信中に当該通信端末装置の通信状態を保留状態にするための保留手段と、
    保留状態の前記通信端末装置がグループ内に存在するかどうかを前記グループ通信制御装置の前記プレゼンス管理手段に確認する保留状態確認手段と、
    前記保留状態の通信端末装置がグループ内に存在した場合に前記保留状態の通信端末装置が保留状態から復帰することを促す保留状態復帰要請信号を前記グループ通信制御装置の前記プレゼンス管理手段に送信する保留復帰要請信号送信手段と、
    グループ内の保留状態の前記通信端末装置の一覧およびグループ内の一の前記通信端末装置から前記プレゼンス管理手段を経由して届いた前記保留状態復帰要請信号を報知する報知手段と、をさらに有し、
    前記プレゼンス管理手段は、
    前記通信端末装置から保留状態の前記通信端末装置がグループ内に存在するかどうかを確認されたときにグループ内の前記保留状態の通信端末装置の一覧を通知する保留状態確認応答手段と、
    前記一の通信端末装置から届いた前記保留状態復帰要請信号を受け取ったときに前記保留状態の通信端末装置に前記保留状態復帰要請信号を送信する保留復帰要請信号転送手段と、をさらに有する、
    請求項1記載のグループ通信システム。
  5. 複数の通信端末装置をグループとして制御することによってグループ通信サービスを提供するグループ通信制御装置であって、
    グループ内の前記通信端末装置のそれぞれの通信状態を確認するプレゼンス管理手段と、
    前記プレゼンス管理手段がグループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認したときに当該通信端末装置の通信状態に応じてグループ通信を中断および再開する通話中断制御手段と、
    前記プレゼンス管理手段がグループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認したときに当該通信端末装置の通信状態に応じてグループ通信の通話内容を記憶する記憶手段と、を有し、
    前記通話中断制御手段は、
    グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認してから第一の所定時間を経過したときにグループ通信を一時中断する通話中断手段と、
    前記通話中断手段がグループ通信を一時中断した後通信不能状態の前記通信端末装置が通信可能状態に復帰したときに、または、グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認してから第二の所定時間を経過しても前記通信不能状態の通信端末装置が通信不能状態であるときに、中断しているグループ通信を再開する通話再開手段と、を有し、
    前記記憶手段は、
    グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを前記プレゼンス管理手段が確認したときから前記通話中断手段がグループ通信を一時中断するまでの間におけるグループ通信の通話内容を記憶する第一の記憶手段と、
    前記通信不能状態の通信端末装置が通信可能状態に復帰しないまま前記通話再開手段がグループ通信を再開したときにグループ通信再開後から前記通信不能状態の通信端末装置がグループ通信に復帰するまでの間におけるグループ通信の通話内容を記憶する第二の記憶手段と、を有する、
    グループ通信制御装置。
  6. 前記プレゼンス管理手段は、
    グループ内の前記通信端末装置のそれぞれの通信状態の確認結果をグループ内の前記通信端末装置に通知する通知手段、
    を有する、請求項5記載のグループ通信制御装置。
  7. 前記プレゼンス管理手段は、
    前記通信端末装置から保留状態の前記通信端末装置がグループ内に存在するかどうかを確認されたときにグループ内の前記保留状態の通信端末装置の一覧を通知する保留状態確認応答手段と、
    前記一の通信端末装置から届いた前記保留状態復帰要請信号を受け取ったときに前記保留状態の通信端末装置に前記保留状態復帰要請信号を送信する保留復帰要請信号転送手段と、
    をさらに有する、請求項5記載のグループ通信制御装置。
  8. 請求項2記載のグループ通信システムにおける通信端末装置。
  9. 請求項3記載のグループ通信システムにおける通信端末装置。
  10. 請求項4記載のグループ通信システムにおける通信端末装置。
  11. 複数の通信端末装置と、前記複数の通信端末装置をグループとして制御することによってグループ通信サービスを提供するグループ通信制御装置と、を有するグループ通信システムにおけるグループ通信方法であって、
    前記グループ通信制御装置が、グループ内の前記通信端末装置のそれぞれの通信状態を確認するステップと、
    前記グループ通信制御装置が、グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認した場合に、当該確認をしたときから第一の所定時間を経過したときにグループ通信を一時中断するステップと、
    前記グループ通信制御装置が、グループ通信を一時中断した場合に、当該一時中断後に通信不能状態の前記通信端末装置が通信可能状態に復帰したときに、または、グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認したときから第二の所定時間を経過しても前記通信不能状態の通信端末装置が通信不能状態であるときに、中断しているグループ通信を再開するステップと、を有し、
    前記グループ通信制御装置は、グループ内の前記通信端末装置のいずれかが通信不能状態におかれたことを確認した場合に、当該確認をしたときからグループ通信を一時中断するときまでの間におけるグループ通信の通話内容を記憶し、前記通信不能状態の通信端末装置が通信可能状態に復帰しないままグループ通信を再開した場合に、当該再開をしたときから前記通信不能状態の通信端末装置がグループ通信に復帰するときまでの間におけるグループ通信の通話内容を記憶する、
    グループ通信方法。
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