JP2014006055A - コンクリートサンプリング装置、およびこの装置の使用方法 - Google Patents

コンクリートサンプリング装置、およびこの装置の使用方法 Download PDF

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信雄 曽田
Koji Takeda
弘次 武田
Nobuo Sato
信雄 佐藤
Katsutoshi Morohashi
克敏 諸橋
Atsuhiro Obayashi
敦裕 大林
Kiyoshi Kamiya
清志 神谷
Daisuke Kimoto
大輔 木元
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Abstract

【課題】従来から知られているハンマドリルやコアドリルを配置させる作業空間を試料採取位置正面に確保することが困難な状況であっても、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から採取することのできるコンクリートサンプリング装置等を提供する。
【解決手段】下部に隙間を有するコンクリート構造物の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有するフレームと、フレーム内に設けられフレーム上方に突出してコンクリート構造物の下面を切削する切削工具と、切削工具を駆動する駆動手段と、切削工具を昇降する昇降手段と、切削工具で切削したコンクリート粉を回収する受皿と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリート粉を採取するコンクリートサンプリング装置、およびこの装置の使用方法に関する。
例えば、住宅密集地の家屋間や家屋と外壁との間、機械等設備と壁との間、橋梁上部工の桁端などといった、複数の構造物が近接している狭隘部には、水分や塩分や土砂や塵などといった劣化因子が浸入して構造物表面や構造物内部に蓄積されやすい。コンクリート構造物表面やコンクリート構造物内部に劣化因子が蓄積されると、例えば鉄筋の腐食やコンクリートの剥離等の劣化・損傷が進行することが懸念されるという問題がある。
例えば、橋台あるいは橋脚上に載置されたコンクリート橋梁上部工の桁端と橋台パラペットとの間に形成された狭隘部や対向する桁端間に形成された狭隘部(以下、これらの狭隘部を桁端狭隘部と称する。)では、桁端狭隘部の上部に設置されて桁端狭隘部を塞ぐ伸縮装置や地覆の止水不良から凍結防止剤を含む漏水の作用を受け、塩害や凍害等による複合劣化の事例が多数確認されている。
また、プレストレストコンクリート橋梁上部工では、桁端狭隘部に緊張材の定着体が配置されており、定着体は鋼製であるため、定着体の塩害による腐食が生じ、定着体の劣化による緊張材のプレストレス減少や定着体の腐食による構造物の劣化進行のおそれがある。緊張材の定着性能は構造物に導入されているプレストレスの維持に重要であり、プレストレスの維持は構造物全体の機能を保持する上で重要であるため、桁端狭隘部は構造物の機能保全上重要な部位であるといえる。
ここで、従来より、コンクリート中に浸透して蓄積された塩分の含有量は、コンクリート構造物の劣化の度合いの進行度を測る目安の1つとして利用されている。そのため、塩害を受けたコンクリート構造物の補修計画を立案するためには、コンクリート中の塩分含有量を事前に把握することが必要不可欠である。特に、コンクリート表面からコンクリート内部最外縁の鉄筋までの部分である、いわゆる「かぶり」における塩分含有量の分布状況の把握が重要である。この「かぶり」は、一般的なプレストレストコンクリート橋梁の場合、30mm〜40mm程度が多い。
コンクリート中の塩分含有量の測定方法として、ハンマドリルによりコンクリート構造物を穿孔してそのコンクリート粉末を採取し、採取したコンクリート粉末を測定試料とする方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、吸引装置と吸引された削孔粉が収納される気密な集塵容器とを備えたハンマドリルにより、コンクリート中の塩分含有量測定のための試料とする削孔粉を気密状態で採取して調査する方法も開示されている(例えば、特許文献2参照。)。コンクリートは強度が高いので、例えば特許文献1や特許文献2に開示されているように、削孔する場合には衝撃を与えながら削孔を行うハンマドリルを用いるのが一般的である。
また、コンクリート中の塩分含有量測定のための試料とするコンクリート粉を採取する方法として、コアドリルでコンクリートコアを採取し、採取したコンクリートコアをスライスし、スライス毎に砕粉化する方法も知られている。
特開昭62−100659号公報 特開2005−037146号公報
コンクリート中の塩分含有量測定のための試料採取で、従来から知られているハンマドリルやコアドリルを使用するにあたっては、試料採取位置正面にハンマドリルやコアドリルを配置させる作業空間が必要である。ところが、上述したような狭隘部における試料採取では、人が直接立ち入ることができない場合があり、また、試料採取位置正面にそのような作業空間を確保することが難しい。そのため、狭隘部では、従来から知られているハンマドリルやコアドリルを使用して試料を採取することが困難である。
例えば、塩害を受けたコンクリート橋梁上部工では、コンクリート中に浸透した塩分が桁端狭隘部近傍に蓄積されやすく、特に桁端の下部により多くの塩分が蓄積されることとなる。そのため、このようなコンクリート橋梁上部工では、コンクリート中の塩分含有量測定のための試料を桁端の下部から採取することが好ましい。ところが、桁端下面は、橋台や橋脚といったコンクリート橋梁下部工に面しているため、作業空間が狭く、従来から知られているハンマドリルやコアドリルを使用して試料を採取するだけの作業空間を確保することが難しい。従って、桁端の下部では、試料を採取できる部位がコンクリート橋梁下部工に面していない側面部分に限定され、コンクリート橋梁下部工に面した下面部分といったその他の必要な部位からの試料採取が極めて困難である。
本発明は、上記事情に鑑み、従来から知られているハンマドリルやコアドリルを配置させる作業空間を試料採取位置正面に確保することが困難な状況であっても、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から採取することのできるコンクリートサンプリング装置、およびコンクリートサンプリング装置の使用方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明のコンクリートサンプリング装置は、
下部に隙間を有するコンクリート構造物の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有するフレームと、
上記フレーム内に設けられこのフレーム上方に突出して上記コンクリート構造物の下面を切削する切削工具と、
上記切削工具を駆動する駆動手段と、
上記切削工具を昇降する昇降手段と、
上記切削工具で切削したコンクリート粉を回収する受皿と、
を備えたことを特徴とする。
本発明のコンクリートサンプリング装置は、内部から上方に突出する切削工具が設けられたフレームが、コンクリート構造物の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有するものであるため、従来から知られているハンマドリルやコアドリルを配置させる作業空間を試料採取位置正面に確保することが困難な状況であっても、フレームをコンクリート構造物の下部隙間に挿入して切削工具を上方に突出させることで、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から確実に採取することができる。
ここで、本発明のコンクリートサンプリング装置は、上記切削工具が、棒状のドリルビットと、このドリルビットを同心円筒状に取り巻くコアビットとからなるものであることが好ましい。
上述したように、コンクリートは強度が高いので、削孔する場合には衝撃を与えながら削孔を行うハンマドリルを用いるのが一般的であるが、このような好ましい形態によれば、削孔時に衝撃を与えることなくコンクリート粉を採取し、回収することができる。
また、本発明のコンクリートサンプリング装置のうちの上記ドリルビットと上記コアビットとからなる切削工具を備えたコンクリートサンプリング装置は、そのコアビットが、半径方向に互いに隙間を持って複数配列されたものであることがさらに好ましい。
このような好ましい形態によれば、より多くのコンクリート粉を採取することができる。
また、本発明のコンクリートサンプリング装置は、
「上記フレームを挿入方向に案内するレールを備え、
上記フレームは、上記レールに沿って移動する案内部を備えた」
ことも好ましい形態である。
このような好ましい形態によれば、フレームをコンクリート構造物の下部隙間にスムーズに挿入することができる。また、同一の試料採取位置で複数回に分けてコンクリート粉を採取する場合の位置合わせが容易かつ正確である。
さらに、本発明のコンクリートサンプリング装置は、
「上記コンクリート構造物が、橋台あるいは橋脚上に載置されたコンクリート橋梁上部工であって、
上記フレームが、上記橋台あるいは上記橋脚上に載置されたコンクリート橋梁上部工の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有するものである」
ことが好ましい。
上述したように、桁端狭隘部では、凍結防止剤を含む漏水の作用を受け、塩害や凍害等による複合劣化の事例が多数確認されており、コンクリート中に浸透した塩分が桁端狭隘部近傍に蓄積されやすく、特に桁端の下部により多くの塩分が蓄積されることとなるものの、桁端下面は作業空間が狭く、試料を採取できる部位が側面部分に限定され、その他の必要な部位からの試料採取が極めて困難であった。これに対して、このような好ましい形態によれば、フレームをコンクリート橋梁上部工の下部隙間に挿入して切削工具を上方に突出させることで、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から確実に採取することができる。
また、上記目的を達成する本発明のコンクリートサンプリング装置の使用方法は、上記本発明のコンクリートサンプリング装置を用いて、コンクリート構造物の下面を切削し、切削したコンクリート粉を上記受皿で回収し、回収粉の化学分析によりコンクリートの劣化を調査することを特徴とする。
本発明のコンクリートサンプリング装置の使用方法は、内部から上方に突出する切削工具が設けられたフレームが、コンクリート構造物の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有するコンクリートサンプリング装置を用いる方法であるため、従来から知られているハンマドリルやコアドリルを配置させる作業空間を試料採取位置正面に確保することが困難な状況であっても、フレームをコンクリート構造物の下部隙間に挿入して切削工具を上方に突出させることで、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から確実に採取し、コンクリートの劣化を調査することができる。
ここで、本発明のコンクリートサンプリング装置の使用方法は、上記コンクリート構造物が、橋台あるいは橋脚上に載置されたコンクリート橋梁上部工であり、その桁端面近傍の下面部分のコンクリートを採取することに適用すると好適である。
上述したように、桁端狭隘部では、凍結防止剤を含む漏水の作用を受け、塩害や凍害等による複合劣化の事例が多数確認されており、コンクリート中に浸透した塩分が桁端狭隘部近傍に蓄積されやすく、特に桁端の下部により多くの塩分が蓄積されることとなるものの、桁端下面は作業空間が狭く、試料を採取できる部位が側面部分に限定され、その他の必要な部位からの試料採取が極めて困難であった。これに対して、このような好ましい形態によれば、フレームをコンクリート橋梁上部工の下部隙間に挿入して切削工具を上方に突出させることで、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から確実に採取し、コンクリートの劣化を調査することができる。
本発明によれば、従来から知られているハンマドリルやコアドリルを配置させる作業空間を試料採取位置正面に確保することが困難な状況であっても、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から採取することのできるコンクリートサンプリング装置、およびコンクリートサンプリング装置の使用方法が提供される。
本発明のコンクリートサンプリング装置についての一実施形態を示す斜視図である。 図1に示すコンクリートサンプリング装置の概略構成図である。 図2(a)に示す線B−Bに沿った縦断面図である。 図2(a)に示す線C−Cに沿った縦断面図である。 図2(a)に示す線D−Dに沿った縦断面図である。 図2に示す第2回転軸を示す図である。 図2に示すスプライン軸受を示す図である。 図2(a)に示す線E−Eに沿った縦断面図である。 図2(a)に示す線A−Aに沿った縦断面図である。 図1に示すF部の拡大平面図である。 コンクリート橋梁上部工を側方から見た側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明のコンクリートサンプリング装置についての一実施形態を示す斜視図である。また、図2は、図1に示すコンクリートサンプリング装置の概略構成図である。図2(a)は、上方から内部を透視した透視平面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す線A−Aに沿った縦断面図である。
ここで、図1,図2における左右方向をX方向とする。また、図1,図2(a)における上下方向であって図2(b)における紙面に垂直な方向をY方向とする。また、図1,図2(b)における上下方向であって図2(a)における紙面に垂直な方向をZ方向とする。
図1,図2に示すように、コンクリートサンプリング装置100には、レール110と、フレーム120と、切削工具130と、駆動手段140と、昇降手段150と、受皿160とが備えられている。
レール110は、フレーム120をX方向に案内する部材である。このX方向が本発明にいう挿入方向である。具体的には、レール110は、X方向に長尺な薄鋼板からなる底部111と、底部111の外縁に沿って上方に延出する縁部112とを有し、皿状に形成されている。レール110によって、フレーム120をコンクリート構造物の下部隙間にスムーズに挿入することができる。また、同一の試料採取位置で複数回に分けてコンクリート粉を採取する場合の位置合わせが容易かつ正確である。レール110が、本発明にいうレールの一例に相当する。
フレーム120は、レール110に案内されてX方向に移動する、レール110の底部111上に載置された直方体の箱状部材である。フレーム120は、Y方向に関し、レール110の対向する縁部112間の寸法よりも僅かに小さな幅寸法を有する。そのため、フレーム120がX方向に移動する際、その対向する縁部112それぞれの内壁1121にフレーム120の外側面121が接触することとなる。そのため、この外側面121が、レール110に沿って移動する案内部である。また、フレーム120は、Z方向に関し、下部に隙間を有するコンクリート構造物の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有する。この高さ寸法は例えば90mmである。また、フレーム120の上面には、切削工具130が出入りする貫通孔122が形成されている。フレーム120が、本発明にいうフレームの一例に相当する。
切削工具130は、フレーム120内に設けられ、後述する昇降手段150のハンドル1511が操作されることによってフレーム120上面の貫通孔122から上方に突出し、コンクリート構造物の下面を切削する、上向きの切削工具である。具体的には、本実施形態の切削工具130は、ドリルビット131とコアビット132とからなるものである。ドリルビット131は、駆動力を受けてZ軸周りに回転する棒状の工具である。このドリルビット131の径は、例えば11mmである。また、コアビット132は、駆動力を受けてドリルビット131と同心で回転する、ドリルビット131との間に隙間を持ってドリルビット131を同心円筒状に取り巻く工具である。また、コアビット132は、回転軸方向に見たときに半径方向に互いに隙間を持って2重に配列されている。これらのコアビット132の径は、例えば22mmと29mmである。コンクリートは強度が高いので、削孔する場合には衝撃を与えながら削孔を行うハンマドリルを用いるのが一般的であるが、本実施形態の切削工具130によれば、削孔時に衝撃を与えることなくコンクリート粉を採取することができる。また、ドリルビット131と組み合わせて設けられたコアビット132が半径方向に互いに隙間を持って2重に配列されているため、コアビットのみの場合やドリルビット131と1つのコアビットとが組み合わされた場合と比較して、より多くのコンクリート粉を採取することができ、コンクリートサンプリングに必要十分な量のコンクリート粉が確保される。ここで、フレーム120内にはZ方向に昇降自在なエレベータプレート155が設けられており、切削工具130は、そのエレベータプレート155の上面に固定されている。そのため、切削工具130は、エレベータプレート155が下降した状態ではフレーム120内に格納されており、エレベータプレート155の上昇の伴ってフレーム120上方に突出する。切削工具130が、本発明にいう切削工具の一例に相当する。
駆動手段140は、切削工具130を駆動するものである。具体的には、本実施形態の駆動手段140は、駆動源であるモータ141と、モータ141による駆動力を切削工具130に伝達する駆動力伝達手段142とを備えている。駆動力伝達手段142は、傘歯車1431を有するロッド143と、同心で回転する傘歯車1441およびチェーンスプロケット1442を有する第1回転軸144と、無端状のチェーン145と、同心で回転するチェーンスプロケット1461および平歯車1462を有する第2回転軸146と、切削工具130の外周に固定されて切削工具130と同心で回転する平歯車147とにより構成されている。ロッド143は、X軸に沿って延びる、モータ141の駆動力を受けてX軸周りに回転する部材であって、一端がモータ141に着脱自在に接続され、他端に傘歯車1431が設けられている。そして、ロッド143の傘歯車1431と第1回転軸144の傘歯車1441とが噛み合っている。ロッド143が回転すると、傘歯車1441と噛み合っている傘歯車1431が回転し、これに伴いX軸周りの回転運動がZ軸周りの回転運動に変換され、第1回転軸144はZ軸周りに回転する。また、第1回転軸144のチェーンスプロケット1442と第2回転軸146のチェーンスプロケット1461とにチェーン145が巻き掛けられており、第1回転軸144の回転を受けてチェーン145が周回移動する。これにより、第1回転軸144から第2回転軸146に回転運動が伝達され、第2回転軸146もZ軸周りに回転する。また、第2回転軸146の平歯車1462と切削工具130の外周に設けられた平歯車147とが噛み合っている。第2回転軸146が回転すると、平歯車147と噛み合っている平歯車1462が回転し、これに伴い第2回転軸146から切削工具130に回転運動が伝達され、切削工具130もZ軸周りに回転する。尚、第2回転軸146の平歯車1462は、回転数を変換する役割も担っている。駆動手段140が、本発明にいう駆動手段の一例に相当する。尚、切削工具130が昇降してもモータ141による駆動力が切削工具130に伝達され続けられる機構についての説明は後述する。
図3は、図2(a)に示す線B−Bに沿った縦断面図である。また、図4は、図2(a)に示す線C−Cに沿った縦断面図である。また、図5は、図2(a)に示す線D−Dに沿った縦断面図である。
昇降手段150は、切削工具130を昇降するものである。具体的には、本実施形態の昇降手段150は、図1〜図5に示すように、昇降用第1回転軸151と、昇降用第2回転軸152と、無端状のタイミングベルト153と、昇降用第3回転軸154と、エレベータプレート155とにより構成されている。昇降用第1回転軸151は、一端にハンドル1511を有し他端に同心で回転する平歯車1512とプーリ1513とを有し、X軸に沿って延びる、ユーザによりハンドル1511が操作されることによってX軸周りに回転する部材である。また、昇降用第2回転軸152は、一端に平歯車1521を有し他端に平歯車1521と同心で回転するピニオンギア1522を有する部材である。そして、昇降用第1回転軸151の平歯車1512と昇降用第2回転軸152の平歯車1521とが噛み合っている。ハンドル1511操作に応じて昇降用第1回転軸151が回転すると、平歯車1521と噛み合っている平歯車1512が回転し、これに伴い昇降用第1回転軸151から昇降用第2回転軸152に回転運動が伝達されるとともに回転方向が逆転され、昇降用第2回転軸152がX軸周りに逆回転する。昇降用第3回転軸154は、一端にプーリ1541を有し他端にプーリ1541と同心で回転するピニオンギア1542を有する部材である。そして、昇降用第1回転軸151のプーリ1513と昇降用第3回転軸154のプーリ1541とにタイミングベルト153が巻き掛けられており、昇降用第1回転軸151の回転を受けてタイミングベルト153が周回移動する。これにより、昇降用第1回転軸151から昇降用第3回転軸154に回転方向を変えることなく回転運動が伝達され、昇降用第3回転軸154もX軸周りに回転する。エレベータプレート155は、Y方向に関する両側面それぞれにZ軸に沿って延びるラック1551,1552を有する、Z方向に昇降自在な部材である。そして、昇降用第2回転軸152のピニオンギア1522とエレベータプレート155のラック1551とが噛み合っている。また、昇降用第3回転軸154のピニオンギア1542とエレベータプレート155のラック1552とが噛み合っている。昇降用第2回転軸152および昇降用第3回転軸154が回転すると、ラック1551,1552と噛み合っているピニオンギア1522,1542が回転し、これに伴いX軸周りの回転運動がZ軸に沿う直線運動に変換され、いわゆるラックアンドピニオン機構によりエレベータプレート155がZ方向に昇降する。上述したように、エレベータプレート155の上面に切削工具130が固定されているため、エレベータプレート155の昇降に伴って切削工具130も昇降する。昇降手段150が、本発明にいう昇降手段の一例に相当する。
ここで、切削工具130が昇降してもモータ141による駆動力が切削工具130に伝達され続けられる機構について説明する。
図6は、図2に示す第2回転軸を示す図であって、図6(a)はその平面図であり、図6(b)はその側面図である。また、図7は、図2に示すスプライン軸受を示す図であって、図7(a)はその平面図であり、図7(b)はその側面図である。また、図8は、図2(a)に示す線E−Eに沿った縦断面図である。また、図9は、図2(a)に示す線A−Aに沿った縦断面図である。尚、図9には、エレベータプレートが上昇途中の状態が示されている。
上述した駆動力伝達手段142における第2回転軸146は、図2,図6に示すように、フレーム120に対して回転自在に支持された、軸の全周にわたり等間隔にキー状の凹凸(スプライン歯)146aが形成されたスプライン軸である。そして、第2回転軸146の平歯車1462は、図2,図7に示す、スプライン軸のスプライン歯146aに外嵌する凹凸1463aが中心部に形成された、スプライン軸に沿って昇降自在なスプライン軸受1463に固定されるととも、エレベータプレート155に対して回転自在に支持されている。また、切削工具130の外周に設けられた平歯車147も、エレベータプレート155に対して回転自在に支持されている。より詳細には、図2,図8に示すように、第2回転軸146の平歯車1462、および切削工具130の外周に設けられた平歯車147には、各歯先に円周方向に沿う凹状の切り欠き1462a,147aが形成されており、その切り欠き1462a,147aに、エレベータプレート155上面に固定された歯車押さえ1553が係合している。そのため、昇降手段150によるエレベータプレート155の昇降に伴って切削工具130が昇降すると、図9に示すように、第2回転軸146の平歯車1462も、切削工具130の外周に設けられた平歯車147と噛み合った状態でスプライン軸に沿って昇降することとなる。従って、第2回転軸146の回転に伴ってスプライン軸受1463に回転力が付与されると、スプライン軸受1463に固定された、平歯車147と噛み合った状態の平歯車1462も回転し、これに伴い第2回転軸146から切削工具130に回転運動が伝達され、切削工具130が昇降しても、切削工具130が回転する。
図10は、図1に示すF部の拡大平面図である。
図1,図2(b),図10に示すように、受皿160は、フレーム120上面の貫通孔122の周りに平面状に広がった部材である。受皿160は、ボルトによって着脱自在にフレーム120上面に固定されている。受皿160は、切削工具130による切削によって落下してくるコンクリート粉を受け止めて回収する。受皿160が、本発明にいう受皿の一例に相当する。
本実施形態のコンクリートサンプリング装置100は、内部から上方に突出する切削工具130が設けられたフレーム120が、コンクリート構造物の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有するものであるため、従来から知られているハンマドリルやコアドリルを配置させる作業空間を試料採取位置正面に確保することが困難な状況であっても、フレーム120をコンクリート構造物の下部隙間に挿入して切削工具130を上方に突出させることで、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から確実に採取することができる。
尚、上述した実施形態では、本発明にいう切削工具が、ドリルビットとコアビットとの組み合わせからなるものである例を挙げて説明したが、本発明にいう切削工具は、これに限られるものではなく、例えばコアビットであってもよい。また、上述した実施形態では、本発明にいうコアビットが、半径方向に互いに隙間を持って2重に配列されたものである例を挙げて説明したが、本発明にいうコアビットは、これに限られるものではなく、1つのコアビットであってもよく、あるいは、半径方向に互いに隙間を持って複数配列されたものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう駆動手段が、モータ141と駆動力伝達手段142とを備えたものである例を挙げて説明したが、本発明にいう駆動手段は、これに限られるものではなく、切削工具130を駆動するものであればどのような機構の駆動手段であってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう昇降手段が、昇降用第1回転軸151と、昇降用第2回転軸152と、無端状のタイミングベルト153と、昇降用第3回転軸154と、エレベータプレート155とにより構成されたものである例を挙げて説明したが、本発明にいう昇降手段は、これに限られるものではなく、切削工具130を昇降するものであればどのような機構の昇降手段であってもよい。
以上で、本発明のコンクリートサンプリング装置についての一実施形態の説明を終了する。
次に、本発明のコンクリートサンプリング装置の使用方法についての一実施形態を説明する。ここでは、支承を介して橋台上に載置されたコンクリート橋梁上部工におけるコンクリートの劣化を調査するための、桁端面近傍の下面部分のコンクリート採取に、本発明のコンクリートサンプリング装置の使用方法の一実施形態を適用する例を挙げて説明する。尚、本実施形態では、その桁端面近傍の下面部分における「かぶり」が40mmである。また、本実施形態では、コンクリート橋梁上部工の下部隙間の高さ寸法が100mmである。
図11は、コンクリート橋梁上部工を側方から見た側面図である。
以下、図1〜図10を参照して説明したコンクリートサンプリング装置100の使用方法を、図1〜図11を参照して説明する。
まず、レール110を、支承500を介して橋台200上に載置されたコンクリート橋梁上部工300の下部隙間400に挿入する。そして、挿入したレール110を橋台天端210上に固定する。
次に、レール110上にフレーム120を載置し、レール110に沿ってフレーム120を移動する。尚、このとき、切削工具130はフレーム120内に格納されている。上述したように、下部隙間400の高さ寸法が100mmであり、フレーム120の高さ寸法が90mmであるため、その移動により、フレーム120が下部隙間400に挿入される。このとき、フレーム120上面の貫通孔122が、試料採取位置である桁端面310近傍の下面部分320に対向するように位置合わせする。ここで、コンクリートの劣化を調査するためには、「かぶり」における塩分含有量の分布状況の把握が重要である。そのため、本実施形態では、位置合わせした同一の試料採取位置において切削深さの異なる試料を2回に分けて採取する。例えば、1回目の試料採取では下面320から15mmの深さまでのコンクリート粉を採取し、2回目の試料採取では15mmの深さから35mmの深さまでのコンクリート粉を採取する。そのため、位置合わせ後、2回目の試料採取に備えて、レール110に対するフレーム120の位置をマーキングしておく。
次に、モータ141を駆動させて駆動手段140により切削工具130を駆動する。その後、切削工具130を駆動させながらユーザがハンドル1511を操作して昇降手段150により切削工具130を下面320から15mmの深さまで上昇させる。これにより、フレーム120内に格納されている切削工具130がフレーム120上面の貫通孔122から上方に突出し、コンクリート橋梁上部工300における桁端面310近傍の下面320を切削する。そして、切削工具130で切削した、下面320から15mmの深さまでのコンクリート粉を受皿160で採取する。コンクリート粉の採取後、ユーザがハンドル1511を操作して昇降手段150により切削工具130を下降させてフレーム120内に格納し、モータ141の駆動を停止する。
その後、レール110に沿ってフレーム120を手前に移動させてフレーム120を下部隙間400から引き出し、受皿160で回収したコンクリート粉を回収する。
次に、2回目の試料採取を行う。より詳細には、レール110上にフレーム120を再度載置し、レール110に沿ってフレーム120を移動させることでフレーム120を下部隙間400に再度挿入する。このとき、前回の位置合わせ時のマーキングを目印にして、フレーム120上面の貫通孔122が前回の試料採取位置に対向するように位置合わせする。以下、切削工具130を駆動させながら昇降手段150により切削工具130を上昇させるといった、上述した1回目の試料採取と同様の工程により、、1回目の試料採取と同一の試料採取位置における15mmの深さから35mmの深さまでのコンクリート粉を回収する。
その後、回収したコンクリート粉の化学分析によりコンクリートの劣化を調査する。尚、コンクリート粉の化学分析については、公知の技術を適用する。そのため、コンクリート粉の化学分析に関するここでの詳細な説明は省略する。
上述したように、桁端狭隘部では、凍結防止剤を含む漏水の作用を受け、塩害や凍害等による複合劣化の事例が多数確認されており、コンクリート中に浸透した塩分が桁端狭隘部近傍に蓄積されやすく、特に桁端の下部により多くの塩分が蓄積されることとなるものの、桁端下面は作業空間が狭く、試料を採取できる部位が側面部分に限定され、その他の必要な部位からの試料採取が極めて困難であった。これに対して、本実施形態のコンクリートサンプリング装置の使用方法によれば、フレーム120をコンクリート橋梁上部工300の下部隙間400に挿入して切削工具130を上方に突出させることで、試料とするコンクリート粉を、調査に必要な部位から確実に採取し、コンクリートの劣化を調査することができる。
尚、上述した実施形態では、橋台上に載置されたコンクリート橋梁上部工における桁端面近傍の下面部分のコンクリートを採取することに、コンクリートサンプリング装置の使用方法を適用する例を挙げて説明したが、本発明のコンクリートサンプリング装置の使用方法は、これに限られるものではなく、様々なコンクリート構造物の下面部分のコンクリートを採取することに適用することができる。
また、上述した実施形態では、同一の試料採取位置において切削深さの異なる試料を2回に分けて採取する例を挙げて説明したが、本発明のコンクリートサンプリング装置の使用方法は、これに限られるものではなく、試料採取位置において1回の試料採取であってもよい。
100 コンクリートサンプリング装置
110 レール
111 底部
112 縁部
1121 内壁
120 フレーム
121 外側面
122 貫通孔
130 切削工具
131 ドリルビット
132 コアビット
140 駆動手段
141 モータ
142 駆動力伝達手段
143 ロッド
1431 傘歯車
144 第1回転軸
1441 傘歯車
1442 チェーンスプロケット
145 チェーン
146 第2回転軸
146a 凹凸(スプライン歯)
1461 チェーンスプロケット
1462 平歯車
1462a 切り欠き
1463 スプライン軸受
1463a 凹凸
147 平歯車
147a 切り欠き
150 昇降手段
151 昇降用第1回転軸
1511 ハンドル
1512 平歯車
1513 プーリ
152 昇降用第2回転軸
1521 平歯車
1522 ピニオンギア
153 タイミングベルト
154 昇降用第3回転軸
1541 プーリ
1542 ピニオンギア
155 エレベータプレート
1551,1552 ラック
1553 歯車押さえ
160 受皿
200 橋台
210 橋台天端
300 コンクリート橋梁上部工
310 桁端面
320 下面部分
400 下部隙間
500 支承

Claims (7)

  1. 下部に隙間を有するコンクリート構造物の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有するフレームと、
    前記フレーム内に設けられ該フレーム上方に突出して前記コンクリート構造物の下面を切削する切削工具と、
    前記切削工具を駆動する駆動手段と、
    前記切削工具を昇降する昇降手段と、
    前記切削工具で切削したコンクリート粉を回収する受皿と、
    を備えたことを特徴とするコンクリートサンプリング装置。
  2. 前記切削工具が、棒状のドリルビットと、該ドリルビットを同心円筒状に取り巻くコアビットとからなるものであることを特徴とする請求項1記載のコンクリートサンプリング装置。
  3. 前記コアビットが、半径方向に互いに隙間を持って複数配列されたものであることを特徴とする請求項2記載のコンクリートサンプリング装置。
  4. 前記フレームを挿入方向に案内するレールを備え、
    前記フレームは、前記レールに沿って移動する案内部を備えたことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載のコンクリートサンプリング装置。
  5. 前記コンクリート構造物が、橋台あるいは橋脚上に載置されたコンクリート橋梁上部工であって、
    前記フレームが、前記橋台あるいは前記橋脚上に載置されたコンクリート橋梁上部工の下部隙間に挿入可能な高さ寸法を有するものであることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載のコンクリートサンプリング装置。
  6. 請求項1記載のコンクリートサンプリング装置を用いて、コンクリート構造物の下面を切削し、切削したコンクリート粉を前記受皿で回収し、回収粉の化学分析によりコンクリートの劣化を調査することを特徴とするコンクリートサンプリング装置の使用方法。
  7. 前記コンクリート構造物が、橋台あるいは橋脚上に載置されたコンクリート橋梁上部工であり、その桁端面近傍の下面部分のコンクリートを採取することを特徴とする請求項6記載のコンクリートサンプリング装置の使用方法。
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