JP2014005148A - 充電スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の意図に反して充電ケーブルが巻き取られ、利用者が意図した状態を保持できないという問題を解決しつつ、充電ケーブルの引き出し長さを利用者の意図した長さとすることが可能な構成とする。
【解決手段】当接部16Aを策体部3Bに接触させて引込機構をなす動滑車機構の引込力に抵抗する抵抗力を発生させて、充電ケーブル3の引き出し長さを調節する構成となる。これにより、利用者の意図に反して充電ケーブル3が巻き取られ、利用者が意図した状態を保持できないという問題を解決しつつ、充電ケーブル3の引き出し長さを利用者の意図した長さとすることが可能となる。
【選択図】図3
【解決手段】当接部16Aを策体部3Bに接触させて引込機構をなす動滑車機構の引込力に抵抗する抵抗力を発生させて、充電ケーブル3の引き出し長さを調節する構成となる。これにより、利用者の意図に反して充電ケーブル3が巻き取られ、利用者が意図した状態を保持できないという問題を解決しつつ、充電ケーブル3の引き出し長さを利用者の意図した長さとすることが可能となる。
【選択図】図3
Description
本発明は、可撓性を有する充電ケーブルを収容する電動車両用の充電スタンドに関するものである。
なお、電動車両とは、走行用の電動モータを有する車両をいう。具体的には、例えば、駆動源として電動モータのみ有する電気自動車や電動モータと内燃機関とを有するプラグ・イン・ハイブリッド自動車等をいう。
なお、電動車両とは、走行用の電動モータを有する車両をいう。具体的には、例えば、駆動源として電動モータのみ有する電気自動車や電動モータと内燃機関とを有するプラグ・イン・ハイブリッド自動車等をいう。
例えば、特許文献1に記載の電気自動車充電用コードセットでは、ドラムに充電用の電気コードを巻き取る構成となっている。
引き出された充電ケーブルをドラムに自動的に巻き取る機構として、発明者は、ぜんまいばね等の弾性部材を用いた自動巻取機構を検討した。しかし、左記の自動巻取機構では、充電ケーブルを巻き取る向きに力が常に発生しているので、引き出された充電ケーブルが、利用者の意図に反して巻き取られ、利用者が意図した状態を保持できない、という第1の問題が発生する。
そこで、発明者は、上記第1の問題を解決すべく、充電ケーブルを引き出す向きにドラムが回転することを許容し、かつ、充電ケーブルを巻き取る向きにドラムが回転すること禁止するラチェット機構を自動巻取機構に付加することを検討した。
しかし、ラチェット機構は、ラチェット歯車及び歯止部材等から構成されているので、その構造上、充電ケーブルの引き出し長さを任意の長さとすることは難しく、引き出し長さは、ラチェット歯車と歯止部材とが噛み合うことが可能な位置に対応する長さに限定されてしまう、という第2の問題が新たに発生する。
そこで、本発明は、上記点に鑑み、上記第1及び第2の問題を解決することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、電動車両用の充電ケーブル(3)を収容する充電スタンドであって、充電ケーブル(3)を収容するとともに、充電ケーブル(3)が出入りする出入口(5A)が設けられた筐体(5)と、充電ケーブル(3)を筐体(5)内に引き込む引込機構(9)と、充電ケーブル(3)の長手方向と交差する方向から充電ケーブル(3)に接触する当接部(16A)を有し、当該当接部(16A)にて引込機構(9)の引き込み力に抵抗する抵抗力を発生させる抵抗体(16)とを備えることを特徴とする。
これにより、本発明では、当接部(16A)を充電ケーブル(3)に接触させて引込機構(9)の引き込み力に抵抗する抵抗力を発生させることにより、充電ケーブルの引き出し長さを調節する構成となる。
また、「ラチェット歯車と歯止部材とが噛み合うことが可能な位置」が間欠的になるのに対して、当接部(16A)が接触可能な充電ケーブル(3)の位置は連続的であるので、事実上、任意の位置に当接部(16A)を接触させることができる。
したがって、本発明では、利用者の意図に反して充電ケーブルが巻き取られ、利用者が意図した状態を保持できないという第1の問題を解決しつつ、充電ケーブルの引き出し長さを利用者の意図した長さとすることが可能となる。
なお、本発明に係る引込機構(9)は、後述する実施形態に示される重力を利用した機構は勿論のこと、ぜんまいばね等の弾性部材を用いた機構であってもよく、充電ケーブル(3)を筐体(5)内に引き込む力を発生させることが可能な構成であれば十分である。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
そして、本実施形態は、電動車両用の充電ケーブルを収容する「充電スタンド」に本発明を適用したものである。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものであり、本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1に示す充電ケーブル3は、可撓性を有する策体であって、かつ、充電用の電源(図示せず。)と電動車両とを電気的に接続するためのケーブルである。充電ケーブル3の長手方向一端側には、電動車両に充電ケーブル3を接続するためのプラグ部3Aが設けられている。なお、充電ケーブル3の長手方向他端側は、充電スタンド1を介して充電用の電源に接続されている。
(第1実施形態)
1.充電スタンドの概要
本実施形態に係る充電スタンド1、つまり策体収容装置は、図1に示すように、筐体5、静滑車機構7及び動滑車機構9等を有して構成されている。
1.充電スタンドの概要
本実施形態に係る充電スタンド1、つまり策体収容装置は、図1に示すように、筐体5、静滑車機構7及び動滑車機構9等を有して構成されている。
筐体5は、充電ケーブル3を収納するとともに、充電ケーブル3が出入りする出入口5Aが設けられた収納容器である。なお、以下、充電ケーブル3のうち筐体5に収納されるケーブル部分を策体部3Bという。
出入口5Aは、筐体5の上方側に設けられて水平方向に向けて開口している。なお、筐体5は、SPCC等の金属板を角筒状に成形したものであって、その長手方向が上下方向と一致するように設置される。
策体部3Bの長手方向他端、つまり筐体5に収納される部分の端部は、静滑車機構7に固定されている。そして、充電ケーブル3は、静滑車機構7を介して電源(図示せず。)に電気的に接続される。
静滑車機構7及び動滑車機構9は、図2に示すように、策体部3Bが掛けられる円盤状の滑車7A、9Aを有している。静滑車機構7は、筐体5に対して静止した状態で回転する少なくとも1つの滑車7Aを有するものである。動滑車機構9は、静滑車機構7に対して移動可能な少なくとも1つの滑車9Aを有するものである。
そして、策体部3Bは、動滑車機構9が静滑車機構7より下方側に配置された状態で、静滑車機構7と動滑車機構9とに架け渡されている。つまり、策体部3Bは、静滑車機構7に固定された固定端から下方側に延びて垂下し、動滑車機構9にてその延び方向が上方側に転向させられて再び静滑車機構7に至っている。
また、策体部3Bのうちプラグ部3A側は、図1に示すように、静滑車機構7から出入口5Aを経由して筐体5外まで延びている。したがって、策体部3Bが筐体5外に引き出されると、その引き出し長さ比例して動滑車機構9が上方側に変位する。
また、動滑車機構9に作用する重力により、動滑車機構9には、動滑車機構9を下方側に変位させる力が常に作用している。そして、動滑車機構9が下方変位すると、その下方変位量に比例して策体部3Bが筐体5内に引き込まれるため、策体部3Bが筐体5に収納されていく。つまり、動滑車機構9は、策体部3Bを筐体5内に引き込む力を発生させる引込機構として機能する。
因みに、本実施形態では、静滑車機構7及び動滑車機構9は複数の滑車7A、9Aを有し、かつ、策体部3Bは、複数回(本実施形態では3回)に渡って静滑車機構7と動滑車機構9とに架け渡されている。このため、本実施形態では、動滑車機構9の移動量は、策体部3Bの移動量の1/6となる。
なお、筐体5には、プラグ部3Aを載置するためのプラグ載置部11が設けられている。プラグ載置部11は、筐体5の上部に設けられ、かつ、開閉可能なカバー11Aにより覆われている。
このため、プラグ載置部11にプラグ部3Aが載置された状態では、プラグ部3Aはカバー11Aにより覆われて保護される。そして、充電を行う際には、カバー11Aを揺動させてプラグ載置部11を開放した後、プラグ部3Aをプラグ載置部11から取り出して電動車両にプラグ部3Aを接続する。
また、案内部材13は動滑車機構9の変位を案内する部材である。なお、本実施形態に係る案内部材13は、図2に示すように、滑車9Aの回転軸方向両端側に配設された一対のワイヤーにより構成されている。そして、案内部材13は、図1に示すように、上端が静滑車機構7に固定され、下端が筐体5の下部に固定されている。
また、案内部材13のうち下端より上方側には、可動錘13Aが設けられている。可動錘13Aは、予め設定された位置より上方側の領域においてのみ、案内部材13に案内された状態で上下方向に変位できる。
このため、動滑車機構9が予め設定された位置(以下、可動領域の下端という。)より下方側に位置するときには、可動錘13Aは可動領域の下端に止まっている。そして、動滑車機構9が可動領域の下端より上方側に位置するときには、可動錘13Aは動滑車機構9と共に上下動する。
したがって、動滑車機構9が可動領域の下端より上方側に位置する場合においては、策体部3Bを筐体5内に引き込む力(以下、引込力という。)は、動滑車機構9及び可動錘13Aに作用する重力となる。一方、動滑車機構9が可動領域の下端より下方側に位置する場合には、可動錘13Aの重力は引込力として寄与せず、動滑車機構9に作用する重力が引込力となる。
なお、「可動領域の下端」の具体的な位置は、策体部3Bの単位長さ当たりの質量等に基づいて予め決定される位置である。つまり、筐体5から引き出された策体部3Bの長さが長くなると、筐体5外に位置する策体部3Bの質量が大きくなるので、大きな引込力を必要とする。そして、策体部3Bが筐体5内に収納され、筐体5から引き出された策体部3Bの長さが短くなると、大きな引込力を必要としない。
そこで、本実施形態では、「可動領域の下端」及び可動錘13Aの質量を引込力の変化を考慮した値とすることにより、策体部3Bが筐体5に引き込まれる際の引き込み速度が大きく変化することを抑制している。
2.策体部(充電ケーブル)の移動を規制する機構
策体部3Bを筐体5内に引き込む力、つまり引込力の大部分は、上述したように、動滑車機構9に作用する重力である。このため、策体部3Bには常に引込力が作用する。
策体部3Bを筐体5内に引き込む力、つまり引込力の大部分は、上述したように、動滑車機構9に作用する重力である。このため、策体部3Bには常に引込力が作用する。
しかし、例えば、プラグ部3Aを電動車両側に移動させる際に、常に策体部3Bに引込力が作用すると、策体部3Bが筐体5に引き込まれてしまい、充電スタンド1の使い勝手が著しく悪化する。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、保持機構15を設けている。この保持機構15は、策体部3Bの移動を規制することにより、策体部3Bが引き出された状態を保持する。なお、本実施形態に係る保持機構15は、筐体5のうち出入口5Aの周囲に組み付けられている。
そして、保持機構15は、前記引込力に抵抗する抵抗力を発生させる抵抗体16を有している。抵抗体16は、策体部3Bの長手方向と交差する方向から策体部3Bに接触する当接部16Aを少なくとも1つ有し、かつ、当該当接部16Aにて前記引込力に抵抗する抵抗力を発生させる。
抵抗体16は、図4に示すように当接部16Aが策体部3Bに対して接触可能な第1ポジションと、図5に示すように当接部16Aが第1ポジションより策体部3Bから離隔した第2ポジションとの間で変位可能である。つまり、本実施形態に係る保持機構15は、抵抗体16を第1ポジションと第2ポジションとの間で揺動変位させる変位機構としても機能する。
なお、本実施形態に係る抵抗体16は、当接部16Aにて発生する摩擦力を前記抵抗力として策体部3Bに作用させる。そこで、以下、抵抗体16を摩擦カム16ともいう。
因みに、本実施形態に係る当接部16Aは、図4に示すように、略水平方向に移動する策体部3Bに対して上方側から策体部3Bに接触して策体部3Bを下方側に押圧することにより、前記抵抗力である摩擦力を発生させる。以下、第1ポジション時に摩擦カム16が策体部3Bを押圧する向きを、単に「押圧の向き」という。
因みに、本実施形態に係る当接部16Aは、図4に示すように、略水平方向に移動する策体部3Bに対して上方側から策体部3Bに接触して策体部3Bを下方側に押圧することにより、前記抵抗力である摩擦力を発生させる。以下、第1ポジション時に摩擦カム16が策体部3Bを押圧する向きを、単に「押圧の向き」という。
このため、策体部3Bを挟んで当接部16Aと反対側には、策体部3Bが押圧の向きに変位することを規制する荷重受部17が設けられている。これにより、策体部3Bが摩擦カム16により押圧されたときに、策体部3Bが下方側に大きく変位することが抑制される。
そして、本実施形態に係る荷重受部17は、策体部3Bの移動と共に従動回転可能なコロであって、策体部3Bを挟んで両側に鍔状のフランジ部17Aが設けられた糸巻き(ボビン)状の回転体である。
なお、摩擦カム16のうち少なくとも当接部16A側には、策体部3Bが押圧の向きと直交する方向、つまり水平方向に移動することを規制する一対の規制部16Bが設けられている。因みに、一対の規制部16Bは、当接部16Aから荷重受部17側に突出した突起部により構成されている。
また、摩擦カム16は、押圧の向きと直交する方向に延びる支持軸16Cにより揺動可能に支持されている。このため、摩擦カム16は、図6及び図7に示すように、第1ポジションと第2ポジションとの間を策体部3Bの移動方向に揺動できる。
すなわち、図6に示すように、当接部16Aは支持軸16Cに対して策体部3B側にずれた位置に設定され、かつ、当接部16Aは策体部3B側が凸となる円弧状の曲面にて構成されている。そして、摩擦カム16が第1ポジションとなり、支持軸16Cの中心と当接部16Aの頂部を通る仮想線L1が策体部3Bの長手方向と略直交すると、当接部16Aと策体部3Bとが接触し、前記抵抗力が発生する。
また、摩擦カム16のうち支持軸16Cを挟んで当接部16Aと反対側には、摩擦カム16を揺動変位させる連接棒18が揺動可能に連結されている。連接棒18のうち摩擦カム16との連結箇所と反対側には、作動棒19の長手方向一端側が揺動可能に連結されている。
因みに、連接棒18及び作動棒19等のロッド状の部材は、いわゆる「棒状(円柱状)」である必要はなく、操作力を伝達可能な部材であれば十分である。したがって、例えば、帯板状の部材や屈曲した部材等であってもよい。
操作部20は、摩擦カム16のポジションを変位させる際に利用者により操作される機構である。なお、本実施形態に係る操作部20は、例えば、ノック式ボールペン等に採用されているモーメンタリ作動方式を実現するための機構である。
すなわち、図6に示す状態、つまり第1ポジション時にノック部20Aが押圧操作されると、プッシュプルロッド20Bは、図7に示す状態、つまり第2ポジションとなり、その状態が維持される。また、図7に示す状態でノック部20Aが押圧操作されると、プッシュプルロッド20Bは、図6に示す状態となり、その状態が維持される。
因みに、本実施形態に係る操作部20、つまりモーメンタリ作動方式の機構は、ばね20C、及び直角三角形状の歯を有する冠歯車(図示せず。)等を有して構成されたものであって、フレーム20Dに固定されている。
そして、第1ポジション時にノック部20Aが押圧操作されると、その際の操作力により、ばね20Cが圧縮変形するとともに、前記冠歯車等の回転が規制されてばね20Cの圧縮変形状態、つまり第2ポジションが維持される。また、第2ポジション時にノック部20Aが押圧操作されると、前記冠歯車等の回転が許容されてばね20Cが伸張するため、第1ポジションに復帰する。
また、作動棒19は、その長手方向がプッシュプルロッド20Bの長手方向と平行となるように、フレーム20Dに変位可能に組み付けられている。そして、作動棒19の長手方向他端側は、連結部材20Eを介してプッシュプルロッド20Bに連結されている。このため、作動棒19は、プッシュプルロッド20Bの変位に機械的に連動して変位する。
ばね21は、少なくとも第1ポジション時において、摩擦カム16が第2ポジション側に揺動することを妨げる力を摩擦カム16に作用させる。つまり、コイル状のばね21は、図6に示すように、連接棒18に設けられた鍔状のばね座18Aとフレーム20Dとにより挟まれた状態となっている。
そして、摩擦カム16が第1ポジションにあるときに、仮に、摩擦カム16が引き出し方向に揺動すると、図8に示すように、第1ポジション時に比べて連接棒18がフレーム20D側に変位する。このため、ばね21が圧縮変形するため、摩擦カム16は、連接棒18を介してばね21から当該揺動を妨げる弾性力を受ける。
なお、引き出し方向とは、策体部3Bが引き出される際の策体部3Bの移動の向きをいう。そして、引き込み方向とは、策体部3Bが筐体5に収納される際の策体部3Bの移動の向きをいう。
ところで、摩擦カム16は筐体5内に位置しているので、利用者は摩擦カム16を直接的に操作することができない。しかし、摩擦カム16が第1ポジションにあるときに、利用者が策体部3Bを引き出すと、当接部16Aで発生する摩擦力により、摩擦カム16は第2ポジション側に揺動し、ばね21が圧縮変形する。
このとき、ばね21は、摩擦カム16が第2ポジション側に揺動することを妨げる力を摩擦カム16に作用させているので、摩擦カム16は、策体部3Bから離隔するまで第2ポジション側に揺動することはない。しかし、当接部16Aと策体部3Bとの接触面圧が減少するので、策体部3Bと当接部16Aとの接触部で発生する摩擦力、つまり前記抵抗力が低下する。
一方、摩擦カム16が第1ポジションにあるときに、摩擦カム16が引き込み方向に揺動することはない。すなわち、第1ポジションにある摩擦カム16が引き込み方向に揺動するには、作動棒19及び連接棒18が、図6に示す状態よりも引き出し方向(紙面右側)に変位する必要がある。
しかし、第1ポジション時には、連結部材20Eがフレーム20Dに接触しているので、連結部材20Eが更に引き出し方向(紙面右側)に変位することはできない。このため、作動棒19及び連接棒18も、図6に示す状態よりも引き出し方向(紙面右側)に変位できない。
そして、摩擦カム16が第1ポジションにあるときに、摩擦カム16が引き込み方向に揺動することはないので、策体部3Bに作用する摩擦力が維持され、引き出された策体部3Bの状態が保持される。
3.本実施形態に係る充電スタンドの特徴
本実施形態では、上述したように、当接部16Aを策体部3Bに接触させて動滑車機構9による引込力に抵抗する抵抗力を発生させることにより、充電ケーブル3の引き出し長さを調節できる。
本実施形態では、上述したように、当接部16Aを策体部3Bに接触させて動滑車機構9による引込力に抵抗する抵抗力を発生させることにより、充電ケーブル3の引き出し長さを調節できる。
したがって、本実施形態では、利用者の意図に反して充電ケーブル3が巻き取られ、利用者が意図した状態を保持できないという問題を解決しつつ、充電ケーブル3の引き出し長さを利用者の意図した長さとすることが可能となる。
また、本実施形態では、少なくとも第1ポジション時においては、引き出し方向に摩擦カム16が揺動することを許容し、かつ、引き込み方向に摩擦カム16が揺動することを禁止することを特徴としている。これにより、第1ポジションにおいては、策体部3Bが引き込まれることを抑制した状態で策体部3Bを引き出すことが可能となる。
そして、第1ポジション時に摩擦カム16が引き出し方向に揺動したときに、摩擦カム16の揺動を妨げる力を摩擦カム16に作用させるばね21を有しているので、摩擦カム16が過度に策体部3Bから離間するように揺動変位してしまうことを抑制できる。
ところで仮に、充電ケーブル3の移動を規制する機構をラチェット機構にて構成すると、ラチェット歯車が回転する際に、ラチェット歯車の歯と歯止部材とが衝突し、「カチカチ」といった衝突音等が発生してしまう。
しかし、本実施形態では、当接部16Aを策体部3Bに接触させて抵抗力を発生させて充電ケーブル3の移動を規制するので、衝突音等が発生することはく、充電ケーブル3を出し入れする際の静粛性を向上させることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、摩擦カム16を揺動させることにより第1ポジションと第2ポジションとを切り替えたが、本実施形態は、図9〜図12に示すように、摩擦カム16を策体部3Bの長手方向と交差する方向に変位させることにより、第1ポジションと第2ポジションとを切り替えるものである。なお、本実施形態では、上下方向が策体部3Bの長手方向と交差する方向となる。
第1実施形態では、摩擦カム16を揺動させることにより第1ポジションと第2ポジションとを切り替えたが、本実施形態は、図9〜図12に示すように、摩擦カム16を策体部3Bの長手方向と交差する方向に変位させることにより、第1ポジションと第2ポジションとを切り替えるものである。なお、本実施形態では、上下方向が策体部3Bの長手方向と交差する方向となる。
本実施形態に係る保持機構15は、斜面カム20F、摺接部18B、ロッド部18C及びばね21A等から構成されている。斜面カム20Fは、ノック部20Aの押圧操作と連動して変位する。なお、斜面カム20Fのカム面、つまり摺接部18Bと摺接する面は、斜面カム20Fの変位方向に対して傾斜している。
摺接部18Bは、摩擦カム16に一体化されたロッド部18Cに設けられている。ロッド部18Cは、摩擦カム16の変位方向に延びる棒状の部材である。ばね21Aは、摺接部18Bを斜面カム20Fに押し付ける。
そして、図9に示す第1ポジション時にノック部20Aが押圧操作されると、図11に示す第2ポジションとなる。また、第2ポジション時にノック部20Aが押圧操作されると、第1ポジションとなる。
(第3実施形態)
本実施形態は、第2実施形態の変形例である。すなわち、第2実施形態では摩擦カムにて抵抗体16を構成したが、本実施形態は、図13及び図14に示すように、引き出し方向に回転可能であって、かつ、引き込み方向に回転不可なローラにて抵抗体16を構成したものである。なお、図13及び図14では、操作部20は省略されており、図示されていない。
本実施形態は、第2実施形態の変形例である。すなわち、第2実施形態では摩擦カムにて抵抗体16を構成したが、本実施形態は、図13及び図14に示すように、引き出し方向に回転可能であって、かつ、引き込み方向に回転不可なローラにて抵抗体16を構成したものである。なお、図13及び図14では、操作部20は省略されており、図示されていない。
つまり、本実施形態は、引き出し方向のみに回転を許容するワンウェイクラッチを備えるローラにより抵抗体16を構成している。このため、本実施形態では、第1ポジション時においては、策体部3Bが引き込まれることを抑制した状態で策体部3Bを引き出すことが可能となる。
また、第2ポジション時においては、策体部3Bから抵抗体16が離隔するため、策体部3Bはいずれの方向にも移動可能となり、動滑車機構9の引込力により策体部3Bが筐体5内に引き込まれていく。
なお、ガイド部23A、23Bは、策体部3Bの移動を案内する部材である。そして、本実施形態に係るガイド部23A、23Bは、策体部3Bと接触することにより、策体部3Bの移動と共に従動回転可能なコロにて構成されている。
(第4実施形態)
上述の実施形態では、抵抗体16の位置を第1ポジションと第2ポジションとの間で変位させるものであったが、本実施形態は、抵抗体16を変位させるのではなく、抵抗体16を変形させることにより、当接部16Aにて引込力に抵抗する抵抗力を発生させる場合と当該抵抗力を消失させる場合とを切り替えるものである。
上述の実施形態では、抵抗体16の位置を第1ポジションと第2ポジションとの間で変位させるものであったが、本実施形態は、抵抗体16を変位させるのではなく、抵抗体16を変形させることにより、当接部16Aにて引込力に抵抗する抵抗力を発生させる場合と当該抵抗力を消失させる場合とを切り替えるものである。
すなわち、本実施形態は、図15に示すように、略C字状に形成された弾性変形可能なクリップにより抵抗体16を構成したものである。このため、本実施形態に係る当接部16Aは、クリップの内周面となるので、策体部3Bの外周面に沿うような曲面状となる。
そして、本実施形態においても、第1〜3実施形態と同様に、充電ケーブル3を出し入れする際の静粛性を向上させることができる。
なお、ガイド部22A〜22Dは、策体部3Bの移動を案内する部材である。そして、本実施形態に係るガイド部22A〜22Dは、策体部3Bと接触することにより、策体部3Bの移動と共に従動回転可能なコロにて構成されている。
なお、ガイド部22A〜22Dは、策体部3Bの移動を案内する部材である。そして、本実施形態に係るガイド部22A〜22Dは、策体部3Bと接触することにより、策体部3Bの移動と共に従動回転可能なコロにて構成されている。
(第5実施形態)
上実施形態に係る操作部20は、例えば、ノック式ボールペン等に採用されているモーメンタリ作動方式であったが、本実施形態に係る操作部20は、ノック部20Aが押圧されている間のみ第2ポジションとなり、ノック部20Aが押圧されていない状態では第1ポジションとなる作動方式である。
上実施形態に係る操作部20は、例えば、ノック式ボールペン等に採用されているモーメンタリ作動方式であったが、本実施形態に係る操作部20は、ノック部20Aが押圧されている間のみ第2ポジションとなり、ノック部20Aが押圧されていない状態では第1ポジションとなる作動方式である。
すなわち、図16(a)及び図16(b)に示すように、本実施形態に係る操作部20では、プッシュプルロッド20Bは、ノック部20Aと一体的に変位する。図示しない復帰ばねは、ノック部20A及びプッシュプルロッド20Bを第1ポジション時側の位置に向けて押圧している。
プッシュプルロッド20Bの変位は、連接棒18を介して摩擦カム16に伝達される。連接棒18の長手方向一端側はプッシュプルロッド20Bに揺動可能に連結されている。連接棒18の長手方向他端側は、第1実施形態と同様に、摩擦カム16に揺動可能に連結されている。
そして、ノック部20Aが利用者により押圧されると、図16(a)の二点鎖線で示すように、摩擦カム16は第2ポジションとなる。ノック部20Aが押圧されていない状態では、上記復帰ばねの弾性力により、図16(a)の実線で示すように、摩擦カム16は第1ポジションとなる。
したがって、本実施形態に係る操作部20は、ノック部20Aが押圧されている間のみ第2ポジションとなり、ノック部20Aが押圧されていない状態では第1ポジションとなる。
(第6実施形態)
本実施形態は、第5実施形態の変形例である。すなわち、図17(a)及び図17(b)に示すように、プッシュプルロッド20Bの側面にはラック部20Gが設けられている。摩擦カム16には、支持軸16Cを回転中心として摩擦カム16と一体化され、かつ、ラック部20Gに噛み合うピニオン16Dが設けられている。
本実施形態は、第5実施形態の変形例である。すなわち、図17(a)及び図17(b)に示すように、プッシュプルロッド20Bの側面にはラック部20Gが設けられている。摩擦カム16には、支持軸16Cを回転中心として摩擦カム16と一体化され、かつ、ラック部20Gに噛み合うピニオン16Dが設けられている。
このため、ノック部20Aが利用者により押圧されると、図17(a)の二点鎖線で示すように、ピニオン16Dが回転して摩擦カム16は第2ポジションとなる。ノック部20Aが押圧されていない状態では、上記復帰ばねの弾性力により、プッシュプルロッド20Bが第1ポジション側に復帰するため、図17(a)の実線で示すように、摩擦カム16は第1ポジションとなる。
したがって、本実施形態に係る操作部20は、ノック部20Aが押圧されている間のみ第2ポジションとなり、ノック部20Aが押圧されていない状態では第1ポジションとなる。
(第7実施形態)
上述の実施形態では、ノック部20Aが水平方向に変位する構成であったが、本実施形態は、図18に示すように、水平方向と異なる方向(例えば、鉛直方向)にノック部20Aが変位する構成としたものである。
上述の実施形態では、ノック部20Aが水平方向に変位する構成であったが、本実施形態は、図18に示すように、水平方向と異なる方向(例えば、鉛直方向)にノック部20Aが変位する構成としたものである。
なお、図18に示す例では、第6実施形態と同様に、ラック部20G及びピニオン16Dを有する操作部20であるが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、その他の操作部20を用いてもよい。因みに、図18では、ラック部20G及びピニオン16Dは省略されている。
また、本実施形態では、出入口5A又はその近傍には、策体部3Bに付着した異物を除去する除去部材25が設けられている。除去部材25は、例えば、刷毛状のブラシにて構成されている。
これにより、策体部3Bの出し入れ時等の策体部3Bが筐体5に対して移動したときに、除去部材25が策体部3Bに摺接する。したがって、除去部材25により、策体部3Bの表面に付着した異物が自動的に除去される。
出入口5Aの下方側には、策体部3Bに摺接して回転する出口ローラ27が設けられている。出口ローラ27は、アーム27Aを介して筐体5に揺動可能に組み付けられている。そして、出入口5Aに対して策体部3Bが出入する際に、策体部3Bに摺接して回転することにより、策体部3Bの移動を案内する。
(第8実施形態)
上述の実施形態に係る充電スタンド1は、充電スタンドそれ自体が独立したものであったが、本実施形態は、図19に示すように、筐体5がカーポートや門扉の支柱部30を兼ねることにより、静滑車機構7、動滑車機構9及び策体部3B等を支柱部41内に格納したものである。
上述の実施形態に係る充電スタンド1は、充電スタンドそれ自体が独立したものであったが、本実施形態は、図19に示すように、筐体5がカーポートや門扉の支柱部30を兼ねることにより、静滑車機構7、動滑車機構9及び策体部3B等を支柱部41内に格納したものである。
すなわち、図20に示すように、支柱部30を兼ねる筐体5内には、上述の実施形態と同様に、静滑車機構7、動滑車機構9及び策体部3B等の充電スタンド1を構成する機器が収納されている。同様に、プラグ載置部11も支柱部30に設けられている。
本実施形態では、策体部3B、つまり充電ケーブル3をフラットケーブル等の断面形状が扁平状となっているケーブルを使用している。そして、充電ケーブル3のフラット面が滑車7A、9Aの外周面と接触する構成となっている。
これにより、本実施形態では、静滑車機構7及び動滑車機構9等を小型にすることができる。延いては、静滑車機構7及び動滑車機構9等を筐体5をなす支柱部30に収納することができる。
(第9実施形態)
本実施形態は、動滑車機構9等の構成を簡略化したものである。すなわち、図21(a)〜図21(c)に示すように、動滑車機構9の滑車9Aを策体部3Bの移動とともに回転する滑車に代えて、策体部3Bが移動する際に当該策体部3Bと滑り接触(摺接ともいう。)する滑車9Bとしたものである。
本実施形態は、動滑車機構9等の構成を簡略化したものである。すなわち、図21(a)〜図21(c)に示すように、動滑車機構9の滑車9Aを策体部3Bの移動とともに回転する滑車に代えて、策体部3Bが移動する際に当該策体部3Bと滑り接触(摺接ともいう。)する滑車9Bとしたものである。
なお、本実施形態に係る滑車9Bは、環状に形成された部材の内周面に策体部3Bが摺接するが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば当該滑車9BをJ字状のフック形状としてもよい。
また、図21(a)に示す動滑車機構9及び上述の実施形態に係る動滑車機構では、錘9C又は自重を利用して動滑車機構9を下方側に変位させる力を発生させている。図21(b)及び図21(c)に示す動滑車機構9では、ぜんまいばねを有する巻取装置(巻取リール)9Dやコイルばね9E等の弾性部材を用いて動滑車機構9を下方側に変位させる力を発生させている。
以上のように、本実施形態では、動滑車機構9等の構成を簡略化したので、動滑車機構9等の小型化を図ることができ、動滑車機構9等を筐体5をなす支柱部30に容易に収納することが可能となる。
なお、本実施形態では、摩擦カム16を電動モータ(図示せず。)により回転駆動される駆動ローラとし、かつ、荷重受部17を策体部3Bの移動と共に従動回転する従動ローラとしている。そして、本実施形態では、電動モータの回転を制御することにより、策体部3Bの移動及び停止を制御している。
因みに、電動モータの制御は、利用者により操作されるモータ起動スイッチ(図示せず。)、又は策体部3B、駆動ローラ(摩擦カム16)若しくは荷重受部17(従動ローラ)に作用する力を検知するセンサ(図示せず。)を利用して制御される。
(その他の実施形態)
第1実施形態においては、連接棒18と作動棒19との連結部、及び連接棒18と摩擦カム16との連結部は、ピン等の丸棒と当該丸棒が嵌り込む丸穴により構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
第1実施形態においては、連接棒18と作動棒19との連結部、及び連接棒18と摩擦カム16との連結部は、ピン等の丸棒と当該丸棒が嵌り込む丸穴により構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、当該丸棒が嵌り込む穴を長穴状とするとともに、ばね等の弾性部材により当該丸棒を長穴の長径方向一端側に押し付ける構成としてもよい。これにより、少なくとも第1ポジション時においては、引き出し方向に摩擦カム16が揺動することを許容し、かつ、引き込み方向に摩擦カム16が揺動することを禁止できる。
また、第2及び第3実施形態では、策体部3Bの長手方向と直交する方向、つまり上下方向に抵抗体16を変位させたが、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、策体部3Bの長手方向と交差する方向に変位させれば十分である。
また、上述の実施形態では、当接部16Aと策体部3Bとの接触部で発生する摩擦力を抵抗力として利用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、摩擦力以外の力、例えば、当接部16Aを三角状として、当接部16Aを策体部3Bに食い込ませることにより発生する係止力を抵抗力として利用してもよい。
また、本発明に係る引込機構は、上述の実施形態に示される重力を利用した機構は勿論のこと、ぜんまいばね等の弾性部材を用いた機構であってもよく、充電ケーブル3を筐体5内に引き込む力を発生させることが可能な構成であれば十分である。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 充電スタンド 3… 充電ケーブル 3A… プラグ部
3B… 策体部 5… 筐体 5A… 出入口 7… 静滑車機構
7A… 滑車 9… 動滑車機構 9A… 滑車 11… プラグ載置部
11A… カバー 13… 案内部材 13A… 可動錘 15… 保持機構
16A… 当接部 16… 抵抗体(摩擦カム) 16B… 規制部
16C… 支持軸 17… 荷重受部 17A… フランジ部 18… 連接棒
18A… 座 18B… 摺接部 18C… ロッド部 19… 作動棒
20… 操作部 20A… ノック部 20B… プッシュプルロッド
20D… フレーム 20E… 連結部材
3B… 策体部 5… 筐体 5A… 出入口 7… 静滑車機構
7A… 滑車 9… 動滑車機構 9A… 滑車 11… プラグ載置部
11A… カバー 13… 案内部材 13A… 可動錘 15… 保持機構
16A… 当接部 16… 抵抗体(摩擦カム) 16B… 規制部
16C… 支持軸 17… 荷重受部 17A… フランジ部 18… 連接棒
18A… 座 18B… 摺接部 18C… ロッド部 19… 作動棒
20… 操作部 20A… ノック部 20B… プッシュプルロッド
20D… フレーム 20E… 連結部材
Claims (11)
- 電動車両用の充電ケーブルを収容する充電スタンドであって、
前記充電ケーブルを収容するとともに、前記充電ケーブルが出入りする出入口が設けられた筐体と、
前記充電ケーブルを前記筐体内に引き込む引込機構と、
前記充電ケーブルの長手方向と交差する方向から前記充電ケーブルに接触する当接部を有し、当該当接部にて前記引込機構の引き込み力に抵抗する抵抗力を発生させる抵抗体と
を備えることを特徴とする充電スタンド。 - 前記抵抗体は、前記当接部にて発生する摩擦力を前記抵抗力として前記充電ケーブルに作用させることを特徴とする請求項1に記載の充電スタンド。
- 前記抵抗体は、前記当接部が前記充電ケーブルに対して接触可能な第1ポジションと、前記当接部が前記第1ポジションより前記充電ケーブルから離隔した第2ポジションとの間で変位可能であることを特徴とする請求項2に記載の充電スタンド。
- 前記充電ケーブルの移動方向において、前記抵抗体を前記第1ポジションと前記第2ポジションとの間で揺動可能に支持する支持軸を備えることを特徴とする請求項3に記載の充電スタンド。
- 前記抵抗体を前記第1ポジションと前記第2ポジションとの間で揺動変位させる変位機構を備え、
前記充電ケーブルが引き出される際の前記充電ケーブルの移動の向きを引き出し方向と呼び、かつ、前記充電ケーブルが前記筐体に収納される際の前記充電ケーブルの移動の向きを引き込み方向と呼ぶとき、
前記変位機構は、少なくとも前記第1ポジション時においては、前記引き出し方向に前記抵抗体が揺動することを許容し、かつ、前記引き込み方向に前記抵抗体が揺動することを禁止することを特徴とする請求項4に記載の充電スタンド。 - 前記変位機構は、前記第1ポジション時に前記抵抗体が前記引き出し方向に揺動したときに、前記抵抗体の揺動を妨げる力を前記抵抗体に作用させる揺動抵抗部材を有することを特徴とする請求項5に記載の充電スタンド。
- 前記揺動抵抗部材は、弾性変形可能な弾性部材であることを特徴とする請求項6に記載の充電スタンド。
- 前記変位機構は、
利用者により操作される操作部、
前記抵抗体に対して揺動可能に連結され、前記抵抗体を揺動変位させる連接棒、及び
前記連接棒が連結され、前記操作部の操作を前記連接棒に伝達する作動棒を有しており、
前記揺動抵抗部材は、前記連接棒及び前記作動棒のうち少なくとも一方に対して変位を妨げる向きの弾性力を作用させることを特徴とする請求項7に記載の充電スタンド。 - 前記充電ケーブルが引き出される際の前記充電ケーブルの移動の向きを引き出し方向と呼び、かつ、前記充電ケーブルが前記筐体に収納される際の前記充電ケーブルの移動の向きを引き込み方向と呼ぶとき、
前記抵抗体は、前記引き出し方向に回転可能であって、かつ、前記引き込み方向に回転不可なローラにて構成されていることを特徴とする請求項3に記載の充電スタンド。 - 前記抵抗体を前記充電ケーブルの移動方向と直交する方向に変位させることにより、前記第1ポジションと前記第2ポジションとを切り替える変位機構を備えることを特徴とする請求項9に記載の充電スタンド。
- 前記当接部は、前記充電ケーブルの外周面に沿うような曲面状であり、
さらに、前記抵抗体は、略C字状に形成された弾性変形可能なクリップにより構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の充電スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013098789A JP2014005148A (ja) | 2012-06-01 | 2013-05-08 | 充電スタンド |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107310421A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-11-03 | 江苏神电气有限公司 | 一种易收纳的充电桩装置 |
KR20180001337U (ko) * | 2016-10-28 | 2018-05-09 | 대영채비(주) | 전기자동차 충전기용 자동 릴 장치 |
JP2020150651A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 三菱自動車工業株式会社 | 充電装置 |
CN112140928A (zh) * | 2020-09-17 | 2020-12-29 | 马鞍山绿色兄弟科技有限责任公司 | 一种一桩多充型电动汽车用充电桩 |
CN112645138A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-04-13 | 杭州南华汽车配件有限公司 | 一种用于升降工作平台的伸长线束机构 |
WO2023194297A1 (de) * | 2022-04-07 | 2023-10-12 | Igus Gmbh | Zuführsystem und rücklaufbremsenmodul für eine leitung, insbesondere für ein elektrofahrzeug-ladekabel |
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2013
- 2013-05-08 JP JP2013098789A patent/JP2014005148A/ja active Pending
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WO2023194297A1 (de) * | 2022-04-07 | 2023-10-12 | Igus Gmbh | Zuführsystem und rücklaufbremsenmodul für eine leitung, insbesondere für ein elektrofahrzeug-ladekabel |
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