JP2014004323A - ロッキング椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】椅子は脚装置1と座2と背もたれ3とを備えており、脚装置1は前後にネスティングできるように前後足10,11の左右間隔が相違している。背もたれ3は、支持フレーム19の上端に設けた上支軸17を中心にして後傾動する。座2は、支持フレーム9に跳ね上げ回動自在に連結された可動式ベース4に前後スライド自在に取り付けられており、背もたれ3が後傾すると、受動アーム42が押動部43で押されて座2が前進する。ロッキング時に座2が前進するため、ネスティング可能な椅子でありながらリラックス性に優れている。リンク材を使用した連動機構ではないため、ネスティング椅子でありながら、座2を背もたれ3にシンクロさせることができる。
【選択図】図22
Description
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜図5を参照して第1実施形態の概要を説明する。なお、以下の説明で方向を特定するため「前後」「左右」の文言を使用するが、これは、椅子に普通に腰掛けた人から見た状態を基準にしている。正面視方向は着座者と対向した方向である。
次に、従前の図に加えて図6以下も図面も参照して各部位の詳細を説明する。まず、固定式ベース8の構造、及び背もたれ3とその取り付け構造を説明する。例えば図3に示すように、固定式ベース8は上向きに開口した箱状の形態と成しており、左右中間部にセンターブラケット23を固定し、底板とセンターブラケット23とに溶接で固定したブッシュ(図示せず)に、脚支柱4の上端が下方から嵌着している。
次に、座2とその取り付け構造の詳細を説明する。図5に示すように、可動式ベース14は左右側板14aを有していて上向きコの字型になっており、その後部下面に、左右の起立部33aを有する第3ブラケット33をビス止めや溶接等で固定し、起立部33aが左右横長の第2支軸15で支持フレーム9の上下中途部に回動可能に連結されている。なお、可動式ベース14は樹脂やアルミの成形品を採用してもよく、起立部33aを可動式ベース14に一体に設けることも可能である。
既に説明したように、椅子に腰掛けた人が背もたれ3に凭れ掛かると座2が前進し、これにより、椅子の使用者はロッキング状態で身体が伸びる傾向を呈する。このため、座2を跳ね上げてネスティングできる椅子でありながら、高いリラックス効果を得ることができて、座り心地に優れている。
次に、第2実施形態を図11〜図28に基づいて説明する。まず、椅子の概略を主として図11〜図20に基づいて説明する。本実施形態において、図面の符号は第1実施形態とは独立して付与している。従って、両実施形態は、同じ符号でも部材が相違していることが殆どである。
次に、各部位の詳細を説明する。まず、主として図15〜図17を参照してスライド機構を説明する(図16ではばねは省略している)。既述のように、可動式ベース4には、座2が固定された左右一対のスライダー36が配置されている。
次に、従前の図に加えて図18,19も参照してスライダー36と支持ステー40と座板6との関係を説明する。図15(B)(C)のとおり、スライダー36の後端には後ろ向き片36dを設けて、これを支持ステー40にビス41及びナット(袋ナット)58で固定している。支持ステー40のうちスライダー36の固定部は上向き膨出部40aになっており、上向き膨出部40aに凹み形成した段部40bにスライダー36の突片36cを固定している。このため、支持ステー40は高い剛性を保持している。なお、ナット58を使用せず、ビス41を支持ステー40に直接ねじ込むことも可能である。
次に、主として図20,21に基づいて、ロッキングに伴う座の押動機構を説明する。図20,21のとおり、支持ステー40における受動アーム42の上端には既述のとおり樹脂製の冠部材44を装着している。冠部材44は側面視で概ね円形に近い形態であり、受動アーム42の上端が嵌まる下向き開口溝75を設けている。
図23では、第1実施形態と同様に回転椅子に適用した例を示している。この例では、ガスシリンダより成る脚支柱96の上端に設けた昇降ベース97に左右の支持フレーム19を設け、この支持フレーム98に背もたれ3と可動式ベース4とを回動自在に連結している。昇降ベース97の前端には可動ベース体4の支持部97aを設けている。背もたれ3と可動式ベース4との連結構造は上記した実施形態と同じである。脚装置1は、第1実施形態と同様に、脚筒99に対する取り付け位置の高さを変えた2本ずつの枝足101,102を有している。このため、座部5を跳ね上げると前後にネスティングすることができる。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、座や背もたれの形態は必要に応じて任意に設定できる。ロッキングに対して抵抗を付与するばね手段としては、トーションバーや板ばねなど各種のばねを採用できる。背もたれの後傾姿勢を制御するガスシリンダ等のロック手段を設けることも可能である。背もたれ又は座は、その外周を構成するフレーム材にメッシュ状等の可撓性シート材を張った構造とすることも可能である。
1 脚装置
2 座
3 背もたれ
4 脚支柱(ガスシリンダ)
6 枝足
8 固定式ベース
9 支持フレーム
12 第1支軸(背もたれの傾動中心)
14 可動式ベース
15 第2支軸(座の跳ね上げ回動中心)
16 連動手段を構成する主動アーム(押動部)
17 連動手段を構成する押動板
18 連動手段を構成する受動アーム
20 連動手段を構成する従動ピン
23 背板
34,35 座板
45 座受け体を構成する可動レール
51 固定レール
53 ばね
55 背フレーム
[第2実施形態]
1 脚装置
2 座
3 背もたれ
4 可動ベース体
11 後足
17 上支軸
19 支持部材の一例としての支部フレーム(脚支柱)
21 可動ベース体の本体部
22 可動ベース体の角状アーム
23 角状アームのボス部
24 下支軸
29 背もたれ本体
32 背もたれの軸受け部
36 座受け体を構成するスライダー
37 ばね
40 座受け体を構成する支持ステー
42 受動アーム
43 押動部
43c 中板
43d フロントリブ
44 冠部材
Claims (5)
- 背もたれの後傾動に連動して座が前進する構成であり、前記座又はこれが取り付いた座受け体の後部に上向きの受動アームを設ける一方、前記背もたれの下端部に、前記受動アームを押す押動部を設けている、
ロッキング椅子。 - 前記座及び背もたれを支持する脚装置はその複数個を前後に嵌め合わせ可能であり、前記脚装置又はこれに設けた支持部材に、前記座が前後動自在に装着された可動ベース体が跳ね上げ回動自在に連結されており、前記可動ベース体を上向きに跳ね上げると前記脚装置が前後に嵌め合わせ可能になっている、
請求項1に記載したロッキング椅子。 - 前記受動アームの上端には、当該受動アームの上端よりも左右幅が厚い樹脂製の冠部材が装着されている一方、前記背もたれの押動部は前記冠部材に上から嵌まるポケット状に形成されており、前記可動ベース体を跳ね上げた状態でも、前記押動部が冠部材に被さっている、
請求項2に記載したロッキング椅子。 - 前記ポケット状の押動部は、前記冠部材に手前から当たるフロントリブを有しており、前記フロントリブが冠部材に当たることで背もたれの前傾動が阻止されている、
請求項3に記載したロッキング椅子。 - 前記座は前後動自在な座受け部材に取り付けられており、前記座受け部材に前記受動アームを設けている、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載したロッキング椅子。
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