JP2014004026A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機枠に取付けられた遊技盤と、遊技盤を前後に貫通するように形成された開口と、開口の後方に設けられ、開口を介して目視可能な表示画面を有する演出表示装置と、表示画面に所定の演出表示を表示させる演出表示制御手段と、表示画面の上部において遊技盤の後方、かつ、表示画面の前方に配置された可動体と、可動体を上下方向に移動させる可動体制御手段とを備えた遊技機であって、可動体は、非作動時には遊技者から視認困難な位置にあり、作動時には遊技者から視認可能な複数の演出表示領域を有する回転リールを備え、演出表示制御手段は、回転リールの回転停止によって遊技者に視認される演出表示領域に表示された演出表示と関連する表示を表示画面上に表示する。
【選択図】図3
Description
本発明は、演出表示装置の表示画面の前方においてより意外性や変化に富んだ演出を遊技者に提供できる可動体を備えた遊技機を提供する。
本構成によれば、第1可動体が非作動時において遊技者から視認困難な位置に置かれ、作動時において遊技者から視認可能な複数の演出表示領域を有する回転リールを備えているため、第1可動体の動作時において突如としてそれまで視認困難であった回転リールが出現することにより、意外性のある演出を実行することが可能となる。
また、演出表示制御手段が回転リールの回転停止によって遊技者に視認される演出表示領域に表示された演出表示と関連する表示を表示画面上に表示することから、回転リールの演出表示領域に表示された演出表示と、これに関連する表示画面上の表示とが協調した演出を遊技者に見せることができ、遊技者の期待感を増大させることができる。
また、遊技盤の後方、かつ、表示画面の前方左右端部に1対配置され、表示画面の左右方向に移動可能な第2可動体をさらに備え、可動体制御手段は、第2可動体を、第1可動体の下方向への移動に伴って表示画面の前方を左右方向に移動して表示画面の中央側へ移動させる構成とした。
本構成によれば、可動体制御手段が表示画面の前方左右端部に1対配置され、表示画面の左右方向に移動可能な第2可動体を、表示画面の上部に配置された第1可動体の下方向への移動に伴って表示画面の前方を左右方向に移動して表示画面の中央側へ移動させることから、回転リールの出現時期と、左右方向に配置された可動体の移動動作が同調するため、よりインパクトのある演出とすることができる。
また、第2可動体は、それぞれ表示画面の中央側への移動に伴って互いに離れる方向に回転する上側顔部及び下側顔部を備え、演出表示制御手段は、回転リールの回転停止によって遊技者に視認される演出表示領域に表示された演出表示と関連する表示を移動後の各可動体により囲まれた表示画面内に表示する構成とした。
本構成によれば、回転リールの回転停止によって遊技者に視認される演出表示領域に表示された演出表示と関連する表示が、あたかも上側顔部及び下側顔部を備えた可動体の口から発せられたメッセージであるかのような印象を与えることができ、よりインパクトのある演出を遊技者に見せることが可能となる。
なお、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、特徴群を構成する個々の構成もまた発明となり得る。
なお、以下の説明において遊技機の一例としてのパチンコ機の各部の左右方向は、そのパチンコ機に正対する遊技者にとっての左右方向に一致させて説明する。
センター飾り枠80は、枠の外側に張り出すように設けられた取付フランジ85を備え、取付フランジ85が盤面19にねじ等で固定されることにより盤面19に取付けられる。センター飾り枠80は、下部枠にステージ部81を備えるとともに、左枠部にステージ部81への球の導入路82を備える。
また、ステージ部81に入り込んだ球は庇部81cよりも上方に移動することはなく、ステージ部81の下方の遊技領域20Aに落下する。即ち、遊技領域20Aを流下する球が遊技盤20の開口34の内側に入り込むことはない。
なお、センター飾り枠80は、遊技盤20の開口34の上縁、左縁、右縁より前方に突出するように設けられた構成、あるいは、遊技盤20の開口34の上縁、左縁より前方に突出するように設けられた構成である。センター飾り枠80が、遊技盤20の開口34の上縁、左縁より前方に突出するように設けられた構成の場合、遊技盤20の開口34の右縁より前方に突出する右側飾り枠は、後述する右前側可動体ユニット600の後側ベース板613より前方に延長するように設けられた飾り枠690(図2参照)により構成される。
第1始動入賞口30A,第2始動入賞口30Bは、遊技領域20Aの中央部において上下方向に分かれて配設される。第1始動入賞口30A又は第2始動入賞口30Bに球が入賞すると、主制御装置100によって特別図柄抽選(以下、特図抽選という)等の各種の抽選処理が実行され、当該各種の抽選処理の結果が特別図柄表示器40A;40Bや演出表示装置50の表示画面51上に反映されて表示される。
また、第1始動入賞口30A又は第2始動入賞口30Bに遊技球が入賞すると予め設定された所定の個数(例えば3個)の賞球が、払出制御装置300の制御によって動作する賞球払出装置301によって遊技者に対して払い出される。
ここで、例えば第1特図抽選の結果が「外れ」である場合には「−」が停止表示され、「当り」である場合には「○」が停止表示される。
なお、第1特別図柄表示装置40A及び第2特別図柄表示装置40Bの構成としては、7セグメント表示器や、複数のランプにより構成された表示器であってもよく、特定の数字の組み合わせや、ランプの点灯態様により抽選の結果を示すものであってもよい。
ここで、第1特図抽選又は第2特図抽選の結果が「当り」である場合の演出図柄Sの停止態様は、3つの演出図柄Sが予め設定されたライン上において同一の数字又はキャラクターで停止した態様である(図3参照)。一方、「外れ」である場合の停止態様は、上記以外の態様で停止した態様である。
詳細は後述するが主制御装置100から演出表示制御手段200Aに送信される演出用のコマンドには、演出図柄Sの変動時間に係る情報等が含まれる。
演出表示制御手段200A側では、上記演出用のコマンドに含まれる情報を解析した上で必要な画像データや動画データ等を読み出し、当該データを演出表示装置50の表示画面51上に出力することにより、演出図柄Sの変動表示中に遊技者に対して多様な演出表示を提供する。
また、演出制御装置200の可動体制御手段200Bは、演出表示制御手段200Aから送信される内部コマンドに応じて、後述する複数の可動体ユニット400;500;600;600A;700;700Aを所定の態様により動作させ、その動作態様によって遊技を盛り上げる。また、演出制御装置200の音声制御手段200Cは、演出表示制御手段200Aから送信される内部コマンドに応じて演出図柄Sの変動時間や演出に対応した音声データを読み出してスピーカ8を制御することにより遊技進行中において遊技を盛り上げる音声を提供する。
以下、本実施形態に係るパチンコ機1に搭載された複数の可動体ユニットのうちの一部について詳説する。
一方、上可動体ユニット400の作動状態においては、上可動体401が下方に移動して、下顎部材403及び後述する回転リール410が、上部飾り部83の下端より下方でかつ演出表示装置50の表示画面51の前方に位置し、下顎部材403及び回転リール410の全域を遊技者が目視可能となる。即ち、上可動体401の回転リール410は、上可動体ユニット400の作動時のみに遊技者から目視可能である。
また、図3に示すように、センター飾り枠80の上部飾り部83は、後述する上可動体401の下顎部材403の下顎以外の顔部分を形成する飾り顔部83Aを有し、上可動体401が下方に移動した際に、飾り顔部83Aと下顎部材403とで人間の顔の形を呈する。
上可動体401は、人の下顎の形をした下顎部材403と、当該下顎部材403の上方において回転する回転リール装置404と、下顎部材403と回転リール装置404とを所定の位置関係に連結する連結板405とを備える。
417A〜417Cが設けられる。例えば、演出表示領域417Aには、「FIGHT」というメッセージが表示され、演出表示領域417Bには「燃える!」というメッセージが表示され、演出表示領域417Cには「非常識」というメッセージが表示されている。
また、これらのメッセージが表示された演出表示領域417A〜417Cは、回転リール410の円周上において例えば、120°の間隔を持って設けられており、演出表示領域417A〜417Cいずれかの面が遊技者に対して正対して停止することにより、遊技者は演出表示領域417A〜417Cに表示されたメッセージを読み取ることができる。
そして、モーター414が後述の可動体制御手段200Bによって駆動制御され、モータ414の回転力が伝達機構415を介して回転リール410に伝達されることにより、回転リール410が一方向に回転可能とされる。
リンク430の長手方向の一端にはリンク回転中心軸433が貫通する回転中心孔435が形成される。一方、リンク430の長手方向の他端側には、上可動体側伝達軸432が貫通する他端側長孔436が形成される。また、リンク430の長手方向の中央側には歯車側伝達軸431が貫通する中央側長孔437が形成される。
また、下側顔部分604も同様に、例えば、頬部分に設けられた炎模様部分604aと下歯部分604bとが光透過性材料により形成された光透過部に構成され、その他の部分は光非透過性材料により形成された光非透過部に構成されている。そして、下側顔部分604の裏側の凹部空間に図外の光源が設置され、当該光源からの光が炎模様部分604a等の光透過部を透過して下側顔部分604の前方に透過するように構成されている。なお、上述の各光源は、可動体制御手段200Bによって制御される。
前側ベース板612が上後側ベース板部614の前側に位置され、前側ベース板612と上後側ベース板部614とが前後に所定間隔隔てて止めネジ等で互いに連結されている。
前側ベース板612の前面にはモーター608が固定状態に取付けられ、モーター608の出力軸が前側ベース板612に形成された孔を貫通して当該出力軸の先端側にピニオン609が取付けられる。
上後側ベース板部614における左右延長部619の前面に垂直方向と直交する左右方向に延長するレール606が取付けられる。スライダー607はレール606の延長方向に移動可能でレール606から脱落不能に設けられる。
後側取付板622には複数の長孔が形成されている。複数の長孔は、後側取付板622の右側上部において上下方向に延長するよう形成された第1の長孔630と、後側取付板622の右側下部において上下方向に延長するよう形成された第2の長孔631と、後側取付板の左側における上下方向中央部において上下方向に延長するよう形成された第3の長孔632と、後側取付板622の右側上部における第1の長孔630よりも上側において左右方向に延長するように設けられた第4の長孔633と、後側取付板622の左側下部において下端部が上下方向に延長する長孔により形成され当該下端部よりも右側上部において上端部が上下方向に延長する長孔により形成されるとともに上端部の長孔の下端開口と下端部の長孔の上端開口とが左上側に膨出するように湾曲形成された弧状長孔により連通した構成の第5の長孔634とを備える。
前側取付板621の裏面における右下部側より後方に突出する第2の連結軸642が後側取付板622の前面側から第2の長孔631を貫通して当該第2の連結軸642が第2の長孔631内を移動可能なように構成され、また、第2の長孔631を通過させた第2の連結軸642の後端面には抜け止め643が取付けられ、抜け止め643が後側取付板622の後面における第2の長孔631の周囲の面に係止することで第2の連結軸642が第2の長孔631から外れないように構成されている。
前側取付板621の裏面における左側上下方向の中央部より後方に突出する第3の連結軸644が後側取付板622の前面側から第3の長孔632を貫通して当該第3の連結軸644が第3の長孔632内を移動可能なように構成され、また、第3の長孔632を通過させた第3の連結軸644の後端面には抜け止め645が取付けられ、抜け止め645が後側取付板622の後面における第3の長孔632の周囲の面に係止することで第3の連結軸644が第3の長孔632から外れないように構成されている。
上側顔部分603におけるこめかみ部分の裏側より後方に突出する中央側支軸652が前側取付板621の前面側から第2の弧状長孔626を貫通して当該中央側支軸652が第2の弧状長孔626内を移動可能なように構成され、上述と同様の抜け止め構成によって中央側支軸652が第2の弧状長孔626から外れないように構成されている。
上側顔部分603の後頭部の裏側より後方に突出する右上側支軸653の後端部が後側取付板622の前面側から第4の長孔633内に挿入されて右上側支軸653の後端部が第4の長孔633内を移動可能なように構成されている。
さらに上側顔部分603の後頭部の裏側から後頭部よりも右上側に延長する延長板655の上端部の裏面から後方に突出するガイド支軸656を備え、ガイド支軸656の後端側の周面がガイド壁657に沿って上下斜め方向に移動可能なように構成される。ガイド壁657は、後側ベース板613における中央後側ベース板部616の上部に形成された下側から左上方向に傾斜する傾斜面により形成される。
また、下側顔部分604の中央部の裏側より後方に突出する中央側支軸663の後端側が前側取付板621の前面側から第3の弧状長孔627を貫通するとともに後側取付板622の第5の長孔634を貫通して当該中央側支軸663が第3の弧状長孔627内及び第5の長孔634内を移動可能なように構成され、また、第5の長孔634を通過させた中央側支軸663の後端面には上記と同様の抜け止めが取付けられ、中央側支軸663が第3の弧状長孔627及び第5の長孔634から外れないように構成されている。
以上により、上側顔部分603がガイド支軸656を回転中心として右回転するように移動し、下側顔部分604が回転中心軸661を回転中心として左回転するように移動することによって、右前側可動体601により形成された顔が口を大きく開けた表情の演出作動状態となる(図8(c);図9(c)参照)。つまり、上側顔部分603と下側顔部分604とは、右前側可動体601の表示画面51の中央側への移動に伴って次第に離れる方向に回転し、上側顔部分603と下側顔部分604との間に大きく開放された人の口の形状が呈される。
また、右前側可動体601は、非作動(初期位置)状態においては、演出表示装置50の表示画面51の前方の右側に位置されて遊技者から目視可能な状態であり、作動状態においては、演出表示装置50の表示画面51の前方の右寄り中央側に位置されて口を大きく開放した状態で遊技者から目視可能な状態となる。
そして、右前側可動体601が、図8(a)に示す非作動状態から図8(c)に示す作動状態に移行する過程において、前側取付板621の光透過飾部621aと中央後側ベース板部616の光透過飾部616aとが互いに関連性を持った飾部に形成されており、かつ、前側取付板621の光非透過飾部621bと中央後側ベース板部616の光非透過飾部616bとが互いに関連性を持った飾部に形成されている。これら関連性を持った飾部としては、例えば、図8(c)に示す作動状態における右前側可動体601の開いた口の中央位置を中心として右方向に放射状に延長する炎形状飾りである。
中央後側ベース板部616の光透過飾部616a、及び、前側取付板621の光透過飾部621aの裏側の凹部空間には、可動体制御手段200Bによって制御される図外の光源が設置され、当該光源からの光が、光透過飾部616aを透過して中央後側ベース板部616の前方に透過するように構成され、また、光透過飾部621aを透過して前側取付板621の前方に透過するように構成される。
図4に示すように、主制御装置100は、特図(特別図柄)当否抽選手段110、特別図柄種類決定手段120、変動時間決定手段130、図柄変動表示制御手段140、及び遊技状態制御手段150を主たる構成として備える。
ここで、特別図柄種類には、例えば特別図柄A〜特別図柄Dまでの4種類が存在し、これら特別図柄種類の相違は、後述する遊技状態制御手段150によって参照される。なお、前述の抽選結果が「外れ」である場合には、本抽選処理は実行されない。
具体的には、変動時間決定手段130は、第1始動入賞口30A又は第2始動入賞口30Bへの遊技球の入賞を契機として出力される球検出信号の入力に基づいて、ソフトウェアカウンタから取得される例えば0〜99までの範囲の変動時間決定用乱数と、当該乱数ごとに変動時間が規定された変動時間決定用テーブルを参照し、いずれかの変動時間を抽出する。
ここで、変動時間決定用テーブルは、現在の遊技状態、及び、前述の特図抽選の結果に応じて細分化されており、各テーブルには、例えば、2秒,5秒,13秒,35秒,60秒,90秒のいずれかの変動時間が互いに異なる選択率により規定されている。
なお、特図抽選用乱数取得の契機が第1始動入賞口30Aである場合には、第1特別図柄表示装置40Aを制御対象とし、特図抽選用乱数取得の契機が第2始動入賞口30Bである場合には、第2特別図柄表示装置40Bを制御対象とする。
例えば、特別図柄種類が特別図柄Aである場合の特別遊技後の遊技状態は、「特図高確率」かつ「普図高確率」とされる。また、特別図柄種類が特別図柄Bである場合の遊技状態は、「特図高確率」かつ「普図低確率」の状態とされる。また、特別図柄種類が特別図柄Cである場合の遊技状態は、「特図低確率」かつ「普図高確率」の状態とされる。また、特別図柄種類が特別図柄Dである場合の遊技状態は、「特図低確率」かつ「普図低確率」の状態とされる。
可動体制御手段200B及び音声制御手段200Cは、演出表示制御手段200Aによって決定される演出図柄Sの多様な演出パターンに応じて可動体ユニットの動作や発光態様、遊技中の音声を制御することにより、演出図柄Sが変動を開始してから停止表示されるまでの間、その演出効果を高める。以下、各制御手段についてその機能を説明する。
具体的には、演出表示制御手段200Aは、図柄変動コマンドの受信と同時に、ソフトウェアカウンタから、0〜99までの変動パターン決定用乱数を取得し、変動パターン決定用テーブルを参照して、取得した変動パターン決定用乱数に対応する1つの変動パターンを抽出する。変動パターン決定用テーブルは、主制御装置100側で決定された6種類の変動時間ごとに細分化されており、この細分化された変動パターン決定用テーブルは、さらに「当り用」又は「外れ用」に細分化され、さらに「当り用」の変動パターン決定用テーブルは、特別図柄種類ごとに細分化されている。
そして、演出表示制御手段200Aは、図柄変動コマンドに含まれる特図抽選の結果、特別図柄種類、及び変動時間に係る情報に基づいて、いずれかの変動パターン決定用テーブルを参照し、1つの変動パターンを決定する。
また、「スーパーリーチ」とは、上記「リーチ」状態の後、演出図柄Sの変動が停止するまでの間に展開される「大当り」への期待感を高める演出である。当該「スーパーリーチ」は、例えば10種類に細分化されており、スーパーリーチの種別ごとに、演出表示装置50上で展開される画像や動画の種類や表示態様、或いは、可動体ユニットの動作態様等の詳細が規定されている。
図10(a)〜(c)は、上記演出表示制御手段200Aによって特定の変動パターンが抽出された場合の演出表示装置50の表示画面51における演出表示、上可動体401、右前側可動体601及び左前側可動体601Aの動作に係る変化を時系列で示す図である。
ここで、特定の変動パターンとは、例えば特図抽選の結果が「当り」、特別図柄種類が「特別図柄A」、変動時間が「60秒」である場合に抽出されたパターンであるものとする。
さらに、回転リール410は、その降下動作中において一方向に回転を継続し、例えば降下限度位置への到達と同時に、或いは、その後に特定の演出表示領域417A〜417Cの何れかが遊技者に対して正対した状態で停止する。本例においては、演出表示領域417Cが遊技者に対して正対して停止し、遊技者からは「非常識」とのメッセージが読み取られる。
また、回転リール410の停止と同時又は略同時に、表示画面51上には「非常識ZONE突入」との演出表示がなされる。当該演出表示は、表示画面51の上部、及び左右の一部を取り囲むように遮る上可動体401、右前側可動体601、及び左前側可動体601Aの間の領域に表示され、当該演出表示が、あたかも大きく口を開けた右前側可動体601、及び左前側可動体601Aから発せられメッセージであるかのような印象を与えることができる。
なお、回転リール410によって表示された「非常識」とのメッセージ、及び表示画面51上において表示された「非常識ZONE突入」とのメッセージは、遊技状態が前述した「特図高確率」、かつ、「普図高確率」に変更されることを条件として互いに関連するメッセージであり、例えば当該演出の後には全ての演出図柄Sが同一の数字又はキャラクターによって停止した様子が表示され、特別遊技が実行される。
そして、遊技者は、特別遊技実行の前に一連の演出によって最終的に表示される上記メッセージを視認することにより、特別遊技終了後の遊技状態が遊技者にとって有利な「特図高確率」、かつ、「普図高確率」となることを認識できるため、特別遊技中、或いは特別遊技後の遊技においてより高い期待感と遊技意欲を持って遊技に臨むことができる。
なお、上記一連の演出を特別遊技中や、特別遊技終了後、かつ、演出図柄Sの変動前に表示することにより、遊技状態が「特図高確率」、かつ、「普図高確率」となることを遊技者に対して報知する構成としてもよい。また、演出表示領域417A〜417Cに表示されるメッセージと、表示画面51上に表示されるメッセージとの間には一定の関係があれば如何なる態様であってもよく、例えば上述の例のように互いに「非常識」との同一のキーワードを含む関係や、「燃える!」、「闘魂」等のように2つの表示によって一連のメッセージを看取し得るような関係があればよい。
また、本実施形態に係るパチンコ機1によれば、可動体ユニット400の作動に伴って動作する右前側可動体600及び左前側可動体600Aを備えたことにより、複数の可動体の動作が協調した演出を遊技者に見せることが可能となる。
50 演出表示装置,51 表示画面,100 主制御装置,200 演出制御装置,
200B 可動体制御手段,400 上可動体ユニット,401 上可動体,
410 回転リール,402 上可動体駆動装置,417A〜417C 演出表示領域,
600 右前側可動体ユニット,600A 左前側可動体ユニット,
601 右前側可動体,601A 左前側可動体,602 右前側可動体駆動装置。
Claims (3)
- 遊技機枠に取付けられた遊技盤と、
前記遊技盤を前後に貫通するように形成された開口と、
前記開口の後方に設けられ、前記開口を介して目視可能な表示画面を有する演出表示装置と、
前記表示画面に所定の演出表示を表示させる演出表示制御手段と、
前記表示画面の上部において前記遊技盤の後方、かつ、前記表示画面の前方に配置された第1可動体と、
前記第1可動体を上下方向に移動させる可動体制御手段と、
を備えた遊技機であって、
前記第1可動体は、非作動時において遊技者から視認困難な位置に置かれ、作動時において遊技者から視認可能な複数の演出表示領域を有する回転リールを備え、
前記演出表示制御手段は、前記第1可動体の作動時に前記回転リールの回転停止によって遊技者に視認される演出表示領域に表示された演出表示と関連する表示を前記表示画面上に表示することを特徴とする遊技機。 - 前記遊技盤の後方、かつ、前記表示画面の前方左右端部に1対配置され、前記表示画面の左右方向に移動可動な第2可動体をさらに備え、
前記可動体制御手段は、前記第2可動体を、前記第1可動体の下方向への移動に伴って前記表示画面の前方を左右方向に移動して前記表示画面の中央側へ移動させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記第2可動体は、それぞれ前記表示画面の中央側への移動に伴って互いに離れる方向に回転する上側顔部及び下側顔部を備え、
前記演出表示制御手段は、前記回転リールの回転停止によって遊技者に視認される演出表示領域に表示された演出表示と関連する表示を前記移動後の各可動体により囲まれた表示画面内に表示することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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