JP2014000285A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

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Terumi Torikai
照美 鳥飼
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Abstract

【課題】樹脂材料の寿命が近いことを使用者に報知する電気湯沸かし器を提供する。
【解決手段】上方が開口し液体を収容すると共に樹脂材料を使用した本体1と、前記本体1を持ち上げるための把手7と、前記本体1に収容された液体を加熱する加熱手段3と、前記本体1の上方開口部1bを覆うと共に着脱自在の蓋体2と、前記加熱手段3を制御する通電制御手段5と、温度を検知する温度検知手段4とを備え、前記把手7に把手内蒸気通路6を設け、前記把手内蒸気通路6に前記本体1の樹脂材料よりも蒸気劣化が早く発生するように設定した樹脂劣化報知部6aを設けたもので、前記本体1や前記把手7や前記蓋体2の主要部分の樹脂劣化による破損が発生する前に、樹脂劣化報知部6aに破損や白化等が発生して、使用者にそれを報知することで、電気湯沸かし器の寿命やメンテナンス時期を知らせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気ケトルや電気ポットなどといった本体内部に液体を収容し、本体内部の加熱手段で湯沸かしを行う電気湯沸かし器に関するもので、特に、本体や蓋体に樹脂を使用している電気湯沸かし器に関するものである。
従来の電気湯沸かし器は、本体内部に水を入れて湯を沸かし、沸騰検知後に通電を切断するようにしたものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
図4は、上記特許文献1に記載された従来の電気湯沸かし器の断面図を示すものである。図4において、従来の電気湯沸かし器は、少なくとも一部に樹脂材料を使用した本体1と、本体1の上方開口部1bを開閉自在に覆うと共に着脱自在の蓋体2と、本体1に収納された液体を沸騰させる加熱手段3と、液体が蒸発することで伝導される蒸気の温度を検知する温度検知手段4と、加熱手段3に通電し、制御する通電制御手段5と、通電を手動で入り切りできるスイッチ9と、把手内蒸気通路6と、把手7で構成されている。
本体1に収容された水などの液体を加熱手段3により沸騰させると、沸騰した水は水蒸気となり、上方に気化するが、蓋体2により上方が閉じられているため、蓋体2に設けられた蓋体蒸気通路8により、水蒸気は、把手7内の把手内蒸気通路6へ流れ込み、温度検知手段4に到達する。温度検知手段4に設けられているバイメタルやサーミスター等が一定の温度を検知すると、温度検知手段4と電気的に連動した通電制御手段5が、加熱手段3の通電を切断するように構成されている。
特開平10−157号公報
しかしながら、前記従来の電気湯沸かし器の構成では、本体1や蓋体2や把手7に樹脂製の材料を使用することが多く、更に樹脂材料は熱と水の複合である水蒸気により酸化防止剤の添加剤が通常環境よりも早く消耗することで劣化しやすいという問題があった。そのため本体1の内部や蓋体2や把手7が劣化した場合は、クラック等が発生して水蒸気や水漏れが発生する課題や、把手7の固定が緩んでガタついて本体1から外れるという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、本体や蓋体や把手の樹脂部分が劣化して問題が発生する前に樹脂部分の劣化を使用者に報知することで安全性を高めた電気湯沸かし器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明の電気湯沸かし器は、上方が開口し液体を収容すると共に樹脂材料を使用した本体と、前記本体を持ち上げるための把手と、前記本体に収容された液体を加熱する加熱手段と、前記本体の上方開口部を覆うと共に着脱自在の蓋体と、前記加熱手段を制御する通電制御手段と、温度を検知する温度検知手段とを備え、少なくとも前記本体又は前記把手又は前記蓋体に蒸気通路を設け、前記蒸気通路に前記本体の樹脂材料よりも蒸気劣化が早く発生するように設定した樹脂劣化報知部を設けたもので、前記本体や前記把手や前記蓋体の主要部分の樹脂劣化による破損が発生する前に、樹脂劣化報知部に破損や白化等が発生させることになり、使用者に樹脂劣化を報知することで電気湯沸かし器の寿命やメンテナンス時期を知らせることができる。
本発明の電気湯沸かし器によれば、蒸気通路の一部で使用者が容易に目視できる位置に本体や蓋体や把手の樹脂よりも蒸気劣化が早く発生するように樹脂や厚み変更等で構成した樹脂劣化報知部が破損や白化等で電気湯沸かし器の樹脂の寿命が近いことを使用者に報知することができる。
本発明の実施の形態1における電気湯沸かし器の断面図 本発明の実施の形態2における電気湯沸かし器の断面図 (a)同電気湯沸かし器の樹脂劣化が発生していない場合の要部平面図、(b)同電気湯沸かし器の樹脂劣化が発生した場合の要部平面図 従来の電気湯沸かし器の断面図
第1の発明は、上方が開口し液体を収容すると共に樹脂材料を使用した本体と、前記本体を持ち上げるための把手と、前記本体に収容された液体を加熱する加熱手段と、前記本体の上方開口部を覆うと共に着脱自在の蓋体と、前記加熱手段を制御する通電制御手段と、温度を検知する温度検知手段とを備え、少なくとも前記本体又は前記把手又は前記蓋体に蒸気通路を設け、前記蒸気通路に前記本体の樹脂材料よりも蒸気劣化が早く発生するように設定した樹脂劣化報知部を設けたもので、前記本体や前記把手や前記蓋体の主要部分の樹脂劣化による破損が発生する前に、樹脂劣化報知部に破損や白化等が発生させることになり、使用者に樹脂劣化を報知することで電気湯沸かし器の寿命やメンテナンス時期を知らせることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の樹脂劣化報知部を本体の樹脂材料よりも蒸気劣化を早める方法として、前記樹脂劣化報知部の厚さを蒸気通路の樹脂の厚さより薄くするようにしたもので、前記樹脂劣化報知部の蒸気劣化の進行を早めることになり、前記蒸気通路を同一樹脂材料で作成することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の樹脂劣化報知部を本体の樹脂材料よりも蒸気劣化を早める方法として、蒸気により劣化する速度が蒸気通路の樹脂より早い樹脂を前記樹脂劣化報知部に使用したもので、前記樹脂劣化報知部の蒸気劣化速度の予測が可能な樹脂を使用することが可能になり、より確実な劣化状況を報知することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれかひとつの発明の樹脂劣化報知部の外部から視認できる外郭部を透明部で構成したもので、前記樹脂劣化報知部が劣化により破損した場合でも蒸気の漏れを防止することになり、安全な状態で視認性良く、劣化状況を報知することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれかひとつの発明の樹脂劣化報知部の形状を文字や記号としたもので、形状で意味のある情報を伝えることになり、伝えたい情報である例えば「寿命です」等の情報を報知することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれかひとつの発明の樹脂劣化報知部の下面に位置する蒸気通路の色と前記樹脂劣化報知部の色とを異ならせたもので、コントラストや色差を設けて視認性を向上させることになり、より確実に前記樹脂劣化報知部の蒸気劣化状況を報知することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電気湯沸かし器の断面図である。なお、上記従来の電気湯沸かし器と同じ構成部品については、同じ符号を用い、その説明を省略する。
図1において、本実施の形態における電気湯沸かし器の本体1は、給電台11と脱着自在に構成され、加熱手段3には、本体1の内部に配設した給電ユニット10で給電台11の給電器12と電気的に接続されるように構成されている。
本体1と機械的に連結された把手7の内部の把手内蒸気通路6の上面で蒸気が流入する箇所に、把手内蒸気通路6よりも肉厚を薄くした樹脂劣化報知部6aを設け、把手7の樹脂劣化報知部6aの上面に透明部7aが構成されている。また、蓋体2には、本体1とのロック機構13と、把手内蒸気通路6と連通する蓋体蒸気通路8を設け、蒸気が注ぎ口1aだけに流れるのでは無く温度検知手段4に効率的に蒸気を導くように構成されている。
以上のように構成された本実施の形態における電気湯沸かし器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、本体1を給電台11に載置し、スイッチ9を入り状態にすると、給電器12から給電ユニット10を経由して加熱手段3に通電が開始される。加熱手段3により本体1内部の液体が加熱され、水蒸気が発生して上昇するが、蓋体2により上昇が押さえられ、蓋体2に設けられた蓋体蒸気通路8により、把手7の内部に設けられた把手内蒸気通路6に流れ、温度検知手段4に到達する。温度検知手段4が決められた温度を検知すると通電制御手段5で通電を切断する。
蒸気は上側に上昇するので必ず把手内蒸気通路6の上部に設置されている樹脂劣化報知部6aを通過することになる。この湯沸かし動作を繰り返し行なっていくと、樹脂は蒸気により少しずつ劣化が進行し、最終的には白化、ひび割れ等の状況が発生する。最も早く樹脂劣化が進むように肉厚が薄く成型された把手内蒸気通路6の樹脂劣化報知部6aが最も早く白化、ひび割れが発生する。樹脂劣化報知部6aの状態は、把手7に設けられた透明部7aを通して使用者が目視することができるようになる。この結果、使用者は、本体1からの水漏れや把手7のガタツキや外れ等の不具合が起きる前に電気湯沸かし器の耐久期間が経過したことを安全に知ることができる。
また、樹脂劣化報知部6aの外部に透明部7aを構成することで、樹脂劣化報知部6aにひび割れが発生し、蒸気が漏れ出すような場合でも、透明部7aにより保護されるので安全性を確保することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における電気湯沸かし器の断面図、図3(a)は、同電気湯沸かし器の樹脂劣化が発生していない場合の要部平面図、(b)同電気湯沸かし器の樹脂劣化が発生した場合の要部平面図である。なお、上記実施の形態1における電気湯沸かし器と同一部分については、同一符号を付して、その説明を省略する。
図2において、本実施の形態における電気湯沸かし器の本体1の上方を覆う蓋体15は、蓋体蒸気通路8を内部に配設し、蒸気を把手7の内部の把手内蒸気通路6に導くように構成されている。蓋体蒸気通路8の上面で蒸気が流入する箇所に、本体1や把手7等よりも蒸気劣化が早く進むことが確認された樹脂劣化報知部14が配設されている。樹脂劣化報知部14の下側の蓋体蒸気通路8bには、樹脂劣化報知部14とコントラストが大きく異なる着色が行なわれており、また、樹脂劣化報知部14の上面には蓋体2の透明部15aが構成されている。また、樹脂劣化報知部14には、文字で「買替」の形状が他の部分よりも薄く成型されている。
以上のように構成された本実施の形態における電気湯沸かし器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、通常の湯沸かし状態においては、実施の形態1と同じ動作であり、図3(a)に図示するように蓋体15の透明部15aから見える樹脂劣化報知部14からの報知はない。しかし、長期間使用で樹脂劣化報知部14が劣化した場合、図3(b)に図示したように樹脂劣化報知部14に文字型の破損が発生し、蓋体15の透明部15aから「買替」の文字が視認されることで使用者に買い替え時期という情報を報知することを安全に伝えることができる。
また、蓋体蒸気通路8bに、樹脂劣化報知部14の色と異なる色を使用して、コントラストを設けることで、視認性が更に向上し、より確実に安全情報を伝えることができる。
以上のように、本発明にかかる電気湯沸かし器は、蒸気通路の一部で使用者が容易に目視できる位置に本体等の樹脂よりも蒸気劣化が早く発生するように樹脂や厚み変更等で構成した樹脂劣化報知部が破損や白化等で電気湯沸かし器の樹脂の寿命が近いことを使用者に報知することができるので、樹脂部品に蒸気が流れる加湿器や蒸し器等のスチーム発生器や蒸気利用のオーブン等の熱機器全般や熱湯を使用するコーヒーメーカー等の水機器の用途にも適用できる。
1 本体
1b 上方開口部
2、15 蓋体
3 加熱手段
4 温度検知手段
5 通電制御手段
6 把手内蒸気通路(蒸気通路)
6a、14 樹脂劣化報知部
7 把手
7a、15a 透明部
8、8b 蓋体蒸気通路(蒸気通路)

Claims (6)

  1. 上方が開口し液体を収容すると共に樹脂材料を使用した本体と、前記本体を持ち上げるための把手と、前記本体に収容された液体を加熱する加熱手段と、前記本体の上方開口部を覆うと共に着脱自在の蓋体と、前記加熱手段を制御する通電制御手段と、温度を検知する温度検知手段とを備え、少なくとも前記本体又は前記把手又は前記蓋体に蒸気通路を設け、前記蒸気通路に前記本体の樹脂材料よりも蒸気劣化が早く発生するように設定した樹脂劣化報知部を設けたことを特徴とする電気湯沸かし器。
  2. 樹脂劣化報知部を本体の樹脂材料よりも蒸気劣化を早める方法として、前記樹脂劣化報知部の厚さを蒸気通路の樹脂の厚さより薄くするようにした請求項1に記載の電気湯沸かし器。
  3. 樹脂劣化報知部を本体の樹脂材料よりも蒸気劣化を早める方法として、蒸気により劣化する速度が蒸気通路の樹脂より早い樹脂を前記樹脂劣化報知部に使用した請求項1に記載の電気湯沸かし器。
  4. 樹脂劣化報知部の外部から視認できる外郭部を透明部で構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
  5. 樹脂劣化報知部の形状を文字や記号とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
  6. 樹脂劣化報知部の下面に位置する蒸気通路の色と前記樹脂劣化報知部の色とを異ならせた請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
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