JP2014000112A - 会員管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】再プレイに係る不具合を解消できる柔軟な対応が可能な会員管理システムを提供すること。
【解決手段】会員管理システム1は、会員登録をした遊技客(以下「会員」)の有するパチンコ玉のうち、少なくとも遊技当日の当日遊技媒体(持玉および当日貯玉)を分けて記憶するための記憶部34と、制御部30とを含む。制御部30は、会員が遊技を行うために当日貯玉を引き出す処理を許可したり、表示部31および操作部32によって遊技のために過去貯玉(前日以前の過去遊技媒体)の引き出しを許可するか許可しないかを設定した内容を記録したり、会員が遊技を行うために過去貯玉の引き出し処理を行う際に、先ほど設定した設定内容に応じ、引き出しを許可/禁止したりする。
【選択図】図2

Description

この発明は、遊技店において会員登録した遊技客のために遊技データを管理する会員管理システムに関する。
パチンコ機やパチスロ機等の遊技機が設置された遊技店では、会員登録した遊技客(以下「会員」)に対して会員カードといった専用の記憶媒体が発行されることがある。
下記特許文献1では、会員が遊技を終了した際に獲得した遊技媒体(パチンコ玉やメダル等)の数量情報を、会員の会員カードの識別情報に関連付けて登録する貯玉/貯メダルシステムが提案されている。貯玉とは、会員が遊技終了後に遊技店に預け入れるパチンコ玉のことであり、貯メダルとは、会員が遊技終了後に遊技店に預け入れるメダルのことである。数量情報とは、貯玉や貯メダルの数についての情報である。なお、以下では、遊技媒体の一例として、パチンコ玉に焦点をあてることにする。
会員は、再来店したときに、遊技店から新たにパチンコ玉を、現金等を対価として貸し出してもらわなくても、自身の貯玉を貯玉/貯メダルシステムから引き落として使うことによって、遊技機で再び遊技(再プレイ)することができる。または、会員は、自身の貯玉や貯メダルを所望の景品と交換してもらうこともできる。
特許第4917371号公報
特許文献1の貯玉/貯メダルシステムでは、再プレイのために貯玉を引き落とす際、手数料(以下では「再プレイ手数料」ということがある)を会員から徴収するようになっている。
ここで、社会情勢等により、再プレイ手数料を徴収することが規制される場合がある。この場合、遊技店の対応としては、再プレイ手数料を無料とするか、再プレイ自体を中止するかが挙げられる。ちなみに、再プレイ自体を中止する場合には、貯玉は、景品と交換する位しか用途がない。
再プレイ手数料を無料とする場合には、遊技店における再プレイ手数料の収入が無くなる以外には、特に問題は発生しないものと考えられる。
しかし、再プレイを一律に中止する場合には、運用上、様々な問題が発生することが想定される。
たとえば、巷で見られるようにパチンコ玉に複数の貸出レート(たとえば、パチンコ玉1玉につき、4円や1円等の貸出レート)が設定されている場合において、4円用のパチンコ機で遊技をしてパチンコ玉を獲得した客が、今度は、1円用のパチンコ機で遊技をしようとする。このような場合(「台間移動」と呼ばれることがある)に、4円用のパチンコ機で獲得されたパチンコ玉が自動的に(勝手に)貯玉となってしまうと、同じ日に元の4円用のパチンコ機で再び遊技をしようとしても、先ほど獲得した4円のパチンコ玉を使って遊技をすることができない。
別の例として、客が、午前中に来店して遊技をして獲得したパチンコ玉を遊技店に預け入れて貯玉とし、用事のために一旦遊技店を出てから、午後に再来店して先程の貯玉を使って遊技を再開しようとしても、午前中に獲得したパチンコ玉を使って遊技をすることができない。
つまり、せっかく遊技でパチンコ玉を獲得しても、当該パチンコ玉が貯玉になってしまえば、当該パチンコ玉を獲得した日であっても、当該パチンコ玉を使って再プレイすることができないので、会員としては、当日または翌日以降に当該パチンコ玉(貯玉)を景品と交換する位しかない。前日以前に獲得したパチンコ玉での再プレイができないことは仕方がないとして、当日獲得したパチンコ玉が一旦貯玉になってしまうと同日であっても再プレイに使用できないのでは、会員にとって、融通が利かず不便である。
そのため、遊技客としては、せっかく会員登録しても、獲得したパチンコ玉を当日の再プレイに使えないのであれば、会員登録するメリットが乏しいので、会員登録する遊技客が減ってしまう。会員登録する遊技客が減ってしまうことは、馴染みの遊技客が減ってしまうことなので、遊技店にとっては好ましくない。
ちなみに、遊技店によっては、会員登録していない遊技客でも所有できる一般カードというものがある。一般カードの場合には、当日獲得したパチンコ玉を持玉とし、持玉の数量情報を一般カードに記憶させたり、一般カードの識別情報に関連付けて当該数量情報を遊技店で管理してもらったりすることができる。持玉は、獲得された当日のみ有効であり、その日の営業時間が終了すると消滅してしまうのだが、当該営業時間内であれば、一旦遊技店を出たり、台間移動したりしても、当該持玉を使って再プレイすることができる。
そこで、会員は、再プレイしたければ、会員カードとは別に一般カードを持てばよいのだが、それでは、会員カードおよび一般カードの両方を携帯せねばならず、不便である。また、一般カードには、前述したパチンコ玉の貸出レートに応じて複数の種類があるので、遊技客(会員でなくてもよい)は、複数の一般カードを携帯したうえで、遊技しようとする度に、これから遊技しようとするパチンコ機で使えるパチンコ玉の貸出レートに対応する一般カードがどれなのかをいちいち確認しなければならず、その点でも、不便である。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、再プレイに係る不具合を解消できる柔軟な対応が可能な会員管理システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、遊技店で遊技する遊技客のうちの会員登録をした遊技客(以下「会員」)のために遊技データを管理する会員管理システムであって、会員の有する遊技媒体のうち、少なくとも遊技当日の当日遊技媒体を分けて記憶するための遊技媒体データ用記憶手段と、会員が遊技を行うために当日遊技媒体を引き出す処理を許可する当日引出許可手段と、遊技のために前日以前の過去遊技媒体の引き出しを許可するか許可しないかを設定する再遊技許可/禁止設定手段と、会員が遊技を行うために過去遊技媒体の引き出し処理を行う際に、前記設定手段の設定内容に応じ、前記引き出しを許可/禁止する処理制限手段と、を含むことを特徴とする、会員管理システムである。
請求項2記載の発明は、会員が遊技機における遊技を中断または中止する遊技媒体の預け入れ処理が行われたことに応答して、そのとき会員が獲得していた遊技媒体の数を前記当日遊技媒体の数に加算して記憶させる当日分追加制御手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の会員管理システムである。
請求項3記載の発明は、遊技店における閉店処理以降のタイミングで、前記当日遊技媒体の数の記憶をクリアする遊技媒体データクリア手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2記載の会員管理システムである。
請求項4記載の発明は、前記当日引出許可手段が当日遊技媒体を引き出す処理を許可している場合であっても、所定の預け入れ処理端末で手続きした当日遊技媒体を引き出す処理を禁止する禁止手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の会員管理システムである。
請求項5記載の発明は、前記記憶手段は、会員の保有するポイントを記憶するポイント記憶エリアを有し、前記処理制御手段は、前記過去遊技媒体の引き出しが制限されている場合であっても、前記ポイントに応じて、予め設定された数の過去遊技媒体の引き出しを許可するポイント考慮手段を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の会員管理システムである。
請求項1記載の発明によれば、会員が遊技によって当日獲得した遊技媒体は、当日遊技媒体として、当日においては、自由に再プレイに使用できる。一方、会員が前日以前に獲得した遊技媒体は、過去遊技媒体となり、再遊技許可/禁止設定手段の設定内容に応じた範囲で、過去遊技媒体の引き出し(過去遊技媒体を使った再プレイ)を許可/禁止することができる。つまり、会員管理システムでは、当日遊技媒体を使った再プレイは、最低限行えるようにしたうえで、過去遊技媒体を使った再プレイは、遊技店の都合に応じて許可/禁止できるので、再プレイに係る不具合を解消できる柔軟な対応が可能となる。
請求項2記載の発明によれば、会員管理システムでは、預け入れ処理の対象となった遊技媒体は、預け入れ処理があった当日においては、当日遊技媒体として管理されていることから、会員は、その当日においては、当該遊技媒体を引き出して自由に再プレイに使用できるので、一層柔軟な対応が可能となる。
請求項3記載の発明によれば、当日遊技媒体の数は、遊技店における閉店処理以降のタイミングで、クリアされることから、会員管理システムでは、当日遊技媒体および過去遊技媒体を整合した状態で正しく管理できる。
請求項4記載の発明によれば、当日遊技媒体であっても、所定の条件に該当する当日遊技媒体では、引き出す処理が禁止されるので、遊技店の都合に応じた柔軟な運用が可能になる。
請求項5記載の発明によれば、会員管理システムでは、過去遊技媒体の引き出しが制限されている場合であっても、会員の保有するポイントに応じて、予め設定された数の過去遊技媒体を引き出して再プレイに使えることから、一層柔軟な対応が可能となる。
図1は、遊技店内に設けられた会員管理システム1の全体構成を示す図である。 図2は、会員管理システム1における会員管理装置10の制御回路ブロック図であり、この発明の特徴と関連する部分のみを示すブロック図である。 図3は、会員管理装置10の記憶部34におけるテーブル40を示す図である。 図4は、記憶部34におけるテーブル41を示す図である。 図5は、記憶部34におけるテーブル42を示す図である。 図6は、会員管理装置10において行われる第1の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。 図7は、会員管理装置10の表示部31における表示内容を示す図である。 図8は、会員管理装置10において行われる第2の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。 図9は、会員管理装置10において行われる第3の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。 図10は、会員管理装置10において行われる第4の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。 図11は、会員管理装置10において行われる第5の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、遊技店内に設けられた会員管理システム1の全体構成を示す図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1を参照して、この発明に係る会員管理システム1は、遊技店に設けられていて、遊技機2(ここでは、パチンコ機とする)で獲得された遊技媒体(ここでは、パチンコ玉とする)や、遊技媒体に交換される景品等の情報(「遊技データ」と総称することにする)を管理する。
また、遊技客は、遊技に先立って、パチンコ玉を遊技店から貸し出してもらう必要があるが、最近の遊技店では、パチンコ玉の貸出レート(貸出料金)が複数種類に設定されており、パチンコ玉は、複数の貸出レートにおけるいずれかの貸出レートで遊技客に貸し出される。たとえば、通常の貸出レート(以下では、「通常レート」という)は、4円/1玉とされ、通常レートのほかに、通常レートより低い貸出レート(以下では、「低レート」という)は、1円/1玉とされている。このように通常レートとは別に低レートが設定されているのは、たとえば、初心者等が気軽に遊技できるようにするためである。
会員管理システム1は、遊技機2と、台間ユニット3と、島コントローラ4と、計数装置5と、端末6と、景品管理装置(POS)7(預け入れ処理端末)と、端末8と、ターミナルコンピュータ(略してT/C)9と、会員管理装置10とを含んでいる。
遊技機2は、遊技店において、多数設置されている。所定台数の遊技機2は、集まって設置されており、1つの遊技島を構成している。遊技店には、このような遊技島が複数存在する。各遊技島には、島コントローラ4が設置されている。
遊技機2には、上皿11と下皿12とが設けられている。遊技店から貸し出されたパチンコ玉(貸玉「かしだま」と呼ばれる)を上皿11に溜めると、上皿11の貸玉を用いて遊技機2で遊技を開始できる。そして、遊技において、いわゆる当たりが出ると、遊技機2からパチンコ玉(出玉「でだま」と呼ばれる)が排出される。ここで、遊技機2には、前述した通常レートで貸し出された貸玉で遊技できる専用の遊技機2(通常レート機)と、前述した低レートで貸し出された貸玉で遊技できる専用の遊技機2(低レート機)とがある。
各遊技機2の隣(図1では左隣)には、台間ユニット3が設置されている(ドットで塗り潰した部分を参照)。台間ユニット3は、縦に細長い板状であり、各遊技島では、隣り合う遊技機2の間に位置している。それぞれの台間ユニット3は、図1において各台間ユニット3の右隣にある遊技機2についての専用装置である。各遊技島では、遊技機2および台間ユニット3のそれぞれが、各遊技島に設けられた島コントローラ4に対して通信可能に接続されている。
台間ユニット3において図1における正面の下端部には、対応する遊技機2の下皿12の真下まで略水平に延びる回収ダクト13が設けられ、台間ユニット3の正面の上下方向略中央位置には、対応する遊技機2の上皿11の真上まで略水平に延びる供給ノズル14が設けられている。
台間ユニット3の正面において、上端部には、縦長の現金投入口15が設けられ、回収ダクト13と供給ノズル14との間の位置には、縦長のカード出入口16が設けられている。台間ユニット3の機能については後述する。
各遊技島の島端には、計数装置5が設置されている。計数装置5は、パチンコ玉を計数するものである。計数装置5は、図1では幅広のボックス状であり、その天面には、パチンコ玉を受け入れるための幅広の開口部17が設けられている。
各遊技島の島端には、計数装置5に隣接するように端末6が設置されている。端末6には、カード出入口18と、レシート排出口19とが設けられている。端末6の機能については後述する。
遊技店内には、獲得したパチンコ玉を景品と交換するための景品カウンタがあり、景品カウンタには、景品管理装置7と端末8とがまとまった状態で設置されている。端末8には、カード出入口25が設けられている。景品管理装置7および端末8の機能については後述する。
T/C9および会員管理装置10は、会員管理システム1において最上位にある装置である。T/C9は、各遊技機2におけるパチンコ玉の出入りや遊技店全体における金銭の流れ等を管理する。会員管理装置10の機能については後述する。(各遊技島の)島コントローラ4、計数装置5、端末6、景品管理装置7および端末8のそれぞれと、T/C9および会員管理装置10のそれぞれとは、通信可能に接続されている。T/C9および会員管理装置10のそれぞれと、各遊技島の遊技機2および台間ユニット3とは、島コントローラ4を介して通信可能である。
次に、遊技客による遊技機2での遊技開始から、遊技で獲得したパチンコ玉を景品に交換するまでの一連の流れについて説明する。
ここで、遊技店で遊技する遊技客は、遊技店に会員登録している会員と、会員以外の一般客(いわゆるビジター)とに区別される。
各会員には、会員専用のカード20が遊技店から支給(発行)されている。会員専用のカード20は、会員カードと呼ばれる。これに対し、一般客向けのカード20もあり、このカード20は、一般カードと呼ばれる。会員カードおよび一般カードを問わず、各カード20には、識別情報(ID)が割り当てられており、各カード20は、持ち主である遊技客によって携帯されている。カード20には、所定の情報を記録することができる。以下では、必要に応じて、遊技客を会員と一般客とに区別したり、カード20を会員カードと一般カードとに区別したりすることがある。
会員が遊技店に入店して最初の遊技を開始する場合には、自分の会員カード20を台間ユニット3のカード出入口16に挿入する。そして、現金を現金投入口15に投入する。すると、投入した現金の額に相当する度数が遊技機2の上皿11の度数表示器21に表示される。なお、カード20には、度数がプリペイド価値として記録されるものがあり、その場合には、現金を現金投入口15に投入しなくても、カード20に記録された残り度数が度数表示器21に表示される。
そして、遊技機2の上皿11等に設けられた貸出ボタン22を押すと、所定度数分の貸玉が、遊技機2に内蔵された貸玉払出機構(図示せず)によって上皿11に払い出される。これにより、上皿11のパチンコ玉(貸玉)を用いて遊技機2で遊技を開始できる。なお、所定度数分の貸玉が払い出されるのに応じて、度数表示器21における残り度数が減少する。
一方、一般客が遊技店に入店して最初の遊技を開始する場合には、この時点で一般客はカード20を持っていない。そのため、一般客は、何もカード出入口16に挿入することなく、現金を現金投入口15に投入する。すると、前述したように、投入した現金の額に相当する度数が度数表示器21に表示されるので、その後、貸出ボタン22を押すと、所定度数分の貸玉が上皿11に払い出される。一般客は、上皿11の貸玉を用いて遊技機2で遊技を開始できる。
そして、会員および一般客を問わず、遊技中に遊技客が当たりを出すと、前述したように出玉が投出され、上皿11が満杯になると下皿12に溜まる。下皿12に出玉がある程度溜まると、遊技客は、下皿12の底を開放する。すると、下皿12の出玉が自重で落下し、その先にある回収ダクト13に受け入れられて台間ユニット3へと送り込まれる。
台間ユニット3には、出玉を計数する機能がある。そのため、台間ユニット3に送り込まれた出玉は、台間ユニット3において1つずつ計数される。計数を終えた出玉は、持玉「もちだま」と呼ばれる。出玉(持玉)の計数値(パチンコ玉の獲得数(獲得したパチンコ玉数)であり、「持玉数」という)は、貸出レート毎に、台間ユニット3で管理されるとともに、T/C9でも管理される。
ここで、会員が遊技をしているのであれば、遊技の開始に先立って、会員の会員カード20がカード出入口16に挿入されている。台間ユニット3は、カード出入口16に挿入された会員カード20の識別情報(会員ID)を読み取っており、台間ユニット3およびT/C9は、この会員IDに関連付けて持玉数を管理している。T/C9が持玉数を管理するために、台間ユニット3は、会員カード20の返却時に、(現在の)持玉数を会員IDおよび貸出レートに関連付けてT/C9に送信する。
一方、一般客が遊技をしているのであれば、前述したようにカード出入口16には何も挿入されていない。ここで、新規の一般カード20が台間ユニット3内にストックされている。台間ユニット3およびT/C9は、台間ユニット3内にストックされた中から選んだ1枚の一般カード20の識別情報(ID)に関連付けて、この一般客の持玉数を管理している。持玉データ(持玉数に関するデータ)のT/C9への送信は、会員カード20の場合と同様に、カード20の排出時に行われる。
遊技客は、獲得した持玉を用いて遊技機2で遊技をすることができる。たとえば、上皿11に貸玉がなくなった場合、回収ダクト13に設けられた払出ボタン23を押す。すると、所定数の持玉が、供給ノズル14から上皿11に供給されるので、遊技客は、上皿11に供給された持玉を用いて遊技をすることができる。
ここで、遊技客が遊技によって当たりを出せば、計数後に持玉数が増加し、払出ボタン23を押して持玉で遊技をすると、持玉数は減少する。持玉数の増減に連動して、台間ユニット3で管理されている対応する持玉数も増減する(更新される)。
遊技客が遊技を終了したい場合には、遊技機2の上皿11に設けられた返却ボタン24を押す。すると、会員の場合には、今までカード出入口16に挿入していた会員カード20に関連付けられた現時点での持玉数が記録され、この会員カード20がカード出入口16から排出される。一般客の場合には、台間ユニット3内にストックされた中から前述したように選ばれた1枚の一般カード20に、現時点での持玉数が記録され、この一般カード20がカード出入口16から排出され、この一般カード20のカードIDと前記持玉数とがT/C9へ送信される。一般客の場合において、遊技終了時での持玉数が零であれば、一般カード20はカード出入口16から排出されない。ここで、一般カード20には、1種類の貸出レート(通常レートまたは低レート)の持玉数だけが記憶(記録)される。つまり、通常レートの遊技機2での遊技を終了した場合には、一般カード20には、通常レートの持玉数だけが記憶される。一方、会員カード20には、複数種類の貸出レートの持玉数が貸出レート毎にまとめて記憶されてもよい。
カード20が排出されると、台間ユニット3では、今まで管理していた持玉数がクリアされるが、T/C9では、排出されたカード20の識別情報(ID)に関連付けて、現時点での持玉数を管理する。なお、前述したように、遊技終了時での持玉数が零である一般客の場合には、カード20が排出されないことから、この一般客の持玉数は、台間ユニット3およびT/C9のいずれにおいても管理されない。
そして、以上では、遊技機2で獲得した出玉を、その遊技機2専用の台間ユニット3で計数しているが、台間ユニット3を使用せず、遊技島の島端の計数装置5で出玉を計数してもよい。この場合、遊技中、下皿12に溜まった出玉は、箱に詰められて遊技客の足元に配置される。出玉が増えるに従って、出玉を詰める箱の数も増え、遊技客の足元には、出玉が詰まった箱が積み重ねられる。
そして、この場合、遊技客が遊技を終了したいときには、従業員を呼ぶ。すると、従業員が、この遊技客の足元の箱を遊技島の島端の計数装置5に運び、各箱に詰まった出玉を、計数装置5の天面の開口部17に上から注ぎ込む。開口部17に注ぎ込まれた出玉は、計数装置5において1つずつ計数される。前述したように計数を終えた出玉は持玉となるから、計数装置5での計数結果には、持玉数が含まれる。計数結果は、計数装置5の隣にある端末6とT/C9とに送信される。
ここで、遊技客が、一般客であれば、計数装置5で出玉を計数する際、前述した一般カード20は持っておらず、計数装置5での計数が完了すると、計数結果が印字されたレシート26が端末6のレシート排出口19から排出される。レシート26において、計数結果に含まれる持玉数は、数値として印字されているとともに、バーコードとしても印字されている。
一方、遊技客が、会員であれば、計数装置5での計数開始に先立って、端末6のカード出入口18に会員カード20を挿入する。すると、端末6によって会員カード20のカードIDが読み取られる。そして、計数装置5での計数が完了すると、端末6に送信されてきた計数結果(持玉数)が会員カード20に記録され、その後、会員カード20は、カード出入口18から排出されて会員に返却される。
また、会員の場合、計数結果は、前述したようにT/C9へ送信される。この際、計数結果は、端末6によって読み取られた会員カード20のID(会員ID)に関連付けてT/C9へ送信される。T/C9は、受信した会員IDについての持玉数が既にあれば、既にある持玉数に、今回受信した持玉数を足し合わせた値を、最新の持玉数として管理する。受信した会員IDについての持玉数がなければ、T/C9は、今回受信した持玉数を、最新の持玉数として会員IDに関連付けて管理する。
ここで、計数装置5での計数時には、計数されるパチンコ玉についての貸出レート(つまり、前述した通常レート台および低レート台のいずれの遊技機2で獲得されたパチンコ玉であるか)が特定されており、計数装置5での計数結果には、持玉数だけでなく、持玉についての貸出レートも含まれている。そのため、レシート26には、持玉数だけでなく、その持玉についての貸出レートもバーコード等として印字されている。または、計数した計数装置5が、貸出レートに対応した専用機となっており、レシート26には、当該計数装置5の号機番号(識別情報)を追加で記録するようにしてもよい。その場合には、T/C9等に設けられた管理テーブル(図示せず)によって計数装置5の号機番号と貸出レートとを関連付けて別途記憶しておくことで、貸出レートの特定が可能となる。また、T/C9が計数装置5から受信した持玉数には、その持玉についての貸出レートが関連付けられている。そのため、持玉数を受信したT/C9は、該当する貸出レートについての持玉数を更新することとなる。また、端末6のカード出入口18から排出された会員カード20に記録された持玉数には、その持玉数の持玉についての貸出レートが関連付けられている。
端末6からレシート26または会員カード20を受け取った遊技客、または、台間ユニット3からカード20(一般カード20または会員カード20)を受け取った遊技客は、受け取ったレシート26またはカード20を持って景品カウンタに向かう。遊技客は、レシート26を持っているのであれば、レシート26におけるバーコードを景品管理装置7に読み取らせる。すると、景品管理装置7は、読み取ったバーコードから、持玉数を、この持玉数の持玉の貸出レートに関連付けて取得する。
一方、遊技客は、カード20を持っているのであれば、カード20を、景品管理装置7の隣の端末8のカード出入口25に挿入する。すると、端末8によって、カード20のIDと、持玉数と、その持玉数の持玉の貸出レートとが読み取られ、景品管理装置7に送信される。これにより、景品管理装置7は、持玉数を、この持玉数の持玉の貸出レートに関連付けて取得する。または、景品管理装置7は、受信したIDに対応する最新の持玉数をT/C9から呼び出して取得する。
景品管理装置7は、表示部27を有しており、景品管理装置7では、持玉数の取得後に、この持玉数の持玉の貸出レートに応じて、この持玉数分の持玉と交換可能な景品が表示部27に表示される。遊技客が、表示された中から所望する景品を選択すると、景品管理装置7は、景品交換処理を実施する。具体的には、菓子や煙草等の一般景品が選択された場合の景品交換処理として、景品管理装置7は、選択された一般景品が遊技客に渡される際に、この一般景品に記載されたバーコードを読み取る等によって、遊技客への一般景品の引渡しが正しく行われたか否かをチェックする。また、いわゆる特殊景品が選択された場合の景品交換処理として、景品管理装置7は、図示しない特殊景品の払出機に対して、特殊景品を遊技客へ払い出させる。
また、会員であれば、台間ユニット3や計数装置5で計数された出玉(持玉)を、景品に交換せずに、貯玉(「ちょだま」という)として、遊技店に預け入れることもできる。預け入れられた貯玉の数(貯玉数)は、貸出レート毎に、会員の会員カード20のID(会員ID)に関連付けて会員管理装置10で管理(記憶)される。なお、後述する会員管理装置10のテーブル40では、会員客の貯玉数が貸出レート毎に記憶されている(図3参照)。
貯玉を遊技店に預け入れる場合、計数が終了したとき等のタイミングにおいて、台間ユニット3のカード出入口16、(計数装置5に対応する)端末6のカード出入口18または(景品管理装置7に対応する)端末8のカード出入口25に会員カード20が挿入されている。たとえば計数終了後において、会員が、計数された出玉を貯玉とすることを台間ユニット3、計数装置5または景品管理装置7で選択すると、台間ユニット3、端末6または端末8は、計数された出玉(持玉)の数(貯玉数)を、カード出入口16、カード出入口18またはカード出入口25に挿入された会員カード20のIDと、その出玉の貸出レートとに関連付けて、会員管理装置10に送信する。
このように、会員は、持玉を貯玉とする手続きを、台間ユニット3、計数装置5および景品管理装置7のいずれかで行うことができる。ただし、当該手続きを景品管理装置7で行う場合には、持玉数が記録されたレシート26を景品管理装置7に読み取らせたり、持玉数が記憶された(または会員IDに関連付けて持玉数がT/C9に記憶された)会員カード20を端末8のカード出入口25に挿入したりすることが必要となる。
持玉と貯玉との違いを説明すると、持玉は、一般客の場合には、獲得した当日のみ有効であり、存在する持玉は、その日の営業が終了した時点で消滅する。これに応じて、一般客について一般カード20のカードIDに関連付けてT/C9で管理されていた持玉数は、いずれの貸出レートの持玉数についても、その日の営業が終了した時点で零となる。また、一般カード20に記録された持玉数は、その日の営業が終了した時点で零とみなされる。具体的には、遊技客が、その日以降に遊技店に来店して、台間ユニット3のカード出入口16や端末6のカード出入口18や端末8のカード出入口25に、この一般カード20を挿入しても、この一般カード20に記録された持玉数は、零とみなされる。そのため、一般客は、獲得した持玉を、その日のうちに景品に交換するか、遊技で使い切る必要がある。
一方、会員の場合には、持玉は、その日の営業が終了した時点で、自動的に貯玉となる。T/C9では、たとえば、その日の営業が終了する直前に通常レートの7000個の持玉が存在していた場合、これらの持玉は、営業が終了した時点で、会員管理装置10に移されて、通常レートの7000個の貯玉となり、同じ会員(会員ID)についての通常レートの貯玉数が、7000個分増加する。なお、7000個の持玉がそのまま7000個の貯玉となるとは限らず、所定の取り決めに応じて、7000個の持玉が半分の3500個の貯玉となる場合もある。そして、持玉が貯玉になるのに応じて、営業が終了する直前に存在した持玉数は、いずれの貸出レートの持玉数についても、零となる。
貯玉は、その日の翌日以降も存在するので、会員は、翌日以降に自分の貯玉を引き出すことができる。なお、会員の持玉は、その日の営業が終了する前の時点でも貯玉にすることができる。
次に、会員管理システム1における会員管理装置10の電気的構成について説明する。
図2は、会員管理システム1における会員管理装置10の制御回路ブロック図であり、この発明の特徴と関連する部分のみを示すブロック図である。
会員管理装置10は、制御部30(当日引出許可手段、再遊技許可/禁止設定手段、処理制限手段、当日分追加制御手段、遊技媒体データクリア手段、禁止手段、ポイント考慮手段)を備えている。制御部30は、CPUおよびそのプログラム等を記憶したROM、RAM等で構成されており、プログラムに従って演算処理等の所定の処理を実行する。
会員管理装置10では、制御部30に対して、主に、表示部31、操作部32、通信I/F(インタフェース)部33および記憶部34(遊技媒体データ用記憶手段)のそれぞれが電気的に接続されている。
表示部31は、たとえばタッチパネル付きの液晶表示器であって、表示部31における表示処理(情報表示や画面切換等)は、制御部30によって制御される。操作部32は、たとえばキーボードであって、操作部32を操作することによって所定の信号を制御部30に入力できる。通信I/F部33を介することで、制御部30は、会員管理システム1における他の装置と通信できる。記憶部34は、様々な情報(後述する)を記憶することができる。
次に、会員管理装置10の記憶部34に記録(管理)される内容(会員の遊技データ)について説明する。記憶部34には、一例として、これから述べるテーブル40,41および42が記憶されている。
図3は、会員管理装置10の記憶部34におけるテーブル40を示す図である。図4は、記憶部34におけるテーブル41を示す図である。図5は、記憶部34におけるテーブル42を示す図である。
図3に示すテーブル40には、会員が有する会員カード20に割り当てられた識別情報(会員ID)と、トータル貯玉数と、トータル持玉数と、保有ポイントと、再プレイ可能上限数とが、会員毎に記憶されている。図3では、会員IDが0001の会員についての、トータル貯玉数、トータル持玉数、保有ポイントおよび再プレイ可能上限数の具体値が示されている。
トータル貯玉数とは、会員が現時点で有する貸出レート毎(ここでは、4円(1玉あたり)の通常レートまたは1円の低レート)の貯玉の総数である。図3では、会員IDが0001の会員は、4円(通常レート)の貯玉を3024玉有していて、1円(低レート)の貯玉を1867玉有していることになる。
トータル持玉数とは、会員が現時点で有する貸出レート毎の持玉の総数である。図3では、会員IDが0001の会員は、4円(通常レート)の持玉を348玉有していて、1円(低レート)の持玉を274玉有していることになる。前述したように、持玉は、当日のみ有効なので、会員IDが0001の会員は、現時点で、当日(現時点が属する日)の遊技によって、4円の持玉を348玉獲得し、1円(低レート)の持玉を274玉獲得していることになる。
なお、ここでは、説明の便宜上、会員管理装置10の記憶部34が、テーブル40において、持玉数(トータル持玉数)を管理していることになっているが、各会員IDの持玉数は、先ほどの(遊技開始から景品交換等までの流れについての)説明のように、T/C9で管理されていてもよい。つまり、テーブル40におけるトータル持玉数の欄は、会員管理装置10でなく、T/C9に記憶されていてもよい。
保有ポイントとは、会員が現時点で有するポイントの総数である。ポイントは、遊技店から会員に対して何かのタイミングで付与される。たとえば、会員が来店する毎に、遊技店から会員に対して所定数のポイントが付与される。図3では、会員IDが0001の会員は、17ポイントを保有していることになる。テーブル40において、保有ポイントの欄は、会員の保有するポイントを記憶するポイント記憶エリアである。
再プレイ可能上限数に関し、再プレイとは、会員が現時点で有している貯玉や持玉を使って遊技機2での遊技を再開することである。図1を参照して、会員は、自身の会員カード20を遊技機2のカード出入口16に挿入する。この会員が貯玉を有している場合には、再プレイボタン(図示せず)を押せば、遊技機2内部の貸玉払出機構(図示せず)によって貯玉が上皿11に払い出される。この会員が持玉を有している場合には、払出ボタン23を押せば、台間ユニット3によって持玉が供給ノズル14経由で上皿11に払い出される。会員は、上皿11に払い出された貯玉または持玉を用いて遊技機2で遊技(再プレイ)を開始できる。最初に再プレイボタンを押すときには、台間ユニット3へのパスワード(会員毎に設定されている)の入力が要求されてもよい。
なお、貯玉や持玉の払出ボタンが別々のボタン(再プレイボタンや払出ボタン23)であると説明したが、共通のボタンであってもよい。また、貸玉の払出ボタン(貸出ボタン22)が貯玉や持玉の払出ボタンと共通であってもよい。その場合には、貸玉、持玉および貯玉におけるパチンコ玉の払い出しの優先順位が別途設定されている。
再プレイ可能上限数とは、会員が貯玉を用いて再プレイするために使える(引き出せる)貯玉の上限数であり、貸出レート毎に定められている。図3では、会員IDが0001の会員は、1000玉までであれば、4円(通常レート)の貯玉を引き出しして再プレイすることができ、1500玉までであれば、1円(低レート)の貯玉を引き出しして再プレイすることができる。
なお、保有ポイントおよび再プレイ可能上限数に関連する説明は、以降で行う。
図4に示すテーブル41には、貸出レート毎におけるトータル貯玉数およびその内訳が、会員毎に記憶されている。図4では、図3の場合と一致するように、会員IDが0001の会員に関するデータが示されている。トータル貯玉数の内訳は、当日貯玉数および過去貯玉数を含んでいる。
当日貯玉数とは、会員が当日に獲得した貯玉(「当日貯玉」ということがある)の数である。
過去貯玉数とは、トータル貯玉数から当日貯玉数を差し引いて得られる値であり、会員が当日より前(前日以前)に獲得した貯玉(「過去貯玉」ということがある)の数(累積値)である。
このように、テーブル41は、会員客それぞれの会員IDに関連付けて、4円(通常レート)および1円(低レート)のそれぞれの貸出レートについてのトータル貯玉数、当日貯玉数および過去貯玉数を記憶している。つまり、テーブル41は、テーブル40におけるトータル貯玉数の詳細を記憶していることになる。
図4では、会員IDが0001の会員について、前述した3024玉の4円の貯玉のうち、1417玉は、当日獲得された貯玉の数(当日貯玉数)であり、残りの1607玉は、前日以前に獲得された貯玉の数(過去貯玉数)である。また、この会員について、前述した1867玉の1円の貯玉のうち、274玉は、当日獲得された貯玉の数(当日貯玉数)であり、残りの1593玉は、前日以前に獲得された貯玉の数(過去貯玉数)である。
このように、テーブル40およびテーブル41を有する記憶部34は、会員の有するパチンコ玉を、遊技当日の当日遊技媒体(持玉および当日貯玉)と、前日以前の過去遊技媒体(過去貯玉)とに分けて記憶している。特に、テーブル40におけるトータル持玉数の欄とテーブル41における当日貯玉数の欄とは、当日に会員が所有する遊技媒体数(持玉数および当日貯玉数)を記憶する当日遊技媒体数記憶エリアであり、テーブル41における過去貯玉数の欄は、前日以前に会員が貯めていた遊技媒体数を記憶する過去遊技媒体数記憶エリアである。つまり、記憶部34は、持玉および当日貯玉の数と、過去貯玉の数とを確実に分けて記憶することができる。
図5に示すテーブル42には、貸出レート毎における当日貯玉数およびその内訳が、会員毎に記憶されている。図5では、図4の場合と一致するように、会員IDが0001の会員に関するデータが示されているが、説明の便宜上、4円の貸出レートの当日貯玉数のみ示していて、1円の貸出レートの当日貯玉数に関するデータの表示は省略されている。当日貯玉数の内訳は、ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数を含んでいる。
ユニット貯玉数は、客が獲得した持玉を貯玉とする手続きを台間ユニット3(図1参照)でした場合に発生した貯玉の数である。
島端貯玉数は、客が獲得した持玉を貯玉とする手続きを島端の計数装置5(図1参照)でした場合に発生した貯玉の数である。
POS貯玉数は、客が獲得した持玉を貯玉とする手続きを景品管理装置7(前述したPOSであり、図1参照)でした場合に発生した貯玉の数である。
ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数の合計値(図5における「合計」の欄の値)が当日貯玉数となる。
このように、テーブル42は、会員客それぞれの会員IDに関連付けて、4円(通常レート)および1円(低レート)のそれぞれの貸出レート(図5では低レートのデータの図示を省略)についての当日貯玉数(図5における「合計」)、ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数を記憶している。つまり、テーブル42は、テーブル41における当日貯玉数の詳細を記憶していることになる。
図5では、会員IDが0001の会員について、前述した1417玉の4円の当日貯玉数の内、427玉は、ユニット貯玉数であり、他の625玉は、島端貯玉数であり、残りの365玉は、POS貯玉数である。なお、以下では、特に言及がない限り、当日貯玉数の内訳(ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数)について考慮しない。
以上のように、記憶部34のテーブル40は、各会員の貯玉(この実施形態では、持玉も含まれる)の(預かり)口座となっていて、テーブル41および42は、テーブル40における貯玉についての詳細な内容を記憶してもよい。
次に、会員管理装置10において行われる様々な処理について説明する。なお、以下で説明する処理は、会員を対象としている。
図6は、会員管理装置10において行われる第1の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。
図6を参照して、会員管理装置10の制御部30(図2参照)は、各台間ユニット3や計数装置5(図1参照)において獲得玉(前述した出玉)の計数処理があったか否かを監視している(ステップS1)。計数処理があってそれが完了すると(ステップS1でYES)、例えばカード20やレシート26の排出があると、制御部30は、持玉処理を行う(ステップS2)。持玉処理として、制御部30は、ステップS1での計数処理の結果得られた持玉数(台間ユニット3や計数装置5から送信される)を(当該持玉数の持ち主である)会員の会員IDに関連付けてテーブル40(図3参照)に記録する。たとえば、前述した会員IDが0001の会員について計数処理が行われ、今回の持玉数が通常レートの100玉であれば、制御部30は、持玉処理として、テーブル40(図3参照)における当該会員の4円のトータル持玉数に今回の100玉を追加することによってトータル持玉数を更新する。なお、前述したように、トータル持玉数がT/C9で管理される場合には、ステップS1およびS2の処理は、T/C9によって実行される。
また、制御部30は、計数処理があったか否かだけでなく、貯玉依頼があるか否かも監視している(ステップS3)。貯玉依頼とは、前述したように持玉を貯玉とする手続きを依頼することである。
台間ユニット3であれば、会員が台間ユニット3(会員カード20が挿入されている)の操作ボタン(図示せず)を操作することによって貯玉依頼がなされる。計数装置5であれば、会員が計数装置5(対応する端末6に会員カード20が挿入されている)の操作ボタン(図示せず)を操作することによって貯玉依頼がなされる。景品管理装置7であれば、会員が景品管理装置7(対応する端末8に会員カード20が挿入されている)の操作ボタン(図示せず)を操作することによって貯玉依頼がなされる。なお、貯玉依頼では、貯玉とする持玉の貸出レート(どの貸出レートの持玉を貯玉とするのか)が会員によって指定される。
貯玉依頼があれば(ステップS3でYES)、制御部30は、貯玉依頼をする会員の会員IDを会員カード20(台間ユニット3や端末6や端末8に挿入されている)から取得し、この会員IDについての対応する貸出レートの持玉があるか否か(この会員IDについてテーブル40で管理されているトータル持玉数が0「零」以上か否か)を確認する。
持玉があれば(ステップS4でYES)、制御部30は、その持玉を当日貯玉とする処理(当日貯玉処理)を行う(ステップS5)。制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル40(図3参照)では、貯玉依頼で会員より指定された貸出レートの持玉数(この会員が当該貸出レートについて保有するトータル持玉数の全部であってもよいし、一部であってもよい)を、対応する貸出レートのトータル持玉数から減算する一方で、当該貸出レートのトータル貯玉数に当該持玉数を加算する。また、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル41(図4参照)では、当該貸出レートのトータル貯玉数および当日貯玉数のそれぞれに当該持玉数を加算する。そして、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル42(図5参照)では、合計(当日貯玉数)に当該持玉数を加算するとともに、貯玉依頼が行われた装置(台間ユニット3、計数装置5および景品管理装置7のいずれか)に応じて、ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数のうちの該当するものに当該持玉数を加算する。
たとえば、会員IDが0001の会員が4円の貸出レートにおける348玉のトータル持玉数(図3参照)のうち50玉を貯玉にしたいとする貯玉依頼を台間ユニット3においてしたとする。この場合、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル40(図3参照)において4円のトータル持玉数から50玉を減算して4円のトータル貯玉数に50玉を加算し、テーブル41(図4参照)において4円のトータル貯玉数および当日貯玉数のそれぞれに50玉を加算し、テーブル42(図5参照)において4円の当日貯玉数における合計およびユニット貯玉数のそれぞれに50玉を加算する。
また、制御部30は、貯玉依頼があるか否かだけでなく、台間移動があったか否かも監視している(ステップS6)。台間移動とは、ある貸出レートの持玉を獲得した会員が、当該貸出レートとは異なる貸出レートの遊技機2に移って新たに遊技をすることである。たとえば、今まで通常レート4円の遊技機2で遊技をしていた会員が、この遊技機2での遊技で100玉の持玉を獲得した後に、今度は低レート1円の遊技機2に移動して、この遊技機2で遊技を開始することが台間移動の一例である。
台間移動に関連して、会員管理装置10は、各会員の遊技履歴(いつどの遊技機2で遊技をしたかといった履歴)を記憶部34(図2参照)で管理しているので、制御部30は、当該遊技履歴の更新状況を監視することによって、各会員が台間移動したか否かを監視している。
台間移動があると(ステップS6でYES)、制御部30は、台間移動した会員が台間移動直前に遊技していた遊技機2の貸出レートについての持玉があるか否かをテーブル40(図3参照)において確認する(ステップS4)。たとえば、前述した会員IDが0001の会員が、先ほどの台間移動の一例のように低レートの遊技機2へ台間移動した場合、制御部30は、テーブル40を参照して、台間移動の直前に遊技していた遊技機2の貸出レート(通常レートであり、ここでは4円)についてのトータル持玉数が0「零」以上か否かを確認する。
持玉があれば(ステップS4でYES)、制御部30は、移動直前に遊技していた遊技機2の貸出レートの持玉を全て当日貯玉とする処理(当日貯玉処理)を行う(ステップS5)。制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル40(図3参照)では、当該貸出レートのトータル持玉数の全てを、同じ貸出レートのトータル貯玉数に加算し、このトータル持玉数を0「零」にクリアする。また、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル41(図4参照)では、テーブル40の場合と同様に、当該貸出レートのトータル持玉数の全てを、同じ貸出レートのトータル貯玉数に加算し、さらに、当該同じ貸出レートの当日貯玉数にも加算する。そして、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル42(図5参照)では、対応する貸出レートのユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数において予め指定された貯玉数(ここではユニット貯玉数とする)に、先ほどのトータル持玉数を加算する。
たとえば、会員IDが0001の会員が4円の遊技機2から1円の遊技機2に台間移動すると、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル40(図3参照)において、4円の貸出レートにおける348玉のトータル持玉数の全てを、同じ貸出レートの(4円の)トータル貯玉数に加算し、4円のトータル持玉数を0「零」にクリアする。同時に、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル41(図4参照)における4円の貸出レートのトータル貯玉数および当日貯玉数のそれぞれに348玉のトータル持玉数の全てを加算し、テーブル42(図5参照)における4円の貸出レートの当日貯玉数における合計およびユニット貯玉数のそれぞれに348玉のトータル持玉数の全てを加算する。
つまり、制御部30は、会員が遊技機2における遊技を中断(台間移動の場合)または中止(貯玉依頼の場合)する持玉の預け入れ処理(当日貯玉処理)が行われたことに応答して、そのとき(当日貯玉処理の開始直前)に会員が獲得していた遊技媒体の数(持玉数)を当日貯玉の数(当日貯玉数)に加算して記憶部34に記憶させる。これにより、会員管理システム1では、預け入れ処理の対象となったパチンコ玉は、預け入れ処理があった当日においては、当日貯玉として管理されている。そのため、後述するように、会員は、その当日においては、当該パチンコ玉を引き出して自由に再プレイに使用できるので、柔軟な対応が可能となる。
また、同じ貸出レート間の台間移動を禁止した運用であれば、同じ貸出レートの異なる遊技機2への台間移動があったときに同様の処理が行われる。この場合、当日貯玉の再プレイは、持玉を貯玉とする手続きをした(当該手続きをした台間ユニット3に対応する)遊技機2だけで可能となることになる。
なお、貯玉依頼や台間移動があっても(ステップS3やステップS6でYES)、該当する持玉がなければ(ステップS4でNO)、制御部30は、当日貯玉処理を行わない。
そして、遊技店では、その日の営業時間が終了すると、遊技店の従業員がT/C9の操作部(図示せず)または会員管理装置10の操作部32(図2参照)を操作することによって、閉店処理を行う(ステップS7)。閉店処理が行われると、持玉および貯玉(当日貯玉も含む)は、いずれも、当日の遊技や景品交換に使用できなくなる。制御部30は、閉店処理が行われたタイミングで、テーブル40〜42(図3〜図5参照)を参照し、その日(当日)において各会員の当日貯玉や持玉があるか否か(当日貯玉数やトータル持玉数が0「零」より多いか否か)を確認し(ステップS8)、当日貯玉や持玉があれば(ステップS8でYES)、その会員について過去貯玉処理を行う(ステップS9)。
制御部30は、過去貯玉処理として、テーブル40(図3参照)では、各貸出レートのトータル持玉数の全てを、同じ貸出レートのトータル貯玉数に加算し、各トータル持玉数を0「零」にクリアする。また、制御部30は、過去貯玉処理として、テーブル41(図4参照)では、各貸出レートの当日貯玉数の全てを、同じ貸出レートの過去貯玉数に加算し、各貸出レートの当日貯玉数を0「零」にクリアする。つまり、制御部30は、遊技店における閉店処理以降のタイミングで、記憶部34に記憶されている当日遊技媒体(持玉および当日貯玉)の数を過去遊技媒体(過去貯玉)の数に加算して記憶し、当日遊技媒体の数の記憶をクリアする。これにより、当日貯玉や持玉が当日貯玉や持玉に該当しなくなった所定のタイミング(遊技店における閉店処理以降のタイミング)で、当日貯玉数や持玉数がクリアされて、当日貯玉や持玉が過去貯玉となることから、会員管理システム1では、当日貯玉や持玉と、過去貯玉とを整合した状態で正しく管理できる。
また、制御部30は、過去貯玉処理として、テーブル42(図5参照)では、各貸出レートの当日貯玉数(合計)および内訳(ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数)を0「零」にクリアする。
たとえば、会員IDが0001の会員の場合、トータル持玉数があり(4円で348玉あり、1円で274玉ある)、当日貯玉数もあるので(4円で1417玉あり、1円で274玉ある)、ステップS8ではYESとなる。
すると、制御部30は、ステップS9の過去貯玉処理として、テーブル40(図3参照)において、4円の貸出レートにおける348玉のトータル持玉数の全てを、同じ貸出レートの(4円の)トータル貯玉数に加算し、4円のトータル持玉数を0「零」にクリアする。また、制御部30は、テーブル40(図3参照)において、1円の貸出レートにおける274玉のトータル持玉数の全てを、同じ貸出レートの(1円の)トータル貯玉数に加算し、1円のトータル持玉数を0「零」にクリアする。また、制御部30は、過去貯玉処理として、テーブル41(図4参照)における4円の貸出レートの1417玉の当日貯玉数を、同じ貸出レートの(4円の)過去貯玉数に加算し、4円の当日貯玉数を0「零」にクリアする。また、制御部30は、過去貯玉処理として、テーブル41(図4参照)における1円の貸出レートの274玉の当日貯玉数を、同じ貸出レートの(1円の)過去貯玉数に加算し、1円の当日貯玉数を0「零」にクリアする。そして、制御部30は、過去貯玉処理として、テーブル42(図5参照)における各貸出レートの当日貯玉数(合計)および内訳(ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数)を0「零」にクリアする。
過去貯玉処理では、各貸出レートについて、トータル持玉数がクリアされる代わりにトータル貯玉数がトータル持玉数の分だけ増加し、当日貯玉数がクリアされる代わりに過去貯玉数が当日貯玉数の分だけ増加するが、当日貯玉数がクリアされた(過去貯玉数に移し変えられた)だけでは、トータル貯玉数は変動しない。なお、制御部30による当日貯玉数のクリアは、営業時間の終了時ではなく、遊技店における閉店処理以降の任意のタイミング、たとえば、翌日の営業開始直前に行われてもよい。
また、閉店処理以外でも、以下に述べる特殊処理があれば(ステップS10でYES)、制御部30は、過去貯玉処理を行う(ステップS9)。たとえば、当日貯玉や持玉がある会員の個人データ(会員の氏名等)の一部が何らかの原因によって欠落していた等の不具合があって、当日貯玉や持玉があるのに当該会員について閉店処理で過去貯玉処理が行われなかった場合がある。当該不具合が翌日以降に解消されると、この不具合解消処理が特殊処理となり(ステップS10でYES)、制御部30は、当該会員について過去貯玉処理を行う(ステップS9)。また、別の例として、過去貯玉処理が未実施の会員のリストがあって、従業員がその会員について過去貯玉処理を行うために、(会員管理装置10の)操作部32を操作する処理(マニュアル処理)を行うと、このマニュアル処理が特殊処理となり(ステップS10でYES)、制御部30は、当該会員について過去貯玉処理を行う(ステップS9)。
図7は、会員管理装置10の表示部31における表示内容を示す図である。図8は、会員管理装置10において行われる第2の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。図9は、会員管理装置10において行われる第3の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。
ここで、会員管理装置10では、前述した再プレイについて、様々な設定が可能である。設定を行うための設定画面45が、図7に示すように会員管理装置10の表示部31に表示される。
設定画面45は、「当日貯玉再プレイ許可」という見出しMと、見出しMの横に表示された「する」と示されたYESボタン46および「しない」と示されたNOボタン47と、「過去貯玉再プレイ上限数」という見出しNと、見出しNの横に表示された表示欄48と、「適用」と記された適用ボタン49と、「キャンセル」を記されたキャンセルボタン50とを含む。
遊技店の従業員は、当日貯玉を使った再プレイ(「当日貯玉再プレイ」ということにする)を許可するのであれば、YESボタン46を押してから適用ボタン49を押す。すると、図8を参照して、会員管理装置10の制御部30は、従業員による操作があったものと判断し(ステップS21でYES)、当日貯玉再プレイを許可するためにYESボタン46が押されたと判断して(ステップS22でYES)、当日貯玉再プレイの許可を確定する(ステップS23)。つまり、制御部30は、会員が遊技を行うために当日貯玉を引き出す処理を許可する。
これにより、会員は、台間ユニット3のカード出入口16に会員カード20を差し込んで、台間ユニット3の操作部(図示せず)を操作することによって当日貯玉の(再プレイのために引き出したい)数を指定すると、所望の貸出レートの当日貯玉を無制限(上限なし)で引き出すことができる。引き出された当日貯玉は、パチンコ玉の現物として、遊技機2に内蔵された貸玉払出機構(図示せず)によって上皿11に払い出されるので、この現物を用いた再プレイが可能となる。当日貯玉の引き出しに前後して、制御部30は、会員によって指定された数(当日貯玉の引き出し数)をテーブル40および41(図3および図4参照)における(該当する貸出レートの)トータル貯玉数および当日貯玉数のそれぞれから減算する。
この場合、会員は、台間移動(ステップS6)したり、貯玉依頼(ステップS3)をすることで当日の入退店を繰り返したりしたとても、自分の会員カード20を持ってさえいれば(一般カード20を持たなくても)、当日貯玉を用いた再プレイが当日内において自由に可能である。特に、台間移動によって(景品管理システム1の都合上)勝手に貯玉となった持玉を当日貯玉として再プレイに使用することができる点で、使い勝手がよい。
また、当日貯玉での再プレイが可能であるから、会員は、気兼ねなく、台間移動したり当日の入退店を繰り返したりすることができる。これにより、会員にとっては便利であるとともに、遊技店にとっては、会員の再来店や活発な遊技を促進できる点でメリットがある。
図7に戻り、従業員は、当日貯玉を使った再プレイを許可しないのであれば、NOボタン47を押してから適用ボタン49を押す。すると、図8を参照して、会員管理装置10の制御部30は、操作があったものと判断し(ステップS21でYES)、当日貯玉再プレイを許可しないためにNOボタン47が押されたと判断して(ステップS22でNO)、当日貯玉再プレイの禁止を確定する(ステップS24)。これにより、会員は、台間ユニット3のカード出入口16に会員カード20を差し込んで、台間ユニット3の操作部(図示せず)を操作しても、所望の貸出レートの当日貯玉を引き出すことができない。
なお、この実施形態では、NOボタン47を設けているので、当日貯玉再プレイを許可するだけでなく、禁止することもできるようになっているが、当日貯玉は、持玉と同様に、当日であれば自由にできることが望ましいから、NOボタン47を省略して、当日貯玉再プレイが常に許可されるようにした方がよい。
図7を参照して、従業員は、過去貯玉を使った再プレイを許可するのであれば、会員管理装置10の操作部32を操作することによって、1以上の数字を過去貯玉再プレイ上限数として表示欄48に表示させてから適用ボタン49を押す。すると、図9を参照して、会員管理装置10の制御部30は、従業員による操作があったものと判断し(ステップS31でYES)、過去貯玉再プレイを許可するために表示欄48の過去貯玉再プレイ上限数が0より多いと判断して(ステップS32でYES)、過去貯玉再プレイの許可を確定する(ステップS33)。
これにより、会員は、台間ユニット3のカード出入口16に会員カード20を差し込んで、台間ユニット3の操作部(図示せず)を操作することによって(再プレイのために引き出したい)過去貯玉の数を過去貯玉再プレイ上限数の範囲内で指定すると、所望の貸出レートの過去貯玉を引き出すことができる。引き出された過去貯玉は、パチンコ玉の現物として、遊技機2に内蔵された貸玉払出機構(図示せず)によって上皿11に払い出されるので、この現物を用いた再プレイが可能となる。過去貯玉の引き出しに前後して、制御部30は、指定された数(過去貯玉の引き出し数)をテーブル40および41(図3および図4参照)における(該当する貸出レートの)トータル貯玉数および過去貯玉数のそれぞれから減算する。
図7に戻り、従業員は、過去貯玉を使った再プレイを許可しないのであれば、会員管理装置10の操作部32を操作することによって、0「零」を過去貯玉再プレイ上限数として表示欄48に表示させてから適用ボタン49を押す。図7は、表示欄48に0「零」が表示された状態を示している。ここで適用ボタン49を押すと、図9を参照して、会員管理装置10の制御部30は、操作があったものと判断し(ステップS31でYES)、過去貯玉再プレイを許可しないために表示欄48の過去貯玉再プレイ上限数が0と入力されたと判断して(ステップS32でNO)、過去貯玉再プレイの禁止を確定する(ステップS34)。
これにより、会員は、台間ユニット3のカード出入口16に会員カード20を差し込んで、台間ユニット3の操作部(図示せず)を操作しても、所望の貸出レートの過去貯玉を引き出すことができない。
このように、制御部30は、図7に示す設定画面45での過去貯玉再プレイ上限数の入力内容に応じて、遊技のために過去貯玉の引き出しを許可するか許可しないかを設定し、会員が遊技を行うために過去貯玉の引き出し処理を行う際に、先ほどの設定内容(許可するか許可しないか)に応じ、過去貯玉の引き出しを許可/禁止する。
以上のように、会員が遊技によって当日獲得したパチンコ玉は、持玉や当日貯玉として、当日においては、自由に再プレイに使用できる(図8のステップS23)。一方、会員が前日以前に獲得したパチンコ玉は、過去貯玉として、当日貯玉とは別に管理されていて(図4のテーブル41参照)、制御部30の設定内容(ステップS33またはS34)に応じた範囲で、過去貯玉の引き出し(過去貯玉を使った再プレイ)を許可/禁止することができる。つまり、会員管理システム1では、当日貯玉を使った再プレイは、最低限行えるようにしたうえで、過去貯玉を使った再プレイは、遊技店の都合に応じて許可/禁止できるので、再プレイに係る不具合を解消できる柔軟な対応が可能となる。
なお、当日貯玉再プレイおよび過去貯玉再プレイが禁止されている場合には、当日貯玉や過去貯玉は、再プレイには使えないが、景品と交換するために使うことはできる。その場合、前述した景品交換処理において、制御部30は、景品との交換に必要な貯玉数を、テーブル40および41(図3および図4参照)のトータル貯玉数(テーブル41の場合には、トータル貯玉数以外に当日貯玉数または過去貯玉数のどちらか対応する方)から減算する。
当日貯玉および過去貯玉の両方が存在する(当日貯玉数および過去貯玉数の両方が1玉以上ある)場合、当日貯玉および過去貯玉のどちらを用いて景品交換処理を行うのかを指定しないのであれば、過去貯玉を優先して景品交換に用いる方が望ましい。つまり、当日貯玉は景品交換以外に再プレイにも使えることから、使い勝手の悪い過去貯玉を優先的に使うためである。また、次のような優先順位としてもよい。第1例:当日貯玉再プレイ可能で、過去貯玉再プレイ不可能の場合には、過去貯玉を優先して景品交換に用いる。第2例:当日貯玉再プレイ可能で、過去貯玉再プレイ可能の場合には、どちらの貯玉を景品交換に用いるかを選択するのが基本だが、過去貯玉が過去貯玉再プレイ上限数に近い数だけ再プレイに使用済みである場合には、(残りの)過去貯玉を優先して景品交換に用いる。
なお、キャンセルボタン50を押せば、今までの設定内容(YESボタン46やNOボタン47の操作内容や表示欄48への入力内容)をキャンセルすることができる。
図10は、会員管理装置10において行われる第4の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。図11は、会員管理装置10において行われる第5の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。
次に、図10および図11を参照して、前述したポイントについて説明する。
たとえば、会員が遊技店に入場して、会員カード20を台間ユニット3のカード出入口16や端末6のカード出入口18や端末8のカード出入口25に挿入すると、台間ユニット3や端末6や端末8は、挿入された会員カード20の会員IDを読み取る。
図10を参照して、会員管理装置10の制御部30は、台間ユニット3、端末6および端末8のいずれかが会員カード20の会員IDを読み取ると(ステップS41でYES)、その会員カード20の持ち主である会員が、当日において、会員IDの読み取り時に初めて来店したか否かを確認する。つまり、1営業日において、同一の会員の会員カード20の会員IDが台間ユニット3、端末6および端末8のいずれかに読み取られる機会は何度もあることから、制御部30は、ステップS41での会員カード20の会員IDの読み取りが当該1営業日内で初めてであるか否かをステップS42で確認する。会員管理装置10の記憶部34(図2参照)では各会員の営業日毎における会員カード20の読み取り履歴が記憶されており、制御部30は、その読み取り履歴を参照することによって、その会員カード20の客(会員)が当日初来店か否かを確認する(ステップS42)。
初来店であれば(ステップS42でYES)、制御部30は、その会員カード20の会員にポイントを付与する。具体的に、制御部30は、テーブル40(図3参照)において、この会員の保有ポイントに、所定数のポイント(たとえば1ポイント)を追加する。つまり、会員が来店すると、その都度、テーブル40における当該会員の保有ポイントが所定数ずつ増えるようになっている。この実施形態では、ポイント付与は1営業日に1回だけなので、同日に何度も入退場を繰り返したからといって、入店の都度ポイント付与が毎回行われるわけではない。つまり、ポイントは、遊技店への来店日数に応じて付与される。ただし、遊技店の都合によっては、ポイントは、遊技店への来店回数に応じて付与されてもよく、この場合には、同日内において何度も入店すれば、その都度ポイントが付与される。
このポイントは、台間ユニット3や景品管理装置7等において、前述した再プレイ可能上限数に交換することができる。たとえば、1ポイントが4円の過去貯玉125玉または1円の過去貯玉500玉と交換できるとする。図3を参照して、会員IDが0001の会員の元々の保有ポイントが28ポイントであったとした一方で各貸出レートの再プレイ可能上限数が0「零」である場合に、この会員が8ポイントを4円の再プレイ可能上限数(再プレイ可能な過去貯玉の数)に交換し、3ポイントを1円の再プレイ可能上限数に交換したとする。この場合、保有ポイントは、28ポイントから11ポイント減算されて、図3に示すように17ポイントとなり、4円の再プレイ可能上限数が1000玉となり、1円の再プレイ可能上限数が1500玉となる。これにより、この会員は、前述したように過去貯玉再プレイが禁止されている場合であっても(図9のステップS34)、0より多い再プレイ可能上限数を有しているので、4円の過去貯玉であれば最大1000玉を引き出して再プレイに使うことができ、1円の過去貯玉であれば最大1500玉を引き出して再プレイに使うことができる。
なお、単位当たりのポイント(たとえば1ポイント)と交換できる過去貯玉の数は、会員のランク(いわゆるお試し会員とレギュラー会員とVIP会員との違い)や、日にち(平日と休日との違い等)に応じて遊技店側で変更可能であってもよい。
再プレイ可能上限数に関し、図11を参照して、会員管理装置10の制御部30は、台間ユニット3のカード出入口16に対する会員カード20の挿入があるか否かを監視している(ステップS51)。制御部30は、会員カード20の挿入を確認すると(ステップS51でYES)、その会員カード20の会員ID(台間ユニット3によって読み取られる)の再プレイ可能上限数をテーブル40において参照し、該当する貸出レートの再プレイ可能上限数が0「零」より多いか否かを確認する(ステップS52)。
該当する再プレイ可能上限数が0より多ければ(ステップS52でYES)、制御部30は、前述したように過去貯玉再プレイが禁止されている場合であっても、再プレイ可能上限数の範囲で、過去貯玉による再プレイを許可する(ステップS53)。換言すれば、制御部30は、再プレイのための過去貯玉の引き出しが禁止されている場合(一部禁止されている場合、つまり、「制限」されている場合も含む)であっても、保有ポイント(厳密には、再プレイ可能上限数に交換したポイント)に応じて、再プレイ可能上限数において予め設定された数の過去貯玉の引き出しを許可する。
これにより、会員は、ステップS51において台間ユニット3のカード出入口16に会員カード20を差し込んだ後で、台間ユニット3の操作部(図示せず)を操作することによって、過去貯玉の(これから引き出したい)数を再プレイ可能上限数の範囲内で指定すると、所望の貸出レートの過去貯玉を引き出すことができる。引き出された過去貯玉は、パチンコ玉の現物として、遊技機2に内蔵された貸玉払出機構(図示せず)によって上皿11に払い出されるので、この現物を用いた再プレイが可能となる。つまり、会員管理システム1では、過去貯玉の引き出しが制限されている場合であっても、会員の保有するポイントに応じて、予め設定された数の過去貯玉を引き出して再プレイに使えることから、柔軟な対応が可能となる。
過去貯玉の引き出しに前後して、制御部30は、指定された(引き出す過去貯玉の)数をテーブル40および41(図3および図4参照)における(該当する貸出レートの)トータル貯玉数および過去貯玉数のそれぞれから減算し、さらに、該当する再プレイ可能上限数からも減算して再プレイ可能上限数を更新する。なお、再プレイ可能上限数は、当日限り有効(営業時間が終了するとクリアされる)であってもよいし、翌日以降に繰り越し可能であってもよい。
該当する再プレイ可能上限数が0であれば(ステップS52でNO)、制御部30は、過去貯玉による再プレイを禁止する(ステップS54)。これにより、会員は、その後に台間ユニット3の操作部(図示せず)を操作しても、所望の貸出レートの過去貯玉を引き出すことができない。
以上によれば、会員にとって魅力的な再プレイ運用を行うことが可能となる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、この実施形態での遊技媒体は、パチンコ玉であったが、パチンコ玉以外にメダルであっても構わない。
また、記憶部34は、前述した実施形態では、会員の有するパチンコ玉を、遊技当日の当日遊技媒体(持玉および当日貯玉)と、前日以前の過去遊技媒体(過去貯玉)とに分けて記憶しているが、会員の有するパチンコ玉のうち、少なくとも当日遊技媒体を分けて記憶していればよい。
また、当日貯玉再プレイや過去貯玉再プレイを許可する場合には、貯玉を引き出すときに、手数料をとっても良いし(特に過去貯玉再プレイの場合)、手数料を無料としてもよい(特に当日貯玉再プレイの場合)。
一方で、当日貯玉であっても、前述したPOS貯玉数(図5参照)の貯玉のように、景品カウンタまでわざわざ来て持玉を貯玉にする処理を行った場合には、会員には、当該貯玉を用いて再プレイする意思がないと判断できるので、当該貯玉を用いる再プレイを例外的に許可しなくてもよい。この場合、前述した制御部30は、当日貯玉を引き出す処理を許可している場合であっても、所定の預け入れ処理端末である景品管理装置7で手続き(持玉を貯玉にする処理)をした当日貯玉(POS貯玉数の当日貯玉)を引き出す処理を禁止する。そのため、当日遊技媒体(当日貯玉)であっても、所定の条件に該当する当日貯玉では、引き出す処理が禁止されるので、遊技店の都合に応じた柔軟な運用が可能になる。
また、台間ユニット3で再プレイ処理する場合のパチンコ玉(貯玉)の払い出しは、全てのパチンコ玉を供給ノズル14(またはそれに相当する装置)または遊技機2の前記払出機構から払い出したり、基本単位数の整数倍の数のパチンコ玉を前記払出機構から払い出す一方で端数のパチンコ玉を供給ノズル14から払い出したりするようにしてもよい。持玉の場合も同様である。
また、島端再プレイ機という装置があって、再プレイのために引き出す貯玉が、島端再プレイ機から、現物のパチンコ玉となって払い出されてもよい。
また、遊技客が所有する携帯電話が、カード20の代わりとなってもよい。その場合、携帯電話に内蔵されたICチップの製造番号(IDm)が、カード20のIDに相当する。
また、前述した実施形態では、会員の持玉数は、会員管理装置10のテーブル40(図3参照)で管理されていたが、持玉数は、会員のものも一般客のものも、T/C9(図1参照)で一括管理されていてもよい。この場合、会員管理装置10は、会員の貯玉数を専門に管理することになる。
また、T/C9と会員管理装置10とは別々に存在していたが、1つの装置として一体化されていてもよい。
また、一般カード20においても、会員カード20と同様に、複数種類の貸出レートの持玉数が貸出レート毎にまとめて記録できるようにしてもよい。
また、前述した実施形態では、再プレイに関する貯玉の引き出しの許可/禁止設定について説明したが、ここでの設定は、再プレイに限らず、景品交換にも適用可能である。たとえば、当日貯玉であれば再プレイ可能であるが景品(特に特殊景品)への交換は不可能であるとし、過去貯玉であれば再プレイ不可能であるが景品交換は可能であるというように、再プレイおよび景品交換の許可/禁止をいろいろ組み合せて設定できるようにする。ここで挙げた一例の設定であれば、当日貯玉の景品交換を禁止しているため、遊技客は、主に当日の利用(再プレイ)または(翌日以降の)景品交換を目的として貯玉する(持玉を貯玉とする手続きをする)ことになる。この場合、貯玉するには会員にならないといけないため、遊技店にとっては会員増加につながる。このように、遊技店の運用形態に応じて様々な設定を行えるようにしておけば、なおよい。
1 会員管理システム
7 景品管理装置
30 制御部
34 記憶部

Claims (5)

  1. 遊技店で遊技する遊技客のうちの会員登録をした遊技客(以下「会員」)のために遊技データを管理する会員管理システムであって、
    会員の有する遊技媒体のうち、少なくとも遊技当日の当日遊技媒体を分けて記憶するための遊技媒体データ用記憶手段と、
    会員が遊技を行うために当日遊技媒体を引き出す処理を許可する当日引出許可手段と、
    遊技のために前日以前の過去遊技媒体の引き出しを許可するか許可しないかを設定する再遊技許可/禁止設定手段と、
    会員が遊技を行うために過去遊技媒体の引き出し処理を行う際に、前記設定手段の設定内容に応じ、前記引き出しを許可/禁止する処理制限手段と、
    を含むことを特徴とする、会員管理システム。
  2. 会員が遊技機における遊技を中断または中止する遊技媒体の預け入れ処理が行われたことに応答して、そのとき会員が獲得していた遊技媒体の数を前記当日遊技媒体の数に加算して記憶させる当日分追加制御手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の会員管理システム。
  3. 遊技店における閉店処理以降のタイミングで、前記当日遊技媒体の数の記憶をクリアする遊技媒体データクリア手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2記載の会員管理システム。
  4. 前記当日引出許可手段が当日遊技媒体を引き出す処理を許可している場合であっても、所定の預け入れ処理端末で手続きした当日遊技媒体を引き出す処理を禁止する禁止手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の会員管理システム。
  5. 前記記憶手段は、会員の保有するポイントを記憶するポイント記憶エリアを有し、
    前記処理制御手段は、前記過去遊技媒体の引き出しが制限されている場合であっても、前記ポイントに応じて、予め設定された数の過去遊技媒体の引き出しを許可するポイント考慮手段を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の会員管理システム。
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