JP2014000112A - 会員管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】会員管理システム1は、会員登録をした遊技客(以下「会員」)の有するパチンコ玉のうち、少なくとも遊技当日の当日遊技媒体(持玉および当日貯玉)を分けて記憶するための記憶部34と、制御部30とを含む。制御部30は、会員が遊技を行うために当日貯玉を引き出す処理を許可したり、表示部31および操作部32によって遊技のために過去貯玉(前日以前の過去遊技媒体)の引き出しを許可するか許可しないかを設定した内容を記録したり、会員が遊技を行うために過去貯玉の引き出し処理を行う際に、先ほど設定した設定内容に応じ、引き出しを許可/禁止したりする。
【選択図】図2
Description
下記特許文献1では、会員が遊技を終了した際に獲得した遊技媒体(パチンコ玉やメダル等)の数量情報を、会員の会員カードの識別情報に関連付けて登録する貯玉/貯メダルシステムが提案されている。貯玉とは、会員が遊技終了後に遊技店に預け入れるパチンコ玉のことであり、貯メダルとは、会員が遊技終了後に遊技店に預け入れるメダルのことである。数量情報とは、貯玉や貯メダルの数についての情報である。なお、以下では、遊技媒体の一例として、パチンコ玉に焦点をあてることにする。
ここで、社会情勢等により、再プレイ手数料を徴収することが規制される場合がある。この場合、遊技店の対応としては、再プレイ手数料を無料とするか、再プレイ自体を中止するかが挙げられる。ちなみに、再プレイ自体を中止する場合には、貯玉は、景品と交換する位しか用途がない。
しかし、再プレイを一律に中止する場合には、運用上、様々な問題が発生することが想定される。
たとえば、巷で見られるようにパチンコ玉に複数の貸出レート(たとえば、パチンコ玉1玉につき、4円や1円等の貸出レート)が設定されている場合において、4円用のパチンコ機で遊技をしてパチンコ玉を獲得した客が、今度は、1円用のパチンコ機で遊技をしようとする。このような場合(「台間移動」と呼ばれることがある)に、4円用のパチンコ機で獲得されたパチンコ玉が自動的に(勝手に)貯玉となってしまうと、同じ日に元の4円用のパチンコ機で再び遊技をしようとしても、先ほど獲得した4円のパチンコ玉を使って遊技をすることができない。
つまり、せっかく遊技でパチンコ玉を獲得しても、当該パチンコ玉が貯玉になってしまえば、当該パチンコ玉を獲得した日であっても、当該パチンコ玉を使って再プレイすることができないので、会員としては、当日または翌日以降に当該パチンコ玉(貯玉)を景品と交換する位しかない。前日以前に獲得したパチンコ玉での再プレイができないことは仕方がないとして、当日獲得したパチンコ玉が一旦貯玉になってしまうと同日であっても再プレイに使用できないのでは、会員にとって、融通が利かず不便である。
ちなみに、遊技店によっては、会員登録していない遊技客でも所有できる一般カードというものがある。一般カードの場合には、当日獲得したパチンコ玉を持玉とし、持玉の数量情報を一般カードに記憶させたり、一般カードの識別情報に関連付けて当該数量情報を遊技店で管理してもらったりすることができる。持玉は、獲得された当日のみ有効であり、その日の営業時間が終了すると消滅してしまうのだが、当該営業時間内であれば、一旦遊技店を出たり、台間移動したりしても、当該持玉を使って再プレイすることができる。
請求項3記載の発明は、遊技店における閉店処理以降のタイミングで、前記当日遊技媒体の数の記憶をクリアする遊技媒体データクリア手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2記載の会員管理システムである。
請求項5記載の発明は、前記記憶手段は、会員の保有するポイントを記憶するポイント記憶エリアを有し、前記処理制御手段は、前記過去遊技媒体の引き出しが制限されている場合であっても、前記ポイントに応じて、予め設定された数の過去遊技媒体の引き出しを許可するポイント考慮手段を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の会員管理システムである。
請求項3記載の発明によれば、当日遊技媒体の数は、遊技店における閉店処理以降のタイミングで、クリアされることから、会員管理システムでは、当日遊技媒体および過去遊技媒体を整合した状態で正しく管理できる。
請求項5記載の発明によれば、会員管理システムでは、過去遊技媒体の引き出しが制限されている場合であっても、会員の保有するポイントに応じて、予め設定された数の過去遊技媒体を引き出して再プレイに使えることから、一層柔軟な対応が可能となる。
図1は、遊技店内に設けられた会員管理システム1の全体構成を示す図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1を参照して、この発明に係る会員管理システム1は、遊技店に設けられていて、遊技機2(ここでは、パチンコ機とする)で獲得された遊技媒体(ここでは、パチンコ玉とする)や、遊技媒体に交換される景品等の情報(「遊技データ」と総称することにする)を管理する。
遊技機2は、遊技店において、多数設置されている。所定台数の遊技機2は、集まって設置されており、1つの遊技島を構成している。遊技店には、このような遊技島が複数存在する。各遊技島には、島コントローラ4が設置されている。
台間ユニット3の正面において、上端部には、縦長の現金投入口15が設けられ、回収ダクト13と供給ノズル14との間の位置には、縦長のカード出入口16が設けられている。台間ユニット3の機能については後述する。
各遊技島の島端には、計数装置5に隣接するように端末6が設置されている。端末6には、カード出入口18と、レシート排出口19とが設けられている。端末6の機能については後述する。
T/C9および会員管理装置10は、会員管理システム1において最上位にある装置である。T/C9は、各遊技機2におけるパチンコ玉の出入りや遊技店全体における金銭の流れ等を管理する。会員管理装置10の機能については後述する。(各遊技島の)島コントローラ4、計数装置5、端末6、景品管理装置7および端末8のそれぞれと、T/C9および会員管理装置10のそれぞれとは、通信可能に接続されている。T/C9および会員管理装置10のそれぞれと、各遊技島の遊技機2および台間ユニット3とは、島コントローラ4を介して通信可能である。
ここで、遊技店で遊技する遊技客は、遊技店に会員登録している会員と、会員以外の一般客(いわゆるビジター)とに区別される。
各会員には、会員専用のカード20が遊技店から支給(発行)されている。会員専用のカード20は、会員カードと呼ばれる。これに対し、一般客向けのカード20もあり、このカード20は、一般カードと呼ばれる。会員カードおよび一般カードを問わず、各カード20には、識別情報(ID)が割り当てられており、各カード20は、持ち主である遊技客によって携帯されている。カード20には、所定の情報を記録することができる。以下では、必要に応じて、遊技客を会員と一般客とに区別したり、カード20を会員カードと一般カードとに区別したりすることがある。
台間ユニット3には、出玉を計数する機能がある。そのため、台間ユニット3に送り込まれた出玉は、台間ユニット3において1つずつ計数される。計数を終えた出玉は、持玉「もちだま」と呼ばれる。出玉(持玉)の計数値(パチンコ玉の獲得数(獲得したパチンコ玉数)であり、「持玉数」という)は、貸出レート毎に、台間ユニット3で管理されるとともに、T/C9でも管理される。
ここで、遊技客が遊技によって当たりを出せば、計数後に持玉数が増加し、払出ボタン23を押して持玉で遊技をすると、持玉数は減少する。持玉数の増減に連動して、台間ユニット3で管理されている対応する持玉数も増減する(更新される)。
次に、会員管理システム1における会員管理装置10の電気的構成について説明する。
図2は、会員管理システム1における会員管理装置10の制御回路ブロック図であり、この発明の特徴と関連する部分のみを示すブロック図である。
会員管理装置10では、制御部30に対して、主に、表示部31、操作部32、通信I/F(インタフェース)部33および記憶部34(遊技媒体データ用記憶手段)のそれぞれが電気的に接続されている。
図3は、会員管理装置10の記憶部34におけるテーブル40を示す図である。図4は、記憶部34におけるテーブル41を示す図である。図5は、記憶部34におけるテーブル42を示す図である。
トータル持玉数とは、会員が現時点で有する貸出レート毎の持玉の総数である。図3では、会員IDが0001の会員は、4円(通常レート)の持玉を348玉有していて、1円(低レート)の持玉を274玉有していることになる。前述したように、持玉は、当日のみ有効なので、会員IDが0001の会員は、現時点で、当日(現時点が属する日)の遊技によって、4円の持玉を348玉獲得し、1円(低レート)の持玉を274玉獲得していることになる。
再プレイ可能上限数とは、会員が貯玉を用いて再プレイするために使える(引き出せる)貯玉の上限数であり、貸出レート毎に定められている。図3では、会員IDが0001の会員は、1000玉までであれば、4円(通常レート)の貯玉を引き出しして再プレイすることができ、1500玉までであれば、1円(低レート)の貯玉を引き出しして再プレイすることができる。
図4に示すテーブル41には、貸出レート毎におけるトータル貯玉数およびその内訳が、会員毎に記憶されている。図4では、図3の場合と一致するように、会員IDが0001の会員に関するデータが示されている。トータル貯玉数の内訳は、当日貯玉数および過去貯玉数を含んでいる。
過去貯玉数とは、トータル貯玉数から当日貯玉数を差し引いて得られる値であり、会員が当日より前(前日以前)に獲得した貯玉(「過去貯玉」ということがある)の数(累積値)である。
図4では、会員IDが0001の会員について、前述した3024玉の4円の貯玉のうち、1417玉は、当日獲得された貯玉の数(当日貯玉数)であり、残りの1607玉は、前日以前に獲得された貯玉の数(過去貯玉数)である。また、この会員について、前述した1867玉の1円の貯玉のうち、274玉は、当日獲得された貯玉の数(当日貯玉数)であり、残りの1593玉は、前日以前に獲得された貯玉の数(過去貯玉数)である。
島端貯玉数は、客が獲得した持玉を貯玉とする手続きを島端の計数装置5(図1参照)でした場合に発生した貯玉の数である。
POS貯玉数は、客が獲得した持玉を貯玉とする手続きを景品管理装置7(前述したPOSであり、図1参照)でした場合に発生した貯玉の数である。
このように、テーブル42は、会員客それぞれの会員IDに関連付けて、4円(通常レート)および1円(低レート)のそれぞれの貸出レート(図5では低レートのデータの図示を省略)についての当日貯玉数(図5における「合計」)、ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数を記憶している。つまり、テーブル42は、テーブル41における当日貯玉数の詳細を記憶していることになる。
以上のように、記憶部34のテーブル40は、各会員の貯玉(この実施形態では、持玉も含まれる)の(預かり)口座となっていて、テーブル41および42は、テーブル40における貯玉についての詳細な内容を記憶してもよい。
図6は、会員管理装置10において行われる第1の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。
図6を参照して、会員管理装置10の制御部30(図2参照)は、各台間ユニット3や計数装置5(図1参照)において獲得玉(前述した出玉)の計数処理があったか否かを監視している(ステップS1)。計数処理があってそれが完了すると(ステップS1でYES)、例えばカード20やレシート26の排出があると、制御部30は、持玉処理を行う(ステップS2)。持玉処理として、制御部30は、ステップS1での計数処理の結果得られた持玉数(台間ユニット3や計数装置5から送信される)を(当該持玉数の持ち主である)会員の会員IDに関連付けてテーブル40(図3参照)に記録する。たとえば、前述した会員IDが0001の会員について計数処理が行われ、今回の持玉数が通常レートの100玉であれば、制御部30は、持玉処理として、テーブル40(図3参照)における当該会員の4円のトータル持玉数に今回の100玉を追加することによってトータル持玉数を更新する。なお、前述したように、トータル持玉数がT/C9で管理される場合には、ステップS1およびS2の処理は、T/C9によって実行される。
台間ユニット3であれば、会員が台間ユニット3(会員カード20が挿入されている)の操作ボタン(図示せず)を操作することによって貯玉依頼がなされる。計数装置5であれば、会員が計数装置5(対応する端末6に会員カード20が挿入されている)の操作ボタン(図示せず)を操作することによって貯玉依頼がなされる。景品管理装置7であれば、会員が景品管理装置7(対応する端末8に会員カード20が挿入されている)の操作ボタン(図示せず)を操作することによって貯玉依頼がなされる。なお、貯玉依頼では、貯玉とする持玉の貸出レート(どの貸出レートの持玉を貯玉とするのか)が会員によって指定される。
持玉があれば(ステップS4でYES)、制御部30は、その持玉を当日貯玉とする処理(当日貯玉処理)を行う(ステップS5)。制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル40(図3参照)では、貯玉依頼で会員より指定された貸出レートの持玉数(この会員が当該貸出レートについて保有するトータル持玉数の全部であってもよいし、一部であってもよい)を、対応する貸出レートのトータル持玉数から減算する一方で、当該貸出レートのトータル貯玉数に当該持玉数を加算する。また、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル41(図4参照)では、当該貸出レートのトータル貯玉数および当日貯玉数のそれぞれに当該持玉数を加算する。そして、制御部30は、当日貯玉処理として、テーブル42(図5参照)では、合計(当日貯玉数)に当該持玉数を加算するとともに、貯玉依頼が行われた装置(台間ユニット3、計数装置5および景品管理装置7のいずれか)に応じて、ユニット貯玉数、島端貯玉数およびPOS貯玉数のうちの該当するものに当該持玉数を加算する。
台間移動があると(ステップS6でYES)、制御部30は、台間移動した会員が台間移動直前に遊技していた遊技機2の貸出レートについての持玉があるか否かをテーブル40(図3参照)において確認する(ステップS4)。たとえば、前述した会員IDが0001の会員が、先ほどの台間移動の一例のように低レートの遊技機2へ台間移動した場合、制御部30は、テーブル40を参照して、台間移動の直前に遊技していた遊技機2の貸出レート(通常レートであり、ここでは4円)についてのトータル持玉数が0「零」以上か否かを確認する。
なお、貯玉依頼や台間移動があっても(ステップS3やステップS6でYES)、該当する持玉がなければ(ステップS4でNO)、制御部30は、当日貯玉処理を行わない。
たとえば、会員IDが0001の会員の場合、トータル持玉数があり(4円で348玉あり、1円で274玉ある)、当日貯玉数もあるので(4円で1417玉あり、1円で274玉ある)、ステップS8ではYESとなる。
ここで、会員管理装置10では、前述した再プレイについて、様々な設定が可能である。設定を行うための設定画面45が、図7に示すように会員管理装置10の表示部31に表示される。
図7に戻り、従業員は、当日貯玉を使った再プレイを許可しないのであれば、NOボタン47を押してから適用ボタン49を押す。すると、図8を参照して、会員管理装置10の制御部30は、操作があったものと判断し(ステップS21でYES)、当日貯玉再プレイを許可しないためにNOボタン47が押されたと判断して(ステップS22でNO)、当日貯玉再プレイの禁止を確定する(ステップS24)。これにより、会員は、台間ユニット3のカード出入口16に会員カード20を差し込んで、台間ユニット3の操作部(図示せず)を操作しても、所望の貸出レートの当日貯玉を引き出すことができない。
図7を参照して、従業員は、過去貯玉を使った再プレイを許可するのであれば、会員管理装置10の操作部32を操作することによって、1以上の数字を過去貯玉再プレイ上限数として表示欄48に表示させてから適用ボタン49を押す。すると、図9を参照して、会員管理装置10の制御部30は、従業員による操作があったものと判断し(ステップS31でYES)、過去貯玉再プレイを許可するために表示欄48の過去貯玉再プレイ上限数が0より多いと判断して(ステップS32でYES)、過去貯玉再プレイの許可を確定する(ステップS33)。
このように、制御部30は、図7に示す設定画面45での過去貯玉再プレイ上限数の入力内容に応じて、遊技のために過去貯玉の引き出しを許可するか許可しないかを設定し、会員が遊技を行うために過去貯玉の引き出し処理を行う際に、先ほどの設定内容(許可するか許可しないか)に応じ、過去貯玉の引き出しを許可/禁止する。
図10は、会員管理装置10において行われる第4の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。図11は、会員管理装置10において行われる第5の処理に係る制御動作を示すフローチャートである。
たとえば、会員が遊技店に入場して、会員カード20を台間ユニット3のカード出入口16や端末6のカード出入口18や端末8のカード出入口25に挿入すると、台間ユニット3や端末6や端末8は、挿入された会員カード20の会員IDを読み取る。
図10を参照して、会員管理装置10の制御部30は、台間ユニット3、端末6および端末8のいずれかが会員カード20の会員IDを読み取ると(ステップS41でYES)、その会員カード20の持ち主である会員が、当日において、会員IDの読み取り時に初めて来店したか否かを確認する。つまり、1営業日において、同一の会員の会員カード20の会員IDが台間ユニット3、端末6および端末8のいずれかに読み取られる機会は何度もあることから、制御部30は、ステップS41での会員カード20の会員IDの読み取りが当該1営業日内で初めてであるか否かをステップS42で確認する。会員管理装置10の記憶部34(図2参照)では各会員の営業日毎における会員カード20の読み取り履歴が記憶されており、制御部30は、その読み取り履歴を参照することによって、その会員カード20の客(会員)が当日初来店か否かを確認する(ステップS42)。
再プレイ可能上限数に関し、図11を参照して、会員管理装置10の制御部30は、台間ユニット3のカード出入口16に対する会員カード20の挿入があるか否かを監視している(ステップS51)。制御部30は、会員カード20の挿入を確認すると(ステップS51でYES)、その会員カード20の会員ID(台間ユニット3によって読み取られる)の再プレイ可能上限数をテーブル40において参照し、該当する貸出レートの再プレイ可能上限数が0「零」より多いか否かを確認する(ステップS52)。
以上によれば、会員にとって魅力的な再プレイ運用を行うことが可能となる。
たとえば、この実施形態での遊技媒体は、パチンコ玉であったが、パチンコ玉以外にメダルであっても構わない。
また、記憶部34は、前述した実施形態では、会員の有するパチンコ玉を、遊技当日の当日遊技媒体(持玉および当日貯玉)と、前日以前の過去遊技媒体(過去貯玉)とに分けて記憶しているが、会員の有するパチンコ玉のうち、少なくとも当日遊技媒体を分けて記憶していればよい。
一方で、当日貯玉であっても、前述したPOS貯玉数(図5参照)の貯玉のように、景品カウンタまでわざわざ来て持玉を貯玉にする処理を行った場合には、会員には、当該貯玉を用いて再プレイする意思がないと判断できるので、当該貯玉を用いる再プレイを例外的に許可しなくてもよい。この場合、前述した制御部30は、当日貯玉を引き出す処理を許可している場合であっても、所定の預け入れ処理端末である景品管理装置7で手続き(持玉を貯玉にする処理)をした当日貯玉(POS貯玉数の当日貯玉)を引き出す処理を禁止する。そのため、当日遊技媒体(当日貯玉)であっても、所定の条件に該当する当日貯玉では、引き出す処理が禁止されるので、遊技店の都合に応じた柔軟な運用が可能になる。
また、遊技客が所有する携帯電話が、カード20の代わりとなってもよい。その場合、携帯電話に内蔵されたICチップの製造番号(IDm)が、カード20のIDに相当する。
また、T/C9と会員管理装置10とは別々に存在していたが、1つの装置として一体化されていてもよい。
また、前述した実施形態では、再プレイに関する貯玉の引き出しの許可/禁止設定について説明したが、ここでの設定は、再プレイに限らず、景品交換にも適用可能である。たとえば、当日貯玉であれば再プレイ可能であるが景品(特に特殊景品)への交換は不可能であるとし、過去貯玉であれば再プレイ不可能であるが景品交換は可能であるというように、再プレイおよび景品交換の許可/禁止をいろいろ組み合せて設定できるようにする。ここで挙げた一例の設定であれば、当日貯玉の景品交換を禁止しているため、遊技客は、主に当日の利用(再プレイ)または(翌日以降の)景品交換を目的として貯玉する(持玉を貯玉とする手続きをする)ことになる。この場合、貯玉するには会員にならないといけないため、遊技店にとっては会員増加につながる。このように、遊技店の運用形態に応じて様々な設定を行えるようにしておけば、なおよい。
7 景品管理装置
30 制御部
34 記憶部
Claims (5)
- 遊技店で遊技する遊技客のうちの会員登録をした遊技客(以下「会員」)のために遊技データを管理する会員管理システムであって、
会員の有する遊技媒体のうち、少なくとも遊技当日の当日遊技媒体を分けて記憶するための遊技媒体データ用記憶手段と、
会員が遊技を行うために当日遊技媒体を引き出す処理を許可する当日引出許可手段と、
遊技のために前日以前の過去遊技媒体の引き出しを許可するか許可しないかを設定する再遊技許可/禁止設定手段と、
会員が遊技を行うために過去遊技媒体の引き出し処理を行う際に、前記設定手段の設定内容に応じ、前記引き出しを許可/禁止する処理制限手段と、
を含むことを特徴とする、会員管理システム。 - 会員が遊技機における遊技を中断または中止する遊技媒体の預け入れ処理が行われたことに応答して、そのとき会員が獲得していた遊技媒体の数を前記当日遊技媒体の数に加算して記憶させる当日分追加制御手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の会員管理システム。
- 遊技店における閉店処理以降のタイミングで、前記当日遊技媒体の数の記憶をクリアする遊技媒体データクリア手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2記載の会員管理システム。
- 前記当日引出許可手段が当日遊技媒体を引き出す処理を許可している場合であっても、所定の預け入れ処理端末で手続きした当日遊技媒体を引き出す処理を禁止する禁止手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の会員管理システム。
- 前記記憶手段は、会員の保有するポイントを記憶するポイント記憶エリアを有し、
前記処理制御手段は、前記過去遊技媒体の引き出しが制限されている場合であっても、前記ポイントに応じて、予め設定された数の過去遊技媒体の引き出しを許可するポイント考慮手段を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の会員管理システム。
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