JP2013544214A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 複数のガラスシートを梱包する方法において、
   （Ｉ）複数のガラスシートであって、夫々が、該ガラスシートの２つの対向する外側表面間で画成される厚さ、および該ガラスシートの外側周辺を画成している少なくとも１つの周辺エッジを含む複数のガラスシートを提供するステップ、
   （ＩＩ）第１加圧部材および第２加圧部材を含む、外側ハウジングを提供するステップ、
   （ＩＩＩ）前記複数のガラスシートを、層間保護シートであって、夫々が、対応する前記ガラスシート対の対面外側表面に係合する挟持部分と、該挟持部分から離れるように延在している外側部分とを含む層間保護シートが複数の隣接するガラスシート対の間に配置されるように積層して、ガラスシートの積層体を形成するステップ、
   （ＩＶ）複数の前記層間保護シートの前記外側部分を、前記対応する隣接するガラスシート対のうちの一方の前記周辺エッジの一部の上で屈曲させ、それによって、前記ガラスシートの実質的に全エッジ表面を、前記ガラスシートが互いに対して相対的にずれるのを妨げるように前記層間保護シートの屈曲部分により保護するステップ、および、
   （Ｖ）前記外側ハウジングの加圧部材の夫々が、前記ガラスシートの前記積層体の最外ガラスシート対の対応する一方の前記外側表面に亘って分散される支持圧力を加えるように、前記ガラスシートの前記積層体を前記加圧部材間で挟むステップ、
   を含むことを特徴とする方法。
2. 前記複数のガラスシートが、前記対向する外側表面の少なくとも一方の上にコーティングを有し、さらに前記隣接するガラスシート対の少なくともいくつかが、該ガラスシート対の間に前記層間保護シートを位置付けて含むことなく、該ガラスシート対の間に前記コーティングが位置している状態で互いに対して積層されることを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 前記各層間保護シートの前記外側部分を、前記対応する隣接するガラスシート対のうちの一方の前記周辺エッジ上で屈曲させることを特徴とする請求項１または２記載の方法。
4. 前記複数のガラスシートが、前記周辺エッジでの引張応力が２００ＭＰａ未満となるように梱包されることを特徴とする請求項１または２項記載の方法。
5. 前記複数のガラスシートの夫々の厚さが３００μｍ未満であることを特徴とする請求項１または２項記載の方法。
6. 前記最外ガラスシート対の第２最外ガラスシートと前記外側ハウジングの第２加圧部材との間に外側保護シートが位置付けられ、前記方法が、前記外側保護シートの第１部分を第２最外ガラスシートに係合させ、かつ前記外側保護シートの外側部分を、前記第２最外ガラスシートの前記周辺エッジの一部の上で屈曲させて、前記ガラスシートの前記積層体内で前記第２最外ガラスシートがずれて動くのを妨げるように前記外側保護シートを位置付けるステップ、をさらに含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
7. 実質的に剛性の加圧プレートを、前記ハウジングの前記第２加圧部材から離れるように付勢して、前記支持圧力を前記第２最外ガラスシートに亘って分散させて加えるステップをさらに含むことを特徴とする請求項６記載の方法。
8. ステップ（ＩＶ）が、ストラップを用いて前記各層間保護シートの前記外側部分を屈曲させるステップを含むことを特徴とする請求項１または２記載の方法。
9. 前記層間保護シートの前記外側部分が、対応する前記ガラスシートの周辺エッジに対して交互に異なる幅を有するよう、前記層間保護シートが前記ガラスシートの積層方向において互いに連続してずらして配置されることを特徴とする請求項１または２記載の方法。
10. パッケージにおいて、
    第１加圧部材および第２加圧部材を含む、外側ハウジング、
    前記加圧部材の間に挟まれたガラスシートの積層体であって、該各加圧部材が、前記ガラスシートの前記積層体の最外ガラスシート対の対応する一方に亘って分散される、支持圧力を加えるものである、積層体、を含み、
    前記ガラスシートの前記積層体の各ガラスシートが、該ガラスシートの２つの対向する外側表面間で画成される厚さを含み、かつ少なくとも１つの周辺エッジが該ガラスシートの外側周辺を画成し、さらに、
    前記ガラスシートの前記積層体が、該積層体内の複数の隣接するガラスシート対の間に配置された層間保護シートを含み、該層間保護シートの夫々が、対応する前記ガラスシート対の対面外側表面に係合する挟持部分と、該挟持部分から離れるように延在している外側部分とを含み、複数の前記層間保護シートの前記外側部分が、前記ガラスシートの実質的に全エッジ表面を前記層間保護シートの屈曲部分により保護して、前記ガラスシートが互いに対して相対的にずれるのを妨げるように前記対応する隣接するガラスシート対のうちの一方の前記周辺エッジの一部の上で屈曲されていることを特徴とするパッケージ。
11. 前記複数のガラスシートが、前記対向する外側表面の少なくとも一方の上にコーティングを有し、さらに前記隣接するガラスシート対の少なくともいくつかが、該ガラスシート対の間に前記層間保護シートを位置付けて含むことなく、該ガラスシート対の間に前記コーティングが位置している状態で互いに対して積層されることを特徴とする請求項１０記載のパッケージ。
12. 前記層間保護シートが、前記各隣接するガラスシート対の間に位置付けられることを特徴とする請求項１０または１１記載のパッケージ。
13. 前記各層間保護シートの前記外側部分を、前記対応する隣接するガラスシート対のうちの一方の前記周辺エッジ上で屈曲させることを特徴とする請求項１０または１１記載のパッケージ。
14. 前記複数のガラスシートが、前記周辺エッジでの引張応力が２００ＭＰａ未満となるように梱包されることを特徴とする請求項１０または１１記載のパッケージ。
15. 前記複数のガラスシートの夫々の厚さが３００μｍ未満であることを特徴とする請求項１０または１１記載のパッケージ。