JP2013543113A - 測位ネットワークの利用可能性及び信頼性に基づくルーティング - Google Patents

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Abstract

ルーティングシステムは、源と行先との間の最も信頼できるルートを決定するために位置基準デバイスの利用可能性及び信頼性に基づいてルートを決定するように構成することができる。ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準デバイスの利用可能性を示す可視性情報を決定することができる。源と行先との間の複数のルートの各々に関して、ルートと関連付けられた可視性情報に基づいてルートと関連付けられた信頼性レーティングを決定することができる。信頼性レーティングは、ルートの信頼性及びルーティングシステムがルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示す。複数のルートの信頼性レーティングが比較されて最高の信頼性レーティングを有する複数のルートのうちの1つが特定及び提示される。

Description

関連出願
本出願は、米国特許出願一連番号第12/876,453号(出願日:2010年9月7日)の優先権上の利益を主張するものである。
本発明の主題の実施形態は、概して、ナビゲーションシステム分野に関するものである。本発明の主題の実施形態は、より具体的には、測位ネットワークの利用可能性及び信頼性に基づくルーティングに関するものである。
ユーザは、典型的には、(時折幾つかの中間地点を通じて)1つの地点から他にナビゲーションするためにGPSシステム、ハンドヘルドデバイス、及びその他のルーティングシステムを使用する。ルーティングシステムは、ナビゲーションを目的として一組の信号(例えば、衛星に基づく測位システムの場合は衛星からのナビゲーション信号、無線技術に基づく測位システムの場合はアクセスポイントからの無線信号、等)を受信することができる。ルーティングシステムは、到着時間、到着時間差、三辺測量、三角測量、等に基づく様々な技法を用いて、受信された信号を解析し及び受信された信号と関連付けられたタイミング情報を決定してユーザの位置を決定することができる。
幾つかの実施形態においては、方法は、ルーティングデバイスにおいて、原位置(source location)と行先位置(destination location)との間の複数のルートを決定することと、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートと関連付けられた可視性情報を決定することであって、可視性情報は、ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、位置基準通信デバイスは、ルーティングデバイスの位置を推定することを可能にする基準信号を通信することと、ルートと関連付けられた可視性情報に基づき、ルートの信頼性レーティングを計算することであって、信頼性レーティングは、ルートの信頼性及びルーティングデバイスがルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示すことと、を備える。方法は、複数のルートの信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する複数のルートのうちの1つを特定することと、少なくとも最高の信頼性レーティングを有するルートをルーティングデバイスにおいて提示させることと、をさらに備える。
幾つかの実施形態においては、方法は、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、信頼性レーティングに加えて、ルートの1つ以上の追加のルート上の特徴を決定することと、複数のルートの少なくとも部分組をルーティングデバイスにおいて提示させ、複数のルートの部分組の信頼性レーティングの表示と複数のルートの部分組の1つ以上の追加のルート上の特徴の表示を含めることと、ユーザによる複数のルートの部分組の中の1つの選択を受信することと、選択されたルートをルーティングデバイスにおいて提示させることと、をさらに備える。
幾つかの実施形態においては、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々と関連付けられた可視性情報を該決定することは、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定することであって、複数のルートセグメントの各々はルートの部分組を備えることと、複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定することと、ルートの信頼性レーティングを該計算するために複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を結合することと、を備える。
幾つかの実施形態においては、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関する複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を該決定することは、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関する複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を集中型位置サーバから受信すること、及びルーティングデバイスにおいて原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関する複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を計算することのうちの1つを備える。
幾つかの実施形態においては、位置基準通信デバイスは、衛星ナビゲーションシステムのナビゲーション衛星、無線通信ネットワークにおけるアクセスポイント、及びセルラーネットワーク内の基地局のうちの1つ以上を備える。
幾つかの実施形態においては、位置基準通信デバイスは、ナビゲーション衛星を備え、可視性情報は、ナビゲーション衛星から受信された基準信号の品質を示し、ルートと関連付けられた可視性情報を該決定することは、精度の希釈、マルチパス、ナビゲーション衛星の利用可能性、測位精度、ルーティングデバイスにとって可視であるナビゲーション衛星、信号対雑音比、仰角、基準信号に対する時刻の影響のうちの1つ以上を決定することを備える。
幾つかの実施形態においては、位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備え、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々と関連付けられた可視性情報を該決定することは、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてルーティングデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度(mask angle)よりも上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定することと、複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及びルートに沿った複数のサンプル地点の各々に関して、ルーティングデバイスの座標及びナビゲーション衛星の座標を決定することと、ルーティングデバイスの座標及びナビゲーション衛星の座標に基づいてナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算することと、ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角に少なくとも部分的に基づいてルーティングデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路(line of sight path)内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定することと、ルーティングデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在すると決定したことに応答して、ナビゲーション衛星が利用不能であり、ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができないと決定することと、ルーティングデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に障害物が存在しないと決定したことに応答して、ナビゲーション衛星が利用可能であり、ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができると決定することと、を備える。
幾つかの実施形態においては、ルーティングデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを該決定することは、複数の障害物の各々の位置座標、複数の障害物の各々の仰角、ルーティングデバイスの座標、及びナビゲーション衛星の座標に少なくとも部分的に基づいて複数の障害物から見通し線経路内の1つ以上の障害物を識別することを備える。
幾つかの実施形態においては、方法は、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において少なくともスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視であるかどうかを決定することと、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において少なくともスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視であると決定したことに応答してルートの信頼性レーティングを計算してルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを決定することと、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、ルートの信頼性レーティングを計算してルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを決定することであって、第1の信頼性レーティングは、第2の信頼性レーティングよりも高い信頼性を示すことと、をさらに備える。
幾つかの実施形態においては、方法は、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であるかどうかを決定することと、ルートに沿ってスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて及びルートに沿ってスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて原位置と行先位置との間のルートが信頼できないと決定することと、無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性を利用可能であると決定したことに応答して、ルーティングデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいてルートの信頼性レーティングを計算することと、をさらに備える。
幾つかの実施形態においては、方法は、原位置と行先位置との間の複数のルートのうちの1つ以上と関連付けられた可視性情報を集中型位置サーバから入手可能でないと決定することと、ルーティングデバイスにおいて、複数のルートのうちの1つ以上と関連付けられた可視性情報を決定することと、複数のルートのうちの1つ以上と関連付けられた可視性情報を集中型位置サーバに通信することと、をさらに備える。
幾つかの実施形態においては、位置基準通信デバイスは、無線ネットワーク通信のためにルートに沿って配置された複数のアクセスポイントを備え、可視性情報は、複数のアクセスポイントから受信された基準信号の品質を示し、ルートと関連付けられた可視性情報を該決定することは、基準信号に対するマルチパス及び減衰の影響、ルートに沿って利用可能な複数のアクセスポイント数、ルートに沿った複数のアクセスポイントの分布、複数のアクセスポイントとルーティングデバイスとの間の距離、基準信号の強度、及び複数のアクセスポイントにおけるルーティングデバイスの認証のうちの1つ以上を決定することを備える。
幾つかの実施形態においては、通信ネットワークデバイスは、原位置と行先位置との間の複数のルートを決定するために動作可能なルーティングユニットと、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートと関連付けられた可視性情報を決定し、及び、ルートと関連付けられた可視性情報に基づき、ルートの信頼性レーティングを計算するために動作可能なルート信頼性計算ユニットと、を備え、可視性情報は、ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、位置基準通信デバイスは、通信ネットワークデバイスの位置を推定することを可能にする基準信号を通信し、信頼性レーティングは、ルートの信頼性及び通信ネットワークデバイスがルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示す。ルーティングユニットは、複数のルートの信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する複数のルートのうちの1つを特定し、及び、少なくとも最高の信頼性レーティングを有するルートを通信ネットワークデバイスにおいて提示させるためにさらに動作可能である。
幾つかの実施形態においては、ルーティングユニットは、信頼性レーティングに加えて、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々の1つ以上の追加のルート上の特徴を決定し、複数のルートの部分組の信頼性レーティングの表示と複数のルートの部分組の1つ以上の追加のルート上の特徴の表示とを含めて複数のルートの少なくとも部分組を通信ネットワークデバイスにおいて提示させ、ユーザによる複数のルートの部分組の中の1つの選択を受信し、及び選択されたルートを通信ネットワークデバイスにおいて提示させるためにさらに動作可能である。
幾つかの実施形態においては、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々と関連付けられた可視性情報を決定するために動作可能なルート信頼性計算ユニットは、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定し、複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定し、及び、ルート信頼性計算ユニットがルートの信頼性レーティングを計算するために複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を結合するために動作可能なルート信頼性計算ユニットを備え、複数のルートセグメントの各々はルートの部分組を備える。
幾つかの実施形態においては、位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備える。原位置と行先位置との間の複数のルートの各々と関連付けられた可視性情報を決定するために動作可能なルート信頼性計算ユニットは、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において通信ネットワークデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度よりも上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定し、及び、複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及びルートに沿った複数のサンプル地点の各々に関して、通信ネットワークデバイスの座標及びナビゲーション衛星の座標を決定し、通信ネットワークデバイスの座標及びナビゲーション衛星の座標に基づいてナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算し、ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角に少なくとも部分的に基づいて通信ネットワークデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定し、ルーティング通信ネットワークデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するとルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、ナビゲーション衛星が利用不能であり、通信ネットワークデバイスをナビゲーションするために使用することができないと決定し、及び、通信ネットワークデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に障害物が存在しないとルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、ナビゲーション衛星が利用可能であり、通信ネットワークデバイスをナビゲーションするために使用することができると決定するために動作可能なルート信頼性計算ユニットを備える。
幾つかの実施形態においては、ルート信頼性計算ユニットは、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてルートに沿って少なくともスレショルド数のナビゲーション衛星が通信ネットワークデバイスにとって可視であるかどうかを決定し、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてルートに沿って少なくともスレショルド数のナビゲーション衛星が通信ネットワークデバイスにとって可視であるとルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答してルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを決定し、及び、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてルートに沿ってスレショルド数のナビゲーション衛星が通信ネットワークデバイスにとって可視でないとルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、ルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを決定するようにさらに動作可能であり、第1の信頼性レーティングは、第2の信頼性レーティングより高い信頼性を示す。
幾つかの実施形態においては、ルート信頼性計算ユニットは、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてスレショルド数のナビゲーション衛星が通信ネットワークデバイスにとって可視でないとルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性を利用可能であるかどうかを決定し、ルートに沿ってスレショルド数のナビゲーション衛星が通信ネットワークデバイスにとって可視でないとルート信頼性計算ユニットが決定したことに基づいて及びルートに沿ってスレショルド数のナビゲーション衛星が通信ネットワークデバイスにとって可視でないとルート信頼性計算ユニットが決定したことに基づいて原位置と行先位置との間のルートは信頼できないと決定し、及び、無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性を利用可能であるとルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、通信ネットワークデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいてルートの信頼性レーティングを計算するためにさらに動作可能である。
幾つかの実施形態においては、1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、原位置と行先位置との間の複数のルートを決定することと、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートと関連付けられた可視性情報を決定することであって、可視性情報は、ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、位置基準通信デバイスは、ルーティングデバイスの位置を推定することを可能にする基準信号を通信することと、ルートと関連付けられた可視性情報に基づき、ルートの信頼性レーティングを計算することであって、信頼性レーティングは、ルートの信頼性及びルーティングデバイスがルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示すことと、を備える動作を1つ以上のプロセッサに実行させる命令が格納されている、1つ以上の機械によって読み取り可能な記憶媒体。動作は、複数のルートの信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する複数のルートのうちの1つを特定することと、少なくとも最高の信頼性レーティングを有するルートをルーティングデバイスにおいて提示させることと、をさらに備える。
幾つかの実施形態においては、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々と関連付けられた可視性情報を決定する該動作は、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定することであって、複数のルートセグメントの各々は、ルートの部分組を備えることと、複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定することと、ルートの信頼性レーティングを計算するために複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を結合することと、を備える。
幾つかの実施形態においては、位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備え、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々と関連付けられた可視性情報を決定する該動作は、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてルーティングデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度よりも上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定することと、複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及び、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々に関して、ルーティングデバイスの座標及びナビゲーション衛星の座標を決定することと、ルーティングデバイスの座標及びナビゲーション衛星の座標に基づいてナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算することと、ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角に少なくとも部分的に基づいてルーティングデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定することと、ルーティングデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在すると決定したことに応答して、ナビゲーション衛星が利用不能であり、ルーティングデバイスをナビゲーションするための使用することができないと決定することと、ルーティングデバイスとナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に障害物が存在しないと決定したことに応答して、ナビゲーション衛星が利用可能であり、ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができると決定することと、を備える。
幾つかの実施形態においては、動作は、原位置と行先位置との間の複数のルートの各々に関して、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において少なくともスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視であるかどうかを決定することと、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において少なくともスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視であると決定したことに応答してルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを計算することと、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、ルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを計算することであって、第1の信頼性レーティングは、第2の信頼性レーティングよりも高い信頼性を示すことと、をさらに備える。
幾つかの実施形態においては、動作は、ルートに沿った複数のサンプル地点の各々においてスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性を利用可能であるかどうかを決定し、ルートに沿ってスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて及びルートに沿ってスレショルド数のナビゲーション衛星がルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて原位置と行先位置との間のルートが信頼できないと決定することと、無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性を利用可能であると決定したことに応答して、ルーティングデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいてルートの信頼性レーティングを計算することと、をさらに備える。
本実施形態は、添付された図面を参照することによって、より良く理解することができ、さらに、数多くの目的、特徴、及び利点が当業者にとって明らかになるであろう。
ナビゲーション衛星の利用可能性に基づくルーティングを例示した概念図例である。 衛星の可視性に基づいて原位置と行先位置との間のルートを決定するための動作例を示した流れ図である。 図2の続きであり、衛星の可視性に基づいて原位置と行先位置との間のルートを決定するための動作例を示した流れ図である。 ナビゲーション衛星の利用可能性を決定するための動作例を示した流れ図である。 図4の続きであり、ナビゲーション衛星の利用可能性を決定するための動作例を示した流れ図である。 遮断されないWLAN接続性のためのルートを決定するための動作例を示したブロック図例である。 ナビゲーション衛星の利用可能性及びWLANの接続性に基づくハイブリッドルーティングシステムのための動作例を示した流れ図である。 衛星及び無線ネットワークの利用可能性に基づくルーティングのためのメカニズムを含む電子デバイスの一実施形態のブロック図である。
後続する説明は、本発明の主題の技法を具現化する典型的なシステム、方法、技法、命令シーケンス、及びコンピュータプログラム製品を含む。しかしながら、説明される実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実践可能であることが理解される。例は、全地球測位システム(GPS)衛星の可視性に基づいてルートを決定するユーザナビゲーションデバイスを対象とするが、実施形態は、そのようには限定されない。その他の実施形態においては、ユーザナビゲーションデバイスは、あらゆる適切な衛星ナビゲーションシステム(例えば、全地球衛星航法システム(GLONASSグロナス)、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS))又は衛星ナビゲーションシステムの組み合わせ(例えば、GPSとGLONASSの組み合わせ)内の衛星の可視性に基づいてルートを決定することができる。さらに、例は、ナビゲーション衛星及び/又は無線通信ネットワーク(例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN))内のアクセスポイントの利用可能性に基づいて最も信頼できるルートを決定することを対象とするが、その他の実装においては、最も信頼できるルートは、セルラーネットワークにおける基地局、WiMAXネットワーク内のアクセスポイント、又は1つ以上のネットワークの組み合わせ(例えば、ナビゲーション衛星及びセルラーネットワーク基地局)の利用可能性(又は基地局への接続性)に基づいて決定することができる。その他の例では、説明を不明瞭にしないようにするために、よく知られる命令例、プロトコル、構造、及び技法は詳細には示されていない。
ルーティングシステムは、典型的には、車道地図から導き出された情報に基づいてルートを計算し、さらには希望される指示のタイプを自動的に計算するための一組のルーティングオプションを有することさえできる。現在のルーティングオプションは、地図上の2地点間の最短マイル数、コストが最も低いルート、又は地図上の2地点間の最短の推定走行時間を有するルートを決定するのに役立つ。幾つかの例においては、これらのルーティングオプションに基づいて決定されたルートは、ルーティングシステムが遮断されないナビゲーションサービス及びルーティング指示を提供することが難しい道路及びエリア(例えば、高層ビルが存在するアーバンキャニオン(urban canyon)、山岳地域、繁った樹木、等)をユーザが走行するのを誘導する。例えば、ユーザがアーバンキャニオン内に所在するとき又は空の一部の視界のみがルーティングシステムにとって可視であるときにナビゲーション衛星の可視性が制限されることがあり、ユーザ位置推定値の品質が認識できるほどに低下することがある。このことは、ルーティングシステムがユーザ位置を推定することができない場合にジャンクション、交差する道路及びルートに沿ったその他の地点において問題を生じさせる可能性がある。数メートルの測位誤差であっても、ルーティングシステムがユーザを誤った通りに誘導させてしまう可能性がある。マルチパスは、ルーティングシステムがナビゲーション信号を正確に取得する能力を妨げる可能性があるため、測位精度は、マルチパスの影響(すなわち、ナビゲーション信号がルーティングシステムによって受信される前のナビゲーション信号の複数の反射又は回折)によってさらに損なわれることがある。この結果、サービスの品質が失われる又はユーザが不良な体験をすることになる可能性がある。
ルーティングシステムは、ナビゲーション衛星の利用可能性及びナビゲーション衛星から受信されたナビゲーション信号の品質に基づいてルートを生成する予測型ルーティングアルゴリズムを実装するように構成することができる。ナビゲーション衛星の利用可能性は、建物及びその他の人工構造物の体系(例えば、建物の高さ)及び天然の構造物(例えば、山)の詳細を含むルートに沿った地理学及び地形学に基づいて決定することができる。行先への各ルートを解析することでルートの各々と関連付けられた信頼性レーティングを決定することができ、及び、ルーティングシステムによって提示するために最良の信頼性レーティングを有する1つ以上のルートを選択することができる。さらに、ナビゲーション衛星から受信されたナビゲーション信号は、WLANによってイネーブルにされたアクセスポイントからの情報によって補足することもできる。該予測型ルーティング技法は、行先へ向けての最も正確で信頼性の高い一組の方向をユーザに提示することができる。
図1は、ナビゲーション衛星の利用可能性に基づくルーティングを例示した概念図例である。図1は、GPS衛星114及び位置サーバ110と通信中のユーザナビゲーションデバイス102を描く。ユーザナビゲーションデバイス102は、通信ユニット106と、ルート信頼性計算ユニット108と、ルーティングユニット104と、を備える。位置サーバ110は、信頼性データベース112を備える。一実装においては、ユーザナビゲーションデバイス102は、無線通信リンクを介して位置サーバ110と通信することができる。図1は、1つのGPS衛星114と通信中のユーザナビゲーションデバイス102を描くが、ユーザナビゲーションデバイス102は、あらゆる適切な数のGPS衛星と通信することができる。典型的には、ユーザナビゲーションデバイス102は、ユーザナビゲーションデバイス102の位置を計算するために4個以上のGPS衛星からGPS信号を受信する。ユーザナビゲーションデバイス102は、段階A、B1乃至C1、及びB2乃至E2において説明されるように、GPS衛星の利用可能性/可視性に基づいてユーザナビゲーションデバイス102の現在位置(“原位置”)から行先位置までのルートを決定することができる。
段階Aでは、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間の利用可能なルートを決定する。一実装においては、ルーティングユニット104は、三角測量を用いてGPS衛星から受信されたGPS信号に基づいてユーザナビゲーションデバイス102の現在位置を決定することができる。他の実装では、ユーザは、ユーザナビゲーションデバイス102によって提供されたユーザインタフェースにおいて原位置を手動で入力することができる。ユーザは、行先位置を入力することもでき及び原位置と行先位置との間の最も信頼できるルートが決定されるべきであることを示すオプションを(例えば、デバイス102のユーザインタフェースにおいて)選択することができる。
段階B1では、ルート信頼性計算ユニット108は、利用可能なルートの各々に関する信頼性レーティングを決定する。ルート信頼性計算ユニット108は、利用可能なルートの各々と関連付けられた可視性測定基準(メトリック)(metric)を要求するメッセージを位置サーバ110に送信することができる。可視性測定基準は、ルートに沿ったGPS衛星利用可能性及びGPS衛星から受信されたGPS信号の品質(例えば、精度の希釈、マルチパス、等)の指標である。幾つかの実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートの各々のセグメント(又はサブセクション)を特定することができ及び利用可能なルートの各々の各セグメントと関連付けられた可視性測定基準を要求することができる。例えば、地点Aから地点Dへのルートは、3つのセグメントA−B、B−C、及びC−Dに分割することができる。ルートの各セグメントA−B、B−C、及びC−Dは、とりわけ、それらのセグメントの各々に関する衛星の可視性、利用可能性、及びジオメトリ(geometry)を示す可視性測定基準と関連付けることができる。他の実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、可視性測定基準が必要とされるルートを特定することができ、位置サーバ110は、ルートのセグメント及びルートの各セグメントと関連付けられた可視性測定基準を決定することができる。図2−3において説明されるように、可視性測定基準要求を受信し次第、位置サーバ110は、信頼性データベース112にアクセスすることができ及び要求された可視性測定基準をルート信頼性計算ユニット108に提供することができる。
信頼性データベース112は、ルート、ルートのセグメント、ルートに沿った1つ以上のサンプル地点、等と関連付けられた可視性測定基準を備えることができる。可視性測定基準は、衛星の利用可能性及び可視なGPS衛星から受信された情報の品質の推定値(例えば、受信されたGPSナビゲーション信号がマルチパスによって影響を受ける可能性があるかどうか、等)を示すことができる。利用可能なルートの各々又は利用可能なルートの各セグメントに関する可視性測定基準は、天候、時刻及びその他の大気状態に依存して変化する可能性もある。例えば、ルートの特定のセグメントに関して、正午には4個のGPS衛星が可視であることができるが、午後8時には2個のGPS衛星しか可視であることができない。一実装においては、信頼性データベース112は、複数のユーザナビゲーションデバイスによって位置サーバ110に送信された衛星観測報告を用いて構築することができる。ユーザナビゲーションデバイスは、ルートに関する又はルートの各セグメントに関する測位精度、可視衛星、信号対雑音比(SNR)、精度の希釈(DOP)、仰角、等を含む可視性測定基準を決定して位置サーバ110に報告することができる。衛星観測報告は、ルートの特定のセグメントに関して、いずれのGPS衛星が利用可能であるか、可視性情報が収集された時間、ユーザナビゲーションデバイスの速度、GPS衛星の見通し線経路内において遭遇する障害物、等を示すこともできる。位置サーバ110は、経時で、信頼性データベース112を構築するために受信された衛星観測報告を統合することができる。位置サーバ110は、ユーザナビゲーションデバイス102からルートに関する可視性測定基準要求を受信した時点で、要求されたルートと関連付けられた統合された可視性測定基準を取り出し、ユーザナビゲーションデバイス102に統合された可視性測定基準を提供することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、位置サーバ110から可視性測定基準を受信した時点で、可視性測定基準に基づいて、ルートの各々に関する信頼性レーティングを計算することができる。信頼性レーティングは、ルートに沿った必要不可欠な数のGPS衛星(典型的には4個のGPS衛星)との接続を維持する能力を表すスコアであるとみなすことができる。信頼性レーティングを計算するための動作は、図2−3においてさらに説明される。
段階C1では、ルーティングユニット104は、最良の信頼性レーティングを有するルートを特定及び提示する。ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間のルートの各々と関連付けられた信頼性レーティングを比較することができ及び最良の信頼性レーティングを有するルートを選択することができる。幾つかの実装においては、ルーティングユニット104は、ルートの信頼性及びその他のルーティング上の制約(例えば、原位置と行先位置との間の最短距離、最短時間、等)に基づいて該当するルートを選択することができる。例えば、ユーザは、最短距離を有する最も信頼できるルートを決定するように指示することができる。ルーティングユニット104は、信頼性という制約及び最短距離という制約の両方を満たしたルートを選択することができる。一実装においては、ルーティングユニット104は、これらの2つの制約を最適化するルートを選択することができる。例えば、ルーティングユニット104は、ルートの信頼性レーティングがスレショルドの信頼性レーティングよりも良く及びルート距離がスレショルド距離よりも短いルートを選択することができる。他の例として、ルーティングユニット104は、最良の信頼性レーティングを有する第1のルートを提示してルート距離を示すことができ及び最短距離を有する第2のルートを提示して第2のルートの信頼性レーティングを示すことができる。ルーティングユニット104は、希望されるルートを選択するようにユーザを促すことができる。
しかしながら、幾つかの実施形態においては、ルートに関する可視性測定基準が入手可能でない場合は、ユーザナビゲーションデバイス102は、段階B2−E2で説明されるように可視性測定基準を計算することができる。
段階B2では、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに関する信頼性レーティングを決定できないと決定する。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに関する可視性測定基準を位置サーバ110において入手できないことを理由に、ユーザナビゲーションデバイスが衛星観測報告を位置サーバ110に通信していないことを理由に、及び/又は位置サーバ110が特定のルート又はそのルートの特定のセグメントと関連付けられた可視性測定基準を決定してないことを理由に、ルートに関する信頼性レーティングを決定することができないことがある。他の例として、ユーザナビゲーションデバイス102の通信ユニット106が位置サーバ110との通信リンク(この場合は、無線通信リンク)を確立することができない場合は、信頼性レーティングを決定するためにルート信頼性計算ユニット108が可視性測定基準を入手できないことがある。他の例として、位置サーバ110は、ルート(又はルートのセグメント)に関する少なくともスレショルド数の衛星観測報告が位置サーバ110において受信されなかった場合は可視性測定基準を入手できないことを示すことができる。換言すると、位置サーバ110は、(ルートの特定のセグメント及び同じ時間的状態/大気状態に関する)少なくとも1000の衛星観測報告が様々なユーザナビゲーションデバイスから受信された場合にルートの特定のセグメントに関する可視性測定基準を決定及び格納することができる。位置サーバ110は、信頼性データベース112に格納されおりその後にユーザナビゲーションデバイス102に提供される可視性測定基準が正確で光行差がないことを確認するために少なくともスレショルド数の衛星観測報告をユーザナビゲーションデバイスから収集することができる。
段階C2では、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102の座標及びGPS衛星114の座標に少なくとも部分的に基づいてルートに関する衛星可視性を決定する。ルート信頼性計算ユニット108は、図4−5を参照して説明されるように、三次元地図データベースにアクセスすることができ及び衛星のジオメトリ、衛星の方位、GPS衛星間の関係及びその他の障害物(例えば、建物)に基づいて衛星可視性を決定することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、利用可能なルートの一部である各通りに関する及び利用可能なルートの各セグメント(例えば、通りの一部分)に関する衛星可視性を決定することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、各ルートに関する衛星可視性の表示をルーティングユニット104に提供することができる。ルーティングユニット104は、最良の衛生可視性を有するルートを選択することができる。さらに、ユーザナビゲーションデバイス102がルートを横切るのに応じて、ルート信頼性計算ユニット108は、衛星の利用可能性、GPS衛星114が信頼できたかどうか、対応する時刻におけるGPS衛星の可視性、等を決定及び追跡することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、信頼できるルートを「学習する」ために及び将来の最良のルートを決定するためにこの情報を用いることができる。幾つかの実装においては、ルーティングユニット104は、ユーザナビゲーションデバイス102がルートを横切る間に決定された衛星の利用可能性に基づいてユーザナビゲーションデバイス102のルートを再ルーティングすることもできる。
しかしながら、幾つかの実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、決定された衛星可視性に基づいてルートと関連付けられた信頼性レーティングを計算することができる。一実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102においてローカルの信頼性データベース(示されていない)を構築することができる。ユーザがルートを横切るのに応じて、ルート信頼性計算ユニット108は、そのルートに関する可視性測定基準及び信頼性レーティングを決定することができ及び可視性測定基準及び信頼性レーティングをローカルの信頼性データベースに格納することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、いずれのルートがその他のルートよりも良いかを「学習する」ために信頼性レーティング及び/又は可視性測定基準を用いることができる。ルート信頼性計算ユニット108は、将来に最も信頼できるルートを選択するために信頼性レーティングを用いることができる。他の実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、以下において説明されるように、可視性測定基準及び/又は信頼性レーティングを位置サーバ110に送信するように通信ユニット106に指示することができる。他の実装においては、可視性測定基準及び/又は信頼性レーティングを位置サーバ110に提供することに加えて、ルート信頼性計算ユニット108は、可視性測定基準及び信頼性レーティングをユーザナビゲーションデバイス102に格納することもできる。ルート信頼性計算ユニット108は、各ルートに関する信頼性レーティングをルーティングユニット104に提供することができる。ルーティングユニット104は、最良の信頼性レーティングを有するルートを選択することができる。
段階D2では、ルーティングユニット104は、最良の衛星可視性を有するルートを選択する。幾つかの実装においては、上述されるように、ルート信頼性計算ユニット108が原位置と行先位置との間のルートの各々に関する信頼性レーティングを決定することができる場合は、ルーティングユニット104は、最良の信頼性レーティングを有するルートを選択することができる。
段階E2では、通信ユニット106は、位置サーバ110に衛星可視性の表示を通信する。衛星可視性の表示は、衛星観測報告の一部として送信することができる。衛星観測報告は、測位精度、可視なGPS衛星、可視なGPS衛星から受信されたGPS信号のSNR、精度の希釈、仰角、上記の情報が収集された時間、ユーザナビゲーションデバイス102の速度、GPS衛星の見通し線経路内で遭遇した障害物、等を示すことができる。位置サーバ110がその他のユーザナビゲーションデバイスから同じルート(又はルートのセグメント)に関する追加の衛星観測報告を受信した場合は、位置サーバ110は、可視性測定基準を決定して信頼性データベース112に格納するためにすべての受信された衛星観測報告を統合することができる。ルートに関する可視性測定基準を求める後続する要求を受信した時点で、位置サーバは、ルートに関する格納された可視性測定基準を提供することができる。
図1は、すべてのルートに関する可視性測定基準を入手可能である場合は段階B1及びC1において説明される動作を実行し、すべてのルートに関する可視性測定基準を入手可能でない場合は段階B2乃至E2において説明された動作を実行するユーザナビゲーションデバイス102を描いているが、実施形態はそのようには限定されない。幾つかの実装においては、可視性測定基準は、原位置と行先位置との間のルートの一部に関して入手可能であるが、その他のルートに関しては入手可能でない。例えば、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間で3つのルートを特定することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、第1のルート及び第2のルートに関して(位置サーバ110又はユーザナビゲーションデバイス102のローカルデータベースのいずれかにおいて)可視性測定基準を入手可能であると決定することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、第1のルート及び第2のルートに関する信頼性レーティングを決定するために段階B1で説明された動作を実行することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、第3のルートに関する可視性測定基準は入手できないと決定することができる。従って、ルート信頼性計算ユニット108は、第3のルートに関する信頼性レーティングを決定するために段階C2で説明された動作を実行することができる。ルーティングユニット104は、最も信頼できるルートを特定するために3つのルートに関する信頼性レーティングを比較することができる。
図2及び図3は、衛星可視性に基づいて原位置と行先位置との間のルートを決定するための動作例を示した流れ図(“流れ”)200を描く。流れは、ブロック202において開始する。
ブロック202において、原位置と行先位置との間のルートが衛星可視性に基づいて決定されるべきかが決定される。一実装においては、図1のルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間のルートが衛星可視性に基づいて決定されるべきであると決定する。例えば、ユーザナビゲーションデバイス102のユーザは、行先位置を入力することができ及び行先位置への(衛星可視性に基づいた)最も信頼できるルートが決定されるべきであることを示すための該当するルーティング上の制約を選択することができる。流れは、ブロック204において継続する。
ブロック204において、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートが特定される。例えば、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間における1つ以上のルートを特定する。ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートを決定するためにあらゆる適切なルーティングアルゴリズム(例えば、ベクトルに基づくルーティング)を実装することができる。ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートを決定するために地図作成マップ(cartographic map)及び/又は地図データベースにアクセスすることもできる。流れは、ブロック206において継続する。
ブロック206において、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートの各々に関してループが開始する。例えば、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間のルートの各々を解析するために、それらのルートの各々に関する信頼性レーティングを計算するために、及び最も信頼できるルートを適宜選択するためにブロック208乃至216を参照して説明される動作を実行する。流れは、ブロック208において継続する。
ブロック208において、ルートを構成する各セグメントに関して第2のループが開始する。例えば、ルーティングユニット104は、ルートを構成するセグメントを特定する。ルートは、一続きの連続するセグメント又はサブセクションに分割することができ及びルートの各セグメントに関する可視性測定基準を決定するためにブロック210乃至214において説明される動作を実行することができる。一実装においては、ルートの各道路は、ルートの1つのセグメントであるとみなすことができる。例えば、ルートは、道路A上を10マイル走行することと、道路B内に曲がることと、道路B上を5マイル走行することと、を備えることができる。従って、道路Aの10マイルは、ルートの1つのセグメントを成すことができ、道路Bの5マイルは、ルートの第2のセグメントを成すことができる。他の実装においては、セグメントは、ルートの既知の長さであることができる。例えば、ルートのセグメントは、ルートを成す道路の5マイルの距離に設定することができる。従って、ルートが、道路A上を10マイル走行することと、道路B上を5マイル走行することと、を備える場合は、道路Aの最初の5マイルは、ルートの1つのセグメントを成すことができ、道路Aの次の5マイルは、ルートの第2のセグメントを成すことができ、道路Bの5マイルは、ルートの第3のセグメントを成すことができる。流れは、ブロック210において継続する。
ブロック210において、ルートのセグメントに関する可視性測定基準を入手可能であるかどうかが決定される。例えば、ルーティングユニット104は、ルートのセグメントに関する可視性測定基準がユーザナビゲーションデバイス102において入手可能であるかどうかの決定をルート信頼性計算ユニット108に問い合わせることができる。他の例として、ルーティングユニット104は、ルートのセグメントに関する可視性測定基準が入手可能であるかどうかの決定を位置サーバ110(例えば、位置サーバ110の信頼性データベース112)に問い合わせることができる。可視性測定基準は、衛星利用可能性、衛星可視性、精度の希釈(DOP)、受信されたGPS信号のSNR、及びルートのセグメントに関するその他の品質推定の表示を備えることができる。
衛星利用可能性は、ユーザナビゲーションデバイス102の所定の位置における、ユーザナビゲーションデバイス102に関する水平線上方の予め定義された角度において又はそれよりも上方において可視であるGPS衛星数、を表すことができる。衛星利用可能性は、図4−5を参照して説明されるようにユーザナビゲーションデバイス102において計算することができる。精度の希釈は、ユーザナビゲーションデバイス102において計算された位置測定値の及びGPS衛星から受信されたGPS信号の品質の精度/正確さに対するGPS衛星のジオメトリの影響の尺度である。位置測定値の精度は、互いに対する及びユーザナビゲーションデバイス102に対するGPS衛星の位置によって影響を受けることがある。例えば、可視のGPS衛星が上空において接近している場合は、ジオメトリは弱いとみなされ、その結果、精度値の高い希釈は、位置測定値と関連付けることができる。位置測定値と関連付けられた精度値の低い希釈は、(例えば、位置測定値を入手するために用いられる可視のGPS衛星間の角度分離が広いことを理由に)位置測定値の高い精度を表すことができる。ユーザナビゲーションデバイス102と可視のGPS衛星との間の見通し線経路内の障害物(例えば、建物、群葉、等)は、位置測定値の精度及び位置測定値と関連付けられた精度値の希釈に対して影響を与えることがある。可視のGPS衛星数も、位置測定値の精度に対して影響を与えることがある。
可視性測定基準は、衛星可視性に影響を与える可能性がある時刻及びその他の要因も示すことができる。幾つかの実装においては、可視性測定基準は、様々な時刻における又は一定の時間間隔中におけるルートのセグメントに関する平均の利用可能性を示すことができる。可視性測定基準は、ルートに沿った“ブラインドスポット”及びGPS衛星の不良な可視性又は高いマルスパス(従って、信頼できないルーティング情報)を予想することができるかどうかを決定するために用いることができる。ルートのセグメントに関する可視性測定基準を入手可能であると決定された場合は、流れは、ブロック214において継続する。そうでない場合は、流れは、ブロック212において継続する。
ブロック212において、ルートのセグメントに関する可視性測定基準が計算される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートのセグメントに関する可視性測定基準を計算する。位置サーバ110において又はユーザナビゲーションデバイス102においてルートのセグメントに関する可視性測定基準を特定することができないと決定した時点で流れはブロック210から212に移行する。例えば、必要不可欠な時刻(例えば、ユーザナビゲーションデバイスがルートのセグメントを横切る推定時間)におけるルートのセグメントに関する十分な数の衛星観測報告が位置サーバ110において入手可能でない場合は位置サーバ110において可視性測定基準を入手することはできない。他の例として、ユーザナビゲーションデバイス102が位置サーバ110と通信リンク(例えば、WLAN通信リンク、WiMAX通信リンク、等)を確立することができない場合は位置サーバ110において可視性測定基準を入手することはできない。
ルート信頼性計算ユニット108は、ルートのセグメントに沿った様々なサンプル地点における衛星利用可能性と、衛星可視性と、精度の希釈(DOP)と、その他の品質推定値と、を含む可視性測定基準を計算することができる。一実装においては、サンプル地点は、各サンプル地点が前の及び後続するサンプル地点から一定の距離にあるように選択することができる。他の実装においては、連続するサンプル地点間の距離は、設定可能である。例えば、ユーザは、連続するサンプル地点間の距離を手動で設定することができる。他の例として、連続するサンプル地点間の距離は、ユーザナビゲーションデバイス102が潜在的に低い衛星可視性を有する環境(例えば、アーバンキャニオン)にあるかどうか、ルートが単純な又は複雑なルートであるかどうか、等に依存して動的に調整することができる。一実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、図4−5を参照して説明されるようにルートのセグメントに沿った衛星可視性を決定することができ、ルーティングユニット104は、最良の衛星可視性を有するルートを選択することができる。流れは、ブロック216において継続する。
ブロック214において、ルートのセグメントと関連付けられた可視性測定基準が決定される。ルートのセグメントと関連付けられた可視性測定基準が入手可能であると決定された時点で、流れはブロック210から214に移行する。一実装においては、ルーティングユニット104は、ルートのセグメントと関連付けられた可視性測定基準を位置サーバ110から受信することができる。他の実装においては、ルーティングユニット104は、ルートのセグメントと関連付けられた以前に計算された又は以前にダウンロードされた可視性測定基準がユーザナビゲーションデバイス102において入手可能であるかどうかを決定することができる。可視性測定基準がユーザナビゲーションデバイス102において入手可能である場合は、通信ユニット106は、位置サーバ110に接続することができず、ルートのセグメントと関連付けられた可視性測定基準を求める要求を送信することができない。代わりに、ルーティングユニット104は、ルートのセグメントと関連付けられた格納された可視性測定基準を決定するためにユーザナビゲーションデバイス102のローカルな信頼性データベースにアクセスすることができる。可視性測定基準がユーザナビゲーションデバイス102で入手可能でない場合は、通信ユニット106は、位置サーバ110に接続することができ及びルートのセグメントと関連付けられた可視性測定基準を位置サーバ110からダウンロードすることができる。流れは、ブロック216において継続する。
ブロック216において、ルートの追加セグメントが解析されるべきかどうかが決定される。例えば、ルーティングユニット104は、ルートの追加セグメントが解析されるべきかどうかを決定する。ルートの追加セグメントが解析されるべきであると決定された場合は、流れがブロック208にループして戻り、そこで、ルートの次のセグメントが特定され、ブロック210乃至214を参照して説明される動作が、ルートの次のセグメントのために実行される。そうでない場合は、流れは、図3のブロック218において継続する。
ブロック218において、ルートの各セグメントと関連付けられた可視性測定基準に基づいてルートに関する信頼性レーティングが決定される。例えば、ルーティングユニット104は、ルートの各セグメントと関連付けられた可視性測定基準に基づいてルートに関する信頼性レーティングを決定する。信頼性レーティングは、ルートに沿った4個以上のGPS衛星との連続的な接続性を維持する尤度を示し及びルートに沿って決定されたルーティング方向の信頼性も示す予め決定された範囲内のスコアであることができる。例えば、信頼性レーティングは、1乃至10のスコアであることができ、10の信頼性レーティングは、最も信頼できるルートを表し、1の信頼性レーティングは、信頼性が最も低いルートを表す。ルーティングユニット104は、ルートの各セグメントと関連付けられた可視性測定基準の各々に値を割り当て、割り当てられた値の合計を計算することによって信頼性レーティングを計算することができる。例えば、衛星可視性に関しては、ルーティングユニット104は、可視のGPS衛星数に依存する値を割り当てることができる。従って、ルートの第1のセグメントにおいて4個のGPS衛星が可視である場合は、ルートの第1のセグメントに“4”の値を割り当てることができる。ルートの第2のセグメントにおいて2個のGPS衛星が可視である場合は、ルートの第2のセグメントに“2”の値を割り当てることができる。ルートに関する信頼性レーティングは、ルートの各セグメントに割り当てられた値を合計して計算することによってそのルートに関して“6”の信頼性レーティングを得ることができる。代替として、信頼性レーティングは、上例に基づき、ルートの各セグメントに割り当てられた値の平均を計算することによってルートに関して“3”の信頼性レーティングを得ることができる。簡潔を目的として、上例は、信頼性レーティングを計算する際の可視性測定基準として衛星可視性のみを考慮していることが注記される。しかしながら、信頼性レーティングを計算する際には複数の可視性測定基準(例えば、精度の希釈、マルチパス、等)を考慮することができる。さらに、幾つかの可視性測定基準は、その他の可視性測定基準と比較してルートの信頼性に対してより大きい影響を有することがあるため、可視性測定基準は、適宜重みを付けることができる。換言すると、ルートに関する信頼性レーティングは、ルートの各セグメントと関連付けられた可視性測定基準の重みが付けられた組み合わせとして計算することができる。幾つかの実装においては、ルートの各セグメントに関する信頼性レーティングを計算することができ及びルートの信頼性レーティングはルートのセグメントに関する信頼性レーティングの総合(又は平均)として計算することができる。流れは、ブロック220において継続する。
ブロック220において、原位置と行先位置との間の追加ルートが解析されるべきかどうかが決定される。原位置と行先位置との間の追加ルートが解析されるべきであるとルーティングユニット104が決定した場合は、図2において流れはブロック206にループして戻り、そこで、次のルートが特定され、ブロック208乃至220を参照して説明された動作が次のルートのために実行されて次のルートに関する信頼性レーティングが決定される。そうでない場合は、流れは、ブロック222において継続する。
ブロック222において、1つ以上のルートの各々に関する信頼性レーティングが比較され、最良の信頼性レーティングを有する原位置と行先位置との間のルートが特定される。例えば、ルーティングユニット104は、全ルートの各々に関する信頼性レーティングを比較し、最良の信頼性レーティングを有するルートを最も信頼できるルートとして特定する。流れは、ブロック224において継続する。
ブロック224において、最良の信頼性レーティングを有する特定されたルートがユーザナビゲーションデバイス上に提示される。例えば、ルーティングユニット104は、最も信頼できるルートをユーザナビゲーションデバイス102のディスプレイ上に提示する。ブロック224からは、流れが終了する。
幾つかの実装においては、ユーザは、最低の許容可能な信頼性レーティングを示すための信頼性スレショルドを設定するオプションを有することができる。例えば、“1”の信頼性レーティングが最も信頼性が低いルートを表し、“10”の信頼性レーティングが最も信頼できるルートを表す場合は、ユーザは、最低の許容可能な信頼性レーティングを示す信頼性スレショルド(例えば、“6”の信頼性スレショルド)を設定することができる。ルーティングユニット104は、信頼性スレショルドを下回る全ルートを捨てることができる。原位置と行先位置との間のルートのうちのいずれも信頼性スレショルドを満たさない場合は、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間において信頼できるルートを特定することができない旨の通知を提示することができる。代替として、ルーティングユニット104は、信頼性スレショルドを満たすかどうかにかかわらず最も信頼できるルートを提示することができる。
図2−3には描かれていないが、幾つかの実装においては、ここにおいて説明される最も信頼できるルートを決定するための動作は、その他の伝統的なルーティング手段と(例えば、重み付き組み合わせとして)組み合わせることができる。例えば、原位置と行先位置との間の最短距離及び最良の衛星可視性及びナビゲーションの品質に関してまとめて最適化されたルートを決定することができる。他の例として、ルーティングユニット104は、ルートの信頼性及び他のルーティング上の制約、例えば原位置と行先位置との間の最低のルート走行時間、を最適化するルートを選択することができる。一実装においては、ルーティングユニット104は、ユーザによって選択されたすべてのルーティング上の制約を同時に最適化するルートを選択することができる。例えば、ルーティングユニット104は、ルートの信頼性レーティングが信頼性レーティングスレショルドよりも高く、ルート走行時間がスレショルド時間よりも短いようなルートを選択することができる。該ルートを決定することができない場合は、ルーティングユニット104は、各々が個々のルーティング上の制約を満たす複数のルートを提示することができる。ルーティングユニット104は、
最良の信頼性レーティングを有する第1のルートを提示してルート走行時間を示すことができる。ルーティングユニット104は、最短のルート走行時間を有する第2のルートを提示することができ及び第2のルートの信頼性レーティングを示すことができる。ルーティングユニット104は、希望されるルートを選択するようにユーザを促すことができる。幾つかの実装においては、ルーティングユニット104は、ユーザが長いルート走行時間を有する最も信頼できるルートと最短のルート走行時間を有する信頼性がそれよりも低いルートとの間で選択する際に情報を与えられた状態で決定を行うことを可能にするために第2のルートの信頼性レーティングが低い理由を提供する(例えば、不良な衛星可視性の領域、マルチパス、等を示す)こともできる。
幾つかの実装においては、ユーザは、原位置及び行先位置を入力することができ、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間の複数のルートを特定することができる。複数のルートが決定された後は、ユーザは、1つ以上の必要不可欠なルーティング上のオプションを(例えば、ユーザナビゲーションデバイス102のユーザインタフェース上において)示すことができる。ルーティングユニット104は、順位を設定することができ及びルーティング上のオプション及びルートの各々に割り当てられた順位に基づいてルートの順序を設定することができる。例えば、ユーザは、最良の信頼性及び最短距離の順序でルートの順位を設定するように指示することができる。ルーティングユニット104は、複数のルートの各々に沿って横切る推定距離及び複数のルートの各々と関連付けられた信頼性レーティングとともに複数の特定されたルートを表示することができる。ユーザが表示されたルートのうちの1つを選択した後は、ルーティングユニット104は、選択されたルートの地図を作成し、選択されたルートを通じての行先位置への方向を表示することができる。
図4及び図5は、ナビゲーション衛星の利用可能性を決定するための動作例を示した流れ図400を描く。流れ400は、図4のブロック404において開始する。
ブロック404において、ユーザナビゲーションデバイスのマスク角度仰角(mask angle elevation)よりも上方において可視であるGPS衛星が特定される。例えば、図1のルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102のマスク角度仰角よりも上方において可視であるGPS衛星を特定することができる。衛星の利用可能性は、ユーザナビゲーションデバイス102から予め定義されたマスク角度において又はそれよりも上方の角度で可視であるユーザナビゲーションデバイス102の所定の位置におけるGPS数を表すことができる。環境、GPS衛星のジオメトリ、等の影響を最小にするために、下回った場合にGPS衛星信号が用いられない水平線に対する最小仰角(マスク角度ともいわれる)を定義することができる。例えば、ユーザナビゲーションデバイス102のマスク角度は、水平線上方5度に設定することができる。従って、5度よりも小さい仰角を有するGPS衛星は、可視衛星数を決定時又はルーティング方向を決定時には考慮することができない。典型的には、クリアな空の状態では(例えば、見通し線経路内に障害物が存在しない)、ユーザナビゲーションデバイス102は、有効な取得及び追跡のための少なくともスレショルドの受信信号強度を有する8乃至12個のGPS衛星からGPS信号を受信することができる。しかしながら、GPS衛星可視性は、ユーザナビゲーションデバイス102が(例えば、アーバンキャニオンにおける)高層の建物又はその他の障害物によって囲まれているときには低下することがある。従って、ユーザナビゲーションデバイス102は、真上の又は(例えば、建物間の)狭い可視回廊に沿ったGPS衛星を使用することに制限されることがある。幾つかの実装においては、衛星可視性は、4個未満に低下してナビゲーションサービスが遮断されることがある。流れは、ブロック406において継続する。
ブロック406において、ユーザナビゲーションデバイスのマスク角度仰角上方で可視である各々の特定されたGPS衛星に関してループが開始する。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102のマスク角度仰角の上方において可視である各々の特定されたGPS衛星に関してブロック408乃至422を参照して説明された動作を実行することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに沿った複数のサンプル地点における衛星可視性を決定するためにそれらの同じサンプル地点で流れ400において説明される動作を実行することができる。一実装においては、(例えば、エフェメリス(ephemeris)及びアルマナック(almanac)に基づいて)GPS衛星の経路が既知である場合は、後述されるように、ユーザナビゲーションデバイス102が特定のサンプル地点に到達するのが予想される時刻においてユーザナビゲーションデバイス102のマスク角度仰角の上方において可視であるGPS衛星114を予め決定することができる。流れは、ブロック408において継続する。
ブロック408において、ユーザナビゲーションデバイスの座標が決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102の座標を決定することができる。時間tにおけるユーザナビゲーションデバイス102の緯度(φ)及び経度(λ)は、ユーザナビゲーションデバイス102上の地図データベースにアクセスすることによって決定することができる。時間tは、ユーザナビゲーションデバイス102が既知の速度で(例えば、考慮中の道路の制限速度で)走行中にサンプル地点に所在することが予想される瞬間として計算することができる。ユーザナビゲーションデバイス102の対応する地球中心・ 地球固定直交(ECEF)座標は、(X、Y、Z)として表すことができる。幾つかの実装においては、ユーザナビゲーションデバイス102の座標は、緯度と経度、UTM座標、又は地理空間座標に関して決定することができる。流れは、ブロック410において継続する。
ブロック410において、衛星の座標が決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102のマスク角度仰角の上方において可視であるGPS衛星114の座標を決定することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、エフェメリスに基づいて、瞬間tにおいてデバイス座標(X、Y、Z)のユーザナビゲーションデバイス102から可視であるGPS衛星(X、Y、Z)に関するECEF座標を決定することができる。GPS衛星114の座標は、エフェメリスが有効であるかぎりにおいてエフェメリスを用いて計算することができることが注記される。エフェメリスがもはや有効でない場合は、GPS衛星114の座標は、アルマナック又はネットワークに基づく拡大エフェメリスに基づいて決定することができる。GPS衛星114のエフェメリスを生成するために及びGPS衛星114の座標を予測するために予測アルゴリズム(例えば、Atheros(登録商標) Ephemeris Self−Prediction(ESP)TMアルゴリズム)を用いることもできる。流れは、ブロック412において継続する。
ブロック412において、衛星の座標及びユーザナビゲーションデバイスの座標に基づいて衛星に対する仰角及び方位角が計算される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、GPS衛星114の座標及びユーザナビゲーションデバイス102の座標に基づいてGPS衛星114に対する仰角及び方位角を計算することができる。方位角及び仰角は、ナビゲーション及びマッピングのために典型的に用いられる角度測定値である。ユーザナビゲーションデバイス102からGPS衛星114への方位角及び仰角は、東、北、上方(ENU)座標系に基づいて計算することができる。ENU座標系は、地球上の観測者とともに回転し、N軸が観測者からの真北を指し、E軸が観測者からの東を指し、U軸が外に向かって放射するような方位が定められる。方位角は、N軸から時計回りに測定することができ及び0乃至360度にまたがることができる。仰角は、ナビゲーション衛星に対する水平線から測定することができ及び−90乃至90度にまたがることができる。方位角及び仰角を計算するためには、GPS衛星114の座標とユーザナビゲーションデバイス102の座標の間の差分ベクトル(Δx)が式1において示されるように計算される。
Figure 2013543113
ユーザナビゲーションデバイス102からGPS衛星114へのベクトルのENU成分は、式2において示されるように計算される。
Figure 2013543113
仰角E及び方位角Aは、式3及び式4においてそれぞれ描かれるように計算される。流れは、ブロック414において継続する。
Figure 2013543113
Figure 2013543113
ブロック414において、ユーザナビゲーションデバイスからGPS衛星への方位角に沿った障害物が決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102からGPS衛星114への方位角に沿って障害物を識別することができる。一例においては、ユーザナビゲーションデバイス102から予め決められた水平距離(例えば、5km)より近い障害物を決定することができる。予め決められた水平距離は、マスク角度及び障害物の推定される最大の高さに基づいて決定することができる。例えば、障害物の最大の高さ(hmax)を450mと仮定した場合で、マスク角度(θ)が5度に設定されている場合は、予め決められた水平距離(D)は、式5に基づき、約5kmであると計算することができる。ユーザナビゲーションデバイス102は、GPS衛星114までの見通し線経路を妨げる可能性がある建物、その他の人工構造物、自然の地形(例えば、山)、及びその他の障害物の高度を示す三次元地図を格納することができる。他の例では、ユーザナビゲーションデバイス102は、GPS衛星114までの見通し線経路を妨げる可能性がある建物、その他の人工構造物、自然の地形(例えば、山)、及びその他の障害物の高度を決定するためにリモートサーバ(示されていない)例えば、Google(登録商標)仰角サービスサーバ、にアクセスすることができる。流れは、ブロック416において継続する。
Figure 2013543113
ブロック416において、ユーザナビゲーションデバイスからGPS衛星への方位角に沿った最も高い障害物が決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102からGPS衛星114への方位角に沿った最も高い障害物を決定することができる。一例においては、障害物の仰角輪郭を決定するためにGoole MapsTM elevation featureを用いることができる。流れは、図5のブロック418において継続する。
ブロック418において、最も高い障害物の座標が決定され、最も高い障害物とユーザナビゲーションデバイス102との間の距離が計算される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、最も高い障害物の座標を決定することができ及び最も高い障害物とユーザナビゲーションデバイス102との間の距離を計算することができる。(三次元データベースから決定された)障害物の位置及びユーザナビゲーションデバイス102に対する障害物の方位に基づき、ユーザナビゲーションデバイス102と最も高い障害物の間の最短距離を計算することができる。GPS衛星114からユーザナビゲーションデバイス102までの見通し線GPS信号の回折及び障害物の周囲でのGPS信号の曲折は、考慮に入れられる場合と入れられない場合がある。流れは、ブロック420において継続する。
ブロック420において、ユーザナビゲーションデバイスとGPS衛星との間の見通し線経路が遮られているかどうかが決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102とGPS衛星114との間の見通し線経路が遮られているかどうかを決定することができる。これに関して、式6において描かれるように、GPS衛星114からの見通し線ベクトルが最も高い障害物と交差する高度が計算され、最も高い障害物の真の高さと比較される。式6において、hは、最も高い障害物の高さであり、Dは、式5において計算された予め決められた水平距離であり、Eは、式3において計算された仰角である。
Figure 2013543113
式6の式が満たされる場合は、ルート信頼性計算ユニット108は、最も高い障害物とユーザナビゲーションデバイスとの間の見通し線ベクトルが最も高い障害物内を通過すると決定する。従って、GPS衛星114からのGPS信号は、ユーザナビゲーションデバイス102において受信されたときには弱すぎて受信されたGPS信号の適切な取得及び復号が可能にならないと推定される。従って、GPS衛星114は、利用不能であるとみなされる。ユーザナビゲーションデバイス102とGPS衛星114との間の見通し線経路が遮られていると決定された場合は、流れは、ブロック422において継続する。そうでない場合は、流れは、ブロック424において継続する。
ブロック422において、GPS衛星は可視ではないとみなされる。例えば、ユーザナビゲーションデバイス102とGPS衛星114との間の見通し線経路が遮られていると決定した時点で、ルート信頼性計算ユニット108は、GPS衛星114は可視ではないとみなすこができる。従って、そのGSP衛星は、可視衛星リストから削除することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに沿ったルーティング方向を決定するためにGPS衛星114を使用することができないことを示すこともできる。流れは、ブロック423において継続する。
ブロック423において、ナビゲーションのための衛星の利用可能性が記録される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、解析されたGPS衛星が利用可能であり、ナビゲーションのために使用することができると決定することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、GPS衛星の利用可能性をローカル構造内において記録することもできる。流れは、ブロック424において継続する。
ブロック424において、ユーザナビゲーションデバイスのマスク角度よりも上方において可視である追加のGPS衛星が解析されるべきかどうかが決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102のマスク角度よりも上方において可視である追加のGPS衛星が解析されるべきかどうかを決定することができる。ユーザナビゲーションデバイス102とGPS114との間の見通し線経路が遮られていないとルート信頼性計算ユニット108が決定した場合は、流れ400はブロック423からブロック424に移行する。ルート信頼性計算ユニット108が、ユーザナビゲーションデバイス102とGPS114との間の見通し線経路が遮られていると決定し、GPS衛星114をナビゲーションのために使用することができないことを示した場合は、流れはブロック422からブロック424にも移行する。追加のGPS衛星が解析されるべきであることが決定された場合は、図4において流れはブロック406にループして戻り、ここで、ユーザナビゲーションデバイス102のマスク角度よりも上方において可視である次のGPS衛星が特定され、ブロック408乃至422を参照して説明される動作が次のGPS衛星のために実行される。そうでない場合は、流れは、ブロック426において継続する。
ブロック426において、ユーザナビゲーションデバイスにおいて可視であるGPS衛星数が4個未満であるかどうかが決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102において可視であるGPS衛星数が4個未満であるかどうかを決定することができる。可視GPS衛星数が4個未満であることは、サンプル地点では位置推定、そしてその結果としてのルート推定を行うことができないことを示すことができる。幾つかの実装においては、他のサンプル地点を特定及び解析することができる。ユーザナビゲーションデバイス102において可視であるGPS衛星数が4個未満であると決定された場合は、流れはブロック428において継続する。そうでない場合は、流れは、ブロック430において継続する。
ブロック428において、ルートは信頼できないと決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに沿って4個未満の衛星が可視であると決定したことに基づいてルートが信頼できないことを示すことができる。ユーザナビゲーションデバイス102の通信ユニット106は、ルートと関連付けられた可視性測定基準、例えば、仰角、方位角、マスク角度の上方の特定されたGPS衛星、可視でないGPS衛星、等、を位置サーバ110に通信することができる。幾つかの実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートと関連付けられた可視性測定基準をローカルの信頼性データベース内に格納することができる。可視性測定基準に基づいて、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートの信頼性レーティングを計算することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに沿って4個未満のGPS衛星が可視であるためルートに対して不良な信頼性レーティングを割り当てることができる。信頼性レーティングは、ユーザナビゲーションデバイス102に格納することができ及び/又は位置サーバ110に通信することができる。図1乃至3において上述されるように、ルーティングユニット104は、ユーザナビゲーションデバイス102による提示のために該当する信頼できるルートを選択するために信頼性レーティングを用いることができる。ブロック428からは、流れは終了する。
ブロック430において、ルートが信頼できることが決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに沿って少なくとも4個の衛星が可視であると決定したことに基づいてルートが信頼できることを示すことができる。上述されるように、ルートと関連付けられた可視性測定基準は、位置サーバ110に通信することができ及び/又はユーザナビゲーションデバイス102に格納することができる。可視性測定基準に基づき、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートの信頼性レーティングを計算することもできる。ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに沿って4個以上のGPS衛星が可視であるためルートに対してより良い信頼性レーティングを割り当てることができる。ブロック430からは、流れは終了する。
上述されるように、図5のブロック426は、可視衛星数が4個未満であるかどうかをルート信頼性計算ユニット108が決定することを描く。しかしながら、ユーザナビゲーションデバイス102の垂直位置(例えば、高さ又は仰角情報)が要求されない場合は、ユーザナビゲーションデバイス102の水平位置を決定してユーザナビゲーションデバイス102を水平面に沿ってルーティングするためには3個のナビゲーション衛星で十分であることができる。従って、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイスにおいて可視であるナビゲーション衛星数が3個未満であるかどうかを決定することができ及びユーザナビゲーションデバイスにおいて可視であるナビゲーション衛星数が3個未満である場合にルートは信頼できないとみなすことができる。
図4−5は、ルートに沿った衛星可視性を決定するためにそのルートを解析するための動作を描くが、実施形態はそのようには限定されないことが注記される。幾つかの実装においては、ルートは、複数のセグメントに分割することができ、ルートの各セグメントに関する衛星可視性を決定することができる。他の実装においては、ルートに沿った複数のサンプル地点を決定することができ、ルートの各サンプル地点における衛星可視性を決定することができる。ルートは、少なくともスレショルド数の連続するセグメント(又はサンプル地点)において4個以上のGPS衛星が可視である場合は信頼できるとみなすことができる。さらに、幾つかの実装においては、図4−5の動作は、図2を参照して説明されるように、原位置と行先位置との間の最も信頼できるルートを決定するための動作の一部として実行することができる。その他の実装においては、図4−5の動作は、ユーザが特定のルートを横切るときに即座に実行することができる。
図4−5は、最も高い障害物を識別するための及び最も高い障害物がマスク角度の上方におけるユーザナビゲーションデバイス102とGPS衛星との間の見通し線経路を塞いでいるかどうかを決定するための動作を描くが、実施形態はそのようには限定されないことが注記される。その他の実施形態においては、ルートに沿った複数のサンプル地点において、ユーザナビゲーションデバイス102からのマスク角度の上方において可視であるすべてのGPS衛星に関して(及びユーザナビゲーションデバイス102がサンプル地点に所在することが予想される時刻において)、GPS衛星の方位角をサンプル地点付近の障害物の方位角と比較することができる。ユーザナビゲーションデバイス102からGPS衛星までのベクトルに沿って障害物が存在する場合で、障害物がGPS衛星からユーザナビゲーションデバイス102までの直接的な見通し線経路を塞いでいるような高度である場合は、ユーザナビゲーションデバイス102は、そのGPS衛星からGPS信号を取得して復号する上で難題に直面する可能性があると決定することができる。
幾つかの実施形態においては、電子デバイスは、ナビゲーション能力を備えていないことがある(すなわち、GPS衛星からGPS信号を受信する能力を有さないことがある又は電子デバイスのナビゲーション能力が一時的に利用できないことがある)が、その代わりに無線通信(例えば、WLAN)能力を有していることがある。該実施形態においては、図6において説明されるように、原位置と行先位置との間のルーティングは、WLANのアクセスポイントの利用可能性及び品質を最大化することに基づくことができる。
図6は、遮断されないWLAN接続性のためのルートを決定するための動作例を示したブロック図例である。図6は、ルーティングユニット104と、通信ユニット106と、ルート信頼性計算ユニット108と、を備えるユーザナビゲーションデバイス102を描く。ユーザナビゲーションデバイス102は、位置サーバ110と通信する。位置サーバ110は、信頼性データベース112を備える。ユーザナビゲーションデバイス102は、段階A乃至Dにおいて説明されるように、遮断されないWLAN接続性のためのルートを決定するために位置サーバ110と共同で動作する。
段階Aにおいて、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間のルートを通信ネットワークへの遮断されないアクセスのために決定されるべきであると決定する。ルーティングユニット104は。あらゆる適切なルーティングアルゴリズム(例えば、ベクトルに基づくルーティング)を実装することができ及び原位置と行先位置との間の1つ以上のルートを決定するために地図作成マップ及び/又は地図データベースにアクセスすることができる。ルート提示インタフェース602によって描かれるように、ルーティングユニット104は、原位置604と行先位置606との間の2つのルートを特定する。第1のルートは、斜線を用いて描かれ、第2のルートは、ドットを用いて描かれる。
段階Bにおいて、通信ユニット106は、原位置604と行先位置606との間のルートに関するアクセスポイント入手可能性情報を求める要求を送信する。一実装においては、通信ユニット106は、位置サーバ110に原位置604及び行先位置606を提供することができる。位置サーバ110は、原位置604と行先位置606との間の1つ以上のルートを決定し、信頼性データベース112にアクセスし、ルートに沿ったアクセスポイントの位置(例えば、WLANホットスポット)を提供することができる。他の実装においては、通信ユニット106は、段階Aで決定された1つ以上のルートを位置サーバ110に提供することができ、位置サーバ110は、通信ユニット106にアクセスポイントの位置を提供することができる。アクセスポイントの位置を受信することに応答して、ルーティングユニット104は、原位置604、行先位置606、及び1つ以上のルートを参照してアクセスポイントの位置を決定することができる。さらに、位置サーバ110は、信頼性データベース112にアクセスすることもでき及びアクセスポイントの各々と関連付けられた可視性測定基準を決定することができる。上述されるように、信頼性データベース112は、ルート、ルートのセグメント、ルートに沿った1つ以上のサンプル地点、等と関連付けられた可視性測定基準を備えることができる。可視性測定基準は、アクセスポイントの利用可能性及び利用可能なアクセスポイントから受信されたWLAN信号の品質の推定(例えば、受信されたWLAN信号がマルチパス、減衰、等によって影響を受ける可能性があるかどうか)を示すことができる。可視性測定基準は、ルートに沿って利用可能なアクセスポイント数、アクセスポイントがルートに沿って適切に分布されているかどうか(例えば、ルートの各セグメントに関してアクセスポイントが利用可能であるかどうか)、アクセスポイントとルートとの間の距離(例えば、ルート上でのWLAN信号の強度を決定するため)、マルチパス、アクセスポイントが追加の認証(例えば、ユーザ名及びパスワード)を要求しているかどうか、アクセスポイントが有料のWLANアクセスを可能にするかどうか(例えば、ユーザがWLANへのアクセスを認められる前に支払わなければならないかどうか)、等を示すことができる。
段階Cにおいて、ルート信頼性計算ユニット108は、原位置604と行先位置606との間の各ルートに関する信頼性レーティングを決定する。各ルートに関する信頼性レーティングは、ルートと関連付けられた又はルートの各セグメントと関連付けられた可視性測定基準に基づいて決定することができる。ルートに関する信頼性レーティングは、ルートと(又はルートの各セグメントと)関連付けられた可視性測定基準の重み付き組み合わせ(例えば、加重合計又は加重平均)として計算することができる。ルートに関する信頼性レーティングは、ユーザナビゲーションデバイス102がルートを横切っている間にWLAN接続性を連続的に維持する能力を示すことができる。例えば、ルートに関する高い信頼性レーティングは、ルート上において十分な数の信頼できるアクセスポイントが利用可能であること及びルートはWLAN接続性を失わずに横切ることができることを示すことができる。図6において、斜線によって表されるルートは、6つの適切に分布されたアクセスポイントを通る。従って、ルートは、高い信頼性レーティングを割り当てることができる。しかしながら、ドットによって表されるルートは、2つのアクセスポイントのみを通る。さらに、ルートの様々なセグメントは、アクセスポイントによってサービスが提供されず、WLAN接続性を有することができない。従って、ルートには、不良な信頼性レーティングを割り当てることができる。幾つかの実装においては、通信ユニット106は、計算された信頼性レーティングを位置サーバ110に通信することができる。
段階Dにおいて、ルーティングユニット104は、最良の信頼性レーティングを有するルートを特定して提示する。図6において、ルーティングユニット104は、斜線線によって表されるルートのほうがより良い信頼性レーティングを有しており及びルートに沿って遮断されないWLAN接続性を提供する高い確率を有するためそのルートを選択する。ルーティングユニット104は、最も信頼できるルートを提示するために及びブラインドスポットを有するエリア(すなわち、WLANアクセスを有さないエリア)を回避しつつ原位置から行先位置までユーザを誘導するためにルート提示インタフェース602を更新することができる。他の実施形態においては、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間の複数のルートを決定することができる。ルーティングユニット104は、ルートの信頼性レーティングに基づいてルートの順位を設定することができ及び希望されるルートを選択するようにユーザを促すことができる。幾つかの実装においては、ユーザは、ルートの信頼性レーティングに加えてその他のルーティング上のオプション(例えば、最短の推定走行時間、原位置と行先位置との間のマイル数、等)を考慮に入れるように指示することができる。ルーティングユニット104は、すべての必要不可欠なルーティング上のオプションを考慮に入れてルートの順位を設定することができ及び希望されるルートを選択するようにユーザを促すことができる。例えば、上述されるように、ユーザは、原位置と行先位置との間のルートをWLAN接続性の信頼性に基づいて及び最短の推定走行時間に基づいて決定されるべきであるように指示することができる。ルーティングユニット104は、ルートの各々に関する対応する信頼性レーティング及び推定走行時間を有する複数のルートをルート提示インタフェース602上に提示することができる。ユーザがそれらのルートのうちの1つを選択した後は、ルーティングユニット104は、選択されたルートに沿ってユーザをルーティングすることができる。
図6は、アクセスポイントの位置が位置サーバ110に格納されるレガシーアクセスポイントであるアクセスポイントについて説明するが、実施形態はそのようには限定されない。その他の実施形態においては、アクセスポイントは、それらの位置座標を送信すること及びWLAN通信をサポートするユーザナビゲーションデバイス102における又はユーザナビゲーションデバイス102からのタイミング測定を可能にすることができる測位能力を有するアクセスポイントであることができる。さらに、図6は、ユーザがルートを横切るときにルーティング方向を連続的に提供することができるようにするためにWLAN接続性を維持するための動作を説明するが、実施形態はそのようには限定されない。その他の実装においては、図6の動作は、(例えば、電子メールメッセージを送信/受信する、ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル(VOIP)フォンを用いて通信する、等のために)遮断されないインターネットアクセスを提供するための接続性を可能にするために拡大することができる。
幾つかの実装においては、ユーザナビゲーションデバイス102は、衛星ナビゲーション能力及びWLAN通信能力の両方を備えることができる。該実装においては、ユーザナビゲーションデバイス102は、GPSネットワーク及びWLANネットワークの両方を用いてハイブリッド測位及びルーティングすることが可能であり、それらのネットワークのうちのいずれが利用可能であるかに依存する。例えば、クリアな空の環境においては、ユーザナビゲーションユニット102と少なくとも4個のGPS衛星との間のクリアな通し線経路を入手することができる。従って、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間のルートを決定するためにGPS測位を用いることができる。しかしながら、都市(又はアーバンキャニオン)では、ユーザナビゲーションユニット102と少なくとも4個のGPS衛星との間でクリアな通し線経路を入手することができないが、遮断されないWLAN接続性を利用可能であることができる。従って、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間のルートを決定するためにWLAN測位を用いることができる。GPSネットワークとWLANネットワークの両方を用いたハイブリッドな測位及びルーティングのための動作が図7においてさらに後述される。
図7は、ナビゲーション衛星の利用可能性及びWLAN接続性に基づくハイブリッドルーティングシステムのための動作例を示す流れ図700である。流れ700は、ブロック702において開始する。
ブロック702において、原位置と行先位置との間のルートが衛星/WLANの利用可能性に基づいて決定されるべきであることが決定される。例えば、図1のルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間のルートが衛星/WLANの利用可能性に基づいて決定されるべきであると決定することができる。幾つかの実装においては、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間の最も信頼できるルートが提示されるべきであると決定することができる。ルーティングユニット104は、ユーザナビゲーションデバイス102がGPS受信機を備えるかどうか及びユーザナビゲーションデバイス102が無線通信をサポートするかどうかを決定することができる。そうである場合は、ルーティングユニット104は、後述されるように、GPS衛星の利用可能性に基づいて又はアクセスポイントの利用可能性に基づいて最も信頼できるルートを決定することができる。流れは、ブロック704において継続する。
ブロック704において、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートが特定される。上述されるように、図2のブロック202を参照し、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートを決定するためにあらゆる適切なルーティングアルゴリズム(例えば、ベクトルに基づくルーティング)を実装すること、地図作成マップにアクセスすること、及び/又は地図データベースにアクセスすることができる。流れは、ブロック706において継続する。
ブロック706において、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートの各々に関してループが開始する。例えば、ルーティングユニット104は、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートの各々に関してブロック708乃至714を参照して説明される動作を実行することができる。流れは、ブロック708において継続する。
ブロック708において、ユーザナビゲーションデバイスと4個以上のGPS衛星との間の見通し線経路を利用可能であるかどうかが決定される。例えば、ルーティングユニット104は、ユーザナビゲーションデバイス102と4個以上のGPS衛星との間の見通し線経路を利用可能であるかどうかを決定することができる。図1のルート信頼性計算ユニット108は、ルートに沿って4個以上のGPS衛星が可視であるかどうかを決定するために図5を参照して説明される動作を実行することができる。
ルートに沿った各サンプル地点は、少なくとも4個のGPS衛星までの見通し線経路をユーザナビゲーションデバイス102において入手可能であるかどうかを決定するために解析することができる。一実装においては、ルートの各セグメントに沿って(又は各サンプル地点において)4個以上のGPS衛星が可視であるかどうかを決定することができる。他の実装においては、ルートの少なくともスレショルド数のセグメント(又はスレショルド数のサンプル地点)に沿って4個以上のGPS衛星が可視であるかどうかを決定することができる。ルートに沿ったスレショルド数の連続するサンプル地点において少なくとも4個のGPS衛星までの見通し線経路を決定することができない場合は、ルートは、信頼できないとみなすことができ、及び、不良な信頼性レーティングを割り当てるか又は捨てることができる。ユーザナビゲーションデバイス102と4個以上のGPS衛星との間の見通し線経路を利用可能であると決定された場合は、流れは、ブロック712において継続する。そうでない場合は、流れは、ブロック710において継続する。
ブロック710において、ユーザナビゲーションデバイスがWLAN通信をサポートするかどうかが決定される。流れ700は、ユーザナビゲーションデバイス102と4個以上のGPS衛星との間の見通し線経路を利用可能でないと決定した時点でブロック708からブロック710に移行する。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102がWLAN通信をサポートするかどうかを決定することができる。一実装においては、ユーザナビゲーションデバイス102においてサポートされる通信プロトコルの知識に基づき、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザナビゲーションデバイス102がWLAN通信プロトコルをサポートするかどうかを決定することができる。他の実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、通信ユニット108が1つ以上のアクセスポイントとの無線通信リンクを確立することができるかどうかの決定について問い合わせることができる。ユーザナビゲーションデバイス102がWLAN通信をサポートすると決定された場合は、流れは、ブロック712において継続する。そうでない場合は、流れは、ブロック714において継続する。
ブロック712において、ルートに関する信頼性レーティングが決定される。例えば、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに関する信頼性レーティングを決定することができる。流れ700は、ユーザナビゲーションデバイス102と4個以上のGPS衛星との間の見通し線経路を利用可能であると決定した時点でブロック708からブロック712に移行する。図1乃至5を参照して上述されたように、ルート信頼性計算ユニット108はユーザナビゲーションデバイス102において実装されたデータ構造から衛星可視性測定基準にアクセスすることができ(又は衛星可視性測定基準を取り出すために位置サーバ110にアクセスすることができ)及びルートに関する信頼性レーティングを決定するためにルート(例えば、ルートの各セグメント、ルートに沿った複数のサンプル地点、等)と関連付けられた衛星可視性測定基準を結合することができる。流れ700は、4個以上のGPS衛星を有する見通し線経路が利用可能でないときにユーザナビゲーションデバイス102がWLAN通信をサポートすると決定した時点でブロック710からブロック712に移行する。図6を参照して上述されたように、ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに関する信頼性レーティングを決定するためにルート(例えば、ルートの各セグメント、ルートに沿った複数のサンプル地点、等)と関連付けられたアクセスポイント可視性測定基準を結合することができる。
幾つかの実装においては、ルート信頼性計算ユニット108は、単一のルートの信頼性レーティングを決定するために衛星可視性測定基準及びアクセスポイント可視性測定基準の両方を用いることができる。例えば、ユーザナビゲーションデバイス102から4個以上のGPS衛星までの見通し線経路は、ルートの第1のセグメントに沿ってしか利用することができない。ルートの後続するセグメントに沿ってアクセスポイントへのWLAN接続性を利用可能である。ルート信頼性計算ユニット108は、ルートに関する信頼性レーティングを決定するためにルート第1のセグメントと関連付けられた衛星可視性測定基準及びルートの後続するセグメントと関連付けられたアクセスポイント可視性測定基準を結合することができる。流れは、ブロック714において継続する。幾つかの実装においては、特定のルートに沿ってはユーザナビゲーションデバイスまでの見通し線経路及びWLAN接続性のいずれも利用することができないことが注記される。その場合は、ルーティングユニット104は、ルートを捨てることができ、流れは、次のルートが解析されるべきかどうかを決定するためにブロック714に進むことができる。
ブロック714において、原位置と行先位置との間の追加のルートが解析されるべきかどうかが決定される。原位置と行先位置との間の追加のルートが解析されるべきであるとルーティングユニット104が決定した場合は、流れは、ブロック706にループして戻り、ここで、原位置と行先位置との間の次のルートが特定され、ブロック708乃至712を参照して説明される動作が次のルートに関して実行される。そうでない場合は、流れは、ブロック716において継続する。
ブロック716において、特定されたルートの各々に関する信頼性レーティングを比較することに基づいて最良の信頼性レーティングを有する原位置と行先位置との間のルートが特定される。例えば、図1乃至6を参照して上述されたように、ルーティングユニット104は、最良の信頼性レーティングを有する原位置と行先位置との間のルートを特定することができる。ルーティングユニット104は、ユーザナビゲーションデバイス102に特定されたルートを提示することもできる。さらに、幾つかの実装においては、ルーティングユニット104は、複数のルートを提示することができ及びそれらのルートのうちの1つを選択するようにユーザを促すことができる。ブロック716からは、流れは終了する。
描かれた図(図1乃至7)は、実施形態について理解するのを援助することが意味される例であり、実施形態を限定するために又は請求項の範囲を限定するために用いられるべきではないことが理解されるべきである。実施形態は、追加の動作、より少ない動作、異なる順序での動作、並行した動作、及び幾つかの動作を別々に実行することができる。例えば、幾つかの事例においては、ユーザナビゲーションデバイス102は、(例えば、ユーザナビゲーションデバイス102がWLAN通信をサポートしていないこと、アクセスポイントの不良な接続性及び利用不能、等に起因して)位置サーバ110に接続できないことがあり及び位置サーバ110又は信頼性データベース112にアクセスできないことがある。これらの事例では、ユーザナビゲーションデバイス102は、衛星の利用可能性、停止、ユーザが走行するルートに沿った衛星精度に関連する可視性測定基準をメモリ内に格納することによって最も信頼できるルートを決定するためのここにおいて説明される動作を実行することができる。ユーザナビゲーションデバイス102は、ローカルな信頼性データベースを構築することができ及び将来のルートを決定しつついずれのエリア、道路、又は道路の一部分を回避すべきかを“学ぶ”ことができる。
幾つかの実装においては、ルーティングユニット104が最良の信頼性レーティングを有するルートを特定することに基づいて最も信頼できるルートを選択して提示した後に、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザが選択されたルートを横切るときにそのルートに関する可視性測定基準を計算することができる。例えば、ユーザが選択されたルートを走行するときに、ルート信頼性計算ユニット108は、選択されたルートの各セグメントに関する可視性測定基準を決定するために衛星可視性、衛星の見通し線経路内の障害物、及びその他の情報を決定することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、計算された可視性測定基準を位置サーバ110から受信された可視性測定基準と比較することができる。例えば、位置サーバ110から受信された可視性測定基準は、選択されたルートの特定のセグメントに関して4個の衛星が可視であることを示すことができる。ルート信頼性計算ユニット108は、選択されたルートの同じセグメントに関して2個のみの衛星が可視であると決定することができる。ルート信頼性計算ユニット108は、可視性測定基準の不一致点を位置サーバ110に通信することができ及び後続した使用のために計算された可視性測定基準を格納することもできる。同様に、図6において、ルート信頼性計算ユニット108は、ユーザが選択されたルートを横切るときに選択されたルートと関連付けられたアクセスポイント利用可能性情報を決定することもできる。ルート信頼性計算ユニット108は、決定されたアクセスポイント利用可能性情報を位置サーバ110に通信することができる。
可視性測定基準(例えば、利用可能性、衛星可視性、DOP)及びその他の関連情報(例えば、3D地図、WLAN位置、衛星アルマナック、等)が格納される場所及びここにおいて説明されるルーティング動作が行われる場所に関して様々な構成が可能である。幾つかの実装においては、可視性測定基準及びその他の関連情報は、ユーザナビゲーションデバイスのハードドライブに格納することができ、ユーザナビゲーションデバイス102内のホストプロセッサは、ルーティング動作を実行することができる。他の実装においては、可視性測定基準及びその他の関連情報は、位置サーバ110に格納することができ、ユーザナビゲーションデバイス102は、必要不可欠なデータを取り出すために無線通信ネットワークインタフェースを介して位置サーバ110と通信することができる。ユーザナビゲーションデバイス102内のホストプロセッサは、図1乃至7を参照して説明されるように、ルーティング動作を実行することができる。他の実装においては、ユーザナビゲーションデバイス102は、地図データベースを格納することができ及び地図データベースから取り出すことができない可視性測定基準及びその他の情報を取り出すために位置サーバ110にアクセスすることができる。ユーザナビゲーションデバイス102内のホストプロセッサは、最良の信頼性レーティングを有するルートを決定するためのルーティング動作を実行することができる。他の実装においては、ユーザナビゲーションデバイス102は、原位置と行先位置との間の最も信頼できるルートを求める要求を位置サーバ110に送信することができる。他方、位置サーバ110は、原位置と行先位置との間の1つ以上のルートを決定し、それらのルートに関する信頼性レーティングを決定し、最良の信頼性レーティングを有するルートを選択し、及びユーザナビゲーションデバイス102に選択されたルートを通信することができる。ユーザナビゲーションデバイス102は、ユーザが間違うか又はルートを変更する場合の再ルーティングを容易にするために二次元地図データベースを格納することができる。ユーザナビゲーションデバイス102が、(例えば、無線通信ネットワーク、セルラーネットワーク、データネットワーク、等を介して)位置サーバ110との連続的な接続を維持する場合は、位置サーバ110は、ユーザナビゲーションデバイス102の位置を追跡することができ及びユーザが提示されたルートから外れた場合に動的な再ルーティングを行うことができる。
さらに、衛星の可視性及び信頼性に基づくルーティングに関してここにおいて説明される動作は、その他のルーティングシステム及び測位システム、例えば、セルラーネットワーク、WiMAXネットワーク、等での測位)に拡張することもできる。(図1乃至5において説明されるように)GPS衛星の利用可能性に基づいて及び(図6において説明されるように)WLANアクセスポイントの利用可能性に基づいてルートを特定する代わりに、ルートは、セルラー基地局又はWiMAX基地局の利用可能性に基づいて決定することが可能である。さらに、ここにおいて説明される動作により最も信頼できるルートを決定するためにインターネットへの接続を可能にするか又は情報のやり取りを容易にするその他の接続プロトコルを用いることができる。幾つかの実装においては、原位置と行先位置との間の最も信頼できるルートは、複数の通信/測位ネットワークの利用可能性に基づいて決定することができる。例えば、最も信頼できるルートは、(図7において説明されるように)ナビゲーション衛星及びWLANアクセスポイントの利用可能性に基づいて、WLANアクセスポイントの利用可能性に基づいて及びセルラー基地局に基づいて、及びその他に基づいて、決定することができる。
幾つかの実装においては、ルートに沿ってGPS衛星から受信されたGPS信号の完全性を評価するために、高精度の測位が要求されるときには、受信機自律型完全性モニタリング(RAIM)を用いることができることも注記される。RAIMにより、ユーザナビゲーションデバイス102の推定された位置に基づいて、予想される擬似距離と一致しない故障衛星擬似距離(例えば、衛星とユーザナビゲーションデバイスとの間の近似の距離)を検出することができる。障害の検出に関しては、RAIMは、ユーザナビゲーションデバイス102において可視であるために良好なジオメトリを有する最低5個のGPS衛星を用いることができる。障害の検出及び排除のために、RAIMは、ユーザナビゲーションデバイス102の位置を決定するときに故障したGPS衛星を検出して除外することができるようにするためにユーザナビゲーションデバイス102において可視である最低6個のGPS衛星を用いることができる。
実施形態は、完全にハードウェアの実施形態、ソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード、等を含む)又はソフトウェアの態様とハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形態をとることができ、ここではすべてを概して“回路”、“モジュール”又は“システム”と呼ぶことがある。さらに、発明の主題の実施形態は、コンピュータによって使用可能なプログラムコードが具現化されている有形の表現媒体内において具現化されたコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。説明される実施形態は、すべての思いつくことが可能な変形はここにおいて列挙されないため、現在説明されているかどうかにかかわらず、実施形態によりプロセスを実行するためにコンピュータシステム(又はその他の電子デバイス)をプログラミングするために用いることができる命令を格納している機械によって読み取り可能な媒体を含むことができるコンピュータプログラム製品、又はソフトウェア、として提供することができる。機械によって読み取り可能な媒体は、機械(例えば、コンピュータ)によって読み取り可能な形態の情報を格納又は送信するためのあらゆる仕組み(例えば、ソフトウェア、処理アプリケーション)を含む。機械によって読み取り可能な媒体は、非一時的な機械によって読み取り可能な記憶媒体、又は一時的な機械によって読み取り可能な信号媒体であることができる。機械によって読み取り可能な記憶媒体は、例えば、磁気記憶媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスケット)、光記憶媒体(例えば、CD−ROM)、磁石−光記憶媒体、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、消去可能プログラマブルメモリ(例えば、EPROM及びEEPROM)、フラッシュメモリ、又は、電子命令を格納するのに適するその他のタイプの有形な媒体を含むことができるが、それらに限定されない。機械によって読み取り可能な信号媒体は、コンピュータによって読み取り可能なプログラムコードが具現化されている伝搬されるデータ信号、例えば、電気、光、音響、又はその他の形態の伝搬信号(例えば、搬送波、赤外線信号、デジタル信号、等)を含むことができる。機械によって読み取り可能な媒体において具現化されたプログラムコードは、有線、無線、光ファバーケーブル、RF、又はその他の通信媒体を含むあらゆる適切な媒体を用いて送信することができるが、それらに限定されない。
実施形態の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ以上のプログラミング言語のあらゆる組み合わせで書くことができ、オブジェクト指向プログラミング言語、例えばJava(登録商標)、Smalltalk、C++、等、及び従来の手続き型プログラミング言語、例えば、“C”プログラミング言語又は同様のプログラミング言語、を含む。プログラムコードは、ユーザのコンピュータにおいて全体を、ユーザのコンピュータにおいて部分的に、独立型ソフトウェアパッケージとして、ユーザのコンピュータにおいて部分的に及びリモートコンピュータにおいて部分的に、又はリモートコンピュータ又はサーバにおいて全体を実行することができる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含むあらゆるタイプのネットワークを通じてユーザのコンピュータに接続することができ、又は、(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いてインターネットを通じて)外部コンピュータへの接続を行うことができる。
図8は、衛星及び無線ネットワークの利用可能性に基づくルーティングのためのメカニズムを含む電子デバイス800の一実施形態のブロック図である。幾つかの実装においては、電子デバイス800は、ユーザナビゲーションデバイスの位置及び行先へのルーティング方向を決定するように構成された専用ユーザナビゲーションデバイス(例えば、携帯式のGPSシステム)であることができる。他の実装においては、電子デバイス800は、ナビゲーションユニット又はナビゲーションモジュールを含むあらゆる適切な電子デバイス、例えば、ラップトップ、ネットブック、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、又はその他のポータブルな電子システム、であることができる。電子デバイス800は、プロセッサデバイス802(おそらく、複数のプロセッサ、複数のコア、複数のノード、を含み、及び/又はマルチスレッディングを実装する、等)を含む。電子デバイス800は、メモリユニット806を含む。メモリユニット806は、システムメモリ(例えば、キャッシュ、SRAM、DRAM、ゼロキャパシタRAM、ツイントランジスタRAM、eDRAM、EDO RAM、DDR RAM、EEPROM、NRAM、RRAM(登録商標)、SONOS、PRAM、等)又は機械によって読み取り可能な媒体の既に上述されている可能な実現のうちの1つ以上を含むことができる。電子デバイス800は、バス810(例えば、PCI、ISA、PCI−Express、HyperTransport(登録商標)、InfiniBand(登録商標)、NuBus、等)と、少なくとも1つの無線ネットワークインタフェース(例えば、WLANインタフェース、Bluetooth(登録商標)インタフェース、WiMAXインタフェース、ZigBee(登録商標)インタフェース、無線USBインタフェース、等)を含むネットワークインタフェース804と、も含む。
電子デバイス800は、ナビゲーションユニット808も含む。ナビゲーションユニット808は、ルーティングユニット812と、通信ユニット816と、ルート信頼性計算ユニット814と、を備える。ナビゲーションユニット808は、ナビゲーション衛星の利用可能性に基づいて原位置と行先位置との間の最も信頼できるルートを決定するために図1乃至5を参照してここにおいて説明される動作を実行する。代替として、ナビゲーションユニット808は、図6を参照して説明されるように、無線アクセスポイントの利用可能性及び無線アクセスポイントへの接続性に基づいて原位置と行先位置との間の最も信頼できるルートを決定することもできる。さらに、ナビゲーションユニット808は、図7を参照して説明されるように、ナビゲーション衛星又は無線アクセスポイントのいずれかの利用可能性及びナビゲーション衛星又は無線アクセスポイントのいずれかへの接続性に基づいて原位置と行先位置との間の最も信頼できるルートを決定することが可能なハイブリッドシステムであることができる。
上述される機能のうちのいずれの1つも、ハードウェア及び/又はプロセッサデバイス802内において部分的に(又は全体を)実装することができることが注記されるべきである。例えば、機能は、特定用途向け集積回路、プロセッサデバイス802に実装された論理、周辺デバイス又はカード上のコプロセッサ、等において実装することができる。さらに、実現は、図8において例示されないより少ない又は追加のコンポーネントを含むことができる(例えば、追加のネットワークインタフェース、周辺デバイス、等)。プロセッサデバイス802及びネットワークインタフェース804は、バス810に結合される。メモリユニット806は、バス810に結合されるものとして例示されるが、プロセッサデバイス802に結合することができる。
実施形態は、様々な実装及び実施(exploitation)を参照して説明される一方で、これらの実施形態は、例示であること及び発明の主題の適用範囲はそれらには限定されないことが理解されるであろう。概して、ここにおいて説明される測位ネットワークの利用可能性及び信頼性に基づくルーティング技法は、あらゆるハードウェアシステム又はハードウェアシステム(複数)と一致する施設を用いて実装することができる。数多くの変形、変更、追加、及び改良が可能である。
ここにおいて単一の例として説明されるコンポーネント、動作、又は構造に関して複数例を提供することができる。最後に、様々なコンポーネント、動作、及びデータストアの間の境界は、多少任意であり、特定の動作は、具体的な例示的な構成の文脈で例示されている。機能のその他の割り当てが構想されており、発明の主題の適用範囲内に入る。概して、典型的な構成において別個のコンポーネントとして提示された構造及び機能は、結合された構造又はコンポーネントとして実装することができる。同様に、単一のコンポーネントとして提示される構造及び機能は、別個のコンポーネントとして実装することができる。これらの及びその他の変形、変更、追加、又は改良は、発明の主題の適用範囲内に入ることができる。
ここにおいて単一の例として説明されるコンポーネント、動作、又は構造に関して複数例を提供することができる。最後に、様々なコンポーネント、動作、及びデータストアの間の境界は、多少任意であり、特定の動作は、具体的な例示的な構成の文脈で例示されている。機能のその他の割り当てが構想されており、発明の主題の適用範囲内に入る。概して、典型的な構成において別個のコンポーネントとして提示された構造及び機能は、結合された構造又はコンポーネントとして実装することができる。同様に、単一のコンポーネントとして提示される構造及び機能は、別個のコンポーネントとして実装することができる。これらの及びその他の変形、変更、追加、又は改良は、発明の主題の適用範囲内に入ることができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ルーティングデバイスにおいて、原位置と行先位置との間の複数のルートを決定することと、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートと関連付けられた可視性情報を決定することであって、前記可視性情報は、前記ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、前記位置基準通信デバイスは、前記ルーティングデバイスの位置を推定するのを可能にする基準信号を通信することと、
前記ルートと関連付けられた前記可視性情報に基づき、前記ルートの信頼性レーティングを計算することであって、前記信頼性レーティングは、前記ルートの信頼性及び前記ルーティングデバイスが前記ルートに沿った前記少なくとも前記スレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示すことと、
前記複数のルートの前記信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する前記複数のルートのうちの1つを特定することと、
少なくとも前記最高の信頼性レーティングを有する前記ルートを前記ルーティングデバイスにおいて提示させることと、を備える、方法。
[C2]
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、前記信頼性レーティングに加えて、前記ルートの1つ以上の追加のルート上の特徴を決定することと、
前記複数のルートの少なくとも部分組を前記ルーティングデバイスにおいて提示させ、前記複数のルートの前記部分組の前記信頼性レーティングの表示と前記複数のルートの前記部分組の前記1つ以上の追加のルート上の特徴の表示とを含めることと、
ユーザによる前記複数のルートの前記部分組の中の1つの選択を受信することと、
前記ルーティングデバイスにおいて前記選択されたルートを提示させることと、をさらに備える[C1]に記載の方法。
[C3]
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を前記決定することは、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定することであって、前記複数のルートセグメントの各々は、前記ルートの部分組を備えることと、
前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定することと、
前記ルートの前記信頼性レーティングを前記計算するために前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を結合することと、を備える[C1]に記載の方法。
[C4]
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関する前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を前記決定することは、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関する前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を集中型位置サーバから受信すること、及び
前記ルーティングデバイスにおいて前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関する前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を計算することのうちの1つを備える[C2]に記載の方法。
[C5]
前記位置基準通信デバイスは、衛星ナビゲーションシステムのナビゲーション衛星、無線通信ネットワークにおけるアクセスポイント、及びセルラーネットワーク内の基地局のうちの1つ以上を備える[C1]に記載の方法。
[C6]
前記位置基準通信デバイスは、ナビゲーション衛星を備え、前記可視性情報は、前記ナビゲーション衛星から受信された前記基準信号の品質を示し、前記ルートと関連付けられた前記可視性情報を前記決定することは、精度の希釈、マルチパス、前記ナビゲーション衛星の利用可能性、測位精度、前記ルーティングデバイスにとって可視であるナビゲーション衛星、信号対雑音比、仰角、及び基準信号に対する時刻の影響のうちの1つ以上を決定することを備える[C1]に記載の方法。
[C7]
前記位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備え、前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を前記決定することは、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において前記ルーティングデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度よりも上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定することと、
前記複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及び前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々に関して、
前記ルーティングデバイスの座標及び前記ナビゲーション衛星の座標を決定することと、
前記ルーティングデバイスの前記座標及び前記ナビゲーション衛星の前記座標に基づいて前記ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算することと、
前記ナビゲーション衛星に対する前記仰角及び前記方位角に少なくとも部分的に基づいて、前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定することと、
前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在すると決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用不能であり、前記ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができないと決定することと、
前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に障害物が存在しないと決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用可能であり、前記ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができると決定することと、を備える[C1]に記載の方法。
[C8]
前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを前記決定することは、複数の障害物の各々の位置座標、前記複数の障害物の各々の仰角、前記ルーティングデバイスの前記座標、及び前記ナビゲーション衛星の前記座標に少なくとも部分的に基づいて前記複数の障害物から前記見通し線経路内の前記1つ以上の障害物を識別することを備える[C7]に記載の方法。
[C9]
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視であるかどうかを決定することと、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視であると決定したことに応答して前記ルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを決定するために前記ルートの前記信頼性レーティングを計算することと、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、前記ルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを決定するために前記ルートの前記信頼性レーティングを計算することであって、前記第1の信頼性レーティングは、前記第2の信頼性レーティングよりも高い信頼性を示すことと、をさらに備える[C7]に記載の方法。
[C10]
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、
無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性を利用可能であるかどうかを決定することと、
前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて及び前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて前記原位置と前記行先位置の間の前記ルートは信頼できないと決定することと、
前記無線通信ネットワークの前記第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であると決定したことに応答して、前記ルーティングデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び前記無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいて前記ルートの前記信頼性レーティングを計算することと、をさらに備える[C9]に記載の方法。
[C11]
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートのうちの1つ以上と関連付けられた前記可視性情報を集中型位置サーバ110から入手不能であると決定することと、
前記ルーティングデバイスにおいて、前記複数のルートのうちの前記1つ以上と関連付けられた前記可視性情報を決定することと、
前記複数のルートのうちの前記1つ以上と関連付けられた前記可視性情報を前記集中型位置サーバに通信することと、をさらに備える[C1]に記載の方法。
[C12]
前記位置基準通信デバイスは、無線ネットワーク通信のために前記ルートに沿って所在する複数のアクセスポイントを備え、前記可視性情報は、前記複数のアクセスポイントから受信された前記基準信号の品質を示し、前記ルートと関連付けられた可視性情報を前記決定することは、前記基準信号に対するマルチパス及び減衰の影響、前記ルートに沿って利用可能な前記複数のアクセスポイントの数、前記ルートに沿った前記複数のアクセスポイントの分布、前記複数のアクセスポイントと前記ルーティングデバイスとの間の距離、前記基準信号の強度、及び前記複数のアクセスポイントにおける前記ルーティングデバイスの認証のうちの1つ以上を決定することを備える[C1]に記載の方法。
[C13]
通信ネットワークデバイスであって、
原位置と行先位置との間の複数のルートを決定するために動作可能なルーティングユニットと、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートと関連付けられた可視性情報を決定し、及び
前記ルートと関連付けられた前記可視性情報に基づき、前記ルートの信頼性レーティングを計算するために動作可能なルート信頼性計算ユニットと、を備え、前記可視性情報は、前記ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、前記位置基準通信デバイスは、前記通信ネットワークデバイスの位置を推定するのを可能にする基準信号を通信し、前記信頼性レーティングは、前記ルートの信頼性及び前記通信ネットワークデバイスが前記ルートに沿った前記少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示し、
前記ルーティングユニットは、前記複数のルートの前記信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する前記複数のルートのうちの1つを特定し、及び
少なくとも前記最高の信頼性レーティングを有する前記ルートを前記通信ネットワークデバイスにおいて提示させるためにさらに動作可能である、通信ネットワークデバイス。
[C14]
前記ルーティングユニットは、
前記信頼性レーティングに加えて、前記原位置と前記行先位置の間の前記複数のルートの各々の1つ以上の追加のルート上の特徴を決定し、
前記複数のルートの少なくとも部分組の前記信頼性レーティングの表示と前記複数のルートの前記部分組の前記1つ以上の追加のルート上の特徴の表示とを含めて前記通信ネットワークデバイスにおいて前記複数のルートの前記部分組を提示させ、
ユーザによる前記複数のルートの前記部分組の中の1つの選択を受信し、及び
前記通信ネットワークデバイスにおいて前記選択されたルートを提示させるためにさらに動作可能である[C13]に記載の通信ネットワークデバイス。
[C15]
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を決定するために動作可能な前記ルート信頼性計算ユニットは、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定し、
前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定し、及び
前記ルート信頼性計算ユニットが前記ルートの前記信頼性レーティングを計算するために前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を結合するために動作可能な前記ルート信頼性計算ユニットを備え、前記複数のルートセグメントの各々は、前記ルートの部分組を備える[C13]に記載の通信ネットワークデバイス。
[C16]
前記位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備え、前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を決定するために動作可能な前記ルート信頼性計算ユニットは、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において前記通信ネットワークデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度の上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定し、
前記複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及び前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々に関して、
前記通信ネットワークデバイスの座標及び前記ナビゲーション衛星の座標を決定し、
前記通信ネットワークデバイスの前記座標及び前記ナビゲーション衛星の前記座標に基づいて前記ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算し、
前記ナビゲーション衛星に対する前記仰角及び前記方位角に少なくとも部分的に基づいて、前記通信ネットワークデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定し、
前記ルーティング通信ネットワークデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在すると前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用不能であり、前記通信ネットワークデバイスをナビゲーションするために使用することができないと決定し、及び
前記通信ネットワークデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に障害物が存在しないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用可能であり、前記通信ネットワークデバイスをナビゲーションするために使用することができる決定するために動作可能な前記ルート信頼性計算ユニットを備える[C13]に記載の通信ネットワークデバイス。
[C17]
前記ルート信頼性計算ユニットは、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記ルートに沿って少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視であるかどうかを決定し、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記ルートに沿って少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視であると前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して前記ルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを決定し、及び
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視でないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して前記ルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを決定するためにさらに動作可能であり、前記第1の信頼性レーティングは、前記第2の信頼性レーティングよりも高い信頼性を示す[C16]に記載の通信ネットワークデバイス。
[C18]
前記ルート信頼性計算ユニットは、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視でないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であるかどうかを決定し、
前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視でないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに基づいて及び前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視でないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに基づいて前記原位置と前記行先位置の間の前記ルートは信頼できないと決定し、及び
前記無線通信ネットワークの前記第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であると前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、前記通信ネットワークデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び前記無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいて前記ルートの前記信頼性レーティングを計算するためにさらに動作可能である[C17]に記載の無線ネットワークデバイス。
[C19]
1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、
原位置と行先位置との間の複数のルートを決定することと、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートと関連付けられた可視情報を決定することであって、前記可視性情報は、前記ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、前記位置基準通信デバイスは、ルーティングデバイスの位置を推定することを可能にする基準信号を通信することと、
前記ルートと関連付けられた前記可視性情報に基づき、前記ルートの信頼性レーティングを計算することであって、前記信頼性レーティングは、前記ルートの信頼性及び前記ルーティングデバイスが前記ルートに沿った前記少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示すことと、
前記複数のルートの前記信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する前記複数のルートのうちの1つを特定することと、
少なくとも前記最高の信頼性レーティングを有する前記ルートを前記ルーティングデバイスにおいて提示させることと、を備える動作を前記1つ以上のプロセッサに行わせる命令が格納されている、1つ以上の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
[C20]
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を決定する前記動作は、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定することであって、前記複数のルートセグメントの各々は、前記ルートの部分組を備えることと、
前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定することと、
前記ルートの前記信頼性レーティングを計算するために前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を結合することと、を備える[C19]に記載の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
[C21]
前記位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備え、前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を決定する前記動作は、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において前記ルーティングデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度よりも上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定することと、
前記複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及び前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々に関して、
前記ルーティングデバイスの座標及び前記ナビゲーション衛星の座標を決定することと、
前記ルーティングデバイスの前記座標及び前記ナビゲーション衛星の前記座標に基づいて前記ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算することと、
前記ナビゲーション衛星に対する前記仰角及び前記方位角に少なくとも部分的に基づいて、前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定することと、
前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在すると決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用不能であり、前記ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができないと決定することと、
前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に障害物が存在しないと決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用可能であり、前記ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができる決定することと、を備える[C19]に記載の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
[C22]
前記動作は、
前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視であるかどうかを決定することと、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視であると決定したことに応答して前記ルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを計算することと、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、前記ルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを計算することであって、前記第1の信頼性レーティングは、前記第2の信頼性レーティングよりも高い信頼性を示すことと、をさらに備える[C21]に記載の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
[C23]
前記動作は、
前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であるかどうかを決定することと、
前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて及び前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて前記原位置と前記行先位置との間の前記ルートが信頼できないと決定することと、
前記無線通信ネットワークの前記第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であると決定したことに応答して、前記ルーティングデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び前記無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいて前記ルートの前記信頼性レーティングを計算することと、をさらに備える[C22]に記載の機械によって読み取り可能な記憶媒体。

Claims (23)

  1. ルーティングデバイスにおいて、原位置と行先位置との間の複数のルートを決定することと、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートと関連付けられた可視性情報を決定することであって、前記可視性情報は、前記ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、前記位置基準通信デバイスは、前記ルーティングデバイスの位置を推定するのを可能にする基準信号を通信することと、
    前記ルートと関連付けられた前記可視性情報に基づき、前記ルートの信頼性レーティングを計算することであって、前記信頼性レーティングは、前記ルートの信頼性及び前記ルーティングデバイスが前記ルートに沿った前記少なくとも前記スレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示すことと、
    前記複数のルートの前記信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する前記複数のルートのうちの1つを特定することと、
    少なくとも前記最高の信頼性レーティングを有する前記ルートを前記ルーティングデバイスにおいて提示させることと、を備える、方法。
  2. 前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、前記信頼性レーティングに加えて、前記ルートの1つ以上の追加のルート上の特徴を決定することと、
    前記複数のルートの少なくとも部分組を前記ルーティングデバイスにおいて提示させ、前記複数のルートの前記部分組の前記信頼性レーティングの表示と前記複数のルートの前記部分組の前記1つ以上の追加のルート上の特徴の表示とを含めることと、
    ユーザによる前記複数のルートの前記部分組の中の1つの選択を受信することと、
    前記ルーティングデバイスにおいて前記選択されたルートを提示させることと、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を前記決定することは、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定することであって、前記複数のルートセグメントの各々は、前記ルートの部分組を備えることと、
    前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定することと、
    前記ルートの前記信頼性レーティングを前記計算するために前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を結合することと、を備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関する前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を前記決定することは、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関する前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を集中型位置サーバから受信すること、及び
    前記ルーティングデバイスにおいて前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関する前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を計算することのうちの1つを備える請求項2に記載の方法。
  5. 前記位置基準通信デバイスは、衛星ナビゲーションシステムのナビゲーション衛星、無線通信ネットワークにおけるアクセスポイント、及びセルラーネットワーク内の基地局のうちの1つ以上を備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記位置基準通信デバイスは、ナビゲーション衛星を備え、前記可視性情報は、前記ナビゲーション衛星から受信された前記基準信号の品質を示し、前記ルートと関連付けられた前記可視性情報を前記決定することは、精度の希釈、マルチパス、前記ナビゲーション衛星の利用可能性、測位精度、前記ルーティングデバイスにとって可視であるナビゲーション衛星、信号対雑音比、仰角、及び基準信号に対する時刻の影響のうちの1つ以上を決定することを備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備え、前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を前記決定することは、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において前記ルーティングデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度よりも上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定することと、
    前記複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及び前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々に関して、
    前記ルーティングデバイスの座標及び前記ナビゲーション衛星の座標を決定することと、
    前記ルーティングデバイスの前記座標及び前記ナビゲーション衛星の前記座標に基づいて前記ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算することと、
    前記ナビゲーション衛星に対する前記仰角及び前記方位角に少なくとも部分的に基づいて、前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定することと、
    前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在すると決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用不能であり、前記ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができないと決定することと、
    前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に障害物が存在しないと決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用可能であり、前記ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができると決定することと、を備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを前記決定することは、複数の障害物の各々の位置座標、前記複数の障害物の各々の仰角、前記ルーティングデバイスの前記座標、及び前記ナビゲーション衛星の前記座標に少なくとも部分的に基づいて前記複数の障害物から前記見通し線経路内の前記1つ以上の障害物を識別することを備える請求項7に記載の方法。
  9. 前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視であるかどうかを決定することと、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視であると決定したことに応答して前記ルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを決定するために前記ルートの前記信頼性レーティングを計算することと、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、前記ルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを決定するために前記ルートの前記信頼性レーティングを計算することであって、前記第1の信頼性レーティングは、前記第2の信頼性レーティングよりも高い信頼性を示すことと、をさらに備える請求項7に記載の方法。
  10. 前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、
    無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性を利用可能であるかどうかを決定することと、
    前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて及び前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて前記原位置と前記行先位置の間の前記ルートは信頼できないと決定することと、
    前記無線通信ネットワークの前記第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であると決定したことに応答して、前記ルーティングデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び前記無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいて前記ルートの前記信頼性レーティングを計算することと、をさらに備える請求項9に記載の方法。
  11. 前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートのうちの1つ以上と関連付けられた前記可視性情報を集中型位置サーバ110から入手不能であると決定することと、
    前記ルーティングデバイスにおいて、前記複数のルートのうちの前記1つ以上と関連付けられた前記可視性情報を決定することと、
    前記複数のルートのうちの前記1つ以上と関連付けられた前記可視性情報を前記集中型位置サーバに通信することと、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記位置基準通信デバイスは、無線ネットワーク通信のために前記ルートに沿って所在する複数のアクセスポイントを備え、前記可視性情報は、前記複数のアクセスポイントから受信された前記基準信号の品質を示し、前記ルートと関連付けられた可視性情報を前記決定することは、前記基準信号に対するマルチパス及び減衰の影響、前記ルートに沿って利用可能な前記複数のアクセスポイントの数、前記ルートに沿った前記複数のアクセスポイントの分布、前記複数のアクセスポイントと前記ルーティングデバイスとの間の距離、前記基準信号の強度、及び前記複数のアクセスポイントにおける前記ルーティングデバイスの認証のうちの1つ以上を決定することを備える請求項1に記載の方法。
  13. 通信ネットワークデバイスであって、
    原位置と行先位置との間の複数のルートを決定するために動作可能なルーティングユニットと、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートと関連付けられた可視性情報を決定し、及び
    前記ルートと関連付けられた前記可視性情報に基づき、前記ルートの信頼性レーティングを計算するために動作可能なルート信頼性計算ユニットと、を備え、前記可視性情報は、前記ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、前記位置基準通信デバイスは、前記通信ネットワークデバイスの位置を推定するのを可能にする基準信号を通信し、前記信頼性レーティングは、前記ルートの信頼性及び前記通信ネットワークデバイスが前記ルートに沿った前記少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示し、
    前記ルーティングユニットは、前記複数のルートの前記信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する前記複数のルートのうちの1つを特定し、及び
    少なくとも前記最高の信頼性レーティングを有する前記ルートを前記通信ネットワークデバイスにおいて提示させるためにさらに動作可能である、通信ネットワークデバイス。
  14. 前記ルーティングユニットは、
    前記信頼性レーティングに加えて、前記原位置と前記行先位置の間の前記複数のルートの各々の1つ以上の追加のルート上の特徴を決定し、
    前記複数のルートの少なくとも部分組の前記信頼性レーティングの表示と前記複数のルートの前記部分組の前記1つ以上の追加のルート上の特徴の表示とを含めて前記通信ネットワークデバイスにおいて前記複数のルートの前記部分組を提示させ、
    ユーザによる前記複数のルートの前記部分組の中の1つの選択を受信し、及び
    前記通信ネットワークデバイスにおいて前記選択されたルートを提示させるためにさらに動作可能である請求項13に記載の通信ネットワークデバイス。
  15. 前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を決定するために動作可能な前記ルート信頼性計算ユニットは、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定し、
    前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定し、及び
    前記ルート信頼性計算ユニットが前記ルートの前記信頼性レーティングを計算するために前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を結合するために動作可能な前記ルート信頼性計算ユニットを備え、前記複数のルートセグメントの各々は、前記ルートの部分組を備える請求項13に記載の通信ネットワークデバイス。
  16. 前記位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備え、前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を決定するために動作可能な前記ルート信頼性計算ユニットは、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において前記通信ネットワークデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度の上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定し、
    前記複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及び前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々に関して、
    前記通信ネットワークデバイスの座標及び前記ナビゲーション衛星の座標を決定し、
    前記通信ネットワークデバイスの前記座標及び前記ナビゲーション衛星の前記座標に基づいて前記ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算し、
    前記ナビゲーション衛星に対する前記仰角及び前記方位角に少なくとも部分的に基づいて、前記通信ネットワークデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定し、
    前記ルーティング通信ネットワークデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在すると前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用不能であり、前記通信ネットワークデバイスをナビゲーションするために使用することができないと決定し、及び
    前記通信ネットワークデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に障害物が存在しないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用可能であり、前記通信ネットワークデバイスをナビゲーションするために使用することができる決定するために動作可能な前記ルート信頼性計算ユニットを備える請求項13に記載の通信ネットワークデバイス。
  17. 前記ルート信頼性計算ユニットは、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記ルートに沿って少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視であるかどうかを決定し、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記ルートに沿って少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視であると前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して前記ルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを決定し、及び
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視でないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して前記ルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを決定するためにさらに動作可能であり、前記第1の信頼性レーティングは、前記第2の信頼性レーティングよりも高い信頼性を示す請求項16に記載の通信ネットワークデバイス。
  18. 前記ルート信頼性計算ユニットは、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視でないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であるかどうかを決定し、
    前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視でないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに基づいて及び前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記通信ネットワークデバイスにとって可視でないと前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに基づいて前記原位置と前記行先位置の間の前記ルートは信頼できないと決定し、及び
    前記無線通信ネットワークの前記第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であると前記ルート信頼性計算ユニットが決定したことに応答して、前記通信ネットワークデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び前記無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいて前記ルートの前記信頼性レーティングを計算するためにさらに動作可能である請求項17に記載の無線ネットワークデバイス。
  19. 1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、
    原位置と行先位置との間の複数のルートを決定することと、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートと関連付けられた可視情報を決定することであって、前記可視性情報は、前記ルートに沿った少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスの利用可能性を示し、前記位置基準通信デバイスは、ルーティングデバイスの位置を推定することを可能にする基準信号を通信することと、
    前記ルートと関連付けられた前記可視性情報に基づき、前記ルートの信頼性レーティングを計算することであって、前記信頼性レーティングは、前記ルートの信頼性及び前記ルーティングデバイスが前記ルートに沿った前記少なくともスレショルド数の位置基準通信デバイスへの連続的な接続性を維持する能力を示すことと、
    前記複数のルートの前記信頼性レーティングを比較して最高の信頼性レーティングを有する前記複数のルートのうちの1つを特定することと、
    少なくとも前記最高の信頼性レーティングを有する前記ルートを前記ルーティングデバイスにおいて提示させることと、を備える動作を前記1つ以上のプロセッサに行わせる命令が格納されている、1つ以上の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
  20. 前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を決定する前記動作は、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートと関連付けられた複数のルートセグメントを決定することであって、前記複数のルートセグメントの各々は、前記ルートの部分組を備えることと、
    前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた可視性情報を決定することと、
    前記ルートの前記信頼性レーティングを計算するために前記複数のルートセグメントの各々と関連付けられた前記可視性情報を結合することと、を備える請求項19に記載の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
  21. 前記位置基準通信デバイスは、複数のナビゲーション衛星を備え、前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々と関連付けられた前記可視性情報を決定する前記動作は、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートに沿った複数のサンプル地点の各々において前記ルーティングデバイスと関連付けられた予め決定されたマスク角度よりも上方において可視である複数のナビゲーション衛星を特定することと、
    前記複数のナビゲーション衛星の各々に関して、及び前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々に関して、
    前記ルーティングデバイスの座標及び前記ナビゲーション衛星の座標を決定することと、
    前記ルーティングデバイスの前記座標及び前記ナビゲーション衛星の前記座標に基づいて前記ナビゲーション衛星に対する仰角及び方位角を計算することと、
    前記ナビゲーション衛星に対する前記仰角及び前記方位角に少なくとも部分的に基づいて、前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在するかどうかを決定することと、
    前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に1つ以上の障害物が所在すると決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用不能であり、前記ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができないと決定することと、
    前記ルーティングデバイスと前記ナビゲーション衛星との間の前記見通し線経路内に障害物が存在しないと決定したことに応答して、前記ナビゲーション衛星が利用可能であり、前記ルーティングデバイスをナビゲーションするために使用することができる決定することと、を備える請求項19に記載の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
  22. 前記動作は、
    前記原位置と前記行先位置との間の前記複数のルートの各々に関して、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視であるかどうかを決定することと、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において少なくとも前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視であると決定したことに応答して前記ルートと関連付けられた第1の信頼性レーティングを計算することと、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して、前記ルートと関連付けられた第2の信頼性レーティングを計算することであって、前記第1の信頼性レーティングは、前記第2の信頼性レーティングよりも高い信頼性を示すことと、をさらに備える請求項21に記載の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
  23. 前記動作は、
    前記ルートに沿った前記複数のサンプル地点の各々において前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに応答して無線通信ネットワークの第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であるかどうかを決定することと、
    前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて及び前記ルートに沿って前記スレショルド数のナビゲーション衛星が前記ルーティングデバイスにとって可視でないと決定したことに基づいて前記原位置と前記行先位置との間の前記ルートが信頼できないと決定することと、
    前記無線通信ネットワークの前記第2のスレショルド数のアクセスポイントへの接続性が利用可能であると決定したことに応答して、前記ルーティングデバイスにとって可視である1つ以上のナビゲーション衛星と関連付けられた可視性情報及び前記無線通信ネットワークの1つ以上のアクセスポイントと関連付けられた可視性情報のうちの1つ以上に基づいて前記ルートの前記信頼性レーティングを計算することと、をさらに備える請求項22に記載の機械によって読み取り可能な記憶媒体。
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