JP2013543080A - 冷凍圧縮機の吸入バルブおよびその取り付けプロセス - Google Patents

冷凍圧縮機の吸入バルブおよびその取り付けプロセス Download PDF

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Abstract

圧縮機が、圧縮機ブロック(30)に取り付けられるバルブプレート(40)と、吸入バルブ(V)とを備えており、吸入バルブ(V)は、中央穴(11)を有するスペーサ本体(10)と、可撓な弁板(20)とで形成され、可撓な弁板(20)が、可撓な弁板(20)の長手軸(X)に関して対称または非対称な輪郭を備える固定端部分(21)を有し、固定端部分(21)が、可撓な弁板(20)が中央穴(11)の内部においてバルブプレート(40)へと据えられたときに、中央穴(11)のそれぞれの内縁部分(12a、12b、12c、12d)に対して据えられてスペーサ本体(10)に対する可撓な弁板(20)の同一面内での直線変位および角度変位を制限する周縁部分(24a、24b、24c、24d)を有している。

Description

本発明は、ワンピース型でなく、すなわち2つの部品から製作され、往復ピストン冷凍圧縮機(特に、小型の冷凍システムに使用される圧縮機)に取り付けられる吸入バルブに関する。さらに、本発明は、そのような吸入バルブを圧縮機へと取り付けるプロセスに関する。
冷凍圧縮機のエネルギ効率は、ガスの流れの制御における冷凍圧縮機のバルブの良好な働きに大きく左右される。
レシプロ式の冷凍圧縮機においては、冷媒ガスの圧縮が、駆動手段(コネクティングロッド−クランクシャフトの形式の機構や、リニアモータなど)によって駆動されるピストンの運動によって得られる。ピストンが、圧縮機のブロック内に定められた圧縮室の内部を往復運動にて摺動する。ピストンが、吸入の行程において上死点から下死点へと戻り始めるときに、圧縮機へとつながった冷凍システムの吸入配管から冷媒ガスを吸い込む(すなわち、冷凍システムの蒸発器からの冷媒ガスを吸い込む)。次いで、前記ピストンが、圧縮の行程において下死点から戻るときに冷媒ガスを圧縮し、冷媒ガスが(凝縮の)高圧のもとで吐出系を通って流れ、圧縮機につながった冷凍システムへと戻る。
レシプロ式の冷凍圧縮機は、動作の際にガスの流れを制御するために一方向バルブを使用する。圧縮機の頭部領域のバルブプレートに設けられたバルブシステムが、圧縮室に対する冷媒ガスの吸入および吐出の際に、流量を調節し、流れるガスの動態を最適にする役割を果たす。
吸入バルブが、冷凍システムの低圧側へと接続された吸入配管から到来して、圧縮室の内部へと引き込まれるガスの流れを制御する一方で、吐出バルブが、冷凍システムの高圧側へと導かれるべき圧縮後のガスの流れを制御し、これらのバルブが、ピストンの運動に同期した開閉の振り子運動を有するように設計されている。
吸入バルブおよび吐出バルブは、通常は可撓な弁板で構成され、この弁板が、一端において固定されて1つ以上の通過穴に作動可能に組み合わせられ、圧力差がバルブをまたいで生じたときに、可撓な弁板が弾性変形によってそれぞれの通過穴から離れるように移動し、必要とされる選択的な方向のガスの通過を可能にする。
レシプロ式の冷凍圧縮機の吸入バルブについて、可撓な弁板(密閉要素)、バルブシート、およびガスの通過穴の設計、ならびにバルブの部品の取り付けプロセスに関して、公知の無数の実施の形態が存在する。
ワンピース型の吸入バルブ
添付の図面の図1に示されるとおり、1つの部品にて形成されるワンピース型の吸入バルブVは、一般に、高炭素鋼板またはステンレス鋼板の打ち抜きによって得られる。この打ち抜き作業は、吸入バルブVが、圧縮機のクランクケース30とバルブプレート40との間に取り付けられる平坦なスペーサ本体10と、スペーサ本体10に対して中央に配置され、スペーサ本体10につながった固定端部21ならびに吸入バルブVがバルブプレート40のそれぞれの通過穴に対して開く際にスペーサ本体10に対して移動する曲がる中央部22およびシール端部23を有する可撓な弁板20とを、単一部品として有することを可能にする。図1に示されるとおり、通常は、吸入バルブVの金属薄板とクランクケース30との間にシール用のガスケット50が設けられ、前記金属薄板が、バルブプレート40の輪郭に一致する輪郭をおおむね有している。
金属薄板の打ち抜きのステップの後で、吸入バルブVに、可撓な弁板20が圧縮機について期待される寿命に矛盾しない寿命を有するように保証するために、可撓な弁板20の縁を丸める/仕上げるためのタンブリング作業が加えられる。
この形式の構成においては、スペーサ本体10と可撓な弁板20とが同じ材料で形成され、可撓な弁板20とスペーサ本体10との間の半径方向のすき間が、適当に耐久性のある打ち抜き工具を使用できるようにするとともに、弁板の前記可動部分の縁を丸めるためのタンブリング作業を可能にするために、可撓な弁板20の角度変位に必要なすき間と比べて過剰になる。可撓な弁板20とスペーサ本体10との間に半径方向のすき間が必要であることで、圧縮機のデッドボリュームが不都合にも増加し、圧縮機の体積効率が悪化する。
公知のとおり、圧縮機の吸入損失を減らすための選択肢の1つが、可撓な弁板の剛性を下げることであり、これを、可撓な弁板20の形状は同じままで、金属薄板の厚さを減らすことによって達成できる。しかしながら、可撓な弁板20は高い衝撃強さおよび曲げ強さを有する必要があり、これを、より高級な材料を使用することによって達成できるが、この高級な材料を、可撓な弁板20だけでなく、弁板と一体であるスペーサ本体10にも適用しなければならず、ワンピース型の吸入バルブVのコストが不都合にも増加する。
弁板型の吸入バルブ
ブラジル国特許出願第PI0505734−5号明細書(国際公開第2007/070995号)に説明および図示されているように、別の公知の先行技術の構成においては、ワンピース型の吸入バルブが、バルブプレートへと固定される可撓な弁板だけからなるバルブで置き換えられている。これらの弁板型の吸入バルブは、製造コストの大幅な削減を可能にし、タンブリングによる外周の仕上げをより容易にし、可撓な弁板を単一の部品として高コストな高級材料にて形成することを可能にする。
しかしながら、可撓な弁板を、直面するバルブプレートの面と圧縮機のブロックへと据えられるシール用ガスケットとの間に取り付けなければならない点に鑑み、シール用ガスケットが可撓な弁板の厚さを「吸収」しなければならないという点で問題が生じる。シール用ガスケットは、厚さにおいて圧縮可能であるが、受け入れられる圧縮の程度は、圧縮機ブロックと直面するバルブプレートの面との間に配置される可撓な弁板の厚さを吸収または補償するには不充分であることに留意されたい。
直面するバルブプレートの面への可撓な弁板の据え付けに関する問題を克服するために、可撓な弁板の厚さのシール用ガスケットによる「吸収」という問題を回避し、圧縮室の所望の程度の密閉を保証するという目的で、圧縮機ブロックまたはバルブプレートに凹所を設けることが知られている(国際公開第2007/070995号に記載の解決策を参照)。
しかしながら、圧縮機ブロックまたはバルブプレートに凹所を製造するためのプロセスが、凹所の深さについて正確な公差の制御を必要とする。凹所の深さが可撓な弁板の厚さよりも小さく、シール用ガスケットが圧縮下で可撓な弁板の「超過」の厚さを吸収するようには変形できない場合、必要とされる密閉の程度に達せず、可撓な弁板、シール用ガスケット、バルブプレート、およびヘッドの部品を圧縮機ブロックへと取り付けた後で圧縮室に漏れが生じる。他方で、凹所の深さが可撓な弁板の厚さよりも大きく、シール用ガスケットがこの差を補償できない場合、圧縮室の閉鎖を担う部品の取り付け後に、圧縮室に漏れが生じる。可撓な弁板の製造において厚さが約0.005mmほどばらつく点に鑑み、この公差の余裕でバルブプレートに凹所を製造するためのプロセスが、この解決策のコストを高める傾向にある。
国際公開第2007/070995号に記載の解決策において行われているように、可撓な弁板は、ピン、溶接、または単にヘッドの最終的な取り付けの前に正しく配置されることによってバルブプレートへと取り付けられる固定端部分を有することができる。
凹所を、バルブプレートに配置する場合には、バルブプレートの焼結プロセスの際に得ることができ、あるいは後に機械加工することができる。凹所がバルブプレートの焼結の際に得られる場合でも、可撓な弁板のシール端部の着座のための座を定める環状の領域については、吸入バルブの信頼性を損ないかねない状況である吸入バルブの閉鎖時の漏れおよび表面の突起の存在を防止するために、表面仕上げ作業を施すことが望ましい。この表面の仕上げ作業は、環状の座が凹所の残りの表面と平行であるように保証するために、いくつかの基準点を必要とする。凹所の表面の不整は、可撓な弁板の固定端部分と吸入バルブの環状の座との間の位置合わせを損なう可能性があり、これが圧縮機の動作の最中に漏れを引き起こす可能性がある。さらに、凹所を有する表面の仕上げ作業は、平滑な表面の仕上げの作業と比べて製造コストを大幅に増加させ、弁板型の吸入バルブに関する利点を打ち消しかねない。
ツーピース型の吸入バルブ
図2、図3、および図4が、比較的低コストな材料にて形成されたスペーサ本体10と、圧縮機の動作の要件に適合するように高級な材料で別の部品として形成された可撓な弁板20とを備えるツーピース型の吸入バルブの公知の構成を示している。
このツーピースの構成も、半径方向のすき間(デッドボリューム)を過度に増やすことなく、2つの異なる部品を打ち抜いて、別々にタンブリングすることを可能にし、2つの部品の縁のより良好な仕上げを可能にする。
しかしながら、単一の部品にて形成された2つの構成部分を有するワンピース型の吸入バルブの構成の制限は有さないものの、2つの異なる部品を備えるこの解決策は、バルブプレートをクランクケース30(図1にのみ示されている)へと取り付ける前に、可撓な弁板がバルブプレートに正しく位置するように保証するために、スペーサ本体と可撓な弁板とを互いに接合し、次いでバルブプレートへと取り付けるための追加の手順および手段を必要とするという欠点を有する。
図2に示される解決策は、ブラジル国特許出願第PI9604645−7号明細書に記載されており、バルブの2つの部品によって形成されたアセンブリをシール用ガスケットを介在させつつクランクケース30に対して取り付ける前に、スペーサ本体10へと固定された可撓な弁板20を所定の位置に保つために、例えば粘着テープ60などの固定要素の使用を必要とする。この先行技術の解決策は、可撓な弁板20を前もってスペーサ本体10へと取り付けた後で、このアセンブリを圧縮機へと取り付けることを必要とする。
可撓な弁板20をスペーサ本体10へと取り付けるための手段として粘着テープ60を用いる場合、この固定要素は、厚さが小さくなければならず、圧縮機の耐用年数においてシステムを妨害する恐れがあり、圧縮機の効率を低下させ、場合によっては圧縮機の動作を停止させる恐れもある劣化を生じることがないよう、圧縮機の作動流体に対して不活性でなければならない。可撓な弁板20とスペーサ本体10とによって形成されたアセンブリの積み重ねを容易にするために、第2の粘着テープを、第1の粘着テープの正反対の位置に使用することができる。このように、互いに前もって取り付けられるこれらの構成要素は、取り扱い、輸送、および保管時に可撓な弁板20がスペーサ本体10から外れないようにするための手段を必要とする。
図3に示される技術的解決策が、特許書類米国特許第5,140,748号明細書に記載されており、可撓な弁板20をスペーサ本体10へと取り付け、これによって形成されたアセンブリをバルブプレート40へと取り付けるために、バルブの2つの部品のための追加の固定要素をやはり必要としている。固定要素が、適用のためにバルブプレートおよび圧縮機ブロックの両者への穿孔作業を必要とするピン70によって定められている。この技術的解決策は、ピンならびに圧縮機ブロックおよびバルブプレートの取り付け穴の製造、ならびに製造および取り付けプロセスの複雑さに関係して、コストの増加を有するという不都合を抱える。
図4が、特許書類米国特許第6,227,825号明細書に記載の構成に関し、やはり可撓な弁板20をスペーサ本体10へと前もって取り付け、その後にバルブのこれら2つの構成部品によって形成されたアセンブリを圧縮機へと取り付けることを検討している。
吸入バルブの2つの部品の互いの取り付けが、或る程度の注意を必要とする接着剤、溶接、ろう付け、レーザ、などの固定手段によって実行される。2つの材料の接合が接着剤によって行われる場合、取り扱いおよび輸送のために、可撓な弁板20およびスペーサ本体10の互いの分離を防止するような措置がとられなければならない。可撓な弁板の特性が、接合プロセスの後で、有用な寿命を損なう恐れがある物理的または化学的な変質を抱えてはならない。材料が、通常は異なる機械的特性および異なる化学的組成を有するため、材料(特に、弁板の材料)の特性を損なわない溶接、ろう付け、などによる接合プロセスを選択する必要がある。また、接合プロセスの際に、2つのバルブ部品を定める金属薄板の公称の厚さを超える材料の過度の付着が生じてはならない。なぜならば、圧縮室に漏れが生じ、圧縮機の効率に有害な影響を及ぼす可能性があるからである。
弁板の固定端部分とスペーサ本体との間の突き合わせ接合が、主として可撓な弁板およびスペーサ本体を製造するための金属薄板の厚さが小さいことに起因して、追加の措置を必要とするプロセスである。
要約すると、弁板とスペーサ本体とを互いに取り付けるためのプロセスが、いくつかの注意を必要とし、スペーサ本体にあまり高級でない材料を使用することによって得られるコストの削減を損なう可能性がある。
国際公開第2007/070995号 米国特許第5140748号明細書 米国特許第6227825号明細書
本発明の目的は、可撓な弁板とスペーサ本体とによって定められる2つの異なる部品を備える形式であって、比較的単純かつ安価な取り付けプロセスによって冷凍圧縮機のバルブプレートへと組み合わせられ、バルブプレートへの取り付けの前に2つの部品を一体に保持するための追加の固定手段の使用を不要にする吸入バルブを提供することにある。
さらに、本発明は、上述のとおりの吸入バルブの取り付けプロセスであって、バルブプレートの製造ならびに可撓な弁板およびスペーサ本体の取り付けの単純化および作業コストの削減を可能にするとともに、バルブプレートを圧縮機へと取り付ける前の可撓な弁板のバルブプレートへの正しい配置を保証することができる取り付けプロセスを提供するという目的を有する。
本発明の吸入バルブは、少なくとも1つの吸入穴が設けられたバルブプレートが取り付けられる圧縮機ブロックを備える形式の冷凍圧縮機に適用される。吸入バルブは、ただ1つの公称の厚さを有し、バルブプレートに据えられ、連続的な内縁を有する中央穴を備えるスペーサ本体と、中央穴の内縁の輪郭に一致する輪郭の周縁を有する可撓な弁板とで形成される。
可撓な弁板は、長手軸に沿って、スペーサ本体の中央穴の内部においてバルブプレートへと据えられて固定される固定端部分と、曲がる中央部と、バルブプレートの吸入穴に作動可能に組み合わせられるシール端部とによって形成されている。
本発明によれば、吸入バルブの固定端部分が、可撓な弁板が前記中央穴の内部においてバルブプレートに対して据えられたときに、スペーサ本体に対する固定端部分の同一面内移動を制限し、スペーサ本体の平面におけるスペーサ本体に対する可撓な弁板のあらゆる方向および向きの直線変位および角度変位を制限するために、中央穴のそれぞれの内縁部分に対して据えられる周縁部分を備える。
固定端部分の周縁部分とスペーサ本体の中央穴のそれぞれの内縁部分との間にすき間が設けられる場合には、このすき間が、圧縮機の動作の際に、スペーサ本体の中央穴の内部における弁板の移動を、弁板の曲がる中央部およびシール端部分のスペーサ本体との接触を防止するために充分に小さい値に制限するために、可撓な弁板の曲がる中央部およびシール端部分の周縁部分と中央穴の連続的な内縁の直面する部分との間にスペーサ本体に対する可撓な弁板の同一面内変位の制限と同じ方向および向きに定められるそれぞれのすき間よりも、小さくなければならない。
本発明について可能な構成の実施の形態においては、可撓な弁板が中央穴の内部においてバルブプレートに対して据えられるときに、弁板の固定端部分の周縁部分が、長手軸に対して直角および平行なそれぞれの方向に従ってスペーサ本体の中央穴のそれぞれの内縁部分に対して据えられる。
本発明を実行する好ましい方式においては、吸入バルブの固定端部分が、可撓な弁板が裏返しの状態でバルブプレートに据えられることがないように、可撓な弁板の長手軸に関して非対称な輪郭を有する。
本発明によって提案される構成によれば、材料コストの削減ならびに可撓な弁板およびスペーサ本体を2つの別々の部品として製造するためのプロセスの単純化に関するすべての利点を、前記可撓な弁板およびスペーサ本体をバルブプレートへと取り付ける前に、およびバルブプレートを圧縮機ブロックへと固定する前に、前記可撓な弁板およびスペーサ本体をバルブプレートに対して適切に据えられた状態に保つために、可撓な弁板をスペーサ本体へと確実に固定するため、追加の固定手段を使用しなければならないことに関係する公知の構成の不便および困難を伴うことなく、得ることができる。
さらに、本発明によれば、2つの部品の製造後に、スペーサ本体がバルブプレートへと据えられて所定の取り付け位置に保持され、次いで可撓な弁板を、弁板の固定端部分の周縁の少なくとも一部をスペーサ本体の中央穴の内縁のそれぞれの延在部に対して据えつつ、スペーサ本体の中央穴の内部においてバルブプレートに対して据えることができる。
バルブプレートを圧縮機ブロックへと取り付ける前に可撓な弁板をバルブプレートに対して据えられた状態に保つことを、固定端部分の周縁をスペーサ本体の中央穴の直面する内縁に対して据えることによって保証することができ、ブラジル国特許出願第PI0505734−5号明細書(国際公開第2007/070995号)に記載のように、弁板およびバルブプレートの直面する面のうちの少なくとも1つへと接着剤あるいは油または他の粘性のある液体を塗布することによって補助してもしなくてもよい。
本発明を、本発明のいくつかの実施の形態をあくまでも例として提示する添付の図面を参照して後述する。
圧縮機ブロックの一部分の斜視図を示すとともに、シール用ガスケット、バルブプレート、および先行技術のワンピース型の吸入バルブを、分解図の様相で示している。 バルブプレートへの取り付けに先立って前もって互いに取り付けられた2つの部品で形成された先行技術の吸入バルブの正面図を示している。 2つの異なる部品で形成された先行技術の吸入バルブの分解斜視図を示しており、可撓な弁板がピンによってスペーサ本体およびバルブプレートへと取り付けられる。 バルブプレートへの取り付けに先立って前もって互いに取り付けられた2つの部品で形成された先行技術の吸入バルブの正面図を示している。 本発明の第1の実施の形態に従って構成され、スペーサ本体の中央穴の内部に配置された可撓な弁板を備えている吸入バルブの正面図を示している。 本発明の第1の実施の形態に従って構成され、スペーサ本体の中央穴の内部に配置された可撓な弁板を備えている吸入バルブの一部分の拡大詳細図を示している。 本発明の第2の実施の形態に従って構成された吸入バルブを示す図5と同様の図を示している。 本発明の第2の実施の形態に従って構成された吸入バルブを示す図5Aと同様の図を示している。 本発明の吸入バルブの第3の実施の形態を示す図6と同様の図を示している。 本発明の吸入バルブの第3の実施の形態を示す図6Aと同様の図を示している。
すでに述べたように、本発明は、平坦な金属薄板から打ち抜かれ、あるいは他の方式で例えばプラスチック材料などの任意の適切な材料にて形成されるスペーサ本体10と、用途に合った適切な特性を有する金属薄板から別の部品として打ち抜かれ、通常はスペーサ本体10の形成に使用される材料よりも高級な材料で作られる可撓な弁板20とを備える形式の吸入バルブVに関する。スペーサ本体10および可撓な弁板20は、同じ公称の厚さを有する薄板で形成される。
吸入バルブは、内部に圧縮室(図示せず)が従来どおりに定められ、一端が図1に示されるように少なくとも1つの吸入穴41と少なくとも1つの吐出穴42とを備えるバルブプレート40によって閉じられるクランクケース30をケーシング(図示せず)の内部に備える形式の冷凍圧縮機へと適用される。
バルブプレート40とクランクケース30との間には、周知の先行技術の構成のシール用ガスケット50が取り付けられる。クランクケース30におけるバルブプレート40およびシール用ガスケット50の固定は、さまざまな構成を有することができる固定手段によってバルブプレート40およびシール用ガスケット50をクランクケース30へと押し付けるシリンダカバー(図示せず)によって従来どおりに得られる。本明細書において検討される典型的な構成においては、前記固定が、周知の先行技術の構成にてバルブプレート40およびシール用ガスケット50に設けられた穴45、55(図1の構成を参照)を貫いて配置されて圧縮機ブロックにねじ込まれる前記固定ねじ35によって得られる。
吸入バルブVのスペーサ本体10は、直面するバルブプレート40の面に対して据えられるように構成され、必須ではないが通常はバルブプレート40と同じ輪郭を有し、ヘッドの構成部品をクランクケース30へと取り付けるべく上述の固定ねじ35を通すためにバルブプレートの穴45およびシール用ガスケット50の穴55に位置合わせさせられる穴15をさらに有する。
図5から図7Aに示されるとおり、スペーサ本体10には、連続的な内縁12によって定められ、バルブプレート40の吸入穴41に位置合わせするように配置された中央穴11が設けられる。スペーサ本体10は、シール用ガスケット50(図1を参照)を介してバルブプレート40の吐出穴42と圧縮機ブロック10の圧縮室の内部との間の流体連通も可能にするように構成された中央穴11を有している。
吸入バルブVの可撓な弁板20は、図5から図7Aに示されるように、スペーサ本体10がバルブプレートへと据えられた後にスペーサ本体10の前記中央穴11にはまり込むよう、スペーサ本体10の中央穴11の内縁12の輪郭に対応する輪郭を有する周縁24を有している。
可撓な弁板20は、その長手軸Xに沿って、中央穴11の内部においてバルブプレート40へと据えられて固定される固定端部分21と、曲がる中央部22と、シール端部23とによって形成され、シール端部23が、吸入穴41に作動可能に組み合わせられ、圧縮機の動作の際に吸入穴41を開閉する。
本発明によれば、可撓な弁板20が前記中央穴11の内部においてバルブプレート40に対して据えられたときに、スペーサ本体10に対する固定端部分の面内移動を制限し、スペーサ本体10に対する可撓な弁板20のあらゆる方向および向きの直線変位および角度変位、ならびにスペーサ本体10の平面における可撓な弁板20のあらゆる方向および向きの直線変位および角度変位を制限するために、固定端部分21が、好ましくは長手軸Xに関して非対称な輪郭を備え、中央穴11のそれぞれの内縁部分12a、12b、12c、および12dに対して据えられる周縁部分24a、24b、24c、および24dをさらに備える。
図示の構造の実施の形態においては、可撓な弁板20が中央穴11の内部においてバルブプレート40に対して据えられるときに、可撓な弁板20の固定端部分21の周縁部分24a、24b、24c、および24dが、長手軸に対してそれぞれ平行および直角な方向に従って、中央穴11のそれぞれの内縁部分12a、12b、12c、および12dに対して据えられる。
図5から図7Aに示されるとおり、固定端部分21は、可撓な弁板20を前記中央穴11の内部においてバルブプレート40に対して据え付けるときに、前記部分をスペーサ本体10の中央穴11の内部にきつく、しかしながら干渉することなくはまり込ませることができ、結果として周縁24および内縁12の向かい合う部分をお互いに対して据え付けて、スペーサ本体10に対する固定端部分21の面内移動およびスペーサ本体10の平面における面内移動を制限できるように寸法付けられた輪郭を有する。
したがって、中央穴11および可撓な弁板20の両方の輪郭の寸法が、これらの部品の製造プロセスの要件に適合するために充分な前記輪郭の間のすき間、すなわち固定端部分21の周縁部分24a、24b、24c、および24dとスペーサ本体10の直面する内縁部分12a、12b、12c、および12dとの間の最小限またはゼロでもよいすき間が、もたらされるように決定される。
固定端部分21の周縁部分24a、24b、24c、および24dとスペーサ本体10の中央穴11のそれぞれの内縁部分12a、12b、12c、および12dとの間にすき間が存在する場合、そのすき間は、圧縮機の動作の最中の弁板20の曲がりによる角度変位の際に、弁板20の曲がる中央部22およびシール端部23がスペーサ本体10に接触することがないよう、スペーサ本体10の中央穴11の内部における弁板29の移動を充分に小さい値に制限するために、弁板20の曲がる中央部22およびシール端部23の周縁24と直面する中央穴11の連続的な内縁12の部分との間におけるスペーサ本体10に対する弁板20の変位の制限と同じ方向および向きに定められる該当のすき間よりも小さい。
このようにして、スペーサ本体10の平面に直交する平面におけるスペーサ本体10に対する弁板20の曲がる中央部22およびシール端部23の曲がりによる角度移動を、スペーサ本体との接触を来すことがないように保証できるとともに、このすき間によって定められるデッドボリュームを最小にまで減らすことができる。
長手軸Xに関する固定端部分21の輪郭の非対称性が、可撓な弁板20が裏返しの状態で、すなわち前記長手軸Xを中心にして180度回転させられて取り付けられることを、防止することができる。しかしながら、可撓な弁板20の裏返しでの取り付けが必要に応じて前記輪郭の非対称性によらない他の手段によって防止される状況においては、固定端部分21の輪郭が、前記長手軸Xに関して対称であってもよいことを、理解すべきである。
固定端部分21の輪郭の非対称性を、可撓な弁板20の固定端部分21の輪郭に適用されるさまざまな形状によって得ることができる。
図5および図5Aに示される構成においては、固定端部分21の輪郭の非対称性、したがって対応するスペーサ本体10の中央穴11の内縁部分12の非対称性が、図示の実施の形態においては長手軸Xに交わるような方式で配置された固定端部分21の周縁部分24aにおいて前記軸Xに対して偏心した位置に設けられた端部の切り欠き25によって定められている。例として提示された図示の形態においては、前記周縁部分24aが、長手軸Xに直交するように配置されている。ただ1つの端部の切り欠き25を設けることが、図7および7Aに示されている。
可撓な弁板20の裏返しでの取り付けが絶対的には必要でない場合には、端部の切り欠き25を、切り欠き25を保持する該当の部分に長手軸Xに関して対称な輪郭をもたらすように、長手軸Xに対して同心な位置に設けることができることを、理解すべきである。
さらに、図5、図5A、図6、および図6Aに示されるように、端部の切り欠き25を、1対の側方の切り欠き26と一緒に使用してもよいことを、理解すべきである。各々の側方の切り欠き26は、可撓な弁板20の長手軸Xと交わることがない(固定端部分21の)各々の周縁部分24に設けられている。各々の側方の切り欠き26は、切り欠きの中央軸の周縁部分24a(長手軸Xと交わる)に対する軸方向の距離によって定められるパラメータおよびこの側方の切り欠き26の輪郭によって定められるパラメータの一方または両方が、他方の前記側方の切り欠き26に関するそれぞれのパラメータと同じまたは異なるように配置される。
したがって、側方の切り欠きの輪郭は、互いに等しくてよく、長手軸Xと交わる前記周縁24aに対して同じ距離であってよく、あるいは互いに異なっていて、固定端部分21の前記周縁24aからの距離が同じでも、異なっていてもよい。
パラメータが等しい場合、固定端部分21の輪郭は、長手軸Xに関して対称になり、可撓な弁板20の裏返しでの取り付けを妨げない。この場合に、取り付けにおいて前記措置をとる必要がある場合には、長手軸Xに対して偏心した端部の切り欠き25を設けることができる。
パラメータのうちの少なくとも1つが異なる場合、固定端部分21の輪郭は、長手軸Xに対して非対称であり、したがって長手軸Xに対して偏心した端部の切り欠き25を設けるか否かにかかわらず、可撓な弁板20の裏返しでの取り付けを妨げ、したがって端部の切り欠き25を、固定端部分21に非対称な輪郭を与えることができる側方の切り欠き26によって置き換えることができる。
固定端部分21に設けられる端部の切り欠き25および側方の切り欠き26の数、輪郭、および位置に関する上述の説明と同じ説明が、前記切り欠きがスペーサ本体10においてスペーサ本体10の中央穴11の内縁12から設けられる構成の形態(図示せず)にも同様に当てはまる。
図5および図5Aに示した構成においては、各々の側方の切り欠き26が、長手軸Xに交わる方向に従って配置された周縁部分24aを定め、周縁部分24a(前記長手軸Xと交わる)と一緒に中央穴11の直面する内縁部分12に対して据えられ、長手軸Xと同じかつ可撓な弁板20の固定端部分21に向かう方向の可撓な弁板20の直線変位を制限し、あるいは妨げる。さらに、各々の側方の切り欠き26は、周縁部分24bを定め、やはり長手軸Xに交わる方向に従って配置され、中央穴11の直面する内縁部分12に対して、長手軸Xと同じかつ可撓な弁板20のシール端部23に向かう方向の可撓な弁板20の直線変位を制限し、あるいは妨げるように作動する。また、各々の側方の切り欠き26は、前記長手軸Xにおおむね平行なそれぞれの周縁部分24c、24dを有し、この周縁部分24c、24dが、側方の切り欠き26の外部の固定端部分21の他の周縁部分24c、24dと協働して、中央穴11の直面する内縁部分12に対し、長手軸Xに対しておおむね横方向、直交する方向、または斜めの方向の両方の向きの可撓な弁板20の直線変位を制限し、あるいは妨げるように作動する。
端部の切り欠き25および各々の側方の切り欠き26に定められた可撓な弁板20の直面する周縁部分24と協働する中央穴11の内縁部分12が、可撓な弁板の対応する切り欠きの内部に入り込む中央穴11の内側の輪郭のそれぞれの突出部16の周囲に形成されている。
側方の切り欠き26を設けることで、スペーサ本体10の中央穴11の内部における可撓な弁板20のより確実な保持がもたらされ、可撓な弁板20がバルブプレート40の直面する面に対して着座する平面において、直線移動または角度運動にていずれかの向きに移動することを防止することができる。
図5および図5Aに示した構成は、端部の切り欠き25を省略するという選択肢を有し、その場合には、固定端部分21の輪郭が長手軸Xに関して対称になり、もはや可撓な弁板20がバルブプレート40に対して裏返しに取り付けられることを妨げる機能を持つ位置決め手段を有さない。
図6および図6Aの実施の形態においては、側方の切り欠き26が、長手軸Xと交わる周縁部分24aに対して対称であり、可撓な弁板20のシール端部23の方向の長手方向の変位を制限または阻止するための1つの周縁部分24bと、可撓な弁板20の長手軸Xに対して横方向の直線変位を制限または阻止するためのそれぞれの周縁部分24cおよび24dとによってのみ定められる同じ輪郭を有している。
図7および図7Aの実施の形態においては、側方の切り欠き26が省略され、長手軸Xに対して偏心したただ1つの端部の切り欠き25が設けられており、この端部の切り欠き25が、図5および図5Aに示した実施の形態の2つの側方の切り欠き26によって得られるそれぞれの周縁部分に対応し、スペーサ本体10の中央穴11の内側の輪郭の突出部16に設けられたそれぞれの内縁部分12a、12b、12c、12dに対して据えられる周縁部分24a、24b、24c、24dを、内部に有するように構成されている。
本明細書に開示のとおりの本発明の種々の構成の実施の形態を、個々の構成にて実施することができ、あるいはそれぞれの機能によって互いに排他的でない限りは、全体または一部を互いに組み合わせてもよいことを、理解すべきである。
すでに引用および一部分を図面の図1に示した圧縮機の構成に鑑み、本発明によって提案される上述および図5から図7Aに示した新規な吸入バルブの構成は、吸入バルブを取り付けるためのプロセスが、金属薄板にての形成時に、中央穴11とクランクケース30への固定ねじ35を通すための穴15とを有するスペーサ本体10を形成するための打ち抜きおよびタンブリングという初期の作業を含むことを可能にする。さらに、別の方式で、このプロセスは、好ましくは長手軸Xに関して非対称な輪郭を有し、固定端部分21の周縁部分24が本明細書においてすでに前述したように製造プロセスの要件を満たすために充分な公称のすき間を有しつつ、スペーサ本体10の中央穴11の直面する内縁部分12の輪郭に対して締まりばめを定めることがなく、かつ曲がる中央部22およびシール端部23の周縁部分24が中央穴11の直面する内縁部分12の輪郭に対して、曲がる中央部22およびシール端部23がスペーサ本体10の取り付けの平面に直交する平面においてスペーサ本体10に対して自由に曲がって角度変位できるような最小限のすき間を有するように寸法付けられた可撓な弁板20を、打ち抜きおよびタンブリングする作業を含む。
可撓な弁板の打ち抜きは、固定端部分21の周縁24の各部分が、スペーサ本体10に対する固定端部分21の面内の移動を規制し、スペーサ本体10の平面におけるスペーサ本体10に対する可撓な弁板20のあらゆる方向または向きの直線変位および角度変位を制限するために、スペーサ本体10の中央穴11の内縁12の直面する各部分に据えられるように構成されるように実行される。
好ましくは、可撓な弁板20の打ち抜きおよびスペーサ本体10の成形は、弁板20の固定端部分21に周縁部分24a、24b、24c、24dを生成し、スペーサ本体10の中央穴11に内縁部分12a、12b、12c、12dを生成するように実行される。周縁部分24a、24b、24c、24dは、直面する内縁部分12a、12b、12c、12dと協働して、弁板20の曲がる中央部22およびシール端部23の周縁24の部分と中央穴11の連続的な内縁12の直面する部分との間にスペーサ本体10に対する可撓な弁板20の面内変位の規制と同じ方向および向きに定められるそれぞれのすき間よりも小さいすき間を定めるように構成される。
可撓な弁板20の固定端部分21の輪郭およびスペーサ本体10の中央穴11の対応する延在部分の輪郭の非対称性が、吸入バルブVの前記部品の成形作業によって、すでに図5から図7Aにおいて述べた形状を考慮して得られる。
次いで、スペーサ本体10が、バルブプレート40の穴45をスペーサ本体10の穴15に位置合わせさせた状態で、バルブプレート40の直面する面に対して据えられ、所定の位置に据えられた状態に保たれる。
スペーサ本体10をバルブプレート40に対して据えた後で、可撓な弁板20が、スペーサ本体10の中央穴11の内部において、バルブプレート40に対して据えられて所定の位置に保たれる。
次いで、シール用ガスケット50が、すでにバルブプレート40に据えられてバルブプレート40に当接した状態に保たれ、固定ねじ35をすでに取り入れているスペーサ本体10および可撓な弁板20へと据えられ、所定の位置に据えられた状態に保たれ、したがって固定ねじ35を保持するシリンダカバー(図示せず)と、バルブプレート40と、吸入バルブVと、シール用ガスケット50とで形成されるアセンブリを、クランクケース30に対して据え付けて、固定ねじ35によって固定することができる。
バルブプレート40に対して据えられたスペーサ本体10の保持を、バルブプレート40がすでにシリンダカバーに対して据えられている場合には、スペーサ本体10の穴15をすでにバルブプレート40の穴45を通って取り付けられた固定ねじ35に取り付けることによって得ることができ、吸入バルブVのバルブプレート40への据え付けがシリンダカバーおよび固定ねじ35の取り付けよりも前に行われる場合には、バルブプレート40およびスペーサ本体10の向かい合う面のうちの少なくとも1つに塗布される油または他の粘性のある液体あるいは接着剤によって得ることもできる。
スペーサ本体10の中央穴11の内部における可撓な弁板20のバルブプレート40に対する保持は、バルブプレート40および可撓な弁板20の向かい合う面のうちの1つへと例えば油(好ましくは、圧縮機の潤滑油)の滴などの粘性のある少量の液体を前もって塗布することによって得られる。
本発明の吸入バルブのいくつかの実施の形態だけが添付の図面に示されているが、構成要素の形態を、本明細書に添えられる特許請求の範囲に定められる本発明の考え方から離れることなく変更できることを、理解すべきである。

Claims (24)

  1. 圧縮機ブロック(30)と、圧縮機ブロック(30)に取り付けられ、少なくとも1つの吸入穴(41)を備えるバルブプレート(40)と、吸入バルブ(V)とを備えており、吸入バルブ(V)は、同じ公称の厚さを有するスペーサ本体(10)および可撓な弁板(20)で形成され、スペーサ本体(10)が、連続的な内縁(12)を有する中央穴(11)を備え、バルブプレート(40)へと据えられ、可撓な弁板(20)が、中央穴(11)の内縁に一致する輪郭を有する周縁(24)を有し、前記可撓な弁板(20)が、長手軸(X)に沿って、中央穴(11)の内部においてバルブプレート(40)へと据えられてバルブプレート(40)へと固定される固定端部分(21)と、曲がる中央部(22)と、吸入穴(41)に作動可能に組み合わせられたシール端部分(23)とによって形成されている形式の冷凍圧縮機用の吸入バルブであって、
    固定端部分(21)が、可撓な弁板(20)が前記中央穴(11)の内部においてバルブプレート(40)に対して据えられたときに、スペーサ本体(10)に対する固定端部分(21)の同一面内変位を制限し、スペーサ本体(10)の平面におけるスペーサ本体(10)に対する可撓な弁板(20)のあらゆる方向および向きの直線変位および角度変位を制限するために、中央穴(11)のそれぞれの内縁部分(12a、12b、12c、12d)に対して据えられる周縁部分(24a、24b、24c、24d)を備えていることを特徴とする、吸入バルブ。
  2. 可撓な弁板(20)の固定端部分(21)の周縁部分(24a、24b、24c、24d)が、スペーサ本体(10)の中央穴(11)の直面する内縁部分(12a、12b、12c、12d)と協働して、可撓な弁板(20)の曲がる中央部(22)およびシール端部分(23)の周縁(24)の部分と中央穴(11)の連続的な内縁(12)の直面する部分との間にスペーサ本体(10)に対する可撓な弁板(20)の同一面内変位の制限と同じ方向および向きに定められるそれぞれのすき間よりも、小さいすき間を定めることを特徴とする、請求項1に記載の吸入バルブ。
  3. 固定端部分(21)が、長手軸(X)に関して非対称な輪郭を有していることを特徴とする、請求項2に記載の吸入バルブ。
  4. 固定端部分(21)およびスペーサ本体(10)の中央穴(11)の部位のうちの一方の部位が、長手軸(X)と交わる当該部位の周縁部分(24a)に設けられた端部の切り欠き(25)を備え、
    前記端部の切り欠き(25)が、当該部位に長手軸(X)に関して非対称な輪郭をもたらすために、長手軸(X)に対して偏心した位置に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の吸入バルブ。
  5. 端部の切り欠き(25)が、前記部位のうちの他方の部位の直面する輪郭の突出部(16)に定められた直面する内縁部分(12a、12b、12c、12d)に対して据えられて、バルブプレート(40)への据え付けの平面における可撓な弁板(20)の変位を制限する前記部位の周縁部分(24a、24b、24c、24d)を、内側に有していることを特徴とする、請求項2に記載の吸入バルブ。
  6. 固定端部分(21)およびスペーサ本体(10)の中央穴(11)の部位のうちの一方の部位が、1対の側方の切り欠き(26)を備え、
    側方の切り欠き(26)の各々が、前記部位のうちの他方の部位の直面する輪郭の突出部(16)に定められた直面する内縁部分(12a、12b、12c、12d)に対して据えられて、バルブプレート(40)への据え付けの平面における可撓な弁板(20)の変位を妨げる周縁部分(24a、24b、24c、24d)を、内側に有していることを特徴とする、請求項4または5に記載の吸入バルブ。
  7. 側方の切り欠き(26)の各々について、長手軸(X)と交わる前記部位の周縁部分(24a)に対する当該切り欠きの中央軸の軸方向の距離ならびに当該切り欠き(26)の輪郭によって定められるパラメータが、前記側方の切り欠き(26)のうちの他方の切り欠きに関するそれぞれのパラメータに等しいことを特徴とする、請求項6に記載の吸入バルブ。
  8. 側方の切り欠き(26)の各々について、長手軸(X)と交わる前記部位の周縁部分(24a)に対する当該切り欠きの中央軸の軸方向の距離ならびに前記側方の切り欠き(26)の輪郭によって定められるパラメータのうちの少なくとも1つが、前記側方の切り欠き(26)のうちの他方の切り欠きに関するそれぞれのパラメータと異なることを特徴とする、請求項6に記載の吸入バルブ。
  9. 固定端部分(21)およびスペーサ本体(10)の中央穴(11)の部位のうちの一方の部位が、長手軸(X)と交わる当該部位の周縁部分(24a)に設けられた端部の切り欠き(25)を備え、
    前記端部の切り欠き(25)が、当該部位に長手軸(X)に関して対称な輪郭をもたらすために、長手軸(X)に対して同心な位置に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の吸入バルブ。
  10. 端部の切り欠き(25)が、前記部位のうちの他方の部位の直面する輪郭の突出部(16)に定められた直面する縁部分(12a、12b、12c、12d)に対して据えられて、バルブプレート(40)への据え付けの平面における可撓な弁板(20)の変位を制限する前記部位の周縁部分(24a、24b、24c、24d)を、内側に有していることを特徴とする、請求項9に記載の吸入バルブ。
  11. 固定端部分(21)およびスペーサ本体(10)の中央穴(11)の部位のうちの一方の部位が、1対の側方の切り欠き(26)を備え、
    側方の切り欠き(26)の各々が、前記部位のうちの他方の部位の直面する輪郭の突出部(16)に定められた直面する縁部分(12a、12b、12c、12d)に対して据えられて、バルブプレート(40)への据え付けの平面における可撓な弁板(20)の変位を制限する周縁部分(24a、24b、24c、24d)を、内側に有していることを特徴とする、請求項9または10に記載の吸入バルブ。
  12. 側方の切り欠き(26)の各々について、長手軸(X)と交わる前記部位の周縁部分(24a)に対する当該切り欠きの中央軸の軸方向の距離ならびに当該切り欠き(26)の輪郭によって定められるパラメータが、前記側方の切り欠き(26)のうちの他方の切り欠きに関するそれぞれのパラメータに等しいことを特徴とする、請求項11に記載の吸入バルブ。
  13. 側方の切り欠き(26)の各々について、長手軸(X)と交わる前記部位の周縁部分(24a)に対する当該切り欠きの中央軸の軸方向の距離ならびに当該切り欠き(26)の輪郭によって定められるパラメータのうちの少なくとも1つが、前記側方の切り欠き(26)のうちの他方の切り欠きに関するそれぞれのパラメータと異なることを特徴とする、請求項11に記載の吸入バルブ。
  14. 固定端部分(21)およびスペーサ本体(10)の中央穴(11)の部位のうちの一方の部位が、1対の側方の切り欠き(26)を備え、
    側方の切り欠き(26)の各々が、前記部位のうちの他方の部位の直面する輪郭の突出部(16)に定められた直面する縁部分(12a、12b、12c、12d)に対して据えられて、バルブプレート(40)への据え付けの平面における可撓な弁板(20)の変位を制限する周縁部分(24a、24b、24c、24d)を、内側に有していることを特徴とする、請求項2に記載の吸入バルブ。
  15. 側方の切り欠き(26)の各々について、長手軸(X)と交わる前記部位の周縁部分(24a)に対する当該切り欠きの中央軸の軸方向の距離ならびに当該切り欠き(26)の輪郭によって定められるパラメータが、前記側方の切り欠き(26)のうちの他方の切り欠きに関するそれぞれのパラメータに等しいことを特徴とする、請求項14に記載の吸入バルブ。
  16. 側方の切り欠き(26)の各々について、長手軸(X)と交わる前記部位の周縁部分(24a)に対する当該切り欠きの中央軸の軸方向の距離ならびに当該切り欠き(26)の輪郭によって定められるパラメータのうちの少なくとも1つが、前記側方の切り欠き(26)のうちの他方の切り欠きに関するそれぞれのパラメータと異なることを特徴とする、請求項14に記載の吸入バルブ。
  17. 可撓な弁板(20)が中央穴(11)の内部においてバルブプレート(40)に対して据えられるときに、周縁部分(24a、24b、24c、24d)が、長手軸(X)に対して直角および平行なそれぞれの方向に従って中央穴(11)のそれぞれの内縁部分(12a、12b、12c、12d)に対して据えられることを特徴とする、請求項2から16のいずれか一項に記載の吸入バルブ。
  18. 圧縮機ブロック(30)と、圧縮機ブロック(30)に取り付けられ、少なくとも1つの吸入穴(41)を備えるバルブプレート(40)と、吸入バルブ(V)とを備えており、吸入バルブ(V)は、同じ公称の厚さを有するスペーサ本体(10)および可撓な弁板(20)で形成され、スペーサ本体(10)が、連続的な内縁(12)を有する中央穴(11)を備え、バルブプレート(40)へと据えられ、可撓な弁板(20)が、中央穴(11)の内縁に一致する輪郭を有する周縁(24)を有し、前記可撓な弁板(20)が、長手軸(X)に沿って、中央穴(11)の内部においてバルブプレート(40)へと据えられてバルブプレート(40)へと固定される固定端部分(21)と、曲がる中央部(22)と、吸入穴(41)に作動可能に組み合わせられたシール端部分(23)とによって形成されている形式の吸入バルブを、冷凍圧縮機に取り付けるためのプロセスであって、
    スペーサ本体(10)を中央穴(11)を有するように成形するステップと、
    スペーサ本体(10)の中央穴(11)の内縁(20)の直面する部分に対して据えられ、スペーサ本体(10)に対する固定端部分(21)の同一面内変位を制限し、スペーサ本体(10)の平面におけるスペーサ本体(10)に対する可撓な弁板(20)のあらゆる方向および向きの直線変位および角度変位を制限するように構成された固定端部分(21)の縁(24)の部分を有する可撓な弁板(20)を、打ち抜くステップと、
    スペーサ本体(10)をバルブプレート(40)の直面する面に対して据え、所定の位置に据えられた状態に保つステップと、
    可撓な弁板(20)をスペーサ本体(10)の中央穴(11)の内部においてバルブプレート(40)の直面する面に対して据え、据えられた状態に保つステップと、
    吸入バルブ(V)をすでに保持した状態のバルブプレート(40)を圧縮機ブロック(30)に取り付けるステップと
    を含むことを特徴とする、プロセス。
  19. 可撓な弁板(20)の打ち抜きおよびスペーサ本体(10)の成形により、可撓な弁板(20)の固定端部分(21)に周縁部分(24a、24b、24c、24d)が生成され、スペーサ本体(10)の中央穴(11)には内縁部分(12a、12b、12c、12d)が生成され、周縁部分(24a、24b、24c、24d)が、直面する内縁部分(12a、12b、12c、12d)と協働して、可撓な弁板(20)の曲がる中央部(22)およびシール端部分(23)の周縁(24)の部分と中央穴(11)の連続的な内縁(12)の直面する部分との間にスペーサ本体(10)に対する可撓な弁板(20)の同一面内変位の制限と同じ方向および向きに定められるそれぞれのすき間よりも、小さいすき間を定めるように構成されていることを特徴とする、請求項18に記載のプロセス。
  20. 可撓な弁板(20)が、バルブプレート(40)および可撓な弁板(20)の直面する面の少なくとも一方へと粘性のある液体を前もって塗布することによって、バルブプレート(40)を圧縮機ブロック(30)へと取り付ける前にバルブプレート(40)に据えられた状態に保たれることを特徴とする、請求項19に記載のプロセス。
  21. 可撓な弁板(20)が、固定端部分(21)の周縁(24)をスペーサ本体(10)の中央穴(11)の直面する内縁(12)に対して据えることによって、バルブプレート(40)を圧縮機ブロック(30)へと取り付ける前にバルブプレート(40)に据えられた状態に保たれることを特徴とする、請求項19または20に記載のプロセス。
  22. スペーサ本体(10)が、バルブプレート(40)およびスペーサ本体(10)の直面する面の少なくとも一方へと粘性のある液体を前もって塗布することによって、バルブプレート(40)を圧縮機ブロック(30)へと取り付ける前にバルブプレート(40)に対して前記所定の位置に据えられた状態に保たれることを特徴とする、請求項19から21のいずれか一項に記載のプロセス。
  23. バルブプレート(40)が、該バルブプレート(40)およびスペーサ本体(10)に設けられたそれぞれの穴(45、15)を貫いて配置される固定ねじ(35)によって圧縮機ブロック(30)へと取り付けられ、
    スペーサ本体(10)が、スペーサ本体(10)の穴(15)をバルブプレート(40)の穴(45)をすでに貫いて取り付けられた固定ねじ(35)にはめることによって、バルブプレート(40)を圧縮機ブロック(30)へと取り付ける前にバルブプレート(40)に対して前記所定の位置に据えられた状態に保たれることを特徴とする、請求項19から21のいずれか一項に記載のプロセス。
  24. 可撓な弁板(20)の固定端部分(21)の輪郭が、長手軸(X)に関して非対称であることを特徴とする、請求項19から23のいずれか一項に記載のプロセス。
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