JP2013540668A - ハンドトロリー - Google Patents

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Abstract

【解決手段】ハンドトロリーは、本体と、本体に対して移動可能なリフトプラットホームとを備え、操作者の足によって加えられる足の力によって荷を持ち上げる。ハンドトロリーは、足と係合する少なくとも1つの部材と、リフト機構とをさらに備え、部材は、下方向に加えられる足の力を受けるように構成され、リフト機構は部材およびリフトプラットホームに機械的に連係し、部材に加えられた足の力に基づいて、リフトプラットホームに釣り上げる力が加えられる。

Description

本発明は、荷を持ち上げるためのハンドトロリーに関し、特に、人が荷を持ち上げ、降ろし、運ぶための無動力リフトを備えたハンドトロリーに関する。
ハンドトロリーは、操作者が荷を運ぶために用いる装置である。ハンドトロリーはまた、ハンドトラック、台車、二輪車、サックトラック、トロリートラック、サック手押し車、またはバッグ手押し車としても知られているものである。ハンドトロリーは、一般的に「L」字形状の側面断面を有し、"L"の底部を形成する基部すなわち棚と、"L"の直立部を形成する直立部すなわち背部とを備える。車輪は、基部の後部(「L」形状の隅部)でハンドトロリーに付けられるので、荷を、トロリーの前方から基部上に置くことができる。
使用中、荷を基部に置く、またはハンドトロリーを荷の下に移動させる(例えば、荷をハンドトロリーから離れる方向に傾けて、荷の下にハンドトロリーを移動させることによって)。次に、直立部を荷から離れる方向に引き戻して、車軸が画定する軸線のまわりにハンドトロリーを回転させるにつれて荷を持ち上げることができる。したがって、ハンドトロリーは、地面から荷を持ち上げるためのレバーの役割をする。ハンドトロリーは、後方に傾けることができる。例えば、そうすると、荷の重心は、ほぼ車輪の上方に置かれるので、ハンドトロリーを手で動かして容易に荷を搬送できる。ハンドトロリーは、その荷とその基部とを地面から短い距離持ち上げるので、荷を積んだハンドトロリーは、車輪で転がることができる。ハンドトロリーが、立っているすなわち静止している状態のとき、基部は地面に置かれていて、荷はもはや地面から持ち上げられていない。
ハンドトロリーは、家庭用、商業用、および産業用の環境で使用されてよい。例えば、ハンドトロリーは、商業用環境(例えば、金物類店および育描圃)および家庭用および産業用環境(例えば、個人の家庭、農園、および建設現場)では、建築資材(例えば、セメント)、または園芸や庭造りの補給品(例えば、土嚢袋)などの荷を運ぶのに使用できる。
これらの環境では、例えば、格納または運搬のために、ハンドトロリーの基部と、地面から大きく、かつ、実質的に離れた位置との間で、主としてハンドトロリーによって運ばれる荷を含む荷を昇降させることが頻繁に必要となる。例えば、倉庫または店で商品を積み重ねるために、地面から実質的に離れた距離にある棚に荷を搬入出させる必要がある場合がある。荷は、実用車、小型トラック、車のトランク、コンベヤベルトなどの輸送車両またはシステムに搬入出する必要があるものである。例えば、金物類供給店または苗木の育苗圃では、使用者は、荷をハンドトロリーから自分の車両に持ち上げたり、再び戻したりする必要がある場合がある。
世界中で、例えば、10kg〜200kgのかなりの重量の荷が、ハンドトロリーから倉庫または輸送装置に、一人でまたは複数人によって手動で持ち上げられている。同様に、人々は、ハンドトロリーで搬送するために、荷を倉庫または輸送装置から地面に降ろしている。場合によっては、高さのある倉庫/輸送用プラットホームから地面に荷を押し出している(例えば、棚または車両から荷を落としている)。
例えば、保管または輸送するべく、高さのあるプラットホームまたは場所へ荷を持ち上げるには、荷が搬送される高さのあるプラットホームと少なくとも同じ高さにハンドトロリーを、斜面(例えば、配送用の傾斜台または厚板)を使って押し上げるか、引きずり上げるかしなければならない。しかし、この場合に、所望の高さの場所またはそれに近いレベルまでハンドトロリーを移動することは、時間がかかり、困難または不可能でありうる。例えば、棚に荷を積み重ねる場合、ハンドトロリーを移動するのに利用できる斜面がないこともありうる。
ウインチまたはクランクによって、異なる高さまで荷を移動させる電動フォークリフトやプラットホームなどの昇降を支援する装置が存在する。しかし、これらの装置は、大きく、高価で、製造が難しいことに加え、少なくとも扱いにくく、操作が難しく、かつ、遅い。
したがって、人に無理や怪我を与え、および/または荷に損傷を及ぼすかもしれない危険な方法で、人は荷を昇降し続けている。例えば、人の身体能力の範囲を超えた荷を昇降することは、彼ら自身、他人、設備、および荷に大きな損傷を引き起こしうる。荷が重過ぎる場合、落ちて荷が壊れ、人が怪我をするかもしれない(例えば、人の上に落ちることによる)。力の弱い人は、力の強い大人が普通に持ち上げることができる荷を、持ち上げることが難しいと思うかもしれない。したがって、これらの荷を持ち上げるために、入手しやすい用具が必要である。
従来技術に関連する1以上の不利な点または制限に対処し、改善すること、または少なくとも有用な変形を提供することが所望される。
本願発明によれば、本体と、本体に対して移動可能なリフトプラットホームとを備え、操作者の足で加えられる足の力によって、釣り上げる力を荷に加えることができるハンドトロリーが提供される。
本願発明はまた、足によってハンドトロリーに下向きの足の力を加えることと、下向きの足の力を釣り上げる力に変換することと、上向きの釣り上げる力をハンドトロリーのリフトプラットホームに加えることとを備えるハンドトロリーの操作方法を提供する。
足によって加えられる足の力は、足負荷と呼ぶことができる。釣り上げるための機械的エネルギーは、操作者の足を通して彼らの体と筋肉とによって供給される。釣り上げる力は、上向き力と呼ぶことができ、荷を持ち上げたり降ろしたりするのに使うことができる。
ハンドトロリーは、足と係合可能な少なくとも1つの足係合可能部材とリフト機構とをさらに備えることができる。リフト機構は、部材とリフトプラットホームとに機械的に結合されて、部材に加えられる足の力に基づいて釣り上げる力をリフトプラットホームに加えることができる。少なくとも1つの足係合可能部材は、足プラットホームまたはペダル、または足の力を加えるペダルの一部と呼ぶことができる。
ハンドトロリーは、保持解放アセンブリ(例えば、本体に連結される)をさらに備え、リフトプラットホームを高くなった状態で保持したり、リフトプラットホームを高くなった状態から解放したりできる。
保持解放アセンブリは、リフトプラットホームを(本体に対して)複数の高さで保持するように構成される。
保持解放アセンブリは、保持状態(例えば、本体およびリフトプラットホームに対して)に移動する一つ以上のロッドを有し、リフトプラットホームを高くなった状態に保持できる。
保持解放アセンブリは、操作者による操作のための一つ以上の解放機構(例えば、手動操作用に構成された解放ハンドル)を有し、リフトプラットホームを(例えば、ロッドを解放することによって)解放できる。
ハンドトロリーは、釣り上げる力を与えるために、複数の段階で足の力を受けるように構成されたリフト装置を備える。
リフト装置は、(例えば、少なくとも1つの足係合可能部材に)第1の段階で足の力を受けるための(リフト機構に連結された)下部部材と、第1の段階につづく第2の段階で足の力を受けるための(下部部材に連結された)上部部材とを有する。
ハンドトロリーは、下部部材と上部部材との間に、上部部材と下部部材との最大離隔距離を画定する収縮リンクを有する。
収縮リンクは、少なくとも1つの内部部材(例えば、下部部材または上部部材に連結された)と、少なくとも1つの筐体(例えば、それぞれ上部部材または下部部材に連結された)とを含み、筐体は、内部部材を覆って摺動するよう収縮リンクを収縮させて(例えば、本体に対して垂直方向に収縮リンクをガイドするように)構成される。
下向きの力を下部部材に加えると、釣り上げる力を加えることができ、下向きの力を上部部材に加えると、下部部材に相対的に上部部材を下方に移動させて釣り上げる力を加えることができるように、下部部材を上部部材に連結することができる。
下部部材は、収縮リンクを介して上部部材に連結されて釣り上げる力を加えることができる。
ハンドトロリーは、ハンドトロリーの回転軸線を画定する本体に連結された少なくとも1本の車軸を備えることができる。ここで、足の力と荷の重さとが、回転軸線のまわりで同じ方向に作用するように、回転軸線に対してリフトプラットホームと同じ側に足の力が加えられる。足係合可能部材は、同じ理由から回転軸線の同じ側にあるとよい。車軸は、2本の短車軸を含むことができる。
ハンドトロリーは、(例えば、リフト機構に)少なくとも1台の滑車(例えば、本体およびリフトプラットホームの両方または一方に対して固定された)と、足の力に基づいて釣り上げる力を加えるために滑車のまわりで張った状態にある線(例えば、線は、リフトプラットホームと部材とに連結することができる)とを備えることができる。
ハンドトロリー(例えば、本体に)は、足の力を加えるために操作者が引っ張り上げるように構成された(例えば、本体に対して配列された)少なくとも1つのハンドルを有することができる。
ハンドトロリーは、足力を加えるために操作者の足を受けるように構成された少なくとも1つの足プラットホームを(例えば、足係合可能部材に)備えることができる。
足プラットホームは、足プラットホームとハンドトロリーの可動部材との間に安全保護具を有することができる。
ハンドトロリーは、リフトプラットホームに荷を載せたり降ろしたりするために(例えば、リフトプラットホームに荷の積み降ろしをするために)リフトプラットホームに連結された拡張部材を含むことができる。
ハンドトロリーは、ハンドトロリーを動かした(例えば、押したり引いたりして)とき、荷を運ぶために、リフトプラットホームに隣接して設けられた運搬トレイを備えることができる(例えば、本体内に)。
リフトプラットホームは、足の力を加えている間、足が動いた距離と実質的に等しい距離だけ動くことができる。釣り上げる力と足の力とは、実質的に同じ大きさ(または強さ)であってよい。リフト装置の機械的利点は、実質的に単体(または一台)であることである。
方法は、複数の段階で下方向の足の力を加えることと、対応する複数の段階で釣り上げる力を加えることとを備えることができる。
方法は、特定の距離だけ足で足係合可能部材を動かす(下方向または上方向へ)ことと、対応する距離だけリフトプラットホームを動かす(それぞれ上方または下方へ)こととを備えることができる。
本願発明の好ましい実施形態は以下の図面を参照しながら、さらに説明されるが、これらはほんの一例にすぎない。
リフトプラットホームが初期停止状態にあるハンドトロリーの略示図である。 リフトプラットホームが高くなった状態にあるハンドトロリーの略示図である。 ハンドトロリーの一例の側面図である。 初期停止状態にあるハンドトロリーの正面図である。 初期停止状態にあるハンドトロリーの背面図である。 初期停止状態にあるハンドトロリーの上面図である。 リフトプラットホームが初期停止状態にあるハンドトロリーのステップの背面図である。 リフトプラットホームが完全に高くなった状態にあるハンドトロリーのステップの背面図である。 ハンドトロリーのリフトプラットホームの側面図である。 リフトプラットホームの背面図である。 リフトプラットホームが初期停止状態にあるハンドトロリーの滑車式リフト装置の側面図である。 リフトプラットホームが高くなる途中状態にある滑車式リフト装置の側面図である。 リフトプラットホームが完全に高くなった状態にある滑車式リフト装置の側面図である。 ハンドトロリーの保持解放アセンブリの側面図である。 拡張可能なハンドトロリーの側面略示図である。 拡張ハンドトロリーの側面略示図である。 ハンドトロリーのレバー式リフト装置の背面略示図である。 レバー式リフト装置の側面略示図である。 別の実施形態の保持解放アセンブリを備えたハンドトロリーの正面図である。 別の実施形態の保持解放アセンブリを備えたハンドトロリーの側面図である。 初期停止状態にある試作ハンドトロリーの正面斜視図である。 高くなる途中の状態にある試作ハンドトロリーの正面斜視図である。 完全に高くなった状態にある試作ハンドトロリーの正面斜視図である。 初期停止状態にある試作ハンドトロリーの背面斜視図である。 高くなる途中の状態にある試作ハンドトロリーの背面斜視図である。 完全に高くなった状態にある試作ハンドトロリーの背面斜視図である。 初期停止状態にある拡張可能な試作ハンドトロリーの側面斜視図である。 高くなる途中の状態にある拡張可能な試作ハンドトロリーの一例の側面斜視図である。 完全に高くなった状態にある拡張可能な試作ハンドトロリーの一例の側面斜視図である。 拡張状態の試作ハンドトロリーの側面斜視図である。 初期停止状態にある拡張部を有する試作ハンドトロリーの側面斜視図である。 完全に高くなった状態にある拡張部を有する試作ハンドトロリーの側面斜視図である。
概要
図1Aに示すように、本体102とリフトプラットホーム104とを含むハンドトロリー100は、(人であり、ユーザーとも呼ばれる)操作者106によって使用され、(操作者106の方へハンドトロリー100を傾けて、車輪110を転がしてハンドトロリー100を動かすことによって)輸送のために荷108を運ぶことと、操作者106が加える力(負荷とも呼ばれる)を使ってリフトプラットホーム104を昇降させることによって本体102に対して荷108を動かすこととの両方を行うことができるものである。
力すなわち負荷は、操作者の足の一方または両方を使って加えられる。負荷は、人の足によって加えられるので、それは、足の力、ペダル力、ペダル負荷、ペドモチブ(ペダル上での足の働きによる)力、またはペドモチブ負荷とも呼ばれる。操作者の片足または両足を通して負荷を加えることによって、操作者106は、自らの最も強い筋肉群の多くを使って負荷を加えることができる。加えられる力は、少なくとも若干の垂直すなわち下向きの成分を含み、これは、垂直負荷、垂直力、下方向負荷、または下向き力と呼ばれる。
ハンドトロリー100は、リフト装置を備える。リフト装置は、操作者106が自らの足の片方または両方を使って負荷を加えることができる可動部材112(足掛け部材、可動足プラットホーム、またはペダルとも呼ばれる)を含む。可動部材112に加えられた負荷は、リフト装置のリフト機構114(リフトとも呼ばれる)によってリフトプラットホーム104に伝達され、つり上げる力に変換される。リフト機構114は、可動部材112とリフトプラットホーム104との両方に機械的に連係されている。そのため、リフト機構114を備えるハンドトロリー100全体は、無動力であり得る。すなわち、荷108を昇降させるためのモーター、動力源、またはエンジンは、まったく必要とされない。
図1Aに示すように、ハンドトロリー100が初期停止状態にある場合、リフトプラットホーム104は、ハンドトロリー100の本体102の基台116に隣接して置かれる。初期停止状態では、荷108は、本体102に載っているリフトプラットホーム104に載っている。本体102は、車輪110と、地面118に接触している基台116とによって、地面118に支持されている。初期停止状態において、操作者106は、必要なら他の人とともに、輸送のために荷108をハンドトロリー100に移し、保管などのために荷108をハンドトロリー100から移すことができる。初期停止状態において、リフトプラットホーム104は、ハンドトロリー100から離れた方向に傾いて、先端が地面118の近くにあり、荷108の高くなった部分の下でハンドトロリー100が車輪によって担持される。基台116とリフトプラットホーム104とが荷108の下にある状態で、荷108をリフトプラットホーム104上に移動することで、リフトプラットホーム104はハンドトロリー100の方向へ傾く。
車輪110は、空気式タイヤよりも空気抜けによる収縮の少ないゲル充填タイヤであってよい。タイヤの収縮は、危険でありうる。タイヤの収縮によって、車輪110は本体102をもはや正しく支持しなくなるため、ハンドトロリー100が不安定になりうる。適切に膨張したとき、車輪110は、本体102を地面118上に支持し、本体102の重さおよび操作者106が加える負荷が、ハンドトロリー100を基台116の方向へ傾けやすく、すなわち、回転させやすくする。これにより、印加された負荷、ハンドトロリー100の重さ、および荷108の重さは、車輪110によって画定される回転軸線のまわりで同一方向に作用するようになる。対照的に、収縮したタイヤは、特に使用中、本体102を後方に傾けるので、操作者106が危険にさらされうる。
ハンドトロリー100は、基台116と堅く結合されてハンドトロリー100の「L」字形状断面を形成する一つ以上の部材を備える直立部120を含む。本体102は、直立部120の上端に操作者106が握るためのハンドル122を含む一つ以上の主ハンドルを有する。ハンドトロリー100は車輪110の一つ以上の車軸によって画定される回転軸線124のまわりで回転するので、操作者106は、ハンドル122を使用することにより、ハンドトロリー100の直立部120を後方へ、すなわち自分の方向へ傾けることによって、基台116とリフトプラットホーム104とを単純なレバー動作で地面から離れる方向に持ち上げることができる。ハンドル122は、操作者106が可動部材112を操作するとき、ハンドル122をしっかり握ることができ、また、荷を持ち上げるべくハンドトロリー100を回転させるのに、より長いアームが設けることができるように、直立部120の上端において、本体102と相対的に配置される。ハンドル122は、操作者106が、可動部材112に力を加えるとき、例えば、片足で可動部材112を押し下げるとき、または、両足で可動部材112の上に立つとき、自らを安定させることができるように、配置される。ハンドル122は、操作者106が、可動部材112に力を加えるとき、ハンドル122を引っ張ることによって、操作者の体重より大きい量の負荷(または強さ)を加えることができるように配置される。例えば、操作者106は、可動部材112の上に立つことにより、操作者の身体の質量に働く重力によって可動部材112に力すなわち負荷を加えることができる。その際、操作者106は、ハンドル122を引っ張ることによってこの負荷を効果的に増やし、それによって、ハンドル122に加えられた引張り力に基づいて可動部材112にさらなる下向きの力を加えることができる。操作者106によるハンドルへの引張力は、操作者の腕、背中、および足などの筋力の組み合わせに基づくものである。
リフトプラットホーム104は、リフトプラットホーム104の上昇およびリフトプラットホーム104の下降の両方に対して、印加した負荷によって本体102に関して動かすことができる。操作者106は、制御された(すなわち、操作者106によって制御された)方法で、リフトプラットホーム104の持ち上げにはより多くの負荷を加え、リフトプラットホーム104の下降にはより少ない負荷を加えることができる。操作者106は、可動部材112に加える自らの全体重の割合を制御すること、および本体102のハンドル122を引き上げたり引き下げたりすることの少なくとも一方によって、リフトプラットホーム104を動かすために加える負荷の量を制御できる。
図1Aに示すように、可動部材112、つまりリフト装置は、可動部材112が回転軸線124の前方にある場合、回転軸線124に対して基台116と同じ側で負荷を受けるように配置される。回転軸線124に対して基台116と同じ側で操作者106の負荷を受けることによって、ハンドトロリー100は、ハンドトロリー100が立った状態にあるとき、車輪110と基台116との間で荷108と操作者106との両方を支持する。操作者の負荷が、回転軸線124に対して基台116と反対側に加えられることになった場合、ハンドトロリーが立った状態にあるとき、操作者106が加えた負荷は、荷108(およびリフトプラットホーム104および基台116を含むハンドトロリー100の一部)への重力によって加えられる力に対抗して、ハンドトロリー100を操作者106の方向へ回転させようとするので、特に、荷108が操作者106より軽い場合、ハンドトロリー100は不安定になりうる。このように、操作者106は、可動部材112を使ってリフトプラットホーム104を持ち上げる一方、ハンドトロリーは、立った状態で安定してとどまることができる。
リフトプラットホーム104の上昇およびリフトプラットホーム104の下降の両方に対して、リフトプラットホーム104は、印加する負荷によって本体102に関して相対的に移動する。図1Aに示すように、初期停止状態では、通常、リフトプラットホーム104は、基台116に隣接して支持される。図1Bに示すように、持ち上げられた状態では、リフトプラットホーム104は、リフト機構114によって基台116から離れて上昇し、可動部材112は、基台116の方向へ動かされる。リフトプラットホーム104を上昇させるために、操作者106は、自らの足で可動部材112を下方に踏み込むか、下方へ押し下げるか、または踏み付けて、リフト機構114により力を発生させ、リフトプラットホーム104を上昇させる。リフトプラットホーム104を降ろすために、操作者106は、自らの片足(または両足)によって負荷を可動部材112に加え、その後可動部材112に加えた負荷(例えば、操作者の体重の一部)を減らしていく。このようにして、リフトプラットホーム104は、操作者の体重の印加部分(すなわち、操作者が自らの片足または両足によって加えた下方向の力)によって制御されるリフトプラットホーム104(および存在するなら、荷108)に作用している重力下で下降させることができる。したがって、操作者106は、自らの片足または両足によって加えられる垂直方向の力すなわち負荷の強さすなわち量を制御することによって、ハンドトロリー100の本体102に関して相対的なリフトプラットホーム104の高さを制御することができる。上述のように非常に重い荷108の場合、操作者106がハンドル122を引っ張り上げることにより生じる下方向への張力と共に、自らの全体重を含む負荷を加えることができる。
リフト装置は、単体または一台として構成することができるので機械的利点を有する。このように、加えられた足の力は、リフト機構114によって等しい大きさすなわち強さ(しかし、異なる方向)の釣り上げる力に変換される。この力の量は、多くの荷を持ち上げるために十分である。ほぼ単体として構成することができる機械的利点を有することによって、荷108は、可動部材112が移動する距離とほぼ同じ距離を移動する。したがって、荷は、操作者のひとつの工程(それは、対応する持ち上げ段階における複数工程のうちの一工程であってもよい)における操作者のステップ高さに等しい距離だけ上昇または下降させることができる。この利点によって、非単体の大きな機械的不利、例えば、ウインチ式システムを使う装置に比べて、荷の上昇および下降をより迅速に行うことができる。少ない回数の人間のステップ(例えば、1、2または3回)に連動して持ち上げられる高さは、保管または輸送(例えば、棚または実用車)に対して便利な高さまで荷108をつり上げるのに十分でありうる。機械的利点は、例えば、およそ80%、85%、90%、95%、100%、105%、110%、115%、120%などであってもよい。それは、操作者の予想される強さおよび体重、ならびに荷の予想される重量に基づいて選択される(また、荷108および部材112によって移動した距離と、部材112および荷108に作用する力との比率であって、機械的優位率に対応する)。
他の実施形態にかかるハンドトロリー200
他の実施形態にかかるハンドトロリー200(図2、3、4、および5で示すように)は、溶接された鋼製フレーム202とプラスチック車輪204とを有する本体を含む。
ハンドトロリー200は、1以上の可動部材を含む装置で、操作者が加える下向きの垂直力すなわち負荷を受けるための少なくとも1つの可動部材を含む。これらの可動部材は、図2、3、4、6A、および6Bで示すように、第1のステップ602(下部部材または下部ステップとも呼ばれる)と、第2のステップ604(上部部材または上部ステップとも呼ばれる)とを含む複数のステップ600を含む。
ハンドトロリー200は、図7Aおよび7Bに示すように、リフト基部702およびリフト直立部704を含む溶接された鋼製リフトプラットホーム形式のリフトプラットホーム700を備える。本例のハンドトロリー200は、図8A、8B,および8Cに示すように、対になった滑車802と、この滑車802の上を摺動するステンレス鋼ケーブル804とを含み、一端でステップ600に、他端でリフトプラットホーム700に連結されている滑車方式のリフト機構のリフト装置800を備える。ケーブル804は、張力がかかった線であるが、別の形態の引張線を代わりに使用してもよい。本例のハンドトロリー200は、図9に示すように、リフトプラットホーム700を基部に対して高い状態、すなわち持ち上げられた状態で保持するためにフレーム202に付けられた保持解放アセンブリ900を含む。
図2および3で示すように、フレーム202の直立部は、フレーム202の両側にある2つの略平行のC字形部分206で構成される。C字形部分206は、30mm×30mmの矩形断面寸法を有する「C」字形状の厚さ1.6mmの鋼鉄管によって形成される。C字形部分206の高さはおよそ1100mm(すなわち、およそ1メートルの長さ)であってよい。概して、これがハンドトロリー200の高さを画定する。上から見たとき、C字形部分206は、ハンドトロリー200の各側面にある2つのC字形部分206の間に溶接された複数の水平側面クロスバー208と、C字形部分206の上端部の間、フレーム202の前面にある2つの平行なC字形部分206の間、およびフレームの後部にある2つの平行なC字形部分206の間に延在する2つの平行な上部クロスバーおよび2つの平行な下部クロスバー404(図4に示す)とによって、フレーム202の四隅で保持されている。
図5で示すように、フレーム202は、リフト基部702の下にあって、リフト基部702のまわりに嵌合するフレーム基部210を含む。フレーム基部210は、図2に示すように、約12mm(すなわち、約0.5インチ)の高さと、図5に示すように、約300mmの前後長および約420mmの側面間の幅を有する。フレーム基部210の高さは、荷の下に滑り込ませるために薄くするべく、かつ、フレーム基部210までの荷揚げ距離を最小限に抑えるべく選択される。フレーム基部210は、リフト基部702を受けて支持するように構成されているので、フレーム基部210の大きさは、リフト基部702の大きさによって定義される(逆もまた真である)。フレーム基部210は、フレーム202の直立部(C字形部分206を含む)に溶接された鋼鉄部材で形成される。
フレーム基部210およびリフト基部702の大きさは、代表的な荷、例えば、商業、家庭、または産業の環境で使われる建材および装置の運搬および持ち上げのために十分な大きさのプラットホームを提供するように選択される。例えば、リフト基部702は、約50kg〜100kgの重さの土やセメントの袋を支えられるように構成される。フレーム基部210の大きさは、本例のハンドトロリー200の転倒の危険性を減らすために、立った状態にあるとき、ハンドトロリー200に安定性を与えるように、ハンドトロリー200の高さに比べ大きい基部面積を備えるように選択されてよい。
図4に示すように、2つの車輪204は、厚さ約18mmの鋼鉄から製造された共通/共有の鋼鉄製の車軸406に取り付けられている。図4に示すように、車軸406は、2つの後部のC字形部分206に溶接された2つのブッシング408形状の共軸線上に配置された軸受によってフレーム202に取り付けられている。車輪204は、鋼製リムにゴムタイヤを有し、約250mmの直径および約80mmの幅を有する。ブッシング408は、車軸406の回転軸線が、フレーム202の後方に位置するように、フレーム202の後部に取り付けられてよい。図2および5で示すように、立った状態にある本例のハンドトロリー200の場合、ハンドトロリー200のフレーム202および他の構成要素の重量は、概して車軸406の正面または前方側で支えられる。これによって、ハンドトロリー200の重量、リフトプラットホーム700上のすべての荷の重量、および操作者がステップ600に加える負荷は、車輪204の回転軸線の周りの同じ方向に加えられる。したがって、ハンドトロリー200は、荷および操作者の少なくとも一方によって負荷をかけられたとき、安定性と安全性を保つことができる。回転軸線に対してフレーム基部210と同じ側で操作者の負荷を受けることによって、本例のハンドトロリー200は、立った状態に置かれたとき、車輪204と基台116との間で荷108および加えられる負荷を支持することができる。フレーム202、荷、および操作者の負荷が、車輪204の回転軸線の両側で部分的に平衡している場合、車輪204は、旋回軸として作用し、フレーム基部210は、少なくとも部分的に地面から持ち上がる可能性がある。したがって、荷を積んだままでハンドトロリー200は動く可能性があり、不安定かつ危険である。
図2、4、および5に示すように、ハンドトロリー200の一つ以上の主ハンドルは、頂部ハンドル212と2つの側部ハンドル214とを含む。図4に示すように、頂部ハンドル212は、概してフレーム202の頂部全域に載置され、車軸406に対して略平行な概して直線の中心部と、2つの曲がった側面部分とを有し、当該側面部分によってフレームに連結されている。操作者が本例のハンドトロリー200の後方に立っているとき、操作者の手が頂部ハンドル212を握ることができるように、頂部ハンドル212は、約55mm(すなわち、約2インチ)だけフレーム202から間隔を置いて配置される。したがって、操作者は、ハンドトロリー200の動作中にステップ600を押し下げるかその上に立ったとき、自らを安定させ、かつ、頂部ハンドル212を引っ張り上げることができる。頂部ハンドル212は、フレーム202に溶接された直径約25mmの中空鋼管により形成されてよい。他の実施形態にかかるハンドトロリーにおいて、ゴム握りが頂部ハンドル212に取り付けてもよい。図5に示すように、側部ハンドル214は、車軸406に対してフレーム基部210と反対側に、フレーム基部210と地面とに略平行にフレーム202から突出してよい。図2に示すように、側部ハンドル214は、フレーム202の背面から約200mmの距離だけ延伸し、かつ、水平面から上方に約15度の角度で傾斜して(すなわち、地面およびフレーム基部210に対して上方に曲げられて)フレーム202から延伸してよい。また側部ハンドル214は、側部ハンドル214の遠位端部どうしが、フレーム202に取り付けられている近位端部どうしよりも、互いに離れる方向に距離をあけて配置されるようフレーム202から外に曲げられている。図5に示すように、2つの側部ハンドル214のそれぞれは、フレーム202の側面に平行な線から約15度曲げられている。側部ハンドル214は、直径約25mmの中空鋼管で形成され、管にはゴム握りが付いていてもよい。側部ハンドル214は、操作者がステップ600を押し下げるとき、または、その上に立つとき、自らを安定させることができる。また、(荷の運搬や搬送を含む場合も含まない場合も)本例のハンドトロリー200を車輪204で動かすことによってあちらこちらに移動する際、ハンドトロリー200の操縦および運搬を(押したり引いたりして)行うことができる。
複数のステップ600
複数のステップ600は、フレーム202の直立部分に沿って垂直方向に(上下に)摺動する第1のステップ602と第2のステップ604とを含む。ステップ600は、2段階でリフトプラットホーム700に負荷をかける。
ステップ600は、操作者が片足または両足によって加えた負荷を受けるための可動部材112を与えるべく、一緒に動作するように構成される。第2のステップ604は、第2のステップ604に付けられたアンカーボルト606を使って鋼鉄製のケーブル804の2箇所に取り付けられる。アンカーボルト606は、たとえば5/16インチのボルトであり、ケーブル804は、直径約5mmのステンレス鋼ケーブルであってよい。図8Aに示すように、ケーブル804は、対になった2つの滑車802から垂れ下がって、それぞれの滑車802の後部側で第2のステップ604の重量によって張られた状態で保持される。ケーブル804は、操作者が片足または両足を第2のステップ604に付けられた2本のケーブル804の間に入れることができるように、そして、第2のステップ604に加えられた負荷の力によってケーブル804に加えられた張力が、第2のステップ604に付けられた2本のケーブル804の間でほぼ均等に分配されるように、第2のステップ604の幅方向に対して略中央部で、かつ、第2のステップ604の長さ方向に対して両端部からほぼ対称な2カ所の位置において第2のステップ604に付けられてよい。
第1のステップ602は、収縮リンクによって第2のステップ604に連結される。収縮リンクによって、第1のステップ602に加えた下向きの負荷が第2のステップ604(したがって、ケーブル804の取り付け部分)へ伝達される。収縮装置(圧縮装置とも呼ばれる)は、第1のステップ602と第2のステップ604との最大離隔距離を画定する。図6Aに示すように、収縮リンクは、初期停止状態において、第1のステップ602の側端部から少なくとも第2のステップ604の位置まで伸長する2本の内管608の形式の内部部材を含む。図6Aに示すように、第1のステップ602の底部から、内管608は約390mm(約1.3フィート)の距離だけ垂直に(フレーム202を上方に)伸長し、第2のステップ604の底部は、第1のステップ602の底部から約240mm上方の位置にある。2つのステップ600の厚さは、約25mmまたは約30mmであってよい。第2のステップ604は、2本の内管608のそれぞれに嵌合する2本の外管610の形式の2つの摺動筐体を含み、外管610と内管608との間で相対運動が可能である。したがって、ステップ600は、図6Aに示した初期停止状態から図6Bに示した高くなった状態まで移動することができる。その場合、2つのステップ600は、概して互いに隣接する。図6Aおよび6Bに示すように、内管608は、内管608の頂部に保持器612を有する。保持器612は、内管608のそれぞれにねじ込まれた3/8インチの鋼ボルトと、ボルトで内管608のそれぞれの頂部に保持された保持座金とを含む。ここで、座金は、それぞれの内管602の断面積より大きく、かつ外管610の各内径の断面積より大きい面積を有する。例えば、内管602は、側辺約20mmおよび厚さ約1.6mmの等辺角鋼管であり、外管610は、側辺約25mmおよび厚さ約1.6mmの等辺角鋼管である。この場合、保持座金は、側辺約25mmの等辺炭素鋼角座金であってよい。第1のステップ602を下方に押したとき、第1のステップ602が、第2のステップ604に張力を加えて、第2のステップ604を下方に引くことができるが、収縮リンクは圧縮性なので、第2のステップ604は第1のステップ602の近くまで押し下げることができる。したがって、2つのステップ600を互いに接近させることができるが、内管608、外管610、および保持器612によって、2つのステップ600の最大離隔距離が画定されるという意味で、収縮リンクは、収縮性または圧縮性である。
使用中、複数のステップ600は、リフトプラットホーム700の2段階動作を提供する。第1の段階では、操作者は、第1のステップ602に片足または両足を置く。第1のステップ602は、フレーム202内で、地面と概して操作者の腰部(操作者が少なくとも片足を置くのに便利な高さ)との間の高さに吊るされている。初期停止状態におけるステップ600の高さは、内管608および外管610の長さ、ならびに滑車802から降りているケーブル804の長さを選択することによって調整される。例えば、第1のステップ602は、フレーム基部210の底部から約500mm(約0.5メートル)の高さで、地面より上方に吊るすことができる。第1のステップ602に加える下向きの力は、収縮リンクの外管610を下に引っ張る保持器612によって、等しい下向きの力を第2のステップ604に加える。第2のステップ604に生じた下向きの力は、ケーブル804の取り付け部分へ伝達されて、第2のステップ604に取り付けられたケーブル804の取付部分を下方へ(したがって、リフトプラットホーム700を上方へ)引っ張る。図4に示すように、2段階動作の第2の段階では、第1のステップ602は、フレーム202内の移動範囲の最下部まで押し下げられて、フレーム202の底部に対向して停止金具410で止まる。停止金具410は、フレーム202に付けられた5/16インチの鋼ボルトの形状であってよい。この途中まで高くなった状態では、第2のステップ604は、地面と操作者の腰部との間の第1の保持高さ、例えば、約200mmの高さに吊るされ、操作者は、第2のステップ604に自らの足を容易に載せられる。2段階動作の第2の段階では、下向きの負荷が、第2のステップ604に加えられ、その結果、第2のステップ604は内管608を滑り落ち、収縮リンクを収縮すなわち「圧縮」させた後(第2のステップ604のための載せ台の形状の働きをする)第1のステップ602に到達して、その上に載置される。第2のステップ604が、押し下げられるにつれて、ケーブル804の取り付け部分は、一対の滑車802からさらに引き下げられ、リフトプラットホーム700は、完全に高くなった状態で第2の保持高さまで上昇する。
複数のステップ600は、フレーム202内で、2つのC字形状部分206の後部で保持される。第2のステップ604は、フレーム202内で、第2のステップ604に堅く連結された外管610によって保持され、C字形状部分の後部に嵌合するのに必要な大きさに形成されている。2つの外管610は、それぞれC字形状部分206の後部の「C」字形部分に摺動可能に嵌合されて、レールの働きをする後部C字形部分内で垂直方向に移動することができる。後部C字形部分は、第2のステップ604のフレーム202に対する位置決めおよびアライメントを保つために外管610の外側に取り付けられる軸受面を有する。第1のステップ602は、後部C字形部分によってフレーム202内に保持される外管610に摺動嵌合する内管608によって、フレーム202内でアライメントおよび位置決めされる。第1のステップ602は、内管608の近位端部に溶接された2つのガイドノブ618を含む。ガイドノブ618は、外管610の各断面に略合致する水平方向の断面を有し、垂直運動において第1のステップ602をガイドするべく2つの後部C部分に摺動可能に嵌合する。後部C字形部分は、ステップ600をフレーム202の直立部分に沿って直線状にガイドするべく、外管610とガイドノブ618とをガイドする。
複数のステップ600のそれぞれは、いずれのステップ600において、操作者の片足または両足が前に進むのを止める足防護壁614を含む。この足防護壁614によって、操作者は、リフトプラットホーム700の昇降の際に、ケーブル804およびリフトプラットホーム700を備えた本例のハンドトロリー200の可動部分から保護される。それぞれの足防護壁614は、それぞれのステップ600に溶接されるか、または、それぞれのステップ600から折り曲げられた高さ約50mmの鋼板であってよい。
2つのステップ600はまた、足防護壁614に対して垂直に設けられ、それぞれのステップを左右両側に略二分するリッジ616を有し、ステップの一方の側で片足を受けることができる。足防護壁614によって、ユーザーは、足のかかとおよびつま先を車軸406に対して略平行に置くような姿勢で、ステップ600の1つに沿って足を置きにくくなる。この姿勢では、操作者のひざと下肢とは実質的にフレーム202の内側に置かれることとなり、複数の頂部クロスバー402の1つ、または第2のステップ604(足が第1のステップ602に置かれている場合)と操作者のひざおよび下肢とがぶつかる原因となる。この姿勢は、荷がリフトプラットホーム700上にあり、かつ操作者が、ステップ600の1つの上で自らの体重を制御しながらリフトプラットホーム700を下げようとしているとき、荷が重ければステップ600は急速に上昇する可能性があるので、特に懸念されうる。各リッジ616は、フレーム202の側面に対して略平行に(すなわち、車軸406の回転軸線に対して直角をなす面で)アライメントされて配置され、複数のステップ600のそれぞれの中央部に溶接された鋼板で形成されてよい。各リッジ616の高さは、図4、6A、および6Bに示すように、それぞれ対応する足防護壁614の高さの略半分であってよい。
複数のステップ600のそれぞれは、厚さ約1.6mm、一辺約25mmの等辺角鋼管のクロスバーを含む。
リフトプラットホーム700
図7Aおよび7Bに示すように、リフトプラットホーム700は、リフト基部702と、「L」字形状に溶接されたリフト直立部704とで構成される。リフト基部702は、厚さ約6mmの帯鋼からなる枠組みを含む。各帯鋼は、幅が約40mmであって、さまざまな荷を支えるためのウェブまたはフレームを形成するようフレーム基部210に平行に(すなわち、ハンドトロリー200が立った状態にある場合、地面に平行に)なるよう溶接されている。図5および7Aに示すように、リフト基部702は、長さが約300mmで、幅が420mmよりわずかに狭く、フレーム基部210に密接に嵌合されうる。図5に示すように、リフト基部702は、フレーム202の側面クロスバー208に略平行に(すなわち、本例のハンドトロリー200では前後方向に)配置された4つの帯鋼を有する。これらの4つの帯鋼は、リフト基部702の端部に取り付けられた2つの平行な帯鋼と、当該帯鋼の間に均一に配置されたもう2つの平行な帯鋼とを含む。図5に示すように、4つの平行な前後方向の帯鋼は、前部帯鋼と後部帯鋼とによって保持されてウェブを形成する。
リフト直立部704は、フレームの端部(すなわち、図7Bに示すように、頂端部、底端部、および2つの側端部)に4つのアングル鋼を有するリフト直立フレームとして形成される。リフト直立部に取付けられた金網706は、リフトプラットホーム700が、ハンドトロリー200によって保持される荷を支えるための背面支持部を形成する。リフト直立フレームは、水平頂部部材712、水平中央部材714、および水平底部部材716を含む。水平頂部部材712、水平中央部材714、および水平底部部材716は、長さ約318mm、厚さ約3mm、一辺約25mmの正方形アングル鋼を使って形成されてよい。側面部材は、長さ約486mm、厚さ約3mm、一辺約38mmの正方形アングル鋼であってよい。図7Bに示すように、水平中央部材714は、水平頂部部材712と水平底部部材716との間で略平行に配置される。
リフト直立部704は、水平中央部材714に固定された2つのケーブルアンカー708を有する。図7Bに示すように、ケーブルアンカー708は、リフト直立部704の側端部側に付けられる。図4に示すように、ケーブルアンカー708は、ケーブル804の前端部を保持するための円形軸受であってよい。ケーブル804の後端部分がステップ600によって引き下げられると、ケーブルアンカー708によって、リフトプラットホーム700が引き上げられる。ケーブルアンカー708は、リフトプラットホーム700の中心からほぼ等しい間隔で配置されているので、ケーブル804が釣り上げられたとき、全体として均一な上向きの力をリフトプラットホーム700に伝達できる。
図7Bに示すように、リフトプラットホーム700は、リフト直立部704の側面のそれぞれに2つのボール状の軸受710を有する。軸受710は、リフト直立部704の側面部材から外側かつ横向きに(車軸に対してほぼ平行に)延在する。軸受710は、それぞれC字形状部分206の「C」部に嵌合してよい。それぞれの軸受710は、約25mmの直径を有して、フレーム202の前方側の2つの垂直なC字形部分206の内側に嵌合し、C字形部分206に対して平行な上下通路(すなわち、本例のハンドトロリー200が立った状態にあるときの通常の垂直通路)でリフトプラットホーム700をガイドする。図5に示すように、C字形部分206は、軸受710をガイドするレールの働きをする。
滑車式リフト装置800
滑車式リフト装置800の一対の滑車802は、操作者106が可動部材112に加えた下向きの力を、滑車802のまわりで引っ張られて張力がかかった状態にあるケーブル804によりリフトプラットホーム700に上向きの力を伝達する。ケーブル804は、操作者の片足または両足によって加えられた負荷の方向を(可動部材112に加えられた)概して下向きから(リフトプラットホーム700に加えられる)概して上向きに変換する。
ケーブル804は、リフトプラットホーム700の垂直運動の持ち上げる力を、同じ方向かつ同じ点に加え続けるようにリフトプラットホーム700に接続される。ケーブル804はまた、リフトプラットホーム700の重心に接続されてもよい(重心への接続は、荷の均衡を保つ2つ以上の接続を含む)。このように、リフトプラットホーム700の重量は、直接、ケーブル804によって支えられるので、リフトプラットホーム700により加えられるハンドトロリー100の両側(左または右)のねじれ力が低減または回避される。対照的に、リフト機構にレバーを使う(例えば、図12Aおよび12Bに関して記述したように)ハンドトロリーの実施形態では、リフトプラットホーム104を持ち上げる上向きの力は、リフトプラットホーム104が動くにつれて、左または右へ移動する可能性がある。つまり、上向きの力がリフトプラットホーム104の中央に(すなわち、重心のまわりで均衡を保って)加えられないことに起因して、ねじれ力がリフトプラットホーム104に与えられうる。このねじれ力は、リフトプラットホーム104に荷が積まれたとき、リフトプラットホーム104に大きな影響を及ぼす可能性がある。
リフトプラットホーム700の昇降に用いられる2段階動作部は、(図8Aに示した)初期停止状態、(図8Bに示した)途中のリフト状態、および(図8Cで示した)完全なリフト状態の3つの状態の間で動く可動部分(ステップ600、リフトプラットホーム700、および滑車式リフト装置800)を有する。
初期停止状態では、リフトプラットホーム700は、それ自体の重量で押し下げられフレーム基部210にぴったりはまっている。ケーブル804と一対の滑車802とによって、ステップ600の重量は、ケーブルアンカー708を引っ張ることができる。リフトプラットホーム700の重量は、ステップ600の重量より大きいので、図8Aに示すように、初期停止状態では、リフトプラットホーム700は、可能な範囲の最低位置までフレーム基部210内に降りている。つまり、初期停止状態においてステップ600は、可能な範囲の最高位置まで持ち上げられている。最高位置であっても、第1のステップ602は、操作者が容易に登れる高さ(例えば、約400mm〜約600mmの高さ)である。リフトプラットホーム700を持ち上げるべく、操作者は、リフトプラットホーム700(およびリフトプラットホーム700上のすべての荷)の重量に起因する力より大きい下向きの負荷または力を第1のステップ602に加える。このようにして、ケーブル804に伝達された力によって、リフトプラットホーム700は持ち上がる。第1のステップ602にさらに重量を加えると、第1のステップ602は、フレーム202の底部近くの停止金具410によって定義される可能な範囲の最低位置まで押し下げられる。停止金具410は、第1のステップ602を、ハンドトロリー200の底部の方へ可能な限り移動することができ、リフトプラットホーム700を同じ距離だけ持ち上げられるように、配置される。図8Bに示すように、第1のステップ602が最低位置にある状態で、滑車式リフト装置800は、途中のリフト状態にある。上述したように、第1のステップ602に加えた下向きの力は、収縮リンクを介して第2のステップ604に対して対応する下向きの力を加える。したがって、途中のリフト状態において、第2のステップ604は、操作者に登りやすい位置まで降ろされている。
操作者は、第2のステップ604を押し下げて、リフトプラットホーム700を完全なリフト状態まで持ち上げることができる。このようにして、滑車式リフト装置800を介してリフトプラットホーム700にさらなる上向きの力を加えうる。収縮リンクによって、第2のステップ602は、より第1のステップ602に近づけられる。このようにして、第2のステップ602は、図8Cに示すように、第1のステップ602に隣接して押し付けられ、停止する。第2のステップ604を第1のステップ602に近づけることによって、第1のステップ602によって持ち上げられた距離より長い距離で、リフトプラットホーム700を持ち上げることができる。このようにして、操作者は、ステップ600が操作者にとって便利な高さより低くなったとき、ステップ600のそれぞれに力を加えることができる。
第1のステップ602が地面から約630mmの高さにあり、第1のステップ602が約500mmだけ下方に進み、かつ、第2のステップ604が約200mmだけ途中のリフト状態から下方へ進んだ場合、リフトプラットホーム700は、約700mm(例えば、図8Cに示す例において760mm)の距離だけ持ち上げられることになる。
完全なリフト状態にあるリフトプラットホーム700の高さは、一般的な体格の操作者が、本例のハンドトロリー200の荷を積み降ろしするのに、実質的に自らの背中を曲げたり、不便または危険な姿勢になったりすることなく、高くなったリフトプラットホーム700の荷に近づくのに好ましい高さである。
保持解放アセンブリ900
本例のハンドトロリー200の保持解放アセンブリ900は、リフト装置800が、高くなったいずれかの状態にあるリフトプラットホーム700を保持していないとき、リフトプラットホーム700を高くなったいずれかの状態(すなわち、途中のリフト状態および完全なリフト状態を含む)に保持するべく、フレーム202に取り付けられている。
本例の保持解放アセンブリ900は、一対の厚さ約1.6mmの一辺約20mmの正方鋼管904内に保持された、一対の平行な一辺約16mmの正方ロッド902を含む。
図3に示すように、2本の鋼管904は、フレーム202の上部で、フレーム202の両側において、フレーム202の直立部分のほぼ同じ高さに溶接され、操作者による保持解放アセンブリ900の手動アクセスおよび操作ができるようになっている。鋼管904は、著しいよじれ、ねじれ、または回転の力がリフトプラットホーム700に加わることなく、ロッド902がリフトプラットホーム700を保持できるように、フレーム202の中心から略等しい距離に固定される。それによって、リフトプラットホーム700の重量は、ロッド902全体に均一に分配されるようになる。
ロッド902と鋼管904とは、側面クロスバー208に対して略平行に(すなわち、ほぼ前後方向に)整列配置される。ロッド902は、フレーム202に対してリフトプラットホーム700を保持または解放するべく、それぞれの鋼管904に沿って長手方向に移動できる。ロッド902は、それぞれの鋼管904から外側へ動き、リフトプラットホーム700の通路に突出するように形成される。このようにして、ロッド902は、鋼管904から突出して、リフトプラットホーム700を、高くなったいずれの状態にも保持することができる。途中のリフト状態では、ロッド902は、リフト直立部704の頂部部材の下で突出する。このようにして、リフトプラットホーム700を途中のリフト状態で保持する。完全なリフト状態では、ロッド902は、リフト直立部704の中央部材の下で突出する。このようにして、リフトプラットホーム700を完全なリフト状態に保持する。それぞれのロッド902は、それぞれの鋼管904内の圧縮ばね906を含む保持解放アセンブリ900のそれぞれのばねによって与えられる外側に押し出す力によって、それぞれの鋼管904から突出してよい。
ロッド902は、ロッド902の遠位端部の下側に角度のあるカム作用表面916を有する。カム作用表面916は、上昇中に頂部部材または中央部材がロッド902の遠位端部の下側表面にぶつかったとき、ロッド902を鋼管904の中に押し込む。頂部部材および中央部材は、それらの上部縁端部にカム作用表面を有してよい。カム作用表面は、ロッド902のカム作用表面916と協働してロッド902を内側に押し込む。ロッド902は、頂部部材および中央部材が上昇するにつれて、各ばね906の外側に押し出す力に対抗して、頂部部材および中央部材によって鋼管904の内部に押し込まれる。
本例の保持解放アセンブリ900は、ロッド902用の解放ハンドル908を含む。解放ハンドル908は、一端において、一本のロッド902の内端部に取り付けられ、他端において、フレーム202に固定されたガイドピン910の先端に当接される。解放ハンドル908は、C字形部分206に平行に伸長する長さ約100mm(約4インチ)、幅約25mm、厚さ約6mmの鋼帯であってよい。操作者は、解放ハンドル908をハンドトロリー200の後方、かつ、フレーム202の後部のひとつのC字形部分206の方へ手動で引くことにより、一方のロッド902を対応するひとつの鋼管904の中へ引き戻し、リフトプラットホーム700の通路からロッドを外へ出すことができる。解放ハンドル908がガイドピン910に沿って移動するにしたがい、ロッド902はそれぞれの鋼管904に沿って移動して、ばね906を引っ張る。解放ハンドル908は、圧縮ばね906によって、前方の位置に保持される。解放ハンドル908を操作者が手動で操作してばね906から離れる方向へ押し付けるにつれ、解放ハンドルは、圧縮ばね906がロッド902に加えている力と逆にロッド902を鋼管904の中に押し込む。解放ハンドル908は、操作者の手の指が解放ハンドル908のまわりに伸びて、親指が後部C字形部分206の対応する部分のまわりに伸びた状態でグリップにより保持され、本例の保持解放アセンブリ900は解放状態に保持される。このようにして、リフトプラットホーム700は、高くなった位置およびロッド902から下に落ちることができる。
本例の保持解放アセンブリ900は、操作者の手を危険と怪我とから保護するべく、保持解放アセンブリ900と、リフト装置800の可動部品、特に、一対の滑車802およびケーブル804との間に手防護具912を備える。手防護具912は、ケーブル804と、保持解放アセンブリ900を操作する操作者の手(および主に操作者の指)が置かれる(解放ハンドル908での位置によって画定される)場所との間にある平板によって形成される。
図13Aおよび13Bに示すように、他の実施形態にかかる保持解放アセンブリ1300では、ガイドピン910は除去されており、ハンドル908の上端部は手防護具912のほぼ水平の部分から切り取られ、概して縦長の矩形経路にガイドされる。
図13A、13B、および14Aに示すように、本例の保持解放アセンブリ1300は、保持解放アセンブリ900と同じ手防護具912を有してよい。
保持解放アセンブリ900は、それぞれのロッド902に堅く連結されてそれぞれの鋼管904内に挿入されたねじ付きロッド914を有する。図9に示すように、ねじ付きロッド914のそれぞれは、解放ハンドル908の下端部の対応する端部(各ねじ付きロッドが貫通している)の両側でねじ付きロッドに螺合する2つのナット918を含む。このようにして、解放ハンドル908によってロッド902を鋼管904の中に引き込むべく、ロッド902に堅く連結された解放ハンドル908の下端部は保持される。ナット918は、鋼管904の内側端部に対して設置され、解放ハンドル908と鋼管904との間に配置された内部ナットを含み、このナットは、解放ハンドル908の前方位置を画定する。ねじ付きロッド914は、ねじ付きロッド914の内側端部に堅く連結されているロッド902と内部ナットとの間の距離を画定することによって、鋼管904からロッド902が突出する距離を制御することができる。突出距離の範囲は、頂部部材および中央部部材が上昇して、ロッド902を鋼管904の中に押し込むとき、カム作用表面916が頂部部材および中央部部材と協働できるように、かつ、リフトプラットホーム700を途中のリフト状態または完全なリフト状態に確実に保持できるように、頂部部材および中央部部材の下でロッド902が十分に突出するよう選択される。本例の保持解放アセンブリは、ねじ付きロッド914を回して外すことによって取り外すことができる。
保持解放アセンブリは、操作者がハンドトロリー100の後に立っているとき、および操作者が可動部材112の上に足を置いているか、あるいは立っているとき、ハンドトロリー100の本体102の操作者106が容易に手で触れられる高さに取り付けられる。概して、保持解放アセンブリは、ハンドル122と同じか、少し下の高さに配置される。
拡張可能なハンドトロリー1000
他の実施形態にかかるハンドトロリーは、拡張可能なハンドトロリー1000である。図10に示すように、拡張可能なハンドトロリー1000は、リフトプラットホーム1002が拡張部材、例えばリフト基部の遠位端部に取り付けられ、リフトプラットホーム1002の前端部に沿った軸線のまわりで回転するコンベア拡張部1004を含む。リフト基部902の面を効果的に延長することで、コンベア拡張部1004に沿って荷を転がす/搬送することによってリフトプラットホーム1002の荷を搬入出することができる。図10に示すように、例えば、コンベア拡張部1004は、(例えば、約700mmの高さまで高くなった状態の)リフトプラットホーム1002と、リフトプラットホーム1002よりわずかに高いかまたは低い(例えば、約1000mmの高さ)移動または保管用プラットホーム(例えば、トラックトレイ)との間に連続プラットホームを設けることができる。
拡張トロリー1100
他の実施形態にかかるハンドトロリーは、拡張ハンドトロリー1100である。拡張ハンドトロリー1100は、拡張トロリー1100の本体1102が、本体1102の拡張された基部の一部として運搬トレイ1104を有する。図11に示すように、運搬トレイ1104は、2つの主車輪1106と、拡張トロリー1100の前端部および後端部の方に位置する2つまたは4つ(6つまたは8つでもよい)のキャスター車輪1108を有する。拡張トロリー1100は、概して主車輪1106によって支えられ、キャスター車輪1108によって平衡が保たれている。平坦な地面で主車輪1106を差動運動させることにより、拡張トロリー1100を回転させることができる。拡張トロリー1100は、ハンドトロリー100と同じ方法によっては後方へ傾けることはできないが、直立状態で、複数の運搬位置1110の運搬トレイに散在する荷を保持して移動することができる。一カ所の運搬位置1110で運搬されるそれぞれの荷は、リフトプラットホーム104の形式のリフト1114の上のリフト位置1112へ移動される。リフト1114は、リフトプラットホーム104と同じ方法で、操作者がリフト1114を動かす可動バー1116を押し込むか引っ張るかすることによって持ち上がる。
拡張トロリー1100は、スーパーマーケットまたは倉庫の環境で使用でき、棚の積み降ろしに好適な高さへリフト位置1112の荷を容易に持ち上げることができるとともに、スーパーマーケットまたは倉庫の周辺にある複数の荷を運搬位置1110に置いて搬送することもできる。
試作品
図14A〜図14Fに示すように、ハンドトロリー200は、試作品のハンドトロリー1400として形成される。図14A〜図14Fにおいて、ハンドトロリー200と同じ部材には同じ符号を付している。ハンドトロリー200と同様に、試作品のハンドトロリー1400は、初期停止状態(図14Aおよび14Dに示される)、途中のリフト状態(図14Bおよび14Eに示される)、および完全なリフト状態(図14Cおよび14Fに示される)の間で移動するリフトプラットホーム700を備える。
拡張可能なハンドトロリー1000は、試作品の拡張可能なハンドトロリー1500として形成することができる。図15A〜図15Dに示すように、拡張可能なハンドトロリー1500は、コンパクタなどの装置を、地面からトラックの積み込み高さまで、持ち上げることができる。図15A〜図15Dにおいて、図10に示したハンドトロリー1000と同じ部材には同じ符号を付している。拡張可能なハンドトロリー1000と同様に、試作品の拡張可能なハンドトロリー1500は、初期停止状態(図15Aに示すように)から、途中のリフト状態(図15Bで示すように)、および完全なリフトすなわち完全に高くなった状態(図15Cおよび15Dに示すように)の間で動くことができる。試作品の拡張可能なハンドトロリー1500はまた、リフトプラットホーム1002の遠位端部とトラックトレイとの間に拡張されるコンベア拡張部1004を備えた(図15Dに示すように)拡張状態に変形することもできる。図15Dに示すように、荷は、コンベア拡張部1004のコンベアベルトまたはローラーを介して搬送される。図15A〜図15Cに示すように、リフトプラットホーム1002に荷がある状態で、コンベア拡張部1004は、荷に隣接する弾力性のあるストラップによりコンベア拡張部1004の閉じた位置に荷を保持できる。
図16Aに示すように、拡張トロリー1100は、初期停止状態と、図16Bに示すように、高くなった状態との間で動作できる試作品の拡張トロリー1700として形成できる。図11、16A、および16Bにおいては、拡張ハンドトロリー1100と同じ部材には同じ符号を付している。
変形例
他の実施形態にかかるハンドトロリーは、負荷の力(操作者の片足/両足によって加えられる)を可動部材112からリフトプラットホーム104へ伝達するために、レバー式のリフト装置1200(滑車式リフト装置800の代わりに)を含むリフト機構114を使用する。レバー式リフト装置1200は、ケーブルおよび滑車の代わりに、または、それらに加えて、複数のレバーを含む。レバー式のリフト装置1200において、可動部材112は、上部突起1202を押し下げる。上部突起1202は、可動部材112とリフトプラットホーム104との間において、旋回軸1206のまわりにレバー1204を回転させる。レバー1204は、下部突起1208を有する。図12Aおよび12Bに示すように、下部突起1208は、可動部材112が押し下げられるにつれて、レバー1204の回転によって押し上げられ、リフトプラットホーム104の下部側面に機械的に係合して、リフトプラットホーム104を押し上げる。旋回軸1206は、本例のハンドトロリーの本体102に取り付けられた複数のアーム1210によって、車輪110の回転軸124に対してほぼ直角の水平方向に保持される。アーム1210は、可動部分がアーム1210に接触することなく動けるよう、可動部材112、上部突起1202、下部突起1208、およびリフトプラットホーム104の間で、本体102の両側面方向に伸長している。
内管608、保持器612、および外管610を含む、上述したリフト機構114の収縮リンクに代わって、別の収縮リンクが実装されてもよい。別の収縮リンクは、ケーブルであり、例えば、ステップの両端部で下部の第1のステップと上部の第2のステップとの間に連結されて概して垂直に伸びる鉄鋼製ケーブルなど(例えば、各ステップの水平隅に2本のケーブルまたは4本のケーブル)を垂らして形成される。これらのケーブルが、圧縮されてたるんだとき、これらのケーブルがハンドトロリー100の他の部分と干渉するのを防止するために、ケーブルの誘導具または防護具が使われてよい。他の実施形態にかかるハンドトロリーでは、収縮リンクは、下部ステップに連結された内管形状の2つの内部部材と、上部ステップに連結された、内管のまわりに嵌合する外管形状の2つの摺動筐体とを含んでもよい。
ステップ600は、第1のステップ602および第2のステップ604のそれぞれの上に操作者の片足のみが乗るように構成されてもよい。この構成の場合、ステップ600は、片足の大きさに作られた足パッド、および、ステップ600に片足より大きいものが置かれるのを防止する足防護壁の少なくとも一方を含む。例えば、2つのステップ600のそれぞれは、1つのステップ600に2以上の足から力が加わることを防ぐべく、付加的なリッジまたは壁を含む。この片足構造によれば、ハンドトロリー100がリフトプラットホーム104および基台116から離れる方向に平衡を失った場合、ハンドトロリー100の上に立った操作者が、ハンドトロリー100を制御することがより困難になるため、操作者はステップ600に両足を置きづらくなる。
滑車802を保持解放アセンブリの下に(例えば、保持解放アセンブリ800とステップ600との間に)設置してもよい。その結果、操作者の手は、保持解放アセンブリの可動部分、例えば、一対の滑車802およびケーブル804への接触から保護される。これにより、保持解放アセンブリは、手防護具912なしで構成できる。
ハンドル122は、頂部ハンドル212を含まないように構成されてもよい。このようにして、操作者は、側部ハンドル214を握るように促される。側部ハンドル214を握ることにより、操作者は、ハンドトロリー100を使用する際、より良い平衡を保つことができる。ハンドル122は、保管および搬送のために着脱可能であってもよい。例えば、側部ハンドル214は、ハンドトロリー100の本体102にねじ込む、または、ねじ止めするためのねじ付き端部を含んでもよい。頂部ハンドル212は、本体102に着脱可能に滑り込ませてもよい。側部ハンドル214は、本体102の後部の頂部に着脱可能に取り付ける湾曲したハンドルであってもよい。
回転軸線124を画定する車軸である鋼車軸406は、1本の車軸の代わりに2本の短車軸を含んでよい。それぞれの短車軸は、フレームに連結された一つのブッシング408に嵌合することによって、本体102の後ろで、2つのブッシング408の間に延在することなく、それぞれの車輪110に連結する。こうすることによって、操作者の足は、車軸406の高さより下にステップ600を押し下げることができ、可動部材112を回転軸線124の高さより下に動かすことができる。ステップ600のより低い下端位置を有することで、リフトプラットホーム104の持ち上げ範囲をより高くできる。あるいは、より低い下端位置は、ステップ600を含む装置をより低い開始位置に(例えば、地上約480mmから地上約350mmに)下げることができる。これにより、第1(下部)ステップ602に、より安全かつより容易に乗ることができ、操作者は(より快適な開始位置によって)より大きな足力を最初に加えることができる。
ハンドトロリー100は、ケーブル804が破断したとき、ケーブル804の一部を捕まえるためのフォークおよびケーブル締め具を含んでも良い。このようにして、操作者の保護を改善することができる。
リフトプラットホーム700は、ロッド902を鋼管904に押し込むためのロッド902のカム作用表面916と協働するように構成された上面カム作用表面を有する固定突起物を含んでよい。固定突起物は、リフトプラットホーム700を途中のリフト状態および完全なリフト状態で保持するべく、選択された高さで、リフトプラットホーム700の直立側面部材に取付けられる。固定突起物は、ロッド902が、リフトプラットホーム700を途中のリフト状態および完全なリフト状態で保持するべく伸ばされたとき、ロッド902の上部表面の頂部に係合する下部係合表面を有する。
リフトプラットホーム104は、例えば、リフトプラットホーム700の固定突起物に類似した複数の固定突起物を含むことができ、それらは、一組の歯を有するラチェットを形成する。歯は、リフトプラットホーム104が一旦引き上げられると、複数の保持される(すなわち「係合される」)高さのうちの選択された高さに、リフトプラットホーム104を解放可能に保持するべく、歯止め機構のロッド902と協働する。操作者が足力を加えることによって、地面118より上の所望の複数の高さにリフトプラットホーム104を歯止め機構によって保持できるように、リフトプラットホーム104上の歯の位置を選択することができる。例えば、リフトプラットホーム104上の一連の歯に対して、操作者は、荷108を持ち上げる棚または車両トレイの高さに基づいて選択される、完全なリフトまたは途中のリフト状態の高さに、リフトプラットホーム104を持ち上げることができる。歯は、リフト直立部704の後部に(つめがフレーム202に取り付けられて)取り付けてよい。または歯は、フレーム202に取り付けられ、つめがプラットホーム700に取り付けられてもよい。リフトプラットホーム104を係合高さから降ろすために、つめは、保持解放機構によって解放可能である。
本体102は、操作者の指が解放ハンドル908とフレーム202との間に挟まるのを防止するべく、解放ハンドル908の内側面のそれぞれに手の防護具または板を含んでよい。手防護具はまた、2つの解放ハンドル908の間のフレーム内に操作者が手を置くことを防止するべく、本体102の外側からしか解放ハンドル908に接触できないように構成されてもよい。ハンドトロリー100は、滑車802と物が接触しないように、一対の滑車802への接触を実質的に防ぐ側板を含むことができる。
ハンドトロリー100は、操作者を荷108から保護するために、本体102に保護網を含むことができる。例えば、保護網は、操作者がハンドトロリーの後部から直立部120を通ってリフト機構102の可動部分、可動部材112、リフトプラットホーム104、または移動中の荷108などへ、なにか物体を挿入するのを阻止するべく、ハンドトロリー200の2つのC字形部分206の間に取付けられる金属網であってもよい。
ハンドトロリー100は、両車輪110の間で両車輪110に隣接した本体102のハンドトロリー100の後部にそれぞれ小さい突起部またはプラットホームを含んでよい。しかし、操作者の足を可動部材112上に置くために、それぞれの突起部またはプラットホームの間には、空間が設けられてよい。例えば、可動部材112が、最も高い位置にあるとき、これらのプラットホームによって、操作者は、ステップ600の上に足を置く前または置いた後に、本体102の上に足を置くことができる。例えば、ハンドトロリー200が、初期停止状態にあるとき、該プラットホームから第2のステップ602に足を置く(および再び戻る)のは、床から直接第2のステップに足を置くより容易である。
応用例
リフト機構114、および、特に、滑車式リフト装置800は、機械的利点(すなわち、可動部材112に加えた負荷がリフトプラットホーム104に加えられる釣り上げ力の増加量となる)を提供するように構成できる。ハンドトロリー200は、ステップ600の押下距離と等しい距離だけリフトプラットホーム700を持ち上げることができる。操作者が第1または第2のステップを押し下げた距離と等しい距離だけ、迅速にリフトプラットホーム700を持ち上げることができる。複数の持ち上げ動作によりリフトプラットホーム104は約700mmの高さに達する。これらの動作は、ギア機構を利用しておらず、機械的利点を備えている。この高さは、人が正しい姿勢で持ち上げるために、保管および搬送のプラットホームへの積み込み積み降ろしのために好適な高さである。
ハンドトロリー100は、異なる用途向けに異なる大きさで構成できる。例えば、軽量の実質的にはアルミニウム製トロリーは、商業および家庭の用途向けで、大型の鉄鋼製フレームのトロリーは、商業および産業の用途向けである。
ハンドトロリー100は、ビンまたは、水、清涼飲料、ワインおよびビールの箱を搬送するために、商用接待環境、例えば、ホテル若しくはレストラン、または農業環境、例えば、ブドウ園で使用できる。
リフトプラットホーム104は、地面に取り付けられているか、埋め込まれている柵柱または鉄製柵柱などの荷を持ち上げるのにも使用できる。もう一方の突起部をリフトプラットホーム104より上でかつ近くに、柵柱または鉄製柵柱上に形成するものとする。操作者106は、ハンドトロリー100のリフト機構を動かして、リフトプラットホーム104を柵柱または鉄製柵柱の突起部の下に係合させて、リフトプラットホーム104を持ち上げることにより柵柱または鉄製柵柱を地面から引き抜くことができる。
解釈
本発明の範囲を逸脱することなく多くの修正が可能であることは当業者に明白である。
本明細書において参照したいずれの先行出版物(またはそれに由来する情報)またはいずれの既知の事項は、先行出版物(またはそれに由来する情報)または既知の事項が、本明細書の関連する分野に共通の一般知識の一部を形成するということを承認、了解または示唆するものではない。
関連出願
本願は、2010年8月30日付け出願のオーストラリア特許仮出願第2010903879号に関連し、その全体を参照文献として組み込むものである。
参照符号リスト
品番 関連表現
100 ハンドトロリー
102 本体
104 リフトプラットホーム
106 操作者
108 荷
110 車輪
112 可動部材
114 リフト機構
116 基台
118 地面
120 直立部
122 ハンドル
124 回転軸線
200 ハンドトロリー
202 フレーム
204 車輪
206 C字形部分
208 側面クロスバー
210 フレーム基部
212 頂部ハンドル
214 側部ハンドル
402 頂部クロスバー
406 車軸
408 ブッシング
410 停止金具
600 ステップ
602 第1のステップ
604 第2のステップ
606 アンカーボルト
608 内管
610 外管
612 保持器
614 足防護壁
616 リッジ
618 ガイドノブ
700 リフトプラットホーム
702 リフト基部
704 リフト直立部
706 鋼網
708 ケーブルアンカー
710 軸受
712 頂部部材
714 中央部材
716 底部部材
800 滑車式リフト装置
802 滑車
804 ケーブル
900 保持解放アセンブリ
902 ロッド
904 鋼管
906 圧縮ばね
908 解放ハンドル
910 ガイドピン
912 手防護具
914 ねじ付きロッド
916 カム作用表面
918 ナット
1000 拡張可能ハンドトロリー
1002 リフトプラットホーム
1004 コンベア拡張部
1100 拡張ハンドトロリー
1102 本体
1104 運搬トレイ
1106 主車輪
1108 キャスター車輪
1110 運搬位置
1112 リフト位置
1114 リフト
1116 可動バー
1200 レバー式リフト装置
1202 上部突起部
1204 レバー
1206 旋回軸
1208 下部突起部
1210 アーム
1300 保持解放アセンブリ
1400 ハンドトロリー
1500 拡張可能ハンドトロリー
1600 拡張ハンドトロリー

Claims (26)

  1. 本体と、
    前記本体に対して移動可能なリフトプラットホームと
    を備え、
    操作者の足の力を、荷を釣り上げる力に適用したハンドトロリー。
  2. 前記足と係合する少なくとも1つの部材と、
    リフト機構と
    をさらに備え、
    前記部材は、下方向に加えられる足の力を受けるように構成され、前記リフト機構は前記部材および前記リフトプラットホームに機械的に連係し、前記部材に加えられた足の力に基づいて、前記リフトプラットホームに前記釣り上げる力を加える、請求項1に記載のハンドトロリー。
  3. 前記リフトプラットホームを高くなった状態に保持し、かつ、前記リフトプラットホームを前記高くなった状態から解放する、保持解放アセンブリをさらに備える請求項1または2に記載のハンドトロリー。
  4. 前記保持解放アセンブリは、複数の保持高さで前記リフトプラットホームを保持するように構成されている、請求項3に記載のハンドトロリー。
  5. 前記保持解放アセンブリは、前記リフトプラットホームを前記高くなった状態で保持するよう保持方向に動く一つ以上のロッドを有する、請求項3または4に記載のハンドトロリー。
  6. 前記保持解放アセンブリは、前記リフトプラットホームを解放するよう、前記操作者が操作する一つ以上の解放機構を有する、請求項3から5のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  7. 前記釣り上げる力を与えるべく、複数の段階で前記足の力を受けるように構成されたリフト装置をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  8. 前記リフト装置は、
    第1の段階で前記足の力の第1部分を受ける下部部材と、
    前記第1の段階の次の第2の段階で前記足の力の第2部分を受ける上部部材と、
    を有する、請求項7に記載のハンドトロリー。
  9. 前記リフト装置は、前記下部部材と前記上部部材との間に設けられ、前記上部部材と前記下部部材との最大離隔距離を定義する、収縮リンクを有する、請求項8に記載のハンドトロリー。
  10. 前記収縮リンクは、
    少なくとも1つの内部部材と、
    少なくとも1つの筐体と
    を含み、
    前記筐体は、前記収縮リンクを収縮させるよう、前記内部部材を覆って摺動するように構成される、請求項9に記載のハンドトロリー。
  11. 前記下部部材に下向きの力を加えると、前記釣り上げる力を加えることができ、前記上部部材に下向きの力を加えると、前記下部部材に関して前記上部部材を相対的に下方に動いて釣り上げる力が加わるように、前記下部部材は前記上部部材に連結される、請求項8に記載のハンドトロリー。
  12. 前記釣り上げる力を加えるべく、前記収縮リンクを介して前記下部部材は前記上部部材に連結される、請求項11に記載のハンドトロリー。
  13. 前記本体に連結され、前記ハンドトロリーの回転軸線を定義する少なくとも1本の車軸をさらに備え、
    前記足の力および前記荷の重量が、前記回転軸線のまわりで同じ方向に作用するように、前記足の力は、前記リフトプラットホームと前記回転軸線の同じ側に加えられる、請求項1から12のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  14. 少なくとも1台の滑車と、
    前記足の力に基づいて前記釣り上げる力を加えるべく、前記滑車のまわりで張った状態にある線と
    をさらに備える、請求項1から13のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  15. 前記操作者が、前記足の力を加えるべく、引っ張り上げるように構成された少なくとも1つのハンドルをさらに備える、請求項1から14のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  16. 前記足の力を加えるのに前記操作者の前記足を受けるように構成された少なくとも1つの足プラットホームをさらに備える、請求項1から15のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  17. 前記足プラットホームは、前記足プラットホームと前記ハンドトロリーの可動部材との間に安全保護具を有する、請求項16に記載のハンドトロリー。
  18. 前記リフトプラットホームに前記荷を載せたり降ろしたりするための、前記リフトプラットホームに連結された拡張部材をさらに備える、請求項1から17のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  19. 前記ハンドトロリーを動かしているとき、前記荷を運搬するための、前記リフトプラットホームに隣接して設けられた運搬トレイをさらに備える、請求項1から18のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  20. 前記リフトプラットホームは、前記足の力を加えている間に前記足が移動する距離と略等しい距離を移動する、請求項1から19のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  21. 前記釣り上げる力と前記足の力とは、略等しい、請求項1から20のいずれか一項に記載のハンドトロリー。
  22. ハンドトロリーの操作方法であって、
    前記ハンドトロリーに、下向きの足の力を加える工程と、
    前記下向きの足の力を釣り上げる力に変換する工程と、
    前記釣り上げる力を前記ハンドトロリーのリフトプラットホームに加える工程と
    を備える方法。
  23. 前記下向きの足の力を複数の段階で加える工程と、
    前記釣り上げる力を対応する複数の段階で加える工程と
    をさらに備える、請求項22に記載の方法。
  24. 足係合可能部材を選択した距離だけ前記足で移動させる工程と、
    前記リフトプラットホームを対応する距離だけ移動させる工程と、
    をさらに備える、請求項22または23に記載の方法。
  25. 前記足の力と前記釣り上げる力とは、略同じ大きさである、請求項22から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記ハンドトロリーの少なくとも1本の車軸の回転軸線に対して、前記リフトプラットホームと同じ側に前記足の力を加える工程をさらに備え、
    前記足の力と前記リフトプラットホームの重量とが、前記回転軸線のまわりで同じ方向に作用する、請求項22から25のいずれか一項に記載の方法。
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