JP2013538823A - 体力増進用(forstrength)カルシウム強化組成物、栄養補助水、及びその調製方法 - Google Patents

体力増進用(forstrength)カルシウム強化組成物、栄養補助水、及びその調製方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、食用製品及び水飲料のための栄養素強化組成物を提供する。より特定すれば、本発明は、calcium lactate gluconate、銅イオン源、酸性度調整剤、及びクラスII保存剤(202)を含むカルシウム強化組成物を提供する。本発明は、さらに、ヒトにおけるカルシウムの欠乏を補うための栄養補助水及び栄養強化水飲料を提供する。

Description

本発明は、健康を改善するための栄養素強化組成物、栄養補助水、及びその調製方法を提供する。より特定すれば、本発明は、カルシウム強化組成物と、経口スナック(oral snack)、より特定すれば栄養強化飲料中でのその使用とを提供する。
微量栄養素は、生涯にわたり小量で必要な栄養素である。微量栄養素は、より大量に必要とされる常量ミネラル(macro−mineral)とは対照的に、ヒトの体にごく小量(一般に、100マイクログラム/日未満)必要な食事性栄養素である。微量栄養素又は微量元素としては、少なくとも、鉄、コバルト、クロム、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、亜鉛、ホウ素、及びモリブデンが挙げられる。
都会化、人口過剰、及び、農業の未熟さが原因で、土壌からは必須ミネラルが失われている。土壌の中の栄養素が不十分であることから食品中の栄養分が低下し、今度はそのような食品を消費した人に栄養素の欠乏が引き起こされる。そのような欠乏がもたらす主要な結果が、あらゆる年齢層における骨疾患である。
カルシウムは、ヒトの体において最も豊富な元素であり、多数の決定的に重要な機能を有する。ヒトの体におけるほぼすべてのカルシウムは、骨及び歯に所在し、本質的には支持構造として働く。骨及び歯に所在していない1%は、血中、筋肉中、及び細胞間液中でみられる。カルシウムが長期的に欠乏すると、骨粗鬆症(骨の弱体化が生じた状態)が引き起こされ、骨折しやすさが一層高まる可能性がある。究極すれば、カルシウムは健康な食事の重要な一部であり、習慣的に摂取しなければならない。
生体過程が効率的に機能するように、カルシウムの一定且つ安定したレベルを体液中及び組織中で維持すべきである。筋肉は、収縮能力をカルシウムに依存している。しかし、カルシウムは、筋肉及び血管にとって不可欠であるだけでなく、ホルモン及び酵素が分泌している間にも使用され、神経系を有効に機能させるために必須である。
ヒトの体内の骨では、リモデリング及びリストラクチャリングが繰り返され、絶えず再吸収(骨の破壊)が行われている。カルシウムは、この過程の間に骨の中に堆積し、より強く、より安定な構造をもたらす。高年齢に達していない人の場合は骨形成量の方が骨破壊量より多いが、対照的に、高齢成人(とりわけ女性)では、骨破壊量が骨形成量を上回る。この結果、骨が減少し、骨粗鬆症に罹患する危険性が高まる。
カルシウムは、
1.骨密度を高める能力
2.効率的な筋収縮を可能にする能力
に対して効果を及ぼす。
身体的に活動的であるか否かに関わらず、カルシウム補助食品は誰もが消費すべきである。カルシウムは、体の毎日の働きに役立つ。
カルシウムは、重量挙げ選手(weight lifter)及び高齢者には特に有益である。重量挙げ選手にとって、カルシウムは、筋収縮力を高め、骨の破損及び骨折に抵抗性があると見込まれる強い骨の基礎をもたらすことにより有効である。高齢者は、加齢に従い骨が弱くなっていることから、特にカルシウムを消費する必要がある。体内に十分なカルシウムが存在しないと、階段を下りることが骨折の原因になる可能性がある。
ヒトの体における栄養素の欠乏を補うためのいくつかの食品及び飲料が提供されている。
したがって、本発明の目的は、ヒトの消費用の食品及び水飲料を栄養強化するための微量栄養素組成物を提供することである。
さらに、本発明の目的は、ヒトの消費用の食品を栄養強化するための、カルシウムを含む微量栄養素組成物を提供することである。
さらに、本発明の目的は、ヒトにおける微量栄養素の欠乏を補うための、微量栄養素で栄養強化した栄養補助水を提供することである。
さらに、本発明の目的は、ヒトにおける微量栄養素の欠乏を補うための、微量栄養素で栄養強化した処理水(treated water)飲料を提供することである。
さらに、本発明の目的は、ヒトにおける、体力増進用カルシウムで栄養強化した処理水を提供することである。
さらに、本発明の目的は、微量栄養素組成物の調製の方法を提供することである。
さらに、本発明の目的は、微量栄養素の欠乏を補うための、微量栄養素で栄養強化した処理水飲料の調製の方法を提供することである。
先行技術の欠点を取り除き、適当な補助食品型微量栄養素を提供するために、本発明は、ヒトの消費用の食品及び水飲料を栄養強化するための、微量栄養素、とりわけカルシウムの組成物を提供する。
したがって、本発明は、食品製品及び水飲料製品のための体力増進用カルシウム強化組成物を提供する。前記組成物は、
・Calcium lactate gluconate、
・場合により補給される塩化カルシウム二水和物、
・銅イオン源、
・酸性度調整剤(330)、
・クラスII保存剤(202)
を含む。
本組成物中の原料の量の比率(%)は、
・Calcium lactate gluconateが約85.1重量%〜93.50重量%、
・場合により補給される塩化カルシウム二水和物が約6.5重量%〜7.2重量%、
・銅イオン源が約4.2重量%〜4.9259重量%、
・クラスII保存剤(202)が約0.6842重量%〜2重量%、
・クエン酸、すなわち酸性度調整剤(330)が約0.8894重量%
である。
本発明は、さらに、ヒトの消費用の栄養補助水を提供する。前記栄養補助水は、本カルシウム強化組成物を適当な食品品目又は水飲料品目と共に含む。さらに、本栄養補助水中の組成物の量は、0.039重量%〜0.055重量%又は1リットル当たり約512mgであり、したがって、本栄養補助水中のカルシウム源原料の量は0.041重量%〜0.048重量%又は1リットル当たり約480mgであり、組成物中の銅の量は0.00216重量%又は1リットル当たり約22mgである。
元素としてのカルシウム対銅の比率は、前記組成物並びに栄養補助水中において60:1で維持される。
前記栄養補助水は、液体又は半固体又は固体の形態である。さらに、前記栄養補助水は、飲料、例えば発泡飲料水、処理水などであってもよい。
本発明は、さらに、カルシウム組成物で栄養強化した処理水飲料を提供する。本栄養強化水は、
・本出願人らの同時係属出願において教示した方法により調製される処理水と、
・Calcium lactate gluconate、場合により塩化カルシウム、銅イオン源、酸性度調整剤(330)、クラスII保存剤(202)を含むカルシウム強化組成物と
を含む。
前記無味水飲料は、1リットル当たり元素としてのカルシウム50mg〜75mgと、1リットル当たり元素としての銅1mgとを供給する。好ましくは、本飲料は、元素としてのカルシウム60mgを供給する。
さらに、本発明の水は、原料臭をマスクするための香味料及び甘味料を加えていない。
本無味水飲料中で使用される原料は、原料が臭いを一切有さず、溶解性が高く、沈殿も反応も沈降もしないような、水と適合性のある形で選択する。また、元素の貯蔵寿命は、水と共に使用した場合に本組成物が劣化しない間は、本組成物中で同様に維持されている。
さらに、本組成物中の銅源由来の銅は、パッケージングの低温充填(cold−filling)工程を可能にする。そのため、この充填は、製品中にオゾンが存在しなくても行うことができ、さらに、高温充填(hot−fill)工程の必要性を取り除き、それにより、本組成物中のカルシウム源由来のカルシウムの生体利用能を向上させることができよう。
前記効果は、本組成物の原料間で相乗効果が生じる結果である。
本発明は、さらに、カルシウムで栄養強化した処理水の調製の方法を提供する。前記方法は、源水を処理することと、独占的な組成物を適当な様式で加え、必要に応じ即時に充填及び包装可能な栄養強化水飲料を得ることとを含む。この方法は、本発明の飲料の特定の要件を満たすように設計されている。
本方法には、さらに、有害な化学薬品も長期貯蔵も熱も使用する必要がない、水の有効な処理及び滅菌が含まれる。このオンライン処理により、水の危険性が低下すると共に安定した基本的特徴がもたらされ、その基本的特徴を元に、本組成物は所望の栄養的特徴の実現性を高めることができる。
本発明は、多様な必須栄養素が欠乏している大半のインド国民に解決策を提供する。強化されている異なる栄養素の量は、水100ml当たり、Calcium Lactate Gluconateの形態での元素としてのカルシウムが少なくとも5mg、場合により塩化カルシウム由来の元素としてのカルシウムが1mg、及びNutribondの形態での元素としての銅が0.1mgと等価であり、保存剤としてのソルビン酸カリウムを伴う。
本製品の目的は、これらの栄養素の欠乏を患っている集団のために、追加的な量の食事性栄養素を有する安全で栄養のある飲用水の安価な供給源を提供することである。したがって、健康を良好に保つための適正量の必要な栄養素を供給するには、栄養素を強化した瓶詰め飲用水が、大半の大衆にとって有用な製品となろう。
ヒトの体におけるカルシウムの機能
カルシウムは、ヒトの体において必須の元素である。体の総Caの99%超は骨の中にあるが、カルシウムは、細胞外空間と細胞内空間の両方において決定的に重要な陽イオンである。骨ミネラルマトリックスにおける重要な役割に加え、カルシウムは、
・神経インパルスの伝達
・筋収縮
・血液凝固
・ホルモン分泌、及び
・細胞間接着
においても不可欠な役割を果たす。
カルシウムは、エキソサイトーシス、走化性、ホルモン分泌、酵素活性、及び受精などの過程にとっての重要な細胞内二次メッセンジャーでもある。カルシウム平衡は、胃腸吸収、腎排泄、骨吸収、及びビタミンD−副甲状腺ホルモン(PTH)系の間の相互関係により、厳密に調節されている。
科学者により、健康な人の体液は弱アルカリ性(高pH)であるが病気の人の体液は酸性(低pH)であることが発見されている。カルシウムは、適切な体液pHの維持に関与している。
カルシウムの必要量
体がスムーズに機能するように体内の適正なカルシウムレベルを維持する目的で、一定の食事の量が推奨されている。この量は、1日の推奨量(RDA、Recommended Daily Allowance)又は食事摂取基準(DRI、Dietary Reference Intake)として公知である。DRI値はRDAに代わるもので、最新の基準1日摂取量(RDI、Reference Daily Intake)(http://www.crnusa.org)である。しかし、RDAを策定するための証拠が不十分である場合には、十分な栄養を確保すると推定されるレベルで適正摂取量(AI)が定められる。
食品栄養委員会(FNB)は、健康な体が必要とする多様な栄養素について適正摂取量(AI)を定めている。表1には、健康な体において適正なカルシウム保持率及び骨の健康の維持に必要とされるカルシウムの適正摂取量(AI)の値を記入してある。必要なカルシウムの最も健康的又は最も安全な量について国際的な合意は得られていない。英国では、基準摂取量(RNI、Reference Nutrient Intake)値が使用されるが、この値は、1日推奨量(RDA)と類似している。英国政府は現在、19〜50歳の間の成人におけるカルシウムのRNI値は1日当たり700mgであると提唱している。
米国では、医学研究所(IOM)が、それよりわずかに高い1日当たり1000mgの1日摂取量を推奨している。しかし、多くの新興国又は発展途上国(countries of developing world or the underdeveloped world)では、1日のカルシウム摂取量の平均は、実に300mgもの少なさである。
表2には、インド医学研究協議会(ICMR)によりインドで定められたカルシウムの1日推奨量の値と米国の値との比較を示し、表3には、1日当たりカルシウム摂取量についての多様な国々の推奨量とWHOの推奨量との比較を示してある。しかし、インド国民に対して性別と年齢層別の両方で実施した試験から、地方在住及び都会在住の成人・小児の1日の食事性カルシウム摂取量は両方とも、成人で600mg/日、小児で800mg/日とするRDAの値をはるかに下回ることが示された。

WHOにより実施された試験により、成人のカルシウム摂取量がインドでの摂取量よりはるかに少ない国もあるが、はるかに高い国もあることが見出されている。表4は、一部の先進国における成人のカルシウム摂取量を示すものである。
過剰に高い摂取量のカルシウムは、亜鉛、マグネシウム、鉄、及びリンの吸収を妨げる可能性がある。ヒトの体内のカルシウム濃度がマグネシウム濃度に比して高くなりすぎると、過剰なカルシウムは軟部組織中に堆積することがある。この結果、カルシウムは、腎臓、動脈、心臓などの部位に堆積することがある。
食事性カルシウム源
乳、ヨーグルト、及びチーズは、豊富なカルシウム源である。乳製品以外の供給源としては、ハクサイ、ケール、ブロッコリーなどの野菜が挙げられる。大部分の穀粒は、栄養強化されたものでなければカルシウムをそれほど有さないが、小量とはいえカルシウムを有すること、また、人々がこれを比較的大量に頻繁に消費することから、食事にカルシウムを取り入れることに貢献する。カルシウム強化したダイズ飲料8オンス、及びカルシウム強化したオレンジジュース6オンスも、同様に、それぞれ1杯当たり約80〜500mg、及び200〜260mg貢献する。したがって、市場には、ヒト集団に適切な量のカルシウムを供給すると考えられるさまざまな栄養強化食品品目がある。米国農務省の栄養データベースには、多くの食品の栄養素含有量が掲載されていた。
カルシウム強化製品への関心
機能性食品市場全体の現在の発達に伴い、ミネラル、特にカルシウム塩の使用は、高い成長率を呈することが期待される。将来的なトレンドとしては、骨粗鬆症などカルシウム不足による欠乏性の疾患、及び骨の健康、血圧調節に関する消費者の懸念の高まりが挙げられ、例えば、高血圧及び大腸癌はカルシウム強化製品の売上を増加させつつある。本報告においては、カルシウム源である有機化合物のCalcium Lactate Gluconateを水に加えることで栄養強化を行っている。4,000名を超える女性に対してフランスで実施されたある試験により、飲用水に入った状態でカルシウムを消費すると骨密度が上昇することが見出された。
Calcium Lactate Gluconate
Calcium Lactate Gluconateは、分子式がCa(C.(C11.2HOであり表5に示す特性を有する物質で、カルシウムラクトグルコネート(lactogluconate)(CLG)としても公知であり、食品及び飲料におけるCa強化のための比較的新しい製品である。Calcium Lactate Gluconateは、一般に使用されるカルシウム源である乳酸カルシウムとグルコン酸Caとから誘導され、これまでは、いくつかの周知の発泡錠のように、医薬用のカルシウム源として主に用いられてきた。CLGの突出した特徴、すなわち、溶解性が高く生体利用能が高く無味であるという特徴から、製品の栄養強化などの新しい用途がもたらされることとなり、それにより、広範囲のプレミアム製品が生まれている。
Calcium Lactate Gluconateの溶解度は、相乗的におよそ400g/L(水)に上昇し、比較的溶解性の高い単一成分である乳酸カルシウム(66g/L)及びグルコン酸カルシウム(35g/L)の溶解度をはるかに超える。このようにきわめて高い溶解現象が生じる理由は、乳酸イオンとグルコン酸イオンとの混合物は溶液中のカルシウムイオンと共に準安定な複合体を形成する能力を有し、それにより、食品及び飲料の用途において、安定性に関して追加的な利益がもたらされるからであると考えられている。Calcium Lactate Gluconateは、高濃度の場合も無味である。このことは、栄養強化製品の味覚特性に悪影響を及ぼすことなく高カルシウムレベルを得なければならない食品用途にとって特に重要である。Calcium Lactate Gluconateは、炭酸飲料又はブドウ果汁中のCO又は酒石酸などの他の食品成分と一緒になるとカルシウムが沈殿する危険性がある用途において適用できる。
Calcium Lactate Gluconateの生体利用能:栄養素の有効性は、その生体利用能に依存するが、生体利用能とは、それをどの程度良好にヒトの体が吸収し、体内で発現する多様な機能に利用するかを意味する。平均すると、健康な成人では、混合食からは総カルシウムの約10〜30%しか吸収されない。生体利用能レベルには多くの異なる因子が影響するが、1つは、カルシウムを供給する塩の種類である。多様な科学的試験から、相対的生体利用能に関しては、有機カルシウム塩は無機カルシウム源(炭酸カルシウム及びリン酸カルシウムなど)より優れていることが示されている。Calcium Lactate Gluconateは、ヒト及び動物を対象とした試験により証明された高度に生体利用可能な有機供給源のグループに属する。Calcium Lactate Gluconateは、溶解性及び清澄性が重要である用途において主に使用される。表6には、一般に入手可能なカルシウム製品、及び、多様な製品に由来しヒトの体に利用可能なカルシウムの量の一覧を示す。
少量のカルシウムを加えた安全で安価な瓶詰め飲用水を提供することは、水分の供給とカルシウム摂取量の改善の両方において有益である可能性がある。本製品用に提案するカルシウムの量は、水100ml当たりわずか5〜7mgであり、本栄養補助水1リットル当たり、インドにおける成人の現在の推奨摂取量の10%に相当する。本製品用に提案するカルシウム源はcalcium lactate gluconateであるが、calcium lactate gluconateは、適切な生体利用能と、このような使用にとっての重要な物性(高い溶解性及び清澄性など)とを有する原料であると思われる。
ヒトの体における銅の機能
銅は、ヒトの生理において重大な役割を果たす。銅は、多くの生化学的機能がヒトの体において正常に果たされるための必須の酵素(銅酵素(cuproenzyme))の成分として、大半の細胞により利用される。銅は、亜鉛スーパーオキシドジスムターゼと共に触媒中心の主成分であり、当該酵素における異なるレドックス反応5に関与しており、したがって、その存在は、正常な生理機能にとって重要である。
ヒトにおける、酸化還元活性を有する銅酵素、及び銅結合タンパク質の機能を表7に示す。
したがって、ヒトの体において銅が果たす不可欠な役割としては、以下が挙げられる。
1.強く柔軟な結合組織を形成し、コラーゲン及びエラスチンの正しい架橋に役立つ。エラスチンは、正常な心血管機能の促進を助ける。
2.コラーゲン、すなわち、骨、軟骨、皮膚、及び腱の構造の形成に関与するタンパク質の産生。これにより、骨に関わる問題(関節炎、骨粗鬆症、関節リウマチなど)を予防する。
3.フリーラジカル形成の阻害5。
4.体を動かす燃料であるアデノシン三リン酸(ATP)の形成6。
5.ヘモグロビンの産生、これにより貧血の予防を助ける4。
6.皮膚の良好な健康状態の維持を促進し、健康な呼吸及び一般的な強度に寄与する。
7.健康で正常なコレステロールレベルに寄与する。
8.免疫系に優れる。
銅の必要量
平均的な成人の体は、一般に、50〜80mgの銅を含有する。全米アカデミーズの医学研究所の食品栄養委員会(FNB)による銅の推奨量(RDA)を表8に示す。
銅は、タンパク質を結合させること又は他の手段により、当該系が金属を安全な状態にする能力を超える量で生物系中に導入されると、きわめて毒性が高い場合がある。牛乳ベースの食事を専ら与えられている乳幼児は、母乳を与えられている乳幼児より銅の欠乏を起こしやすいが、その理由は、牛乳は銅の含有量が低く、このミネラルは牛乳の形での吸収が限定されることである。銅製用具の中で保存し沸騰させた乳は毒性を有する場合があり、インドでは、このような用途に銅製容器を用いないようにすると、銅の毒性が低下することが見出されている。
食事性の銅源
銅は、多くの食品品目においてみられ、植物並びに動物の両方を起源とする。一般に銅に富む植物又は植物の部位は、ナッツ、種子、全粒粉、マメ類、チョコレート、サクランボ、乾燥ナッツ、根菜、シリアル、エンドウ、マメ、トマト、乳、茶、ジャガイモであり、銅に富む動物源を起源とする食品は、内臓肉、鶏肉、シーフードなどである。銅配管を介して送達される飲用水は、副次的な銅源である。飲用水は、銅製容器に保管してそこから飲むと、いろいろな病気の治療薬になることは、古代、及びアーユルヴェーダの時代から長きにわたり立証されてきている。同じ理由で、多くの中東国においては飲用水の送達用の配管に銅製のパイプが使用された。
銅強化製品への関心
銅が欠乏すると、
・貧血
・好中球減少症(Nutropenia)
・乳幼児及び若齢の小児における出生時体重が軽量の場合の骨異常;骨折、骨粗鬆症、骨端の(epiphyscal)分離、骨棘形成及び骨膜下の(subperiostal)新骨形成に伴う骨幹端の不整及び杯状陥凹
の原因となる。
銅イオン源
二価(Cu2+)の状態の銅は、細胞膜を通して、容易に吸収可能であり効率的に輸送されると考えられている。このイオンは、細菌及び他の微生物(サルモネラ(Salmonella)、真菌、大腸菌、コレラ菌(Vibrio cholera)など)の増殖を遅らせる、独特の、製品を安定化させる残存性の抗微生物有効性も、飲料にもたらす。この独特の有効性は、残存し、微生物の増殖の間、発揮される。
銅摂取量はインド国民において少ない傾向があるが、これは、大衆の間でこのミネラルの必須性が意識されていないこと、不適切な食事、地理的な不均衡などさまざまな一定の理由による。少量の銅を加えた安全で安価な瓶詰め飲用水を提供することは、銅摂取量の改善に有益である可能性がある。本製品用に提案する銅の量は、水100ml当たりわずか0.1mgである。本製品用に提案する銅イオン源は、銅源としての硫酸銅と硫酸アンモニウムとに由来する。前記硫酸銅は、硫酸銅五水和物の形態である。さらに、本製品は、銅をその強力なイオン形態で維持するための食品用の酸性化合物を含む。
したがって、その欠乏による疾患の発生を予防及び減少させるためには、追加的な量の栄養素を供給することにより毎日の食品を補うことが必要であり、このことは、大量に消費される製品の栄養強化により最も良好に実現できる。
本発明は、体力増進用カルシウム強化組成物を提供する。前記体力増進用カルシウム強化組成物は、
・Calcium lactate gluconate、
・場合により補給される塩化カルシウム二水和物、
・銅イオン源、
・酸性度調整剤(330)、
・クラスII保存剤(202)
を含む。
本組成物中の原料の比率量(%)は、
・Calcium lactate gluconateが約85.1重量%〜93.50重量%、
・場合により補給される塩化カルシウム二水和物が約6.5重量%〜7.2重量%、
・銅イオン源が約4.2重量%〜4.9259重量%、
・クラスII保存剤(202)が約0.6842重量%〜2重量%、及び
・クエン酸、すなわち酸性度調整剤(330)が約0.8894重量%
である。
本発明の組成物は、食品品目(飲料、スナック、粉ミルク(powered milk)など)の形態で栄養素補助食品として使用でき、栄養所要量に応じて、本発明の組成物を食品品目中に加えることができる。
別の実施形態では、本発明は、ヒトの消費用の栄養補助水を提供する。前記栄養補助水は、カルシウム強化組成物を適当な食品品目と共に含む。
さらに、本栄養補助水中の組成物の量は、0.039重量%〜0.055重量%又は1リットル当たり約512mgであり、したがって、組成物中のカルシウム源原料の量は、0.041重量%〜0.048重量%又は1リットル当たり約480mgであり、組成物中の銅の量は、0.00216重量%又は1リットル当たり約22mgである。
前記栄養補助水は、液体又は半固体又は固体の形態である。さらなる前記栄養補助水は、飲料、例えば発泡飲料水、処理水などであってもよい。
別の実施形態では、本発明は、カルシウム組成物で栄養強化した処理水ベースの栄養補助水又は飲料を提供する。前記栄養強化処理水飲料は、
・本出願人らの同時係属特許出願第1069/KOL/2010号の方法により調製される処理水と、
・Calcium lactate gluconate、場合により補給される塩化カルシウム、銅イオン源、酸性度調整剤(330)、クラスII保存剤(202)を含むカルシウム強化組成物と
を含む。
前記栄養強化処理水飲料は、無味の飲料であり、1リットル当たり50〜75mgのカルシウム、1リットル当たり1mgの銅を供給する。
表9は、水1リットル当たりの栄養素の量を示す。


さらに、本発明の栄養強化処理水飲料は、原料臭をマスクするための香味料及び甘味料を加えていない。
本無味水飲料中で使用される原料は、原料が臭いを一切有さず、組成物が沈殿も反応も沈降もしないような、水と適合性のある形で選択する。また、元素の貯蔵寿命は、水と共に使用した場合に本組成物が劣化しない間は、本組成物中で同様に維持されている。前記効果は、本組成物の原料間で相乗効果が生じる結果である。
本発明の栄養強化処理水飲料は、カルシウムが欠乏しているヒトにおける体力の回復において有益な結果を有することが見出されている。
本発明は、さらに、カルシウム強化した処理水飲料の調製の方法を提供する。前記方法は、本出願人らの同時係属出願において開示した方法により処理水を調製し、次いで、本発明において教示するTata Water Plus組成物を加えることを含む。
このブレンド物の限定的又は不利な点は、
(i)栄養強化の手段としてのみの食用製品
に使用が制限される点である。
本製品の限定的又は不利な点は、
(i)摂取の形態
に関するものである。
次に、以下の例を用いて本発明を説明することとする。ただし、本発明の範囲は、この例に限定されるべきではなく、その理由は、当業者であれば、原料の比率、及び組合せを容易に変更できるからである。
(例1)
体力増進用カルシウム強化組成物の調製
25000リットルのバッチ用に、3つの異なるパッケージ(2つは乾燥部分、1つは液体部分)を調製する。
第1のバッチ:11.3475kgの乾燥部分1は、
・11.0kgのCalcium Lactate Gluconate
・0.25kgのソルビン酸カリウム
・0.0975kgのクエン酸
を含む。
これらの原料を慎重に秤量し、ブレンドして、製造設備で使用するための滅菌済の乾燥した容器に包装する。仕様書を維持し、乾燥部分1は、製造場所で必ず仕様に合わせてから、濃縮物の調製にこれらを使用する。
第2のバッチ:1.14kgの乾燥部分2は、
・1.14kgの塩化カルシウム
を含む
原料を慎重に秤量し、製造設備で使用するための滅菌済で乾燥した容器に包装する。仕様書を維持し、乾燥部分2は、製造場所で必ず仕様に合わせてから、濃縮物の調製にこれらを使用する。
第3のバッチ:液体部分は、
・0.5375kgの銅イオン源
を含む。
原料を慎重に秤量して、製造設備で使用するための滅菌済の乾燥した容器に包装する。仕様書を維持し、液体部分は、製造場所で必ず仕様に合わせてから、濃縮物の調製にこれらを使用する。
(例2)
体力増進用カルシウム強化組成物を用いた、カルシウム強化水飲料の調製
濃縮物を作製するために、225リットルのブレンド用タンクを用意する。このブレンド用タンクで作製可能な200リットルの処理水を作製する。乾燥部分1及び2を一緒に加える。撹拌作業を15分間行う。撹拌を維持しながら、液体部分を加える。次いで、処理水を加えて、タンク中の濃縮物の体積を225リットルにする。次いで、添加作業を行って、カルシウム強化製品を作製する。

Claims (15)

  1. 食用製品中で使用するための体力増進用カルシウム強化組成物であって、
    ・Calcium lactate gluconate、
    ・場合により補給される塩化カルシウム二水和物、
    ・銅イオン源、
    ・クラスII保存剤(202)、及び
    ・酸性度調整剤(330)
    を含み、
    ・Calcium lactate gluconateの量が約85.1重量%〜93.50重量%であり、
    ・塩化カルシウム二水和物の量が約6.5重量%〜7.2重量%であり、
    ・銅イオン源の量が約4.2重量%〜4.9259重量%であり、
    ・クラスII保存剤(202)の量が約0.6842重量%〜2重量%であり、
    ・酸性度調整剤(330)の量が約0.8894重量%である、
    上記カルシウム強化組成物。
  2. 元素としてのカルシウム対元素としての銅の比率が60:1で維持される、請求項1に記載のカルシウム強化組成物。
  3. Calcium lactate gluconateが、85.9%又は1リットル当たり440mgの量であることが好ましい、請求項1に記載のカルシウム強化組成物。
  4. 銅イオン源が、4.2%又は1リットル当たり21.5mgの量であることが好ましい、請求項1に記載のカルシウム強化組成物。
  5. 銅イオン源が硫酸銅である、請求項1に記載のカルシウム強化組成物。
  6. クラスII保存剤(202)がソルビン酸カリウムである、請求項1に記載のカルシウム強化組成物。
  7. 酸性度調整剤がクエン酸である、請求項1に記載のカルシウム強化組成物。
  8. クラスII保存剤(202)が、2%又は1リットル当たり10mgの量であることが好ましい、請求項1に記載のカルシウム強化組成物。
  9. クエン酸、酸性度調整剤(330)が、0.8%又は1リットル当たり3.9mgの量であることが好ましい、請求項1に記載のカルシウム強化組成物。
  10. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の体力増進用カルシウム強化組成物を含む栄養補助水であって、組成物中のカルシウム源原料の量が0.041重量%〜0.048重量%又は1リットル当たり約480mgであり、組成物中の銅源の量が0.00216重量%又は1リットル当たり約22mgである、上記栄養補助水。
  11. 発泡飲料水、処理水、ジュースなどから成る群から選択される液体又は半固体又は固体である、請求項10に記載の栄養補助水。
  12. 処理水と、請求項1から10までのいずれか一項に記載の体力増進用カルシウム強化組成物とを含む水飲料であって、元素としてのカルシウムを100ml当たり約5.0〜7.5mg、元素としての銅を100ml当たり約0.1mg含む、上記水飲料。
  13. 元素としてのカルシウムを100ml当たり少なくとも6mg且つ100ml当たり最高7.5mg含む、請求項12に記載の水飲料。
  14. 無味、無色、無臭であり、原料をマスクするための香味料及び甘味料を加える必要がない、請求項12に記載の水飲料。
  15. 体力増進用カルシウム強化組成物で栄養強化した水飲料を調製する方法であって、
    ・源水を有効に処理及び滅菌するステップと、
    ・前記処理水を前記カルシウム強化組成物で栄養強化するステップと
    を含む上記方法。
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