JP2013538191A5 - 病的血管新生および腫瘍細胞侵襲性の阻害のための治療法としてならびに分子イメージングおよび標的化送達のための抗DEspR阻害剤 - Google Patents

病的血管新生および腫瘍細胞侵襲性の阻害のための治療法としてならびに分子イメージングおよび標的化送達のための抗DEspR阻害剤 Download PDF

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「対象」とは、ヒトまたは非ヒト哺乳類、例えば、ウシ、ウマ、イヌ、ヒツジ、またはネコなどを含むがこれらに限定されない哺乳類を意味する。好ましくは、対象はヒトである。患者も本明細書では対象である。
[本発明1001]
DEspR(二重エンドセリン/VEGFシグナルペプチド受容体)に特異的に結合し、かつDEspR生物活性を低減または阻害する、単離された抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1002]
前記DEspRが、SEQ ID NO:1のアミノ酸配列を含む、本発明1001の抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1003]
SEQ ID NO:1の残基1〜9を含むDEspRのエピトープに特異的に結合する、本発明1001または1002の抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1004]
VEGFシグナルペプチド(VEGFsp)の結合部位において、DEspRに特異的に結合する、本発明1001〜1003のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1005]
前記VEGFシグナルペプチドがSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1004のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1006]
前記抗DEspR抗体がモノクローナル抗体またはその抗体断片である、本発明1001〜1005のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1007]
SEQ ID NO:4の配列を含む可変重(V )鎖アミノ酸配列を含む、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1008]
SEQ ID NO:9の配列を含む可変軽(V )鎖アミノ酸配列を含む、本発明1001〜1007のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1009]
前記抗DEspR抗体がヒト化抗体またはその抗体断片である、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1010]
SEQ ID NO:5、SEQ ID NO:6、およびSEQ ID NO:7からなる群から選択される配列を含む1つまたは複数の重鎖CDR領域を含む、本発明1001〜1006または1009のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1011]
SEQ ID NO:10、SEQ ID NO:11、およびSEQ ID NO:12からなる群から選択される配列を含む1つまたは複数の軽鎖CDR領域を含む、本発明1001〜1006または1009〜1010のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1012]
前記抗DEspR抗体が、複合抗体またはその抗体断片である、本発明1001〜1005のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1013]
前記抗DEspR複合抗体または抗体断片が、SEQ ID NO:5、SEQ ID NO:6、およびSEQ ID NO:からなる群から選択される配列を含む1つまたは複数の重鎖CDR領域を含む、本発明1012の抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1014]
前記抗DEspR複合抗体または抗体断片が、SEQ ID NO:10、SEQ ID NO:11、およびSEQ ID NO:12からなる群から選択される配列を含む1つまたは複数の軽鎖CDR領域を含む、本発明1012または1013の抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1015]
前記抗DEspR複合抗体または抗体断片が、SEQ ID NO:13〜SEQ ID NO:17からなる群から選択される可変重(V )鎖アミノ酸配列を含む、本発明1012〜1014のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1016]
前記抗DEspR複合抗体または抗体断片が、SEQ ID NO:18およびSEQ ID NO:19からなる群から選択される可変軽(V )鎖アミノ酸配列を含む、本発明1012〜1014のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1017]
ハイブリドーマ7C5C55またはG12E8によって発現または産生される抗体である、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1018]
ハイブリドーマ7C5B2、7C5C55、またはG12E8によって発現または産生される抗体によって示される結合パターンと類似した結合パターンを示す、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1019]
ハイブリドーマ7C5B2、7C5C55、またはG12E8によって発現または産生される抗体によって示されるアビディティと類似したアビディティを示す、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1020]
ハイブリドーマ7C5B2、7C5C55、またはG12E8によって発現または産生される抗体により結合されるエピトープと同じエピトープに結合する、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1021]
ハイブリドーマ7C5C55またはG12E8によって発現または産生される抗体の1つまたは複数のCDRのアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1022]
ハイブリドーマ7C5B2、7C5C55、またはG12E8によって発現または産生されるモノクローナル抗体の1つまたは複数の生物学的特徴を有する、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1023]
ハイブリドーマ7C5B2、7C5C55、またはG12E8によって発現または産生される抗体により結合されるDEspRのエピトープに特異的に結合する、本発明1001〜1006のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1024]
前記抗体断片が、Fab断片、Fab'断片、Fd断片、Fd'断片、Fv断片、dAb断片、F(ab') 2 断片、単鎖断片、ダイアボディ、または直鎖抗体である、本発明1001〜1023のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1025]
抗DEspR抗体またはその抗体断片に結合されてDEspRに特異的な免疫結合体を形成する薬剤をさらに含む、本発明1001〜1024のいずれかの抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1026]
前記抗体またはその抗体断片に結合される薬剤が、化学療法剤、毒素、放射性同位元素、小分子、siRNA、ナノ粒子、または微小気泡である、本発明1025の抗DEspR抗体またはその抗体断片。
[本発明1027]
本発明1001〜1026のいずれかのDEspRに特異的に結合する抗DEspR抗体またはその抗体断片と、薬学的に許容可能なキャリアとを含む医薬組成物。
[本発明1028]
血管新生に依存するか、あるいは血管新生により調節される疾患または障害を有する対象において血管新生を阻害する方法であって、治療的に有効な量の本発明1027の医薬組成物を、それを必要としている対象に投与する工程を含む、方法。
[本発明1029]
前記血管新生に依存するか、あるいは血管新生により調節される疾患または障害が、癌または腫瘍である、本発明1028の方法。
[本発明1030]
前記血管新生に依存するか、あるいは血管新生により調節される疾患または障害が、加齢性黄斑変性症、頸動脈疾患、糖尿病性網膜症、関節リウマチ、神経変性障害、アルツハイマー病、肥満、子宮内膜症、乾癬、アテローム性動脈硬化症、眼球の新血管発生、血管新生緑内障、骨粗鬆症、および再狭窄からなる群から選択される、本発明1029の方法。
[本発明1031]
癌または腫瘍を有する対象において腫瘍細胞侵襲性を阻害する方法であって、治療的に有効な量の本発明1027の医薬組成物を、それを必要としている対象に投与する工程を含む、方法。
[本発明1032]
1つまたは複数の化学療法剤、血管新生阻害剤、細胞毒性剤、または抗増殖剤の投与をさらに含む、本発明1028〜1031のいずれかの方法。
[本発明1033]
細胞中のDEspRの発現および/または機能を阻害することによって、それを必要としている対象において腫瘍成長を阻害し、腫瘍サイズまたは腫瘍転移を低減する方法であって、治療的に有効な量の本発明1027の医薬組成物を、それを必要としている対象に投与する工程を含む、方法。
[本発明1034]
前記DEspRの発現および/または機能が、腫瘍細胞、腫瘍開始細胞、癌幹様細胞、癌幹細胞、転移性腫瘍細胞、内皮前駆細胞、炎症細胞、腫瘍間質細胞、腫瘍血管系細胞、またはこれらの任意の組み合わせにおいて阻害される、本発明1033の方法。
[本発明1035]
前記腫瘍血管系細胞が、内皮細胞、周皮細胞、平滑筋細胞、外膜細胞、またはこれらの任意の組み合わせである、本発明1033の方法。
[本発明1036]
細胞中のDEspRの発現および/または機能を阻害することによって、腫瘍抵抗性および腫瘍再発を阻害する方法であって、治療的に有効な量の本発明1027の医薬組成物を、それを必要としている対象に投与する工程を含む、方法。
[本発明1037]
前記DEspRの発現および/または機能が、腫瘍細胞、腫瘍開始細胞、癌幹様細胞、癌幹細胞、転移性腫瘍細胞、またはこれらの任意の組み合わせにおいて阻害される、本発明1036の方法。
[本発明1038]
腫瘍細胞中のDEspRの発現および/または機能を阻害することによって、癌細胞のオートファジーの促進により癌の進行を阻害する方法であって、治療的に有効な量の本発明1027の医薬組成物を、それを必要としている対象に投与する工程を含む、方法。
[本発明1039]
前記DEspRの発現および/または機能が、腫瘍細胞、腫瘍開始細胞、癌幹様細胞、癌幹細胞、転移性腫瘍細胞、またはこれらの任意の組み合わせにおいて阻害される、本発明1038の方法。
[本発明1040]
DEspRの発現および/または機能を阻害することによって、オートファジーを促進する、あるいは細胞内有害物質または病原体の蓄積を低減する方法であって、治療的に有効な量の本発明1027の医薬組成物を、それを必要としている対象に投与する工程を含む、方法。
[本発明1041]
前記対象がアルツハイマー病またはハンチントン病を有する、本発明1040の方法。
[本発明1042]
DEspR標的化による分子イメージング方法であって、標的部分に結合される有効量の本発明1027の医薬組成物を投与する工程と、前記標的部分に結合された本発明1027の医薬組成物の有無を、分子イメージングを用いて決定する工程とを含む、方法。
[本発明1043]
前記分子イメージングが、造影超音波イメージング、MRI(磁気共鳴イメージング)、近赤外線イメージング、または光音響イメージングである、本発明1042の方法。
[本発明1044]
前記標的部分が、抗体、DEspR結合ペプチドリガンド、小分子、ナノ粒子、ポリマー、アプタマー、またはこれらの任意の組み合わせである、本発明1042または1043の方法。
[本発明1045]
DEspR発現の決定により腫瘍を層別化または分類する方法であって、本発明1001〜1026のいずれかのDEspRに特異的に結合する抗DEspR抗体またはその抗体断片と細胞とを接触させる工程と、前記接触の後に、前記抗DEspR抗体またはその抗体断片が前記細胞に結合するかどうかを決定する工程とを含み、前記DEspR抗体またはその抗体断片の前記細胞への結合により、前記細胞がDEspRを発現することが示される、方法。
[本発明1046]
前記細胞が、腫瘍細胞、内皮細胞、周皮細胞、平滑筋細胞、外膜細胞、腫瘍間質細胞、またはこれらの任意の組み合わせである、本発明1045の方法。
[本発明1047]
前記腫瘍間質細胞が、線維芽細胞、筋線維芽細胞、炎症細胞、星状細胞、またはこれらの任意の組み合わせである、本発明1046の方法。
[本発明1048]
前記接触される細胞が、組織生検、パラフィン包埋切片、または凍結切片内にある、本発明1045〜1047のいずれかの方法。
[本発明1049]
DEspR標的化ソノポレーションにより治療薬の送達を増強するための方法であって、標的化超音波送達を用いて、有効量の本発明1027の医薬組成物および治療薬を、それを必要としている対象に送達する工程を含み、前記治療薬の送達が、本発明1027の医薬組成物の非存在下での治療薬の送達に対して増強される、方法。
[本発明1050]
前記治療薬が、化学療法剤、小分子、ペプチド、またはアプタマーである、本発明1049の方法。
[本発明1051]
DEspR標的化ソノポレーションにより治療薬の毒性を低減するための方法であって、標的化超音波送達を用いて、有効量の本発明1027の医薬組成物および治療薬を、それを必要としている対象に送達する工程を含み、前記治療薬の毒性が、本発明1027の医薬組成物の非存在下での治療薬の送達に対して低減される、方法。
[本発明1052]
前記治療薬が、化学療法剤、小分子、ペプチド、またはアプタマーである、本発明1051の方法。
[本発明1053]
DEspR標的化分子イメージングと、治療薬のDEspR標的化送達とを組み合わせるための方法であって、有効量の治療薬および標的部分に結合される本発明1027の医薬組成物を対象に投与する工程と、分子イメージングを用いて、標的部分に結合された本発明1027の医薬組成物の有無を決定する工程とを含む、方法。
[本発明1054]
前記分子イメージングが、造影超音波イメージング、MRI(磁気共鳴イメージング)、近赤外線イメージング、または光音響イメージングである、本発明1053の方法。
[本発明1055]
前記治療薬が、化学療法剤、小分子、ペプチド、またはアプタマーである、本発明1053または1054の方法。
[本発明1056]
血管新生に依存するか、あるいは血管新生により調節される疾患または障害を有する対象において血管新生を阻害する際に使用するための、本発明1027の医薬組成物。
[本発明1057]
前記血管新生に依存するか、あるいは血管新生により調節される疾患または障害が、癌または腫瘍である、本発明1056の使用。
[本発明1058]
前記血管新生に依存するか、あるいは血管新生により調節される疾患または障害が、加齢性黄斑変性症、頸動脈疾患、糖尿病性網膜症、関節リウマチ、神経変性障害、アルツハイマー病、肥満、子宮内膜症、乾癬、アテローム性動脈硬化症、眼球の新血管発生、血管新生緑内障、骨粗鬆症、および再狭窄からなる群から選択される、本発明1057の使用。
[本発明1059]
癌または腫瘍を有する対象において腫瘍細胞侵襲性を阻害する際に使用するための、本発明1027の医薬組成物。
[本発明1060]
1つまたは複数の化学療法剤、血管新生阻害剤、細胞毒性剤、または抗増殖剤をさらに含む、本発明1059の使用。
[本発明1061]
細胞中のDEspRの発現および/または機能を阻害することによって、それを必要としている対象において腫瘍成長を阻害し、そして腫瘍サイズまたは腫瘍転移を低減する際に使用するための、本発明1027の医薬組成物。
[本発明1062]
前記DEspRの発現および/または機能が、腫瘍細胞、腫瘍開始細胞、癌幹様細胞、癌幹細胞、転移性腫瘍細胞、内皮前駆細胞、炎症細胞、腫瘍間質細胞、腫瘍血管系細胞、またはこれらの任意の組み合わせにおいて阻害される、本発明1061の使用。
[本発明1063]
前記腫瘍血管系細胞が、内皮細胞、周皮細胞、平滑筋細胞、外膜細胞、またはこれらの任意の組み合わせである、本発明1062の使用。
[本発明1064]
細胞中のDEspRの発現および/または機能を阻害することによって、それを必要としている対象において腫瘍抵抗性および腫瘍再発を阻害する際に使用するための、本発明1027の医薬組成物。
[本発明1065]
前記DEspRの発現および/または機能が、腫瘍細胞、腫瘍開始細胞、癌幹様細胞、癌幹細胞、転移性腫瘍細胞、またはこれらの任意の組み合わせにおいて阻害される、本発明1064の使用。
[本発明1066]
腫瘍細胞中のDEspRの発現および/または機能を阻害することによって、それを必要としている対象において癌細胞のオートファジーの促進により癌の進行を阻害する際に使用するための、本発明1027の医薬組成物。
[本発明1067]
前記DEspRの発現および/または機能が、腫瘍細胞、腫瘍開始細胞、癌幹様細胞、癌幹細胞、転移性腫瘍細胞、またはこれらの任意の組み合わせにおいて阻害される、本発明1066の使用。
[本発明1068]
DEspRの発現および/または機能を阻害することによって、それを必要としている対象においてオートファジーを促進する、あるいは細胞内有害物質または病原体の蓄積を低減する際に使用するための、本発明1027の医薬組成物。
[本発明1069]
前記対象がアルツハイマー病またはハンチントン病を有する、本発明1068の使用。
[本発明1070]
標的化超音波送達を用いて、それを必要としている対象に対して、DEspR標的化ソノポレーションにより治療薬の送達を増強する際に使用するための、本発明1027の医薬組成物。
[本発明1071]
前記治療薬が、化学療法剤、小分子、ペプチド、またはアプタマーである、本発明1070の使用。
[本発明1072]
標的化超音波送達を用いて、それを必要としている対象に対して、DEspR標的化ソノポレーションにより治療薬の毒性を低減する際に使用するための、本発明1027の医薬組成物。
[本発明1073]
前記治療薬が、化学療法剤、小分子、ペプチド、またはアプタマーである、本発明1072の使用。
DEspR(以前は、Dearと呼ばれ、DearとしてGen Bankに寄託)欠損またはノックアウト(Dear−/−)マウスを用いて、DEspRが胚発生において重要な血管新生プレーヤーであることを示す。 パワードップラー分析を用いて、組織血管分布の低下を示す成体ハプロ不全(+/−)マウスにおいてみられるように、DEspRが成体組織血管分布に寄与することを示す。 A〜Eは、基礎的および血管新生の両方の管形成条件下で、臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)(図3A〜3C)および微小血管内皮細胞(HMEC)において免疫染色することによって、DEspRおよびVEGFspが検出されることを示す。重要なことには、HUVEC(図3D)およびHMEC(図3E)の血管新生アッセイにおいて、抗DEspR(Ab1)および抗VEGFsp(Ab2)の両抗体を用いて、血管新生の新生血管の管長の阻害が見られる(HUVECおよびHMECの両方に対して、Tukeyの全ペアワイズ多重比較P<0.001)。作成される新生血管の分枝および相互接続を含む他の血管新生パラメータについても同様の知見が認められた。 A〜Dは、免疫染色を用いて、DEspRおよびVEGFspが腫瘍細胞においても検出され、細胞膜および核膜内にVEGFspおよびDEspRが共存していることを実証する。DEspRの細胞膜および核膜発現は多数の腫瘍細胞型において検出され、抗DEspR療法が種々の癌型に対して有効であることが示される。DEspR発現は、ヒト肺非小細胞癌NCI−H727、肺巨細胞腫TIB−223/GCT、乳腺癌MDA−MB−231(図4A〜4C)およびMDA−MB−468、膀胱癌253JBV、結腸腺癌SW480、肝細胞癌HEP3B、メラノーマSK−MEL−2、骨肉腫MG−63、卵巣腺癌HTB−161/NIH:OVCAR3、前立腺腺癌PC−3mm2、および膵癌CRL−1469/PANC−1において検出される(図4D)。 A〜Cは、HCI−H292肺粘表皮癌、およびHEPG2肝細胞癌(図5A)、およびCCL−86/Raji Burkittリンパ腫においてDEspR発現が検出されなかったことを示し、従って陽性観察の特異性が示される。NCI−727肺癌細胞(図5B)における知見は、Gr.III肺腺癌の腫瘍切片の免疫染色で確証される(図5C)。 A〜Bは、対照(C)および免疫前抗体治療(PI)とは対照的に、転移性乳房腫瘍MDA−MB−231および膵臓腺癌PANC−1細胞株の2つの検査細胞株において、抗ヒトDEspR抗体治療によるDEspR阻害が腫瘍細胞侵襲性を阻害することを示す。 抗DEspR治療されたラット(□)が、模擬処理した対照(■)と比較して最小限の腫瘍成長を示したことを示す。両側t−検定P<0.05、**p<0.001。 A〜Dは、免疫組織化学的分析を用いて、MDA−MB−231乳癌細胞と同様に乳房腫瘍細胞においてDEspRが発現され(図8A)、正常な乳房組織では発現されない(図8B)ことを示す。さらに、治療されたラットの残存腫瘍は、腫瘍細胞の内腔への侵食による腫瘍血管の内皮の破壊を示した模擬処理した腫瘍(図8D)とは対照的に、血管の正常化(図8C)を示した。 選択されたモノクローナル抗体の特徴付けを示す。モノクローナル抗体2E4A8、2E4B11、2E4H10、5G12E8、7C5B2、7C5C5、8E7D11、8E2F6、E2G4および8E7F8を、標準手順を用いる間接的なELISAによって検査した。以下のように、1μg/mlのモノクローナル抗体を含有する上清からの連続希釈を検査した:1=1/2、2=1/4、3=1/8、4=1/16、5=1/32、6=1/64、7=1/128、8=1/256、9=1/512、10=1/1024、11=1/2048および12=1/4096。 検査したモノクローナル抗体のウェスタンブロット分析を示す。特異性を確認するために、低(5G12E8)、中(2E4H6)、および高アフィニティ(7C5B2)モノクローナル抗体を、サブクローン上清およびその後のその後精製された抗体と共に検査した。抗ヒトDEspRモノクローナル抗体は、ヒトDEspRの推定10kDのタンパク質に特異的である。ウェスタンブロット分析は、ヒトDEspRの期待される10kD分子量のタンパク質を検出するために、Cos1ヒトDEspRトランスフェクト細胞から抗原として単離される全細胞タンパク質を用いて実施され、一次抗体は、3つの選択されたクローンの精製抗体およびサブクローン上清を10%のゲル濃度で含んだ。3.07gのTris、14.4gのグリシン、200mlのメタノール、800mlのdHOのトランスファー緩衝液と共にニトロセルロース(PIERCE)を使用した。HRP−抗マウス多価免疫グロブリン(Sigma #0412)1:100,000、ECL試薬(SuperSignal West Femto Kit #34094)、染色試薬Kodak RP−X−Omat、およびx−フィルム(Kodak X−film #XBT−1)を使用した。ウェスタンブロット結果は、相対アフィニティに関係なく抗ヒトDEspRモノクローナル抗体の特異性を実証し、従って、2つ以上の成功した抗ヒトDEspRモノクローナル抗体が同定される。結果は、最高の相対アフィニティおよび特異性を有するモノクローナル抗体クローンがクローン7C5B2であることを示す。 A〜Cは、DEspRに対するモノクローナル抗体7C5B2およびポリクローナル抗体調製物による血管新生の異なるパラメータの阻害を示す。7C5B2モノクローナル抗体は、管形成を受けるHUVEC、膵臓腺癌PANC−1、および乳癌MDA−MB−231細胞を免疫染色することが示された。図11Aは、新生血管の複雑さの尺度としての分枝点の平均数を示し、新生血管密度の尺度としての管の全長が図11Bに示される。図11Cは、モノクローナル抗体7C5B2によるインビトロの血清誘導性HUVEC管形成の濃度依存性阻害を示す。2%のFBS(対照)、または2%のFBS+モノクローナル抗体7C5B2(0.05〜500nM)が補充された基本培地中、HUVEC(ヒト臍帯静脈内皮細胞)をMatrigel被覆ウェル上に成長させた。血清誘導性管形成の割合は、対照条件下で成長させたHUVECと、指示されたモノクローナル抗体7C5B2補充培地中で成長させたHUVECとの間の差異として決定した。インビトロ管形成アッセイにおけるウェル当たりの管の全長の%およびウェル当たりの分枝点の総数が与えられる。データは、平均±標準誤差で示される。各実験条件を5つのレプリカウェルにおいて実施した。管の全長のEC50=4.34±0.45nM、#分枝点のEC50=3.97±0.51nM。 A〜Cは、モノクローナル抗体7C5B2が、MDA−MB−231ヒト乳癌(図12A)およびPANC−1膵癌(図12B)細胞株における腫瘍細胞侵襲性を阻害することを実証する(P<0.001、<0.01)。図12Cは、モノクローナル抗体7C5B2によるMDA−MB−231細胞侵襲の阻害の用量反応曲線を示す(EC50=3.55±0.32nM)。データは、5回の繰り返しの平均±標準誤差である。P<0.001、**P<0.01(一元配置ANOVA、全ペアワイズ多重比較Tukey検定)。 A〜Dは、インビトロ血清誘導性HUVEC管形成に対する抗ヒトDEspRモノクローナル抗体7C5B2(IgG2bアイソタイプ)の効果を示す(確立したインビトロ血管新生アッセイ)。2%のFBS(対照C1)、または2%のFBS+ポリクローナル抗hDESPR抗体の免疫前IgGアイソタイプ対照(500nM、対照C2)、または2%のFBS+抗hDESPRmABのIgG2bアイソタイプ対照(500nM、C3対照)、または2%のFBS+ポリクローナル抗hDEspR(500nM、P)、または2%のFBS+モノクローナル抗体7C5B2(500nM、M)が補充された基本培地中、HUVEC(ヒト臍帯静脈内皮細胞)をMatrigel被覆ウェル上に成長させた。インビトロ管形成アッセイを用いて、ウェル当たりの形成された管の平均数定量分析は図13Aに示され、ウェル当たりの分枝点の平均数は図13Bに示され、ウェル当たりの接続の平均数は図13Cに示され、ウェル当たりの管の平均全長(mm)は図13Dに示される。データは、平均±標準誤差で示される。各実験条件を5つのレプリカウェルにおいて実施した。統計的有意差(それぞれの対照条件と比較して)は以下のように示される:P<0.001(一元配置ANOVAの後、全ペアワイズ多重比較Tukey検定)。 A〜Bは、抗ヒトDEspR7C5B2モノクローナル抗体を用いて、同じスライド上の腫瘍および正常組織を表すコア生検標本で構成されるヒト腫瘍組織アレイの免疫組織化学的分析を示す。ホルマリン固定したパラフィン包埋コア生検切片を用いて、特異性および検出感度を最適化する条件をまず検査した。二重免疫蛍光実験を実施して、ヒトDEspR発現およびCD133発現(後者は癌幹細胞のマーカーとしての機能を果たす)を評価した。抗ヒトDEspRモノクローナル抗体を1:10、市販の抗CD133モノクローナル抗体を1:20希釈で用いて、抗原回復を実施した。抗ヒトDEspR7C5B2モノクローナル抗体を用いるヒト腫瘍組織アレイの代表的な免疫組織化学的分析により、図14Aに示されるように、II期の肺癌腫瘍細胞においてhDEspR(Alexa−568red)の発現の増大が検出された。いくつかの腫瘍細胞はヒトDEspRおよびCD133の両方に対して二重陽性で免疫染色され、他の腫瘍細胞は、CD133に対してのみ免疫染色された。これらの観察は、ヒトDEspRがCD133陽性癌幹細胞、およびCD133陰性腫瘍細胞にも存在することを実証する。図14Bに示されるように、対照的に、正常な肺標本は、ヒトDEspRまたはCD133に対して免疫染色を示さない。 A〜Bは、正常なヒト膵臓には最小限のDEspR発現があり(図15B)、α平滑筋アクチンが正の対照としての機能を果たすが、対照的に、IV期の膵癌腫瘍細胞および腫瘍血管はDEspR発現の増大を示す(図15A)ことを示す。 A〜DはDEspR標的化超音波分子イメージングを実証し、DEspR特異的抗体(図16A)がDEspR+内皮病変(図16B)および栄養血管の血管新生(図16C)を検出することを示す。コントラスト強度の定量化は、統合されたVisualSonics Micro−imaging Systemソフトウェアを用いて行われ(図16D)、DEspR(−)内皮および栄養血管における低コントラスト強度、およびアイソタイプ−微小気泡対照のいずれとも対照的に、DEspR+頸動脈内皮および栄養血管におけるコントラスト強度の増大を実証する。P<0.0001、ANOVAおよびペアワイズ多重比較。抗DEspR抗体はビオチン化され、超音波分析およびイメージングのためにストレプトアビジン−PEG被覆された市販の微小気泡に結合される。 A〜Fは、抗DEspRモノクローナル抗体を用いて、ヒト乳房組織におけるDEspR発現(図17A〜17C)、正常、グレード−1、T1侵襲性腺管癌におけるDEspR発現(図17D〜17F)の免疫組織化学的分析を示す。図17Aは正常な乳房組織を示し、DEspR、aSMAおよびDAPI核染色の3X−オーバーレイは乳房筋上皮細胞におけるaSMA発現を検出するが、上皮細胞および微小血管におけるDEspRの発現は検出されない。図17BはDEspRおよびDAPI核染色の2X−免疫蛍光オーバーレイを示し、正常な乳房組織においてDEspR発現がないことを確認する。図17CはDEspR、aSMA、DAPI免疫蛍光および拡散コントラスト(diffusion contrast)イメージング(DIC)の4X−オーバーレイであり、正常な乳房上皮および内皮における組織モルホロジー、aSMAの発現、およびDEspRの非/最小限の発現を描写する。図17Dは、Gr.I−T1侵襲性腺管癌におけるDAPI、aSMAおよびDEspR免疫蛍光の3X−オーバーレイであり、血管内皮におけるDEspR発現、および乳房組織におけるaSMAとの共存を検出する。図17Eは、パネル17Dに示される乳癌のDAPIおよびDEspRの2X−オーバーレイであり、DEspR発現を強調する。図17Fは、DAPI、aSMA、DEspR、DICの4X−オーバーレイであり、上皮細胞および微小血管の組織モルホロジーを有するDEspR空間的発現を解明する。バー=20ミクロン。 A〜Fは、正常な膵臓組織(図18A〜18C)正常、およびグレード−3、T3膵管癌(図18D〜18F)におけるDEspR発現のモノクローナル抗体免疫組織化学的分析を示す。図18Aは、DEspR、aSMAおよびDAPI核染色の3X−オーバーレイによる正常膵臓組織が、微小血管において最小限のDEspR発現を検出することを示す。図18Bは、組織モルホロジーのDICイメージングと共に、DEspR、aSMA、DAPIの4X−免疫蛍光オーバーレイを示す。図18C(左)は、DEspR、aSMA、DAPI免疫蛍光の3X−オーバーレイを示し、(右)は、DEspR、aSMA、DAPI、および組織モルホロジーのための拡散コントラストイメージング(DIC)の4x−オーバーレイを示し、正常な内皮におけるaSMAの発現およびDEspRの非/最小限の発現を示す。図18Dは、Gr.3−T3膵管癌におけるDAPI、aSMAおよびDEspR免疫蛍光の3X−オーバーレイが、血管内皮におけるDEspR発現およびaSMAとの共存を検出することを示す。図18Eは、図19Dに示される画像のDAPIおよびDEspRの2X−オーバーレイを示し、DEspR発現を強調する。図18Fは、DAPI、aSMA、DEspRの3X−オーバーレイを示し、膵管癌細胞におけるDEspR発現の増大を示す。バー=20ミクロン。 A〜Eは、代表的な造影超音波(CEU)画像を示し、コントラスト強度シグナル(CIS)が描かれる。図19Aは、MBのDEspR標的化分子イメージングを示す。遺伝子導入ラット−R1は、CEU陽性イメージングおよび音響破壊の後のCISピークの特徴的な降下を実証する(|)。図19Bは、その後の遺伝子導入ラット−R1におけるアイソタイプ微小気泡(MB)イメージングを示し、低ピークのCISレベルならびにCISの破壊前および破壊後の「平らな(flat−line)」パターン(CIU陰性イメージングを示す)を示す。図19Cは、非遺伝子導入ラット−R2におけるMBDEspR標的化分子イメージングを示し、MBCEU陰性イメージングと同様のCEU陰性イメージングを実証する。図19Dは、種々の研究群の中のCIS差(Δ)のグラフを示し、TgMBCEU+群におけるCEU陰性イメージングのイメージングが他のCEU陰性群から区別されることが記録される。図20Eは、全ての遺伝子導入ラット(Tg+)および非遺伝子導入ラット(nonTg)の間のCIS差のグラフを示す。斜線バーは、MB注入CEU+と、MB注入CEU遺伝子導入ラットとの間の閾値を表す。MBのボーラス注射の1分後の血液プール、CEU画像は、種々のラットの中での同等のMB注入および動きアーチファクトからの最小限のコントラスト強度シグナルを実証する。1−Pre、標的(もしあれば)のMBへの接着を可能にするために、そして内腔中の最小限の(もしあったとしても)循環MBを記録するために、ボーラス注入の4分後から得られる音響破壊前CEU画像。CISプロット上の#1に相当する画像。2−Post、散乱プロット上の#2に相当する音響破壊後のCEU画像。CIS−plot、代表的な対象領域(水色で包囲)におけるコントラスト強度シグナル(CIS)の散乱プロット。#1、音響破壊前に検出されたCIS;#2、音響破壊後に検出されたCIS(2)。黒線およびその後の間隙は、CIS散乱プロットにおける音響破壊の期間を記す。MB、DEspR標的化微小気泡;MBc、対照アイソタイプ標的化微小気泡;Tg、遺伝子導入ラット;非Tg、非遺伝子導入対照ラット;CEU+、CEU陽性イメージング;CEU−、CEU陰性イメージング、Δ コントラスト強度、破壊前/破壊後CIS差;***、P<0.0001。 A〜Hは、代表的なMB特異的造影超音波(CEU)陽性画像を示し、遺伝子導入ラット、R3における接着MB微小気泡の音響破壊の複雑なパターンが示される。図20Aは代表的なCEU画像を示し、ボーラス注入の1分後に頸動脈内腔を充満する循環MBの血液プールが記録される。CCA、総頸動脈;ECA、外頸動脈;ICA、内頸動脈;、CCA分岐点。図20B〜20Dは、パネル20E中の対応する対象領域(ROI)指すために同じ破線ブロックが記された、コントラスト強度シグナルの散乱プロットを示す。(20B)白い実線;(20C)、白い斜線;(20D)白い点線のROI。図20Eは、散乱プロットb、c、d上の#1に相当する代表的なCEU画像を示し、音響破壊前の直前の接着DEspR標的化微小気泡(MB)が記録される(黒い線)。接着MBは、白い実線、白い斜線、および白い点線で包囲された3つのROIにおいて見られる。図20Fは、散乱プロットb〜d上の#2に相当する代表的なCEU画像を示し、異なるROIの#1におけるレベルとそれぞれ比較したシグナル強度の音響後破壊低下が示される。図20Gは、散乱プロットb〜d上の#3に相当する代表的なCEU画像を示し、異なるROIにおけるコントラスト強度シグナルにおける音響後破壊二次ピークが示される。図20Hは、散乱プロット上の#4に相当する代表的なCEU画像を示し、アイソタイプ対照またはMB注入CEU陰性画像において観察されるベースラインレベルに近づくコントラスト強度シグナルの低下が記録され、低バックグラウンドCISレベルが実証される。 A〜Hは、ラット−R1(パネル21A〜21D)、およびラット−R3(パネル21E〜21H)に対応する、DEspR陽性分子イメージングを用いる頸動脈の代表的な組織学的および蛍光免疫染色分析を示す。図21Aは、頸動脈内皮のマッソントリクローム染色切片を示す。図21B〜212Cは、DEspR発現の蛍光免疫染色およびDAPI核染色がオーバーレイされた微分干渉コントラスト(DIC)画像を示す。図21Dは、内皮のDIC画像がオーバーレイされた対照のアイソタイプab免疫染色およびDAPI核染色を示す。図21Eは頸動脈マッソントリクローム染色切片を示し、外膜栄養血管の新血管の増大が示される。囲まれた領域は図21Fではより高い倍率で示され、rbc−充填栄養血管が記録される。図21Gは蛍光免疫染色を示し、栄養血管および周囲細胞におけるDEspR陽性発現が検出される。図21HはαSMAおよびDEspRによる二重免疫染色を示し、DEspR陽性新血管におけるαSMAの同時発現が検出される。→、接着DEspR標的化微小気泡MB;白い矢じりは、パネル21Gおよび21Hにおける栄養血管の新生血管を指し示す;m、培地;バー=10ミクロン パネル21A〜21D、21F;20ミクロン パネル21E、21G、21H。 A〜Eは、MB特異的CEU陽性イメージング(22B、22C)およびCEU陰性イメージング(22D、22E)を示すラットからの頸動脈の代表的な蛍光免疫染色分析を示す。図22Aは、破壊前CISピークレベルの散乱ドットプロットを示し、MB特異的CEU陽性(CEU+)とCEU陰性(CEU−)イメージングとの間の閾値(斜線バー)が強調される。図22Bは、頸動脈内皮および拡張した栄養血管のDEspR陽性免疫染色;培地中の平滑筋細胞(SMC)におけるαSMA陽性免疫染色を示す。いくらかの栄養血管の新血管はDEspRおよびαSMAに対して二重免疫染色される。図22Cは、対応するDIC画像を示し、頸動脈および栄養血管の構造層が示される。図22Dは、CEU陰性イメージングを示すラット頸動脈(本明細書では、非Tgラット−R2で示される)において、代表的な最小限〜全くないDEspR発現を示す。CEU陰性遺伝子導入ラットの頸動脈から同様の画像が得られる。αSMA免疫染色は、培地中のSMCの発現を検出する。培地中の低レベルのαSMA免疫染色は両方の頸動脈における合成SMC表現型を示し、高血圧のリモデリングと一致する。図22Dは、対応するDIC場像を示し、頸動脈および外膜の構造層が示され、栄養血管の拡張はない。バー=20ミクロン(22B、22C)、10ミクロン(22D、22E)。m、培地;adv、外膜;白い小さい矢印、内皮;白い大きい矢印、栄養血管。 A〜Gは、インビトロでの抗ヒトDEspR標的化微小気泡(MB)のヒト内皮細胞HUVECへの結合の位相コントラスト蛍光顕微鏡分析を示す。増大するDEspR標的化微小気泡(MB)対細胞比は、(23A)8×、(23B)80×、および(23C)800×である。(23D)アイソタイプ対照(MB)は800×であり、(23E)非標的化対照MBは800×である。(23F)HUVECの%であり、結合MB(■)およびMB結合なし(□)である。図23Gは、MB対細胞比を増大させて、結合細胞当たりのMBの数(平均+/−sem)を示す。MBは、アイソタイプ対照MBおよび対照非標的化MBと比較する。***、ANOVA P<0.0001。 A〜Fは、肝臓(24A〜24C)および膵臓(24D〜24F)の非癌性および癌性組織におけるDEspR発現を示す。(24A)隣接の正常肝臓組織;(24B、24C)2人の患者からの肝癌T−2;(24D)、隣接の正常膵臓組織;(24E、24F)2人の患者からの膵管癌グレードIII−IV。黒い矢印、微小血管;発現にほぼ比例する色の強度を有する、DEspR陽性免疫染色のDAB検出;ヘマトキシリン核対比染色。バー、20ミクロン。 A〜Fは、ヒト組織アレイ:胃(25A〜25C)および乳房(25D〜25F)の非癌性および癌性組織におけるDEspR発現を示す。(25A)隣接の正常胃組織;(25B)胃癌T−3、(25C)胃癌の肺への転移;(25D)線維症を有する隣接の正常乳房組織;(25E)胸部髄様癌(breast medullary carcinoma)T−2;(25F)乳房腫瘍のリンパ節への転移。黒い矢印、血管内皮;発現にほぼ比例する色の強度を有するDEspR陽性免疫染色のDAB検出;ヘマトキシリン核対比染色。バー、20ミクロン。 A〜Fは、肺および結腸の非癌性および癌組織におけるDEspR発現を示す。(26A)隣接の正常肺;(26B)Gr−I肺腺癌;(26C)、Gr.III,T2肺腺癌;(26D)隣接の正常結腸;(26E、26F)結腸腺癌Gr.III−IV、T2。白い矢印、内皮;黒い矢印→、癌細胞における核膜のDEspR免疫染色。発現にほぼ比例する色の強度を有するDEspR免疫染色のDAB検出;ヘマトキシリン核対比染色。バー、20ミクロン 26A〜26C;25ミクロン 26D;10ミクロン 26E、26F。 A〜Fは、種々の組織型の癌細胞株におけるDEspR発現を示す。(27A)非小細胞肺癌細胞株、#NCI−H727;(27B)結腸癌、SW480 Duke型B;(27C)膵癌、PANC−1;(27D)乳腺癌転移、MDA−MB−231;(27E)膀胱癌253J BV;(27F)前立腺腺癌PC−3mm2。→、癌細胞における核膜のDEspR免疫染色、発現にほぼ比例する色の強度を有するDEspR免疫染色のDAB検出;ヘマトキシリン核対比染色。バー、20ミクロン A〜F。 A〜Bは、ヒト特異的抗DEspRモノクローナル抗体の特徴付けを示す。(28A)10の候補モノクローナル抗体クローンの間接ELISAによる分析が示される。1μg/mlのmAbを含有する上清からの連続希釈は、以下のように検査した:1=1/2、2=1/4、3=1/8、4=1/16、5=1/32、6=1/64、7=1/128、8=1/256、9=1/512、10=1/1024、11=1/2048および12=1/4096。白いひし形、選択されたMab7c5b2クローン、オープンシンボル、他のすべて。(28B)精製Mab(レーン1〜3)、および「スーパークローン」上清(レーン4〜6)、および対照としての機能を果たすPBS(レーン7)のウェスタンブロット分析が描かれる。レーン1および4の7C5B2Mabを選択(ひし形)。抗DEspR Mab免疫染色および抗VEGFsp免疫染色によるHUVECの二重免疫染色を実施し、DEspRおよびVEGFspの共存を決定した。 A〜Cは、モノクローナル抗体によるDEspR阻害が、インビトロHUVECアッセイにおいて血管新生を低減することを実証する。抗DEspR Mabを用いるHUVECのDEspR免疫染色を実施した。(29A)EC50=4.34+/−0.45nMを有する管の全長/ウェル(○)、およびEC.50 3.97+/−0.51nMを有する管の分枝点の数(●)を測定する、血管新生の抗DEspR Mab阻害の用量反応曲線。(29B)対照の非処置細胞(30C)、免疫前血清(PI)およびPabおよびMabそれぞれのIgG2bアイソタイプ(Iso)対照と比較した、抗DEspRポリクローナル(Pab)およびモノクローナル(Mab)抗体によるDEspR阻害の際の管の全長変化の分析。(29C)対照(C、PI、Iso)と比較した、PabおよびMab抗DEspR ab阻害により阻害される分枝点の平均数(#)の分析。データは、4回の繰り返しの平均+/−semで表される。、P<0.01(ANOVAの後、全ペアワイズ多重比較Tukey検定)。 A〜Cは、モノクローナル抗体によるDEspR阻害が、インビトロHUVECアッセイにおいて血管新生を低減することを実証する。抗DEspR MabによるMDA−MB−231乳癌細胞およびPANC−1膵癌細胞株のDEspR陽性免疫染色を実施した。(30A)MDA=MB−231乳癌細胞侵襲性の抗DEspR Mabにより増大するDEspR阻害の用量反応曲線(黒)、EC50=3.55+/−0.32nM。(30B〜30C)対照の非処置細胞、およびMDA−MB−231乳癌細胞のIgG2bアイソタイプ対照(31B)、およびPANC−1膵臓細胞株(31C)と比較した、抗DEspR Mab阻害により阻害される細胞侵襲性の分析。全てのデータは、4回の繰り返しの平均+/−semで示される;、P<0.01;**、P<0.001(一元配置ANOVAの後、全ペアワイズ多重比較Tukey検定)。 A〜Fは、ヒト乳房組織におけるDEspR発現の免疫組織化学的分析を示す。(31A〜31C)正常;(31D〜31F)グレード−1、T1侵襲性腺管癌。31A.正常乳房組織:DEspR、aSMAおよびDAPI核染色の3X−オーバーレイは、乳房筋上皮細胞においてaSMA発現を検出するが、上皮細胞(白い三角の矢じり→)および微小血管(白い円形矢じり)におけるDEspRの発現は検出しない。31B、DEspRおよびDAPI核染色の2X−免疫蛍光オーバーレイは、正常乳房組織においてDEspR発現がないことを確認する。31C、DEspR、aSMA、DAPI免疫蛍光および拡散コントラストイメージング(DIC)の4X−オーバーレイは、組織モルホロジー、正常乳房上皮および内皮におけるaSMAの発現、およびDEspRの非/最小限の発現を描く。31D、Gr.I−T1侵襲性腺管癌におけるDAPI、aSMAおよびDEspR免疫蛍光の3X−オーバーレイは、血管内皮におけるDEspR発現、および乳房組織におけるaSMAとの共存を検出する。31E、パネルdに示される乳癌のDAPIおよびDEspRの2X−オーバーレイは、DEspR発現を強調する。31F、DAPI、aSMA、DEspR、DICの4X−オーバーレイは、組織モルホロジーと共にDEspRの空間的発現を明らかにする。(白い三角の矢じり→)、上皮細胞;(白い円形矢じり)、微小血管。DEspR陽性;aSMA陽性;DAPI核染色;aSMAおよびDEspRの共存;バー=20ミクロン。 A〜Fは、抗DEspR Mabを用いる膵臓組織におけるDEspR発現の免疫組織化学的分析を実証する。(32A〜32C)正常;(32D〜32F)グレード−3、T3膵管癌。(32A)正常膵臓組織:DEspR、aSMAおよびDAPI核染色の3X−オーバーレイは、パネル32Bにおいてより良く見られる微小血管における最小限のDEspR発現を検出する。(32B)4X−免疫蛍光オーバーレイ:DEspR、aSMA、DAPI、および組織モルホロジーのDICイメージング。(32C)左:DEspR、aSMA、DAPI免疫蛍光の3X−オーバーレイ;右:DEspR、aSMA、DAPIおよび組織モルホロジー拡散コントラストイメージング(DIC)の4x−オーバーレイは、正常内皮において、aSMA発現および非/最小限のDEspRの発現を示す。(32D)Gr.3−T3膵管癌におけるDAPI、aSMAおよびDEspR免疫蛍光の3X−オーバーレイは、血管内皮におけるDEspR発現、およびaSMAとの共存を検出する。(32E)パネル32Dに示される画像のDAPIおよびDEspRの2X−オーバーレイはDEspR発現を強調する。(32F)DAPI、aSMA、DEspRの3X−オーバーレイは、膵管癌細胞におけるDEspR発現の増大(白い→)を示す。上皮細胞;(白い円形矢じり)、微小血管。DEspR陽性;aSMA陽性;DAPI核染色;aSMAおよびDEspRの共存;バー=20ミクロン。 7C5B2ハイブリドーマから得られる抗体のRT−PCR産物の1%アガロースゲル分離を実証する。SYBR(登録商標)Safe DNAゲル染色(Invitrogen cat.no.S33102)によりゲルを染色し、紫外光に関して撮影した。サイズマーカー(L)は、GeneRulerTM1Kb Plus(Fermentas cat.no.SM1331)である。IgGVH、IgMVH、IgκVLおよびIgλVLのそれぞれに対する定常領域プライマーを有するマウスシグナル配列に対する縮重プライマープールを用いて、RT−PCRを実施した。 7C5B2抗体の可変重鎖アミノ酸(SEQ ID NO:4)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:3)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。 複合7C5B2抗体の可変軽鎖アミノ酸(SEQ ID NO:9)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:8)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。 本明細書に記載される方法を用いて生成された複合抗DEspRヒト化7C5B2抗体の例示的な可変重鎖アミノ酸(SEQ ID NO:13)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:21)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。 本明細書に記載される方法を用いて生成された複合抗DEspRヒト化7C5B2抗体の例示的な可変重鎖アミノ酸(SEQ ID NO:14)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:22)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。 本明細書に記載される方法を用いて生成された複合抗DEspRヒト化7C5B2抗体の例示的な可変重鎖アミノ酸(SEQ ID NO:15)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:23)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。 本明細書に記載される方法を用いて生成された複合抗DEspRヒト化7C5B2抗体の例示的な可変重鎖アミノ酸(SEQ ID NO:16)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:24)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。 本明細書に記載される方法を用いて生成された複合抗DEspRヒト化7C5B2抗体の例示的な可変重鎖アミノ酸(SEQ ID NO:17)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:25)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。 本明細書に記載される方法を用いて生成された複合抗DEspRヒト化7C5B2抗体の例示的な可変軽鎖アミノ酸(SEQ ID NO:18)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:26)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。 本明細書に記載される方法を用いて生成された複合抗DEspRヒト化7C5B2抗体の例示的な可変軽鎖アミノ酸(SEQ ID NO:19)およびヌクレオチド(SEQ ID NO:27)配列を示す。CDRの定義およびタンパク質配列の番号付けはKabatに従う。
従って、本明細書には、抗DEspR複合ヒト抗体または改変されたヒト抗体の産生において使用するための可変重鎖および軽鎖配列が提供される。いくつかの実施形態では、抗DEspR複合ヒト抗体は、
Q V Q L Q E S G P G L V K P S Q T L S L T C T V S G F S L T S Y D I S W I R Q P P G K G L E W L G V I W T G G G T N Y N S A F M S R L T I S K D N S K S T V Y L Q M N S L R A E D T A I Y Y C V R D R D Y D G W Y F D V W G Q G T T V T V S S (SEQ ID NO: 13);
Q V Q L Q E S G P G L V K P S Q T L S L T C T V S G F S L T S Y D I S W I R Q P P G K G L E W L G V I W T G G G T N Y N S A F M S R L T I S K D N S K N T V Y L Q M N S L R A E D T A I Y Y C V R D R D Y D G W Y F D V W G Q G T T V T V S S (SEQ ID NO: 14);
Q V Q L Q E S G P G L V K P S Q T L S L T C T V S G F S L T S Y D I S W I R Q P P G K G L E W L G V I W T G G G T N Y N S A F M S R F T I S K D N S K N T V Y L Q M N S L R A E D T A I Y Y C V R D R D Y D G W Y F D V W G Q G T T V T V S S (SEQ ID NO: 15);
Q V Q L Q E S G P G L V K P S Q T L S L T C T V S G F S L T S Y D I S W I R Q P P G K G L E W L G V I W T G G G T N Y N S A F M S R L T I S K D N S K N T V Y L Q M N S L R A E D T A V Y Y C V R D R DY D G W Y F D V W G Q G T T V T V S S (SEQ ID NO: 16); および
Q V Q L Q E S G P G L V K P S Q T L S L T C T V S G F S L T S Y D I S W I R Q P P G K G L E W L G V I W T G G G T N Y N S A F M S R F T I S K D N S K N T V Y L Q M N S L R A E D T A V Y Y C V R D R D (SEQ ID NO: 17の残基1〜100)
からなる群から選択される可変重(V)鎖アミノ酸配列を含むことができる。
材料および方法
細胞株および抗体の発生
MDA−MB−231およびPANC−1細胞は、American Type Culture Collection(Rockville,MD)から入手した。MDA−MB−231細胞は、10%FBS、L−グルタミン、ペニシリン、およびストレプトマイシン(GPS)を補充したDMEM培地(Sigma Chemical,St.Louis,MO)中で維持した。PANC−1細胞は、高グルコース、10%FBSおよびGPSを有するDMEM(Sigma Chemical,St.Louis,MO)中で保持した。ヒト臍帯静脈内皮細胞、HUVECは、Cascade Biologics,Inc.から入手し、2%FBSおよびGPSを含有するEndothelial Growth Media−2(EGM−2)中に保持した。モノクローナル抗体の発生は、hDEspRの9アミノ酸DEspR NH末端ペプチド、MTMFKGSNE (SEQ ID NO:20)を抗原として用いて、ProMab Biotechnologies,Inc(Richmond,CA)によって特注で実施した。ハイブリドーマ上清のスクリーニングおよび候補モノクローナル抗体の最初の特徴付けは、遊離hDEspR抗原ペプチドを抗原として用いてELISAにより実施した。
ELISAおよびウェスタンブロット分析によるモノクローナル抗体の特徴付け
TMFKGSNE (SEQ ID NO:20)抗原ペプチドを、マイクロタイタープレートのウェル上に直接被覆した。一次抗体の適切な希釈物を37℃で1時間インキュベートした。次に、ウェルを、1:9000のHRP標識化抗IgG(SIGMA cat#A0168)と共に37℃で1時間インキュベートした。3,3'5,5'−テトラメチルベンジジン基質(37℃で10分間のインキュベーション)の添加によって反応を視覚化し、450nmで分光光度的に読み取った。ウェスタンブロット分析は、hDEspRを安定的に発現するCos1細胞トランスフェクタントからの全細胞タンパク質抽出物(40μg)[17]と、hDEspR特異的合成ペプチドに対して産生された、対応する候補モノクローナル抗体とを等量で用いて、記載されるように行った[17]。免疫反応性のhDEspR(10kDaのポリペプチド)は、ECL Western Detectionキット(GE Healthcare)を用いる化学発光により検出した。
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