JP2013535923A - ヌル・データ・パケット(ndp)におけるvht−sig−bフィールド - Google Patents

ヌル・データ・パケット(ndp)におけるvht−sig−bフィールド Download PDF

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Abstract

本開示のある態様は、ヌル・データ・パケット(NDP)のプリアンブルにおける超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドにおける情報を用いるための方法および装置に関する。NDP内にVHT−SIG−Bフィールドを保持することは、例えば、統一されたIEEE 802.11acプリアンブル構造の維持すること、ビームフォーミング・フィードバックを処理するために4μsのさらなる時間を提供すること、NDPにおける干渉をレベルを判定するために、VHT−SIG−Bフィールド内の情報を利用できること、のようないくつかの利点を与える。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、「ヌル・データ・パケット(NDP)におけるVHT−SIGBフィールド」(VHT-SIGB FIELD IN NULL DATA PACKETS (NDPs))と題され2010年8月4日に出願された米国仮出願61/370,715号と、「ヌル・データ・パケット(NDP)におけるVHT−SIGBフィールド」(VHT-SIGB FIELD IN NULL DATA PACKETS (NDPs))と題され2010年10月5日に出願された米国仮出願61/390,101号と、の利益を要求する。これら出願はともに、本明細書に参照によって組み込まれる。
本開示のある態様は、一般に、無線通信に関し、更に詳しくは、ヌル・データ・パケット(NDP)のプリアンブルにおける超高スループット信号B(VHT−SIG−B:Very High Throughput Signal B)フィールドにおける情報を用いることに関する。
無線通信システムのために要求される帯域幅要件が増加する問題に対処するために、複数のユーザ端末が、チャネル・リソースを共有することによって、高データ・スループットを達成しながら、単一のアクセス・ポイントと通信することを可能にするための、異なるスキームが開発されている。複数入力複数出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのためのポピュラーな技術として最近現れたこのような1つのアプローチを表す。MIMO技術は、例えば電気電子学会(IEEE)802.11規格のようないくつかの新興の無線通信規格に採用された。IEEE 802.11は、短距離通信(例えば、数10メートルから数100メートル)のためにIEEE 802.11委員会によって開発された無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)エア・インタフェース規格のセットを示す。
MIMOシステムはデータ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与えうる。
単一のアクセス・ポイント(AP)と複数のユーザ局(STA)とを備える無線ネットワークでは、アップリンク方向とダウンリンク方向との両方において、複数のチャネルにおいて、異なる局への同時送信が生じうる。このようなシステムには、多くのチャレンジがある。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信することと、ヌル・データ・パケット(NDP)を生成することと、ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、NDPを送信することと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信する手段と、NDPを生成する手段と、ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、NDPを送信する手段と、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信するように構成された送信機と、NDPを生成するように構成された処理システムと、ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、を含む。そして、送信機はさらに、NDPを送信するように構成されている。
本開示のある態様は、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、コンピュータ読取可能な媒体を含む。これは、一般に、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信し、NDPを生成し、ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、NDPを送信する、ためのコードを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信することと、NDPを受信することと、ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信する手段と、NDPを受信する手段と、ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信し、NDPを受信する、ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、ように構成された受信機を含む。
本開示のある態様は、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、コンピュータ読取可能な媒体を含む。これは、一般に、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信し、NDPを受信する、ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、ためのコードを含む。
本開示の前述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらのいくつかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても適合するので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、この範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう無線通信ネットワークの図解を例示する。 図2は、本開示のある態様にしたがうアクセス・ポイントおよびユーザ端末の例のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがう無線デバイスの例のブロック図を例示する。 図4は、本開示のある態様にしたがってアクセス・ポイントから送信されるプリアンブルの構造の例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがって、情報を含むヌル・データ・パケット(NDP)のプリアンブルにVHT−SIG−Bフィールドを有するNDPを生成するためにアクセス・ポイント(AP)において実行されうる動作の例を例示する。 図5Aは、図5に図示された動作を実行することが可能な手段の例を図示する。 図6は、本開示のある態様にしたがって、情報を含むヌル・データ・パケット(NDP)のプリアンブルにVHT−SIG−Bフィールドを有するNDPを受信するためにユーザ端末(UT)において実行されうる動作の例を例示する。 図6Aは、図6に図示された動作を実行することが可能な手段の例を図示する。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示されたどのような具体的な構成または機能にも限定されるとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含むさまざまなブロードバンド無線通信システムのために使用される。このような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム等を含んでいる。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために、十分に異なる方向を利用しうる。TDMAシステムによって、複数のユーザ端末は、送信信号を複数の異なる時間スロットに分割することによって、同じ周波数チャネルを共有できるようになる。ここで、おのおのの時間スロットは、異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これは、システム帯域幅全体を、複数の直交サブ・キャリアへ分割する変調技術である。これらサブ・キャリアはまた、トーン、ビン等とも称されうる。各サブ・キャリアは、OFDMを用いて、データと独立して変調される。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブ・キャリアで送信するインタリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブ・キャリアのブロックで送信するローカライズドFDMA(LFDMA)、あるいは、隣接するサブ・キャリアの複数のブロックで送信するエンハンストFDMA(EFDMA)を利用する。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送信される。
本明細書に記載された教示は、さまざまな有線装置または無線装置(例えば、ノード)へ組み込まれうる(例えば、これら内で実行されるか、これらによって実施される)。いくつかの態様では、本明細書における教示したがって実施される無線ノードは、アクセス・ポイントまたはアクセス端末を備えうる。
アクセス・ポイント(“AP”)は、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(“RNC”)、イボルブド・ノードB(eNB)、基地局コントローラ(“BSC”)、基地トランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(“BSS”)、拡張サービス・セット(“ESS”)、ラジオ基地局(“RBS”)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。
例えば、アクセス端末(“AT”)は、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器、ユーザ局、またはその他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(“SIP”)電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局、携帯情報端末(“PDA”)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(“STA”)、あるいは無線モデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、エンタテイメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。いくつかの態様では、ノードは無線ノードである。このような無線ノードは、例えば、有線または無線による通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。
図1は、アクセス・ポイントおよびユーザ端末を備えた多元接続複数入力複数出力(MIMO)システム100を例示する。簡略のために、図1には、1つのアクセス・ポイント110だけしか示されていない。アクセス・ポイントは、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局、またはその他いくつかの用語でも称されうる。ユーザ端末は、据置式または移動式であり、移動局、無線デバイス、またはその他いくつかの用語でも称されうる。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンクにおいて、所与の瞬間において、1または複数のユーザ端末120と通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセス・ポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセス・ポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピア・トゥ・ピアを通信しうる。システム・コントローラ130は、アクセス・ポイントに接続しており、アクセス・ポイントのための調整および制御を与える。
ある開示のために、後述する説明の一部は、空間分割多元接続(SDMA)で通信することが可能なユーザ端末120を説明しているが、ユーザ端末120はまた、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末をも含みうる。したがって、このような態様のために、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末との両方と通信するように構成されうる。このアプローチによって、便利なことに、古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)は、エンタープライズ内に引き続き配置され、有用な寿命を延ばすことができるようになるとともに、新たなSDMAユーザ端末が、適切なものとみなされて導入されるようになる。
システム100は、ダウンリンクおよびアップリンクにおけるデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを適用する。アクセス・ポイント110は、Nap個のアンテナを装備しており、ダウンリンク送信のための複数の入力(MI)と、アップリンク送信のための複数の出力(MO)とを示す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、集合的に、ダウンリンク送信のための複数の出力と、アップリンク送信のための複数の入力とを示す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータ・シンボル・ストリームが、ある手段によって、符号、周波数、または時間で多重化されていない場合、Nap≧K≧1を有することが望まれる。データ・シンボル・ストリームが、TDMA技術を用いて、CDMAで異なる符号チャネルを用いて、OFDMでサブ帯域の別のセットを用いて、等で多重化されうるのであれば、Kは、Napよりも大きくなりうる。選択された各ユーザ端末は、ユーザ特有データをアクセス・ポイントへ送信するか、および/または、ユーザ特有データをアクセス・ポイントから受信する。一般に、選択されたユーザ端末はそれぞれ、1または複数のアンテナ(つまり、Nut≧1)を装備しうる。K個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有しうる。
このシステム100は、時分割デュプレクス(TDD)システムまたは周波数分割デュプレクス(FDD)システムをサポートしうる。TDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、異なる周波数帯を使用する。MIMOシステム100はさらに、送信のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用しうる。ユーザ端末はそれぞれ、(例えば、コスト・ダウンを維持するために)単一アンテナを、あるいは、(例えば、追加コストが支援されうる場合)複数アンテナを装備しうる。ユーザ端末120が、送信/受信を、別の時間スロットに分割することによって、同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100は、TDMAシステムでもありうる。ここで、おのおのの時間スロットは、異なるユーザ端末120に割り当てられる。
図2は、MIMOシステム100におけるアクセス・ポイント110と2つのユーザ端末120m,120xのブロック図を例示する。アクセス・ポイント110は、アンテナ224a乃至224tを装備している。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma乃至252muを装備し、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa乃至252xuを装備している。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティ、およびアップリンクのための受信エンティティである。ユーザ端末120はそれぞれ、アップリンクのための送信エンティティ、およびダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書で使用されるように、「送信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを送信することが可能な、独立して動作する装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを受信することが可能な、独立して動作する装置またはデバイスである。後述する説明では、添字“dn”は、ダウンリンクを示し、添字“up”は、アップリンクを示し、Nup個のユーザ端末が、アップリンクにおける同時通信のために選択され、Ndn個のユーザ端末が、ダウンリンクにおける同時通信のために選択され、Nupは、Ndnと等しい場合も、等しくない場合もあり、NupおよびNdnは、固定値であることも、各スケジューリング・インタバルについて変動する場合もありうる。ビーム・ステアリングまたはその他のある空間処理技術が、アクセス・ポイントおよびユーザ端末において使用されうる。
アップリンクでは、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータ・プロセッサ288が、データ・ソース286からトラフィック・データを、コントローラ280から制御データを受け取る。TXデータ・プロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられた符号化スキームおよび変調スキームに基づいて、ユーザ端末のためのトラフィック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)し、データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データ・シンボル・ストリームについて空間処理を実行し、Nut,m個のアンテナのために、Nut,m個の送信シンボルを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信して処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、および周波数アップコンバート)し、アップリンク信号を生成する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセス・ポイントへ送信のために、Nut,m個のアップリンク信号を提供する。
up個のユーザ端末は、アップリンクにおける同時通信のためにスケジュールされうる。これらユーザ端末の各々は、データ・シンボル・ストリームについて空間処理を実行し、送信シンボル・ストリームのセットを、アップリンクで、アクセス・ポイントへ送信する。
アクセス・ポイント110では、Nap個のアンテナ224a乃至224apが、アップリンクで送信しているNup個すべてのユーザ端末から、アップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信した信号を、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222に提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行されるものに対して相補的な処理を実行し、受信したシンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222から受信したNap個のシンボル・ストリームについて受信機空間処理を実行し、復元されたNap個のアップリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関行列変換(CCMI)、最小平均平方誤差(MMSE)、ソフト干渉除去(SIC)、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。復号された各アップリンク・データ・シンボル・ストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータ・シンボル・ストリームの推定値である。RXデータ・プロセッサ242は、復号されたデータを取得するためにそのストリームのために使用されたレートにしたがって、復号されたアップリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。各ユーザ端末の復号されたデータは、格納のためにデータ・シンク244へ、および/または、さらなる処理のためにコントローラ230へ提供されうる。
ダウンリンクでは、アクセス・ポイント110において、TXデータ・プロセッサ210は、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのトラフィック・データをデータ・ソース208から、制御データをコントローラ230から、そして、恐らくはその他のデータをスケジューラ234から受信する。さまざまなタイプのデータが、異なる伝送チャネルで送信されうる。TXデータ・プロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、各ユーザ端末のためのトラフィック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)する。TXデータ・プロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためにNdn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームについて(例えば、本開示で説明されるようなプリコーディングまたはビームフォーミングのような)空間処理を実行し、Nap個のアンテナのためにNap個の送信シンボル・ストリームを提供する。各送信機ユニット222はそれぞれ、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信して処理する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのダウンリンク信号を提供する。
各ユーザ端末120では、Nut,m個のアンテナ252が、アクセス・ポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、受信ユニット254からの受信シンボル・ストリームについて受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のために復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。RXデータ・プロセッサ270は、ユーザ端末のために復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。
各ユーザ端末120では、チャネル推定器278が、ダウンリンク・チャネル応答を推定し、ダウンリンク・チャネル推定値を提供する。これは、チャネル・ゲイン推定値、SNR推定値、ノイズ分散等を含みうる。同様に、チャネル推定器228は、アップリンク・チャネル応答を推定し、アップリンク・チャネル推定値を提供する。各ユーザ端末のコントローラ280は、一般に、ユーザ端末のためのダウンリンク・チャネル応答行列Hdn,mに基づいて、ユーザ端末のための空間フィルタ行列を導出する。コントローラ230は、実効的なアップリンク・チャネル応答行列Hup,effに基づいて、アクセス・ポイントのための空間フィルタ行列を導出する。各ユーザ端末のコントローラ280は、アクセス・ポイントへフィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定値等)を送信しうる。コントローラ230,280はさらに、アクセス・ポイント110およびユーザ端末120それぞれにおけるさまざまな処理ユニットの動作を制御する。
図3は、無線通信システム(例えば、図1のシステム100)内で適用されうる無線デバイス302内で利用されうるさまざまな構成要素を示す。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス302は、アクセス・ポイント110またはユーザ端末120でありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機310および受信機312を含みうるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含みうる。信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
無線デバイス302のさまざまな構成要素を、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含みうるバス・システム322によってともに結合することができる。
(プリアンブル構造の例)
図4は、本開示のある態様にしたがう、プリアンブル400の構造の例を例示する。プリアンブル400は、例えば、無線ネットワーク(例えば、図1に例示するシステム100)において、アクセス・ポイント(AP)110からユーザ端末120へ送信されうる。
プリアンブル400は、全レガシー部402(すなわち、非ビームフォーム部)と、プリコード802.11ac VHT(超高スループット)部404とを備えうる。レガシー部402は、レガシー・ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)406、レガシー・ロング・トレーニング・フィールド408、レガシー信号(L−SIG)フィールド410、VHT信号A(VHT−SIG−A)フィールドのための2つのOFDMシンボル412,414を備えうる。VHT−SIG−Aフィールド412,414は、全方向的に送信され、空間ストリーム数の割当を、STAの組み合わせ(セット)に示しうる。ある態様の場合、STAの特定のセットがMU−MIMO送信の空間ストリームを受信するであろうことを、サポートされているすべてのSTAへ伝えるために、プリアンブル400に、グループ識別子(グループID)フィールド416が含まれうる。
プリコード802.11ac VHT部404は、超高スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)418、超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド1(VHT−LTF1)420、超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)422、超高スループット信号フィールド・タイプB(VHT−SIG−Bフィールド)424、およびデータ部426を備えうる。VHT−SIG−Bフィールドは、1つのOFDMシンボルを備え、プリコード/ビームフォームされて送信されうる。
ロバストなMU−MIMO受信は、APが、すべてのVHT−LTF422を、サポートされているすべてのSTAへ送信することを含みうる。VHT−LTF422によって、各STAは、すべてのAPアンテナからSTAのアンテナへのMIMOチャネルを推定できるようになりうる。STAは、他のSTAに対応するMU−MIMOストリームから、実効的な干渉ヌルイングを実行するために、この推定されたチャネルを利用しうる。ロバストな干渉除去を実行するために、各STAは、そのSTAにどの空間ストリームが属しているかと、他のユーザにどの空間ストリームが属しているのかとを知ることが期待されうる。
(NDPにおけるVHT−SIG−Bフィールドの例)
前述したように、空間ストリーム位置をSTAへ伝えるために、WLANのためのDL MU−MIMO送信においてグループが形成されうる。IEEE 802.11acの場合、グループIDがNDP(ヌル・データ・パケット)についてゼロに設定され、単一ユーザ(SU)パケットとなる。NDPにデータが無いと仮定すると、(例えば、L−SIGフィールド410における)長さフィールドがゼロに設定され、少数の予約ビットが1に設定されうる。NDPのプリアンブルからVHT−SIG−Bフィールドを除去する提案が期待されている。
しかしながら、後述するように、NDPにおけるVHT−SIG−Bフィールドを利用する方法がある。NDPにおいてVHT−SIG−Bフィールドを保持するさまざまな利点は、
・統一されたIEEE 802.11acプリアンブル構造を保持すること、
・ビームフォーミング・フィードバックを処理するために4μ秒のさらなる時間を与えること、
・NDPにおける干渉レベルを判定するために、VHT−SIG−Bフィールドにおける情報を用いること、
を含みうる。
ある態様の場合、L−SIGフィールド410内の適切な長さインジケーションを求めてチェックすることによって、VHTパケットは、NDPであると判定されうる。先ず、VHT NDPについて、L_LENGHTが、(3+NVHT−LTF+1)*3−3であると定義されうる。次に、受信機が、受信したパケットがNDPであるかを判定するために、L−SIGフィールド410において示される長さが、L_LENGTHに等しいか否かをチェックしうる。
NDPにおけるVHT−SIG−Bフィールドのコンテンツは、さまざまなオプションのうちの1つまたは組み合わせから選択されうる。これらのうちのいくつかが、後述される。
(オプション1)
ある態様の場合、NDPのためのVHT−SIG−Bフィールド424のコンテンツは、反復されたVHT−LTFシンボルのうちの少なくとも一部を備えうる。このVHT−LTFシンボルは、プリアンブル400内のVHT−LTF420,422のうちの何れかのコンテンツから反復されうる。ある態様の場合、反復されたVHT−LTFシンボルは、フィードバックのために、チャネル状態情報(CSI)の精度をわずかに高めるために使用されうる。その他の態様の場合、反復されたVHT−LTFシンボルは、残りの周波数オフセットのための補正のために使用されうる。
(オプション2)
ある態様の場合、NDPのためのVHT−SIG−Bフィールド424のコンテンツは、専用のビット・パターンを備えうる。このオプションは、少なくとも、この開示で提供された4つのオプションの複合でありうる。この場合、ビット・パターンにおけるチェック自身が、十分なロバストさを提供するので、CRC(巡回冗長検査)を行なう必要はない。
ある態様の場合、使用されている専用のビット・パターンは、通常の、非ヌルなSU VHT PPDU(物理レイヤ変換プロトコル(PLCP)プロトコル・データ・ユニット)のVHT−SIG−Bフィールドと同じコンテンツを有しうる。NDPの場合、(例えば、L−SIGフィールド410における)長さフィールドは0になるであろう。しかしながら、この技術の1つの欠点は、ゼロに設定された長さフィールドを持つVHT−SIG−Bのピーク対平均電力比(PAPR)が高いことである。例えば、この技術を用いて4回オーバサンプルされたIFFT(逆高速フーリエ変換)を用いた場合、PAPRは、12.06dB(20MHz)、15.21dB(40MHz)または15.72dB(80MHz)と等しくなりうる。
その他の態様の場合、専用のビット・パターンは、20/40/80MHzチャネルのために20/21/23の利用可能なVHT−SIG−Bビットを備え、例えば、低いPAPRを有するように選択されうる。
(最初に最下位ビット(LSB)を示している)以下のシーケンスは、4回オーバサンプルされたIFFTを用いた場合、最小のPAPRとなりうる。
o 20MHz:0 0 0 0 0 1 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0(PAPR=3.16dB)
o 40MHz:1 0 1 0 0 1 0 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1(PAPR=5.42dB)
o 80MHz:0 1 0 1 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 1 1 1 1 1 0 0 1 0(PAPR=5.13dB)
その他の態様の場合、専用のビット・パターンは、20/40/80MHzチャネルのために20/21/23の利用可能なVHT−SIG−Bビットを備え、例えば、低いPAPRを有するように選択されうる。しかし、ビットの一部(例えば、最初の部分)は、常に同じでありうる。例えば、VHT−SIG−Bフィールドのビット・パターンの最初の20ビットが、等しい場合がありうる。
(最初に最下位ビット(LSB)を示している)以下のビット・シーケンスは、4回オーバサンプルされたIFFTを用いた場合、再使用された最初の20ビットで、最低のPAPRとなりうる。
o 20MHz:1 0 0 0 0 0 1 1 1 0 0 1 1 0 1 1 1 1 0 1(PAPR=4.94dB)
o 40MHz:1 0 0 0 0 0 1 1 1 0 0 1 1 0 1 1 1 1 0 1 1(PAPR=5.97dB)
o 80MHz:1 0 0 0 0 0 1 1 1 0 0 1 1 0 1 1 1 1 0 1 0 0 1(PAPR=6.08dB)
(オプション3)
ある態様の場合、NDPのためのVHT−SIG−Bフィールド424のコンテンツは、基本サービス・セット識別子(BSSID)の少なくとも一部を備えうる。例えば、VHT−SIG−Bフィールドは、20/40/80MHzチャネルのために、BSSIDの20/21/23LSBを備えうる。NDPのVHT−SIG−BにおいてBSSIDの一部を用いることは、このNDPが正しいBSSIDに由来していることをチェックする手段を提供しうる。このオプションを用いれば、BSSIDのLSBにおけるチェックは、十分なロバストさを提供するので、CRCが実行される必要はない。
(オプション4)
ある態様の場合、NDPのVHT−SIG−Bフィールド424のコンテンツは、NDPシーケンス番号を備える。ある態様の場合、VHT−SIG−Bフィールドの一部が、NDPシーケンス番号を備え、残りの部分が、BSSIDのビットの番号(例えば、LSB)を備えうる。このオプションは、このNDPが正しいBSSIDから由来しているかと、このNDPが正しいシーケンス番号を有しているかと、をチェックする手段を提供しうる。このオプションを用いることにより、BSSIDのNDPシーケンス番号とLSB(またはその他のビット)におけるチェックが、十分なロバストさを提供するので、CRCを実行する必要はない。
ある態様の場合、前述した4つのオプションのうちの1または複数にしたがって、送信エンティティ(例えば、AP110)において、VHT−NDPのVHT−SIG−Bフィールド424に、専用の情報が追加されうる。ある態様の場合、干渉のレベルを判定するために、VHT−NDPのVHT−SIG−Bにおける専用の情報が、受信エンティティ(例えば、ユーザ端末120)において処理されうる。態様では、干渉のレベルに依存して、受信エンティティが、(1)ビームフォーミング・フィードバック(例えば、CSIフィードバック、または、(非)圧縮ビームフォーミング行列フィードバック)を変更して、変更されたビームフォーミング・フィードバックを送信すること、または、(2)ビームフォーミング・フィードバックをまったく返信しないこと、の何れかを実行することを決定しうる。
図5は、本開示のある態様にしたがって、例えば、情報を含むヌル・データ・パケット(NDP)のプリアンブルにVHT−SIG−Bフィールドを有するNDPを生成するためにアクセス・ポイント(AP)において実行されうる動作500の例を例示する。この動作500は、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信することによって、502で始まりうる。504では、ヌル・データ・パケット(NDP)が生成されうる。ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える。VHT−SIG−Bフィールドにおけるこのような情報は、従来のNDPでは何ら有用な情報を含むことなく予約ビットが1に設定されていたこととは逆に、この情報を受信しているユーザ端末によって使用されうる。506では、NDPが送信されうる。
図6は、本開示のある態様にしたがって、例えば、情報を含むヌル・データ・パケット(NDP)のプリアンブルにVHT−SIG−Bフィールドを有するNDPを受信するためにユーザ端末において実行されうる動作600の例を例示する。この動作600は、602において、VHT−SIG−Bフィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信することによって始まりうる。604では、NDPが受信されうる。ここで、NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を含む。オプションとして、ある態様の場合、606において、この情報に基づいて干渉が判定されうる。
前述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。一般に、図面に例示された動作が存在する場合、これら動作は、同じ符番を付された対応するmeans−puls−fuction構成要素を有しうる。例えば、図5に例示される動作500は、図5Aに例示された手段500Aに対応し、図6に例示する動作600は、図6Aに例示された手段600Aに対応する。
例えば、送信する手段は、例えば、図2に例示されたアクセス・ポイント110の送信機ユニット222、図2に図示されたユーザ端末120の送信機ユニット254、または、図3に示された無線デバイス302の送信機310のような送信機を備えうる。受信する手段は、例えば、図2に例示されたアクセス・ポイント110の受信機ユニット222、図2に図示されたユーザ端末120の受信機ユニット254、または、図3に示された無線デバイス302の受信機312のような受信機を備えうる。処理する手段、判定する手段、変更する手段、生成する手段、補正する手段、および/または、チェックする手段は、例えば、図2に例示するように、ユーザ端末120のRXデータ・プロセッサ270および/またはコントローラ280、または、アクセス・ポイント110のRXデータ・プロセッサ242および/またはコントローラ230のように、1または複数のプロセッサを含みうる処理システムを備えうる。
本明細書で使用される場合、用語「判定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「判定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を行うことを含みうる。また、「判定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を行うことを含みうる。また、「判定すること」は、解決、選択、選定、確立等を行うことを含みうる。
本明細書に記載されるように、アイテムのリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれらアイテムのうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、またはこの2つの組合せによって実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれら任意の組み合わせによって実現されうる。ハードウェアで実現される場合、ハードウェア構成の例は、無線ノード内の処理システムを備えうる。処理システムは、バス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バスは、全体的な設計制約および処理システムの特定の用途に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バスは、プロセッサ、機械読取可能な媒体、およびバス・インタフェースを含む回路をともにリンクしうる。バス・インタフェースは、とりわけ、ネットワーク・アダプタを、バスを介して、処理システムへ接続するために使用されうる。ネットワーク・アダプタは、物理レイヤの信号処理機能を実現するために使用されうる。ユーザ端末120(図1を参照)の場合には、ユーザ・インタフェース(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック等)も、バスに接続されうる。バスはさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路等のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。
プロセッサは、バスの管理、および、機械読取可能な媒体に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。プロセッサは、1または複数の汎用プロセッサおよび/または特別目的プロセッサを用いて実現されうる。例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、および、ソフトウェアを実行することができるその他の回路、を含みうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マクロコード、ハードウェア記述言語、あるいはその他で称されようとも、命令群、データ、あるいは、これらの任意の組み合わせを意味するように広く解釈されるものとする。機械読取可能な媒体は、例によれば、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、フラッシュ・メモリ、ROM(リード・オンリー・メモリ)、PROM(プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハード・ドライブ、またはその他任意の適切な記憶媒体、あるいはこれら任意の組み合わせを含みうる。機械読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラム製品内に組み込まれうる。コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを備えうる。
ハードウェアによる実施では、機械読取可能な媒体は、プロセッサとは別の処理システムの一部でありうる。しかしながら、当業者であれば容易に理解するであろうが、機械読取可能な媒体またはその任意の部分は、処理システムの外部にありうる。例によれば、機械読取可能な媒体は、伝送路、データによって変調されたキャリア波、および/または、無線ノードから分離したコンピュータ製品を含みうる。これらすべては、バス・インタフェースを介してプロセッサによってアクセスされうる。あるいは、または、それに加えて、機械読取可能な媒体またはこれら任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタ・ファイルによくあるように、プロセッサへ統合されうる。
処理システムは、プロセッサ機能を提供する1または複数のマイクロプロセッサと、機械読取可能な媒体のうちの少なくとも一部を提供する外部メモリと、を備える汎用処理システムとして構成されうる。1または複数のマイクロプロセッサと外部メモリはすべて、外部バス・アーキテクチャを介して他の支援回路にリンクされている。あるいは、処理システムは、プロセッサと、バス・インタフェースと、アクセス端末の場合、ユーザ・インターフェースと、サポート回路と、単一チップへ組み込まれた機械読取可能な媒体の少なくとも一部とを備えた、あるいは、1または複数のFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)と、PLD(プログラム論理回路)と、コントローラと、ステート・マシンと、ゲート・ロジックと、ディスクリート・ハードウェア構成要素と、またはその他の適切な回路とを備えた、あるいは、本開示を通じて記載されたさまざまな機能を実行しうる回路の任意の組み合わせを備えた、ASIC(特定用途向けIC)を用いて実現されうる。当業者であれば、システム全体に課せられる全体的な設計制約および特定のアプリケーションに依存して、処理システムのために、記載された機能をどうやって最良に実施するかを認識するだろう。
機械読取可能な媒体は、多くのソフトウェア・モジュールを備えうる。ソフトウェア・モジュールは、プロセッサによって実行された場合、処理システムに対して、さまざまな機能を実行させるための命令群を含む。ソフトウェア・モジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含みうる。ソフトウェア・モジュールはそれぞれ、単一のストレージ・デバイス内に存在するか、または、複数のストレージ・デバイスにわたって分散されうる。例によれば、ソフトウェア・モジュールは、トリガ・イベントが生じると、ハード・ドライブからRAMへロードされうる。ソフトウェア・モジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を増加させるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードしうる。その後、プロセッサによる実行のために、1または複数のキャッシュ・ラインが、汎用レジスタ・ファイルへロードされうる。以下に示すソフトウェア・モジュールの機能を参照する場合、このような機能は、このソフトウェア・モジュールからの命令群を実行するときに、プロセッサによって実施されることが理解されるだろう。
ソフトウェアで実施される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラムを1つの場所から別の場所へ転送することを容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含んでいる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされる利用可能な任意の媒体でありうる。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線(IR)、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、具体的な媒体)を備えうる。さらに、別の態様の場合、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、信号)を備えうる。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/またはエンコードされた)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
特許請求の範囲は、上述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。

Claims (58)

  1. 無線通信のための方法であって、
    超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信することと、
    ヌル・データ・パケット(NDP)を生成することと、ここで、前記NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、
    前記NDPを送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記NDPのプリアンブルは、コンテンツを有する超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)を備え、
    前記NDPのVHT−SIG−Bフィールドは、前記コンテンツのうちの少なくとも一部を反復する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記情報は、特定のビット・パターンを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記特定のビット・パターンは、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有するように選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記NDPを送信することは、
    20MHzチャネルを用いることと、ここで、前記特定のビット・パターンが20ビットを備える、
    40MHzチャネルを用いることと、ここで、前記特定のビット・パターンが21ビットを備える、
    80MHzチャネルを用いることと、ここで、前記特定のビット・パターンが23ビットを備える、
    を備える請求項3に記載の方法。
  6. 前記20MHzチャネルに関連付けられた特定の20ビット・パターンが、0 0 0 0 0 1 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0を備え、
    前記40MHzチャネルに関連付けられた特定の21ビット・パターンが、1 0 1 0 0 1 0 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1を備え、
    または、前記80MHzチャネルに関連付けられた特定の23ビット・パターンが、0 1 0 1 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 1 1 1 1 1 0 0 1 0を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記情報は、基本サービス・セット識別子(BSSID)の一部を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記NDPを送信することは、20MHzチャネル、40MHzチャネル、または80MHzチャネルを用いることを備え、
    前記BSSIDの一部は、前記BSSIDの20ビット、21ビット、または23ビットをそれぞれ備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記情報は、NDPシーケンス番号を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記情報の一部は、前記NDPシーケンス番号を備え、前記情報の残りの部分は、基本サービス・セット識別子(BSSID)の一部を備える、請求項9に記載の方法。
  11. 無線通信のための装置であって、
    超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信する手段と、
    ヌル・データ・パケット(NDP)を生成する手段と、ここで、前記NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、
    前記NDPを送信する手段と、
    を備える装置。
  12. 無線通信のための装置であって、
    超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信するように構成された送信機と、
    ヌル・データ・パケット(NDP)を生成するように構成された処理システムと、ここで、前記NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備え、前記送信機はさらに、前記NDPを送信するように構成された、
    を備える装置。
  13. 前記NDPのプリアンブルは、コンテンツを有する超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)を備え、
    前記NDPのVHT−SIG−Bフィールドは、前記コンテンツのうちの少なくとも一部を反復する、請求項12に記載の装置。
  14. 前記情報は、特定のビット・パターンを備える、請求項12に記載の装置。
  15. 前記特定のビット・パターンは、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有するように選択される、請求項14に記載の装置。
  16. 前記送信機はさらに、
    20MHzチャネルを用いることと、ここで、前記特定のビット・パターンが20ビットを備える、
    40MHzチャネルを用いることと、ここで、前記特定のビット・パターンが21ビットを備える、
    または、
    80MHzチャネルを用いることと、ここで、前記特定のビット・パターンが23ビットを備える、
    によって、前記NDPを送信するように構成された、請求項14に記載の装置。
  17. 前記20MHzチャネルに関連付けられた特定の20ビット・パターンが、0 0 0 0 0 1 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0を備え、
    前記40MHzチャネルに関連付けられた特定の21ビット・パターンが、1 0 1 0 0 1 0 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1を備え、
    または、前記80MHzチャネルに関連付けられた特定の23ビット・パターンが、0 1 0 1 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 1 1 1 1 1 0 0 1 0を備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記情報は、基本サービス・セット識別子(BSSID)の一部を備える、請求項12に記載の装置。
  19. 前記送信機は、20MHzチャネル、40MHzチャネル、または80MHzチャネルを用いることによって前記NDPを送信するように構成され、
    前記BSSIDの一部は、前記BSSIDの20ビット、21ビット、または23ビットをそれぞれ備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記情報は、NDPシーケンス番号を備える、請求項12に記載の装置。
  21. 前記情報の一部は、前記NDPシーケンス番号を備え、前記情報の残りの部分は、基本サービス・セット識別子(BSSID)の一部を備える、請求項20に記載の装置。
  22. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを送信することと、
    ヌル・データ・パケット(NDP)を生成することと、ここで、前記NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、
    前記NDPを送信することと、
    のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体、
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  23. 無線通信のための方法であって、
    超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信することと、
    ヌル・データ・パケット(NDP)を受信することと、ここで、前記NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、
    を備える方法。
  24. 前記情報に基づいて干渉を判定すること、をさらに備える請求項23に記載の方法。
  25. 前記干渉に基づいて、ビームフォーミング・フィードバックを変更することと、
    前記変更されたビームフォーミング・フィードバックを送信することと、
    をさらに備える請求項24に記載の方法。
  26. 前記NDPのプリアンブルは、コンテンツを有する超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)を備え、
    前記NDPのVHT−SIG−Bフィールドは、前記コンテンツのうちの少なくとも一部を反復する、請求項23に記載の方法。
  27. 前記コンテンツの反復された少なくとも一部を用いて、チャネル状態情報(CSI)を判定すること、をさらに備える請求項26に記載の方法。
  28. 前記コンテンツの反復された少なくとも一部を用いて、残りの周波数オフセットを補正すること、をさらに備える請求項26に記載の方法。
  29. 前記情報は、特定のビット・パターンを備える、請求項23に記載の方法。
  30. 前記特定のビット・パターンは、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する、請求項29に記載の方法。
  31. 前記NDPを受信することは、
    20MHzチャネルによって前記NDPを受信することと、ここで、前記特定のビット・パターンが20ビットを備える、
    40MHzチャネルによって前記NDPを受信することと、ここで、前記特定のビット・パターンが21ビットを備える、
    または、80MHzチャネルによって前記NDPを受信することと、ここで、前記特定のビット・パターンが23ビットを備える、
    を備える、請求項29に記載の方法。
  32. 前記20MHzチャネルに関連付けられた特定の20ビット・パターンが、0 0 0 0 0 1 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0を備え、
    前記40MHzチャネルに関連付けられた特定の21ビット・パターンが、1 0 1 0 0 1 0 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1を備え、
    または、前記80MHzチャネルに関連付けられた特定の23ビット・パターンが、
    0 1 0 1 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 1 1 1 1 1 0 0 1 0を備える、請求項31に記載の方法。
  33. 前記受信されたNDPの特定のビット・パターンが正しいことをチェックすること、をさらに備える請求項29に記載の方法。
  34. 前記情報は、基本サービス・セット識別子(BSSID)の一部を備える、請求項23に記載の方法。
  35. 前記NDPを受信することは、20MHzチャネル、40MHzチャネル、または80MHzチャネルで前記NDPを受信することを備え、
    前記BSSIDの一部は、前記BSSIDの20ビット、21ビット、または23ビットをそれぞれ備える、請求項34に記載の方法。
  36. 前記受信されたNDPのBSSIDの一部が正しいことをチェックすること、をさらに備える請求項34に記載の方法。
  37. 前記情報は、NDPシーケンス番号を備える、請求項23に記載の方法。
  38. 前記情報の一部は、前記NDPシーケンス番号を備え、前記情報の残りの部分は、基本サービス・セット識別子(BSSID)の一部を備える、請求項37に記載の方法。
  39. 前記受信されたNDPのBSSIDの一部と、前記NDPシーケンス番号との両方が正しいことをチェックすること、をさらに備える請求項38に記載の方法。
  40. 無線通信のための装置であって、
    超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信する手段と、
    ヌル・データ・パケット(NDP)を受信する手段と、ここで、前記NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、
    を備える装置。
  41. 無線通信のための装置であって、
    超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信し、
    ヌル・データ・パケット(NDP)を受信する、ここで、前記NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、
    ように構成された受信機、
    を備える装置。
  42. 前記情報に基づいて干渉を判定するように構成された処理システム、をさらに備える請求項41に記載の装置。
  43. 送信機をさらに備え、
    前記処理システムはさらに、前記干渉に基づいて、ビームフォーミング・フィードバックを変更するように構成され、
    前記送信機は、前記変更されたビームフォーミング・フィードバックを送信するように構成された、
    請求項42に記載の装置。
  44. 前記NDPのプリアンブルは、コンテンツを有する超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)を備え、
    前記NDPのVHT−SIG−Bフィールドは、前記コンテンツのうちの少なくとも一部を反復する、請求項41に記載の装置。
  45. 前記コンテンツの反復された少なくとも一部を用いて、チャネル状態情報(CSI)を判定するように構成された処理システム、をさらに備える請求項44に記載の装置。
  46. 前記コンテンツの反復された少なくとも一部を用いて、残りの周波数オフセットを補正するように構成された処理システム、をさらに備える請求項44に記載の装置。
  47. 前記情報は、特定のビット・パターンを備える、請求項41に記載の装置。
  48. 前記特定のビット・パターンは、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する、請求項47に記載の装置。
  49. 前記受信機は、
    20MHzチャネルによって前記NDPを受信することと、ここで、前記特定のビット・パターンが20ビットを備える、
    40MHzチャネルによって前記NDPを受信することと、ここで、前記特定のビット・パターンが21ビットを備える、
    または、80MHzチャネルによって前記NDPを受信することと、ここで、前記特定のビット・パターンが23ビットを備える、
    によって前記NDPを受信するように構成された、請求項47に記載の装置。
  50. 前記20MHzチャネルに関連付けられた特定の20ビット・パターンが、0 0 0 0 0 1 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0を備え、
    前記40MHzチャネルに関連付けられた特定の21ビット・パターンが、1 0 1 0 0 1 0 1 1 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 1を備え、
    または、 前記80MHzチャネルに関連付けられた特定の23ビット・パターンが、0 1 0 1 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 1 1 1 1 1 0 0 1 0を備える、請求項49に記載の装置。
  51. 前記受信されたNDPの特定のビット・パターンが正しいことをチェックするように構成された処理システム、をさらに備える請求項47に記載の装置。
  52. 前記情報は、基本サービス・セット識別子(BSSID)の一部を備える、請求項41に記載の装置。
  53. 前記受信機は、20MHzチャネル、40MHzチャネル、または80MHzチャネルで前記NDPを受信することによって前記NDPを受信するように構成され、
    前記BSSIDの一部は、前記BSSIDの20ビット、21ビット、または23ビットをそれぞれ備える、請求項52に記載の装置。
  54. 前記受信されたNDPのBSSIDの一部が正しいことをチェックするように構成された処理システム、をさらに備える請求項52に記載の装置。
  55. 前記情報は、NDPシーケンス番号を備える、請求項41に記載の装置。
  56. 前記情報の一部は、前記NDPシーケンス番号を備え、前記情報の残りの部分は、基本サービス・セット識別子(BSSID)の一部を備える、請求項55に記載の装置。
  57. 前記受信されたNDPのBSSIDの一部と、前記NDPシーケンス番号との両方が正しいことをチェックするように構成された処理システム、をさらに備える請求項56に記載の装置。
  58. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールドを備えたプリアンブルを有する非ヌル・データ・パケットを受信することと、
    ヌル・データ・パケット(NDP)を受信することと、ここで、前記NDPのプリアンブルのVHT−SIG−Bフィールドは情報を備える、
    のためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体、
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