JP2016530763A - 高効率wlanプリアンブル構造 - Google Patents

高効率wlanプリアンブル構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2016530763A
JP2016530763A JP2016524368A JP2016524368A JP2016530763A JP 2016530763 A JP2016530763 A JP 2016530763A JP 2016524368 A JP2016524368 A JP 2016524368A JP 2016524368 A JP2016524368 A JP 2016524368A JP 2016530763 A JP2016530763 A JP 2016530763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
repeated
type
sig field
field
preamble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016524368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6466430B2 (ja
Inventor
ベルマニ、サミーア
ティアン、ビン
ファン・ゼルスト、アルベルト
バン・ネー、ディディエー・ヨハネ・リチャード
タンドラ、ラーフル
ドーン、ダン・ゴク
ティアン、タオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2016530763A publication Critical patent/JP2016530763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6466430B2 publication Critical patent/JP6466430B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0006Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format
    • H04L1/0007Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission format by modifying the frame length
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0072Error control for data other than payload data, e.g. control data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/0035Synchronisation arrangements detecting errors in frequency or phase
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/26025Numerology, i.e. varying one or more of symbol duration, subcarrier spacing, Fourier transform size, sampling rate or down-clocking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2603Signal structure ensuring backward compatibility with legacy system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
    • H04L27/2657Carrier synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

本開示の態様は、後方互換性の提供を支援し、さまざまなワイヤレス帯域(例えば、WiFi帯域)におけるより大きな遅延拡散の影響に対処することを支援しうる、反復された信号(SIG)フィールドを備える例示的なプリアンブル・フォーマットを提供する。

Description

関連出願に対する相互参照
[0001]本特許出願は、本願の譲受人に譲渡された、その全体において参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年7月5日出願の米国仮出願第61/843,228号、2013年10月31日出願の米国仮出願第61/898,397号、および2013年12月10日出願の米国仮出願第61/914,272号に対する優先権を主張する。
[0002]本開示のいくつかの態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、例えば2.4GHz帯域および5GHz帯域において、より大きな遅延拡散をサポートするために、データ・パケットのプリアンブルにおける情報を用いることに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムのために要求される帯域幅要件が増加する問題に対処するために、複数のユーザ端末が、チャネル・リソースを共有することによって、高データ・スループットを達成しながら、単一のアクセスポイントと通信することを可能にするための、様々なスキームが開発されている。多入力多出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのためのポピュラーな技術として最近現れたこのような1つのアプローチを表す。MIMO技術は、例えば電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格のようないくつかの新興のワイヤレス通信規格に採用されている。IEEE802.11は、短距離通信(例えば、数10メートルから数100メートル)のためにIEEE802.11委員会によって開発されたワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)エア・インタフェース規格のセットを示す。
[0004]MIMOシステムは、データ送信のために、マルチプルな(N個の)送信アンテナと、マルチプルな(N個の)受信アンテナとを使用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N,N}である。N個の独立チャネルの各々は、ディメンションに対応する。マルチプルな送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性のような)改善されたパフォーマンスを提供しうる。
[0005]単一のアクセスポイント(AP)と複数のユーザ局(STA)とを備えるワイヤレスネットワークでは、アップリンク方向とダウンリンク方向との両方において、複数のチャネルにおいて、異なる局への同時送信が生じうる。このようなシステムには、多くの課題がある。
[0006]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は一般に、第1の機能のセット(first set of capabilities)を有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを生成することであって、前記プリアンブルが少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドを備える、生成することと、このパケットを送信することと、を含む。
[0007]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は一般に、第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを受信することであって、前記プリアンブルが少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドを備える、受信することと、反復されたSIGフィールドを処理することと、を含む。
[0008]さまざまな態様は、また、前述された方法の動作を実行することが可能なさまざまな装置、プログラム製品、およびデバイス(例えば、アクセスポイントおよびその他のタイプのワイヤレスデバイス)も提供する。
[0009]本開示の前述した特徴が詳細に理解されるように、以上の簡潔な要約について、添付図面にその一部が示される諸態様を参照して、より詳細に説明する。ただし、この記載は、その他の等しく有効な態様にも適合するので、添付図面は、本開示の特定の典型的な態様を示すものにすぎず、その範囲を限定するものとして考慮されるべきではないことに留意されたい。
[0010]図1は、本開示の特定の態様によるワイヤレス通信ネットワークの図を例示する。 [0011]図2は、本開示の特定の態様によるアクセスポイントおよびユーザ端末の例のブロック図を例示する。 [0012]図3は、本開示の特定の態様によるワイヤレスデバイスの例のブロック図を例示する。 [0013]図4は、本開示の特定の態様によるアクセスポイントから送信されるプリアンブルの構造の例を例示する。 [0014]図5は、本開示の特定の態様による、少なくとも部分的に反復された信号フィールドを備えた例示的なプリアンブル構造を例示する。 [0015]図6Aは、本開示の特定の態様による、異なる形式の反復された信号フィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 図6Bは、本開示の特定の態様による、異なる形式の反復された信号フィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 図6Cは、本開示の特定の態様による、異なる形式の反復された信号フィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 [0016]図7は、本開示の特定の態様による、アクセスポイント(AP)によって実行されうる例示的な動作を例示する。 [0017]図7Aは、図7に図示された動作を実行することが可能な構成要素の例を図示する。 [0018]図8は、本開示の特定の態様による、基地局によって実行されうる例示的な動作を例示する。 [0019]図8Aは、図8に図示された動作を実行することが可能な構成要素の例を図示する。 [0020]図9Aは、本開示の特定の態様による、反復されたL−SIGフィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 図9Bは、本開示の特定の態様による、反復されたL−SIGフィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 [0021]図10Aは、本開示の特定の態様による、異なる形式の反復されたHE−SIG1フィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 図10Bは、本開示の特定の態様による、異なる形式の反復されたHE−SIG1フィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 [0022]図11Aは、本開示の特定の態様による、周波数領域で反復されうる信号フィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 図11Bは、本開示の特定の態様による、周波数領域で反復されうる信号フィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 図11Cは、本開示の特定の態様による、周波数領域で反復されうる信号フィールドを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 [0023]図12Aは、本開示の特定の態様による、SIGフィールドのための遅延拡散保護を示すインジケーションのシグナリングを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 図12Bは、本開示の特定の態様による、SIGフィールドのための遅延拡散保護を示すインジケーションのシグナリングを有する例示的なプリアンブル構造を例示する。 [0024]図12Cは、本開示の特定の態様による、SIGフィールドのための遅延拡散保護を示すインジケーションをシグナリングするための例示的な技術を例示する。
[0025]本開示の諸態様は、WiFi帯域のようなある周波数範囲において、より大きな遅延拡散の影響に対処することを支援しうる技術を提供する。
[0026]本開示の諸態様は、ワイヤレス送信のためのプリアンブル構造を提供する。本明細書に記載されるように、さまざまな機能を有する(例えば、さまざまな規格に準拠した)デバイスによって復号可能になるように、プリアンブル構造の一部分を設計することによって、送信の対象とされない第1のタイプのデバイスは、それでもなお、復号可能な一部分に基づいて「先送り」し、この媒体での送信を回避しうる。
[0027]いくつかの態様によれば、信号(SIG)フィールドのように、プリアンブル構造の1または複数のフィールドのいくつかまたはすべてが反復されうる。いくつかのケースでは、プリアンブル構造においてSIGフィールドを反復することは、1または複数の利点を提供しうる。例えば、反復されたSIGフィールドは、遅延拡散保護(DSP)に備えうる。本明細書で使用されるとき、遅延拡散は一般に、最も早い(earliest)マルチパス成分の到着の時間と、最も遅い(latest)マルチパス成分の到着の時間との差分を指す。SIGフィールドを反復することはまた、デバイスが、異なるタイプのパケット・フォーマット(例えば、HEWパケットと非HEWパケットと)を区別することを支援しうる。そのような場合、デバイスは、パケットの残りの部分を処理するか、または処理を停止するのかを決定し、場合によっては、パケットのすでに復号された部分において示された指定された期間、先送りしうる。
[0028]いくつかのケースでは、信号フィールド全体を反復するのではなく、信号フィールドは、部分的にのみ反復されうる。例えば、いくつかのケースでは、反復された信号フィールドのトーンのいくつかが、パンクチャされうる。この部分的な反復は、プリアンブル構造の検出時におけるフォールスアラームを回避することを支援しうる。例えば、この部分的な反復は、復号局が、新たなプリアンブル構造を、例えば802.11 ahプリアンブル構造のようなその他の既存の(いわゆる、レガシー)プリアンブル構造と混同するのを避けることを支援しうる。
[0029]本開示のさまざまな態様が、以下で添付図面を参照してより詳細に記載される。しかしながら、本開示は、多種多様な形態で具現化され、本開示を通じて示されたどの具体的な構成または機能にも限定されるものとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されるにせよ、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされるにせよ、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、請求項の1または複数の要素によって具体化されうる。
[0030]「例示的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「例示的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
[0031]本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
例示的なワイヤレス通信システム
[0032]本明細書に記載された技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含むさまざまなブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用される。このような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム等を含んでいる。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために、十分に異なる方向を利用しうる。TDMAシステムによって、複数のユーザ端末は、送信信号を複数の異なる時間スロットに分割することによって、同じ周波数チャネルを共有できるようになる。ここで、各時間スロットは、異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これは、システム帯域幅全体を、複数の直交サブ・キャリアへ分割する変調技術である。これらサブ・キャリアはまた、トーン、ビン等とも称されうる。各サブ・キャリアは、OFDMを用いて、データと独立して変調される。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブ・キャリアで送信するインタリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブ・キャリアのブロックで送信するローカライズドFDMA(LFDMA)、あるいは、隣接するサブ・キャリアの複数のブロックで送信するエンハンストFDMA(EFDMA)を利用する。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送信される。
[0033]本明細書に記載された教示は、さまざまな有線装置またはワイヤレス装置(例えば、ノード)へ組み込まれうる(例えば、これら内で実行されるか、これらによって実施される)。いくつかの態様では、本明細書における教示にしたがって実施されるワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはアクセス端末を備えうる。
[0034]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワーク・コントローラ(「RNC」)、エボルブド・ノードB(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービス・セット(「BSS」)、拡張サービス・セット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。
[0035]例えば、アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器、ユーザ局、またはその他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカル・ループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(「STA」)、あるいはワイヤレスモデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、エンタテイメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星無線機)、全地球測位システム・デバイス、あるいはワイヤレス媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。このようなワイヤレスノードは、例えば、有線またはワイヤレスによる通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。
[0036]図1は、アクセスポイントおよびユーザ端末を備えた多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を例示する。
[0037]例示されるように、AP 110およびユーザ端末(UT)120は、本明細書において高効率WiFiパケットまたは高効率WLAN(HEW)パケットと称されるパケット150の交換によって通信しうる。HEWパケット150は、以下により詳細に記載されるように、反復された信号フィールドの少なくとも一部分を有するプリアンブル構造を有しうる。
[0038]簡略のために、図1には、1つのアクセスポイント110だけしか示されていない。アクセスポイントは、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局、またはその他いくつかの用語でも称されうる。ユーザ端末は、据置式または移動式であり、移動局、ワイヤレスデバイス、またはその他いくつかの用語でも称されうる。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンクにおいて、所与の瞬間において、1または複数のユーザ端末120と通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアを通信しうる。システム・コントローラ130は、アクセスポイントに接続し、アクセスポイントに調整および制御を提供する。
[0039]以下の開示の一部は、空間分割多元接続(SDMA)を介して通信することが可能なユーザ端末120について説明しているが、特定の態様では、ユーザ端末120はまた、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末をも含みうる。したがって、このような態様のために、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末との両方と通信するように構成されうる。このアプローチによって、便利なことに、古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)は、エンタープライズ内に引き続き配置され、有用な寿命を延ばすことができるようになるとともに、新たなSDMAユーザ端末が、適切なものとみなされて導入されるようになる。
[0040]システム100は、ダウンリンクおよびアップリンクにおけるデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを適用する。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを装備しており、ダウンリンク送信のための複数の入力(MI)と、アップリンク送信のための複数の出力(MO)とを示す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、集合的に、ダウンリンク送信のための複数の出力と、アップリンク送信のための複数の入力とを示す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータ・シンボル・ストリームが、何らかの手段によって、符号、周波数、または時間で多重化されていない場合、Nap≧K≧1を有することが望まれる。データ・シンボル・ストリームが、TDMA技術を用いて、CDMAで異なる符号チャネルを用いて、OFDMでサブ帯域の別のセットを用いて、等で多重化されうるのであれば、Kは、Napよりも大きくなりうる。選択された各ユーザ端末は、ユーザ特有データをアクセスポイントへ送信するか、および/または、ユーザ特有データをアクセスポイントから受信する。一般に、選択された各ユーザ端末は、1または複数のアンテナ(すなわち、Nut≧1)を備えられうる。K個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有しうる。
[0041]このシステム100は、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムでありうる。TDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、異なる周波数帯を使用する。MIMOシステム100はさらに、送信のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用しうる。ユーザ端末はそれぞれ、(例えば、コスト・ダウンを維持するために)単一アンテナを、あるいは、(例えば、追加コストが支援されうる場合)複数アンテナを装備しうる。ユーザ端末120が、送信/受信を、別の時間スロットに分割することによって、同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100は、TDMAシステムでもありうる。ここで、各時間スロットは、異なるユーザ端末120に割り当てられる。
[0042]示されるように、図1および図2では、APは、(例えば、図5〜図6および図9〜図12に図示される例示的なフォーマットのうちの1つにしたがって、)本明細書に記載されたようなプリアンブル・フォーマットを有するHEWパケット150を送信しうる。
[0043]図2は、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120m,120xのブロック図を例示する。アクセスポイント110は、N個のアンテナ224a〜224tを備えている。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma〜252muを備え、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa〜252xuを備えている。アクセスポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティ、およびアップリンクのための受信エンティティである。ユーザ端末120はそれぞれ、アップリンクのための送信エンティティ、およびダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書で使用されるように、「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な、独立して動作する装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な、独立して動作する装置またはデバイスである。以下の記載では、添字“dn”は、ダウンリンクを示し、添字“up”は、アップリンクを示し、Nup個のユーザ端末が、アップリンクにおける同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末が、ダウンリンクにおける同時送信のために選択され、Nupは、Ndnと等しい場合も、等しくない場合もあり、NupおよびNdnは、固定値でありうるか、または、各スケジューリング・インタバルについて変動しうる。ビーム・ステアリングまたはその他のある空間処理技術が、アクセスポイントおよびユーザ端末において使用されうる。
[0044]アップリンクでは、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータ・プロセッサ288が、データ・ソース286からトラフィック・データを、コントローラ280から制御データを受け取る。TXデータ・プロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられた符号化スキームおよび変調スキームに基づいて、ユーザ端末のためのトラフィック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)し、データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データ・シンボル・ストリームについて空間処理を実行し、Nut,m個のアンテナのために、Nut,m個の送信シンボルを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信して処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、および周波数アップコンバート)し、アップリンク信号を生成する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへ送信のために、Nut,m個のアップリンク信号を提供する。
[0045]Nup個のユーザ端末は、アップリンクにおける同時送信のためにスケジュールされうる。これらユーザ端末の各々は、データ・シンボル・ストリームについて空間処理を実行し、送信シンボル・ストリームのセットを、アップリンクで、アクセスポイントへ送信する。
[0046]アクセスポイント110では、Nap個のアンテナ224a〜224apが、アップリンクで送信しているNap個すべてのユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信した信号を、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222に提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行されるものに対して相補的な処理を実行し、受信したシンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222から受信したNap個のシンボル・ストリームについて受信空間処理を実行し、復元されたNup個のアップリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関行列変換(CCMI)、最小平均平方誤差(MMSE)、ソフト干渉除去(SIC)、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。復号された各アップリンク・データ・シンボル・ストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータ・シンボル・ストリームの推定値である。RXデータ・プロセッサ242は、復号されたデータを取得するためにそのストリームのために使用されたレートにしたがって、復号されたアップリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。各ユーザ端末の復号されたデータは、格納のためにデータ・シンク244へ、および/または、さらなる処理のためにコントローラ230へ提供されうる。
[0047]ダウンリンクでは、アクセスポイント110において、TXデータ・プロセッサ210が、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのトラフィック・データをデータ・ソース208から受信し、コントローラ230から制御データを受信し、恐らくは、スケジューラ234からその他のデータを受信する。さまざまなタイプのデータが、異なる伝送チャネルで送信されうる。TXデータ・プロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、各ユーザ端末のためのトラフィック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)する。TXデータ・プロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためにNdn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームについて(例えば、本開示で説明されるようなプリコーディングまたはビームフォーミングのような)空間処理を実行し、Nap個のアンテナのためにNap個の送信シンボル・ストリームを提供する。各送信機ユニット222はそれぞれ、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信して処理する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのダウンリンク信号を提供する。
[0048]各ユーザ端末120では、Nut,m個のアンテナ252が、アクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、受信ユニット254からの受信シンボル・ストリームについて受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のために復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。RXデータ・プロセッサ270は、ユーザ端末のために復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。
[0049]各ユーザ端末120では、チャネル推定器278が、ダウンリンク・チャネル応答を推定し、ダウンリンク・チャネル推定値を提供する。これは、チャネル・ゲイン推定値、SNR推定値、ノイズ分散等を含みうる。同様に、チャネル推定器228は、アップリンク・チャネル応答を推定し、アップリンク・チャネル推定値を提供する。各ユーザ端末のコントローラ280は、一般に、ユーザ端末のためのダウンリンク・チャネル応答行列Hdn,mに基づいて、ユーザ端末のための空間フィルタ行列を導出する。コントローラ230は、実効的なアップリンク・チャネル応答行列Hup,effに基づいて、アクセスポイントのための空間フィルタ行列を導出する。各ユーザ端末のコントローラ280は、アクセスポイントへフィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定値等)を送信しうる。コントローラ230,280はさらに、アクセスポイント110およびユーザ端末120それぞれにおけるさまざまな処理ユニットの動作を制御する。
[0050]図3は、ワイヤレス通信システム(例えば、本明細書に記載されたプリアンブル構造を有するHEWパケット150を利用する図1のシステム100)内で適用されうるワイヤレスデバイス302において利用されうるさまざまな構成要素を例示する。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成されうるデバイスの例である。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはユーザ端末120でありうる。
[0051]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
[0052]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にするために、送信機310および受信機312を含みうるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。ワイヤレスデバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
[0053]ワイヤレスデバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含みうる。信号検出器318は、合計エネルギー、シンボル毎のサブ・キャリア毎のエネルギー、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。ワイヤレスデバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
[0054]ワイヤレスデバイス302のさまざまな構成要素が、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含みうるバス・システム322によってともに結合されうる。
例示的な高効率WLAN(HEW)プリアンブル構造
[0055]図4は、プリアンブル400の例示的な構造を例示する。プリアンブル400は、例えば、ワイヤレスネットワーク(例えば、図1に例示するシステム100)において、アクセスポイント(AP)110からユーザ端末120へ送信されうる。
[0056]プリアンブル400は、オムニレガシー部分402(すなわち、非ビームフォーム部分)と、プリコード802.11ac VHT(超高スループット)部分404とを備えうる。レガシー部分402は、レガシー・ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)406、レガシー・ロング・トレーニング・フィールド408、レガシー信号(L−SIG)フィールド410、およびVHT信号A(VHT−SIG−A)フィールドのための2つのOFDMシンボル412,414を備えうる。VHT−SIG−Aフィールド412,414は、全方向的に送信され、STAの組み合わせ(セット)に空間ストリーム数の割当を示しうる。ある態様の場合、STAの特定のセットがMU−MIMO送信の空間ストリームを受信するであろうことを、サポートされているすべてのSTAへ伝えるために、プリアンブル400に、グループ識別子(グループID)フィールド416が含まれうる。
[0057]プリコード802.11ac VHT部分404は、超高スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)418、超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド1(VHT−LTF1)420、超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)422、超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールド424、およびデータ部分426を備えうる。VHT−SIG−Bフィールドは、1つのOFDMシンボルを備え、プリコード/ビームフォームされて送信されうる。
[0058]ロバストなMU−MIMO受信は、APが、すべてのVHT−LTF422を、サポートされているすべてのSTAへ送信することを含みうる。VHT−LTF422によって、各STAは、すべてのAPアンテナからSTAのアンテナへのMIMOチャネルを推定できるようになりうる。STAは、他のSTAに対応するMU−MIMOストリームから、実効的な干渉ヌルイングを実行するために、この推定されたチャネルを利用しうる。ロバストな干渉除去を実行するために、各STAは、そのSTAにどの空間ストリームが属しているかと、他のユーザにどの空間ストリームが属しているのかとを知ることが期待されうる。
WiFi帯域のためのより大きな遅延拡散サポート
[0059]高いアクセスポイント(AP)エレベーション(例えば、ピコ/マクロ・セル塔)を有する屋外のワイヤレスネットワークは、1μsを優に超える高遅延拡散を有するチャネルを経験しうる。例えば802.1la/g/n/acにしたがうもののようなさまざまなワイヤレスシステムは、送信フィルタおよび受信フィルタによって使用されるもののほぼ半分であるほんの800nsのサイクリック・プレフィクス(CP)長しか有していない2.4GHzおよび5GHz帯域において、直交周波数分割多重(OFDM)物理レイヤ(PHY)を利用する。したがって、これらタイプのシステムは、一般に、このような展開のために不適切であると考えられ得る。なぜなら、(例えば、MSC0を超える)高い変調および符号化スキーム(MCS)を有するWiFiパケットは、高い遅延拡散チャネルにおいて復号することが困難であるからである。
[0060]本開示の態様によれば、そのようなレガシー・システムとの後方互換性を有し、800nsよりも長いサイクリック・プレフィクスをサポートするパケット・フォーマット(PHY波形)が提供され、高APを備える屋外展開における2.4GHzおよび5GHzのWiFiシステムの使用を可能にし得る。
[0061]本開示のいくつかの態様によれば、1ビットまたはそれ以上のビットの情報が、新たなデバイスが復号できるがレガシー(例えば、802.11a/g/n/ac)受信機による復号には影響を与えないPHY波形のプリアンブルにおけるレガシー・ショート・トレーニング・フィールド(L−STF)、レガシー・ロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)、レガシー信号フィールド(L−SIG)、超高スループット信号(VHT−SIG)、および超高スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)のうちの1または複数に埋め込まれる。図5は、802.1la/g、802.11n、および802.11acについての例示的な既存のプリアンブル・フレーム構造を例示する。
[0062]L−SIGは、二位相偏移変調(BPSK)変調される。HT−SIGは、直交BPSK(Q−BPSK)変調される。VHT−SIGの第2のOFDMシンボルは、Q−BPSK変調される。「Q」回転によって、受信機は、11a/g、11n、および11ac波形を区分できるようになりうる。
[0063]いくつかの態様の場合、1ビットまたはそれ以上のビットの情報が、新たなデバイスが復号できるが、レガシー11a/g/n/ac受信機による復号には影響を与えないL−STF、L−LTF、L−SIG、VHT−SIG、およびVHT−STFのうちの1または複数に埋め込まれる。該1ビットまたはそれ以上のビットの情報は、レガシー・プリアンブルとの後方互換性を有し、すなわち、1la/g/n/acデバイスは、プリアンブルを復号し、その後、送信が終了するまで、先送りすることが可能である。
[0064]いくつかの態様によれば、遅延拡散許容量のために、シンボル持続時間を増加させるために、異なる送信パラメータが使用され得る(例えば、同じサンプル・レートを維持しながら、サンプル・レートを実際に減少させる、または、FFT長さを増加させるためのダウンクロックを行う)。シンボル持続時間は、許容量をより高い遅延拡散へ増加させるために、例えば2倍〜4倍へと増加されうる。この増加は、(同じFFT長さを有するより低いサンプリング・レートを用いて)ダウンクロックを行うことによって、または、サブ・キャリアの数を増加させる(同じサンプリング・レートであるが、FFT長さが増加される)ことによって達成されうる。
[0065]シンボル持続時間の増加を用いることは、SIGフィールドにおいてシグナリングされうる物理レイヤ(PHY)送信モードであると考えられ、通常の(normal)シンボル持続時間モードが維持されることを可能にしうる。「通常の(normal)」シンボル持続時間モードを維持することは(たとえ、それを用いることが可能なデバイスのためであっても)望ましいことでありうる。なぜなら、シンボル持続時間の増加は一般に、FFTサイズの増加を意味し、これは、周波数誤差に対するより高い感度、および、より高いPAPRをもたらすからである。さらに、ネットワーク内のすべてのデバイスが必ずしも、この増加された遅延拡散許容量を必要とする訳ではなく、そのようなケースでは、増加されたFFTサイズは、実際にはパフォーマンスを低下させうる。
[0066]特定の実施に応じて、(例えば、サブ・キャリア数の増加による)そのようなOFDMシンボル持続時間増加は、すべてのパケット内のSIGフィールドの後に生じうるか、または、いくつかのパケットについてのみシグナリングされうる。SIGフィールドは、(IEEE802.11高効率WLANまたはHEWスタディ・グループによって定義されたような)高効率SIG(HE−SIG)フィールドまたは(例えば、802.11acに関する)VHT−SIG−Aフィールドでありうる。
[0067]すべてのパケットに適用されている訳ではないのであれば、(例えば、サブ・キャリアの数の増加による)OFDMシンボル持続時間増加は、SIGフィールド内の情報がその変化をシグナリングするパケットのみの中のSIGフィールドの後に生じうる。この情報は、SIGフィールド内のビットによって、SIGフィールド・シンボルのQ−BPSK回転によって、または、SIGフィールドの何れかの直交レール(虚数軸)における隠し情報によって、伝送されうる。
[0068]増加したシンボル持続時間はまた、UL送信のためにも使用されうる。UL送信の場合、APは、次の送信が、増加されたシンボル持続時間でなされることをAPが望んでいることを、DLメッセージによって示すことが可能である。例えば、UL OFDMAでは、APは、トーン割当メッセージを送信しうる。これは、トーン割当を配信するとともに、ユーザに対して、より長いシンボル持続時間を使用するようにも伝える。そのケースでは、ULパケット自体が、この数値変化に関するインジケーションを搬送する必要はない。なぜなら、APは、この送信を最初に開始し、ULにおいてSTAによって使用されるべきシンボル持続時間を決定したものであったからである。以下で(例えば、図12A〜図12Cを参照して)さらに詳細に説明するように、いくつかのケースでは、プリアンブルの一部分が、プリアンブルのその後の部分に何らかのタイプの遅延拡散保護が適用されるであろうことを示すインジケーションを提供しうる。
[0069]このインジケーションは、(前述したように)プリアンブルにおいて伝送されうるか、または、DLフレームのデータ・ペイロードにおける1またはそれ以上のビットを介して伝送されうる。そのようなペイロードは、増加したシンボル持続時間をサポートするデバイスによってのみ理解可能となる。さらに、ULにおける増加したシンボル持続時間は、ULパケット全体にも同様に適用されうる。代案として、このインジケーションはまた、DLフレームとは別個に伝送されうる。例えば、ULにおいて、増加したシンボル持続時間を用いることは、半持続的にスケジュールされ、STAには、UL送信において、増加したシンボル持続時間を用いるべきであるか(否か)がシグナリングされる。このアプローチは、APが各DLフレームにおいてシグナリングしなければならないことを省略しうる。
少なくとも部分的に反復された信号フィールドを有する例示的なHEWプリアンブル構造
[0070]前述されたように、本開示の態様は、プリアンブル構造の1または複数の信号フィールドのうちのいくつかの部分またはすべての部分が反復された、様々な機能を有する(例えば、様々な基準に準拠する)デバイスによって復号可能なプリアンブル構造を提供する。
[0071]本明細書で提供されるプリアンブル構造は、HEW(高効率WiFiまたは高効率WLAN)のような高度なシステムで使用されうる。これらのプリアンブル・フォーマットは、前述されたアイデアのいくつかにおいて構築することと考えられうる。本明細書に表されたプリアンブル・フォーマットは、HEWデバイスのSIGフィールドでさえも、802.11n、802.1la、および802.acパケットとの自動検出を実行する現在のメカニズムを維持しながら遅延拡散保護を有しうるスキームを提供する。
[0072]本明細書に提示されたプリアンブル・フォーマットは、前述した11ac(ミックス・モード・プリアンブル)におけるような、L−SIGベースの先送りを維持しうる。(802.11a/an/ac局によって復号可能な)プリアンブルのレガシー・セクションを有することは、同じ送信においてレガシー・デバイスとHEWデバイスとを混合することを容易にしうる。高データ・レート・レジームでは、デバイスは、プリアンブルをかなり頻繁に見る場合がある。本明細書で提供されるプリアンブル・フォーマットは、HEW SIGにおける保護を提供することを支援しうる。これは、ロバストなパフォーマンス(例えば、比較的厳しい標準試験シナリオにおける1%SIG誤り率に及ぶ)の達成に役立ちうる。
[0073]図5は、本開示の諸態様による、例示的なHEWプリアンブル・フォーマット500,510および520を有するパケットを示す。示されるように、例示的なフォーマット500は、レギュラー(regular)な(反復されていない)HE−SIG1フィールド506が後続する、反復されたHE−SIG0フィールド部分504を含みうる。示されるように、例示的なフォーマット510は、反復されたHE−SIG0フィールド部分504のみならず、反復されたHE−SIG1フィールド部分516をも含みうる。前述したように、信号フィールドのすべてが反復されうるか、または一部分だけが反復され、例えば、反復された部分の特定のトーンがパンクチャされる。示されるように、例示的なフォーマット520は、たとえば、前述されたメカニズムのうちの1つを使用する遅延拡散保護(DSP)を有するHE−SIG1フィールド526(例えば、HE−SIG0に比べて、HE−SIG1フィールド526についてより長いサイクリック・プレフィクスを持つ)を含みうる。
[0074]図6は、VHTプリアンブル・フォーマット610と比較された例示的なHEWプリアンブル・フォーマット620を示す。示されるように、HEWプリアンブル・フォーマット620は、第1のタイプのデバイス(例えば、802.1la/ac/nデバイス)によって復号可能な1または複数の信号(SIG)フィールドと、第2のタイプのデバイス(例えば、HEWデバイス)によって復号可能な1または複数のSIGフィールド(例えば、HE−SIG0およびHE−SIG1)とを含みうる。802.111/ac/nデバイスのようないくつかのデバイスは、L−SIG 622における持続時間フィールドに基づいて先送りしうる。L−SIGは、反復された高効率SIG0(HE−SIG0)フィールド624によって後続されうる。例示されるように、あるポイント612では、反復されたHE−SIG0フィールド624の後、デバイスは、すでに、このパケットがVHTパケットであるか否かを知っているので、パケットの残りの部分を復号する必要があるか否かを知っている。
[0075]図6Bに示されるように、反復されたHE−SIG0フィールド624を構築するために、HE−SIG0フィールドのいくらかまたはすべてを反復するために、さまざまなメカニズムが使用されうる。例えば、1つの構造630は、HEWデバイスのためにHE−SIG0へ保護を与えるノーマルなガード・インタバル(GI)を各々の前に置いて、HE−SIG0フィールドを反復することによって、構築されうる。別の例として、構造640は、ノーマルなガード・インタバル(GI)によって囲まれたHE−SIG0フィールドを反復することによって構築されうる一方、別の構造650は、拡張されたGI(例えば、ノーマルGIに対して2倍の長さ/持続時間)を前置されたHE−SIG0フィールドを反復することによって構築されうる。
[0076]いくつかのケースでは、反復されたSIG0フィールドは、必要ではないことがありうる。したがって、示されるように、別の例示的な「ヌル構造660」は、反復されたSIG0フィールドを表さない。結果として得られるプリアンブル構造670が図6Cに図示されている。これは、反復されたHE−SIG0部分624を欠いている。示されるように、例示的なプリアンブル構造670では、HE−SIG1フィールド626は、L−SIGフィールド622に後続しうる。
[0077]1または複数の信号フィールドを反復することは、さまざまな利点を有しうる。例えば、HE−SIG0における反復利得は、SNR動作ポイントを低下させ、したがって、HE−SIG0を、シンボル間干渉(ISI)に対してよりロバストにする。L−SIG後の2シンボルに対するQ−BPSKチェックに基づくパケット・タイプ検出が悪影響を受けないので、L−SIGは依然として6Mbpsを搬送しうる。
[0078]HEWパケットをHEWデバイスへシグナリングするために、さまざまな技術が使用されうる。例えば、HEWパケットは、L−SIGにおける直交レール・インジケーションを配置することによって、HE−SIG0反復の自己相関によって、またはHE−SIG0におけるCRCチェックに基づいて、シグナリングされうる。
[0079]また、HE−SIG1における遅延拡散保護を提供するためのさまざまなオプションも存在しうる。例えば、HE−SIGlは、追加の遅延拡散保護を提供するために、(20MHzで)128トーンを通じて送信されうる。これは、HE−SIG1において1.6usのGIを与えるが、L−LTFについて計算されたチャネル推定値の補間を必要とする。別の例として、HE−SIG1は、同じシンボル持続時間を有しうるが、1.6usのCPで送信されうる。これは、(25%である従来の値よりも)多くのCPオーバヘッドをもたらしうるが、補間を必要としない。
[0080]いくつかのケースでは、遅延拡散保護のために、HE−SIG1は、より長いCPを有するように設計されうる。これは、例えば、(1)トーン幅をレガシー802.11システムと同じに保ちながら、システム持続時間の25%よりも長くCPを拡張することによって、および/または(2)トーン幅を半分にし、したがって、シンボル持続時間全体を2倍(その他の倍数もまた可能である)に拡張することによって、得られうる。
[0081]HE−SIG0にBWビットが配置されるのであれば、HE−SIG1は、(20MHz毎に反復する必要なく)潜在的に全BWにわたって送信されうる。
[0082]図6Bの構造640に図示されるように、末尾にGIを有する第2のHE−SIG0を有するL−SIG後にHE−SIG0を反復することは、HEWデバイスについてHE−SIG0へ保護を与えうる。HE−SIG0セクションの中央部分が、比較的大きなCPを有するHE−SIG0シンボルとして表れうることが注目されうる。この例では、L−SIG後の最初のシンボルにおけるQ−BPSKチェックは、影響を受けない。第2のシンボルにおけるQ−BPSKチェックは、ランダムな結果を与えうる(なぜなら、GIは末尾にあるので)が、VHTデバイスのために何ら悪影響を与えない。言い換えれば、デバイスがパケットを802.11acとして分類したときには、VHT−SIG CRCは誤りとなり、そして、L−SIG持続時間に基づいて先送りすることになり、これは、デバイスがパケットを802.11aとして分類する場合とまったく同じ挙動である。
[0083]全体的な自動検出が、このアプローチを用いて依然として良好に動作しうるので、L−SIGは、依然として6Mbpsを伝送しうる。前述したように、HEWパケットをHEWデバイスにシグナリングするために、さまざまな技術が使用されうる。例えば、HEWパケットは、L−SIGにおける直交レール・インジケーションを配置することによって、HE−SIG0反復の自己相関によって、またはHE−SIG0におけるCRCチェックに基づいてシグナリングされうる。
[0084]図6Bの構造650によって例示されるように、2倍のGI(Double GI)を有するL−SIGの後に反復されたHE−SIG0を配置することは、HEWデバイスのためにHE−SIG0へ保護を与えうる。しかしながら、反復を備えたDGIは、L−SIG後の最初の2シンボルにおけるQ−BPSKチェックに基づいて、検出に影響を与えうる。その結果、L−SIGは、9Mbpsのレートを搬送する必要がありうる。
[0085]構造630、640、または650の何れかにおいて、GIは、各アプローチと同じであるか、または異なりうる。さらに、HE−SIG0フィールドは、(例えば、反復されたフィールドが切り詰められ(truncated)、または、部分的な反復について特定のトーンがパンクチャされて)異なっている場合もありうる。いくつかのケースでは、周波数と時間との複合反復のために、HE−SIG1の持続時間は、2シンボルに限定されないことがありうる。例えば、時間と周波数との両方における複製が使用されるのであれば、HE−SIG1持続時間は、4シンボルでありうる。この設計は、低いMCSモードについて有益でありうる。
[0086]さまざまな最適化が、図5〜図6に図示されるもののようなプリアンブル・フォーマットのために提供されうる。例えば、オーバヘッドを節約するために、第2のHE−SIG0シンボルを切り詰め、次のシンボルをより早く開始させることが可能でありうる。さらに、HE−LTFの後にSIG−Bを有することにいくらかの利益が存在しうる。これは、MU−MIMOについてユーザ毎のビットを提供しうる。
[0087]さまざまなビット割当が、HE−SIG 0フィールドのために可能である。例えば、帯域幅(BW)インジケーションのために2〜3ビット、8ビットの長さインジケーション、より長いシンボルを示すために1ビットが使用され、2〜3の予約ビット、CRCのための4ビット、6テール・ビットが存在しうる。より長いシンボルONビットがHE−SIG0に提供される場合、これは、以下のうちの何れかをシグナリングするために使用されうる。すなわち、HE−SIG1が遅延拡散保護を有し、HE−SIG1の後のすべて(everything after HE-SIG1)が、増加したFFTサイズを使用すること、または、HE−SIG1の後のすべてが、増加したFFTサイズを有すること。後者のケースでは、HE−SIG1は常に遅延拡散保護を有しうる。
[0088]図7は、本開示の特定の態様による、例えばアクセスポイント(AP)によって実行されうる例示的な動作700を示す。示されるように、702では、APは、第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを生成しうる。このプリアンブルは、少なくとも1つの反復信号(SIG)フィールドを備える。704では、APは、このパケットを送信しうる。
[0089]図8は、本開示の特定の態様による、例えば局によって実行されうる例示的な動作800を示す。この動作800は、APにおいて実行される動作800に対して相補的なものとみなされうる。
[0090]802では、局は、第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを受信しうる。このプリアンブルは、少なくとも1つの反復信号(SIG)フィールドを備える。804では、局は、(例えば、パケットの残りの部分を処理すべきかどうかを決定するために)反復SIGフィールドを処理する。
[0091]いくつかのケースでは、図9Aに示されるように、プリアンブル構造900は、L−SIGフィールドのための保護を提供するために、(例えば、時間におけるプレーンなシンボル・レベルの反復、または、HE−SIG0に関して図5〜図6に図示される反復のタイプのうちの1つで)(L−SIGフィールド622のいくらかまたはすべてを反復する)反復L−SIGフィールド922を有しうる。L−SIGは、完全に反復されるか、または、部分的に反復されうる。部分的なL−SIG反復は、例えば、偶数トーン、奇数トーン、またはこれらの何らかの組合せのみでL−SIGを反復することによって達成されうる。これは、反復L−SIG 922のいくつかのトーンをパンクチャすることと等価でありうる。いくつかのケースでは、複数のシンボルにわたって時間領域電力を一定にするために、反復トーンに電力ブーストが適用されうる。例えば、偶数トーンのみが第2のL−SIGにおいて反復されるのであれば、3dB電力ブーストがこれら反復された偶数トーンのために適用されうる(例えば、パイロット・トーンについて電力が変動しない)。
[0092]L−SIG反復は、HE−SIGフィールドの時間において前述された反復と同様に達成され、いくつかのケースでは、HE−SIG0フィールド624はまた、図6Bを参照して前述された反復についてのオプションのうちの何れかを用いて反復されうる。図9Bに示されるように、いくつかのケースでは、プリアンブル構造910は、反復されたHE SIG0フィールド624を欠くことがある。
[0093]L−SIGフィールドを反復することは、さまざまな利益を有しうる。例として、これは、L−SIGにおける持続時間フィールドが、HEWデバイスのために使用されることを可能にしうる。さらに、HEWパケットを検出するためにL−SIG反復を用いることは、前の提案のように、HEWを検出するためにHE−SIG0反復を用いたのであれば、L−SIG後の最初の2シンボルを持つ802.11aパケットが同じように見え、HEWデバイスにおいて決して終わらない(never get through at HEW devices)という潜在的な問題に対処しうる。このようにL−SIGフィールドを反復することは、任意のタイプの反復HE−SIG0(および/またはHE−SIG1)フォーマットとの組合せにおいて使用され、それでもなお、(回転された第2のSIGフィールドに基づいて)自動検出を可能にし、そしてまた、増加されたCPを有するHE−SIGフィールドと協働しうる。
[0094]図10Aに示されるように、HE−SIG0フィールドのいくらかまたはすべてを反復することの代替案として(またはそれに加えて)、プリアンブル構造1000は、HE−SIG1フィールドのいくらかまたはすべてを反復することによって構築された反復HE−SIG1フィールド1026を含みうる。図10Bに示されるように、反復されたHE−SIG1フィールドは、反復されたHE−SIG0フィールについて前述されたさまざまなオプションを用いて構築されうる。例えば、反復されたHE−SIG1フィールド1026は、各部分がノーマルGIによって前置されたHE−SIG1フィールドのうちのいくらかまたはすべてを反復することによって(構造1030)、反復された部分がノーマルGIによって囲まれた「反転された反復」によって(構造1040)、または、反復部分の前に2倍のGIを置くことによって(構造1050)、構築されうる。
[0095]図11Aに図示されるように、プリアンブル構造1100は、周波数および/または時間領域反復を用いて構築された反復されたHE−SIG0フィールド1124およびHE−SIG1フィールド1124のうちの1つまたは両方を有しうる。例えば、図11Bは、反復HE−SIG0フィールド1124が、(異なる周波数リソースを用いて)周波数で反復された部分1152および1154を用いて生成された、例示的なプリアンブル構造1150を示す。同様に、図11Cは、反復HE−SIG0フィールド1126が、周波数で反復された部分1162および1164を用いて生成された、例示的なプリアンブル構造1160を示す。これらの例では、例えば、前述された時間領域反復と比較された場合に2倍の多さのトーンが使用されうるが、時間において半分の持続時間である。
[0096]周波数領域反復は、一般に、任意の適切な方式で、例えば、サブ・キャリア上のデータが他の何らかのサブ・キャリア上で反復されて、実行されうる。一例として、(図11Bまたは図11Cには明示的に図示されていないが)いくつかの態様によれば、偶数サブ・キャリアがデータで満たされ、奇数サブ・キャリアがデータのコピーで満たされうる。いくつかのケースでは、やり過ぎであるかもしれないが、(HE−SIG01および/またはHE−SIG1のために)時間と周波数との両方の領域において反復を実行することが望ましいといういくつかのシナリオが存在しうる。
[0097]いくつかのケースでは、プリアンブルの一部分が、他の部分よりも低いデータ・レート(例えば、より低いMCS)で送信されうる。これは、より良好な検出およびより良好なチャネル推定のような利点を提供しうる。いくつかのケースでは、非反復SIGフィールド(例えば、HE−SIG1フィールド)が、より低いレートで送信されうる。いくつかのケースでは、低レート・パケットのためにL−STFおよび/またはL−LTFの送信電力を(例えば、3dB)ブーストすることによって、および/または、より長いL−STFセクションを有することによって、検出が高められうる。いくつかのケースでは、より短いトレーニング・フィールドが追加されうる。さらに、プリアンブルは、パケットが(より低いレートで送信される部分を持つ)低レート・パケットであるか否かを示すインジケーションをシグナリングしうる。このインジケーションは、例えば、HE−SIG0フィールドにおいてシグナリングされうる。
[0098]低レート・モードが示されるパケットでは、データ・セクションがより低いレートになることに加えて、その他さまざまな特徴が存在しうる。例えば、HE−SIG1フィールドが(反復またはより低いコード・レートで達成されうる)より低いMCSで送信されうるか、および/または、増加された数のLTFが、データ復号のためにHE−SIG1の後に追加されうる。
[0099]本明細書に記載された技術は、例えば、追加の遅延拡散保護を提供するためにHE−SIG1が128トーンにわたって(20MHzで)送信される、または、HE−SIG1が(ノーマルと)同じシンボル持続時間を有する、ただし、より長いCPを用いて送信される、HE−SIG1送信のためのさまざまなオプションを提供する。別の例として、HE−SIG1は、256トーンにわたって(20MHzで)送信されうる。その他のさまざまな可能性もまた、HE−SIG1の送信について利用可能である。例えば、図10Aおよび図10Bに示されるように、増加された遅延拡散保護が必要とされる場合には常に、HE−SIG1を参照して前述したように、HE−SIG1もまた反復されうる。
[0100]前述したように、HE−SIG0遅延拡散保護のすべてのオプションが、HE−SIG1のためにも同様に使用されうる。時間および/または周波数においてSIGフィールド(例えば、HE−SIG0および/またはHE−SIG1)を反復する本明細書で提示される技術の利益は、例えば、HE−SIG1遅延拡散保護がHE−SIG0と同じにとどまる(例えば、これはフェーズ・トラッキング・ループ等の一様性を可能にしうる)など、より低いSINRパフォーマンス(低レート・モードのために必要とされる、より低いSINR設定点を可能にする)、およびさほど厳しくない処理タイムラインの、改善された遅延拡散を含みうる。
遅延拡散保護をシグナリングするためのオプション
[0101]前述された本開示の態様は、例えば、時間領域反復、反転GIベースの反復(循環的なコピー(cyclic copy))、および/またはSIGシンボルの周波数領域反復のうちの1または複数を用いて、反復によって特定のSIGフィールド(例えば、HE−SIG0)の検出可能性を高めるための技術を提供する。
[0102]プリアンブルの1つの部分の終了部(end)内でまたは少なくともその前に(先行して)、プリアンブルの後続部分に適用されるべき遅延拡散保護のインジケーションをシグナリングするために、さまざまな技術が使用されうる。言い換えると、そのようなシグナリングは、例えば、反復されたSIGフィールドの後、特定のフィールドがどのようにして送信されるのかに関する情報を提供しうる。例えば、図12Aの例示的なプリアンブル構造1210に図示されるように、SIGフィールド(例えば、前述したように時間および/または周波数において反復されうるHE−SIG0)を反復した後、後続するSIGフィールド(例えば、図5に図示される例示的なプリアンブル構造500におけるように反復のないレギュラーな4usシンボルを有するHE−SIG1 506)のために、ノーマルSIG構造が使用されうる。しかしながら、いくつかのケースでは、反復されたSIGフィールドに後続するSIGフィールドについての遅延拡散保護を増加させることが所望されうる。遅延拡散保護は、例えば、SIGフィールド(例えば、図5に図示された例示的なプリアンブル構造510におけるような反復されたHE−SIG1 516)を反復することによって、または、SIGフィールド(例えば、図5に図示された例示的なプリアンブル構造520におけるようなノーマルCPに対して増加されたCPを有するHE−SIG1 526)のためにより長いCPを有することによって、提供されうる。増加されたCPは、信号の一部分が反復されたような、部分的な形式の反復と考えられうる。
[0103]そのような(HE−SIG1フィールドの)遅延拡散保護は、すべてのパケットに存在する訳ではないので、HE−SIG1の構造(それが遅延拡散保護を有しているか否か)をシグナリングする必要がない場合がある。したがって、図12Aに例示されるように、遅延拡散保護(DSP)がHE−SIG1フィールドのために提供されているか否か(および、場合によってはどのタイプか)を示すインジケータ1212が、反復されたHE−SIG0フィールド内(または、少なくともその終了部(end)の前)に提供されうる。いくつかのケースでは、(増加されたCPに起因して)サンプルの場所がレギュラーパケットとは異なる場合、この構造の早期のインジケーションが所望されうる。いくつかのケースでは、パケットのタイプを示すインジケーションが、反復されたSIGフィールド内のチェックサムによって提供されうる。
[0104]同様の方式で、図12Bに示される反復されたL−SIGフィールドを備えた例示的なプリアンブル構造1220に示されるように、後続するHE−SIG0フィールドおよび/またはHE−SIG1フィールドのために遅延拡散保護(DSP)が提供されるか否かを示すインジケータ1222が、反復されたL−SIGフィールド内(または、少なくともその終了前)に提供されうる。
[0105]DSPインジケーションについての1つのオプションは、(早期に生じた)反復されたSIGフィールドのパイロット・トーンを用いて構造をシグナリングすることでありうる。しかしながら、レギュラー・レガシー・パイロット・トーン(例えば、20MHzトーン・プランの他のすべてのトーンにおけるHE−SIG0の−21、−7、7、および21は、非パイロット・トーンと考えられうる)を用いてシグナリングすることは、パフォーマンスに悪影響を及ぼしうる。例えば、第1のシンボルのパイロット・トーンが、このシグナリングのために使用されているのであれば、いくつかのデバイスが(レガシー・パイロット・トーンが使用される場合に被りうる)位相補正後に自動検出を行いうるので、特定のタイプのパケットを検出する際にフォールスアラーム(例えば、802.11nフォールスアラーム)を引き起こしうる。
[0106]一般的な注意として、いくつかのケースでは、例えば、反復されたL−SIGまたはHE−SIG0における非パイロット・トーンは、パケットがHEWパケットであることを(例えば、本明細書で表されたさまざまな特徴のうちの1または複数を用いて)伝えるために使用されうる。
[0107]いくつかのケースでは、パイロット・トーンを用いることの悪影響が、シグナリング情報を別の方式で送信することによって回避されうる。例えば、いくつかの態様によれば、このシグナリング情報は、反復されたSIGフィールド(例えば、HE−SIG0)の偶数トーン(even tones)、または、その他任意の非レガシー・パイロット・トーンで送信されうる一方、ノーマルパイロット(または、少なくともそれらのサブセット)は、(特定のパイロット・トーンで)送信されうる。いくつかのケースでは、例えば、デバイスが、位相推定のために最大比合成(MRC)を行い、何も送信されないパイロット・トーンに対して低い重みしか与えないのであれば、正しくポピュレートされたパイロット・トーンのサブセットを有することが可能でありうる。いくつかのケースでは、シグナリングすることは、第2のHE−SIG0シンボルのレギュラー・パイロット・トーンで送信されうる(一方、ノーマルパイロットは、第1のシンボルにおけるこれらトーンで送信される)。これは、L−SIG後の第2のシンボルに対する(パケット・タップ検出についての)ランダムなQ−BPSKチェック結果の影響がさほど壊滅的ではないので、可能となり得る。
[0108]遅延拡散保護シグナリングのための他のオプションは、(例えば、前述したように)反復されたHE−SIGフィールドにおける明示的なビットを用いること、または、(例えば、遅延拡散保護を示す直交レールの使用の検出とともに)2つのシンボルにわたってHE−SIG0の直交レール(例えば、位相外成分)を用いてシグナリングすることを含む。いくつかのケースでは、図12Aに示されるオプションについて、HE−SIG0とHE−SIG1との合同符号化(joint encoding)がシグナリングのために使用され、これによって、HE−SIG1自己相関が、遅延拡散保護を検出するために使用されうる。このオプションを用いて、受信デバイスは、第1の反復されたSIGフィールドの後、2つのシンボルの自己相関を計算することによって、遅延拡散保護を検出しうる。言い換えれば、HE−SIG1が反復されるか否かは、我々に、遅延拡散保護のタイプを伝えてくれる。そのようなメカニズムを用い、明示的なビットを用いない1つの潜在的な副次的利点は、(ともに反復された)第1および第2のSIGフィールドが合同で符号化されうることである。
[0109]DSPインジケータをシグナリングするためのさまざまな例示的な技術は、図12Cに要約される。例えば、前述したように、DSPインジケータは、1224に図示されるようなHE−SIG0(またはL−SIG)の偶数トーン、1226に図示されるような非レガシー・パイロット・トーン、1228に図示されるようなHE−SIG0(またはL−SIG)の第2のシンボルのレギュラー・パイロット・トーン、1230に図示されるようなHE−SIG0(またはL−SIG)のシンボルにわたる直交レールによって、または1232に図示されるような非パイロット・トーンを用いることによって、シグナリングされうる。さらに、1234に図示されるように、いくつかのケースでは、信号フィールドがどのようにして反復されるのかが、インジケーションとして使用されうる。例えば、(第1の部分に対して)反復された部分のビットを反転すること(フリッピング)は、インジケーションDSPが後続するフィールドに適用されるときに使用されうる一方、反復された部分の非反転ビットは、後続するフィールドにDSPが適用されていないことを示す。1236において図示されるように、いくつかのケースでは、明示的なビットが含まれうる。そのような明示的なビットは、例えば、反復されたHE−SIG0フィールドにおけるDSPインジケーションとして使用されうる。しかしながら、L−SIGフィールドにおける明示的なインジケーションを提供するために利用可能なそのようなビットが存在しないことがありうる。
[0110]上述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。一般に、図面に例示された動作が存在する場合、これら動作は、同じ符番を付された対応するミーンズ・プラス・ファンクション(means-puls-function)構成要素を有しうる。例えば、図7および図8に例示されるような動作700および動作800は、図7Aおよび図8Aに例示されるような手段700Aおよび手段800Aに対応しうる。
[0111]例えば、送信する手段は、例えば、図2に例示されたアクセスポイント110の送信機ユニット222、図2に図示されたユーザ端末120の送信機ユニット254、または、図3に示されたワイヤレスデバイス302の送信機310のような送信機を備えうる。受信する手段は、例えば、図2に例示されたアクセスポイント110の受信機ユニット222、図2に図示されたユーザ端末120の受信機ユニット254、または、図3に示されたワイヤレスデバイス302の受信機312のような受信機を備えうる。処理する手段、判定する手段、変更する手段、生成する手段、補正する手段、および/または、チェックする手段は、例えば、図2に例示するように、ユーザ端末120のRXデータ・プロセッサ270および/またはコントローラ280、または、アクセスポイント110のRXデータ・プロセッサ242および/またはコントローラ230のように、1または複数のプロセッサを含みうる処理システムを備えうる。
[0112]本明細書で使用される場合、用語「決定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「決定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を行うことを含みうる。また、「決定すること」は、解決、選択、選定、確立等を行うことを含みうる。
[0113]本明細書に記載されるように、項目のリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれら項目のうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
[0114]本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
[0115]本開示に関連して記載される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、あるいは、これらの組み合わせで具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュ・メモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
[0116]本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱せずに変更されうる。
[0117]記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいは、これらの任意の組み合わせによって実現されうる。ハードウェアで実現される場合、ハードウェア構成の例は、ワイヤレスノード内の処理システムを備えうる。処理システムは、バス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バスは、全体的な設計制約および処理システムの特定の用途に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バスは、プロセッサ、機械読取可能な媒体、およびバス・インタフェースを含む回路をともにリンクしうる。バス・インタフェースは、とりわけ、ネットワーク・アダプタを、バスを介して、処理システムへ接続するために使用されうる。ネットワーク・アダプタは、物理レイヤの信号処理機能を実現するために使用されうる。ユーザ端末120(図1を参照)の場合には、ユーザ・インタフェース(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック等)も、バスに接続されうる。バスはさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路等のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。
[0118]プロセッサは、バスの管理、および、機械読取可能な媒体に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。プロセッサは、1または複数の汎用プロセッサおよび/または特別目的プロセッサを用いて実現されうる。例は、マイクロ・プロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、および、ソフトウェアを実行することができるその他の回路、を含みうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マクロコード、ハードウェア記述言語、あるいはその他で称されようとも、命令群、データ、あるいは、これらの任意の組み合わせを意味するように広く解釈されるものとする。機械読取可能な媒体は、例によれば、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、フラッシュ・メモリ、ROM(リード・オンリー・メモリ)、PROM(プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハード・ドライブ、またはその他任意の適切な記憶媒体、あるいはこれら任意の組み合わせを含みうる。機械読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラム製品内に組み込まれうる。コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを備えうる。
[0119]ハードウェアによる実施では、機械読取可能な媒体は、プロセッサとは別の処理システムの一部でありうる。しかしながら、当業者であれば容易に理解するであろうが、機械読取可能な媒体またはその任意の部分は、処理システムの外部にありうる。例によれば、機械読取可能な媒体は、伝送路、データによって変調されたキャリア波、および/または、ワイヤレスノードから分離したコンピュータ製品を含みうる。これらすべては、バス・インタフェースを介してプロセッサによってアクセスされうる。あるいは、または、それに加えて、機械読取可能な媒体またはこれら任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタ・ファイルによくあるように、プロセッサへ統合されうる。
[0120]処理システムは、プロセッサ機能を提供する1または複数のマイクロ・プロセッサと、機械読取可能な媒体のうちの少なくとも一部を提供する外部メモリと、を備える汎用処理システムとして構成されうる。1または複数のマイクロ・プロセッサと外部メモリはすべて、外部バス・アーキテクチャを介して他の支援回路にリンクされている。あるいは、処理システムは、プロセッサと、バス・インタフェースと、アクセス端末の場合、ユーザ・インターフェースと、サポート回路と、単一チップへ組み込まれた機械読取可能な媒体の少なくとも一部とを備えた、あるいは、1または複数のFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)と、PLD(プログラム論理回路)と、コントローラと、ステート・マシンと、ゲート・ロジックと、ディスクリート・ハードウェア構成要素と、またはその他の適切な回路とを備えた、あるいは、本開示を通じて記載されたさまざまな機能を実行しうる回路の任意の組み合わせを備えた、ASIC(特定用途向けIC)を用いて実現されうる。当業者であれば、システム全体に課せられる全体的な設計制約および特定のアプリケーションに依存して、処理システムのために、記載された機能をどうやって最良に実施するかを認識するだろう。
[0121]機械読取可能な媒体は、多くのソフトウェア・モジュールを備えうる。ソフトウェア・モジュールは、プロセッサによって実行された場合、処理システムに対して、さまざまな機能を実行させるための命令群を含む。ソフトウェア・モジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含みうる。ソフトウェア・モジュールはそれぞれ、単一のストレージ・デバイス内に存在するか、または、複数のストレージ・デバイスにわたって分散されうる。例によれば、ソフトウェア・モジュールは、トリガ・イベントが生じると、ハード・ドライブからRAMへロードされうる。ソフトウェア・モジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を増加させるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードしうる。その後、プロセッサによる実行のために、1または複数のキャッシュ・ラインが、汎用レジスタ・ファイルへロードされうる。以下に示すソフトウェア・モジュールの機能を参照する場合、このような機能は、このソフトウェア・モジュールからの命令群を実行するときに、プロセッサによって実施されることが理解されるだろう。
[0122]ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラムを1つの場所から別の場所へ転送することを容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含んでいる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされる利用可能な任意の媒体でありうる。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、対より線、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線(IR)、無線およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、対より線、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のようなワイヤレス技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)(登録商標)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、具体的な媒体)を備えうる。さらに、別の態様の場合、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、信号)を備えうる。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0123]したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/またはエンコードされた)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
[0124]さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを理解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー(登録商標)ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
[0125]特許請求の範囲は、前述した精密な構成および構成要素だけに限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、前述した方法および装置の配置、動作、および詳細に対して、さまざまな修正、変更、および変形が行われうる。

Claims (55)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを生成することと、ここで、前記プリアンブルは、少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドを備える、
    前記パケットを送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記反復されたSIGフィールドは、前記第2のタイプのデバイスによって復号可能であるが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能ではない、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プリアンブルはさらに、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能なSIGフィールドを備え、パケットのタイプを示すインジケーションが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能なSIGフィールドの直交レールによって、前記第2のタイプのデバイスへ提供される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記反復されたSIGフィールドは、前記第1のタイプのデバイスが前記パケットのタイプを検出できるような形で反復される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記パケットのタイプを示すインジケーションが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能なSIGフィールドの直交レールによって提供される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記パケットのタイプを示すインジケーションが、前記反復されたSIGフィールド内のチェックサムによって提供される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記反復されたSIGフィールドの少なくとも1つのシンボルが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能なSIGフィールドに対して回転される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記反復されたSIGフィールドの少なくとも第1の部分が、ガード・インタバルによって先行される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記反復されたSIGフィールドの第2の部分もまた、ガード・インタバルによって先行される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記反復されたSIGフィールドの第2の部分が、前記反復されたSIGフィールドの第1の部分に対して切り詰められる、請求項8に記載の方法。
  11. 遅延拡散保護を提供するために、前記反復されたSIGフィールド後のプリアンブルの少なくとも一部が、前記プリアンブルの1つまたは複数のフィールドに対して増加されたサイクリック・プレフィクスまたは増加されたシンボル持続時間を用いて送信される、請求項1に記載の方法。
  12. 遅延拡散保護のタイプを示すインジケーションが、前記反復されたSIGフィールドの終了前にシグナリングされる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドが時間において反復される、請求項1に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドが周波数において反復される、請求項1に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドは、
    前記第2のタイプのデバイスによって復号可能であるが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能ではない、第1の反復されたSIGフィールドと、
    少なくとも前記第1のタイプのデバイスによって復号可能である第2の反復されたSIGフィールドと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  16. 前記第1の反復されたSIGフィールドの少なくとも第1の部分が、ガード・インタバルによって先行される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記パケットの少なくとも一部が、前記プリアンブルの少なくとも一部よりも低いレートで送信される、請求項1に記載の方法。
  18. 前記プリアンブルは、少なくとも2つの反復されたSIGフィールドを備える、請求項1に記載の方法。
  19. 前記反復されたSIGフィールドのうちの少なくとも1つが、時間において反復される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記反復されたSIGフィールドのうちの少なくとも1つが、周波数において反復される、請求項18に記載の方法。
  21. 前記反復されたSIGフィールドは、少なくとも1つの反復された高効率(HE)−SIG0フィールドと、少なくとも1つの反復されたHE−SIG1フィールドとを備える、請求項18に記載の方法。
  22. 前記少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドは、部分的に反復されたSIGフィールドを備える、請求項1に記載の方法。
  23. 前記部分的に反復されたSIGフィールドは、
    前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドの第1のシンボルを送信するためにトーンのセットを用いて、および、
    前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドの第2のシンボルを送信するためにトーンの前記セットのうちの限定されたサブセットを用いて、
    送信される、請求項22に記載の方法。
  24. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを受信することと、ここで、前記プリアンブルは、少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドを備える、
    前記反復されたSIGフィールドを処理することと、
    を備える方法。
  25. 前記反復されたSIGフィールドは、前記第2のタイプのデバイスによって復号可能であるが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能ではない、請求項24に記載の方法。
  26. 前記プリアンブルはさらに、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能なSIGフィールドを備え、
    パケットのタイプを示すインジケーションが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能なSIGフィールドの直交レールによって、前記第2のタイプのデバイスへ提供される、請求項25に記載の方法。
  27. 前記反復されたSIGフィールドは、前記第1のタイプのデバイスが前記パケットのタイプを検出できるような形で反復される、請求項24に記載の方法。
  28. 前記パケットのタイプを示すインジケーションが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能なSIGフィールドの直交レールによって提供される、請求項24に記載の方法。
  29. 前記パケットのタイプを示すインジケーションが、前記反復されたSIGフィールド内のチェックサムによって提供される、請求項24に記載の方法。
  30. 前記反復されたSIGフィールドの少なくとも1つのシンボルが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能なSIGフィールドに対して回転される、請求項24に記載の方法。
  31. 前記パケットのタイプを、前記反復されたSIGフィールドの反復部分の相関関係によって決定することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  32. 前記反復されたSIGフィールドの少なくとも第1の部分が、ガード・インタバルによって先行される、請求項24に記載の方法。
  33. 遅延拡散保護を提供するために、前記反復されたSIGフィールド後のプリアンブルの少なくとも一部が、前記プリアンブルの1つまたは複数のフィールドに対して増加されたサイクリック・プレフィクスまたは増加されたシンボル持続時間を用いて送信される、請求項24に記載の方法。
  34. 前記反復されたSIGフィールド後のパケットの少なくとも一部はプリアンブルであり、前記プリアンブルの1つまたは複数のフィールドに対してより大きなサイクリック・プレフィクスで送信され、その後の少なくとも一部は、より長いシンボル持続時間で送信される、請求項33に記載の方法。
  35. 増加されたシンボル持続時間または増加されたサイクリック・プレフィクスで送信された少なくとも一部の後のパケットの一部が、ノーマルなシンボル持続時間で送信される、請求項33に記載の方法。
  36. 遅延拡散保護のタイプを示すインジケーションが、前記反復されたSIGフィールドの終了前にシグナリングされる、請求項33に記載の方法。
  37. 前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドが時間において反復される、請求項36に記載の方法。
  38. 前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドが周波数において反復される、請求項36に記載の方法。
  39. 前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドは、
    前記第2のタイプのデバイスによって復号可能であるが、前記第1のタイプのデバイスによって復号可能ではない、第1の反復されたSIGフィールドと、
    少なくとも前記第1のタイプのデバイスによって復号可能である第2の反復されたSIGフィールドと、
    を備える、請求項24に記載の方法。
  40. 前記第1の反復されたSIGフィールドの少なくとも第1の部分が、ガード・インタバルによって先行される、請求項39に記載の方法。
  41. 前記パケットの少なくとも一部が、前記プリアンブルの少なくとも一部よりも低いレートで送信される、請求項24に記載の方法。
  42. 前記プリアンブルは、少なくとも2つの反復されたSIGフィールドを備える、請求項24に記載の方法。
  43. 前記反復されたSIGフィールドの第1のシンボルのトーンのセットが、パイロットのために使用され、
    前記反復されたSIGフィールドの第2のシンボルにおけるトーンの同じセットのうちの少なくともサブセットが、遅延拡散保護のタイプをシグナリングするために使用される、請求項24に記載の方法。
  44. 遅延拡散保護のタイプが、少なくとも2シンボルにわたって、反復されたSIGフィールドの直交レールを用いてシグナリングされる、請求項24に記載の方法。
  45. 遅延拡散保護のタイプが、反復されたSIGフィールドの非パイロット・トーンを用いてシグナリングされる、請求項24に記載の方法。
  46. 前記反復されたSIGフィールドの第1のシンボルのトーンのセットが、パイロットのために使用され、
    前記反復されたSIGフィールドの第2のシンボルにおけるトーンの同じセットのうちの少なくともサブセットが、遅延拡散保護のタイプをシグナリングするために使用される、請求項24に記載の方法。
  47. 遅延拡散保護のタイプが、少なくとも2シンボルにわたって、反復されたSIGフィールドの直交レールを用いてシグナリングされる、請求項24に記載の方法。
  48. 第1の反復されたSIGフィールド後の2シンボルの自己相関を計算することによって、遅延拡散保護のタイプを検出することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  49. 高効率WLANタイプのパケットが、反復されたSIGフィールドの非パイロット・トーンを用いてシグナリングされる、請求項24に記載の方法。
  50. 前記少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドが、部分的に反復されたSIGフィールドを備える、請求項24に記載の方法。
  51. 前記部分的に反復されたSIGフィールドが、
    前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドの第1のシンボルを受信するためにトーンのセットを用いて、および、
    前記少なくとも1つの反復されたSIGフィールドの第2のシンボルを受信するためにトーンの前記セットのうちの限定されたサブセットを用いて、
    受信される、請求項50に記載の方法。
  52. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを生成する手段と、ここで、前記プリアンブルは、少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドを備える、
    前記パケットを送信する手段と、
    を備える装置。
  53. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを受信する手段と、ここで、前記プリアンブルは、少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドを備える、
    前記反復されたSIGフィールドを処理する手段と、
    を備える装置。
  54. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを生成するように構成されたプロセッサと、ここで、前記プリアンブルは、少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドを備える、
    前記パケットを送信するように構成された送信機と、
    を備える装置。
  55. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1の機能のセットを有する第1のタイプのデバイスと、第2の機能のセットを有する第2のタイプのデバイスとによって復号可能なプリアンブルを有するパケットを受信するように構成されたプロセッサと、ここで、前記プリアンブルは、少なくとも1つの反復された信号(SIG)フィールドを備える、
    前記反復されたSIGフィールドを処理するように構成された処理システムと、
    を備える装置。
JP2016524368A 2013-07-05 2014-07-03 高効率wlanプリアンブル構造 Active JP6466430B2 (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361843228P 2013-07-05 2013-07-05
US61/843,228 2013-07-05
US201361898397P 2013-10-31 2013-10-31
US61/898,397 2013-10-31
US201361914272P 2013-12-10 2013-12-10
US61/914,272 2013-12-10
US14/322,048 2014-07-02
US14/322,048 US9780919B2 (en) 2013-07-05 2014-07-02 High efficiency WLAN preamble structure
PCT/US2014/045383 WO2015003119A1 (en) 2013-07-05 2014-07-03 High efficiency wlan preamble structure

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016530763A true JP2016530763A (ja) 2016-09-29
JP6466430B2 JP6466430B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=52132770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016524368A Active JP6466430B2 (ja) 2013-07-05 2014-07-03 高効率wlanプリアンブル構造

Country Status (11)

Country Link
US (1) US9780919B2 (ja)
EP (1) EP3017637B1 (ja)
JP (1) JP6466430B2 (ja)
KR (1) KR20160030521A (ja)
CN (1) CN105359597B (ja)
BR (1) BR112016000084B1 (ja)
CA (1) CA2912615C (ja)
ES (1) ES2711372T3 (ja)
HU (1) HUE042269T2 (ja)
TW (1) TWI660639B (ja)
WO (1) WO2015003119A1 (ja)

Families Citing this family (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2671337B1 (en) 2011-02-04 2018-04-11 Marvell World Trade Ltd. Control mode phy for wlan
JP6253784B2 (ja) 2013-09-10 2017-12-27 マーベル ワールド トレード リミテッド 屋外wlanのための拡張ガードインターバル
US10218822B2 (en) 2013-10-25 2019-02-26 Marvell World Trade Ltd. Physical layer frame format for WLAN
EP3061219B1 (en) 2013-10-25 2020-04-08 Marvell World Trade Ltd. Range extension mode for wifi
US10194006B2 (en) 2013-10-25 2019-01-29 Marvell World Trade Ltd. Physical layer frame format for WLAN
EP2962506B1 (en) * 2014-01-06 2017-07-26 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for low power transmission
US9680563B2 (en) * 2014-01-17 2017-06-13 Apple Inc. System and method for partial bandwidth communication
EP3132583B1 (en) 2014-04-16 2020-08-26 NXP USA, Inc. Signal field length indication in a high efficiency wireless local area network (wlan)
US11855818B1 (en) * 2014-04-30 2023-12-26 Marvell Asia Pte Ltd Adaptive orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) numerology in a wireless communication network
CN106664281B (zh) 2014-06-11 2020-07-10 马维尔国际有限公司 用于在无线通信系统中填充ofdm符号的方法和装置
EP3161990A4 (en) 2014-06-27 2018-03-14 Techflux Ltd. Bandwidth signaling
EP3162015B1 (en) 2014-06-27 2021-08-11 Techflux Inc. Method and device for transmitting data unit
US10009922B2 (en) * 2014-07-15 2018-06-26 Marvell World Trade Ltd. Channel frame structures for high efficiency wireless LAN (HEW)
EP3167303B1 (en) 2014-08-18 2021-09-29 MEDIATEK Inc. Direction finding antenna format
CN106664283B (zh) 2014-08-25 2020-06-19 韦勒斯标准与技术协会公司 无线通信方法及使用该方法的无线通信终端
US10693532B2 (en) * 2014-09-03 2020-06-23 Newracom, Inc. Operation method of station in wireless local area network
US9712217B2 (en) * 2014-09-08 2017-07-18 Intel Corporation Parallel channel training in multi-user multiple-input and multiple-output system
US10128917B2 (en) * 2014-09-16 2018-11-13 Qualcomm Incorporated Systems and methods for tone plans for wireless communication networks
US9838513B2 (en) * 2014-09-19 2017-12-05 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for packet acquisition in mixed-rate wireless communication networks
US20160087825A1 (en) * 2014-09-19 2016-03-24 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for early detection of high efficiency wireless packets in wireless communication
ES2720752T3 (es) * 2014-09-25 2019-07-24 Huawei Tech Co Ltd Procedimiento de comunicación de datos y dispositivo pertinente
EP3182753B1 (en) * 2014-09-30 2018-08-15 Huawei Technologies Co., Ltd. Frame transmission method and device for wireless local area network
US20160105535A1 (en) * 2014-10-08 2016-04-14 Intel Corporation Systems and methods for signal classification
US20160112157A1 (en) * 2014-10-15 2016-04-21 Qinghua Li Auto-Detection in Wireless Communications
US20160204915A1 (en) * 2015-01-14 2016-07-14 Xiaogang Chen Apparatus, computer readable medium, and method for generating and receiving signal fields in a high efficiency wireless local-area network
US9806927B2 (en) * 2015-01-21 2017-10-31 Intel IP Corporation Method, apparatus, and computer readable medium for signaling high efficiency packet formats using a legacy portion of the preamble in wireless local-area networks
US9847896B2 (en) 2015-01-21 2017-12-19 Intel IP Corporation Method, apparatus, and computer readable medium for signaling high efficiency packet formats using a legacy portion of the preamble in wireless local-area networks
AU2015378173B2 (en) * 2015-01-22 2018-08-09 Huawei Technologies Co., Ltd. Method, device and system for indicating transmission frame structures
EP3624387B1 (en) 2015-01-29 2021-05-05 LG Electronics Inc. Method for transmitting data transmission resource allocation information in wireless lan system, and apparatus therefor
US9853845B2 (en) * 2015-02-03 2017-12-26 Intel IP Corporation Apparatus, method, and computer readable media for indicating a communication protocol and information in a signal field
US10419971B2 (en) * 2015-02-04 2019-09-17 Qualcomm Incorporated Robust early detection through signal repetition in mixed-rate wireless communications
WO2016140402A1 (ko) * 2015-02-08 2016-09-09 엘지전자(주) 무선 통신 시스템에서 데이터 송수신을 위한 방법 및 이를 위한 장치
US9674011B1 (en) * 2015-02-10 2017-06-06 Marvel International Ltd. Auto-detection of repeated signals
US9509540B1 (en) * 2015-02-13 2016-11-29 Marvell International Ltd. Methods and apparatus for increasing the number of training and data tones in wireless communications systems
CN111970099B (zh) * 2015-02-17 2023-07-25 韦勒斯标准与技术协会公司 一种站和用于站的无线通信方法
US9955469B2 (en) 2015-02-27 2018-04-24 Intel Corporation Joint encoding of wireless communication allocation information
CN113507344B (zh) 2015-03-06 2024-06-21 交互数字专利控股公司 用于无线局域网长符号持续时间迁移的方法和系统
US10218555B2 (en) 2015-03-06 2019-02-26 Intel IP Corporation Usage of early bits in wireless communications
US9998185B2 (en) * 2015-03-27 2018-06-12 Newracom, Inc. Aggregation methods and systems for multi-user MIMO or OFDMA operation
US10270635B2 (en) * 2015-04-03 2019-04-23 Lg Electronics Inc. Method and device for configuring signal field in wireless LAN system
CN107155400B (zh) * 2015-04-03 2020-01-17 华为技术有限公司 一种数据传输方法、设备及系统
WO2016163639A1 (ko) * 2015-04-08 2016-10-13 엘지전자 주식회사 무선랜에서 매체 보호 방법 및 장치
US10224987B2 (en) 2015-04-14 2019-03-05 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for configuring signal field used for multiple resource units in wireless LAN system
KR102282602B1 (ko) * 2015-04-16 2021-07-29 삼성전자 주식회사 무선 랜 시스템에서 다중 사용자를 위해 자원을 할당하는 방법 및 장치
US10149198B2 (en) * 2015-04-28 2018-12-04 Qualcomm Incorporated Techniques for transmitting and/or receiving high efficiency wireless local area network information
US9960877B2 (en) * 2015-04-30 2018-05-01 Inten IP Corporation Apparatus, system and method of beamforming
US9838168B2 (en) * 2015-05-05 2017-12-05 Intel IP Corporation High-efficiency wireless preamble structures with efficient tail bits
WO2016178534A1 (ko) * 2015-05-05 2016-11-10 삼성전자주식회사 무선 로컬 영역 네트워크 시스템에서 정보를 시그널링하기 위한 장치 및 방법
US10582025B2 (en) 2015-05-05 2020-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Efficient signaling and addressing in wireless local area network systems
ES2925306T3 (es) 2015-05-13 2022-10-14 Lg Electronics Inc Método para transmitir o recibir una trama en un sistema de LAN inalámbrica y aparato para el mismo
CN107852314B (zh) * 2015-07-27 2021-12-10 苹果公司 用于蜂窝IoT的窄带LTE的系统操作的系统和方法
KR102615560B1 (ko) * 2015-07-30 2023-12-20 주식회사 윌러스표준기술연구소 시그널링 필드를 이용하는 무선 통신 방법 및 무선 통신 단말
EP3332490A4 (en) 2015-08-07 2019-03-27 Newracom, Inc. TAX INFORMATION FOR MULTI-USER TRANSMISSIONS IN WLAN SYSTEMS
WO2017026782A1 (ko) * 2015-08-10 2017-02-16 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서 자원 유닛에 관한 정보를 포함하는 제어 필드를 구성하는 방법 및 장치
US10050751B2 (en) * 2015-08-11 2018-08-14 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for configuring a signal field including allocation information for a resource unit in wireless local area network system
US10165551B2 (en) * 2015-08-11 2018-12-25 Qualcomm Incorporated Resource allocation signaling in a high efficiency wireless local area network preamble
US10651983B2 (en) * 2015-08-11 2020-05-12 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for configuring a signal field including allocation information for a resource unit in wireless local area network system
US10505691B2 (en) 2015-08-20 2019-12-10 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for configuring frame unit comprising control field indicating data fields in wireless LAN system
US10264580B2 (en) 2015-09-07 2019-04-16 Mediatek Inc. HE SIG B common field formats and indication
US9912445B2 (en) 2015-09-09 2018-03-06 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for error feedback using a repeated preamble field
CN108028691A (zh) * 2015-09-10 2018-05-11 马维尔国际贸易有限公司 用于在无线局域网(wlan)内传输前导码的系统和方法
US20170086099A1 (en) * 2015-09-23 2017-03-23 Mediatek Inc. Method of Operating in Wireless System and Wireless Device Using the Same
EP3357175B1 (en) * 2015-09-29 2021-05-05 Newracom, Inc. Resource allocation indication for multi-user multiple-input-multiple-output (mu-mimo) orthogonal frequency division multiple access (ofdma) communication
US10187124B2 (en) 2015-10-01 2019-01-22 Mediatek Inc Beam-change indication for channel estimation enhancement
WO2017065543A1 (ko) 2015-10-14 2017-04-20 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서 프레임 타입 지시 정보 전송 방법 및 이를 위한 장치
US20170118676A1 (en) * 2015-10-27 2017-04-27 Intel IP Corporation High efficiency signal field load balancing
US20170126384A1 (en) * 2015-10-28 2017-05-04 Newracom, Inc. Simplified scheduling information for acknowledgement in a wireless communication system
WO2017073011A1 (en) 2015-10-30 2017-05-04 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Transmission method and transmission apparatus for packet format detection
CN106685618B (zh) * 2015-11-06 2020-02-21 华为技术有限公司 一种发送数据帧的方法及相关设备
US11019559B2 (en) 2015-12-09 2021-05-25 Mediatek Inc. VHT operation information subfield design in WLAN
US10225122B2 (en) 2016-02-04 2019-03-05 Mediatek Inc. Low PAPR dual sub-carrier modulation scheme for BPSK in WLAN
EP3427534A1 (en) * 2016-03-11 2019-01-16 Interdigital Patent Holdings, Inc. Classification and silencing for uplink multi-user transmissions in wlans
DE112017003077T5 (de) * 2016-06-21 2019-03-14 Marvell World Trade Ltd. Verfahren und vorrichtung zur übertragung
TWI628926B (zh) * 2016-09-30 2018-07-01 聯發科技股份有限公司 通道估計增強的方法及無線設備
DE102016220882A1 (de) 2016-10-24 2018-04-26 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Optimierte Sprungmuster für verschiedene Sensorknoten und variable Datenlängen auf Basis des Telegram Splitting Übertragungsverfahrens
DE102016220883A1 (de) * 2016-10-24 2018-04-26 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Optimierte Kombination aus Präambel und Datenfeldern für Sensornetzwerke mit geringem Stromverbrauch auf Basis des Telegram Splitting Verfahrens
JP2018152722A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 株式会社東芝 無線通信装置および無線通信方法
EP3635926B1 (en) 2017-06-09 2024-03-27 Marvell World Trade Ltd. Packets with midambles having compressed ofdm symbols
EP3685543A1 (en) 2017-09-22 2020-07-29 NXP USA, Inc. Determining number of midambles in a packet
CN111183617B (zh) * 2017-12-19 2023-09-01 英特尔公司 用于在无线通信中指示数据分组属性的方法和设备
WO2020159163A1 (ko) * 2019-01-28 2020-08-06 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 패킷을 식별하는 방법 및 장치
US11224046B2 (en) * 2019-11-28 2022-01-11 Ali Atefi Apparatuses, methods, and computer-readable medium for communication in a wireless local area network
CN118786655A (zh) * 2022-03-15 2024-10-15 Oppo广东移动通信有限公司 无线通信的方法和设备

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012106635A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Marvell World Trade Ltd. Control mode phy for wlan
WO2012158961A1 (en) * 2011-05-19 2012-11-22 Qualcomm Incorporated Preamble design for television white space transmissions
US20120327871A1 (en) * 2011-06-24 2012-12-27 Interdigital Patent Holdings, Inc. Non-legacy preamble for wireless local area networks
JP2013503566A (ja) * 2009-08-25 2013-01-31 クゥアルコム・インコーポレイテッド レガシデバイスをサポートするieee802.11acプリアンブル
JP2016519479A (ja) * 2013-04-19 2016-06-30 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド シグナルフィールドを送信する方法及び装置
JP2016522614A (ja) * 2013-05-07 2016-07-28 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド データユニットを送信する方法及び装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8098745B2 (en) * 2006-03-27 2012-01-17 Texas Instruments Incorporated Random access structure for wireless networks
CN105119642B (zh) * 2009-09-27 2018-07-20 Lg电子株式会社 接收信道质量指示符的方法及设备
US9025428B2 (en) * 2010-04-14 2015-05-05 Qualcomm Incorporated Allocating and receiving tones for a frame
US8867574B2 (en) * 2010-06-02 2014-10-21 Qualcomm Incorporated Format of VHT-SIG-B and service fields in IEEE 802.11AC
US8718169B2 (en) * 2010-06-15 2014-05-06 Qualcomm Incorporated Using a field format on a communication device
US20150023449A1 (en) * 2013-01-11 2015-01-22 Broadcom Corporation Distributed signal fields (SIGs) for use in wireless communications
US9923742B2 (en) * 2011-04-24 2018-03-20 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Preamble design within wireless communications
EP2702734A4 (en) * 2011-04-28 2015-03-11 Intel Corp METHODS AND ARRANGEMENTS FOR COMMUNICATIONS IN LOW-POWER WIRELESS NETWORKS
KR101883892B1 (ko) * 2011-10-13 2018-08-01 한국전자통신연구원 통신 시스템에서 데이터 송수신 장치 및 방법
KR102195872B1 (ko) * 2011-10-13 2020-12-28 한국전자통신연구원 통신 시스템에서 데이터 송수신 장치 및 방법
US8948284B2 (en) * 2011-11-07 2015-02-03 Lg Elecronics Inc. Method and apparatus of transmitting PLCP header for sub 1 GHz communication
EP2782274A4 (en) * 2011-11-18 2015-12-23 Lg Electronics Inc METHOD FOR TRANSMITTING DATA UNIT IN WIRELESS LOCAL NETWORK SYSTEM AND APPARATUS SUPPORTING THE SAME
US8861470B2 (en) * 2011-12-20 2014-10-14 Electronics And Telecommunications Research Institute Apparatus and method for allocating resource in communication system
WO2013130793A1 (en) * 2012-03-01 2013-09-06 Interdigital Patent Holdings, Inc. Multi-user parallel channel access in wlan systems
KR20150084947A (ko) * 2013-01-17 2015-07-22 엘지전자 주식회사 방송 신호 송신 장치, 방송 신호 수신 방법, 방송 신호 송신 방법 및 방송 신호 수신 방법
US9197473B2 (en) * 2013-06-06 2015-11-24 Broadcom Corporation Preamble with modified signal field (SIG) for use in wireless communications
US9729285B2 (en) * 2013-06-13 2017-08-08 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd Flexible OFDMA packet structure for wireless communications

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503566A (ja) * 2009-08-25 2013-01-31 クゥアルコム・インコーポレイテッド レガシデバイスをサポートするieee802.11acプリアンブル
WO2012106635A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Marvell World Trade Ltd. Control mode phy for wlan
WO2012158961A1 (en) * 2011-05-19 2012-11-22 Qualcomm Incorporated Preamble design for television white space transmissions
US20120327871A1 (en) * 2011-06-24 2012-12-27 Interdigital Patent Holdings, Inc. Non-legacy preamble for wireless local area networks
JP2016519479A (ja) * 2013-04-19 2016-06-30 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド シグナルフィールドを送信する方法及び装置
JP2016522614A (ja) * 2013-05-07 2016-07-28 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド データユニットを送信する方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN105359597B (zh) 2019-10-22
JP6466430B2 (ja) 2019-02-06
TW201507503A (zh) 2015-02-16
US20150009894A1 (en) 2015-01-08
HUE042269T2 (hu) 2019-06-28
KR20160030521A (ko) 2016-03-18
CA2912615A1 (en) 2015-01-08
BR112016000084A2 (ja) 2017-07-25
EP3017637A1 (en) 2016-05-11
BR112016000084B1 (pt) 2022-12-06
WO2015003119A1 (en) 2015-01-08
US9780919B2 (en) 2017-10-03
ES2711372T3 (es) 2019-05-03
TWI660639B (zh) 2019-05-21
CN105359597A (zh) 2016-02-24
CA2912615C (en) 2021-06-15
EP3017637B1 (en) 2018-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6466430B2 (ja) 高効率wlanプリアンブル構造
JP6133492B2 (ja) 多元接続wlan通信システムのための後方互換性プリアンブルフォーマットを使用する装置および方法
JP6657236B2 (ja) 混合レートのワイヤレス通信における信号反復によるロバスト早期検出
EP2577927B1 (en) Format of VHT-SIG-B and service fields in IEEE 802.11AC
JP5864575B2 (ja) ヌル・データ・パケット(ndp)におけるvht−sig−bフィールド
US20140211775A1 (en) Larger delay spread support for wifi bands
EP2612479B1 (en) Guard interval signaling for data symbol number determination
JP6749977B2 (ja) 高効率wlanのための応答時間緩和
JP2018519698A (ja) チャネルボンディングのためのレガシ対応シグナリング
JP2016530776A (ja) ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wlan)システムにおけるアップリンク(ul)マルチユーザ多入力多出力(mu−mimo)のための物理レイヤ設計
KR20120127723A (ko) Ieee 802.11 파형들에서 레지듀얼 주파수 오프셋 추정 및 정정을 수행하기 위한 방법들 및 장치
JP2016521051A5 (ja)
JP2013503566A (ja) レガシデバイスをサポートするieee802.11acプリアンブル
JP2015506138A (ja) サイクリックシフト遅延を使用した複数の周波数ストリーム上での通信のためのシステムおよび方法
US20180069677A1 (en) Pre-association multi-user acknowledgement

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6466430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250