JP2018521530A - ワイヤレス通信のためのヌルデータパケットフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスについて説明する。一態様では、ワイヤレス通信の方法が、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるヌルデータパケット(NDP)フレームを生成することを含み、ここにおいて、拡張部分が、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからのものである。本方法は、NDPフレームを送信することをさらに含む。

Description

相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2015年5月1日に出願された、「Null Data Packet Frame Structure For Wireless Communication」と題する、Merlinらによる米国仮特許出願第62/156,005号、および2016年4月28日に出願された、「Null Data Packet Frame Structure For Wireless Communication」と題する、Merlinらによる米国特許出願第15/141,113号の優先権を主張する。
[0002]本開示は、たとえば、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ヌルデータパケット(NDP)フレームを使用するサウンディングプロシージャに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク、たとえば、Wi−Fi(登録商標)ネットワーク(IEEE802.11)など、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、1つまたは複数の局またはモバイルデバイスと通信し得るアクセスポイント(AP)を含み得る。APは、インターネットなど、ネットワークに結合され、モバイルデバイスがネットワークを介して通信すること(および/またはAPに結合された他のデバイスと通信すること)を可能にし得る。
[0004]ワイヤレスネットワークにおいて使用されるプロトコルまたは規格は、いくつかのデータフレームと、フレームの構造と、どんなタイプの情報がフレーム中に含まれ得るかとを定義し得る。フレームを追加、削除、または再定義する変更がプロトコルまたは規格に対して行われ得る。一般的なWi−Fiフレームは、物理レイヤヘッダとそれに続くペイロードとを有する。しかしながら、ヌルデータパケット(NDP)フレームは、プリアンブルを含み得るが、ペイロードを含まない。とはいえ、NDPフレームは、APとワイヤレス局との間で情報を搬送するために、いくつかのタイプのワイヤレスネットワークにおいて使用され得る。いくつかの場合には、APまたは局は、比較的高い帯域幅を使用して比較的大きい量のデータを送信し得、これは、送信を受信するデバイスにおけるかなりの量の受信処理を必要とし得る。
[0005]しかしながら、従来のNDPフレームは、レガシー部分をも与えながらマルチユーザシステムをサポートするのに十分複雑な構造を与えないことがある。さらに、従来のNDPフレームは、同期および推定フレームを含む、特定の情報のみを搬送し得る。さらに、従来のNDPフレームは、1MHz〜16MHzの帯域幅への使用に制限され得る。
[0006]本明細書は、(たとえば、Wi−Fiシステムにおける)ヌルデータパケット(NDP)フレームを使用するマルチユーザ(MU)送信に関連するサウンディングプロシージャのための技法を開示する。NDPフレームは、プリアンブル部分を含むが、ペイロードを含まない、データフレームである。NDPフレームの構造および機能について本明細書で説明する。NDPフレームは、非レガシー部分とともにレガシー部分を含むことによって、前の通信規格と後方互換性があり得る。そのような高帯域幅通信のための利用可能な処理時間の量を増加させるための技法は、ショートフレーム間スペース(SIFS)内になど、確立された時間期間内に、そのような受信処理を実施するには不十分な処理能力を有し得るデバイスのために、受信処理を実施し、受信された送信に関するフィードバックを生成および送信するための拡張通信能力を与え得る。NDPフレームは、いくつかの異なるフィールドのセットまたはサブセットを含み得、異なる帯域幅または空間ストリームにわたって送信され得る。
[0007]ワイヤレス通信の方法について説明する。本方法は、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを生成することと、ここにおいて、拡張部分は、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、NDPフレームを送信することとを含み得る。
[0008]通信デバイスについて説明する。本通信デバイスは、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを生成するための手段と、ここにおいて、拡張部分は、HE信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、NDPフレームを送信するための手段とを含み得る。
[0009]さらなる通信デバイスについて説明する。本通信デバイスは、プロセッサ、プロセッサに通信可能に結合されたメモリを含み得る。メモリは、プロセッサによって実行されたとき、本通信デバイスに、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを生成することを行わせるコンピュータ可読コードを備え得、ここにおいて、拡張部分は、HE信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである。本通信デバイスはまた、NDPフレームを送信するための送信機を含み得る。
[0010]コンピュータ可読コードを備える非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コンピュータ可読コードは、実行されたとき、デバイスに、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを生成することと、ここにおいて、拡張部分は、HE信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、NDPフレームを送信することとを行わせる。
[0011]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、NDPフレームを受信することを意図された少なくとも1つの局に少なくとも部分的に基づいて、拡張部分の持続時間を決定することをさらに含み得る。NDPフレームの拡張部分は、ショートフレーム間スペース(SIFS)に対して、NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、局によって使用されるべきである。
[0012]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、拡張部分の持続時間を決定することは、NDPフレームを受信することを意図された少なくとも1つの局に関連するIEEE802.11物理レイヤ仕様に少なくとも部分的に基づいて、拡張部分の持続時間を決定することをさらに備える。
[0013]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、NDPフレームを生成することは、NDPフレームに応答して与えられるべきチャネル状態情報(CSI)応答のためのCSIパラメータを決定することと、CSIパラメータの指示をNDPフレーム中に含めることとをさらに備える。追加または代替として、いくつかの例では、NDPフレームを生成することは、NDPフレームを受信することを意図された少なくとも1つの局のための制御情報を決定することと、制御情報をNDPフレーム中に含めることとをさらに備える。いくつかの例では、NDPフレームがHE信号フィールドを含み、ここにおいて、HE信号フィールド中の少なくとも1ビットは、フレームがNDPフレームであることを示す。
[0014]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、NDPフレームを生成することは、HE−SIG−Aとして指定される第1のHE信号フィールドと、第1の信号フィールドとは異なる第2のHE信号フィールドとを含むように、非レガシー部分を生成することをさらに備える。追加または代替として、いくつかの例では、NDPフレームを生成することは、少なくとも1つの局のための制御情報を決定することと、制御情報を第1のHE信号フィールド中に含めることとをさらに備える。
[0015]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、NDPフレームを生成することは、少なくとも1つの局のための制御情報を決定することと、制御情報を第2のHE信号フィールド中に含めることとをさらに備える。いくつかの例では、第2のHE信号フィールドは、HEショートトレーニングフィールド構造を備える。他の例では、第2のHE信号フィールドは、HEロングトレーニングフィールド構造を備える。
[0016]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、HEロングトレーニングフィールド構造中の少なくともHEロングトレーニングフィールドの数に少なくとも部分的に基づいて、拡張部分の持続時間を決定することをさらに含み得る。追加または代替として、上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、物理レイヤプリアンブルのレガシー部分中の少なくとも長さフィールドに少なくとも部分的に基づいて、拡張部分の持続時間を決定することをさらに含み得、ここにおいて、長さフィールドは、HEロングトレーニングフィールド構造中のHEロングトレーニングフィールドの数に少なくとも部分的に基づく。
[0017]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第2のHE信号フィールドは、NDPフレームに対する応答のためのアップリンクマルチユーザリソースの割振りの指示を備える。他の例では、第2のHE信号フィールドは、チャネル状態情報の局ごとのパラメータ表示に関連する情報を備える。
[0018]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、拡張部分はパディング波形であり、パディング波形は、第2のHE信号フィールドとは異なる第3のHE信号フィールドを備える。いくつかの例では、第3のHE信号フィールドは、NDPフレームに対する応答のためのアップリンクマルチユーザリソースの割振りを備える。追加または代替として、他の例では、第3のHE信号フィールドは、チャネル状態情報の局ごとのパラメータ表示を備える。
[0019]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、NDPフレームを送信することは、20MHzチャネル上の単一の空間ストリームとして第3のHE信号フィールドを送信することをさらに備える。追加または代替として、いくつかの例では、NDPフレームを送信することは、2つまたはそれ以上の20MHzチャネルにわたる複製された空間スチームとして第3のHE信号フィールドを送信することをさらに備える。
[0020]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、拡張部分は、情報がないパディング波形である。
[0021]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、拡張部分は、物理レイヤ情報を有するパディング波形である。
[0022]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、NDPフレームを生成することは、HEショートトレーニングフィールドを除外することをさらに備える。追加または代替として、いくつかの例では、拡張部分の持続時間が、物理レイヤプリアンブルの非レガシー部分中のHE信号フィールド中で示される。
[0023]上記で説明した方法、デバイス、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、HEサウンディングプロシージャを示す情報を備えるNDP告知(NDPA)フレームを生成することと、NDPフレームを送信するより前にNDPAフレームを送信することとをさらに含み得る。
[0024]ワイヤレス通信の方法について説明する。本方法は、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを受信することと、ここにおいて、拡張部分は、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、NDPフレームを処理することとを含む。
[0025]通信デバイスについて説明する。本通信デバイスは、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを受信するための手段と、ここにおいて、拡張部分は、HE信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、NDPフレームを処理するための手段とを含み得る。
[0026]さらなる通信デバイスについて説明する。本通信デバイスは、プロセッサ、プロセッサに通信可能に結合されたメモリを含み得る。メモリは、プロセッサによって実行されたとき、本通信デバイスに、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを受信することと、ここにおいて、拡張部分は、HE信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、NDPフレームを処理することとを行わせるコンピュータ可読コードを備え得る。
[0027]コンピュータ可読コードを備える非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。コンピュータ可読コードは、実行されたとき、デバイスに、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを受信することと、ここにおいて、拡張部分は、HE信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、NDPフレームを処理することとを行わせる。
[0028]上記で説明した方法、通信デバイス、またはコンピュータ可読媒体のいくつかの例では、NDPフレームを処理することは、SIFSに対して、NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、NDPフレームの拡張部分を使用することを含む。
[0029]上記では、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の特性、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみの目的で提供され、特許請求の範囲の限界を定めるものではない。
[0030]本開示の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照して実現され得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
[0031]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図。 [0032]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおける例示的なヌルデータパケット(NDP)フレーム交換の流れ図。 [0033]本開示の様々な態様による、例示的なNDPフレームのブロック図。 [0034]本開示の様々な態様による、NDPフレームの例示的なレガシープリアンブル部分のブロック図。 [0035]本開示の様々な態様による、NDPフレームの例示的な非レガシーおよび拡張部分のブロック図。 [0036]本開示の様々な態様による、NDPフレームの別の例示的な非レガシーおよび拡張部分のブロック図。 [0037]本開示の様々な態様による、NDPフレームの別の例示的な非レガシーおよび拡張部分のブロック図。 [0038]本開示の様々な態様による、局ごとの部分(per-station portion)をもたないNDPフレームの例示的な非レガシー部分のブロック図。 本開示の様々な態様による、局ごとの部分をもたないNDPフレームの例示的な非レガシー部分のブロック図。 [0039]本開示の様々な態様による、40メガヘルツ(MHz)上で送信される例示的なNDPフレームのブロック図。 [0040]本開示の様々な態様による、80メガヘルツ(MHz)上で送信される例示的なNDPフレームのブロック図。 本開示の様々な態様による、80メガヘルツ(MHz)上で送信される例示的なNDPフレームのブロック図。 本開示の様々な態様による、80メガヘルツ(MHz)上で送信される例示的なNDPフレームのブロック図。 [0041]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおけるトリガフレームに応答する例示的なNDPフレーム交換の流れ図。 [0042]本開示の様々な態様による、トリガフレームに応答して送信される例示的なNDPフレームのブロック図。 本開示の様々な態様による、トリガフレームに応答して送信される例示的なNDPフレームのブロック図。 [0043]本開示の様々な態様による、例示的なNDPクリアツートランスミット(CTX)フレームのブロック図。 [0044]本開示の様々な態様による、NDPフレームの例示的な高効率信号フィールドのブロック図。 本開示の様々な態様による、NDPフレームの例示的な高効率信号フィールドのブロック図。 本開示の様々な態様による、NDPフレームの例示的な高効率信号フィールドのブロック図。 [0045]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するために構成されたデバイスのブロック図。 [0046]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するために構成されたデバイスのブロック図。 [0047]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図。 [0048]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 [0049]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 [0050]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス局のブロック図。 [0051]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法を示すフローチャート。
[0052]本開示の態様によれば、ヌルデータパケット(NDP)フレームは、それが、前のワイヤレス規格と後方互換性があり得、また効率的な様式で情報を提示し得るように、構造化され得る。NDPフレームは、後方互換性を与えるためのレガシー部分、ならびに新しいワイヤレス規格において使用される情報を含む非レガシー部分を含み得る。前のワイヤレス規格において使用されるNDPフレームは、マルチユーザシステムをサポートするのに十分な構造を含まないことがあり、レガシー部分を含まないことがある。さらに、前のワイヤレス規格において使用されるNDPフレームは、同期および推定フレームを含む、限られた特定の情報を搬送する。さらに、前のワイヤレス規格において使用されるNDPフレームは、1MHz〜16MHzの帯域幅への使用に制限され得る。
[0053]対照的に、本開示によるNDPフレームはより複雑な構造を有し得る。NDPフレームは、従来のNDPフレーム以外に追加の情報を搬送し得る。本開示のNDPフレームの構造は、シングルユーザ状況に限定されず、NDPフレームがマルチユーザ(MU)直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムおよびMU多入力多出力(MIMO)システムにおいて使用されることを有利に可能にする。さらに、NDPフレームは、最高80MHzのより高い帯域幅上で送信され得る。
[0054]NDPフレームのためのいくつかの異なる可能な構造および機能がある。これらの可能性は、たとえば、いくつの受信側(たとえば、ワイヤレス局)がNDPを受信することを意図されるか、NDPがその上で送信されることになる帯域幅、NDPがトリガフレームに応答するかどうか、またはNDPがブロック確認応答のために使用されるかどうかを含む。さらに、NDPは、特定の情報を含んでいるいくつかの異なるフィールドのうちの1つまたは複数を含み得る。NDPフレームを生成および使用するためのデバイス、方法、および構造について本明細書で説明する。
[0055]いくつかの例では、高帯域幅または高効率(HE)送信は、限定はしないが、IEEE802.11axなど、比較的高いデータレートをサポートし得るワイヤレス通信規格に従って送信され得る。たとえば、IEEE802.11axは、IEEE802.11acによってサポートされるデータレートの最高4倍であるデータレートをサポートし得る。さらに、本開示の様々な態様によるNDPフレームなど、パケット送信の最後にIEEE802.11axによる利用可能な処理時間は、IEEE802.11acによる利用可能な処理時間(たとえば、16μs SIFS)と同じ持続時間であるように設定され得る。しかしながら、HE送信に関連する増加された量の処理により、いくつかのワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレス局またはアクセスポイント)は、パケット送信の最後に利用可能な時間内に必要な処理を完了するのに十分な処理能力を有しないことがある。
[0056]したがって、高帯域幅ワイヤレス通信におけるNDPフレームのための拡張信号を与えるための様々な技法について説明する。たとえば、ワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレス局またはアクセスポイント)が、受信デバイスが必要な処理を完了するのに十分な時間を与えるために、NDPフレームの最後にパディング波形を追加し得る。拡張は、サウンディングNDPの最後に追加されるパディング波形の形態のものであり得る。
[0057]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実施され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明する特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0058]最初に図1を参照すると、ブロック図は、ワイヤレスエリアネットワーク(WLAN)100の一例を示している。WLAN100は、アクセスポイント(AP)105と、移動局、携帯情報端末(PDA)、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ラップトップ、ディスプレイデバイス(たとえば、TV、コンピュータモニタなど)、プリンタなど、1つまたは複数のワイヤレス局110(たとえば、STA)またはデバイスとを含み得る。ただ1つのAP105が示されているが、WLAN100は複数のAP105を有し得る。移動局(MS)、モバイルデバイス、アクセス端末(AT)、ユーザ機器(UE)、加入者局(SS)、または加入者ユニットと呼ばれることもある、ワイヤレス局110の各々は、通信リンク115を介してAP105に関連し、それと通信し得る。各AP105は、そのエリア内のワイヤレス局110がAP105と一般に通信することができるような地理的カバレージエリア125を有する。ワイヤレス局110は地理的カバレージエリア125全体にわたって分散され得る。各ワイヤレス局110は固定または移動であり得る。
[0059]いくつかの例では、ワイヤレス局110は、2つ以上のAP105によってカバーされ得、したがって、異なる時間に1つまたは複数のAP105と関連することができる。単一のAP105と、局の関連するセットとは、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。拡張サービスセット(ESS)は接続されたBSSのセットである。拡張サービスセット中のAP105を接続するために、配信システム(DS)が使用される。AP105のための地理的カバレージエリア125は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る。WLAN100は、異なるサイズのカバレージエリア、および異なる技術のための重複するカバレージエリアをもつ、異なるタイプ(たとえば、メトロポリタンエリア、ホームネットワークなど)のAP105を含み得る。他のワイヤレスデバイスもAP105と通信することができる。
[0060]ワイヤレス局110は、通信リンク115を使用してAP105を通して互いと通信し得るが、各ワイヤレス局110はまた、直接ワイヤレスリンク120を介して1つまたは複数の他のワイヤレス局110と直接通信し得る。2つまたはそれ以上のワイヤレス局110は、両方のワイヤレス局110がAP地理的カバレージエリア125中にあるとき、あるいは一方のワイヤレス局110がAP地理的カバレージエリア125内にあるか、またはいずれのワイヤレス局110もAP地理的カバレージエリア125内にないとき、直接ワイヤレスリンク120を介して通信し得る。直接ワイヤレスリンク120の例としては、Wi−Fi Direct(登録商標)接続、Wi−Fiトンネルドダイレクトリンクセットアップ(TDLS:Tunneled Direct Link Setup)リンクを使用することによって確立される接続、および他のP2Pグループ接続があり得る。これらの例におけるワイヤレス局110は、物理レイヤと媒体アクセス制御(MAC)レイヤとを含むWLAN無線およびベースバンドプロトコルに従って通信し得る。他の実装形態では、他のピアツーピア接続および/またはアドホックネットワークがWLAN100内に実装され得る。
[0061]WLAN100は、マルチユーザ(MU)多入力多出力(MIMO)ネットワークなど、MUワイヤレスネットワークであり得る。したがって、WLAN100では、AP105は、制御フレームなどのメッセージを同じ時間に1つまたは複数のワイヤレス局110に送信し得る。同様に、ワイヤレス局110の一部または全部は、AP105によって送信された1つまたは複数の制御フレームに応答してメッセージをAP105に同時に送信し得る。AP105とワイヤレス局110との間の通信フレームはNDPフレームを含み得る。たとえば、AP105はAP NDP構成要素140を含み得る。AP NDP構成要素140は、NDPフレームを生成およびフォーマットし、受信されたNDPフレームを復号し得る。同様に、ワイヤレス局110はSTA NDP構成要素145を含み得る。局NDP構成要素145も、NDPフレームを生成およびフォーマットし、受信されたNDPフレームを復号し得る。AP NDP構成要素140およびSTA NDP構成要素145について説明する追加の詳細が、以下で与えられる。
[0062]図2に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおける例示的なNDPフレーム交換の図200を示す。この例では、NDPフレーム210は、AP105−aと2つのワイヤレス局110−aおよび110−bとの間で交換される。AP105−aは、図1を参照しながら説明したAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。同様に、ワイヤレス局110−aおよび110−bは、図1を参照しながら説明したワイヤレス局110の1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0063]AP105−aは、ブロック205において、NDPフレーム210など、NDPフレームを生成し得る。NDP210のコンテンツについて以下でより詳細に説明する。NDPは、ワイヤレス局110−aおよび110−bなど、1つまたは複数の局のための情報を含み得る。たとえば、NDPは、ワイヤレス局110−aとワイヤレス局110−bの両方に関連する情報のための部分を含み得る。NDPは、ワイヤレス局110−aおよびワイヤレス局110−bのうちの1つのみに関連する情報を含んでいる部分をも含み得る。いくつかの例では、NDPフレーム210は、以下でより詳細に説明するように、ワイヤレス局110−aまたはワイヤレス局110−bが、NDPフレーム210に関連する処理を完了するための追加の処理時間を可能にするために、それの最後に拡張を含み得る。
[0064]図2に示された例では、AP105−aは、NDPフレーム210をワイヤレス局110−aおよびワイヤレス局110−bに送信する。いくつかの例では、AP105−aはNDPフレーム210をブロードキャストし得る。いくつかの例では、NDPフレーム210は、4つの20MHzチャネルを有する80メガヘルツ(MHz)帯域など、2つ以上のチャネルをもつ帯域幅上で送信され得る。そのような例では、ワイヤレス局110−aおよび110−bは、特定のワイヤレス局110に割り当てられたチャネル上でNDPフレーム210の部分のみを受信し得る。他の例では、NDPフレーム210はまた、ワイヤレス局110によってAP105に送られ得る。そのような例では、NDPフレーム210は、ブロードキャストまたはユニキャスト情報を含むフォーマットを有し得る(すなわち、ワイヤレス局110生成NDPフレーム210は、複数の局のためのデータを有しないであろう)。
[0065]ワイヤレス局110−aは、ブロック215において、受信されたNDPフレーム210を復号し得る。同様に、ワイヤレス局110−bは、ブロック220において、受信されたNDPフレームを復号し得る。ワイヤレス局110−aは、局110−aに関連するNDPフレーム210の部分のみを復号し得る。たとえば、ワイヤレス局110−aは、局110−aがそれの割り当てられたチャネル上で受信したNDPフレーム210の部分のみを復号し得る。同様に、ワイヤレス局110−bは、ワイヤレス局110−bに関連するNDPフレーム210の部分のみを復号し得る。たとえば、ワイヤレス局110−bは、ワイヤレス局110−bがそれの割り当てられたチャネル上で受信したNDPフレーム210の部分のみを復号し得る。
[0066]図3に、本開示の様々な態様による、例示的なNDPフレーム300のブロック図を示す。NDPフレーム300は、図2を参照しながら説明したNDPフレーム210の1つまたは複数の態様の一例であり得る。NDPフレーム300は、物理レイヤサービスデータユニット(PSDU)をもたない物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)であり得る。言い換えれば、NDPフレーム300は、PLCPヘッダ(すなわち、物理(PHY)プリアンブル)を含むが、ペイロード部分を含まない。
[0067]一般的なWi−Fiフレームは、物理レイヤヘッダとそれに続くペイロードとを含む。しかしながら、NDPフレーム300は、PHYプリアンブルを含むが、ペイロードを有しない。NDPフレーム300はサブフレーム中で何らかの情報を搬送し得る。いくつかの例では、NDPフレーム300が搬送する情報は802.11ax規格に従う。いくつかの例では、NDPフレーム300は、2.4ギガヘルツ(GHz)と5GHzとを含めてそれらの間の周波数に適用可能であり得る。
[0068]NDPフレーム300は3つの部分、すなわち、レガシー部分305と、非レガシー部分310と、拡張部分315とを含む。レガシー部分305および非レガシー部分310は両方ともプリアンブル部分であり得る。レガシー部分305はある規格(たとえば、802.11a)に準拠し得るが、非レガシー部分310および拡張部分315は別の異なる規格(たとえば、802.11ax)に準拠し得る。レガシー部分305は、NDPフレーム300が新しい規格とともに使用されるとき、NDPフレーム300がより古い規格と後方互換性があることを可能にし得る。レガシー部分305は各非レガシー部分310の前に付加され得る。すなわち、レガシー部分305は非レガシー部分310の前に送信され得る。
[0069]非レガシー部分310および拡張部分315は高効率(HE)部分であり得る。HE部分は、レガシー部分305とは異なるWi−Fi規格に準拠し得る。たとえば、非レガシー部分310および拡張部分315は、802.11ax規格に準拠し得る。
[0070]いくつかの例では、レガシー部分305は802.11a規格に準拠する。レガシー部分305は20MHz幅であり得る。NDPフレーム300が送信されるとき、レガシー部分305は、PPDU(すなわち、NDPフレーム300)がスパンする各20MHzチャネルについて繰り返され得る。20MHz以下の場合、たとえば、レガシー部分305の後に非レガシー部分310および拡張部分315が続く。40MHzの場合、レガシー部分305は各20MHzチャネルにおいて複製され得る。すなわち、レガシー部分305のコピーが、コピー間のガードインターバル(GI)を含み得る各20MHzチャネル中で送られ得る。レガシー部分305のコピーの後に非レガシー部分310および拡張部分315が続き得る。
[0071]図4に、本開示の様々な態様による、NDPフレームの例示的なレガシープリアンブル部分400のブロック図を示す。レガシープリアンブル部分400は、図3を参照しながら説明したレガシー部分305の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0072]レガシープリアンブル部分400は、レガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)405、レガシーロングトレーニングフィールド(L−LTF)410、レガシー信号フィールド(L−SIG)415、またはそれらの組合せを含み得る。L−STF405はOFDMシンボルであり得る。L−STF405は、パケット開始(start-of-packet)検出、自動利得制御(AGC)、ならびに初期周波数オフセット推定および初期時間同期のために使用され得る。L−LTF410は、チャネル推定のために、ならびにL−STF405よりも正確な周波数オフセット推定および初期時間同期のために使用され得る。L−SIG415は、L−SIG415を含むNDPフレームについてのレートおよび長さ情報を含み得る。
[0073]1つの特定の例では、L−STF405は約8マイクロ秒(μs)長であり、L−LTF410は約8μs長であり、L−SIG415は約4μs長である。しかしながら、これは一例にすぎず、他の例では、L−STF405、L−LTF410、およびL−SIG415は他の持続時間であり得る。レガシープリアンブル部分400のフィールド405、410、および415は、802.11ahなど、802.11a規格に準拠し得る。
[0074]図5Aに、本開示の様々な態様による、NDPフレームの例示的な非レガシーおよび拡張部分500のブロック図を示す。非レガシーおよび拡張部分500は、図3を参照しながら説明した非レガシー部分310の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0075]非レガシーおよび拡張部分500は高効率(HE)部分であり得る。非レガシーおよび拡張部分500は、図3のレガシー部分305または図4のレガシープリアンブル部分400など、レガシー部分とは異なる規格またはプロトコルに準拠し得る。非レガシーおよび拡張部分500は、繰り返しレガシー信号(RL−SIG)フィールド505と、第1のHE信号フィールド(HE−SIG−A)510と、第2のHE信号フィールド(HE−SIG−B)515と、HEショートトレーニングフィールド(HE−STF)520と、HEロングトレーニングフィールド(HE−LTF)525と、拡張部分530とを含む、いくつかのフィールドのうちの1つまたは複数を含み得る。
[0076]RL−SIG505は、図4のL−SIG415など、NDPフレームのレガシープリアンブル部分からのL−SIGの繰り返しであり得る。非レガシーおよび拡張部分500の部分のうちの1つまたは複数中でL−SIG415を繰り返すことによって、NDPフレームの信頼性が改善され得る。いくつかの例では、RL−SIG505は約4μs長であり得る。他の例では、RL−SIG505は他の持続時間であり得る。
[0077]HE−SIG−A510は、NDPフレームのすべての受信側によって復号されることを意図されたPPDUのフォーマットに関係する情報を含む情報フィールドであり得る。いくつかの例では、HE−SIG−A510は固定長である。1つのそのような例では、HE−SIG−A510は、3.2μsの長さ+ガードインターバルの長さを有する。他の例では、HE−SIG−A510は異なる長さを有し得る。いくつかの例では、HE−SIG−A510は、フレームがNDPフレームであることを示す1つまたは複数のビット(たとえば、いくつかの実装形態では、シングルビット)を含み得る。
[0078]HE−SIG−B515は、パケットのフォーマットに関係する拡張情報または追加の動作指示を含む情報フィールドであり得る。HE−SIG−B515も、NDPフレームのすべての受信側によって受信され、復号されることを意図され得る。いくつかの例では、HE−SIG−B515は可変長である。他の例では、HE−SIG−B515は固定長であり得る。さらに他の例では、HE−SIG−B515は省略され得る。
[0079]HE−STF520およびHE−LTF525は、チャネル推定および同期をリフレッシュするための情報を含むトレーニングシンボルであり得る。HE−STF520およびHE−LTF525は、局ごとの情報を含み得、その局のための特定のサブバンドまたは空間ストリーム上でのみ送信され得る。一例では、HE−STF520は約4〜8μsの持続時間を有し得る。いくつかの例では、HE−STF520は省略され得る。HE−LTF525の持続時間は、ワイヤレス通信システムにおいて使用される時空間ストリーム数(NSTS)に依存し得る。他の例では、HE−STF520およびHE−LTF525の持続時間は、本明細書で説明する特定の例とは異なり得る。
[0080]非レガシーおよび拡張部分500は拡張部分530をも含み得る。上述のように、拡張部分は、NDPフレームの受信の後にNDPフレームに関連する処理を完了するのに十分な処理時間を可能にするために与えられ得る。いくつかの例では、HE NDPフレームが、マルチユーザ(MU)送信に関連するサウンディングのために使用され得、また、NDPフレームを受信するデバイスによって報告されるべきチャネル状態情報(CSI)のためのパラメータを示し得る。いくつかの例では、NDPフレームは、たとえば、HE−SIG−A510中の1つまたは複数のビット(たとえば、いくつかの実装形態では、シングルビット)によって、および/あるいはL−SIG415またはRL−SIG505中の長さフィールドの値によって識別され得る。
[0081]いくつかの例では、拡張部分530は、第3のHE SIGフィールド(HE−SIG−C)を含み得、これは、単一の空間ストリームを用いて送信されるか、または空間ストリームにわたって複製され得る。いくつかの例では、拡張部分530は、サウンディング応答のためのアップリンクMUリソースの割振り、または必要とされるCSIのSTAごとのパラメータ表示のうちの1つまたは複数を含み得る。他の例では、拡張部分530は、情報がないパディング波形を含み得るか、または同期、タイミングなど、サウンディングプロシージャに関係しない物理レイヤ情報を搬送するパディング波形を含み得る。拡張部分530の持続時間は、規格において定義されている固定値であり得る。いくつかの場合には、拡張部分530の持続時間は、HE−LTF525の数の関数であり得る。たとえば、より大きい数のHE−LTF525は、より小さい数のHE−LTF525よりも長い処理時間を必要とし得るので、拡張部分530の持続時間が、HE−LTF525の数に比例する様式で導出され得る。他の例では、拡張部分530の持続時間は、HE−LTF525の数が非レガシーおよび拡張部分500から知られると、レガシー部分L−SIG415中に存在する長さフィールドによって導出され得る。たとえば、レガシー部分L−SIG415は、非レガシー部分および拡張部分500を含むNDPの長さを示すことができる。いくつかの場合には、非レガシー部分の持続時間は、HE−SIG−A510中の指示によって、独立して推定され得る。このようにして、受信機構成要素が、拡張部分530のみの持続時間を識別することができる。いくつかの場合には、拡張部分530のみの持続時間は、IEEE802.11ax OFDMシンボルよりも小さいことがある。拡張部分530の持続時間は、HE−SIG A510中で、またはHE−SIG−B515中で示され得る。
[0082]RL−SIG505、HE−SIG−A510、およびHE−SIG−B515は、NDPの各受信側のための情報を含み得る。すなわち、情報は、40または80MHz帯域幅の20MHzチャネルごとになど、各関連するチャネル上で送信され得る。他の例では、他のチャネルおよび帯域幅が使用され得る。対照的に、HE−STF520、HE−LTF525、および拡張部分530は局ごとの部分であり得る。すなわち、それらのフィールドは、1つの局のみに関連する情報を含んでいることがある。その場合、異なるHE−STF520、HE−LTF525、および拡張部分530が、各局のための別個のチャネル上でまたは各局ごとの異なる空間ストリーム中で送信され得る。
[0083]上述のように、いくつかの例では、NDPフレームのレガシー部分は、複数のチャネルにおいて複製され得るが、拡張部分の非レガシー部分の全部または一部分は、複数のチャネルを使用して送信され得る。図5Bに、本開示の様々な態様による、例示的なNDPフレーム540のブロック図を示す。NDPフレーム540は、図3および図4を参照しながら説明したレガシー部分305およびレガシーフィールド405〜415の1つまたは複数の態様の例であり得る、レガシー部分L−STF545、L−LTF550、およびL−SIG555を含み得る。この例では、レガシー部分545〜555は、(たとえば、80MHz帯域幅の4つの20MHzチャネルにわたって)4回複製され得る。NDPフレーム540は、図3および図5Aを参照しながら説明した非レガシー部分310、非レガシーフィールド505〜525、および拡張部分530の1つまたは複数の態様の例であり得る、非レガシー部分LR−SIG560、HE−SIG−a565、HE−SIG−B570、(1つまたは複数の)HE STF575、および(1つまたは複数の)HE−LTF580を含み得る。図5Bの例では、非レガシーフィールドRL−SIG560およびHE−SIG−A565は、複数のチャネルにわたって複製され得る。
[0084]上述のように、いくつかの例では、1つまたは複数の非レガシーフィールドは、いくつかの展開において、随意であり得るかまたは省略され得る。たとえば、図5Cに、HE−SIG−B570および(1つまたは複数の)HE−STF575がNDPフレーム590から省略され得る一例を示す。もちろん、条件に応じて、他のまたは異なるフィールドが与えられるかまたはNDPフレームから除外され得ることを、当業者は容易に認識されよう。
[0085]図6に、本開示の様々な態様による、局ごとの部分をもたないNDPフレームの例示的な非レガシー部分600のブロック図を示す。非レガシー部分600は、図3および図5Aを参照しながら説明した非レガシー部分310、非レガシーおよび拡張部分500の非レガシー部分、ならびに図5Bおよび図5CのNDPフレーム540および590の非レガシー部分の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0086]図6の例では、非レガシー部分600は、RL−SIG505−aと、HE−SIG−A510−aと、HE−SIG−B515−aとのみを含む。RL−SIG505−a、HE−SIG−A510−a、およびHE−SIG−B515−aは、それぞれ、図5Aを参照しながら説明したRL−SIG505、HE−SIG−A510、およびHE−SIG−B515の1つまたは複数の態様の例であり得る。すなわち、このオプションでは、NDPフレームのHE部分600は局ごとの部分を含まないことがある。この例はシングルユーザNDPに適用され得る。非レガシー部分600は、すべての局に共通の情報のみがNDP中で送信される必要がある場合、このフォーマットを有し得る。
[0087]図7に、本開示の様々な態様による、局ごとの部分をもたないNDPフレームの例示的な非レガシー部分700のブロック図を示す。非レガシー部分700は、それぞれ、図3および図5Aを参照しながら説明した非レガシー部分310、ならびに非レガシーおよび拡張部分500の非レガシー部分の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0088]図7の例では、非レガシー部分700は、RL−SIG505−bとHE−SIG−A510−bとのみを含む。RL−SIG505−bおよびHE−SIG−A510は、図5Aおよび図6を参照しながら説明したRL−SIG505およびHE−SIG−A510の1つまたは複数の態様の例であり得る。すなわち、このオプションでは、NDPフレームのHE部分600は、局ごとの部分もHE−SIG−B部分も含まないことがある。このフォーマットは、NDP中に含まれるべきすべての情報がHE−SIG−A510−b中に含まれ得るとき、シングルユーザNDPのために使用され得る。
[0089]図8に、本開示の様々な態様による、40MHz上で送信される例示的なNDPフレーム800のブロック図を示す。NDPフレーム800は、図2、図3、図5B、および図5CのNDPフレーム210、300、540、および590の1つまたは複数の態様の一例であり得る。NDPフレーム800はまた、図3および図4のレガシー部分305および400の1つまたは複数の態様の一例と、図3および図4〜図7の非レガシー部分310、非レガシーおよび拡張部分500の非レガシー部分、非レガシー部分600、ならびに非レガシー部分700の1つまたは複数の態様の一例とを含み得る。
[0090]図8の例では、NDPフレーム800は、40MHzチャネルをスパンし、レガシープリアンブル部分305−aの2つのコピーと高効率部分810とを含む。レガシープリアンブル部分305−aは、NDPフレーム800(すなわち、PPDU)によってスパンされる各20MHzチャネルについて繰り返される。レガシープリアンブル部分305−aは、たとえば、ガードインターバルによって分離され得る。高効率部分810は40MHz上で定義され得、またはそれは、20MHzのみの上で定義され、次いで、40MHz上に複製され得る。同様の例について、図10および図11において以下でより詳細に説明する。他の例では、NDPフレーム800は、他の帯域幅をスパンし得、いくつかの複製された部分を含むか、または複製された部分を含まないことがある。
[0091]図9に、本開示の様々な態様による、80MHz上で送信される例示的なNDPフレーム900のブロック図を示す。NDPフレーム900は、図2、図3、図5B、および図5CのNDPフレーム210、300、540、および590の1つまたは複数の態様の一例であり得る。NDPフレーム900はまた、図3、図4、および図8のレガシー部分305および400の1つまたは複数の態様の一例と、図3および図5〜図8の非レガシー部分310、非レガシーおよび拡張部分500の非レガシー部分、非レガシー部分600、ならびに非レガシー部分700の1つまたは複数の態様の一例とを含み得る。
[0092]図9の例では、NDPフレーム900は、80MHzチャネルをスパンし、レガシープリアンブル部分305−bの4つのコピーと高効率部分810−aの単一のコピーとを含む。レガシープリアンブル部分305−bは、NDPフレーム900(すなわち、PPDU)によってスパンされる各20MHzチャネルについて繰り返される。レガシープリアンブル部分305−aは、たとえば、ガードインターバルによって分離され得る。高効率部分810−aは80MHz上で定義され得、またはそれは、20MHzのみの上で定義され、次いで、80MHz上に複製され得る。同様の例について、図10および図11において以下でより詳細に説明する。他の例では、NDPフレーム900は、他の帯域幅をスパンし得、いくつかの複製された部分を含むか、または複製された部分を含まないことがある。
[0093]図10に、本開示の様々な態様による、80MHz上で送信される例示的なNDPフレーム1000のブロック図を示す。NDPフレーム1000は、図2、図3、図5B、図5C、および図9のNDPフレーム210、300、540、590、および900の1つまたは複数の態様の一例であり得る。NDPフレーム1000はまた、図3、図4、および図8のレガシー部分305および400の1つまたは複数の態様の一例と、図3および図5〜図9の非レガシー部分310、非レガシーおよび拡張部分500の非レガシー部分、非レガシー部分600、ならびに非レガシー部分700の1つまたは複数の態様の一例とを含み得る。
[0094]図10の例では、NDPフレーム1000は、80MHzチャネルをスパンし、中間のガードインターバルとともに、4つの20MHzチャネルにわたって拡散されたレガシープリアンブル部分305−cの4つのコピーを含む。レガシープリアンブル部分305−cは、NDPフレーム1000によってスパンされる各20MHzチャネルについて繰り返され得る。
[0095]NDPフレーム1000は、全局の部分(all-station portion)1005と局ごとの部分1010とを含む高効率部分810−bを含む。高効率部分810−bは、80MHzまたは80MHzのうちの20MHzチャネル上で定義され得る。図10に示された例では、全局の部分1005は、各20MHzチャネルについて繰り返される、レガシープリアンブル部分305−cの繰り返しであり得るRL−SIG505−aと、80MHz全体をスパンするHE−SIG−A510−aおよびHE−SIG−B515−aとを含む。
[0096]局ごとの部分1010は、第1の局のためのHE−STF520−aと、HE−LTF525−aと、拡張部分530−aとを含み得る。局ごとの部分1010はまた、それぞれ、第2の局〜第6の局のためのHE−STF520−b〜520−fと、HE−LTF525−a〜525−fと、拡張部分530−a〜530−fとを含み得る。局ごとの部分1010中の各特定の局のためのフィールドは特定の局の帯域幅をスパンする。HE−STF520−a〜HE−STF520−f中に含まれている情報は、それらのそれぞれの局について異なり、個別化され得る。同様に、HE−LTF525−a〜HE−LTF525−f中に含まれている情報は、それらのそれぞれの局について異なり、個別化され得る。同様に、拡張部分530−a〜拡張部分530−f中に含まれている情報は、それらのそれぞれの局について異なり、個別化され得る。
[0097]いくつかの例では、局ごとの部分1010はNDPフレーム1000中に存在しない。他の例では、図10に示されたフィールドの何らかのサブセットがNDPフレーム1000中に含まれる。
[0098]図11に、本開示の様々な態様による、80MHz上で送信される例示的なNDPフレーム1100のブロック図を示す。NDPフレーム1100は、図2、図3、図9、および図10のNDPフレーム210、300、900、および1000の1つまたは複数の態様の一例であり得る。NDPフレーム1100はまた、図3、図4、および図8のレガシー部分305および400の1つまたは複数の態様の一例と、図3および図5〜図10の非レガシー部分310、非レガシーおよび拡張部分500の非レガシー部分、非レガシー部分600、ならびに非レガシー部分700の1つまたは複数の態様の一例とを含み得る。
[0099]図11の例では、NDPフレーム1100は、80MHzチャネルをスパンし、中間のガードインターバルとともに、4つの20MHzチャネルにわたって拡散されたレガシープリアンブル部分305−dの4つのコピーを含む。レガシープリアンブル部分305−dは、NDPフレーム1100によってスパンされる各20MHzチャネルについて繰り返され得る。
[0100]NDPフレーム1100は、全局の部分1005−aと局ごとの部分1010−aとを含む高効率部分810−cを含む。全局の部分1005−aおよび局ごとの部分1010−aは、図10の全局の部分1005および局ごとの部分1010の1つまたは複数の態様の例であり得る。高効率部分810−cは、80MHzまたは80MHzのうちの20MHzチャネル上で定義され得る。図11に示された例では、全局の部分1005−aは、80MHzのうちの各20MHzチャネルについて繰り返される、レガシープリアンブル部分305−dの繰り返しであり得るRL−SIG505−bと、HE−SIG−A510−bと、HE−SIG−B515−bとを含む。図11に示された例など、いくつかの例では、HE−SIGーA510−bおよびHE−SIG−B515−bは、各チャネルなど、各局について複製される。他の例では、HE−SIG−A510−bおよびHE−SIG−B515−bは、各局または各チャネルについて異なり得る。いくつかの例では、HE−SIG−A510−bは、チャネル(たとえば、20MHz)ごとに複製されるが、HE−SIG−B515−bは、各チャネルについて(たとえば、各20MHzごとに)複製されるかまたは異なる。HE−SIG−B515−b部分が各局について異なる場合、局は、HE−SIG−A510−bから、あるいはAPと局との間または局と別の局との間の他のシグナリングからアプリオリに、HE−SIG−B515−b部分(または局ごとの部分)をどの帯域幅に見つけるべきかを決定し得る。
[0101]局ごとの部分1010−aは、第1の局のためのHE−STF520−gと、HE−LTF525−gと、拡張部分530−gとを含み得る。局ごとの部分1010−aはまた、それぞれ、第2の局〜第6の局のためのHE−STF520−h〜520−lと、HE−LTF525−h〜525−lと、拡張部分530−h〜530−lとを含み得る。局ごとの部分1010−a中の各特定の局のためのフィールドは特定の局に割り当てられた帯域幅をスパンする。HE−STF520−g〜HE−STF520−l中に含まれている情報は、それらのそれぞれの局について異なり、個別化され得る。同様に、HE−LTF525−g〜HE−LTF525−l中に含まれている情報は、それらのそれぞれの局について異なり、個別化され得る。同様に、拡張部分530−g〜拡張部分530−l中に含まれている情報は、それらのそれぞれの局について異なり、個別化され得る。
[0102]いくつかの例では、局ごとの部分1010−aはNDPフレーム1100中に存在しない。他の例では、図11に示されたフィールドの何らかのサブセットがNDPフレーム1100中に含まれる。HE−SIG−B515を送信するために使用される帯域幅またはチャネルは、特定の局のための拡張部分530を送信するために使用される帯域幅またはチャネルと同じであるか、あるいはそれとは異なり得る。たとえば、ある局のためのHE−SIG−B515−bは第1の帯域幅上で送信され得る。その局のための次のフィールド、HE−STF520−gおよびHE−LTF250−gは、その局に、拡張部分530−gについて異なる第2の帯域幅を調べるべきことを通知する同期およびチャネル推定を与える。すなわち、局がそれらの周波数についてのチャネル推定および同期を知る限り、局は任意の周波数を使用し得る。いくつかの例では、局に関係する特定のフィールドが見つけられ得る帯域幅を局にシグナリングするために、階層フレームワークが使用され得る。たとえば、局は、HE−SIG−A505−bから、どのHE−SIG−2 510−bを調べるべきかを学習し得る。局は、次いで、適切なHE−SIG−2 510−bから、どのHE−SIG−3 530(たとえば、HE−SIG−3 530−g)を調べるべきかを学習し得る。
[0103]図12に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおけるトリガフレームに応答する例示的なNDPフレーム交換の流れ図1200を示す。図12は、AP105−bからトリガフレーム1205を受信し、応答して、NDPフレーム210−aをAP105−bに送る、ワイヤレス局110−cを示している。AP105−bは、図1および図2を参照しながら説明したAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。同様に、ワイヤレス局110−cは、図1および図2を参照しながら説明したワイヤレス局110の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0104]AP105−bは、トリガフレーム1205をワイヤレス局110−cに送る。トリガフレーム1205は、アップリンクにおける複数の局からの送信をトリガし得る。したがって、AP105は、トリガフレーム1205を2つ以上のワイヤレス局110に送信し得る。トリガフレーム1205を受信したことに応答して、ワイヤレス局110−cは、ブロック1210においてNDPフレーム210−aを生成し得る。トリガフレーム1205は、NDP構造、持続時間、および局ごとのリソースの割振りなど、NDPフレームに関連するパラメータをすでに含み得る。したがって、トリガフレーム1205など、トリガフレームへの即時応答として送られるNDPフレームでは、NDPフレーム210−aは、その情報を繰り返す必要がないことがある。したがって、およびたとえば、NDPフレーム210−aは、HE−SIG−AまたはHE−SIG−B部分を含まないことがある。さらに、図12中の例はアップリンクNDPのためのものである。すなわち、ワイヤレス局110−cは、NDPフレーム210−aをAP105−bに送る。ワイヤレス局110−cがNDPフレーム210−aをAP105−bに送るので、NDPフレーム210−aは制御情報を含まないことがある。
[0105]ワイヤレス局110−cは、NDPフレーム210−aをAP105−bに送信し得る。NDPフレーム210−aは、図2、図3、図9、および図10のNDPフレーム200、300、900、および1000の1つまたは複数の態様の一例であり得る。AP105−bは、ブロック1215においてNDPフレーム210−aを復号し得る。
[0106]図13に、本開示の様々な態様による、トリガフレーム1205−aに応答して送信される例示的なNDPフレーム210−bのブロック図1300を示す。NDPフレーム210−bは、図2、図3、図5B、図5C、および図9〜図12のNDPフレーム210、300、540、590、900、1000、および1100の1つまたは複数の態様の一例であり得る。トリガフレーム1205−bは、図12および図13のトリガフレーム1205の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0107]トリガフレーム1205−aを受信したことに応答して、いくつかの局がNDPフレームを送り得る。図13のNDPフレーム210−bの表現は、4つの応答局によって送られる4つの異なるNDPフレームの複合物である。この例では、レガシープリアンブル部分305−eに加えて、局は、RL−SIG505−cと、(異なるかまたは同じであり得る)HE−SIG−A510−cおよび510−dと、(異なるかまたは同じであり得る)HE−SIG−B515−cおよび515−dとを含めて応答する。第1の局は、HE−STF520−mと、HE−LTF525−mと、拡張部分530−mとを含むNDPフレームを送信し得る。同様に、第2の局は、HE−STF520−nと、HE−LTF525−nと、拡張部分530−nとを含むNDPフレームを送信し得る。第3の局は、HE−STF520−oと、HE−LTF525−oと、拡張部分530−oとを含むNDPフレームを送信し得、第4の局は、HE−STF520−pと、HE−LTF525−pと、拡張部分530−pとを含むNDPフレームを送信し得る。他の例では、4つ以外の他の数の局が、トリガフレーム1205−aを受信し、それに応答し得る。
[0108]図14に、本開示の様々な態様による、トリガフレーム1205−bに応答して送信される例示的なNDPフレーム210−cのブロック図1400を示す。NDPフレーム210−cは、図2、図3、図5B、図5C、および図9〜図13のNDPフレーム210、300、540、590、900、1000、および1100の1つまたは複数の態様の一例であり得る。トリガフレーム1205−bは、図12および図13のトリガフレーム1205の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0109]トリガフレーム1205−bを受信したことに応答して、いくつかの局がNDPフレームを送り得る。図14のNDPフレーム210−cの表現は、トリガフレーム1205−bに応答して4つの局によって送られる4つの異なるNDPフレームの複合物である。局は、レガシープリアンブル部分305−fと局ごとの部分とを含めて応答する。たとえば、第1の局は、HE−STF520−qと、HE−LTF525−qと、拡張部分530−qとを含むNDPフレームを送信し得る。同様に、第2の局は、HE−STF520−rと、HE−LTF525−rと、拡張部分530−rとを含むNDPフレームを送信し得る。第3の局は、HE−STF520−sと、HE−LTF525−sと、拡張部分530−sとを含むNDPフレームを送信し得、第4の局は、HE−STF520−tと、HE−LTF525−tと、拡張部分530−tとを含むNDPフレームを送信し得る。各局のための局ごとの部分は、局ごとに異なり得、異なる空間ストリーム中でまたは異なる周波数上で送信され得る。
[0110]他の例では、4つ以外の他の数の局が、トリガフレーム1205−bを受信し、それに応答し得る。この例では、トリガフレームへの応答は、HE−SIG−AまたはHE−SIG−Bを有しないことがある。いくつかの例では、いくつかの局はHE−SIG−AまたはHE−SIG−Bとともに応答し、いくつかの局はそうしない。
[0111]図15に、本開示の様々な態様による、例示的なNDPクリアツートランスミット(CTX)フレームのブロック図を示す。AP105は、NDPトリガの形態をとり得るクリアツートランスミット(CTX)メッセージ1505を送信し得る。AP105は、どの局が、アップリンクマルチユーザMIMO方式、またはUL MU−PPDU方式などのマルチユーザ直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式に参加し得るかを示すCTXメッセージ1505を1つまたは複数のワイヤレス局110にブロードキャストし得る。局がCTXメッセージ1505を受信すると、局はUL MU−PPDUメッセージ1510を送信し得る。UL MU−PPDUメッセージ1510は、図2、図3、および図9〜図14のNDPフレーム210、300、900、1000、および1100の1つまたは複数の態様の一例であり得る、NDPフレームであり得る。
[0112]UL MU−PPDUメッセージ1510を受信すると、APは、ブロック確認応答(BA)1515を局に送信し得る。いくつかの例では、CTXメッセージ1505は複数の局に送信され、複数の局は、異なるUL MU−PPDUメッセージ1510を返送し得、APは、BA1515を複数の局に送信し得る。
[0113]UL MU−PPDUメッセージ1510は、HE−SIG−AフィールドとHE−SIG−Bフィールドとを含み得る。HE−SIG−AフィールドおよびHE−SIG−BフィールドはCTX情報を含み得る。いくつかの例では、UL MU−PPDUメッセージ1510は拡張フィールドを含み得る。拡張フィールドはトリガ情報を搬送し得る。他の例では、メッセージ1510はUL OFDMAメッセージであり得る。
[0114]図16に、本開示の様々な態様による、ブロードキャストCTXをもつ例示的なNDPフレーム1600のブロック図を示す。NDPフレーム1600は、図2、図3、および図9〜図14のNDPフレーム210、300、900、1000、および1100の1つまたは複数の態様の一例、または図15のUL MU−PPDUメッセージ1510の1つまたは複数の態様の一例であり得る。NDPフレーム1600は、RL−SIG505−dと、HE−SIG−A510−eと、HE−SIG−B515−eとを含み得る。NDPフレーム1600は非レガシー部分のみを示しているが、非レガシー部分を続けるレガシー部分が含まれ得る。
[0115]HE−SIG−A510−eおよびHE−SIG−B515−eはいくつかのフィールドを有し得る。簡単のために、図16の例は、タイプフィールド1605と、情報フィールド1610と、巡回冗長検査(CRC)フィールド1615とを含むHE−SIG−B515−eを示している。他の例では、HE−SIG−A510−eがこれらのフィールドを含み得る。タイプフィールド1605は、フレームのタイプまたはフレームの機能を表し得る。一例では、タイプフィールド1605は4ビットである。CRCフィールド1615は、巡回冗長検査に関係する情報を示す。特に、CRCフィールド1615は、送信エラーについて検査するために、既知の定数に対するチェックサムを強制する16ビットを含み得る。他の例では、他のフィールドおよびビット長が使用され得る。
[0116]情報フィールド1610は、送信機アドレス(TA)フィールド1620と、制御(CTRL)フィールド1625と、PPDU持続時間フィールド1630と、複数の局情報フィールド1635および1640とを含む、追加のフィールドをさらに含み得る。この例では、HE−SIG−B515−eは、N個の局情報フィールド、局1情報フィールド1635〜局N情報フィールド1640を含む。局情報フィールドは追加のサブフィールドを含み得る。
[0117]TAフィールド1620は、送信機アドレスまたは基本サービスセット識別子(BSSID)を示し得る。CTRLフィールド1625は、NDPフレームの残りの部分のフォーマットに関係する情報と、レート適応の指示と、許容トラフィック識別子(TID)の指示と、NDPフレーム1600に応答してクリアツーセンド(clear-to-send)メッセージが送られなければならないという指示とを含み得る、一般フィールドであり得る。たとえば、CTRLフィールド1625は、存在する局情報フィールドの数と、局情報フィールド中にサブフィールドが含まれるかどうかとを含み得る。CTRLフィールド1625は追加の制御情報をも含み得る。
[0118]各局情報フィールドは情報の局ごとのセットを含み得る。局情報フィールドのサブフィールドは、関連付け識別子(AID)またはMACアドレスフィールド1645と、空間ストリーム数(Nss)フィールド1650と、時間調整フィールド1655と、電力調整フィールド1660と、許容TIDフィールド1665と、変調およびコーディング方式(MCS)フィールド1670とを含み得る。AIDまたはMACアドレスフィールド1645はいくつかの局を識別し得る。Nssフィールド1650は、局がUL MU−MIMOシステムにおいて使用し得る空間ストリームの数を示し得る。時間調整フィールド1655は、トリガフレーム(たとえば、NDP CTXトリガフレーム)の受信と比較して局がそれの送信を調整すべき時間を示し得る。電力調整フィールド1660は、宣言された送信電力から局が取るべき電力バックオフを示し得る。許容TIDフィールド1665は許容トラフィック識別子を示し得る。MCSフィールド1670は、局が使用すべき変調およびコーディング方式を示し得る。
[0119]いくつかの例では、説明したサブフィールドのすべてが、ブロードキャストCTXをもつNDPフレームのためのHE−SIG−B515−e中に含まれるとは限らない。いくつかの例では、各チャネル(たとえば、20MHzチャネル)について、トリガ情報は局の異なるグループを指し得る。局ごとの部分は、ブロードキャストCTXをもつNDPフレーム中に含まれることも含まれないこともある。
[0120]複数ユーザユニキャストCTXのためのNDPフレームの一例では、HE−SIG−B515−e中に含まれると説明された情報は、各異なる局のための拡張中にあり得る。そのような例では、情報フィールド1610は単一の局情報フィールドのみを含み得る。
[0121]図17に、本開示の様々な態様による、拡張フィールド530−u中にブロックACK/ACK情報を含む例示的なNDPフレーム1700のブロック図を示す。NDPフレーム1700は、図2、図3、図5B、図5C、図9〜図14、および図16のNDPフレーム210、300、540、590、900、1000、1100、および1600の1つまたは複数の態様の一例、または図15のUL MU−PPDUメッセージ1510の1つまたは複数の態様の一例であり得る。NDPフレーム1700はブロック確認応答のために使用され得る。この例は個々の局のために使用され得る。
[0122]図17は、拡張フィールド530−uを含むNDPフレーム1700のみを示しているが、NDPフレーム1700は、本明細書で説明するフィールドのいずれをも含み得る。拡張部分5拡張部分530−uは、タイプフィールド1605−aと、情報フィールド1705と、CRCフィールド1615−aとを含み得る。タイプフィールド1605−aおよびCRCフィールド1615−aは、図16のタイプフィールド1605およびCRCフィールド1615の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0123]情報フィールド1705は、局IDまたはAP IDフィールド1710と、TIDフィールド1715と、シーケンス番号フィールド1720と、ビットマップフィールド1725とをさらに含み得る。局IDまたはAP IDフィールド1710は、局またはAPを識別し得る。TIDフィールド1715は、局またはAPがそれのためのデータを有するアクセスカテゴリー(AC)を示し得る。シーケンス番号フィールド1720は、より高いレベルのフレームのためのモジュロカウンタとして働く。ビットマップフィールド1725は、フレームに確認応答するまたは確認応答しないためのビットを含み得る。
[0124]図18に、本開示の様々な態様による、HE−SIG−Aフィールド510−fおよびHE−SIG−Bフィールド515−f中にブロックACK/ACK情報を含む例示的なNDPフレーム1800のブロック図を示す。NDPフレーム1800は、図2、図3、図9〜図14、および図16のNDPフレーム210、300、900、1000、1100、および1600の1つまたは複数の態様の一例、または図15のUL MU−PPDUメッセージ1510の1つまたは複数の態様の一例であり得る。NDPフレーム1800はブロック確認応答のために使用され得る。
[0125]図18は、HE−SIG−Aフィールド510−fとHE−SIG−Bフィールド515−fとを含むNDPフレーム1800のみを示しているが、NDPフレーム1800は、本明細書で説明するフィールドのいずれをも含み得る。HE−SIG−Aフィールド510−fおよびHE−SIG−Bフィールド515−fは、タイプフィールド1605−bと、AP IDフィールド1805と、情報フィールド1810と、CRCフィールド1615−bとを含み得る。タイプフィールド1605−bおよびCRCフィールド1615−bは、図16および図17のタイプフィールド1605およびCRCフィールド1615の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0126]AP IDフィールド1805はAPを識別し得る。情報フィールド1810は、局IDまたはAP IDフィールド1710−aと、TIDフィールド1715−aと、シーケンス番号フィールド1720−aと、ビットマップフィールド1725−aとをさらに含み得る。情報フィールド1810は、局IDまたはAP IDフィールド1710−bと、TIDフィールド1715−bと、シーケンス番号フィールド1720−bと、ビットマップフィールド1725−bとをも含み得る。他の例では、情報フィールド1810は、複数の局のためのフィールドの追加のセットを含み得る。局IDまたはAP IDフィールド1710−a、TIDフィールド1715−a、シーケンス番号フィールド1720−a、およびビットマップフィールド1725−aは、図17の局IDまたはAP IDフィールド1710、TIDフィールド1715、シーケンス番号フィールド1720、およびビットマップフィールド1725の1つまたは複数の態様の一例であり得る。同様に、局IDまたはAP IDフィールド1710−b、TIDフィールド1715−b、シーケンス番号フィールド1720−b、およびビットマップフィールド1725−bは、図17の局IDまたはAP IDフィールド1710、TIDフィールド1715、シーケンス番号フィールド1720、およびビットマップフィールド1725の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0127]本明細書で説明するように、NDPフレーム1800は、NDPフレーム1800の「局ごとの」部分中に各局ごとの情報をもつブロックACKビットマップを含むNDPブロックACKであり得る。いくつかの例では、ビットマップは、ブロックACKのために存在し、ACKのために存在しないことがある。各局に送られるブロックACK(BA)情報は独立型フレームであり得る。すなわち、BA情報は、フレームタイプ識別子、ソースアドレス、または宛先アドレスを含み得る。
[0128]いくつかの例では、NDPブロックACKは、NDP BA応答の構造と異なる局へのNDPフィールドの割振りとを示し得る、多局BARなど、MUデータPPDUへのまたはトリガフレームへのほぼ即時の応答であり得る。そのようなフレームはショートフレーム間スペース(SIFS)即時応答であり得る。この場合、NDPブロックACKは、局およびAP IDまたはタイプなど、ある情報をBA中に含む必要がないことがある。いくつかの例では、局ごとの帯域幅またはストリームは、送信請求するPPDUのための局のリソース割振りに基づいて割り振られ得る。たとえば、局は、送信請求するPPDUと同じ帯域幅またはストリームを使用するか、あるいは送信請求するPPDU中で識別された局の数に従って、等しい帯域幅割振りを使用し得る。いくつかの例では、NDPブロックACKは即時応答であり得るので、受信側はすでに十分に識別されており、NDPによって搬送される情報のタイプは、NDPの受信側によってすでに知られていることがある。
[0129]図19に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のためにAPにおいて使用するために構成されたデバイス1905のブロック図1900を示す。デバイス1905は、図1、図2、および図12を参照しながら説明したAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。デバイス1905は、AP受信機1910、AP NDP構成要素1915、および/またはAP送信機1920を含み得る。デバイス1905はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0130]デバイス1905は、AP受信機1910、AP NDP構成要素1915、および/またはAP送信機1920を通して、本明細書で説明する機能を実施するように構成され得る。たとえば、デバイス1905は、NDPフレームを生成および復号するように構成され得る。
[0131]デバイス1905の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実施するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0132]AP受信機1910は、パケット、ユーザデータ、および/または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネルなど)に関連する制御情報などの情報を含み得る信号1940を受信し得る。いくつかの例では、信号1940はNDPフレームである。AP受信機1910は、NDPフレームを受信するように構成され得る。情報信号1930が、AP NDP構成要素1915に、およびデバイス1905の他の構成要素に受け渡され得る。
[0133]AP NDP構成要素1915は、本明細書で説明する構造を使用してNDPフレームを生成し得る。AP NDP構成要素1915は、送信されるべきNDPフレームを符号化するか、または受信されたNDPフレームを復号し得る。
[0134]AP送信機1920は、デバイス1905の他の構成要素から受信された1つまたは複数の信号1935を送信し得る。AP送信機1920は、NDP CTXトリガフレームとNDPブロックACK/ACKフレームとを含むNDPフレームを1つまたは複数の信号1925として送信し得る。いくつかの例では、AP送信機1920は、トランシーバ構成要素においてAP受信機1910とコロケートされ得る。
[0135]図20に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のためにAPにおいて使用されるデバイス1905−aのブロック図2000を示す。デバイス1905−aは、図1、図2、および図12を参照しながら説明したAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。それは、図19を参照しながら説明したデバイス1905の一例でもあり得る。デバイス1905−aは、AP受信機1910−a、AP NDP構成要素1915−a、および/またはAP送信機1920−aを含み得、それらは、デバイス1905の対応する構成要素の例であり得る。デバイス1905−aはプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。AP NDP構成要素1915−aは、AP NDPエンコーダ2005と、AP NDPデコーダ2010と、APトリガフレーム構成要素2015とを含み得る。
[0136]AP受信機1910−aおよびAP送信機1920−aは、それぞれ、図19のAP受信機1910およびAP送信機1920の機能を実施し得る。AP受信機1910−aは、1つまたは複数の信号1940−aを受信し、1つまたは複数の信号1930−aをAP NDP構成要素1915−aに与え得る。AP NDP構成要素1915−aは、NDPフレームなど、1つまたは複数の信号1935−aをAP送信機1920−aに与え得、AP送信機1920−aは、次いで、信号1935−aに基づき得る1つまたは複数の信号1925−aを送信し得る。信号1940−a、1930−a、1935−a、および1925−aは、図19を参照しながら説明した信号1940、1930、1935、および1925の1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0137]AP NDPエンコーダ2005は、本明細書で説明する方法および構造に従って、1つまたは複数の局のためのNDPフレームを生成し得る。APトリガフレーム構成要素2015は、NDP CTXフレームの生成を助け得る。APトリガフレーム構成要素2015は他のトリガフレームをも生成し得る。AP NDPデコーダ2010は、受信されたNDPフレームを復号し、解釈し得る。
[0138]図21を参照すると、NDPフレームを生成および復号するために構成されたAP105−cを示す図2100が示されている。いくつかの態様では、AP105−cは、図1、図2、および図12のAP105の一例であり得る。AP105−cは、APプロセッサ2110と、APメモリ2120と、(1つまたは複数の)APトランシーバ2130と、APアンテナ2140と、AP NDP構成要素1915−bとを含み得る。AP NDP構成要素1915−bは、図19および図20のAP NDP構成要素1915の一例であり得る。いくつかの例では、AP105−cはCTX構成要素2190を含み得る。いくつかの例では、AP105−cは、AP通信構成要素2160およびネットワーク通信構成要素2170の一方または両方をも含み得る。これらの構成要素の各々は、少なくとも1つのバス2105を介して、直接または間接的に、互いと通信していることがある。
[0139]APメモリ2120は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。APメモリ2120はまた、実行されたとき、たとえば、NDPフレームを符号化および復号するための本明細書で説明する様々な機能をAPプロセッサ2110に実施させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード2125を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード2125は、APプロセッサ2110によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ、実行されたとき、コンピュータに本明細書で説明する機能を実施させるように構成され得る。
[0140]APプロセッサ2110は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。APプロセッサ2110は、(1つまたは複数の)APトランシーバ2130、AP通信構成要素2160、および/またはネットワーク通信構成要素2170を通して受信された情報を処理し得る。APプロセッサ2110はまた、APアンテナ2140を介した送信のために(1つまたは複数の)APトランシーバ2130に送られ、AP通信構成要素2160に送られ、および/またはネットワーク通信構成要素2170に送られるべき情報を処理し得る。APプロセッサ2110は、単独でまたはAP NDP構成要素1915−bとともに、NDPフレームに関係する様々な態様を扱い得る。
[0141](1つまたは複数の)APトランシーバ2130は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにAPアンテナ2140に与え、APアンテナ2140から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。(1つまたは複数の)APトランシーバ2130は、少なくとも1つの送信機構成要素および少なくとも1つの別個の受信機構成要素として実装され得る。(1つまたは複数の)APトランシーバ2130は、たとえば、図1、図2、および図12に示されているように、APアンテナ2140を介して、少なくとも1つのワイヤレス局110と双方向に通信するように構成され得る。AP105−cは、一般に、複数のAPアンテナ2140(たとえば、アンテナアレイ)を含み得る。AP105−cは、ネットワーク通信構成要素2170を通してコアネットワーク2180と通信し得る。AP105−cは、AP通信構成要素2160を使用して、AP105−dおよびAP105−eなど、他のAPと通信し得る。
[0142]図21のアーキテクチャによれば、AP105−cはAP通信管理構成要素2150をさらに含み得る。AP通信管理構成要素2150は、図1のWLAN100に示されたような局および/または他のデバイスとの通信を管理し得る。AP通信管理構成要素2150は、1つまたは複数のバス2105を介してAP105−cの他の構成要素の一部または全部と通信していることがある。代替的に、AP通信管理構成要素2150の機能は、(1つまたは複数の)APトランシーバ2130の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはAPプロセッサ2110の少なくとも1つのコントローラ要素として実装され得る。
[0143]図21のアーキテクチャによれば、AP105−cはCTX構成要素2190をさらに含み得る。CTX構成要素2190は、NDPトリガの形態をとり得るCTXメッセージ1505の送信を管理し得る。CTX構成要素2190は、どの局が、アップリンクマルチユーザMIMO方式、またはUL MU−PPDU方式などのマルチユーザ直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式に参加し得るかを示すCTXメッセージ1505の、1つまたは複数のワイヤレス局110へのブロードキャストを管理し得る。
[0144]AP105−cの構成要素は、図1〜図20関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、それらの態様は、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。その上、AP105−cの構成要素は、図25および図26に関して以下で説明する態様を実装するように構成され得、それらの態様も、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。
[0145]図22に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のために局において使用するための装置2205のブロック図2200を示す。いくつかの例では、装置2205は、図1、図2、および図12を参照しながら説明したワイヤレス局110のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置2205はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置2205は、局受信機2210、局NDP構成要素2215、および/または局送信機2220を含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0146]装置2205は、局受信機2210、局NDP構成要素2215、および/または局送信機2220を通して、本明細書で説明する機能を実施するように構成され得る。たとえば、装置2205は、NDPフレームを生成および解釈するように構成され得る。
[0147]装置2205の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実施するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0148]局受信機2210は、パケット、ユーザデータ、および/または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネルなど)に関連する制御情報などの情報を受信し得る。局受信機2210は、NDPフレームであり得る1つまたは複数の信号2225を受信するように構成され得る。受信されたNDPフレームなど、情報は、局NDP構成要素2215に、およびデバイス2205の他の構成要素に受け渡され得る。
[0149]局NDP構成要素2215は、局受信機2210からの1つまたは複数の信号2230を受信し得る。1つまたは複数の信号2230は、装置2205において受信されたNDPフレームに関係し得る。局NDP構成要素2215は、受信されたNDPフレームを解釈(たとえば、復号)し得る。局NDP構成要素2215はまた、NDPフレームを生成し得る。一例では、1つまたは複数の信号2230は、局NDP構成要素2215がNDPフレームを生成することによってそれに応答するNDP CTXフレームである。局NDP構成要素2215は、NDPフレームに関係するかまたはNDPフレームであり得る、1つまたは複数の信号2235を局送信機2220に与え得る。
[0150]局送信機2220は、装置2205の他の構成要素から受信された1つまたは複数の信号2235を送信し得る。局送信機2220は、NDPフレームまたは他の信号であり得る、1つまたは複数の信号2240を送信し得る。いくつかの例では、局送信機2220は、トランシーバ構成要素において局受信機2210とコロケートされ得る。局送信機2220は単一のアンテナを含み得、またはそれは複数のアンテナを含み得る。
[0151]図23に、様々な例による、ワイヤレス通信のためにワイヤレス局において使用される装置2205−aのブロック図2300を示す。装置2205−aは、図1、図2、および図12を参照しながら説明したワイヤレス局110の1つまたは複数の態様の一例であり得る。それは、図22を参照しながら説明した装置2205の一例でもあり得る。装置2205−aは、局受信機2210−a、局NDP構成要素2215−a、および/または局送信機2220−aを含み得、それらは、装置2205の対応する構成要素の例であり得る。装置2205−aはプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。局NDP構成要素2215−aは、局NDPエンコーダ2305と、局NDPデコーダ2310と、局トリガフレーム構成要素2315とを含み得る。
[0152]局受信機2210−aおよび局送信機2220−aは、それぞれ、図22の局受信機2210および局送信機2220の機能を実施し得る。局受信機2210−aは、1つまたは複数の信号2225−aを受信し、1つまたは複数の信号2230−aを局NDP構成要素2215−aに与え得る。局NDP構成要素2215−aは、NDPフレームなど、1つまたは複数の信号2235−aを局送信機2220−aに与え得、局送信機2220−aは、次いで、信号2235−aに基づき得る1つまたは複数の信号2240−aを送信し得る。信号2225−a、2230−a、2235−a、および2240−aは、図22を参照しながら説明した信号2225、2230、2235、および2240の1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0153]局NDPエンコーダ2305は、本明細書で説明する方法および構造に従って、1つまたは複数のAPためのNDPフレームを生成し得る。局トリガフレーム構成要素2315は、NDP CTXフレームへの応答を助け得る。AP NDPデコーダ2310は、受信されたNDPフレームを復号し、解釈し得る。
[0154]図24を参照すると、NDPフレームを生成および解釈するために構成されたワイヤレス局110−dを示す図2400が示されている。ワイヤレス局110−dは、様々な他の構成を有し得、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲーミングコンソール、電子リーダーなど含まれるかまたはそれらの一部であり得る。ワイヤレス局110−dは、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源を有し得る。ワイヤレス局110−dは、図1、図2、および図12のワイヤレス局110の一例であり得る。
[0155]ワイヤレス局110−aは、局プロセッサ2410と、局メモリ2420と、局トランシーバ2440と、局アンテナ2450と、局NDP構成要素2215−bとを含み得る。局NDP構成要素2215−bは、図22および図23の局NDP構成要素2215の一例であり得る。これらの構成要素の各々は、少なくとも1つのバス2405を介して、直接または間接的に、互いと通信していることがある。
[0156]局メモリ2420はRAMとROMとを含み得る。局メモリ2420は、実行されたとき、NDPフレームを生成および解釈するための本明細書で説明する様々な機能を局プロセッサ2410に実施させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード2425を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード2425は、局プロセッサ2410によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ、実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明する機能を実施させるように構成され得る。
[0157]局プロセッサ2410は、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなど、インテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。局プロセッサ2410は、局トランシーバ2440を通して受信された情報、および/または局アンテナ2450を介した送信のために局トランシーバ2440に送られるべき情報を処理し得る。局プロセッサ2410は、単独でまたは局NDP構成要素2215−bとともに、NDPフレームの様々な態様を扱い得る。
[0158]局トランシーバ2440は、図1、図2、図12、および図21中のAP105と双方向に通信するように構成され得る。局トランシーバ2440は、少なくとも1つの送信機構成要素および少なくとも1つの別個の受信機構成要素として実装され得る。局トランシーバ2440は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために局アンテナ2450に与え、局アンテナ2450から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。ワイヤレス局110−dは単一のアンテナを含み得るが、ワイヤレス局110−dが複数の局アンテナ2450を含み得る態様があり得る。
[0159]図24のアーキテクチャによれば、ワイヤレス局110−dは局通信管理構成要素2430をさらに含み得る。局通信管理構成要素2430は、様々なAPとの通信を管理し得る。局通信管理構成要素2430は、少なくとも1つのバス2405を介してワイヤレス局110−dの他の構成要素の一部または全部と通信しているワイヤレス局110−dの構成要素であり得る。代替的に、局通信管理構成要素2430の機能は、局トランシーバ2440の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/または局プロセッサ2410の少なくとも1つのコントローラ要素として実装され得る。
[0160]ワイヤレス局110−dは、局NDP構成要素2215−bがNDPブロック確認応答のためのビットマップを作成するのを支援し得るブロックACK/ACK構成要素2460をも含み得る。
[0161]ワイヤレス局110−dの構成要素は、図1〜図18、図22、および図23に関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、それらの態様は、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。その上、ワイヤレス局110−aの構成要素は、図25および図26に関して以下で説明される態様を実装するように構成され得、それらの態様も、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。
[0162]図25は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2500の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法2500について、図1、図2、図12、図21、および図24を参照しながら説明したAP105またはワイヤレス局110のうちの1つまたは複数の態様、および/あるいは図19、図20、図22、および図23を参照しながら説明したデバイス1905または装置2205のうちの1つまたは複数の態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、AP105またはワイヤレス局110は、以下で説明する機能を実施するようにAP105またはワイヤレス局110の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、AP105またはワイヤレス局110は、汎用または専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実施し得る。
[0163]ブロック2505において、方法2500は、レガシープリアンブル部分と非レガシー部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを生成することを含み得る。NDPフレームは、本明細書で説明する構造のいずれかを有することを生成していることがある。ブロック2505における(1つまたは複数の)動作は、図19〜図24を参照しながら説明したAP NDP構成要素1915または局NDP構成要素2215を使用して実施され得る。
[0164]NDPフレームは、制御情報を含むように生成され得る。そのような例では、方法2500は、少なくとも1つのワイヤレス局のための制御情報を決定することをさらに含み、制御情報をNDPフレーム中に含める。すなわち、NDPフレームは、制御または管理シグナリングを搬送するために使用され得る。制御情報は、第1のHE信号フィールド(HE−SIG−A)、第2のHE信号フィールド(HE−SIG−B)、または第3のHE信号フィールド(拡張)のうちの1つ中に含められ得る。制御または管理情報は、HE−SIGフィールド中に含まれる情報のタイプを示す1つのフィールドを含み得る。
[0165]NDPは、機能を実施し、既存のMACフレームと同じまたは同様の情報を搬送し得る。情報は、ブロードキャストまたはユニキャストされ得、したがって、HE−SIG−A、HE−SIG−B中、またはHE−SIG3中にあり得る。そのような情報は、ACK/BA、トリガフレーム、プローブ要求または応答、キュー局フィードバック、ショートビーコン、電力制御シグナリング、あるいはタイピング調整シグナリングを含み得る。いくつかの例では、NDPのタイプにかかわらず、送信機識別子または部分識別子と、MACアドレスの一部分と、AIDの一部分と、基本サービスセットの識別子と、BSSIDアドレスの一部分と、送信電力と、部分タイミング同期機能(TSF)とを含む情報が含められ得る。
[0166]方法2500の例では、NDPフレームを生成することは、レガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)、レガシーロングトレーニングフィールド(L−LTF)、またはレガシー信号フィールド(L−SIG)のうちの1つまたは複数を含むようにレガシー部分を生成することをさらに含む。
[0167]いくつかの例では、非レガシー部分および拡張部分は高効率HE部分である。HE部分は、本明細書で説明する構造およびサブフレームのいずれかを有し得る。方法2500のいくつかの例では、NDPフレームを生成することは、繰り返しレガシー信号(RL−SIG)フィールド、HE−SIG−A、HE−SIG−B、HEショートトレーニングフィールド(HE−STF)、HEロングトレーニングフィールド(HE−LTF)、または拡張部分のうちの1つまたは複数を含むように非レガシー部分を生成することを含む。
[0168]いくつかの例では、非レガシー部分を生成することは、レガシープリアンブル部分と同じコンテンツの少なくとも一部を含むようにRL−SIGフィールドを生成することをさらに含む。いくつかの例では、非レガシー部分を生成することは、物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PLDU)のフォーマットに関係する情報を含むようにHE−SIG−Aを生成することをも含む。
[0169]非レガシー部分を生成することは、動作指示またはNDPのフォーマットに関係する情報のうちの少なくとも1つを含むようにHE−SIG−Bを生成することをも含み得る。動作指示または情報は、フレームが、ペイロードをもつ通常PPDUフレームであるのかNDPであるのかを、受信側(たとえば、受信側局)に通知し得る。動作指示または情報はまた、NDPの2つ以上の構造が可能にされる場合、NDPがどんな構造を有するかに関して受信側に通知し得る。動作指示または情報は、HE−SIG−AまたはHE−SIG−B中の指示(たとえば、1つまたは複数のビット)、L−SIG持続時間フィールド、あるいは拡張中の指示のうちの1つまたは複数によって与えられ得る。別の例では、受信側は、繰り返されたL−SIGの位相を検出することに基づいて、受信されたフレームがNDPフレームであると解釈し得る。
[0170]別の例では、NDPフレームを生成することは、HE−SIG−Bの長さを識別するインジケータを生成することをさらに含む。HE−SIG−Aはインジケータを含み得る。いくつかの例では、HE−SIG−AまたはHE−SIG−Bのうちの1つまたは複数は復号情報を備える。NDPの復号のためのシグナリングは、HE−SIG−AまたはHE−SIG−Bのうちの1つまたは複数中に含まれ得る。復号情報は、(NDPの長さが可変であり得る例ではNDPの長さ、HE−SIG−Bフィールドの長さ、HE−SIG−Bの変調およびコーディング方式、NDPの総帯域幅、あるいはある受信側局への各局ごとのセクションのサブチャネルまたはストリーム割振りを含み得る。各SIGフィールドは、情報の完全性を検証するためのCRCフィールドをも含み得る。
[0171]ブロック2510において、方法2500は、NDPフレームを送信することを含み得る。ブロック2510における(1つまたは複数の)動作は、図19〜図24を参照しながら説明したAP送信機1920、トランシーバ2130、局送信機2220、またはトランシーバ2130を使用して実施され得る。いくつかの例では、NDPフレームを送信することは、HE−SIG−AとHE−SIG−Bとをブロードキャストすることをさらに含み、ここにおいて、HE−SIG−AおよびHE−SIG−Bは2つまたはそれ以上の局のための情報を備える。別の例では、NDPフレームを送信することは、NDPを複数の受信側局に送信することと、HE−STF、HE−LTF、または拡張のうちの少なくとも1つをユニキャストすることと、ここにおいて、HE部分が、受信側局の各々のための異なるHE−STF、HE−LTF、または拡張を備える、をさらに含む。いくつかの例では、ユニキャストすることは、各受信側局のための固有のサブバンドまたは各受信側局のための固有の空間ストリームのうちの1つ上でHE−STF、HE−LTF、または拡張のうちの少なくとも1つを送信することをさらに含む。
[0172]いくつかの例では、NDPフレームを送信することは、複数のレガシープリアンブル部分、2つまたはそれ以上の20メガヘルツ(MHz)チャネルを備える帯域幅の20MHzチャネルごとに1つのレガシープリアンブル部分を送信することをさらに含む。非レガシー部分は、2つまたはそれ以上の20MHzチャネルにわたって送信され得る。
[0173]方法2500の別の例は、トリガフレームを受信することを含む。NDPフレームを送信することは、受信されたトリガフレームに応答し得る。
[0174]いくつかの例では、非レガシー部分を生成することは、HE−STF、HE−LTF、または拡張のうちの1つまたは複数を生成することと、トリガフレームにおいて定義された送信パラメータに従って非レガシー部分をフォーマットすることとからなる。いくつかの例では、非レガシー部分を生成することは、NDPフレームをNDPフレームであるとして識別するNDPインジケータを生成することをさらに含む。NDPインジケータは、HE−SIG−A、HE−SIG−B、または拡張のうちの1つ中に含まれ得る。
[0175]いくつかの例では、NDPフレームはクリアツートランスミット(CTX)メッセージである。CTXメッセージは、CTXメッセージの受信側からの即時NDP応答を引き起こし得る。別の例では、NDPフレームはNDPブロックACK/ACKフレームである。
[0176]したがって、方法2500はワイヤレス通信を提供し得る。方法2500は一実装形態にすぎないこと、および方法2500の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0177]図26は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2600の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法2600について、図1、図2、図12、図21、および図24を参照しながら説明したAP105またはワイヤレス局110のうちの1つまたは複数の態様、および/あるいは図19、図20、図22、および図23を参照しながら説明した装置のうちの1つまたは複数の態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、AP105またはワイヤレス局110は、以下で説明する機能を実施するようにAP105またはワイヤレス局110の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、AP105またはワイヤレス局110は、汎用または専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実施し得る。
[0178]ブロック2605において、方法2600は、NDPのレガシープリアンブル部分を決定することを含む。方法2600は、ブロック2610において、RL−SIGフィールドを決定することを含む。方法2600はまた、ブロック2615において、HE−SIG−Aフィールドを決定することを含む。レガシープリアンブル部分、RL−SIG、およびHE−SIG−Aは、本明細書で説明する詳細に従って決定または生成され得る。一例では、レガシープリアンブル部分、RL−SIG、およびHE−SIG−AのフィールドのみがNDPフレーム中に含まれ得る。他の例示的なNDPフレームでは、他のフィールドが含まれる。本明細書で使用する、フィールドを決定することは、そのフィールドのための情報を生成すること、またはフィールドを生成することを含み得る。
[0179]ブロック2620において、方法2600は、HE−SIG−BフィールドがNDPフレーム中に含まれることになるかどうかを決定する。そうである場合、方法2600はブロック2630への経路2625をたどり、ブロック2630において、方法2600はHE−SIG−Bを決定する。方法2600がHE−SIG−Bを含めることにならない場合、方法2600はブロック2640への経路2635をたどる。
[0180]ブロック2640において、方法2600は、局ごとの部分がNDPフレーム中に含まれることになるかどうかを決定する。そうである場合、方法2600はブロック2650への経路2645をたどり、ブロック2650において、方法2600は局ごとの部分を決定する。方法2600がHE−SIG−Bを含めることにならない場合、方法2600はブロック2660への経路2655をたどる。
[0181]ブロック2660において、方法2600は、NDPがトリガフレームに応答するかどうかを決定する。そうである場合、方法2600はブロック2670への経路2665をたどり、ブロック2670において、方法2600は、トリガフレーム中に含まれていた情報がNDP中で繰り返されたかどうかを検査する。いくつかの例では、繰り返された情報の全部または一部は、NDP中で削除されるか、またはNDP中に含められないことがある。NDPがトリガフレームに応答しない場合、方法2600はブロック2680への経路2675をたどる。
[0182]ブロック2680において、方法2600は、NDPフレームが複数の受信側に送信されることになるかどうかを決定する。そうである場合、方法2600はブロック2690への経路2685をたどり、ブロック2690において、方法2600は、帯域幅または空間ストリーム(SS)に従ってNDPを送信する。たとえば、方法2600は、80MHz上でNDPフレームを送信し得、ここにおいて、NDPフレームのいくつかの部分は20MHzチャネル上で繰り返される。NDPフレームが複数の受信側に送信されることにならない場合、方法2600は、単一の空間ストリームまたはチャネル上でNDPをただ送信し得る。もちろん、いくつかの例では、NDPフレームは、NDPフレームのための受信側の数にかかわらず、2つ以上の空間ストリームまたはチャネル上で送信され得る。
[0183]場合によっては、他のフィールド(たとえば、HE−SIG−AまたはHE−SIG−B)のフォーマットおよびコンテンツは、他のフィールド(たとえば、HE−SIG−Bまたは局ごとの部分)が含まれることになるかどうかに依存し得る。そのような例では、方法2600は、含まれるフィールドを生成する前に、どのフィールドが含まれることになるかを決定し得る。
[0184]図27は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2700の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法2700について、図1、図2、図12、図21、および図24を参照しながら説明したAP105またはワイヤレス局110のうちの1つまたは複数の態様、および/あるいは図19、図20、図22、および図23を参照しながら説明したデバイス1905または装置2205のうちの1つまたは複数の態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、AP105またはワイヤレス局110は、以下で説明する機能を実施するようにAP105またはワイヤレス局110の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、AP105またはワイヤレス局110は、汎用または専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つまたは複数を実施し得る。
[0185]ブロック2705において、方法2700は、レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるNDPフレームを生成することを含み得、ここにおいて、拡張部分は、HE信号情報またはパディング波形のうちの1つまたは複数を含む。NDPフレームは、本明細書で説明する構造のいずれかを有することを生成していることがある。ブロック2705における(1つまたは複数の)動作は、図19〜図24を参照しながら説明したAP NDP構成要素1915または局NDP構成要素2215を使用して実施され得る。
[0186]NDPフレームは、制御情報を含むように生成され得る。そのような例では、方法2700は、少なくとも1つの局のための制御情報を決定することをさらに含み、制御情報をNDPフレーム中に含める。すなわち、NDPフレームは、制御または管理シグナリングを搬送するために使用され得る。制御情報は、第1のHE信号フィールド(HE−SIG−A)、第2のHE信号フィールド(HE−SIG−B)、または第3のHE信号フィールド/拡張部分のうちの1つ中に含められ得る。制御または管理情報は、HE−SIGフィールド中に含まれる情報のタイプを示す1つのフィールドを含み得る。
[0187]方法2700の例では、NDPフレームを生成することは、レガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)、レガシーロングトレーニングフィールド(L−LTF)、またはレガシー信号フィールド(L−SIG)のうちの1つまたは複数を含むようにレガシー部分を生成することをさらに含む。
[0188]いくつかの例では、非レガシー部分は高効率(HE)部分である。HE部分は、本明細書で説明する構造およびサブフレームのいずれかを有し得る。方法2700のいくつかの例では、NDPフレームを生成することは、繰り返しレガシー信号(RL−SIG)フィールド、HE−SIG−A、HE−SIG−B、HEショートトレーニングフィールド(HE−STF)、HEロングトレーニングフィールド(HE−LTF)、または拡張のうちの1つまたは複数を含むように非レガシー部分を生成することを含む。
[0189]いくつかの例では、非レガシー部分を生成することは、レガシープリアンブル部分と同じコンテンツの少なくとも一部を含むようにRL−SIGフィールドを生成することをさらに含む。いくつかの例では、非レガシー部分を生成することは、物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PLDU)のフォーマットに関係する情報を含むようにHE−SIG−Aを生成することをも含む。
[0190]ブロック2710において、方法2700は、NDPフレームを送信することを含み得る。ブロック2710における(1つまたは複数の)動作は、図19〜図24を参照しながら説明したAP送信機1920、トランシーバ2130、局送信機2220、またはトランシーバ2130を使用して実施され得る。いくつかの例では、NDPフレームを送信することは、HE−SIG−AとHE−SIG−Bとをブロードキャストすることをさらに含み、ここにおいて、HE−SIG−AおよびHE−SIG−Bは2つまたはそれ以上の局のための情報を備える。別の例では、NDPフレームを送信することは、NDPを複数の受信側局に送信することと、HE−STF、HE−LTF、または拡張のうちの少なくとも1つをユニキャストすることと、ここにおいて、HE部分が、受信側局の各々のための異なるHE−STF、HE−LTF、または拡張を備える、をさらに含む。いくつかの例では、ユニキャストすることは、各受信側局のための固有のサブバンドまたは各受信側局のための固有の空間ストリームのうちの1つ上でHE−STF、HE−LTF、または拡張のうちの少なくとも1つを送信することをさらに含む。
[0191]いくつかの例では、NDPフレームを送信することは、複数のレガシープリアンブル部分、2つまたはそれ以上の20メガヘルツ(MHz)チャネルを備える帯域幅の20MHzチャネルごとに1つのレガシープリアンブル部分を送信することをさらに含む。非レガシー部分は、2つまたはそれ以上の20MHzチャネルにわたって送信され得る。
[0192]したがって、方法2700はワイヤレス通信を提供し得る。方法2700は一実装形態にすぎないこと、および方法2700の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0193]いくつかの例では、方法2500、2600、および2700のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。方法2500、2600、および2700は例示的な実装形態にすぎないこと、および方法2500〜方法2700の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0194]本明細書で開示するようなNDPは、たとえば、上記で説明したようなHE送信において使用され得るサウンディングシーケンス中で使用され得る。HEサウンディングは、いくつかの展開では、レガシー通信中に存在しないことがあるいくつかのパラメータ(たとえば、いくつかのCSIパラメータ)を利用し得、いくつかの例では、そのようなパラメータは、アップリンクMUモード動作を使用してワイヤレス局によって与えられ得る。いくつかの例では、サウンディングがHE局のためであるとき、NDP告知(NDPA)とビーム微細化プロトコル(BRP:beam refinement protocol)機能とをHE NDPAにマージすることを通して効率性が得られ得、HE NDPAは、HEサウンディングプロシージャのために有用であるCSIパラメータを搬送し得る。そのようなCSIパラメータは、たとえば、量子化レベルを含み得、ワイヤレス局がCSIを報告すべきトーンを示し得る。この点について、超高スループット(VHT)NDPAであり得る、BRP機能とマージされたNDPAは、HEサウンディングプロシージャを示す情報を含み得る。NDPAフレームを受信するワイヤレス局は、HE部分を有するNDPフレームを受信したことに基づいて、NDPAフレームがHEサウンディングプロシージャに関すると暗黙的に決定し得る。いくつかの場合には、NDPAは、無効、不適当、または偽値であることが受信ワイヤレス局によって知られている第1のAIDを含み、それにより、NPDAをHE NDPAとして識別し得る。追加または代替として、NPDAは、受信ワイヤレス局がそのNPDAをHE NDPAとして決定することを助けるための1つまたは複数のビット(たとえば、いくつかの実装形態では、シングルビット)を含み得る。
[0195]このHE NDPAは、図19〜図24を参照しながら説明したAP送信機1920、トランシーバ2130、局送信機2220、またはトランシーバ2130によって送信され得、いくつかの場合には、NDPフレームより前に送信される。様々な例によれば、NDPは、たとえば、上記で説明したような様式で、サウンディング応答のためのUL MUリソースの割振りまたはCSIのSTAごとのパラメータ表示に関する情報を含み得る。
[0196]添付の図面に関して上記に記載された詳細な説明は、例について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る例のみを表すものではない。「例」という語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明した技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および装置がブロック図の形式で示されている。
[0197]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0198]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0199]本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素A、B、および/またはCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0200]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0201]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (51)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるヌルデータパケット(NDP)フレームを生成することと、ここにおいて、前記拡張部分が、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、
    前記NDPフレームを送信することと
    を備える、方法。
  2. 前記NDPフレームを受信することを意図された局に少なくとも部分的に基づいて、前記拡張部分の持続時間を決定すること
    をさらに備え、
    ここにおいて、前記NDPフレームが、前記NDPフレームを受信することを意図された前記局によって処理されるべきであるとき、前記NDPフレームの前記拡張部分が、ショートフレーム間スペース(SIFS)に対して、前記NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、前記局によって使用されるべきある、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記拡張部分の前記持続時間を決定することが、
    前記NDPフレームを受信することを意図された前記少なくとも1つの局に関連するIEEE802.11物理レイヤ仕様に少なくとも部分的に基づいて、前記拡張部分の前記持続時間を決定すること
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記NDPフレームを生成することが、
    前記NDPフレームに応答して与えられるべきチャネル状態情報(CSI)応答のためのCSIパラメータを決定することと、
    前記CSIパラメータの指示を前記NDPフレーム中に含めることと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記NDPフレームを生成することが、
    前記NDPフレームを受信することを意図された少なくとも1つの局のための制御情報を決定することと、
    前記制御情報を前記NDPフレーム中に含めることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記制御情報は、前記フレームがNDPフレームであるという指示を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記NDPフレームがHE信号フィールドを含み、ここにおいて、前記HE信号フィールド中の少なくとも1ビットは、前記フレームがNDPフレームであることを示す、請求項6に記載の方法。
  8. 前記フレームがNDPフレームであるという前記指示が、レガシー信号フィールド中の長さインジケータの値を備える、請求項6に記載の方法。
  9. 前記NDPフレームを生成することが、
    HE−SIG−Aとして指定される第1のHE信号フィールドと、前記第1の信号フィールドとは異なる第2のHE信号フィールドとを含むように、前記非レガシー部分を生成すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記NDPフレームを生成することが、
    少なくとも1つの局のための制御情報を決定することと、
    前記制御情報を前記第1のHE信号フィールド中に含めることと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記NDPフレームを生成することが、
    少なくとも1つの局のための制御情報を決定することと、
    前記制御情報を前記第2のHE信号フィールド中に含めることと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第2のHE信号フィールドがHEショートトレーニングフィールド構造を備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記第2のHE信号フィールドがHEロングトレーニングフィールド構造を備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記HEロングトレーニングフィールド構造中の少なくともHEロングトレーニングフィールドの数に少なくとも部分的に基づいて、前記拡張部分の持続時間を決定すること
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記物理レイヤプリアンブルの前記レガシー部分中の少なくとも長さフィールドに少なくとも部分的に基づいて、前記拡張部分の持続時間を決定することをさらに備え、ここにおいて、前記長さフィールドが、前記HEロングトレーニングフィールド構造中のHEロングトレーニングフィールドの数に少なくとも部分的に基づく、
    請求項13に記載の方法。
  16. 前記第2のHE信号フィールドが、前記NDPフレームに対する応答のためのアップリンクマルチユーザリソースの割振りの指示を備える、請求項9に記載の方法。
  17. 前記第2のHE信号フィールドが、チャネル状態情報の局ごとのパラメータ表示に関連する情報を備える、請求項9に記載の方法。
  18. 前記拡張部分がパディング波形であり、前記パディング波形が、前記第2のHE信号フィールドとは異なる第3のHE信号フィールドを備える、請求項9に記載の方法。
  19. 前記第3のHE信号フィールドが、前記NDPフレームに対する応答のためのアップリンクマルチユーザリソースの割振りを備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第3のHE信号フィールドが、チャネル状態情報の局ごとのパラメータ表示を備える、請求項18に記載の方法。
  21. 前記NDPフレームを前記送信することが、
    20MHzチャネル上の単一の空間ストリームとして前記第3のHE信号フィールドを送信すること
    をさらに備える、請求項18に記載の方法。
  22. 前記NDPフレームを前記送信することが、
    2つまたはそれ以上の20MHzチャネルにわたる複製された空間スチームとして前記第3のHE信号フィールドを送信すること
    をさらに備える、請求項18に記載の方法。
  23. 前記拡張部分は、情報がないパディング波形である、請求項1に記載の方法。
  24. 前記拡張部分が、物理レイヤ情報を有するパディング波形である、請求項1に記載の方法。
  25. 前記NDPフレームを生成することが、HEショートトレーニングフィールドを除外することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  26. 前記拡張部分の持続時間が、前記物理レイヤプリアンブルの前記非レガシー部分中のHE信号フィールド中で示される、請求項1に記載の方法。
  27. HEサウンディングプロシージャを示す情報を備えるNDP告知(NDPA)フレームを生成することと、
    前記NDPフレームを送信するより前に前記NDPAフレームを送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  28. 通信デバイスであって、
    レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるヌルデータパケット(NDP)フレームを生成するための手段と、ここにおいて、前記拡張部分が、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、
    前記NDPフレームを送信するための手段と
    を備える、通信デバイス。
  29. 前記NDPフレームを受信することを意図された局に少なくとも部分的に基づいて、前記拡張部分の持続時間を決定すること
    をさらに備え、
    ここにおいて、前記NDPフレームが、前記NDPフレームを受信することを意図された前記局によって処理されるべきであるとき、前記NDPフレームの前記拡張部分が、ショートフレーム間スペース(SIFS)に対して、前記NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、前記局によって使用されるべきである、
    請求項28に記載の通信デバイス。
  30. 前記NDPフレームを生成するための前記手段が、
    前記NDPフレームに応答して与えられるべきチャネル状態情報(CSI)応答のためのCSIパラメータを決定するための手段と、
    前記CSIパラメータの指示を前記NDPフレーム中に含めるための手段と
    をさらに備える、請求項28に記載の通信デバイス。
  31. 前記NDPフレームを生成するための前記手段が、
    前記NDPフレームを受信することを意図された少なくとも1つの局のための制御情報を決定するための手段と、
    前記制御情報を前記NDPフレーム中に含めるための手段と
    をさらに備える、請求項28に記載の通信デバイス。
  32. 前記NDPフレームを生成するための前記手段が、
    HE−SIG−Aとして指定される第1のHE信号フィールドと、前記第1の信号フィールドとは異なる第2のHE信号フィールドとを含むように、前記非レガシー部分を生成するための手段
    を備える、請求項28に記載の通信デバイス。
  33. HEサウンディングプロシージャを示す情報を備えるNDP告知(NDPA)フレームを生成することと、
    前記NDPフレームを送信するより前に前記NDPAフレームを送信することと
    をさらに備える、請求項28に記載の通信デバイス。
  34. 通信デバイスであって、
    プロセッサと、前記プロセッサに通信可能に結合されたメモリと、前記メモリは、前記プロセッサによって実行されたとき、前記通信デバイスに、
    レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるヌルデータパケット(NDP)フレームを生成することを行わせるコンピュータ可読コードを備え、ここにおいて、前記拡張部分が、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、
    前記NDPフレームを送信するための送信機と
    を備える、通信デバイス。
  35. 前記コンピュータ可読コードが、前記プロセッサによって実行されたとき、前記通信デバイスに、
    前記NDPフレームを受信することを意図された局に少なくとも部分的に基づいて、前記拡張部分の持続時間を決定すること
    をさらに行わせ、
    ここにおいて、前記NDPフレームが、前記NDPフレームを受信することを意図された前記局によって処理されるべきであるとき、前記NDPフレームの前記拡張部分が、ショートフレーム間スペース(SIFS)に対して、前記NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、前記局によって使用されるべきである、
    請求項34に記載の通信デバイス。
  36. 前記コンピュータ可読コードが、前記プロセッサによって実行されたとき、前記通信デバイスに、
    前記NDPフレームに応答して与えられるべきチャネル状態情報(CSI)応答のためのCSIパラメータを決定することと、
    前記CSIパラメータの指示を前記NDPフレーム中に含めることと
    をさらに行わせる、請求項34に記載の通信デバイス。
  37. 前記コンピュータ可読コードが、前記プロセッサによって実行されたとき、前記通信デバイスに、
    前記NDPフレームを受信することを意図された少なくとも1つの局のための制御情報を決定することと、
    前記制御情報を前記NDPフレーム中に含めることと
    をさらに行わせる、請求項34に記載の通信デバイス。
  38. 前記コンピュータ可読コードが、前記プロセッサによって実行されたとき、前記通信デバイスに、
    HE−SIG−Aとして指定される第1のHE信号フィールドと、前記第1の信号フィールドとは異なる第2のHE信号フィールドとを含むように、前記非レガシー部分を生成すること
    をさらに行わせる、請求項34に記載の通信デバイス。
  39. 前記コンピュータ可読コードが、前記プロセッサによって実行されたとき、前記通信デバイスに、
    HEサウンディングプロシージャを示す情報を備えるNDP告知(NDPA)フレームを生成することと、
    前記NDPフレームを送信するより前に前記NDPAフレームを送信するための前記送信機と
    をさらに行わせる、請求項34に記載の通信デバイス。
  40. 実行されたとき、デバイスに、
    レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理レイヤプリアンブルを備えるヌルデータパケット(NDP)フレームを生成することと、ここにおいて、前記拡張部分が、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、
    前記NDPフレームを送信することと
    を行わせるコンピュータ可読コードを備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
  41. プロセッサによって実行されたとき、前記デバイスに、
    前記NDPフレームを受信することを意図された局に少なくとも部分的に基づいて、前記拡張部分の持続時間を決定すること
    をさらに行わせる前記コンピュータ可読コード、
    ここにおいて、前記NDPフレームが、前記NDPフレームを受信することを意図された前記局によって処理されるべきであるとき、前記NDPフレームの前記拡張部分が、ショートフレーム間スペース(SIFS)に対して、前記NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、前記局によって使用されるべきである、
    請求項40に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  42. 前記プロセッサによって実行されたとき、前記デバイスに、
    前記NDPフレームに応答して与えられるべきチャネル状態情報(CSI)応答のためのCSIパラメータを決定することと、
    前記CSIパラメータの指示を前記NDPフレーム中に含めることと
    をさらに行わせる前記コンピュータ可読コード、請求項40に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  43. 前記プロセッサによって実行されたとき、前記デバイスに、
    前記NDPフレームを受信することを意図された少なくとも1つの局のための制御情報を決定することと、
    前記制御情報を前記NDPフレーム中に含めることと
    をさらに行わせる前記コンピュータ可読コード、請求項40に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  44. 前記プロセッサによって実行されたとき、前記デバイスに、
    HE−SIG−Aとして指定される第1のHE信号フィールドと、前記第1の信号フィールドとは異なる第2のHE信号フィールドとを含むように、前記非レガシー部分を生成すること
    をさらに行わせる前記コンピュータ可読コード、請求項40に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  45. 前記プロセッサによって実行されたとき、前記デバイスに、
    HEサウンディングプロシージャを示す情報を備えるNDP告知(NDPA)フレームを生成することと、
    前記NDPフレームを送信するより前に前記NDPAフレームを送信することと
    をさらに行わせる前記コンピュータ可読コード、請求項40に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  46. ワイヤレス通信のための方法であって、
    レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理プリアンブルを備えるヌルデータパケット(NDP)フレームを受信することと、ここにおいて、前記拡張部分が、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、
    前記NDPフレームを処理することと
    を備える、方法。
  47. 前記NDPフレームを処理することが、
    ショートフレーム間スペース(SIFS)に対して、前記NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、前記NDPフレームの前記拡張部分を使用すること
    を備える、請求項46に記載の方法。
  48. 通信デバイスであって、
    プロセッサと、前記プロセッサに通信可能に結合されたメモリとを備え、前記メモリは、前記プロセッサによって実行されたとき、前記通信デバイスに、
    レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理プリアンブルを備えるヌルデータパケット(NDP)フレームを受信することと、ここにおいて、前記拡張部分が、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、
    前記NDPフレームを処理することと
    を行わせるコンピュータ可読コードを備える、通信デバイス。
  49. 前記プロセッサによって実行されたとき、前記デバイスに、前記NDPフレームを処理することを行わせる前記コンピュータ可読コードは、前記デバイスに、
    ショートフレーム間スペース(SIFS)に対して、前記NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、前記NDPフレームの前記拡張部分を使用すること
    をさらに行わせる、請求項48に記載の通信デバイス。
  50. 通信デバイスであって、
    レガシープリアンブル部分と、非レガシー部分と、拡張部分とを有する物理プリアンブルを備えるヌルデータパケット(NDP)フレームを受信するための手段と、ここにおいて、前記拡張部分が、高効率(HE)信号情報とパディング波形とからなるグループからの1つのメンバーである、
    前記NDPフレームを処理するための手段と
    を備える、通信デバイス。
  51. 前記NDPフレームを処理するための前記手段が、
    ショートフレーム間スペース(SIFS)に対して、前記NDPフレームを処理するために十分な、推定された追加の時間を与えるために、前記NDPフレームの前記拡張部分を使用するための手段
    を備える、請求項48に記載の通信デバイス。
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