JP2013534546A - 付香成分としてのビシクロケトン - Google Patents
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Abstract
Description
我々の知る限り、本発明の化合物は、新たな化合物である。
驚くべきことに、式
1つのR1は、水素原子であり、かつ他のR1は、水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、
Xは、C=CH2基もしくはC=CHCH3基、又はCHR2基もしくはCHR2CHR2基を示し、
それぞれのR2は、互いに独立して、水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、かつ
R3は、
− CR4=C(R4)2、[式中それぞれのR4は互いに独立して水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示す]の基、又は
− 式
1つのR1が水素原子を支援し、かつ他のR1が水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、
XがC=CH2基又はCHR2基もしくはCHR2CHR2基を示し、
それぞれのR2は、互いに独立して、水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、
R3は、
− CR4=C(R4)2、[式中、R4は、同時に又は互いに独立して水素原子又はメチル基を示す]の基を示すもの
である。
Xは式(I)において定義した基を示し、
R6は水素原子又はメチル基を示し、かつ
R7は、式CR8=CHR8、[式中、それぞれのR8は、互いに独立して水素原子又はメチル基を示す]の基を示す]の化合物である。
i)付香成分として、前記の少なくとも本発明の化合物、
ii)香料キャリヤー及び香料ベースからなる群から選択される少なくとも1つの成分、並びに
iii)場合により少なくとも1つの香料補助剤
を含む付香組成物である。
i)付香成分として、少なくとも1つの前記式(I)の化合物、及び
ii)精香料ベース又は機能的香料ベース
を含む付香消費者製品が、本発明の目的でもある。
本発明を以下の例に基づいてさらに詳細に記載するが、ここで略号は当業界で通常の意味を有し、温度は摂氏(℃)で示されている。NMRスペクトルのデータは、CDCl3(その他の記載がない限り)で1Hおよび13Cに関して400MHzで記録し、ケミカルシフトδは、TMSを標準液としてppmで記載し、結合定数Jは、Hzで記載されている。31P−スペクトルは、162MHzで得られ、かつ85%のH3PO4に対して測定される。
式(I)の化合物の合成
1−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−ヘキサ−5−エン−2−オンの製造
a)メチル2−((1RS,4SR)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アセテート
s/sオートクレーブ中で、パラジウム化木炭(palladized charcoal)(2.0g、10% Pd/C)を、メチル2−((1RS,4RS)−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−イル)アセテート[G.A. Olah, A−H. Wu, O. Farooq, G.K.Surya Prakash, Synthesis, 1988, 537−538を参照](65.5g、0.39mol)に添加し、そしてその懸濁液を引き上げ、そして水素ガスでパージした(3x)。そして、その懸濁液を、水素ガスの雰囲気(85bar)下で、12時間撹拌した。その懸濁液を、セライトの短いプラグを介して濾過し、酢酸エチルで洗浄し、そしてその濾過物を真空中で濃縮した。その残留物を、さらに、バルブ−トゥ−バルブ蒸留(bulb−to−bulb distilation)によって150〜160℃で0.3barで精製し、無色の油として飽和エステル63.1g、95%を得た。(エンド/エキソ異性体、70:30の混合物)。
無水ジエチルエーテル(200ml)中でa)(63.1g、0.375mol)で得られた飽和エステルの溶液を、ゆっくりと、周囲温度で無水ジエチルエーテル(300ml)中で機械的に撹拌されたLiAlH4(10g、0.26mol)の懸濁液に滴下した。発熱反応は、穏やかな還流まで温めさせた。その懸濁液を冷却させ、さらに12時間撹拌した。その懸濁液を0〜5℃まで冷却し、そして注意して、15%水性NaOH(10ml)に続いて水(30ml)を添加した。そして無水MgSO4を添加し、懸濁液をさらに30分間撹拌して、そして濾過した。濾過ケークをエーテルで洗浄し、そして得られた濾過物を、アルコール51.6g、98%を得るために真空中で濃縮した。
クロロクロム酸ピリジニウム(116 g、0.54mol)を、シリカゲル(150g)を含むジクロロメタン(1000ml)中で懸濁した。機械的撹拌の15分後に、ジクロロメタン(400ml)中で得られたb)(54g、0.385mol)アルコールの溶液を、急速に滴下した。30分後に、さらにクロロクロム酸ピリジウム(5g)の一部を添加し、そしてその懸濁液を、さらに30分間撹拌し、そしてエーテル(500ml)で希釈した。セライト(25g)を添加し、そしてさらに15分間撹拌し、そしてセライト/シリカのプラグを介して濾過した。その濾過ケークをエーテルで洗浄し、そして得られた濾過物を真空で濃縮して純粋なアルデヒド56gを得て、さらなる精製なしに次の工程において直接使用した。
マグネシウムの屑(11g、0,458mol)を無水ジエチルエーテル(20ml)下で磁器撹拌し、4−ブロモ−1−ブテンの数滴を添加して、Grignard反応を開始し、一度開始した無水ジエチルエーテル(100ml)を、無水ジエチルエーテル(200ml)中で4−ブロモ−1−ブタン(63.45g、0.47mol)の溶液に続いて添加した。発熱反応が起こり、そして添加速度は、穏やかな還流を維持する速度であった。マグネシウムのターニング(turning)の完全な消失に続いて、その懸濁液を周囲温度まで冷却させた。次に、無水ジエチルエーテル(200ml)中でc)(54g、0.39mol)で得られたアルデヒドの溶液を、穏やかな還流を維持する速度でゆっくり滴下した。その溶液をさらに12時間撹拌し、そして氷と飽和塩化アンモニウムの混合物中に注入した。そして得られた混合物をエーテルで抽出し、塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、そして溶剤を真空で除去して、収率91%でアルコールを得た。
クロロクロム酸ピリジニウム(60g、0.28mol)を、シリカゲル(200g)を含むジクロロメタン(500ml)中で懸濁した。機械的撹拌の15分後に、ジクロロメタン(200ml)中で得られたd)(35g、0.18mol)アルコールの溶液を、急速に滴下した。60分後に、さらにクロロクロム酸ピリジウム(5.0g)の一部を一度に添加し、そしてその懸濁液を、さらに60分間撹拌し、そしてエーテル(500ml)で希釈した。そしてさらに15分間撹拌し、そしてセライト/シリカのプラグを介して濾過した。濾過ケークをエーテルで洗浄し、そして得られた濾過物を真空中で濃縮して、粗ケトン30.6gを緑がかった茶色の油として得た。ビグリューカラムを使用した0.11mbar60〜130℃の蒸留によるさらなる精製は、所望のケトン21gを得た。粗ケトンの130℃で0.11mabrでのバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、エンド:エキソ異性体(70:30)の混合物として、純粋なケトン15.5g、44.8%を得た。
a)メチル4−((1SR,2SR,4SR)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−3−オキソブタノンエート
窒素の周囲下で、ナトリウムメトキシド(15.61g、289mmol)を、炭酸ジメチル(120ml)中で懸濁した。その混合物を還流下で加熱し、そして1−((1SRS,2R,4RS)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル))プロパン−2−オン(20g、131mmol、W. Reusch,J. Org. Chem., 1962, 27, 1882を参照)の炭酸ジメチル(120ml)中での溶液を、1時間にわたってゆっくりと滴下した。形成したメタノールを、共沸混合物によって取り出し、そしてその混合物を、さらに3時間還流下で加熱し、そして冷却し、そして濃縮して、真空で乾燥した。その個体を、10%HCl(5ml)を含む飽和NH4Cl及びエーテルで分配した。その水性相をエーテルで再抽出し、そして得られた有機相を、飽和NH4Cl、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過しそして真空中で濃縮して、粗ケトエステルを得た。ビグリューカラムを使用した0.33mbar沸点70℃の蒸留によるさらなる精製は、純粋なケトエステル21gを得た。
炭酸カリウム(6.85g、49.9mol)及びヨウ化ナトリウム(0.6g、4mmol)の混合物を、メタノール(25ml)中で懸濁し、そして50℃まで加熱して、薄い黄色い溶液を得た。メタノール(10ml)中でa)(10.0g、47.6mmol)で得られたケトエステルの溶液を急速に添加し、そしてさらに90分間50℃で撹拌し、そして塩化アリル(4.65ml、57mmol)を5分間にわたって添加した。その溶液を50℃でさらに15分間加熱した。その懸濁液を冷却し、そしてNH4Cl中に注入し、そして2回エーテルで抽出した。得られた有機相を飽和NH4Cl、塩水中で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、そして真空中で濃縮して、粗アリルケトエステルを得た。バルブ−トゥ−バルブ蒸留0.2mbar165℃によるさらなる精製は、異性体の混合物(1:1)として所望のアリルケトエステル8.65gを得た。
アリルケトエステル(8.0g、32mmol)を、水酸化カリウム(2.7g、47.9mmol)を含むエタノール(100ml)中で溶解し、そしてその溶液を還流下で2時間加熱して、黄色い溶液を得た。その溶液を冷却し、そして濃縮して乾燥した。その残留物を水(50ml)中で溶解し、そして濃HClを添加して、pH2にした。その溶液を60℃で45分間加熱し、そして冷却した。エーテルで抽出(2回)し、得られた有機相を飽和NH4Cl、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そして真空中で濃縮して、薄い黄色の油として粗ケトン6.93gを得た。純粋な留分を得るだけの溶出液としてシクロヘキサン:酢酸エチル(99:1)でのクロマトグラフィーPuriflashカートリッジ(Si−HP 80G)によるさらなる精製は、無色の油として純粋なケトン0.7gを得た。
a)2−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)アクリルアルデヒド
以前に製造したアルデヒド(5.5g、39.8mmol)を、ホルムアルデヒド溶液(37%(水性)、メタノール安定化、3.3ml)中で懸濁し、そして急速に加熱して還流した。そしてジブチルアミン(1.07ml)を、シリンジを介して急速に添加した。その懸濁液を還流下でさらに2時間加熱し、そして冷却した。エーテルで2回抽出し、得られた有機相を水で、そしてHCl(5%)で、そして塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、そして真空中で濃縮して粗エナール4.5gを得た。(エンド:エキソ、2:1)。
無水エーテル(3ml)中で懸濁し撹拌したマグネシウム片(1.08g、45mmol)に、1,2ジブロモエタン(数滴)を添加し、続いて4−ブロモ−1−ブテンの数滴を添加した。一度、Gringnard形成を開始し、無水エーテル(40ml)中で4−ブロモ−1−ブテン(5.94g、44mmol)の残りを、穏やかな還流を維持する速度でゆっくりと滴下した。マグネシウムの消費に続いて、無水エーテル(40ml)中でエナール(4.4g、29.5mmol)をゆっくりと滴下した。添加中に還流させ、そして周囲温度でさらに2時間撹拌した。その溶液を氷及び飽和NH4Cl中に注入した。2回エーテルで抽出し、そして得られた有機相を飽和NH4Cl、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そして真空中で濃縮して、異性体の混合物として粗アルコール6.1gを得た。バルブ−トゥ−バルブ蒸留0.1mbar150℃によるさらなる精製は、エンド:エキソ(2:1)異性体及び1:1ジアステレオマーとして純粋なアルコール5.05gを得た。
ペンタン(5ml)中でのアルコール混合物(5.0g、24.3mmol)を、ペンタン(250ml)中で二酸化マンガン(42g、485mmol)の撹拌懸濁液に一度に添加し、そして2時間周囲温度で撹拌した。二酸化マンガン(20g)のさらなる部分を添加し、そしてその懸濁液を、さらに30分間周囲温度で撹拌し、そしてセライトのパッドを介して濾過し、そしてペンタンですすいだ。その溶剤を真空中で除去して、薄い黄色い油として粗ケトン4.11gを得た。140℃で0.1mbarでのバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、エンド及びエキソ異性体(7:3)の混合物として所望のエノン3.53gを得た。
a)(E/Z)−1−((1RS,4SR)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)ヘプタ−l/2,6−ジエン−3−オンの混合物
3つ首の100mlフラスコに、飽和NaCl溶液及びトルエン(5ml)で満たしたKutscher−Steudel装置を備えた。ピペリジン(1.21g、14.25mmol)をアリルアセトン(9.33g、95mmol)及びトルエン(45mmol)中で安息香酸(1.74g、14.25mmol)の溶液に添加した。(1SR,4SR)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルバルデヒド(5.90g、47.5mmol)を一度に添加し、そしてその溶液を還流下で90分間加熱した。その混合物を25℃で冷却し、水性5%HCl溶液(250ml)で加水分解し、そして2回エーテルで抽出した。その有機抽出物をH2O、NaOH5%、H2O及び塩水で洗浄し、そしてNa2SO4上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮して、黄色い油を得た。90〜115℃/0.05mbarでのバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、E/Z及びα,β及びβ,γ二重結合異性体の混合物としてエノン7.56gを得た。
アルゴンの雰囲気下で、1,2ビス(ジフェニルホスフィン)ベンゼン(13.5g、0.03mmol、グローブボックスで測定)及びCu(OAc)−H2O(60ml、0.3mmol)を、脱ガスした及び脱酸素化したトルエン(30ml)に添加して、ポリメチルヒドロシラン(5.32g、89mmol)の急速な導入前に、10分間周囲温度で急速に撹拌して、青緑の溶液を得た。その反応混合物は、次第に青−緑から黄−緑に変化した。20分後に、前記で得られた新鮮な蒸留したエノン混合物(5.96g、29.5mmol)をシリンジを介して添加した。その反応混合物は、濃い茶色(5分後)になり、そして温度は約35℃まで上昇した。周囲温度で15時間後に、その溶剤を真空で取り除き、そして残りを、THF(112ml)中で溶解し、そして連続的に濃HCl(0.446ml)及びH2O(1.60ml)で処理した。黄色い溶液を50℃で2時間撹拌した。その溶液を周囲温度まで冷却し、NaHCO3上に流し、2回エーテルで抽出した。その有機抽出物を、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。100〜150℃/0.05mbarでのバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、所望のケトンと不飽和アルコール(完全に飽和したアルコールは4%未満存在する)の混合物の黄色い液体7.47gを得た。溶出液としてトルエン:テトラヒドロフラン(299:1そして199:1そして99:1、49:1)でのクロマトグラフィーPuriflashカートリッジ(SI−HP 200G)によるさらなる精製は、1,2還元の種々の異性体から得られたアルコールに続いて無色の油としてわずかに不純な所望のケトン1.65gを得た。溶出液としてシクロヘキサン:酢酸エチル(98:2、そして99:1そして97:3)でのクロマトグラフィーPuriflashカートリッジ(SI −HP 40G)によるさらなる精製は、100〜105℃/0.05mbarでのバルブ−トゥ−バルブ蒸留によって生成された所望のケトン(3:1、エンド:エキソ)1.07gを得た。
a)(1RS,4RS)−5−(ブロモメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン
s/sオートクレーブ中で、シクロペンタジエン二量体(71.7g、542mmol)と臭化アリル(98g、813mmol)との混合物を、12時間185℃で加熱し、そして冷却した。その混合物を、真空で濃縮し、そして27〜35℃で0.2mbarで蒸留して、粗臭化物127gを得た。82〜85℃、30mbarでの分別蒸留は、エンド:エキソ、85:15の混合物として所望の臭化物101.6gを得た。
無水THF(3ml)中で懸濁し撹拌したマグネシウム片(1.54g、63mmol)に、インドメタン(数滴)を添加し、続いて不飽和臭化物の数滴を添加した。その反応を、還流のために穏やかな加熱によって開始し、そして無水THF(40ml)中で不飽和臭化物(10g、53.5mmol)の残りを含む溶液を、ゆっくりと、穏やかな還流を維持する速度で滴下した。マグネシウムの消費に続いて、その溶液を、周囲温度まで冷却し、そして無水THF(40ml)中で4−ペンタナル(4.95g、58.8mol)を、穏やかな還流を維持する速度でゆっくりと滴下した。その混合物を、さらに2時間周囲温度で撹拌し、そしてその溶液を、氷及び飽和NH4Cl中に注入した。エーテルで2回抽出し、そして得られた有機相を飽和NH4Cl、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そして真空中で濃縮して、オレンジの油として異性体の混合物として粗アルコール10.0gを得た。溶出液としてシクロヘキサン:サクサンエチル(99:1)でのクロマトグラフィーPuriflash SI−HP 80Gによるさらなる精製は、異性体の混合物(85:15、エンド:エキソ及びジアステレオ異性体)としてアルコール1.5gを得た。
PCC(3.23g、15mmol)をCH2Cl2(10ml)中でのシリカゲル(4.0g)の激しく撹拌した懸濁液中で懸濁した。15分後に、CH2Cl2(10ml)中で得られたアルコールの溶液(1.5g。7.8mmol)を滴下し、そしてその懸濁液を、周囲温度でさらに3時間撹拌させた。そして、その懸濁液を、エーテル(30ml)で希釈し、そしてセライト(5g)を添加し、そしてセライト/シリカのパッドを介して濾過した。エーテルで洗浄し、そしてその濾過物を真空で濃縮した。160℃、0.4mbarでのバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、エンド:エキソ異性体(85:15)の混合物として所望のケトン1.22gを得た。
付香組成物の製造
液体皿洗い用洗剤のための付香成分を、次の成分を混合することによって製造した:
1)出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2)ペンタデカノリド;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
3)3−(1,1−ジメチル−5−インダニル)プロパナルの3−(3,3−ジメチル−5−インダニル)プロパナル混合物;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
4)メチル シス−ジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
5)プロピル(S)−2−(1,1−ジメチルプロポキシ)プロパノエート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
6)2−tert−ブチル−1−シクロヘキシルアセテート;出所:International Flavors & Fragrances、USA。
付香組成物の製造
男性のためのオードトワレを、次の成分を混合することによって製造した:
**イソプロピルミリステート中で
1)出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2)エトキシメチル−シクロドデシルエーテル;出所:Kao Chemicals、Japan
3)7−メチル−2H,4H−1,5−ベンゾジオキセピン−3−オン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
4)1,2,3,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,1,2,3,3−ペンタメチル−4−インデノン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
5)ペンタデカノリド;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
6)3−(4/2−エチルフェニル)−2,2−ジメチルプロパナル;出所:International Flavors & Fragrances、USA
7)ペンタデカノリド;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
8)3−(1,1−ジメチル−5−インダニル)プロパナルの3−(3,3−ジメチル−5−インダニル)プロパナル混合物;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
9)1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン;出所:International Flavors & Fragrances、USA
10)3−メチル−5−シクロペンタデセン−1−オン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
11)メチル シス−ジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
12)3,3−ジメチル−5−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−4−ペンテン−2−オール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
13)(1S,1’R)−[1−(3’,3’−ジメチル−1’−シクロヘキシル)エトキシカルボニル]メチルプロパノエート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
14)5−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテニル)−3−メチルオエンタン−2−オール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
15)プロピル(S)−2−(1,1−ジメチルプロポキシ)プロパノエート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
16)1−(2,6,10−トリメチル−1(2),5,9−シクロドデカトリエン−1−イル)−1−エタノン異性体の混合物;出所:International Flavors & Fragrances、USA
17)1,3−ウンデカジエン−5−エン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland。
Claims (12)
- 式
1つのR1は、水素原子であり、かつ他のR1は、水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、
Xは、C=CH2基もしくはC=CHCH3基、又はCHR2基もしくはCHR2CHR2基を示し、
それぞれのR2は、互いに独立して、水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、かつ
R3は、
− CR4=C(R4)2、[式中それぞれのR4は互いに独立して水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示す]の基、又は
− 式
- 前記エンド及びエキソジアステレオマーの混合物が、少なくとも50%(パーセンテージは該混合物の合計質量に対する)のジアステレオマー(I’)又は(II’)を含むことを特徴とする、請求項3に記載の使用。
- 前記Xが、CHR6又はCHR6CHR6基(式中、それぞれのR6は請求項2において定義されたものである)を示すことを特徴とする、請求項3に記載の使用。
- 前記化合物が、1−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−ヘキサ−5−エン−2−オン、1−((1RS,4SR)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)ヘプト−6−エン−3−オン又は1−((1RS,2SR,4SR)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)ヘキサ−5−エン−2−オンであることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の使用。
- 以下、
i)請求項1から6までのいずれか1項に記載の、少なくとも1つの式(I)の化合物、
ii)香料キャリヤー及び香料ベースからなる群から選択される少なくとも1つの成分、並びに
iii)場合により少なくとも1つの香料補助剤
を含む、付香組成物。 - 以下、
i)請求項1から6までのいずれか1項に記載の、少なくとも1つの式(I)の化合物、及び
ii)精香料ベース又は機能的香料ベース
を含む、付香消費者製品。 - 前記精香料ベース又は機能的香料ベースが、香水、織物ケア製品、ボディケア製品、エアケア製品又はホームケア製品であることを特徴とする、請求項8に記載の付香消費者製品。
- 前記精香料ベース又は機能的香料ベースが、精香水、コロン、アフターシェービングローション、液体又は固形洗剤、織物柔軟剤、織物回復剤、アイロン水、紙、漂白剤、シャンプー、染毛料、ヘアスプレー、バニシングクリーム、デオドラント又は発刊抑制剤、着香石鹸、シャワー又はバスムース、オイル又はゲル、衛生製品、エアフレッシュナー、"すぐに使える"粉末エアフレッシュナー、ワイプ、皿用洗剤又は固い表面の洗剤であることを特徴とする、請求項8に記載の付香消費者製品。
- 請求項1から4までのいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
- 前記化合物が、1−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−ヘキサ−5−エン−2−オン、1−((1RS,4SR)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)ヘプト−6−エン−3−オン又は1−((1RS,2SR,4SR)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)ヘキサ−5−エン−2−オンであることを特徴とする、請求項10に記載の化合物。
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