JP2013534450A - 湾曲形状ファスナ、湾曲形状ファスナを取り付けるための方法、キットおよびファスナ用製造ツール - Google Patents

湾曲形状ファスナ、湾曲形状ファスナを取り付けるための方法、キットおよびファスナ用製造ツール Download PDF

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Abstract

本発明は、ファスナ平面Eにおいて、2つの互いに相並んで、長手方向Lに延びるファスナチェーン(2),(3)を含む、分離された湾曲形状ファスナ(1)に関し、ファスナ(1)は、ファスナ平面Eにおいて、少なくとも1つの湾曲区分B1,B2で湾曲形状を有してなり、少なくとも1つの湾曲部分B1,B2においては、ファスナチェーン(2),(3)のそれぞれに、少なくとも1つの、ファスナ平面E内に湾曲形状を形成する、固定テープ(11,12,13,14)が平らな要素に取り付けるために配置される。

Description

本発明は、請求項1の上位概念に従った分離された湾曲形状ファスナ、湾曲形状ファスナを製造するためのツール、開いた壁開口部を密閉するための方法、およびシートと分離された湾曲形状ファスナとを有してなるキットに関する。
湾曲形状ファスナは、技術の水準において基本的には公知である。EP0364294A2から湾曲形状ファスナを製造するための方法が知られ、この方法においては、担持テープは膨潤するファイバからなり、したがって、溶剤を担持テープに付与することによってファイバは膨潤し、湾曲形状を有するファスナが得られる。この形状は、永続的には維持されない。この方法は機械的製造には適しておらず、費用もかかるものである。
さらにまた、FR2882384からテントに組み込まれた湾曲形状ファスナが知られる。
DE3218390A1から、防寒服の湾曲形状ファスナが公知であり、およびDE202006010617U1において、防塵パッキン用フレームが公知であり、この場合、フレームには開閉可能な扉が設けられている。湾曲形状はファスナを走行方向に湾曲させることによって達成される。小さい半径は、ファスナの走行方向においてファスナを少なくとも部分で湾曲させることによってのみ達成される。
DE7122407Aは、湾曲領域において刻み目をつけられた担持テープを備えるファスナに関し、湾曲内側にぎざぎざの刻み目がつけられ、刻み目がつけられたファスナにおいて重なりのない縫合が可能になる。
DE2038038から、2つの担持テープを有するファスナが知られる。このファスナは、ここでは、手術時に生じる切り傷を閉じるためにヒトの皮膚にあてがわれるものである。このファスナは、手術の前に、皮膚の部分にあてがわれて、開かれて、切り落としが開かれたファスナ内に持ち込まれて、手術が行われる。
このファスナは、衣服、テントシートまたはそれに類するものに縫い込まれ、縫い込みの過程で湾曲が得られる。
本発明の課題は、平らな手段において湾曲形状で簡単に組み込み可能であるファスナを提供すること、およびかかるファスナを製造するためのツールを提供することである。さらにまた、壁を開閉可能に密閉するための方法を提供すること、およびかかる密閉を得ることが可能であるキットを提供することである。
この課題は、請求項1の特徴を備える冒頭で述べたファスナによる第1の態様において、および請求項12に従った、複数の要素からなる製造ツールによる第2の態様において、および請求項5の特徴を有する方法による第3の態様において解決される。さらにまたこの課題は、請求項11に従ったキットによる第4の態様において解決される。
本発明は、第1の態様においては、永続的に安定して湾曲形状を維持し、したがって、平らな要素、たとえば、布地、特に、衣料用材料またはテントシートまたは類似のシートなどへの取り付けが容易になるという着想が利用されている。加えて、このファスナは、それらの2つの互いに相並んで延びるファスナチェーンに沿って、それぞれ、少なくとも1つの弓状に形成された固定テープを有し、この固定テープがファスナのその弓形形状を永続的に安定して維持してくれる。このファスナは、その場合、互いに相並んで延びるファスナチェーンによって形成されるファスナ平面において弓形形状に形成される。この場合、分離ファスナでは、ファスナは小さな物品として解釈される。分離されたファスナは、布地またはシートまたは類似物から分離して利用される。これは平らな材料には取り付けない。
好ましくは、ファスナチェーンのそれぞれは、少なくとも1つの、長手方向に垂直にいくつもの刻みの入った担持テープを備え、刻み部によるテープ区分は、各担持テープの湾曲形状を形成するために互いにずれている。ここでは少なくとも1つを条件としているが、他の関係においては、1、2、またはそれぞれのもっと大きな自然数でもよい。各担持テープに沿って、固定テープの1つが設けられる。切り込まれた両担持テープに沿って延びる固定テープはいずれも、好ましくは、荷重安定性と位置安定性とを有して担持テープに結合されて固定され、したがって、湾曲形状が維持されるので、テントシート、シート、衣料材などの平らな要素に、分離された湾曲形状のファスナを簡単に、しかも短時間に、取り付ける、貼り付ける、縫いつけることを可能とする。
好ましくは、スライダ裏側外側面上の少なくとも1つの固定テープには接着材が塗布され、それによってファスナをシート上に接着することが可能となる。
本発明の他のさらなる実施形態においては、少なくとも1つの固定テープ、好ましくは各固定テープが、湾曲状区分において、対応のファスナチェーンから離れて、および対応のファスナチェーンに沿って配設される。ファスナチェーンと固定テープとの間の間隔が設けられた溝に沿って、担持テープは縫合によって、布地に縫いつけることが可能である。好ましくは、固定テープは、まず、加熱によって担持テープ上で固定可能であり、縫い込まれた後にもう一度加熱によって担持テープから取り除くことが可能なポリエステルから成る。
本発明は、第2の態様において、湾曲形状のファスナを製造するための、いくつかの要素からなる製造ツールに関する。1つの要素は、2つのばね間に形成され、その幅がファスナチェーン間の距離に合わせられた、湾曲形状の溝を有してなる湾曲形状の固定ツールを有する。ファスナチェーンは、スライダに向けられた側によってこの溝内に挿入され、したがって、担持テープはどちらも、固定ツールのばねを越えて、脇の方に離れる。固定ツールは、表面上に押圧され、固定ツールから離れた担持テープのそれぞれの上では、スライダ側では、少なくとも1つの湾曲形状固定テープが接着される、縫い込まれるなどされる。従来のファスナが選択されると、そのファスナチェーンに沿って延びる両担持テープは、片側において、長手方向に垂直に切り込まれる。湾曲形状内側の担持テープには、ぎざぎざに切り込まれた刻み目、切れ目、焼目が設けられる一方、湾曲形状外側の担持テープには、直線の切れ目、刻み目、焼目が設けられる。焼目は、ヒーティングロッド、ヒーティングワイヤなどを用いて設けることが可能である。製造ツールの第2の要素は、湾曲形状の溝を有するプレートを備え、プレートの湾曲形状の溝の曲率半径と、固定ツールの湾曲形状溝の曲率半径とは一致しており、10.5〜13.5cmの範囲にある。合成樹脂のファスナチェーンから湾曲形状ファスナを製造する場合、10.5cmまでの曲率半径を利用することが可能であるが、スチール製ファスナの場合には13.5cmまでの半径はほとんど利用できない。ファスナの湾曲部においてスライダが引っ掛かってしまうからである。
課題は、第3の態様において、平らな要素に対して湾曲形状ファスナを取り付ける方法によって解決される。
特に、内部空間を修復する場合、内部に発生した埃を閉じ込めておくために、扉を設ける、窓を設けるなどのために開放させた壁を密閉することが必要になることがしばしばある。そのために、壁開放部は、切断可能なシートによって、実質的に完全に埃を閉じ込め、密閉される。シートが壁開放部の上にあてがわれて、シート側面は接着テープで壁に固定し、底辺は床に固定される。シートでこのように密閉された壁開放部には、発明に従えば、分離された湾曲形状のファスナが閉じた状態で取り付けられる、特には、接着される。湾曲形状のファスナは、好ましくは、U字状に形成され、Uの字の開いた部分は、好ましくは、上方に、すなわち天井側に配置する。開いた部分が左方、または右方にあるL字状、C字状ファスナであってもよい。
次いで、ファスナを開き、シートを、ファスナチェーン間のファスナ開口部に沿って切り開く。このようにして壁開口部を密閉する開閉可能な扉が得られる。
発明に従った方法の本発明のさらなる実施形態においては、湾曲形状ファスナは、布地面上に縫い付けられる。そのために、ファスナチェーンと、ファスナチェーンから離れた固定テープとの間に少なくとも1つの溝が挿入される。湾曲形状ファスナは、この溝を介して布地に固定される。布地は、ファスナを固定して縫い付ける場合、予め分割しておくことが可能である。また、他の場合には、固定して縫い付けられた、閉じたファスナは、固定縫い付けの後に開かれて、開かれたファスナチェーン間の布地が切断される。ファスナの滑りをより滑らかにするために、好ましくは、ポリエステルから成る固定テープを、事前に、または事後に暖めて、ファスナから引き離してもよい。
この課題は、第4の態様において、上記のように、切断可能なシートと分離された湾曲形状ファスナとを有してなる、壁開口部を開閉可能に密閉するための構成によって解決される。
本発明は、11の図面における実施形態に基づいて説明される。
2回湾曲した、本発明に従うファスナの平面図である。 図1aの線Ib−Ibに沿う断面図である。 ファスナのパターンを示す。 ツールを示す。 図2bのツールの上面図である。 ツールの断面図である。 図3aのツールの底面図である。 ツールの上面図である。 壁開口部を示す。 シートによって封止された図4aの壁開口部を示す。 シート扉を形成するための、図4aのシートに接着された図1aのファスナを示す。
発明に従ったファスナ1は、従来のファスナをさらに改良したものである。本発明のファスナは、第1および第2のファスナチェーン2,3を有し、該ファスナチェーン2,3は、双方向に移動するスライダ4を介して、閉じるためには互いに引っ掛け合い、開くためには互いから引き離される。ファスナ1の長手方向Lは、ファスナ1に沿って変わるけれども、常にファスナ平面Eにおいて延びる。ファスナ平面Eは、互いに相並んで設けられたファスナチェーン2,3によって張られる面である。ファスナ1は、図1aにおけるファスナ平面Eにおいては、湾曲して形成されているが、さらに多くの湾曲がある実施形態も可能であり、1回だけ湾曲して延びる実施形態も可能である。ファスナ1は、真っ直ぐに延びる区分A1,A2,A3と、2つの湾曲した区分B1,B2を有し、ファスナが、長手方向に垂直な方向における幅がおよそ8mmである場合、幅湾曲区分B1,B2のそれぞれの曲率半径rは、約r=12である。かかる曲率半径rの場合、従来の合成樹脂ファスナもまだ容易に開閉可能である。比較的小さなファスナチェーンの場合において、さらに小さな曲率半径も実施可能である。
2つの互いに相並んで延びるファスナチェーン2,3に沿って、それぞれ1つの担持テープ6,7が設けられる。湾曲区分B1,B2において、担持テープ6,7のそれぞれは、長手方向Lに垂直にその全幅にわたって切り込まれている。その区分を表す切り込みの見本を図2aが示している。湾曲内側の担持テープ6は、この場合、ぎざぎざ形状に切り込まれ、湾曲外側の担持テープ7は、湾曲区分B1,B2において直線状部分が設けられている。直線区分A1,A2,A3に沿っては、両担持テープに切り込みはない。担持テープは本来の形状を維持している。
図1bに従えば、この断面図において明らかなように、たとえばr=12の曲率半径rで適切に湾曲形状に形成された、スライダ裏側固定テープ11,12が貼り付けられる場合、担持テープ6,7のそれぞれは、スライダ裏面側8にある。担持テープ6,7それぞれのスライダ表側9には、たとえばr=12の曲率半径rで適切に湾曲形状に形成されたスライダ表側固定テープ13,14が貼り付けられる。湾曲形状内側の固定テープ11,13の断面は、実質的には同じであり、スライダ裏側、湾曲内部の固定テープ11は、湾曲内部のファスナチェーン2の幅の分だけ、これに対応するスライダ表側湾曲内部の固定テープ13よりも幅が広い。湾曲外部の両固定テープ12,14においても同様である。これら4つの固定テープは、ファスナ1の湾曲の一方に沿ってしか延びない。ファスナ1の両湾曲の他方も同様に形成される。これら4つの固定テープ11,12,13,14は、湾曲形状のファスナ1を、ファスナ平面において永続的に、湾曲形状の状態で固定する。したがって、ファスナ1を、さらなる加工、利用などのために、湾曲形状状態において簡単に取り扱い可能とすることができる。固定テープ11,12,13,14は、対応のファスナチェーン2,3から、いくらか間隔をあけて担持テープ6,7に固定される。ファスナチェーン2,3と、固定テープ11,12,13,14との間の間隔は、縫い目の設定に利用することが可能である。スライダ裏側の固定テープ13,14だけを、またはスライダ表側の固定テープ11,12だけを有するファスナ1も利用することが可能である。
図2aは、長手方向Lと2つのファスナチェーン2,3とを有する発明に従ったファスナ1の断面を示す。湾曲内部の担持テープ6は、およそ20°の刻み角を有する、ぎざぎざ形状の切り込み20が設けられる。ぎざぎざ幅は、最外縁部にて4mmある。各ぎざぎざ間の距離は12.66mmある。湾曲外側の担持テープ7に沿って、直線状切り込み区分21が、それぞれ互いに15.86mmの間隔をあけて設けられ、該切り込み区分は、ファスナ長手方向Lに垂直に延びる全長にわたって、0.8mmの幅を有する。
図2bは、両ファスナチェーン2,3が取り付けられる切欠き22を有してなる、ファスナ1を取り付けるためのツール23を示す。従来のファスナ1では、ファスナチェーン2,3はツール23の上に向きを変えて、切欠き22内に載置され、切断手段、燃焼手段、またはその他の手段(図示せず)を介して、図2aに従った切り込み20,21が、担持テープ6,7の両方内へと組み込まれる。
図2cは、図2bにおけるツールの上面図である。溝22が、湾曲形状区分B1内に湾曲形状をなして形成される。湾曲形状区分B1の両端部には、真っ直ぐな区分A1,A2がそれぞれ続く。ファスナ1(図示されず)は、ファスナチェーン2,3と共に、図2c上方から適切に形成された溝22内に押圧され、担持テープ6,7は、アイロンを使って暖められ、ツール23上に押圧される。好ましくは、溝22に沿ってツール23中に設けられる穴を通過する負圧を生じさせてもよく、この負圧が両担持テープ6,7を、穴を有するプレート23で支える。その後、下から両担持テープ6,7上へと、すなわち、担持テープ6,7の、穴を有するプレート23に向けられた側では、スライド裏側の固定テープ11,12が担持テープ6,7上に貼り付けられる。固定テープ11,12の場合、ポリエステルテープを使ってもよく、このテープは、担持テープ6,7上に外方からアイロンで熱を与えて固定することが可能である。スライダ表側固定テープ13,14には何も設けられない。
図3a,図3b,図3cは、2つの製造ツールを示しており、該ツールを用いて図2aにある、予め準備されたファスナ1を、形状の安定した最終的形状のものとすることが可能である。
図3aは、図3b中の線IIIa−IIIaに沿って切断された断面図である。図3aは、断面が矩形の銅管30を示しており、その下側には、2つのばね31がその外縁に沿って設けられ、それらばねの間に溝32が形成される。ばね31は、それぞれとの間の距離が8.1mmであり、ばねの幅はそれぞれ0.95mmである。ばねの高さは2、1mmあり、したがって、図2aにおいて予め準備されたファスナ1は、ファスナチェーン2,3と共にばね間の溝32内に挿入可能であり、したがって、両担持テープ6,7はばね31を介してわきに控えることになる。銅管30は、たとえば、下の台の上に湾曲状に曲げられたファスナ1をその自重で固定することができるだけの重さとする。銅管の側壁は、ばね31の外側と1直線をなす。
図3bは、図3aにおける銅管の底面図である。銅管30は、長手方向Lにおいて湾曲形状をなすように形成される。担持テープ6,7のスライダ表側外側面上に、内側においても外側においてもそれぞれ予め曲げられた湾曲形状の固定テープ11,12が、貼り付けられる、またはアイロンを当てられる、または溶接される。次いで、予め準備されたファスナ1が銅管30によって基台上で固定される。2つの湾曲形状の、スライダ裏側にある固定テープ11,12を貼り付けた後、ファスナ1を溝32から取り出し、図3cに従った銅プレート35の溝36内に挿入する。銅プレート35の溝36も同様に、幅8.1mm、奥行き2.1mmである。湾曲形状のファスナ1を、銅プレート35の溝内に挿入することによって、スライダ裏側の、担持テープ6,7の外側面を加工のために自由に利用することが可能である。スライダ裏側の、担持テープ6,7の外側面のいずれも、その上に、湾曲形状の固定テープ13,14が接着される。またはアイロンで付着させる。スライダ表側の固定テープ13,14は、各ファスナチェーン2,3とは接触せず、したがって、スライド4は、容易にスライド可能である。そうすることで、ファスナ1は最終状態に達することになる。
図4a,図4b,図4c,図4dは、開放可能な扉40を壁開口部41に設置するための発明に従った方法の3つの工程を示している。まず、壁開口部41を、たとえば、扉枠の形で密閉することが必要である。内部空間には、たとえば、建築工事などによってかなりの埃が発生するからである。この密閉のために、まず、壁開口部41の一側面に、埃が混入しないようにシート42を貼り付ける。この場合、ナイフで切断可能であれば、シート42は従来からの透明なシートの使用が可能である。シート42の縁は接着テープ43によって壁44に、場合によっては床45に固定される。図4bは、この状態を示している。次いで、壁開口部41に接着されたシート42上に、発明に従った、図1aに示すファスナ1が接着される。さらに、固定テープ11,12のスライダ裏側の外側面には接着層が設けられる。この接着層は、引き離し可能な保護シートで保護可能である。接着されるファスナ1は、閉じた状態でシート42上に接着される。このファスナはU字状をなし、U側は開放されて、上方に、すなわち、天井側では、シート42上に貼り付けられる。床側の固定テープを直接床に貼り付けてもよい。次いで、ファスナ1を開き、ファスナチェーン2,3間に現れるシート42を長手方向Lに沿って、ファスナチェーン2,3間で切断する。接着されるファスナ1はU字状であるので、開放可能な扉40が得られ、この扉40は、ファスナ1によって防塵を確保して閉じることができる。
1 ファスナ
2 ファスナチェーン
3 ファスナチェーン
4 スライダ
6 湾曲形状内側担持テープ
7 湾曲形状外側担持テープ
8 スライダ裏側側面
9 スライダ表側側面
11 スライダ裏側湾曲形状内側固定テープ
12 スライダ裏側湾曲形状外側固定テープ
13 スライダ表側湾曲形状内側固定テープ
14 スライダ表側湾曲形状外側固定テープ
20 直線切り込み
21 直線切り込み
22 溝
23 ツール
30 銅管
31 ばね
32 溝
35 銅プレート
36 溝
40 扉
41 壁開口部
42 シート
43 接着テープ
44 壁
45 床
L 長手方向
E ファスナ平面
A1 直線区分
A2 直線区分
A3 直線区分
B1 湾曲形状区分
B2 湾曲形状区分
r 曲率半径

Claims (13)

  1. ファスナ平面(E)において、2つの互いに相並んで、長手方向(L)に延びるファスナチェーン(2,3)を含む、分離された湾曲形状ファスナ(1)であって、ファスナ(1)は、ファスナ平面(E)において、少なくとも1つの湾曲区分(B1,B2)に湾曲形状を有してなり、ファスナチェーン(2,3)のそれぞれには、少なくとも1つの、長手方向(L)に垂直に切り込まれた複数個の切り込みを有する担持テープ(6,7)が配設される湾曲形状ファスナ(1)において、担持テープ(6,7)に沿った少なくとも1つの湾曲区分(B1,B2)においては、ファスナ平面においてファスナ(1)の湾曲形状を、永続的に、湾曲形状状態を固定する少なくとも1つの固定テープ(11,12)が設けられることを特徴とする湾曲形状ファスナ。
  2. 固定テープ(11,12)は、平らな要素への接着のための接着外側面を有することを特徴とする、請求項1に記載の湾曲形状ファスナ。
  3. 少なくとも1つの固定テープ(11,12)は、湾曲区分(B1,B2)において、対応のファスナチェーン(2,3)から離れて、および対応のファスナチェーン(2,3)に沿って配設されることを特徴とする、請求項1または2に記載の湾曲形状ファスナ。
  4. 固定テープ(11,12)はポリエステルから成ることを特徴とする、請求項3に記載の湾曲形状ファスナ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の、閉じた、分離された湾曲形状ファスナ(1)を平らな要素(42)に配置し、
    ファスナ(1)を平らな要素(42)に永続的にしっかりと固定し、
    固定されたファスナ(1)を開き、
    平らな要素(42)を開かれたファスナチェーン(2,3)間で切り開くことによって、平らな要素(42)に湾曲形状ファスナ(1)を取り付ける方法。
  6. 壁開口部(41)が切断可能なシートによって実質的に完全に塞がれ、
    閉じた、分離された湾曲形状ファスナ(1)がシート側に接着され、
    固定されて接着されたファスナ(1)が開かれ、
    ファスナチェーン(2,3)間のシートが切断されることによって、壁開口部(41)を開閉可能に密閉するための請求項5に記載の方法。
  7. 接着される外側に残る残余のシートを有するファスナ(1)が、残余のシート(42)から切り取られ、残余のシートが、ファスナ(1)をさらに利用する前に接着される外側から引き離されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. ファスナチェーン(2,3)間にそれぞれ少なくとも1つの縫合部と、ファスナチェーンから離れて配置された固定テープ(11,12)とを有する分離されたファスナ(1)が布地に固定して縫い付けられることによって、布地に湾曲形状ファスナ(1)を縫い付けるための、請求項5に記載の方法。
  9. 固定されて縫い付けられたファスナ(1)が開かれ、開かれた両ファスナチェーン(2,3)の間で、布地が切断されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 固定テープ(11,12)が加熱され、縫い付けられたファスナ(1)から取り除かれることを特徴とする、請求項8または9に記載の方法。
  11. 切断可能なシート(42)と、請求項1〜4のいずれか1項に記載の分離された湾曲形状ファスナ(1)とを含むことを特徴とする組み立て体。
  12. 湾曲形状の溝(32)を有する湾曲形状固定ツール(30)と、溝(32)の幅が、ファスナチェーン(2,3)の間隔に一致しており、曲率半径rが10.5cm〜13.5cmの範囲にあり、曲率半径rが固定ツール(30)の曲率半径に対応する湾曲形状溝(36)を有するプレート(35)とを備える、湾曲形状ファスナ(1)のための複数部分から成る製造ツール(30,35)。
  13. 直線状の溝(22)を有するプレート(23)を含むことを特徴とする請求項12に記載の複数の部分からなる製造ツール(30,35)。
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