JP2013533033A - 引抜き部分を有するキャビネット家具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、引抜き部分1を備えるキャビネット家具に関する。引抜き部分は、引抜きガイド2のレール4と連結される。引抜き部分は、後側領域内でレールから持ち上がって外れないようにされるとともに、後側領域内でレールに対して横方向に変位しないようにされ、キャビネットは、成形部品6が引抜き部分をレールの前端領域に結合するために引抜き部分またはレールに取り付けられるように設計され、成形部品はそれぞれ、互いに平行に延び、互いに離間され、かつ対応するレールを、レールの前側に対して開放している長手方向スリット16の領域で貫通する2つのスプリングバー12を備える。各スプリングバーは、互いに離れて広がるラグ13を備えるとともに、相対する方向に互いに離れて広げられた取付け脚14を備える。脚は、レールの前側の方向の変位に対して、それぞれの長手方向スリット内に支持される。
【選択図】図10

Description

本発明は、引抜き部分、好ましくは引出しを有するキャビネット家具に関する。この引抜き部分は、引抜きガイドの走行用レールと連結され、走行用レールに対してすべての座標方向に固定され、必要に応じて走行用レールから工具なしに取外し可能であり、引抜き部分は、後方領域内でレールから持ち上がって外れないようにするとともに、後方領域内でレールに対して横方向に変位しないようにされたものである。
この種のキャビネットは一般的に知られており、一般に、引抜きガイドの走行用レールに関連して簡単な方法で固定されうるとともに、必要に応じて走行用レールから簡単な方法で工具の援助なしに同様に除去されうるという利点を提供する。
本発明は、上述した種類のキャビネット家具を提供するという目的に基づいており、引抜き部分と走行用レールとの間の解除可能な連結は、構造上の観点から例外的に簡単な手段を用いて実現され、走行用レールからの引抜き部分の潜在的除去は、技術的に熟練していない業者でも容易に可能である。
この目的は、本発明によれば、引抜き部分を走行レールの前端領域に結合するために成形部品が引抜き部分または走行用レールにそれぞれ取り付けられるような方法で達成され、成形部品はそれぞれ、互いに平行に延び、互いに離間され、かつそれぞれの走行用レールを、走行用レールの前側に向かって開放している長手方向スリットの領域、または結合されるべき引抜き部分に対応しかつ引抜き部分の後側に向かって開放している長手方向スリットの領域で貫通する2つのスプリングバーを備え、2つのスプリングバーは、長手方向スリットを貫通するスプリングバーの端部に相対する方向に互いに離れて広がるラグを備えるとともに、各長手方向スリットの開口部と向かい合うスプリングバーの端部にやはり相対する方向に互いに離れて広げられた保持脚を備え、保持脚は、走行用レールの前側の方向の変位に対して、それぞれの長手方向スリット内に形状的にぴったり合う方式および/または摩擦ロックされる方式で支持される。
公知の走行用レールの後端領域にある手段に加えて、本発明による引抜き部分を引抜きガイドの走行用レール上に解除可能に固定するために、2つの成形部品のみが必要であり、成形部品は、成形部品の前端領域で引抜き部分に固定され、走行用レールと結合した後で引抜き部分を3つの座標方向すべてに固定する。
別の解決手段は、成形部品を走行用レールの前の領域に固定し、引抜き部分と結合した後で成形部品を引抜き部分の長手方向スリット内で3つの座標方向すべてに固定するというものであり、長手方向スリットは引抜き部分の後側に向かって開放している。
これは、引抜き部分が走行用レールから除去される必要がある場合、引抜き部分が走行用レールに関連して引抜き部分の前端領域内で上方へ持ち上げられるように行うことができ、それによって走行用レールからの成形部品の分離が引き起こされる。このことは、長手方向スリットを貫通するスプリングバーの端部で突出するラグが、スプリングバーの弾性特性の結果として引抜き部分を持ち上げることにより、上方向きの力を及ぼして圧縮され、それぞれの長手方向スリットを通って引っ張られうるような形で可能になる。
しかしながら、この方向の偶発的な解除は完全に除外される。それぞれの力が、通常動作で、あるいはスプリングバーの下端部にある突出ラグを、突出ラグがそれぞれの長手方向スリットを通って上方に案内されうるほどにまで圧縮するのには適していないような(すなわち、引抜き部分が引き抜かれるかまたは押し込まれたときの)大きさだけで生じることはないからである。
引抜き部分が意図的な操作後に前端領域内で(上述したように)走行用レールから分離されるとすぐに、引抜き部分は、走行用レールから引抜き部分の長手方向に引き抜くことができる。走行用レールに関連して引抜き部分を固定することが、後端領域内で走行用レールの長手方向軸線に対して横方向だけに行われ、したがって、走行用レールの長手方向での障害のない引抜きが可能であるからである。
引抜き部分が走行用レールに再び結合されるべき場合、引抜き部分は走行用レール上に水平状態で置かれ、この水平状態では、2つの成形部品が長手方向スリットの開放端の前に配置されている。その結果、それぞれの成形部品は、それぞれの成形部品のスプリングバーで、引抜き部分を挿入方向に変位させることにより、この目的で設けられた長手方向スリット内に押し込めることができ、ラグの端部で相対する方向に互いに離れて広がるラグが長手方向スリットを貫通すると、走行用レールの後ろで長手方向スリットの領域内に係合し、したがって引抜き部分が走行用レールから偶発的に持ち上がって外れないようにする。長手方向スリットのそれぞれの開口部と向かい合うスプリングバーの端部に設けられた保持脚は、長手方向スリット内への挿入中に圧縮され、長手方向スリット内に形状的にぴったり合う方式および/または摩擦ロックされる方式で長手方向スリット内に支持することができる。その結果、引抜き部分は、走行用レールに関連する相対的変位に対して確実に固定され、したがって、引抜き部分は、走行用レールに対してすべての考えられる座標方向に固定される。
本発明の他の特徴は従属請求項の主題である。
本発明の諸実施形態は添付の図面に示されており、以下により詳細に説明する。
平行に配置された2つの引抜きガイド上の、結合された配置のキャビネット家具(図示せず)の引出しの形をとる引抜き部分の概略側面図である。 第1の解除位置にある図1に対応する引抜き部分の側面図である。 第2の解除位置にある図1および図2に対応する引抜き部分のそれぞれの更なる側面図である。 取付け前の位置にある図1から図3による引抜き部分を概略的に示す底面図である。 図4に参照番号Vで示されている細部の拡大図である。 最終取付け位置にある図4に対応する引抜き部分の底面図である。 図6に参照番号VIIで示されている細部の拡大図である。 引抜き部分を有する引抜きガイドの斜視部分図であり、引抜きガイドは、図1から図7による引抜き部分に固定され、図を見やすくするために示されておらず、アダプタ、したがって引抜き部分を引抜きガイドの走行用レールに結合するための成形部品を備える。 図8の反対側の図から見られる、成形部品に加えた引抜きガイドおよびアダプタの斜視図である。 引抜きガイドの走行用レールおよび前記レールに結合された成形部品の 図10aに対応する視野方向での走行用レールおよび成形部品の種々の図である。 本発明の別の実施形態による、走行用レールおよび前記レールに結合された成形部品の種々の詳細図である。 図12aによる視野方向での走行用レールおよび成形部品の種々の図である。 成形部品の種々の図である。 成形部品と引抜き部分のアダプタとの連結領域の部分断面図である。 限度内で変位することができる、成形部品とアダプタとの間の連結部を有する、図15に対応する部分断面図である。
図1〜図7は、詳細には示されていないキャビネット家具の引抜き部分全体を参照番号1で示す。引抜き部分はこの特定の実施形態では引出しとして構成されている。
周知のように、引抜き部分1は、キャビネット家具の本体内で引抜きガイド2によって長手方向(すなわち前後方向)に変位可能な方式で保持されかつ案内される。
引抜きガイド2は、引抜き部分1の2つの前後方向に延びる側面の領域にそれぞれ配置され、本体側面上に固定されうる少なくとも1つのガイドレール3と、引抜き部分1に連結されうる走行用レール4とを備える。オプションとして、引抜きガイド2は、引抜きを延長するとともに、この場合は従属関連性のあるミドルレールも備える。
引抜き部分1と引抜きガイド2の走行用レール4との連結は、走行用レール4上の後端領域に設けられたいわゆるキャッチフック5と、引抜き部分1が取り付けられたときに各走行用レール4のキャッチフック5がその中に係合する、引抜き部分1の後端領域内の開口部(図面には示されていない)とによって、走行用レール4および引抜き部分1の後方領域で行われる。後端領域内でのこの連結手法は一般的に知られており、したがってより詳細には説明しない。キャッチフック5が走行用レール4の後端領域にあり、キャッチフック5が引抜き部分1の後部開口部内で係合する結果として、引抜き部分1は、後端領域で走行用レール4に対して、走行用レール4の長手方向軸線に対して横方向に垂直だけでなく水平にも変位しないようにされることに留意されなければならない。キャッチフック5で引抜き部分1を走行用レール4の長手方向に固定することはできない。
引抜き部分1の既述の連結の代わりに他の既知の変形形態が走行用レール4の後端領域に使用されうることは理解されよう。
前端領域では、引抜き部分1と走行用レール4の連結は、引抜き部分1上に、アダプタ7に直接的または間接的に締結された成形部品6を介して行われ、アダプタ7は周知の方式で引抜き部分1と固く連結される。
成形部品6は、金属、好ましくはばね鋼で一体に製作されることが好ましく、アダプタ7に対する連結領域にポケット8を備え、アダプタ7から突出する舌状部9がアダプタ7内に係合することになる。このことは、特に図15および図16に示されている。
これについて、舌状部9の上側を覆う成形部品6の材料層には、ポケット8の方向に突出するラッチ用舌状部10が設けられ、ラッチ用舌状部10はそれぞれの舌状部9の凹所11内に係合する。凹所11は、ラッチ用舌状部10が凹所11内にラッチ(掛止め)してから成形部品7がもはや変位することができないような寸法にすることができる。すなわち、凹所11の寸法を、図16に示されているように、成形部品6が走行用レール4の長手方向軸線に対して横方向にわずかに変位する可能性がまだありうるようにすることも可能である。好ましくは、成形部品6は変位不能であり、他方の成形部品6は互いにある距離を置いて配置された2つの走行用レール4の間の公差補正を可能にするために限度内で変位可能である一実施形態が、本発明の概念全体の範囲内で好ましい。
各成形部品6には、互いに対して平行に延びかつ互いにある距離を置いて配置された2つのスプリングバー12が設けられ、2つのスプリングバー12は、スプリングバー12の下端部に相対する方向に互いに離れて広げられたラグ13を備える。
走行用レール4の前側と向かい合うスプリングバー12の端部において、スプリングバー12には、同様に相対する方向に互いに離れて広げられた保持脚14が設けられる。
挿入方向に見てスプリングバー12の前端部において、スプリングバー12には、向かい合うことにより離れて曲げられかつスプリングバー12を起点とするガイドラグ15が設けられる。
成形部品6のこうした構造的構成は、図14a〜図14fに特に詳細に示されている。
走行用レール4にはそれぞれ、走行用レール4の前端部に向かって開放している長手方向スリット16が設けられる。それぞれの長手方向スリット16には挿入開口部17が設けられ、挿入開口部17の幅は相互に離れて広げられた保持脚14の自由端の距離より小さい。走行用レール4の前側に向かって見られるように、それぞれの挿入開口部17は挿入ベベル18によって制限される。
互いに向かい合うガイドラグ15および挿入ベベル18の結果として、成形部品18はそれぞれの走行用レール4の長手方向スリット16内に確実に導入されることができる。すべての成形部品6が挿入方向に引抜き部分1と固く連結されるので、すべての成形部品6は、引抜き部分1を家具本体内に挿入する間、それぞれの長手方向スリット16内へ引抜き部分1の挿入経路の最終限界に至るまで変位する。この挿入状態では、保持脚14の自由端は、挿入開口部17に関連して拡張された長手方向スリット16の領域19内に支持され、このことは、図11a〜図11cによる本発明の実施形態のように、ラッチ用歯20に、あるいは長手方向スリット16の拡張領域19の直線状のフランク上に保持脚14の外側縁部に切欠き部を設けることにより、行うことができる。言い換えると、成形部品6の押し返しに逆らって保持脚14を固着、固定、または支持することが、形状的にぴったり合う方式および/または摩擦ロックされる方式で行うことができる。
その結果、引抜き部分1は、家具本体内に最初に完全に挿入された後、走行用レール4に対して前後方向に変位しないようにされる。
図13、図15および図16に明瞭に示されているように、成形部品6のスプリングバー12は挿入状態で長手方向スリット16の区間22内にあり、区間22の幅は2つのスプリングバー12の距離に対応し、区間22の長さは、保持脚14が挿入開口部17を通過しているときの位置でラグ13が区画22に既に入っているような寸法にされる。ラッチ用歯20を有する実施形態では、ラッチ用歯20の領域内の区間22の寸法は、長手方向スリット16の対向フランク上の歯によって決定される。その結果、引抜き部分1は、走行用レール4に対する水平横方向変位に対して固定される。
引抜き部分1が走行用レール4から持ち上がって外れることは、スプリングバー12の下端部で逆向きに離れて広げられたラグ13によって妨げられ、このことはやはり図15および図16に明瞭に示されている。その結果、引抜き部分1は、走行用レール4との相対的な変位に対してすべての座標方向に取り付けるのを完了した後で固定される。
必要または望ましいと思われる取外しの場合、図2に示されているように、引抜き部分を引抜き部分の前端領域で上方に持ち上げれば十分である。持ち上げている間、ラグ13は、成形部品全体のばね能力の結果として共に押圧され、長手方向スリット16のすぼまった区間22の中を移動する。したがって、引抜き部分1は、図3に示されているように、走行用レール4の前端領域から切り離され、家具本体からさらに引くことにより走行用レール4から完全に分離することができる。これは、引抜き部分1が走行用レール4の後部キャッチフック5から容易に引き出すことができるからである。
引抜き部分1が再び取り付けられる場合、引抜き部分1を走行用レール4に引抜き部分1の水平状態で載せれば十分であり、この状態では、図4および図5により詳細に示されているように、成形部品6は依然として長手方向スリット16の外側に配置されている。引抜き部分1の摺動により、キャッチフック5は、引抜き部分1の後方開口部に向かって係合領域に入り、成形部品6は、後方保持脚14の一時的な圧縮を受けて挿入開口部17から長手方向スリット16の領域内へ導入され、次いで、走行用レール4に関連して前述したような方式で固定される。
成形部品6の一方は、走行用レール4に関連して一定の限度内で横方向に移動可能であり、それによって走行用レール4の互いに対する異なる距離で公差が補正されうることが、既に上述されている。成形部品6を長手方向スリット16内に通すのは、一方の挿入ベベル18と挿入先端部を形成するガイドラグ15を挿入することによって単純化される。
図示の実施形態では、成形部品6はアダプタ7の前述した舌状部9に固定され、アダプタ7はアダプタ7の一部が引抜き部分1に固く連結される。
アダプタ7は、側面フレームを支持するために周知の方式で使用される。しかしながら、引抜き部分が異なって配置され、アダプタを備えていない場合には、成形部品6は引抜き部分に直接締結されることもできることに留意されなければならない。
保持脚14の端部が支持されているラッチ用歯20は、図11a〜図11cによる実施形態と同様に、長手方向スリット16の両側に対称的に配置することができる。しかしながら、ラッチ用歯20を長手方向スリット16の長手方向に相互にオフセットされる方式で配置することも可能であり、したがって、より微細な格子構成がラッチ用歯20の極めて微細な区域を必要とせずに実現され、それぞれただ1つの保持脚14がこれらの配置の対応するラッチ用歯20の中に係合することができる。オフセットされたラッチ用歯20は図5および図7により詳細に示されており、ラッチ用歯20上での保持脚14の係合は図7に示されている。
上に示されている実施形態に対する別の解決法は、成形部品6が走行用レール4に固定されることもできることである。この場合もまた、成形部品6がしっかりと締結され、他の成形部品6が、関連する走行用レールに対して限度内で横方向に変位可能となるように締結されたときに有利である。この場合は、引抜き部分1または引抜き部分1に固定されたアダプタ7の各部分に、引抜き部分の後側に向かって開放している長手方向スリット16が設けられる。このことは、上述した諸実施形態による構造的な原理の運動学的反転に実質的に関係する。
1…引抜き部分、2…引抜きガイド、3…ガイドレール、4…走行用レール、5…キャッチフック、6…成形部品、7…アダプタ、8…ポケット、9…舌状部、10…ラッチ用舌状部、11…凹所、12…スプリングバー、13…ラグ、14…保持脚、15…ガイドラグ、16…長手方向スリット、17…挿入開口部、18…挿入ベベル、19…領域、20…ラッチ用歯、21…フランク、22…区間

Claims (13)

  1. 引抜き部分(1)、好ましくは引出しを備えるキャビネット家具であって、
    前記引抜き部分(1)が、引抜きガイド(2)の走行用レール(4)と連結され、前記走行用レール(4)に対してすべての座標方向に固定され、必要に応じて前記走行用レール(4)から工具なしに取外し可能である、キャビネット家具において、
    前記引抜き部分(1)が、後方領域内で前記走行用レール(4)から持ち上がって外れないようにされるとともに、後方領域内で前記走行用レール(4)に対して横方向に変位しないようにされ、前記引抜き部分(1)を前記走行用レール(4)の前端領域に結合するために、前記引抜き部分(1)または前記走行用レール(4)に取り付けられた成形部品(6)が設けられ、
    前記成形部品(6)がそれぞれ、互いに平行に延び、互いに離間され、そして、前記それぞれの走行用レール(4)を、前記走行用レールの前側に向かって開放している長手方向スリット(16)の領域、または結合されるべき前記引抜き部分(1)に対応しかつ前記引抜き部分(1)の後側に向かって開放している長手方向スリットの領域で貫通する2つのスプリングバー(12)を備え、
    前記スプリングバーが、前記長手方向スリット(16)を貫通する前記スプリングバーの端部に、相対する方向に互いに離れて広がるラグ(13)を備えるとともに、前記長手方向スリット(16)の各々の開口部と向かい合う前記スプリングバーの端部に、相対する方向に互いに離れて広げられた保持脚(14)を備え、
    前記保持脚が、前記走行用レール(4)の前側の方向の変位に対して、それぞれの前記長手方向スリット(16)内に形状的にぴったり合う方式および/または摩擦ロックされる方式で支持されることを特徴とする、キャビネット家具。
  2. 前記保持脚(14)が、前記長手方向スリット(16)の縁領域内の鋸歯状のラッチ用歯(20)に支持されることを特徴とする、請求項1に記載のキャビネット家具。
  3. 前記保持脚(14)が、前記長手方向スリット(16)の直線状の側面フランク(21)に切欠き部を設けることによって固定されることを特徴とする、請求項1に記載のキャビネット家具。
  4. 前記長手方向スリット(16)を貫通する前記スプリングバー(12)の端部に設けられた前記ラグ(13)が、前記長手方向スリット(16)の側面境界を越えて突出することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のキャビネット家具。
  5. 前記スプリングバー(12)が、前記長手方向スリット(16)を区間(22)内で遊びのない方式または実質的に遊びのない方式で貫通することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のキャビネット家具。
  6. 前記長手方向スリット(16)内への前記成形部品(6)の挿入を容易にする目的で、挿入方向に見た場合に、互いの方に向かって離れて曲げられたガイドラグ(15)が前部にある前記スプリングバー(12)の端部に設けられることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のキャビネット家具。
  7. それぞれの前記長手方向スリット(16)には、前記長手方向スリット(16)の開放端領域に挿入開口部(17)が設けられ、前記挿入開口部(17)が挿入ベベル(18)によって拡張されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のキャビネット家具。
  8. 前記成形部品(6)が、前記引抜き部分(1)または前記走行用レール(4)上に直接的または間接的に連結されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のキャビネット家具。
  9. 前記成形部品(6)がそれぞれ、前記引抜き部分(1)と剛体的に連結されたアダプタ(7)に連結されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のキャビネット家具。
  10. 前記成形部品(6)が、前記アダプタ(7)の水平に配置された舌状部(9)に押し付けられ、前記舌状部(9)の凹所(11)内に係合するラッチ用舌状部(10)によって変位しないようにされることを特徴とする、請求項9に記載のキャビネット家具。
  11. 前記成形部品(6)の一方が、前記走行用レール(4)の長手方向に対して横方向に変位不能であり、他方の前記成形部品(6)が、前記走行用レール(4)の長手方向軸線に対して横方向に限度内で変位可能であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のキャビネット家具。
  12. 前記長手方向スリット(16)の相互に対向するフランク領域内に配置された前記ラッチ用歯(20)が、互いに対して鏡像対称の形で配置されることを特徴とする、請求項1〜11の一項に記載のキャビネット家具。
  13. 前記長手方向スリット(16)の相互に対向するフランク領域上に設けられた前記ラッチ用歯(20)が、前記走行用レール(4)の長手方向に互いに対して相互にオフセットされる方式で配置されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のキャビネット家具。
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