JP2013532350A - ガス放電ランプ - Google Patents

ガス放電ランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2013532350A
JP2013532350A JP2013511770A JP2013511770A JP2013532350A JP 2013532350 A JP2013532350 A JP 2013532350A JP 2013511770 A JP2013511770 A JP 2013511770A JP 2013511770 A JP2013511770 A JP 2013511770A JP 2013532350 A JP2013532350 A JP 2013532350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
stripe
stripes
light
circumference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013511770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013532350A5 (ja
JP6010022B2 (ja
Inventor
ルカス ケッペル
ミヒャエル ハーケ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV, Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2013532350A publication Critical patent/JP2013532350A/ja
Publication of JP2013532350A5 publication Critical patent/JP2013532350A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6010022B2 publication Critical patent/JP6010022B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/30Vessels; Containers
    • H01J61/35Vessels; Containers provided with coatings on the walls thereof; Selection of materials for the coatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/17Discharge light sources
    • F21S41/172High-intensity discharge light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/33Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
    • F21S41/334Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/40Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
    • F21S41/43Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades characterised by the shape thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V17/00Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages
    • F21V17/04Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages the fastening being onto or by the light source
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/30Vessels; Containers
    • H01J61/34Double-wall vessels or containers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

本発明は、容器5を有し、容器5は、ランプの両側それぞれにおいて、水平面Pとランプの各側の長手方向のストライプS,S´の上端16,17とによってランプ中心に定められる角度βH1,βH2が、少なくとも10°、より好ましくは少なくとも13°、さらに好ましくは少なくとも15°を有するように、ランプ1の中心を通る長手方向の軸Xを通る水平面Pより下方に容器5の表面上に配置された少なくとも1つの長手方向のストライプS,S´で部分的に被覆されている、ガス放電ランプ1について説明する。また、本発明は、明/暗のカットオフライン31及び肩32を有する特定のビームプロファイル3を与えるために、ランプ1から生じた光L20A,L20B,L21A,L21Bを外側へ偏向させることを実現する反射内面を有し、ランプ1、特に請求項1乃至12のいずれか1項に記載のランプ1は、反射器8内に水平に置かれ、反射内面は、水平面Pより下方の7.5°と15°との間でランプ1から放射された光L20A,L20B,L21A,L21Bの一部L21A,L21Bをビームプロファイル3を有する特定の領域21A,21Bへ偏向させることを実現する少なくとも1つのビーム形成領域81A,81Bを有する、ランプ1のための反射器8についても説明する。さらに、本発明は、かかる反射器8と、ランプ1、特に本発明に従ったランプ1と、を有する、照明アセンブリ9についても説明する。

Description

本発明は、ガス放電ランプ,反射器及び照明アセンブリを記述する。
強く明るい光を提供できるので、高輝度放電ランプ(HIDランプ)が、自動車ヘッドランプのアプリケーションで広く用いられている。交通の安全性を確保するため、ビームプロファイル、色温度、ランプ駆動特性、ランプ寸法などの、上記ランプの特性が、異なる国において適切な規則によって規制される。例えば、ヨーロッパでは、ヘッドランプによって放射されることになるビームプロファイル、即ち、ロー(すれ違い用)ビームの形状及びハイ(走行用)ビームの形状は、ECE−R98によって規制されている。ここで、「ECE」は、「Economic Commission for Europe」の略である。これに対し、上記ヘッドランプに用いられる放電光源の設計固有の側面は、ECE−R99によって規制されている。大抵の場合、これらの規則で規制されるランプは、単純に、「D3S」、「D4R」などの、それらの型番によって称される。
ヘッドランプ構成内の反射器とともに用いられる、R型ランプ(例えば、D4Rランプ)は、例えば、グレアを防止し所望のカットオフを得るなど、所望のビーム形状を得るべく、光の幾らかを遮断、反射または吸収するため、外側容器に配置された不透明な「ストライプ」を持つ。これらのストライプは、一般的には、欧州特許出願公開第0708978B1号で述べられたような、照明アセンブリの反射器内に本質的に水平に搭載されるランプの長さに沿って配置された「水平」ストライプと、「垂直」ストライプ、即ち、ランプベースの近くのランプの円周周りに配置されたストライプとを有する。そのような従来技術のランプにおける水平ストライプは、カットオフの下方で高輝度レベル、且つ、カットオフを越えると非常に低い輝度レベルを達成するために、ランプの両側の比較的高い位置に配置される。一方、これらは、一部の光を事実上遮断し、これは事実上の無駄となる。従って、かかるストライプを具備するランプの全光出力及び効率は、ストライプを具備しない同等のランプよりも著しく低い。自動車用ランプは、視認性及び安全上の理由で、できる限り多くの光をフロントビームへ届けるべきであるため、この光損失は相当な欠点である。ストライプによって吸収または遮断された光は、ランプの過熱にも寄与し、ランプの寿命の短縮化をもたらし得る。これは、例えば35WD4Rランプの場合、内側容器またはバーナが比較的大きく、バーナと外側容器との間にわずかな隙間しかないためである。バーナのガラス壁は、従って、外側容器のガラス壁に非常に接近しており、関連する熱伝導率の係数は高い。高温は、ランプが古くなるにつれ、ランプ電圧の増加を引き起こし、従って、ルーメン出力の低下を引き起こし、ちらつきの発生をもたらし得る。また、温度上昇は、ランプによる光出力の色における好ましくない変化とも関係している。高温の他の望ましくない副作用は、垂直ストライプの下のランプのピンチ領域内のひび割れの発生である。これは、ランプの使用寿命を短縮化し得る。
従って、本発明の目的は、上記ランプの寿命を延ばすことである。
この目的は、請求項1に記載のガス放電ランプ、請求項13に記載の反射器、及び、請求項15に記載の照明アセンブリによって達成される。
本発明によれば、ランプは、容器を有し、この容器は、ランプの両側それぞれにおいて、水平面とランプの各側の長手方向のストライプの上端とによってランプ中心に定められる角度が、少なくとも10°、より好ましくは少なくとも13°、さらに好ましくは少なくとも15°を有するように、ランプの中心を通る長手方向軸を通る水平面より下方の容器の表面上に配置された少なくとも1つの長手方向のストライプで部分的に被覆されている。
自動車用フロントビームのためのガス放電ランプは、一般的には、本質的にパラボラ反射器内に水平に搭載される。反射器の右手側に集められたアーク像が、逆さまに、即ち反転されて、容器の前方のビームプロファイルの左手側へ反射される一方、反射器の左手側に集められたアーク像が、ビームプロファイルの右手側へ逆さまに反射されるであろう。ビームプロファイル内のアーク像の向きは、ランプの光軸によって定義される水平基準面に対する、ランプによって放射された光の角度に対応する。水平なランプ搭載位置では、長手方向のストライプも、本質的に水平に配置される。従って、以下では、長手方向のストライプは、単純に、「水平」ストライプとして称されることもある。さらに、「ストライプ」及び「ピンストライプ」なる文言は、ほとんど同じ意味で用いられ得る。また、「本質的に」なる文言は、配置に関する文脈で用いられる場合、特定の配置からのごく僅かなずれを含むと解されるべきである。
水平ストライプの独創的な配置は、多くの利点を持つ。
例えば、ランプの寿命は、好ましいことに、延ばされ得る。これは、水平ストライプが、容器の「より冷たい」領域、即ち、容器の底により近い領域に配置されるためである。結果として、より低い水平ストライプがランプ温度に与える影響は深刻ではなく、ランプ内温度は、より広い水平ストライプを有する従来技術のランプ内で達した高レベルには及ばない。より低い温度は、光束の改善、及び、ランプが古くなるにつれて生じるランプ電圧の目立った増加の抑制に関係する。これは、電極のバーンバックが目立たないためである。さらに、水平ストライプの上端が従来技術のランプに比してより低いレベルに配置されるため、水平ストライプは、従って、有用な光をほとんど遮断しない。長手方向のストライプの上端によって定められる角度領域が小さいほど、即ち、ストライプがランプ両側のより低い下方に配置されるほど、付加的なグレアを全く発生させることなく、車両の前方25m〜60mの領域におけるフロントビームのためのより高い光束が得られる。ビームプロファイルを操るために配置された水平ストライプを有する従来技術のランプでは、水平面より下方の約7.5°と15°との間の角度領域でランプによって放射される光が事実上遮断され、ランプ内温度を好ましくないレベルまで上昇させる。
本発明に従ったランプの水平ストライプは、自動車用ヘッドランプのための現在適用可能な規則で規定されるような円周周りの、即ち「垂直」ストライプと適切に組み合わされてもよい。このようにして、本発明に従ったランプは、任意の既存の電子機器または接続用部品を交換する必要なしに、従来技術のD4Rヘッドランプの代わりに使用され得る。
本発明によれば、ランプのための反射器は、明/暗のカットオフラインを有する特定のビームプロファイルを与えるために、ランプから生じた光を外側へ偏向させることを実現する反射内面を有し、ランプ、特に本発明に従ったランプは、反射器内に水平に置かれ、反射内面は、水平面より下方の0°と少なくとも10°との間の範囲でランプから放射された光の一部またはごく僅かを明/暗のカットオフライン近くのビームプロファイル内の特定の領域へ偏向させることを実現する少なくとも1つのビーム形成領域を有する。ここで、「反射器内に水平に置かれ」なる文言は、ランプの水平長手方向の軸が本質的に反射器の水平な光軸と一致することを意味するものと解されるべきである。換言すれば、ランプの水平長手方向の軸は、反射器の水平な光軸に対して傾斜されていない。
また、本発明に従った反射器は、好ましくは、フロントビーム照明アセンブリ内の従来技術の反射器の代わりに使用されることができるように実現される。本発明に従った反射器により、自動車用フロントビームのためのビームプロファイルの最重要な部分の1つが、規則内で設計されたビームプロファイルコンディションをなお満たしながら、最適に照射できる。
本発明によれば、照明アセンブリは、上記の反射器と、ランプ、特に本発明に従ったランプとを有する。
従属請求項及び後続の記述は、本発明の特に有利な実施形態及び特徴を開示する。
好ましくは、部分的な被覆は、ランプの容器表面上に塗布された不透明な塗料などの適切な塗料を有してもよい。部分的な被覆は、任意の適切な方法で、例えば、ランプの容器上に適した材料のストライプを塗布することによって、塗布されてもよい。
従来技術の照明アセンブリでは、反射器設計は、本質的に放物線状且つ対称であった。しかしながら、フロントビームのための所望のビームプロファイルは、非対称であり、光の一部が道路のさらに「縁石側」へ、この重要領域をより明るくするために投影される「肩」を有する。従って、従来技術のストライプの配置は、フロントビームを所望の非対称形状へ形成するように設計された。しかしながら、反射器設計の進歩は、反射器がある程度のビーム成形を行なうのを可能とする。従って、本発明のより特に好ましい実施形態では、水平ストライプは、第1の角度が、水平面と水平ストライプの反対側の上端上のある1点との間でランプ中心に定められる第2の角度と本質的に等しくなるように、容器上に本質的に対称に配置される。換言すれば、ランプの両側における水平ストライプの各上端は、ランプに対して対称に配置される。即ち、ランプ中心を通る水平面とランプの一方の側における水平ストライプの上端とによってランプ中心に定められる角度は、ランプ中心を通る水平面とランプの他方の側における水平ストライプの上端とによってランプ中心に定められる角度と本質的に同じである。例えば、定められた角度は、ともに10°を有していてもよく、または、ともに15°などを有していてもよい。
本発明のさらに好ましい実施形態では、部分的な被覆は、ランプの下側全体が単一のストライプで被覆されるように、単一の本質的に長方形のストライプを有する。本発明のこの実施形態では、電球の最も冷たいスポット温度が増大されるので、ランプの輝度が然るべく増加され、より好ましいビームパフォーマンスを与える。さらに、塩だまり(salt pool)の粒子によって生成された黄色がかった迷光がランプのごく近傍で遮断されるので、フロントビームの色温度は、より青みがかる。最近の技術では、黄色がかった迷光は、ランプの下部を10mmより離れて取り囲む追加の金属シールドによって遮断される。黄色がかった迷光の一部は、それでもなお出てくることができ、望ましくない黄色がかった色でビームパターンを染め得る。また、ビームの均一性、即ち、光及び色分布が改善される。
既に上述したように、従来技術のランプは、水平ストライプのより高い配置のせいで、比較的低いレベルの光束を作り出す。本発明に従って配置されたストライプを有するランプの実験は、反射器の対応する領域が光をカットオフラインのはるか下方のビームプロファイルへ反射するように設計された場合、これらの領域に放射された余分な光がグレアを発生させないことを思いがけなく示した。上記角度が大きくなればなるほど、ますます多くの光がカットオフラインからさらに離れた領域(即ち、車両のより近く)へ反射され得る。その結果、カットオフラインよりはるか下方の輝度レベルを増加させる。車両の前方10m〜60mの間の領域でより高く滑らかな輝度勾配が、より安全でくつろいだ運転をもたらすことが広く認められてきた。一方、中心角が水平面より下方に30°よりも大幅に大きい場合、最大輝度の領域は、車両の30m以内にほとんど移されるであろう。さらには、特に35Wランプでは、ランプのより下方領域から生じた光は、ランプのベースにおける塩だまり(salt pool)から生じた迷光の黄色がかった色のせいで、黄色がかった色合いを持つ傾向にある。結果として生じた、車両近くに黄色がかった輝度領域を有するビームプロファイルは、この領域に運転者の注意を集めることになり、特により高い速度において危険である。特に前方から見た場合、黄色がかった色合いは、ヘッドランプがハロゲンヘッドランプであるという望ましくない印象を与える。
対照的に、25Wランプは、水平面の下方に定められた30°の領域の角度においてさえ、より高い色温度を有する光を提供することができる。この理由は、そのより小さい寸法による25Wランプでのより均等な温度分布のためである。これは、ランプのより熱い上方領域とランプのより冷たい下方領域との間により低い温度勾配をもたらす。このため、25Wランプによって放射された光は、ほとんど黄色がかった配色を持たない。従って、25Wランプ設計では、水平ストライプは、35Wランプ設計のそれよりも下方に配置され得る。
本発明に従ったランプは、下方向に放射された光の幾らかを遮断するための上述されたようなバッフルを使用する反射器内で通常は使用されるため、ストライプのみを用いて望ましくない光を遮断することが常に厳密に必要とされるわけではないであろう。従って、本発明のさらに好ましい実施形態では、部分的な被覆は、容器の表面上に長手方向に配置された、一対の本質的に長方形のストライプを有し、当該ストライプは、ランプがかかる反射器内に搭載される場合に、それらの間の間隙がバッフルの上に位置するように配置される。ストライプは、好ましくは本質的に平行であり、且つ、ランプ両側の同じ高さで水平面より下方に配置される。このように、この間隙を通じて放射された任意の光は、ビームプロファイルを乱すのをなお防止される。同時に、間隙を通じて放射された光は、ランプ内の温度が従来技術のランプに比して好ましい低レベルに維持されることを可能とする。
所望のビーム形状を得るため、本発明に従ったランプは、好ましくは、容器の表面上に円周周りに配置された本質的に長方形のストライプも有する。ここで、ストライプの第1の長辺は、ランプのベースまたはバラスト近くに位置し、ストライプの幅は、ランプ中心に定められる半径とストライプの第1の長辺上のある1点との間の第1の角度がせいぜい55°を有し、且つ、ランプ中心に定められる半径とストライプの第2の長辺上のある1点との間の第2の角度がせいぜい50°を有するような幅である。
より狭い垂直ストライプは、多くの利点を持つ。例えば、より狭い垂直ストライプはほとんど光を遮断しないため、垂直ストライプがランプ温度に与える影響は深刻ではなく、ランプ内温度は、より広い垂直ストライプを有する従来技術のランプ内で達した高レベルには及ばない。既に上で示したように、より低い温度は、光束の改善、及び、ランプが古くなるにつれて生じるランプ電圧の著しい増加の抑制に関係する。これらの利点は、この垂直ストライプの「背後」から放射された光がいかなる場合もビームプロファイルに対して任意の価値ある貢献を果たすであろうという事実を利用して、垂直ストライプの幅を単純且つ経済的に削減することによって得られる。これは、以下に説明される理由のために、囲っている反射器の後方に向かって放射された光が一般的にはビーム中へ偏向されないからである。広い垂直ストライプを有する従来技術のランプで遮断される、この「余分な」光は、従って、ビームプロファイルを損なうことなく、垂直ストライプとランプベースとの間の領域においてランプを出ていくことが支障なく保証され得る。
通常、前方照射アセンブリのための反射器は、ランプベースが反射器に接続されるのを可能とするために、ランプのベース近くにカットアウト領域を有する。例えば、この位置は、ランプベースの一部、反射器のフランジ、または、反射器の背面開口部でさえあってもよい。反射器のこの部分は一般的にはフロントビームへ光を集めたり偏向させたりするためには使用されないので、この事実は、本発明に従った垂直ストライプを有するランプによって利用され得る。垂直ストライプの「後ろに」放射された任意の光は、反射器のこの部分に到達したり、または、反射器の開口部を通じて出ていったりする。いずれにせよ光はビームへ偏向されないであろうから、それを遮断する必要はなく、垂直ストライプは、結果として、より狭く作られてもよい。
本発明の一実施形態では、垂直ストライプは、容器を完全に囲む。即ち、垂直ストライプの長さは、垂直ストライプが円周周り全体に連続的に配置されるように、容器の円周と本質的に等しい。
規則内で設計されたビームプロファイルを得るため、上記ランプを反射器内に具備する照明アセンブリは、ランプから下方へ放射された任意の光を遮断するため、一般的に、ランプの下に配置されたバッフルを有する。当該バッフルが適所にある場合、フロントビームは、反射器の上方の領域から偏向された光の大部分を本質的に有する。あるいは、従って、本発明の他の実施形態では、円周周りの、即ち垂直なストライプの長さは、ストライプの両端間の間隔がバッフルへ向かって「下方に」面するように、容器の円周より短くてもよい。
水平ストライプの独創的な配置を有し、垂直ストライプを任意に有する、本発明に従ったランプは、種々の定格出力値で実現され得る。例えば、寸法の適切な選択によって、ランプは、35WD4Rランプとして実現され得る。規則を満足するため、上記ランプは、ランプ寿命を延ばすために独創的な水平ストライプ配置を使用しつつも、従来技術の態様で配置された(広い)垂直ストライプを持つことができる。
長寿命だけでなく有利な最適な光出力のため、ランプは、好ましくは、25Wの定格電力で実現される。本発明に従った25Wランプの特に好ましい実施形態では、ランプは、外側容器に封入された内側放電容器またはバーナを有する。ここで、内側放電容器の容量は15μl〜23μlの間であり、内側放電容器の内径は2.0mm〜2.4mmの間であり、内側放電容器の外径は5.2mm〜5.8mmの間である。
ストライプは、内側容器及び/または外側容器に塗布され得る。例えば、垂直ストライプは内側容器に塗布されてもよく、外側容器は水平ストライプを持っていてもよい。同様に、両容器は、組み合わせにより、外側容器のみがストライプで被覆された場合と効果が同じであるように、部分的なストライプで被覆されてもよい。しかしながら、内側容器が最も熱いため、内側容器に塗布された任意のストライプは、好ましくない温度上昇に寄与する可能性がある。さらに、内側容器はとても小さく、かなり丸く膨らんだ形状(球根型)であるため、正確なストライプを塗布することができない可能性がある。従って、本発明の好ましい実施形態では、部分的な被覆は、外側容器の表面上に配置される。これは、外側容器が、ストライプが塗布される少なくともそれらの領域において、本質的に正円筒であるためである。
以上の通り、部分的な被覆は、ランプの両側に1つずつ、好ましくは外側容器に、一対の本質的に長方形の水平且つ平行なストライプとして塗布され得る。本発明に従ったランプのかかる実現のため、長手方向のストライプの幅は、せいぜい1.9mmを有し、より好ましくはせいぜい1.7mmを有し、さらに好ましくはせいぜい1.5mmを有する。かかる好ましい狭い水平ストライプの配置の場合、既に上述したように、光束が増加され得る。本発明に従ったランプのために実施された計測では、光束の最大4%、即ち、約80ルーメンの増加が観測された。明/暗のカットオフ境界を明るくするために極めて有効利用され得る領域で付加的な光が放射される。このため、ビームプロファイルの範囲を改善することができる。点灯1500時間後のより狭い水平ストライプを有する独創的なランプにおいて、光束の最大3%の増加が観測された。同時に、部分的な被覆によって被覆された領域が従来技術のランプに比して大幅に減少され、ランプ電圧の増加がより少なくなるため、遊離ヨードなどの電気陰性種が作られるバーナでの化学反応が減少されるように、ランプの温度が、好ましい低レベルに維持され得る。本発明に従ったランプ及び比較可能な従来技術のランプでの実験では、ランプ電圧の増加が最大5V減であることが観測された。
従来技術のランプでは、既に上述されたように、垂直ストライプが、最大で8.3mmもあり、不必要に広い。この広いストライプは、ビームに含まれないであろう光をとにかく不必要に遮断するだけでなく、ランプ温度の上昇にも寄与する。従って、本発明の好ましい実施形態では、円周周りのストライプの幅は、好ましくはせいぜい4.5mmを有し、より好ましくはせいぜい4.0mmを有し、さらに好ましくはせいぜい3.5mmを有する。上記寸法を有する25Wランプの場合、外側容器に塗布された垂直ストライプの幅は、わずか3.5mmであってもよい。これは、任意の相当する従来技術のランプの垂直ストライプよりもかなり狭いが、関連規則が満たされることをなお保証している。
本発明に従った25Wランプでの実験は、驚いたことに予想以上に大きい光出力を示した。25Wランプでの光出力の予想以上の増加は、ランプ容器の形状及びランプ内の温度条件に起因する、異なる3次元光強度分布によって説明される。従来技術では、ストライプが著しく高い位置に置かれるので、容器の底面における温度が本出願で請求される態様に比して低くなる。より高いコールドスポット温度の場合(容器のより低い部分においては)、アークの幅が増大され、これは、水平ピンストライプの上端の領域において特に高い光強度をもたらす。また、25Wランプのバーナは、より小さい内径及び外径、並びに、より小さい電極距離を持つ。この形状は、バーナの上方及び下方領域の間により低い温度勾配をもたらす。このため、ランプの上方へ放射された光に対するランプの側方へ放射された光の割合は、25Wランプでは著しく高くなる。また、独創的な水平ピンストライプの端部の方向へ放射された光の色温度は、上方及び下方の容器領域の間の低減された温度差のために著しく高くなる。R99規則に従って塗布された水平ストライプを有する25Wランプの場合でさえ、比較可能な35Wランプに比して、光出力において約4%の増加が達成された。水平ストライプの独創的なより低い配置のため、光出力は、とても好ましいことに10%増加した。
電球物理特性(ランプ寿命、ちらつき、ランプ電圧)に関する利点に加えて、長手方向のストライプのより低い配置及びより狭いピンストライプ幅は、付加的なアーク像の使用のおかげで、著しく高い光束及び著しく高いパフォーマンスをもたらす。これらの像は、主に水平な反射器領域によって、極めて有効に利用され、より長くより広いビームに貢献できる。このようにして、可視性が、車両の運転者にとって著しく改善される。一方、任意の近づいてくる車両は、増加されたレベルのグレアの影響を受けない。これは、付加的なアーク像がカットオフラインより下方に投影されるためである。当該反射型ヘッドランプのビーム光束は、最大10%増加され得る。
独創的なピンストライプ配置は、非対称H4バッフル設計から対称DFCSバッフル設計までの技術発展をフォローしながら、好ましくは、対称なバッフル並びに非対称または自由形状の反射器と組み合わせて使用され得る。自由形状の反射器設計が用いられる場合、非対称バッフル及び水平ピンストライプの非対称配置のいずれも必要とされない。
本発明の好ましい実施形態では、反射器は、光の一部をビームプロファイルの水平領域のカットオフ境界に近い領域へ偏向させるための、ランプの一方の側の少なくとも1つの第1のビーム形成領域と、光の一部をビームプロファイルの肩領域のカットオフ境界に近い領域へ偏向させるための、ランプの他方の側の少なくとも1つの第2のビーム形成領域とを有する。
本発明の他の好ましい実施形態では、反射器は、本質的に対称な光源から集められた光を有する非対称ビームプロファイルを形成するビーム形成領域の非対称配置を有する。当該非対称形状または表面トポロジを有する反射器は、規則によって要求されるような非対称のフロントビームをなお生成しながらも、水平ストライプの対称配置を持つランプとともに最適に使用され得る。
本発明の他の目的及び特徴は、添付の図面と組み合わせて考慮される以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。しかしながら、図面は単に図解のために設計されたのであって、本発明の限界の定義として設計されたのではないことが理解されるべきである。
従来技術のガス放電ランプの略図を示している。 本発明の第1の実施形態に従ったガス放電ランプの略図を示している。 本発明の第2の実施形態に従ったガス放電ランプの略図を示している。 本発明の実施形態に従った照明アセンブリを示している。 本発明に従った照明アセンブリを通る断面及び対応するビームプロファイルを示している。 本発明に従った反射器の略図を示している。 初期ルーメン出力の棒グラフを示している。 光束維持のグラフを示している。 ランプ電圧のグラフを示している。 図では、同様の番号が同様の物体を、全体を通じて指している。図中の物体は、必ずしも縮尺通りで描かれてはいない。
図1は、円周周りに配置されたストライプ11及び一対の長手方向に配置されたストライプ12,13を有する部分的な被覆11,12を具備する従来技術のガス放電ランプ10の断面を示している。示されたランプ10は、自動車用ヘッドライトアセンブリで用いられる、バラスト6またはベース6を具備するD4Rランプに対応する。円周周りのストライプ11の幅は、適切な規則、この場合はECE R99において、ランプ中心に定められる半径rと円周周りのストライプ11の外端上の点との間の角度α,αによって規定される。規則ECE R99は、小さい方の角度αが45°±5°であり、且つ、大きい方の角度αが少なくとも70°であることを要求する。従って、D4Rランプでは、上記円周周りのストライプ11は、約8.3mmの幅を持つことができ、下部のピンチ領域のかなりの部分を通常被覆する。一対の長手方向のストライプ12,13は、ランプ10の両側に1つずつ配置される。これは、図の左に示された断面A−A´に図示されている。規則ECE R99によれば、これらの長手方向のストライプ12,13は、一のストライプ13が他のストライプ12よりも低いように、ランプ外側容器5上に、非対称に配置される。「高い方の」ストライプ12は、水平面Pの直下に横たわるように置かれる。一方、低い方のストライプ13の上端は、水平面Pよりせいぜい15°下方に置かれる。この配置の理由は、必要とされる非対称なフロントビームを生成するために非対称な光源を必要とした古い反射器設計のためである。しかしながら、この既知の従来技術のストライプ11,12,13の配置は、上述された問題、即ち、(円周周りのストライプ11下方のピンチ領域に広がる過度の熱のせいによる)より短いランプ寿命、(ランプ1の上方領域及び下方領域の間の顕著な温度勾配のせいによる)ビームプロファイルでのまばらな光強度分布、並びに、(長手方向のストライプ12,13によって遮断された領域での光損失のせいによる)より低い光出力につながる。
図2は、本発明の第1の実施形態に従ったガス放電ランプ1を示している。ランプ1の構造は、ランプサイズ、バラストなどについての規則に従うため、上記の図1と本質的には同じである。内側容器4及び外側容器5の相対的な大きさは、ランプが25Wランプとして実現されるのか、それとも35Wランプとして実現されるのかによるであろう。この実施形態では、2つの水平ストライプSが外側容器5上に対称に配置される。図1の水平ストライプ12,13とは対照的に、水平ストライプSは、ランプ1の両側に、対称に配置され、より低い下方に配置され、さらに、従来技術のストライプ12,13よりも狭い。これは、図の左に示された断面A−A´に図示されている。この実施形態では、長手方向のストライプSは、水平面Pと長手方向のストライプSの上端16,17上の点との間でランプ中心に定められる角度βH1,βH2が15°を有するように、ランプ外側容器5上に対称に配置される。水平ストライプSの上端16,17間の水平面Pより下方での角度領域γは、わずか150°を有する。結果として、ランプ1の光出力は増加される。これは、以下に示されるように、ほとんどの光がより低くより狭い長手方向のストライプSによって遮断されず、より「有効な」アーク像が周囲の反射器によって集められ、より明るいフロントビームを形成するのに用いられるためである。
また、図は、ランプ1の下面に垂直ストライプSの短い両端が接触しないように、ランプ1の外側容器5の円周周りに配置された長方形の垂直ストライプSを示している。垂直ストライプSの幅Wは、ランプ中心を通る半径rと円周周りのストライプSの外端14,15上の点との間でランプ中心に定められる角度αV1,αV2によって規定される。本発明のこの実施形態では、バーナ4により近い内端15に対する小さい方の角度αV1が約50°であり、且つ、ベース6により近い外端14に対する大きい方の角度αV2がわずか55°程度である。従って、垂直ストライプSは、それが下部のピンチ領域の小さい部分しか被覆しないように、約3.5mmの幅Wを持つ。ランプの駆動中、「余分な」光L(いかなる場合もフロントビームへの貢献に用いられないであろう光)が、ランプ1に再吸収されたり照り返されたりせずにランプ1から出ていく。このため、ランプ内温度は不必要に上昇されない。
図3は、本発明に従ったランプ1の更なる実施形態を示している。ここで、図示されるように、垂直ストライプS´及び水平ストライプS´が、外側容器5の外面上に配置されている。この実施例では、垂直ストライプS´は、外側容器5の周りを1周しており、水平ストライプS´は、単一のストライプS´を有している。垂直ストライプS´の位置及び幅は、上図2と同じであってもよい。この実施形態では、水平ストライプS´の定義角βH1,βH2は、図の左の断面A−A´に示されるように、より小さく、例えば10°であってもよい。この場合、水平ストライプS´の上端16,17間の角度領域γは160°を有している。
従来技術のランプでは、ストライプは非対称な光源を提供するために必要とされていて、従来技術の反射器は概して対称であった。本発明に従ったランプ1は、現在利用可能な反射器が、光を(対称な光源から生じた光でさえ)、非対称なフロントビームに形成するように好ましく設計され得るという事実を利用する。反射器が、概して単独で、必要とされる非対称を達成できるため、ストライプの幅及び配置は、上述のように、光出力を最適化するために、また、ランプ寿命を延ばすために、適切に調整され得る。
図4は、本発明に従ったランプ1と反射器8とを具備する照明アセンブリ9を示している。当該図に明らかに見られるように、いかなる場合も余分である光Lが外側容器5を通じてランプ1のベース領域へ出ていくことができるように、円周周りのストライプS´が狭くなっている。この光は、例えば、反射器8の後方において吸収されたり、反射器8の後方の開口部83を通じて出ていったりすることができる。このように余分な光Lを逃がすことは、ビーム品質を損なわない。代わりに、ランプ1は、垂直ストライプS´の狭い幅による過熱から保護される。
図5は、自動車用ヘッドランプ配置のための反射器8内のランプ1への水平ストライプSの独創的な配置の有益な効果を示している。図の右手側においては、ランプ1及び反射器8を通る断面が示されており、また、領域80A,80B,81A,81Bが反射器8の内面に示されている。図の左手側で示されるように、これらの領域80A,80B,81A,81Bにおいて集められた光L20A,L20B,L21A,L21Bから生じた放電アーク2の像20A,20B,21A,21Bが、関連規則、例えばR98に従ったビームプロファイル3に投影される。像20A,20B(点線)は、カットオフ31に近く、より高い水平ストライプを持つ従来技術のランプで照らされ得る肩32内の領域を示している。これらのアーク像20A,20Bは、反射器8内の比較的高く、水平面Pの近くまたは上に、集められるため、それらは全く傾斜されず、おおよそビームプロファイル3のカットオフラインに沿って横たわる。ビームプロファイル3に投影された付加的な像21A,21B(実線)は、フロントビームのより大きな光束及びより長い射程のおかげで、フロントビームによる、よりよい照明を保証する。これらの付加的な像21A,21Bは、外側容器5上の長手方向のストライプSの独創的なより低い配置のため、集められる。これらの像21A,21Bは、反射器8内でより下方に集められるので、それらは、他のアーク像20A,20Bに比して著しく傾斜され、ビームプロファイルの全体の輝度に対して有利に貢献する。
図6は、本発明に従った反射器8の図を示している。ここで、本発明に従ったストライプ配置をS,S´,S,S´を具備するランプ1が、反射器内に水平に搭載される。反射器8の内部に集められた放電アーク2の像は、所望のカットオフライン31及び「肩」32を有するビームプロファイル3を与えるために、軸H,Vに対して外側へ偏向される。図は、水平ストライプS,S´のより低い配置によって可能とされた付加的な光L21A,L21Bを集めるための領域81A,81Bを示している。付加的な光は、アーク像21A,21Bとして、ビームプロファイルへ偏向される。図中のこれらの付加的なアーク像21A,21Bの位置及び方向は一例である。水平ストライプS,S´の位置及び反射器領域81A,81Bの実際の実現は、アーク像21A,21Bの方向及び位置に影響を与えるであろう。例えば、水平ストライプS,S´のより低い配置は、より傾斜したアーク像21A,21Bをもたらすであろう。独創的なランプ1を具備する反射器8を用いることは、改善されたビームの射程、並びに、ビームプロファイル3のカットオフ31及び肩32の領域におけるよりよい照明のおかげで、車両の25m〜60m前方における領域のよりよい照明を可能とする。
図7〜図9は、本発明に従った35W及び25WD4Rランプの群A35,A25、従来技術のピンストライプ配置を有する35W及び25WD4Rランプの群B35,B25、ピンストライプなしの35W及び25WD4Rランプの群C35,C25について得られた実験結果を示している。
図7は、バーンイン後に15時間測定された自動車用ガス放電ランプの異なる群についての初期ルーメン出力(%)の棒グラフを示している。群B35は、R99で規則に従って配置されたピンストライプを具備する従来技術の35Wランプを示しており、一方、群B25は、上記ピンストライプを具備する従来技術の25Wランプを示している。群C35,C25は、それぞれ、いかなるストライプも具備しない35W及び25WD4Rランプを示している。規則を満足するために、自動車用ランプである25Wまたは35Wランプは、バーンイン後15時間は3200±450ルーメンを果たさなければならない。最初に達成され得る光出力が100%として与えられる。群A35は35Wランプを示し、群A25は25Wランプを示している。いずれの場合も本発明に従って配置された水平ストライプ、即ち、より下方且つより狭い水平ストライプとより狭い垂直ストライプとを具備している。これらの群について、それぞれ5%及び3%の光出力の改善が得られた。明らかに、いかなるストライプもないことは光が全く遮断されないことを意味しているため、群C35,C25についての光出力が最も高く、これらは、これらに対して比較できる群A35及びA25の好ましい改善の参照用に与えられるだけである。グラフが示すように、所望のビーム形状を得るのに役立つストライプを持つ、本発明に従ったランプは、いかなるストライプも具備しないランプの初期ルーメン出力に好ましく近い初期ルーメン出力をなお提供できる。
図8は、点灯1500時間後における図1のランプタイプ群A25,B25,C25について測定された光束維持のグラフを示している。初期値100%は、バーンイン後の各ランプ群のルーメン出力に対応する。ランプタイプ群B25は、1500時間後に初期値の約89%にまで落ち込むという、比較的貧弱な光束維持を示した。群A25は、約92%にしか落ち込まないという、とても好ましい光束維持を示した。いかなる部分的な被覆も具備しないランプ群C25は、約95%まで落ち込んだ。つまり、ランプタイプ群A25の光束維持は、いかなるストライプも具備しないランプタイプとかなり同等である。25Wランプでは、バーナは小さいが、外側容器は35Wランプに対する外側容器と同じ大きさである。従って、バーナと外側容器との間の隙間はより大きく、熱伝導の係数は小さい。従って、バーナは、ストライプ領域によって生成された熱が従来技術の35Wランプと同程度にバーナ内温度に影響しないように、外側容器からある程度熱的に絶縁される。これは、本発明に従った25Wランプのとても好ましい光束維持を説明している。ランプ群A35,B35,C35についてなされた測定は、点灯2000時間後、それぞれ82%、72%、87%の光束維持における落ち込みを示した。つまり、独創的なピンストライプ配置を有する35WランプA35は、ピンストライプを具備する従来技術のランプB35に比して好ましい光束維持を示した。
図9は、点灯1500時間後の図7及び図8の群A25,B25,C25について測定されたランプ電圧のグラフを示している。初期値100%は、バーンイン後の各ランプタイプ群のランプ電圧に対応する。ランプ群B25は、1500時間後のランプ電圧において、約114%まで上昇するという、顕著な増加を示した。いかなるストライプも具備しないランプ群C25のランプ電圧は、約113%まで増加した。ランプ群A25は、約109%程度にしか上昇しないという、とても好ましいランプ電圧の低い増加を示した。ランプ電圧の低い増加の好ましい効果は、低減されたちらつき傾向及び延ばされたランプ寿命である。内側容器のよりよい断熱のおかげで、本発明に従った25Wランプ内の温度は、好ましい低レベルに維持され得る。これは、ランプ電圧のより緩やかな増加が独創的なストライプ配置を有する35Wランプにさえ匹敵することを説明している。ランプ群A35,B35,C35についてなされた測定は、点灯2000時間後においてそれぞれ127%、131%、135%のランプ電圧の増加を示した。つまり、独創的なピンストライプ配置を有する35Wランプは、ランプ寿命を過ぎて最も低いパーセントのランプ電圧の増加を示した。
本発明は、好ましい実施形態及びその変形の形式で開示されたが、多くの更なる修正及び変形が、本発明の範囲を逸脱することなく、なされ得ることが理解されるであろう。明確化のために、「a」または「an」の本出願を通じての使用が複数形を除外しないこと、並びに、「有する」が他のステップまたは要素を除外しないことも理解されるべきである。

Claims (15)

  1. 容器を有し、
    前記容器は、ランプの両側それぞれにおいて、水平面と前記ランプの各側の長手方向のストライプの上端とによってランプ中心に定められる角度が、少なくとも10°、より好ましくは少なくとも13°、さらに好ましくは少なくとも15°を有するように、前記ランプの中心を通る長手方向軸を通る水平面より下方の前記容器の表面上に配置された少なくとも1つの長手方向のストライプで部分的に被覆されている、ガス放電ランプ。
  2. 前記長手方向のストライプは、前記ランプ中心を通る前記水平面と前記ランプの一方の側の長手方向のストライプの上端とによってランプ中心に定められる第1の角度が、前記ランプ中心を通る前記水平面と前記ランプの他方の側の長手方向のストライプの上端とによってランプ中心に定められる第2の角度と本質的に同じとなるように、前記水平面より下方の前記容器の前記表面上に対称に配置される、請求項1記載のランプ。
  3. 部分的な被覆は、単一の長手方向のストライプを有する、請求項1又は2に記載のランプ。
  4. 部分的な被覆は、ストライプが前記ランプの両側それぞれに長手方向に配置されるように、前記容器の前記表面上に長手方向に配置された一対のストライプを有する、請求項1又は2に記載のランプ。
  5. 部分的な被覆は、前記容器の表面上に円周周りに配置された他のストライプを有する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のランプ。
  6. 円周周りのストライプは、前記円周周りのストライプの第1の長辺が前記ランプのベース近くに位置し、前記円周周りのストライプの幅がランプ中心に定められる半径と前記円周周りのストライプの前記第1の長辺上のある1点との間の第1の角度がせいぜい55°を有し、且つ、ランプ中心に定められる半径と前記円周周りのストライプの第2の長辺上のある1点との間の第2の角度がせいぜい50°を有するような幅であるように、配置された、請求項5記載のランプ。
  7. 円周周りのストライプは、前記容器を完全に囲む、請求項5又は6に記載のランプ。
  8. 円周周りのストライプの長さは、前記容器の円周よりも短い、請求項5又は6に記載のランプ。
  9. 外側容器に封入された内側放電容器を有し、
    前記内側放電容器の容量は、15μl以上、且つ、23μl以下であり、
    前記内側放電容器の内径は、少なくとも2.0mm、且つ、せいぜい2.4mmを有し、
    前記内側放電容器の外径は、少なくとも5.2mm、且つ、せいぜい5.8mmを有する、25Wの定格電力の請求項1乃至8のいずれか1項に記載のランプ。
  10. 部分的な被覆は、前記ランプの外側容器の外面上に配置される、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のランプ。
  11. 部分的な被覆は、一対の本質的に長方形の長手方向のストライプを有し、
    長手方向のストライプの幅は、せいぜい1.9mm、より好ましくはせいぜい1.7mm、さらに好ましくはせいぜい1.5mmを有する、請求項1乃至10のいずれか1項に記載のランプ。
  12. 部分的な被覆は、円周周りのストライプを有し、
    前記円周周りのストライプの幅は、せいぜい4.5mm、より好ましくはせいぜい4.0mm、さらに好ましくはせいぜい3.5mmを有する、請求項5乃至11のいずれか1項に記載のランプ。
  13. 明/暗のカットオフライン及び肩を有する特定のビームプロファイルを与えるために、ランプから生じた光を外側へ偏向させることを実現する反射内面を有し、
    前記ランプ、特に請求項1乃至12のいずれか1項に記載のランプは、反射器内に水平に置かれ、
    前記反射内面は、水平面より下方の7.5°と15°との間の範囲の角度で前記ランプから放射された光の一部を前記ビームプロファイルを有する特定の領域へ偏向させることを実現する少なくとも1つのビーム形成領域を有する、ランプのための反射器。
  14. 光の一部を前記ビームプロファイルのカットオフ境界に近い領域へ偏向させるための、前記ランプの一方の側の少なくとも1つの第1のビーム形成領域と、
    光の一部を前記ビームプロファイルの肩領域のカットオフ境界に近い領域へ偏向させるための、前記ランプの他方の側の少なくとも1つの第2のビーム形成領域と、を有する、請求項13記載の反射器。
  15. 請求項13または14に記載の反射器と、
    ランプ、特に請求項1乃至12のいずれか1項に記載のランプと、を有する、照明アセンブリ。
JP2013511770A 2010-05-26 2011-05-19 ガス放電ランプ Expired - Fee Related JP6010022B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10163954 2010-05-26
EP10163954.0 2010-05-26
PCT/IB2011/052200 WO2011148301A2 (en) 2010-05-26 2011-05-19 Partially coated gas discharge lamp

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013532350A true JP2013532350A (ja) 2013-08-15
JP2013532350A5 JP2013532350A5 (ja) 2014-07-03
JP6010022B2 JP6010022B2 (ja) 2016-10-19

Family

ID=44312258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013511770A Expired - Fee Related JP6010022B2 (ja) 2010-05-26 2011-05-19 ガス放電ランプ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9711342B2 (ja)
EP (1) EP2577714B1 (ja)
JP (1) JP6010022B2 (ja)
CN (1) CN102939639B (ja)
WO (1) WO2011148301A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016181397A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 東芝ライテック株式会社 放電ランプ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102906853B (zh) * 2010-05-26 2015-11-25 皇家飞利浦电子股份有限公司 气体放电灯
CN107004567B (zh) * 2014-12-12 2019-03-22 亮锐控股有限公司 用于车辆头灯的气体放电灯

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09500489A (ja) * 1994-05-10 1997-01-14 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 光吸収被覆を備える口金付き高圧放電ランプ
JPH1040708A (ja) * 1996-07-18 1998-02-13 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯
JPH11232903A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Stanley Electric Co Ltd 車両用放電管
JP2005539362A (ja) * 2002-12-10 2005-12-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ロービーム機能を有する車両ヘッドライト用のランプ
WO2008110967A1 (en) * 2007-03-12 2008-09-18 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Low power discharge lamp with high efficacy
WO2009066244A2 (en) * 2007-11-22 2009-05-28 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh High-intensity discharge lamp

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8601283U1 (de) 1986-01-20 1986-08-28 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH, 8000 München Kraftfahrzeugentladungslampe
FR2755748B1 (fr) * 1996-11-08 1999-01-29 Valeo Vision Projecteur de vehicule automobile, comportant une lampe a decharge a occulteurs et un reflecteur multi-zones
US6281630B1 (en) * 1997-04-28 2001-08-28 Osram Sylvania, Inc. Vehicle lamps with glare control
JP2000149640A (ja) * 1998-11-17 2000-05-30 Koito Mfg Co Ltd 車両用前照灯
JP4489206B2 (ja) 1999-04-28 2010-06-23 パナソニック フォト・ライティング 株式会社 閃光放電管
JP3868674B2 (ja) 1999-08-09 2007-01-17 株式会社小糸製作所 光源バルブの製造方法
US6583564B1 (en) * 1999-11-17 2003-06-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Discharge lamp with light-intercepting film bands
JP2002109915A (ja) * 2000-09-27 2002-04-12 Koito Mfg Co Ltd 車両用前照灯
JP2002164016A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Koito Mfg Co Ltd 放電バルブ
JP3964149B2 (ja) * 2001-04-10 2007-08-22 株式会社小糸製作所 車両用前照灯
US7323809B2 (en) * 2002-07-23 2008-01-29 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Lamp emitting visible and IR light
JP2006516350A (ja) 2002-12-02 2006-06-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 乗物用ヘッドランプ
JP4440019B2 (ja) 2004-07-09 2010-03-24 株式会社小糸製作所 自動車前照灯用放電バルブ
WO2008129487A2 (en) * 2007-04-24 2008-10-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. High pressure discharge lamp and vehicle headlight
CN102906853B (zh) * 2010-05-26 2015-11-25 皇家飞利浦电子股份有限公司 气体放电灯

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09500489A (ja) * 1994-05-10 1997-01-14 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 光吸収被覆を備える口金付き高圧放電ランプ
JPH1040708A (ja) * 1996-07-18 1998-02-13 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯
JPH11232903A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Stanley Electric Co Ltd 車両用放電管
JP2005539362A (ja) * 2002-12-10 2005-12-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ロービーム機能を有する車両ヘッドライト用のランプ
WO2008110967A1 (en) * 2007-03-12 2008-09-18 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Low power discharge lamp with high efficacy
WO2009066244A2 (en) * 2007-11-22 2009-05-28 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh High-intensity discharge lamp

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016181397A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 東芝ライテック株式会社 放電ランプ

Also Published As

Publication number Publication date
CN102939639A (zh) 2013-02-20
EP2577714A2 (en) 2013-04-10
US9711342B2 (en) 2017-07-18
US20130063949A1 (en) 2013-03-14
EP2577714B1 (en) 2017-05-03
CN102939639B (zh) 2016-07-06
WO2011148301A2 (en) 2011-12-01
JP6010022B2 (ja) 2016-10-19
WO2011148301A3 (en) 2012-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3688149A (en) Vehicle headlamp having a dual-segment reflector
US20100109522A1 (en) Mercury-free high intensity gas-discharge lamp
JP5872549B2 (ja) 自動車用ガス放電ランプ及び照明アセンブリ
JPH0197301A (ja) 自動車用のすれ違いビームヘッドランプ
US3818210A (en) Vehicular road-lighting system having a headlamp with a dual-segment reflector
JP6010022B2 (ja) ガス放電ランプ
US20130155707A1 (en) Anisotropic incandescent light source
JP5389915B2 (ja) 自動車ランプ
CN211780826U (zh) 一种改透镜的氙气车灯
US10325769B2 (en) Gas-discharge lamp for a vehicle headlamp
JPH029443Y2 (ja)
EP1631979A2 (en) Metal halide lamp and vehicle headlamp
JP2001210272A (ja) ダブルエンド型高圧放電ランプ
JP2000285862A (ja) ショ−トア−クメタルハライドランプ
JP2010132228A (ja) 二輪車用前照灯

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140516

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150406

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6010022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees