JP2013524194A - 複数の強磁性粒子を分析する方法 - Google Patents

複数の強磁性粒子を分析する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013524194A
JP2013524194A JP2013501920A JP2013501920A JP2013524194A JP 2013524194 A JP2013524194 A JP 2013524194A JP 2013501920 A JP2013501920 A JP 2013501920A JP 2013501920 A JP2013501920 A JP 2013501920A JP 2013524194 A JP2013524194 A JP 2013524194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
particle
analyzing
container
category
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013501920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6042322B2 (ja
Inventor
コラドン,フアブリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Aircraft Engines SAS
Original Assignee
SNECMA SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SNECMA SAS filed Critical SNECMA SAS
Publication of JP2013524194A publication Critical patent/JP2013524194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6042322B2 publication Critical patent/JP6042322B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/72Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • G01N1/36Embedding or analogous mounting of samples

Abstract

本発明は、複数の強磁性粒子(1)を分析する方法に関する。方法は、次のステップを含む:
a)この複数の粒子(1)を、前記各粒子が同じ方向に実質的に配向されるように配列するステップ、
b)配列において前記複数の粒子(1)を固定するステップ、
c)このように配列された粒子(1)の内部領域をさらすステップ、
d)各粒子の性質を決定し、それらの性質に応じてカテゴリー別に粒子をグループ化するステップ、および
e)各カテゴリーにおいて、粒子の1つ以上の冶金学的構造および化学組成を決定するステップ。

Description

本発明は、複数の強磁性粒子を分析する方法に関する。
流体が循環する回路を有する装置は、操作中に、流体に金属または他の粒子を放出する可能性がある。一例として、そのような装置は、エンジン、特に、航空エンジン(タービンエンジン)であり、回路は、例えば、冷却回路または潤滑回路である可能性がある。粒子は、流体を汚染し、回路から取り除かれる必要がある。この目的のために、回路から粒子が取り除かれることができ、分析されることができるように粒子を捕捉するために、回路内に置かれた磁気プラグおよび/またはフィルタが使用される。
一般的に、これらの粒子は、エンジン(または装置)を構成する様々な部品から由来し、結果、部品が磨耗または損傷される。粒子が回路から回収される場合には、したがって、粒子が由来する部品を識別することは非常に重要であり、その結果、必要ならば、適切な場合にそれらの部品を検査し、それらを交換することが可能である。
したがって、粒子の由来を識別するために、各粒子を分析することが必要である。
粒子が由来する部品を正確に識別するために、この分析は、粒子(金属、セラミック、ポリマー)の性質、および適切な場合にはそれらの微構造を決定することにある。大部分の状況では、破損または損耗されるかどうか判断することが望まれる部品は強磁性部品であるので、強磁性粒子のみが対象となる。
現在、磁気プラグまたはフィルタによって捕捉された粒子が回収され、次いで、粒子のうちのいくつかが任意に選択され、それらの化学組成を決定するために、エネルギー分散型分光計(EDS)および走査電子顕微鏡(SEB)によって分析される。粒子がミリメートルオーダーのサイズを有し、それらは何百またはさらに何千で回収されるとすれば、数十の粒子のみが、合理的な時間および合理的なコストで分析されることができる。
その方法は、次の欠点を示す。
分析された粒子が、それらの表面外観から金属合金タイプを決定することは可能ではないので、止むを得ず偶然選択される。大体の場合、粒子は、多数の別個の部品から由来し、このように分析さえされない。したがって、現在用いられている分析法は、磨耗または破損される金属部品のカテゴリーを決定することは完全には可能ではない。
SEBおよびEDSを使用して、所定の粒子の表面を調べることは、粒子の冶金学的状態に関する、および、特にその冶金学的履歴(以前の熱処理)またはその微構造の変化に関する表示を付与せず、それは限界となっている。
粒子の表面が、粒子(例えば、粒子が摩擦の結果、別の部品から由来する異物で被覆されるので、または、粒子が酸化されるので、または、粒子が、表面処理を本来受けた部品の表面に由来するので)の残りとは異なる場合には、そのとき、SEBおよびEDSによって粒子の表面を調べることは、粒子の残りの性質、つまり、その本来の性質を明らかにしない。
現在使用される方法によって行われる分析の正確さにおけるこれらの欠点は、破損部品が正確に識別されていない結果、航空エンジンが不適切に多額の費用で取り外されることを既にもたらしており、または不良部品が間に合うように変更されなかったのでエンジン故障をもたらしている。
本発明は、フィルタまたは磁気プラグによって回収された強磁性粒子の分析をより信頼できるようにすることを可能にする方法を提案することを追求する。
上記の目的は、次のことによって達成される:
a)前記複数の粒子を、前記各粒子が同じ方向に実質的に配向されるように配列すること、
b)前記配列において複数の粒子を固定すること、
c)このように配列された粒子の内部領域をさらすこと、
d)各粒子の性質を決定し、それらの性質に応じてカテゴリー別に粒子をグループ化すること、および、
e)各カテゴリーにおいて、粒子の1つ以上の冶金学的構造および化学組成を決定すること。
これらの条件によって、各粒子の内部領域は、露出され、続いて直接分析されることができ、それによって、先行技術の方法における分析を誤らせる問題(粒子上の表面被膜または処理の有無、異物による粒子の表面汚染、・・・)を解決する。
さらに、金属粒子のカテゴリーを数え、分析し、関連性から、いくつかの粒子が由来し関与する部品を正確に決定することが可能である。
例えば、ステップa)において、粒子は、力線が平行である領域の磁界に粒子を置くことによって配列される。
これは、同じ方向、すなわち、磁界Bの力線の方向に、強磁性粒子を容易に繰り返し配列することを可能にする。
非限定的な実施例によって示された実施形態の次の詳細な説明を読んで、本発明は、よく理解されることができ、その利点は鮮明になる。説明は添付図面を参照する。
本発明の方法のステップa)を示す線図である。 本発明の方法のステップb)を示す線図である。 本発明の方法のステップc)を示す線図である。 本発明の方法のステップd)を示す線図である。 本発明の方法のステップe)を示す線図である。 本発明の方法によって分析された粒子の写真である。
強磁性粒子1は、フィルタおよび/または磁気プラグによって回収され、それらは、複数の粒子を形成するように集められる。
各粒子1が同じ方向に実質的に配向されるように、複数の粒子1は、すべて単一ステップにおいて配列される。
例えば、各粒子1は、主面Pに延び、ステップa)において、主面Pは、すべて実質的に配列される。
粒子1の用語「主」面Pは、粒子が主として延びる面を指定するために使用され、つまり、粒子が、粒子に接する2つの平行面間に置かれる場合、そのとき、それらの2つ面は、最小距離だけ距離をあけて配置される場合に面Pに平行である。
図1Aは、任意の形状の粒子1についての面Pを示す。
この配列は、以下に説明されるように、磁石を使用して付与されてもよい。
本発明の方法の配列(ステップa)に粒子1を置くために、粒子1は、非磁性容器10の底に置かれる。容器10は、次いで、磁石30上に置かれる。粒子1は、このように、磁石30によって発生される磁界に入れられ、それらは、磁界の力線Lに沿って実質的にそれら自身を配列しながら分散される。粒子1が置かれる容器10の底で、力線Lは、粒子1が容器10の底に垂直に配列されるように、実質的に互いに平行であり、容器10の底に垂直である。
図1Aで示されるように、粒子1は、このように容器の底に垂直に立っている。
例えば、各粒子1の主な特徴のうちの1つが、容器の底に実質的に垂直なように、粒子1は配列されてもよい。
必要ならば、非磁性スペーサー20が、容器10の底での力線Lが互いに実質的に平行で容器10の底に垂直なように、容器10を磁石30から間隔をあけるように磁石30と容器10との間に介在される。
一例として、使用される磁石30は、約50アンペア/メーター(A/m)の強さの磁界を有する。
方法は、単一ステップにおいて多くの粒子を配列することを容易にする。
したがって、本発明の方法は、先行技術の方法より速く、したがって高価ではない。
有利には、容器10は透明であり、したがって、粒子1が実際に配列されていることを確認することを可能にする。
発明者らは、粒子1を含む容器が、磁石20の磁界に粒子を置く前に脱磁装置に置かれる場合、そのとき、有利には、粒子1は、互いから離れて動く傾向にあることが分かり、それによって、それらの間の重なりを回避し、その後のその冶金学的分析を容易にする。
または、粒子1を配列する前に粒子1を距離をあけて配置するために磁気手段以外の手段を使用することが可能である。
粒子1を単に配列するための磁界の使用は、この配列が達成されることを可能にする手段のうちの1つを構成する。
その後、それらの直立位置(配列で)で粒子1を保持するために、図1Bで示されるように、材料40が容器10に注がれて、粒子1が「ポッティングされる」ように粒子1を覆う。材料40は、粒子1の位置を修正することなく、各粒子1を完全に覆うのに十分に液体であり、凝固に適切である。
一例として、材料40は、樹脂である。
一旦粒子1が材料40に完全に被覆されれば、凝固プロセスの終わりに、粒子1が直立位置で恒久的に保持されるように、材料40が凝固される。本発明の方法のこのステップb)は、図1Bで示される。
被覆操作の時間にわたって、および樹脂40が完全に凝固するまで、粒子1は、粒子1が直立位置で保持されるように、磁界に入れられたままとされる。
有利には、粒子1の位置を見ることができるように透明または半透明の樹脂40が使用される。
例えば、樹脂40は、透明エポキシ樹脂であってもよい。
その後、凝固された樹脂40は、容器10から取り除かれる。樹脂40のブロックは、次いで、粒子1の配列方向に垂直な平面で切り取られ研磨される。本発明の方法のこのステップc)は、図1Cで示されている。
粒子1が被覆される場合に、粒子1がすべて容器10の底に立っているならば、粒子1はすべて、樹脂40のブロックの同じ領域(容器10の底に接する領域)に位置している。この領域で樹脂40のブロックを切断することによって、粒子1のこの位置あわせは、粒子1のすべてを通ってスライスすることを単一ステップにおいて可能にし、それによって、時間の節約を達成する。
さらに、粒子1がすべてスライス面に垂直に配列されるので、切断面45(ブロック40がスライスされる面、図1D参照)は、各粒子1の中央部を通って切断され、それによって、それらのそれぞれの内側領域をさらす(それらの芯を露出させる)。このように、続いて分析される各粒子1について(ステップd)およびe))、粒子1上の任意の被膜または表面材料上ではなく、その粒子の芯を構成する材料(したがって、粒子が由来する部品を構成する材料)上で分析が良好に対象とされることは確かである。
さらに、樹脂40は、切断工程中に粒子1を堅く保持する役目をし、それによって、いずれの粒子1が配列から外れることを回避する。
あるいは、各粒子の内部領域がさらされるまで、樹脂40のブロックは削られてもよい。
このように、本発明では、粒子1の内部領域は、すべて単一ステップにおいてさらされる。
ステップc)後に、各粒子1を構成する合金の性質、つまり、各合金が属するカテゴリーを明らかにする最初の分析が行われる(ステップd)。所定の粒子1があるカテゴリーに属するかどうかを判断するために、そのカテゴリーを識別する役目をするテスト、つまり、そのカテゴリーを表すテストが行われる。
本発明の方法によって、粒子1のすべての内部領域は、樹脂40のブロックの切断面45において同時にアクセス可能で視認できる。このように、カテゴリーの特性である各テストは、単一ステップにおいて、そのカテゴリーに属する粒子をすべて明らかにすることを可能にし、それによって、時間を節約する。複数のテストを連続して行うことによって、各テストが合金カテゴリーを表す場合には、各粒子が属するカテゴリーが決定される。
例えば、テストは、各粒子1の性質を明らかにする役目をする化学試薬を使用して行われてもよい。
図1Dは、樹脂ブロック40の切断面45上で3つの公知の試薬:試薬No.1(Nital2)、試薬No.2(Nital6)、および試薬No.3(15/15)を使用して行われたテストの結果の例を示す図である。これらの名前は、当業者に知られている。非合金鋼は、試薬No.1(図1Dで101で参照された粒子)と反応し、低合金鋼(図1Dで参照102)は、試薬No.2と反応し、高合金鋼(図1Dで103で参照された粒子)は、試薬No.3と反応する。これらの試薬のいずれかによってエッチングされない粒子(図1Dで104で参照された粒子)は、他の鋼または他の合金からなる。
各試薬に関連した各カテゴリーが、特有のカテゴリーの部品(例えば、軸受鋼のカテゴリー)に対応する材料をカバーするように試薬が選択される。このように、所定の試薬と反応する粒子がすべて、必ずそのカテゴリーの部品から由来することが分かる。
有利には、化学試薬が各粒子1の性質をより正確に決定するために適用された後に、光学顕微鏡が、ステップd)において使用される。
いくつかの粒子の由来をより正確に識別するために、第2の分析が、第1の分析の間に識別された各カテゴリーから選択された1つ以上の粒子上で行われる(ステップe)。有利には、第1の分析の結果、所定のカテゴリーに属する粒子は、実質的に同一であることが既に公知であるので、各カテゴリーの粒子をすべて分析する必要はない。
この第2の分析の目的は、選択された各粒子の冶金学的構造および化学組成を決定することである。これは、分析粒子が由来するエンジン(または機械装置)における部品を正確に決定することを可能にし、結果、この第2の分析は、分析された粒子が回収されたフィルタまたは磁気プラグの位置と組み合わせられ、部品が、そのフィルタまたは磁気プラグを通る流体回路の経路上に存在することが分かる。
有利には、電子顕微鏡が、各カテゴリーに関して、粒子1の1つ以上の冶金学的構造および機械的組成を決定するために分光計と一緒に使用される。
先行技術の方法では、EDSによる分析が、金属合金中の炭素を定量することができず、その結果、分析は、非常に異なる炭素含有量を有するが合金元素の組成は類似または近い2つの合金を識別することができない。例えば、その分析は、ボルト等級鋼と軸受鋼を識別することができず、したがって、粒子の実際の由来に関する誤った結論に結びつく可能性がある。
対照的に、本発明の方法では、第1の分析(ステップa)が、所定の粒子の組成(例えば、その炭素含有量)に関して、既に少なくとも一部分、定性的情報を提供したとすれば、第2の分析の間に電子顕微鏡および分光計(図1E)を使用して行われる分析は、その粒子の化学組成および微構造に関する信頼できる結論を引き出すことを可能にする。
例えば、粒子は、それらの化学組成およびそれらの微構造を決定するために、EDSおよびSEBを使用して分析される。
図2は、ステップe)において検査された後に、本発明の方法を使用して分析された粒子1の写真である。
この粒子1の表面は、銀の被膜3で被覆される。このように、先行技術の方法によるこの粒子の分析は、その表面を光学的に分析し、粒子が銀からなる粒子であると誤って結論を出すことになる。
粒子1の芯2は、本発明の方法によって露出させる。電子顕微鏡およびEDSでの芯2の分析は、芯が低合金鋼からなり、強化焼入れ状態でマルテンサイト微構造を有することを明らかにする。
粒子1が、軸受ケージ用の40NCD7鋼に由来することがそこから結論が出される。この粒子1の存在は、粒子1が回収された磁気プラグを介して通る流体回路の一部上にある軸受に破損があったと結論を出すことが可能となる。したがって、軸受を取り除き、変更することが必要である。

Claims (14)

  1. 複数の強磁性粒子(1)を分析する方法であって、
    a)前記複数の粒子(1)を、前記各粒子が同じ方向に実質的に配向されるように配列するステップと、
    b)前記配列において前記複数の粒子(1)を固定するステップと、
    c)このように配列された前記粒子(1)の内部領域をさらすステップと、
    d)前記各粒子(1)の性質を決定し、それらの性質に応じてカテゴリー別に前記粒子をグループ化するステップと、
    e)各カテゴリーにおいて、前記粒子(1)の1つ以上の冶金学的構造および化学組成を決定するステップと
    を含むことを特徴とする、方法。
  2. ステップa)において、すべての粒子が、単一ステップにおいて配列されることを特徴とする、請求項1に記載の複数の粒子を分析する方法。
  3. ステップc)において、前記粒子(1)の内部領域が、単一ステップにおいてさらされることを特徴とする、請求項1または2に記載の複数の粒子を分析する方法。
  4. 前記各粒子(1)が、主面(P)に延び、ステップa)において、前記主面は、すべて実質的に配列されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  5. ステップa)において、前記粒子が、磁界の力線(L)が平行である場の領域の磁界に粒子を置くことによって配列されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  6. 前記磁界に前記粒子を置くために、前記粒子が、磁石(30)上に置かれた非磁性容器(10)内に置かれることを特徴とする、請求項5に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  7. 非磁性スペーサー(20)が、前記磁石(30)と前記容器(10)との間に介在されることを特徴とする、請求項6に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  8. ステップa)に先立って、前記粒子が、容器(10)内に置かれ、ステップb)において、前記粒子は、前記容器内に材料(40)を注ぐことによって所定の位置に固定され、材料は、前記粒子が材料に埋め込まれるように前記粒子を被覆し、凝固時に前記粒子を配列位置に固定することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  9. ステップc)において、前記各粒子(1)の内部領域が、それらの配列方向に垂直な平面で粒子を切断することによってさらされることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  10. ステップa)において、前記粒子(1)が、配列される前に距離をあけて配置されることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  11. 前記粒子(1)が、それらを距離をあけて配置するために、脱磁装置内に置かれることを特徴とする、請求項10に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  12. ステップd)において、1つ以上の化学試薬が、前記各粒子の性質を明らかにするために前記粒子(1)に適用されることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  13. ステップd)において、前記各粒子(1)の性質を決定するように、前記化学試薬を適用した後に、光学顕微鏡が使用されることを特徴とする、請求項12に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
  14. ステップe)において、各カテゴリーにおいて、前記粒子(1)の1つ以上の冶金学的構造および化学組成を決定するために、電子顕微鏡および分光計が使用されることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の複数の粒子(1)を分析する方法。
JP2013501920A 2010-04-02 2011-04-01 複数の強磁性粒子を分析する方法 Active JP6042322B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1052524 2010-04-02
FR1052524A FR2958407B1 (fr) 2010-04-02 2010-04-02 Procede d'analyse d'une pluralite de particules ferromagnetiques
PCT/FR2011/050739 WO2011121254A1 (fr) 2010-04-02 2011-04-01 Procede d'analyse d'une pluralite de particules ferromagnetiques

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013524194A true JP2013524194A (ja) 2013-06-17
JP6042322B2 JP6042322B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=43067082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013501920A Active JP6042322B2 (ja) 2010-04-02 2011-04-01 複数の強磁性粒子を分析する方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9651522B2 (ja)
EP (1) EP2553422B1 (ja)
JP (1) JP6042322B2 (ja)
CN (1) CN102834706B (ja)
BR (1) BR112012025063B1 (ja)
CA (1) CA2800338C (ja)
FR (1) FR2958407B1 (ja)
RU (1) RU2555028C2 (ja)
WO (1) WO2011121254A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103487312B (zh) * 2013-10-15 2016-02-17 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 试样镶嵌装置
GB201415409D0 (en) * 2014-09-01 2014-10-15 Univ St Andrews Particle counting and characterisation
JP2018073577A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 株式会社エンプラス 異方導電性シート及びその製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168939A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 分析試料作成方法
JP2000028604A (ja) * 1998-07-09 2000-01-28 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 非鉄金属含有物の分析方法
JP2004020444A (ja) * 2002-06-18 2004-01-22 Tokyo Electric Power Co Inc:The 摩耗粒子捕捉装置、潤滑対象部診断方法及び潤滑対象部診断システム
JP2005181006A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Kao Corp 易崩壊性微細粒子測定方法
JP2008139197A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Dowa Electronics Materials Co Ltd 粒子の観察方法
JP2008203001A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 表面にコート層が設けられた板状粉体の調整方法及びこれを用いたコート層厚の測定方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5178692A (en) * 1992-01-13 1993-01-12 General Motors Corporation Anisotropic neodymium-iron-boron powder with high coercivity and method for forming same
US6011307A (en) * 1997-08-12 2000-01-04 Micron Technology, Inc. Anisotropic conductive interconnect material for electronic devices, method of use and resulting product
US9062575B2 (en) * 1997-10-30 2015-06-23 RPM Industries, LLC Methods and systems for performing, monitoring and analyzing multiple machine fluid processes
RU2228519C2 (ru) * 2002-04-10 2004-05-10 Тамбовский военный авиационный инженерный институт Способ определения концентрации ферромагнитных частиц и продолговатых доменов в жидкости в диапазоне свч
TW200516100A (en) * 2003-09-16 2005-05-16 Koila Inc Nano-composite materials for thermal management applications
US20100152052A1 (en) 2005-07-28 2010-06-17 Goodman Steven L Specimens for microanalysis processes

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168939A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 分析試料作成方法
JP2000028604A (ja) * 1998-07-09 2000-01-28 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 非鉄金属含有物の分析方法
JP2004020444A (ja) * 2002-06-18 2004-01-22 Tokyo Electric Power Co Inc:The 摩耗粒子捕捉装置、潤滑対象部診断方法及び潤滑対象部診断システム
JP2005181006A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Kao Corp 易崩壊性微細粒子測定方法
JP2008139197A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Dowa Electronics Materials Co Ltd 粒子の観察方法
JP2008203001A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 表面にコート層が設けられた板状粉体の調整方法及びこれを用いたコート層厚の測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011121254A1 (fr) 2011-10-06
RU2012146661A (ru) 2014-05-10
EP2553422A1 (fr) 2013-02-06
EP2553422B1 (fr) 2014-07-02
US9651522B2 (en) 2017-05-16
CN102834706B (zh) 2015-11-25
RU2555028C2 (ru) 2015-07-10
BR112012025063B1 (pt) 2020-04-07
FR2958407B1 (fr) 2012-12-28
BR112012025063A2 (pt) 2016-06-21
FR2958407A1 (fr) 2011-10-07
US20130130393A1 (en) 2013-05-23
CA2800338A1 (fr) 2011-10-06
JP6042322B2 (ja) 2016-12-14
CN102834706A (zh) 2012-12-19
CA2800338C (fr) 2018-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150367453A1 (en) Method for assessing the structural quality of three-dimensional components
JP6042322B2 (ja) 複数の強磁性粒子を分析する方法
CN102778456B (zh) 一种铸件显微疏松标准图谱制造方法及应用方法
JPWO2009131175A1 (ja) 金属材料中微粒子の粒度分布測定方法
CN107727663A (zh) 一种对led芯片表征进行失效检测的方法
CN103123316A (zh) 一种润滑油中磨损金属颗粒的分析方法
JP6033716B2 (ja) 金属内の異物弁別方法
Świłło et al. Automatic inspection of surface defects in die castings after machining
JP6782191B2 (ja) 分析システム
Xu et al. Advanced characterization-informed machine learning framework and quantitative insight to irradiated annular U-10Zr metallic fuels
CN201497712U (zh) 一种x荧光光谱镀层分析仪
Maynard et al. Potential application of liquid dye penetrants for serial number restoration on firearms
CN1258680C (zh) 管道腐蚀缺陷类型识别方法
Bureau et al. Advances in eddy current array sensor technology
Gauthier et al. A PoDFA Benchmarking Study Between Manual and AI-supervised Machine Learning Methods to Evaluate Inclusions in Wrought and Foundry Aluminum Alloys
JP2000046801A (ja) 永久磁石の検査方法および検査装置
FR3058559A1 (fr) Support pour sonde d'inspection
KR20110075628A (ko) 선재의 표면크랙깊이 측정방법
Bailey The mechanical testing of materials
Mickalonis PROTOCOL FOR EXAMINATION OF THE INNER CAN CLOSURE WELD REGION FOR 3013 DE CONTAINERS
Chen et al. Research on identifying and avoiding counterfeit electronic components
Jiang et al. Gearbox Non-ferrous metal bearing wear condition monitoring based on oil analysis
Martinez Status of the Full Circumference Examination of the Inner Container Closure Weld Region for Selected 3013 DE Container
JP5978976B2 (ja) 半導体ウェーハ収納容器の清浄度評価方法
JP2009236737A (ja) 光学顕微鏡と電子顕微鏡とによる分析方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6042322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250