JP2013524092A - 同心カムシャフトに沿って中央に配置したカム位相器 - Google Patents

同心カムシャフトに沿って中央に配置したカム位相器 Download PDF

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Abstract

中空の外側シャフトと、中空の外側シャフト内に受容された内側シャフトと、複数のカムローブと、内側シャフトと外側シャフトのほぼ中間にある複数のカムローブの間に配置された位相器と、を含むバルブイベントの継続時間を延長するためのカムシャフトアセンブリ。

Description

関連出願の相互参照
本願は、「CAM PHASER CENTRALLY LOCATED ALONG CONCENTRIC CAMSHAFTS」と題する2010年4月6日に出願された米国仮特許出願第61/321,202号明細書に開示された1つまたは複数の発明について主張するものである。米国特許法119条(e)に基づく米国仮特許出願の利益を本明細書において主張し、前述の出願を参照により本明細書に援用するものとする。
本発明は、同心カムシャフトの分野に関する。特に、本発明は、同心カムシャフトに沿って中央に配置されるカム位相器に関する。
カムインカムシステムは従来技術において公知である。従来技術のカムインカムシステムでは、カムシャフトは、一方が他方の内部に配置された2つのシャフトを有する。シャフトは1つがもう一方の内部において支持され、限られた軸方向距離において互いに対して回転可能である。
中空の外側シャフトと、中空の外側シャフト内に受容された内側シャフトと、複数のカムローブと、内側シャフトと外側シャフトのほぼ中間にある複数のカムローブの間に配置された位相器とを含むバルブイベントの継続時間を延長するためのカムシャフトアセンブリ。
一実施形態において、位相器がカムシャフトアセンブリの端部に取り付けられている。
ハウジングが内側シャフトに結合された第1の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトを示す。 第1の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を図1の線2−2に沿って切った断面図を示す。 ハウジングが内側シャフトに結合された第1の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトの別の図を示す。 第1の実施形態のバルブイベント継続時間(VED)位相器を図3の4−4に沿って切った断面図を示す。 図2に示す第1の実施形態のVED位相器の拡大図を示す。 バルブイベント継続時間(VED)位相器の端板と、隣接するカムローブとの間の連結部の拡大図を示す。 バルブイベント継続時間(VED)位相器の端板と、隣接するカムローブとの間の連結部の代替実施形態の拡大図を示す。 ハウジングが外側シャフトに結合した第2の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトを示す。 第2の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を図8の線9−9に沿って切った断面図を示す。 ハウジングが外側シャフトに結合した第2の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトの別の図を示す。 第2の実施形態のバルブイベント継続時間(VED)位相器を図10の線11−11に沿って切った断面図を示す。 第2の実施形態のバルブイベント継続時間(VED)位相器を図9の線12−12に沿って切った別の断面図を示す。 図9に示す第2の実施形態のVED位相器の拡大図を示す。 バルブイベント継続時間(VED)位相器の端板と、隣接するカムローブとの間の連結部の拡大図を示す。 バルブイベント継続時間(VED)位相器の端板と、隣接するカムローブとの間の連結部の代替実施形態の拡大図を示す。 同心カムシャフトが2つの部品に分割し、VED位相器を介して連結された、第3の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトを示す。 第2の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を図16の線17−17に沿って切った断面図を示す。 同心カムシャフトが2つの部品に分割し、VED位相器を介して連結された、第3の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトの別の図を示す。 第3の実施形態のバルブイベント継続時間(VED)位相器を図18の線19−19に沿って切った断面図を示す。 第3の実施形態のバルブイベント継続時間(VED)位相器を図18の線20−20に沿って切った断面図を示す。 図17に示す第3の実施形態のVED位相器の拡大図を示す。 バルブイベント継続時間(VED)位相器の端板と、隣接するカムローブとの間の連結部の拡大図を示す。 第4の実施形態の、中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器と、端部にある可変カムタイミング(VCT)位相器とを備えた同心カムシャフトを示す。 第4の実施形態の、中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器と、端部にある可変カムタイミング(VCT)位相器とを備えた同心カムシャフトの等角図を示す。 第4の実施形態の、中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器と、端部にある可変カムタイミング(VCT)位相器とを備えた同心カムシャフトの別の等角図を示す。 第5の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトの等角図を示す。 第5の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトの側面図を示す。 第5の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器を備えた同心カムシャフトの別の等角図を示す。 第6の実施形態の、中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器と、端部にある可変カムタイミング(VCT)位相器とを備えた同心カムシャフトの等角図を示す。 第6の実施形態の、中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器と、端部にある可変カムタイミング(VCT)位相器とを備えた同心カムシャフトの側面図を示す。 第6の実施形態の、中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器と、端部にある可変カムタイミング(VCT)位相器とを備えた同心カムシャフトの別の等角図を示す。 第5および第6の実施形態の同心カムシャフトおよびバルブイベント継続時間(VED)位相器を図27の線32−32に沿って切った断面図を示す。
図1〜8は、好ましくは、第1の実施形態の同心カムシャフトに沿って中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器10を備えた同心カムシャフトを示す。カムシャフトアセンブリ40は内側シャフト4と中空の外側シャフト2とを有する。外側シャフトはその長さに沿ってスロット(図示せず)を有する。外側シャフト2は内側シャフト4を囲み、内側シャフト4は外側シャフト2内において回転する。内側シャフト4はシャフトの長さに対して垂直に通っている複数の穴5を有する。内側シャフトは外側シャフト内に配置されている。
同心カムシャフトに沿ったカムローブ6a、6bは、3つのローブが好ましいが、好ましくは少なくとも2つの追加のローブ7、8に分割されている。説明目的のため、VED位相器の一方の側にあるすべてのカムローブには6aと符号が付されており、VED位相器のもう一方の側にあるすべてのカムローブには6bと符号が付されていることに留意されたい。分割ローブ7の1つが所定の位置に固定され、かつ外側シャフト2に取り付けられる。分割ローブ8のもう一方はピンなどの機械的な連結部を介して内側シャフト4に取り付けられ、かつ固定式の分割ローブ7に対して動く。1つのカムフォロア(図示せず)が分割ローブの両方と相互に作用する。代替実施形態では、図7に示すように、端板と分割カムの一部は一体部品33として形成される。
バルブイベント継続時間(VED)位相器10は、好ましくは、カムシャフトアセンブリ40のほぼ中間で2つのローブ6a、6b間に配置される。VED位相器10はローブ6a、6bの可動可能な部分7を介して内側シャフト4に連結されたハウジング12を含む。ハウジングは外側シャフト2上にプレスまたは溶接されたロータ14を囲む。ロータ14は、第1の壁23と第2の壁24とハウジング12の内径25と、ロータ14との間に形成されたチャンバ17内に受容された一連のベーン16を有する。ベント32がチャンバ17にある。各ベーンの一方の側には油供給路28がある。ハウジング12とロータ14の両側に端板18、20があり、その1つまたは両方が駆動キー19を含む。端板18、20は、好ましくは、ハウジング12に溶接されている。端板18、20の1つまたは両方にある駆動キー19は、内側シャフト4にピン留め21されたカムローブ6a、6bの可動可能な分割ローブ7の駆動キー34と相互に作用し、かつそれと結合する。
通路または溝30が内側シャフト4上に切られ、ベーン16の油供給路28につながっている。チャンバ29が外側シャフト2の内径と内側シャフト4上の通路または溝30との間に形成されている。外側シャフト2の軸受(図示せず)を通じて、バルブ(図示せず)がチャンバ29と、ロータ14のベーン16の油供給路28とに流体を供給する。チャンバ29が加圧されると、流体がベーン16の油供給路28およびハウジング12とロータ14との間に形成されたチャンバ17に移動して、ベーン16をチャンバ17の第2の壁24に向かって動かし、外側シャフト2に連結した分割ローブ6を内側シャフト4に連結した分割ローブ7に対して動かし、バルブイベントの継続時間を延長する。
VED位相器10は、保持状態、バルブイベント継続時間延長状態、初期状態の少なくとも3つの状態を有し、VED位相器およびローブの様々な位置を可能にする。初期状態では、ベーン16はロータ14とハウジング12との間に形成されたチャンバ17の第1の壁23に隣接し、流体が、外側シャフト2と内側シャフト4との間に形成されたチャンバ29から、ならびにベーン16の油供給路28からバルブ(図示せず)を通じて排出される。
バルブイベント継続時間延長状態では、流体が、外側シャフト2と内側シャフト4との間に形成されたチャンバ29と、ベーン16の油供給路28とに供給され、チャンバ29を加圧し、ベーン16を第2の壁24に向かって動かす。バルブイベント継続時間延長状態では、ベーン16を、ベーン16が第2の壁24に接するまで、または第1の壁23と第2の壁24との間の位置まで動かしてもよい。バルブイベント継続時間はベーン16の回転および第2の壁24に対するベーン16の位置に基づく量だけ延長される。
チャンバ29が加圧され、流体がチャンバ29に供給も排出もされない位置にバルブ(図示せず)が動くと、保持状態が生じてもよい。この状態では、バルブイベント継続時間が維持される。
VED位相器10が保持されるか、バルブイベント継続時間状態に移行するかでない限り、バルブ(図示せず)は排出位置に動き、同心カムシャフトにかかるローブ6、7の形状によって発生したトルクがハウジング12に結合した内側シャフト4を動かす。トルクは可動可能な内側シャフト4において1つの方向のみに生じる。トルクによって内側シャフト4が回転すると、ハウジング12に連結した端板18、20の1つまたは両方にある駆動キー19が回転し、ハウジング12をロータ14に対して動かし、初期位置に戻す。初期位置では、ベーン16がハウジング12とロータ14との間に形成されたチャンバ17の第1の壁23に隣接し、ハウジング12に結合した分割ローブの可動可能なカムノーズ26が回転し、ロータ14に結合した分割ローブ6、7の固定式カムノーズ27と整列する。
エンジン油圧がベーンの一方の側に印加され、油供給ラインに、または各チャンバへの供給ラインに逆止弁がある、またはない場合、VED位相器10を油圧駆動してもよい。逆止弁はトルク変動により油圧パルスがオイルシステムに伝播して戻ることを妨げるとともに、トルク変動によりベーンが後方に動くことを防止する。
この同心カムシャフトでは、トルクは1つの方向のみに生じ、内側シャフト4上のみに生じる。
VED位相器10を同心カムシャフトに沿った2つのローブ間の中央に位置決めすると、内側シャフトの有効長が短くなり、内側シャフトのねじりたわみが低減される。
VED位相器は組み立てにおいて全くボルトを必要としない。位相器は溶接またはろう付けによって互いに保持される。さらに、可動可能なシャフト上に一方向のトルクのみが生じるため、ロックピンは必要ない。
図8〜15は、第2の実施形態の中央に配置したバルブイベント継続時間(VED)位相器10を備えた同心カムシャフトを示す。
カムシャフトアセンブリ41は内側シャフト4と中空の外側シャフト2とを有する。外側シャフト2は内側シャフト4を囲み、内側シャフト4は外側シャフト2内において回転する。内側シャフト4はシャフトの長さに対して垂直に通っている複数の穴5を有する。
同心カムシャフトに沿ったカムローブ6a、6bは、3つのローブが好ましいが、好ましくは少なくとも2つの追加のローブ7、8に分割される。説明目的のため、VED位相器の一方の側にあるすべてのカムローブには6aと符号が付されており、VED位相器のもう一方の側にあるすべてのカムローブには6bと符号が付されていることに留意されたい。分割ローブ7の1つが所定の位置に固定され、かつ外側シャフト2に取り付けられる。分割ローブ8のもう一方はピンなどの機械的な連結部を介して内側シャフト4に取り付けられ、固定式の分割ローブ7に対して動く。1つのカムフォロア(図示せず)が分割ローブの両方と相互に作用する。
バルブイベント継続時間(VED)位相器10がカムシャフトアセンブリ41の2つのローブ6a、6b間に配置されている。VED位相器10は、固定式ローブ6を介して外側シャフト2に連結されたハウジング12と、ローブ6a、6bの可動可能な部分7に連結されたロータ14と含む。ロータ14は、第1の壁23と第2の壁24とハウジング12の内径25と、ロータ14との間に形成されたチャンバ17内に受容された一連のベーン16を有する。ベント32がチャンバ17にある。各ベーンの一方の側には油供給路28がある。ロータ14はベーン16の少なくとも2つを貫通するピン40により内側シャフト4に連結されている。ハウジング12とロータ14の両側に駆動キー19を備えた端板18、20がある。端板18、20は好ましくはハウジング12に溶接される。端板18、20のそれぞれの駆動キー19は内側シャフト4にピン留め21されたカムローブ6a、6bの可動可能な分割ローブ7の駆動キー34と相互に作用し、かつそれと結合する。代替実施形態では、図15に示すように、端板と分割カムの一部は一体部品33として形成される。
通路または溝30が内側シャフト4上に切られ、ベーン16の油供給路28につながっている。チャンバ29が外側シャフト2の内径と内側シャフト4の通路または溝30との間に形成されている。外側シャフト2の軸受(図示せず)を通じて、バルブ(図示せず)がチャンバ29とロータ14のベーン16の油供給路28とに流体を供給する。チャンバ29が加圧されると、流体がベーン16の油供給路28およびハウジング12とロータ14との間に形成されたチャンバ17に移動し、ベーン16をチャンバ17の第2の壁24に向かって動かし、外側シャフト2に連結した分割ローブ6を内側シャフト4に連結した分割ローブ7に対して動かし、バルブイベントの継続時間を延長する。
VED位相器10は、保持状態、バルブイベント継続時間延長状態、初期状態の少なくとも3つの状態を有し、VED位相器およびローブの様々な位置を可能にする。初期状態では、分割ローブ6、7は、分割ローブのカムノーズ26、27が互いに整列し、ベーン16がロータ14とハウジング12との間に形成されたチャンバ17の第1の壁23に隣接し、流体が外側シャフト2と内側シャフト4との間に形成されたチャンバ29から、ならびにバルブ(図示せず)を通じてベーン16の油供給路28から排出されるように、整列する。
バルブイベント継続時間延長状態では、流体が、外側シャフト2と内側シャフト4との間に形成されたチャンバ29と、ベーン16の油供給路28とに供給され、チャンバ29を加圧し、ベーン16を第2の壁24に向かって動かす。バルブイベント継続時間延長状態では、ベーン16を、ベーン16が第2の壁24に接するまで、または第1の壁23と第2の壁24との間の位置まで動かしてもよい。バルブイベント継続時間はベーン16の回転および第2の壁24に対するベーン16の位置に基づく量だけ延長される。
チャンバ29が加圧され、流体がチャンバ29に供給も排出もされない位置にバルブ(図示せず)が動くと、保持状態が生じてもよい。この状態では、バルブイベント継続時間が維持される。
VED位相器10が保持されるか、バルブイベント継続時間延長状態に移行するかでない限り、バルブ(図示せず)は排出位置に動き、同心カムシャフトにかかるローブ6、7の形状によって発生したトルクがハウジング12に結合した内側シャフト4を動かす。トルクは可動可能な内側シャフト4において1つの方向のみに生じる。トルクによって内側シャフト4が回転すると、ロータ14がハウジング12に対して動き、初期状態に戻る。初期状態では、ベーン16がハウジング12とロータ14との間に形成されたチャンバ17の第1の壁23に隣接し、ロータ14に結合した分割ローブの可動可能なカムノーズ26が回転し、ハウジング12に結合した分割ローブ6、7の固定式カムノーズ27と整列する。
エンジン油圧がベーンの一方の側に印加され、油供給ラインに、または各チャンバへの供給ラインに逆止弁がある、またはない場合、VED位相器10を油圧駆動してもよい。逆止弁はトルク変動により油圧パルスがオイルシステムに伝播して戻ることを妨げるとともに、トルク変動によりベーンが後方に動くことを防止する。
この同心カムシャフトでは、トルクは1つの方向のみに生じ、内側シャフト4上のみに生じる。
VED位相器10を同心カムシャフトに沿って2つのローブ間に中央に位置決めすると、内側シャフトの有効長が短くなり、内側シャフトの共振およびねじりたわみを低減する。
VED位相器は組み立てにおいて全くボルトを必要としない。位相器は溶接またはろう付けによって互いに保持される。さらに、可動可能なシャフトに一方向のトルクのみが生じるため、ロックピンは必要ない。
図16〜22は、外側シャフトが2つの部品102a、102bに分割され、かつバルブイベント継続時間(VED)位相器10によって互いに接合されたカムシャフトアセンブリ42を示す。カムシャフトアセンブリ42は、内側シャフト4と、2つの中空の外側シャフト102aおよび102bとを有する。中空の外側シャフト102a、102bはそれぞれ内側シャフト4を囲み、内側シャフト4は外側シャフト102a、102b内において回転する。内側シャフト4はシャフトの長さに対して垂直に通っている複数の穴5を有する。
同心カムシャフトに沿ったカムローブ6a、6bは、3つのローブが好ましいが、好ましくは少なくとも2つの追加のローブ7、8に分割される。説明目的のため、VED位相器の一方の側にあるすべてのカムローブには6aと符号が付されており、VED位相器のもう一方の側にあるすべてのカムローブには6bと符号が付されていることに留意されたい。分割ローブ7の1つが所定の位置に固定され、かつ外側シャフト2に取り付けられる。分割ローブ8のもう一方はピンなどの機械的な連結部を介して内側シャフト4に取り付けられ、かつ固定式の分割ローブ7に対して動く。1つのカムフォロア(図示せず)が分割ローブの両方と相互に作用する。代替実施形態では、端板と分割カム33は一体部品である。
バルブイベント継続時間(VED)位相器10がカムシャフトアセンブリ42の2つのローブ6a、6b間に配置されている。VED位相器10は、端板118および120にそれぞれ一体的に形成されたフランジ119、121を介して中空の外側シャフト102aおよび102bに直結したハウジング12を含む。代替実施形態では、端板118、120はキーで連結(keyed)され123てもよく、中空の外側シャフト102a、102bはキーで連結(keyed)124、他方と噛合してもよい。ハウジング12は外側シャフト102a、102bを介して固定式ローブ6に連結される。
VED位相器10内にはローブ6a、6bの可動可能な部分7に連結されたロータ14がある。ハウジング12はロータ14を囲む。ロータ14は内側シャフト4上にプレスばめされ、内側シャフト4をロータ14に連結する。代わりに、ピンが内側シャフト4をロータ14に結合してもよい。ロータ14は、第1の壁23と第2の壁24とハウジング12の内径25と、ロータ14との間に形成されたチャンバ17内に受容された一連のベーン16を有する。ベント32がチャンバ17にある。各ベーンの一方の側には油供給路28がある。ハウジング12とロータ14の両側に端板18、20があり、その1つまたは両方が駆動キー19を含む。端板18、20は好ましくはハウジング12に溶接される。端板18、20の1つまたは両方にある駆動キー19は、内側シャフト4にピン留め21されたカムローブ6a、6bの可動可能な分割ローブ7の駆動キー34と相互に作用し、かつそれと結合する。代替実施形態では、端板と分割カム33は一体部品である。
図23〜25は、カムシャフトアセンブリ43のほぼ中間にあるバルブイベント継続時間(VED)位相器10と、カムシャフトアセンブリ43の端部にある可変カムタイミング(VCT)位相器200とを備えたカムシャフトアセンブリを示す。
バルブイベント継続時間(VED)位相器10は図1〜7に示すVED位相器であってもよく、好ましくは、カムシャフトアセンブリ40のほぼ中間で2つのローブ6a、6b間に配置される。一方、VED位相器は図8〜15に示すVED位相器であってもよい。VED位相器10はローブ6a、6bの可動可能な部分7を介して内側シャフト4に連結されたハウジング12を含む。ハウジングは外側シャフト2上にプレスまたは溶接されたロータ14を囲む。ロータ14は、第1の壁23と第2の壁24とハウジング12の内径25と、ロータ14との間に形成されたチャンバ17内に受容された一連のベーン16を有する。ベント32がチャンバ17にある。各ベーンの一方の側には油供給路28がある。ハウジング12とロータ14の両側に端板18、20があり、その1つまたは両方が駆動キー19を含む。端板18、20が好ましくはハウジング12に溶接される。端板18、20の1つまたは両方にある駆動キー19は、内側シャフト4にピン留め21されたカムローブ6a、6bの可動可能な分割ローブ7の駆動キー34と相互に作用し、かつそれと結合する。
通路または溝30が内側シャフト4上に切られ、ベーン16の油供給路28につながっている。チャンバ29が外側シャフト2の内径と内側シャフト4上の通路または溝30との間に形成されている。外側シャフト2の軸受(図示せず)を通じて、バルブ(図示せず)がチャンバ29とロータ14のベーン16の油供給路28とに流体を供給する。チャンバ29が加圧されると、流体がベーン16の油供給路28およびハウジング12とロータ14との間に形成されたチャンバ17に移動し、ベーン16をチャンバ17の第2の壁24に向かって動かし、外側シャフト2に連結した分割ローブ6を内側シャフト4に連結した分割ローブ7に対して動かし、バルブイベントの継続時間を延長する。
VED位相器10は、保持状態、バルブイベント継続時間延長状態、初期状態の少なくとも3つの状態を有し、位相器およびローブの様々な位置を可能にする。初期状態では、分割ローブ6、7が、分割ローブのカムノーズ26、27が互いに整列し、ベーン16がロータ14とハウジング12との間に形成されたチャンバ17の第1の壁23に隣接し、流体が外側シャフト2と内側シャフト4との間に形成されたチャンバ29から、ならびにバルブ(図示せず)を通じてベーン16の油供給路28から排出されるように、整列する。
バルブイベント継続時間延長状態では、流体が外側シャフト2と内側シャフト4との間に形成されたチャンバ29と、ベーン16の油供給路28とに供給され、チャンバ29を加圧し、ベーン16を第2の壁24に向かって動かす。バルブイベント継続時間延長状態では、ベーン16を、ベーン16が第2の壁24に接するまで、または第1の壁23と第2の壁24との間の位置まで動かしてもよい。バルブイベント継続時間はベーン16の回転および第2の壁24に対するベーン16の位置に基づく量だけ延長される。
チャンバ29が加圧され、流体がチャンバ29に供給も排出もされない位置にバルブ(図示せず)が動くと、保持状態が生じてもよい。この状態では、バルブイベント継続時間が維持される。
VED位相器10が保持されるか、バルブイベント継続時間延長状態に移行するかでない限り、バルブ(図示せず)は排出状態に移行し、同心カムシャフトにかかるローブ6、7の形状によって発生したトルクがハウジング12に結合した内側シャフト4を動かす。トルクは可動可能な内側シャフト4において1つの方向のみに生じる。トルクによって内側シャフト4が回転すると、ハウジング12に連結された端板18、20の1つまたは両方にある駆動キー19が回転し、ハウジング12をロータ14に対して動かし、初期状態に戻る。初期状態では、ベーン16がハウジング12とロータ14との間に形成されたチャンバ17の第1の壁23に隣接し、ハウジング12に結合した分割ローブの可動可能なカムノーズ26が回転し、ロータ14に結合した分割ローブ6、7の固定式カムノーズ27と整列する。
エンジン油圧がベーンの一方の側に印加され、各チャンバへの供給ラインに逆止弁がある、またはない場合、VED位相器10を油圧駆動してもよい。逆止弁はトルク変動により油圧パルスがオイルシステムに伝播して戻ることを妨げるとともに、トルク変動によりベーンが後方に動くことを防止する。
この同心カムシャフトでは、トルクは1つの方向のみに生じ、内側シャフト4上のみに生じる。
VED位相器10を同心カムシャフトに沿って2つのローブ間に中央に位置決めすると、内側シャフトの有効長が短くなり、内側シャフトの共振およびねじりたわみを低減する。
VED位相器は組み立てにおいて全くボルトを必要としない。位相器は溶接またはろう付けによって互いに保持される。さらに、可動可能なシャフト上に一方向のトルクのみが生じるため、ロックピンは必要ない。
VCT位相器200が外側シャフト2または内側シャフト4のいずれかが延在するカムシャフトアセンブリ43の端部に取り付けられている。図23〜25に示すように、外側シャフト2はVCT位相器のロータ214(図示せず)を取り付けるために延在する。VCT位相器200を外側シャフトに取り付けた状態では、内側シャフト4はVCT位相器200内に延在しないことに留意されたい。
VCT位相器200は、同心カムシャフトアセンブリ43の端部に取り付けられ、ベーンが取り付けられた(図示せず)ベーンチャンバ(図示せず)を備えたハウジング203によって囲まれた、1つまたは複数のベーン(図示せず)を備えたロータ214(図示せず)を有する。ベーンをハウジングに、ならびにロータ内のチャンバにも取り付けることが可能である。ハウジングの外周202の一部が、通常、クランクシャフトから、または可能な複数のカムエンジン内の別のカムシャフトから、チェーン、ベルトまたはギヤを介して駆動力を受けるスプロケット、プーリまたはギヤを形成する。VCT位相器200はロータ内に取り付けられたコントロールバルブ(図示せず)によって制御される。
VED位相器10とVCT位相器200とは互いに独立して運転される。VED位相器10が図1〜15に示すように取り付けられた場合、そこで、VCT位相器200は外側シャフト2の位置のみを変更し、クランクシャフトに対するカムシャフトのタイミングを変更する。さらに、VED位相器10はバルブ継続時間を制御する。
カムシャフトアセンブリ43に取り付けたVCT位相器200は、2005年4月26日発行済みの、単一の逆止弁TAを備えた「TORSIONAL ASSISTED MULTI−POSITION CAM INDEXER HAVING CONTROLS LOCATED IN ROTOR」と題され、参照によって本明細書中に組み込まれる米国特許第6,883,481号明細書および/または2004年7月20日発行済みの、2つの逆止弁TAを開示する「CAM PHASER FOR ENGINES HAVING TWO CHECK VALVES IN ROTOR BETWEEN CHAMBERS AND SPOOL VALVE」と題され、参照によって本明細書中に組み込まれる米国特許第6,763,791号明細書に開示されるような、油圧駆動式(OPA)、トーションアシスト式(TA)であってもよく、1992年4月28日発行済みの、「VARIABLE CAMSHAFT TIMING FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE」と題され、参照によって本明細書中に組み込まれる米国特許第5,107,804号明細書に開示されるようなカムトルク駆動式(CTA)であってもよく、または2007年8月14日発行済みの、「CTA PHASER WITH PROPORTIONAL OIL PRESSURE FOR ACTUATION AT ENGINE CONDITION WITH LOW CAM TORSIONALS」と題される、2005年11月23日に出願の、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第7,255,077号明細書に開示されるようなハイブリッド式であってもよく、「CTA PHASER WITH PROPORTIONAL OIL PRESSURE FOR ACTUATION AT ENGINE CONDITION WITH LOW CAM TORSIONALS」と題される、2005年11月23日に出願の、参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2006−0086332A1号明細書に開示されるようなハイブリッド位相器であってもよいが、カムトルク駆動式位相器のみを図面に示す。
図26〜28は、好ましくは第1の実施形態の同心カムシャフトに沿って中央に配置されたバルブイベント継続時間(VED)位相器10を備えた同心カムシャフトを示す。カムシャフトアセンブリ340は内側シャフト4と中空の外側シャフト2とを有する。外側シャフトはその長さに沿ってスロット5を有する。外側シャフト2は内側シャフト4を囲み、内側シャフト4は外側シャフト2内において回転する。内側シャフト4はシャフトの長さに対して通っている複数の穴5を有する。内側シャフト4は外側シャフト2内に配置される。
同心カムシャフトは、外側シャフト2に強固に取り付けられた第1の組のカムローブ307と、自由に回転し、外側シャフト2に隙間ばめによって配置された第2の組のカムローブ306とを有する。第1の組のカムローブ307と第2の組のカムローブ306との間に、好ましくは軸受334がある。第2の組のカムローブ306は外側シャフト2のスロット(図示せず)上に配置され、ピンなどの機械的な連結部を介して内側シャフト4によって制御され、固定式の第1の組のカムローブ307に対して動く。各カムローブはそれ自体のカムフォロア(図示せず)を有する。
バルブイベント継続時間(VED)位相器310は、好ましくは、カムシャフトアセンブリ340のほぼ中間で2つのローブ308、309間に配置される。VED位相器310は、自由に回転する可動可能な部分第2の組のカムローブ307を介して内側シャフト4に連結され、かつ機械的な連結部によって内側シャフト4に連結されたハウジング312を含むため。ハウジングは外側シャフト2上にプレスまたは溶接されたロータ314を囲む。ロータ314はロータ314とハウジング312との間に形成されたチャンバ(図示せず)内に受容された一連のベーン(図示せず)を有する。ベーン(図示せず)はチャンバを第1の圧力チャンバ328と第2の圧力チャンバ333とに分割する。
第1の通路または溝330が内側シャフト4上に切られ、第1の圧力チャンバ328につながっている。第2の通路または溝332が内側シャフトの別の部分の上に切られ、第2の圧力チャンバ333につながっている。外側シャフト2上の軸受334を通じて、バルブ(図示せず)は第1の圧力チャンバ328または第2の圧力チャンバ333に流体を供給する。
第1の通路または溝330が加圧され、流体が第1の圧力チャンバ328に充填されると、ベーン(図示せず)は第1の方向に動き、第2の圧力チャンバ333内の流体がバルブ(図示せず)を通ってサンプに出る。この第1の方向へのベーン(図示せず)の動きが内側シャフト4に連結された第2の組のカムローブ307を外側シャフト2上の第1の組のカムローブ306に対して動かし、第2の組のカムローブ307に対する第1の組のカムローブ306の相対的なタイミングを変更する。
第2の通路または溝332が加圧され、流体が第2の圧力チャンバ333に充填されると、ベーン(図示せず)が第2の方向に動き、第1の圧力チャンバ328内の流体がバルブ(図示せず)を通ってサンプに出る。この第2の方向へのベーン(図示せず)の動きが内側シャフトに連結された第2の組のカムローブ307を外側シャフト2上の第1の組のカムローブ306に対して動かし、初期状態に戻す。
VED位相器310は、保持状態と、変化したバルブタイミング状態と、初期状態との少なくとも3つの状態を有し、VED位相器およびローブの様々な位置を可能にする。初期状態では、ベーン(図示せず)はハウジング312とロータ314との間に形成されたチャンバ内の壁に直に隣接する位置にあり、第1の圧力チャンバ328内の流体がサンプに排出され、第2の圧力チャンバ333が流体で充填される。
変化したバルブタイミング状態では、ベーンは、初期状態においてベーンが隣接する壁の反対側の、ハウジング312とロータ314との間に形成されたチャンバ内の壁に直に隣接する位置にある。第2の圧力チャンバ333内の流体がサンプに排出され、第1の圧力チャンバ328が流体で充填される。
第1の圧力チャンバ328と第2の圧力チャンバ333の両方が加圧され、流体が第1の圧力チャンバ328および第2の圧力チャンバ333に供給も排出もされない位置にバルブ(図示せず)が動くと、保持状態が生じてもよい。この状態では、変化したバルブタイミングが維持される。
トルクが両方向に発生するため、VED位相器310を、保持状態、変化したバルブタイミング状態、初期状態の少なくとも3つの状態に移行しなければならない。
VED位相器310を同心カムシャフトに沿って2つのローブ間に中央に位置決めすると、内側シャフトの有効長が短くなり、内側シャフトのねじりたわみが低減される。
VED位相器は組み立てにおいて全くボルトを必要としない。位相器は溶接またはろう付けによって互いに保持される。
図29〜31は、カムシャフトアセンブリのほぼ中間にあるバルブイベント継続時間(VED)位相器310と、カムシャフトアセンブリ342の端部にある可変カムタイミング(VCT)位相器200とを備えたカムシャフトアセンブリを示す。
バルブイベント継続時間(VED)位相器310は、好ましくは、図32に示すVED位相器であり、カムシャフトアセンブリ342のほぼ中間で2つのローブ308と309との間に配置される。
バルブイベント継続時間(VED)位相器310は、好ましくは、カムシャフトアセンブリ340のほぼ中間で2つのローブ308、309間に配置される。VED位相器310は、自由に回転する可動可能な部分第2の組のカムローブ307を介して内側シャフト4に連結され、かつ機械的な連結部によって内側シャフト4に連結されたハウジング312を含むため。ハウジングは外側シャフト2上にプレスまたは溶接されたロータ314を囲む。ロータ314はロータ314とハウジング312との間に形成されたチャンバ(図示せず)内に受容された一連のベーン(図示せず)を有する。ベーン(図示せず)はチャンバを第1の圧力チャンバ328と第2の圧力チャンバ333とに分割する。
第1の通路または溝330が、内側シャフト4上に切られ、第1の圧力チャンバ328につながっている。第2の通路または溝332が内側シャフトの別の部分の上に切られ、第2の圧力チャンバ333につながっている。外側シャフト2上の軸受334を通じて、バルブ(図示せず)が第1の圧力チャンバ328または第2の圧力チャンバ333に流体を供給する。
第1の通路または溝330が加圧され、流体が第1の圧力チャンバ328に充填されると、ベーン(図示せず)は第1の方向に動き、第2の圧力チャンバ333内の流体がバルブ(図示せず)を通ってサンプに出る。この第1の方向へのベーン(図示せず)の動きが内側シャフト4に連結された第2の組のカムローブ307を外側シャフト2上の第1の組のカムローブ306に対して動かし、第2の組のカムローブ307に対する第1の組のカムローブ306の相対的なタイミングを変更する。
第2の通路または溝332が加圧され、流体が第2の圧力チャンバ333に充填されると、ベーン(図示せず)が第2の方向に動き、第1の圧力チャンバ328内の流体がバルブ(図示せず)を通ってサンプに出る。この第2の方向へのベーン(図示せず)の動きが内側シャフトに連結された第2の組のカムローブ307を外側シャフト2上の第1の組のカムローブ306に対して動かし、初期状態に戻す。
VED位相器310は、保持状態と、変化したバルブタイミング状態と、初期状態との少なくとも3つの状態を有し、VED位相器およびローブの様々な位置を可能にする。初期状態では、ベーン(図示せず)はハウジング312とロータ314との間に形成されたチャンバ内の壁に直に隣接する位置にあり、第1の圧力チャンバ328内の流体がサンプに排出され、第2の圧力チャンバ333が流体で充填される。
変化したバルブタイミング状態では、ベーンは、初期状態においてベーンが隣接する壁の反対側の、ハウジング312とロータ314との間に形成されたチャンバ内の壁に直に隣接する位置にある。第2の圧力チャンバ333内の流体がサンプに排出され、第1の圧力チャンバ328に流体が充填される。
第1の圧力チャンバ328と第2の圧力チャンバ333の両方が加圧され、流体が第1の圧力チャンバ328および第2の圧力チャンバ333に供給も排出もされない位置にバルブ(図示せず)が動くと、保持状態が生じてもよい。この状態では、変化したバルブタイミングが維持される。
トルクが両方向に発生するため、VED位相器310を、保持状態、変化したバルブタイミング状態、初期状態の少なくとも3つの状態に移行しなければならない。
VCT位相器200が外側シャフト2または内側シャフト4のいずれかが延在するカムシャフトアセンブリ43の端部に取り付けられている。VCT位相器200を外側シャフトに取り付けた状態では、内側シャフト4はVCT位相器200内に延在しないことに留意されたい。
VCT位相器200は、同心カムシャフトアセンブリ43の端部に取り付けられ、ベーンが取り付けられた(図示せず)ベーンチャンバ(図示せず)を備えたハウジング203によって囲まれた、1つまたは複数のベーン(図示せず)を備えたロータ214(図示せず)を有する。ベーンをハウジングに、ならびにロータ内のチャンバにも取り付けることが可能である。ハウジングの外周202の一部が、通常、クランクシャフトから、または可能な複数のカムエンジン内の別のカムシャフトから、チェーン、ベルトまたはギヤを介して駆動力を受けるスプロケット、プーリまたはギヤを形成する。VCT位相器200はロータ内に取り付けられたコントロールバルブ(図示せず)によって制御される。
VED位相器310とVCT位相器200とは互いに独立して運転される。VED位相器310が位相器の中間に、および内側シャフトに取り付けられた場合、そこで、VCT位相器200は外側シャフト2の位置のみを変更し、クランクシャフトに対するカムシャフトのタイミングを変更する。さらに、VED位相器310はバルブ継続時間を制御する。
カムシャフトアセンブリ342に取り付けたVCT位相器200は、2005年4月26日発行済みの、単一の逆止弁TAを備えた「TORSIONAL ASSISTED MULTI−POSITION CAM INDEXER HAVING CONTROLS LOCATED IN ROTOR」と題され、参照によって本明細書中に組み込まれる米国特許第6,883,481号明細書および/または2004年7月20日発行済みの、2つの逆止弁TAを開示する「CAM PHASER FOR ENGINES HAVING TWO CHECK VALVES IN ROTOR BETWEEN CHAMBERS AND SPOOL VALVE」と題され、参照によって本明細書中に組み込まれる米国特許第6,763,791号明細書に開示されるような、油圧駆動式(OPA)、トーションアシスト式(TA)であってもよく、1992年4月28日発行済みの、「VARIABLE CAMSHAFT TIMING FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE」と題され、参照によって本明細書中に組み込まれる米国特許第5,107,804号明細書に開示されるようなカムトルク駆動式(CTA)であってもよく、または2007年8月14日発行済みの、「CTA PHASER WITH PROPORTIONAL OIL PRESSURE FOR ACTUATION AT ENGINE CONDITION WITH LOW CAM TORSIONALS」と題される、2005年11月23日に出願の、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第7,255,077号明細書に開示されるようなハイブリッド式であってもよく、「CTA PHASER WITH PROPORTIONAL OIL PRESSURE FOR ACTUATION AT ENGINE CONDITION WITH LOW CAM TORSIONALS」と題される、2005年11月23日に出願の、参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願公開第2006−0086332A1号明細書に開示されるようなハイブリッド位相器であってもよいが、カムトルク駆動式位相器のみを図面に示す。
したがって、本明細書に記載した本発明の実施形態は本発明の原理の適用の単なる例示にすぎないものと理解すべきである。本明細書中における例示的な実施形態の詳細の参照は特許請求の範囲の範囲を限定することを意図するものではなく、それ自体が本発明に必須とみなされる特徴を列挙するものである。

Claims (18)

  1. 中空の外側シャフトと、
    前記中空の外側シャフト内に受容された内側シャフトと、
    前記内側シャフトまたは前記外側シャフトに固定された少なくとも第1の組の固定式ローブと、前記第1の組のローブに対して回転し、かつ機械的な連結部を介して前記内側シャフトまたは前記外側シャフトのもう一方に取り付けられた少なくとも第2の組のローブと、にそれぞれが分割した複数のカムローブと、
    前記複数のカムローブの間に配置された位相器と、を含む、バルブイベントの継続時間を延長するためのカムシャフトアセンブリ。
  2. 前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間に画定され、油源と流体連通するチャンバをさらに含む、請求項1に記載のカムシャフトアセンブリ。
  3. 前記位相器が、
    内径を含み、第2の組のローブを介して前記内側シャフトに結合したハウジングと、
    前記ハウジング内において同軸上に配置され、前記カムシャフトアセンブリの前記外側シャフトに固定的に取り付けられたロータであって、前記ハウジングおよび前記ロータが前記ハウジング内のチャンバを隔てる少なくとも1つのベーンを画定し、前記ハウジング内の前記チャンバが前記ハウジングの前記内径と、前記ロータと、第1の壁および第2の壁とによって画定され、前記ベーンは前記ハウジングと前記ロータの前記相対的な位置角を変えるために回転が可能であり、前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間に前記チャンバと流体連通する油供給路を含む、ロータと、
    前記ハウジングと前記ロータの第1の側において前記ハウジングに固定的に取り付けられ、前記外側シャフトに固定された前記固定式ローブの近傍にある第1の端板と、
    前記第1の側と反対側の前記ハウジングの第2の側において前記ハウジングに固定的に取り付けられ、前記外側シャフトに固定された前記固定式ローブの近傍にある第2の鏡板と、を含み、
    前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間の前記チャンバが流体によって加圧されると、流体が前記ベーンの前記油供給路に移動し、前記ベーンを前記第2の壁に向かって、および前記外側シャフトに連結した前記分割ローブを前記内側シャフトに連結した前記分割ローブに対して動かし、前記バルブイベントの前記継続時間を延長する可変イベント継続時間位相器である、請求項1に記載のカムシャフトアセンブリ。
  4. 前記バルブイベントの前記継続時間が前記ベーンの回転と前記ハウジングの前記第2の壁に対する前記ベーンの位置とに基づく量だけ延長される、請求項3に記載のカムシャフトアセンブリ。
  5. 前記可変イベント位相器内の前記ハウジングと前記ロータとの間に形成された前記チャンバが大気に通じるベントをさらに含む、請求項3に記載のカムシャフトアセンブリ。
  6. 前記固定式ローブの1つと前記第1の端板とが一体部品である、請求項3に記載のカムシャフトアセンブリ。
  7. 前記固定式ローブの1つと前記第2の端板とが一体部品である、請求項3に記載のカムシャフトアセンブリ。
  8. 前記第1の端板と、前記第2の端板と、前記第1の端板と前記第2の端板とに隣接する前記固定式ローブとが、キーをさらに含み、前記第1の端板および前記第2の端板の前記キーが前記固定式ローブの前記キーと噛合する、請求項3に記載のカムシャフトアセンブリ。
  9. 前記第1の組の固定式ローブと前記第2の組のローブとが1つのカムフォロアを共有する、請求項1に記載のカムシャフトアセンブリ。
  10. 一端において前記外側シャフトに取り付けられた可変カムタイミング位相器をさらに含み、前記可変カムタイミング位相器が、
    前記外側シャフトに取り付けられた駆動力を受けるための外周を有するハウジングと、
    前記ハウジング内において同軸上に配置され、前記ハウジングおよび前記ロータが前記ハウジング内のチャンバを隔てる少なくとも1つのベーンを画定し、前記ベーンは前記ハウジングと前記ロータの前記相対的な位置角を変えるために回転することが可能なロータと、
    流体を前記チャンバに案内するためにロータによって受容されたコントロールバルブと、を含む、請求項1に記載のカムシャフトアセンブリ。
  11. 前記可変カムタイミング位相器が油圧駆動式、カムトルク駆動式、ハイブリッド式またはトーションアシスト式である、請求項10に記載のカムシャフトアセンブリ。
  12. 前記外側シャフトが複数の部品を含む、請求項1に記載のカムシャフトアセンブリ。
  13. 中空の外側シャフトと、
    前記中空の外側シャフト内に受容された内側シャフトと、
    前記内側シャフトまたは前記外側シャフトに固定された第1の組の固定式カムローブと、前記第1の組のカムローブに対して回転し、かつ機械的な連結部を介して前記内側シャフトまたは前記外側シャフトのもう一方に取り付けられた少なくとも第2の組のカムローブと、を含む複数のカムローブと、
    前記複数のカムローブの間に配置された位相器と、を含む、バルブイベントの継続時間を延長するためのカムシャフトアセンブリ。
  14. 前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間に画定され、油源と流体連通する第1の通路と、前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間に画定され、前記油源と流体連通する第2の通路とをさらに含む、請求項13に記載のカムシャフトアセンブリ。
  15. 前記位相器が、
    第2の組のローブを介して前記内側シャフトに結合したハウジングと、
    前記ハウジング内において同軸上に配置され、前記カムシャフトアセンブリの前記外側シャフトに固定的に取り付けられたロータであって、前記ハウジングおよび前記ロータが前記ハウジング内のチャンバを、第1の圧力チャンバと第2の圧力チャンバとに隔てる少なくとも1つのベーンを画定し、前記ベーンは前記ハウジングと前記ロータの前記相対的な位置角を変えるために回転することが可能であり、前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間にあり、前記第1の圧力チャンバと流体連通する第1の通路と、前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間にあり、前記第2の圧力チャンバと流体連通する第2の通路とを含む、ロータと、を含み、
    前記第1の圧力チャンバが流体によって加圧されると、前記ベーンが動き、前記第2の圧力チャンバ内の流体がサンプに出て、前記内側シャフトに連結される前記第1の組のカムローブが前記外側シャフトに連結された前記第2の組のカムローブに対して動き、前記第2の組のカムローブに対する前記第1の組のカムローブの前記相対的なタイミングを変更する、可変イベント継続時間位相器である、請求項13に記載のカムシャフトアセンブリ。
  16. 前記固定式カムローブおよび前記第2のカムローブはそれぞれ1つのカムフォロアを有する、請求項13に記載のカムシャフトアセンブリ。
  17. 一端において前記外側シャフトに取り付けられた可変カムタイミング位相器をさらに含み、前記可変カムタイミング位相器が、
    前記外側シャフトに取り付けられた駆動力を受けるための外周を有するハウジングと、
    前記ハウジング内において同軸上に配置され、前記ハウジングおよび前記ロータが前記ハウジング内のチャンバを隔てる少なくとも1つのベーンを画定し、前記ベーンは前記ハウジングと前記ロータの前記相対的な位置角を変えるために回転することが可能なロータと、
    流体を前記チャンバに案内するためにロータによって受容されたコントロールバルブと、を含む、請求項13に記載のカムシャフトアセンブリ。
  18. 前記可変カムタイミング位相器が油圧駆動式、カムトルク駆動式、ハイブリッド式またはトーションアシスト式である、請求項17に記載のカムシャフトアセンブリ。
JP2013503785A 2010-04-06 2011-03-29 同心カムシャフトに沿って中央に配置したカム位相器 Pending JP2013524092A (ja)

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